JPH11316283A - 減光式煙感知器 - Google Patents
減光式煙感知器Info
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- JPH11316283A JPH11316283A JP10137658A JP13765898A JPH11316283A JP H11316283 A JPH11316283 A JP H11316283A JP 10137658 A JP10137658 A JP 10137658A JP 13765898 A JP13765898 A JP 13765898A JP H11316283 A JPH11316283 A JP H11316283A
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Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 反射鏡で反射された光が、煙検出用受光素子
に到達するまでの間で減衰することが少なく、また、反
射鏡で反射された反射光がレーザ光源に照射されること
による悪影響をそのレーザ光源が受けることがない減光
式煙感知器を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 光源からの光のq波を通過させ、光源か
らの光のp波を反射させ、感知器本体内に設けられてい
る偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタによ
って反射されたp波に1/4波長の位相差を与えて出射
し、感知器本体内に設けられている1/4波長板とを有
し、上記反射鏡が、1/4波長板によって1/4波長の
位相差が与えられたp波が進行する経路に設置され、上
記煙監視用受光器が、反射鏡で反射し1/4波長板を通
過したq波が偏光ビームスプリッタを通過した後、進行
する経路に設置されている。
に到達するまでの間で減衰することが少なく、また、反
射鏡で反射された反射光がレーザ光源に照射されること
による悪影響をそのレーザ光源が受けることがない減光
式煙感知器を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 光源からの光のq波を通過させ、光源か
らの光のp波を反射させ、感知器本体内に設けられてい
る偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタによ
って反射されたp波に1/4波長の位相差を与えて出射
し、感知器本体内に設けられている1/4波長板とを有
し、上記反射鏡が、1/4波長板によって1/4波長の
位相差が与えられたp波が進行する経路に設置され、上
記煙監視用受光器が、反射鏡で反射し1/4波長板を通
過したq波が偏光ビームスプリッタを通過した後、進行
する経路に設置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減光式煙感知器に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の減光式煙感知100を示
す図である。
す図である。
【0003】従来の減光式煙感知100は、特願平4−
148493号公報、特開平4−148494号公報に
記載され、レーザ光源1からの光が、ハーフミラー2を
透過し、水平方向に複数配置してあるミラー4に向い、
ミラー4、回転鏡5、反射鏡7、回転鏡5、ミラー4、
ハーフミラー2の順で反射され、受光素子3によって受
光され、受光素子3が検出した受光量に基づいて減光率
が求められ、その減光率に応じて、煙の存在を判別する
ものである。
148493号公報、特開平4−148494号公報に
記載され、レーザ光源1からの光が、ハーフミラー2を
透過し、水平方向に複数配置してあるミラー4に向い、
ミラー4、回転鏡5、反射鏡7、回転鏡5、ミラー4、
ハーフミラー2の順で反射され、受光素子3によって受
光され、受光素子3が検出した受光量に基づいて減光率
が求められ、その減光率に応じて、煙の存在を判別する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、反射鏡7、回転鏡5、ミラー4の順で反射された光
が、ハーフミラー2で反射され、煙検出用受光素子3に
到達するが、反射鏡7で反射され、ミラー4で反射され
た光のうちの半分の光がハーフミラー2を透過し、残り
の光(半分の光)のみが受光素子3に到達する。したが
って、受光素子3に到達する光量が少ないので、煙検出
用受光素子3として高感度の素子を使用せざるを得ない
という問題がある。
は、反射鏡7、回転鏡5、ミラー4の順で反射された光
が、ハーフミラー2で反射され、煙検出用受光素子3に
到達するが、反射鏡7で反射され、ミラー4で反射され
た光のうちの半分の光がハーフミラー2を透過し、残り
の光(半分の光)のみが受光素子3に到達する。したが
って、受光素子3に到達する光量が少ないので、煙検出
用受光素子3として高感度の素子を使用せざるを得ない
という問題がある。
【0005】また、上記従来例においては、反射鏡7で
反射され、ハーフミラー2によって2分された光が光源
1に到達するので、反射光が光源1に照射されることに
よる悪影響をレーザ光源1が受けるという問題がある。
反射され、ハーフミラー2によって2分された光が光源
1に到達するので、反射光が光源1に照射されることに
よる悪影響をレーザ光源1が受けるという問題がある。
【0006】また、上記従来例において、レーザ光源1
を含む感知器本体と反射鏡7との間の空間である監視空
間に反射性障害物が進入すると、この障害物による反射
光が上記感知器本体に戻り、この場合、上記反射性障害
物の背後に存在する煙を感知することができないという
問題がある。
を含む感知器本体と反射鏡7との間の空間である監視空
間に反射性障害物が進入すると、この障害物による反射
光が上記感知器本体に戻り、この場合、上記反射性障害
物の背後に存在する煙を感知することができないという
問題がある。
【0007】本発明は、反射鏡で反射された光が、煙検
出用受光素子に到達するまでの間で減衰することが少な
く、また、反射鏡で反射された反射光がレーザ光源に照
射されることによる悪影響をそのレーザ光源が受けるこ
とがなく、さらに、その監視空間に反射性障害物が進入
したときに、その反射性障害物の存在を認識することが
できる減光式煙感知器を提供することを目的とするもの
である。
出用受光素子に到達するまでの間で減衰することが少な
く、また、反射鏡で反射された反射光がレーザ光源に照
射されることによる悪影響をそのレーザ光源が受けるこ
とがなく、さらに、その監視空間に反射性障害物が進入
したときに、その反射性障害物の存在を認識することが
できる減光式煙感知器を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源と煙検出
用受光器とを具備する感知器本体と、上記感知器本体の
上記光源から放出された光を上記感知器本体に向けて反
射させる反射鏡とが設けられ、上記反射鏡で反射された
光を上記感知器本体の上記煙検出用受光器が受光し、上
記感知器本体と上記反射鏡との間に存在する煙によって
減衰する上記煙検出用受光器の受光量を測定することに
よって火災を感知する減光式煙感知器において、上記光
源から入射する光を、偏光方向が互いに直交する2つの
偏光成分に分解し、それぞれ異なる2つの進行方向を与
え、そのいずれか一方を上記反射鏡に向けて放出させ、
上記光源からの光が進行する経路に設置され、また上記
感知器本体内に設けられている偏光分解光学素子と、素
子固有の直交光学軸方向の入射光偏光成分にπ/2の位
相差を与え、上記偏光分解光学素子から上記反射鏡へ向
けて放出される光が進行する経路に設置され、また上記
感知器本体内に設けられ、往復の偏光面が互いに直交す
る光学素子である往復偏光面直交光学素子とを有し、上
記光源から上記偏光分解光学素子と上記往復偏光面直交
光学素子とを経て放出された光が進行する経路に、上記
反射鏡が設置され、上記反射鏡で反射した光は、上記往
復偏光面直交光学素子と上記偏光分解光学素子とを経由
し、その進行経路には、上記煙検出用受光器が設置され
ているものである。
用受光器とを具備する感知器本体と、上記感知器本体の
上記光源から放出された光を上記感知器本体に向けて反
射させる反射鏡とが設けられ、上記反射鏡で反射された
光を上記感知器本体の上記煙検出用受光器が受光し、上
記感知器本体と上記反射鏡との間に存在する煙によって
減衰する上記煙検出用受光器の受光量を測定することに
よって火災を感知する減光式煙感知器において、上記光
源から入射する光を、偏光方向が互いに直交する2つの
偏光成分に分解し、それぞれ異なる2つの進行方向を与
え、そのいずれか一方を上記反射鏡に向けて放出させ、
上記光源からの光が進行する経路に設置され、また上記
