JPH11314001A - 組成物から揮発性成分を除去するための装置及び方法 - Google Patents
組成物から揮発性成分を除去するための装置及び方法Info
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Abstract
及び方法を提供すること。 【解決手段】 本発明の装置及び方法においては、乾燥
器を通る組成物の流れの方向から見て各チャンネルの入
口のすぐ下流に流れ制限部が配置される。本方法は、流
れ制限部の上流位置において、組成物をチャンネル入口
の圧力における少なくとも1種の成分のフラッシュ蒸発
温度より高い温度に加熱し、このようなフラッシュ蒸発
を防止するために加熱された組成物に圧力を加える工程
を含む。本方法はさらに、加圧されて加熱された組成物
を乾燥器入口チャンバー、流れ制限部及びチャンネルに
通す工程を含む。
Description
分散液、スラリー、エマルション及びペーストのような
材料から揮発性成分を除去するための方法及び装置に関
する。より特定的には、本発明は、複数のチャンネル
(以下、通路とも言う)を持つ装置を用いて材料から揮
発性成分を除去する方法に関する。
「洗浄剤活性成分」と称される)を含有し、これは例え
ばC8〜C20有機物質、好ましくはC11〜C18有機物
質、例えば脂肪族アルコール、エトキシ化脂肪族アルコ
ール、アルキルベンゼン、α−オレフィン、メチルエス
テル類、及びアルキルフェノールエトキシラートを硫酸
化又はスルホン化することによって製造された酸の中和
塩であることができる。酸の形からの洗浄剤活性成分の
製造方法は、水及び(又は)アルコールのような溶媒中
で実施されるのが一般的である。得られる洗浄剤材料は
各種の成分のペースト、溶液又はスラリーであることが
できる。(本明細書において用いた時の用語洗浄剤「ペ
ースト」は、洗浄剤溶液、スラリー及びペーストを包含
するものとする。)かかる洗浄剤ペーストから最終洗浄
剤製品が作られる。
用粉末(粉洗剤)は、従来、所望の洗浄剤活性成分及び
その他の副生成物を含有するペースト、各種の塩、洗浄
剤ビルダー並びに水を混合して水約25重量%〜約60
重量%、より好ましくは水約30重量%〜約45重量%
を含有するスラリーを形成させることによって調製され
ていた。ペーストの成分は互いに相容性であって、乾燥
プロセスに対して敏感でないのが好ましい。
よる洗浄剤粉末(粉末状洗浄剤)の従来の製造方法は、
噴霧乾燥(spray-drying)塔中で洗浄剤ペーストを熱空
気に対して向流で又は並流で噴霧することを伴うもので
ある。この方法は多くの場合、水分含有率2重量%〜1
2重量%の易流動性の低密度(約0.3の比重)グラニ
ュールをもたらす。噴霧乾燥プロセスにおける溶剤の除
去は加熱及び多量の空気の排出を必要とするので、エネ
ルギー集約型である(多大なエネルギーを必要とする)
傾向がある。また、いくつかの従来の噴霧乾燥プロセス
は、噴霧乾燥塔の特定の領域において乾燥条件が過酷な
ものになるために、洗浄剤活性成分及び熱に敏感な(以
下、熱感受性とも言う)ビルダーの物理的分解及び化学
的分解を引き起こす。また、かかる従来のプロセスに
は、環境上の問題もある。従来の噴霧乾燥プロセスにお
いて洗浄剤ペーストを乾燥させることによって作り出さ
れる排ガスは揮発性有機物質及び微粒子を含有すること
があり、これらは下流での汚染制御処置を必要とする。
洗濯用洗浄剤粉末調合製品を作るためのより良好なアプ
ローチは、調合物中の、製造プロセスの際に水(又はそ
の他の溶剤)を添加することを必要とする成分だけを乾
燥させることである。これは典型的には洗浄剤活性成分
を含むが、例えば珪酸ナトリウムのようなその他の成分
もまた水溶液(又は溶剤溶液)の形で混合することがで
きる。かかるプロセス工程から得られる乾燥活性成分混
合物は、次いで、少量の好適な液状凝集剤を用いて調合
物中に存在するその他の乾燥塩及びビルダーと共に凝集
させることができる。かかる凝集工程は、流動床及びタ
ンブリングドラムを含む様々なタイプの市販の装置を用
いて達成され、これらの装置は、機械式撹拌機を備えた
ものであってもよい。このプロセスアプローチを補助す
るためには、洗浄剤活性成分をできるだけ濃厚な形で製
造するのが望ましい。従来の噴霧乾燥プロセスを用いる
ことによって単独の洗浄剤活性成分又は製品調合物のそ
の他の液状成分と組み合わされた洗浄剤活性成分の乾燥
が達成されるが、前記の欠点及び問題点がある。「ワイ
プ式薄膜(wiped film)」蒸発器を用いた乾燥又は回転
ドラムの加熱表面上での乾燥(ドラム乾燥)のようなそ
の他の工業技術も実行されている。この装置は高価であ
り、生産能力に限界があり、保守集約型である。これら
のいくつかのプロセス技術は高濃度のペーストを取り扱
わず、当然経済効率が低い。
ペーストを乾燥させる時に遭遇する問題を議論してきた
が、様々な材料、例えば有機及び無機顔料、無機塩、食
品並びに医薬品(溶液、スラリー又はペーストの形のも
の、熱に過敏なものを含む)を乾燥させる時にも同様の
問題に遭遇する。また、従来の乾燥装置は、特定の成分
だけ又は成分の特定量だけを組成物から除去して例えば
もっと濃厚な溶液又は特定の望ましくない成分が除去さ
れた溶液若しくはペーストを得たいという場合には、適
さないことがある。
いて遭遇する問題点を回避しながら、様々な組成物から
揮発性成分を除去することができる方法及び装置を提供
することが望まれる。より特定的には、濃厚な洗浄剤ペ
ーストから純粋な乾燥洗浄剤を製造するための方法及び
装置を提供することが望まれる。さらに、乾燥洗剤を大
量に製造することができ、前記の環境問題及び高いエネ
ルギー費を軽減し、洗浄剤活性成分の分解をもたらさな
い簡単な方法及び装置を提供することが望まれる。ま
た、高温において柔らかくなったり流動性になったりす
る広範な材料から揮発性成分を除去するための方法及び
装置も望まれる。さらに、乾燥工程の際にケーク化する
傾向を持たず、乾燥させた時に離散固体粒子を形成する
多数の有機及び無機化合物を乾燥させるための方法及び
装置を提供することが望まれる。さらにその上、先行技
術の方法には取り扱うことができないものもあった高濃
度の粘性ペーストを乾燥させるための方法及び装置を提
供することも望まれる。
とである。
複数個の乾燥用チャンネル及び複数個の流れ制限部(以
下、単に制限部と言うこともある)を持つ乾燥器を用い
て組成物から揮発性成分が除去される。前記乾燥器にお
いて、各チャンネルは所定圧力で作動する(本明細書に
おいて作動と動作とは同じ意味を持つ)入口を有し、各
流れ制限部は入口チャンバーと一つの協力して作動する
チャンネル(以下、協力作動チャンネルと言う)との間
に配置され、流れ制限部は、組成物が乾燥器を通って流
れる方向に関して見て、前記協力作動チャンネルのすぐ
上流にある。本方法は、流れ制限部の上流の位置におい
て、組成物を、各チャンネル入口の圧力における組成物
の揮発性成分のフラッシュ蒸発(flashing)温度より高
い温度に加熱する工程を含む。本方法はさらに、加圧さ
れて加熱された組成物を流れ制限部に通し、各乾燥用チ
ャンネルの入口に入る前に組成物の圧力が低下する時に
流れ制限部内で揮発性成分の一部をフラッシュ蒸発させ
る工程を含む。各チャンネルにおいて組成物に熱を加え
てさらなるフラッシュ蒸発をもたらしてもよく、フラッ
シュ蒸発の際に遊離した蒸気が組成物の残部を各チャン
ネルに通すための追加の原動力としての働きをする。
分を除去するための装置であって、入口チャンバー、複
数個の流れ制限部及び複数個の乾燥用チャンネルを含む
乾燥器を包含する前記装置にある。各チャンネルは入口
