JPH11315805A - アンロ―ド弁 - Google Patents

アンロ―ド弁

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JPH11315805A
JPH11315805A JP550299A JP550299A JPH11315805A JP H11315805 A JPH11315805 A JP H11315805A JP 550299 A JP550299 A JP 550299A JP 550299 A JP550299 A JP 550299A JP H11315805 A JPH11315805 A JP H11315805A
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pressure
valve
hydraulic pump
control
unload
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JP550299A
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Yasuhiro Sato
康広 佐藤
Akiyuki Wakizaka
亮之 脇坂
Nobusane Yoshida
伸実 吉田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンロード開始圧を予め設定して油圧アクチ
ュエータに対する応答性を向上させることのできるアン
ロード弁を提供すること。 【解決手段】 油圧ポンプ(1)の吐出圧(PP )と油
圧シリンダ(5)の負荷圧(PLS)との差圧に応じて前
記油圧ポンプ(1)の吐出圧油をタンクに導くアンロー
ド弁において、第1受圧部(23)に作用する前記油圧
ポンプ(1)の吐出圧(PP )によって連通方向に作動
するとともに、第2受圧部(24)に負荷圧(PLS)を
受けて遮断方向に作動し、第3受圧部(25)に作用す
る制御圧(Pg )によって前記各方向の作動力のバラン
スを変更するように構成された主弁(21)と、前記制
御圧(Pg )を発生する制御圧力発生弁(22)とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクローズドセンタ型
のロードセンシング回路に用いられるアンロード弁に関
する。特に油圧ポンプの吐出圧と油圧アクチュエータの
負荷圧との差圧に応じて作動し、油圧ポンプの吐出圧油
をタンクに導くアンロード弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は特開平4−250226号公報に
記載された油圧駆動装置を示す。この油圧駆動装置では
操作装置Aが操作されると、この操作装置Aの発生する
パイロット圧によって流量制御弁(操作弁)Bが操作装
置Aの操作量に対応した量だけ作動され、この結果油圧
シリンダ(油圧アクチュエータ)Cに油圧ポンプDの吐
出圧油が供給される。
【0003】油圧ポンプDと流量制御弁(操作弁)Bと
の間には、流量制御弁Bの前後差圧を一定に保持する圧
力補償弁Eが設けられている。
【0004】なお操作装置A′、流量制御弁(操作弁)
B′、油圧モータ(油圧アクチュエータ)C′および圧
力補償弁E′はそれぞれ上記操作装置A、流量制御弁
(操作弁)B、油圧シリンダCおよび圧力補償弁Eに対
応している。
【0005】油圧ポンプDにはアンロード弁Fが並列接
続されている。シャトル弁Gは油圧シリンダCに作用す
る負荷圧と油圧モータC′に作用する負荷圧とのうちの
高い方の圧力を最高負荷圧として検出し、この最高負荷
圧をアンロード弁Fに作用させる。
【0006】アンロード弁Fは油圧ポンプDの吐出油を
タンクに戻すために設けられている。このアンロード弁
Fによる上記吐出油の戻し量は、上述した最高負荷圧と
油圧ポンプDの吐出圧との差および制御器Jから出力さ
れる制御信号によって設定される。
【0007】制御器Jに接続された演算器Hは、上記操
作装置AおよびA′の操作量を検出する検出器a1 ,a
2 およびa1′,a2′の出力と図7に示す関数関係とに
基づいて油圧ポンプDの吐出圧と油圧シリンダCまたは
油圧モータC′の負荷圧との差ΔPLSを演算する。
【0008】図7示す関数は操作装置Aの操作量Stが