感知器本体内に設けられている偏光分解光学素子と、素
子固有の直交光学軸方向の入射光偏光成分にπ/2の位
相差を与え、上記偏光分解光学素子から上記反射鏡へ向
けて放出される光が進行する経路に設置され、また上記
感知器本体内に設けられ、往復の偏光面が互いに直交す
る光学素子である往復偏光面直交光学素子とを有し、上
記光源から上記偏光分解光学素子と上記往復偏光面直交
光学素子とを経て放出された光が進行する経路に、上記
反射鏡が設置され、上記反射鏡で反射した光は、上記往
復偏光面直交光学素子と上記偏光分解光学素子とを経由
し、その進行経路には、上記煙検出用受光器が設置され
ているものである。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である減光式煙感知器101を示す構成図で
ある。
1の実施例である減光式煙感知器101を示す構成図で
ある。
【0010】減光式煙感知器101は、感知器本体B1
と、感知器本体B1の光源10から放出された光を感知
器本体B1に向けて反射させる反射鏡M1とを有し、感
知器本体B1と反射鏡M1との間の領域が監視空間であ
り、反射鏡M1で反射された光を感知器本体B1の煙検
出用受光器SE2が受光し、上記監視空間に存在する煙
によって減衰した光の減衰量を測定することによって、
火災を感知する減光式煙感知器である。
と、感知器本体B1の光源10から放出された光を感知
器本体B1に向けて反射させる反射鏡M1とを有し、感
知器本体B1と反射鏡M1との間の領域が監視空間であ
り、反射鏡M1で反射された光を感知器本体B1の煙検
出用受光器SE2が受光し、上記監視空間に存在する煙
によって減衰した光の減衰量を測定することによって、
火災を感知する減光式煙感知器である。
【0011】感知器本体B1は、光源10と、偏光ビー
ムスプリッタPBS1と、光源監視用受光器SE1と、
1/4波長板50と、ビームエクスパンダ60と、煙検
出用受光器SE2と、演算部70とを有する。
ムスプリッタPBS1と、光源監視用受光器SE1と、
1/4波長板50と、ビームエクスパンダ60と、煙検
出用受光器SE2と、演算部70とを有する。
【0012】光源10は、発光ダイオード等のランダム
偏光光源、または半導体レーザー等の直線偏光光源であ
る。ただし、光源10が直線偏光光源である場合には、
光源出力光11の進行方向と、感知器本体B1から反射
鏡M1へ向う方向とを座標軸とする3次元直交座標にお
いて、その偏光軸を、出力光11の進行方向以外の2座
標軸を含む平面に対して平行とし、かつ光源出力光11
の進行方向と、感知器本体B1から反射鏡へ向う方向と
のいずれの方向とも異なる座標軸に対して0度を越え、
45度以下の角度を付けて、光源10が設置されてい
る。
偏光光源、または半導体レーザー等の直線偏光光源であ
る。ただし、光源10が直線偏光光源である場合には、
光源出力光11の進行方向と、感知器本体B1から反射
鏡M1へ向う方向とを座標軸とする3次元直交座標にお
いて、その偏光軸を、出力光11の進行方向以外の2座
標軸を含む平面に対して平行とし、かつ光源出力光11
の進行方向と、感知器本体B1から反射鏡へ向う方向と
のいずれの方向とも異なる座標軸に対して0度を越え、
45度以下の角度を付けて、光源10が設置されてい
る。
【0013】すなわち、図1中、光源出力光11の進行
方向をy軸方向とし、感知器本体B1から反射鏡M1へ
向う方向をx軸とし、光源出力光11の偏光ベクトルE
11が、x軸とz軸とを含む平面に平行であるとし、か
つz軸に対して0度を越え45度以下の角度を付けて傾
けて設置されている。
方向をy軸方向とし、感知器本体B1から反射鏡M1へ
向う方向をx軸とし、光源出力光11の偏光ベクトルE
11が、x軸とz軸とを含む平面に平行であるとし、か
つz軸に対して0度を越え45度以下の角度を付けて傾
けて設置されている。
【0014】なお、図において、E11のように、
「E」+数字中の「E」の上にドットを付し、これが偏
光ベクトルであることを示してあるが、明細書中におい
ては、「E」の上のドットを省略して偏光ベクトルを示
してある。
「E」+数字中の「E」の上にドットを付し、これが偏
光ベクトルであることを示してあるが、明細書中におい
ては、「E」の上のドットを省略して偏光ベクトルを示
してある。
【0015】偏光ビームスプリッタPBS1は、光源1
0から出射された光源出力光11をp波とq波とに分解
し、q波をそのまま透過させ、p波を反射させるもので
ある。すなわち、偏光ビームスプリッタPBS1は、図
1中、光源出力光11の偏光ベクトルE11を、偏光が
x軸方向のq波E11qと、偏光がz軸方向のp波E1
1pとに分解するものであり、q波E11qを反射せず
にそのまま透過させ、光源監視用受光器SE1に導き、
p波E11pを反射させ、1/4波長板50に向けるも
のである。また、偏光ビームスプリッタPBS1は、1
/4波長板50から入射する光32のq波E32を、反
射せずにそのまま透過させ、煙監視用受光器SE2に向
けるものでもある。
0から出射された光源出力光11をp波とq波とに分解
し、q波をそのまま透過させ、p波を反射させるもので
ある。すなわち、偏光ビームスプリッタPBS1は、図
1中、光源出力光11の偏光ベクトルE11を、偏光が
x軸方向のq波E11qと、偏光がz軸方向のp波E1
1pとに分解するものであり、q波E11qを反射せず
にそのまま透過させ、光源監視用受光器SE1に導き、
p波E11pを反射させ、1/4波長板50に向けるも
のである。また、偏光ビームスプリッタPBS1は、1
/4波長板50から入射する光32のq波E32を、反
射せずにそのまま透過させ、煙監視用受光器SE2に向
けるものでもある。
【0016】1/4波長板50は、通過する光の進行方
向と直角な2次元直交光学軸を有し、入射光の各光学軸
方向の偏光成分に1/4波長の位相差を与え、直線偏光
を円偏光または楕円偏光に変換させ、逆に、円偏光また
は楕円偏光を直線偏光に変換させるものであり、偏光ビ
ームスプリッタPBS1と反射鏡M1との間であって感
知器本体B1に設置されている。ただし、その直交光学
軸は、偏光ビームスプリッタPBS1から入射する光2
0の偏光方向に対して45度の角度を傾けて設置されて
いる。つまり、1/4波長板50は、図1中、右側から
入射する直線偏光20を円偏光21に変換し、左側に放
出し、一方、左側から入射する円偏光31を直線偏光3
2に変換し、右側に放出させ、両者の偏光方向を直交さ
せるものである。
向と直角な2次元直交光学軸を有し、入射光の各光学軸
方向の偏光成分に1/4波長の位相差を与え、直線偏光
を円偏光または楕円偏光に変換させ、逆に、円偏光また
は楕円偏光を直線偏光に変換させるものであり、偏光ビ
ームスプリッタPBS1と反射鏡M1との間であって感
知器本体B1に設置されている。ただし、その直交光学
軸は、偏光ビームスプリッタPBS1から入射する光2
0の偏光方向に対して45度の角度を傾けて設置されて
いる。つまり、1/4波長板50は、図1中、右側から
入射する直線偏光20を円偏光21に変換し、左側に放
出し、一方、左側から入射する円偏光31を直線偏光3
2に変換し、右側に放出させ、両者の偏光方向を直交さ
せるものである。
【0017】ビームエクスパンダ60は、図1中、右側
から入射された光のビーム径を広げ、煙監視空間に向け
て出射することによって、監視空間を増大させるもので
あり、反射鏡M1によって反射された反射光30のビー
ム径を狭めるものであり、複数のレンズ等によって構成
されている。
から入射された光のビーム径を広げ、煙監視空間に向け
て出射することによって、監視空間を増大させるもので
あり、反射鏡M1によって反射された反射光30のビー
ム径を狭めるものであり、複数のレンズ等によって構成
されている。
【0018】煙検出用受光器SE2は、反射鏡M1によ
って反射され、ビームエクスパンダ60、1/4波長板
50、偏光ビームスプリッタPBS1を通過した光33
の量を検出するものであり、反射鏡M1で反射し、1/
4波長板50を通過したq波32が偏光ビームスプリッ
タPBS1を通過した後、進行する経路に設置されてい
る。
って反射され、ビームエクスパンダ60、1/4波長板
50、偏光ビームスプリッタPBS1を通過した光33
の量を検出するものであり、反射鏡M1で反射し、1/
4波長板50を通過したq波32が偏光ビームスプリッ
タPBS1を通過した後、進行する経路に設置されてい
る。
【0019】演算部70は、光源10を間欠的にパルス
発光させるとともに、煙検出用受光器SE2の出力値
が、予め設定された閾値以下、すなわち所定の減光率以
上になになったときに、火災警報を出力し、この火災警
報を火災受信機REに送出するものである。また、煙検
出用受光器SE2の出力の値を、光源10の出力光量に
比例する光源監視用受光器SE1の出力の値で正規化
し、この正規化された値が、所定の閾値以下、すなわち
