JPH11319103A - 薬剤注入用カテーテル - Google Patents

薬剤注入用カテーテル

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JPH11319103A
JPH11319103A JP10135011A JP13501198A JPH11319103A JP H11319103 A JPH11319103 A JP H11319103A JP 10135011 A JP10135011 A JP 10135011A JP 13501198 A JP13501198 A JP 13501198A JP H11319103 A JPH11319103 A JP H11319103A
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balloon
catheter
medicine
tube
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JP10135011A
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Yoshihiro Shimizu
義浩 清水
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Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薬剤注入対象の管を流れる体液の流れを止めず
に薬剤を注入する。 【解決手段】本発明の薬剤注入用カテーテルは、薬剤注
入対象の血管Mに挿入される可撓性カテーテル本体1の
先端側に薬剤吐出用小孔2付きの膨張可能な外バルーン
3を備えていて、外バルーン3の内側に独立して膨張可
能な内バルーン4を備えているとともに、カテーテル本
体1に、バルーン3,4の先と手前の開口8a,8bを
繋ぐ体液バイパス流路8を備えている。薬剤注入中、膨
張したバルーン3,4で血管Mが塞がれていても、血液
は体液バイパス流路8を通ることによってバルーン3,
4の間を抜け出て流れ続けるので、薬剤注入中も一定程
度の体液の流れを常に維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体液が流れている
管(例えば血液が流れている血管)の内部に薬剤を局所
的に注入する薬剤注入用カテーテルに関し、体液の流れ
を止めずに薬剤を薬剤注入対象の管へ注入するための技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血管の内部に薬剤を局所的に注入
する薬剤注入用カテーテルとして、可撓性カテーテル本
体の先端側に薬剤吐出用小孔付きの膨張可能なバルーン
を設けておき、血管の内で血管を塞ぐまでに膨張し内壁
面に当接したバルーンの薬剤吐出用小孔から薬剤を注入
するように構成したカテーテル、あるいは、可撓性カテ
ーテル本体の先端側に膨張可能な2個のバルーンを薬剤
吐出用小孔を間にして設けておき、血管の内で血管を塞
ぐまでに膨張した2個のバルーンの間へ薬剤吐出用小孔
から薬剤を注入するように構成したカテーテルが知られ
ている(特表平9−500312号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薬剤注入用カテーテルの場合、いずれも、薬剤を注入し
ている間、血管の内で膨張したバルーンによって血液の
流れが完全に止められてしまうという不都合がある。血
流の停止期間中は、血液の働きがストップしてしまうわ
けであるから、血液の流れが完全に止まるという事態
は、極力避けなければならない。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、体液の流れ
を止めずに薬剤を薬剤注入対象の管へ注入することので
きる薬剤注入用カテーテルを提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明に係る薬剤注入用カテーテルは、体
液が流れている薬剤注入対象の管に挿入される可撓性カ
テーテル本体の先端側に薬剤吐出用小孔付きの膨張可能
なバルーンが設けられていて、薬剤注入対象の管内で管