設定値に達するまで上記差圧ΔPLSが比例的に増加し、
操作量Stが該設定値以上の時に差圧ΔPLSが値ΔP
LS1 を保持するような関係を規定するものである。
【0009】上記操作量Stが例えば20%のときに
は、演算器Hによって差圧ΔPLS2 が演算されるので、
制御器Jから差圧ΔPLS2 に対応する制御信号が出力さ
れて、アンロード弁Fのアンロード開始圧が差圧ΔP
LS2 に設定される。この結果圧力補償弁E′および流量
制御弁B′を介して油圧モータC′に供給される圧油の
量が差圧ΔPLS2 によって規定された量になる。
【0010】図8は操作量Stが20%のときの流量制
御弁B′の前後差圧ΔPと油圧モータC′への供給油量
Qとの関係を示している。
【0011】この図8に示すように前記圧力補償弁E′
は流量制御弁B′の前後差圧ΔPが一定差圧ΔPC +Δ
V2(ΔPV2は圧力補償弁E′の損失圧)に維持される
ように油圧モータC′に一定油量q2 の圧油を供給す
る。しかし差圧ΔPが一定差圧ΔPC +ΔPV2(補償差
圧)に達しない状態においては前記アンロード弁Fのア
ンロード開始圧ΔPLS2 によって規定された油量q1
圧油が油圧モータC′に供給される。
【0012】したがってこの油圧駆動装置によれば、油
圧モータC′を緩加速すべく操作装置Aの操作量を20
%程度に設定した場合に、油圧モータC′への供給油量
がアンロード開始圧ΔPLS2 に規定される油量q1 に制
限され、その結果油圧モータC′が緩やかに加速され
る。
【0013】また可変容量型油圧ポンプのロードセンシ
ング回路の場合には、アンロード弁Fのアンロード開始
圧を予め変更しておくと、油圧ポンプDからの圧油の吐
出量が予め大きくなる。したがって操作装置Aによる油
圧シリンダCの応答性が良くなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記アンロード弁Fは
アンロード開始圧が可変である。しかしアンロード開始
圧は演算器Hおよび制御器Jを経て設定されるものであ
る。したがって常に操作装置A,A′の検出器a1 ,a
2 およびa1′,a2′からの出力の発生後となり、油圧
シリンダCや油圧モータC′に対する応答性が悪いまま
となる問題がある。より具体的には、油圧シリンダCや
油圧モータC′の負荷圧変動が予想される場合、操作装
置A,A′の操作量に関わらず予め速やかにアンロード
開始圧を変更したい要望がある。しかし上述した理由に
よりアンロード開始圧を予め変更することが困難であ
る。
【0015】本発明の課題はアンロード開始圧を予め設
定して油圧アクチュエータに対する応答性を向上させる
ことのできるアンロード弁を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用・効果】第1の
発明は、油圧ポンプ(1)の吐出圧(PP )と油圧アク
チュエータ(5)の負荷圧(PLS)との差圧に応じて前
記油圧ポンプ(1)の吐出圧油をタンクに導くアンロー
ド弁において、第1受圧部(23)に作用する前記油圧
ポンプ(1)の吐出圧(PP )によって連通方向に作動
するとともに、第2受圧部(24)に負荷圧(PLS)を
受けて遮断方向に作動し、第3受圧部(25)に作用す
る制御圧(Pg )によって前記各方向の作動力のバラン
スを変更するように構成された主弁(21)と、前記制
御圧(Pg )を発生する制御圧力発生手段とを備えるこ
とを特徴としている。
【0017】この第1の発明によれば、第3受圧部(2
5)に作用する制御圧(Pg )によってアンロード開始
圧を設定することができる。この制御圧(Pg )は制御
圧力発生手段によって発生するものである。したがって
制御圧力発生手段によって予めアンロード開始圧を設定
することができ、予め油圧ポンプ(1)からの圧油の吐
出量を多くして油圧アクチュエータ(5)に対する応答
性を高めることができる。
【0018】第2の発明は、第1の発明において、前記
主弁(21)は前記第1受圧部(23)に作用する油圧
ポンプ(1)の吐出圧(PP )と前記第3受圧部(2
5)に作用する制御圧(Pg )とによって連通方向に作
動し、前記第2受圧部(24)に作用する前記負荷圧
(PLS)によって遮断方向に作動することを特徴として
いる。
【0019】この第2の発明によれば、差圧PP −PLS
