JPH11313470A - 2入出力の非干渉巻線を有する角度検出装置 - Google Patents

2入出力の非干渉巻線を有する角度検出装置

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JPH11313470A
JPH11313470A JP10118168A JP11816898A JPH11313470A JP H11313470 A JPH11313470 A JP H11313470A JP 10118168 A JP10118168 A JP 10118168A JP 11816898 A JP11816898 A JP 11816898A JP H11313470 A JPH11313470 A JP H11313470A
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JP
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winding
phase
pole
rotor
windings
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JP10118168A
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Fumio Tajima
文男 田島
Sanshiro Obara
三四郎 小原
Akira Ishizaki
彰 石崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】互いに独立した2組の回転子位置信号を供給す
ることのできる、構造が簡単,安価でコンパクトな角度
検出装置を提供する。 【解決手段】極対数P1 の単相励磁巻線と極対数P2
2相又は3相出力巻線から成る巻線Aと、極対数P3
単相励磁巻線と極対数P4 の2相又は3相出力巻線から
成る巻線Bを固定子の同一鉄心のスロットに納め、N個
の突極を持つ回転子に対し、巻線AにおいてはP1+P2
=N又はP1−P2=±Nのいずれかの関係、巻線Bにお
いてはP3+P4=N又はP3−P4=±Nのいずれかの関
係を満足させ、巻線Aと巻線Bとが磁気的に干渉しない
ようにそれぞれの極対数を選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電気自動車等で安全対策上用
いられるデュアルシステムにおいては、モータの制御回
路を2系統にすることが行われているが、この場合のモ
ータの回転子位置の角度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車ではPMモータや誘導電動機
のベクトル制御が広く行われているが、この場合回転子
位置の角度検出装置として、構造が簡単,安価で信頼性
の高いVR形レゾルバが用いられている。しかし、万一
レゾルバの巻線が切断又は短絡した場合には、回転子位
置を示す信号が無くなるのでモータの制御が不能にな
る。従って、モータの制御回路を2系統とするデュアル
システムでは、回転子位置の信号を供給するレゾルバも
2個使用することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、2系統
の制御回路に独立した二つの回転子位置の信号を供給す
るために、2個のレゾルバを使用することは、モータ周
辺の寸法が大きくなり、またコスト高になるという欠点
がある。本発明はこれらの課題を解決するために、1個
の固定子鉄心に巻かれた2組の巻線から、互いに独立し
た2組の回転子位置信号を供給することのできる角度検
出装置を実現しようとするものである。
【0004】従って本発明は、上記の問題に鑑み、互い
に独立した2組の回転子位置信号を供給することのでき
る、構造が簡単,安価でコンパクトな角度検出装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、発明者が既に
出願し、登録されている特許第2698013 号「位置検出装
置」の基本技術を利用するものである。即ち、この特許
は、励磁巻線と出力巻線とを異なった極対数としていず
れも固定子鉄心のスロットに納め、励磁巻線の極対数を
1 ,出力巻線の極対数をP2 として、回転子はN個の
突極を有する鉄心で巻線を設けない構造において、
【0006】
