JPH11317602A - 交差回路 - Google Patents

交差回路

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JPH11317602A
JPH11317602A JP10122222A JP12222298A JPH11317602A JP H11317602 A JPH11317602 A JP H11317602A JP 10122222 A JP10122222 A JP 10122222A JP 12222298 A JP12222298 A JP 12222298A JP H11317602 A JPH11317602 A JP H11317602A
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JP
Japan
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filter
waveguide
intersection
frequency
pass filter
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JP10122222A
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English (en)
Inventor
Moriyasu Miyazaki
守▲泰▼ 宮▲崎▼
Hidemasa Ohashi
英征 大橋
Hisafumi Yoneda
尚史 米田
Shuji Urasaki
修治 浦崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させることなく、同一平面内で交差させる
交差回路を得る。 【解決手段】 第1の導波路11〜9〜11と、この第
1の導波路とは異なる周波数の電波が伝搬する第2の導
波路12〜9〜12と、上記第1の導波路と第2の導波
路とが同一面内で交差する交差部9と、この交差部の両
側の交差部から所定の距離だけ離れた位置の上記第1の
導波路内にそれぞれ設けられ、上記第1の導波路を伝搬
する電波を通過し、上記第2の導波路を伝搬する電波を
遮断する第1のフィルタ11と、上記交差部の両側の上
記交差部から所定の距離だけ離れた位置の上記第2の導
波路内にそれぞれ設けられ、上記第2の導波路を伝搬す
る電波を通過し、上記第1の導波路を伝搬する電波を遮
断する第2のフィルタ12と、を備えた交差回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてVHF
帯、UHF帯、マイクロ波帯、およびミリ波帯の複数の
周波数の電波を送受信するアンテナの給電回路や電力分
配合成回路等で使用される交差回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図30は例えば特開平5−299906
号公報に示された従来の交差回路を示す概略構成図であ
る。図において45および46は相互に幅広面を対向さ
せて重ねられた第1および第2の誘電体基板、47は誘
電体基板45のうち誘電体基板46とは逆側の面に導体
膜を密着して形成された第1の接地導体、48は誘電体
基板46のうち誘電体基板45とは逆側の面に導体膜を
密着して形成された第2の接地導体、49は誘電体基板
45と誘電体基板46の間に設けられ、且つ誘電体基板
45と誘電体基板46の両方に密着して形成された第3
の接地導体である。
【0003】50は誘電体基板45の内部に設けられ、
接地導体47および接地導体49と略平行に配置された
第1のストリップ導体、51は誘電体基板46の内部に
設けられ、接地導体48および接地導体49と略平行に
配置された第2のストリップ導体、52は誘電体基板4
5、接地導体47、49およびストリップ導体50から
なる第1のトリプレート線路、53は誘電体基板46、
接地導体48、49およびストリップ導体51とからな
る第2のトリプレート線路、P1およびP2はトリプレ
ート線路52の端子、P3およびP4はトリプレート線
路53の端子である。トリプレート線路52と53は、
接地導体49を隔てて、相互に交差するように配置され
ている。
【0004】次に動作原理について説明する。今、周波
数f1の電波が端子P1からトリプレート線路52に入
射すると、この電波は接地導体49の働きによりトリプ
レート線路53には結合せず、端子P2からとりだされ
る。同様に、f1とは異なる周波数f2の電波が端子P
3からトリプレート線路53に入射すると、この電波は
接地導体49の働きによりトリプレート線路52には結
合せず、端子P4からとりだされる。このように、図3
0に示す従来の交差回路は、異なる周波数の電波が伝搬
する2本のトリプレート線路を相互に結合させずに交差
させる交差回路としての機能を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の交差回路は以上
のように構成されているので、トリプレート線路52と
53を別の層として構成し積み重ねる必要があり、回路
が厚くなる問題があった。また、回路を多層構造とする
必要があるため、製作方法が複雑となり、製造コストが
高くなるという問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、薄形で、且つ低価格な交差回路
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、第1の導波路と、この第1の導波路とは異なる
周波数の電波が伝搬する第2の導波路と、上記第1の導
波路と第2の導波路とが同一面内で交差する交差部と、
この交差部の両側の交差部から所定の距離だけ離れた位
置の上記第1の導波路内にそれぞれ設けられ、上記第1
の導波路を伝搬する電波を通過し、上記第2の導波路を
伝搬する電波を遮断する第1のフィルタと、上記交差部
の両側の上記交差部から所定の距離だけ離れた位置の上
記第2の導波路内にそれぞれ設けられ、上記第2の導波
路を伝搬する電波を通過し、上記第1の導波路を伝搬す
る電波を遮断する第2のフィルタと、を備えたことを特
徴とする交差回路にある。
【0008】またこの発明は、交差部が4本の導波路を
並列接続し、上記交差部から見た第1のフィルタの入力
インピーダンスが、上記第2の導波路を伝搬する電波の
周波数において無限大となるように上記交差部と上記第
1のフィルタの間の間隔を設定し、上記交差部から見た
第2のフィルタの入力インピーダンスが、上記第1の導
波路を伝搬する電波の周波数において無限大となるよう
に上記交差部と上記第2のフィルタの間の間隔を設定し
たことを特徴とする交差回路にある。
【0009】またこの発明は、交差部が4本の導波路を
直列接続し、上記交差部から見た第1のフィルタの入力
インピーダンスが、上記第2の導波路を伝搬する電波の
周波数において0となるように上記交差部と上記第1の
フィルタの間の間隔を設定し、上記交差部から見た第2
のフィルタの入力インピーダンスが、上記第1の導波路
を伝搬する電波の周波数において0となるように上記交
差部と上記第2のフィルタの間の間隔を設定したことを
特徴とする交差回路にある。
【0010】またこの発明は、第1のフィルタおよび第
2のフィルタは帯域通過フィルタであることを特徴とす
る交差回路にある。
【0011】またこの発明は、第1の導波路を伝搬する
電波の周波数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数よ
り低く設定された交差回路において、上記第1の導波路
に設けられる第1のフィルタは低域通過フィルタであ
り、上記第2の導波路に設けられる第2のフィルタは高
域通過フィルタであることを特徴とする交差回路にあ
る。
【0012】またこの発明は、第1の導波路を伝搬する
電波の周波数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数よ
り低く設定された交差回路において、上記第1の導波路
に設けられる第1のフィルタは低域通過フィルタであ
り、上記第2の導波路に設けられる第2のフィルタは帯
域通過フィルタであることを特徴とする交差回路にあ
る。
【0013】またこの発明は、第1の導波路を伝搬する
電波の周波数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数よ
り低く設定された交差回路において、上記第1の導波路
に設けられる第1のフィルタは帯域通過フィルタであ
り、上記第2の導波路に設けられる第2のフィルタは高
域通過フィルタであることを特徴とする交差回路にあ
る。
【0014】またこの発明は、第1のフィルタおよび第
2のフィルタは帯域阻止フィルタであることを特徴とす
る交差回路にある。
【0015】またこの発明は、第1のフィルタおよび第
2のフィルタは一方が帯域通過フィルタであり他方が帯
域阻止フィルタであることを特徴とする交差回路にあ
る。
【0016】またこの発明は、第1の導波路を伝搬する
電波の周波数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数よ
り低く設定された交差回路において、上記第1の導波路
に設けられる第1のフィルタは低域通過フィルタであ
り、上記第2の導波路に設けられる第2のフィルタは帯
域阻止フィルタであることを特徴とする交差回路にあ
る。
【0017】またこの発明は、第1の導波路を伝搬する
電波の周波数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数よ
り低く設定された交差回路において、上記第1の導波路
に設けられる第1のフィルタは帯域阻止フィルタであ
り、上記第2の導波路に設けられる第2のフィルタは高
域通過フィルタであることを特徴とする交差回路にあ
る。
【0018】またこの発明は、それぞれ異なる周波数の
