JPH11320092A - 管台自動溶接方法 - Google Patents
管台自動溶接方法Info
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- JPH11320092A JPH11320092A JP14064898A JP14064898A JPH11320092A JP H11320092 A JPH11320092 A JP H11320092A JP 14064898 A JP14064898 A JP 14064898A JP 14064898 A JP14064898 A JP 14064898A JP H11320092 A JPH11320092 A JP H11320092A
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- 241001416181 Axis axis Species 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接線上の各位置で開先形状を同一にし、自
動溶接化を容易ならしめ、かつ、放射線透過試験及び超
音波探傷試験等の体積検査を可能にする。 【解決手段】 管本体1及び該管本体に溶接される管台
2の両者に開先3a,3bを設けて行う該管台の突合わ
せ溶接を対象とし、管台2の頭部4に装着した円柱座標
系で溶接位置を捉えて作動する溶接装置WEを用い、該
溶接装置には管台2の軸線上で旋回する旋回軸6、管台
2の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸7、管台2
の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸8及び該軸線
方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸9を設け、旋回軸6
に同期して半径方向軸7、軸線方向軸8及び傾斜軸9を
作動させ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき
溶接トーチ13を移動させる。
動溶接化を容易ならしめ、かつ、放射線透過試験及び超
音波探傷試験等の体積検査を可能にする。 【解決手段】 管本体1及び該管本体に溶接される管台
2の両者に開先3a,3bを設けて行う該管台の突合わ
せ溶接を対象とし、管台2の頭部4に装着した円柱座標
系で溶接位置を捉えて作動する溶接装置WEを用い、該
溶接装置には管台2の軸線上で旋回する旋回軸6、管台
2の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸7、管台2
の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸8及び該軸線
方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸9を設け、旋回軸6
に同期して半径方向軸7、軸線方向軸8及び傾斜軸9を
作動させ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき
溶接トーチ13を移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管本体に管台を溶
接にて取付ける場合に適用される管台自動溶接方法に関
するものである。
接にて取付ける場合に適用される管台自動溶接方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は従来の管台溶接方法を説
明するためのそれぞれ縦断面図及び横断面図である。こ
の従来の管台溶接方法では、管本体1上に溶接される単
純な短管状の管台2を溶接対象とし、管本体1に開けら
れている貫通孔1aに中心を合わせて管本体1の外表面
上に管台2を載置し、すみ肉溶接によって管本体1に管
台2を接合するという方法が採用されている。
明するためのそれぞれ縦断面図及び横断面図である。こ
の従来の管台溶接方法では、管本体1上に溶接される単
純な短管状の管台2を溶接対象とし、管本体1に開けら
れている貫通孔1aに中心を合わせて管本体1の外表面
上に管台2を載置し、すみ肉溶接によって管本体1に管
台2を接合するという方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の管
台溶接方法は、管台2が接合される管本体1の外表面が
曲面をなしているため、すみ肉溶接部の各位置によっ
て、開先形状が異なり、自動溶接化が困難であり、か
つ、放射線透過試験及び超音波探傷試験等の体積検査を