【数2】 P1+P2=N …(1) または
【0007】
【数3】 P1−P2=±N …(2) のいずれかの関係を満足するように極対数を選定する
と、励磁巻線を単相とし、出力巻線を2相又は3相とし
た場合には、回転子の全円周の1/Nの動きを1周期と
する、正弦波の2相又は3相電圧が出力巻線に誘導され
ることを利用して回転子位置の角度を検出するものであ
る。
【0008】本発明は、上記の極対数P1 の励磁巻線と
極対数P2 の出力巻線で構成されるものを巻線Aとし、
これとは異なった極対数P3 の単相励磁巻線と極対数P
4 の2相又は3相の出力巻線で構成されるもう一組を巻
線Bとし、極対数P3,P4と突極数Nとの間には
【0009】
【数4】 P3+P4=N …(3) または
【0010】
【数5】 P3−P4=±N …(4) のいずれかを満足するように極対数を選定して、これら
の二組の巻線を同一の固定子鉄心のスロットに納め、巻
線Aの励磁電流が作る磁束によっては巻線Bには電圧が
誘導されず、また巻線Bの励磁電流が作る磁束によって
は巻線Aには電圧が誘導されないように双方の極対数を
選定することによって、巻線Aと巻線Bとの間に磁気的
な干渉がないようにして、二組の巻線から互いに独立し
た回転角度の信号を得ることを特徴とする。
【0011】この場合角度検出の誤差の原因となるの
は、出力巻線の誘導電圧波形に含まれる高調波成分であ
るが、本発明においては突極によるギャップパーミアン
スの回転子位置による変動を利用しているので、高調波
成分に最も影響があるのは、回転子突極の形状である。
そこで、上記のように磁気的に非干渉な二組の巻線Aと
巻線Bを同一の鉄心のスロットに納めた固定子と、突極
の中央を原点として回転子外周の位置を表す空間角をθ
2 とするとき、突極によるギャップパーミアンスの変動
がcos(Nθ2)となるような形状の回転子とを用いて、
二組の巻線から互いに独立した回転角度の信号を得るこ
とを特徴とする。
【0012】cos(Nθ2)にほぼ近いギャップパーミア
ンス変動を得る回転子形状として、突極の中央を原点と
して、回転子円周の位置を表す空間角をθ2 とすると
き、突極中央の最小エアギャップ長をδ1 とし、kが1
と2の間の値をとるとき、前記空間角θ2 の位置におけ
るエアギャップ長が
【0013】
【数6】
【0014】となるような形状の回転子と、上記のよう
に磁気的に非干渉な二組の巻線Aと巻線Bを同一の鉄心
のスロットに納めた固定子とを用いて、二組の巻線から
互いに独立した回転角度の信号を得ることを特徴とす
る。
【0015】二組の巻線A及び巻線Bの励磁巻線を2相
とし、出力巻線を単相又は2相とした場合には、出力巻
線に誘導される電圧は、回転子が全円周の1/N動くと
きに位相が2π変化する正弦波電圧となることを利用し
て、二組の巻線から互いに独立した回転角度の信号を得
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は特許第2698013 号に記載
の回転位置検出の技術を利用するものである。即ち、図
1は回転子10及び固定子11を示している。固定子に
はその内周全体に等間隔にスロット11aが形成され
(図にはスロットの一部のみが示されている)このスロ
ットには極対数P1 の励磁巻線と極対数P2 の出力巻線
が納められている。回転子にはその外周にN個の突極1
0aが形成され、上記の極対数と突極の個数との間には
【0017】
【数7】 P1+P2=N …(1) または
【0018】
【数8】 P1−P2=±N …(2) のいずれかの関係が満足されるように選ばれている。
【0019】この場合、励磁巻線を単相とし、出力巻線
を2相又は3相とすれば、出力巻線には回転子の全円周
の1/Nの動きを1周期として正弦波形で振幅変化をす
る2相または3相電圧が得られる。また励磁巻線を2相
とし、出力巻線を単相又は2相とすれば、回転子が全円
周の1/N動くときに位相が2π変化する正弦波電圧が
得られる。これらの電圧を用いて回転位置の検出を行う
ことができる。
【0020】しかし、出力巻線の誘導電圧が完全な正弦
波でなく、高調波成分が含まれるときには、それが誤差
の原因になるので、高調波成分を最小にすることが必要
である。このため第3高調波を零にする巻線を使用する
ことも一つの方法である。出力巻線が3相巻線の場合に
は端子電圧には3の整数倍の高調波成分は誘導されな
い。単相又は2相巻線の場合でも、3相巻線の二つの相