所定の減光率以上になったときに、火災警報を出力し、
この火災警報を火災受信機REに送出するようにしても
よい。
発光させるとともに、煙検出用受光器SE2の出力値
が、予め設定された閾値以下、すなわち所定の減光率以
上になになったときに、火災警報を出力し、この火災警
報を火災受信機REに送出するものである。また、煙検
出用受光器SE2の出力の値を、光源10の出力光量に
比例する光源監視用受光器SE1の出力の値で正規化
し、この正規化された値が、所定の閾値以下、すなわち
所定の減光率以上になったときに、火災警報を出力し、
この火災警報を火災受信機REに送出するようにしても
よい。
【0020】反射鏡M1は、偏光ビームスプリッタPB
S1で反射した光源10からの光のp波20が、1/4
波長板50とビームエクスパンダ60とを経由して進行
する経路に設置されている。
S1で反射した光源10からの光のp波20が、1/4
波長板50とビームエクスパンダ60とを経由して進行
する経路に設置されている。
【0021】次に、減光式煙感知器101の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0022】まず、演算部50からの発光信号に基づい
て、光源10が光源出力光11を断続または連続的に出
力し、この光源出力光11が偏光ビームスプリッタPB
S1に入射されると、光源出力光11は、q波E11q
と、p波E11pとに分解される。ここで、q波E11
qは、偏光方向がx軸と平行である光であり、p波E1
1pは、偏光方向がz軸に対して平行な光である。つま
り、q波E11qは、偏光ビームスプリッタPBS1を
そのまま透過し、q波E12の成分を有する透過光12
になり、光源監視用受光器SE1に入射され、p波E1
1pは、偏光ビームスプリッタPBS1で反射され、p
波E20の成分を有する反射光20になり、1/4波長
板50に送られる。
て、光源10が光源出力光11を断続または連続的に出
力し、この光源出力光11が偏光ビームスプリッタPB
S1に入射されると、光源出力光11は、q波E11q
と、p波E11pとに分解される。ここで、q波E11
qは、偏光方向がx軸と平行である光であり、p波E1
1pは、偏光方向がz軸に対して平行な光である。つま
り、q波E11qは、偏光ビームスプリッタPBS1を
そのまま透過し、q波E12の成分を有する透過光12
になり、光源監視用受光器SE1に入射され、p波E1
1pは、偏光ビームスプリッタPBS1で反射され、p
波E20の成分を有する反射光20になり、1/4波長
板50に送られる。
【0023】ここで、光源監視用受光器SE1の出力信
号の値は、光源10が出力する光源出力光11の光量に
比例し、偏光軸を45度以下の角度で入射させているの
で、1/2以下の光量になる。
号の値は、光源10が出力する光源出力光11の光量に
比例し、偏光軸を45度以下の角度で入射させているの
で、1/2以下の光量になる。
【0024】一方、光源10が出力する光源出力光11
のうちのp波E11pは、偏光ビームスプリッタPBS
1で反射され、その反射光20が1/4波長板50に入
射し、1/4波長板50の光学軸方向の偏光成分に1/
4波長の位相差が与えられ、円偏光21になり、ビーム
エクスパンダ60によってビーム径が広げられ、煙監視
空間に向けて出射され、出射光22は、反射鏡M1に向
う。そして、反射鏡M1によって反射された反射光30
は、ビームエクスパンダ60を逆行し、そのビーム径が
狭められ入射光31になる。
のうちのp波E11pは、偏光ビームスプリッタPBS
1で反射され、その反射光20が1/4波長板50に入
射し、1/4波長板50の光学軸方向の偏光成分に1/
4波長の位相差が与えられ、円偏光21になり、ビーム
エクスパンダ60によってビーム径が広げられ、煙監視
空間に向けて出射され、出射光22は、反射鏡M1に向
う。そして、反射鏡M1によって反射された反射光30
は、ビームエクスパンダ60を逆行し、そのビーム径が
狭められ入射光31になる。
【0025】ところで、反射鏡M1によって反射された
反射光30は、円偏光であるが、反射鏡M1で反射され
る前の円偏光22とは、進行方向に対して互いに逆回転
になる。したがって反射光30は、1/4波長板50を
透過して、直線偏光20と偏光方向が90度異なる直線
偏光、すなわちq波E32を有する偏光32になるの
で、偏光ビームスプリッタPBS1をそのまま通過し、
煙検出用受光器SE2に入射される。つまり、反射鏡M
1で反射され、1/4波長板50を通過した光は全て、
偏光ビームスプリッタPBS1で反射されず、偏光ビー
ムスプリッタPBS1を通過する。
反射光30は、円偏光であるが、反射鏡M1で反射され
る前の円偏光22とは、進行方向に対して互いに逆回転
になる。したがって反射光30は、1/4波長板50を
透過して、直線偏光20と偏光方向が90度異なる直線
偏光、すなわちq波E32を有する偏光32になるの
で、偏光ビームスプリッタPBS1をそのまま通過し、
煙検出用受光器SE2に入射される。つまり、反射鏡M
1で反射され、1/4波長板50を通過した光は全て、
偏光ビームスプリッタPBS1で反射されず、偏光ビー
ムスプリッタPBS1を通過する。
【0026】上記のように、光源監視用受光器SE1の
出力の値は、光源10が出力する光源出力光11の値と
比例し、煙検出用受光器SE2の出力の値は、監視空間
に向けて出射され、反射されて戻ってくる光の量に対応
する値であり、煙によって減衰された値である。このよ
うに、光源監視用受光器SE1の出力の値は、光源10
の出力の値に比例するので、演算部70が、煙検出用受
光器SE2の出力の値を光源監視用受光器SE1の出力
の値(光源10の出力の値)で正規化すれば、光源10
の出力値の変動の影響を排除した煙検出用信号を得るこ
とができる。
出力の値は、光源10が出力する光源出力光11の値と
比例し、煙検出用受光器SE2の出力の値は、監視空間
に向けて出射され、反射されて戻ってくる光の量に対応
する値であり、煙によって減衰された値である。このよ
うに、光源監視用受光器SE1の出力の値は、光源10
の出力の値に比例するので、演算部70が、煙検出用受
光器SE2の出力の値を光源監視用受光器SE1の出力
の値(光源10の出力の値)で正規化すれば、光源10
の出力値の変動の影響を排除した煙検出用信号を得るこ
とができる。
【0027】なお、偏光ビームスプリッタPBS1に対
する光源10の入射角を変化すれば、光源監視用受光器
SE1に入射される光の量と1/4波長板50に向う光
の量との比率が変わる。したがって、偏光ビームスプリ
ッタPBS1に対する光源10の入射角を変化すれば、
反射鏡M1で反射された光(煙検出用受光器SE2に入
射される光)の比率を多くすることができ、検出感度も
向上する。
する光源10の入射角を変化すれば、光源監視用受光器
SE1に入射される光の量と1/4波長板50に向う光
の量との比率が変わる。したがって、偏光ビームスプリ
ッタPBS1に対する光源10の入射角を変化すれば、
反射鏡M1で反射された光(煙検出用受光器SE2に入
射される光)の比率を多くすることができ、検出感度も
向上する。
【0028】減光式煙感知器101によれば、ハーフミ
ラーのように光量を半減することもなく、反射鏡を反射
した光の全てを煙監視用受光器SE2に送ることがで
き、したがって、感度の低い煙検出用受光器SE2を使
用することができ、また、光源10に反射光を送り返さ
ないので、光源10の劣化が少なくなる。
ラーのように光量を半減することもなく、反射鏡を反射
した光の全てを煙監視用受光器SE2に送ることがで
き、したがって、感度の低い煙検出用受光器SE2を使
用することができ、また、光源10に反射光を送り返さ
ないので、光源10の劣化が少なくなる。
【0029】図2は、本発明の第2の実施例である減光
式煙感知器102を示す構成図である。
式煙感知器102を示す構成図である。
【0030】減光式煙感知器102は、感知器本体B2
と反射鏡M1とによって構成されている。
と反射鏡M1とによって構成されている。
【0031】感知器本体B2は、基本的には、感知器本
体B1と同じであり、差動増幅器80と、基準電圧源8
1と、電流制御部82とが感知器本体B2に設けられて
いる点のみが、感知器本体B1とは異なる。
体B1と同じであり、差動増幅器80と、基準電圧源8
1と、電流制御部82とが感知器本体B2に設けられて
いる点のみが、感知器本体B1とは異なる。
【0032】差動増幅器80は、光源監視用受光器SE
1の出力電圧と基準電圧源81の電圧との差の電圧に応
じた出力信号を出力するものである。電流制御部82
は、光源監視用受光器SE1の出力電圧が、基準電圧源
81の電圧よりも下がった電圧に応じて、光源10が出
力する光源出力光11の量を増加させる制御信号を出力
するものである。
1の出力電圧と基準電圧源81の電圧との差の電圧に応
じた出力信号を出力するものである。電流制御部82
