JPH11312983A - 符号状態判定方法および符号化装置 - Google Patents
符号状態判定方法および符号化装置Info
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Abstract
されてなるDCフリー符号あるいはナイキストフリー符
号の符号化に際して、符号語の始点・終点の状態数やそ
の状態に関わらない一般化された符号化判定方法を得る
と共に、DSV値またはASV値の大きな符号において
も、状態判定に係る構成を簡単なものとする。 【解決手段】 DSV値またはASV値を制限するため
の状態遷移図に、符号出力が禁止された状態に当該禁止
符号出力を付加パスとして新たに割り当ててなる、状態
判定用状態遷移図(図1参照)に沿って符号終点の状態
判定を行う。これにより、用いられる符号語の状態数が
多い場合にも、全てのDSV制限された符号において、
非常に簡単な構成によって状態判定を行うことが可能と
なる。
Description
のデータストレージ等の用途に使用される磁気記録再生
装置、光磁気ディスク装置等の記録再生装置、各種の通
信装置等において使用されるスペクトラルヌル型トレリ
ス符号すなわちDCフリー符号やナイキストフリー符号
の符号化に係る符号状態判定方法および符号化装置に関
する。
生装置の信号処理系について図13を参照して説明す
る。入力データは、m/n符号化器11によってm:n
の比に変換された符号とされる。ここで、mは符号化前
のデータビット長、nは符号化後のデータビット長であ
る。m/n符号化器11から出力される符号は、D/A
変換器12によって記録矩形波に変換され、記録再生回
路13に供給される。記録再生回路13は、磁気ヘッ
ド、あるいは光ピックアップ等(図示せず)を駆動して
磁気ディスク、あるいは光磁気ディスク等の記録媒体
(図示せず)に対する記録を行う。
プ等によって記録媒体から再生された再生波は、アナロ
グ等化器14によって所定の目標等化特性に等化された
後、A/D変換器15によってディジタル信号に変換さ
れる。そして、符号検出器16によって符号検出された
後、n/m復号器17によってn:mの比で出力データ
に変換される。ここで、アナログ等化器14による等化
が充分でない場合には、A/D変換器15と符号検出器
16との間にディジタル等化器が設けられる場合もあ
る。また、近年では、符号検出器16として最尤検出器
が一般的に使用される。
る符号は、通常、所定の状態遷移図に基づいて設計され
る。このため、符号の始点・終点の状態数が複数である
場合には、符号化処理において、順次符号化される符号
語の符号終点の状態を各符号語毎に判定する必要があ
る。
的な構成について、符号の始点・終点の状態が2である
8/10符号変換を行う場合について図14を参照して
説明する。8ビットの並列入力データabcdefgh
が8/10符号化器21に入力し、10ビット符号AB
CDEFGHIJに変換されて図13中のD/A変換器
12等の後段の構成に供給されると共に、状態判定回路
22に供給される。
終点の状態の判定を行う回路であり、符号終点が2状態
の内の何れであるかを表す1ビット符号Xを生成し、生
成した1ビット符号Xを8/10符号化器21に供給す
る。8/10符号化器21は、供給される1ビット符号
Xを参照して、後続する10ビット符号の生成を行う。
用いられる符号としては、DCフリー符号、ナイキスト
フリー符号等のスペクトラルヌル型トレリス符号、RL
L(Run Length Limited) 符号、MTR(Maximum Trans
ition Run)符号等が知られている。ここで、DCフリー
符号は、例えば直流累積電荷RDS(Running Digital
Sum )等の累積電荷の振幅値であるDSV(Digital Su
m Value)を有限値に制限することによって、周波数軸上
での符号スペクトルのDC成分がヌルとなるように設計
された符号である。
電荷ADS(Alternating DigitalSum)の振幅値である
ASV(Alternating Digital Sum Value)を有限値に制
限することによって、周波数軸上での符号スペクトルの
ナイキスト周波数成分がヌルとなるように設計された符
号である。従来から、例えばディジタルオーディオテー
プレコーダ(R−DAT)、8mmアドバンストインテ
リジェントテープシステム(AIT)等、多くのテープ
系ストレージシステムにおいては、DSVが6の8/1
0変換DCフリー符号が広く用いられている。
号中で、データ'0' の最大連続数を有限値とした符号で
あり、また、MTR符号は、NRZI変調前の符号中
で、データ'1' の最大連続数を有限値とした符号であ
る。
やデータ'1' の最大連続数のみが規定されたRLL符号
