JPH11318194A - コンバインの処理胴側排出機構 - Google Patents

コンバインの処理胴側排出機構

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JPH11318194A
JPH11318194A JP13838098A JP13838098A JPH11318194A JP H11318194 A JPH11318194 A JP H11318194A JP 13838098 A JP13838098 A JP 13838098A JP 13838098 A JP13838098 A JP 13838098A JP H11318194 A JPH11318194 A JP H11318194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバインの脱穀装置の前部に扱胴を配置
し、該扱胴の後側方より後方に配置した送塵口処理胴よ
る排藁を排出する性能を向上する必要があった。 【解決手段】 前記送塵口処理胴21終端部に藁屑を機
外に排出する排出機構90を設け、前記排出機構の排出
口93を揺動選別装置10の逆側に向けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバインにより脱
穀装置の扱胴側で脱粒して漏下処理し、処理仕切れなか
った枝梗付着粒等を処理する処理胴から藁屑を排出する
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から刈取部によって刈り取られた穀
稈を、フィードチェーンによって受け継ぎ、穂先側を選
別装置上部の扱室内に案内し、扱胴で脱穀し、脱穀され
た籾藁が、扱胴下方に配設するクリンプ網より揺動選別
装置に配置した揺動本体上に漏下し、更に、扱胴によっ
て処理しきれなかった枝梗付着粒や穂切粒等が、クリン
プ網後側部に開口した投入口(送塵口)より送塵口処理
胴内へ搬送されていた。この枝梗付着粒等が、該送塵口
処理胴で後方に搬送されながら穀粒と藁屑等に処理さ
れ、再び揺動本体の後部に落下され、一番物、二番物、
藁屑とに選別されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の脱穀部
の構成においてさらに大量の穀稈が一度に搬送されてく
ると、大量の籾が脱粒されるとともに、大量の藁屑も発
生し、送塵口処理胴に投入される枝梗付着粒や藁屑等の
量も多くなり、該送塵口処理胴で処理しきれずに、該送
塵口処理胴の終端部に藁屑を排出できずに詰まりを生じ
ることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解消するために、脱穀装置の前部に扱胴を配置し、
該扱胴の後側方より後方に送塵口処理胴を配置し、脱穀
装置下方に揺動選別装置を配置したコンバインにおい
て、前記送塵口処理胴終端部に藁屑を機外に排出する排
出機構を設けたものである。また、前記排出機構の排出
口を揺動選別装置の逆側に向けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明が解決しようとする課題及
び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。図1はコンバイ
ン全体側面図、図2は第二処理胴を有する脱穀装置の側
面図、図3は同じく脱穀装置の正面図、図4は第二処理
胴を示する脱穀装置の部分側面図一部断面図、図5は別
形態の第二処理胴を有する脱穀装置の正面図、図6は第
二処理胴側の切刃の配置を示す正面図、図7は吸引ファ
ンを揺動本体後部に配置した部分側面断面図、図8は同
じく後面図一部断面図、図9は同じく平面図一部断面
図、図10は排藁カッター装置の後方回動で吸引ファン
のケーシングが取り外された状態を示す平面図、図11
は吸引ファンのケーシングとガイドプレートとを示す正
面図、図12は同じく藁屑排出機構の後面図である。
【0006】図1においてコンバインの全体構成から説
明すると、クローラ式走行装置1上に機体フレーム2を
載置し、該機体フレーム2前端に引起し・刈取装置8を
昇降可能に配設し、引起し・刈取装置8は前端に分草板
3を突出して穀稈を分草し、その後部に引起しケース4
を立設して該引起しケース4より突出したタインの回転
により穀稈を引き起こして、分草板3後部に配設した刈
