JPH11318148A - 農用対地供給装置 - Google Patents

農用対地供給装置

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JPH11318148A
JPH11318148A JP10136348A JP13634898A JPH11318148A JP H11318148 A JPH11318148 A JP H11318148A JP 10136348 A JP10136348 A JP 10136348A JP 13634898 A JP13634898 A JP 13634898A JP H11318148 A JPH11318148 A JP H11318148A
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Japan
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tank
supply
bottom wall
fertilizer
plate
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JP10136348A
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English (en)
Inventor
Yasunari Nakao
康也 中尾
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンクの上下寸法の拡大を抑制しながらタン
クの貯留量の増大を可能にする施肥装置を合理的に構成
する。 【解決手段】 タンクTを、下部位置の水平姿勢の軸芯
X周りで揺動自在に支持された板状材40と、この板状
材40を急傾斜姿勢の側に付勢力を作用させるバネ48
と、板状材40の揺動端とタンクTの上部との間に備え
た蛇腹41とで構成し、タンクTに肥料Mを満たすと肥
料Mの重量によって板状材40を緩傾斜に切り換えて貯
留量を増大し、肥料Mが減少するとバネ48の付勢力で
板状材40を急傾斜姿勢に復元させて肥料Mを円滑に排
出するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンクに貯留され
た粒状の供給物を繰出し機構で繰出して圃場に送るよう
構成した農用対地供給装置に関し、詳しくは、タンクの
貯留量を増大する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように構成された農用対地供給装
置としてタンクに貯留された肥料を作溝器を介して圃場
面下に供給する施肥装置や、タンクに貯留された種子を
作溝器を介して圃場面下に供給する播種装置等が存在
し、タンクの貯留量を増大する技術として実開昭63‐
196909号公報に示されるもののようにホッパー
(タンク)の上部に対して延長ホッパーを備えることで
必要に応じてホッパーの貯留量の増大を図り得るものが
存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のよう
に延長ホッパーを用いるものでは、延長ホッパーの着脱
に手間が掛かるばかりでなく、延長ホッパーを取り付け
た場合には装置全体の上下寸法が拡大し、この延長ホッ
パー内に供給物を貯留した場合には重心が高まって機体
の重量バランスを悪化させることもあり改善の余地があ
る。
【0004】そこで、タンクの横幅や前後幅を拡大する
ことも考えられるが、このように幅を拡大してもタンク
の底壁に漏斗状に形成される傾斜角度は緩くすることが
できず、タンクの幅を拡大しても貯留量をあまり増大で
きないのが現状である。尚、この底壁の傾斜角度を緩く
した場合にはタンク内に供給物が残留する不都合に繋が
る。
【0005】本発明の目的は、タンクの上下寸法の拡大
を抑制しながらタンクの貯留量の増大を可能にする農用
対地供給装置を合理的に構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記載したように、タンクに貯留された
粒状の供給物を繰出し機構で繰出して圃場に送るよう構
成した農用対地供給装置において、前記タンクの底壁