を任意に設定できるので負荷圧(PLS)の変動に対する
追従性が向上する。またアンロード設定圧を低下させた
い場合にのみ第3受圧部(25)へ圧力を掛ければ良
く、制御が容易になる。
【0020】第3の発明は、第1の発明または第2の発
明において、前記制御圧力発生手段は供給される圧油の
圧力を制御して前記制御圧(Pg )を出力する電磁比例
圧力制御弁(22)であることを特徴としている。
【0021】この第3の発明によれば、電気信号に対応
した制御圧(Pg )が得られるので、コントローラを介
した電気信号によってアンロード設定圧自体や変更のタ
イミング等を任意に、より簡易に設定することができ
る。
【0022】第4の発明は、第1の発明または第2の発
明または第3の発明において、前記主弁(21)は前記
油圧ポンプ(1)に接続される第1入口ポート(27)
と、前記負荷圧(PLS)を導入する第2入力ポート(3
1)とを有し、連通時に前記第2入力ポート(31)を
絞り(69)を介して前記タンクに連通させることを特
徴としている。
【0023】この第4の発明によれば、主弁(21)の
連通時において第2入力ポート(31)が絞り(69)
を介してタンクに連通するため、負荷圧(PLS)がタン
クに逃げる。したがって2ポンプシステムにおいて一方
の油圧アクチュエータ(5)を停止させた場合にこの油
圧アクチュエータ(5)の負荷圧(PLS)が確実にゼロ
となり、当該油圧アクチュエータ(5)に対するポンプ
圧の上昇を防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は本発明に係るアンロード弁
の構成を示した油圧回路図である。このアンロード弁1
0は例えば、可変容量型油圧ポンプ1、補助油圧ポンプ
2、油圧ポンプ1の吐出油が油路3を介して供給される
操作弁4、操作弁4に対応して設けた油圧シリンダ(油
圧アクチュエータ)5を具備する油圧システムにおい
て、油圧ポンプ1の吐出油をタンクに直接戻して油圧ポ
ンプ1を無負荷状態にするために適用される。
【0025】アンロード弁10は主弁21と電磁比例圧
力制御弁22とを備えている。
【0026】主弁21は第1受圧部23、第2受圧部2
4、第3受圧部25および第4受圧部26を有してい
る。この主弁21はこれら第1受圧部23、第2受圧部
24、第3受圧部25および第4受圧部26に作用する
圧力とスプリング30の弾性力とによって第1入口ポー
ト27と出口ポート28間の絞り量(アンロード開始
圧)を設定する。
【0027】上記第1受圧部23は第1入口ポート27
と共に前記可変容量油圧ポンプ1に接続されており、こ
の油圧ポンプ1の吐出圧PP を受ける。第2受圧部24
は絞り29を介して前記最高負荷圧PLSを受ける。第3
受圧部25は後述の制御圧Pg を受ける。第4受圧部2
6はタンクに接続されている。この主弁21は第2受圧
部24および第3受圧部の受圧面積およびスプリング3
0の弾性力によってアンロード設定圧が決まる。なお上
記主弁21のスプリング30は必須ではない。つまり第
2受圧部24および第3受圧部の受圧面積差のみによっ
てもアンロード開始圧を設定することは可能である。
【0028】上記制御圧Pg は電磁比例圧力制御弁22
から与えられる。すなわち電磁比例圧力制御弁22は補
助油圧ポンプ2の吐出圧油を入口ポート32から導入
し、この圧油の圧力Pc を減圧した油圧を上記制御圧P
g として出力する。なお制御圧Pg はソレノイド33の
通電量に比例して変化する。
【0029】ソレノイド33の通電量がゼロの状態で
は、図示するようにスプリング34の弾性力によって出
口ポート35がタンクポート36に連通する。したがっ
て前記主弁21の第3受圧部25に作用する制御圧Pg
はゼロになる。
【0030】次にこのアンロード弁10の具体的構造を
図3を参照して説明する。上記主弁21の弁本体40の
左方部には摺動子45が摺動可能に挿入され、また弁本
体40の右方部にはスリーブ48の左方端部が挿着され
ている。
【0031】摺動子45はコ字状の断面を有し、弁本体
40の左端部にねじ込まれた調整スクリュー47に左端
面が当接している。なお調整スクリュー47はロックナ
ット48によってロックされている。また摺動子45の
内部は孔45aを介してタンクに連通している。
【0032】スプール50は左半部を構成する第1小径