刃5にて株元を刈り取り、上部搬送装置、下部搬送装
置、縦搬送装置6にて後部へ搬送し、この縦搬送装置6
の後端から株元がフィードチェーン7に受け継がれて脱
穀装置内に穀稈を搬送し、該フィードチェーン7後端に
は排藁搬送装置16が配設され、排藁搬送装置16後部
下方に配設した排藁カッター装置17にて、搬送されて
きた排藁を切断し、左側で切断された排藁を拡散スパイ
ラ18で右側(グレンタンク12側)に送り、既刈り側
の圃場に放出している。前記脱穀装置の側部には選別後
の精粒を貯留するグレンタンク12が配設され、該グレ
ンタンク12前部には運転部19が配設されている。
【0007】前記脱穀装置9は図2に示すように、扱室
内に扱胴20と送塵口処理胴21とが軸芯を略前後方向
にして横架され、脱穀装置9下部の、この扱室の下方に
揺動選別装置10が配設されている。
【0008】また、前記揺動選別装置10には、揺動本
体51と唐箕25とプレファン26等が配設され、脱穀
された籾と籾藁とが比重選別と風選別により一番物と二
番物と藁くず等に選別が行なわれている。また、揺動本
体51下方の前後途中位置には、左右方向に一番コンベ
ア22と二番コンベア23とが横設されている。前記一
番コンベア22の他側に揚穀コンベア13が連結されて
おり、一番コンベア22の流穀板28上に漏下された一
番物は、一番コンベア22、揚穀コンベア13を介して
グレンタンク12に搬送されている。また、前記二番コ
ンベア23の他端部に還元コンベア14が連結されてお
り、該還元コンベア14を介して脱穀装置9前部に投入
して、再度処理を行うようにしている。
【0009】次に、前記揺動選別装置10の構成につい
て図2を用いて説明する。前記揺動本体51は機枠65
内に収納され、揺動本体51前部を扱胴20前端部の下
方に位置し、揺動本体51後部を送塵口処理胴21後端
部の下方まで位置させている。図3、図11に示すよう
に揺動本体51の左右側面の上部にゴム製の受け板62
下部が固設され、該受け板62を左右外側上方に向けて
延出し、上端部を機枠65側面に当接させて、前記唐箕
20等より漏下された籾等を確実に揺動本体51で受け
止めるようにしている。
【0010】また、前記揺動本体51後部下面が、クラ
ンク軸等の揺動駆動機構61によって揺動駆動可能に連
結されている。前記揺動本体51の前端部には、第一グ
レンパン52が形成され、該第一グレンパン52の後下
方に第二グレンパン53が形成されている。該第一グレ
ンパン52と第二グレンパン53とは、板体を波状にし
て籾を後方に搬送し易く成形している。該第一グレンパ
ン52が扱胴20前部下方に位置され、第二グレンパン
53が扱胴20中央部下方に位置されている。前記第一
グレンパン52後部より後方の下面には、導入口56が
開放されている。前記第一グレンパン52後方に、揺動
可能にフルイ線54・54・・・が支持され、前記第二
グレンパン53に連設してチャフ部55が形成され、チ
ャフ部55後方には、前後方向に長い棒状体の上面を波
上に形成したストローラック57・57・・・が配され
ている。
【0011】更に、前記第二グレンパン53の後部より
後下方に膨出して膨出部58を成形し、該膨出部58下
面には落下口59が開口されている。前記落下口59の
前部より後方途中位置まで網状のグレンシーブ60によ
って被装され、一番コンベア22の上方が被装されてい
る。
【0012】また、前記プレファン26が揺動本体51
の前下方に配され、前記導入口56より揺動本体51内
に選別風を送風し、フルイ線54・54・・・上の籾等
を後方に吹き飛ばしている。前記唐箕25が揺動本体5
1の第二グレンパン53下方に配置され、落下口59よ
りチャフ部55に向けて選別風を送風し、チャフ部55
の風選別と比重選別が行われている。
【0013】そして、本実施例において、図2、図7〜
図11に示すように、前記揺動本体51後上部の揺動本
体51の略全幅に渡って吸引ファン30を横設してい
る。即ち、前記揺動本体51後端上部に排出口63が形
成されており、該排出口63を利用して吸引ファン30
後下部が配置され、吸引ファン30の前後中央部より前
部を揺動本体51後部上方に配置し、側面視において吸
引ファン30の下部を揺動本体51後上部にラップさせ
ている。そして、前記吸引ファン30下部に前記ストロ
ーラック57・57・・・後端部が位置され、該ストロ
ーラック57・57・・・が二番コンベア23の上方に