適用できないという問題点があった。
台溶接方法は、管台2が接合される管本体1の外表面が
曲面をなしているため、すみ肉溶接部の各位置によっ
て、開先形状が異なり、自動溶接化が困難であり、か
つ、放射線透過試験及び超音波探傷試験等の体積検査を
適用できないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的とするところは、溶接線上の
各位置で開先形状が同一になり、自動溶接化が容易であ
って、かつ、放射線透過試験及び超音波探傷試験等の体
積検査を適用できる管台自動溶接方法を提供することに
ある。
たものであって、その目的とするところは、溶接線上の
各位置で開先形状が同一になり、自動溶接化が容易であ
って、かつ、放射線透過試験及び超音波探傷試験等の体
積検査を適用できる管台自動溶接方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、管本体と該管本体に溶接される管台との
突合わせ溶接を対象とし、前記管台の頭部に装着した円
柱座標系で溶接位置を捉えて作動する溶接装置を用い、
該溶接装置には前記管台の軸線上で旋回する旋回軸、該
管台の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸、該管台
の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸、及び該軸線
方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸を設け、前記旋回軸
に同期して前記半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸を作
動させ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき溶
接トーチを移動させて溶接することを特徴とする。ま
た、本発明では、前記旋回軸、半径方向軸、軸線方向軸
及び傾斜軸のうちで、溶接トーチに最も近い位置にある
軸にアークボルテージコントロール軸を配置し、多層盛
り時の溶接トーチの高さ方向の位置制御を行ってもよ
く、溶接開先周方向の複数箇所で、溶接トーチにて実際
の開先位置を確認し、前記管台の中心軸線と溶接装置の
中心軸線とのずれ量を検知し、計算上求めた3次元曲線
状の溶接線の位置を修正して、精度の向上を図ることも
可能である。
に、本発明は、管本体と該管本体に溶接される管台との
突合わせ溶接を対象とし、前記管台の頭部に装着した円
柱座標系で溶接位置を捉えて作動する溶接装置を用い、
該溶接装置には前記管台の軸線上で旋回する旋回軸、該
管台の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸、該管台
の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸、及び該軸線
方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸を設け、前記旋回軸
に同期して前記半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸を作
動させ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき溶
接トーチを移動させて溶接することを特徴とする。ま
た、本発明では、前記旋回軸、半径方向軸、軸線方向軸
及び傾斜軸のうちで、溶接トーチに最も近い位置にある
軸にアークボルテージコントロール軸を配置し、多層盛
り時の溶接トーチの高さ方向の位置制御を行ってもよ
く、溶接開先周方向の複数箇所で、溶接トーチにて実際
の開先位置を確認し、前記管台の中心軸線と溶接装置の
中心軸線とのずれ量を検知し、計算上求めた3次元曲線
状の溶接線の位置を修正して、精度の向上を図ることも
可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態に係る管台自動溶接方法の溶接対象とその管台自
動溶接装置を示した概略構成図、図2は図1の管台の中
心位置における管本体の横断面図である。この管台自動
溶接方法の溶接対象は、管本体1の所定箇所に突き合わ
せ溶接される管台2である。管本体1には、突き合わせ
溶接用の開先3aが形成されている。この開先3aは、
管台2の頭部4と一体の溶着部5を含む仮想円柱との交
差線上の3次元曲線に沿った溶接線となるように、管本
体1の所定箇所に加工を施して形成される。
面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態に係る管台自動溶接方法の溶接対象とその管台自
