JPH11320102A - プラズマ切断方法およびその装置 - Google Patents
プラズマ切断方法およびその装置Info
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- JPH11320102A JPH11320102A JP13227898A JP13227898A JPH11320102A JP H11320102 A JPH11320102 A JP H11320102A JP 13227898 A JP13227898 A JP 13227898A JP 13227898 A JP13227898 A JP 13227898A JP H11320102 A JPH11320102 A JP H11320102A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小穴加工のようにスクラップ材が落下してし
まう場合でも切断品質の低下を防止すると共に消耗品の
劣化を最小限に抑えることのできるプラズマ切断方法お
よびその装置を提供する。 【解決手段】 ノズル3を被削材Wに対して相対的に移
動・位置決めしながら、プラズマガスが供給されたノズ
ル3内の電極5と被削材Wとの間にプラズマアークを発
生させ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを被
削材Wに噴射して切断加工を行い、制御装置13は、加
工が完了する前の移動中にプラズマアーク停止指令を発
してプラズマアークのランプダウンおよびプラズマアー
ク電流の遮断を行う。例えば、穴加工においてスクラッ
プ材が落下する場合には、制御装置13は、このスクラ
ップ材の落下に合わせてランプダウンが終了するように
し、プラズマアーク電流を遮断する。
まう場合でも切断品質の低下を防止すると共に消耗品の
劣化を最小限に抑えることのできるプラズマ切断方法お
よびその装置を提供する。 【解決手段】 ノズル3を被削材Wに対して相対的に移
動・位置決めしながら、プラズマガスが供給されたノズ
ル3内の電極5と被削材Wとの間にプラズマアークを発
生させ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを被
削材Wに噴射して切断加工を行い、制御装置13は、加
工が完了する前の移動中にプラズマアーク停止指令を発
してプラズマアークのランプダウンおよびプラズマアー
ク電流の遮断を行う。例えば、穴加工においてスクラッ
プ材が落下する場合には、制御装置13は、このスクラ
ップ材の落下に合わせてランプダウンが終了するように
し、プラズマアーク電流を遮断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプラズマ切断方法
およびその装置に係り、さらに詳しくは、小穴切断等ス
クラップ材が落下してしまう切断加工に適するプラズマ
切断方法およびその装置に関するものである。
およびその装置に係り、さらに詳しくは、小穴切断等ス
クラップ材が落下してしまう切断加工に適するプラズマ
切断方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりプラズマアークによる切断加工
において、穴明けの切断加工を行う場合の加工法は、一
般にアプローチ、内径切断、逃げの三つの経路より構成
されている。このうち、内径切断は形状により決定さ
れ、アプローチと逃げは加工条件、求められる切断面の
品質により、長さや形状が選択される。
において、穴明けの切断加工を行う場合の加工法は、一
般にアプローチ、内径切断、逃げの三つの経路より構成
されている。このうち、内径切断は形状により決定さ
れ、アプローチと逃げは加工条件、求められる切断面の
品質により、長さや形状が選択される。
【0003】図6および図7を参照するに、切断は、切
断開始点PSにてプラズマアークを発生し、切断線に沿
って切断が行われた後、切断終了点PEにてプラズマア
ークの電流を遮断して切断が終了する。
断開始点PSにてプラズマアークを発生し、切断線に沿
って切断が行われた後、切断終了点PEにてプラズマア
ークの電流を遮断して切断が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なプラズマ加工機における小穴切断加工にあっては、以
下のような問題がある。
なプラズマ加工機における小穴切断加工にあっては、以
下のような問題がある。
【0005】第一の問題点は、切断面の品質である。前
述の図6および図7に示されているような軌道により切
断加工を行う場合には、穴径が小さいと被切削材支持部
にスクラップ材が把持されずに落下してしまう。この
時、プラズマアークはノズルが移動して穴の内面から遠
ざかってアーク電圧が上昇し放電を維持できなくなって
失火するまで続いているので、スクラップ材が切り離さ
れて落ちてしまうと、図8に示されているように、プラ
ズマアークの放電点は被切削材Wの製品側の加工面に移