位置し、ストローラック57・57・・・前方に位置す
るチャフ部55の全長を短くすることができ、部品点数
を減らしている。尚、前記吸引ファン30の下部を揺動
本体51後部に側面視でラップさせているが、吸引ファ
ン30前部をラップさせる構成としてもよく、また、吸
引ファン30の下部を揺動本体51後部に側面視でラッ
プさせるとともに吸引ファン30を平面視において完全
に揺動本体51後部にラップさせる構成とすることもで
きる。
【0014】また、前記吸引ファン30の下方には、側
面視略円弧状の下部ケーシング80が配置され、該下部
ケーシング80前端部を前記ストローラック57・57
・・・後端部の直後方に臨ませて配置している。該スト
ローラック57・57・・・で後方に案内されている藁
屑が吸引ファン30内に吸引され易く形成されている。
更に、前記下部ケーシング80後部は揺動本体51後方
で後下方に延出されている。
【0015】また、前記吸引ファン30の上方は、吸引
ファン30の前後中央部より前方に延出する前上部ケー
シング81と、前後中央部より後下方に延出する後上部
ケーシング82とで被装されている。前記前上部ケーシ
ング81は、図示せぬステーを介して機枠65側面に固
設されている。前記後上部ケーシング82の後部は、前
述した拡散スパイラ18下部の前方まで延出し、拡散ス
パイラ18前方を被装している。
【0016】前記前上部ケーシング81及び後上部ケー
シング82の左右側面と下部ケーシング80の左右側面
には図示せぬ側部ケーシングが固設され、排出口が形成
され、吸引ファン30で吸引した藁屑を機体後部より排
出するように案内している。
【0017】また、前記後上部ケーシング82は、前記
排藁カッター装置17のケーシングに図示せぬステーを
介して固設されており、図10に示すように、排藁カッ
ター装置17右側の図示せぬ支軸を中心に回動させる
と、後上部ケーシング82がともなわれて回動して吸引
ファン30後半部が開放され、吸引ファン30のメンテ
ナンスを容易にしている。
【0018】また、前記前上部ケーシング81の前下部
を吸引ファン30上部の前方まで延出させている。該前
上部ケーシング81の左端部は前下がり傾斜状に形成
し、左端部より右側に向かうに従って円弧状に形成して
傾斜角度を徐々に急傾斜状としている。従って、図9に
示す平面視のように、前上部ケーシング81前端部が左
側より右側に向かうに従って後方に傾斜され、前上部ケ
ーシング81前端の右側が送塵口処理胴21のコーンケ
ーブ37終端部より後方に位置される。よって、該コー
ンケーブ37より漏下された藁屑等が前上部ケーシング
81上にできるだけ落下されず、落下されても、前上部
ケーシング81右側の急傾斜に沿って落下され、藁屑等
が堆積されることがない。
【0019】また、前記吸引ファン30の前側方の機枠
65側面にはシール部材としてのガイドプレート85・
85が固設されている。該ガイドプレート85を、図
8、図11に示すように、前記揺動本体51側上部の受
け板62の直上方より吸引ファン30上端部までの上下
長さを有し、図9に示す平面視においてガイドプレート
85前部を機枠65側面に固設し、ガイドプレート85
後部を内側後方に傾斜状に形成して後端部を吸引ファン
30前側部の近傍位置まで延出している。
【0020】この左右のガイドプレート85・85によ
って、揺動本体51のチャフ部55より吹き上げられた
選別風を吸引ファン30で吸引しやすいように左右中央
側にガイドし、吸引ファン30の左右側方を通過して後
方に藁屑が流れないようにシールしている。尚、前記シ
ール部材は、ガイドプレート85に限定するものでな
く、吸引ファン30の左右側方に仕切り用の板体を配置
した簡単な構成であってもよい。
【0021】よって、前記揺動本体51の左右幅と略等
しい幅を有する吸引ファン30によって揺動本体51の
後部より、強力にエアを吸引しており、唐箕25とプレ
ファン26から送風された選別風の流れがスムースとな
り、チャフ部55における風選別を向上することがで
き、大量の籾等がチャフ部55上を搬送されてきても選
別することができる。よって、前記チャフ部55前部に
一番物が漏下され、チャフ部55後部より二番物や比較
的小さい藁屑等が落下され、そして、前記チャフ部55
後方のストローラック57・57・・・上で藁屑がほぐ
され、二番物を完全に落下させて残りの藁屑が上方に持
ち上げられことなく、後方に配した吸引ファン30に確
