JPH11317645A - マッチドフィルタ - Google Patents
マッチドフィルタInfo
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- JPH11317645A JPH11317645A JP10137627A JP13762798A JPH11317645A JP H11317645 A JPH11317645 A JP H11317645A JP 10137627 A JP10137627 A JP 10137627A JP 13762798 A JP13762798 A JP 13762798A JP H11317645 A JPH11317645 A JP H11317645A
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Landscapes
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マッチドフィルタの小型化、省電力化。
【解決手段】1ビット乗算のためのマルチプレクサの各
出力に第1、第2スイッチを接続し、これらスイッチを
入力キャパシタンスに並列接続し、その後段に線形特性
を補償するための反転増幅回路、この反転増幅回路の出
力をその入力に接続する帰還キャパシタンスを接続す
る。アナログ入力信号のサンプリング周期前半で、帰還
キャパシタンスのリフレッシュスイッチのためのリフレ
ッシュスイッチおよび第1スイッチを閉成しかつ第2ス
イッチを開放し、後半でリフレッシュスイッチおよび第
1スイッチを開放しかつ第2スイッチを閉成し、これに
よってマルチプレクサの一方の出力と他方の出力の差を
時分割的に生成する。
出力に第1、第2スイッチを接続し、これらスイッチを
入力キャパシタンスに並列接続し、その後段に線形特性
を補償するための反転増幅回路、この反転増幅回路の出
力をその入力に接続する帰還キャパシタンスを接続す
る。アナログ入力信号のサンプリング周期前半で、帰還
キャパシタンスのリフレッシュスイッチのためのリフレ
ッシュスイッチおよび第1スイッチを閉成しかつ第2ス
イッチを開放し、後半でリフレッシュスイッチおよび第
1スイッチを開放しかつ第2スイッチを閉成し、これに
よってマルチプレクサの一方の出力と他方の出力の差を
時分割的に生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッチドフィルタ
に係り、特にアナログ入力信号を時系列で保持する複数
のサンプルホールド回路と、前記アナログ入力信号に乗
ずるべき1ビットの乗数を格納する乗数レジスタと、前
記サンプルホールド回路に対応して設けられた2入力2
出力のマルチプレクサであって、前記乗数に呼応してア
ナログ入力信号を一方の出力に導き、かつ他方の出力に
は基準電圧を導くマルチプレクサと、各マルチプレクサ
の一方の出力と他方の出力の差を算出する減算回路とを
備えたマッチドフィルタに関する。
に係り、特にアナログ入力信号を時系列で保持する複数
のサンプルホールド回路と、前記アナログ入力信号に乗
ずるべき1ビットの乗数を格納する乗数レジスタと、前
記サンプルホールド回路に対応して設けられた2入力2
出力のマルチプレクサであって、前記乗数に呼応してア
ナログ入力信号を一方の出力に導き、かつ他方の出力に
は基準電圧を導くマルチプレクサと、各マルチプレクサ
の一方の出力と他方の出力の差を算出する減算回路とを
備えたマッチドフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動無線システムや無線LANな
どの無線通信システムの分野において、スペクトラム拡
散通信方式、特に、DS−CDMA通信方式が注目を集
めている。スペクトラム拡散通信方式においては、情報
変調された送信データをさらにPN符号を用いて拡散変
調して送信し、受信側においては該スペクトラム拡散変
調された信号と前記PN符号との相関をとって逆拡散を
行い、さらに情報復調してもとの送信データを復調する
ように構成されている。この逆拡散を行う手段として
は、スライディング相関器あるいはマッチドフィルタが
用いられている。スライディング相関器は回路規模は小
さいが相関演算を実行するために多くの時間を必要とす
る。一方、マッチドフィルタは回路規模は大きくなる
が、高速に相関処理を実行することができる。
どの無線通信システムの分野において、スペクトラム拡
散通信方式、特に、DS−CDMA通信方式が注目を集