及び出口を有し、入口は乾燥器を通る組成物の流れの方
向から見て前記流れ制限部のすぐ下流に配置される。
詳しい説明、図面、実施例及び特許請求の範囲を見れば
当業者には明らかであろう。
の乾燥方法は、単一のチャンネルを持つ乾燥器は、チャ
ンネルサイズによって制限が加えられた所定の生産能力
において、洗浄剤ペースト組成物から溶剤を除去するの
に好適であると教示している。しかしながら、生産能力
を高めることが必要となった時、本発明者らは、単純に
乾燥器チャンネルサイズを大きくしてプロセスを拡張し
ただけでは不充分であり、実用性がないことを見出し
た。一定の流れ速度を維持して単一チャンネルを拡張し
たのでは、乾燥器チャンネルの長さを比例的に増加させ
なければ熱移動面積が低くなることがわかった。チャン
ネルの長さを増加させることによって拡張すれば、乾燥
器チャンネルが法外に長いものになり、それに応じて圧
力降下が大きくなり、滞留時間が長くなり、チャンネル
内の汚れの可能性が高くなり、それによって熱移動が制
限される。
拡張に対するもっと実用的なアプローチ及び代案は、複
数個の同一のチャンネルを平行に存在させた乾燥器を提
供するものである。このようなアプローチは断面積、均
等直径、チャンネル長さ及び処理量が乾燥器全体で一定
に保たれるという幾何学構造を維持する。従って、複数
個の同一のチャンネルが平行に配列されて成る乾燥器
は、前記の法外に長い単一チャンネル乾燥器に関連する
問題の一部を取り除くものと信じられる。しかしなが
ら、複数チャンネル乾燥器アプローチが遭遇する2つの
問題点は、ある種の組成物については複数チャンネルの
それぞれに均等に分配するのが難しいということと、チ
ャンネルが詰まってしまうことがあるということであ
る。乾燥器を作動させている間、製品は最も流れ抵抗が
小さいチャンネルを通って流れる傾向があり、その他の
チャンネルは乾燥した製品によって詰まってしまう。し
かしながら、本発明の装置及び方法は、複数チャンネル
への拡張に関連した問題点を解消し、乾燥器の複数チャ
ンネルを通る材料の分配が不均一になるという問題点を
回避し、チャンネルの詰まり(以下、閉塞とも言う)の
開始を回避する。
閉塞は、組成物が乾燥通路に入る際に減圧下で少なくと
も一種の揮発性成分のフラッシュ蒸発を生じるように組
成物を予熱することにより防止できる。図1A〜1Eに
示したものは入口12及び出口14を有する乾燥通路
(チャンネル)10の部分である。図1Aでは、組成物
が流れ制限部(図示せず)を通過して沸点以下の温度に
ある通路入口12に入る際に、矢印16で示したように
入口で単相液体流れが生じる。もしも組成物が組成物の
揮発性成分の沸点と同一又は若干高い温度で通路に入る
ならば、図1Bのように蒸気18のスラグ(塊り)が液
体20のスラグを通路10に押し入れるプラグ流れが生
じるであろう。通路の壁22を介して通路内を流れる組
成物を追加的に加熱すると、組成物の揮発性成分の追加
のフラッシュ蒸発が生じて蒸気速度を増大させ、スラグ
流れを図1C〜1Dに示したような二相流れ24に変え
る。二相流れ24においては、組成物の粒子は連続した
蒸気相内に分散され且つ運ばれる。図1Dのような所望
の二相流れ24を達成するには図1に示された本発明の
装置が利用される。流れ制限部28の上流に位置した組
成物26を組成物の平衡沸点よりも充分に高い温度に加
熱し、図1Eに示した流れ制限部28に組成物を通過さ
せることにより、揮発性成分の一部は流れ制限部28内
での圧力降下によりフラッシュ蒸発する。図1に示した
ようにこのフラッシュ蒸発は通路10の入口12及び通
路10の全長にわたり二相流れを生じる。
成物が単相流れで乾燥通路に入ると、流れはすべての通
路内で一様且つ一定ではなくなるが、主に二相流れが形
成されているある種の通路では流れは高流量を示し、主
に単相流れが形成されているある種の通路では流れは低
流量となることが観察された。乾燥通路に沿った流れ抵
抗は流れの性質及び流量に依存する。更に、単相流れ及
び低流量のこのような通路は固形分の濃度が増大するた
めに閉塞されることになることが観察された。その結
果、閉塞されていない乾燥通路だけが活性流れにとどま
り(しかも増大した装填量又は処理量で)、それによっ
て乾燥通路内の乾燥のための表面積が減少し、所望の製
品水分量を達成することができない。上記の結果は流れ
制限装置が複数の乾燥通路への入口の上流側に配置され
るにもかかわらず観察される。
二相流れの形で流入し(図1D)、通路10内に充分な
蒸気速度があれば、各乾燥通路内の流量と圧力降下は実
質的に一様且つ一定となることが観察された。従って、
乾燥通路の全長にわたり二相流れが存在することは、流
れ形式が乾燥通路内で単相流れからプラグ流れに次いで
二相流れに変わる場合よりも分配及び乾燥効率の面で安
定であることが結論される。
通路内の同一の質量流量では、二相(気液)流れにおけ
るよりも単一流れの方が遙かに大きいためであると説明
できよう。又、高い流量は蒸気速度を増大させ、二相流
れを促進する。先ず、入り口条件のために、これらの作
用の組み合わせが不均一分配を生じ、ある通路は主とし
て高流量の二相流れで動作し(単位質量装填量あたりの
小さい圧力降下)、ある通路は主として単相の遙かに低
い流量で動作する(単位質量装填量あたりの大きい圧力
降下)のが観察される。第二に、すべての乾燥通路内に
二相流れが形成されること、そして通路間の乱れは入口
の流れ制限部を通しての蒸気発生の不平衡により抵抗さ
れるために、一様且つ安定な分配が確立されることが観
察される。このようにして、すべての通路は一様且つ一
定の装填量を受け、乾燥効率が向上する。
れている。図2を参照するに、本発明の装置50は入口
ポンプ52、予熱器54、制限装置55、複数個の管5
7による乾燥通路を有する乾燥器56、捕集容器58、
プロダー押出機(plodder)、押出機(extruder)又は
ポンプのような乾燥製品又は濃縮製品の出口機構60、
及び排気管のような蒸気出口61より構成される。図2
のように供給タンク62が組成物を入口ポンプ52に供
給する。
た乾燥器56の実施例を例示する。乾燥器はそれぞれ参
照符号56a、56bで指示される。同一の部材は同一
の参照符号により示す。従って、乾燥器56a、56b
の各々は乾燥器入口すなわち分配室64の下流側に配置
された乾燥管(以下、乾燥チューブ又は乾燥器チューブ
とも言う)57を有する。乾燥器56a、56bはそれ
らの制限装置55a、55bの点で互いに異なる。
な乾燥又は濃縮すべき溶剤含有組成物は、壁掻き取り式
撹拌子66を備えた供給タンク62より、ポンプ52に
より供給タンク62とポンプ52との間の導管68を経
て予熱器54に供給される。ポンプ52は組成物を計量
して導管70を経て予熱器54に供給する。原料は例え
ば約1重量%〜80重量%の水分を含む洗剤ペースト溶
液であって良く、或いは約40重量%以上のアルコール
及び/又は揮発性汚染物を含みうる。予熱器54中で
は、洗剤ペースト溶液は典型的には下流の乾燥通路57
の動作圧力で組成物の気液平衡温度以上の温度(つま
り、下流の乾燥器56の通路入口の動作圧力のような減
圧下で一種以上の成分の一部を気化するのに充分な温
度)に加熱される。
決定できる。測定から、組成物中の揮発性成分の沸騰温
度又はフラッシュ蒸発温度を予め決定することができ、
従って目標の動作条件を決定することができる。目標温
度は乾燥通路57の入口80の動作圧力での組成物のフ
ラッシュ蒸発温度よりかなり高く定める。なぜなら充分
に発達した二相流れは充分な蒸気を必要とするからであ
る。二相流れの流量は組成の粘度等の物理特性にある程
度依存する。しかし、一般に蒸気の乾燥通路の断面積あ