は、光源監視用受光器SE1の出力電圧が、基準電圧源
81の電圧よりも下がった電圧に応じて、光源10が出
力する光源出力光11の量を増加させる制御信号を出力
するものである。
【0033】減光式煙感知器102によれば、光源10
による光源出力光11の強さが変化しても、その変化を
自動的に補償することができ、減光式煙感知器102
は、光源監視用受光器SE1が受光した量に応じて、光
源10の光量を制御する光量制御手段を有するものであ
る。
による光源出力光11の強さが変化しても、その変化を
自動的に補償することができ、減光式煙感知器102
は、光源監視用受光器SE1が受光した量に応じて、光
源10の光量を制御する光量制御手段を有するものであ
る。
【0034】図3は、本発明の第3の実施例である減光
式煙感知器103を示す構成図である。
式煙感知器103を示す構成図である。
【0035】減光式煙感知器103は、感知器本体B3
と、反射鏡M2と、1/4波長板51とによって構成さ
れている。
と、反射鏡M2と、1/4波長板51とによって構成さ
れている。
【0036】感知器本体B3は、基本的には、感知器本
体B1と同じであるが、感知器本体B1から1/4波長
板50が削除されている点が、感知器本体B1とは異な
る。反射鏡M2は、反射鏡M1と同様のものであり、1
/4波長板51は、1/4波長板50と同様のものであ
り、その直交光学軸は、感知器本体B3から入射する直
線偏光23の偏光方向に対して45度の角度を傾けて設
置されている点も同様であるが、反射鏡M2の近傍であ
り感知器本体B3側に、1/4波長板51が設けられて
いる点が、1/4波長板50とは異なる。なお、1/4
波長板51を、反射鏡M2に接触して設置するようにし
てもよい。
体B1と同じであるが、感知器本体B1から1/4波長
板50が削除されている点が、感知器本体B1とは異な
る。反射鏡M2は、反射鏡M1と同様のものであり、1
/4波長板51は、1/4波長板50と同様のものであ
り、その直交光学軸は、感知器本体B3から入射する直
線偏光23の偏光方向に対して45度の角度を傾けて設
置されている点も同様であるが、反射鏡M2の近傍であ
り感知器本体B3側に、1/4波長板51が設けられて
いる点が、1/4波長板50とは異なる。なお、1/4
波長板51を、反射鏡M2に接触して設置するようにし
てもよい。
【0037】次に、減光式煙感知器103の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0038】まず、光源10が光源出力光11を出力
し、この光源出力光11が偏光ビームスプリッタPBS
1に入射されると、光源出力光11は、q波とp波とに
分解され、q波は、偏光ビームスプリッタPBS1をそ
のまま透過し、反射光20として光源監視用受光器SE
1に入射され、p波は、偏光ビームスプリッタPBS1
で反射され、透過光12としてビームエクスパンダ60
に送られる。
し、この光源出力光11が偏光ビームスプリッタPBS
1に入射されると、光源出力光11は、q波とp波とに
分解され、q波は、偏光ビームスプリッタPBS1をそ
のまま透過し、反射光20として光源監視用受光器SE
1に入射され、p波は、偏光ビームスプリッタPBS1
で反射され、透過光12としてビームエクスパンダ60
に送られる。
【0039】一方、ビームエクスパンダ60によって広
げられたp波E23による偏光23は、煙監視空間を通
過し、1/4波長板51の直交光学軸方向の偏光成分に
1/4波長の位相差が与えられ、円偏光24になり、反
射鏡M2で反射し、反射光34を発生する。この反射光
34は、1/4波長板51によって、再び直交光学軸方
向の偏光成分に1/4波長の位相差が与えられ、偏光方
向がp波E23に対して直交するq波E35による直交
偏光35になり、煙監視空間を通過し、ビームエクスパ
ンダ60によってビーム径が狭められる。
げられたp波E23による偏光23は、煙監視空間を通
過し、1/4波長板51の直交光学軸方向の偏光成分に
1/4波長の位相差が与えられ、円偏光24になり、反
射鏡M2で反射し、反射光34を発生する。この反射光
34は、1/4波長板51によって、再び直交光学軸方
向の偏光成分に1/4波長の位相差が与えられ、偏光方
向がp波E23に対して直交するq波E35による直交
偏光35になり、煙監視空間を通過し、ビームエクスパ
ンダ60によってビーム径が狭められる。
【0040】ところで、反射鏡M2で反射し、ビームエ
クスパンダ60を通過した直線偏光35は、q波である
ので、偏光ビームスプリッタPBS1をそのまま通過
し、通過光37として煙検出用受光器SE2に入射され
る。つまり、反射鏡M2で反射され、1/4波長板51
を通過した光は全て、偏光ビームスプリッタPBS1で
反射されず、偏光ビームスプリッタPBS1を通過す
る。
クスパンダ60を通過した直線偏光35は、q波である
ので、偏光ビームスプリッタPBS1をそのまま通過
し、通過光37として煙検出用受光器SE2に入射され
る。つまり、反射鏡M2で反射され、1/4波長板51
を通過した光は全て、偏光ビームスプリッタPBS1で
反射されず、偏光ビームスプリッタPBS1を通過す
る。
【0041】減光式煙感知器103によれば、反射鏡M
2を反射した光の全てを煙検出用受光器SE2に送るこ
とができるので、感度の低い煙検出用受光器SE2を使
用することができ、また、光源10に反射光を送り返さ
ないので、光源10の劣化が少なくなる。
2を反射した光の全てを煙検出用受光器SE2に送るこ
とができるので、感度の低い煙検出用受光器SE2を使
用することができ、また、光源10に反射光を送り返さ
ないので、光源10の劣化が少なくなる。
【0042】次に、減光式煙感知器103において、反
射性障害物RDが監視空間(感知器本体B3と1/4波
長板51との間の領域)に進入した場合の動作について
説明する。
射性障害物RDが監視空間(感知器本体B3と1/4波
長板51との間の領域)に進入した場合の動作について
説明する。
【0043】図4は、減光式煙感知器103において、
障害物RDが監視空間に進入した場合を説明する図であ
る。
障害物RDが監視空間に進入した場合を説明する図であ
る。
【0044】まず、光源10が光源出力光11を出力
し、この光源出力光11が偏光ビームスプリッタPBS
1に入射され、光源出力光11のうちでp波成分が、偏
光ビームスプリッタPBS1で反射され、ビームエクス
パンダ60を通過し、監視空間に送られる。
し、この光源出力光11が偏光ビームスプリッタPBS
1に入射され、光源出力光11のうちでp波成分が、偏
光ビームスプリッタPBS1で反射され、ビームエクス
パンダ60を通過し、監視空間に送られる。
【0045】ここで、感知器本体B3から射出した光2
3が、障害物RDで吸光された場合、または障害物RD
で反射し、感知器本体B3に戻らない場合、煙検出用受
光器SE2の出力信号の値が著しく低下するので、煙に
よる減光と同様な警報を発することができ、障害物RD
背後の煙を検出できない状況を阻止することができる。
また、火災時における煙による煙検出用受光器SE2の
出力信号の値の低下は徐々に変化するのに対して、障害
物RDによる煙検出用受光器SE2の出力信号の低下は
急激に変化するので、感知器本体B3と1/4波長板5
1との間に障害物が進入したことを判断することができ
る。具体的には、煙検出用受光器SE2の出力低下を演
算部70で監視し、その出力低下率が予め設定した閾値
以上になったときに、演算部70が異常警報信号を出力
し、この異常警報信号を火災受信機REに送出する。な
お、煙検出用受光器SE2の出力信号の急激な低下を、
電子回路によって監視するようにしてもよい。
3が、障害物RDで吸光された場合、または障害物RD
で反射し、感知器本体B3に戻らない場合、煙検出用受
光器SE2の出力信号の値が著しく低下するので、煙に
よる減光と同様な警報を発することができ、障害物RD
背後の煙を検出できない状況を阻止することができる。
また、火災時における煙による煙検出用受光器SE2の
出力信号の値の低下は徐々に変化するのに対して、障害
物RDによる煙検出用受光器SE2の出力信号の低下は
急激に変化するので、感知器本体B3と1/4波長板5
1との間に障害物が進入したことを判断することができ
る。具体的には、煙検出用受光器SE2の出力低下を演
算部70で監視し、その出力低下率が予め設定した閾値
以上になったときに、演算部70が異常警報信号を出力
し、この異常警報信号を火災受信機REに送出する。な
お、煙検出用受光器SE2の出力信号の急激な低下を、
電子回路によって監視するようにしてもよい。
【0046】火災受信機REが上記異常警報信号を受信
することによって、感知器本体B3と1/4波長板51
との間の監視空間に障害物RDが進入し、光が戻ってこ
ないことを把握することができる。すなわち、減光式煙
感知器103によれば、感知器本体B3と1/4波長板