が、このタンク底部の排出口に対して供給物を流し込む
急傾斜姿勢と、この傾斜姿勢より緩やかな緩傾斜姿勢と
に切換自在に構成されると共に、この底壁がタンクに貯
留される供給物の重量によって緩傾斜姿勢となり、この
供給物の減少に伴う重量の軽減で急傾斜姿勢となるよう
付勢力を設定した付勢機構を備えている点にあり、その
作用、及び、効果は次の通りである。
【0007】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記底壁が前記排出口の近傍位置の水平姿
勢の軸芯周りで揺動自在に支持された板状材で構成され
ると共に、前記付勢機構を、板状材を急傾斜姿勢の側に
付勢力を作用させるバネで構成し、板状材の揺動端とタ
ンクの上部との間に蛇腹を備えている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
【0008】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
2において、前記板状材が急傾斜姿勢にあることを検出
するスイッチが備えられ、このスイッチが供給物の残量
センサに用いられている点にあり、その作用、及び、効
果は次の通りである。
【0009】本発明の第4の特徴(請求項4)は請求項
1において、前記底壁が自然状態で急傾斜姿勢となり、
供給物の重量で緩傾斜姿勢となる弾性シートで構成さ
れ、この弾性シートが前記付勢機構に兼用されている点
にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0010】本発明の第5の特徴(請求項5)は、タン
クに貯留された粒状の供給物を繰出し機構で繰出して圃
場に送るよう構成した農用対地供給装置において、前記
タンクの底壁が、このタンク底部の排出口に対して供給
物を流し込む急傾斜姿勢と、この傾斜姿勢より緩やかな
緩傾斜姿勢とに切換自在に構成されると共に、この底壁
が空気圧によって姿勢切換自在に構成されている点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0011】本発明の第6の特徴(請求項6)は、タン
クに貯留された粒状の供給物を繰出し機構で繰出して圃
場に送るよう構成した農用対地供給装置において、前記
タンクの縦壁と底壁との境界の角部に排出口を形成する
と共に、前記底壁が略水平姿勢となる水平姿勢と、前記
排出口が低レベルとなる傾斜姿勢とに切換得るよう前記
タンクを揺動自在に支持し、タンクに貯留される供給物
の重量によって前記水平姿勢となり、この供給物の減少
に伴う重量の軽減でタンクが傾斜姿勢となるよう付勢力
を設定した付勢機構を備えている点にあり、その作用、
及び、効果は次の通りである。
【0012】〔作用〕上記第1の特徴によると、タンク
に供給物を満たした場合には、供給物の重量によってタ
ンクの底壁が付勢機構の付勢力に抗して緩傾姿勢斜とな
るのでタンク底部での供給物の貯留空間が拡大するもの
となり、タンク内の供給物の量が減少した場合には、付
勢機構の付勢力によってタンクの底壁が急傾斜姿勢に切
り換わるので、供給物は、この急傾斜の底壁に沿って排
出口に自重で移動できるものとなりタンク内に供給物が
残留することがない。
【0013】上記第2の特徴によると、タンク内に供給
物を満たした場合には、供給物の重量によって板状材が
バネの付勢力に抗して緩傾斜姿勢に切り換わってタンク
底部の貯留量が増大すると共に、貯留された供給物の板
状部材の揺動端から外方への流動を蛇腹が阻止する状態
でタンクの貯留量の増大が図られるものとなり、タンク
内の供給物が減少した場合には、板状材がバネの付勢力
で急傾斜姿勢に切り換わり板状材の平滑な表面で供給物
を円滑に排出口に送り得るものとなる。
【0014】上記第3の特徴によると、板状材を残量セ
ンサの感知部材に兼用できるので、タンク内に特別な感
圧面を形成することや、高価な光センサを用いることな
く、電気的にタンク内の供給物の残量を判別し得るもの
となる。
【0015】上記第4の特徴によると、タンクの底壁に
弾性シートを形成するだけで、タンクの貯留量の増大が
可能になると共に、バネ等の付勢機構を用いずともタン
ク内の供給物の残量が低下した場合には弾性シートが傾
斜して供給物を排出口に送り得るものとなる。