の巻線を図2のように接続して一つの相の巻線として用
いれば、3相巻線の場合と同様に3の整数倍の高調波成
分は誘導されない。また、この巻線を励磁巻線に用いれ
ば、励磁電流による起磁力にも3の整数倍の高調波は含
まれない。
【0021】また、回転子の突極形状が出力巻線の誘導
電圧の高調波成分に大きな影響を与えることに鑑み、こ
の高調波成分を最小にする突極形状として、次に示す式
とすればよいことを理論的に明らかにした。
【0022】
【数9】
【0023】ここで、Rθ2 は座標θ2 の位置における
回転子鉄心の外周と中心との距離、R1 は固定子鉄心の
内周の半径、δ1 は最小ギャップ長である。N=4の場
合の突極形状の例を図3に示す。
【0024】本発明は、上記のような特許第2698013 号
に記載された技術を利用して、それぞれ1個の固定子及
び回転子鉄心を用いて、二つの同じ回転角度信号を相互
に干渉のない状態で得ようとするものである。このため
異なった極対数の二組の巻線を同一の固定子鉄心のスロ
ットに納め、一方の巻線Aは極対数P1 の励磁巻線と極
対数P2 の出力巻線とから成り、他方の巻線Bは極対数
3 の励磁巻線と極対数P4 の出力巻線とから成るよう
にして、極対数と回転子の突極数Nとの間には次のよう
な関係を有するようにする。即ち、巻線Aに対しては
(1)式又は(2)式のいずれかが満足されるようなP1
及びP2 の値を選び、巻線Bに対しては
【0025】
【数10】 P3+P4=N …(3) または
【0026】
【数11】 P3−P4=±N …(4) のいずれかを満足するようにP3 及びP4 の値が選ばれ
る。
【0027】いま、それぞれの励磁巻線が単相で出力巻
線が2相の場合について考える。回転子に設定され、回
転子とともに移動する座標系θ2 については既に述べた
が、この他の空間角で表した静止座標系を固定子鉄心内
周に設定し、θ1 とする。そして、巻線Aの励磁巻線の
巻線軸から電気角でπ/2だけずれた位置、即ちこの巻
線に電流が流れたときに生ずる起磁力の基本波成分が負
から正に変わるゼロクロスの位置を、この座標θ1 の原
点とする。この原点に最も近い位置にある回転子の最小
ギャップの位置をθ1 の座標で表した値をψとする。こ
の場合、巻線Aの出力巻線及び巻線Bの出力巻線には、
いずれもその振幅変化がcos(Nψ)及びsin(Nψ)に比
例した電圧が得られることは、特許第2698013 号に記載
されたとおりである。しかし、両者の電圧から同じ回転
角度の信号を得るためには、電圧の位相が合っているこ
とが必要であるが、これは巻線配置を次のようにするこ
とによって実現できる。
【0028】誘導電圧の振幅変化が、cos(Nψ)に比例
する巻線を出力巻線1と呼び、sin(Nψ)に比例する巻
線を出力巻線2と呼ぶものとする。また、出力巻線1に
おいても、巻線軸からこの巻線の電気角でπ/2だけず
れた位置が座標θ1 の原点にくるような位置に巻線を配
置することによって、振幅変化がcos(Nψ)に比例する
誘導電圧が得られる。出力巻線2は、その巻線軸が出力
巻線1の巻線軸から電気角でπ/2だけずれた位置にく
るように配置することによって、振幅変化がsin(Nψ)
に比例する電圧が誘導される。巻線Bにおいても、励磁
巻線及び出力巻線1は、それぞれの巻線軸からそれぞれ
の巻線の電気角でπ/2だけずれた位置が、上記の巻線
Aについて定義した座標θ1 の原点にくるような位置に
巻線を配置することによって、出力巻線1には振幅変化
がcos(Nψ)に比例する誘導電圧が得られ、巻線Aの出
力巻線1の電圧とは位相が一致したものとなる。巻線B
の出力巻線2はその巻線軸が出力巻線1の巻線軸から電
気角でπ/2だけずれた位置にくるように配置すること
によって、sin(Nψ)に比例する電圧が誘導され、巻線
Aの出力巻線2の電圧と位相を一致させることができ
る。
【0029】巻線Aと巻線Bとの出力信号を、それぞれ
別個のR/D変換器で角度を示すディジタル信号に変換
する場合には、巻線Aと巻線Bの出力電圧の大きさを同
一値とする必要はないが、同一値とすることは容易で、
巻線の巻数の調整、あるいは励磁電流の調整によって可
能である。
【0030】励磁巻線が単相で、出力巻線が3相の場合
には、巻線A及び巻線BのU相巻線のそれぞれの巻線軸
からそれぞれの巻線の電気角でπ/2だけずれた位置
が、上記の巻線Aについて定義した座標θ1 の原点にく
