JPH1131461A - カラー受像管及びその製造方法 - Google Patents
カラー受像管及びその製造方法Info
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- JPH1131461A JPH1131461A JP18394097A JP18394097A JPH1131461A JP H1131461 A JPH1131461 A JP H1131461A JP 18394097 A JP18394097 A JP 18394097A JP 18394097 A JP18394097 A JP 18394097A JP H1131461 A JPH1131461 A JP H1131461A
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- Japan
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- picture tube
- color picture
- damper
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0727—Aperture plate
- H01J2229/0738—Mitigating undesirable mechanical effects
- H01J2229/0744—Vibrations
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衝撃によるグリル条片のゆれを改善したカラ
ー受像管を得る。 【解決手段】 シャドウグリル(7)を構成するテープ
状のグリル条片(9)同士をつなぐ係止ワイヤ(14)
を設ける。この係止ワイヤ(14)は、ダンパーワイヤ
(12)より細く形成される。衝撃後のエネルギーが、
係止ワイヤ(14)を通じて分散されることにより、従
来よりも早く振動を吸収することができ、このために衝
撃により数秒続く振動に起因するグリル条片のゆれをな
くすことができる。
ー受像管を得る。 【解決手段】 シャドウグリル(7)を構成するテープ
状のグリル条片(9)同士をつなぐ係止ワイヤ(14)
を設ける。この係止ワイヤ(14)は、ダンパーワイヤ
(12)より細く形成される。衝撃後のエネルギーが、
係止ワイヤ(14)を通じて分散されることにより、従
来よりも早く振動を吸収することができ、このために衝
撃により数秒続く振動に起因するグリル条片のゆれをな
くすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アパーチャーグ
リルの機械的振動をダンパーワイヤによって防止したシ
ャドウマスクを有するカラー受像管及びその製造方法に
関する。
リルの機械的振動をダンパーワイヤによって防止したシ
ャドウマスクを有するカラー受像管及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のカラー受像管を示す側面
一部断面図である。図において、1は画像表示領域を構
成するパネル、2はパネル1とともにカラー受像管の外
囲器を構成するファンネル、3はパネル内面に形成され
た蛍光面である。この蛍光面3には、赤、青、緑の蛍光
体が順序良く配列され、電子銃4から出射される電子ビ
ーム5が偏向ヨーク6により電磁的に偏向され、所望す
るカラー画像を形成するものである。7は色選択電極の
働きをするシャドウグリル(シャドウマスク)である。
一部断面図である。図において、1は画像表示領域を構
成するパネル、2はパネル1とともにカラー受像管の外
囲器を構成するファンネル、3はパネル内面に形成され
た蛍光面である。この蛍光面3には、赤、青、緑の蛍光
体が順序良く配列され、電子銃4から出射される電子ビ
ーム5が偏向ヨーク6により電磁的に偏向され、所望す
るカラー画像を形成するものである。7は色選択電極の
働きをするシャドウグリル(シャドウマスク)である。
【0003】図4(A)は、従来から使用されている展
張型シャドウグリルの構造を示す斜視図である。同図
(B)には、その一部拡大図を示している。ここで、フ
レーム8は、例えばSUSのような鋼材で形成される。
また、フレーム8上には、0.1[mm]の板厚のリムド鋼
からなる複数枚のテープ状のグリル条片9を備えたアパ
ーチャーグリル10が、溶接によって展張された状態で
固着され、ここに複数のスリット状の開口11が構成さ
れている。
張型シャドウグリルの構造を示す斜視図である。同図
(B)には、その一部拡大図を示している。ここで、フ
レーム8は、例えばSUSのような鋼材で形成される。
また、フレーム8上には、0.1[mm]の板厚のリムド鋼
からなる複数枚のテープ状のグリル条片9を備えたアパ
ーチャーグリル10が、溶接によって展張された状態で
固着され、ここに複数のスリット状の開口11が構成さ
れている。
【0004】さらに、シャドウグリル7の表面には、グ
リル条片9に接触してグリル条片9の長手方向に対して
直交する方向に2本のダンパーワイヤ12が設けられて
いる。このダンパーワイヤ12はフレーム8に溶接され
たダンパースプリング13のばね作用によりグリル条片
9を押さえつける構造となっており、カラー受像管の振
動・落下時には、このダンパーワイヤ12によってグリ
ル条片9のゆれを抑制することができる。
リル条片9に接触してグリル条片9の長手方向に対して
直交する方向に2本のダンパーワイヤ12が設けられて
いる。このダンパーワイヤ12はフレーム8に溶接され
たダンパースプリング13のばね作用によりグリル条片
9を押さえつける構造となっており、カラー受像管の振
動・落下時には、このダンパーワイヤ12によってグリ
ル条片9のゆれを抑制することができる。
【0005】なお、ダンパーワイヤ12には、25ミク
ロンメータ([μm])のタングステン線が使用され
る。また、シャドウグリル7の表面にダンパーワイヤ1