動溶接装置を示した概略構成図、図2は図1の管台の中
心位置における管本体の横断面図である。この管台自動
溶接方法の溶接対象は、管本体1の所定箇所に突き合わ
せ溶接される管台2である。管本体1には、突き合わせ
溶接用の開先3aが形成されている。この開先3aは、
管台2の頭部4と一体の溶着部5を含む仮想円柱との交
差線上の3次元曲線に沿った溶接線となるように、管本
体1の所定箇所に加工を施して形成される。
【0007】管台2は、突出した円筒形の頭部4と、該
頭部4の下端に続く溶着部5とを一体に有しており、溶
着部5の外周には、管本体1側の開先3aに対向するよ
うに加工を施して突き合わせ溶接用の開先3bが形成さ
れており、頭部4が管本体1に対して垂直に突出配置さ
れる。溶着部5は、溶接後に管本体1の一部を構成すべ
く、図2に示すように管本体1の周壁の円筒曲面に合わ
せて湾曲しており、全周に亘って外周に管本体1側の開
先3aとの間でほぼU形の開先3をなすように開先3b
が形成されている。
頭部4の下端に続く溶着部5とを一体に有しており、溶
着部5の外周には、管本体1側の開先3aに対向するよ
うに加工を施して突き合わせ溶接用の開先3bが形成さ
れており、頭部4が管本体1に対して垂直に突出配置さ
れる。溶着部5は、溶接後に管本体1の一部を構成すべ
く、図2に示すように管本体1の周壁の円筒曲面に合わ
せて湾曲しており、全周に亘って外周に管本体1側の開
先3aとの間でほぼU形の開先3をなすように開先3b
が形成されている。
【0008】この溶接方法に用いる管台自動溶接装置W
Eは、管台2の軸線上で旋回する旋回軸6、管台2の半
径方向に沿って移動可能な半径方向軸7、該管台2の軸
線方向に沿って移動可能な軸線方向軸8、該軸線方向軸
8に対して傾斜配置した傾斜軸9及びアーク電圧を制御
するアークボルテージコントロール軸(以下これをAV
C軸という。)10を備え、このAVC軸10を介して
溶接トーチ13が搭載されている。また、管台自動溶接
装置WEは、上記各軸の動作を制御するための制御信号
を出力するコントローラ14を備え、該コントローラ1
4の出力する制御信号によって、溶接トーチ13の位置
と姿勢が制御される。
Eは、管台2の軸線上で旋回する旋回軸6、管台2の半
径方向に沿って移動可能な半径方向軸7、該管台2の軸
線方向に沿って移動可能な軸線方向軸8、該軸線方向軸
8に対して傾斜配置した傾斜軸9及びアーク電圧を制御
するアークボルテージコントロール軸(以下これをAV
C軸という。)10を備え、このAVC軸10を介して
溶接トーチ13が搭載されている。また、管台自動溶接
装置WEは、上記各軸の動作を制御するための制御信号
を出力するコントローラ14を備え、該コントローラ1
4の出力する制御信号によって、溶接トーチ13の位置
と姿勢が制御される。
【0009】旋回軸6は、管台2の頭部4上端にチャッ
キング機構16を介して装着配置されており、上端に直
交配置して真直案内筒17が固着されている。半径方向
軸7は、一端に真直案内筒19を直交配置して固着して
あり、旋回軸6の上端の真直案内筒17によって管台2
の半径方向に摺動自在に支持されている。軸線方向軸8
は、下端に湾曲案内筒21を固着してあり、半径方向軸
7の一端の真直案内筒19によって管台2の軸線方向に
摺動自在に配設されている。
キング機構16を介して装着配置されており、上端に直
交配置して真直案内筒17が固着されている。半径方向
軸7は、一端に真直案内筒19を直交配置して固着して
あり、旋回軸6の上端の真直案内筒17によって管台2
の半径方向に摺動自在に支持されている。軸線方向軸8
は、下端に湾曲案内筒21を固着してあり、半径方向軸
7の一端の真直案内筒19によって管台2の軸線方向に
摺動自在に配設されている。
【0010】傾斜軸9は、一端に傾斜案内筒23を固着
してあり、湾曲案内筒21と同一の曲率半径にて湾曲し
ており、湾曲案内筒21によって管台2に対し交差する
方向に摺動自在に支持されている。AVC軸10は、先
端に溶接トーチ13が取付けられており、傾斜案内筒2
3によって摺動自在に案内される。
してあり、湾曲案内筒21と同一の曲率半径にて湾曲し
ており、湾曲案内筒21によって管台2に対し交差する
方向に摺動自在に支持されている。AVC軸10は、先
端に溶接トーチ13が取付けられており、傾斜案内筒2
3によって摺動自在に案内される。
【0011】コントローラ14は、3次元曲線となる溶
接線に対して、溶接トーチ13を追従させるように、旋
回軸6、半径方向軸7、軸線方向軸8、傾斜軸9及びA
VC軸10の5つの軸の位置及び動作を同時に制御す
る。
接線に対して、溶接トーチ13を追従させるように、旋
