JPH11313406A - ハイブリッド車の冷却装置 - Google Patents
ハイブリッド車の冷却装置Info
- Publication number
- JPH11313406A JPH11313406A JP10118198A JP11819898A JPH11313406A JP H11313406 A JPH11313406 A JP H11313406A JP 10118198 A JP10118198 A JP 10118198A JP 11819898 A JP11819898 A JP 11819898A JP H11313406 A JPH11313406 A JP H11313406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- cooling
- hybrid vehicle
- radiator
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハイブリッド車において、エンジン暖機を速や
かに可能として、エンジンの燃費を向上したり、排ガス
中の有害成分を減少させると共に、配管系統を簡単にし
て全体をコンパクト化すること。また、電気部品が受け
る温度サイクルの変動巾を低減し、部品寿命及び信頼性
を向上すること。 【解決手段】駆動システムとして、エンジン1、回転電
機2等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントを
それぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管およ
びラジエータ5e,5mを有するハイブリッド車におい
て、前記エンジン1を冷却する循環系統と前記エンジン
1を含まないコンポーネント2等を冷却する循環系統と
の当該液体間の熱交換を行うための熱交換器4を設けた
冷却装置を構成する。
かに可能として、エンジンの燃費を向上したり、排ガス
中の有害成分を減少させると共に、配管系統を簡単にし
て全体をコンパクト化すること。また、電気部品が受け
る温度サイクルの変動巾を低減し、部品寿命及び信頼性
を向上すること。 【解決手段】駆動システムとして、エンジン1、回転電
機2等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントを
それぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管およ
びラジエータ5e,5mを有するハイブリッド車におい
て、前記エンジン1を冷却する循環系統と前記エンジン
1を含まないコンポーネント2等を冷却する循環系統と
の当該液体間の熱交換を行うための熱交換器4を設けた
冷却装置を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン、回転電
機等の複数のコンポーネントを備えるハイブリッド車の
冷却装置に関するものである。
機等の複数のコンポーネントを備えるハイブリッド車の
冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のハイブリッド車におけるエンジン
や回転電機、電力変換器の冷却装置としては、例えば特
開平5−131848号公報に記載されているように、
エンジン、回転電機等の複数のコンポーネントを搭載
し、これらコンポ−ネントをそれぞれ冷却するように液
体が流通する複数の冷却管を有するハイブリッド車にお
いて、コンポーネントの温度を検出する手段と、エンジ
ン用の冷却管と排熱を利用するコンポーネント用の冷却
管との間の流路を信号に応じて開くバルブと、流路を開
かせるための制御手段とを有し、エンジン冷間時には他
のコンポーネントの排熱にによりエンジンを暖め、エン
ジン暖気後はエンジンを含む各コンポーネントをそれぞ
れ冷却するよう制御し、エンジンの燃費を向上したり、
排ガス中の有害成分(以下、これをエミッションと称す
る)を減少させるものが公知である。
や回転電機、電力変換器の冷却装置としては、例えば特
開平5−131848号公報に記載されているように、
エンジン、回転電機等の複数のコンポーネントを搭載
し、これらコンポ−ネントをそれぞれ冷却するように液
体が流通する複数の冷却管を有するハイブリッド車にお
いて、コンポーネントの温度を検出する手段と、エンジ
ン用の冷却管と排熱を利用するコンポーネント用の冷却
管との間の流路を信号に応じて開くバルブと、流路を開
かせるための制御手段とを有し、エンジン冷間時には他
のコンポーネントの排熱にによりエンジンを暖め、エン
ジン暖気後はエンジンを含む各コンポーネントをそれぞ
れ冷却するよう制御し、エンジンの燃費を向上したり、
排ガス中の有害成分(以下、これをエミッションと称す
る)を減少させるものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるハイブリッド車
の冷却装置によれば、エンジンを冷却する循環系統と回
転電機等を冷却する循環系統とが直接合流・分岐するた
めに、配管が複雑になるという問題があった。また、バ
ルブを開閉するための制御手段が必要であるので、制御
回路が複雑になるという問題があった。さらには、各コ
ンポーネントの冷却に必要な流量に調整するためには、
複数のバルブを協調させて精度良く開閉の調整をする必
要があり、この制御が非常に困難であった。なお、冷却
系を含むコンポーネント全体の実装上の配慮が為されて
いなかった。
の冷却装置によれば、エンジンを冷却する循環系統と回
転電機等を冷却する循環系統とが直接合流・分岐するた
めに、配管が複雑になるという問題があった。また、バ
ルブを開閉するための制御手段が必要であるので、制御
回路が複雑になるという問題があった。さらには、各コ
ンポーネントの冷却に必要な流量に調整するためには、
複数のバルブを協調させて精度良く開閉の調整をする必
要があり、この制御が非常に困難であった。なお、冷却
系を含むコンポーネント全体の実装上の配慮が為されて
いなかった。
【0004】本発明の目的は、ハイブリッド車におい
て、エンジン暖機を速やかに可能として、エンジンの燃
費を向上したり、エミッションを減少させると共に、配
管系統を簡単にして全体をコンパクトにすることができ
るハイブリッド車の冷却装置を得ることにある。
て、エンジン暖機を速やかに可能として、エンジンの燃
費を向上したり、エミッションを減少させると共に、配
管系統を簡単にして全体をコンパクトにすることができ
るハイブリッド車の冷却装置を得ることにある。
【0005】また、本発明の目的は、ハイブリッド車に
おいて、エンジン暖機を速やかに可能として、エンジン
の燃費を向上したり、エミッションを減少させると共
に、電力変換器も暖機することで、電気部品が受ける温
度サイクルの変動巾を低減し、部品寿命及び信頼性を向
上させることができるハイブリッド車の冷却装置を得る
ことにある。
おいて、エンジン暖機を速やかに可能として、エンジン
の燃費を向上したり、エミッションを減少させると共
に、電力変換器も暖機することで、電気部品が受ける温
度サイクルの変動巾を低減し、部品寿命及び信頼性を向
上させることができるハイブリッド車の冷却装置を得る
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、駆動システ
ムとして,エンジン、回転電機等の複数のコンポーネン
トを搭載し、該コンポーネントをそれぞれ冷却するよう
液体が流通する複数の冷却管およびラジエータを有する
ハイブリッド車において、前記エンジンを冷却する循環
系統と前記エンジンを含まないコンポーネントを冷却す
る循環系統との間の熱交換を行う熱交換器を有する構成
にすることにより達成される。
ムとして,エンジン、回転電機等の複数のコンポーネン
トを搭載し、該コンポーネントをそれぞれ冷却するよう
液体が流通する複数の冷却管およびラジエータを有する
ハイブリッド車において、前記エンジンを冷却する循環
系統と前記エンジンを含まないコンポーネントを冷却す
る循環系統との間の熱交換を行う熱交換器を有する構成
にすることにより達成される。
【0007】上記目的は、駆動システムとしてエンジン
及び回転電機を搭載し、該前記エンジン及び回転電機を
それぞれ冷却するよう液体が流通する冷却管、ラジエー
タ及びポンプを有するハイブリッド車において、前記エ
ンジンを冷却する循環系統と前記回転電機を冷却する循
環系統と独立して閉じた回路を形成し、前記エンジンを
冷却する循環系統と前記回転電機を冷却する循環系統と
液体間の熱交換を行う熱交換器を有する構成にすること
により達成される。
及び回転電機を搭載し、該前記エンジン及び回転電機を
それぞれ冷却するよう液体が流通する冷却管、ラジエー
タ及びポンプを有するハイブリッド車において、前記エ
ンジンを冷却する循環系統と前記回転電機を冷却する循
環系統と独立して閉じた回路を形成し、前記エンジンを
冷却する循環系統と前記回転電機を冷却する循環系統と
液体間の熱交換を行う熱交換器を有する構成にすること
により達成される。
【0008】上記目的は、駆動システムとして、エンジ
ン、回転電機等のコンポーネントを搭載し、該コンポー
ネントをそれぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷
却管およびラジエータを有するハイブリッド車におい
て、前記エンジンを含む循環系統におけるエンジンの上