【0016】上記第5の特徴によると、空気圧の調節に
よってタンクの底壁を緩傾姿勢斜に設定した場合にはタ
ンク底部での供給物の貯留空間を拡大し得るものとな
り、空気圧の調節によってタンクの底壁を急傾姿勢斜に
設定した場合には、タンク内の供給物が底壁に沿って排
出口に自重で送り出し得るのでタンク内に供給物が残留
することがない。
【0017】上記第6の特徴によると、タンクに供給物
を満たした場合には、供給物の重量によってタンクの底
壁が付勢機構の付勢力に抗して略水平姿勢となり、タン
ク内の供給物の量が減少した場合には付勢機構の付勢力
によってタンクの底壁が傾斜姿勢に切り換わり、この底
壁と縦壁とに案内される状態でタンクの角部に形成され
た排出口に向けて供給物が自重で移動できるのでタンク
内に供給物が残留することがない。つまり、この発明で
はタンクの底壁に対して漏斗状の傾斜面を形成しなくて
済むので貯留量の増大が可能になる。
【0018】〔発明の効果〕従って、タンクの下部位置
の貯留空間の拡大によってタンクの上下寸法の拡大を抑
制しながら貯留量の増大を可能にすると共に、タンク内
の供給物の量が減少した場合にはタンクの底壁が自動的
に傾斜姿勢に切換わりタンク内の供給物の全量を余すこ
となく送り出せる農用対地供給装置が合理的に構成され
たのである(請求項1)。又、タンク底壁を板状材で構
成することでタンク内の全ての供給物を円滑に送り出せ
るものとなり(請求項2)、タンクの残量センサを安価
に構成し得るものとなり(請求項3)、単純で可動部分
がない弾性シートを用いるので故障が殆ど発生しないも
のとなった(請求項4)。更に、タンクの底壁の姿勢を
任意に設定して必要な場合にはタンクの貯留量の増大を
可能にすると共に、タンク内の供給物の全量を余すこと
なく送り出すことも可能な農用対地供給装置が合理的に
構成され(請求項5)、タンクの姿勢を切換え自在に設
定し付勢機構を備える程度の簡単な構造でタンクの貯留
量の増大を可能にすると共に、タンク内の供給物の量が
減少した場合にもタンク内の供給物の全量を余すことな
く円滑面となる縦壁と底壁とで排出口から送り出す農用
対地供給装置が合理的に構成されたのである(請求項
6)。
【0019】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、本発
明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
に示すように、ステアリング操作される駆動型の前車輪
1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機体3の前部
にエンジン4を搭載すると共に、この走行機体3の前部
にエンジン4からの動力が伝えられるベルト式の無段変
速装置V、前部ミッションケース5夫々を配置し、機体
3の後部に前部ミッションケース5から中間伝動軸6を
介して動力が伝えられる後部ミッションケース7を配置
して、前車輪1、後車輪2夫々に動力を伝える伝動系を
形成し、走行機体3の中央部にステアリングハンドル8
と運転座席9とを配置し、又、走行機体3の後端部に対
しリフトシリンダ10で駆動昇降するリンク機構11を
介して苗植付装置Aを連結し、更に、走行機体の後部に
位置に農用供給装置としての施肥装置Bを備えて田植機
を構成する。
【0020】苗植付装置Aは、マット状苗を載置する苗
載せ台14と、走行機体3から伝動軸15を介して動力
が伝えられる伝動ケース16と、この伝動ケース16か
らの動力が伝えられる複数のチェーンス17と、夫々の
チェーンケース17の後端位置で横向き姿勢の軸周りで
回動するロータリケース18と、ロータリケース18に
一対ずつ備えられた植付アーム19と、3つの整地フロ
ート20とを備えて6条植用に植付系が構成され、3つ
の整地フロート20の苗植付位置の側部に前記施肥装置
Bからの肥料が供給される作溝器21が配置されてい
る。
【0021】同図に示すように前記苗載せ台14の上端
部には横向き姿勢の支軸22周りで揺動自在に延長台2
3が備えられ、この延長台23は、基端のアーム部23
Aと前記リンク機構11とが中間部材24を介して連係
することにより、苗植付装置Aを下降させた際には苗載
せ台14の苗載せ面と略直線的に連なってマット状苗を
