JPH11320280A - ワーク位置決め装置 - Google Patents
ワーク位置決め装置Info
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- JPH11320280A JPH11320280A JP13347698A JP13347698A JPH11320280A JP H11320280 A JPH11320280 A JP H11320280A JP 13347698 A JP13347698 A JP 13347698A JP 13347698 A JP13347698 A JP 13347698A JP H11320280 A JPH11320280 A JP H11320280A
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- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度よくワークを位置決めすることができる
ワーク位置決め装置を提供すること。 【解決手段】 ワークW1を一方の方向に移動させて位
置決めを行うための、複数の位置決めユニット41、4
2からなる第1ガイド部40と、ワークW1を他方の方
向に移動させて位置決めを行うための、複数の位置決め
ユニット51、52、53、54からなる第2ガイド部
50とを有しているワーク位置決め装置30において、
第1ガイド部40及び第2ガイド部50の少なくとも一
方の位置決めユニット51には、ワークW1との接触す
る位置にローラ73を有しており、そのローラ73は弾
性力を有する軸74により保持されていて、移動可能に
設けられている。
ワーク位置決め装置を提供すること。 【解決手段】 ワークW1を一方の方向に移動させて位
置決めを行うための、複数の位置決めユニット41、4
2からなる第1ガイド部40と、ワークW1を他方の方
向に移動させて位置決めを行うための、複数の位置決め
ユニット51、52、53、54からなる第2ガイド部
50とを有しているワーク位置決め装置30において、
第1ガイド部40及び第2ガイド部50の少なくとも一
方の位置決めユニット51には、ワークW1との接触す
る位置にローラ73を有しており、そのローラ73は弾
性力を有する軸74により保持されていて、移動可能に
設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク位置決め装
置の改良、特に、精度良くワークを位置決めするワーク
位置決め装置に関するものである。
置の改良、特に、精度良くワークを位置決めするワーク
位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ受像機やCRT等の画像表示装置
には電子銃が組み込まれており、電子銃から放出される
電子ビームによって受像の蛍光体を発光させ、白黒また
はカラー画像を再現するものである。図9は一般的な電
子銃の一例を示す構成図であり、図9において電子銃1
は陰極2、円筒電極3、4等からなっている。陰極2に
はヒータが配置されていて、陰極2はヒータにより加熱
され電子を放出する。円筒電極3、4は放出した電子を
束にまとめて電子ビームを形成させるとともに、この電
子ビームの制御、加速、集束等を行う。
には電子銃が組み込まれており、電子銃から放出される
電子ビームによって受像の蛍光体を発光させ、白黒また
はカラー画像を再現するものである。図9は一般的な電
子銃の一例を示す構成図であり、図9において電子銃1
は陰極2、円筒電極3、4等からなっている。陰極2に
はヒータが配置されていて、陰極2はヒータにより加熱
され電子を放出する。円筒電極3、4は放出した電子を
束にまとめて電子ビームを形成させるとともに、この電
子ビームの制御、加速、集束等を行う。
【0003】この円筒電極3、4は例えば3つのワーク
W1、W2、W3からなっており、図10と図11には
円筒電極を形成する部材を示す図、図12はこれらの部
材を組み合わせた様子の断面図を示している。図10の
ワークW1には中央に中空部が形成されており、この中
空部に図11のワークW2が図12に示すように溶接等