って、加工面にアーク痕が残されてしまうため加工面の
品質を低下させてしまうという問題がある。
述の図6および図7に示されているような軌道により切
断加工を行う場合には、穴径が小さいと被切削材支持部
にスクラップ材が把持されずに落下してしまう。この
時、プラズマアークはノズルが移動して穴の内面から遠
ざかってアーク電圧が上昇し放電を維持できなくなって
失火するまで続いているので、スクラップ材が切り離さ
れて落ちてしまうと、図8に示されているように、プラ
ズマアークの放電点は被切削材Wの製品側の加工面に移
って、加工面にアーク痕が残されてしまうため加工面の
品質を低下させてしまうという問題がある。
【0006】そこで、特公平6−88141号公報に示
されるプラズマ切断方法においては、小穴切断におい
て、スクラップ材が落下した後のアーク電圧の上昇を利
用して、電圧値が設定値を越えた場合にプラズマアーク
電流を停止し、被切削材に加えられる放電時間を短くす
ることにより切断品質の低下を抑えることが提案されて
いる。このような切断方法においては、不感帯があるの
で電圧上昇がすぐに検出されず、スクラップはすでに落
下しているので、依然前述の製品の加工面に生じるアー
ク痕を完全には防止できないという問題が残る。
されるプラズマ切断方法においては、小穴切断におい
て、スクラップ材が落下した後のアーク電圧の上昇を利
用して、電圧値が設定値を越えた場合にプラズマアーク
電流を停止し、被切削材に加えられる放電時間を短くす
ることにより切断品質の低下を抑えることが提案されて
いる。このような切断方法においては、不感帯があるの
で電圧上昇がすぐに検出されず、スクラップはすでに落
下しているので、依然前述の製品の加工面に生じるアー
ク痕を完全には防止できないという問題が残る。
【0007】また、図9に示されているような切断経路
を持つ場合には、ランプダウン機能により切断終了点P
Eにおいてプラズマアークの電流を遮断するまで数百mm
secの時間を要するため、図10に示されているよう
に、プラズマアークは切断終了点PEの位置に停止して
しまうことになり、被切削材を通常のカーブ幅より広く
溶解して製品の加工面に凹み101を生じさせる結果と
なる。
を持つ場合には、ランプダウン機能により切断終了点P
Eにおいてプラズマアークの電流を遮断するまで数百mm
secの時間を要するため、図10に示されているよう
に、プラズマアークは切断終了点PEの位置に停止して
しまうことになり、被切削材を通常のカーブ幅より広く
溶解して製品の加工面に凹み101を生じさせる結果と
なる。
【0008】第二の問題点は、消耗品の寿命が著しく低
下することである。前述の図6および図7のような軌道
により加工を行う場合は、強制失火されるためにランプ
ダウン機能が働かず、消耗品の劣化が促進されて寿命が
短くなるという問題がある。
下することである。前述の図6および図7のような軌道
により加工を行う場合は、強制失火されるためにランプ
ダウン機能が働かず、消耗品の劣化が促進されて寿命が
短くなるという問題がある。
【0009】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、小穴加工のようにス
クラップ材が落下してしまう場合でも切断品質の低下を
防止すると共に消耗品の劣化を最小限に抑えることので
きるプラズマ切断方法およびその装置を提供することに
ある。
術に着目してなされたものであり、小穴加工のようにス
クラップ材が落下してしまう場合でも切断品質の低下を
防止すると共に消耗品の劣化を最小限に抑えることので
きるプラズマ切断方法およびその装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1によるプラズマ切断方法は、プラズマガ
スが供給されたノズル内部の電極と被削材との間に電源
から電流を流してプラズマアークを発生させ、高温にプ
ラズマ化されたプラズマジェットを被削材に噴射して切
断加工を行うプラズマ切断方法において、所望の切断を
行うべく前記ノズルを前記被削材に対して相対的に移動
・位置決めし、この移動中にプラズマアーク停止指令を
発してプラズマアークのランプダウンおよびプラズマア
ーク電流の遮断を行うこと、を特徴とするものである。
めに、請求項1によるプラズマ切断方法は、プラズマガ
スが供給されたノズル内部の電極と被削材との間に電源
から電流を流してプラズマアークを発生させ、高温にプ
ラズマ化されたプラズマジェットを被削材に噴射して切
断加工を行うプラズマ切断方法において、所望の切断を
行うべく前記ノズルを前記被削材に対して相対的に移動
・位置決めし、この移動中にプラズマアーク停止指令を
発してプラズマアークのランプダウンおよびプラズマア
ーク電流の遮断を行うこと、を特徴とするものである。
【0011】従って、ノズルを被削材に対して相対的に
移動・位置決めしながら、プラズマガスが供給されたノ
ズル内の電極と被削材との間にプラズマアークを発生さ