部51と中央部を構成する大径部52と右半部を構成す
る第2小径部53とを有している。スプール50の第1
小径部51は左端部を摺動子45に摺動可能に挿入して
ある。大径部52はスリーブ46の大径孔54に摺動可
能に挿入してある。第2小径部53はスリーブ46の小
径孔55に摺動可能に挿入してある。
【0033】なおスプール50の右端面50aは図2に
示した第1受圧部23を構成している。スプール50の
左端面50bは第4受圧部26を構成している。
【0034】またこのスプール50は、第2小径部53
の断面積が大径部52の断面積から第1小径部51の断
面積を除した大きさになるように設定されている。
【0035】スリーブ46の右端部は前記操作弁4の弁
本体80内に位置されている。このスリーブ46は右端
を開口することによって図2に示した第1の入口ポート
27を構成する。この入口ポート27は上記操作弁4の
ポンプポート81に連通させてある。
【0036】一方スリーブ46は上記右端開口より若干
左方に位置した部位に図2に示した出口ポート28を構
成する。この出口ポート28は操作弁4のタンクポート
82に連通させてある。
【0037】さらにスリーブ46は負荷圧導入ポート5
7と制御圧力導入ポート58とを備えている。負荷圧導
入ポート57は前記最高負荷圧PLSの圧油を導入するも
のである。制御圧力導入ポート58は前記電磁比例圧力
制御弁22からの制御圧Pgを導入するものである。
【0038】負荷圧導入ポート57は環状空間59およ
び油孔60および細孔61を介してスプリング室62に
連通している。環状空間59はスリーブ46の内周面と
スプール50の第2小径部53の外周面との間に形成さ
れている。油孔60はスプール50の中心軸線に沿って
形成されている。細孔61はスプール50を径方向に貫
通したもので、図2に示した絞り29を構成している。
【0039】一方上記制御圧力導入ポート58はスプー
ル50の大径部52とスリーブ46との間に形成された
空間63に連通している。上記空間63内に位置したス
プール大径部52の右端面52aは図2に示した第3受
圧部25を構成している。
【0040】上記スプリング室62には図2に示したス
プリング30が設けられている。このスプリング30
は、スプール50の第1小径部51に挿入されたスプリ
ング受け62aと前記摺動子45の右端面との間に介在
してスプール50を右方に押している。
【0041】スプリング受け62aがスリーブ46の左
端に当接した図示の状態では、スプール50の右端部に
よって第1入口ポート27と出口ポート28との間が遮
断されている。なお上記スプリング室62に臨むスプー
ル大径部52の左端面52bは図2に示した第2受圧部
24ならびに上記スプリング30の弾性力作用部を構成
している。
【0042】つぎにアンロード弁10の電磁比例圧力制
御弁22について説明する。
【0043】電磁比例圧力制御弁22は前記主弁21の
弁本体40上に配設されている。この電磁比例圧力制御
弁22の弁本体66には図2に示した入口ポート32と
出口ポート35との間を連通・遮断するスプール67を
設けている。また弁本体66の上部には上記スプール6
7をスプリング34に抗して下方に押し下げるソレノイ
ド33を設けている。
【0044】入口ポート32は前記補助油圧ポンプ2に
接続されている。出口ポート35は油路68を介して前
記制御圧力導入ポート58に連通している。
【0045】次に上記の構成を有したアンロード弁10
の作動を説明する。
【0046】第1受圧部23であるスプール50の右端
面50aに油圧ポンプ1の吐出圧PP が作用すると、こ
のスプール50が左方向(入口ポート27と出口ポート
28とを連通させる方向)に押される。
【0047】一方電磁比例圧力制御弁22から供給され
る制御圧Pg は、油路68および制御圧力導入ポート5
8を介して第3受圧部25であるスプール50の大径部
右端面52aに作用し、これによってスプール50が左
方向に押される。
【0048】スプリング室62に設けたスプリング30
はスプール50を右方向に押す。またスプリング室62
には、負荷圧導入ポート57、環状空間59、油孔60
および細孔61(絞り29)を介して負荷圧PLSが導入
される。したがって第2受圧部24であるスプール50
の大径部左端面52bに負荷圧PLSが作用してこのスプ