やMTR符号については、符号終点からのデータ'0' や
データ'1' の連続数を調べることによって状態判定を容
易に行うことが可能である。これに対し、DCフリー符
号やナイキストフリー符号等のスペクトラルヌル型トレ
リス符号については、その符号終点の状態を判定するこ
とは、必ずしも容易ではない。
符号化を行う符号化装置において使用される状態判定回
路の構成の一例を示すブロック図である。かかる構成に
ついては、例えばS.Fukuda, Y.Kojima, Y.Shinpuku and
K.Okada, "8/10 ModulationCodes for Digital Magnet
ic Recording, IEEE Trans. on Magn.vol.MAG-22,No5.p
p.1194-1196,Sep.1986 において開示されている。かか
る構成は、5個のEXOR(Exclusive Or)回路31、3
2、33、34および35と、1個のフリップフロップ
36とを有する。かかる構成の回路規模を、EXOR回
路を3ゲート、フリップフロップを8ゲートと仮定して
見積もると、約23ゲートである。
数ビットA,C,E、GおよびIのみの入力に基づいて
状態判定がなされる。かかる構成は、2状態DCフリー
符号について発見的に見出された次のような事実に基づ
いて可能となる。すなわち、2状態DCフリー符号で
は、{mod2(符号の奇数ビットの総和)}の値が0
の時に状態反転が生じる。
号の符号生成用の状態遷移図の一例を示す。この一例
は、NRZI変調を前提とした、DSV=6となる6状
態の状態遷移図である。従来の8/10変換DCフリー
符号は、図16において符号の終点・始点の状態が状態
2あるいは状態3となるように設計されたものである。
0' - '1' 反転を行ったものはナイキストフリー符号と
なるため、DCフリー符号とナイキストフリー符号とに
おいては、符号生成や状態判定について略等価な方法を
用いることができる。
の2状態8/10変換DCフリー符号の一例について
は、符号終点の状態の判定方法として奇数ビットの総和
をとる方法が用いられているが、かかる方法は発見的に
見出されたものであり、DCフリー符号やナイキストフ
リー符号等のスペクトラルヌル符号について一般的に適
用できるものではないという問題があった。
ら3、あるいは4と多くすれば、生成可能な符号語数が
多くなるので、使用できる符号の符号化効率を高くでき
る可能性がある。但し、そのような符号についての状態
判定をハードウエアによって行おうとすると、判定され
た状態を表す信号のビット数が増加する。すなわち、符
号の始点・終点の状態数が2であれば判定された状態を
表す信号のビット数は1ビットで良いのに対し、符号の
始点・終点の状態数が3あるいは4であれば判定された
状態を表す信号のビット数は2ビット必要となる。この
ため、状態判定回路の構成が複雑になるという問題があ
った。
であるものを含む様々な符号変換が提案されているにも
かかわらず、上述したような問題点に対処するための検
討はほとんど行われてこなかった。
号やナイキストフリー符号等のスペクトラルヌル型トレ
リス符号であって、始点・終点の状態数が3以上のもの
についても適用可能な普遍性のある状態判定方法、およ
び符号化に際してそのような状態判定方法を行う符号化
装置を提供することにある。
語の終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペ
クトラルヌル型トレリス符号の符号状態判定方法におい
て、累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対
して、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を
付加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷
移図に基づいて、符号終点の状態判定を行うことを特徴
とする符号状態判定方法である。
状態数が2以上に制限されてなるスペクトラルヌル型ト
レリス符号の符号化を行う符号化装置において、累積加
算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符号
出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パスと
して新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基づ
いて、符号終点の状態判定を行う手段を有することを特
徴とする符号化装置である。
状態遷移図に基づいて作成される状態判定用の状態遷移
図に従ってトラッキングを行うことにより、符号終点の
状態を判定することができる。
