JPH11318261A - 巣箱及びそれに使用する飼育用部材 - Google Patents

巣箱及びそれに使用する飼育用部材

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JPH11318261A
JPH11318261A JP13069198A JP13069198A JPH11318261A JP H11318261 A JPH11318261 A JP H11318261A JP 13069198 A JP13069198 A JP 13069198A JP 13069198 A JP13069198 A JP 13069198A JP H11318261 A JPH11318261 A JP H11318261A
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JP
Japan
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nest box
door
opening
breeding
nest
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JP13069198A
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English (en)
Inventor
Kozo Sakai
貢三 坂井
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SAKAI PET SANGYO KK
Original Assignee
SAKAI PET SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】巣箱内部の小動物にストレスを与えないように
して、小動物のごく自然な生態を観察することができる
巣箱を提供する。 【解決手段】巣箱1は、開口部2が形成された巣箱本体
3と、開口部2を開閉するための扉4を備えている。巣
箱本体3は、天板31、底板32、左側面板33,右側
面板34、及び背面板35によって、外形が形成されて
いる。天板31の前方下面側には正面板36が取り付け
られており、正面板36のほぼ中央には、小鳥が出入り
するための円形の出入口5が開口されている。正面板3
6の下面部には、止まり棚37が天板31と平行に設け
られ、止まり棚37の両側面は左側面板33及び右側面
板34にそれぞれ取り付けられている。扉4は、開口部
2の側縁部に形成されたスライド溝6に嵌合され、上下
にスライドするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巣箱に関するもの
で、主に小鳥やリス、またはハムスターなどの小動物の
飼育に使用するものである。更に詳しくは、小動物のご
く自然な生態を観察することができ、尚かつ、止まり棚
が破損しにくい巣箱に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば、従来の小鳥用の巣箱は内部が暗室
で構成されていたため、小鳥達の生態をよく観察するこ
とができなかった。即ち、小鳥が産卵後の卵を暖めてい
るのか、あるいは雛鳥が元気に育っているのかなどを容
易に観察することができなかった。
【0003】そこで、巣箱内部を観察するための開口部
15が設けられた巣箱16が提案されている(図8参
照)。
【0004】巣箱16の構造について詳しく説明する
と、開口部15には、蝶番機構17,17によって扉1
8が取り付けられている。したがって、扉18を手前側
に回動させながら持ち上げることにより、これによって
出来た隙間から巣箱内部を観察することができる。
【0005】また、扉18の下方側には下板19が設け
られており、下板19のほぼ中央には、扉18が勝手に
開かないようストッパ20が取り付けられている。スト
ッパ20は、軸201を中心に回転して扉18を係止す
るようになっている。
【0006】更に、巣箱16の上部側には出入口21が
開口されており、出入口21の下方側には止まり棚22
が設けられている。通常、止まり棚22は薄い板体によ
って形成され、巣箱16の前面部から独立して突出する
ように設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の巣箱は、次のような課題があった。即ち、巣箱
内部を観察するときには、扉18を手前側に回動させな