ール50が右方向に押される。このアンロード弁10に
おいてスプール50の位置を決める力のバランスは下式
(1)のように表わされる。 PP ×A1 =PLS×(A2 −A3 )+F0 −Pg ×(A2 −A1 )…(1) ただし、A1 :スプール50の右端面50aの面積 A2 :スプール50の大径部52の断面積 A3 :スプール50の左端面50bの面積 F0 :スプリング30の弾性力
【0049】前述したように面積A1 ,A2 およびA3
には、A1 =(A2 −A3 )という関係がある。そこで
式(1)は下式(2)のようになる。 (PP −PLS)×A1 =F0 −Pg ×(A2 −A1 )…(2)
【0050】上式(2)から明らかなように、制御圧P
g が一定である場合には負荷圧PLSの変動によらず一定
な圧力差PP −PLSが得られる。
【0051】圧力差PP −PLSはアンロード開始圧を決
めている。したがってこのアンロード弁10では、電磁
比例圧力制御弁22のソレノイド33への通電量を制御
して制御圧Pg を変化させることによりアンロード開始
圧を任意に設定することができる。
【0052】上記アンロード弁10の主弁21は油圧ポ
ンプ1とタンクとの間に介在している。したがって圧力
差PP −PLSがアンロード開始圧に達すると、連通作動
時に油圧ポンプ1の吐出油をタンクに戻す。
【0053】各操作弁4が中立位置に操作されると、上
記圧力差(PP −PLS)がアンロード開始圧まで上昇す
る。これに伴い上記アンロード弁10を介して油圧ポン
プ1の吐出油がタンクに戻されるので、油圧ポンプ1が
無負荷状態になる。
【0054】このアンロード弁10の電磁比例圧力制御
弁22は、補助油圧ポンプ2の吐出油圧Pc を減圧した
パイロット制御圧Pg を発生する。一方主弁21は電磁
比例圧力制御弁22から与えられる上記制御圧Pg に応
じて作動開始圧(アンロード開始圧)が変化する。
【0055】したがってこのアンロード弁10によれ
ば、電磁比例圧力制御弁22のソレノイド33に加えら
れる制御信号を変化させることによってアンロード開始
圧を所望の大きさに設定することができる。図1は上述
したアンロード弁10を適用した油圧システムを示して
いる。この油圧システムは例えば油圧ショベルに適用さ
れる。
【0056】この油圧システムは可変容量型油圧ポンプ
1、補助油圧ポンプ2、油圧ポンプ1の吐出油が油路3
を介して供給される複数のクローズドセンタ型操作弁
(方向制御弁)4、個々の操作弁4に対応して設けた複
数の油圧シリンダ5等を備えている。
【0057】油圧シリンダ5はヘッド側油室が油路6a
および圧力補償弁7を介して操作弁4に接続され、ボト
ム側油室が図示していない圧力補償弁(油路6bにも圧
力補償弁が介在している)を介して操作弁4に接続され
ている。
【0058】各油路6aにはそれらに接続された油圧シ
リンダ5の負荷圧PL が作用する。シャトル弁8は、各
油路6aに作用する負荷圧PL のうちで最も高い負荷圧
を最高負荷圧PLSとして検出し、その検出した最高負荷
圧PLSを油路9を介してポンプ1、各圧力補償弁7、ア
ンロード弁10および負荷圧ブリード弁11に作用させ
る。
【0059】油圧ポンプ1は容積制御部12を有する。
この容積制御部12は油圧ポンプ1の吐出圧PP と上記
最高負荷圧PLSとを導入し、吐出圧PP が常に最高負荷
圧PLSよりも若干高い圧力となるようにその押除け容積
を制御する。
【0060】圧力補償弁7は主弁70、可変絞り弁71
および電磁比例圧力制御弁72を備えている。この圧力
補償弁7の主弁70は操作弁4の出口ポートから流出す
る圧油の圧力Pa とシャトル弁73によって検出される
負荷圧Pb (負荷圧PL と最高負荷圧PLSのうちの大き
い方)の差を所定の大きさに保持するように作動する。
【0061】この圧力補償弁7は圧力補償特性が可変で
ある。すなわち電磁比例圧力制御弁72は補助油圧ポン
プ2の吐出圧Pc (図示していない定圧手段によって定
圧化されている)を減圧したパイロット圧Pd を発生す
る。このパイロット圧Pd は可変絞り弁71に作用し、
これによって可変絞り弁71の入口、出口ポート間の絞
り量(圧力補償特性)が設定される。
【0062】可変絞り弁71とこの可変絞り弁71に直
列接続された固定絞り74は、それらの絞り比によって
圧力差Pa −PL を分圧し、この分圧力を制御圧Pe