2を取り付ける作業は、蛍光面3の作成の前、或いは後
のいずれであってもよい。
ロンメータ([μm])のタングステン線が使用され
る。また、シャドウグリル7の表面にダンパーワイヤ1
2を取り付ける作業は、蛍光面3の作成の前、或いは後
のいずれであってもよい。
【0006】次に、動作について説明する。カラー受像
管は、パネル1とファンネル2により構成される外囲器
により内部が高真空に保たれており、電子銃4から出射
された電子ビーム5は、パネル1の内面に形成され高電
圧が印加された蛍光面3に射突することにより蛍光面3
を発光させる。また同時に、電子ビーム5は偏向ヨーク
6によって作られる偏向磁界によって上下左右に偏向さ
れることで、蛍光面3の上にラスタと呼ばれる画像表示
領域を形成する。
管は、パネル1とファンネル2により構成される外囲器
により内部が高真空に保たれており、電子銃4から出射
された電子ビーム5は、パネル1の内面に形成され高電
圧が印加された蛍光面3に射突することにより蛍光面3
を発光させる。また同時に、電子ビーム5は偏向ヨーク
6によって作られる偏向磁界によって上下左右に偏向さ
れることで、蛍光面3の上にラスタと呼ばれる画像表示
領域を形成する。
【0007】こうして電子ビーム5の射突量に応じて、
画像表示領域には蛍光面3の赤、青、緑の各色の発光強
度が分布することになり、これがパネル1の外面から観
測することによってカラー画像として認識される。その
場合にシャドウグリル7には、無数のスリット状の開口
11が順序よく配列されているので、この開口11を通
過した電子ビーム5が幾何的に蛍光面3上の赤、青、緑
の蛍光体ストライプの所定の位置に射突することにな
り、画像表示領域で正確に色選択が行われる。
画像表示領域には蛍光面3の赤、青、緑の各色の発光強
度が分布することになり、これがパネル1の外面から観
測することによってカラー画像として認識される。その
場合にシャドウグリル7には、無数のスリット状の開口
11が順序よく配列されているので、この開口11を通
過した電子ビーム5が幾何的に蛍光面3上の赤、青、緑
の蛍光体ストライプの所定の位置に射突することにな
り、画像表示領域で正確に色選択が行われる。
【0008】このように、カラー受像管において色選択
を幾何的に行わせるためには、パネル1と電子銃4とシ
ャドウグリル7とが常に所定の位置関係を正確に保って
いる必要がある。ところが、シャドウグリル7はテープ
状のグリル条片9で構成されているために、フレーム8
によって展張された状態にあるものの、受像管の振動や
外部からの衝撃によってその位置が不安定になる。そこ
で、シャドウグリル7の位置精度を安定させるための対
策として、カラー受像管にはダンパーワイヤ12が設け
られている。
を幾何的に行わせるためには、パネル1と電子銃4とシ
ャドウグリル7とが常に所定の位置関係を正確に保って
いる必要がある。ところが、シャドウグリル7はテープ
状のグリル条片9で構成されているために、フレーム8
によって展張された状態にあるものの、受像管の振動や
外部からの衝撃によってその位置が不安定になる。そこ
で、シャドウグリル7の位置精度を安定させるための対
策として、カラー受像管にはダンパーワイヤ12が設け
られている。
【0009】ところでシャドウグリルタイプの色選択電
極の最大の欠点は、シャドウグリル7が角形のスクリー
ン構造の例えば上方の一辺から下辺に至るまでの細長い
金属条片で構成されていることである。すなわち、カラ
ー受像管が機械的に静的な状態に置かれている場合には
特に問題がないが、振動や衝撃の加わったときにはシャ
ドウグリルがゆれるという問題が発生する。
極の最大の欠点は、シャドウグリル7が角形のスクリー
ン構造の例えば上方の一辺から下辺に至るまでの細長い
金属条片で構成されていることである。すなわち、カラ
ー受像管が機械的に静的な状態に置かれている場合には
特に問題がないが、振動や衝撃の加わったときにはシャ
ドウグリルがゆれるという問題が発生する。
【0010】そこで、従来のカラー受像管は、パネル1
と電子銃4とシャドウグリル7との組み立て上でのばら
つきを吸収するために設計上マージンを持った設計がな
される。振動や衝撃がこのマージンで吸収出来る程度で
あれば問題は発生しない。しかし、通常の振動や衝撃で
も少なからず輝度が変化するとか、程度のひどい場合に
は色ずれの問題が発生してしまう。
と電子銃4とシャドウグリル7との組み立て上でのばら
つきを吸収するために設計上マージンを持った設計がな
される。振動や衝撃がこのマージンで吸収出来る程度で
あれば問題は発生しない。しかし、通常の振動や衝撃で
も少なからず輝度が変化するとか、程度のひどい場合に
は色ずれの問題が発生してしまう。
【0011】さらに、カラー受像管における耐衝撃性の
問題について説明する。
問題について説明する。
【0012】通常、グリル条片9を上からその接触抵抗
をもってダンパーワイヤ12が押さえつける状態となっ
ているので、蛍光面作成後にシャドウグリル7を加工す
れば、シャドウグリル7の変形が伴うから、設計上の裕
度が減ることになる。したがって、正確な色選択のため
には、ダンパーワイヤ12の取り付け作業は、蛍光面作
成前に行われることが好ましい。
をもってダンパーワイヤ12が押さえつける状態となっ
ているので、蛍光面作成後にシャドウグリル7を加工す
れば、シャドウグリル7の変形が伴うから、設計上の裕
度が減ることになる。したがって、正確な色選択のため
には、ダンパーワイヤ12の取り付け作業は、蛍光面作
成前に行われることが好ましい。
【0013】ところで、シャドウグリル型カラー受像管
のダンパーワイヤ12においては、その張力が高いほど
振動を減衰させる効果は高く、ひいては衝撃後の振動
も、その張力が高いほど早く減衰する。しかし、張力を
高くするためにダンパーワイヤ12に太い線を使って、
蛍光面作成前に取り付けた場合には、蛍光面3上の画像
表示領域でダンパーワイヤ12のパターンが焼き付けら