めている。スペクトラム拡散通信方式においては、情報
変調された送信データをさらにPN符号を用いて拡散変
調して送信し、受信側においては該スペクトラム拡散変
調された信号と前記PN符号との相関をとって逆拡散を
行い、さらに情報復調してもとの送信データを復調する
ように構成されている。この逆拡散を行う手段として
は、スライディング相関器あるいはマッチドフィルタが
用いられている。スライディング相関器は回路規模は小
さいが相関演算を実行するために多くの時間を必要とす
る。一方、マッチドフィルタは回路規模は大きくなる
が、高速に相関処理を実行することができる。
【0003】一般に、マッチドフィルタとしては、CC
D(Charge Coupled Device)やSAW(Surface Acous
tic Wave)フィルタを用いたもの、あるいは、デジタル
IC回路によるものなどが知られている。また、本出願
人は、低消費電力化および高精度演算を可能とするアナ
ログデジタルマッチドフィルタを提案している(特開平
06−164320号公報)。このマッチドフィルタ
は、アナログ入力信号を複数個のサンプルホールド回路
に時系列で記憶し、乗数を順次循環シフトするようにし
て、離散化されたサンプル信号とデジタルの係数データ
とをアナログデジタル乗算器により乗算し加算するよう
にしたものであり、低消費電力および高精度の相関演算
を実行することができるようにしたものである。
D(Charge Coupled Device)やSAW(Surface Acous
tic Wave)フィルタを用いたもの、あるいは、デジタル
IC回路によるものなどが知られている。また、本出願
人は、低消費電力化および高精度演算を可能とするアナ
ログデジタルマッチドフィルタを提案している(特開平
06−164320号公報)。このマッチドフィルタ
は、アナログ入力信号を複数個のサンプルホールド回路
に時系列で記憶し、乗数を順次循環シフトするようにし
て、離散化されたサンプル信号とデジタルの係数データ
とをアナログデジタル乗算器により乗算し加算するよう
にしたものであり、低消費電力および高精度の相関演算
を実行することができるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯情
報機器に関しては一層の回路規模縮小、消費電力節減が
望まれており、本発明は、従来よりも回路規模が小さく
かつ消費電力が少ないマッチドフィルタを提供すること
を目的としている。
報機器に関しては一層の回路規模縮小、消費電力節減が
望まれており、本発明は、従来よりも回路規模が小さく
かつ消費電力が少ないマッチドフィルタを提供すること
を目的としている。
【0005】
【0006】本発明に係るマッチドフィルタは、マルチ
プレクサの各出力に接続された第1スイッチおよび第2
スイッチと、これら第1、第2スイッチが並列に接続さ
れた入力キャパシタンスと、この入力キャパシタンスの
出力に接続された反転増幅回路と、この反転増幅回路の
出力をその入力に接続する帰還キャパシタンスと、この
帰還キャパシタンスの入出力を短絡させるリフレッシュ
スイッチとによって減算回路を構成し、前記サンプルホ
ールド回路が1個のアナログ入力信号を保持する1周期
の前半で、リフレッシュスイッチおよび第1スイッチを
閉成しかつ第2スイッチを開放し、後半でリフレッシュ
スイッチおよび第1スイッチを開放しかつ第2スイッチ
を閉成し、これによってマルチプレクサの1方の出力と
他方の出力の差を時分割的に生成するものである。
プレクサの各出力に接続された第1スイッチおよび第2
スイッチと、これら第1、第2スイッチが並列に接続さ
れた入力キャパシタンスと、この入力キャパシタンスの
出力に接続された反転増幅回路と、この反転増幅回路の
出力をその入力に接続する帰還キャパシタンスと、この
帰還キャパシタンスの入出力を短絡させるリフレッシュ
スイッチとによって減算回路を構成し、前記サンプルホ
ールド回路が1個のアナログ入力信号を保持する1周期
の前半で、リフレッシュスイッチおよび第1スイッチを
閉成しかつ第2スイッチを開放し、後半でリフレッシュ
スイッチおよび第1スイッチを開放しかつ第2スイッチ
を閉成し、これによってマルチプレクサの1方の出力と
他方の出力の差を時分割的に生成するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るマッチドフィル
タの一実施例を図面に基づいて説明する。