して主弁70に作用させる。
【0063】主弁70は制御圧Pe の作用によってスプ
ールを押す力のバランスが変化する。そしてこの力のバ
ランスの変化は主弁70の入口ポートの圧力と出口ポー
トの圧力との差、つまり圧力補償弁7の上流側と下流側
との圧力差を変化させることになる。
【0064】上記制御圧Pe は電磁比例圧力制御弁72
が発生するパイロット圧Pd に依存する。したがって圧
力補償弁7は電磁比例圧力制御弁72のソレノイドに加
えられる制御信号に基づいて圧力補償特性が変化する。
【0065】負荷圧ブリード弁11は油圧ポンプ1の吐
出圧PP の立ち上がり速度を調整するために設けたもの
である。この負荷圧ブリード弁11は可変絞り弁110
と電磁比例圧力制御弁111とを有し、以下のように作
動する。
【0066】各操作弁4が中立位置に操作された場合に
は、油路9の圧油が絞り112を介してタンクに流出す
るので、油圧ポンプ1の容積制御部12に作用する最高
負荷圧PLSが徐々に低下し、この最高負荷圧PLSがゼロ
まで低下した時点で油圧ポンプ1の押し退け容積が最小
になる。
【0067】各操作弁4の一方あるいは双方が中立位置
から操作されると油路9の圧力PLSが上昇する。上記可
変絞り弁110は油路9とタンクとの間に介在している
ので上記圧力PLSの上昇に伴って油路9の圧油の一部が
可変絞り弁110を介してタンクに流出することにな
る。
【0068】油圧ポンプ1の吐出圧PP の上昇速度は前
記容積制御部12に作用する負荷圧PLSの上昇速度に依
存する。一方負荷圧PLSの上昇速度は可変絞り弁110
の入口ポートと出口ポートとの間の絞り量に依存し、こ
の絞り量が大きいほど速くなる。
【0069】それゆえ可変絞り弁110の絞り量を適宜
な大きさに設定すれば、油圧ポンプ1の吐出圧PP の急
激な立ち上がりを防止して油圧シリンダ5を円滑に始動
させることができる。つまり油圧シリンダ5によって駆
動される作業機(油圧ショベルにおいてはブーム、アー
ム、バケット等の作業機)の始動時におけるショックを
低減することができる。
【0070】この負荷圧ブリード弁11の電磁比例圧力
制御弁111は、補助油圧ポンプ2の吐出圧Pc を減圧
したパイロット圧Pf を出力する。一方可変絞り弁11
0の入口、出口ポート間の流通抵抗は電磁比例圧力制御
弁111から与えられる上記パイロット圧Pf の増大に
伴って減少する。
【0071】したがってこの負荷圧ブリード弁11によ
れば、上記油圧ポンプ1の吐出圧PP の上昇速度を電磁
比例圧力制御弁111のソレノイドに加えられる制御信
号に基づいて調整することができる。
【0072】図4は本発明に係るアンロード弁の他の実
施形態を示している。
【0073】このアンロード弁10は取付用ブロック8
5と配管用継手87と油圧パイロット弁88とを備えて
いる。取付用ブロック85は弁本体40の上面に固定さ
れている。配管用継手87はこの取付用ブロック85に
設けられたネジ孔86にねじ込んで固定されている。油
圧パイロット弁88は手動操作式のものである。
【0074】上記ネジ孔86は前記制御圧力導入ポート
58に連通している。また油圧パイロット弁88の入口
ポート88bは前記補助油圧ポンプ2に接続されてい
る。また出口ポート88aは上記配管用継手87に接続
されている。
【0075】このアンロード弁10においては、油圧パ
イロット弁88より供給される制御圧Pg の圧油が制御
圧力導入ポート58を介して前記スプール大径部52の
右端面52a(第3受圧部25)に作用する。
【0076】このアンロード弁10によれば制御圧Pg
に応じてアンロード開始圧を任意に決めることができ
る。しかも制御圧Pg の発生手段である油圧パイロット
弁88を主弁21から離して配置することができる。こ
のためアンロード開始圧の手動による遠隔制御が可能に
なるなど、その配置が自由である。
【0077】図3および図4に示したアンロード弁10
においては、制御圧Pg をスプール50を左方(主弁2
0の入口ポート27と出口ポート28を連通させる方
向)に移動させる力として作用させている。
【0078】上記とは逆にこの制御圧Pg を、スプール
50を右方に移動させる力として作用させることも可能
である。この場合には、スプリング30の押力が上記と
は逆の方向(スプールを左方に押す方向)に作用され