生成用の状態遷移図に付加パスを付加するという、一般
的な方法で作成できるので、始点・終点の状態数が3以
上である符号についても適用できる、普遍性のある状態
判定を行うことが可能となる。
について説明する。図1に、この発明の第1の実施形態
においてトラッキング(始状態から出力に従って状態遷
移図を辿り、終状態を検出すること、かかる操作はトレ
ースとも称される)を行うために使用される状態判定用
の状態遷移図の一例を示す。この状態遷移図は、DSV
が4となる符号を生成するための4状態の状態遷移図に
対して付加パスを加えてなるものである。かかる付加パ
スは、状態4において、禁止された出力符号0を状態3
に出力するものである。図1に示した状態遷移図におい
ては、禁止された出力符号は無いので、かかる状態遷移
図に従って符号を生成すれば、当然のことながら符号の
DSVは制限されない。
態4に付加された出力符号0のパスは、例えば符号のD
SVが4以下であれば状態3でなくても何れの状態に遷
移するようになされても良い。但し、DSVが4以下と
なる符号は、その生成符号語数が少ないため実際に使用
されことは少なく、従って、付加されたデータ0のパス
が状態3以外の状態に遷移するようになされた状態判定
用の状態遷移図はあまり実用的でない。
態が状態1、2、3および4の要素となるようにDSV
が制限されてなるDCフリー符号について、図1に示し
た状態遷移図に従って状態をトラッキングすると、全て
のDSVの符号について、少なくとも符号語の始点・終
点においては当該符号語の状態が正しく表されることを
見出した。
る状態判定方法および符号化装置は、符号の始点・終点
の状態数が2に制限されてなるDCフリー符号あるいは
ナイキストフリー符号の符号化処理において適用するこ
とができ、DSV(あるいはASV)値を4に制限する
状態遷移図に対して、符号出力が禁止された状態に当該
禁止出力符号を付加パスとして新たに割当てた状態遷移
図に従って、符号終点の状態判定(トラッキング)を行
うものである。
ト単位で表示した状態遷移図の一例である。符号のDS
Vを制限するための状態遷移図においては、符号の状態
を2ビット単位(1ビットおき)に観測すると、その状
態数が半分になることが一般的に知られているが、かか
る特性は、図1に示した状態遷移図においても保たれる
ことが図2からわかる。
あるから、例えば状態2、3を符号語の始点・終点とす
る2状態のDCフリー符号は、符号のDSVの値に関わ
らず、符号語の途中であっても、その全ての状態を1ビ
ットで表すことが可能であることがわかる。すなわち、
図1または図2に示した状態遷移図に沿って符号の状態
をトラッキングすると、符号語の途中においてRDSの
絶対値が2を越えた場合、その状態を正しく表さないに
も拘らず、RDSの絶対値が2以下に戻った時点で、符
号の正しい状態を判定できるという特徴がある。
して、X=0が状態2、X=1が状態3を各々表すもの
と仮定し(但し、X=0が状態3、X=1が状態2を各
々表すものとしても良い)、符号の奇数ビット目をP,
偶数ビット目をQとすれば、2ビット単位で見たXは、
ブール代数表示によって次のように表すことができる。
は、EXNOR(Exclusive Not or)
回路1個で構成できる。
使用して状態2、3を符号語の始点・終点とする2状態
のDCフリー符号の状態判定を行う状態判定回路の基本
的な構成の一例を示すブロック図である。例えば変換符
号の符号語長が10ビットの場合には、図3に示すよう
な基本回路構成を5個直列に接続すれば良い。
る状態判定方法に従って構成された、状態2、3を符号
語の始点・終点とする2状態の10ビットDCフリー符
号の状態判定回路の一例を示すブロック図である。図4
に示した一例は、図2に示した、DSV=4の状態遷移
図に修正を加えた状態判定用状態遷移図に従って構成さ
れたものであり、5個のEXNOR回路41、42、4
3、44および45と1個のフリップフロップ46を有
する。かかる一例の構成における回路規模は、図15を
参照して上述した従来の状態判定回路の回路規模と全く
同等で、約23ゲートである。
判定回路の一例と結果的に等価回路となる。但し、この
発明に係る状態判定方法は、発見的に見出された従来の
状態判定回路と異なり、明確な状態遷移図によってより
一般化されている点に特徴がある。
ては、図2に示した状態判定用状態遷移図に従って、状
態2、3を符号の始点・終点とする偶数ビット符号だけ
でなく、状態1、4を符号の始点・終点とする奇数ビッ
ト符号、状態2、3を符号の始点として状態1、4を符
号の終点とする奇数ビット符号、状態1、4を符号の始
点として状態2、3を符号の終点とする奇数ビット符号
等の符号のための状態判定部を構成することも容易であ
る。