タの一実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】図1において、マッチドフィルタは複数の
サンプルホールド回路SH1〜SH6を有し、これらサ
ンプルホールド回路にアナログ入力信号Ainが並列に
入力されている。サンプルホールド回路はコントロール
回路CNTからのコントロール信号によって制御され、
所定のタイミングで順次Ainを保持する。このような
構成ではサンプルホールド回路間のデータ転送は不要で
あり転送誤差の発生は防止される。ただしサンプルホー
ルド回路で保持されたアナログ入力信号に対する乗数は
順次循環シフトされる。サンプルホールド回路SH1〜
SH6の出力には、対応する2入力2出力のマルチプレ
クサMUX1〜MUX6が接続され、各マルチプレクサ
には乗数レジスタCGENから1ビットの乗数が入力さ
れている。さらにマルチプレクサMUX1〜MUX6に
は基準電圧Vrefが入力され、各マルチプレクサは乗
数に呼応して、一方の出力にアナログ入力電圧を出力
し、他方の出力に基準電圧を出力する。乗数はサンプル
ホールド回路のサンプリングタイミングに呼応して循環
シフトされ、所定順序の乗数によって時系列信号が乗算
される。
サンプルホールド回路SH1〜SH6を有し、これらサ
ンプルホールド回路にアナログ入力信号Ainが並列に
入力されている。サンプルホールド回路はコントロール
回路CNTからのコントロール信号によって制御され、
所定のタイミングで順次Ainを保持する。このような
構成ではサンプルホールド回路間のデータ転送は不要で
あり転送誤差の発生は防止される。ただしサンプルホー
ルド回路で保持されたアナログ入力信号に対する乗数は
順次循環シフトされる。サンプルホールド回路SH1〜
SH6の出力には、対応する2入力2出力のマルチプレ
クサMUX1〜MUX6が接続され、各マルチプレクサ
には乗数レジスタCGENから1ビットの乗数が入力さ
れている。さらにマルチプレクサMUX1〜MUX6に
は基準電圧Vrefが入力され、各マルチプレクサは乗
数に呼応して、一方の出力にアナログ入力電圧を出力
し、他方の出力に基準電圧を出力する。乗数はサンプル
ホールド回路のサンプリングタイミングに呼応して循環
シフトされ、所定順序の乗数によって時系列信号が乗算
される。
【0009】各マルチプレクサMUX1〜MUX6の出
力の対をd1pとd1m、d2pとd2m、...、d
6pとd6mとし、乗数mj(j=1〜6)が「1」の
ときアナログ入力電圧がdjp(j=1〜6)にまた基
準電圧Vrefがdjm(j=1〜6)に導かれ、乗数
mj(j=1〜6)が「0」のときアナログ入力電圧が
djm(j=1〜6)にまた基準電圧Vrefがdjp
に導かれるとすると、マッチドフィルタの出力Aout
は式(1)のように表現される。
力の対をd1pとd1m、d2pとd2m、...、d
6pとd6mとし、乗数mj(j=1〜6)が「1」の
ときアナログ入力電圧がdjp(j=1〜6)にまた基
準電圧Vrefがdjm(j=1〜6)に導かれ、乗数
mj(j=1〜6)が「0」のときアナログ入力電圧が
djm(j=1〜6)にまた基準電圧Vrefがdjp
に導かれるとすると、マッチドフィルタの出力Aout
は式(1)のように表現される。
【数1】
【0010】マルチプレクサMUX1〜MUX3の出力
は減算回路SUB11に入力され、マルチプレクサMU
X4〜MUX6の出力は減算回路SUB12に入力され
ており、これら減算回路は演算結果SUB21、SUB
22をそれぞれ出力する。演算結果を式(2)、(3)
に示す。
は減算回路SUB11に入力され、マルチプレクサMU
X4〜MUX6の出力は減算回路SUB12に入力され
ており、これら減算回路は演算結果SUB21、SUB
22をそれぞれ出力する。演算結果を式(2)、(3)
に示す。
【数2】
【0012】演算結果SUB11、SUB12は加算回
路ADD21において加算され、これらの加算結果は前
記式(1)となる。リフレッシュを必要としない回路構
成をADD21として採用した場合、ADD21の出力
は、前記出力Aoutとして選択される。一方ADD2
1に対して周期的にリフレッシュを行う必要がある場
合、ADD21と同様の加算回路ADD22を設け、こ
れら2個の加算回路ADD21、ADD22は交互にリ
フレッシュされ、リフレッシュ期間中の加算回路に替っ
て他の加算回路が使用される。これら加算回路のうちの
有効出力を生じている加算回路を選択するために、AD
D21、ADD22の出力はマルチプレクサMUXOに