により固定される。図11のワークW2には3つの貫通
孔H1、H2、H3が形成されており、これらの貫通孔
H1、H2、H3内を電子が通過する。
W1、W2、W3からなっており、図10と図11には
円筒電極を形成する部材を示す図、図12はこれらの部
材を組み合わせた様子の断面図を示している。図10の
ワークW1には中央に中空部が形成されており、この中
空部に図11のワークW2が図12に示すように溶接等
により固定される。図11のワークW2には3つの貫通
孔H1、H2、H3が形成されており、これらの貫通孔
H1、H2、H3内を電子が通過する。
【0004】ワークW1とワークW2とを位置決めする
際には、ワークW1における中心部から所定の位置P1
1、P12とワークW2の貫通孔H1、H3の所定の位
置P21、P22との位置を合わせることにより行われ
る。このとき、まずワークW1が所定の位置に位置決め
され、その上からワークW1の所定の位置P11、P1
2とワークW21の所定の位置P21、P22とがそれ
ぞれ重なるようにワークW2が位置決めされて、ワーク
W1とワークW2とが溶接等されて固定される。
際には、ワークW1における中心部から所定の位置P1
1、P12とワークW2の貫通孔H1、H3の所定の位
置P21、P22との位置を合わせることにより行われ
る。このとき、まずワークW1が所定の位置に位置決め
され、その上からワークW1の所定の位置P11、P1
2とワークW21の所定の位置P21、P22とがそれ
ぞれ重なるようにワークW2が位置決めされて、ワーク
W1とワークW2とが溶接等されて固定される。
【0005】ここで、図13(A)にはワークW1を位
置決めする際用いられる、従来のガイド部の一例の構成
図を示している。ワークW1を位置決めする際には、複
数のガイド部10によりワークW1を移動させて行われ
ていて、図13(A)のガイド部10は、軸11、ロー
ラ12、ガイド部材14、移動手段15等からなってい
る。ガイド部材14は移動手段15の上に配置されてお
り、矢印A方向に移動可能に設けられている。ガイド部
材14の上部にはローラ12が配置されており、図13
(B)に示すようにローラ12は軸11に対して回転可
能に設けられている。軸11はガイド部材14と支持部
材16によって固定されている。
置決めする際用いられる、従来のガイド部の一例の構成
図を示している。ワークW1を位置決めする際には、複
数のガイド部10によりワークW1を移動させて行われ
ていて、図13(A)のガイド部10は、軸11、ロー
ラ12、ガイド部材14、移動手段15等からなってい
る。ガイド部材14は移動手段15の上に配置されてお
り、矢印A方向に移動可能に設けられている。ガイド部
材14の上部にはローラ12が配置されており、図13
(B)に示すようにローラ12は軸11に対して回転可
能に設けられている。軸11はガイド部材14と支持部
材16によって固定されている。
【0006】次に図13を参照してワークW1を所定の
位置に位置決めする動作例について説明する。まず、テ
ーブル17にワークW1が保持されて、ワークW1とロ
ーラ12とが接触するようにガイド部10が配置され
る。その後、ガイド部材14を移動させるとワークWが
ローラ12に押されて、ワークW1が所定の位置に位置
決めされる。ワークW1の接触面にはローラ12が組み
込まれていることにより接触抵抗を低減させることがで
きる。
位置に位置決めする動作例について説明する。まず、テ
ーブル17にワークW1が保持されて、ワークW1とロ
ーラ12とが接触するようにガイド部10が配置され
る。その後、ガイド部材14を移動させるとワークWが
ローラ12に押されて、ワークW1が所定の位置に位置
決めされる。ワークW1の接触面にはローラ12が組み
込まれていることにより接触抵抗を低減させることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このときガイド部10
の移動は、ガイド部材14の基準面18からローラ12
の外周面までの距離L1に基づいて、基準面を予め定め
られた位置に位置決めすることにより行われる。しか
し、電子銃部品のような微小かつ高精度なワークの場
合、従来のような軸11にローラ12を組み込み、必要