がら持ち上げなければならない。このため、扉18が開
口部15の手前側にせり出され、飼育者の視界が妨げら
れて、巣箱内部を観察しにくかった。
【0008】よって、視界の邪魔にならないように扉1
8を大きく開けると、今度は巣箱内部が必要以上に明る
くなって、小鳥達に多大なストレスや恐怖心を与えるこ
とになる。そうなると、例えば小鳥の種類によっては、
そのストレスから産卵後の卵を暖めなくなったり、卵を
自分で割ってしまったりするなど、奇怪な行動をとる場
合もある。したがって、従来の巣箱では、小鳥達の生態
をごく自然に観察することが難しかった。
【0009】更に従来の巣箱16は、扉18の下端側に
下板19が設けられているので、開口部15の下端部と
飼育空間部23の底部には段差があり、掃除がしにくか
った。また、掃除をする際には、扉18を絶えず一方の
手で持ち上げていなければならないので、大変面倒であ
った。
【0010】また更に、止まり棚22は巣箱16の前面
部から独立して突出するように設けられているので、巣
箱の出荷運搬時等に、他の巣箱や壁面等にぶつけ破損さ
せやすかった。また、巣箱16をケージ等に出し入れす
る際等の取り扱い時においても、止まり棚22は引っか
かりやすく、それによって傷つく可能性が高かった。
【0011】本発明の目的は、上記課題を解決するもの
で、飼育者の視界が妨げられることがなく、内部を観察
しやすい巣箱を提供することにある。また本発明の他の
目的は、巣箱内部をそれ程明るくしなくても、外部から
小動物のごく自然な生態を観察することができる巣箱を
提供することにある。更に本発明の他の目的は、巣箱内
部の掃除を簡単に行うことができる巣箱を提供すること
にある。また更に本発明の他の目的は、運搬時や取り扱
い時等において、止まり棚の破損を防ぐことのできる巣
箱を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、飼育空間部を観察できる開口部が設けてあ
る巣箱本体と、当該開口部を開閉するための扉とを有す
る巣箱であって、上記扉は、スライドすることにより開
口部を開閉するようにしてあることを特徴とする、巣箱
である。
【0013】第2の発明にあっては、飼育空間部を観察
できる開口部が設けてある巣箱本体と、当該開口部を開
閉するための扉とを有する巣箱であって、上記開口部の
下端部は、飼育空間部の底部よりも高い位置に設けられ
ており、上記扉は、スライドすることにより開口部を開
閉するようにしてあることを特徴とする、巣箱である。
【0014】第3の発明にあっては、飼育空間部を観察
できる開口部が設けてある巣箱本体と、当該開口部を開
閉するための扉とを有する巣箱であって、上記扉は、上
扉と、当該上扉の下方側に位置する下扉を有しており、
上記上扉と下扉は、各々独立して上下にスライドするこ
とにより開口部を開閉するようにしてあることを特徴と
する、巣箱である。
【0015】第4の発明にあっては、開口部の下端部
は、飼育空間部の底部と本質的に同じ高さ位置に設けら
れていることを特徴とする、第1または第3の発明に係
る巣箱である。
【0016】第5の発明にあっては、扉は、巣箱本体に
着脱可能に取り付けられていることを特徴とする、第
1,2,3または第4の発明に係る巣箱である。
【0017】第6の発明にあっては、止まり棚が前面部
から独立して突出しないように構成されていることを特
徴とする、巣箱である。
【0018】第7の発明にあっては、止まり棚が設けら
れており、当該止まり棚は上下にスライドする扉の後方
側に位置し、止まり棚の両側面は巣箱本体の左側面板及
び右側面板にそれぞれ取り付けられていることを特徴と
する、第1,2,3,4または第5の発明に係る巣箱で
ある。
【0019】第8の発明にあっては、飼育用部材を着脱
自在に取り付けることができる所要数の取着手段が設け
られていることを特徴とする、巣箱。
【0020】第9の発明にあっては、巣箱本体には、飼
育用部材を着脱自在に取り付けることができる所要数の
取着手段が設けられていることを特徴とする、第1,
2,3,4、5、6または第7の発明に係る巣箱である
【0021】第10の発明にあっては、第8または第9
の発明に係る巣箱に使用する飼育用部材であって、巣箱
に設けられた取着手段と協働して、巣箱に着脱するため
の取着手段を備えていることを特徴とする、飼育用部材
である。
【0022】本発明にいう「スライドする」とは、上下
方向にスライドする場合、左右方向にスライドする場