接続されている。
路ADD21において加算され、これらの加算結果は前
記式(1)となる。リフレッシュを必要としない回路構
成をADD21として採用した場合、ADD21の出力
は、前記出力Aoutとして選択される。一方ADD2
1に対して周期的にリフレッシュを行う必要がある場
合、ADD21と同様の加算回路ADD22を設け、こ
れら2個の加算回路ADD21、ADD22は交互にリ
フレッシュされ、リフレッシュ期間中の加算回路に替っ
て他の加算回路が使用される。これら加算回路のうちの
有効出力を生じている加算回路を選択するために、AD
D21、ADD22の出力はマルチプレクサMUXOに
接続されている。
【0013】図2は減算回路SUB11を示し、入力数
を一般化してn個設けた構成としている。まず、n=1
の場合の動作について説明すると、前記出力d1p、d
1mは一対のスイッチSW1p、SW1mにそれぞれ接
続され、これらスイッチSW1p、SW1mは入力キャ
パシタンスCi1に並列接続されている。キャパシタン
スCi1の出力は反転増幅回路INVに接続され、この
反転増幅回路の出力は帰還キャパシタンスCfによって
その入力に接続されている。さらに帰還キャパシタンス
Cfの入出力はリフレッシュスイッチSW0によって短
絡可能である。
を一般化してn個設けた構成としている。まず、n=1
の場合の動作について説明すると、前記出力d1p、d
1mは一対のスイッチSW1p、SW1mにそれぞれ接
続され、これらスイッチSW1p、SW1mは入力キャ
パシタンスCi1に並列接続されている。キャパシタン
スCi1の出力は反転増幅回路INVに接続され、この
反転増幅回路の出力は帰還キャパシタンスCfによって
その入力に接続されている。さらに帰還キャパシタンス
Cfの入出力はリフレッシュスイッチSW0によって短
絡可能である。
【0014】SW1p、SW0を閉成し、SW1mを開
放すると、キャパシタンスCi1には式(4)で示す電
荷Q1が充電される。ここに反転増幅回路INVの入力
電圧Vxとしている。
放すると、キャパシタンスCi1には式(4)で示す電
荷Q1が充電される。ここに反転増幅回路INVの入力
電圧Vxとしている。
【数3】 次に、スイッチSW1mを閉成し、SW1p、SWOを
開放すると、式(5)で示す電荷Q2が充電される。こ
のときのINVの出力をVo2とする。
開放すると、式(5)で示す電荷Q2が充電される。こ
のときのINVの出力をVo2とする。
【数4】 電荷保存則よりQ1=Q2であり、またVxは通常Vr
efに等しいので、以下の式(6)が成立する。
efに等しいので、以下の式(6)が成立する。
【数5】 これは減算結果を示す。すなわちスイッチSW1p、S
W1m、SW0、入力キャパシタンスCi1、反転増幅
回路INVおよび帰還キャパシタンスCfによって減算
回路が構成されたことになる。
W1m、SW0、入力キャパシタンスCi1、反転増幅
回路INVおよび帰還キャパシタンスCfによって減算
回路が構成されたことになる。
【0015】n=2以上の場合において、反転増幅回路
INVには、d2p、d2mの対に対するスイッチSW
2p、SW2mおよび入力キャパシタンスCi2の
組、...、dnp、dnmの対に対するスイッチSW
np、SWnmおよび入力キャパシタンスCinの組が
並列に接続され、スイッチSW2p、SW2
m、...、SWnp、SWnmをSW1p、SW1m
と同様に開閉制御したときに、反転増幅回路INVの出
力は式(7)のとおりとなる。
INVには、d2p、d2mの対に対するスイッチSW
2p、SW2mおよび入力キャパシタンスCi2の
組、...、dnp、dnmの対に対するスイッチSW
np、SWnmおよび入力キャパシタンスCinの組が
並列に接続され、スイッチSW2p、SW2
m、...、SWnp、SWnmをSW1p、SW1m
と同様に開閉制御したときに、反転増幅回路INVの出
力は式(7)のとおりとなる。
【数6】 従って、減算回路SUB11は複数データ対の減算およ
びその減算結果の総和の算出を、データ対の個数に等し
い入力キャパシタンスと、1個の反転増幅回路のみで実
現でき、従来回路よりも著しく回路規模が小さい。また
この減算のためのスイッチSW0の閉成はリフレッシュ
そのものであり、別段のリフレッシュ回路を必要とせ
ず、リフレッシュによる休止期間も不要である。
びその減算結果の総和の算出を、データ対の個数に等し
い入力キャパシタンスと、1個の反転増幅回路のみで実