精度を得ることは困難であった。
の移動は、ガイド部材14の基準面18からローラ12
の外周面までの距離L1に基づいて、基準面を予め定め
られた位置に位置決めすることにより行われる。しか
し、電子銃部品のような微小かつ高精度なワークの場
合、従来のような軸11にローラ12を組み込み、必要
精度を得ることは困難であった。
【0008】具体的には、図13(B)に示すようなロ
ーラ12を用いて位置決めを行った場合、位置決め精度
はガイド部14からローラ12の外周面までの距離L1
に依存する。従って、この距離L1の精度を向上させる
には、ガイド部14の基準面17から軸11の取り付け
位置精度、ローラ12の貫通孔の内径精度及びローラ1
2の外周面の加工精度の主に4項目の精度が要求される
ことになる。しかし、電子銃部品等の微小なワークを組
み立てる場合、軸11とローラ12の寸法も微小なもの
になるので、治具部品のコストが高くなってしまうとと
もに、治具の加工精度に問題が生ずるおそれがある。こ
の治具の加工精度のずれはワークの組立精度に影響し、
組み立てられた製品の不良を引き起こしてしまうという
問題がある。
ーラ12を用いて位置決めを行った場合、位置決め精度
はガイド部14からローラ12の外周面までの距離L1
に依存する。従って、この距離L1の精度を向上させる
には、ガイド部14の基準面17から軸11の取り付け
位置精度、ローラ12の貫通孔の内径精度及びローラ1
2の外周面の加工精度の主に4項目の精度が要求される
ことになる。しかし、電子銃部品等の微小なワークを組
み立てる場合、軸11とローラ12の寸法も微小なもの
になるので、治具部品のコストが高くなってしまうとと
もに、治具の加工精度に問題が生ずるおそれがある。こ
の治具の加工精度のずれはワークの組立精度に影響し、
組み立てられた製品の不良を引き起こしてしまうという
問題がある。
【0009】上述した問題を解消するために、ローラが
組み込まれていない位置決め装置が用いられる場合があ
り、図14には別のワーク位置決め装置の一例の構成図
を示している。図14のワーク位置決め装置20は、X
軸ガイド部21、Y軸ガイド部22からなっており、X
軸ガイド部21は2つのガイド部を有しており、Y軸ガ
イド部22は4つのガイド部を有している。X軸ガイド
部21はワークW1を矢印X方向に移動させるものであ
り、Y軸ガイド部22はワークW1を矢印Y方向に移動
させるものである。それぞれのガイド部のワークW1と
接触する面が曲面加工されており、ガイド部とワークW
1の接触抵抗を低減させている。
組み込まれていない位置決め装置が用いられる場合があ
り、図14には別のワーク位置決め装置の一例の構成図
を示している。図14のワーク位置決め装置20は、X
軸ガイド部21、Y軸ガイド部22からなっており、X
軸ガイド部21は2つのガイド部を有しており、Y軸ガ
イド部22は4つのガイド部を有している。X軸ガイド
部21はワークW1を矢印X方向に移動させるものであ
り、Y軸ガイド部22はワークW1を矢印Y方向に移動
させるものである。それぞれのガイド部のワークW1と
接触する面が曲面加工されており、ガイド部とワークW
1の接触抵抗を低減させている。
【0010】次に、図14と図15を参照してワーク位
置決め装置20の動作例について説明する。まず、X軸
ガイド部22が作動して、ワークW1がX軸方向に対し
て位置決めされる。次に、図15に示すようにY軸ガイ
ド部22が作動して、ワークW1の矢印Y軸方向に対し
て位置決めが行われて、ワークW1が所定の位置に配置
される。
置決め装置20の動作例について説明する。まず、X軸
ガイド部22が作動して、ワークW1がX軸方向に対し
て位置決めされる。次に、図15に示すようにY軸ガイ
ド部22が作動して、ワークW1の矢印Y軸方向に対し
て位置決めが行われて、ワークW1が所定の位置に配置
される。
【0011】しかし、上述したようにガイド部がワーク
W1に接触する面に曲面加工を施したとしても、各ガイ
ド部とワークW1との間には接触抵抗が生じて、ワーク
Wの移動量が微小にずれて正しい位置に位置決めできな
いという問題がある。具体的には、図15に示すよう
に、X軸方向の位置がずれないようにX軸ガイド部21