電波を伝搬する複数の導波路と、上記導波路が同一面内
で交差する交差部と、各導波路ごとに交差部の両側の交
差部からそれぞれ所定の距離だけ離れた位置の上記各導
波路内にそれぞれ設けられた、それぞれ自身の導波路を
伝搬する電波を通過させ、他の導波路を伝搬する電波を
遮断するフィルタと、を備えたことを特徴とする交差回
路にある。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
一実施の形態による交差回路を示す概略構成図で(a)は
上面図、(b)は側面図、図2は図1の回路の等価回路、
図3は通過特性を示した図である。図1および図2にお
いて、1は誘電体基板、2は誘電体基板1の一方の画に
導体膜を密着して形成された接地導体、3a〜3cおよ
び4a〜4cは誘電体基板1の他方の面に導体膜を密着
して形成された両端開放のストリップ導体、5は誘電体
基板1の他方の面に導体膜を密着して形成された十字形
ストリップ導体、6は誘電体基板1の他方の面に導体膜
を密着して形成された入出力ストリップ導体、7a〜7
cは誘電体基板1、接地導体2、およびストリップ導体
3a〜3cから成る共振器、8a〜8cは誘電体基板
1、接地導体2、およびストリップ導体4a〜4cから
成る共振器である。
【0020】9は誘電体基板1、接地導体2および十字
形ストリップ導体5から成るマイクロストリップ線路構
造の十字形交差部、10は誘電体基板1、接地導体2お
よび入出力ストリップ導体6から成るマイクロストリッ
プ線路構造の入出力線路、11は共振器7a〜7c、十
字形交差部9および入出力線路10から成るマイクロス
トリップ線路構造の第1の帯域通過フィルタ、12は共
振器8a〜8c、十字形交差部9および入出力線路10
から成るマイクロストリップ線路構造の第2の帯域通過
フィルタ、P1〜P4は入出力端子である。
【0021】第1の帯域通過フィルタ11および第2の
帯域通過フィルタ12は、おのおの2個づつ設けられ、
同じもの同志が十字形交差部9を中心にして対向するよ
うに配置されている。また、共振器7a〜7cおよび共
振器8a〜8cは略1/2波長の長さを有し、隣接共振
器同志あるいは共振器と入出力線路10が略1/4波長
に渡って対向するように略平行に配置されている。
【0022】次に動作原理について説明する。今、共振
器7a〜7cが同一の周波数f1で共振するものとすれ
ば、周波数f1では共振状態にある3個の共振器は相互
に強く結合する。このため、端子P1への入射波は共振
器7a〜7cを通って交差部9から取り出される。さら
に、交差部9へ取り出された電波は交差部9と端子P2
の間の共振器7a〜7cを通って端子P2から取り出さ
れる。一方、f1以外の周波数では、共振器7a〜7c
相互の結合は非常に弱く、入出力端子P1、P2、ある
いは交差部9から第1の帯域通過フィルタ11への入射
波はその電力のほとんどが反射される。
【0023】同様に、共振器8a〜8cが同一の周波数
f2で共振するものとすれば、周波数f2では共振状態
にある3個の共振器は相互に強く結合する。このため、
端子P3への入射波は共振器8a〜8cを通って交差部
9から取り出される。さらに、交差部9へ取り出された
電波は交差部9と端子P4の間の共振器8a〜8cを通
って端子P4から取り出される。一方、f2以外の周波
数では、共振器8a〜8c相互の結合は非常に弱く、入
出力端子P3、P4、あるいは交差部9から第2の帯域
通過フィルタ12への入射波はその電力のほとんどが反
射される。
【0024】このとき、図1の交差回路は、図2の等価
回路で示されるように第1の帯域通過フィルタ11と第
2の帯域通過フィルタ12は交差部9を交差点として相
互に並列接続された回路構成のため、交差部9から見た
第2の帯域通過フィルタ12の入力インピーダンスが周
波数f1において無限大となるように第2の帯域通過フ
ィルタ12から交差部9までの電気長θ2を設定するこ
とにより、端子P1から入射して第1の帯域通過フィル
タ11を通過した周波数f1の入射波は、第2の帯域通
過フィルタ12の影響による反射を生じることなく、且
つ、第2の帯域通過フィルタ12の減衰特性の効果によ
り端子P3および端子P4には結合せず、全ての電力が
端子P2から取り出される。
【0025】同様に、交差部9から見た第1の帯域通過
フィルタ11の入力インピーダンスが周波数f2におい
て無限大となるように第1の帯域通過フィルタ11から
交差部9までの距離θ1を設定することにより、端子P
3から入射して第2の帯域通過フィルタ12を通過した
周波数f2の入射波は、第1の帯域通過フィルタ11の
影響による反射を生じることなく、且つ、第1の帯域通
過フィルタ11の減衰特性の効果により端子P1および
端子P2には結合せず、全ての電力が端子P4から取り
出される。
【0026】従って、図1の交差回路の各端子間の通過
特性は図3に示すようになる。このように、図1に示す
交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数の電波
を伝搬する2本のマイクロストリップ線路を相互に結合
させずに交差させる交差回路としての機能を有する。
【0027】以上のように、図1に示す交差回路は、異
なる周波数の電波を伝搬する2本のマイクロストリップ
線路を相互に結合させることなく、同一平面内にフォト
エッチング等により構成できるため、小形、薄形でかつ
低価格なものが得易いなどの利点を有する。
【0028】実施の形態2.図4はこの発明の別の実施
の形態による交差回路を示す概略構成図、図5はその等
価回路である。図4および図5において、13a、13
bおよび14a、14bは略1/2波長の導波管共振
器、15a〜15cおよび16a〜16cは誘導性アイ
リス、17は導波管共振器13aおよび13bと、誘導
性アイリス15a〜15cから成る第1の導波管形帯域
通過フィルタ、18は導波管共振器14aおよび14b
と、誘導性アイリス16a〜16cから成る第2の導波
管形帯域通過フィルタ、19は導波管十字形交差部、2
0は入出力導波管、P1〜P4は入出力端子である。第
1の帯域通過フィルタ17および第2の帯域通過フィル
タ18は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が
十字形交差部19を中心にして対向するように配置され
ている。
【0029】次に動作原理について説明する。今、共振
器13aと13bが同一の周波数f1で共振するものと
すれば、周波数f1では共振状態にある2個の共振器は
誘導性アイリス15a〜15cを介して隣接する共振
器、十字形交差部19、あるいは入出力導波管20と相
互に強く結合する。このため、端子P1への入射波は共
振器13aおよび13bを通って交差部19から取り出
される。さらに、交差部19へ取り出された電波は交差
部19と端子P2の間の共振器13aおよび13cを通
って端子P2から取り出される。一方、f1以外の周波
数では、共振器13aと13b相互の結合は非常に弱
く、入出力端子P1、P2、あるいは交差部19から第
1の帯域通過フィルタ17への入射波はその電力のほと
んどが反射される。
【0030】同様に、共振器14aと14bが同一の周
波数f2で共振するものとすれば、周波数f2では共振
状態にある2個の共振器は相互に強く結合する。このた
め、端子P3への入射波は共振器14aと14bを通っ
て交差部19から取り出される。さらに、交差部19へ
取り出された電波は交差部19と端子P4の間の共振器
14aと14bを通って端子P4から取り出される。一
方、f2以外の周波数では、共振器14aと14b相互
の結合は非常に弱く、入出力端子P3、P4、あるいは
交差部19から第2の帯域通過フィルタ18への入射波
はその電力のほどんどが反射される。
【0031】このとき、図4の交差回路は、図5の等価
回路で示されるように第1の帯域通過フィルタ17と第
2の帯域通過フィルタ18が交差部19を交差点として
相互に直列接続された回路構成のため、交差部19から
見た第2の帯域通過フイルタ18の入力インピーダンス
が周波数f1において0となるように第2の帯域通過フ
ィルタ18から交差部19までの電気長θ4を設定する
ことにより、端子P1から入射して第1の帯域通過フィ
ルタ17を通過した周波数f1の入射波は、第2の帯域
通過フィルタ18の影響による反射を生じることなく、
且つ、第2の帯域通過フィルタ18の減衰特性の効果に
より端子P3および端子P4には結合せず、全ての電力
が端子P2から取り出される。
【0032】同様に、交差部19から見た第1の帯域通
過フィルタ17の入力インピーダンスが周波数f2にお
いて0となるように第1の帯域通過フィルタ17から交
差部19までの電気長θ3を設定することにより、端子
P3から入射して第2の帯域通過フィルタ18を通過し
た周波数f2の入射波は、第1の帯域通過フィルタ17
の影響による反射を生じることなく、且つ、第1の帯域
通過フィルタ17の減衰特性の効果により端子P1およ
び端子P2には結合せず、全ての電力が端子P4から取
り出される。
【0033】従って、図4の交差回路の各端子間の通過
特性は図1の場合と同様に図3に示すようになる。この
ように、図4に示す交差回路は、同一面内に設けられて
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波管を相互に結
合させずに交差させる交差回路としての機能を有する。
【0034】以上のように、図4に示す交差回路は、異
なる周波数の電波を伝搬する2本の導波管を相互に結合
させることなく、同一平面内に一体加工により構成でき
るため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなどの
利点を有する。
【0035】実施の形態3.図6はこの発明の別の実施
の形態による交差回路を示す概略構成図で(a)は上面