現でき、従来回路よりも著しく回路規模が小さい。また
この減算のためのスイッチSW0の閉成はリフレッシュ
そのものであり、別段のリフレッシュ回路を必要とせ
ず、リフレッシュによる休止期間も不要である。
【0016】なお減算回路SUB12はSUB11と同
様に構成されているので、説明を省略する。
様に構成されているので、説明を省略する。
【0017】図3は前記サンプルホールド回路SH1を
示し、アナログ入力電圧Vi3(図1のAinに対応す
る。)はスイッチSW31、反転増幅回路INV3より
なる直列回路に接続され、INV3の出力は帰還キャパ
シタンスCf3によってその入力に接続されている。ま
たCf3の入出力はリフレッシュスイッチSW30によ
って短絡可能である。反転増幅回路INV3の入力には
スイッチSW31と並列にスイッチSW32が接続さ
れ、リフレッシュに際してSW32を閉成すると基準電
圧VrefがINV3に入力される。SW31を一旦閉
成した後に開放すると、Vi3はサンプルホールド回路
によって保持される。なお出力Vo3は入力Vi3に対
して反転することになるので、さらに1段の反転増幅回
路で反転させるか、減算回路における処理を反転させる
等の処理を要する。なお他のサンプルホールド回路は同
様に構成されているので説明を省略する。
示し、アナログ入力電圧Vi3(図1のAinに対応す
る。)はスイッチSW31、反転増幅回路INV3より
なる直列回路に接続され、INV3の出力は帰還キャパ
シタンスCf3によってその入力に接続されている。ま
たCf3の入出力はリフレッシュスイッチSW30によ
って短絡可能である。反転増幅回路INV3の入力には
スイッチSW31と並列にスイッチSW32が接続さ
れ、リフレッシュに際してSW32を閉成すると基準電
圧VrefがINV3に入力される。SW31を一旦閉
成した後に開放すると、Vi3はサンプルホールド回路
によって保持される。なお出力Vo3は入力Vi3に対
して反転することになるので、さらに1段の反転増幅回
路で反転させるか、減算回路における処理を反転させる
等の処理を要する。なお他のサンプルホールド回路は同
様に構成されているので説明を省略する。
【0018】図4は前記加算回路ADD21の構成を示
し、2入力Vi41、Vi42はスイッチSW41、S
W42に接続されている。これらスイッチにはキャパシ
タンスC41、C42が接続され、キャパシタンスの出
力は反転増幅回路INV4に並列接続されている。IN
V4の出力は帰還キャパシタンスCf4によってその入
力に接続され、Cf4はリフレッシュスイッチSW40
によって短絡可能である。加算回路の出力電圧をVo
4、INV4の入力電圧をVrefとすると式(8)が
成立する。
し、2入力Vi41、Vi42はスイッチSW41、S
W42に接続されている。これらスイッチにはキャパシ
タンスC41、C42が接続され、キャパシタンスの出
力は反転増幅回路INV4に並列接続されている。IN
V4の出力は帰還キャパシタンスCf4によってその入
力に接続され、Cf4はリフレッシュスイッチSW40
によって短絡可能である。加算回路の出力電圧をVo
4、INV4の入力電圧をVrefとすると式(8)が
成立する。
【数7】 なお加算回路ADD22は同様に構成されているので、
説明を省略する。
説明を省略する。
【0019】サンプルホールド回路SH1におけるスイ
ッチSW31、SW32の開閉タイミングを与えるクロ
ックをCLKとし、d1p〜dnpを代表する入力をP
(t)、d1m〜dnmを代表する入力をm(t)とす
るとき、これらCLK、P(t)、m(t)、SUB1
1出力の関係は図5のとおりとなる。CLKの周期の前
半ではリフレッシュを行っているためSUB11の出力
はVrefとなり、P(t)に対応した電荷が各キャパ
シタンスに充電される。CLKの周期の後半において、
減算結果はS(t)に等しくなる。またスイッチSW
0、SWjpの開閉周期CLKと等しくかつ同相であ
り、SWjmは逆位相となる。加算回路のスイッチSW
41、SW42の開閉はCLKと逆位相で行われ、S
(t)出力を次のP(t)出力の期間まで延長して生じ
させる。これによって演算途中の結果(Vref)が出
力されることが防止され、減算結果のみが出力される。
マッチドのフィルタの最終出力OUTをU(t)で示す
と、U(t)はP(t)、m(t)に対して半周期ずれ
た位相となる。
ッチSW31、SW32の開閉タイミングを与えるクロ
ックをCLKとし、d1p〜dnpを代表する入力をP