たりの質量流量は39000kg/時/m2以上であ
る。従って、この好ましい流量(及び組成物の気液平衡
特性に関する情報)から、目標温度が計算でき、通路入
口80の圧力での蒸気の所望量のフラッシュ蒸発が生じ
ることになる。
レーム型等の構成を有する標準の熱交換器であり得る。
特定の設計又は構造に限定するつもりはないが、予熱器
54は好ましくは環状熱交換器が好ましく、この型では
スチームのような加熱媒体が入口導管72を通して予熱
器54に流入し、好ましくは凝縮液として出口導管74
から出ていく。加熱された洗剤ペースト溶液は導管76
を通して予熱器54から出ていく。予熱器54を出てい
く組成物の温度はできるだけ高くすべきである。洗剤組
成物が加熱される最大温度は成分の熱感受性と利用され
る熱媒体(例えば加圧スチーム)の温度に依存する。予
熱温度が高ければ、組成物が通路57入口に入る際に初
期フラッシュ蒸発により一層多量の蒸気を生成し、これ
に対応して組成物が乾燥通路57の残りの部分を通過す
る際に組成物を乾燥するのに要する熱を減じる。又、乾
燥通路57に入る蒸気の速度が高いほど、すべての乾燥
通路57へ入る入口組成の均一分配に要する二相流れが
得られ易い。しかし、一般に洗剤組成物の温度は温度感
受性の成分例えば活性な洗剤が劣化又は分解し始めるほ
ど高くすべきではない。好ましくは、洗剤組成物は約8
0℃ないし約250℃、より正確には125℃ないし2
00℃に熱せられる。
ように、又予熱器54、導管76、入口・分配室64、
及び制限装置55を通じて単相流れを確保するように、
充分な圧力に保持すべきである。圧力が不十分であると
予熱器54の沸騰、導管76及び入口・分配室64でス
ラグ流れを生じる。スラグ流れは通路57内に不均一な
流れ分布を形成することになる。ある用途ではすべての
必要な乾燥エネルギーは予熱工程単独で供給できる可能
性がある。つまり組成物の揮発性成分は、追加の加熱を
行うための乾燥管57を要することなく組成物を直接製
品受け入れタンク58内にフラッシュ蒸発させることに
より充分に除去される。大抵の場合、これは、組成物の
熱感受性、必要な水分除去量、及び予熱器54で使用さ
れる公共熱流体(例えばスチーム)の制限などのため可
能でない。
(又は管)57への均一な分配を確保するために、単相
組成物を入口・分配室64と乾燥器入口80の直ぐ上流
側との間に配置された流れ制限部78に流す必要があ
る。各流れ制限部78は入口・分配室64と乾燥器入口
80の間に通路を形成しており、その断面は入口80に
ある乾燥通路57の直径よりも小さい。流れ制限部は例
えば小径管、ノズル、又は管を貫通する孔のような開口
等により形成されるものであり、管、ノズル、又は管を
貫通する孔のような開口等により形成される開口の断面
積は、乾燥通路57により規定される通路(又その他の
通路を規定する形状)の断面積よりも小さい。図3に示
された本発明の実施例では、流れ制限部78のすべてを
提供する装置55aは入口・分配室64と乾燥通路57
の間に配置されたオリフィス板83である。板83は複
数個の穿孔84を有し、ほぼ円筒形の壁が各流れ制限部
78を形成している各穿孔84を規定している。流れ制
限部78の直径は好ましくは約0.75mmから約2m
mの範囲にある。乾燥通路57の直径は好ましくは約
6.35〜約25.4mmの範囲にある。
下し、揮発性成分の一部はフラッシュ蒸発して蒸気速度
を増し、それにより二相流れを促進する。フラッシュ蒸
発により生成される相当な大きさの圧力降下は、上流の
ペースト流が予熱器54、導管76及び入口・分配室6
4で沸騰及びフラッシュ蒸発しないで単相流れに留まっ
ているからである。揮発性成分が流れ制限部78を通過
する際にその一部がフラッシュ蒸発し、二相流れに必要
な蒸気速度を生じることにより、揮発性成分は各乾燥通
路57への分配に直接寄与する。二相流れにおける乾燥
通路57を通る低い圧力降下は各乾燥通路57への実質
的に一様な分配を可能にし且つ促進する。
室64の圧力とし、P2を各乾燥通路57の入口の圧力
とし、P3を製品受け入れタンク58の圧力とすると、
すべての流れ制限部78への入口圧力P1は共通の入口
・分配室64のために同一になる。又、すべての乾燥通
路の出口圧力は共通の受け入れタンク58のために同一
圧力P3になる。しかし、各乾燥通路57への入口80
の圧力P2は各乾燥通路を通る圧力降下P2−P3が一
定の場合にのみ一定になる。これは複数の乾燥通路57
に二相流れを有する場合にのみ達成される。もしもP
1、P2、P3が各乾燥通路に対して同一ならば、この
ような流れ形式を記述する公知の流体機械方程式は、流
量が各乾燥通路27において一定であることを示す。
7に流れると、かかる不均一流れは乾燥通路内での不適
当及び/又は不均一は乾燥の原因となり、通路57を閉
塞させる。通路の閉塞自体がまた不均一及び/又は不適
当なペースト溶液の乾燥の原因となる。これが多通路乾
燥器において良好な流れ分布が重要な理由である。
乾燥通路57を流れ、更なる揮発性成分の蒸発が起こ
り、それにより粘度が益々大きくなる組成物を通路86
の出口に押し出し、受け入れタンク又は容器58に入れ
る。好ましくは乾燥通路57は乾燥器56内に束状に配
置され、スチームを通した共通のジャケット88のよう
な共通の熱伝達機構により取り囲まれる。熱伝達流体、
例えばスチームは、導管90からジャケット88に流
れ、スチーム及び/又は凝縮物は導管92を通してジャ
ケットから出る。乾燥通路57の長さ、内径、厚さ、構
成材質等は組成物の適正な乾燥を達成して、所望の水分
を有する乾燥材料を生成するように選択される。各乾燥
通路57は好ましくは約6.35mm〜約25.4mm
の内径を有し、約3m〜約18mの長さ、好ましくは約
9mの長さを有する。ただし本発明の他の実施例では
「Perry's Chemical Engineer's Handbook」第6版(1
984年)5−25、又は第7版(1997年)6−1
2〜6−13の表5〜8に定義されている等価直径を有
する通路又は導管を使用することができる。更に、通
路、チューブ、又は導管は組成物の乾燥が進むにつれて
気体速度が次第に増大するようにテーパしていても良
い。
は熱ジャケット88の使用により促進される。例えば、
管57が閉塞し始めると、その管内の組成物流量は減少
する。これにより組成物を管57へ供給する穿孔84を
通る圧力降下が減少し、管57内の圧力降下が増す。管
57の壁は実質的に一定流量で加熱されているから、圧
力が閉塞された管57の入口で上昇し、この上昇は閉塞
部の上流の気体圧力が管57をブローして清浄化し、2
層流れが管入口80に再確立されるまで続く。
動するための動力は乾燥通路57内の蒸気速度に依存す
る。もしも気体速度が低すぎると、所望の二相流れは維
持されないであろう。上述のように最低速度は粘度のよ
うな組成物の特性にある程度依存する。しかし一般に蒸
気の質量流量は乾燥通路の断面積の39000kg/時
/m2 以上にすべきである。
・分配室64、導管94を介して共通のスチームヒータ
ー96に入れ、次いで流れ制限部98を介して各通路入
口80に導入することができる。これにより組成物を制
限部78及び乾燥通路57に押し通す駆動力が向上す
る。このスチーム同時注入は特に始動期及び運転終期の
通路の閉塞を防止するのに有用である。スチーム同時注
入はまた高温度に加熱できないような熱感受性の材料を
乾燥するときに有用である。これは又乾燥が低流量で行
われる場合にも有用である。しかし通路57内で充分な
蒸発が生じる場合には、スチーム同時注入は不要であ
る。スチーム注入の主な欠点はプロセスのエネルギー効
率が低下することである。
例を示し、流れ制限装置55aは、各乾燥通路57への