51との間に障害物RDが進入して光が戻ってこない場
合に、異常警報を出力するので、障害物RDの背後に煙
が発生したとしても、その煙を感知できない状況にある
ことを、管理者に知らせることができる。
することによって、感知器本体B3と1/4波長板51
との間の監視空間に障害物RDが進入し、光が戻ってこ
ないことを把握することができる。すなわち、減光式煙
感知器103によれば、感知器本体B3と1/4波長板
51との間に障害物RDが進入して光が戻ってこない場
合に、異常警報を出力するので、障害物RDの背後に煙
が発生したとしても、その煙を感知できない状況にある
ことを、管理者に知らせることができる。
【0047】一方、監視空間中に反射性障害物RDが進
入し、反射光が感知器本体B3に戻ってきた場合、放射
光23が反射性障害物RDで反射され、その反射光40
はビームエクスパンダ60を逆行し、偏光ビームスプリ
ッタPBS1に到達する。偏光ビームスプリッタPBS
1に到達する反射光41はp波E41であるので、偏光
ビームスプリッタPBS1を透過せず、偏光ビームスプ
リッタPBS1で全反射し、反射光42になり、光源1
0に戻り、煙検出用受光器SE2の出力信号の値が著し
く低下するので、煙による減光と同様な警報を発するこ
とができ、障害物RD背後の煙を検出できない状況を阻
止するように管理することができる。
入し、反射光が感知器本体B3に戻ってきた場合、放射
光23が反射性障害物RDで反射され、その反射光40
はビームエクスパンダ60を逆行し、偏光ビームスプリ
ッタPBS1に到達する。偏光ビームスプリッタPBS
1に到達する反射光41はp波E41であるので、偏光
ビームスプリッタPBS1を透過せず、偏光ビームスプ
リッタPBS1で全反射し、反射光42になり、光源1
0に戻り、煙検出用受光器SE2の出力信号の値が著し
く低下するので、煙による減光と同様な警報を発するこ
とができ、障害物RD背後の煙を検出できない状況を阻
止するように管理することができる。
【0048】また、火災時の煙による煙検出用受光器S
E2の出力信号の値の低下は徐々に変化するのに対し
て、障害物RDによる煙検出用受光器SE2の出力信号
の値の低下は急激に変化するので、感知器本体B3と1
/4波長板51との間に障害物が進入したと判断するこ
ともできる。具体的には、煙検出用受光器SE2の出力
低下を演算部70で監視し、その出力低下率が予め設定
した閾値以上になったときに、演算部70が異常警報信
号を出力し、この異常警報信号を火災受信機REに送出
する。なお、煙検出用受光器SE2の出力信号の値の急
激な低下を、電子回路によって監視するようにしてもよ
い。
E2の出力信号の値の低下は徐々に変化するのに対し
て、障害物RDによる煙検出用受光器SE2の出力信号
の値の低下は急激に変化するので、感知器本体B3と1
/4波長板51との間に障害物が進入したと判断するこ
ともできる。具体的には、煙検出用受光器SE2の出力
低下を演算部70で監視し、その出力低下率が予め設定
した閾値以上になったときに、演算部70が異常警報信
号を出力し、この異常警報信号を火災受信機REに送出
する。なお、煙検出用受光器SE2の出力信号の値の急
激な低下を、電子回路によって監視するようにしてもよ
い。
【0049】火災受信機REが上記異常警報信号を受信
することによって、感知器本体B3と1/4波長板51
との間の監視空間に反射性障害物RDが進入して光が戻
ってきたことも把握することができる。つまり、減光式
煙感知器103によれば、感知器本体B3と1/4波長
板51との間に障害物RDが進入して光が戻ってこない
場合、または光が戻ってきた場合のいずれであっても、
異常警報を出力するので、障害物RDの背後に煙が発生
してもその煙を感知できない状況にあることを、管理者
に確実に知らせることができる。
することによって、感知器本体B3と1/4波長板51
との間の監視空間に反射性障害物RDが進入して光が戻
ってきたことも把握することができる。つまり、減光式
煙感知器103によれば、感知器本体B3と1/4波長
板51との間に障害物RDが進入して光が戻ってこない
場合、または光が戻ってきた場合のいずれであっても、
異常警報を出力するので、障害物RDの背後に煙が発生
してもその煙を感知できない状況にあることを、管理者
に確実に知らせることができる。
【0050】図5は、本発明の第4の実施例である減光
式煙感知器104を示す構成図である。
式煙感知器104を示す構成図である。
【0051】減光式煙感知器104は、感知器本体B4
と、反射鏡M2と、1/4波長板51とによって構成さ
れている。
と、反射鏡M2と、1/4波長板51とによって構成さ
れている。
【0052】感知器本体B4は、基本的には、感知器本
体B3と同じであるが、差動増幅器80と基準電圧源8
1と電流制御部82とが感知器本体B3に設けられてい
る点のみが、感知器本体B3とは異なる。
体B3と同じであるが、差動増幅器80と基準電圧源8
1と電流制御部82とが感知器本体B3に設けられてい
る点のみが、感知器本体B3とは異なる。
【0053】差動増幅器80は、光源監視用受光器SE
1の出力電圧と基準電圧源81の電圧との差の電圧に応
じた出力信号を出力するものである。電流制御部82
は、光源監視用受光器SE1の出力電圧が基準電圧源8
1の電圧よりも下がった電圧に応じて、光源10が出力
する光源出力光11の量を増加させる制御信号を出力す
るものである。
1の出力電圧と基準電圧源81の電圧との差の電圧に応
じた出力信号を出力するものである。電流制御部82
は、光源監視用受光器SE1の出力電圧が基準電圧源8
1の電圧よりも下がった電圧に応じて、光源10が出力
する光源出力光11の量を増加させる制御信号を出力す
るものである。
【0054】減光式煙感知器104によれば、光源10
による光源出力光11の強さが変化しても、その変化を
自動的に補償することができる。つまり、減光式煙感知
器104は、光源監視用受光器SE1が受光した量に応
じて、光源10の光量を制御する光量制御手段を有する
ものである。
による光源出力光11の強さが変化しても、その変化を
自動的に補償することができる。つまり、減光式煙感知
器104は、光源監視用受光器SE1が受光した量に応
じて、光源10の光量を制御する光量制御手段を有する
ものである。
【0055】図6は、本発明の第5の実施例である減光
式煙感知器105を示す構成図であり、障害物が監視空
間に進入しない場合を示す図である。
式煙感知器105を示す構成図であり、障害物が監視空
間に進入しない場合を示す図である。
【0056】図7は、減光式煙感知器105を示す構成
図であり、障害物が監視空間に進入している場合を示す
図である。
図であり、障害物が監視空間に進入している場合を示す
図である。
【0057】減光式煙感知器105は、感知器本体B5
と、反射鏡M2と、1/4波長板51とで構成されてい
る。
と、反射鏡M2と、1/4波長板51とで構成されてい
る。
【0058】感知器本体B5は、光源10と、偏光ビー
ムスプリッタPBS2、PBS3と、ビームエクスパン
ダ60と、45度回転子90と、演算部71と、光源監
視用受光器SE3と、煙検出用受光器SE4と、異常反
射検出用受光器SE5とを有する。
ムスプリッタPBS2、PBS3と、ビームエクスパン
ダ60と、45度回転子90と、演算部71と、光源監
視用受光器SE3と、煙検出用受光器SE4と、異常反
射検出用受光器SE5とを有する。
【0059】光源10は、発光ダイオード等のランダム
偏光光源、または半導体レーザー等の直線偏光光源であ
る。ただし、光源10が直線偏光光源である場合には、
光源出力光11の偏光軸を、光源監視用受光器SE3
と、偏光ビームスプリッタPBS2と、異常反射検出用
受光器SE5とを結ぶ直線に対して、0度を越え、45
度以下の角度で傾けて設置されている。すなわち、図6
中、光源出力光11の進行方向をy軸方向、感知器本体
B5から反射鏡M2へ向う方向をx軸とする3次元直交
座標において、光源出力光11の偏光ベクトルE11
は、x軸とz軸とを含む平面に対して平行であるとし、
かつ、光源監視用受光器SE3と、偏光ビームスプリッ
タPBS2と、異常反射検出用受光器SE5とを結ぶ直
線に対して、0度を越え、45度以下の角度で傾けて設
置され、透過光14を偏光ビームスプリッタPBS2に
入射させる。
偏光光源、または半導体レーザー等の直線偏光光源であ
る。ただし、光源10が直線偏光光源である場合には、
光源出力光11の偏光軸を、光源監視用受光器SE3
と、偏光ビームスプリッタPBS2と、異常反射検出用
受光器SE5とを結ぶ直線に対して、0度を越え、45
度以下の角度で傾けて設置されている。すなわち、図6
中、光源出力光11の進行方向をy軸方向、感知器本体
B5から反射鏡M2へ向う方向をx軸とする3次元直交
座標において、光源出力光11の偏光ベクトルE11
は、x軸とz軸とを含む平面に対して平行であるとし、
