JPH11317143A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH11317143A
JPH11317143A JP12135598A JP12135598A JPH11317143A JP H11317143 A JPH11317143 A JP H11317143A JP 12135598 A JP12135598 A JP 12135598A JP 12135598 A JP12135598 A JP 12135598A JP H11317143 A JPH11317143 A JP H11317143A
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JP
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handle
arm
latch
engagement
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JP12135598A
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English (en)
Inventor
Teiji Kamata
禎治 鎌田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過電流が流れて回路を開いたトリップ状態で
作動する信号用接点を備えた回路遮断器の構造を簡略化
する。 【解決手段】 過電流が流れると、アーマチュア38が回
動してラッチ45を押動し、リンクアーム46の係合部57が
ラッチ45の係合受部53から外れ、可動接点31が固定接点
21から離間してトリップ状態となる。係合受部53から外
れた係合部57は、ラッチ45の第2の係合受部54に当接し
て押動する。ラッチ45の駆動部55は、マイクロスイッチ
71を押動し、トリップ状態を示す信号を出す。リンクア
ーム46の移動を第2の係合受部54で規制し、ハンドル42
を中立位置に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、負荷電流
が所定の値を越えた時に回路を遮断する回路遮断器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、負荷電流が所定の値を越えた時に
回路を遮断する回路遮断器が用いられている。そして、
この種の回路遮断機は、固定接点と、この固定接点に接
離される可動接点を備えたコンタクトアームと、過電流
引外し装置と、コンタクトアームを移動させる接点開閉
機構となどを備えている。そして、接点開閉機構は、操
作用および表示用のハンドルと、コンタクトアームを可
動接点から固定接点が離間する方向に付勢する付勢手段
と、過電流引外し装置に連動するラッチと、このラッチ
に係脱可能に係合されるリンクアームと、これらリンク
アーム、ハンドル、およびコンタクトアームを互いに連
結する複数のリンクとなどを備えている。
【0003】そして、回路が閉じたオン状態では、ラッ
チとリンクアームとの係合により、付勢手段の付勢力に
抗して、ハンドルおよびコンタクトアームの位置がリン
クを介して保持され、固定接点と可動接点とが接触した
状態に保持される。
【0004】一方、ハンドルを回動操作することによ
り、リンクを介してコンタクトアームを移動させ、固定
接点と可動接点とが離間したオフ状態となる。
【0005】さらに、オン状態で過電流が流れると、過
電流引外し装置のアーマチュアが回動し、ラッチを押動
して回動させ、ラッチとリンクアームとの係合を解除す
る。すると、付勢手段の付勢力に従い、コンタクトアー
ムが回動し、固定接点と可動接点とが離間して回路が遮
断されるとともに、リンクを介してハンドルが回動さ
れ、トリップ状態となる。
【0006】また、漏電遮断器などの回路遮断器では電
路を自動的に遮断した場合、使用設備に与える影響が大
きいものについて、監視所などに停電を警報する装置を
施設する必要がある。そこで、回路遮断器に信号用接点
を組み込むとともに、部品を追加し、過電流引外し装置
の作動に連動して信号用接点を駆動する機構を組み込ん
でいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、回