る。
【0079】上記のように制御圧Pg を逆方向に作用さ
せた場合には、制御圧Pg の増大に伴ってアンロード開
始圧が上昇することになる。
【0080】図5は2台の油圧ポンプ1A,1Bを使用
した油圧システムを示している。
【0081】この油圧システムでは各油圧ポンプ1A,
1Bが合分流部90の切換弁91を介して対応する操作
弁4A,4Bに接続されている。合分流部90の切換弁
92は一方のシャトル弁8Aによって検出された最高負
荷圧PLS-Aの圧油と、他方のシャトル弁8Bによって検
出された最高負荷圧PLS-Bの圧油との連通・遮断を切り
換える。
【0082】これら合分流部90の切換弁91,92は
パイロット圧Ph によって常に同時に連通・遮断が切り
換わる。
【0083】上記合分流部90の切換弁91,92が図
示の状態にあるとすると、この場合油圧ポンプ1A,1
Bの吐出油相互が合流するとともに、負荷圧PLS-A,P
LS-Bの圧油も合流する。
【0084】一方上記合分流部90の切換弁91,92
がパイロット圧Ph によって切換えられると、油圧ポン
プ1A,1Bの吐出油相互および負荷圧PLS-A,PLS-B
相互が分離されるので、各アンロード弁10A,10B
が独立して作動することになる。
【0085】シャトル弁8Aによって検出される最高負
荷圧PLS-Aは、油圧ポンプ1Aによって駆動される複数
の油圧シリンダ5のうちの最高のものである。シャトル
弁8Bによって検出される最高負荷圧PLS-Bは油圧ポン
プ1Bによって駆動される複数の油圧シリンダ5のうち
の最高のものである。
【0086】上記負荷圧PLS-Aはアンロード弁10Aお
よび油圧ポンプ1Aの容積制御部12に供給される。さ
らにこの負荷圧PLS-Aはチェック弁93Aを介して前記
負荷圧ブリード弁11に供給される。
【0087】また負荷圧PLS-Bはアンロード弁10Bお
よび油圧ポンプ1Bの容積制御部12に供給される。さ
らにこの負荷圧PLSーBはチェック弁93Bを介して負荷
圧ブリード弁11に供給される。
【0088】ここで上述したように2つのポンプ回路を
分離する場合には合分流部90の切換弁91,92をそ
れぞれ遮断状態とすることで行う。
【0089】しかしながら切換弁91,92は遮断状態
であっても、ごく微量の油漏れを常に起こしている。例
えば一方の操作弁4Aを中立状態に、他方の操作弁4B
を操作状態にした場合、理想的な切換弁92であれば、
シャトル弁8Aによって検出される最高負荷圧PLSーA
ゼロになるはずである。しかし実際には切換弁92の油
漏れにより、当該最高負荷圧PLS-Aが上昇する。
【0090】この場合、最高負荷圧PLS-Aが上昇する
と、油圧ポンプ1Aの吐出圧PP も(最高負荷圧
LS-A)+(ポンプ設定圧)となるべく上昇する。
【0091】そこで一方のアンロード弁10Aの作動時
には、最高負荷圧PLS-Aの圧油をタンクへ連通させてい
る。すなわち最高負荷圧PLS-Aの圧油を、絞り29の手
前から分岐した管路を通ってアンロード弁10Aに導入
し、さらにこの圧油を絞り69を介してアンロード弁1
0Aから出力することによってタンクへ戻している。こ
れにより、シャトル弁8Aから主弁21に至る管路にこ
もった最高負荷圧PLS -Aをタンクに逃がすことができ、
油圧ポンプ1Aの吐出圧PP が上昇する事態を防止でき
る。他方のアンロード弁10Bの作動時にも同様に油圧
ポンプ1Bの吐出圧PP が上昇する事態を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンロード弁が適用された油圧シ
ステムの油圧回路図。
【図2】本発明に係るアンロード弁の構成を示した油圧
回路図。
【図3】本発明に係るアンロード弁の具体的構造を示し
た断面図。
【図4】本発明に係るアンロード弁の他の形態を示した
断面図。
【図5】本発明に係るアンロード弁が適用された他の油
圧システムの油圧回路図。
【図6】アンロード弁が適用された従来の油圧駆動装置
の油圧回路図。
【図7】操作装置の操作量と差圧の関数を示すグラフ。
【図8】流量制御弁の前後差圧と油圧モータへの供給油
量Qとの関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1…可変容量型油圧ポンプ、2…補助油圧ポンプ、4…