を塞ぐまでに膨張し、管内壁面に当接したバルーンの薬
剤吐出用小孔から薬剤が注入されるよう構成された薬剤
注入用カテーテルにおいて、カテーテル本体に、バルー
ンの先に一方の開口があってバルーンの手前に他方の開
口がある体液バイパス流路が設けられている。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の薬剤注入用カテーテルにおいて、薬剤吐出用小孔付き
のバルーンの内側には独立して膨張可能な内バルーンが
設けられているとともに、内バルーンの内に連通する膨
張用流体供給流路がカテーテル本体の長手方向に沿って
設けられている。
【0007】さらに、請求項3の発明に係る薬剤注入用
カテーテルは、体液が流れている薬剤注入対象の管に挿
入される可撓性カテーテル本体の先端側に、膨張可能な
2個のバルーンが薬剤吐出用小孔を間にしてカテーテル
の長手方向沿いに設けられていて、薬剤注入対象の管の
内で管を塞ぐまでに膨張した2個のバルーンの間へ薬剤
吐出用小孔から薬剤が注入されるよう構成された薬剤注
入用カテーテルにおいて、カテーテル本体に、先端側の
バルーンの先に一方の開口があって手元側のバルーンの
手前に他方の開口がある体液バイパス流路が設けられて
いる。
【0008】
【作用】次に、本発明の薬剤注入用カテーテルを用いて
薬剤注入対象の管へ薬剤を注入する際の作用について説
明する。請求項1の薬剤注入用カテーテルにより薬剤注
入を行う場合、先ず可撓性カテーテル本体の先を薬剤吐
出用小孔付きの膨張可能なバルーンごと薬剤注入対象の
管(例えば血管)に挿入してから、管内で管を塞ぐまで
に膨張させて内面に当接させられたバルーンの薬剤吐出
用小孔から薬剤を吐出させて薬剤注入を行う。管の内面
に当接させられたバルーンの薬剤吐出用小孔から吐出さ
れた薬剤は管の内面とバルーンの表面の間に留まって局
所的な注入状態が実現される。薬剤注入中、膨張したバ
ルーンは管を塞ぐけれども、薬剤注入対象の管を流れる
体液は、バルーンの先の一方の開口とバルーンの手前に
他方の開口を結ぶ体液バイパス流路を通ることによっ
て、体液は膨張したバルーンの間を抜け出て流れ続けら
れるので、薬剤注入中も一定程度の体液の流れが常に維
持される。
【0009】請求項2の薬剤注入用カテーテルでは、ま
ず、内バルーンに膨張用流体供給流路から膨張用流体が
供給され、内バルーンを管を塞ぐまでに膨らませる。そ
うすると、内バルーン外側の薬剤吐出用小孔付きのバル
ーンも、内バルーン外側の膨張に伴って外側のバルーン
が押し広げられるかたちで膨張して管の内面に当接する
ことなるので、そこで始めて薬剤吐出用小孔から薬剤を
吐出させる。薬剤吐出用小孔から吐出させた薬剤は、注
入開始時点から管の内面とバルーンの表面の間の局所的
なところに留められ、薬剤が管を流れる体液中に分散し
てしまう事態を旨く避けられる。
【0010】請求項3の薬剤注入用カテーテルにより薬
剤注入を行う場合、可撓性カテーテル本体の先を膨張可
能な2個のバルーンごと薬剤注入対象の管に挿入してか
ら、管内で管を塞ぐまでに2個のバルーンを膨張させて
から、バルーンの薬剤吐出用小孔から薬剤を吐出させ
る。吐出した薬剤は全て両バルーンによって仕切られた
狭い所に留まることから、局所的な薬剤注入が実現され
ることになる。薬剤注入中、膨張した2個のバルーンは
管を塞ぐけれども、薬剤注入対象の管を流れる体液は、
先端側のバルーンの先の一方の開口と手元側のバルーン
の手前の他方の開口を結ぶ体液バイパス流路を通ること
によって、体液は膨張したバルーンの間を抜け出て流れ
続けられるので、薬剤注入中も一定程度の体液の流れが
常に維持される。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、本発明の実施例を図面を
参照しながら説明する。図1は第1実施例に係る薬剤注
入用カテーテル(以下、適宜「カテーテル」と略記)の
構成を薬剤注入時の状態で示す断面図、図2は第1実施
例のカテーテルによる薬剤注入時のバルーンの膨張状態
を示す平面図である。
【0012】第1実施例のカテーテルは、薬剤注入対象
である(患者の)血管Mの中に挿入される可撓性カテー
テル本体1を備えている。このカテーテル本体1は、細
長い円柱形状を有しており、ポリウレタンやポリ塩化ビ
ニルあるいはシリコンゴムなどの可撓性材料で形成され
ている。カテーテル本体1の長さや直径は血管Mの位置
や太さ等に応じて適当に選定され、特定の値に限られる
ものではないが、10〜150cmの範囲の長さ、2〜
10mmの範囲の直径が例示される。なお、第1実施例
においては、図1に示すように、血液は矢印Aで示す向
きに流れるものとする。
【0013】そして、図1に示すように、カテーテル本
体1の先端側周面1aにカテーテルの径方向に膨張可能
な外バルーン3が1個設けられているのに加え、外バル
ーン3の内側に独立して径方向に膨張可能な(孔無し
の)内バルーン4が設けられていて、カテーテル本体1
の先端部周面1aには二重バルーン構造が備えられてい
る。外バルーン3には薬剤吐出用小孔2が中央に1個付
けられてあり、内バルーン4は孔無しバルーンである。
薬剤吐出用小孔2の(非膨張時)直径は、通常0.1μ
m〜0.5mmの範囲にあり、1μm〜10μmの範囲
が好ましい。外バルーン3や内バルーン4は、例えば厚
み0.01〜0.5mmのラテックスゴム膜あるいはポ
リウレタン膜などからなる。カテーテルの長手方向への
バルーン3,4の寸法(長さ)は、普通2mm以上であ
り、10〜40mmの範囲が好ましいが、特定の値に限
られてしまうものではない。またバルーン3,4の膨張
時の直径は、膨張用流体の押し込み量によって自由に変
えることができ、特定の数値に限られるものではない
が、2〜50mmの範囲が例示される。
【0014】一方、カテーテル本体1の内側には、カテ
ーテル本体1の手元側端面1bに一方の開口5aを有
し、先端側周面1aに外バルーン3の内に通じる他方の
開口5bを有する薬剤供給流路5が長手方向に沿って形
成されているとともに、手元側端面1bに一方の開口6
aを有し、先端側周面1aに内バルーン4の内に通じる
他方の開口6bを有する膨張用流体供給流路6が長手方
向に沿って形成されている。また、カテーテル本体1の
手元側端面1bと先端1cの間にはガイドワイヤWを通
すワイヤ挿通孔7が軸中心に沿って貫通形成されてい
る。
【0015】そして、この発明の薬剤注入用カテーテル
の特徴的な構成として、カテーテル本体1には、バルー
ン3,4の先に一方の開口8aを有し、バルーン3,4
の手前に他方の開口8bを有する体液バイパス流路8が
長手方向に形成されている。この体液バイパス流路8
は、普通0.3〜2mm以上の太めの直径であることが
バイパス機能が十分なものとなるので好ましいけれど
も、特定の数値に限られてしまうものではない。
【0016】続いて、第1実施例の薬剤注入用カテーテ
ルによる薬剤注入時の動作を説明する。内外のバルーン
3,4は一点鎖線で示すように萎ませた状態でワイヤ挿
通孔7に挿入されたガイドワイヤWを案内にして、カテ
ーテル本体1の先端1cを血管Mの中に送り込んでゆ
く。カテーテル本体1の送り込みは、カテーテル本体1
の進入状況をX線透視撮影等によって観察しながら行わ
れることも多い。
【0017】バルーン3,4が薬剤注入位置に到達すれ
ば、カテーテル本体1の送り込み操作を停止する。勿
論、カテーテル本体1の手元側端面1bは血管Mの外側
に位置している。そして、図示しないシリンジ(注射
器)を用い、膨張用流体を開口6aから膨張用流体供給
流路6へ注入すると、膨張用流体は開口6bから内バル
ーン4の内に送り込まれる。ここで用いられる膨張用流
体としては、例えば二酸化炭素ガスや生理食塩水あるい
は造影剤などが挙げられる。膨張用流体の流入に伴って
内バルーン4は外バルーン3を押し広げて膨らませなが
ら膨張してゆき、やがて血管Mの内壁面に当接して血管
Mを塞ぐ。
【0018】次に、図示しないシリンジ(注射器)を用
い、薬剤を開口5aから薬剤供給流路5へ注入すると、
図1に示すように、薬剤Qは開口6bから外バルーン3
の内に送り込まれる。ここで用いられる薬剤は特定の種
類に限られることはなく、必要に応じて適当な薬剤が選
ばれる。薬剤Qの流入に伴って外バルーン4は内バルー
ン3を押し戻しながら膨らむとともに、薬剤吐出用小孔
2から薬剤Qを血管Mの内へ吐出する。外バルーン4か
ら出た薬剤Qは、図1および図2に示すように、血管M
の内壁面と外バルーン3の表面の間に閉じ込められた形
で留められ、血液中に分散することなく局所的な薬液注
入が実現される。第1実施例のように、薬剤吐出用小孔
2の位置が中央にある方が、血管Mの内壁面と外バルー
ン3の表面の間に薬剤Qを留めておき易く好ましい。
【0019】一方、第1実施例の薬剤注入用カテーテル
では、上のようにして、バルーン3,4を膨張させて血
管Mを塞ぎ、薬剤Qを注入している間、血液はバルーン
3,4の先の開口8aから体液バイパス流路8を通り開
口8bから出てゆく。つまり、薬剤注入中、膨張したバ
ルーン3,4で血管Mが塞がれるけれども、血液は常に
バルーン3,4の先の開口8aから体液バイパス流路8
を通り、バルーン3,4の手前の開口8bから出てゆ
き、血液は流れ続けられるので、薬剤注入中、一定程度
の血液の流れが常に維持されることになる。
【0020】また、第1実施例の薬剤注入用カテーテル
では、上のように、まず先に内バルーン4を膨張させて
外バルーン3を血管Mの内壁面に押しつけてから、薬剤
吐出用小孔2から薬剤を吐出させられるので、注入開始
時点から血管Mの内壁面と外バルーン3の表面の間に薬
剤Qを留められ、薬剤が血液中に分散してしまうことを
回避することができる。
【0021】そして、念のため、上のような二重バルー
ン構造を備えた第1実施例の薬剤注入用カテーテルによ
る薬剤注入機能を十分に確認するため、第1実施例と実
質的に同じ二重バルーン構造を備えた実験用のカテーテ
ルを作成し、以下のような実験を行った。
【0022】まず、図3に示すように、可撓性カテーテ
ル本体1用の長さ70cmで直径3mmの線状ポリウレ
タンの長手方向に沿って、薬剤供給流路5と膨張用流体
供給流路6および体液バイパス流路8を形成するため
に、直径0.5mmの貫通孔を3本を設けるとともに、
線状ポリウレタンの周面に開口5bと開口6bおよび開
口8bを形成するために各貫通孔に達する小孔を3個設
けた。開口6b用の小孔は線状ポリウレタンの先端から
1.2cmの位置にあり、開口5b用の小孔は線状ポリ
ウレタンの先端から1.6cmの位置にあり、開口8b
用の小孔は線状ポリウレタンの先端から5cmの位置に
ある。
【0023】そして、図3に示すように、薬剤供給流路
5および膨張用流体供給流路6を形成するための貫通孔
には長細いポリウレタン5c,6cを押し込み、体液バ
イパス流路8を形成するための貫通孔には長細いポリウ
レタン8cを押し込んで接着剤BDで完全に塞ぐことに
より、薬剤供給流路5と膨張用流体供給流路6および体
液バイパス流路8を完成した後、シリンジ挿入用の直径
1mm,内径0.5mm,長さ20cmのポリウレタン
チューブTB1,TB2を開口5a,6aに接続した。
【0024】次に、線状ポリウレタンの先端側に内バル
ーン4として直径3mm、膜厚み0.2mm、長さ1.
5cmのラテックスチューブを開口5bは覆わずに開口
6bだけを覆うようにして嵌め、チューブ両端2mmの
ところをナイロン糸STで巻いて縛り付けた。さらに、
線状ポリウレタンの先端側に設けた内バルーン4の上か
ら外バルーン3として直径3mm、膜厚み0.2mm、
長さ2cmのラテックスチューブを開口5bを覆うよう
にして嵌め込み、チューブ両端2mmのところをナイロ
ン糸STで巻いて縛り付けた。なお、外バルーン3とし
てのラテックスチューブの中央には、薬剤吐出用小孔2
として直径0.5mmの小さな孔を予め開けておいた。
このようにして、二重バルーン構造を備えた実験用のカ
テーテルを完成した。
【0025】一方、血管Mに見立てた長さ50cm,内
径6mmのポリウレタンチューブを用意し、ポリウレタ
ンチューブに実験用のカテーテルを内外のバルーン3,
4を先にして差し込み、血管Mに見立てたポリウレタン
チューブの中央にバルーン3,4が位置するようにセッ
トした。そして、シリンジ(図示省略)を使ってポリウ
レタンチューブTB2から膨張用流体供給流路6を経由
して空気を内バルーン4に送り込んで血管Mに見立てた
ポリウレタンチューブを塞ぐまでに膨張させた。
【0026】ついで、シリンジ(図示省略)を使ってポ
リウレタンチューブTB1から薬剤供給流路5を経由し
て薬剤に見立てた青インク0.8ccを外バルーン4に
送り込んで薬剤吐出用小孔2から吐出させた。薬剤吐出
用小孔2から吐出させた青インクは、血管Mに見立てた
ポリウレタンチューブの内壁面と外バルーン4の表面の
間に留まった。また、バルーン3,4を膨張させた状態
で血管Mに見立てたポリウレタンチューブの一側端から
血液に見立てた水を流したところ、水は膨張したバルー
ン3、4で止められることなく、体液バイパス流路8を
通って他側端へ流れ続けた。以上の実験結果により、第
1実施例のカテーテルの薬剤注入機能が十分に確認され
た。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図面を参照し
ながら説明する。図4は第2実施例に係る薬剤注入用カ
テーテルの構成を薬剤注入時の状態で示す断面図、図5
は第2実施例のカテーテルによる薬剤注入時のバルーン
の膨張状態を示す平面図である。
【0028】第2実施例のカテーテルは、図4に示すよ
うに、二重バルーン構造ではなくて一重バルーン構造で
あり、薬剤吐出用小孔がバルーンではなくてカテーテル
本体に設けられている他は、実質的に第1実施例のカテ
ーテルと同様の構成であるので、以下、相違する構成に
関してだけ説明し、共通する構成に関する説明は省略す
る。第2実施例のカテーテルの可撓性カテーテル本体9
の先端側周面9aには、カテーテル本体9の径方向に膨
張可能な2個のバルーン10,11と1個の薬剤吐出用
小孔12が設けられている。薬剤吐出用小孔12は2個
のバルーン10,11の略中間に位置している。
【0029】バルーン10,11は開口10a,11a
によって共通の膨張用流体供給流路6に通じていて、カ
テーテル本体9の手元側の開口6aからバルーン10,
11の内に膨張用流体が送り込めるよう構成されてい
る。膨張用流体が送り込まれるに伴ってバルーン10,
11が膨張することは言うまでもない。また、薬剤吐出
用小孔12は、薬剤供給流路5に通じており、カテーテ
ル本体9の手元側の開口5aから薬剤を薬剤供給流路5
へ送り込み、薬剤吐出用小孔12から吐出させられるよ
う構成されている。一方、カテーテル本体9の長手方向
に設けられた体液バイパス流路13は、カテーテル本体
9の先端側に位置するバルーン10の先に一方の開口1
3aを有し、手元側に位置するバルーン11の手前に他
方の開口13bを有するよう構成されている。
【0030】そして、第2実施例の薬剤注入用カテーテ
ルにより薬剤注入を実行する場合は、図4に示すよう
に、カテーテル本体9の手元側の開口6aからバルーン
10,11の内に膨張用流体を送り込み、2個のバルー
ン10,11の表面が血管Mの内壁面に当接するまで膨
張させてバルーン10,11の間に閉鎖域を形成してか
ら、図4および図5に示すように、薬剤Qをカテーテル
本体9の手元側の開口5aから送り込んで薬剤吐出用小
孔12から吐出させてバルーン10,11の間の閉鎖域
へ注入する。薬剤Qはバルーン10,11の間の閉鎖域
に留まることから局所的な薬剤注入が実現される。
【0031】また、バルーン10,11の膨張によって
血管Mが塞がれるけれども、血液は常にバルーン10の
先の開口13aから体液バイパス流路13を通り、バル
ーン11の手前の開口13bから出てゆき、血液は流れ
続けられるので、第2実施例の場合でも、薬剤注入中、
一定程度の血液の流れが常に維持される。
【0032】本発明は、上記実施の形態に限られること
はなく、下記のように変形実施することができる。 (1)第1実施例の薬剤注入用カテーテルにおいて、内
バルーンは無くて外バルーンだけが設けられている他は
第1実施例のカテーテルと同様の構成のものが、変形例
として挙げられる。この変形例の場合、薬剤が膨張用流
体を兼ねることになる。
【0033】(2)第1,第2実施例においては、薬剤
吐出用小孔が1個であったが、薬剤吐出用小孔の数は、
通常、薬剤の注入形態に合わせて複数個設けるようにし
てもよい。例えば、10個の薬剤吐出用小孔が周方向に
沿って環状に等間隔で設置された構成のものが、具体的
変形例として挙げられる。
【0034】(3)第1,第2実施例においては、薬剤
注入対象の管が血管であったが、本発明における薬剤注
入対象の管は血管に限らない。
【0035】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1の発明に
係る薬剤注入用カテーテルによれば、薬剤注入中、膨張
したバルーンによって管が塞がれていても、薬剤注入対
象の管を流れる体液はカテーテル本体に設けられた体液
バイパス流路を通ることによって、体液は膨張したバル
ーンの間を抜け出て流れ続けるので、薬剤注入中も一定
程度の体液の流れが常に維持される結果、体液の流れを
止めずに薬剤を注入することができる。
【0036】また、請求項2の発明に係る薬剤注入用カ
テーテルによれば、先に内バルーンを管を塞ぐまでに膨
張させることにより、同時に外側のバルーンを押し広げ
て膨らませ管の内面に押しつけておいてから、薬剤吐出
用小孔から吐出させて、注入開始時点から管の内面と外
側のバルーンの表面の間の局所的なところに薬剤を留め
られるようにすることができるので、薬剤が管を流れる
体液中に分散してしまうのを旨く回避することができ
る。
【0037】さらに、請求項3の発明に係る薬剤注入用
カテーテルによれば、薬剤注入中、膨張した2個のバル
ーンによって管が塞がれていても、薬剤注入対象の管を
流れる体液はカテーテル本体に設けられた体液バイパス
流路を通ることによって、体液は膨張した2個のバルー
ンの間を抜け出て流れ続けるので、薬剤注入中も一定程
度の体液の流れが常に維持される結果、体液の流れを止
めずに薬剤を注入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の薬剤注入用カテーテルの構成を示
す断面図である。
【図2】第1実施例の薬剤注入用カテーテルによる薬剤
注入時のバルーンの膨張状態を示す平面図である。
【図3】第1実施例の薬剤注入用カテーテルにおける薬
剤注入機能を確認するための実験用のカテーテルの構成
を示す断面図である。
【図4】第2実施例の薬剤注入用カテーテルの構成を示
す断面図である。
【図5】第2実施例の薬剤注入用カテーテルによる薬剤
注入時のバルーンの膨張状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,9 …カテーテル本体 1a,9a …先端側周面 2 …薬剤吐出用小孔 3 …外バルーン 4 …内バルーン 5 …薬剤供給流路 6 …膨張用流体供給流路 8 …体液バイパス流路 8a,8b …開口 10,11 …バルーン 12 …薬剤吐出用小孔 13 …体液バイパス流路 13a,13b …開口 Q …薬剤 M …血管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体液が流れている薬剤注入対象の管に挿
    入される可撓性カテーテル本体の先端側に薬剤吐出用小
    孔付きの膨張可能なバルーンが設けられていて、薬剤注
    入対象の管内で管を塞ぐまでに膨張し、管内壁面に当接
    したバルーンの薬剤吐出用小孔から薬剤が注入されるよ
    う構成された薬剤注入用カテーテルにおいて、 カテーテル本体に、バルーンの先に一方の開口があって
    バルーンの手前に他方の開口がある体液バイパス流路が
    設けられていることを特徴とする薬剤注入用カテーテ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薬剤注入用カテーテル
    において、 薬剤吐出用小孔付きのバルーンの内側には独立して膨張
    可能な内バルーンが設けられているとともに、内バルー
    ンの内に連通する膨張用流体供給流路がカテーテル本体
    の長手方向に沿って設けられている薬剤注入用カテーテ
    ル。
  3. 【請求項3】体液が流れている薬剤注入対象の管に挿入
    される可撓性カテーテル本体の先端側に、膨張可能な2
    個のバルーンが薬剤吐出用小孔を間にしてカテーテルの
    長手方向沿いに設けられていて、薬剤注入対象の管内で
    管を塞ぐまでに膨張した2個のバルーンの間へ薬剤吐出
    用小孔から薬剤が注入されるよう構成された薬剤注入用
    カテーテルにおいて、 カテーテル本体に、先端側のバルーンの先に一方の開口
    があって手元側のバルーンの手前に他方の開口がある体
    液バイパス流路が設けられていることを特徴とする薬剤
    注入用カテーテル。
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