るような位置に巻線を配置することによって、巻線Aと
巻線Bの出力巻線の二つの3相電圧の位置を一致させる
ことができる。
【0031】励磁巻線が2相で出力巻線が単相の場合
は、上記の励磁巻線が単相で出力巻線が2相の場合の巻
線Aと巻線Bとにおいて、それぞれ励磁巻線と出力巻線
とを入れ替えたものと考えればよい。さらに巻線Aと巻
線Bのそれぞれの単相出力巻線の巻線軸からそれぞれの
巻線の電気角でπ/2だけずれた位置にもう1個の単相
出力巻線を設ければ、2相励磁,2相出力で同一位相の
二つの信号を得ることができる。
【0032】次に、巻線Aと巻線Bとを磁気的に非干渉
とすることができることを具体的な実施例として、単相
励磁,2相出力で、回転子鉄心の突極数N=4の場合に
ついて、図4及び図5を用いて説明する。図4は鉄心断
面図で、12個のスロットには11a−1から11a−
12までの番号をつけてある。それぞれのスロットに納
められる巻線の配置を、各スロット番号に対応して示し
たものが図5で、各コイルは同心巻である。
【0033】巻線Aにおいては、励磁巻線を6極とし出
力巻線を2極としている。即ち、P1 =3,P2 =1で
あるので、N=4との間には(1)式の関係が成り立
つ。この場合P1 はP2 の3倍であるので、極対数3の
磁束密度による回転子位置に無関係な一定電圧が、出力
巻線に誘導されるのを防止するために、出力巻線は図2
に示すような3相巻線のU相とV相を接続した形の単相
巻線としてあるが、コイルとしては2層巻線ではなく、
同心巻としている。このため2重丸で示したコイルは1
重丸で示したコイルの2倍のターン数となっている。励
磁巻線は全節集中巻である。
【0034】巻線Bにおいては、励磁巻線を12極とし
出力巻線を4極としている。即ち、P3 =6,P4 =2
であるので、N=4との間には(4)式の関係が成り立
つ。この場合もP3 はP4 の3倍であるので、出力巻線
は図2に示すような3相巻線のU相とV相を接続した形
の単相巻線としてあるが、コイルとしては2層巻線では
なく、同心巻としている。この場合スロット数が1極当
たり3個と少ないので、図5に示すように出力巻線1と
出力巻線2ではコイルピッチ及びコイルの本数が異なっ
ている。このため出力巻線2の1コイルのターン数は出
力巻線1の1コイルのターン数の√3倍として電圧の大
きさが同一となるようにしている。励磁巻線は全節集中
巻である。
【0035】なお、この実施例はスロット数が少ないの
で励磁巻線は全節集中巻であったが、1極当たりのスロ
ット数が3以上の場合には、励磁巻線も図2に示すよう
な3相巻線のU相とV相を接続した形の単相巻線と等価
な同心巻のコイルとすることによって、励磁電流による
起磁力に3の奇数倍の高調波成分を含まないようにする
ことができ、誤差の原因を減らすことができる。
【0036】前記の説明をこの実施例に当てはめると、
巻線A及び巻線Bのいずれの出力巻線1においても、回
転子位置がψのときにcos(4ψ)に比例する振幅の電圧
が誘導され、またいずれの出力巻線2においても、回転
子位置がψのときにsin(4ψ)に比例する振幅の電圧が誘
導されることは明らかで、同一鉄心のスロットに納めら
れた二組の巻線から二つの同一位相の2相電圧が得られ
る。
【0037】次に巻線Aと巻線Bとが磁気的に非干渉で
あることを説明する。巻線Aの励磁巻線に電流を流した
ときに生ずる磁束密度分布の主要な成分は、特許第2698
013号に記載された理論によると
【0038】
【数12】 A1sin(3θ1)−A2sin(θ1−Nψ)+A3sin(7θ1−Nψ) …(5) として表される。図5から明らかなように、巻線Bは励
磁巻線も出力巻線も各コイルにはすべて、空間角で18
0度離れた位置に巻方向を含めて全く同一のコイルが存
在する。(5)式のθ1 の係数はすべて奇数であるの
で、この磁束密度によって上記の二つのコイルには大き
さ等しく方向反対の電圧が誘導される。従って、この二
つのコイルを直列に接続すれば、この磁束密度による誘
導電圧は零となるので、巻線Aの作る磁束は巻線Bには
電圧を誘導しない。
【0039】一方、巻線Bの励磁巻線に電流を流したと
きに生ずる磁束密度分布の主要な成分は
【0040】
【数13】 B1sin(6θ1)−B2sin(2θ1+Nψ)+B3sin(10θ1+Nψ) …(6) として表される。図5から明らかなように、巻線Aは励
磁巻線も出力巻線も各コイルはすべて、空間角で180