がワークW1に接触したまま、Y軸ガイド部22を作動
させて位置決めを行っている。このため、X軸ガイド部
21とワークW1との間には接触抵抗が発生してしま
い、この接触抵抗がY軸ガイド部22が発生する力より
大きいときには、矢印Y方向の位置決めができないとい
う問題がある。
W1に接触する面に曲面加工を施したとしても、各ガイ
ド部とワークW1との間には接触抵抗が生じて、ワーク
Wの移動量が微小にずれて正しい位置に位置決めできな
いという問題がある。具体的には、図15に示すよう
に、X軸方向の位置がずれないようにX軸ガイド部21
がワークW1に接触したまま、Y軸ガイド部22を作動
させて位置決めを行っている。このため、X軸ガイド部
21とワークW1との間には接触抵抗が発生してしま
い、この接触抵抗がY軸ガイド部22が発生する力より
大きいときには、矢印Y方向の位置決めができないとい
う問題がある。
【0012】この問題は、X軸ガイド部21及びY軸ガ
イド部22を動作させるタイミングを同時に行うことに
より解決するように思えるが、実際にはワークW1の寸
法にもばらつきがあり、厳密に同時にするのは不可能で
ある。よって、ワークW1がX方向及びY方向の両方向
に移動して位置決めされる際に、接触抵抗により正確な
ワーク位置決めが困難な場合が発生し、組立精度にばら
つきを生じさせてしまうという問題がある。それによっ
て、精度全数検査が必要となり、備品コストを引き上げ
る要因となっている。
イド部22を動作させるタイミングを同時に行うことに
より解決するように思えるが、実際にはワークW1の寸
法にもばらつきがあり、厳密に同時にするのは不可能で
ある。よって、ワークW1がX方向及びY方向の両方向
に移動して位置決めされる際に、接触抵抗により正確な
ワーク位置決めが困難な場合が発生し、組立精度にばら
つきを生じさせてしまうという問題がある。それによっ
て、精度全数検査が必要となり、備品コストを引き上げ
る要因となっている。
【0013】そこで本発明は上記課題を解消し、精度よ
くワークを位置決めすることができるワーク位置決め装
置を提供することを目的としている。
くワークを位置決めすることができるワーク位置決め装
置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、ワークを一方の方向に移動させて位置決めを行
うための、複数の位置決めユニットからなる第1ガイド
部と、ワークを他方の方向に移動させて位置決めを行う
ための、複数の位置決めユニットからなる第2ガイド部
とを有している、ワークを2軸方向に対して位置決めす
るためのワーク位置決め装置において、第1ガイド部及
び第2ガイド部の少なくとも一方の位置決めユニットに
は、ワークとの接触する位置にローラを有しており、そ
のローラは弾性力を有する軸により保持されていて、2
軸方向に移動可能に設けられているワーク位置決め装置
により、達成される。
っては、ワークを一方の方向に移動させて位置決めを行
うための、複数の位置決めユニットからなる第1ガイド
部と、ワークを他方の方向に移動させて位置決めを行う
ための、複数の位置決めユニットからなる第2ガイド部
とを有している、ワークを2軸方向に対して位置決めす
るためのワーク位置決め装置において、第1ガイド部及
び第2ガイド部の少なくとも一方の位置決めユニットに
は、ワークとの接触する位置にローラを有しており、そ
のローラは弾性力を有する軸により保持されていて、2
軸方向に移動可能に設けられているワーク位置決め装置
により、達成される。
【0015】本発明では、ワークと接触するローラの軸
が弾性力を有しているため、ローラに力が加わると、ロ
ーラは力を受けた方向に回転しながら移動する。従っ
て、ローラとワークとの摩擦をほぼなくすことができ
る。そして、ローラの外周面は、ガイド部に接触するよ
うに設けられており、ローラはガイド部に対して回転し
ながら移動する。これにより、ローラとワークとの接触
抵抗が低減されるため、位置決め精度を向上させること
ができる。さらに、ローラがガイド部に接触するように
設けられているため、ガイド部自体の精度の向上させる
ことができ、位置決め精度を向上させることができる。