かつ、光源監視用受光器SE3と、偏光ビームスプリッ
タPBS2と、異常反射検出用受光器SE5とを結ぶ直
線に対して、0度を越え、45度以下の角度で傾けて設
置され、透過光14を偏光ビームスプリッタPBS2に
入射させる。
【0060】偏光ビームスプリッタPBS2は、上記3
次元直交座標において、光源出力光11の入射面と透過
光14の射出面とが、y軸と直交するように設けられ、
しかも反射光13の進行方向を、x軸とz軸とに対し
て、45度傾けて設置されている。
次元直交座標において、光源出力光11の入射面と透過
光14の射出面とが、y軸と直交するように設けられ、
しかも反射光13の進行方向を、x軸とz軸とに対し
て、45度傾けて設置されている。
【0061】偏光ビームスプリッタPBS2は、光源1
0から出射された光源出力光11をp波E11pとq波
E11qとに分解し、q波をそのまま通過させ、p波を
反射させるものである。すなわち、図6、図7中、光源
出力光11の偏光ベクトルE11を、q波E11qと、
p波E11pとに分解するものであり、p波E11pを
反射させ、光源監視用受光器SE3に向け、q波E11
qを反射せずにそのまま透過させ、45度回転子90に
導くものである。
0から出射された光源出力光11をp波E11pとq波
E11qとに分解し、q波をそのまま通過させ、p波を
反射させるものである。すなわち、図6、図7中、光源
出力光11の偏光ベクトルE11を、q波E11qと、
p波E11pとに分解するものであり、p波E11pを
反射させ、光源監視用受光器SE3に向け、q波E11
qを反射せずにそのまま透過させ、45度回転子90に
導くものである。
【0062】また、偏光ビームスプリッタPBS2は、
45度回転子90から入射する光46のp波E46を反
射させ、この反射されたp波E46を異常反射検出用受
光器SE5に向けるものである。
45度回転子90から入射する光46のp波E46を反
射させ、この反射されたp波E46を異常反射検出用受
光器SE5に向けるものである。
【0063】45度回転子90は、偏光を一定方向に4
5度回転させるものである。演算部71は、異常反射検
出用受光器SE5の出力値が、予め設定された閾値以上
になったときに、異常警報を出力し、この異常警報を火
災受信機REに送出するものである。
5度回転させるものである。演算部71は、異常反射検
出用受光器SE5の出力値が、予め設定された閾値以上
になったときに、異常警報を出力し、この異常警報を火
災受信機REに送出するものである。
【0064】なお、光源監視用受光器SE3は、光源監
視用受光器SE1と同様のものであり、煙検出用受光器
SE4は、煙検出用受光器SE2と同様のものであり、
また、偏光ビームスプリッタPBS3は、偏光ビームス
プリッタPBS1と同様のものである。
視用受光器SE1と同様のものであり、煙検出用受光器
SE4は、煙検出用受光器SE2と同様のものであり、
また、偏光ビームスプリッタPBS3は、偏光ビームス
プリッタPBS1と同様のものである。
【0065】次に、減光式煙感知器105の煙検出動作
について説明する。
について説明する。
【0066】まず、感知器本体B5から射出される光2
6と、光26が反射鏡M2によって反射されて感知器本
体B5に入射する光35の進行方向とを一致させる。感
知器本体B5から射出される光26は、偏光ビームスプ
リッタPBS3で反射され、ビームエクスパンダ60を
通過し、反射鏡M2に向う光であり、感知器本体B5に
入射する光35は、反射鏡M2で反射され、1/4波長
板51とビームエクスパンダ60とを通過し、偏光ビー
ムスプリッタPBS3に向う光である。
6と、光26が反射鏡M2によって反射されて感知器本
体B5に入射する光35の進行方向とを一致させる。感
知器本体B5から射出される光26は、偏光ビームスプ
リッタPBS3で反射され、ビームエクスパンダ60を
通過し、反射鏡M2に向う光であり、感知器本体B5に
入射する光35は、反射鏡M2で反射され、1/4波長
板51とビームエクスパンダ60とを通過し、偏光ビー
ムスプリッタPBS3に向う光である。
【0067】ここで、感知器本体B5から射出される光
26の進行方向がx軸であり、このx軸と直交する平面
内に、3次元直交座標のy軸、z軸が設定されており、
図6において、紙背から紙面に向う方向にy軸が設けら
れ、図6の紙面の下から上に向う方向にz軸が設けら
れ、すなわち図6の紙面右から左へ向う方向にx軸が設
けられている。
26の進行方向がx軸であり、このx軸と直交する平面
内に、3次元直交座標のy軸、z軸が設定されており、
図6において、紙背から紙面に向う方向にy軸が設けら
れ、図6の紙面の下から上に向う方向にz軸が設けら
れ、すなわち図6の紙面右から左へ向う方向にx軸が設
けられている。
【0068】光源出力光11は、偏光ビームスプリッタ
PBS2によって、p波E11pとq波E11pとに分
解される。つまり、光源出力光11の偏光ベクトルE1
1のp波成分E11pは、偏光ビームスプリッタPBS
2で反射し、その反射光13は光源監視用受光器SE3
に入射される。一方、光源出力光11の偏光ベクトルE
11のq波成分E11qは、偏光ビームスプリッタPB
S2をそのまま通過し、この通過光14は、45度回転
子90に向かう。なお、光源監視用受光器SE3の受光
出力値は、光源出力光11の強さに比例する。
PBS2によって、p波E11pとq波E11pとに分
解される。つまり、光源出力光11の偏光ベクトルE1
1のp波成分E11pは、偏光ビームスプリッタPBS
2で反射し、その反射光13は光源監視用受光器SE3
に入射される。一方、光源出力光11の偏光ベクトルE
11のq波成分E11qは、偏光ビームスプリッタPB
S2をそのまま通過し、この通過光14は、45度回転
子90に向かう。なお、光源監視用受光器SE3の受光
出力値は、光源出力光11の強さに比例する。
【0069】45度回転子90に入射した光14は、進
行方向を中心として一定の方向に45度旋光、すなわち
偏光方向を45度回転され、その偏光方向がz軸方向の
光15になる。ここで、光11の偏光ベクトルE11の
q波成分E11qに45度旋光した方向が上記z軸方向
になるように、偏光ビームスプリッタPBS2と光源1
0とを配置しておく。偏光ビームスプリッタPBS3へ
向かい、この偏光ビームスプリッタPBS3で全反射さ
れ、ビームエクスパンダ60に向かう。
行方向を中心として一定の方向に45度旋光、すなわち
偏光方向を45度回転され、その偏光方向がz軸方向の
光15になる。ここで、光11の偏光ベクトルE11の
q波成分E11qに45度旋光した方向が上記z軸方向
になるように、偏光ビームスプリッタPBS2と光源1
0とを配置しておく。偏光ビームスプリッタPBS3へ
向かい、この偏光ビームスプリッタPBS3で全反射さ
れ、ビームエクスパンダ60に向かう。
【0070】ビームエクスパンダ60でビーム径が拡げ
られた出射光26は、偏光がz軸方向の直線偏光であ
り、監視空間に向けて出射され、1/4波長板51を経
由し、反射鏡M2に向かう。
られた出射光26は、偏光がz軸方向の直線偏光であ
り、監視空間に向けて出射され、1/4波長板51を経
由し、反射鏡M2に向かう。
【0071】1/4波長板51は、反射鏡M2の近傍に
配置され、または、反射鏡M2に隣接して配置され、感
知器本体B5からの出射光26は、1/4波長板51の
光学軸に対して45度の偏光角度で1/4波長板51に
入射し、1/4波長板51の光学軸方向の偏光成分に1
/4波長の位相差が与えられ、円偏光27になり、反射
鏡M2で反射される。この反射光34は、円偏光である
が、入射光27とは進行方向に対して互いに逆回転にな
る。したがって、反射光34は、1/4波長板51を通
過すると、z軸と直交する直線偏光35になり、ビーム
エクスパンダ60に逆行し、ビーム径が狭められた後
に、偏光ビームスプリッタPBS3をそのまま通過し、
その透過光37は煙検出用受光器SE4に入射される。
配置され、または、反射鏡M2に隣接して配置され、感
知器本体B5からの出射光26は、1/4波長板51の
光学軸に対して45度の偏光角度で1/4波長板51に
入射し、1/4波長板51の光学軸方向の偏光成分に1
/4波長の位相差が与えられ、円偏光27になり、反射
鏡M2で反射される。この反射光34は、円偏光である
が、入射光27とは進行方向に対して互いに逆回転にな
る。したがって、反射光34は、1/4波長板51を通
過すると、z軸と直交する直線偏光35になり、ビーム
エクスパンダ60に逆行し、ビーム径が狭められた後
に、偏光ビームスプリッタPBS3をそのまま通過し、
その透過光37は煙検出用受光器SE4に入射される。
【0072】ここで、光源監視用受光器SE3の出力信
号の値は、光源出力光11の強さに比例し、煙検出用受
光器SE4の出力値は、監視空間に向けて出射され、煙
によって減衰して戻ったものである。したがって、演算
部71が、光源監視用受光器SE3の出力信号によって