流側と、前記エンジンを含まないコンポーネントを冷却
する循環系統におけるコンポーネントの下流側との間に
熱交換器を設けた構成にすることにより達成される。
ン、回転電機等のコンポーネントを搭載し、該コンポー
ネントをそれぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷
却管およびラジエータを有するハイブリッド車におい
て、前記エンジンを含む循環系統におけるエンジンの上
流側と、前記エンジンを含まないコンポーネントを冷却
する循環系統におけるコンポーネントの下流側との間に
熱交換器を設けた構成にすることにより達成される。
【0009】上記目的は、駆動システムとして、エンジ
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記エン
ジンを含まない循環系統にラジエータをバイパスする流
路を有し、前記ラジエータと該ラジエータをバイパスす
る流路とを流れる流量を制御するサーモスタットを有す
る構成にすることにより達成される。
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記エン
ジンを含まない循環系統にラジエータをバイパスする流
路を有し、前記ラジエータと該ラジエータをバイパスす
る流路とを流れる流量を制御するサーモスタットを有す
る構成にすることにより達成される。
【0010】上記目的は、駆動システムとして、エンジ
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記エン
ジンを含まない循環系統において、熱交換器をバイパス
する流路を有する構成にすることにより達成される。上
記目的は、駆動システムとして、エンジン等のコンポー
ネントを搭載し、該コンポーネントをそれぞれ冷却する
よう液体が流通する複数の冷却管およびラジエータを有
するハイブリッド車において、前記エンジンを含む循環
系統にラジエータをバイパスする流路を有し、前記ラジ
エータと該ラジエータをバイパスする流路とを流れる流
量を制御するサーモスタット有する構成にすることによ
り達成される。
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記エン
ジンを含まない循環系統において、熱交換器をバイパス
する流路を有する構成にすることにより達成される。上
記目的は、駆動システムとして、エンジン等のコンポー
ネントを搭載し、該コンポーネントをそれぞれ冷却する
よう液体が流通する複数の冷却管およびラジエータを有
するハイブリッド車において、前記エンジンを含む循環
系統にラジエータをバイパスする流路を有し、前記ラジ
エータと該ラジエータをバイパスする流路とを流れる流
量を制御するサーモスタット有する構成にすることによ
り達成される。
【0011】上記目的は、駆動システムとして、エンジ
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記コン
ポーネントの温度を検出する手段と、検出した信号にも
とに前記ラジエータまたは熱交換器バイパスする流路を
制御する手段を有する構成にすることにより達成され
る。
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記コン
ポーネントの温度を検出する手段と、検出した信号にも
とに前記ラジエータまたは熱交換器バイパスする流路を
制御する手段を有する構成にすることにより達成され
る。
【0012】上記目的は、駆動システムとして、エンジ
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記熱交
換器に、エンジンを含む循環系統とエンジンを含まない
循環系統との間にまたがって熱交換するヒートパイプを
用い、前記エンジンを含む循環系統をエンジンを含まな
い循環系統の上部配置した構成にすることにより達成さ
れる。
ン等のコンポーネントを搭載し、該コンポーネントをそ
れぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管および
ラジエータを有するハイブリッド車において、前記熱交
換器に、エンジンを含む循環系統とエンジンを含まない
循環系統との間にまたがって熱交換するヒートパイプを
用い、前記エンジンを含む循環系統をエンジンを含まな
い循環系統の上部配置した構成にすることにより達成さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8に基づいて、本
発明の実施の形態を説明する。
発明の実施の形態を説明する。
【0014】まず、図8を用いて、本発明のハイブリッ
ド車を説明する。図8は、ハイブリッド自動車の駆動シ
ステムの構成の一例を表わしている。エンジン1と回転
電機2aは動力切替器105にそれぞれ接続され、差動
減速機104を介して駆動軸103、駆動輪102に機
械的な動力を伝える。エンジン1と回転電機2a、2b
は、主にエンジンの燃費を向上させたり、排ガス内の有
害成分を少なくすることを目的に、図示しない統合コン
トロールユニットによって制御される。なお、回転電機
2aはバッテリー8から供給される直流電流を可変電圧
可変周波数の3相交流に変換する電力変換器3を介して
電力が供給される。
ド車を説明する。図8は、ハイブリッド自動車の駆動シ
ステムの構成の一例を表わしている。エンジン1と回転
電機2aは動力切替器105にそれぞれ接続され、差動
減速機104を介して駆動軸103、駆動輪102に機
械的な動力を伝える。エンジン1と回転電機2a、2b
は、主にエンジンの燃費を向上させたり、排ガス内の有
害成分を少なくすることを目的に、図示しない統合コン
トロールユニットによって制御される。なお、回転電機
2aはバッテリー8から供給される直流電流を可変電圧
可変周波数の3相交流に変換する電力変換器3を介して
電力が供給される。
【0015】次に駆動システムの動作例について説明す
る。例えば、始動時などのエンジン回転数が低い領域や
エンジンが充分暖機されていない場合には、回転電機2
aがモータの役割を果たして、単独で駆動する。また、
エンジン回転数が燃費の良い高回転領域に入る場合には
エンジン1が始動する。この際、回転電機2aは、高速
走行時には動力切替器を介してエンジン1による駆動を
アシストしたり、または減速時には回生ブレーキを作動
させて発電させ、発電電力をバッテリー8に蓄える等の
役割を果たす。さらにエンジン1には回転電機2aとは
異なるもう一つの回転電機2bを有して、合計3つの動
力源あるいは発電源を協調して制御し、燃費の向上を図
っている。
る。例えば、始動時などのエンジン回転数が低い領域や
エンジンが充分暖機されていない場合には、回転電機2
aがモータの役割を果たして、単独で駆動する。また、
エンジン回転数が燃費の良い高回転領域に入る場合には
エンジン1が始動する。この際、回転電機2aは、高速
走行時には動力切替器を介してエンジン1による駆動を
アシストしたり、または減速時には回生ブレーキを作動
させて発電させ、発電電力をバッテリー8に蓄える等の
役割を果たす。さらにエンジン1には回転電機2aとは
異なるもう一つの回転電機2bを有して、合計3つの動
力源あるいは発電源を協調して制御し、燃費の向上を図
っている。
【0016】以上説明したハイブリッド車の駆動システ
ムを構成するエンジン1、回転電機2a、電力変換器3
等の各コンポーネントは少なからず熱損失が発生してい
る。ここで、エンジン1の燃費向上やエミッション削
減、さらには電力変換器3内のパワー素子実装部の疲労
寿命の観点からは、各コンポーネントを効率良く冷却す
ると同時に、停止しているコンポーネントに対し、動作
中のコンポーネントの熱損失を用いて暖機することが好
ましい。例えば、エンジン1の場合、燃料がもつエネル
ギーの2〜3割(出力60kWの場合、15kW前後)が
エンジン1内で熱損失として発生するため、この熱を効
率良く除去する必要がある。一方でエンジン1の燃費向
上やエミッション削減の観点からは、エンジン1の冷却
水の温度は常に80℃レベルに保持されることが望まし
い。即ち、エンジン1を適切な温度に保持しつつ、発生
熱を除去する必要があるまた、電力変換器3において
も、バッテリ8から供給されるエネルギの1割程度(出
力30kWの場合、3kW)が電力変換器3内に実装さ
れるパワー素子から発生するため、この熱を効率よく除
去する必要がある。一方で、パワー素子の実装部に使用
されている半田やアルミワイヤの疲労寿命の観点から、
冷却水の温度をできるだけ一定の温度に保持しつつ、で
きるだけ低い値することが望ましい場合がある。具体的
には、パワー素子の熱暴走を引き起こさないように、冷
却水温度を60℃以下にする必要がある。
ムを構成するエンジン1、回転電機2a、電力変換器3
等の各コンポーネントは少なからず熱損失が発生してい
る。ここで、エンジン1の燃費向上やエミッション削
減、さらには電力変換器3内のパワー素子実装部の疲労
寿命の観点からは、各コンポーネントを効率良く冷却す
ると同時に、停止しているコンポーネントに対し、動作
中のコンポーネントの熱損失を用いて暖機することが好
ましい。例えば、エンジン1の場合、燃料がもつエネル
ギーの2〜3割(出力60kWの場合、15kW前後)が
エンジン1内で熱損失として発生するため、この熱を効
率良く除去する必要がある。一方でエンジン1の燃費向