路遮断器に信号用接点を組み込むとともに、部品を追加
し、過電流引外し装置の作動に連動して信号用接点を駆
動する機構を組み込む構成では、メカニズムの構造が複
雑になり、部品点数が増えるなどの問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、過電流引外し装置に連動する信号用接点を備える
とともに、構造を簡略化できる回路遮断器を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回路遮断
器は、一対の端子と;一方の端子に電気的に接続される
固定接点と;他方の端子に電気的に接続される可動接点
を設けたコンタクトアームと;可動接点が固定接点から
離間する方向にコンタクトアームを付勢する付勢手段
と;回動可能なハンドルと;接点操作部を設けた信号用
接点と;過電流を検出して動作部を移動させる過電流引
外し装置と;コンタクトアームおよびハンドルに接続さ
れるとともに係合部を有したリンクアームと、係脱可能
にリンクアームの係合部を係合保持する係合受部および
信号用接点の接点操作部に対向する駆動部を設けたラッ
チとを備え、動作部の非移動時には、係合部と係合受部
とが係合し、コンタクトアームおよびハンドルの位置を
保持するとともに、動作部の移動時には、ラッチが移動
され、係合部と係合受部との係合が解除され、付勢手段
の付勢力に従うコンタクトアームおよびハンドルの移動
が許容され、かつ、駆動部が信号用接点の接点操作部を
操作するリンク機構と;を具備したものである。
【0010】そして、この構成では、ラッチの係合受部
にリンクアームの係合部が係合し、コンタクトアームお
よびハンドルの位置が保持されて、固定接点と可動接点
とが接触した状態では、回路が閉じたオン状態となる。
一方、オン状態で過電流が流れると、過電流引外し装置
の動作部が移動し、ラッチが移動して、係合部が係合受
部から外れる。すると、付勢手段の付勢手段に従いコン
タクトアームが回動し、固定接点と可動接点とが離間し
て回路が遮断され、過電流が流れて回路を開いたトリッ
プ状態となる。同時に、ラッチの駆動部が信号用接点の
接点操作部を操作し、信号の出力が可能になる。駆動部
は、ラッチに設けたので、部品点数が増加することもな
く、構造が簡略化される。
【0011】請求項2記載の回路遮断器は、請求項1記
載の回路遮断器において、ラッチは、係合受部から外れ
たリンクアームの係合部が当接して接点操作部の操作方
向に押動される第2の係合受部を備えたものである。
【0012】そして、この構成では、トリップ状態にお
いて、係合受部から外れたリンクアームが移動する力を
利用して、信号用接点の接点操作部を操作し、信号の出
力が可能になる。
【0013】請求項3記載の回路遮断器は、一対の端子
と;一方の端子に電気的に接続される固定接点と;他方
の端子に電気的に接続される可動接点を設けたコンタク
トアームと;可動接点が固定接点から離間する方向にコ
ンタクトアームを付勢する付勢手段と;回動可能なハン
ドルと;ハンドルをオフ位置に向かって付勢するハンド
ル付勢手段と;過電流を検出して動作部を移動させる過
電流引外し装置と;コンタクトアームおよびハンドルに
接続されるとともに係合部を有したリンクアームと、係
脱可能にリンクアームの係合部を係合保持する係合受部
およびこの係合受部から外れたリンクアームの係合部が
当接する第2の係合受部を設けたラッチとを備え、動作
部の非移動時には、係合部と係合受部とが係合し、コン
タクトアームおよびハンドルの位置を保持するととも
に、動作部の移動時には、ラッチが移動され、係合部と
係合受部との係合が解除され、付勢手段の付勢力に従う
コンタクトアームおよびハンドルの移動が許容され、か
つ、ラッチの係合受部から外れたリンクアームの係合部
がラッチの第2の係合受部に当接しハンドルを中間位置
で停止させるリンク機構と;を具備したものである。
【0014】そして、この構成では、ラッチの係合受部
にリンクアームの係合部が係合し、コンタクトアームお
よびハンドルの位置が保持されて、固定接点と可動接点
とが接触した状態では、回路が閉じたオン状態となる。
一方、オン状態で過電流が流れると、過電流引外し装置
の動作部が移動し、ラッチが移動して、係合部が係合受