図、(b)は側面図、図7は図6の回路の等価回路、図8
は通過特性を示した図である。図6および図7におい
て、1〜10、およびP1〜P4は図1に示したものと
同じもの、21a〜21cは誘電体基板1の他方の面に
導体膜を密着して形成された幅広のストリップ導体、2
2aと22bは誘電体基板1の他方の面に導体膜を密着
して形成された幅狭のストリップ導体、23a〜23c
は誘電体基板1、接地導体2、およびストリップ導体2
1a〜21cから成るマイクロストリップ線路の低イン
ピーダンス区間、24aと24bは誘電体基板1、接地
導体2、およびストリップ導体22aと22bから成る
マイクロストリップ線路の高インピーダンス区間、25
は低インピーダンス区間23a〜23c、および高イン
ピーダンス区間24aと24bから成るマイクロストリ
ップ線路構造の低域通過フィルタである。
【0036】26a〜26dは誘電体基板1の他方の面
に導体膜を密着して形成されたスタブ状ストリップ導
体、27はストリップ導体26a〜26dの一端を短絡
するスルーホール、28a〜28dは誘電体基板1、接
地導体2、ストリップ導体26a〜26d、およびスル
ーホール27から成るマイクロストリップ線路の先端短
絡スタブ、29a〜29eはストリップ導体間のギャッ
プ、30は先端短絡スタブ28a〜28eおよびギャッ
プ29a〜29eから成るマイクロストリップ線路構造
の高域通過フィルタである。低域通過フィルタ25およ
び高域通過フィルタ30は、おのおの2個づつ設けら
れ、同じもの同志が十字形交差部を中心にして対向する
ように配置されている。
【0037】次に動作原理について説明する。低インピ
ーダンス区間23a〜23cは主として並列キャパシ
タ、高インピーダンス区間24aおよび24bは主とし
て直列インダクタとして働く。このため、2つの周波数
f1とf2に対してf1<f2とすると、低インピーダ
ンス区間23a〜23cと、高インピーダンス区間24
aおよび24bの線路幅を所定の値に設定することによ
り、フィルタ25は周波数f1の電波を通過させ、周波
数f2の電波を遮断する低域通過フィルタとして動作す
る。
【0038】また、先端短絡スタブ28a〜28dは主
として並列インダクタ、ギャップ29a〜29eは主と
して直列キャパシタとして働く。このため、先端短絡ス
タブ28a〜28dの長さあるいは幅と、ギャップ29
a〜29eの幅を所定の値に設定することにより、フィ
ルタ30は周波数f1の電波を遮断し、周波数f2の電
波を通過させる高域通過フィルタとして動作する。
【0039】このとき、端子P1への周波数f1の入射
波はフィルタ25を通って交差部9から取り出される。
さらに、交差部9へ取り出された電波は交差部9と端子
P2の問のフィルタ25を通って端子P2から取り出さ
れる。同様に、端子P3への周波数f2の入射波はフィ
ルタ30を通って交差部9から取り出される。さらに、
交差部9へ取り出された電波は交差部9と端子P4の問
のフィルタ30を通って端子P4から取り出される。
【0040】このとき、図6の交差回路は、図7の等価
回路で示されるように低域通過フィルタ25と高域通過
フィルタ30が交差部9を交差点として相互に並列接続
された回路構成のため、交差部9から見た高域通過フィ
ルタ30の入力インピーダンスが周波数f1において無
限大となるように高域通過フィルタ30から交差部9ま
での電気長θ2を設定することにより、端子P1から入
射して低域通過フィルタ25を通過した周波数f1の入
射波は、高域通過フィルタ30の影響による反射を生じ
ることなく、且つ、高域通過フィルタ12の減衰特性の
効果により端子P3および端子P4には結合せず、全て
の電力が端子P2から取り出される。
【0041】同様に、交差部9から見た低域通過フィル
タ25の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように低域通過フィルタ25から交差部9まで
の距離θ1を設定することにより、端子P3から入射し
て高域通過フィルタ30を通過した周波数f2の入射波
は、低域通過フィルタ25の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、低域通過フィルタ11の減衰特性の効果
により端子P1および端子P2には結合せず、全ての電
力が端子P4から取り出される。
【0042】従って、図6の交差回路の各端子間の通過
特性は図8に示すようになる。このように、図6に示す
交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数の電波
を伝搬する2本のマイクロストリップ線路を相互に結合
させずに交差させる交差回路としての機能を有する。
【0043】以上のように、図6に不す交差回路は、異
なる周波数の電波を伝搬する2本のマイクロストリップ
線路を相互に結合させることなく、同一平面内にフォト
エッチング等により構成できるため、小形、薄形でかつ
低価格なものが得易いなどの利点を有する。
【0044】実施の形態4.図9はこの発明の別の実施
の形態による交差回路を示す等価回路である。図におい
て19およびP1〜P4は図5の場合と同様のもの、3
1は周波数f1の電波を通過させ、周波数f2の電波を
遮断する低域通過フィルタ、32は周波数f2の電波を
通過させ、周波数f1の電波を遮断する高域通過フィル
タである。低域通過フィルタ31および高域通過フィル
タ32は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が
十字形交差部19を中心にして対向するように配置さ
れ、交差部19を交差点として相互に直列接続されてい
る。
【0045】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部19から見た高域通過フィルタ
32の入力インピーダンスが周波数f1において0とな
るように高域通過フィルタ32から交差部19までの電
気長θ4を設定することにより、端子P1から入射して
低域通過フィルタ31を通過した周波数f1の入射波
は、高域通過フィルタ32の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、高域通過フィルタ32の減衰特性の効果
により端子P3および端子P4には結合せず、全ての電
力が端子P2から取り出される。
【0046】同様に、交差部19から見た低域通過フィ
ルタ31の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように低域通過フィルタ31から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して高域通過フィルタ32を通過した周波数f2の入射
波は、低域通過フィルタ31の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、低域通過フィルタ31の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0047】従って、図9の交差回路の各端子間の通過
特性は図6の場合と同様に図8に示すようになる。この
ように、図9に示す交差回路は、同一面内に設けられて
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させずに交差させる交差回路としての機能を有する。
【0048】以上のように、図9に示す交差回路は、異
なる周波数の電波を伝搬する2本の導波管を相互に結合
させることなく、同一平面内に一体加工により構成でき
るため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなどの
利点を有する。
【0049】実施の形態5.図10はこの発明の別の実
施の形態による交差回路を示す概略構成図で(a)は上面
図、(b)は側面図、図11は図10の回路の等価回路、
図12は通過特性を示した図である。図10および図1
1において、1〜12、およびP1〜P4は図1の場合
と同じもの、21〜25は図6の場合と同じものであ
る。低域通過フィルタ25および帯域通過フィルタ12
は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が十字形
交差部9を中心にして対向するように配置されている。
【0050】次に動作原理について説明する。図10の
交差回路は、図11の等価回路で示されるように低域通
過フィルタ25と帯域通過フィルタ12が交差部9を交
差点として相互に並列接続された回路構成のため、交差
部9から見た帯域通過フィルタ12の入力インピーダン
スが周波数f1において無限大となるように帯域通過フ
ィルタ12から交差部9までの電気長θ2を設定するこ
とにより、端子P1から入射して低域通過フィルタ25
を通過した周波数f1の入射波は、帯域通過フィルタ1
2の影響による反射を生じることなく、且つ、帯域通過
フィルタ12の減衰特性の効果により端子P3および端
子P4には結合せず、全ての電力が端子P2から取り出
される。
【0051】同様に、交差部9から見た低域通過フィル
タ25の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように低域通過フィルタ25から交差部9まで
の距離θ1を設定することにより、端子P3から入射し
て帯域通過フィルタ12を通過した周波数f2の入射波
は、低域通過フィルタ25の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、低域通過フィルタ25の減衰特性の効果
により端子P1および端子P2には結合せず、全ての電
力が端子P4から取り出される。
【0052】従って、図10の交差回路の各端子間の通
過特性は図12に示すようになる。このように、図10
に示す交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数