上やエミッション削減の観点からは、エンジン1の冷却
水の温度は常に80℃レベルに保持されることが望まし
い。即ち、エンジン1を適切な温度に保持しつつ、発生
熱を除去する必要があるまた、電力変換器3において
も、バッテリ8から供給されるエネルギの1割程度(出
力30kWの場合、3kW)が電力変換器3内に実装さ
れるパワー素子から発生するため、この熱を効率よく除
去する必要がある。一方で、パワー素子の実装部に使用
されている半田やアルミワイヤの疲労寿命の観点から、
冷却水の温度をできるだけ一定の温度に保持しつつ、で
きるだけ低い値することが望ましい場合がある。具体的
には、パワー素子の熱暴走を引き起こさないように、冷
却水温度を60℃以下にする必要がある。
【0017】このように、各コンポーネントでの発生熱
量や温度レベルはそれぞれ異なり、これらを効率よく冷
却するためには、冷却系を複数にする必要がある。この
ような構成のもと、各コンポーネントの暖機を行うため
に、従来は各コンポーネントを冷却する流路をバルブ等
を介して連結していたが、バルブの開閉および開度の組
み合わせによる流量の制御が難しくなるという問題があ
った。さらに、これらの構成部品を車載する必要がある
が、全体をコンパクト化することが難しいという問題が
あった。次に説明する本実施形態によるハイブリッド車
の冷却装置は、これらの要請に応じ得るものである。
量や温度レベルはそれぞれ異なり、これらを効率よく冷
却するためには、冷却系を複数にする必要がある。この
ような構成のもと、各コンポーネントの暖機を行うため
に、従来は各コンポーネントを冷却する流路をバルブ等
を介して連結していたが、バルブの開閉および開度の組
み合わせによる流量の制御が難しくなるという問題があ
った。さらに、これらの構成部品を車載する必要がある
が、全体をコンパクト化することが難しいという問題が
あった。次に説明する本実施形態によるハイブリッド車
の冷却装置は、これらの要請に応じ得るものである。
【0018】次に、図1乃至図4を用いて、本発明のハ
イブリッド車の冷却装置の第一実施形態を説明する。図
1は本発明のハイブリッド車の駆動システムの主要コン
ポーネントおよびその冷却系の構成図、図2は図1にお
ける熱交換器4の詳細構成図、図3は図1における熱交
換器4内の温度分布図、図4は図1におけるバルブ9の
制御方法を示すフローチャートである。
イブリッド車の冷却装置の第一実施形態を説明する。図
1は本発明のハイブリッド車の駆動システムの主要コン
ポーネントおよびその冷却系の構成図、図2は図1にお
ける熱交換器4の詳細構成図、図3は図1における熱交
換器4内の温度分布図、図4は図1におけるバルブ9の
制御方法を示すフローチャートである。
【0019】本実施形態において、冷却系は、エンジン
1を冷却する循環系統201と、回転電機2および電力
変換器3を冷却する循環系統202の2つで構成されて
いる。この冷却系統の独立は、エンジン停止中のエンジ
ン暖機に、動作中の回転電機2および電力変換器からの
発熱を利用するためである。また、エンジン1の発熱量
および適正液温レベルが、回転電機2および電力変換器
3のそれとは異なることにも起因する。
1を冷却する循環系統201と、回転電機2および電力
変換器3を冷却する循環系統202の2つで構成されて
いる。この冷却系統の独立は、エンジン停止中のエンジ
ン暖機に、動作中の回転電機2および電力変換器からの
発熱を利用するためである。また、エンジン1の発熱量
および適正液温レベルが、回転電機2および電力変換器
3のそれとは異なることにも起因する。
【0020】始めにエンジン側の冷却について説明す
る。エンジン冷却系統201は、エンジン1、ラジエー
タ5e、熱交換器4およびポンプ6eがこの順番で直列
に接続される。このとき、サーモスタット7eはエンジ
ン1とラジエータ5eの間に配置され、この位置からラ
ジエータ5eと熱交換器4の間にバイパス流路が形成さ
れる。サーモスタット7eは、しきい値Teを境に、低
温時には冷却液はラジエータ5e側には流れず、冷却液
がバイパス側のみに流れるように動作する。また、高温
時には冷却液がバイパス側に流れずに、ラジエータ5e
側にのみ流れる。なお、サーモスタット7eは、流れ方
向の切り替えの温度についてある程度の巾をもってお
り、しきい値Teの前後では、両方の流路5e,12e
に冷却液が流れる状態もある。
る。エンジン冷却系統201は、エンジン1、ラジエー
タ5e、熱交換器4およびポンプ6eがこの順番で直列
に接続される。このとき、サーモスタット7eはエンジ
ン1とラジエータ5eの間に配置され、この位置からラ
ジエータ5eと熱交換器4の間にバイパス流路が形成さ
れる。サーモスタット7eは、しきい値Teを境に、低
温時には冷却液はラジエータ5e側には流れず、冷却液
がバイパス側のみに流れるように動作する。また、高温
時には冷却液がバイパス側に流れずに、ラジエータ5e
側にのみ流れる。なお、サーモスタット7eは、流れ方
向の切り替えの温度についてある程度の巾をもってお
り、しきい値Teの前後では、両方の流路5e,12e
に冷却液が流れる状態もある。
【0021】本冷却系統201は、前述したサーモスタ
ット7eの動作により、エンジン1始動の直後の熱損失
や熱交換器4からの吸熱をラジエータ5eを介さないこ
とでなるべく短時間の間にエンジン1の適温まで上昇さ
せ、また、負荷が変動する運転状態においても冷却液温
を常に適正に保つことができる。なお、ポンプ6eは図
示しないモータによって駆動されるものであり、エンジ
ン1が停止している状態でも作動するものである。
ット7eの動作により、エンジン1始動の直後の熱損失
や熱交換器4からの吸熱をラジエータ5eを介さないこ
とでなるべく短時間の間にエンジン1の適温まで上昇さ
せ、また、負荷が変動する運転状態においても冷却液温
を常に適正に保つことができる。なお、ポンプ6eは図
示しないモータによって駆動されるものであり、エンジ
ン1が停止している状態でも作動するものである。
【0022】次に回転電機2、及び電力変換器3の冷却
系統202について説明する。本冷却系統202は、回
転電機2、電力変換器3、熱交換器4、ラジエータ5
m、及びポンプ6mがこの順番で直列に接続される。こ
のとき、サーモスタット7mは熱交換器4とラジエータ
5mの間に配置され、この位置からラジエータ5mとポ
ンプ6mの間にバイパス流路12mが形成される。サー
モスタット7mは、しきい値Tmを境に、低温時には冷
却液はラジエータ5m側には流れず、冷却液がバイパス
側のみに流れるように動作する。また、高温時には冷却
液がバイパス流路12m側に流れずに、ラジエータ5m
側にのみ流れる。なお、サーモスタット7mは、流れ方
向の切り替えの温度についてある程度の巾をもってお
り、しきい値Tmの前後では、両方の流路5m、12m
に冷却液が流れる状態もある。
系統202について説明する。本冷却系統202は、回
転電機2、電力変換器3、熱交換器4、ラジエータ5
m、及びポンプ6mがこの順番で直列に接続される。こ
のとき、サーモスタット7mは熱交換器4とラジエータ
5mの間に配置され、この位置からラジエータ5mとポ
ンプ6mの間にバイパス流路12mが形成される。サー
モスタット7mは、しきい値Tmを境に、低温時には冷
却液はラジエータ5m側には流れず、冷却液がバイパス
側のみに流れるように動作する。また、高温時には冷却
液がバイパス流路12m側に流れずに、ラジエータ5m
側にのみ流れる。なお、サーモスタット7mは、流れ方
向の切り替えの温度についてある程度の巾をもってお
り、しきい値Tmの前後では、両方の流路5m、12m
に冷却液が流れる状態もある。
【0023】本冷却系統202は、前述したサーモスタ
ット7mの動作により、回転電機2および電力変換器3
の始動の直後の熱損失をラジエータ5eを介さないこと
でなるべく短時間の間に冷却液温を回転電機2および電
力変換器3の冷却限界温度Tmmaxまで上昇させ、エ
ンジン側の暖機を効率良く行うことができる。
ット7mの動作により、回転電機2および電力変換器3
の始動の直後の熱損失をラジエータ5eを介さないこと
でなるべく短時間の間に冷却液温を回転電機2および電
力変換器3の冷却限界温度Tmmaxまで上昇させ、エ
ンジン側の暖機を効率良く行うことができる。
【0024】なお、両方の冷却系統において使用される
液体は、寒冷地での車の運行を考慮して、エチレングリ
コール及び腐食抑制剤等を主成分とした水溶液(不凍
液)が好適である。
液体は、寒冷地での車の運行を考慮して、エチレングリ
コール及び腐食抑制剤等を主成分とした水溶液(不凍
液)が好適である。
【0025】次に、2つの冷却系統201と202にお
ける熱交換について説明する。
ける熱交換について説明する。
【0026】まず始めに、ハイブリッド車における典型
的な動作モードとして、発進時における熱交換を説明す
る。発進時には、エンジン1が暖機されていないため、
図示しないバッテリーから電力を供給して電力変換器3
を介し、回転電機2がモータとして動作し、始動する。
この際、冷却系統202では、前述の電力変換器3およ
び回転電機2からの発熱によりポンプ6mにより循環し
ている冷却液は徐々に温度上昇する。この冷却液は液温
がサーモスタット7mのしきい値Tmに到達するまでは
ラジエータ5mを通過しないため、冷却液は短時間のう
ちに上昇する。一方、エンジン1の冷却系統201では
エンジン1が停止しているため、系統内には熱の発生源