部から外れる。すると、付勢手段の付勢手段に従いコン
タクトアームが回動し、固定接点と可動接点とが離間し
て回路が遮断され、過電流が流れて回路を開いたトリッ
プ状態となる。また、このトリップ状態で、ラッチの係
合受部から外れたリンクアームの係合部がラッチの第2
の係合受部に当接しハンドルを中間位置で停止させる。
第2の係合受部はラッチに設けたので、別個の機構を設
ける必要なく、部品点数が増加することがなく、ハンド
ルが中間位置で停止されてトリップ状態が示され、構造
が簡略化される。また、ハンドル付勢手段は、ハンドル
が中間位置で停止する方向に付勢力を加える必要がな
く、部品配置の自由度が高まる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回路遮断器の一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の回路遮断器の一実施の形態
を示す断面図、図2は回路遮断器の動作を示す説明図で
あり、(a)はオン状態、(b)はオフ状態、(c)は
トリップ状態である。また、図3は比較例の回路遮断器
の動作を示す説明図である。
【0017】そして、図1において、11は回路遮断器
で、この回路遮断器11は、筐体12を備え、この筐体12
は、それぞれ絶縁性を有するベース体14と蓋体15となど
を組み合わせて構成されている。なお、回路遮断器11
は、通常垂直な壁面に設置されるものであるが、以下、
筐体12を水平な平面状に載置した状態で説明する。
【0018】そして、この筐体12の一端部には、電源に
接続される単数あるいは複数の端子16が設けられている
ともに、筐体12の他端部には、負荷に接続される単数あ
るいは複数の端子17が設けられている。そして、一方の
端子16には、固定接点21が電気的に接続されている。ま
た、他方の端子17には、過電流引外し装置23が電気的に
接続され、この過電流引外し装置23には、接続線24を介
してコンタクトアーム26の先端側に設けた可動接点31が
電気的に接続されている。また、このコンタクトアーム
26は、支軸26a を中心に軸支され、接点開閉機構33によ
り回動され、可動接点31が固定接点21から接離されて、
回路が開閉される。
【0019】また、過電流引外し装置23は、過電流引外
し電磁石37と、可動鉄片である動作部としてのアーマチ
ュア38とを備え、回路に過電流が流れた時に、アーマチ
ュア38の被吸引部38a を過電流引外し電磁石37の吸引面
37a に吸引し、支軸38b を中心に回動させる。また、こ
のアーマチュア38は、図示しない付勢手段であるスプリ
ングにより、被吸引部38a が吸引面37a から離間する方
向に付勢されている。
【0020】また、接点開閉機構33は、可動接点31が固
定接点21から離間する方向にコンタクトアーム26を付勢
するコイルスプリングなどの弾性体である付勢手段41
と、支軸42a を中心に回動可能に軸支されたハンドル42
と、これらコンタクトアーム26とハンドル42とを接続す
るリンク機構44とを備えている。
【0021】そして、リンク機構44は、図1および図2
に示すように、ラッチ45、リンクアーム46、ハンドル側
リンク47、および開閉板48などを備えている。
【0022】そして、ラッチ45は、支軸45a を中心に回
動可能に軸支され、この支軸45a の近傍から、第1の片
部51と、この第1の片部51より長い第2の片部52とが延
設されている。そして、第1の片部51には、係合受部53
が形成されている。また、第2の片部52は、回動したア
ーマチュア38の押動部38c に押動されるとともに、係合
受部53の上側に位置して、第2の係合受部54が一体的に
延設され、さらに、先端部からは、駆動部55が一体的に
延設されている。
【0023】また、リンクアーム46は、長手方向の先端
部に、係合部57が形成され、基端部に、軸部58が形成さ
れているとともに、中間部に開閉板押動部59が形成され
ている。
【0024】また、ハンドル側リンク47は、上端部に設
けた軸部61がハンドル42に回動自在に連結されるととも
に、下端部に設けた軸部62がリンクアーム46の軸部58に
回動自在に連結されている。さらに、ハンドル側リンク
47の上端部近傍には、ばね受部63が形成され、このばね