円滑に下方に送り、苗植付装置Aを上昇させた際には緩
やかな傾斜となってマット状苗の載置を容易に行えるよ
う姿勢変更自在に構成されている。
【0022】図1〜図5に示すように、前記施肥装置B
は供給物としての粉粒状の肥料Mを貯溜する6つのタン
クTと、このタンクTからの肥料を繰出す6つの繰出し
機構27と、電動モータ28Aの駆動力で空気を送るブ
ロア28と、このブロア28からの空気を繰出し機構2
7夫々の下部に形成した漏斗状部27Aに送る横向き姿
勢の送風管29と、この送風管29に分岐形成された6
本の供給管29Aと、繰出し機構27の漏斗状部27A
からの肥料を空気と共に送り出す排出管30と、この排
出管30からの肥料Mを空気と共に前記作溝器21まで
圧送する可撓性の施肥ホース31とを備えて構成され、
この施肥装置Bでは苗植付作動時には走行機体3から苗
植付装置Aに動力を伝える伝動系からの動力で繰出し機
構27に内装した繰出しロール27Bを回転させてタン
ク内の肥料Mを繰出し機構27の下部の漏斗状部27A
に繰出し(繰出し系は詳述せず)、送風管29から空気
の圧力によって作溝器21に送ることで圃場に移植され
た苗の近傍位置の圃場面下に肥料Mを供給するよう構成
されている。尚、繰出し機構27の下端にはタンク内の
肥料を回収する回収ホース32が備えられている(回収
のための操作は詳述せず)。
【0023】又、機体フレーム34に対して立設された
縦フレーム35に対して、繰出し機構27の後面側に配
置された横フレーム36が連結固定され、この横フレー
ム36に対して夫々の繰出し機構27が直接支持される
と共に、この横フレーム36に対して支持フレーム37
を介して送風管29が支持されている。前記タンクTは
上部に配置された角リング状の上部リング38と、下部
に配置された角リング状の下部リング39(この下部リ
ング39の開口で排出口Dが形成される)と、下部リン
グ39に対して水平姿勢の軸芯X周りで揺動自在に支持
された板状材40と、上部リング38と板状材40とに
亘って設けられた布製の蛇腹41とを備えると共に、3
条分の上部リング38が帯板状の連結フレーム42で一
体的に連結され、これらの上部にヒンジ43を介して開
閉自在な蓋体44を備えて構成されている。又、前面側
の連結フレーム42と繰出し機構27の前部位置のフレ
ーム45とが支柱状フレーム46を介して連結され、後
面側の連結フレーム42と前記横フレーム36とが支柱
状フレーム46を介して連結され、この横フレーム36
の上面位置に前記板状材40の揺動時に接当するリミッ
トスイッチ47を備えて肥料残量センサが備えられてい
る。
【0024】前記板状部材40はバネ48で吊り上げる
状態で急傾斜となる姿勢に付勢され、このバネ48の付
勢力はタンク内に満杯近くまで肥料Mが貯留されると、
この板状部材40が肥料Mの重量で略水平となる姿勢ま
で揺動し、タンク内の肥料Mが減少した際には図に示す
急傾斜となる姿勢まで復元するよう設定され、前記蛇腹
41は板状材40が急傾斜となる姿勢で板状材40と重
なり合う位置にたたみ込まれ、板状材40が略水平とな
る姿勢まで揺動することでタンクTの貯留量を増大させ
るものとなっている。
【0025】このようにタンクTを構成したことから、
タンクTに肥料Mを満たした場合には、図5(イ)に示
すように、肥料Mの重量により、板状材40がバネ48
の付勢力に抗して緩傾姿勢斜となると同時に蛇腹41が
伸長してタンク底部での肥料Mの貯留空間が拡大するも
のとなり、タンク内の肥料Mの量が減少した場合には、
図5(ロ)に示すように、バネ48の付勢力によって板
状材40が急傾斜姿勢に切り換わるので肥料Mは、この
急傾斜の板状材に沿って円滑に排出口Dに自重で移動で
きるのでタンク内に供給物が残留することがないものと
なっており、板状材40の揺動に基づいて肥料残量セン
サが肥料Mの残量を判断できるので高価な光センサ等を
用いずに済むものとなっている。
【0026】〔第2の実施の形態〕以下、本発明の第2
の実施の形態を図面に基づいて説明する。この第2の実
施の形態では走行機体3の構造、苗植付装置Aの構造、
施肥装置Bの基本的な構造は第1の実施の形態と変わる
ところが無く、タンクTの構造が第1実施の形態と異な
るものとなっており、この相違点を以下に説明する(前