回軸6、半径方向軸7、軸線方向軸8、傾斜軸9及びA
VC軸10の5つの軸の位置及び動作を同時に制御す
る。
【0012】本発明の実施の形態に係る管台自動溶接方
法について詳細に説明する。溶接線の軌跡及び溶接トー
チ13の傾斜角度KT は、図3、図4及び図5に示すよ
うに、管本体1の軸線をX軸、該軸線に直交する水平線
をY軸、鉛直線をZ軸とする円柱座標系を用いて算定表
示される。管本体1の外径をDB 、管本体1の肉厚を
T、管台2の外径をDK とし、X軸に対する溶接トーチ
13の時計方向への回転角度がθの時の溶接トーチ13
の先端位置(C点)の座標(X,Y,Z)及びZ軸に対
する溶接トーチ13の傾斜角度KT は、θ、DB 、T及
びDK の関数fによって次のように表され求められる。 X=f1 (θ,DB ,T,DK ) Y=f2 (θ,DB ,T,DK ) Z=f3 (θ,DB ,T,DK ) KT =f4 (θ,DB ,T,DK )
法について詳細に説明する。溶接線の軌跡及び溶接トー
チ13の傾斜角度KT は、図3、図4及び図5に示すよ
うに、管本体1の軸線をX軸、該軸線に直交する水平線
をY軸、鉛直線をZ軸とする円柱座標系を用いて算定表
示される。管本体1の外径をDB 、管本体1の肉厚を
T、管台2の外径をDK とし、X軸に対する溶接トーチ
13の時計方向への回転角度がθの時の溶接トーチ13
の先端位置(C点)の座標(X,Y,Z)及びZ軸に対
する溶接トーチ13の傾斜角度KT は、θ、DB 、T及
びDK の関数fによって次のように表され求められる。 X=f1 (θ,DB ,T,DK ) Y=f2 (θ,DB ,T,DK ) Z=f3 (θ,DB ,T,DK ) KT =f4 (θ,DB ,T,DK )
【0013】従って、この管台自動溶接装置WEでは、
旋回軸6に同期させて、半径方向軸7、軸線方向軸8、
傾斜軸9及びAVC軸10を駆動することで、3次元曲
線状の溶接線に沿って溶接が行われる。図3において、
座標原点及び開先の中心を通る直線SLと管本体1の外
面の溶接線軌跡LOとの交点をB、直線SLと管本体1
の内面の溶接線軌跡LIとの交点をCとすると、実物で
は、図3及び図5に示すC点からB点に至るまでの多層
盛り溶接を行うことになるが、計算上溶接線の軌跡は、
前述の方法により算定し、溶接トーチ13の高さ方向の
追従は、傾斜軸9の先端に取付けたAVC軸10で溶接
中のアーク電圧を検出して、一定電圧となるように、溶
接トーチ13の高さ位置を制御することで対応可能であ
る。
旋回軸6に同期させて、半径方向軸7、軸線方向軸8、
傾斜軸9及びAVC軸10を駆動することで、3次元曲
線状の溶接線に沿って溶接が行われる。図3において、
座標原点及び開先の中心を通る直線SLと管本体1の外
面の溶接線軌跡LOとの交点をB、直線SLと管本体1
の内面の溶接線軌跡LIとの交点をCとすると、実物で
は、図3及び図5に示すC点からB点に至るまでの多層
盛り溶接を行うことになるが、計算上溶接線の軌跡は、
前述の方法により算定し、溶接トーチ13の高さ方向の
追従は、傾斜軸9の先端に取付けたAVC軸10で溶接
中のアーク電圧を検出して、一定電圧となるように、溶
接トーチ13の高さ位置を制御することで対応可能であ
る。
【0014】しかし、実物では、図6に示すように、管
台2の頭部4に管台自動溶接装置WEを取付ける際の誤
差や、管台2側の開先3bの加工誤差等により、管台2
の中心軸Ce1と管台自動溶接装置WEの中心軸Ce2とは
必ずしも一致せず、計算で求めた溶接トーチ13の位置
と実物の開先位置とにはずれがある。
台2の頭部4に管台自動溶接装置WEを取付ける際の誤
差や、管台2側の開先3bの加工誤差等により、管台2
の中心軸Ce1と管台自動溶接装置WEの中心軸Ce2とは
必ずしも一致せず、計算で求めた溶接トーチ13の位置
と実物の開先位置とにはずれがある。
【0015】そこで、管台2の頭部4に管台自動溶接装
置WEを取付けた時点において、図6及び図7に示すよ
うに、θが0°、90°、180°、270°となる各
ポイントで、AVC軸10を除いた4つの各軸、旋回軸
6、半径方向軸7、軸線方向軸8及び傾斜軸9を用い
て、溶接トーチ13先端を開先3の中心位置に移動させ
て、計算上の位置と実物の位置とのずれ量を、各軸の駆
動系に取り付けたエンコーダで検出する。
置WEを取付けた時点において、図6及び図7に示すよ
うに、θが0°、90°、180°、270°となる各
ポイントで、AVC軸10を除いた4つの各軸、旋回軸
6、半径方向軸7、軸線方向軸8及び傾斜軸9を用い
て、溶接トーチ13先端を開先3の中心位置に移動させ
て、計算上の位置と実物の位置とのずれ量を、各軸の駆