受部63に、コイルスプリングなどの弾性体であるハンド
ル付勢手段65が接続されている。そして、このハンドル
付勢手段65の付勢力により、ハンドル42は、図1に示す
オン位置から反対側のオフ位置に向かって回動する方向
に付勢されている。
【0025】また、開閉板48は、上下に進退自在に支持
され、上側に向かい、リンクアーム46の開閉板押動部59
に当接するリンク当接部67が設けられているとともに、
下側に向かい、コンタクトアーム26の上面に当接するコ
ンタクトアーム当接部68が設けられている。
【0026】さらに、筐体12の内側には、信号用接点と
して例えばマイクロスイッチ71が取り付けられている。
そして、このマイクロスイッチ71に内蔵した接点を開閉
する接点操作部72は、ラッチ45の駆動部55に対向して配
置されている。そして、マイクロスイッチ71の端子73
は、電線を介して、監視所に設けた警報装置などに接続
されるようになっている。
【0027】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0028】まず、図1および図2(a)に示すよう
に、回路が閉じたオン(ON)状態では、ラッチ45の係
合受部53とリンクアーム46の係合部57とが係合して位置
決めされる。この状態で、付勢手段41の付勢力に抗し、
ハンドル側リンク47を介してハンドル42が回動されオン
位置に保持されるとともに、開閉板48を介してコンタク
トアーム26が押圧され、可動接点31が固定接点21に当接
した状態で保持される。
【0029】また、ハンドル42を回動してオフ(OF
F)状態とすると、図2(b)に示すように、ラッチ45
の係合受部53とリンクアーム46の係合部57とが係合した
まま、ハンドル側リンク47を介してリンクアーム46の軸
部58が引き上げられる。すると、付勢手段41の付勢力に
従い、開閉板48とともにコンタクトアーム26が上側に回
動し、可動接点31が固定接点21から離間して、回路が開
かれる。
【0030】一方、オン状態で過電流が流れると、過電
流引外し装置23のアーマチュア38の被吸引部38a が過電
流引外し電磁石37の吸引面37a に吸引され、アーマチュ
ア38が回動する。すると、このアーマチュア38の押動部
38c が第2の片部52を押動し、ラッチ45を回動させる。
この状態で、図2(c)に示すトリップ(TRIP)状
態となる。すなわち、リンクアーム46の係合部57はラッ
チ45の係合受部53から外れ、上側への回動が許容され
る。そこで、付勢手段41の付勢力に従い、開閉板48とと
もにコンタクトアーム26が上側に回動し、可動接点31が
固定接点21から離間して、回路が開かれる。
【0031】そして、このトリップ状態では、ハンドル
付勢手段65の付勢力に従い、ハンドル42がオフ位置側に
移動しようとするが、係合受部53から外れたリンクアー
ム46の係合部57は、ラッチ45の第2の係合受部54に係合
し、回動範囲が規制される。このため、ハンドル42は、
このリンクアーム46および開閉板48に支持されて、中立
位置すなわちトリップ位置で停止し、トリップ状態であ
ることが示される。
【0032】さらに、リンクアーム46の係合部57が第2
の係合受部54を押圧する力によりラッチ45は所定範囲で
回動し、先端部から延設した駆動部55が、マイクロスイ
ッチ71の接点操作部72を押動して接点を閉じ、トリップ
状態であることを示すようになっている。
【0033】このように、本実施の形態によれば、リン
クアーム46の係合部57がラッチ45の係合受部53から外れ
たトリップ状態で、ラッチ45の駆動部55がマイクロスイ
ッチ71の接点操作部(レバー)72を押動操作し、トリッ
プ状態を示す信号を外部に出力できる。
【0034】そして、マイクロスイッチ71の接点操作部
72を押動操作する駆動部55は、ラッチ45に一体的に設け
たため、別個に接点操作部72を押動操作するメカニズム
(追加部品)を備える必要がなく、部品点数が増加する
こともなく、通常の組み込み部品のみで構造を簡略化で
き、小形化および製造コストの低減が可能になる。
【0035】さらに、通常トリップ状態においてラッチ
とリンクアームとは解放状態となるが、本実施の形態で
は、トリップ状態において、係合受部53から外れたリン