記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには第1の
実施の形態と共通の番号、符号を附する)。
【0027】図6に示すように、この実施の形態のタン
クTは、第1の実施の形態と同様に上部リング38と、
下部リング39とを備えると共に、これら上部リング3
8と下部リング39との間にタンク内に肥料Mを満した
状態では図6(イ)に示すように、肥料Mの重量で下部
に膨らみを生じ、タンク内の肥料Mが減少した状態では
図6(ロ)に示すように、下すぼまりの漏斗状となる底
壁としてのゴムシート等の弾性シート50を備えて構成
されている。
【0028】このように弾性シート50を用いてタンク
Tを構成したことから、板状の部材を支軸周りで揺動さ
せる等の複雑な構造を備えずとも、肥料Mの貯留空間の
拡大を可能にすると共に、タンク内の肥料Mの残量が低
下した場合には弾性シート50が自己の弾性力で傾斜姿
勢に復元して、タンク内の肥料Mを弾性シート50の内
面に沿って移動させて排出口Dから送り出せるものとな
っている。
【0029】〔第3の実施の形態〕以下、本発明の第3
の実施の形態を図面に基づいて説明する。この第3の実
施の形態では走行機体3の構造、苗植付装置Aの構造、
施肥装置Bの基本的な構造は第1の実施の形態と変わる
ところが無く、タンクTの構造が第1の実施の形態と異
なるものとなっており、この相違点を以下に説明する
(前記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには第
1の実施の形態と共通の番号、符号を附する)。
【0030】図7に示すように、この実施の形態のタン
クTは、第1の実施の形態と同様に上部リング38と、
下部リング39とを備えると共に、これら上部リング3
8と下部リング39との間にタンク内に二重のビニール
シート材のように柔軟に変形し、かつ、内部の空間に空
気を供給することで膨張して、その底壁(内面)が下部
リングに対して急傾斜の案内面を形成し得るシート材5
2を備えて構成され、作業時にはシート材52から空気
を抜いた状態で肥料Mを供給することで図7(イ)に示
す如く、シート材52が柔軟に膨らんで肥料Mの貯留量
を増大し、肥料Mの貯留量が減少した際にはセンサ等で
肥料の減少を検出し、シート材52の内部空間に空気を
送り込んで膨張させることで図7(ロ)に示す如く、内
面に急傾斜の案内面が形成され、タンク内の肥料Mを排
出口Dの送り出せるものとなっている。
【0031】このように構成したことにより、板状の部
材を支軸周りで揺動させる等の複雑な構造を備えずと
も、肥料Mの貯留空間の拡大を可能にすると共に、タン
ク内の肥料Mの残量が低下した場合にはシート材52の
形態を空気圧で設定するだけでシート材52の内面を傾
斜姿勢に設定保持して、タンク内の肥料Mをシート材5
2のの内面に沿って移動させて排出口Dから送り出せる
ものとなっている。
【0032】〔第4の実施の形態〕以下、本発明の第4
の実施の形態を図面に基づいて説明する。この第4の実
施の形態では走行機体3の構造、苗植付装置Aの構造、
施肥装置Bの基本的な構造は第1の実施の形態と変わる
ところが無く、タンクTの構造が第1の実施の形態と異
なるものとなっており、この相違点を以下に説明する
(前記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには第
1の実施の形態と共通の番号、符号を附する)。
【0033】図8に示すように、この実施の形態のタン
クTは、側面視で矩形となるタンクTの縦壁54と底壁
55との境界の角部に排出口Dを形成すると共に、施肥
装置Bのフレーム56に対して横向き姿勢の支軸57周
りで該タンクTを揺動自在に支持し、又、このタンクT
の排出口Dが低いレベルとなる傾斜姿勢に向けて付勢力
を作用させるバネ58を備え、この排出口Dと繰出し機
構27とを可撓性のホース59で連通させることで、タ
ンク内に肥料Mを貯留した場合には、図8(イ)に示す
如く、肥料Mの重量によって支軸57周りで底壁55が
水平となる姿勢までタンクTが揺動して多量の肥料Mの
貯留が可能となり、タンク内の肥料Mが減少した場合に
は図8(ロ)に示す如くバネ58の付勢力で底壁55が