れて、スクリーンとして見苦しいものとなってしまう。
のダンパーワイヤ12においては、その張力が高いほど
振動を減衰させる効果は高く、ひいては衝撃後の振動
も、その張力が高いほど早く減衰する。しかし、張力を
高くするためにダンパーワイヤ12に太い線を使って、
蛍光面作成前に取り付けた場合には、蛍光面3上の画像
表示領域でダンパーワイヤ12のパターンが焼き付けら
れて、スクリーンとして見苦しいものとなってしまう。
【0014】そのため蛍光面作成後に、シャドウグリル
7にダンパーワイヤ12を取り付けることも行われてい
る。ダンパースプリング13を後で取り付けることによ
って、ダンパーワイヤ12の影を蛍光面上からなくしよ
うとする発明は、特開昭52−16968号公報に開示
されている。
7にダンパーワイヤ12を取り付けることも行われてい
る。ダンパースプリング13を後で取り付けることによ
って、ダンパーワイヤ12の影を蛍光面上からなくしよ
うとする発明は、特開昭52−16968号公報に開示
されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のカラ
ー受像管では、衝撃が加わった後のグリル条片の共振に
よるゆれに起因する輝度変化や色ずれの問題をダンパー
ワイヤによって解消する種々の試みが為されていたが、
従来のダンパーワイヤを設けたカラー受像管では、グリ
ル条片の振動や衝撃を小さくできるけれども、このダン
パーワイヤで機械的に押さえつけるものであったから、
ワイヤ自体の強度が必要となり、蛍光面を作成するうえ
で問題が発生していた。
ー受像管では、衝撃が加わった後のグリル条片の共振に
よるゆれに起因する輝度変化や色ずれの問題をダンパー
ワイヤによって解消する種々の試みが為されていたが、
従来のダンパーワイヤを設けたカラー受像管では、グリ
ル条片の振動や衝撃を小さくできるけれども、このダン
パーワイヤで機械的に押さえつけるものであったから、
ワイヤ自体の強度が必要となり、蛍光面を作成するうえ
で問題が発生していた。
【0016】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、耐衝撃性を改良したカラー受像
管及びその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
ためになされたもので、耐衝撃性を改良したカラー受像
管及びその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るカラー受像管は、アパーチャーグリルの機械的振動を
ダンパーワイヤによって防止するようにしたシャドウマ
スクを有するカラー受像管において、アパーチャーグリ
ルのグリル条片に、その長手方向で直交して接触するよ
うに張架されたダンパーワイヤと、ダンパーワイヤとは
線径の異なる線材からなり、グリル条片同士を繋ぐ係止
ワイヤとを具備したものである。
るカラー受像管は、アパーチャーグリルの機械的振動を
ダンパーワイヤによって防止するようにしたシャドウマ
スクを有するカラー受像管において、アパーチャーグリ
ルのグリル条片に、その長手方向で直交して接触するよ
うに張架されたダンパーワイヤと、ダンパーワイヤとは
線径の異なる線材からなり、グリル条片同士を繋ぐ係止
ワイヤとを具備したものである。
【0018】この発明の請求項2に係るカラー受像管
は、張架されたダンパーワイヤの内部応力をσAとし、
係止ワイヤの内部応力をσBとするとき、σA>σBで
あることを特徴とするものである。
は、張架されたダンパーワイヤの内部応力をσAとし、
係止ワイヤの内部応力をσBとするとき、σA>σBで
あることを特徴とするものである。
【0019】この発明の請求項3に係るカラー受像管
は、ダンパーワイヤと係止ワイヤが互いに異なる線材か
らなるものである。
は、ダンパーワイヤと係止ワイヤが互いに異なる線材か
らなるものである。
【0020】この発明の請求項4に係るカラー受像管
は、ダンパーワイヤがタングステン系の線材よりなるも
のである。
は、ダンパーワイヤがタングステン系の線材よりなるも
のである。
【0021】この発明の請求項5に係るカラー受像管
は、係止ワイヤが鉄系の線材よりなるものである。
は、係止ワイヤが鉄系の線材よりなるものである。
【0022】この発明の請求項6に係るカラー受像管
は、ダンパーワイヤと係止ワイヤが互いに同じ線材から
なるものである。
は、ダンパーワイヤと係止ワイヤが互いに同じ線材から
なるものである。
【0023】この発明の請求項7に係るカラー受像管
は、ダンパーワイヤの線径をaとし、係止ワイヤの線径
をbとするとき、a>bであることを特徴とするもので
ある。
は、ダンパーワイヤの線径をaとし、係止ワイヤの線径
をbとするとき、a>bであることを特徴とするもので
ある。
【0024】この発明の請求項8に係るカラー受像管
は、係止ワイヤとアパーチャーグリルのグリル条片が、
それぞれ同一系統の線材で構成されているものである。
は、係止ワイヤとアパーチャーグリルのグリル条片が、
それぞれ同一系統の線材で構成されているものである。
【0025】この発明の請求項9に係るカラー受像管
は、係止ワイヤとアパーチャーグリルのグリル条片の線
膨張係数がほぼ等しいものである。
は、係止ワイヤとアパーチャーグリルのグリル条片の線
膨張係数がほぼ等しいものである。
【0026】この発明の請求項10に係るカラー受像管
は、ダンパーワイヤの引張り強さをSAとし、係止ワイ
ヤの引張り強さをSBとするとき、SA>SBであるこ
とを特徴とするものである。
は、ダンパーワイヤの引張り強さをSAとし、係止ワイ
ヤの引張り強さをSBとするとき、SA>SBであるこ
とを特徴とするものである。
【0027】この発明の請求項11に係るカラー受像管
は、係止ワイヤが溶接又はろう付けによってアパーチャ
ーグリルのグリル条片に係止されているものである。
は、係止ワイヤが溶接又はろう付けによってアパーチャ