クアーム46の係合部57がラッチ45の第2の係合受部54に
当接し、接点操作部72の操作方向に押動すなわち引き込
む力を利用して、マイクロスイッチ71の接点操作部72を
押動操作して、信号を出力できるため、別個に接点操作
部72を押動操作するメカニズムを備える必要がなく、部
品点数が増加することもなく、通常の組み込み部品のみ
で構造を簡略化でき、小形化および製造コストの低減が
可能になる。
【0036】加えて、トリップ状態において、係合受部
53から外れたリンクアーム46の係合部57が、ラッチ45
の、いわばハンドル中立位置用ストッパー部となる第2
の係合受部54に当接し、このリンクアーム46を介してハ
ンドル42をデッドポイントを越えないように保持し、中
間位置すなわちトリップ位置に停止させることができ
る。そこで、ハンドル42を中間位置に停止させる別個の
構造を設ける必要がなく、構造を簡略化できる。そし
て、このトリップ時ハンドル中立位置保持方法により、
ハンドル付勢手段65は、ハンドル42が中間位置で停止す
る方向に付勢力を加える必要がなく、部品配置の自由度
を高めることができる。
【0037】すなわち、図3に示す比較例のように、ハ
ンドル付勢手段65であるスプリングは、通常、ハンドル
42が中立の位置になる方向にテンションを加えるが、部
品配置のスペース上、あるいはメカニズムの構造上、図
3に示すようなハンドル付勢手段65の配置が制限される
場合にも、本実施の形態によれば、ハンドル42を中立位
置に保持できる。
【0038】なお、リンク機構44のラッチ45などは、種
々の形状を採ることができる。
【0039】図4は本発明の他の実施の形態を示す回路
遮断器の動作説明図、図5はこの回路遮断器の一部の説
明図である。
【0040】そして、これら図4および図5に示すよう
に、第2の係合受部54は、ラッチ45の中間位置にフック
状に一体に形成し、この第2の係合受部54にリンクアー
ム46の係合部57を係合させて、ラッチ45をマイクロスイ
ッチ71側に引き込むことができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の回路遮断器によれば、ラ
ッチの係合受部にリンクアームの係合部が係合し、コン
タクトアームおよびハンドルの位置が保持されて、固定
接点と可動接点とが接触した状態では、回路が閉じたオ
ン状態とできる。一方、オン状態で過電流が流れると、
過電流引外し装置の動作部が移動し、ラッチが移動し
て、係合部が係合受部から外れる。すると、付勢手段の
付勢手段に従いコンタクトアームが回動し、固定接点と
可動接点とを離間させて回路を遮断し、過電流が流れて
回路を開いたトリップ状態とできる。同時に、ラッチの
駆動部が信号用接点の接点操作部を操作し、信号を出力
できる。駆動部は、ラッチに設けたため、部品点数が増
加することもなく、構造を簡略化でき、小形化および製
造コストの低減が可能になる。
【0042】請求項2記載の回路遮断器によれば、請求
項1記載の効果に加え、トリップ状態において、係合受
部から外れたリンクアームの係合部がラッチの第2の係
合受部に当接し、接点操作部の操作方向に押動するた
め、係合受部から外れたリンクアームが移動する力を利
用して、信号用接点の接点操作部を操作し、信号を出力
できる。
【0043】請求項3記載の回路遮断器によれば、ラッ
チの係合受部にリンクアームの係合部が係合し、コンタ
クトアームおよびハンドルの位置が保持されて、固定接
点と可動接点とが接触した状態では、回路が閉じたオン
状態とできる。一方、オン状態で過電流が流れると、過
電流引外し装置の動作部が移動し、ラッチが移動して、
係合部が係合受部から外れる。すると、付勢手段の付勢
手段に従いコンタクトアームが回動し、固定接点と可動
接点とが離間して回路が遮断され、過電流が流れて回路
を開いたトリップ状態とできる。また、このトリップ状
態で、ラッチの係合受部から外れたリンクアームの係合
部がラッチの第2の係合受部に当接しハンドルを中間位
置で停止させることができる。そして、第2の係合受部
はラッチに設けたため、別個の機構を設ける必要なく、
部品点数が増加することがなく、ハンドルを中間位置で
停止させてトリップ状態を示すことができ、構造を簡略
化できる。また、ハンドル付勢手段は、ハンドルが中間