が弾性力を有しているため、ローラに力が加わると、ロ
ーラは力を受けた方向に回転しながら移動する。従っ
て、ローラとワークとの摩擦をほぼなくすことができ
る。そして、ローラの外周面は、ガイド部に接触するよ
うに設けられており、ローラはガイド部に対して回転し
ながら移動する。これにより、ローラとワークとの接触
抵抗が低減されるため、位置決め精度を向上させること
ができる。さらに、ローラがガイド部に接触するように
設けられているため、ガイド部自体の精度の向上させる
ことができ、位置決め精度を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0017】図1には本発明のワーク位置決め装置の好
ましい実施の形態を示す概略斜視図を示しており、図1
を参照してワーク位置決め装置30について詳しく説明
する。図1のワーク位置決め装置30は、第1ガイド部
であるX軸ガイド部40、第2ガイド部であるY軸ガイ
ド部50等からなっている。X軸ガイド部40は、例え
ば2つのX軸位置決めユニット41、42からなってお
り、ワークW1を矢印X方向に位置決めすることができ
る。
ましい実施の形態を示す概略斜視図を示しており、図1
を参照してワーク位置決め装置30について詳しく説明
する。図1のワーク位置決め装置30は、第1ガイド部
であるX軸ガイド部40、第2ガイド部であるY軸ガイ
ド部50等からなっている。X軸ガイド部40は、例え
ば2つのX軸位置決めユニット41、42からなってお
り、ワークW1を矢印X方向に位置決めすることができ
る。
【0018】またY軸ガイド部50は、例えば4つのY
軸位置決めユニット51、52、53、54からなって
いて、ワークW1を矢印Y方向に移動させる。X軸ガイ
ド部40とY軸ガイド部50の上側には、位置決めピン
60が配置されている。位置決めピン60は例えば3本
のピン61、62、63からなっており、これらのピン
61、62、63はそれぞれ図示しないシリンダによっ
てZ軸方向に移動可能に保持されている。
軸位置決めユニット51、52、53、54からなって
いて、ワークW1を矢印Y方向に移動させる。X軸ガイ
ド部40とY軸ガイド部50の上側には、位置決めピン
60が配置されている。位置決めピン60は例えば3本
のピン61、62、63からなっており、これらのピン
61、62、63はそれぞれ図示しないシリンダによっ
てZ軸方向に移動可能に保持されている。
【0019】次に、図1を参照してX軸位置決めユニッ
ト41について詳しく説明する。なお、X軸位置決めユ
ニット42は位置決めユニット41と同一の構造を有し
ているのでその説明を省略する。X軸位置決めユニット
41は、スライド部43、アーム44からなっており、
スライド部43は矢印X方向に移動可能に設けられてい
る。スライド部43にはアーム44の一端側が固定され
ていて、アーム44の他端側は略L字状に形成されてい
る。また、アーム44の外周面44aは傾斜しており、
この外周面44aにはピン62が押し当てられる。ま
た、アーム44の外周面44cは曲面加工が施されてお
り、外周面44cはワークW1と接触する部位である。
そして、アーム44には貫通孔44bが形成されてお
り、貫通孔44bにはピン63が挿入される。
ト41について詳しく説明する。なお、X軸位置決めユ
ニット42は位置決めユニット41と同一の構造を有し
ているのでその説明を省略する。X軸位置決めユニット
41は、スライド部43、アーム44からなっており、
スライド部43は矢印X方向に移動可能に設けられてい
る。スライド部43にはアーム44の一端側が固定され
ていて、アーム44の他端側は略L字状に形成されてい
る。また、アーム44の外周面44aは傾斜しており、
この外周面44aにはピン62が押し当てられる。ま
た、アーム44の外周面44cは曲面加工が施されてお
り、外周面44cはワークW1と接触する部位である。
そして、アーム44には貫通孔44bが形成されてお
り、貫通孔44bにはピン63が挿入される。
【0020】図2にはこのうちの位置決めユニット51
の構成図、図3にはローラ73の周辺部位を示す拡大図
をそれぞれ示しており、図2と図3を参照してY軸位置