ーグリルのグリル条片に係止されているものである。
【0028】この発明の請求項12に係るカラー受像管
の製造方法は、アパーチャーグリルの機械的振動をダン
パーワイヤによって防止するようにしたシャドウマスク
を有するカラー受像管の製造方法において、ダンパーワ
イヤに平行して、ダンパーワイヤとは線径の異なる線材
からなる係止ワイヤでアパーチャーグリルのグリル条片
同士を繋ぐ工程と、係止ワイヤとダンパーワイヤとが設
けられたシャドウマスクを黒化処理する工程とを順次に
実行するものである。
の製造方法は、アパーチャーグリルの機械的振動をダン
パーワイヤによって防止するようにしたシャドウマスク
を有するカラー受像管の製造方法において、ダンパーワ
イヤに平行して、ダンパーワイヤとは線径の異なる線材
からなる係止ワイヤでアパーチャーグリルのグリル条片
同士を繋ぐ工程と、係止ワイヤとダンパーワイヤとが設
けられたシャドウマスクを黒化処理する工程とを順次に
実行するものである。
【0029】この発明の請求項13に係るカラー受像管
の製造方法は、係止ワイヤが設けられたシャドウマスク
をカラー受像管のパネルに装着する工程と、カラー受像
管のパネルに蛍光面を焼き付け処理する工程とを順次に
実行するものである。
の製造方法は、係止ワイヤが設けられたシャドウマスク
をカラー受像管のパネルに装着する工程と、カラー受像
管のパネルに蛍光面を焼き付け処理する工程とを順次に
実行するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
この発明の実施の形態を説明する。
【0031】実施の形態1.図1(A)は、この発明の
実施の形態1のカラー受像管のシャドウグリルを示す斜
視図、図1(B)はその一部拡大図である。
実施の形態1のカラー受像管のシャドウグリルを示す斜
視図、図1(B)はその一部拡大図である。
【0032】図4に示す従来のシャドウグリル7と同様
に、フレーム8上には、0.1[mm]の板厚のリムド鋼か
らなる複数枚のテープ状のグリル条片9を備えたアパー
チャーグリル10が、溶接によって展張された状態で固
着され、ここに複数のスリット状の開口11が構成され
ている。このシャドウグリル7が従来のものと異なるの
は、25[μm]の線径のタングステン材の2本のダン
パーワイヤ12に挟まれた中間位置で各グリル条片9を
繋ぐように、ステンレス鋼線SUS304−W1材の線
径20[μm]よりなる係止ワイヤ14が溶接によって
係止されている点である。図1(B)において、×印1
5で示す箇所が溶接部となる。この係止ワイヤ14は、
各グリル条片9と係止された溶接部15で切断しない程
度の強度を備えている。
に、フレーム8上には、0.1[mm]の板厚のリムド鋼か
らなる複数枚のテープ状のグリル条片9を備えたアパー
チャーグリル10が、溶接によって展張された状態で固
着され、ここに複数のスリット状の開口11が構成され
ている。このシャドウグリル7が従来のものと異なるの
は、25[μm]の線径のタングステン材の2本のダン
パーワイヤ12に挟まれた中間位置で各グリル条片9を
繋ぐように、ステンレス鋼線SUS304−W1材の線
径20[μm]よりなる係止ワイヤ14が溶接によって
係止されている点である。図1(B)において、×印1
5で示す箇所が溶接部となる。この係止ワイヤ14は、
各グリル条片9と係止された溶接部15で切断しない程
度の強度を備えている。
【0033】なお、カラー受像管の全体の外観について
は、従来の図3に示すものと変わりはない。
は、従来の図3に示すものと変わりはない。
【0034】つぎに、上記構成のカラー受像管の作用に
ついて説明する。係止ワイヤ14は、外部からカラー受
像管に衝撃が加わったとき、その衝撃直後から振動する
グリル条片9のエネルギーを隣の列のグリル条片9に伝
えて分散させることにより、早く振動を減衰させるよう
に機能する。この係止ワイヤ14は、継続して振動エネ
ルギーが加わる場合には、線径が細くテープ状のグリル
条片9に対する圧力が弱いために、そのような継続的な
振動を抑止する効果は少ない。一方、ダンパーワイヤ1
2は、グリル条片9に振動が生じたとき、その振動の腹
の振幅を抑えて、振動そのものを小さくする機能を有す
るものであって、従来と同様に、テープ状のグリル条片
9の振動および衝撃を効果的に抑えることができる。
ついて説明する。係止ワイヤ14は、外部からカラー受
像管に衝撃が加わったとき、その衝撃直後から振動する
グリル条片9のエネルギーを隣の列のグリル条片9に伝
えて分散させることにより、早く振動を減衰させるよう
に機能する。この係止ワイヤ14は、継続して振動エネ
ルギーが加わる場合には、線径が細くテープ状のグリル
条片9に対する圧力が弱いために、そのような継続的な
振動を抑止する効果は少ない。一方、ダンパーワイヤ1
2は、グリル条片9に振動が生じたとき、その振動の腹
の振幅を抑えて、振動そのものを小さくする機能を有す
るものであって、従来と同様に、テープ状のグリル条片
9の振動および衝撃を効果的に抑えることができる。
【0035】このように、係止ワイヤ14が複数のグリ
ル条片9に係止されることにより、ダンパーワイヤ12
とは異なり、シャドウグリル7に残存する衝撃のエネル
ギーを複数のグリル条片9に分散させることができる。
従って、図1(A)(B)に示すように、係止ワイヤ1
4にはダンパーワイヤ12のダンパースプリング13に
対応するものは必要がない。係止ワイヤ14はダンパー
ワイヤ12と違ってフレーム8上で展張されている必要
はなく、グリル条片9同士を係止するものであれば足り
るからである。
ル条片9に係止されることにより、ダンパーワイヤ12
とは異なり、シャドウグリル7に残存する衝撃のエネル
ギーを複数のグリル条片9に分散させることができる。
従って、図1(A)(B)に示すように、係止ワイヤ1
4にはダンパーワイヤ12のダンパースプリング13に
対応するものは必要がない。係止ワイヤ14はダンパー