状態符号の符号化に際してこの発明を適用したものであ
る。さらに、この発明に係る状態判定方法は、明確な状
態遷移図によって一般化されているので、符号の始点・
終点において状態数がより大きい符号に対してもその適
用は容易である。
発明の第2の実施形態について説明する。図5に、NR
ZIを前提としてDSVを8に制限する8状態の状態遷
移図において、図2と全く同様に、状態8において禁止
された出力符号0を状態7に出力する付加パスを加えた
状態遷移図を示す。図5の状態遷移図においては、禁止
された出力符号は無いので、仮に図5の状態遷移図に従
って符号を生成すれば、当然のことながら符号のDSV
は制限されない。
点の状態が状態1、2、3、4、5、6、7よび8の要
素となるようにDSVが制限されてなるDCフリー符号
について、図5に示されてなる状態遷移図に従って状態
をトラッキングすると、全てのDSVの符号について、
少なくとも符号語の始点・終点においては当該符号語の
状態が正しく表されることを見出した。
符号の始点・終点の状態数が3あるいは4に制限されて
なるDCフリー符号あるいはナイキストフリー符号の符
号化に際して適用され、DSV値あるいはASV値を8
に制限する状態遷移図に対して、符号出力が禁止された
状態について、当該禁止出力符号を付加パスとして新た
に割当てた状態遷移図に従って符号終点の状態判定を行
うものである。
ト単位で表示した状態遷移図の一例である。符号のDS
Vを制限するための状態遷移図においては、符号の状態
を2ビット単位(1ビットおき)に観測するとその状態
数が半分になることが一般的に知られている。かかる特
性が図5に示した状態遷移図においても保たれることが
図6からわかる。
ものであるから、例えば状態1、4、5、あるいは状態
1、4、5、8を符号語の始点・終点とする2状態のD
Cフリー符号は、符号のDSVの値に関わらず、符号語
の途中であっても、その全ての状態を1ビットで表すこ
とが可能であることがわかる。すなわち、図5あるいは
図6に示した状態遷移図に沿って符号の状態をトラッキ
ングすると、符号語の途中においてRDSの絶対値が4
を越えた場合、その状態を正しく表さないにも拘らず、
RDSの絶対値が4以下に戻った時点で符号の正しい状
態を判定できるという特徴がある。
号をXYとすると、図6の状態遷移図における状態1、
4、5、8の各々にXYを割り当てるための方法は全部
で4!=24通りあり、この内の何れを用いるかによっ
て回路の複雑さが異なる。本発明者はこの点について鋭
意検討した結果、状態1、4、5、8の各々の状態に符
号XYを割り当てる際に、図7に示す8通りの何れかの
割り当て方法を用いた場合に、その状態判定回路が簡単
になることを見出した。図7に示す割当て方法は、2ビ
ット符号XYの内、状態1、4、5の3状態の中から、
一方が1ビットで状態1の判別が可能で、もう一方が1
ビットで状態5の判別が可能となる、全ての順列であ
る。
に説明する。図7中の割当て方法に該当しないもの、例
えば、XY=00が状態1、XY=01が状態4、XY
=10が状態5,XY=11が状態8を各々表すものと
し、符号の奇数ビット目をP,偶数ビット目をQとすれ
ば、2ビット単位で見たXYはブール代数表示によって
次のように表せる。
う状態判定回路は、AND(あるいはNOR)回路4
個、OR(あるいはNOR)回路2個、EXNOR回路
2個で構成することができ、AND回路を1ゲート、O
R回路を1ゲート,およびEXNOR回路を3ゲートと
各々仮定すれば、この場合の状態判定回路の回路規模は
約12ゲートと見積もられる。また、図7中に示されて
いない符号割り当て方法を用いる場合、上述の例以外で
も、それらを実現するための回路規模は略同等である。
するもの、例えば、XY=00が状態1、XY=01が
状態4、XY=11が状態5,XY=10が状態8を各
々表すものとすれば、2ビット単位で見たXYはブール
代数表示によって次のように表せる。
判定を行う状態判定回路は、後述するように、AND
(あるいはNOR)回路2個、OR(あるいはNOR)
回路2個、EXNOR回路1個で構成することができ
る。上述したような仮定すなわちAND回路を1ゲー
ト、OR回路を1ゲート,およびEXNOR回路を3ゲ
ートとする仮定に加えて3−inタイプのAND回路を
2ゲートとする仮定の下で、この場合の状態判定回路の
回路規模は約8ゲートと見積もられる。図7中の他の割
当て方法を用いた状態判定回路も、略同等な回路規模を
有する。
図7中の1番目の割当て方法を適用した場合の状態1、
4、5、あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・
終点とする3あるいは4状態のDCフリー符号の状態判
定回路における、2ビット単位での基本構成回路の一例