動系に取り付けたエンコーダで検出する。
【0016】次に、前述のθが0°、90°、180
°、270°となる各位置で検出したずれ量から管台2
の中心軸線に対する管台自動溶接装置WEの中心軸線の
X軸方向のずれ量ΔX、Y軸方向のずれ量ΔY、Z軸方
向のずれ量ΔZを算出し、計算で求めた溶接トーチ13
の先端位置にこれらのずれ量ΔX、ΔY、ΔZを加算す
ることによって、精度良く溶接線を追尾することが可能
である。
°、270°となる各位置で検出したずれ量から管台2
の中心軸線に対する管台自動溶接装置WEの中心軸線の
X軸方向のずれ量ΔX、Y軸方向のずれ量ΔY、Z軸方
向のずれ量ΔZを算出し、計算で求めた溶接トーチ13
の先端位置にこれらのずれ量ΔX、ΔY、ΔZを加算す
ることによって、精度良く溶接線を追尾することが可能
である。
【0017】ここで、図6及び図7において、θが0
°、90°、180°、270°のときのマーク■で示
す計算上の位置と、マーク×で示す実際の溶接トーチ1
3の先端位置とのずれ量をそれぞれδ0°、δ90°、δ
180 °、δ270 °で表すと、ずれ量のX軸方向、Y軸方
向のそれぞれの成分ΔX、ΔYは、 ΔX=(δ0°+δ180 °)/2、 ΔY=(δ90°+δ270 °)/2、 θが0°及び180°のときのZ軸方向のずれ量をそれ
ぞれδZ0°及びδZ180 °で表すと、ずれ量のZ軸方
向の成分ΔZは、 ΔZ=(δZ0°+δZ180 °)/2、 であり、結局、実際のトーチ13の先端位置(C′)の
座標(X′、Y′、Z′)は、X′=X+ΔX、Y′=
Y+ΔY、Z′=Z+ΔZにより求められる。
°、90°、180°、270°のときのマーク■で示
す計算上の位置と、マーク×で示す実際の溶接トーチ1
3の先端位置とのずれ量をそれぞれδ0°、δ90°、δ
180 °、δ270 °で表すと、ずれ量のX軸方向、Y軸方
向のそれぞれの成分ΔX、ΔYは、 ΔX=(δ0°+δ180 °)/2、 ΔY=(δ90°+δ270 °)/2、 θが0°及び180°のときのZ軸方向のずれ量をそれ
ぞれδZ0°及びδZ180 °で表すと、ずれ量のZ軸方
向の成分ΔZは、 ΔZ=(δZ0°+δZ180 °)/2、 であり、結局、実際のトーチ13の先端位置(C′)の
座標(X′、Y′、Z′)は、X′=X+ΔX、Y′=
Y+ΔY、Z′=Z+ΔZにより求められる。
【0018】本発明の上記実施の形態に係る管台自動溶
接装置WEの場合、旋回軸6、半径方向軸7、軸線方向
軸8及び傾斜軸9のうちで、溶接トーチ13に最も近い
位置にある傾斜軸9にAVC軸10を配置することによ
り、多層盛り時の溶接トーチ13の高さ方向の位置制御
を行って、多層盛りを精度良く行うことができ、溶接開
先周方向の4箇所で、溶接トーチ13にて実際の開先3
の位置を確認し、管台2の中心軸線と溶接装置WEの中
心軸線とのずれ量を検知し、計算上求めた3次元曲線状
の溶接線の位置を修正して、一層の精度向上を図ること
もできるという利点がある。
接装置WEの場合、旋回軸6、半径方向軸7、軸線方向
軸8及び傾斜軸9のうちで、溶接トーチ13に最も近い
位置にある傾斜軸9にAVC軸10を配置することによ
り、多層盛り時の溶接トーチ13の高さ方向の位置制御
を行って、多層盛りを精度良く行うことができ、溶接開
先周方向の4箇所で、溶接トーチ13にて実際の開先3
の位置を確認し、管台2の中心軸線と溶接装置WEの中
心軸線とのずれ量を検知し、計算上求めた3次元曲線状
の溶接線の位置を修正して、一層の精度向上を図ること
もできるという利点がある。
【0019】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。例えば、管本体1に対し管台2が傾斜して配置さ
れ溶接される場合にも適用することができ、開先3はV
形でもよく、薄肉の管本体1及び管台2を対象とする場
合にはI形にすることもできる。また、計算上の位置と
実物との位置のずれ量を検出する際に、3箇所又は5箇
所以上でずれ量を修正してもよい。
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。例えば、管本体1に対し管台2が傾斜して配置さ
れ溶接される場合にも適用することができ、開先3はV
形でもよく、薄肉の管本体1及び管台2を対象とする場
合にはI形にすることもできる。また、計算上の位置と
実物との位置のずれ量を検出する際に、3箇所又は5箇
所以上でずれ量を修正してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、管本体と該管本体に溶接され
る管台との突合わせ溶接を対象とすることにより、溶接
線上の各位置で開先形状を同一にし易く開先形状が位置