ワイヤ12と違ってフレーム8上で展張されている必要
はなく、グリル条片9同士を係止するものであれば足り
るからである。
【0036】この実施の形態1のカラー受像管によれ
ば、従来から一般に設けられているダンパーワイヤ12
(線材A)とは異なる機能を備えた係止ワイヤ14(線
材B)を付け加えたことにより、ダンパーワイヤ12の
他の機能をほとんど犠牲にすることなく、衝撃後の共振
を抑制できる。
ば、従来から一般に設けられているダンパーワイヤ12
(線材A)とは異なる機能を備えた係止ワイヤ14(線
材B)を付け加えたことにより、ダンパーワイヤ12の
他の機能をほとんど犠牲にすることなく、衝撃後の共振
を抑制できる。
【0037】以下では、ダンパーワイヤ12を線材A、
係止ワイヤ14を線材Bとして、これらの線材A、Bに
ついて、具体的に考察する。
係止ワイヤ14を線材Bとして、これらの線材A、Bに
ついて、具体的に考察する。
【0038】線材A、Bの内部応力をそれぞれσA、σ
Bとしたとき、例えばσA=300[N/mm2 ]、σB=0
[N/mm2 ]に設定することが可能である。また、一般的に σA>σB の関係を満たしていれば足りるものである。
Bとしたとき、例えばσA=300[N/mm2 ]、σB=0
[N/mm2 ]に設定することが可能である。また、一般的に σA>σB の関係を満たしていれば足りるものである。
【0039】次のような条件を考慮するとき、線材Aと
線材Bとは互いに材質を異ならしめることが、より好ま
しい。
線材Bとは互いに材質を異ならしめることが、より好ま
しい。
【0040】具体例としては、強度が必要である線材A
にはタングステン系のものを使用することが好ましく、
一方、線材Bによってグリル条片9同士が繋がっている
必要があるから、強度よりもグリル条片9との接続性の
良い材料が好ましい。一例として、シャドウグリル7が
鉄系である場合には、鉄系、例えばステンレス鋼線SU
S304−W1材を使用できる。
にはタングステン系のものを使用することが好ましく、
一方、線材Bによってグリル条片9同士が繋がっている
必要があるから、強度よりもグリル条片9との接続性の
良い材料が好ましい。一例として、シャドウグリル7が
鉄系である場合には、鉄系、例えばステンレス鋼線SU
S304−W1材を使用できる。
【0041】また、線材Aの線径aが太い(強い)ほど
グリル条片9の振動を抑止する効果が高いけれども、従
来からダンパーワイヤ12の線が太いと画質として目障
りとなることが知られている。実験によれば、ダンパー
ワイヤ12は25[μm]程度が限度とされており、こ
の実施の形態1でも線材Aにはこの値のものを使用して
いる。一方、線材Bには強度がそれほどに必要ないか
ら、その線径bは15乃至20[μm]であればよい。
グリル条片9の振動を抑止する効果が高いけれども、従
来からダンパーワイヤ12の線が太いと画質として目障
りとなることが知られている。実験によれば、ダンパー
ワイヤ12は25[μm]程度が限度とされており、こ
の実施の形態1でも線材Aにはこの値のものを使用して
いる。一方、線材Bには強度がそれほどに必要ないか
ら、その線径bは15乃至20[μm]であればよい。
【0042】このように、線材A、Bの線径a,bにつ
いては、a≦25[μm]であって、かつ、 a>b の関係が成り立っていることが好ましい。
いては、a≦25[μm]であって、かつ、 a>b の関係が成り立っていることが好ましい。
【0043】同様に、線材A12の引張り強さSAと線
材B14の引張り強さSBの関係についても、以上に述
べた理由により、 SA>SB の関係が成り立っていることが好ましい。
材B14の引張り強さSBの関係についても、以上に述
べた理由により、 SA>SB の関係が成り立っていることが好ましい。
【0044】具体的には、線材Aが線径25[μm]の
タングステン材であれば、SA=3000[N/mm2 ]のも
のが、線材Bが線径20[μm]のSUS304−W1
材であれば、SB=800[N/mm2 ]のものが選択され
る。
タングステン材であれば、SA=3000[N/mm2 ]のも
のが、線材Bが線径20[μm]のSUS304−W1
材であれば、SB=800[N/mm2 ]のものが選択され
る。
【0045】また、上述した実施の形態1では線材Bと
して、鉄系のシャドウグリル7と材質がほぼ同じステン
レス鋼線SUS304−W1材を使用している。そのた
めに線材Bをシャドウグリル7に係止する溶接作業が容
易となる。したがって、パネル1や電子銃4に対してシ
ャドウグリル7が常に所定の位置関係を保つことがで
き、信頼性の高いカラー受像管が得られる。
して、鉄系のシャドウグリル7と材質がほぼ同じステン
レス鋼線SUS304−W1材を使用している。そのた
めに線材Bをシャドウグリル7に係止する溶接作業が容
易となる。したがって、パネル1や電子銃4に対してシ
ャドウグリル7が常に所定の位置関係を保つことがで
き、信頼性の高いカラー受像管が得られる。
【0046】さらに、シャドウグリル7に対し熱ひずみ
を残さないように、線材B14の溶接作業では低い温度
で係止している。図1(B)に示すように、このシャド
ウグリル7のグリル条片9には、係止ワイヤ14がスポ
ット溶接部15で固着されている。この溶接を、例え
ば、レーザーによるスポット溶接により行えば、従来の
カラー受像管の製造工程でシャドウグリル7に加えられ
る最高温度よりも低い温度で溶接できる。レーザーによ
るスポット溶接では、熱ひずみが局部的だからである。
を残さないように、線材B14の溶接作業では低い温度
で係止している。図1(B)に示すように、このシャド
ウグリル7のグリル条片9には、係止ワイヤ14がスポ
ット溶接部15で固着されている。この溶接を、例え
ば、レーザーによるスポット溶接により行えば、従来の
カラー受像管の製造工程でシャドウグリル7に加えられ
る最高温度よりも低い温度で溶接できる。レーザーによ