を図8に示す。かかる基本構成回路は、2個のOR回路
51、55、2個のAND回路52、54、1個のEX
NOR回路53を有する。また、変換符号の符号語長が
例えば10ビットの場合には、図8に示した基本構成回
路を、図4の場合と同様に5個直列に接続すれば良い。
ラッキングする場合、図5において状態8に付加された
データ’0’ のパスは、例えば符号のDSVが8以下
であれば、状態7に限らず他の何れの状態に遷移させて
も良い。本発明者は、状態8における付加パスを状態7
と異なる状態へ遷移させた場合について、各々の回路規
模を調べた結果、特に、付加パスを状態2へ遷移させる
パスとした状態遷移図に従って状態判定回路を構成する
と、図5に示した状態遷移図に従う回路構成に比較し
て、さらに回路規模を簡略化できることを見出した。
ける付加パスを状態2へ遷移させてなる状態遷移図を用
いる、この発明の第3の実施形態について以下に説明す
る。図9は、NRZI変調を前提として、DSV=8の
符号を生成する8状態の状態遷移図において、符号のD
SVを8以下に限定した場合について、状態8におい
て、禁止された出力符号'0' を状態2へ出力する付加パ
スを加えた状態遷移図である。また、図10は、図9に
示した状態遷移図を2ビット単位で表示した状態遷移図
である。図10において、図7の1番目の割り当て方法
を適用すると、2ビット単位で見たXYはブール代数表
示によって次のように表すことができる。
はAND(あるいはNOR)回路2個、OR(あるいは
NOR)回路1個、EXNOR回路1個で構成でき、そ
の回路規模は約7ゲートとなる。
いて、状態1、4、5、あるいは状態1、4、5、8を
符号語の始点・終点とする3あるいは4状態のDCフリ
ー符号の状態判定回路における、符号のDSVを8以下
に限定した場合の2ビット単位での基本構成回路の一例
を示すものである。かかる基本構成回路は、2個のAN
D回路61および62、1個のEXNOR回路63、お
よび1個のOR回路64を有する。そして、例えば変換
符号の符号語長が10ビットの場合には図11に示した
基本構成回路を図4の場合と同様に5個直列に接続すれ
ば良い。
よって、1、4、5あるいは状態1、4、5、8を符号
の始点・終点とする3状態あるいは4状態の、DSVが
8以下の10ビットDCフリー符号のための状態判定回
路の一例を図示したものである。図11に示した基本構
成回路が5個(71、72、73、74および75)接
続され、さらにその後段に2個のレジスタ76および7
7を有してなるものである。かかる一例の回路規模は、
約51ゲートである。
定方法によれば、状態1、4、5あるいは状態1、4、
5、8を符号の始点・終点とする偶数ビットDCフリー
符号符号についての状態判定回路のみならず、他の符号
についての状態判定回路をも容易に構成できることが図
5あるいは図9に示した状態遷移図からわかる。例え
ば、状態2、3、6、7を符号の始点・終点とする偶数
ビット符号、状態2、3、6、7を符号の始点として状
態1、4、5、8を符号の終点とする奇数ビット符号、
状態1、4、5、8を符号の始点として状態2、3、
6、7を符号の終点とする奇数ビット符号、等の符号の
ための状態判定回路を、この発明に係る状態判定方法に
よって構成することも容易である。
の状態数が3状態以上の符号について、その状態判定回
路が具体的に示された例はないと思われる。例えば図1
5に示した10ビット符号の場合の実施例2は、入力が
XYおよび符号語の計12ビットで出力がXYの2ビッ
トである、一種の12/2変換と見ることができる。こ
の12/2変換について入力/出力データに基づく状態
判定を行う状態判定回路を簡略化する方法を見出すこと
は、非常に多くの組合わせが存在するため、容易ではな
い。
データに基づく状態判定を行う状態判定回路について市
販のコンパイラソフトを用いて回路簡略化を試みたとこ
ろ、8ゲートとなり、図15に示した回路構成に比較し
て約50%大きいという結果となった。
から明らかなように、この発明に係る状態判定方法およ
び状態判定回路に用いられる状態判定用状態遷移図の状
態数は、2のべき乗値となっていることが望ましく、ま
た、状態判定回路の回路簡略化のためには、かかる状態
数が8以下であることが望ましい。
ット単位での並列処理を行う構成を有する状態判定回路
を前提として、この発明を適用したものである。これに
対して、この発明は、1ビット単位、3ビット単位、4
ビット単位等の並列処理を行う等価回路を有する状態判
定回路を前提とした場合にも、適用することができる。
終点・始点の状態数が2以上に制限されてなるスペクト
ラルヌル型トレリス符号の符号化を行うに際して、累積
加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対して、符