がない。しかし、ポンプ6eが動作しているため、熱交
換器4では、冷却系統201の液温に対し、冷却系統2
02の液温が高くなっており、さらに互いのポンプ6
e,6mが動作していることから両者の液間で、熱交換
が起こる。即ち、冷却系統202の液がもつ熱が冷却系
統201に伝達され、201の液温が上昇し、エンジン
1を暖めることになる。
的な動作モードとして、発進時における熱交換を説明す
る。発進時には、エンジン1が暖機されていないため、
図示しないバッテリーから電力を供給して電力変換器3
を介し、回転電機2がモータとして動作し、始動する。
この際、冷却系統202では、前述の電力変換器3およ
び回転電機2からの発熱によりポンプ6mにより循環し
ている冷却液は徐々に温度上昇する。この冷却液は液温
がサーモスタット7mのしきい値Tmに到達するまでは
ラジエータ5mを通過しないため、冷却液は短時間のう
ちに上昇する。一方、エンジン1の冷却系統201では
エンジン1が停止しているため、系統内には熱の発生源
がない。しかし、ポンプ6eが動作しているため、熱交
換器4では、冷却系統201の液温に対し、冷却系統2
02の液温が高くなっており、さらに互いのポンプ6
e,6mが動作していることから両者の液間で、熱交換
が起こる。即ち、冷却系統202の液がもつ熱が冷却系
統201に伝達され、201の液温が上昇し、エンジン
1を暖めることになる。
【0027】図2に熱交換器4の詳細構造を示す。熱交
換器4は、エンジン1の冷却系統側に接続される流路1
0と、回転電機2の冷却系統側に接続される流路11か
ら構成され、互いの流路表面は、流路壁により遮られて
おり、壁面を介して熱交換を行うものである。本図にお
いて、冷却液の流れはおのおの反対側の方向から流入す
る、所謂「対向流」の構成になっており、このような構
成とすることで熱交換効率が向上するものである。図2
には所謂「二重間熱交換器」を例示してあるが、例えば
シェル・アンド・チューブ熱交換器やプレート熱交換
器、あるいはコンパクト熱交換器といった多様な形態の
熱交換器が、設置スペースや交換する熱量や圧力損失ま
たは、互いの冷却液の流量バランスにより、適宜選択し
使用できるものである。
換器4は、エンジン1の冷却系統側に接続される流路1
0と、回転電機2の冷却系統側に接続される流路11か
ら構成され、互いの流路表面は、流路壁により遮られて
おり、壁面を介して熱交換を行うものである。本図にお
いて、冷却液の流れはおのおの反対側の方向から流入す
る、所謂「対向流」の構成になっており、このような構
成とすることで熱交換効率が向上するものである。図2
には所謂「二重間熱交換器」を例示してあるが、例えば
シェル・アンド・チューブ熱交換器やプレート熱交換
器、あるいはコンパクト熱交換器といった多様な形態の
熱交換器が、設置スペースや交換する熱量や圧力損失ま
たは、互いの冷却液の流量バランスにより、適宜選択し
使用できるものである。
【0028】図3に熱交換器4内における各冷却液の温
度変化のグラフを示す。グラフは、横軸が各冷却系統の
入口・出口部で示している。各冷却液は、下流に流れる
に従い、回転電機側は温度が下がり、エンジン側は温度
が上がっていく。各冷却液の温度勾配や温度差は、冷却
液の物性や流量および熱交換部の熱通過率により決定さ
れるものである。また、図からも明らかな通り、エンジ
ン冷却液の熱交換部出口部温度TEOは、最大でも回転
電機側冷却液の入口温度TMI以下である。なお、エン
ジン側のサーモスタット7eは一般に回転電機2および
電力変換器3の冷却系統における冷却限界温度Tmma
xより大きいしきい値を有しているため、すくなくとも
エンジン1が停止している状態では、エンジン側のサー
モスタット7eはバイパス側に流路を形成し、ラジエー
タ5eでの熱交換は行わない。
度変化のグラフを示す。グラフは、横軸が各冷却系統の
入口・出口部で示している。各冷却液は、下流に流れる
に従い、回転電機側は温度が下がり、エンジン側は温度
が上がっていく。各冷却液の温度勾配や温度差は、冷却
液の物性や流量および熱交換部の熱通過率により決定さ
れるものである。また、図からも明らかな通り、エンジ
ン冷却液の熱交換部出口部温度TEOは、最大でも回転
電機側冷却液の入口温度TMI以下である。なお、エン
ジン側のサーモスタット7eは一般に回転電機2および
電力変換器3の冷却系統における冷却限界温度Tmma
xより大きいしきい値を有しているため、すくなくとも
エンジン1が停止している状態では、エンジン側のサー
モスタット7eはバイパス側に流路を形成し、ラジエー
タ5eでの熱交換は行わない。
【0029】次に、車が始動し、ある程度の車両速度域
に達すると、エンジン1が始動して動力源となる。この
とき、前述したようにエンジン1は既に回転電機2およ
び電力変換器3の発熱を利用してある程度暖機されてい
るため、始動時から燃費が良く、エミッションの少ない
状態でエンジン1が動作することになる。また、さらに
高速での運転域においては、エンジン1と回転電機2が
同時に作動し、協調して駆動することもある。この状態
においては、エンジン自身が発熱しており、液温がサー
モスタット7eのしきい値Teに到達するまではラジエ
ータ5eを通過せず、冷却液は短時間のうちに上昇す
る。
に達すると、エンジン1が始動して動力源となる。この
とき、前述したようにエンジン1は既に回転電機2およ
び電力変換器3の発熱を利用してある程度暖機されてい
るため、始動時から燃費が良く、エミッションの少ない
状態でエンジン1が動作することになる。また、さらに
高速での運転域においては、エンジン1と回転電機2が
同時に作動し、協調して駆動することもある。この状態
においては、エンジン自身が発熱しており、液温がサー
モスタット7eのしきい値Teに到達するまではラジエ
ータ5eを通過せず、冷却液は短時間のうちに上昇す
る。
【0030】この際には、エンジン側の液温が回転電機
側の液温よりも高くなる場合があり、この場合には、エ
ンジンの発熱が回転電機側に移動し、回転電機側の冷却
限界温度Tmmaxを超える可能性がある。そのため、
バルブ9を図4に示すフローチャートに基づいて制御す
る。
側の液温よりも高くなる場合があり、この場合には、エ
ンジンの発熱が回転電機側に移動し、回転電機側の冷却
限界温度Tmmaxを超える可能性がある。そのため、
バルブ9を図4に示すフローチャートに基づいて制御す
る。
【0031】図4に示されるように、スタート301し
た直後(ここでスタートとは、ハイブリッド車がアクセ
ルペダルを踏むことにより始動可能な状態にする動作を
示す)に、図2に図示した回転電機側の冷却系統におけ
るバルブ9の上流側の温度Tmin、およびバイパス流
路が熱交換器4の下流と合流する位置のさらに下流側の
温度Tmoutを検出し、TmoutがTminより大
きい値となっているか否かを判定する(302)。冷却
液温度の絶対値に関わらず、エンジン側からの熱を受け
取る場合には、TmoutはTminより大きい値を示
し、バルブ9をONとし(303)、熱交換器4をバイ
バスすることでエンジン側からの熱をもらわないように
する。一方、TmoutがTminより小さい値を示し
た場合には、すくなくともエンジン側から熱を受け取っ
ていないことから、熱交換器4が回転電機2と電力変換
器3の放熱に寄与することになるため、バルブ9をOF
Fとし(304)、熱交換器4を通過する。
た直後(ここでスタートとは、ハイブリッド車がアクセ
ルペダルを踏むことにより始動可能な状態にする動作を
示す)に、図2に図示した回転電機側の冷却系統におけ
るバルブ9の上流側の温度Tmin、およびバイパス流
路が熱交換器4の下流と合流する位置のさらに下流側の
温度Tmoutを検出し、TmoutがTminより大
きい値となっているか否かを判定する(302)。冷却
液温度の絶対値に関わらず、エンジン側からの熱を受け
取る場合には、TmoutはTminより大きい値を示
し、バルブ9をONとし(303)、熱交換器4をバイ
バスすることでエンジン側からの熱をもらわないように
する。一方、TmoutがTminより小さい値を示し
た場合には、すくなくともエンジン側から熱を受け取っ
ていないことから、熱交換器4が回転電機2と電力変換
器3の放熱に寄与することになるため、バルブ9をOF
Fとし(304)、熱交換器4を通過する。
【0032】以上、本発明のハイブリッド車の冷却装置
の第一実施形態によれば、複数の冷却系統において、配
管のバルブによる制御を複雑化することなく、エンジン
1の暖機を速やかに行うことができる。また、流路の切
り替えにおいて、温度検出等、外部からの信号を必要と
する部位が極めて少なく、制御アルゴリズムも簡単なこ
とから、信頼性の高い冷却装置を構築できる。また、エ
ンジン1、回転電機2、電力変換装置3といった発熱部
品をバイパスする流路が無いため、各冷却系統における
流量をほぼ一定に保つことが可能となり、各発熱部品の
冷却設定が容易となる。
の第一実施形態によれば、複数の冷却系統において、配
管のバルブによる制御を複雑化することなく、エンジン
1の暖機を速やかに行うことができる。また、流路の切
り替えにおいて、温度検出等、外部からの信号を必要と
する部位が極めて少なく、制御アルゴリズムも簡単なこ
とから、信頼性の高い冷却装置を構築できる。また、エ
ンジン1、回転電機2、電力変換装置3といった発熱部
品をバイパスする流路が無いため、各冷却系統における
流量をほぼ一定に保つことが可能となり、各発熱部品の