せ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを被削材
に噴射して切断加工を行い、加工が完了する前の移動中
にプラズマアーク停止指令を発してプラズマアークのラ
ンプダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行う。
移動・位置決めしながら、プラズマガスが供給されたノ
ズル内の電極と被削材との間にプラズマアークを発生さ
せ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを被削材
に噴射して切断加工を行い、加工が完了する前の移動中
にプラズマアーク停止指令を発してプラズマアークのラ
ンプダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行う。
【0012】請求項2によるプラズマ切断方法は、請求
項1記載のプラズマ切断方法において、前記ランプダウ
ンを穴切断におけるスクラップ材の落下に合わせて終了
させ、プラズマアーク電流を遮断すること、を特徴とす
るものである。
項1記載のプラズマ切断方法において、前記ランプダウ
ンを穴切断におけるスクラップ材の落下に合わせて終了
させ、プラズマアーク電流を遮断すること、を特徴とす
るものである。
【0013】従って、穴加工においてスクラップ材が落
下する場合には、このスクラップ材の落下に合わせてラ
ンプダウンが終了するようにし、プラズマアーク電流を
遮断する。
下する場合には、このスクラップ材の落下に合わせてラ
ンプダウンが終了するようにし、プラズマアーク電流を
遮断する。
【0014】請求項3によるプラズマ切断方法は、請求
項1または2記載のプラズマ切断方法において、前記プ
ラズマアーク停止指令をタイマーにより行うこと、を特
徴とするものである。
項1または2記載のプラズマ切断方法において、前記プ
ラズマアーク停止指令をタイマーにより行うこと、を特
徴とするものである。
【0015】従って、タイマーにより所定時間経過した
後にプラズマアーク停止指令を発するようにする。
後にプラズマアーク停止指令を発するようにする。
【0016】請求項4によるプラズマ切断装置は、プラ
ズマガスが供給されたノズル内部の電極と被削材との間
に電源から電流を流してプラズマアークを発生させ、高
温にプラズマ化されたプラズマジェットを被削材に噴射
して切断加工を行うプラズマ切断装置であって、所望の
切断を行うべく前記ノズルの前記被削材に対する相対的
な移動・位置決め中に前記電源にプラズマアーク停止指
令を発してプラズマアークのランプダウンおよびプラズ
マアーク電流の遮断を行う制御装置を、備えてなること
を特徴とするものである。
ズマガスが供給されたノズル内部の電極と被削材との間
に電源から電流を流してプラズマアークを発生させ、高
温にプラズマ化されたプラズマジェットを被削材に噴射
して切断加工を行うプラズマ切断装置であって、所望の
切断を行うべく前記ノズルの前記被削材に対する相対的
な移動・位置決め中に前記電源にプラズマアーク停止指
令を発してプラズマアークのランプダウンおよびプラズ
マアーク電流の遮断を行う制御装置を、備えてなること
を特徴とするものである。
【0017】従って、ノズルを被削材に対して相対的に
移動・位置決めしながら、プラズマガスが供給されたノ
ズル内の電極と被削材との間にプラズマアークを発生さ
せ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを被削材
に噴射して切断加工を行い、制御装置は、加工が完了す
る前の移動中にプラズマアーク停止指令を発してプラズ
マアークのランプダウンおよびプラズマアーク電流の遮
断を行う。
移動・位置決めしながら、プラズマガスが供給されたノ
ズル内の電極と被削材との間にプラズマアークを発生さ
せ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを被削材
に噴射して切断加工を行い、制御装置は、加工が完了す
る前の移動中にプラズマアーク停止指令を発してプラズ
マアークのランプダウンおよびプラズマアーク電流の遮
断を行う。
【0018】請求項5によるプラズマ切断装置は、請求
項4記載のプラズマ切断装置において、前記制御装置
が、前記ランプダウンを穴切断におけるスクラップ材の
落下に合わせて終了させ、プラズマアーク電流を遮断す
るものであること、を特徴とするものである。
項4記載のプラズマ切断装置において、前記制御装置
が、前記ランプダウンを穴切断におけるスクラップ材の
落下に合わせて終了させ、プラズマアーク電流を遮断す
るものであること、を特徴とするものである。
【0019】従って、穴加工においてスクラップ材が落
下する場合には、制御装置は、このスクラップ材の落下
に合わせてランプダウンが終了するようにし、プラズマ
アーク電流を遮断する。
下する場合には、制御装置は、このスクラップ材の落下
に合わせてランプダウンが終了するようにし、プラズマ
アーク電流を遮断する。