煙検出用受光器SE4の出力信号を正規化する処理を実
行すれば、光源10による出力光量の変動の影響を排除
し、煙による減光を検出することができる。
号の値は、光源出力光11の強さに比例し、煙検出用受
光器SE4の出力値は、監視空間に向けて出射され、煙
によって減衰して戻ったものである。したがって、演算
部71が、光源監視用受光器SE3の出力信号によって
煙検出用受光器SE4の出力信号を正規化する処理を実
行すれば、光源10による出力光量の変動の影響を排除
し、煙による減光を検出することができる。
【0073】次に、図7に基づいて、感知器本体B5と
1/4波長板51との間に障害物RDが進入した場合の
動作について説明する。
1/4波長板51との間に障害物RDが進入した場合の
動作について説明する。
【0074】まず、感知器本体B5から射出した光26
が、障害物RDで吸光された場合、または障害物RDで
反射して感知器本体B5に戻らない場合、煙検出用受光
器SE4の出力信号の値が著しく低下するので、煙によ
る減光と同様な警報を発することができ、障害物RD背
後の煙を検出できない状況を阻止するように管理するこ
とができる。また、火災時の煙による煙検出用受光器S
E4の出力信号の値の低下は徐々に変化することに対
し、障害物RDによる煙検出用受光器SE4の出力信号
の値の低下は急激に変化するので、感知器本体B5と1
/4波長板51との間に障害物が進入したと判断するこ
とができる。煙検出用受光器SE4の出力の値の低下を
演算部71で監視し、その出力低下率が予め設定した閾
値以上になったときに、演算部71が異常警報信号を出
力し、この異常警報信号を火災受信機REに送出する。
なお、煙検出用受光器SE4の出力信号の値の急激な低
下を、電子回路によって監視するようにしてもよい。
が、障害物RDで吸光された場合、または障害物RDで
反射して感知器本体B5に戻らない場合、煙検出用受光
器SE4の出力信号の値が著しく低下するので、煙によ
る減光と同様な警報を発することができ、障害物RD背
後の煙を検出できない状況を阻止するように管理するこ
とができる。また、火災時の煙による煙検出用受光器S
E4の出力信号の値の低下は徐々に変化することに対
し、障害物RDによる煙検出用受光器SE4の出力信号
の値の低下は急激に変化するので、感知器本体B5と1
/4波長板51との間に障害物が進入したと判断するこ
とができる。煙検出用受光器SE4の出力の値の低下を
演算部71で監視し、その出力低下率が予め設定した閾
値以上になったときに、演算部71が異常警報信号を出
力し、この異常警報信号を火災受信機REに送出する。
なお、煙検出用受光器SE4の出力信号の値の急激な低
下を、電子回路によって監視するようにしてもよい。
【0075】火災受信機REが上記異常警報信号を受信
することによって、感知器本体B5と1/4波長板51
との間の監視空間に障害物RDが進入して光が戻ってこ
ないことを把握することができる。つまり、減光式煙感
知器105によれば、感知器本体B5と1/4波長板5
1との間に障害物RDが進入して光が戻ってこない場合
に、異常警報を出力するので、障害物RDの背後に煙が
発生してもその煙を感知できない状況にあることを、管
理者に知らせることができる。
することによって、感知器本体B5と1/4波長板51
との間の監視空間に障害物RDが進入して光が戻ってこ
ないことを把握することができる。つまり、減光式煙感
知器105によれば、感知器本体B5と1/4波長板5
1との間に障害物RDが進入して光が戻ってこない場合
に、異常警報を出力するので、障害物RDの背後に煙が
発生してもその煙を感知できない状況にあることを、管
理者に知らせることができる。
【0076】一方、障害物RDが反射物であって、反射
した光が感知器本体B5に戻った場合、その入射光43
は、感知器本体B5から射出した光26と同じ偏光方向
の直線偏光である。したがって、この場合、その入射光
43は、ビームエクスパンダ60でビーム径を狭められ
た後に、偏光ビームスプリッタPBS3で反射され、こ
の反射光45は、z軸方向の直線偏光になり、45度回
転子90に向かう。
した光が感知器本体B5に戻った場合、その入射光43
は、感知器本体B5から射出した光26と同じ偏光方向
の直線偏光である。したがって、この場合、その入射光
43は、ビームエクスパンダ60でビーム径を狭められ
た後に、偏光ビームスプリッタPBS3で反射され、こ
の反射光45は、z軸方向の直線偏光になり、45度回
転子90に向かう。
【0077】反射光45は、45度回転子90によっ
て、一定方向に45度旋光される。すなわち、その偏光
方向が進行方向を中心に一定方向に45度回転され、光
源10からの光14の偏光方向と直交する偏光方向の直
線偏光46になる。したがって、障害物RDからの反射
光46は、偏光ビームスプリッタPBS2で反射され、
その反射光47は異常反射検出用受光器SE5に入射さ
れる。この異常反射検出用受光器SE5の出力値を演算
部71が監視し、異常反射検出用受光器SE5の出力値
が予め設定された閾値以上になったときに、演算部71
が異常警報信号を出力し、この異常警報信号を火災受信
機REに送出する。なお、異常反射検出用受光器SE5
の出力信号の値の急激な増加を、電子回路によって監視
するようにしてもよい。
て、一定方向に45度旋光される。すなわち、その偏光
方向が進行方向を中心に一定方向に45度回転され、光
源10からの光14の偏光方向と直交する偏光方向の直
線偏光46になる。したがって、障害物RDからの反射
光46は、偏光ビームスプリッタPBS2で反射され、
その反射光47は異常反射検出用受光器SE5に入射さ
れる。この異常反射検出用受光器SE5の出力値を演算
部71が監視し、異常反射検出用受光器SE5の出力値
が予め設定された閾値以上になったときに、演算部71
が異常警報信号を出力し、この異常警報信号を火災受信
機REに送出する。なお、異常反射検出用受光器SE5
の出力信号の値の急激な増加を、電子回路によって監視
するようにしてもよい。
【0078】火災受信機REが上記異常警報信号を受信
することによって、感知器本体B5と1/4波長板51
との間の監視空間に反射性の障害物RDが進入し、光が
戻ってきたことを把握することができる。つまり、減光
式煙感知器105によれば、本体B5と1/4波長板5
1との間に反射性障害物RDが進入して光が戻ってきた
場合にも、異常警報を出力するので、反射性障害物RD
の背後に煙が発生してもその煙を感知できない状況にあ
ることを、管理者に知らせることができる。
することによって、感知器本体B5と1/4波長板51
との間の監視空間に反射性の障害物RDが進入し、光が
戻ってきたことを把握することができる。つまり、減光
式煙感知器105によれば、本体B5と1/4波長板5
1との間に反射性障害物RDが進入して光が戻ってきた
場合にも、異常警報を出力するので、反射性障害物RD
の背後に煙が発生してもその煙を感知できない状況にあ
ることを、管理者に知らせることができる。
【0079】なお、上記各実施例において、1/4波長
板50、51として、偏光方向を45度回転させる回転
子等、往復の偏光面が互いに直交する光学素子(往復偏
光面直交光学素子)を使用するようにしてもよい。ま
た、偏光ビームスプリッタPBS1、PBS2、PBS
3として、プリズム等の入射光の偏光成分によって進行
方向に差を与える光学素子等、他の偏光分解光学素子を
使用するようにしてもよい。
板50、51として、偏光方向を45度回転させる回転
子等、往復の偏光面が互いに直交する光学素子(往復偏
光面直交光学素子)を使用するようにしてもよい。ま
た、偏光ビームスプリッタPBS1、PBS2、PBS
3として、プリズム等の入射光の偏光成分によって進行
方向に差を与える光学素子等、他の偏光分解光学素子を
使用するようにしてもよい。
【0080】さらに、上記各実施例において、到来方向
にのみ光を反射するコーナーキューブプリズム等を、上
記反射鏡M1、M2として使用すれば、感知器本体B1
〜B5を上記コーナーキューブプリズム等に向ける操作
を実行するだけで、光軸調整が完了する。
にのみ光を反射するコーナーキューブプリズム等を、上
記反射鏡M1、M2として使用すれば、感知器本体B1
〜B5を上記コーナーキューブプリズム等に向ける操作
を実行するだけで、光軸調整が完了する。
【0081】
【発明の効果】請求項1、2に記載の発明によれば、反
射鏡で反射された光が、煙検出用受光素子に到達するま
での間で減衰することが少なく、また、反射鏡で反射さ
れた反射光が光源に照射されることによる悪影響をその
光源が受けることがないという効果を奏する。
射鏡で反射された光が、煙検出用受光素子に到達するま
での間で減衰することが少なく、また、反射鏡で反射さ
れた反射光が光源に照射されることによる悪影響をその
光源が受けることがないという効果を奏する。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、その監視