の電波を伝搬する2本のマイクロストリップ線路を相互
に結合させずに交差させる交差回路としての機能を有す
る。
【0053】以上のように、図10に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本のマイクロストリッ
プ線路を相互に結合させることなく、同一平面内にフォ
トエッチング等により構成できるため、小形、薄形でか
つ低価格なものが得易いなどの利点を有する。
【0054】実施の形態6.図13はこの発明の別の実
施の形態による交差回路を示す等価回路である。図にお
いて19、31、およびP1〜P4は図9の場合と同じ
もの、33は周波数f2の電波を通過させる帯域通過フ
ィルタである。低域通過フィルタ31および帯域通過フ
ィルタ33は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同
志が十字形交差部19を中心にして対向するように配置
され、交差部19を交差点として相互に直列接続されて
いる。
【0055】次に動作原理について説明する。今、交差
部19から見た帯域通過フィルタ33の入力インピーダ
ンスが周波数f1において0となるように帯域通過フィ
ルタ33から交差部19までの電気長θ4を設定するこ
とにより、端子P1から入射して低域通過フィルタ31
を通過した周波数f1の入射波は、帯域通過フィルタ3
3の影響による反射を生じることなく、且つ、帯域通過
フィルタ33の減衰特性の効果により端子P3および端
子P4には結合せず、全ての電力が端子P2から取り出
される。
【0056】同様に、交差部19から見た低域通過フィ
ルタ31の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように低域通過フィルタ31から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して帯域通過フィルタ33を通過した周波数f2の入射
波は、低域通過フィルタ31の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、低域通過フィルタ31の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0057】従って、図13の交差回路の各端子間の通
過特性は図10の場合と同様に図12に示すようにな
る。このように、図13に示す交差回路は、同一面内に
設けられて異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させずに交差させる交差回路としての機能
を有する。
【0058】以上のように、図13に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0059】実施の形態7.図14はこの発明の別の実
施の形態による交差回路を示す等価回路である。図にお
いて9、11、P1〜P4は図1および図2の場合と同
じもの、30は図6および図7の場合と同じものであ
る。帯域通過フィルタ11および高域通過フィルタ30
は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が十字形
交差部9を中心にして対向するように配置され、交差部
9を交差点として相互に並列接統されている。
【0060】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部9から見た高域通過フィルタ3
0の入力インピーダンスが周波数f1において無限大と
なるように高域通過フィルタ30から交差部9までの電
気長θ2を設定することにより、端子P1から入射して
帯域通過フィルタ11を通過した周波数f1の入射波
は、高域通過フィルタ30の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、高域通過フィルタ30の減衰特性の効果
により端子P3および端子P4には結合せず、全ての電
力が端子P2から取り出される。
【0061】同様に、交差部9から見た帯域通過フィル
タ11の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように帯域通過フィルタ11から交差部9まで
の電気長θ1を設定することにより、端子P3から入射
して高域通過フィルタ30を通過した周波数f2の入射
波は、帯域通過フィルタ11の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域通過フィルタ11の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0062】従って、図14の交差回路の各端子間の通
過特性は図15に示すようになる。このように、図14
に示す交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数
の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結合させずに交
差させる交差回路としての機能を有する。
【0063】以上のように、図14に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0064】実施の形態8.図16はこの発明の別の実
施の形態による交差回路を示す等価回路である。図にお
いて19、32、P1〜P4は図9の場合と同じもの、
34は周波数f1の電波を通過させ、周波数f2の電波
を遮断する帯域通過フィルタである。帯域通過フィルタ
34および高域通過フィルタ32は、おのおの2個づつ
設けられ、同じもの同志が十字形交差部19を中心にし
て対向するように配置され、交差部19を交差点として
相互に直列接続されている。
【0065】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部19から見た高域通過フィルタ
32の入力インピーダンスが周波数f1において0とな
るように高域通過フィルタ32から交差部19までの電
気長θ4を設定することにより、端子P1から入射して
帯域通過フィルタ34を通過した周波数f1の入射波
は、高域通過フィルタ32の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、高域域通過フィルタ32の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0066】同様に、交差部19から見た帯域通過フィ
ルタ34の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように帯域通過フィルタ34から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して高域通過フィルタ32を通過した周波数f2の入射
波は、帯域通過フィルタ34の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域通過フィルタ34の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0067】従って、図16の交差回路の各端子間の通
過特性は図14の場合と同様に図15に示すようにな
る。このように、図16に示す交差回路は、同一面内に
設けられて異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させずに交差させる交差回路としての機能
を有する。
【0068】以上のように、図16に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0069】実施の形態9.図17はこの発明の別の実
施の形態による交差回路を示す概略構成図で(a)は上面
図、(b)は側面図、図18は図17の回路の等価回路、
図19は通過特性を示した図である。図17および図1
8において、1〜10、およびP1〜P4は図1の場合
と同じもの、27は図6の場合と同じもの、35a〜3
5c、36a〜36cは誘電体基板1の他方の面に導体
膜を密着して形成された略1/4波長のストリップ導
体、38a〜38cは誘電体基板1と接地導体2とスル
ーホール27とストリップ導体35a〜35cから成る
略1/4波長のマイクロストリップ線路、39a〜39
cは誘電体基板1と接地導体2とスルーホール27とス
トリップ導体36a〜36cから成る略1/4波長のマ
イクロストリップ線路である。
【0070】37は交差部9から端子P1あるいはP2
に向かって入出力線路10まで延在するマイクロストリ
ップ線路、40は交差部9から端子P3あるいはP4に
向かって入出力線路10まで延在するマイクロストリッ
プ線路、41はマイクロストリップ線路38a〜38c
と37から成る第1の帯域阻止フィルタ、42はマイク
ロストリップ線路39a〜39cと40から成る第2の
帯域阻止フィルタである。第1の帯域阻止フィルタ41
および第2の帯域阻止フィルタ42は、おのおの2個づ
つ設けられ、同じもの同志が十字形交差部9を中心にし
て対向するように配置されている。
【0071】次に動作原理について説明する。今、マイ
クロストリップ線路38a〜38cがマイクロストリッ
プ線路37との結合容量と相まって、同一の周波数f2
で直列共振するものとすれば、周波数f2ではこれら3
箇所の直列共振の効果により、端子P1への入射波はそ
の電力のほとんどが反射される。一方、f2以外の周波
数では、マイクロストリップ線路38a〜38cとマイ
クロストリップ線路37は非常に弱く、入出力端子P1
から第1の帯域阻止フィルタ41への入射波はマイクロ
ストリップ線路37、交差部9、マイクロストリップ線
路37の順に通過して入出力端子P2から取り出され
る。
【0072】同様に、マイクロストリップ線路39a〜