度離れた位置に巻方向のみ異なる同一のコイルが存在す
る。(6)式のθ1 の係数はすべて偶数であるので、こ
の磁束密度によって上記の二つのコイルには大きさ等し
く方向反対の電圧が誘導される。従って、この二つのコ
イルを直列に接続すれば、この磁束密度による誘導電圧
は零となるので、巻線Bの作る磁束は巻線Aには電圧を
誘導しない。
【0041】従って、図5に示した巻線Aと巻線Bとは
磁気的に非干渉であるので、同一鉄心のスロットに納め
られていても、互いに独立した二つの同じ回転角度の信
号を供給することができる。
【0042】この実施例ではコイルは同心巻の場合につ
いて示したが、これらの巻線と等価な巻線を、各歯ごと
にコイルを巻き付けた巻線構成、即ちコイルピッチがス
ロットピッチに等しい多数のコイルによっても構成でき
ることは当然である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はそれぞれ
1個の固定子鉄心及び回転子鉄心を用い、固定子鉄心の
同一のスロットに二組の巻線を納め、両者が磁気的に干
渉しないようにすることによって、回転角度に関する同
じ値の二つの信号を互いに独立した形で得ることができ
る。これによって電気自動車等のモータ制御回路を2系
統とするデュアルシステムにおいて、それぞれの系統に
独立して回転角度の信号を供給する角度検出装置を、コ
ンパクトで安価なものとすることができるので、電気自
動車の信頼性の向上,コスト低減に大きな効果をあげる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなす角度検出装置の回転子
および固定子の断面図を示す。
【図2】3層巻線の接続の一例を示す。
【図3】N=4の場合の突極形状の一例を示す。
【図4】本発明の一実施形態をなす角度検出装置の鉄心
断面図を示す。
【図5】図4の巻線展開図を示す。
【符号の説明】
10…回転子、11…固定子、12,13…巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石崎 彰 神奈川県横浜市南区永田北三丁目22番5号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】極対数P1 の単相励磁巻線と極対数P2
    2相又は3相出力巻線から成る巻線Aと、極対数P3
    単相励磁巻線と極対数P4 の2相又は3相出力巻線から
    成る巻線Bとが、同一鉄心のスロットに納められた固定
    子と、N個の突極の鉄心のみで巻線を有しない回転子と
    から成り、巻線AにおいてはP1+P2=N又はP1 −P
    2=±Nのいずれかの関係を満足し、巻線Bにおいては
    3+P4=N又はP3−P4 =±Nのいずれかの関係を
    満足するとともに、巻線Aと巻線Bとが磁気的に干渉し
    ないように、それぞれの極対数を選定することを特徴と
    する角度検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の角度検出装置において、突
    極の中央を原点として回転子円周の位置を表す空間角を
    θ2 とするとき、回転子形状によるギャップパーミアン
    ス脈動がcos(Nθ2)となるような回転子形状としたこ
    とを特徴とする角度検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の角度検出装置において、突
    極の中央を原点として、回転子円周の位置を表す空間角
    をθ2 、突極中央の最小エアギャップ長をδ1 とし、k
    が1と2の間の値をとるとき、前記空間角θ2 の位置に
    おけるエアギャップ長が 【数1】 となるような回転子形状としたことを特徴とする角度検
    出装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3記載の角度検出装置に
    おいて、励磁巻線を2相とし、出力巻線を単相または2
    相としたことを特徴とする角度検出装置。
JP10118168A 1998-04-28 1998-04-28 2入出力の非干渉巻線を有する角度検出装置 Pending JPH11313470A (ja)

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