空間に反射性障害物が進入したときに、その反射性障害
物の存在を認識することができるという効果を奏する。
空間に反射性障害物が進入したときに、その反射性障害
物の存在を認識することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例である減光式煙感知器1
01を示す構成図である。
01を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例である減光式煙感知器1
02を示す構成図である。
02を示す構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例である減光式煙感知器1
03を示す構成図である。
03を示す構成図である。
【図4】減光式煙感知器103において、障害物RDが
監視空間に進入した場合を説明する図である。
監視空間に進入した場合を説明する図である。
【図5】本発明の第4の実施例である減光式煙感知器1
04を示す構成図である。
04を示す構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例である減光式煙感知器1
05を示す構成図であり、障害物が監視空間に進入しな
い場合を示す図である。
05を示す構成図であり、障害物が監視空間に進入しな
い場合を示す図である。
【図7】減光式煙感知器105を示す構成図であり、障
害物が監視空間に進入している場合を示す図である。
害物が監視空間に進入している場合を示す図である。
【図8】従来の減光式分離型煙感知100を示す図であ
る。
る。
101〜105…減光式煙感知器、 B1〜B5…感知器本体、 10…光源、 11…光源出力光、 22、26…感知器本体から射出される光、 30、35…感知器本体に入射する光、 40、43…障害物による反射光、 50、51…1/4波長板、 60…ビームエクスパンダ、 70、71…演算部、 80…差動増幅器、 81…基準電圧、 82…電流制御部、 90…45度回転子、 M1、M2…反射鏡、 RD…障害物、 SE1、SE3…光源監視用受光器、 SE2、SE4…煙検出用受光器、 SE5…異常反射検出用受光器、 PBS1、PBS2、PBS3…偏光ビームスプリッ
タ。
タ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 17/103 G01V 9/04 F
Claims (9)
- 【請求項1】 光源と煙検出用受光器とを具備する感知
器本体と、上記感知器本体の上記光源から放出された光
を上記感知器本体に向けて反射させる反射鏡とが設けら
れ、上記反射鏡で反射された光を上記感知器本体の上記
煙検出用受光器が受光し、上記感知器本体と上記反射鏡
との間に存在する煙によって減衰する上記煙検出用受光
器の受光量を測定することによって火災を感知する減光
式煙感知器において、 上記光源から入射する光を、偏光方向が互いに直交する
2つの偏光成分に分解し、それぞれ異なる2つの進行方
向を与え、そのいずれか一方を上記反射鏡に向けて放出
させ、上記光源からの光が進行する経路に設置され、ま
た上記感知器本体内に設けられている偏光分解光学素子
と;素子固有の直交光学軸方向の入射光偏光成分にπ/
2の位相差を与え、上記偏光分解光学素子から上記反射
鏡へ向けて放出される光が進行する経路に設置され、ま
た上記感知器本体内に設けられ、往復の偏光面が互いに
直交する光学素子である往復偏光面直交光学素子と;を
有し、上記光源から上記偏光分解光学素子と上記往復偏
光面直交光学素子とを経て放出された光が進行する経路
に、上記反射鏡が設置され、上記反射鏡で反射した光
は、上記往復偏光面直交光学素子と上記偏光分解光学素
子とを経由し、その進行経路には、上記煙検出用受光器
が設置されていることを特徴とする減光式煙感知器。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記往復偏光面直交光学素子は、上記感知器本体の外に
設けられていることを特徴とする減光式煙感知器。 - 【請求項3】 請求項1において、 上記往復偏光面直交光学素子が上記感知器本体の外に設
けられ、上記感知器本体と上記反射鏡との間に進入した
反射性障害物で反射した光のみを受光する異常反射検出
用受光器を有することを特徴とする減光式煙感知器。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3において、 上記光源からの光が照射される位置に、光源監視用受光
器が設けられていることを特徴とする減光式煙感知器。 - 【請求項5】 請求項4において、 上記光源監視用受光器を照射する光は、上記光源からの
光が上記偏光分解光学素子で分解され、放出された光の
一部の光であることを特徴とする減光式煙感知器。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5において、 上記光源監視用受光器が受光した量に応じて、上記光源
の光量を制御する光量制御手段を有することを特徴とす
る減光式煙感知器。 - 【請求項7】 請求項4または請求項5において、 上記光源監視用受光器が受光した量で、上記煙検出用受
光器の受光量を正規化する演算手段を有することを特徴
とする減光式煙感知器。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項にお
いて、 上記煙検出用受光器の受光量の単位時間当たりの低下量
が、予め設定された閾値以上であることを検出する手段
を有することを特徴とする減光式煙感知器。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか1項にお
いて、 上記反射鏡がコーナーキューブ型プリズムであることを
特徴とする減光式煙感知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137658A JPH11316283A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 減光式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137658A JPH11316283A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 減光式煙感知器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11316283A true JPH11316283A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=15203797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10137658A Pending JPH11316283A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 減光式煙感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11316283A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010523961A (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-15 | イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド | 検出装置 |
| CN104637234A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-05-20 | 中煤科工集团重庆研究院有限公司 | 基于激光散射测量原理的烟雾探测器检定装置及标定方法 |
| EP3319057A1 (en) * | 2016-11-02 | 2018-05-09 | ams AG | Integrated smoke detection device |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP10137658A patent/JPH11316283A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010523961A (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-15 | イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド | 検出装置 |
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