実に吸引され、機外に排出することができ、選別性能を
大幅に向上することができる。
【0022】また、前記吸引ファン30の高さが低くな
っており、揺動駆動機構61や、一番コンベア22、二
番コンベア23との距離が近くなり、吸引ファン30へ
駆動を伝達する構成をシンプルとすることができる。
【0023】次に、前記脱穀装置9の構成について説明
する。図2、図3に示すように、前記扱室の扱胴20周
囲に扱歯27・27・・・を植設している。該扱胴20
は、正面視において揺動本体51の左右中央部より左側
(フィードチェーン側)端部にかけての上方に配置され
ている。また、前記扱胴20前方の下部には、投入口3
2をフィードチェーン7側方位置より扱胴20の右側部
位置までの範囲で開口し、穀稈の穂先側が投入される。
また、前記扱胴20の下面側には、正面視で円弧状の支
持枠35が配置され、該支持枠35上に後述する漏下体
を敷設し、扱胴20で脱粒された籾等を下方の揺動本体
51上に漏下している。
【0024】また、前記送塵口処理胴21は、正面視に
おいて、揺動本体51の左端部(グレンタンク12側)
上方に配置されている。該送塵口処理胴21前部は、側
面視で扱胴20後部とラップされ、後端部を扱室の後端
部まで延出している。該送塵口処理胴21周囲には螺旋
状のスクリュー36が固設され、スクリュー36の回動
軌跡の下方側に沿ってコーンケーブ37が配設され、扱
胴20で処理仕切れなかった藁屑等を処理している。但
し、スクリュー36とコーンケーブ37の代わりに扱歯
とクリンプ網で構成することも可能である。
【0025】また、本実施例において、図3において扱
胴20の回動中心と送塵口処理胴21の回動中心とを結
ぶ直線より下方で、扱胴20下部の右側方 (進行方向)
に送塵口処理胴21の左側部に第二処理胴40が配置さ
れて、図4に示すように、側面視でラップするように配
置している。該第二処理胴40は扱胴20と送塵口処理
胴21と平行に配置され、送塵口処理胴21の外径と略
等しく形成されている。また、図2に示す側面視におい
て、前記第二処理胴40の後端部を前記送塵口処理胴2
1前端部の直前方に位置し、第二処理胴40の前端部と
扱胴20前端部とをラップし、第二処理胴40の作用の
開始位置を扱胴20前端部に合わせている。
【0026】更に、前記第二処理胴40周囲に羽根状の
羽根歯41・41・・・を植設し、回転速度を高めるこ
とで藁屑を確実にほぐし、また枝梗付着粒の枝梗を取り
除くようにしている。
【0027】前記扱胴20下面を被装した漏下体となる
クリンプ網は、図3、図4に示すように、支持枠35の
左端部より扱胴20右側部下方(第二処理胴40の左側
方)までの範囲にクリンプ網31を敷設している。該ク
リンプ網31右端部より右側の支持枠35上には、クリ
ンプ網31より網目間隔が広い粗網43を敷設し、漏下
率が高い粗漏下体を形成している。前記粗網43で第二
処理胴40左側部の上方を被装し、この粗網43より第
二処理胴40に籾等を漏下するようにしている。尚、前
記粗網43の代わりに、図5に示すコーンケーブ44を
敷設し、さらに漏下を促進することもできる。
【0028】前記第二処理胴40の下側半円弧部には、
図3、図6に示すように、前記羽根状歯41の回動軌跡
に沿って漏下網42を敷設している。該漏下網42の左
端部を扱胴20下部のクリンプ網31右端部に当接する
位置まで延設している。前記クリンプ網31右端部(粗
網43左端部)の接線方向は、第二処理胴40外周の接
線と一致しており、扱胴20の扱歯27で案内された籾
等が粗網43を通過して第二処理胴40内に漏下しやす
く構成し、扱胴20側で処理する籾等の量を減らして、
ササリ粒の発生を防ぐようにしている。
【0029】また、前記第二処理胴40の回転方向を、
扱胴20と送塵口処理胴21との回転方向と逆方向とし
ている。前記粗網43より漏下された第二処理胴40の
回動にともなわれて旋回している籾等が、粗網43を通
過して扱胴20側に戻すことなく、第二処理胴40側に
誘導するようにしている。更に、前記の送塵口処理胴2
1の回転方向に対しても逆転方向となっているので、第
二処理胴40の漏下網42の主に右側(グレンタンク1
2側)より漏下し、送塵口処理胴21では主に左側より
漏下しており、揺動本体51上に落下する位置を左右に
ずらして分布を良くし選別性能を高めている。
【0030】また、ここの漏下網42の左端部には、切