合、又は斜め方向にスライドする場合のいずれも含む意
味である。
【0023】本発明にいう「飼育用部材」は、例えば、
各種遊戯部材、餌を供給する給餌部材や水を供給する給
水部材などを挙げることができる。
【0024】本発明にいう「取着手段」は、飼育用部材
を巣箱に着脱自在に設けることができれば、特に限定す
るものではない。例えば、抜き差しが可能な孔や、螺着
が可能なネジ孔、フック部材などの掛止部材等を挙げる
ことができる。
【0025】(作 用)扉がスライドすることにより、
開口部が開閉するようにしてある巣箱は、従来の巣箱の
ように扉が開口部の手前側にせり出してくることがない
ので、巣箱内部を観察する際に、飼育者の視界が妨げら
れることがない。したがって、巣箱内部をよく観察する
ことができる。また、扉を僅かにスライドさせて隙間を
作るだけで、巣箱内部をのぞいて見ることができるた
め、扉をそれ程大きく開ける必要がなく、内部もそれ程
明るくならない。したがって、小鳥達の感じるストレス
や恐怖心は軽減され、小鳥達の生態をごく自然に観察す
ることができる。
【0026】開口部の下端部が、飼育空間部の底部より
も高い位置に設けられている巣箱には、扉をスライドさ
せたときの隙間の位置がより高くなるので、巣箱内部を
より高い位置からのぞき込むことができ、小鳥達の生態
をよく観察することができる。
【0027】上扉と下扉が各々独立して上下にスライド
することにより開口部を開閉するようにしてある巣箱
は、上扉を少し持ち上げ、下扉の上方側にできた僅かな
隙間から巣箱内部を観察することができる。これによ
り、巣箱内を必要以上に明るくせずに、より高い位置
(下扉の上端部の高さ位置)から巣箱内部を観察するこ
とができる。また、下扉を持ち上げることにより、下扉
の下端部からでも巣箱内部を観察することもできる。
【0028】開口部の下端部が、飼育空間部の底部と本
質的に同じ高さ位置に設けられている巣箱は、扉をスラ
イドさせて開口部を開口させれば、巣箱内部の掃除が簡
単にできる。
【0029】扉が巣箱本体に着脱可能に取り付けられて
いる巣箱は、扉を巣箱本体から取り外して掃除すること
ができるので、従来の巣箱のように一方の手で絶えず扉
を持ち上げておく必要がなく、非常に便利である。
【0030】止まり棚が前面部から独立して突出しない
ように構成されている巣箱は、例えば、出荷運搬時等に
巣箱同士がぶつかったとしても、止まり棚が直接接触す
ることはない。したがって、止まり棚は前面部から独立
に突出している従来のものに比べ破損する可能性が低
い。また、巣箱をケージに出し入れする際の取り扱い時
等においても、止まり棚は邪魔になりにくいので、止ま
り棚を引っかけて傷つける可能性も低い。
【0031】止まり棚は上下にスライドする扉の後方側
に位置し、止まり棚の両側面は巣箱本体の左側面板及び
右側面板にそれぞれ取り付けられている巣箱は、次のよ
うに作用する。止まり棚は上下にスライドする扉の後方
側に位置しているので、止まり棚は巣箱の前面部から突
出しないように構成されている。また、仮に、止まり棚
を扉の前方側に位置するように設けた場合は、扉のスラ
イドの邪魔にならないように、止まり棚をより高いとこ
ろに設けなくてはならない。そうすると、必然的に巣箱
本体の高さが高くなって、巣箱が大型化する。しかし、
本発明のような位置に止まり棚を設ければ、止まり棚と
扉の距離は問題にならないので、巣箱をコンパクトに形
成することができる。更に、止まり棚の両側面は巣箱本
体の左側面板及び右側面板によって、左右両側から挟み
こまれているので、止まり棚は前面部から独立して突出
している従来のものに比べて側面からの衝撃にも強い。
【0032】飼育用部材を着脱自在に取り付けることが
できる所要数の取着手段が設けられてある巣箱にあって
は、飼育用部材をケージの上方から吊り下げたり、ある
いはケージの側面側に固定したりして行っていた従来の
方法と相違して、例えば巣箱の側面側などに飼育用部材
を直接取着して一体化することができる。したがって、
巣箱をケージ内から取り出すだけで、飼育用部材も一緒
にケージ内から取り出すことができ、例えばケージ内を
掃除するときなどは、従来のように飼育用部材をその都
度取り外す必要がなく便利である。
【0033】また、飼育用部材は取着手段を介して着脱
自在であるので、飼育用部材、特に遊戯部材の種類や設
備位置などの変更を適宜行うことによって、変化に富ん
だ遊戯部の形成ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図面