入口のところに穿孔された孔84が来るようにして乾燥
通路の入口に配置されたオリフィス板83である。ある
用途では、図4のように2つのオリフィス板100、1
02を有する制限装置55bを使用すれば更に若干良好
な平衡が達成できる。オリフィス板100、102は各
乾燥通路57の上流に直列に配置された複数の流れ制限
部を提供する。具体的にいうと、図4aを参照するに、
第1及び第2制限部105、106はガスケット108
により互いに分離し直列に流体連通関係に配置されてい
る。各流れ制限部105、106、及びガスケット10
8は一つの穿孔を規定している。第1制限部105の各
孔109はガスケット108の少なくとも1つの孔11
0、第2制限部106の孔112、及び少なくとも1つ
との乾燥通路に流体連通している。流れ制限を行うため
に、各孔109、112の直径は管51の内径よりも小
さい。好ましくは図4に示したように孔109、112
はまたガスケットの孔110の直径よりも小さい。制限
部の孔109、112、ガスケット110及び管57の
内径を例示すると、それぞれ1.6mm、12.7mm
及び12.7mmである。この相対的な直径に基づき、
室114が2つの制限部105、106の間に配置され
る。室114の上部及び底部は第1及び第2制限部10
5、106によりそれぞれ画定され、また、室114の
側壁はガスケット108の厚さにより規定される。
5、106、及びそれらの孔109、112は互いに整
列はしていないが、代わりに中央軸線が中心線から約3
mmずれている。従って、制限部105、106を通る
組成物の流れは蛇行しており直線状ではない。これは上
流導管76と予熱器54に充分な背圧を供給するのに役
立つ。加熱された単相組成物が第1制限部105を流れ
通り、二相流れが第2制限部106を流れ通る。二相流
れが室114を出ていき、第2制限部106に流入する
と、更なる揮発性成分がフラッシュ蒸発し、より大きい
体積の二相流れが出て乾燥通路57の入口80に入る。
二相流れ現象の開始は図3に示した単一制限部式乾燥器
の例に関して上に説明したものと同一であり、充分な背
圧と圧力降下を提供して最大のフラッシュ蒸発物を生成
し、多重通路57全体に一様な流れ分布を達成する。
り通過する際に大きく制限されるので、充分な背圧が得
られる。流れ制限部装置55a、55bに充分な圧力降
下が生じるのは大部分「速度ヘッド」と呼ばれる圧力損
失によるものである。流れ制限部には入る前には、ペー
ストは単相液体ゲルの形を有し得る。単相ペーストが流
れ制限部78又は105、106を通過する際に、ペー
ストの一部はペーストが流れ制限部を通過する際に経験
する圧力降下(例えば約3バールから約15バール)の
ために蒸発して泡状の二相材料となる。速度の急速な増
加は速度ヘッドによる圧力損失(ペーストから溶剤が最
大の揮発をするのに要する圧力損失)を生じる。
た二重オリフィス100、102の代わりに図3に示し
た単一オリフィス板83を使用しても得られる。上記の
ように、他の適当な制限装置には先細ノズル、末広ノズ
ル、中細ノズル、小径インジェクター管、その他同様な
流れ形状を与えるように製造された他の形状が含まれ
る。これらの装置のオリフィス形状は所望の背圧に対す
る充分な二相流速度を生じるに充分な程度に小さくしな
ければならず、これは各オリフィスに対する所望される
流量に依存するであろう。
通しての圧力降下を一定に保つことにより得られる。こ
のようにして流れ制限部105、106は流れを各通路
入口における均一な圧力点まで分配する。各乾燥通路5
7における一定の圧力降下は通路57の全長にわたって
二相流体が存在するときにのみ維持できる。予熱器54
及び流れ制限部78又は105又は106は協力作動し
て間接的に所望の一様な流れ分布を形成する。従来のよ
うなオリフィスを通してのフラッシュ蒸発は、フラッシ
ュ蒸発が一定圧力の共通のチャンバーに対して行われる
場合にのみ流れを一様に分配するものである。乾燥通路
57は流れ制限部と共通の受け入れ容器58との間に存
在する。従って、通路57の端部にある共通の容器58
と協力作動してすべての乾燥通路57内に二相流れ条件
が得られると、各乾燥通路57の入口にほぼ一定の入口
圧力が達成され、そのため分配が一様となる。
6)が設置されると、異なった背圧が所望されるたびに
流れ制限部を交換する必要がない。設置された制限部に
より生成される背圧の大きさはプロセス全体の特定の動
作条件を修正することにより調節できる。例えば、特定
の流れ制限部を横切る圧力降下を支配する変数には、供
給組成物の流量及び温度がある。予熱器54におけるフ
ラッシュ蒸発を抑制するに必要な比較的高い圧力降下を
達成するために、制限部のオリフィスの断面積は充分に
小さくして、それにより液体が二相にフラッシュ蒸発す
る際に蒸気速度が充分に高くなって所望の圧力降下を生
じるようにしなければならない。供給組成物の温度が高
いほど、蒸気速度も高くなり、それにより流れ制限部を
横切る圧力降下も大きくなる。供給物の温度は上流側の
予熱器54により制御される。もしも組成物が予熱器5
4で過熱されなければ、流れ制限部ではフラッシュ蒸発
は生じないし圧力降下は比較的低いであろう。
5、106)を流れる際に、圧力は減少し組成物中の揮
発性成分はフラッシュ蒸発し始める。このフラッシュ蒸
発中に解放された蒸気は組成物の残りの部分を乾燥通路
57を通して押し通す動力として機能する。乾燥器の通
路57内の絶対圧力は特に乾燥器56の排気路61を制
御して所望の蒸発が起きるようにすることにより選択さ
れる。二相流体で動作する際に通路57を通しての圧力
降下は大抵の場合に比較的小さく、0.5バールから
2.0バールの間にあるであろう。
7を通過する際に、管壁57aを通して伝達する熱が組
成物の揮発性成分を蒸発させる。二相液気液混合物の速
度は蒸気が解放され圧力が降下するにつれて増加する。
推進剤(フラッシュ蒸発する溶剤、スチーム、又は導管
94から添加される他の推進剤)及び組成物混合物中の
粒状物は図1のD、Eに示した二相流体を形成する。プ
ロセスは色々な圧力(典型的には排気路61を通しての
蒸気の流れを制御することにより真空下)で動作される
ので、通路57を出ていくガス速度は好ましくは約1
5.25m/秒〜約460m/秒に維持される。高い二
相流れ速度及び乾燥器の通路57内の渦流れは通路57
の壁57aを等しての熱伝達を最大にする。
御するために使用される。従って、制限部入口の温度
は、ペーストを制限部を通して推進させ、通路の閉塞を
生じないで受け入れタンクに送るに十分な上記のフラッ
シュを行わせるように十分に高くすべきである。入口温
度及びその発生蒸発量への関係はもちろん特定の組成物
とその熱感受性に依存する。製品の乾燥度は主として乾
燥器ジャケット88の内部の熱流体の温度により制御さ
れる。この温度はまた製品の熱感受性により制限される
ことがあり得る。従って、異なる組成物はそれぞれ異な
る動作条件の設定を必要とするであろう。
濃縮された粒子は分離される。蒸気は排気路61を通
り、また、任意的に真空装置122へ通される。濃縮さ
れた粒子は通路57の出口にある容器58に捕集され、
次いで容器58からポンプ、プロダー押出機、押出機、
その他の装置60を利用して出口導管124に取り出さ
れる。容器58は好ましくは通路出口の動作圧力以下の
圧力で動作し、そしてもっとも好ましくは真空、例えば
約1バール以下の圧力で動作する。このような減圧下及
び/又は真空条件下での容器58の使用は蒸気及び濃縮
粒子の容易な分離を可能とする。
た製品は最終製品を製造するために当業界で知られた各
種の単位処理にかけられる。多くの場合、乾燥器56か