冷却設定が容易となる。
【0033】次に、図5乃至図6を用いて、本発明のハ
イブリッド車の冷却装置の第二実施形態を説明する。図
5は本発明のハイブリッド車の駆動システムの主要コン
ポーネントおよびその冷却系の構成図、図6は図5にお
ける熱交換器4hの詳細構成図である。
イブリッド車の冷却装置の第二実施形態を説明する。図
5は本発明のハイブリッド車の駆動システムの主要コン
ポーネントおよびその冷却系の構成図、図6は図5にお
ける熱交換器4hの詳細構成図である。
【0034】本実施形態が第一実施形態と異なるのは、
熱交換器4として、ヒートパイプ式熱交換器4hを採用
し、回転電機2の冷却系統202においてバルブを削除
した点である。
熱交換器4として、ヒートパイプ式熱交換器4hを採用
し、回転電機2の冷却系統202においてバルブを削除
した点である。
【0035】図5にヒートパイプ式熱交換器4hの詳細
構成図を示す。本熱交換器4hは、重力方向に対して上
側にエンジン側の冷却流路10、下側に回転電機2・電
力変換器3の冷却流路11が形成され、これら流路1
0、11を分離する隔壁15を介して複数のヒートパイ
プ13が流路10、11にまたがって垂直に配置され、
さらにヒートパイプ13には多数の熱交換用のフィン1
4が取り付けられる。ここで、ヒートパイプ13の内面
には、凝縮した作動液の還流を促進する所謂ウイックは
設けないこととする。次に本ヒートパイプ式熱交換器の
作動について説明する。まず、エンジン1の暖機を想定
し、回転電機2の冷却液温が、エンジン1の冷却液温よ
り高い場合、ヒートパイプ13は、蒸発部13aにおい
てヒートパイプ13内に封入された作動液が蒸発・沸騰
することにより凝縮部13bへ潜熱として熱を輸送し、
さらに凝縮部にて蒸気が凝縮し、作動液となって下部の
蒸発部へ還流することで、回転電機2・電力変換器3の
冷却流路11側から、エンジン1の冷却流路10側へ熱
を伝えることができる。
構成図を示す。本熱交換器4hは、重力方向に対して上
側にエンジン側の冷却流路10、下側に回転電機2・電
力変換器3の冷却流路11が形成され、これら流路1
0、11を分離する隔壁15を介して複数のヒートパイ
プ13が流路10、11にまたがって垂直に配置され、
さらにヒートパイプ13には多数の熱交換用のフィン1
4が取り付けられる。ここで、ヒートパイプ13の内面
には、凝縮した作動液の還流を促進する所謂ウイックは
設けないこととする。次に本ヒートパイプ式熱交換器の
作動について説明する。まず、エンジン1の暖機を想定
し、回転電機2の冷却液温が、エンジン1の冷却液温よ
り高い場合、ヒートパイプ13は、蒸発部13aにおい
てヒートパイプ13内に封入された作動液が蒸発・沸騰
することにより凝縮部13bへ潜熱として熱を輸送し、
さらに凝縮部にて蒸気が凝縮し、作動液となって下部の
蒸発部へ還流することで、回転電機2・電力変換器3の
冷却流路11側から、エンジン1の冷却流路10側へ熱
を伝えることができる。
【0036】ここで、本方式の最大の特徴は、以上の動
作は、エンジン側の冷却液温が回転電機側の冷却水温度
より高い場合には起こらないことである。即ち、熱交換
器4hの上部に高温の流体が存在し、蒸発した場合、仮
に下部で凝縮したとしても、凝縮した作動液はウイック
が無いための上部で還流することができない。仮にウイ
ックがあったとしても、重力が支配する場においては重
力に逆らって還流する毛細管力は極めて小さく、実用上
は熱輸送できない。
作は、エンジン側の冷却液温が回転電機側の冷却水温度
より高い場合には起こらないことである。即ち、熱交換
器4hの上部に高温の流体が存在し、蒸発した場合、仮
に下部で凝縮したとしても、凝縮した作動液はウイック
が無いための上部で還流することができない。仮にウイ
ックがあったとしても、重力が支配する場においては重
力に逆らって還流する毛細管力は極めて小さく、実用上
は熱輸送できない。
【0037】つまり、本方式の熱交換器4hを用いるこ
とで、エンジン側の熱を回転電機側には伝えることがで
きないため、第一実施形態において必要とされたバルブ
9およびバイパス流路が不要になり、信号による制御手
段を一切用いることなく、エンジン暖機が速やかに可能
となる。
とで、エンジン側の熱を回転電機側には伝えることがで
きないため、第一実施形態において必要とされたバルブ
9およびバイパス流路が不要になり、信号による制御手
段を一切用いることなく、エンジン暖機が速やかに可能
となる。
【0038】その意味において、ヒートパイプ式熱交換
器4hの構成としては、ヒートパイプ13は必ずしも垂
直に配置される必要はなく、少なくともエンジン側の流
路部が回転電機側の流路部に対し上方に位置することが
必要条件となる。
器4hの構成としては、ヒートパイプ13は必ずしも垂
直に配置される必要はなく、少なくともエンジン側の流
路部が回転電機側の流路部に対し上方に位置することが
必要条件となる。
【0039】次に、図7を用いて、本発明のハイブリッ
ド車の冷却装置の第三実施形態を説明する。図7は図1
におけるバルブ9の制御方法を示すフローチャートであ
る。本実施形態は、第一実施形態と異なるのは、バルブ
9の制御方法を変えることで、電力変換器3の暖機を行
える構成にした点である。図7に示されるように、スタ
ート301した直後に、図2に図示した回転電機側の冷
却系統におけるバルブ9の上流側の温度Tmin、およ
びバイパス流路が熱交換器4の下流と合流する位置のさ
らに下流側の温度Tmoutを検出し、TmoutがT
minより大きい値となっているか否かを判定する(3
02)。冷却液温度の絶対値に関わらず、エンジン側か
らの熱を受け取る場合には、TmoutはTminより
大きい値を示し、次の判定305へと進む。305で
は、Tminを検出し、これが、回転電機3および電力
変換器2の冷却するための上限温度Tmmaxより大き
い値になっているか否かを判定する。TminがTmm
axを超えた場合には、これ以上エンジン側からの熱を
受けとると、回転電機および電力変換装置の冷却が不可
能となるため、バルブ9をONし(303)、熱交換器
4をバイバスすることでエンジン側からの熱をもらわな
いようにする。一方、TmoutがTminより小さい
値を示した場合には、あるいはTmoutがTminよ
り大きい値を示しても、TminがTmmaxを超えな
い限りは、バルブ9をOFFとし(304)、熱交換器
4を通過する。
ド車の冷却装置の第三実施形態を説明する。図7は図1
におけるバルブ9の制御方法を示すフローチャートであ
る。本実施形態は、第一実施形態と異なるのは、バルブ
9の制御方法を変えることで、電力変換器3の暖機を行
える構成にした点である。図7に示されるように、スタ
ート301した直後に、図2に図示した回転電機側の冷
却系統におけるバルブ9の上流側の温度Tmin、およ
びバイパス流路が熱交換器4の下流と合流する位置のさ
らに下流側の温度Tmoutを検出し、TmoutがT
minより大きい値となっているか否かを判定する(3
02)。冷却液温度の絶対値に関わらず、エンジン側か
らの熱を受け取る場合には、TmoutはTminより
大きい値を示し、次の判定305へと進む。305で
は、Tminを検出し、これが、回転電機3および電力
変換器2の冷却するための上限温度Tmmaxより大き
い値になっているか否かを判定する。TminがTmm
axを超えた場合には、これ以上エンジン側からの熱を
受けとると、回転電機および電力変換装置の冷却が不可
能となるため、バルブ9をONし(303)、熱交換器
4をバイバスすることでエンジン側からの熱をもらわな
いようにする。一方、TmoutがTminより小さい
値を示した場合には、あるいはTmoutがTminよ
り大きい値を示しても、TminがTmmaxを超えな
い限りは、バルブ9をOFFとし(304)、熱交換器
4を通過する。
【0040】このようなバルブ制御をすることにより、
エンジン1の暖機のみならず、電力変換器3を暖機する
ことが可能となり、電力変換器3が受ける温度サイクル
の温度変動巾を低減することができる。即ち、電気部品
の寿命や信頼性を向上することができる。
エンジン1の暖機のみならず、電力変換器3を暖機する
ことが可能となり、電力変換器3が受ける温度サイクル
の温度変動巾を低減することができる。即ち、電気部品
の寿命や信頼性を向上することができる。
【0041】ここでは、バルブおよびサーモスタットの
動きを詳細に説明したが、これに加えて、各冷却系統に
おけるポンプ6の駆動力を制御することにより、短時間
でエンジンを暖機したり、電力変換器の温度変動幅を小
さくすることができる。また、コンポーネントと冷却系
統の組み合わせについても、独立した2以上の冷却系統
において熱交換器を有する構成であれば、基本的に発熱
源からの熱を用いて他のコンポーネントの暖機および温
度調整を行うことができるものである。例えば,バッテ
リーや燃料電池などの電力貯蔵手段も,自身が発熱する
ために冷却を必要としたり,また,出力特性を向上させ
るために温度調整が必要なコンポーネントであり,これ
らを冷却系統に組み込むことで,駆動システム全体のエ
ネルギ効率を向上させることが可能である。
動きを詳細に説明したが、これに加えて、各冷却系統に
おけるポンプ6の駆動力を制御することにより、短時間
でエンジンを暖機したり、電力変換器の温度変動幅を小
さくすることができる。また、コンポーネントと冷却系
統の組み合わせについても、独立した2以上の冷却系統