に基づき更に詳細に説明する。図1は巣箱の第1の実施
の形態を示す分解斜視図である。巣箱1は、開口部2が
形成された巣箱本体3と、開口部2を開閉するための扉
4を備えている。本実施の形態において、上記巣箱本体
3及び扉4は木材で形成されているがこれに限定するも
のではなく、例えば、合成樹脂、金属、陶磁器、あるい
はその組み合わせなどで形成することもできる。
【0035】巣箱本体3は、天板31、底板32、左側
面板33,右側面板34、及び背面板35によって、大
まかな外形が形成されている。
【0036】即ち、左側面板33及び右側面板34は、
長方形の板の先端角部の一つを直線で切り欠いた形状と
なっており、正面からみて左右対称の関係を有するよう
に形成されている。そして、左側面板33及び右側面板
34は互いに向き合うように配置され、各々の上面部,
下面部,及び背面部は、上記天板31,底板32,背面
板35によって連設されている。
【0037】また、天板31の前方下面側には正面板3
6が取り付けられており、左側面板33及び右側面板3
4によって側面方向から挟み込まれている。正面板36
のほぼ中央には、小鳥が出入りするための円形の出入口
5が開口されている。
【0038】正面板36の下面部には、止まり棚37が
天板31と平行に設けられ、止まり棚37の両側面は左
側面板33及び右側面板34にそれぞれ取り付けられて
いる。即ち、、止まり棚37は、巣箱1の前面部から独
立して突出しないように構成されており、止まり棚が独
立して突出している従来のものに比べて側面からの衝撃
にも強い。
【0039】また、出荷運搬時等に巣箱1同士がぶつか
ったとしても、止まり棚37が直接接触することはな
く、止まり棚3は従来のものに比べ破損する可能性が低
い。更に、巣箱1をケージに出し入れする際の取り扱い
時等においても、止まり棚37は邪魔になりにくいの
で、止まり棚37を引っかけて傷つける可能性も低い。
【0040】また、止まり棚37は上下にスライドする
扉4の後方側に位置するように設けてあるので、扉4の
開閉の邪魔になることはない。仮に、止まり棚37を扉
4の前方側に位置するように設けた場合は、扉4のスラ
イドの邪魔にならないように、止まり棚37をより高い
ところに設けなくてはならない。そうすると、必然的に
巣箱本体3の高さが高くなって、巣箱1が大型化してし
まう。しかし、上記のような位置に止まり棚37を設け
れば、止まり棚37と扉4の距離は問題にならないの
で、巣箱1をコンパクトに形成することができる。
【0041】更に、止まり棚37は、出入口5から巣箱
本体3内部まで光が直接射し込みにくいように、正面板
36の後方側までせり出して設けてある(図中、点線で
示す)。
【0042】そうして、上記左側面板33、右側面板3
4、止まり棚37及び底板32によって、開口部2が構
成される。
【0043】底板32のほぼ中央には、小鳥達が巣作り
をしやすいように、ゆるやかに傾斜した円形状の窪み3
22が形成されている。扉4は、長方形の薄い板体によ
って形成されており、上部には摘み41が設けられてい
る。そうして、扉4は、開口部2の縁部(上縁部を除
く)に形成されたスライド溝6に嵌合され、上下にスラ
イドするようになっている。
【0044】また、背面板35の所要の位置には孔(図
示せず)が設けられているため、当該孔に例えばフック
部材等を取り付けることによって、巣箱1をケージの側
面側などに着脱可能に取り付けることができる。
【0045】(作 用)図2は開口部が閉じている状態
の巣箱の斜視図、図3は内部を観察する際の巣箱の使用
状態説明図である。図1ないし図3を参照して本実施の
形態の作用を説明する。
【0046】通常、扉4によって巣箱本体3の開口部2
は閉じられているので、飼育空間部に光が直接射し込み
むことはない(図2参照)。
【0047】そして、小鳥達の生態を観察するときは、
扉4を上方にスライドさせ、これによって出来た隙間か
ら内部をのぞき込む(図3参照)。よって、従来の巣箱
のように扉4が開口部2の手前側にせり出してくること
がないので、飼育者の視界が妨げられることがなく、巣
箱内部をよく観察することができる。
【0048】また、扉4を僅かに上方にスライドさせて
隙間を作るだけで、巣箱内部をのぞいて見ることができ
ため、扉4を大きく開ける必要がなく、内部もそれ程明
るくならない。したがって、小鳥達が感じるストレスや
恐怖感は軽減され、ごく自然な小鳥達の生態を観察する
ことができる。