(t)、d1m〜dnmを代表する入力をm(t)とす
るとき、これらCLK、P(t)、m(t)、SUB1
1出力の関係は図5のとおりとなる。CLKの周期の前
半ではリフレッシュを行っているためSUB11の出力
はVrefとなり、P(t)に対応した電荷が各キャパ
シタンスに充電される。CLKの周期の後半において、
減算結果はS(t)に等しくなる。またスイッチSW
0、SWjpの開閉周期CLKと等しくかつ同相であ
り、SWjmは逆位相となる。加算回路のスイッチSW
41、SW42の開閉はCLKと逆位相で行われ、S
(t)出力を次のP(t)出力の期間まで延長して生じ
させる。これによって演算途中の結果(Vref)が出
力されることが防止され、減算結果のみが出力される。
マッチドのフィルタの最終出力OUTをU(t)で示す
と、U(t)はP(t)、m(t)に対して半周期ずれ
た位相となる。
【0020】
【発明の効果】前述のとおり、本発明に係るマッチドフ
ィルタは、マルチプレクサの各出力に接続された第1ス
イッチおよび第2スイッチと、これら第1、第2スイッ
チが並列に接続された入力キャパシタンスと、この入力
キャパシタンスの出力に接続された反転増幅回路と、こ
の反転増幅回路の出力をその入力に接続する帰還キャパ
シタンスと、この帰還キャパシタンスの入出力を短絡さ
せるリフレッシュスイッチとによって減算回路を構成
し、前記サンプルホールド回路が1個のアナログ入力信
号を保持する1周期の前半で、リフレッシュスイッチお
よび第1スイッチを閉成しかつ第2スイッチを開放し、
後半でリフレッシュスイッチおよび第1スイッチを開放
しかつ第2スイッチを閉成し、これによってマルチプレ
クサの1方の出力と他方の出力の差を時分割的に生成す
るので、従来よりも回路規模が小さくかつ消費電力が少
ないという優れた効果を有する。
ィルタは、マルチプレクサの各出力に接続された第1ス
イッチおよび第2スイッチと、これら第1、第2スイッ
チが並列に接続された入力キャパシタンスと、この入力
キャパシタンスの出力に接続された反転増幅回路と、こ
の反転増幅回路の出力をその入力に接続する帰還キャパ
シタンスと、この帰還キャパシタンスの入出力を短絡さ
せるリフレッシュスイッチとによって減算回路を構成
し、前記サンプルホールド回路が1個のアナログ入力信
号を保持する1周期の前半で、リフレッシュスイッチお
よび第1スイッチを閉成しかつ第2スイッチを開放し、
後半でリフレッシュスイッチおよび第1スイッチを開放
しかつ第2スイッチを閉成し、これによってマルチプレ
クサの1方の出力と他方の出力の差を時分割的に生成す
るので、従来よりも回路規模が小さくかつ消費電力が少
ないという優れた効果を有する。
【図1】 本発明に係るマッチドフィルタの一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】 同実施例の減算回路を示す回路図である。
【図3】 同実施例のサンプルホールド回路を示す回路
図である。
図である。
【図4】 同実施例の加算回路を示す回路図である。
【図5】 同実施例の動作を示すタイミング図である。
SH1〜SH6...サンプルホールド回路 MUX1〜MUX6、MUXO...マルチプレクサ SUB11、SUB12...減算回路 ADD21、ADD22...加算回路 CNT...コントロール回路 CGEN...乗数レジスタ SW1p〜SWnp、SW0、SW31、SW30、S
W40〜SW42...スイッチ ADD21、ADD22...加算回路 Ci1〜Cin、Cf、Cf3、Cf4...キャパシ
タンス INV、INV3、INV4...反転増幅回路 Ain、d1p〜dnp、d1m〜dnm、Vi3、V
i41、Vi42...入力電圧 Aout、Vo2〜Vo4...出力電圧。
W40〜SW42...スイッチ ADD21、ADD22...加算回路 Ci1〜Cin、Cf、Cf3、Cf4...キャパシ
タンス INV、INV3、INV4...反転増幅回路 Ain、d1p〜dnp、d1m〜dnm、Vi3、V
i41、Vi42...入力電圧 Aout、Vo2〜Vo4...出力電圧。
Claims (4)
- 【請求項1】 アナログ入力信号を時系列で保持する複
数のサンプルホールド回路と;前記アナログ入力信号に
乗ずるべき1ビットの乗数を格納する乗数レジスタと;
前記サンプルホールド回路に対応して設けられた2入力
2出力のマルチプレクサであって、前記乗数に呼応して
アナログ入力信号を一方の出力に導き、かつ他方の出力