【0020】請求項6によるプラズマ切断装置は、請求
項4または5記載のプラズマ切断装置において、前記制
御装置が、前記プラズマアーク停止指令を発する時期を
決定するタイマーを備えてなること、を特徴とするもの
である。
項4または5記載のプラズマ切断装置において、前記制
御装置が、前記プラズマアーク停止指令を発する時期を
決定するタイマーを備えてなること、を特徴とするもの
である。
【0021】従って、制御装置のタイマーにより所定時
間経過した後にプラズマアーク停止指令を発するように
する。
間経過した後にプラズマアーク停止指令を発するように
する。
【0022】請求項7によるプラズマ切断装置は、請求
項4記載のプラズマ切断装置において、前記制御装置
が、作業者により入力された入力データに基づいてプラ
ズマアーク停止指令を発するものであること、を特徴と
するものである。
項4記載のプラズマ切断装置において、前記制御装置
が、作業者により入力された入力データに基づいてプラ
ズマアーク停止指令を発するものであること、を特徴と
するものである。
【0023】従って、作業者が時期を判断してプラズマ
アーク停止指令を発する。
アーク停止指令を発する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0025】図1には、この発明に係るプラズマ切断装
置1が示されている。このプラズマ切断装置1は移行式
のものであり、ノズル3からプラズマガスを流した状態
で、被削材Wを一方の電極とし、ノズル3内部の電極5
と被削材Wとの間でアーク放電を発生させてプラズマガ
スを高温のプラズマ状態とし、この高温のガスを高速で
被削材Wに噴射して被削材Wを溶融、切断するものであ
る。
置1が示されている。このプラズマ切断装置1は移行式
のものであり、ノズル3からプラズマガスを流した状態
で、被削材Wを一方の電極とし、ノズル3内部の電極5
と被削材Wとの間でアーク放電を発生させてプラズマガ
スを高温のプラズマ状態とし、この高温のガスを高速で
被削材Wに噴射して被削材Wを溶融、切断するものであ
る。
【0026】すなわち、このプラズマ切断装置1では、
被削材Wを一方の電極とすべく被削材Wと前記電極5は
電源7に接続されている。また、ノズル3にはガス圧制
御部9により制御されるガス供給手段11が接続されて
いる。このガス圧制御部9には、前記電源7からガス圧
指令が発せられている。
被削材Wを一方の電極とすべく被削材Wと前記電極5は
電源7に接続されている。また、ノズル3にはガス圧制
御部9により制御されるガス供給手段11が接続されて
いる。このガス圧制御部9には、前記電源7からガス圧
指令が発せられている。
【0027】前記電源7には制御装置13が接続されて
いる。この制御装置13では、中央処理装置であるCP
U15を有し、このCPU15にはキーボードのごとき
入力手段17やCRTのごとき出力手段19が接続され
ている。CPU15には、入力手段17からの入力デー
タに従ってセットされるタイマー21が接続されてお
り、このタイマー21には前記電源7を制御する処理部
23が接続されている。
いる。この制御装置13では、中央処理装置であるCP
U15を有し、このCPU15にはキーボードのごとき
入力手段17やCRTのごとき出力手段19が接続され
ている。CPU15には、入力手段17からの入力デー
タに従ってセットされるタイマー21が接続されてお
り、このタイマー21には前記電源7を制御する処理部
23が接続されている。
【0028】また、CPU15には加工プログラムを記
憶してあるプログラムメモリ25が接続されており、ア
ンプ27を介して被削材Wをクランプして移動・位置決
めする図示省略の位置決め装置に接続されている。
憶してあるプログラムメモリ25が接続されており、ア
ンプ27を介して被削材Wをクランプして移動・位置決
めする図示省略の位置決め装置に接続されている。
【0029】次に、プラズマ切断方法について説明す
る。図2には、、図3に示されているような切断経路を
有するNC加工プログラムが示されている。この加工プ
ログラムでは、まずスタートすると、切断開始点PSか
ら点P1まで直線補間を行い、点P1から点P2までを
反時計方向の円で補間する(図3中)。
る。図2には、、図3に示されているような切断経路を
有するNC加工プログラムが示されている。この加工プ
ログラムでは、まずスタートすると、切断開始点PSか
ら点P1まで直線補間を行い、点P1から点P2までを
反時計方向の円で補間する(図3中)。
【0030】続いて点P2から同じ位置である点P3ま
でを反時計方向の円で補間する(図3中)。
でを反時計方向の円で補間する(図3中)。
【0031】点P3〜点PEまでを反時計方向の円で補
間して小穴加工を完了する(図3中)。この時、NC
のラダーに「M71」とは異なる、軸移動中に行えるプ
ラズマアークの停止指令(図2中「M880(A
n)」)を加えておき、この停止指令にタイマー機能を
付加させる。この実施の形態においては、点PS〜点P