るスポット溶接では、熱ひずみが局部的だからである。
【0047】なお、係止ワイヤ14やダンパーワイヤ1
2は、シャドウマスクを黒化処理する工程の前に張架さ
れる。特に、シャドウグリル7に係止ワイヤ14を係止
処理する場合には、これらの材料の表面に酸化膜がない
方が安定した性能で係止できるからである。
2は、シャドウマスクを黒化処理する工程の前に張架さ
れる。特に、シャドウグリル7に係止ワイヤ14を係止
処理する場合には、これらの材料の表面に酸化膜がない
方が安定した性能で係止できるからである。
【0048】以上説明したように、この実施の形態1の
カラー受像管では、衝撃を与えた時にシャドウグリルが
共振し、共振エネルギーの一部で輝度変化が数秒続くよ
うな現象をなくすことができる。
カラー受像管では、衝撃を与えた時にシャドウグリルが
共振し、共振エネルギーの一部で輝度変化が数秒続くよ
うな現象をなくすことができる。
【0049】実施の形態2.図2は、実施の形態2のカ
ラー受像管のシャドウグリルを示す一部拡大図である。
ラー受像管のシャドウグリルを示す一部拡大図である。
【0050】先の実施の形態1では溶接によって係止ワ
イヤ14を固着していたが、この実施の形態2では、シ
ャドウグリルのグリル条片9には、係止ワイヤ14がろ
う付け部16で固着されている。具体的には、シャドウ
グリル7と線材Bとの係止を、次のようなろうづけによ
り行う。一例として、富士ペーストFG−200のよう
な銀ろう付けを使用する。このろうづけ用のペースト
は、鉄・鋼材用であって、その作業温度が700℃程度
とされている。
イヤ14を固着していたが、この実施の形態2では、シ
ャドウグリルのグリル条片9には、係止ワイヤ14がろ
う付け部16で固着されている。具体的には、シャドウ
グリル7と線材Bとの係止を、次のようなろうづけによ
り行う。一例として、富士ペーストFG−200のよう
な銀ろう付けを使用する。このろうづけ用のペースト
は、鉄・鋼材用であって、その作業温度が700℃程度
とされている。
【0051】一般に、線膨張係数が異なる材料を高い温
度状態で処理すると、それらが常温に戻ったときに材料
ひずみが残ってしまう。シャドウグリル7に対し熱ひず
みを残さないためには、係止の工程は低い温度で実施さ
れなければならない。係止ワイヤ14(線材B)とシャ
ドウグリル材とを係止するにあたり,上述した方法を採
用すると、実際のカラー受像管の使用時と比較して、高
い温度状態で処理され、蛍光面と電子ビームの相対位置
関係が崩れたり、ばらつきが生じる原因となる。そこ
で、線材Bとシャドウグリル材とは、同じ系の材料が使
用される。
度状態で処理すると、それらが常温に戻ったときに材料
ひずみが残ってしまう。シャドウグリル7に対し熱ひず
みを残さないためには、係止の工程は低い温度で実施さ
れなければならない。係止ワイヤ14(線材B)とシャ
ドウグリル材とを係止するにあたり,上述した方法を採
用すると、実際のカラー受像管の使用時と比較して、高
い温度状態で処理され、蛍光面と電子ビームの相対位置
関係が崩れたり、ばらつきが生じる原因となる。そこ
で、線材Bとシャドウグリル材とは、同じ系の材料が使
用される。
【0052】この方法では、従来のカラー受像管の製造
工程でシャドウグリル7に加えられる最高温度(約53
0℃)よりも高くなるけれども、線材Bの熱容量が小さ
いのでその処理時間は短くて良い(数分)。また、シャ
ドウグリル7と係止ワイヤ14(線材B)の材料を同じ
系にしておくことにより、より安定的に固着させること
ができる。また、この方法はシャドウグリル7に直接機
械的な負荷を与えない方法であるから、シャドウグリル
7の変形が少なくて済む。
工程でシャドウグリル7に加えられる最高温度(約53
0℃)よりも高くなるけれども、線材Bの熱容量が小さ
いのでその処理時間は短くて良い(数分)。また、シャ
ドウグリル7と係止ワイヤ14(線材B)の材料を同じ
系にしておくことにより、より安定的に固着させること
ができる。また、この方法はシャドウグリル7に直接機
械的な負荷を与えない方法であるから、シャドウグリル
7の変形が少なくて済む。
【0053】実施の形態3.実施の形態3では、シャド
ウグリル7と係止ワイヤ14(線材B)とのろう付けを
行い、その後に、カラー受像管のパネルに装着してから
蛍光面を焼き付けるようにしている。シャドウグリル7
と係止ワイヤ14(線材B)とのろう付け作業は、70
0℃程度で数分の工程となるからである。これにより、
蛍光面の焼き付け後にシャドウグリルが変形を起こすお
それがなくなり、シャドウグリル7と蛍光面3の相対位
置関係を保持できる。
ウグリル7と係止ワイヤ14(線材B)とのろう付けを
行い、その後に、カラー受像管のパネルに装着してから
蛍光面を焼き付けるようにしている。シャドウグリル7
と係止ワイヤ14(線材B)とのろう付け作業は、70
0℃程度で数分の工程となるからである。これにより、
蛍光面の焼き付け後にシャドウグリルが変形を起こすお
それがなくなり、シャドウグリル7と蛍光面3の相対位
置関係を保持できる。
【0054】実施の形態4.実施の形態4では、係止ワ
イヤ14(線材B)には線径10[μm]のタングステ
ン材料が使用される。すなわち、線径25[μm]のダ
ンパーワイヤ12(線材A)と同じ材料を用いた線材B
を、グリル条片9に対してろうづけにより固着してい
る。線材Aは、従来と同じく展張した状態で固着されて
いるが、線材Bは展張状態とはしない。
イヤ14(線材B)には線径10[μm]のタングステ
ン材料が使用される。すなわち、線径25[μm]のダ
ンパーワイヤ12(線材A)と同じ材料を用いた線材B
を、グリル条片9に対してろうづけにより固着してい
る。線材Aは、従来と同じく展張した状態で固着されて
いるが、線材Bは展張状態とはしない。
【0055】このように、係止ワイヤ14に強度の強い
タングステン材を使用することで、25[μm]のダン
パーワイヤ12より細い線径のものを使うことができ、