によって異なるのを回避することができ、管台の頭部に
装着した円柱座標系で溶接位置を捉えて作動する溶接装
置を用い、溶接装置には管台の軸線上で旋回する旋回
軸、管台の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸、管
台の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸、及び該軸
線方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸を設け、旋回軸に
同期して半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸を作動さ
せ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき溶接ト
ーチを移動させることにより、自動溶接化が容易であ
り、かつ放射線透過試験及び超音波探傷試験等の体積検
査を適用できるという効果を奏する。また、本発明で
は、旋回軸、半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸のうち
で、溶接トーチに最も近い位置にある軸にAVC軸を配
置することにより、多層盛り時の溶接トーチの高さ方向
の位置制御を行えば、多層盛りを精度良く行うことがで
き、溶接開先周方向の複数箇所で、溶接トーチにて実際
の開先位置を確認し、管台の中心軸線と溶接装置の中心
軸線とのずれ量を検知し、計算上求めた3次元曲線状の
溶接線の位置を修正すれば、一層の精度向上を図ること
もできるという利点がある。
る管台との突合わせ溶接を対象とすることにより、溶接
線上の各位置で開先形状を同一にし易く開先形状が位置
によって異なるのを回避することができ、管台の頭部に
装着した円柱座標系で溶接位置を捉えて作動する溶接装
置を用い、溶接装置には管台の軸線上で旋回する旋回
軸、管台の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸、管
台の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸、及び該軸
線方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸を設け、旋回軸に
同期して半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸を作動さ
せ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき溶接ト
ーチを移動させることにより、自動溶接化が容易であ
り、かつ放射線透過試験及び超音波探傷試験等の体積検
査を適用できるという効果を奏する。また、本発明で
は、旋回軸、半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸のうち
で、溶接トーチに最も近い位置にある軸にAVC軸を配
置することにより、多層盛り時の溶接トーチの高さ方向
の位置制御を行えば、多層盛りを精度良く行うことがで
き、溶接開先周方向の複数箇所で、溶接トーチにて実際
の開先位置を確認し、管台の中心軸線と溶接装置の中心
軸線とのずれ量を検知し、計算上求めた3次元曲線状の
溶接線の位置を修正すれば、一層の精度向上を図ること
もできるという利点がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る管台自動溶接方法の
溶接対象とその管台自動溶接装置を示した概略構成図で
ある。
溶接対象とその管台自動溶接装置を示した概略構成図で
ある。
【図2】図1の管台の中心位置における管本体の横断面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る管台自動溶接方法に
おける溶接線軌跡の説明用平面図である。
おける溶接線軌跡の説明用平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3のa−a′線に沿った断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る管台自動溶接方法に
おける溶接線軌跡の修正方法説明用平面図である。
おける溶接線軌跡の修正方法説明用平面図である。
【図7】図6の計算上の位置及びずれ量と溶接線軌跡の
修正後における溶接トーチ実物の先端位置との関係を説
明するための断面図である。
修正後における溶接トーチ実物の先端位置との関係を説
明するための断面図である。
【図8】従来の管台溶接方法の溶接対象とその溶接方法