ら排出された熱い生成物は非常に粘稠状態又は溶融形態
にあるので、追加の処理を行う前に冷却されなければな
らない。これを実施するための一つの方法は材料を小直
径の紐状体(string)の形に押出成形し、それらの予備
冷却された空気を向流または並流の方向に接触させるこ
とである。製品を冷却するための他の方法は予備冷却さ
れた空気の流れを導管に流通させることである。製品を
冷却するための他の方法は、それを金属ベルトの表面に
広げ、水のような冷却された冷却液をベルトの下面に噴
射することである。冷却されたベルトが一組のローラの
周りを移動すると、冷却製品は放出端から取り除かれ
る。製品を冷却するためのさらに他の方法はそれを内部
から冷却媒体により冷却された回転ドラムの外表面に広
げることである。上記の製品冷却法のいくつかを有利に
組み合わせることも有利であり得る。状態調節された粒
状物は次に各種の研磨、混合、粒状化法により粉砕或い
は他の材料と混合され、所望の組成物及び特性の粒状物
を形成することができる。
の方法及び装置は段階的フラッシュ蒸発法と呼ばれ図5
に示される。段階的フラッシュ蒸発は乾燥通路57の出
口86には位置したオリフィス板134に孔132を穿
孔することにより形成された追加の流れ制限部130を
使用することを含む。図5は図4の乾燥に56aの一部
として説明されているが、追加の流れ制限部130は図
3に示したように乾燥器56aの中に配置しても良い。
各流れ制限部130は単一の乾燥通路57と協力作動す
る。段階的フラッシュ蒸発はα−オレフィンスルホネー
トペースト(主としてC16とC18α−オレフィン鎖長の
混合物で高温度でより流動性になる)のような部分的に
乾燥したときに非常に粘稠になるある種の材料を乾燥す
るのに有用である。この材料は乾燥中に粘稠になり乾燥
通路を閉塞するに至る多くの材料の典型的な例である。
乾燥通路57の入口と出口端に流れ制限部を設けること
により、フラッシュ蒸留により除去される全水分は同一
であるが、これらの2つの部位に分割される。これらフ
ラッシュ蒸発の相対量は各制限部の圧力降下の割合に依
存する。図5の出口の制限部130の主たる作用は乾燥
通路57の動作圧力を増加することであり、それにより
乾燥通路57内の平衡温度を増大する。乾燥通路57内
の液体含有量もまた入口制限部78(又は105、10
6)を通る部分フラッシュ蒸発のために増大する。高温
度と水分の組み合わせは乾燥通路における組成物の粘度
を減少し、それにより二相流れを促進し、そして閉塞問
題を防止する。
粘度を有する供給材料から濃縮した乾燥洗剤を形成する
に使用できる。例えば、乾燥器56に供給される加熱さ
れた材料は薄いペースト(約50cp)から非常に粘稠
なペースト(500000cp)まである。さらに、本
装置及び方法は大量のプラスチック、食品、医薬製品、
高分子有機組成物のような高温度で軟化流動化し、溶剤
を除去するにつれて粘稠になる材料を乾燥するのに適し
ている。本装置及び方法はまた高温で個別粒子である有
機及び無機化合物を乾燥するのにも適している。本装置
及び方法はまた洗剤濃縮物の製造において大量の洗剤ペ
ーストから溶剤を除去するのに特に適している。
mで長さが約9mの3本の管からなる多重管を使用し
て、多くの異なった組成物に対する平均的な乾燥条件の
近似的条件を示している。
数の重要な改善と利益を提供する。例えばプロセスで解
放された蒸気及び乾燥機中の圧力勾配は、乾燥通路を通
してより多量の乾燥組成物を推進させるとともに、組成
物に対する熱伝達速度を向上するという二重の作用を有
する。従って、本発明の方法は、乾燥器システムを通し
て洗剤ペーストを輸送し、ペーストを攪拌して適当な熱
伝達を行うための従来の高価なプロセス装置の必要性を
回避することができる。
れ速度が組成物の乾燥器中での平均滞留時間を減少し、
それにより停滞又は緩速フィルムの形成を阻止すること
である。これは温度感受性を有する組成物の化学的及び
物理的な劣化を最小にする。
通路内の圧力を制御すること(代表的には真空下に動
作)により、乾燥通路の温度が洗剤活性成分が変質する
温度よりも低い温度に維持できることである。二相流れ
の流体の高速度と高い動作圧力のため、乾燥器ジャケッ
トの熱伝達表面の温度は増大でき、それにより洗剤ペー
ストへの熱伝達速度を増大できる。
の供給組成物からの選択された揮発性成分の除去を可能
にするようにプロセス変数を操作することが容易になる
ことである。例えば、供給物或いは通路温度、流れ制限
部及び乾燥通路を通る圧力降下、及び/又は乾燥器シス
テム50へ注入される追加の蒸気又は蒸気発生材料の量
は、組成物から単一の揮発性成分を除去するように選択
できる。これは例えば、低分子量のアルコール例えばメ
タノールを使用して製造されるナトリウムα−スルホメ
チルエステルの処理において有用である。本発明による
乾燥方法はメタロールを洗剤ペーストから選択除去する
のに使用できる。メタノールは次にナトリウムα−スル
ホメチルエステル化工程にリサイクルされ、乾燥器を出
ていく半溶融活性ペーストは液体洗剤を形成するため
に、液体混合工程への供給流として使用できる。
し、例示するが、これら実施例は本発明を限定するもの
ではない。各実施例において、例1のCに詳細を記載し
たものに類似した始動手順を用い、特定実験については
表2に与えた定常状態条件を考慮した。
乾燥並びに本発明に従う乾燥器の好結果の始動及び作動
のための手順を例示する。同じ組成物に対する2回の乾
燥実験について定常状態作動条件を提供し、それに対応
して製品を分析した。
のC14同族体とブレンドされたもの)から連続プロセス
で脂肪族アルコールナトリウムサルフェート組成物(脂
肪族アルコールサルフェートナトリウム塩とも言う)を
調製した。この組成物は粘性ペーストの形にあった。か
かるペーストはサルフェート濃度が70重量%付近であ
る場合に「局在化された最小」粘度を示すので、この例
において用いたペーストは約65重量%〜約75重量%
のサルフェート範囲を有するものとした。従って、前記
の活性物質(即ちサルフェート)濃度範囲は、通常プロ
セス条件においてその範囲外の濃度と比較して相対的に
低粘度であることによって特徴付けられる。
ペーストはずれ減粘特性を示す。さらに、かかるペース
トは熱に対して敏感である。約140℃を超える温度に
おいて、これらペーストは以下に示すような望ましくな
い逆反応を起こすことがある:
ストの中和が不充分であれば前記の逆反応をこうむる不
安定な製品がもたらされることがある。また、ペースト
を140℃より高い温度に充分な時間さらすと、逆転が
もたらされ、酸を放出し、混合物中の過剰分の塩基が組
成物を中和できる速度より早い速度で前記の逆反応を促
進する可能性がある。従って、チェックしなければ逆反
応が価値のない屑材料をもたらす。このペーストの材料
がこの複雑な関係にあるという理由から、本発明の方法
及び装置を試験することを選択した。
を例示するために2つの試験(例1A及び1B)を実施
した。例1A用に用いた装置は図2、4及び4Aに示し
た具体例と同様のものであり、但し図4及び4Aに示し
た制限部100及び102の代わりに一連の4個の制限
部を用いた。例1B用に用いた装置は図2、4及び4A
に示したものである。
速回転の壁掻き取り式撹拌器66を用いた供給タンク6
2に、脂肪族アルコールナトリウムサルフェート組成物
を装填した。組成物が曝気しないように注意した。タン
ク62に備え付けた熱水ジャケット又は熱トレーシング
式加熱器(heat-tracing)(図示せず)によって組成物
を約60℃〜約70℃、好ましくは約67℃の温度に保
った。流れ制御システムが好ましい供給速度を安定化す
ることができるようにするために、再循環ループを通っ