刃45が固設されている。該切刃45の刃面を第二処理
胴40回転方向に対向する向きに配置して、第二処理胴
40の回転にともなわれ回転している藁屑を切断し、処
理能力を高めるようにしている。また、前記切刃45
を、クリンプ網31右端部の接線方向に沿うように配設
しているので、第二処理胴40側に投入される籾等の流
れをが悪くなることがないようにしている。
【0031】また、前記第二処理胴40の前後途中部の
右側方には、還元コンベア14の終端部が配置され、こ
の終端部より左下方に案内口38を固設し、該案内口3
8端部を第二処理胴40の漏下網42右端部まで延出
し、還元コンベア14と第二処理胴40とを連通してい
る。よって、前記還元コンベア14で搬送される二番物
を案内口38に沿って第二処理胴40に投入し、第二処
理胴40を二番物の処理用の胴とすることができる。従
って、二番物が扱胴20に戻されることがなくなり、そ
の分扱胴の作用空間が広がり、一度に投入された大量の
穀稈を確実に処理することができる。
【0032】また、前記第二処理胴40後端部には、図
4に示すように、前後に長い板体で形成する複数の送り
羽根46・46・・・を半径方向に植設し、第二処理胴
40後端部側部の粗網43に連通口43aを開口し、第
二処理胴40で処理残された籾や藁屑等を扱胴20側に
はね飛ばして、扱胴20後部で処理したり、扱胴20後
端より送塵口処理胴21に投入して処理するようにして
いる。尚、前記第二処理胴40後端部と送塵口処理胴2
1とを連通して、第二処理胴40後端部の送り羽根46
で処理残された籾や藁屑等を直接に送塵口処理胴21に
はね飛ばす構成としてもよい。
【0033】また、第二処理胴40の別形態として、第
二処理胴40の前端部を、図4に示す側面視でクリンプ
網31の作用始端部と略一致させて、第二処理胴40の
全長をできるだけ短くして駆動負担を低減することもで
きる。そして、前記第二処理胴40周囲に植設する羽根
状歯41の代わりに、図5に示すスクリュー47を固設
し、このスクリュー47に対応して漏下網42の代わり
に、コーンケーブ48を敷設して、籾等を後方に流して
処理する速度を高めることもできる。
【0034】よって、前記脱穀装置9に大量の穀稈が投
入され、扱胴20で大量に脱粒されても、その一部を前
記粗網43より円滑に第二処理胴40内に投入してお
り、扱胴20下方のクリンプ網31に沿って流れる籾等
の量を少なくしている。さらに、揺動本体51で選別さ
れた二番物が還元コンベア14を介して第二処理胴40
に投入され、扱胴20側に投入されないので、扱胴20
側の処理空間を広く保つことができ、一度に大量に搬送
されてきた穀稈を確実に脱粒でき、ササリ粒等を発生さ
せることがない。また、前記第二処理胴40が二番物を
処理する専用の処理胴となり、二番物を確実に処理し、
ことができ、前記送塵口処理胴21では主に藁屑の処理
を行うようにして、処理胴の役割を分担でき、処理能力
が高められて脱穀装置9の性能を向上している。
【0035】そして、この第二処理胴40で処理できな
かった藁屑等は、前述した如く扱胴20後部に戻され
て、扱胴20側で漏下処理仕切れなかった藁屑や枝梗付
着粒が送塵口を介して送塵口処理胴21前部に投入され
ている。この投入された未処理物は、大量の藁屑を迅速
に後方に送りながら、絡まった藁屑を処理し、藁屑内に
含まれる籾を漏下したり、穂切れ粒等を処理して行く。
【0036】そして、図2に示すように、本発明におい
て前記送塵口処理胴21の後端部には、藁屑排出機構9
0が形成されている。即ち、図7、図12に示すよう
に、前記藁屑排出機構90は、送塵口処理胴21の後端
部の外周面に前後に長い板体より成る羽体91・91・
・・を半径方向に突設したファンと、該羽体91の回動
軌跡の外周側を被装する略円環状のカバー92より形成
されている。さらに前記カバー92の右下方に開口92
aを形成し、該開口92aより右側下方(揺動本体51
と逆側下方)に藁排出口93を突設し、機枠65を貫通
して端部を揺動選別装置10外部に延出している。この
排出口93下端部には図示せぬ案内板等を配置して、排
出口93より吐出された藁屑を排藁カッター装置17の
下部に案内し、排藁カッター装置17で切断処理された
排藁とともに機外に排出し、吸引ファン30と合わせて
選別後の藁屑の排出を行うようにしている。
【0037】このように構成したことによって、脱穀装
置9に一度に大量に穀稈が搬送され、扱胴20等で脱穀