傾斜姿勢となる姿勢まで持ち上がり、この底壁55と側
壁54とで肥料を排出口Dに円滑に排出できるものとな
っている。
【0034】このように構成したことにより、タンクT
の底壁に対して漏斗状の傾斜面を形成しなくて済むので
貯留量の増大が可能になると共に、タンクTの姿勢の切
換えによって縦壁54と底壁55とで排出口Dに向けて
傾斜する面を形成して肥料Mを円滑に送り出し得るもの
となっている。
【0035】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、薬剤散布装置において薬剤を貯留する
タンクに適用すること、播種装置において種子を貯留す
るタンクに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の田植機の全体側面図
【図2】施肥装置の後面図
【図3】施肥装置の側面図
【図4】タンクの平面図
【図5】肥料を満たした状態と肥料が減少した状態との
タンクの縦断面図
【図6】第2実施の形態のタンクの2状態を示す縦断面
図
【図7】第3実施の形態のタンクの2状態を示す縦断面
図
【図8】第4実施の形態のタンクの2状態を示す縦断面
図
【符号の説明】 27 繰出し機構 40 板状材 41 蛇腹 47 スイッチ 48 バネ 50 弾性シート 54 縦壁 55 底壁 58 付勢機構 D 排出口 M 供給物 T タンク X 軸芯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクに貯留された粒状の供給物を繰出
    し機構で繰出して圃場に送るよう構成した農用対地供給
    装置であって、 前記タンクの底壁が、このタンク底部の排出口に対して
    供給物を流し込む急傾斜姿勢と、この傾斜姿勢より緩や
    かな緩傾斜姿勢とに切換自在に構成されると共に、この
    底壁がタンクに貯留される供給物の重量によって緩傾斜
    姿勢となり、この供給物の減少に伴う重量の軽減で急傾
    斜姿勢となるよう付勢力を設定した付勢機構を備えてい
    る農用対地供給装置。
  2. 【請求項2】 前記底壁が前記排出口の近傍位置の水平
    姿勢の軸芯周りで揺動自在に支持された板状材で構成さ
    れると共に、前記付勢機構を、板状材を急傾斜姿勢の側
    に付勢力を作用させるバネで構成し、板状材の揺動端と
    タンクの上部との間に蛇腹を備えている請求項1記載の
    農用対地供給装置。
  3. 【請求項3】 前記板状材が急傾斜姿勢にあることを検
    出するスイッチが備えられ、このスイッチが供給物の残
    量センサに用いられている請求項2記載の農用対地供給
    装置。
  4. 【請求項4】 前記底壁が自然状態で急傾斜姿勢とな
    り、供給物の重量で緩傾斜姿勢となる弾性シートで構成
    され、この弾性シートが前記付勢機構に兼用されている
    請求項1記載の農用対地供給装置。
  5. 【請求項5】 タンクに貯留された粒状の供給物を繰出
    し機構で繰出して圃場に送るよう構成した農用対地供給
    装置であって、 前記タンクの底壁が、このタンク底部の排出口に対して
    供給物を流し込む急傾斜姿勢と、この傾斜姿勢より緩や
    かな緩傾斜姿勢とに切換自在に構成されると共に、この
    底壁が空気圧によって姿勢切換自在に構成されている農
    用対地供給装置。
  6. 【請求項6】 タンクに貯留された粒状の供給物を繰出
    し機構で繰出して圃場に送るよう構成した農用対地供給
    装置であって、 前記タンクの縦壁と底壁との境界の角部に排出口を形成
    すると共に、前記底壁が略水平姿勢となる水平姿勢と、
    前記排出口が低レベルとなる傾斜姿勢とに切換得るよう
    前記タンクを揺動自在に支持し、タンクに貯留される供
    給物の重量によって前記水平姿勢となり、この供給物の
    減少に伴う重量の軽減でタンクが傾斜姿勢となるよう付
    勢力を設定した付勢機構を備えている農用対地供給装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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