てタンクに戻る組成物の流れを確立した。乾燥器のデザ
インが同じであれば、組成物の流れが処理量(乾燥器チ
ャンネル当たりのペーストの質量流量)を決定する。こ
れらの例の主題にした乾燥器形態及びデザインは、3個
の同一の乾燥器チューブ57を含むものだった。これら
の例のために選択した処理量は、典型的には約10kg
/時間/チューブ〜約50kg/時間/チューブの範
囲、好ましくは15kg/時間/チューブ〜約35kg
/時間/チューブだった。
望の圧力に調節したスチーム供給材料を予熱器54の実
効側に供給した。同じ調節されたスチームを、予熱器5
4の下流のスチーム入口90へのプロセス配管上の加熱
ジャケット又は熱トレーシング式加熱器(図示せず)中
に供給した。始動のためにはこの組成物を約135℃の
温度に加熱することが望まれたので、スチーム温度は少
なくとも約135℃、好ましくは約145℃にした(予
熱器54の熱移動の効率に依存する)。チューブ壁57
Aのそれぞれの表面において例えば約120℃(始動の
際)〜約130℃(定常状態作動の間)の温度を維持す
るために、第2の所望の圧力に調節されたスチーム供給
材料を乾燥器加熱ジャケット88に通して供給した。残
りのプロセス配管、受け入れ容器58及び排出装置(例
えばプロダー押出機)60には、様々な熱トレーシング
式加熱器及び加熱ジャケットを通して例えば約50℃〜
約80℃の所望の温度の熱水を供給した。蒸気出口ライ
ン61上の冷却器(図示せず)に冷却水を供給した。
タンク58中の圧力を例えば約0.27バール(絶対
圧)(約200mmHg絶対圧)〜約0.53バール
(絶対圧)(約400mmHg絶対圧)のような所望の
条件に設定した。受け入れタンク58中で真空を確立す
るために、排出装置(例えばプロダー押出機)60を、
例えば装置60中の押出孔の上に配置された可撓性エラ
ストマーシート(図示せず)によってシールするのが好
ましい。
(ゲージ圧){400キロパスカルゲージ圧(kPa
g)又は58ポンド力/平方インチ(psig)}のよ
うな正常な定常状態作動の間の乾燥器入口の背圧を模倣
する位置に導管76上の調節弁140を設定する工程を
含ませた。導管76中の調節弁140を開放することに
よって、乾燥器入口を通る単相組成物流れが開始され
た。予熱器54を出てくる単相組成物の温度をチェック
して、この温度が約130℃〜約135℃の所望の範囲
内になるようにし、予熱器54へのスチーム供給圧は必
要に応じて所望の出口温度を達成するように調節した。
ペーストが予熱器54及び導管76を満たす時に、第2
の導管70中の圧力を観察した。圧力が約6.9バール
(ゲージ圧)約690kPag又は約100psig)
以上に急速に上昇し始めたら、導管76中の調節弁14
0を開放し、それによって単相組成物を乾燥器の流出チ
ャンバー64中に流入させた。
組成物が流れ制限部(流れ制限部83と同一又は同様)
を通って乾燥器チューブ57中に流れて分配されること
によって作られる自然の圧力に移される。調節弁140
を完全に開放し、単相流れ組成物が流れ制限部を横切っ
て乾燥器チューブ57中へとフラッシュ蒸発し始めた。
フラッシュ蒸発組成物によって遊離する蒸気は、二相流
れを開始させ、制限部によって画定される穿孔を組成物
が通過する時に大きい圧力降下を引き起こした。これが
すべての利用可能な乾燥器チューブ57への二相流れの
均一分配をもたらした。好結果の乾燥器始動は、上で議
論した様々なファクターに依存し、重要なことに、すべ
ての利用可能な乾燥器チューブ57への二相流れの均一
分配をもたらすのに充分な初期フラッシュ蒸発の達成に
依存するものだった。
に、受け入れタンク壁掻き取り器142を始動させた。
約5分間の作動の後に、プロダー押出機60を低い排出
速度で始動させた。乾燥製品が受け入れタンク58中に
蓄積されるにつれて、プロダー押出機60中のスクリュ
ーが充填され、製品をプロダー押出機60の排出端部の
押出孔を通して押し出し始めた。充填されたスクリュー
は次いで受け入れタンク真空に対して出口をシールし
た。
達成するために、乾燥器ジャケット88の温度及び(又
は)受け入れタンク58の真空を調節することによって
乾燥器条件を調節した。例えば、水分含有率を乾燥製品
の重量に対して約3重量%より低くするためには、ジャ
ケット温度を約130℃に高め、真空を約0.113バ
ール(絶対圧)(約85mmHg絶対圧)〜約0.12
7バール(絶対圧)(約95mmHg絶対圧)の圧力
に、約30分〜約45分かけて一連の工程で上昇させ
た。
よって定常状態が維持することを条件として、乾燥器は
その性能を確実に維持した。プロセス条件及び製品の特
徴の詳しい説明を下記の表2に与える。
はまだ溶融しており(例えば約60℃〜約75℃の温度
を有し)、最終水分含有率が約3重量%〜約5重量%よ
り低くなった時に約30℃の温度に冷却した際に不粘着
性固体を形成した。この冷却された製品は比較的結晶質
の固体であり、粉砕して粉末形態にすることができ、ま
た、針、フレーク又はその他の所望の形状として製造す
ることができた。様々なプロセス例において得られた製
品についての分析データを下記の表2に示す。
ムサルフェートペーストを用いた2つの試験を実施し
た。これらを下記の表2では例1A及び1Bとする。例
1Aにおいては、ペーストを供給タンク62中で撹拌
し、従って曝気した。これにより、連行された気泡のせ
いで供給システムにおいてはるかに大きい圧力降下がも
たらされた。例1Bにおいては、ペーストを供給タンク
62中で撹拌せず、従って曝気しなかった。従って、例
1Bにおける圧力降下ははるかに小さかった。例1Bに
おける圧力降下が小さいことの追加の理由は、例1Aに
おいて直列で用いた4個の制御器とは反対に、各チュー
ブ57の下流に2個のオリフィス板100及び102を
直列で用いたことにある。2つの試験におけるその他の
違いには、例1Bにおいてはペーストにアンモニアを添
加したこと(これは乾燥の際にストリッピングされた)
及び例1Bにおいては139℃という高い供給温度を用
いたことがある。
は、製品の重量に対して2.37重量%だった。例1B
に従う乾燥製品の最終水分含有率は、製品の重量に対し
て1.57重量%だった。その他の製品データは下記の
表2に示す。
リウムサルフェートペーストの乾燥を例示し、不適切な
始動及び作動条件の結果を例示するものである。特に、
流れ制限部のすぐ下流に二相流れを確立することの重要
性を示す。
ェートをこの例についても用いた。
のと同じである。
は、表2を参照されたい。乾燥器の入口チャンバー及び
チューブ57で充分な温度を維持することができなかっ
たせいで、流れ制限部中へのフラッシュ蒸発が不充分に
なり、乾燥器チューブ57中への材料の流れの分配が不
均一になり、その結果、3個の乾燥器チューブ57の内
の1個がペーストで詰まったものと思われる。脂肪族ア
ルコールナトリウムサルフェートは熱に長時間さらされ
た時に減成及び(又は)分解する傾向があるとすれば、
閉鎖されたチューブ57中に捕捉されたペーストは分解
した。2個の詰まらなかったチューブ57への装填量
は、乾燥器への全ペースト流の33%から50%に増加
した。2個のチューブ57に対する過剰分の装填物は、
所望の水分含有率に乾燥させることができなかった。こ
の操作では安定な定常状態を達成することができなかっ
たので、製品データはこの試験については得られなかっ
た(このような得られなかったものについては、表中に
n.a.と示す)。
原料を乾燥させるための段階的なフラッシュ蒸発の使用
を例示する。
ネート(AOS)供給原料{C14〜C18GULFTENE、米国
テキサス州ヒューストン所在のシェブロン・ケミカル・