39cがマイクロストリップ線路40との結合容量と相
まって、同一の周波数f1で直列共振するものとすれ
ば、周波数f1ではこれら3箇所の直列共振の効果によ
り、端子P3への入射波はその電力のほとんどが反射さ
れる。一方、f1以外の周波数では、マイクロストリッ
プ線路39a〜39cとマイクロストリップ線路40は
非常に弱く、入出力端子P3から第2の帯域阻止フィル
タ42への入射波はマイクロストリップ線路40、交差
部9、マイクロストリップ線路40の順に通過して入出
力端子P4から取り出される。
【0073】このとき、図17の交差回路は、図18の
等価回路で示されるように帯域阻止フィルタ41と42
が交差部9を交差点として相互に並列接統された回路構
成のため、交差部9から見た帯域阻止フィルタ42の入
力インピーダンスが周波数f1において無限大となるよ
うに帯域阻止フィルタ42から交差部9までの電気長θ
2を設定することにより、端子P1から入射して帯域阻
止フィルタ41を通過した周波数f1の入射波は、帯域
阻止フィルタ42の影響による反射を生じることなく、
且つ、帯域阻止フィルタ42の減衰特性の効果により端
子P3および端子P4には結合せず、全ての電力が端子
P2から取り出される。
【0074】同様に、交差部9から見た帯域阻止フィル
タ42の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように帯域阻止フィルタ41から交差部9まで
の距離θ1を設定することにより、端子P3から入射し
て帯域阻止フィルタ42を通過した周波数f2の入射波
は、帯域阻止フィルタ41の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、帯域阻止フィルタ41の減衰特性の効果
により端子P1および端子P2には結合せず、全ての電
力が端子P4から取り出される。
【0075】従って、図17の交差回路の各端子間の通
過特性は図19に示すようになる。このように、図17
に示す交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数
の電波を伝搬する2本のマイクロストリップ線路を相互
に結合させずに交差させる交差回路としての機能を有す
る。
【0076】以上のように、図17に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本のマイクロストリッ
プ線路を相互に結合させることなく、同一平面内にフォ
トエッチング等により構成できるため、小形、薄形でか
つ低価格なものが得易いなどの利点を有する。
【0077】実施の形態10.図20はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて、19およびP1〜P4は図9の場合と同じも
の、43は少なくとも周波数f1の電波を通過し、周波
数f2の電波を遮断する帯域阻止フィルタ、44は少な
くとも周波数f2の電波を通過し、周波数f1の電波を
遮断する帯域阻止フィルタである。帯域阻止フィルタ4
3および44は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの
同志が十字形交差部19を中心にして対向するように配
置され、交差部19を交差点として相互に直列接続され
ている。
【0078】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部19から見た帯域阻止フィルタ
44の入力インピーダンスが周波数f1において0とな
るように帯域阻止フィルタ44から交差部19までの電
気長θ4を設定することにより、端子P1から入射して
帯域阻止フィルタ43を通過した周波数f1の入射波
は、帯域阻止フィルタ44の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、帯域阻止過フィルタ44の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0079】同様に、交差部19から見た帯域阻止フィ
ルタ43の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように帯域阻止フィルタ43から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して帯域阻止フィルタ44を通過した周波数f2の入射
波は、帯域阻止フィルタ43の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域阻止フィルタ43の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0080】従って、図20の交差回路の各端子間の通
過特性は図17の場合と同様に図19に示すようにな
る。このように、図20に示す交差回路は、同一面内に
設けられて異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させずに交差させる交差回路としての機能
を有する。
【0081】以上のように、図20に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0082】実施の形態11.図21はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて9、25、P1〜P4は図6および図7の場合と
同じもの、42は図17および図18の場合と同じもの
である。低域通過フィルタ25および帯域阻止フィルタ
42は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が十
字形交差部9を中心にして対向するように配置され、交
差部9を交差点として相互に並列接続されている。
【0083】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部9から見た帯域阻止フィルタ4
2の入力インピーダンスが周波数f1において無限大と
なるように帯域阻止フィルタ42から交差部9までの電
気長θ2を設定することにより、端子P1から入射して
低域通過フィルタ25を通過した周波数f1の入射波
は、帯域阻止フィルタ42の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、帯域阻止過フィルタ42の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0084】同様に、交差部9から見た低域通過フィル
タ25の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように低域通過フィルタ25から交差部9まで
の電気長θ1を設定することにより、端子P3から入射
して帯域阻止フィルタ42を通過した周波数f2の入射
波は、低域通過フィルタ25の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、低域通過フィルタ25の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0085】従って、図21の交差回路の各端子間の通
過特性は図22に示すようになる。このように、図21
に示す交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数
の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結合させずに交
差させる交差回路としての機能を有する。
【0086】以上のように、図21に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0087】実施の形態12.図23はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて19、31、P1〜P4は図9の場合と同じも
の、44は図20の場合と同じものである。低域通過フ
ィルタ31および帯域阻止フィルタ44は、おのおの2
個づつ設けられ、同じもの同志が十字形交差部19を中
心にして対向するように配置され、交差部19を交差点
として相互に直列接続されている。
【0088】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部19から見た帯域阻止フィルタ
44の入力インピーダンスが周波数f1において0とな
るように帯域阻止フィルタ44から交差部19までの電
気長θ4を設定することにより、端子P1から入射して
低域通過フィルタ31を通過した周波数f1の入射波
は、帯域阻止フィルタ44の影響による反射を生じると
となく、且つ、帯域阻止過フィルタ44の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0089】同様に、交差部19から見た低域通過フィ
ルタ31の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように低域通過フィルタ31から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して帯域阻止フィルタ44を通過した周波数f2の入射
波は、低域通過フィルタ31の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、低域通過フィルタ31の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0090】従って、図23の交差回路の各端子間の通
過特性は図21の場合と同様に図22に示すようにな
る。このように、図23に示す交差回路は、同一面内に
設けられて異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させずに交差させる交差回路としての機能