【0049】開口部2の下端部は底板32の上面と実質
的に同じ高さ(面一)なので、扉4を上方にスライドさ
せれば巣箱内部の掃除が簡単できる。また、扉4を巣箱
本体3から取り外して掃除することもできるので、従来
の巣箱のように一方の手で扉を押さえておく必要がな
く、非常に便利である。
【0050】本発明の第2の実施の形態を図面に基づき
更に詳細に説明する。図4は巣箱の第2の実施の形態を
示す分解斜視図である。なお、第1の実施の形態と同一
または同等箇所には同一の符号を付して示している。ま
た、上記第1の実施の形態で示してある箇所について
は、説明を省略し、主に相異点を説明する。
【0051】巣箱7は、巣箱本体3と扉8から構成され
ており、扉8は上扉81及び下扉82から構成されてい
る。上扉81及び下扉82は、意匠的に丸木を積み重ね
たような形状を有している。上扉81のほぼ中央には、
丸棒の摘み811が設けられている。
【0052】上扉81及び下扉82は、巣箱本体3のス
ライド溝6に、上扉81が下扉82の上方に位置するよ
うに順番にはめ込まれる。
【0053】(作 用)図5は開口部が閉じている状態
の巣箱の斜視図、図6は内部を観察する際の巣箱の使用
状態説明図である。図4ないし図6を参照して本実施の
形態の作用を説明する。なお、上記第1の実施の形態で
説明した作用については説明を省略し、主に相異点を説
明する。
【0054】通常、巣箱7は、上扉81及び下扉82に
よって開口部2が閉じられている(図5参照)。そし
て、小鳥達の生態を観察する際には、上扉81を少し持
ち上げ、下扉82の上面側にできた隙間から巣箱内部を
のぞき込む。これにより、巣箱内部を必要以上に明るく
することなく、より高い位置(下扉82の上端部の高さ
位置)から巣箱内部を観察することができる。
【0055】本発明の第3の実施の形態を図面に基づき
更に詳細に説明する。図7は飼育用部材の実施の形態を
示す使用状態参考図である。なお、第1の実施の形態と
同一または同等箇所には同一の符号を付して示してい
る。また、上記第1の実施の形態で示してある箇所につ
いては、説明を省略し、主に相異点を説明する。
【0056】図7において、巣箱1Aの構成部材である
巣箱本体3aの左側には、飼育用部材であるブランコ部
材9が取着部材11を介して取り付けられている。ま
た、同じく巣箱本体3aの右側には、飼育用部材である
はしご部材10が取着部材11を介して取り付けられて
いる。
【0057】各飼育用部材9,10は、樹皮のついた丸
木(以下、自然木とする)を所要数組み合わせて形成さ
れているが、これに限定するものではなく、例えば、合
成樹脂、金属あるいはそれらの組み合わせ等や、その他
の材料で形成しても良い。また、取着部材11も同様に
自然木で形成されているが、飼育用部材と同じく、いろ
いろな材料で形成することができる。
【0058】更に、各飼育用部材9,10の下方側に
は、鈴12,12が適宜取り付けられており、小鳥達が
飼育用部材9,10に乗ると鈴12が適宜鳴るように工
夫されている。
【0059】巣箱本体3aに設けられている飼育用部材
9,10の取着手段について説明する。左側面板33
a,右側面板34aの側面側における所要の位置には、
取着部材11,11を着脱自在に取り付けるための取着
孔(図示せず)が形成されている。取着部材11,11
は、その先端部に設けられたたぼ111,111(図で
は一方が見えない)によって、上記取着孔に取り付けら
れている。
【0060】取着部材11,11の下方側には、リング
部材13が所要数取り付けられている。そして、各飼育
用部材9,10は、その先端側に取り付けられた同数の
フック部材14を介して、上記取着部材11,11に着
脱可能に取り付けられている。
【0061】上記の構成によれば、巣箱本体3aに飼育
用部材9,10を取り付ける必要がない場合には、取着
部材11,11自体を巣箱本体3から取り外すことがで
きる。したがって、巣箱1A単独での使用も可能であ
り、余分なスペースを取られることがない。また、飼育
用部材9,10は、左右どちらの取着部材11,11に
も取り付け可能となっている。
【0062】なお、飼育用部材は、はしご部材9及びブ
ランコ部材10に限定するものではなく、例えば主軸と
なる幹に枝が多数設けられたツリー部材などの各種の遊
戯部材を任意に選択することができる。
【0063】(作 用)図7を参照して本実施の形態の
作用を説明する。なお、上記第1の実施の形態で説明し
た作用については説明を省略し、主に相異点を説明す