蛍光面における係止ワイヤ14のかげが目立ちにくくな
る利点がある。
タングステン材を使用することで、25[μm]のダン
パーワイヤ12より細い線径のものを使うことができ、
蛍光面における係止ワイヤ14のかげが目立ちにくくな
る利点がある。
【0056】すなわち、それぞれのグリル条片9を係止
ワイヤ14でつなぐことによって、衝撃がなくなった直
後の振動エネルギーを確実に逃がすことができるから、
輝度変化や色ずれを緩和できるカラー受像管を提供でき
る。
ワイヤ14でつなぐことによって、衝撃がなくなった直
後の振動エネルギーを確実に逃がすことができるから、
輝度変化や色ずれを緩和できるカラー受像管を提供でき
る。
【0057】なお、上述した各実施の形態では、いすれ
も係止ワイヤ14が一本である場合を説明したが、係止
ワイヤ14を複数本設けることも可能である。
も係止ワイヤ14が一本である場合を説明したが、係止
ワイヤ14を複数本設けることも可能である。
【0058】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0059】請求項1に記載した発明によれば、アパー
チャーグリルの長手方向でグリル条片と直角方向に配置
されたダンパーワイヤとは線径の異なる係止ワイヤでグ
リル条片同士を繋いだので、衝撃がなくなった直後の振
動エネルギーを確実に逃がすことができるカラー受像管
を提供できる。
チャーグリルの長手方向でグリル条片と直角方向に配置
されたダンパーワイヤとは線径の異なる係止ワイヤでグ
リル条片同士を繋いだので、衝撃がなくなった直後の振
動エネルギーを確実に逃がすことができるカラー受像管
を提供できる。
【0060】請求項2に記載した発明によれば、係止ワ
イヤの内部応力が小さくできるので、線径の小さなワイ
ヤを使用できる。
イヤの内部応力が小さくできるので、線径の小さなワイ
ヤを使用できる。
【0061】請求項3に記載した発明によれば、係止ワ
イヤの材料としてダンパーワイヤとは異なる材料が選択
でき、簡単にシャドウグリルのゆれを防止できる。
イヤの材料としてダンパーワイヤとは異なる材料が選択
でき、簡単にシャドウグリルのゆれを防止できる。
【0062】請求項4に記載した発明によれば、ダンパ
ーワイヤの材料としてタングステン系のものを使用で
き、確実に振動・落下時のアパーチャーグリルのゆれを
抑制できる。
ーワイヤの材料としてタングステン系のものを使用で
き、確実に振動・落下時のアパーチャーグリルのゆれを
抑制できる。
【0063】請求項5に記載した発明によれば、係止ワ
イヤをダンパーワイヤとは異なる材料で構成できる。
イヤをダンパーワイヤとは異なる材料で構成できる。
【0064】請求項6に記載した発明によれば、係止ワ
イヤがダンパーワイヤと同じ材料であるから、それらの
線径を異ならしめ、ダンパーワイヤだけを展張せしめ
て、アパーチャーグリルのゆれを確実に抑制できる。
イヤがダンパーワイヤと同じ材料であるから、それらの
線径を異ならしめ、ダンパーワイヤだけを展張せしめ
て、アパーチャーグリルのゆれを確実に抑制できる。
【0065】請求項7に記載した発明によれば、係止ワ
イヤの線径がダンパーワイヤより細くてもよく、蛍光面
上への影響を少なくできる。
イヤの線径がダンパーワイヤより細くてもよく、蛍光面
上への影響を少なくできる。
【0066】請求項8に記載した発明によれば、係止ワ
イヤがアパーチャーグリルのグリル条片と同じ系の材料
であるので、簡単に両者を固着できる。
イヤがアパーチャーグリルのグリル条片と同じ系の材料
であるので、簡単に両者を固着できる。
【0067】請求項9に記載した発明によれば、係止ワ
イヤがアパーチャーグリル材とほぼ同じ線膨張係数をも
つので、固着に際して過熱した場合にひずみが残らな
い。
イヤがアパーチャーグリル材とほぼ同じ線膨張係数をも
つので、固着に際して過熱した場合にひずみが残らな
い。
【0068】請求項10に記載した発明によれば、係止
ワイヤがダンパーワイヤより小さな引張り強さで構成で
きるから、アパーチャーグリルのグリル条片に容易に固
着できる。
ワイヤがダンパーワイヤより小さな引張り強さで構成で
きるから、アパーチャーグリルのグリル条片に容易に固
着できる。
【0069】請求項11に記載した発明によれば、係止
ワイヤをグリル条片に溶接或いはろう付けによって係止
できる。
ワイヤをグリル条片に溶接或いはろう付けによって係止
できる。
【0070】請求項12に記載した発明によれば、係止
ワイヤをアパーチャーグリルに、その黒化前に設けるこ
とで、その強度を確保できる。
ワイヤをアパーチャーグリルに、その黒化前に設けるこ
とで、その強度を確保できる。
【0071】請求項13に記載した発明によれば、係止
ワイヤを蛍光面の焼き付け前に設けることで、色ずれの
問題が確実に解消できる。
ワイヤを蛍光面の焼き付け前に設けることで、色ずれの
問題が確実に解消できる。
【図1】 この発明の実施の形態1のカラー受像管のシ
ャドウグリルを示す斜視図である。
ャドウグリルを示す斜視図である。
【図2】 実施の形態2のカラー受像管のシャドウグリ
ルを示す一部拡大図である。
ルを示す一部拡大図である。
【図3】 従来のカラー受像管を示す側面一部断面図で
ある。
ある。
【図4】 従来の展張型シャドウグリルの構造を示す斜
視図である。
視図である。
1 パネル、 2 ファンネル、 3 蛍光面、 4
電子銃、 5 電子ビーム、 6 偏向ヨーク、 7
シャドウグリル(シャドウマスク)、 8 フレーム、
9グリル条片 、 10 アパーチャーグリル、 1
1 開口、 12 ダンパーワイヤ、 13 ダンパー
スプリング、 14 係止ワイヤ。
電子銃、 5 電子ビーム、 6 偏向ヨーク、 7
シャドウグリル(シャドウマスク)、 8 フレーム、
9グリル条片 、 10 アパーチャーグリル、 1
1 開口、 12 ダンパーワイヤ、 13 ダンパー
スプリング、 14 係止ワイヤ。
Claims (13)