を有する。
【0091】以上のように、図23に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0092】実施の形態13.図24はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて9、11、P1〜P4は図1および図2の場合と
同じもの、42は図17および図18の場合と同じもの
である。帯域通過フィルタ11および帯域阻止フィルタ
42は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が十
字形交差部9を中心にして対向するように配置され、交
差部9を交差点として相互に並列接続されている。
【0093】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差蔀9から見た帯域阻止フィルタ4
2の入力インピーダンスが周波数f1において無限大と
なるように帯域阻止フィルタ42から交差部9までの電
気長θ2を設定することにより、端子P1から入射して
帯域通過フィルタ11を通過した周波数f1の入射波
は、帯域阻止フィルタ42の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、帯域阻止過フィルタ42の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0094】同様に、交差部9から見た帯域通過フィル
タ11の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように帯域通過フィルタ11から交差部9まで
の電気長θ1を設定することにより、端子P3から入射
して帯域阻止フィルタ42を通過した周波数f2の入射
波は、帯域通過フィルタ11の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域通過フィルタ11の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0095】従って、図24の交差回路の各端子間の通
過特性は図25に示すようになる。このように、図24
に示す交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数
の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結合させずに交
差させる交差回路としての機能を有する。
【0096】以上のように、図24に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0097】実施の形態14.図26はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて19,34,P1〜P4は図16の場合と同じも
の、44は図20の場合と同じものである。帯域通過フ
ィルタ34および帯域阻止フィルタ44は、おのおの2
個づつ設けられ、同じもの同志が十字形交差部19を中
心にして対向するように配置され、交差部19を交差点
として相互に直列接続されている。
【0098】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部19から見た帯域阻止フィルタ
44の入力インピーダンスが周波数f1において0とな
るように帯域阻止フィルタ44から交差部19までの電
気長θ4を設定することにより、端子P1から入射して
帯域通過フィルタ34を通過した周波数f1の入射波
は、帯域阻止フィルタ44の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、帯域阻止過フィルタ44の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0099】同様に、交差部19から見た帯域通過フィ
ルタ34の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように帯域通過フィルタ34から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して帯域阻止フィルタ44を通過した周波数f2の入射
波は、帯域通過フィルタ34の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域通過フィルタ34の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0100】従って、図26の交差回路の各端子間の通
過特性は図24の場合と同様に図25に示すようにな
る。このように、図26に示す交差回路は、同一面内に
設けられて異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させずに交差させる交差回路としての機能
を有する。
【0101】以上のように、図26に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0102】実施の形態15.図27はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて9、30、P1〜P4は図6および図7の場合と
同じもの、41は図17および図18の場合と同じもの
である。高域通過フィルタ30および帯域阻止フィルタ
41は、おのおの2個づつ設けられ、同じもの同志が十
字形交差部9を中心にして対向するように配置され、交
差部9を交差点として相互に並列接続されている。
【0103】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部9から見た高域通過フィルタ3
0の入力インピーダンスが周波数f1において無限大と
なるように高域通過フィルタ30から交差部9までの電
気長θ2を設定することにより、端子P1から入射して
帯域阻止フィルタ41を通過した周波数f1の入射波
は、高域通過フィルタ30の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、高域通過フィルタ30の減衰特性の効果
により端子P3および端子P4には結合せず、全ての電
力が端子P2から取り出される。
【0104】同様に、交差部9から見た帯域阻止フィル
タ41の入力インピーダンスが周波数f2において無限
大となるように帯域阻止フィルタ41から交差部9まで
の電気長θ1を設定することにより、端子P3から入射
して高域通過フィルタ30を通過した周波数f2の入射
波は、帯域阻止フィルタ41の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域阻止フィルタ41の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0105】従って、図27の交差回路の各端子間の通
過特性は図28に示すようになる。このように、図27
に示す交差回路は、同一面内に設けられて異なる周波数
の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結合させずに交
差させる交差回路としての機能を有する。
【0106】以上のように、図27に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0107】実施の形態16.図29はこの発明の別の
実施の形態による交差回路を示す等価回路である。図に
おいて19、32、P1〜P4は図9の場合と同じも
の、43は図20の場合と同じものである。高域通過フ
ィルタ32および帯域阻止フィルタ43は、おのおの2
個づつ設けられ、同じもの同志が十字形交差部19を中
心にして対向するように配置され、交差部19を交差点
として相互に直列接続されている。
【0108】次に動作原理について説明する。今、f1
<f2とすると、交差部19から見た高域通過フイ。ル
タ32の入力インピーダンスが周波数f1において0と
なるように高域通過フィルタ32から交差部19までの
電気長θ4を設定することにより、端子P1から入射し
て帯域阻止フィルタ43を通過した周波数f1の入射波
は、高域通過フィルタ32の影響による反射を生じるこ
となく、且つ、高域通過過フィルタ32の減衰特性の効
果により端子P3および端子P4には結合せず、全ての
電力が端子P2から取り出される。
【0109】同様に、交差部19から見た帯域阻止フィ
ルタ43の入力インピーダンスが周波数f2において0
となるように帯域阻止フィルタ43から交差部19まで
の電気長θ3を設定することにより、端子P3から入射
して高域通過フィルタ32を通過した周波数f2の入射
波は、帯域阻止フィルタ43の影響による反射を生じる
ことなく、且つ、帯域阻止フィルタ43の減衰特性の効
果により端子P1および端子P2には結合せず、全ての
電力が端子P4から取り出される。
【0110】従って、図29の交差回路の各端子間の通
過特性は図27の場合と同様に図28に示すようにな
る。このように、図29に示す交差回路は、同一面内に
設けられて異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路
を相互に結合させずに交差させる交差回路としての機能
を有する。
【0111】以上のように、図29に示す交差回路は、
異なる周波数の電波を伝搬する2本の導波路を相互に結
合させることなく、同一平面内に一体加工により構成で
きるため、小形、薄形でかつ低価格なものが得易いなど
の利点を有する。
【0112】なお、上記各実施の形態では交差部で交差
する2つの導波路で2つの異なる周波数を電波を相互に
結合させることなく伝搬させるものについて説明した
が、例えば3つ以上の場合であっても、交差部からそれ
ぞれ所定の距離だけ離れた位置に自身の導波路を伝搬す