決めユニット51について詳しく説明する。なお、Y軸
位置決めユニット52、53、54はY軸位置決めユニ
ット51とほぼ同一の構造を有しているため、その説明
を省略する。図2のY軸位置決めユニット51は、移動
手段71、ガイド部材72、ローラ73からなってい
る。ガイド部材72は移動手段71の上に配置されてお
り、矢印Y方向に移動することができる。ガイド部材7
2にはテーパ部72cが形成されており、このテーパ部
72cにはピン61が押し当てられる。また、ガイド部
材72の上部にはローラ73が配置されており、ローラ
73は軸74により保持されている。
の構成図、図3にはローラ73の周辺部位を示す拡大図
をそれぞれ示しており、図2と図3を参照してY軸位置
決めユニット51について詳しく説明する。なお、Y軸
位置決めユニット52、53、54はY軸位置決めユニ
ット51とほぼ同一の構造を有しているため、その説明
を省略する。図2のY軸位置決めユニット51は、移動
手段71、ガイド部材72、ローラ73からなってい
る。ガイド部材72は移動手段71の上に配置されてお
り、矢印Y方向に移動することができる。ガイド部材7
2にはテーパ部72cが形成されており、このテーパ部
72cにはピン61が押し当てられる。また、ガイド部
材72の上部にはローラ73が配置されており、ローラ
73は軸74により保持されている。
【0021】軸74は両端をガイド部72と支持体75
により保持されていて、軸74はピアノ線等の弾性力を
有するものからなっている。軸74はローラ73が落下
しないようにするために設けられていて、ローラ73が
矢印Y方向に力を受けた場合、ローラ73がその力方向
に移動し同時にに回転する。図3に示すようにローラ7
3の外周面はガイド部材72の突き当て面71aに密着
されており、ガイド部材72の基準面72bからローラ
73の外周面までの距離L11は一定の精度に保たれて
いる。これにより、Y軸ガイド部50の位置決め精度
は、ガイド部材72の基準面72bからローラ73の外
周面までの距離L11によって決定される。
により保持されていて、軸74はピアノ線等の弾性力を
有するものからなっている。軸74はローラ73が落下
しないようにするために設けられていて、ローラ73が
矢印Y方向に力を受けた場合、ローラ73がその力方向
に移動し同時にに回転する。図3に示すようにローラ7
3の外周面はガイド部材72の突き当て面71aに密着
されており、ガイド部材72の基準面72bからローラ
73の外周面までの距離L11は一定の精度に保たれて
いる。これにより、Y軸ガイド部50の位置決め精度
は、ガイド部材72の基準面72bからローラ73の外
周面までの距離L11によって決定される。
【0022】図4には図1のワーク位置決め装置10を
組み立てた様子を示す斜視図を示しており、図1乃至図
4を参照してワーク組立装置の動作例について詳しく説
明する。まず図4に示すように、X軸ガイド部40とY
軸ガイド部50を組み合わせて、これらの上にワークW
1を配置する。このとき、X軸ガイド部40とY軸ガイ
ド部50は、図5に示すように、テーブル80の下側に
貫通孔81からローラ73が突出するように配置されて
いて、ワークW1はテーブル80によって保持されてい
る。
組み立てた様子を示す斜視図を示しており、図1乃至図
4を参照してワーク組立装置の動作例について詳しく説
明する。まず図4に示すように、X軸ガイド部40とY
軸ガイド部50を組み合わせて、これらの上にワークW
1を配置する。このとき、X軸ガイド部40とY軸ガイ
ド部50は、図5に示すように、テーブル80の下側に
貫通孔81からローラ73が突出するように配置されて
いて、ワークW1はテーブル80によって保持されてい
る。
【0023】その後、図10と図11におけるワークW
1の位置P11、P12とワークW2のP21、P22
とを合わせるように、ワークW1に対してワークW2を
位置決めを行う。まず、図5に示すように、ワークW2
の貫通孔H1、H2、H3にピン61、62、63をそ
れぞれ挿入し、ピン61、63が貫通孔44b、44b
にそれぞれ挿入される。すると図6に示すように、ピン
61、63がテーパ部72c、72cにそれぞれ押し当
てられて、位置決めユニット72が矢印Y方向に移動し
てY軸方向に対して所定の位置に位置決めされる。
1の位置P11、P12とワークW2のP21、P22
とを合わせるように、ワークW1に対してワークW2を
位置決めを行う。まず、図5に示すように、ワークW2
の貫通孔H1、H2、H3にピン61、62、63をそ
れぞれ挿入し、ピン61、63が貫通孔44b、44b
にそれぞれ挿入される。すると図6に示すように、ピン
61、63がテーパ部72c、72cにそれぞれ押し当
てられて、位置決めユニット72が矢印Y方向に移動し
てY軸方向に対して所定の位置に位置決めされる。
【0024】同時に、図1のピン62が外周面44a、
44aに押し当てられることにより、X軸位置決めユニ
ット41、42がピン62を中心として矢印X1、X2
方向にそれぞれ移動する。そして、ワークW1は外周面
44c、44cに押されて、X軸方向に対する所定の位
置に位置決めされる。ここで、図2に示すようにワーク
W1と接触するローラ73がピアノ線等の弾性力を有す
るものにより保持されているため、ワークW1がX方向
に移動する際、その移動方向と同じ向きにローラ73も
移動しながら回転する。すなわち、軸74のたわみ量だ
け回転移動する。そして、ローラ73が元の位置に戻る
際に、ローラ73が回転しながら戻るため、ワークW1
の矢印X方向の位置決めの際の摩擦による位置決め精度
のずれをなくすることができる。
44aに押し当てられることにより、X軸位置決めユニ
ット41、42がピン62を中心として矢印X1、X2
方向にそれぞれ移動する。そして、ワークW1は外周面
44c、44cに押されて、X軸方向に対する所定の位
置に位置決めされる。ここで、図2に示すようにワーク
W1と接触するローラ73がピアノ線等の弾性力を有す
るものにより保持されているため、ワークW1がX方向
に移動する際、その移動方向と同じ向きにローラ73も
移動しながら回転する。すなわち、軸74のたわみ量だ
け回転移動する。そして、ローラ73が元の位置に戻る
際に、ローラ73が回転しながら戻るため、ワークW1
の矢印X方向の位置決めの際の摩擦による位置決め精度
のずれをなくすることができる。
【0025】上記実施の形態によると、電子銃部品のよ
うな、微小かつ高精度を要求するワークW1の位置決め
精度が向上しばらつきも低減できる。また、ローラ73
とワークW1との摩擦が解消されるため、ワークW1に
傷を付けることなく位置決めを行うことができる。さら
に、ローラ73を予め、数種類用意することにより、電
子銃特性に合わせて組み立て寸法値を任意にコントロー
ルすることがミクロン単位ですることができるようにな
り、品質を向上させることができる。
うな、微小かつ高精度を要求するワークW1の位置決め
精度が向上しばらつきも低減できる。また、ローラ73
とワークW1との摩擦が解消されるため、ワークW1に
傷を付けることなく位置決めを行うことができる。さら
に、ローラ73を予め、数種類用意することにより、電
子銃特性に合わせて組み立て寸法値を任意にコントロー
ルすることがミクロン単位ですることができるようにな
り、品質を向上させることができる。
【0026】また、Y軸ガイド部50の摩耗について
は、ローラ73の交換のみで対応することができ、ロー
ラ73の加工は構造上内径精度は一般公差で十分である
ため、高精度加工を要求するのは外形のみでよい。よっ
て、加工費が削減でき経費を節約することができる。そ
して、ガイド部材72自体も従来のように高精度を要求
しないため、加工費も節減でき、位置決め治具全体の加
工精度、組立精度の誤差は、ローラにより吸収すること
ができる。
は、ローラ73の交換のみで対応することができ、ロー
ラ73の加工は構造上内径精度は一般公差で十分である
ため、高精度加工を要求するのは外形のみでよい。よっ
て、加工費が削減でき経費を節約することができる。そ
して、ガイド部材72自体も従来のように高精度を要求
しないため、加工費も節減でき、位置決め治具全体の加
工精度、組立精度の誤差は、ローラにより吸収すること
ができる。
【0027】ところで、本発明は、上記実施の形態に限
定されない。上記実施の形態において、Y軸ガイド部5
0にのみローラ73を有するガイド部を用いたが、図8