には基準電圧を導くマルチプレクサと;各マルチプレク
サの一方の出力と他方の出力の差を算出する減算回路
と;を備えたマッチドフィルタにおいて、前記減算回路
は、前記マルチプレクサの各出力に接続された第1スイ
ッチおよび第2スイッチと;これら第1、第2スイッチ
が並列に接続された入力キャパシタンスと;この入力キ
ャパシタンスの出力に接続された反転増幅回路と;この
反転増幅回路の出力をその入力に接続する帰還キャパシ
タンスと;この帰還キャパシタンスの入出力を短絡させ
るリフレッシュスイッチと;を備え、前記サンプルホー
ルド回路が1個のアナログ入力信号を保持する1周期の
前半で、リフレッシュスイッチおよび第1スイッチを閉
成しかつ第2スイッチを開放し、後半でリフレッシュス
イッチおよび第1スイッチを開放しかつ第2スイッチを
閉成し、これによってマルチプレクサの1方の出力と他
方の出力の差を時分割的に生成するようになっているこ
とを特徴とするマッチドフィルタ。 - 【請求項2】 減算回路は複数の入力キャパシタンスを
1個の反転増幅回路に並列接続してなり、複数の出力差
の和が生成されるようになっていることを特徴とする請
求項1記載のマッチドフィルタ。 - 【請求項3】 減算回路は複数設けられ、これら減算回
路の出力を加算する加算回路が設けられ、この加算回路
は:前記各減算回路の出力に接続された複数の保持スイ
ッチと;これら保持スイッチが並列に接続された入力キ
ャパシタンスと;この入力キャパシタンスの出力に接続
された反転増幅回路と;この反転増幅回路の出力をその
入力に接続する帰還キャパシタンスと;この帰還キャパ
シタンスの入出力を短絡させるリフレッシュスイッチ
と;を備え、前記サンプルホールド回路が1個のアナロ
グ入力信号を保持する1周期の前半で、保持スイッチを
開放し、後半で保持スイッチを閉成し、これによって減
算回路の有効出力のみによるマッチドフィルタ出力が生
成されるようになっていることを特徴とする請求項2記
載のマッチドフィルタ。 - 【請求項4】 加算回路は一対設けられ、交互に一方の
リフレッシュ時には他方が使用されるようになっている
ことを特徴とする請求項3記載のマッチドフィルタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137627A JPH11317645A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | マッチドフィルタ |
| US09/257,914 US6300823B1 (en) | 1998-03-02 | 1999-02-26 | Filter circuit |
| EP99104188A EP0940916A3 (en) | 1998-03-02 | 1999-03-02 | Filter circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137627A JPH11317645A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | マッチドフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11317645A true JPH11317645A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=15203090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10137627A Ceased JPH11317645A (ja) | 1998-03-02 | 1998-05-01 | マッチドフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11317645A (ja) |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP10137627A patent/JPH11317645A/ja not_active Ceased
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040506 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040615 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20041026 |