- 【請求項1】 アパーチャーグリルの機械的振動をダン
パーワイヤによって防止するようにしたシャドウマスク
を有するカラー受像管において、 前記アパーチャーグリルのグリル条片に、その長手方向
で直交して接触するように張架されたダンパーワイヤ
と、 前記ダンパーワイヤとは線径の異なる線材からなり、前
記グリル条片同士を繋ぐ係止ワイヤとを具備したことを
特徴とするカラー受像管。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカラー受像管であっ
て、 張架されたダンパーワイヤの内部応力をσAとし、係止
ワイヤの内部応力をσBとするとき、 σA>σB であることを特徴とするカラー受像管。 - 【請求項3】 ダンパーワイヤと係止ワイヤが互いに異
なる線材からなることを特徴とする請求項1乃至2のい
ずれかに記載のカラー受像管。 - 【請求項4】 前記ダンパーワイヤがタングステン系の
線材よりなることを特徴とする請求項3に記載のカラー
受像管。 - 【請求項5】 前記係止ワイヤが鉄系の線材よりなるこ
とを特徴とする請求項4に記載のカラー受像管。 - 【請求項6】 ダンパーワイヤと係止ワイヤが互いに同
じ線材からなることを特徴とする請求項1に記載のカラ
ー受像管。 - 【請求項7】 前記ダンパーワイヤの線径をaとし、係
止ワイヤの線径をbとするとき、 a>b であることを特徴とする請求項1に記載のカラー受像
管。 - 【請求項8】 係止ワイヤとアパーチャーグリルのグリ
ル条片が、それぞれ同一系統の線材で構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のカラー受像管。 - 【請求項9】 係止ワイヤとアパーチャーグリルのグリ
ル条片の線膨張係数がほぼ等しいことを特徴とする請求
項1に記載のカラー受像管。 - 【請求項10】 前記ダンパーワイヤの引張り強さをS
Aとし、係止ワイヤの引張り強さをSBとするとき、 SA>SB であることを特徴とする請求項1に記載のカラー受像
管。 - 【請求項11】 係止ワイヤが溶接又はろう付けによっ
てアパーチャーグリルのグリル条片に係止されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のカラー受像管。 - 【請求項12】 アパーチャーグリルの機械的振動をダ
ンパーワイヤによって防止するようにしたシャドウマス
クを有するカラー受像管の製造方法において、 前記ダンパーワイヤに平行して、前記ダンパーワイヤと
は線径の異なる線材からなる係止ワイヤで前記アパーチ
ャーグリルのグリル条片同士を繋ぐ工程と、 前記係止ワイヤと前記ダンパーワイヤとが張架された設
けられたシャドウマスクを黒化処理する工程とを順次に
実行することを特徴とするカラー受像管の製造方法。 - 【請求項13】 係止ワイヤが設けられたシャドウマス
クをカラー受像管のパネルに装着する工程と、 前記パネルに蛍光面を焼き付け処理する工程とを順次に
実行することを特徴とする請求項12に記載のカラー受
像管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18394097A JPH1131461A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | カラー受像管及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18394097A JPH1131461A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | カラー受像管及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1131461A true JPH1131461A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16144476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18394097A Withdrawn JPH1131461A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | カラー受像管及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1131461A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100385548B1 (ko) * | 2001-08-22 | 2003-05-27 | 엘지.필립스디스플레이(주) | 개선된 댐퍼선 장착 구조를 갖는 컬러 음극선관 |
| KR100414482B1 (ko) * | 2001-04-23 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 음극선관용 텐션 타입 새도우마스크 댐퍼스프링 용접 구조 |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18394097A patent/JPH1131461A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100414482B1 (ko) * | 2001-04-23 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 음극선관용 텐션 타입 새도우마스크 댐퍼스프링 용접 구조 |
| KR100385548B1 (ko) * | 2001-08-22 | 2003-05-27 | 엘지.필립스디스플레이(주) | 개선된 댐퍼선 장착 구조를 갖는 컬러 음극선관 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |