JPH11319905A - タンデム圧延機列 - Google Patents

タンデム圧延機列

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JPH11319905A
JPH11319905A JP13716998A JP13716998A JPH11319905A JP H11319905 A JPH11319905 A JP H11319905A JP 13716998 A JP13716998 A JP 13716998A JP 13716998 A JP13716998 A JP 13716998A JP H11319905 A JPH11319905 A JP H11319905A
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JP
Japan
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rolling
roll
rolling mill
moving
finishing mill
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Withdrawn
Application number
JP13716998A
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English (en)
Inventor
Keiji Mizuta
桂司 水田
Kazuo Morimoto
和夫 森本
Kanji Hayashi
寛治 林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備コストの多大な上昇を伴うことなく剛性
を向上して圧延材への波状模様の発生を抑制することが
できるタンデム圧延機列を提供する。 【解決手段】 上下ワークロールと、前記上下ワークロ
ールに対する上下バックアップロールとがロールチョッ
クにより支持された圧延機ユニットを複数有し、この複
数の圧延機ユニットを下支持台盤及び上支持台盤により
支持、連結したことを特徴とするタンデム圧延機列。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯材、棒材、
型材を圧延するタンデム圧延機列に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の一般的な熱間仕上圧延機を
列設したタンデム圧延機列の概略を示す縦断面図であ
る。図8において、床上には7つの仕上圧延機、すなわ
ちNo.1仕上圧延機F101、No.2仕上圧延機F
102、No.3仕上圧延機F103、No.4仕上圧
延機F104、No.5仕上圧延機F105、No.6
仕上圧延機F106、及びNo.7仕上圧延機F107
が所要の間隔を保って順に列設されている。また、各仕
上圧延機F101〜F107は門型に形成されているハ
ウジング131〜137を有している。この門型のハウ
ジング131〜137内には、上下のワークロール10
1〜107、上下のバックアップロール111〜117
及び圧下装置121〜127がそれぞれ内装されてお
り、駆動側と作業側とが個々に床上に固定された状態と
なっている。そして、圧延材100の噛み込み振動や、
圧延中に発生する圧延材100の不連続滑りによる振動
は、ハウジング131〜137のそのものの重量増や床
面への固定剛性を上げることによって低減する努力がな
されている。
【0003】例えば、1050℃の圧延材100の表面
の酸化スケール(以下、単に「スケール」という)を、
本設備より上流側の図示しないデスケーラによって除去
し、この先端部を、No.1仕上圧延機F101の所要
のギャップを形成した上下のワークロール101に噛み
込ませ、圧下装置121によってバックアップロール1
11を介してワークロール101を圧下しながら所要の
厚さに圧延する。以下、この圧延材100を、No.2
仕上圧延機F102〜No.7仕上圧延機F107で、
No.1仕上圧延機F101の場合と同様に順次圧延
し、所要の厚さに仕上げ圧延する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た熱間タンデム仕上圧延機列では、次の(1)〜(2)
に示す問題点がある。 (1)圧延材100の先端部を噛み込むときの振動や、
圧延中の不連続滑りによる振動は、圧延材100の表面
に波状の模様を付与し、あるいは厚さむらを発生させ
る。この問題点をハウジング131〜137の重量や床
面に対する剛性の向上で対処するには、著しく大重量と
大規模な基礎工事が必要となり、設備コストが見合わな
くなる。また、最近は高速で制御されるダンパによって
振動を吸収する方法が考えられているが、制御装置のコ
ストが高価となっている。 (2)熱間圧延のように高温の圧延材100を圧延する
場合、前述した熱間タンデム圧延列を通過する時間が長
いほど圧延材100の温度が低下し、その金属組織の点
で理想的な温度で圧延できないケースがある。また、圧
延時間が長くなることによって圧延材100の表面にス
ケールが成長し、その後のスケールを除去する工程に、
著しいコストがかかること、あるいは圧延中にスケール
の厚さが一定以上になると仕上げ圧延した圧延材100
の表面に、このスケールが噛み込んで凹凸のキズを付け
ることになり、その品質を著しく低下させることにな
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、設備コストの多大な上昇を伴う
ことなく剛性を向上して圧延材への波状模様の発生を抑
制することができるタンデム圧延機列を提供することに
ある。加えて本発明は、圧延中の温度低下をより少なく
することができるタンデム圧延機列の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本発明のタンデム圧延機列は、上下ワーク
ロールと、前記上下ワークロールに対する上下バックア
ップロールとがロールチョックにより支持された圧延機
ユニットを複数有し、この複数の圧延機ユニットを下支
持台盤及び上支持台盤により支持、連結したことを特徴
とする。
【0007】以上の本発明によれば、複数の圧延機ユニ
ットを下支持台盤及び上支持台盤により支持、連結した
ことにより、各圧延機ユニットの上下ワークロール同士
の水平方向剛性が互いに増大し、従来のタンデム圧延機
列で問題となっているハウジングの横揺れに起因する圧
延材表面の波状模様の発生を軽減することができる。本
発明において、隣接する圧延機ユニット同士を機械的に
係合すれば、上下ワークロール及び上下バックアップロ
ールに微小なスラスト力が発生しても、このスラスト力
を支持することが可能となり、圧延精度向上に寄与す
る。また、本発明においては、圧延機ユニットを圧延パ
スライン方向に移動可能に構成することが望ましい。つ
まり、圧延時には隣接する圧延機ユニット間の間隔を最
小限とすれば、被圧延材がタンデム圧延機列を通過する
時間が短縮され圧延温度の低下を防止するすることがで
きる。一方、圧延機ユニット、その他付帯設備のメンテ
ナンスを行うときには、圧延機ユニット間の間隔を拡大
すればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形
態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好まし
い種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下
の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限
り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】図1乃至図4は本発明の第1の実施形態を
示すもので、図1はタンデム圧延機列の側面図、図2は
図1の入側及び出側を拡大した側面図、図3は図2のA
−A矢視の主要部分を破断した正面図、図4は図1のタ
ンデム圧延機列の各々の仕上圧延機を所定の間隔で引き
離した側面図である。
【0010】図1乃至図4において、床上に固設された
下支持台盤としての台盤19と上支持台盤としての耐圧
下盤20と入側テンションポール21と中間テンション
ポール22と出側テンションポール23及び移動ポール
29とによって形成された枠内には、圧延機ユニットで
あるNo.1仕上圧延機F1,No.2仕上圧延機F
2,No.3仕上圧延機F3,No.4仕上圧延機F
4,No.5仕上圧延機F5,No.6仕上圧延機F
6,No.7仕上圧延機F7の、7つの仕上圧延機が内
装されている。また、各仕上圧延機F1〜F7には、上
ワークロール1及び下ワークロール2と、上バックアッ
プロール3及び下バックアップロール4がそれぞれ配設
されている。
【0011】さらに詳述すると、上ワークロール1及び
下ワークロール2の両端部は、上ワークロールチョック
5及び下ワークロールチョック6にそれぞれ軸着されて
いる。上バックアップロール3及び下バックアップロー
ル4の両端部は、上バックアップロールチョック7a,
7b及び下バックアップロールチョック8a,8bにそ
れぞれ軸着されている。この上バックアップロールチョ
ック7a,7b及び下バックアップロールチョック8
a,8bには、上ワークロールチョック5及び下ワーク
ロールチョック6が内装され、上下バックアップロール
チョック7a,7b,8a,8bに内装されたロールベ
ンディングシリンダ10(図2参照)によって支持され
ている。なお、上下バックアップロール7a,8aは仕
上圧延機F1,F3,F5,F7に、また、上下バック
アップロール7b,8bは仕上圧延機F2,F4,F6
に適用される。
【0012】下バックアップロールチョック8a,8b
の上部には上バックアップロールチョック7a,7bを
支持するバランスシリンダ9(図2,図3参照)が内装
されている。移動ポール29の出側側面及び出側テンシ
ョンポール23の入側側面には、その凸部が上下バック
アップロールチョック7a,8aのガイド溝7c,8c
と係合するガイドプレート24が装着されている。
【0013】各々の下バックアップロールチョック8
a,8bの下面は、各々のスライドベース11にロール
軸方向に摺動するようにそれぞれ嵌着され、このスライ
ドベース11の底面には各々の移動台12に内装された
高さ調整シリンダ13のロッド部が固着されている。な
お、高さ調整シリンダ13の代わりにスクリュージャッ
キを用いてもよい。この移動台12の底面は台盤19の
上面に接触して支持されている。また、そのロール軸方
向両端部には油圧ジャッキ14が貫通して装着され、ロ
ール軸方向両側面にはアイプレート16が装着されてい
る。この油圧ジャッキ14のロッド部には、台盤19上
に敷設されたレール26と係合する車輪15が回転自在
に軸着されている。なお、レール26及び車輪15の代
わりにガイドレール及びガイドを設け、油圧ジャッキ1
4にこのガイドを装着してもよい。
【0014】移動シリンダ31により移動する移動台車
28には移動ポール29が立設され、その両側面にはア
イプレート16が装着されている。また、出側テンショ
ンポール23のロール軸方向両側面にもアイプレート1
6が装着されている。各々のアイプレート16のルーズ
穴には連結ボルト17が挿入され、ダブルナット式のス
トッパナット18が螺合されている。耐圧下盤20の下
面には、各上バックアップロールチョック7a,7bを
圧下する圧下シリンダ25が装着されている。なお、移
動台車28は自走式とし、移動シリンダ31を省略して
も良い。
【0015】これらの上下ワークロール1,2、上下バ
ックアップロール3,4、上下ワークロールチョック
5,6、上下バックアップロールチョック7a,7b,
8a,8b、バランスシリンダ9、ロールベンディング
シリンダ10、圧下シリンダ25、高さ調整シリンダ1
3、スライドベース11、移動台12、車輪15等によ
って上記No.1仕上圧延機F1,No.2仕上圧延機
F2,No.3仕上圧延機F3,No.4仕上圧延機F
4,No.5仕上圧延機F5,No.6仕上圧延機F
6,No.7仕上圧延機F7がそれぞれ構成されてい
る。
【0016】また、各々の上下バックアップロールチョ
ック7a,7b,8a,8bの側面同志と、入側及び出
側のガイドプレート24とは、ガイド溝7c,8c及び
ガイド凸部7d,8dによって上下方向に摺動可能に係
合する。図1では移動シリンダ31によって移動台車2
8及び移動ポール29を介して摺動可能な力で押圧、係
合されている。
【0017】耐圧下盤20の入側下面には、移動ポール
29の上端に装着したガイド30と係合するガイドレー
ル27が装着されている。また、耐圧下盤20にはスト
ップシリンダ35及びストッパ34が装着されている。
台盤19の入側にもストップシリンダ33及びストッパ
32が装着されている。
【0018】次に、この第1の実施形態の動作を説明す
る。まず、ロール研削で径が不揃いとなった各々の下ワ
ークロール2の上面高さを、各々の高さ調整シリンダ1
3によってそれぞれ調整して圧延材100のパスライン
に揃える。このとき、圧延機F1〜F7同士は、図1に
示したように、ガイド溝7c,8c及びガイド凸部7
d,8dを介して係合し、上下ワークロール1,2の間
隔が最小限となっている。次に、バランスシリンダ9に
よって支持されている各々の上バックアップロールチョ
ック7a,7bを各々の圧下シリンダ25によってそれ
ぞれ圧下し、各々の上ワークロール1と下ワークロール
2とに所要のギャップを形成し、表面のスケールを図示
しないデスケーラによって除去した例えば1050℃の
圧延材100の先端部を、No.1仕上圧延機F1の上
記ギャップに噛み込ませ、圧下シリンダ25によって上
ワークロール1を圧下し、ベンディングシリンダ10に
よって上下ワークロール1,2にベンディングを付与し
て板形状を調整しながら所要の厚さに圧延する。
【0019】以下、この圧延材100を、No.2仕上
圧延機F2〜No.7仕上圧延機F7で、No.1仕上
圧延機F1の場合と同様に順次板形状を調整しながら所
要の厚さに仕上げ圧延する。このとき、この圧延反力
を、床面に締着した台盤19、耐圧下盤20、入側テン
ションポール21、中間テンションポール22、出側テ
ンションポール23によって支持する。
【0020】図4は、図示しないロール冷却装置、スト
リッパ、オンラインロールグラインダ等のメンテナンス
のために、各々の仕上圧延機F1〜F7の間隔を拡大し
た状態を示している。図1の状態から図4の状態にする
には、以下の通りにすればよい。まず、高さ調整シリン
ダ13のシリンダ部を下降させてスライドベース11の
下面を移動台12に当接させて直接支持する。
【0021】次に、ストッパナット18と出側アイプレ
ート16との間隔を所要の寸法に調整し、各々の油圧ジ
ャッキ14によって車輪15をレール26に圧下して各
々の移動台12を台盤19から浮上させる。同時に、ス
トップシリンダ33,35によってストッパ32,34
を下降及び上昇させて移動台車28及びガイド30のロ
ックを解除し、移動シリンダ31によって移動台車28
を入側方向に引っ張る。すると、移動台車28とNo.
1仕上圧延機F1の移動台12を連結する各々の連結ボ
ルト17へのヘッド及びストッパナット18が隣接する
アイプレート16に当接する。そして、最初に移動台車
28及び移動ポール29とNo.1仕上圧延機F1の移
動台12との間隔が所要の寸法に拡大し、次にNo.2
仕上圧延機F2の移動台12とNo.3仕上圧延機F3
の移動台車12との間隔が拡大する。このようにして、
次々と各々の移動台12間及び出側テンションポール2
3間の間隔が拡大するので、メンテナンスを容易に行う
ことができる。なお、アイプレート16の代わりにフッ
クを装着し、連結ボルト17及びストッパナット18の
代わりにチェーンまたはワイヤロープを用いてもよい
が、前記間隔拡大の場合に、チェーンは1リンク単位し
かその間隔の調整ができず、また、ワイヤロープはその
長さを変える必要がある。
【0022】また、各々の上下ワークロール1,2、上
下バックアップロール3,4、上下ワークロールチョッ
ク5,6、上下バックアップロールチョック7a,7
b,8a,8b等からなるロールアッセンブリを組み替
えるときは、各々のバランスシリンダ9によって各々の
上ワークロールチョック7a,7bをそれぞれ支持して
油圧をロックし、スライドベース11上を作業側Wへ引
き抜けばよい。
【0023】図4に示すNo.3仕上圧延機F3やN
o.5仕上圧延機F5のように、入側テンションポール
21や中間テンションポール22が邪魔になる場合は、
No.1仕上圧延機F1、No.2仕上圧延機F2及び
No.4仕上圧延機F4の前記ロールアッセンブリを引
き抜いた後に、移動シリンダ31によってNo.3仕上
圧延機F3までの移動台車12を押して出側へ移動させ
て引き抜き、No.5仕上圧延機F5とNo.6仕上圧
延機F6とをストッパナット18を外して連結を解除
し、入側へ移動させて引き抜けばよい。
【0024】この第1の実施形態では次の(1)〜
(5)に示す効果がある。 (1)No.1〜No.7仕上圧延機F1〜F7を台盤
19及び耐圧下盤20で連結することにより、各々の上
下ワークロール1,2同志の水平方向剛性が互いに増大
するので、従来のタンデム圧延機列で問題となっている
ハウジングの横揺れに起因する圧延材100の波状模様
の発生を無くすることができる。 (2)各々の仕上圧延機F1〜F7をハウジングレスに
して、その上下ワークロール1,2の軸心間隔を最小限
にしたことにより、より理想的な温度範囲で圧延材10
0を仕上げ圧延することが可能になりその強度や伸び等
の機械的性質をより向上することができる。また、仕上
げ圧延時間を従来のタンデム圧延機列と比較して大幅に
短くすることができるので、圧延材100のスケール厚
さを低減することができる。したがって、下流のスケー
ル除去工程の負担を軽減することが可能になり、スケー
ルの噛み込みが原因となる圧延材100の表面キズを減
少することができる。 (3)出側テンションポール23及び移動台12,移動
台車28間にその間隔が調整可能な連結ボルト17及び
ストッパナット18を設けたことにより、駆動側D及び
作業側W各1組みの移動台車28の移動だけで出側テン
ションポール23、各々の上下ワークロール1,2及び
移動ポール29の間隔を自在に調整することが可能にな
り、メンテナンスにも容易に対応できるとともに、入側
テンションポール21及び中間テンションポール22を
避けて前記ロールアップアッセンブリを組み替えのため
に作業側Wへ引き出すことができる。 (4)入側及び出側の各々のガイドプレート24、各々
の上下バックアップロールチョック7a,7b,8a,
8bの係合面に上下方向に互いに摺動するガイド溝7
c,8c及びガイド凸部7d,8dを設け、圧延時にこ
れらを係合させることにより、上下ワークロール1,2
及び上下バックアップロール3,4に微小なスラスト力
が発生しても、このスラスト力を支持することができ
る。 (5)各々の移動台12に台盤19からの浮上移動手段
としての油圧ジャッキ14及び車輪15を設けたことに
より、圧延時に移動台12の底面全面を台盤19によっ
て支持することが可能になる。したがって、圧延材10
0の圧延時における高圧下に耐えることができる。
【0025】図5乃至図7は本発明の第2の実施形態を
示すもので、図1はタンデム圧延機列の側面図、図6は
図5のタンデム圧延機列の出側を拡大した側面図、図7
は図6のB−B断面を示す平面図である。なお、図5乃
至図7において、図1乃至図4に示した第1の実施形態
と同一の部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0026】図5において、床上に固設された台盤19
と耐圧下盤20と入側テンションポール21と中間テン
ションポール22と出側テンションポール23及び移動
ポール29とによって形成された枠内の出側にはワーク
ロールクロス機能を具備したNo.6仕上圧延機F16
及びペアロールクロス機能を具備したNo.7仕上圧延
機F17が配置される。また、出側テンションポール2
3の入側側面には凹曲面プレート73が装着されてい
る。
【0027】図6及び図7において、No.6仕上圧延
機F16及びNo.7仕上圧延機F17の上ワークロー
ル51及び下ワークロール52の両端部は上ワークロー
ルチョック55b,55a及び下ワークロールチョック
56b,56aにそれぞれ軸着され、上バックアップロ
ール53及び下バックアップロール54の両端部は上バ
ックアップロールチョック57b,57a及び下バック
アップロールチョック58b,58aにそれぞれ軸着さ
れている。上下ワークロール51,52の反スラスト方
向である駆動側Dの上ワークロールチョック55b,5
5a及び作業側Wの下ワークロールチョック56b,5
6aにはクロス点Cを中心とするスラスト受け半径Rの
凹曲面を形成したワークロールスラスト受けブロック8
1が、スラスト方向である駆動側Dの下ワークロールチ
ョック56b,56a及び作業側Wの上ワークロールチ
ョック55b,55aにはワークロールスラスト受けブ
ロック81と係合する凸曲面ブロック82がそれぞれ装
着されている。なお、上下ワークロールスラスト力Sw
1,Sw2の押圧力による摩擦係数を軽減するために、
ニードルベアリングを介装してもよい。これらの上ワー
クロールチョック55b,55a及び下ワークロールチ
ョック56b,56aは上バックアップロールチョック
57b,57a及び下バックアップロールチョック58
b,58aに内装されている。
【0028】No.6仕上圧延機F16のスラスト方向
である駆動側Dの上バックアップロールチョック57b
及び作業側Wの下バックアップロールチョック58bに
は凸平面ブロック84が、反スラスト方向である駆動側
Dの下バックアップロールチョック58b及び作業側W
の上バックアップロールチョック57bには各々の凸平
面ブロック84を支持するバックアップロールスラスト
受けブロック83がそれぞれ装着されている。
【0029】No.6仕上圧延機F16の上下バックア
ップロールチョック57b,58bの入側側面には、N
o.5仕上圧延機F5の上下バックアップロールチョッ
ク7b,8aのガイド溝7c,8cと係合する凸ガイド
部57d,58dが、出側側面には凹曲面部57c,5
8cがそれぞれ形成されている。また、上下バックアッ
プロールチョック57b,58bには、クロスヘッド6
8によって上下ワークロールチョック55b,56bを
押圧するクロスシリンダ67が内装されている。
【0030】No.7仕上圧延機F17の上下バックア
ップロールチョック57a,58aには、クロスヘッド
62によってNo.6仕上圧延機F16の上下バックア
ップロールチョック57b,58bの凹曲面部57c,
58c及びテンションポール23の上下凹曲面プレート
73,74を押圧するクロスシリンダ61が内装され、
さらにベンディングシリンダ10が内装されている。ま
た、上バックアップロールチョック57aの上面には圧
下シリンダ25と係合する上ローラベアリング75が装
着され、下バックアップロールチョック58aと高さ調
整シリンダ13とには下ローラベアリング76が介装さ
れている。
【0031】なお、No.6仕上圧延機F16及びN
o.7仕上圧延機F17を全てワークロールクロス式ま
たはペアクロス式にしてもよいし、No.1仕上圧延機
F1〜No.7仕上圧延機F17の全てをワークロール
クロス式またペアクロス式にしてもよい。その他の構成
は、第1の実施形態と同一である。
【0032】次に、この第2の実施形態の動作を説明す
る。まず、No.6仕上圧延機F16の各々のクロスシ
リンダ67を作動させて、そのクロスヘッド68で各々
の上下ワークロールチョック55b,56bを押圧し、
上ワークロール51と下ワークロール52とを所要のク
ロス角θ1で互いにクロスさせる。これとともに、N
o.7仕上圧延機F17の各クロスシリンダ61によっ
て、そのクロスヘッド62で凹曲面部57c及び凹曲面
プレート73を押圧し、上ワークロール51と下ワーク
ロール52とをペアで所要のクロス角θ2で互いにクロ
スさせ、圧延材100の仕上げ圧延に備える。
【0033】次に、第1の実施形態と同様に、No.1
仕上圧延機F1〜No.5仕上圧延機F5によって圧延
材100を順次圧延し、図示しない板形状検出器でこの
板形状や板クラウンを検出しながら、No.6仕上圧延
機F16及びNo.7仕上圧延機F17のクロス角θ
1,θ2をそれぞれ適宜調整し、各々の上ワークロール
1を圧下し、さらにNo.7仕上圧延機F17のベンデ
ィングシリンダ10によって上下ワークロール51,5
2にベンディングを付与し、板クラウンを解消してその
板形状を制御しながら圧延する。このとき、No.7仕
上圧延機F17の上下ローラベアリング75,76は圧
下シリンダ25及び高さ調整シリンダ13と上下バック
アップロールチョック57a,58aとを所要のクロス
角θ2で円滑に回動させる。
【0034】図7に示すように、No.6仕上圧延機F
16及びNo.7仕上圧延機F17のロールクロスによ
る圧延材100と上ワークロール51及び下ワークロー
ル52との間に作用する強大な上ワークロールスラスト
力Sw1及び下ワークロールスラスト力Sw2を、凸曲
面ブロック82を介してワークロールスラスト受けブロ
ック81によってそれぞれ支持し、この上下ワークロー
ルスラスト力Sw1,Sw2を互いに相殺する。また、
No.6仕上圧延機F16において、上バックアップロ
ール53及び下バックアップロール54の上下ワークロ
ール51,52に対する上バックアップロールスラスト
力Sb1及び下バックアップロールスラスト力Sb2
を、凸平面ブロック84を介してバックアップロールス
ラスト受けブロック83によってそれぞれ支持し、この
上下バックアップロールスラスト力Sb1,Sb2を互
いに相殺する。
【0035】上下バックアップロールチョック57b,
58bの入側側面の凸ガイド部57d,58dは、N
o.5仕上圧延機F5の上下バックアップロールチョッ
ク7b,8bの出側側面のガイド溝7c,8cと係合
し、圧延材100に対する上下ワークロール51,52
のスラスト力Sw1,Sw2に差が発生してNo.6仕
上圧延機F16の上下ロールアッセンブリに微小なスラ
スト力が発生しても、このスラスト力を支持する。ま
た、上下バックアップロールチョック57b,58bの
出側側面の凹曲面57c,58c及び凹曲面プレート7
3の凹曲面部はクロスヘッド62のロール軸方向への移
動を防止し、ペアクロスによるスラスト力Sw1,Sw
2を上下で互いに相殺したNo.7仕上圧延機F17の
上下ロールアッセンブリに微小なスラスト力が発生して
も、このスラスト力を支持する。その他の作用は第1の
実施形態と同一である。
【0036】この第2の実施形態では第1の実施形態の
効果に加え、次の(1)〜(3)に示す効果がある。 (1)上下バックアップロールチョック57a,57
b,58a,58bに、ロールクロス手段としてのクロ
スシリンダ61,67及びクロスヘッド62,68を設
けたことにより、No.6仕上圧延機F16,No.7
仕上圧延機F17の上下ワークロール51,52をそれ
ぞれ所要の別個のロールクロス角θ1,θ2で互いにク
ロスさせることが可能になる。したがって、タンデム圧
延機列の最終圧延工程で、それぞれ単独のロールクロス
角θ1,θ2で圧延することが可能になり、圧延材10
0の板形状を正確に制御することができる。 (2)上ワークローチョック55a,55b及び下ワー
クロールチョック56a,56bのスラスト方向の端面
にクロス点Cを中心とするスラスト受け半径Rの凸円弧
状摺動面を有する凸曲面ブロック82を装着し、反スラ
スト方向の端面に凸曲面ブロック82の曲面と係合する
凹状摺動面を有するワークロールスラスト受けブロック
81を装着したことにより、上下ワークロール51,5
2をクロスさせて圧延した場合に反対方向に作用する強
大な上下ワークロールスラスト力Sw1,Sw2を上下
で互いに相殺して支持することができる。また、上下バ
ックアップロールチョック57b,58bのスラスト方
向の端面に凸平面ブロック84を装着し、反スラスト方
向の端面に前記凸平面ブロック84と係合するバックア
ップロールスラスト受けブロック83を装着したことに
より、上下ワークロール51,52のワークロールクロ
スの場合に、上下バックアップロール53,54に作用
する上下バックアップロールスラスト力Sb1,Sb2
を上下で互いに相殺して支持することができる。したが
って、複雑なスラスト受け装置が不要になる。 (3)上下バックアップロールチョック57b,58b
に凹曲面部57cを形成し、出側テンションポール23
に凹曲面プレート73を設けたことにより、この凹曲部
57c及び凹曲面プレート73の凹曲面部でクロスヘッ
ド62を介した上下バックアップロールチョック57
a,58aのロール軸方向への移動を防止することが可
能になり、ペアクロスによる上下ワークロールスラスト
力Sw1,Sw2を上下で互いに相殺したNo.7仕上
圧延機F17の上下ロールアッセンブリに微小なスラス
ト力が発生しても、このスラスト力を支持することがで
きる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば複
数の圧延機ユニットを下支持台盤及び上支持台盤により
支持、連結したことにより、各圧延機ユニットの上下ワ
ークロール同士の水平方向剛性が互いに増大し、従来の
タンデム圧延機列で問題となっているハウジングの横揺
れに起因する圧延材表面の波状模様の発生を軽減するこ
とができる。
【0038】また、隣接する圧延機ユニット同士を機械
的に係合すれば、上下ワークロール及び上下バックアッ
プロールに微小なスラスト力が発生しても、このスラス
ト力を支持することが可能となり、圧延精度が向上す
る。
【0039】さらに、圧延機ユニットを圧延パスライン
方向に移動可能に構成すれば、圧延時には隣接する圧延
機ユニット間の間隔を最小限とすることにより、被圧延
材がタンデム圧延機列を通過する時間が短縮され圧延温
度の低下を防止するすることができるとともに、圧延機
ユニット、その他付帯設備のメンテナンスを行うときに
は、圧延機ユニット間の間隔を拡大して対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態としてのタンデム圧
延機列の側面図である。
【図2】 図1の入側及び出側を拡大した側面図であ
る。
【図3】 主要部分を破断して図2のA−A矢視方向よ
り見た正面図である。
【図4】 図1のタンデム圧延機列の各々の仕上圧延機
を所要の間隔で引き離した側面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態としてのタンデム圧
延機の側面図である。
【図6】 図5のタンデム圧延機列の出側を拡大した側
面図である。
【図7】 図6のB−B断面図である。
【図8】 従来のタンデム圧延機列の概略を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 上ワークロール 2 下ワークロール 3 上バックアップロール 4 下バックアップロール 5 上ワークロールチョック 6 下ワークロールチョック 7a,7b 上バックアップロールチョック 8a,8b 下バックアップロールチョック 7c ガイド溝 7d ガイド凸部 8c ガイド溝 8d ガイド凸部 19 台盤(下支持台盤) 20 耐圧下盤(上支持台盤) 61,67 クロスシリンダ 62,68 クロスヘッド 100 圧延材 C クロス点 R スラスト受け半径 θ1 クロス角 θ2 クロス角 F1〜F7,F16,F17 仕上圧延機(圧延機ユニ
ット)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下ワークロールと、前記上下ワークロ
    ールに対する上下バックアップロールとがロールチョッ
    クにより支持された圧延機ユニットを複数有し、 この複数の圧延機ユニットを下支持台盤及び上支持台盤
    により支持、連結したことを特徴とするタンデム圧延機
    列。
  2. 【請求項2】 隣接する圧延機ユニット同士が機械的に
    係合する請求項1に記載のタンデム圧延機列。
  3. 【請求項3】 圧延機ユニットが圧延パスライン方向に
    移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のタンデム圧延機列。
JP13716998A 1998-05-19 1998-05-19 タンデム圧延機列 Withdrawn JPH11319905A (ja)

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