る電波を通過させ、他の導波路を伝搬する電波を遮断す
るようにフィルタを設けた3つ以上の導波路を設けるこ
とにより、3以上の異なる周波数の電波を相互に結合さ
せることなく交差させて伝搬させる交差回路を実現する
ことができる。
【0113】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、第1の
導波路と、この第1の導波路とは異なる周波数の電波が
伝搬する第2の導波路と、上記第1の導波路と第2の導
波路とが同一面内で交差する交差部と、この交差部の両
側の交差部から所定の距離だけ離れた位置の上記第1の
導波路内にそれぞれ設けられ、上記第1の導波路を伝搬
する電波を通過し、上記第2の導波路を伝搬する電波を
遮断する第1のフィルタと、上記交差部の両側の上記交
差部から所定の距離だけ離れた位置の上記第2の導波路
内にそれぞれ設けられ、上記第2の導波路を伝搬する電
波を通過し、上記第1の導波路を伝搬する電波を遮断す
る第2のフィルタと、を備えたことを特徴とする交差回
路としたので、異なる周波数の電波を伝搬する2本の導
波路を相互に結合させることなく、同一平面内に一体加
工により構成でき、小形、薄形でかつ低価格な交差回路
が得られるという効果を有する。
【0114】また、交差部が4本の導波路を並列接続
し、上記交差部から見た第1のフィルタの入力インピー
ダンスが、上記第2の導波路を伝搬する電波の周波数に
おいて無限大となるように上記交差部と上記第1のフィ
ルタの間の間隔を設定し、上記交差部から見た第2のフ
ィルタの入力インピーダンスが、上記第1の導波路を伝
搬する電波の周波数において無限大となるように上記交
差部と上記第2のフィルタの間の間隔を設定したことを
特徴とする交差回路としたので、異なる周波数の電波を
伝搬する2本の導波路を相互に結合させることなく、同
一平面内に一体加工により構成でき、小形、薄形でかつ
低価格な交差回路が得られるという効果を有する。ま
た、並列接統の交差回路において反射特性の良好なもの
が得られるという効果を有する。
【0115】また、交差部が4本の導波路を直列接続
し、上記交差部から見た第1のフィルタの入力インピー
ダンスが、上記第2の導波路を伝搬する電波の周波数に
おいて0となるように上記交差部と上記第1のフィルタ
の間の間隔を設定し、上記交差部から見た第2のフィル
タの入力インピーダンスが、上記第1の導波路を伝搬す
る電波の周波数において0となるように上記交差部と上
記第2のフィルタの間の間隔を設定したことを特徴とす
る交差回路としたので、異なる周波数の電波を伝搬する
2本の導波路を相互に結合させることなく、同一平面内
に一体加工により構成でき、小形、薄形でかつ低価格な
交差回路が得られるという効果を有する。また、直列接
続の交差回路において反射特性の良好なものが得られる
という効果を有する。
【0116】また、第1のフィルタおよび第2のフィル
タは帯域通過フィルタであることを特徴とする交差回路
としたので、上記と同様の効果を有するとともに、帯域
通過フィルタの機能を有する交差回路が得られるという
効果がある。
【0117】また、第1の導波路を伝搬する電波の周波
数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定
された交差回路において、上記第1の導波路に設けられ
る第1のフィルタは低域通過フィルタであり、上記第2
の導波路に設けられる第2のフィルタは高域通過フィル
タであることを特徴とする交差回路としたので、上記効
果を有するとともに、低域通過フィルタおよび高域通過
フィルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られると
いう効果がある。
【0118】また、第1の導波路を伝搬する電波の周波
数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定
された交差回路において、上記第1の導波路に設けられ
る第1のフィルタは低域通過フィルタであり、上記第2
の導波路に設けられる第2のフィルタは帯域通過フィル
タであることを特徴とする交差回路としたので、上記効
果を有するとともに、低域通過フィルタおよび帯域通過
フィルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られると
いう効果がある。
【0119】また、第1の導波路を伝搬する電波の周波
数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定
された交差回路において、上記第1の導波路に設けられ
る第1のフィルタは帯域通過フィルタであり、上記第2
の導波路に設けられる第2のフィルタは高域通過フィル
タであることを特徴とする交差回路としたので、上記効
果を有するとともに、帯域通過フィルタおよび高域通過
フィルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られると
いう効果がある。
【0120】また、第1のフィルタおよび第2のフィル
タは帯域阻止フィルタであることを特徴とする交差回路
としたので、上記効果を有するとともに、帯域阻止フィ
ルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られるという
効果がある。
【0121】また、第1のフィルタおよび第2のフィル
タは一方が帯域通過フィルタであり他方が帯域阻止フィ
ルタであることを特徴とする交差回路としたので、上記
効果を有するとともに、帯域通過フィルタおよび帯域阻
止フィルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られる
という効果がある。
【0122】また、第1の導波路を伝搬する電波の周波
数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定
された交差回路において、上記第1の導波路に設けられ
る第1のフィルタは低域通過フィルタであり、上記第2
の導波路に設けられる第2のフィルタは帯域阻止フィル
タであることを特徴とする交差回路としたので、上記効
果を有するとともに、低域通過フィルタおよび帯域阻止
フィルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られると
いう効果がある。
【0123】また、第1の導波路を伝搬する電波の周波
数が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定
された交差回路において、上記第1の導波路に設けられ
る第1のフィルタは帯域阻止フィルタであり、上記第2
の導波路に設けられる第2のフィルタは高域通過フィル
タであることを特徴とする交差回路としたので、上記効
果を有するとともに、帯域阻止フィルタおよび帯域高域
フィルタの機能を有し、低損失な交差回路が得られると
いう効果がある。
【0124】また、それぞれ異なる周波数の電波を伝搬
する複数の導波路と、上記導波路が同一面内で交差する
交差部と、各導波路ごとに交差部の両側の交差部からそ
れぞれ所定の距離だけ離れた位置の上記各導波路内にそ
れぞれ設けられた、それぞれ自身の導波路を伝搬する電
波を通過させ、他の導波路を伝搬する電波を遮断するフ
ィルタと、を備えたことを特徴とする交差回路としたの
で、3本以上の導波路に対して、上記の発明と同様の交
差回路が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による交差回路を示
す概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による交差回路の等
価回路を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による交差回路の特
性を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による交差回路を示
す概略構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による交差回路の等
価回路を示す図である。
【図6】 この発明の実樺の形態3による交差回路を示
す概略構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による交差回路の等
価回路を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による交差回路の特
性を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による交差回路の等
価回路を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による交差回路を
示す概略構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による交差回路の
等価回路を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による交差回路の
特性を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による交差回路の
等価回路を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による交差回路の
等価回路を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態7による交差回路の
特性を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態8による交差回路の
等価回路を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態9による交差回路を