カンパニー(Chevron Chemical Company)から入手でき
る}の乾燥を例示する。AOS供給原料は、AOS供給
原料の総重量に対してC14約15重量%、C16約55重
量%及びC18約35重量%を含むα−オレフィン同族体
のブレンドを含有する。この供給原料をスルホン化し、
加水分解し、中和して、下記の表2に詳細を示した出発
ペースト組成物にした。
置130を用いることを例示する。この例のための装置
は、図2、4、4A及び5に示したものと同じである。
って乾燥器チューブ57に入るのに充分なエネルギーを
提供するために、非常に高い温度を用いてAOS供給原
料を予備加熱した。しかし、初期フラッシュ蒸発におい
て遊離した蒸気は、組成物が乾燥器チューブ57を通る
時に残りの組成物の急速な冷却を引き起こした。(この
急速な冷却は、第二の制限装置を持たない乾燥器を用い
てこの材料を乾燥させることを試みた場合に、乾燥器チ
ューブ57の入口において部分的に乾燥した組成物が冷
却されて、粘着性の半固体フィルムが形成してチューブ
57の壁57Aに付着し、その結果チューブ57を詰ま
らせたので、問題があった。)部分的に乾燥されたAO
Sペーストは、初期フラッシュ蒸発の後の温度より僅か
に高いだけの温度において溶融していて、流体のままで
あることが測定された。冷却は初期フラッシュ蒸発乾燥
によって引き起こされるので、乾燥器チューブ57の上
方部分(即ち各チューブの制限用オリフィスのすぐ下流
の位置)における圧力がどれぐらいフラッシュ蒸発冷却
が起こるのかを決定した。チューブ57のこの部分の圧
力は、乾燥器チューブ57の排出端部86において第二
の制限装置130を用いることによって高くすることが
できた。従って、第二の制限装置130のために、乾燥
器チューブ57全体の圧力が高められ、上流の流れ制限
部における圧力降下が小さくなった。
の容量に基づいて、第二の制限部130の穿孔132を
第一の制限装置のオリフィス孔より大きくすることがで
きることがわかった。第一の制限部100、102のそ
れぞれの穿孔は0.794mm(0.03125イン
チ)の直径を有し、第二の制限装置のオリフィス孔は
2.37mm(0.0933インチ)の直径を有してい
た。初期フラッシュ蒸発が組成物がチューブを通るのを
推進するのに充分な蒸気を提供するので、スチーム注入
ラインからのスチーム注入は必要なかった。
下記の表2に与える。試験の間、第一制限部における圧
力降下は約5バール(75.5psi)で、乾燥器チャ
ンネル及び第二制限装置における圧力損失は2.4バー
ル(34.67psi)だった。乾燥用組成物を流体に
保つのを補助するために、乾燥器ジャケット88を約1
60℃に加熱した。
プ式薄膜蒸発器を用いて乾燥されていた、食品及び飲料
添加剤の乾燥を例示する。
ン酸ナトリウム(SG)供給原料をこの例のために用い
た。
を示す。例4Aはスチーム注入を用いなかった例試験で
あり、例4Bはスチーム注入を用いた例試験である。例
4A及び4Bにおいて用いた装置は、図2及び3に示し
たものと同様であり、但し排出装置は用いなかった。ス
チームジャケットを持つ容量形ポンプが図面に示したプ
ロダー押出機の好適な代替品であろう。
の詳しい説明については、表2を参照されたい。例4A
においては、乾燥器チューブの入口の制限部において比
較的小さい圧力降下が観察され、充分な乾燥が達成され
た。例4Aにおいて得られた製品の最終水分含有率は約
3重量%だった。
入の使用は制限装置における圧力降下を大きくし、最終
製品は例4Aのものより高い水分含有率を有していた。
例4Bにおいては、乾燥器から排出された製品はポンプ
輸送可能な溶融流体であり、室温に冷却した時に硬化し
て脆い塊になった。従って、スチームの使用はこの材料
を乾燥させるためには有益ではないことがわかった。
燥を例示する。
(Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien)から商
品名GLUCOPON 625 FEの下で商品として入手できるアル
キルポリグリコシド(APG)供給原材料をこの例にお
いて乾燥させた。製造元のデータシート中に見出される
情報によれば、APG供給原材料は、アルキルポリグリ
コシド40重量%、水51.9重量%及びエタノール6
重量%を含む。さらに、APG供給原料はこの例におい
て用いた乾燥条件において熱的に安定な材料である。
と同じであり、図2、4及び4Aに示すものである。
2に与える。注入スチームを1.36kg/hr/チュ
ーブで用いても注入スチームを用いなくても、APG供
給原料は首尾よく乾燥された。得られた製品がチューブ
57からポンプ輸送可能な溶融流体として排出された。
この流体は室温において冷却した際に硬化して固体の塊
になった。スチーム注入を用いることなく得られた乾燥
固体製品の最終水分含有率は3.2重量%であり、スチ
ーム注入を用いて得られた製品の水分含有率は3.6重
量%だった。
A)供給原材料{米国ペンシルベニア州フィラデルフィ
ア所在のローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)社か
ら商品名ACUSOL(登録商標)の下で商品として入手でき
る}を用いた。製造元のデータシートから得られる情報
によれば、SPA供給原材料は固体45重量%及び水5
5重量%から成る。(ローム・アンド・ハース社から乾
燥SPA製品も商品として入手でき、この製品は11重
量%の水軍含有率を有する。)さらに、SPA供給原料
はこの例において用いた乾燥条件において熱的に安定な
材料である。
と同様であるが、但し排出装置は用いなかった。図面に
示したプロダー押出機の代わりに回転空気弁及び空気輸
送装置を用いてもよい。
の表2に与える。乾燥器チューブ57から製品が低密度
の膨らんだ固体として排出され、これは容易に粉砕する
ことができ、空気輸送することができた。受け取り用タ
ンク58をシールして真空にするために、回転式弁を用
いることができた。乾燥された固体製品の最終水分含有
率は10.6重量%だった。これは同じ供給元によって
商品として販売されているものより乾燥された製品であ
る。
例示する。
無機塩である珪酸ナトリウム及び線状アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム(LABS)を用いた。この混合
物は、洗濯用洗浄剤粉末調合物中の通常の「湿潤」成分
である。この例から得られた乾燥製品は、最終洗濯用洗
浄剤製品を形成させるために、凝集操作において別の乾
燥成分と共に用いることができる。乾燥させるべき供給
原料は、LABS50.6重量%、珪酸ナトリウム1
6.8重量%及び水30.7重量%を含むものである。
この供給原料は、ケミトン(Chemithon)高活性中和剤
中で調製した。ウィトコ(Witco)線状アルキルベンゼ
ンスルホン酸製品と典型的な液状二珪酸塩(SiO2/
Na2O比2.0、44%水溶液)とを混合し、50%
苛性ソーダで中和した。
のと同じであり、図2、4及び4Aに示すものである。
下記の表2に与える。供給原料は首尾よく乾燥されて、
製品の総重量に対して約2.75重量%の水分含有率を
有する乾燥製品が形成された。この製品は粘性が高いペ
ーストであり、その他の乾燥成分と共に凝集させて、最
終洗濯用洗浄剤粉末調合物を形成させることができた。
「湿潤」成分だけ(即ち供給原料の総重量に対して約2
0〜30重量%)の乾燥は、全体の調合物を噴霧乾燥さ
せるのに必要なエネルギー及び設備経費を実質的に削減
する。
乾燥器チューブを通す輸送の際にさらなる乾燥を少し必
要とするだけで、不粘着性を有する乾燥粉末として乾燥
させる場合を例示する。