2までのアプローチ加工を終了し、点P2〜点P3まで
の内径加工について加工開始から点P3に至る前0.5
秒までの加工時間を「n」として入力する。なお、この
0.5秒は、ランプダウンの開始から完了までに要する
時間である。すなわち、図2中〜のいずれかに停止
指令を加え、NC加工プログラムを実行させるとタイマ
ーでタイミングを合わせて、点P3の近傍でランプダウ
ンが終了するようにする。
間して小穴加工を完了する(図3中)。この時、NC
のラダーに「M71」とは異なる、軸移動中に行えるプ
ラズマアークの停止指令(図2中「M880(A
n)」)を加えておき、この停止指令にタイマー機能を
付加させる。この実施の形態においては、点PS〜点P
2までのアプローチ加工を終了し、点P2〜点P3まで
の内径加工について加工開始から点P3に至る前0.5
秒までの加工時間を「n」として入力する。なお、この
0.5秒は、ランプダウンの開始から完了までに要する
時間である。すなわち、図2中〜のいずれかに停止
指令を加え、NC加工プログラムを実行させるとタイマ
ーでタイミングを合わせて、点P3の近傍でランプダウ
ンが終了するようにする。
【0032】以上の結果から、軸移動中にプラズマアー
クのランプダウンとプラズマアーク電流の遮断が行われ
るので、ランプダウン機能を働かせて消耗部品の劣化を
最小限に抑えることができると共に切断面品質の向上を
図ることがができる。
クのランプダウンとプラズマアーク電流の遮断が行われ
るので、ランプダウン機能を働かせて消耗部品の劣化を
最小限に抑えることができると共に切断面品質の向上を
図ることがができる。
【0033】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実施
の形態においては、電源7によりガス圧制御を行った
が、図4に示されているプラズマ切断装置29のよう
に、制御装置13の処理部23がガス圧制御を行うよう
にしてもよい。
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実施
の形態においては、電源7によりガス圧制御を行った
が、図4に示されているプラズマ切断装置29のよう
に、制御装置13の処理部23がガス圧制御を行うよう
にしてもよい。
【0034】また、図5に示されているプラズマ切断装
置31のように、制御装置13に加工条件メモリ33お
よび演算部35を設けると共に被削材Wの位置をエンコ
ーダから常時制御装置に伝達するようにしておく。そし
て、演算部35が加工プログラムおよび加工条件から図
3中の点P3よりも0.5秒前の位置のX座標およびY
座標を演算により求めておき、エンコーダからの位置信
号が演算で求めた位置に達したらランプダウン指令を出
すようにしてもよい。
置31のように、制御装置13に加工条件メモリ33お
よび演算部35を設けると共に被削材Wの位置をエンコ
ーダから常時制御装置に伝達するようにしておく。そし
て、演算部35が加工プログラムおよび加工条件から図
3中の点P3よりも0.5秒前の位置のX座標およびY
座標を演算により求めておき、エンコーダからの位置信
号が演算で求めた位置に達したらランプダウン指令を出
すようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるプラズマ切断方法では、ノズルを被削材に対して相
対的に移動・位置決めしながら、プラズマガスが供給さ
れたノズル内の電極と被削材との間にプラズマアークを
発生させ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを
被削材に噴射して切断加工を行い、加工が完了する前の
移動中にプラズマアーク停止指令を発してプラズマアー
クのランプダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行
うので、ランプダウン機能を働かせて消耗部品の劣化を
最小限に抑えることができると共に切断面品質の向上を
図ることができる。
よるプラズマ切断方法では、ノズルを被削材に対して相
対的に移動・位置決めしながら、プラズマガスが供給さ
れたノズル内の電極と被削材との間にプラズマアークを
発生させ、高温にプラズマ化されたプラズマジェットを
被削材に噴射して切断加工を行い、加工が完了する前の
移動中にプラズマアーク停止指令を発してプラズマアー
クのランプダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行
うので、ランプダウン機能を働かせて消耗部品の劣化を
最小限に抑えることができると共に切断面品質の向上を
図ることができる。
【0036】請求項2の発明によるプラズマ切断方法で
は、穴加工においてスクラップ材が落下する場合には、
このスクラップ材の落下に合わせてランプダウンが終了
するようにし、プラズマアーク電流を遮断するので、切
断終了点における切断品質を著しく向上させることがで
きる。
は、穴加工においてスクラップ材が落下する場合には、