示す概略構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態9による交差回路の
等価回路を示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態9による交差回路の
特性を示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態10による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態11による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態11による交差回路
の特性を示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態12による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態13による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態13による交差回路
の特性を示す図である。
【図26】 この発明の実施の形態14による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図27】 この発明の実施の形態15による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図28】 この発明の実施の形態15による交差回路
の特性を示す図である。
【図29】 この発明の実施の形態16による交差回路
の等価回路を示す図である。
【図30】 従来の交差回路を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 誘電体基板、2 接地導体、3a〜3c,4a〜4
c ストリップ導体、5 十字形ストリップ導体、6
入出力ストリップ導体、7a〜7c,8a〜8c 共振
器、9,19 十字形交差部、10 入出力線路、1
1,12,33,34 帯域通過フィルタ、13a,1
3b,14a,14b 導波管共振器、15a〜15
c,16a〜16c 誘導性アイリス、17,18 導
波管形帯域通過フィルタ、20 入出力導波管、21a
〜21c 幅広のストリップ導体、22a,22b 幅
狭のストリップ導体、23a〜23c 低インピーダン
ス区間、24a,24b 高インピーダンス区間、2
5,31 低域通過フィルタ、26a〜26d スタブ
状ストリップ導体、27 スルーホール、28a〜28
d先端短絡スタブ、29a〜29e ギャップ、30,
32 高域通過フィルタ、35a〜35c,36a〜3
6c 略1/4波長のストリップ導体、37,40 マ
イクロストリップ線路、38a〜38c,39a〜39
c 略1/4波長のマイクロストリップ線路、41,4
2,43,44 帯域阻止フィルタ、P1〜P4 入出
力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦崎 修治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導波路と、この第1の導波路とは
    異なる周波数の電波が伝搬する第2の導波路と、上記第
    1の導波路と第2の導波路とが同一面内で交差する交差
    部と、この交差部の両側の交差部から所定の距離だけ離
    れた位置の上記第1の導波路内にそれぞれ設けられ、上
    記第1の導波路を伝搬する電波を通過し、上記第2の導
    波路を伝搬する電波を遮断する第1のフィルタと、上記
    交差部の両側の上記交差部から所定の距離だけ離れた位
    置の上記第2の導波路内にそれぞれ設けられ、上記第2
    の導波路を伝搬する電波を通過し、上記第1の導波路を
    伝搬する電波を遮断する第2のフィルタと、を備えたこ
    とを特徴とする交差回路。
  2. 【請求項2】 交差部が4本の導波路を並列接続し、上
    記交差部から見た第1のフィルタの入力インピーダンス
    が、上記第2の導波路を伝搬する電波の周波数において
    無限大となるように上記交差部と上記第1のフィルタの
    間の間隔を設定し、上記交差部から見た第2のフィルタ
    の入力インピーダンスが、上記第1の導波路を伝搬する
    電波の周波数において無限大となるように上記交差部と
    上記第2のフィルタの間の間隔を設定したことを特徴と
    する請求項1に記載の交差回路。
  3. 【請求項3】 交差部が4本の導波路を直列接続し、上
    記交差部から見た第1のフィルタの入力インピーダンス
    が、上記第2の導波路を伝搬する電波の周波数において
    0となるように上記交差部と上記第1のフィルタの間の
    間隔を設定し、上記交差部から見た第2のフィルタの入
    力インピーダンスが、上記第1の導波路を伝搬する電波
    の周波数において0となるように上記交差部と上記第2
    のフィルタの間の間隔を設定したことを特徴とする請求
    項1に記載の交差回路。
  4. 【請求項4】 第1のフィルタおよび第2のフィルタは
    帯域通過フィルタであることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の交差回路。
  5. 【請求項5】 第1の導波路を伝搬する電波の周波数が
    第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定され
    た交差回路において、上記第1の導波路に設けられる第
    1のフィルタは低域通過フィルタであり、上記第2の導
    波路に設けられる第2のフィルタは高域通過フィルタで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の交差回路。
  6. 【請求項6】 第1の導波路を伝搬する電波の周波数が
    第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定され
    た交差回路において、上記第1の導波路に設けられる第
    1のフィルタは低域通過フィルタであり、上記第2の導
    波路に設けられる第2のフィルタは帯域通過フィルタで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の交差回路。
  7. 【請求項7】 第1の導波路を伝搬する電波の周波数が
    第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定され
    た交差回路において、上記第1の導波路に設けられる第
    1のフィルタは帯域通過フィルタであり、上記第2の導
    波路に設けられる第2のフィルタは高域通過フィルタで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の交差回路。
  8. 【請求項8】 第1のフィルタおよび第2のフィルタは
    帯域阻止フィルタであることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の交差回路。
  9. 【請求項9】 第1のフィルタおよび第2のフィルタは
    一方が帯域通過フィルタであり、他方が帯域阻止フィル
    タであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の交差回路。
  10. 【請求項10】 第1の導波路を伝搬する電波の周波数
    が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定さ
    れた交差回路において、上記第1の導波路に設けられる
    第1のフィルタは低域通過フィルタであり、上記第2の
    導波路に設けられる第2のフィルタは帯域阻止フィルタ
    であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の交差回路。
  11. 【請求項11】 第1の導波路を伝搬する電波の周波数
    が第2の導波路を伝搬する電波の周波数より低く設定さ
    れた交差回路において、上記第1の導波路に設けられる
    第1のフィルタは帯域阻止フィルタであり、上記第2の
    導波路に設けられる第2のフィルタは高域通過フィルタ
    であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の交差回路。
  12. 【請求項12】 それぞれ異なる周波数の電波を伝搬す
    る複数の導波路と、上記導波路が同一面内で交差する交
    差部と、各導波路ごとに交差部の両側の交差部からそれ
    ぞれ所定の距離だけ離れた位置の上記各導波路内にそれ
    ぞれ設けられた、それぞれ自身の導波路を伝搬する電波
    を通過させ、他の導波路を伝搬する電波を遮断するフィ
    ルタと、を備えたことを特徴とする交差回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002368507A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Murata Mfg Co Ltd 積層型伝送線路交差チップ

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JP2002368507A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Murata Mfg Co Ltd 積層型伝送線路交差チップ

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