において熱交換器を有する構成であれば、基本的に発熱
源からの熱を用いて他のコンポーネントの暖機および温
度調整を行うことができるものである。例えば,バッテ
リーや燃料電池などの電力貯蔵手段も,自身が発熱する
ために冷却を必要としたり,また,出力特性を向上させ
るために温度調整が必要なコンポーネントであり,これ
らを冷却系統に組み込むことで,駆動システム全体のエ
ネルギ効率を向上させることが可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明のハイブリッド車の冷却装置によ
れば、ハイブリッド車におけるエンジンの暖機が速やか
に可能となるため、エンジンの燃費を向上したり、排ガ
ス中の有害成分を減少させることができるとともに、配
管系統や制御手段を簡単にして全体をコンパクト化する
ことができる。また、電気部品が受ける温度サイクルの
変動巾を低減することが可能となるため、電気部品の寿
命や信頼性を向上することができる。
れば、ハイブリッド車におけるエンジンの暖機が速やか
に可能となるため、エンジンの燃費を向上したり、排ガ
ス中の有害成分を減少させることができるとともに、配
管系統や制御手段を簡単にして全体をコンパクト化する
ことができる。また、電気部品が受ける温度サイクルの
変動巾を低減することが可能となるため、電気部品の寿
命や信頼性を向上することができる。
【図1】本発明の第一実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置を説明するための構成図である。
の冷却装置を説明するための構成図である。
【図2】本発明の第一実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置のうち、熱交換器の詳細構造図である。
の冷却装置のうち、熱交換器の詳細構造図である。
【図3】本発明の第一実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置のうち、熱交換器の温度分布を説明する図で
ある。
の冷却装置のうち、熱交換器の温度分布を説明する図で
ある。
【図4】本発明の第一実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置のうち、バルブ制御方法を示すフローチャー
トである。
の冷却装置のうち、バルブ制御方法を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第二実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置を説明するための構成図である。
の冷却装置を説明するための構成図である。
【図6】本発明の第二実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置のうちのヒートパイプ式熱交換器の詳細構造
図である。
の冷却装置のうちのヒートパイプ式熱交換器の詳細構造
図である。
【図7】本発明の第三実施形態におけるハイブリッド車
の冷却装置のうち、バルブ制御方法を示すフローチャー
トである。
の冷却装置のうち、バルブ制御方法を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の第一実施形態におけるハイブリッド車
の駆動システムを説明するための構成図である。
の駆動システムを説明するための構成図である。
1…エンジン、2…回転電機、3…電力変換器、4…熱
交換器、5…ラジエータ、6…ポンプ、7…サーモスタ
ット、8…バッテリー、9…バルブ、10…エンジン側
流路、11…回転電機側流路、12…バイパス流路、1
3…ヒートパイプ、13a…ヒートパイプ蒸発部、13
b…ヒートパイプ凝縮部、14…フィン、15…隔壁、
101…車体、102…駆動輪、103…駆動軸、10
4…差動減速器、105…動力切替器、201…エンジ
ン冷却系統、202…回転電機・電力変換器冷却系統、
Tmin…回転電機側入口温度測定センサ、Tmout
…回転電機側出口温度測定センサ、Tmmax…回転電
機・電力変換器の許容液温、TMI…回転電機側熱交換
器の入口温度、TMO…回転電機側熱交換器の出口温
度、TEI…エンジン側熱交換器の入口温度、TEO…
エンジン側熱交換器の出口温度。
交換器、5…ラジエータ、6…ポンプ、7…サーモスタ
ット、8…バッテリー、9…バルブ、10…エンジン側
流路、11…回転電機側流路、12…バイパス流路、1
3…ヒートパイプ、13a…ヒートパイプ蒸発部、13
b…ヒートパイプ凝縮部、14…フィン、15…隔壁、
101…車体、102…駆動輪、103…駆動軸、10
4…差動減速器、105…動力切替器、201…エンジ
ン冷却系統、202…回転電機・電力変換器冷却系統、
Tmin…回転電機側入口温度測定センサ、Tmout
…回転電機側出口温度測定センサ、Tmmax…回転電
機・電力変換器の許容液温、TMI…回転電機側熱交換
器の入口温度、TMO…回転電機側熱交換器の出口温
度、TEI…エンジン側熱交換器の入口温度、TEO…
エンジン側熱交換器の出口温度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 印南 敏之 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 正木 良三 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 箕輪 利通 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 大山 宜茂 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 保川 彰夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (11)
- 【請求項1】駆動システムとして,エンジン、回転電機
等の複数のコンポーネントを搭載し、該コンポーネント
をそれぞれ冷却するよう液体が流通する複数の冷却管お
よびラジエータを有するハイブリッド車において、前記
エンジンを冷却する循環系統と前記エンジンを含まない
コンポーネントを冷却する循環系統との液体間の熱交換
を行う熱交換器を有することを特徴とするハイブリッド
車の冷却装置。 - 【請求項2】駆動システムとしてエンジン及び回転電機
を搭載し、該前記エンジン及び回転電機をそれぞれ冷却
するよう液体が流通する冷却管、ラジエータ及びポンプ
を有するハイブリッド車において、前記エンジンを冷却
する循環系統と前記回転電機を冷却する循環系統と独立
して閉じた回路を形成し、前記エンジンを冷却する循環
系統と前記回転電機を冷却する循環系統と液体間の熱交
換を行う熱交換器を有することを特徴とするハイブリッ
ド車の冷却装置。 - 【請求項3】前記エンジンを含む循環系統におけるエン
ジンの上流側と、前記エンジンを含まないコンポーネン
トを冷却する循環系統におけるコンポーネントの下流側
との間に熱交換器を設けたことを特徴とする請求項1、
2の何れかに記載のハイブリッド車の冷却装置。 - 【請求項4】前記エンジンを含まない循環系統にラジエ
ータをバイパスする流路を有することを特徴とする請求
項1〜3の何れかに記載のハイブリッド車の冷却装置。 - 【請求項5】前記ラジエータと、該ラジエータをバイパ
スする流路とを流れる流量を制御するサーモスタットを
有することを特徴とする請求項4記載のハイブリッド車
の冷却装置。 - 【請求項6】前記エンジンを含まない循環系統におい
て、熱交換器をバイパスする流路を有することを特徴と
する請求項1〜3の何れかに記載のハイブリッド車の冷
却装置。 - 【請求項7】前記エンジンを含む循環系統にラジエータ
をバイパスする流路を有することを特徴とする請求項1
〜3の何れかに記載のハイブリッド車の冷却装置。 - 【請求項8】前記ラジエータと、該ラジエータをバイパ
スする流路とを流れる流量を制御するサーモスタット有
することを特徴とする請求項7記載のハイブリッド車の
冷却装置。 - 【請求項9】前記コンポーネントの温度を検出する手段
と、検出した信号にもとに前記ラジエータまたは熱交換
器をバイパスする流路を制御する手段を有する請求項5
〜8の何れかに記載のハイブリッド車の冷却装置。 - 【請求項10】前記熱交換器に、エンジンを含む循環系
統とエンジンを含まない循環系統との間にまたがって熱
交換するヒートパイプを用いたことを特徴とする請求項
1〜9の何れかに記載のハイブリッド車の冷却装置。 - 【請求項11】前記エンジンを含む循環系統をエンジン
を含まない循環系統の上部配置したことを特徴とする請