このスクラップ材の落下に合わせてランプダウンが終了
するようにし、プラズマアーク電流を遮断するので、切
断終了点における切断品質を著しく向上させることがで
きる。
【0037】請求項3の発明によるプラズマ切断方法で
は、タイマーにより所定時間経過した後にプラズマアー
ク停止指令を発するようにするので、ランプダウン機能
を働かせて消耗部品の劣化を最小限に抑えることができ
ると共に切断面品質の向上を図ることができる。
は、タイマーにより所定時間経過した後にプラズマアー
ク停止指令を発するようにするので、ランプダウン機能
を働かせて消耗部品の劣化を最小限に抑えることができ
ると共に切断面品質の向上を図ることができる。
【0038】請求項4の発明によるプラズマ切断装置で
は、ノズルを被削材に対して相対的に移動・位置決めし
ながら、プラズマガスが供給されたノズル内の電極と被
削材との間にプラズマアークを発生させ、高温にプラズ
マ化されたプラズマジェットを被削材に噴射して切断加
工を行い、制御装置は、加工が完了する前の移動中にプ
ラズマアーク停止指令を発してプラズマアークのランプ
ダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行うので、ラ
ンプダウン機能を働かせて消耗部品の劣化を最小限に抑
えることができると共に切断面品質の向上を図ることが
できる。
は、ノズルを被削材に対して相対的に移動・位置決めし
ながら、プラズマガスが供給されたノズル内の電極と被
削材との間にプラズマアークを発生させ、高温にプラズ
マ化されたプラズマジェットを被削材に噴射して切断加
工を行い、制御装置は、加工が完了する前の移動中にプ
ラズマアーク停止指令を発してプラズマアークのランプ
ダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行うので、ラ
ンプダウン機能を働かせて消耗部品の劣化を最小限に抑
えることができると共に切断面品質の向上を図ることが
できる。
【0039】請求項5の発明によるプラズマ切断装置で
は、穴加工においてスクラップ材が落下する場合には、
制御装置は、このスクラップ材の落下に合わせてランプ
ダウンが終了するようにし、プラズマアーク電流を遮断
するので、切断終了点における切断品質を著しく向上さ
せることができる。
は、穴加工においてスクラップ材が落下する場合には、
制御装置は、このスクラップ材の落下に合わせてランプ
ダウンが終了するようにし、プラズマアーク電流を遮断
するので、切断終了点における切断品質を著しく向上さ
せることができる。
【0040】請求項6の発明によるプラズマ切断装置で
は、制御装置のタイマーにより所定時間経過した後にプ
ラズマアーク停止指令を発するようにするので、切断終
了点における切断品質を著しく向上させることができ
る。
は、制御装置のタイマーにより所定時間経過した後にプ
ラズマアーク停止指令を発するようにするので、切断終
了点における切断品質を著しく向上させることができ
る。
【0041】請求項7の発明によるプラズマ切断装置で
は、作業者が時期を判断してプラズマアーク停止指令を
発するので、適正な時期にプラズマアーク停止指令を発
して、切断終了点における切断品質を著しく向上させる
ことができる。
は、作業者が時期を判断してプラズマアーク停止指令を
発するので、適正な時期にプラズマアーク停止指令を発
して、切断終了点における切断品質を著しく向上させる
ことができる。
【図1】この発明に係るプラズマ切断装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】この発明に係るプラズマ切断方法を実行するN
C加工プログラムである。
C加工プログラムである。
【図3】小穴加工におけるノズルの移動経路を示す平面
図である。
図である。
【図4】この発明に係るプラズマ切断装置の別の実施の
形態における構成を示すブロック図である。
形態における構成を示すブロック図である。
【図5】この発明に係るプラズマ切断装置のさらに別の
実施の形態における構成を示すブロック図である。
実施の形態における構成を示すブロック図である。
【図6】従来より一般的な小円加工における切断経路を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】従来より一般的な小円加工における切断経路を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】スクラップ材が落下したためプラズマアークが
製品の加工面に放電してる状態を示す説明図である。
製品の加工面に放電してる状態を示す説明図である。
【図9】小円加工における切断経路を示す説明図であ
る。
る。
【図10】図9に示されている切断経路の場合に加工面
に発生する凹みを示す説明図である。
に発生する凹みを示す説明図である。
1、29、31 プラズマ切断装置 3 ノズル 5 電極 7 電源 13 制御装置 21 タイマー W 被削材
Claims (7)