位置で停止する方向に付勢力を加える必要がなく、部品
配置の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路遮断器の一実施の形態を示す断面
図である。
【図2】同上回路遮断器の動作を示す説明図である。 (a)はオン状態 (b)はオフ状態 (c)はトリップ状態
【図3】比較例の回路遮断器の動作を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す回路遮断器の動
作説明図である。
【図5】同上回路遮断器の一部の説明図である。
【符号の説明】
11 回路遮断器 16,17 端子 21 固定接点 23 過電流引外し装置 26 コンタクトアーム 31 可動接点 38 動作部としてのアーマチュア 41 付勢手段 42 ハンドル 44 リンク機構 45 ラッチ 46 リンクアーム 53 係合受部 54 第2の係合受部 55 駆動部 57 係合部 65 ハンドル付勢手段 71 信号用接点としてのマイクロスイッチ 72 接点操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の端子と;一方の端子に電気的に接
    続される固定接点と;他方の端子に電気的に接続される
    可動接点を設けたコンタクトアームと;可動接点が固定
    接点から離間する方向にコンタクトアームを付勢する付
    勢手段と;回動可能なハンドルと;接点操作部を設けた
    信号用接点と;過電流を検出して動作部を移動させる過
    電流引外し装置と;コンタクトアームおよびハンドルに
    接続されるとともに係合部を有したリンクアームと、係
    脱可能にリンクアームの係合部を係合保持する係合受部
    および信号用接点の接点操作部に対向する駆動部を設け
    たラッチとを備え、動作部の非移動時には、係合部と係
    合受部とが係合し、コンタクトアームおよびハンドルの
    位置を保持するとともに、動作部の移動時には、ラッチ
    が移動され、係合部と係合受部との係合が解除され、付
    勢手段の付勢力に従うコンタクトアームおよびハンドル
    の移動が許容され、かつ、駆動部が信号用接点の接点操
    作部を操作するリンク機構と;を具備したことを特徴と
    する回路遮断器。
  2. 【請求項2】 ラッチは、係合受部から外れたリンクア
    ームの係合部が当接して接点操作部の操作方向に押動さ
    れる第2の係合受部を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 一対の端子と;一方の端子に電気的に接
    続される固定接点と;他方の端子に電気的に接続される
    可動接点を設けたコンタクトアームと;可動接点が固定
    接点から離間する方向にコンタクトアームを付勢する付
    勢手段と;回動可能なハンドルと;ハンドルをオフ位置
    に向かって付勢するハンドル付勢手段と;過電流を検出
    して動作部を移動させる過電流引外し装置と;コンタク
    トアームおよびハンドルに接続されるとともに係合部を
    有したリンクアームと、係脱可能にリンクアームの係合
    部を係合保持する係合受部およびこの係合受部から外れ
    たリンクアームの係合部が当接する第2の係合受部を設
    けたラッチとを備え、動作部の非移動時には、係合部と
    係合受部とが係合し、コンタクトアームおよびハンドル
    の位置を保持するとともに、動作部の移動時には、ラッ
    チが移動され、係合部と係合受部との係合が解除され、
    付勢手段の付勢力に従うコンタクトアームおよびハンド
    ルの移動が許容され、かつ、ラッチの係合受部から外れ
    たリンクアームの係合部がラッチの第2の係合受部に当
    接しハンドルを中間位置で停止させるリンク機構と;を
    具備したことを特徴とする回路遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113725043A (zh) * 2020-05-26 2021-11-30 三菱电机株式会社 电路断路器
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