求項10記載のハイブリッド車の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10118198A JPH11313406A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ハイブリッド車の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10118198A JPH11313406A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ハイブリッド車の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11313406A true JPH11313406A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14730615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10118198A Pending JPH11313406A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ハイブリッド車の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11313406A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6357541B1 (en) * | 1999-06-07 | 2002-03-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Circulation apparatus for coolant in vehicle |
| EP1065354A3 (en) * | 1999-06-07 | 2002-11-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Temperature controller for vehicular battery |
| JP2006082805A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Behr Gmbh & Co | 自動車用熱交換装置 |
| US7082905B2 (en) | 2003-02-24 | 2006-08-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Cooling apparatus for hybrid vehicle |
| FR2890606A1 (fr) * | 2005-09-13 | 2007-03-16 | Renault Sas | Procede de commande d'un groupe motopropulseur de vehicule comprenant deux circuits de refroidissement |
| JP2009180103A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Toyota Motor Corp | 冷却液循環装置 |
| WO2011065074A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社 日立製作所 | 電動車両の冷却システム |
| CN102472132A (zh) * | 2009-08-07 | 2012-05-23 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于对混合动力车的机油和变速器油进行加热的方法和装置 |
| JP2012112373A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用マルチ冷却装置 |
| KR20130019178A (ko) * | 2011-08-16 | 2013-02-26 | 한라공조주식회사 | 하이브리드 자동차용 냉각 시스템 |
| US8494698B2 (en) | 2007-10-31 | 2013-07-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid system control apparatus and hybrid system control method |
| WO2014002233A1 (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-03 | 三菱電機株式会社 | 交流電気車の制御装置 |
| JP2014181879A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Denso Corp | 化学蓄熱システム |
| KR20180009745A (ko) * | 2015-05-20 | 2018-01-29 | 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 | 내연 기관 및 자동차 |
| WO2019058741A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 日立建機株式会社 | ハイブリッド式作業機械 |
| JP2019049217A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両用熱交換システム、車両用熱交換方法、およびプログラム |
| CN109955714A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 本田技研工业株式会社 | 车辆冷却循环 |
| EP3572264A1 (en) * | 2018-05-21 | 2019-11-27 | Scania CV AB | Electric powertrain, method of controlling temperature of coolant of electric powertrain, and related devices |
| JP2021156234A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | トヨタ自動車株式会社 | 熱管理装置 |
| JP2021154921A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 日立建機株式会社 | 電気駆動車両 |
| US11186165B2 (en) | 2019-01-28 | 2021-11-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Heat distribution device for hybrid vehicle |
| JP2024107807A (ja) * | 2023-01-30 | 2024-08-09 | いすゞ自動車株式会社 | 暖機システム |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP10118198A patent/JPH11313406A/ja active Pending
Cited By (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1065354A3 (en) * | 1999-06-07 | 2002-11-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Temperature controller for vehicular battery |
| US6357541B1 (en) * | 1999-06-07 | 2002-03-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Circulation apparatus for coolant in vehicle |
| US7082905B2 (en) | 2003-02-24 | 2006-08-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Cooling apparatus for hybrid vehicle |
| JP2006082805A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Behr Gmbh & Co | 自動車用熱交換装置 |
| US8215427B2 (en) | 2005-09-13 | 2012-07-10 | Renault S.A.S. | Method for controlling a vehicle drive train comprising two cooling circuits |
| FR2890606A1 (fr) * | 2005-09-13 | 2007-03-16 | Renault Sas | Procede de commande d'un groupe motopropulseur de vehicule comprenant deux circuits de refroidissement |
| WO2007031670A1 (fr) * | 2005-09-13 | 2007-03-22 | Renault S.A.S | Procede de commande d'un groupe motopropulseur de vehicule comprenant deux circuits de refroidissement |
| US8494698B2 (en) | 2007-10-31 | 2013-07-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid system control apparatus and hybrid system control method |