- 【請求項1】 プラズマガスが供給されたノズル内部の
電極と被削材との間に電源から電流を流してプラズマア
ークを発生させ、高温にプラズマ化されたプラズマジェ
ットを被削材に噴射して切断加工を行うプラズマ切断方
法において、所望の切断を行うべく前記ノズルを前記被
削材に対して相対的に移動・位置決めし、この移動中に
プラズマアーク停止指令を発してプラズマアークのラン
プダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行うこと、
を特徴とするプラズマ切断方法。 - 【請求項2】 前記ランプダウンを穴切断におけるスク
ラップ材の落下に合わせて終了させ、プラズマアーク電
流を遮断すること、を特徴とする請求項1記載のプラズ
マ切断方法。 - 【請求項3】 前記プラズマアーク停止指令をタイマー
により行うこと、を特徴とする請求項1または2記載の
プラズマ切断方法。 - 【請求項4】 プラズマガスが供給されたノズル内部の
電極と被削材との間に電源から電流を流してプラズマア
ークを発生させ、高温にプラズマ化されたプラズマジェ
ットを被削材に噴射して切断加工を行うプラズマ切断装
置であって、所望の切断を行うべく前記ノズルの前記被
削材に対する相対的な移動・位置決め中に前記電源にプ
ラズマアーク停止指令を発してプラズマアークのランプ
ダウンおよびプラズマアーク電流の遮断を行う制御装置
を、備えてなることを特徴とするプラズマ切断装置。 - 【請求項5】 前記制御装置が、前記ランプダウンを穴
切断におけるスクラップ材の落下に合わせて終了させ、
プラズマアーク電流を遮断するものであること、を特徴
とする請求項4記載のプラズマ切断装置。 - 【請求項6】 前記制御装置が、前記プラズマアーク停
止指令を発する時期を決定するタイマーを備えてなるこ
と、を特徴とする請求項4または5記載のプラズマ切断
装置。 - 【請求項7】 前記制御装置が、作業者により入力され
た入力データに基づいてプラズマアーク停止指令を発す
るものであること、を特徴とする請求項4記載のプラズ
マ切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13227898A JPH11320102A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | プラズマ切断方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13227898A JPH11320102A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | プラズマ切断方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320102A true JPH11320102A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15077553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13227898A Pending JPH11320102A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | プラズマ切断方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11320102A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015071737A1 (en) * | 2013-11-14 | 2015-05-21 | Lincoln Global, Inc. | Methods and systems for plasma cutting holes and contours in workpieces |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP13227898A patent/JPH11320102A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015071737A1 (en) * | 2013-11-14 | 2015-05-21 | Lincoln Global, Inc. | Methods and systems for plasma cutting holes and contours in workpieces |
| US10335887B2 (en) | 2013-11-14 | 2019-07-02 | Lincoln Global, Inc. | Methods and systems for plasma cutting holes and contours in workpieces |
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