号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付加パス
として新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移図に基
づいて、符号終点の状態判定を行うようにしたものであ
る。
パスを付加するという、一般的な方法で作成される符号
生成用の状態遷移図に基づいてトラッキングを行って、
符号終点の状態を判定することができる。従って、始点
・終点の状態数が3以上である符号についても適用でき
る、普遍性のある状態判定を行うことが可能となる。
に基づくトラッキングは、簡単な構成の符号状態判定回
路によって実現できる。このため、例えば磁気記録シス
テムにおいて、低コストでハードウェアを構成でき、そ
の工業的価値は非常に大きい。
る、状態判定用状態遷移図の一例を示す略線図である。
した2状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
符号語の始点・終点とする2状態のDCフリー符号の状
態判定に係る、2ビット単位での基本構成回路の一例を
示すブロック図である。
符号語の始点・終点とする2状態の10ビットDCフリ
ー符号の状態判定回路の構成の一例を示すブロック図で
ある。
る、状態判定用状態遷移図の一例を示す略線図である。
した2状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
できる符号XYの8通りの割当て方法である。
5あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終点と
する2状態のDCフリー符号の状態判定に係る、2ビッ
ト単位での基本構成回路の一例を示すブロック図であ
る。
る、状態判定用状態遷移図の一例を示す略線図である。
示した2状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
4、5あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終
点とする2状態のDCフリー符号の状態判定に係る、2
ビット単位での基本構成回路の一例を示すブロック図で
ある。
4、5あるいは状態1、4、5、8を符号語の始点・終
点とする3あるいは4状態のDCフリー符号であって、
符号のDSVが8以下に限定された場合の、10ビット
符号の符号化に係る状態判定回路の構成の一例を示すブ
ロック図である。
について説明するためのブロック図である。
0変換符号を生成する符号化装置の一例を示すブロック
図である。
されている状態判定回路の一例を示すブロック図であ
る。
る6状態の状態遷移図の一例を示す略線図である。
2・・・状態判定回路
Claims (5)
- 【請求項1】 符号語の終点・始点の状態数が2以上に
制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号
状態判定方法において、 累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対し
て、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付
加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移
図に基づいて、符号終点の状態判定を行うことを特徴と
する符号状態判定方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記状態判定用状態遷移図の状態数が4あるいは8であ
ることを特徴とする状態判定方法。 - 【請求項3】 請求項2において、 符号語の始点・終点の状態数が3あるいは4であること
を特徴とする状態判定方法。 - 【請求項4】 請求項3において、 符号語の始点・終点の状態を表す2ビット符号が状態1
(RDS=0)・状態4(RDS=−2または+2)・
状態5(RDS=+2または−2)の3状態の中から、
一方が1ビットで状態1の判別が可能で、他方が1ビッ
トで状態5の判別が可能となる、計8通りの組合わせの
内の1つであることを特徴とする状態判定方法。 - 【請求項5】 符号語の終点・始点の状態数が2以上に
制限されてなるスペクトラルヌル型トレリス符号の符号
化を行う符号化装置において、 累積加算値を2のべき乗に制限する状態遷移図に対し
て、符号出力の禁止された状態に当該禁止出力符号を付
加パスとして新たに割り当ててなる状態判定用状態遷移
図に基づいて、符号終点の状態判定を行う手段を有する
ことを特徴とする符号化装置。
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