| JP2009180103A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Toyota Motor Corp | 冷却液循環装置 |
| CN102472132A (zh) * | 2009-08-07 | 2012-05-23 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于对混合动力车的机油和变速器油进行加热的方法和装置 |
| JP2013501189A (ja) * | 2009-08-07 | 2013-01-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ハイブリッド車両におけるエンジンオイル及びミッションオイルの加熱のための方法及び装置 |
| US10286897B2 (en) | 2009-08-07 | 2019-05-14 | Robert Bosch Gmbh | Method and device for heating engine and transmission oil of a hybrid vehicle |
| JP2011111139A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Hitachi Ltd | 電動車両の冷却システム |
| CN102470758A (zh) * | 2009-11-30 | 2012-05-23 | 株式会社日立制作所 | 电动车辆的冷却系统 |
| WO2011065074A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社 日立製作所 | 電動車両の冷却システム |
| JP2012112373A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用マルチ冷却装置 |
| KR20130019178A (ko) * | 2011-08-16 | 2013-02-26 | 한라공조주식회사 | 하이브리드 자동차용 냉각 시스템 |
| WO2014002233A1 (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-03 | 三菱電機株式会社 | 交流電気車の制御装置 |
| JP5474259B1 (ja) * | 2012-06-28 | 2014-04-16 | 三菱電機株式会社 | 交流電気車の制御装置 |
| US9333862B2 (en) | 2012-06-28 | 2016-05-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Control device for AC electric vehicle |
| JP2014181879A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Denso Corp | 化学蓄熱システム |
| KR20180009745A (ko) * | 2015-05-20 | 2018-01-29 | 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 | 내연 기관 및 자동차 |
| US11035285B2 (en) | 2015-05-20 | 2021-06-15 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Internal combustion machine, motor vehicle, and method for operating a motor vehicle |
| JP2019049217A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両用熱交換システム、車両用熱交換方法、およびプログラム |
| EP3686352A4 (en) * | 2017-09-21 | 2021-08-25 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | HYBRID WORKING MACHINE |
| KR20200035989A (ko) * | 2017-09-21 | 2020-04-06 | 히다치 겡키 가부시키 가이샤 | 하이브리드식 작업 기계 |
| JP2019056236A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 日立建機株式会社 | ハイブリッド式作業機械 |
| WO2019058741A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 日立建機株式会社 | ハイブリッド式作業機械 |
| US11142887B2 (en) | 2017-09-21 | 2021-10-12 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hybrid working machine |
| CN109955714A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 本田技研工业株式会社 | 车辆冷却循环 |
| JP2019116128A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両冷却サイクル |
| EP3572264A1 (en) * | 2018-05-21 | 2019-11-27 | Scania CV AB | Electric powertrain, method of controlling temperature of coolant of electric powertrain, and related devices |
| US11186165B2 (en) | 2019-01-28 | 2021-11-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Heat distribution device for hybrid vehicle |
| JP2021156234A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | トヨタ自動車株式会社 | 熱管理装置 |
| JP2021154921A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 日立建機株式会社 | 電気駆動車両 |
| JP2024107807A (ja) * | 2023-01-30 | 2024-08-09 | いすゞ自動車株式会社 | 暖機システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6604442B2 (ja) | 機器温調装置 | |
| JP7786354B2 (ja) | 熱マネージメントシステム、それを備えた車両、および、熱マネージメント回路の制御方法 | |
| CN113978274A (zh) | 插电式燃料电池混合动力汽车热管理系统及其控制方法 | |
| JP4140544B2 (ja) | 廃熱利用装置 | |
| JP5053922B2 (ja) | 内燃機関の廃熱利用装置 | |
| WO2009133620A1 (ja) | 内燃機関の廃熱利用装置 | |
| KR20110134213A (ko) | 친환경차량의 통합 열관리 시스템 | |
| JP4614688B2 (ja) | 冷却システムおよびこれを搭載するハイブリッド車。 | |
| JP2010138811A (ja) | 排気熱回収装置 | |
| JP2000335230A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| WO2011077782A1 (ja) | 電動車両の冷却システム | |
| US20090031749A1 (en) | Refrigeration apparatus with exhaust heat recovery device | |
| JP2005036787A (ja) | 発熱体の廃熱利用装置 | |
| JP2010284045A (ja) | 熱供給装置 | |
| JP2020104826A (ja) | 車両用の熱交換システム | |
| JP2010077901A (ja) | 車両用廃熱利用装置 | |
| JP2024127446A (ja) | 熱管理システム | |
| JP2011240777A (ja) | 冷却装置 | |
| JP2000274240A (ja) | ハイブリッド車両用冷却装置 | |
| JP7529615B2 (ja) | 電気自動車用の熱管理システム | |
| JP4396351B2 (ja) | 熱電発電装置 | |
| JP2002004860A (ja) | ハイブリッド電気自動車用冷却装置 | |
| US20220407136A1 (en) | Battery cooling device | |
| JP4311272B2 (ja) | 冷却媒体循環装置 | |
| JPH11200858A (ja) | ハイブリッド電気自動車の冷却装置 |