操作弁、5…油圧シリンダ、6a,6b…油路、7…圧
力補償弁、8…シャトル弁、9…油路、10…アンロー
ド弁、11…負荷圧ブリード弁、21…主弁、22…電
磁比例圧力制御弁、23…第1受圧部、24…第2受圧
部、25…第3受圧部、26…第4受圧部、27…入口
ポート、28…出口ポート、29…絞り、30…スプリ
ング、32…入口ポート、33…ソレノイド、34…ス
プリング、35…出口ポート、40…ボデー、46…ス
リーブ、50…スプール、51…第1小径部、52…第
2小径部、53…第3小径部、55…出口ポート、57
…負荷圧導入ポート、58…制御圧力導入ポート、67
…スプール、69…絞り、87…配管用継手。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ(1)の吐出圧(PP )と油
    圧アクチュエータ(5)の負荷圧(PLS)との差圧に応
    じて前記油圧ポンプ(1)の吐出圧油をタンクに導くア
    ンロード弁において、 第1受圧部(23)に作用する前記油圧ポンプ(1)の
    吐出圧(PP )によって連通方向に作動するとともに、
    第2受圧部(24)に負荷圧(PLS)を受けて遮断方向
    に作動し、第3受圧部(25)に作用する制御圧(P
    g )によって前記各方向の作動力のバランスを変更する
    ように構成された主弁(21)と、 前記制御圧(Pg )を発生する制御圧力発生手段とを備
    えることを特徴とするアンロード弁。
  2. 【請求項2】 前記主弁(21)は前記第1受圧部(2
    3)に作用する油圧ポンプ(1)の吐出圧(PP )と前
    記第3受圧部(25)に作用する制御圧(Pg)とによ
    って連通方向に作動し、前記第2受圧部(24)に作用
    する前記負荷圧(PLS)によって遮断方向に作動するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアンロード弁。
  3. 【請求項3】 前記制御圧力発生手段は供給される圧油
    の圧力を制御して前記制御圧(Pg )を出力する電磁比
    例圧力制御弁(22)であることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のアンロード弁。
  4. 【請求項4】 前記主弁(21)は前記油圧ポンプ
    (1)に接続される第1入口ポート(27)と、前記負
    荷圧(PLS)を導入する第2入力ポート(31)とを有
    し、連通時に前記第2入力ポート(31)を絞り(6
    9)を介して前記タンクに連通させることを特徴とする
    請求項1または請求項2または請求項3に記載のアンロ
    ード弁。
JP550299A 1998-03-04 1999-01-12 アンロ―ド弁 Pending JPH11315805A (ja)

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US09/261,390 US6334308B1 (en) 1998-03-04 1999-03-03 Pressure compensating valve, unloading pressure control valve and hydraulically operated device
DE19909480A DE19909480A1 (de) 1998-03-04 1999-03-04 Druckausgleichsventil, Druckentlastungsregelventil und hydraulisch betriebene Vorrichtung
US09/964,491 US20020007631A1 (en) 1998-03-04 2001-09-28 Pressure compensating valve, unloading pressure control valve and hydraulically operated device

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JP10-51913 1998-03-04
JP5191398 1998-03-04
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