る。巣箱1Aは、飼育用部材9,10をケージの上方か
ら吊り下げたり、あるいはケージの側面側に固定したり
して行っていた従来の方法と相違して、飼育用部材9,
10を巣箱1Aの側面側に取着して一体化することがで
きる。
【0064】したがって、巣箱1Aをケージ内から取り
出すだけで、飼育用部材9,10も一緒にケージ内から
取り出すことができるので、例えばケージ内を掃除する
ときなどは、従来のように飼育用部材9,10をその都
度取り外す必要がなく便利である。
【0065】また、飼育用部材9,10は、巣箱本体3
aに着脱自在に取りつけられるので、飼育用部材の種類
や設備位置などの変更を適宜行うことによって、変化に
富んだ遊戯部の形成ができる。
【0066】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (1)扉がスライドすることにより、開口部が開閉する
ようにしてある巣箱は、巣箱内部を観察する際に、飼育
者の視界が妨げられることがないので、巣箱内部をよく
観察しやすい。また、扉を僅かにスライドさせて隙間を
作るだけで、巣箱内部をのぞいて見ることができるた
め、小鳥達の生態をごく自然に観察することができる。
【0068】(2)開口部の下端部が、飼育空間部の底
部よりも高い位置に設けられている巣箱にあっては、扉
をスライドさせたときの隙間の位置がより高くなるの
で、巣箱内部を高い位置からのぞき込むことができ、小
鳥達の生態をよく観察することができる。
【0069】(3)上扉と下扉が各々独立して上下にス
ライドすることにより開口部を開閉するようにしてある
巣箱は、上扉を少し持ち上げ、下扉の上方側にできた僅
かな隙間から巣箱内部を観察することができる。これに
より、巣箱内を必要以上に明るくせずに、より高い位置
(下扉の上端部の高さ位置)から巣箱内部を観察するこ
とができる。
【0070】(4)開口部の下端部が、飼育空間部の底
部と本質的に同じ高さ位置に設けられている巣箱は、扉
をスライドさせて開口部を開口させれば、巣箱内部の掃
除が簡単にできる。
【0071】(5)扉が巣箱本体に着脱可能に取り付け
られている巣箱は、扉を巣箱本体から取り外して掃除す
ることができるので、従来の巣箱のように一方の手で扉
を押さえておく必要がなく非常に便利である。
【0072】(6)止まり棚が前面部から独立して突出
しないように構成されている巣箱は、例えば、出荷運搬
時等に巣箱同士がぶつかったとしても、止まり棚が直接
接触することはない。したがって、止まり棚は前面部か
ら独立して突出している従来のものに比べ破損する可能
性が低い。また、巣箱をケージに出し入れする際の取り
扱い時等においても、止まり棚は邪魔になりにくいの
で、止まり棚を引っかけて傷つける可能性も低い。
【0073】(7)止まり棚は上下にスライドする扉の
後方側に位置し、止まり棚の両側面は巣箱本体の左側面
板及び右側面板にそれぞれ取り付けられている巣箱は、
止まり棚が巣箱の前面部から突出していない。したがっ
て、止まり棚は扉の開閉の邪魔にならず、止まり棚と扉
の距離は問題にならないので、巣箱がコンパクトに形成
できる。更に、止まり棚の両側面は巣箱本体の左側面板
及び右側面板によって、左右両側から挟みこまれている
ので、止まり棚は従来のものに比べて側面からの衝撃に
も強い。
【0074】(8)飼育用部材を着脱自在に取り付ける
ことができる所要数の取着手段が設けられてある巣箱に
あっては、飼育用部材をケージの上方から吊り下げた
り、あるいはケージの側面側に固定したりして行ってい
た従来の方法と相違して、例えば巣箱の側面側などに飼
育用部材を直接取着して一体化することができる。した
がって、巣箱をケージ内から取り出すだけで、飼育用部
材も一緒にケージ内から取り出すことができ、例えばケ
ージ内を掃除するときなどは、従来のように飼育用部材
をその都度取り外す必要がなく便利である。
【0075】(9)飼育用部材は取着手段を介して着脱
自在であるので、飼育用部材、特に遊戯部材の種類や設
備位置などの変更を適宜行うことによって、変化に富ん
だ遊戯部の形成ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】巣箱の第1の実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1に示す巣箱の開口部が閉じている状態の斜
視図である。
【図3】図1に示す巣箱の内部を観察する際の使用状態
説明図である。