(残部の76重量%は水)を用いた。
ット付き乾燥器の上流に配置された予熱器を含み、この
加熱器は、入口チャンバーと前記チャンネルのすぐ上流
に配置された流れ制限部とを有する。乾燥器チャンネル
は、内径約11.28mm(0.44インチ)を有する
ステンレス鋼製チューブであり、長さ5.54m(18
フィート2インチ)だった。この単一チューブは、サイ
クロン分離器中に排出するようにした。
35ポンド/時間)を151℃に加熱し、乾燥器チュー
ブ中にフラッシュ蒸発させた。乾燥器チューブの頂部に
おける圧力は0.32バール(絶対圧){4.6ポンド
/平方インチ(絶対圧)(psia)}に保ち、乾燥器
チューブの排出口における圧力は0.08バール(絶対
圧)(1.2psia)だった。チューブのジャケット
には捕捉された100psig(7バール、ゲージ圧)
スチームを供給した。
量%の水分含有率を有する乾燥製品(即ち濃厚物)が分
離され、分離器から捕集袋中に微粉末として排出され
た。
だけに与えたものであり、本発明を限定するものではな
い。本発明の範囲内での変更は当業者には明らかであろ
う。
方式、Bはプラグ流れ、Cは遷移流れ、Dは二相流れ、
及びEは本発明による二相流れを示す。
図である。
る。Aは装置の一部の拡大図である。
Claims (30)
- 【請求項1】 組成物から揮発性成分を除去する方法で
あって、(a)入口チャンバー、複数個のチャンネル及
び複数個の流れ制限部を有する乾燥器を用意し、ここ
で、前記の各チャンネルは所定圧力で作動する入口を有
し、各流れ制限部は乾燥器入口チャンバーと一つの協力
作動チャンネルとの間に配置され、流れ制限部は、組成
物が乾燥器を通って流れる方向に関して見て、前記協力
作動チャンネルのすぐ上流にあり、(b)前記流れ制限
部の上流位置において前記組成物を、各チャンネル入口
の圧力における揮発性成分のフラッシュ蒸発温度より高
い温度に加熱し、(c)流れ制限部の上流の揮発性成分
のフラッシュ蒸発を防止するために前記の加熱された組
成物に圧力を加え、(d)加圧されて加熱された組成物
を乾燥器入口チャンバー及び流れ制限部に通し、前記揮
発性成分を各チャンネル入口中にフラッシュ蒸発させ、
その結果として各チャンネル入口において組成物の二相
流れをもたらし、(e)組成物を二相流れで各チャンネ
ルを通過させる工程を含む、前記方法。 - 【請求項2】 組成物が各チャンネルを通過する時に組
成物に熱を供給する工程をさらに含む、請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】 複数個の流れ制限部を直列に配列させ、
乾燥器を通る組成物の流れの方向から見て前記流れ制限
部の下流に各チャンネルを配置させる、請求項1記載の
方法。 - 【請求項4】 前記流れ制限部が貫通する複数個の開口
を有する板によって規定され、前記の各開口が1つのチ
ャンネル入口の上流に配置され且つ協力作動チャンネル
入口の断面積より小さい断面積を有する、請求項1記載
の方法。 - 【請求項5】 前記開口が穿孔である、請求項4記載の
方法。 - 【請求項6】 前記の複数個のチャンネル中に蒸気を注
入する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記蒸気がスチームである、請求項6記
載の方法。 - 【請求項8】 前記揮発性成分が水及びアルコールより
成る群から選択される溶剤を含む、請求項1記載の方
法。 - 【請求項9】 各チャンネル入口の下流に少なくとも1
個の第二の流れ制限部を設け、この少なくとも1個の第
二の流れ制限部に前記組成物を通す工程をさらに含む、
請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 前記の少なくとも1個の第二の流れ制
限部が貫通する開口を有する板によって規定され、前記
の開口が協力作動チャンネル入口の断面積より小さい断
面積を有する、請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 前記の第二の流れ制限部の開口が穿孔
である、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 各チャンネルの出口の下流に配置され
た捕集容器中に組成物を捕集する工程をさらに含む、請
求項1記載の方法。 - 【請求項13】 前記捕集容器を各チャンネルの出口の
作動圧力より低い圧力において作動させる、請求項12
記載の方法。 - 【請求項14】 前記捕集容器を約1バール(絶対圧)
又はそれより低い圧力において作動させる、請求項12
記載の方法。 - 【請求項15】 捕集容器中の組成物の残部から揮発性
成分を排気させる工程をさらに含む、請求項12記載の
方法。 - 【請求項16】 組成物から揮発性成分を除去するため
の装置であって、(a)組成物を加熱するための手段、
(b)前記加熱手段の下流に配置された乾燥器、並びに
(c)前記乾燥器の出口から出てくる組成物を捕集する
ための手段を含み、 前記乾燥器が、 (1)入口チャンバー、 (2)前記乾燥器を通る組成物の流れの方向から見て入
口チャンバーの下流に配置された複数個の流れ制限部並
びに (3)それぞれが入口及び出口を有する複数個のチャン
ネルを含み、 各チャンネルの入口が、乾燥器を通る組成物の流れの方
向から見て、1つの協力作動流れ制限部のすぐ下流に配
置され、 前記捕集手段が蒸気出口及び組成物残部の出口を有す
る、前記装置。 - 【請求項17】 各チャンネルがチューブによって規定
された、請求項16記載の装置。 - 【請求項18】 複数個の流れ制限部が直列に配列さ
れ、各チャンネルが前記流れ制限部の下流に配置され
た、請求項16記載の装置。 - 【請求項19】 前記流れ制限部が貫通する複数個の開
口を有する板によって規定され、前記の各開口が1つの
チャンネル入口の上流に配置され且つ協力作動チャンネ
ル入口の断面積より小さい断面積を有する、請求項16
記載の装置。 - 【請求項20】 前記開口が穿孔である、請求項19記
載の装置。 - 【請求項21】 前記チャンネル中に蒸気を注入する手
段をさらに含む、請求項16記載の装置。 - 【請求項22】 各チャンネル入口の下流に配置された
少なくとも1個の第二の流れ制限部をさらに含む、請求
項16記載の装置。 - 【請求項23】 前記の第二の流れ制限部が前記チャン
ネル出口に隣接して配置された、請求項22記載の装
置。 - 【請求項24】 前記の少なくとも1個の第二の流れ制
限部が貫通する開口を有する板によって規定され、前記
の開口が前記協力作動チャンネルの断面積より小さい断
面積を有する、請求項22記載の装置。 - 【請求項25】 前記開口が穿孔である、請求項24記
載の装置。 - 【請求項26】 前記チャンネル出口の下流に配置され
た押出機をさらに含む、請求項16記載の装置。 - 【請求項27】 (f)各チャンネルの出口の下流で組
成物を冷却する工程を含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項28】 前記冷却工程が、組成物を押出形成し
て紐状体にし、この紐状体に予備冷却された空気を通す
ことを含む、請求項27記載の方法。 - 【請求項29】 前記冷却工程が、予備冷却された空気
のスチームによって前記組成物を導管中に空気式で搬送
することを含む、請求項27記載の方法。 - 【請求項30】 前記冷却工程が、前記組成物を金属ベ
ルトの上面上に展延させ且つこのベルトの下面上に冷却
された冷却液を噴霧することを含む、請求項27記載の
方法。
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