の説明用縦断面図である。
の説明用縦断面図である。
【図9】図8の管台の中心位置における管本体の横断面
図である。
図である。
WE 溶接装置 1 管本体 2 管台 3,3a,3b 開先 4 頭部 5 溶着部 6 旋回軸 7 半径方向軸 8 軸線方向軸 9 傾斜軸 10 アークボルテージコントロール軸(AVC軸) 13 溶接トーチ 14 コントローラ 16 チャッキング機構 17,19 真直案内筒 21 湾曲案内筒 23 傾斜案内筒
Claims (1)
- 【請求項1】 管本体と該管本体に溶接される管台との
突合わせ溶接を対象とし、前記管台の頭部に装着した円
柱座標系で溶接位置を捉えて作動する溶接装置を用い、
該溶接装置には前記管台の軸線上で旋回する旋回軸、該
管台の半径方向に沿って移動可能な半径方向軸、該管台
の軸線方向に沿って移動可能な軸線方向軸、及び該軸線
方向軸に対して傾斜配置した傾斜軸を設け、前記旋回軸
に同期して前記半径方向軸、軸線方向軸及び傾斜軸を作
動させ、計算上求めた3次元曲線状の溶接線に基づき溶
接トーチを移動させて溶接することを特徴とする管台自
動溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14064898A JPH11320092A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 管台自動溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14064898A JPH11320092A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 管台自動溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320092A true JPH11320092A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15273551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14064898A Withdrawn JPH11320092A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 管台自動溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11320092A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014137024A1 (ko) * | 2013-03-08 | 2014-09-12 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자로의 출구노즐 |
| WO2018008169A1 (ja) | 2016-07-07 | 2018-01-11 | 三菱重工業株式会社 | 管台の溶接方法、管台の検査方法及び管台の製造方法 |
| CN111590161A (zh) * | 2020-04-07 | 2020-08-28 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种城轨管状横梁和板状件的自动焊接方法 |
| CN112247455A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-01-22 | 浙江东南网架股份有限公司 | 利用导向板实现焊接球快速定位的焊接平台及其控制方法 |
| CN114749786A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-07-15 | 中南大学 | 一种基于柱坐标进行搅拌摩擦焊的方法及装置 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14064898A patent/JPH11320092A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111590161B (zh) * | 2020-04-07 | 2022-02-18 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种城轨管状横梁和板状件的自动焊接方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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