【図4】巣箱の第2の実施の形態を示す説明図である。
【図5】図4に示す巣箱の開口部が閉まっている状態の
斜視図である。
【図6】図5に示す巣箱の内部を観察する際の使用状態
説明図である。
【図7】飼育用部材の実施の形態を示す使用状態参考図
である。
【図8】従来の巣箱の説明図である。
【符号の説明】
1,1A 巣箱 2 開口部 3,3a 巣箱本体 31 天板 32 底板 33,33a 左側面板 34,34a 右側面板 35 背面板 36 正面板 37 止まり棚 4 扉 41 摘み 5 出入口 6 スライド溝 7 巣箱 8 扉 81 上扉 82 下扉 9 ブランコ部材 10 ブランコ部材 11 取着部材 12 鈴 13 リング部材 14 フック部材 15 開口部 16 巣箱 17 蝶番機構 18 扉 19 下板 20 ストッパ 201 軸 21 出入口 22 止まり棚 23 飼育空間部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飼育空間部を観察できる開口部が設けて
    ある巣箱本体と、当該開口部を開閉するための扉とを有
    する巣箱であって、 上記扉は、スライドすることにより開口部を開閉するよ
    うにしてあることを特徴とする、 巣箱。
  2. 【請求項2】 飼育空間部を観察できる開口部が設けて
    ある巣箱本体と、当該開口部を開閉するための扉とを有
    する巣箱であって、上記開口部の下端部は、飼育空間部
    の底部よりも高い位置に設けられており、 上記扉は、スライドすることにより開口部を開閉するよ
    うにしてあることを特徴とする、 巣箱。
  3. 【請求項3】 飼育空間部を観察できる開口部が設けて
    ある巣箱本体と、当該開口部を開閉するための扉とを有
    する巣箱であって、 上記扉は、上扉と、当該上扉の下方側に位置する下扉を
    有しており、 上記上扉と下扉は、各々独立して上下にスライドするこ
    とにより開口部を開閉するようにしてあることを特徴と
    する、 巣箱。
  4. 【請求項4】 開口部の下端部は、飼育空間部の底部と
    本質的に同じ高さ位置に設けられていることを特徴とす
    る、 請求項1または3記載の巣箱。
  5. 【請求項5】 扉は、巣箱本体に着脱可能に取り付けら
    れていることを特徴とする、 請求項1,2,3または4記載の巣箱。
  6. 【請求項6】 止まり棚が前面部から独立して突出しな
    いように構成されていることを特徴とする、 巣箱。
  7. 【請求項7】 止まり棚が設けられており、当該止まり
    棚は上下にスライドする扉の後方側に位置し、止まり棚
    の両側面は巣箱本体の左側面板及び右側面板にそれぞれ
    取り付けられていることを特徴とする、 請求項1、2、3、4または5記載の巣箱。
  8. 【請求項8】 飼育用部材を着脱自在に取り付けること
    ができる所要数の取着手段が設けられていることを特徴
    とする、 巣箱。
  9. 【請求項9】 巣箱本体には、飼育用部材を着脱自在に
    取り付けることができる所要数の取着手段が設けられて
    いることを特徴とする、 請求項1、2、3、4、5、6または7記載の巣箱。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の巣箱に使用す
    る飼育用部材であって、巣箱に設けられた取着手段と協
    働して、巣箱に着脱するための取着手段を備えているこ
    とを特徴とする、 飼育用部材。
JP13069198A 1998-05-13 1998-05-13 巣箱及びそれに使用する飼育用部材 Pending JPH11318261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223648A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置
KR100854570B1 (ko) 2006-02-09 2008-08-26 비디에 비.브이. 새집
US20250176503A1 (en) * 2023-12-05 2025-06-05 Habitat Innovation and Management Pty Ltd Nesting and denning enclosures

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