して漏下処理し、扱胴20側で処理残された未処理物
(藁屑や藁屑内に含まれる籾等)が大量に発生しても、
送塵口処理胴21で藁屑内の籾を漏下し、コーンケーブ
37よりこの籾と藁屑とを漏下して行く。そして、前記
コーンケーブ37の終端位置で漏下し残された藁屑が発
生しても、この藁屑が藁屑排出機構90内に案内され、
羽体91・91・・・の回転によって跳ね飛ばされ、藁
排出口93より機外に排出されている。よって、前記送
塵口処理胴21の終端部より落下させることがないの
で、前記吸引ファン30上方のケーシング81・82等
に藁屑を堆積させることがなく、また前記送塵口処理胴
21後部のコーンケーブ37に詰まりを生じることがな
く、送塵口処理胴21の処理能力を高く維持できる。こ
の藁屑排出機構90によって、脱穀時に発生する藁屑の
一部を排出しているので、その分揺動本体51側での選
別量を減らすことができ選別能力を向上することがで
き、さらには吸引ファン30と合わせて藁屑の排出能力
を向上している。
【0038】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は次
のような効果を奏するものである。即ち、請求項1記載
のように、脱穀装置の前部に扱胴を配置し、該扱胴の後
側方より後方に送塵口処理胴を配置し、脱穀装置下方に
揺動選別装置を配置したコンバインにおいて、前記送塵
口処理胴終端部に藁屑を機外に排出する排出機構を設け
たので、脱穀部に一度に大量の籾等が搬送されて、脱穀
装置で藁屑が大量に発生しても処理胴で処理残された詰
まりを生じさせることなく藁屑を機体外部に排出するこ
とができ、処理胴の性能を高く維持することができる。
【0039】また、請求項2記載のように、前記排出機
構の排出口を揺動選別装置の逆側に向けたので、藁屑を
揺動選別装置側に落下する藁屑量を減らすことができ、
選別性能を向上することができる。脱穀部で大量に発生
した藁屑の一部が排出されるので、選別後の藁屑を排出
する吸引ファンと合わせて藁屑の排出能力を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体側面図である。
【図2】第二処理胴を有する脱穀装置の側面図である。
【図3】同じく脱穀装置の正面図である。
【図4】第二処理胴を示する脱穀装置の部分側面図一部
断面図である。
【図5】別形態の第二処理胴を有する脱穀装置の正面図
である。
【図6】第二処理胴側の切刃の配置を示す正面図であ
る。
【図7】吸引ファンを揺動本体後部に配置した部分側面
断面図である。
【図8】同じく後面図一部断面図である。
【図9】同じく平面図一部断面図である。
【図10】排藁カッター装置の後方回動で吸引ファンの
ケーシングが取り外された状態を示す平面図である。
【図11】吸引ファンのケーシングとガイドプレートと
を示す正面図である。
【図12】同じく藁屑排出機構の後面図である。
【符号の説明】
9 脱穀装置 10 揺動選別装置 20 扱胴 21 送塵口処理胴 90 排出機構 91 羽板 93 排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置の前部に扱胴を配置し、該扱胴
    の後側方より後方に送塵口処理胴を配置し、脱穀装置下
    方に揺動選別装置を配置したコンバインにおいて、前記
    送塵口処理胴終端部に藁屑を機外に排出する排出機構を
    設けたことを特徴とするコンバインの処理胴側排出機
    構。
  2. 【請求項2】 前記排出機構の排出口を揺動選別装置の
    逆側に向けたことを特徴とする請求項1記載のコンバイ
    ンの処理胴側排出機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003023846A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Seirei Ind Co Ltd 脱穀装置
JP2010124783A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Iseki & Co Ltd 脱穀装置
CN103477810A (zh) * 2013-10-11 2014-01-01 刘茂福 一种玉米脱粒机除雪除尘装置

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