に示すようにX軸ガイド部40においてもローラ73を
有するガイド部を用いてもよい。これにより、Y軸方向
の位置決めする際にも、摩擦による位置決めのずれをな
くすことができ、ワークの位置決め精度をさらに向上さ
せることができる。また、上記実施の形態において、電
子銃の部品の組立についてのみ言及しているが、これ以
外の部品にも適用することができる。さらに、軸74の
材質としてピアノ線を採用しているが、たとえば繊維や
プラスチック等からなる軸を用いてもよい。
定されない。上記実施の形態において、Y軸ガイド部5
0にのみローラ73を有するガイド部を用いたが、図8
に示すようにX軸ガイド部40においてもローラ73を
有するガイド部を用いてもよい。これにより、Y軸方向
の位置決めする際にも、摩擦による位置決めのずれをな
くすことができ、ワークの位置決め精度をさらに向上さ
せることができる。また、上記実施の形態において、電
子銃の部品の組立についてのみ言及しているが、これ以
外の部品にも適用することができる。さらに、軸74の
材質としてピアノ線を採用しているが、たとえば繊維や
プラスチック等からなる軸を用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
精度よくワークを位置決めすることができるワーク位置
決め装置を提供することができる。
精度よくワークを位置決めすることができるワーク位置
決め装置を提供することができる。
【図1】本発明のワーク位置決め装置の好ましい実施の
形態を示す分解斜視図。
形態を示す分解斜視図。
【図2】本発明のワーク位置決め装置におけるY軸位置
決めユニットを示す側面図。
決めユニットを示す側面図。
【図3】Y軸位置決めユニットにおけるローラ周辺部位
を示す上面図。
を示す上面図。
【図4】本発明のワーク位置決め装置の好ましい実施の
形態を示す斜視図。
形態を示す斜視図。
【図5】位置決めピンがガイド部材のテーパ部に挿入さ
れる様子を示す断面図。
れる様子を示す断面図。
【図6】位置決めピンが挿入されて、ガイド部材のテー
パ部がピンに押し当てられている状態を示す断面図。
パ部がピンに押し当てられている状態を示す断面図。
【図7】本発明のワーク位置決め装置の別の実施の形態
を示す構成図。
を示す構成図。
【図8】本発明のワーク位置決め装置の別の実施の形態
を示す構成図。
を示す構成図。
【図9】一般的な電子銃の構成を示す正面図。
【図10】電子銃に組み込まれている円筒電極を形成す
る1つの部材を示す正面図。
る1つの部材を示す正面図。
【図11】電子銃に組み込まれている円筒電極を形成す
る1つの部材を示す正面図。
る1つの部材を示す正面図。
【図12】3つの部材を組み合わせて構成されている円
筒電極を示す正面図。
筒電極を示す正面図。
【図13】従来のワーク位置決め装置における位置決め
ユニットの一例を示す構成図。
ユニットの一例を示す構成図。
【図14】従来の別のワーク位置決め装置における位置
決めユニットの一例を示す構成図。
決めユニットの一例を示す構成図。
【図15】従来の別のワーク位置決め装置における位置
決めユニットの一例を示す構成図。
決めユニットの一例を示す構成図。
30・・・ワーク位置決め装置、40・・・X軸ガイド
部(第1ガイド部)、41、42・・・X軸位置決めユ
ニット、50・・・Y軸ガイド部(第2ガイド部)、5
1、52、53、54・・・Y軸位置決めユニット、7
3・・・ローラ、74・・・軸、W1・・・ワーク。
部(第1ガイド部)、41、42・・・X軸位置決めユ
ニット、50・・・Y軸ガイド部(第2ガイド部)、5
1、52、53、54・・・Y軸位置決めユニット、7
3・・・ローラ、74・・・軸、W1・・・ワーク。
Claims (4)
- 【請求項1】 ワークを一方の方向に移動させて位置決
めを行うための複数の位置決めユニットからなる第1ガ
イド部と、ワークを他方の方向に移動させて位置決めを
行うための複数の位置決めユニットからなる第2ガイド
部と、を有している、ワークを2軸方向に対して位置決
めするためのワーク位置決め装置において、 第1ガイド部及び第2ガイド部の少なくとも一方の位置
決めユニットには、ワークとの接触する位置にローラを
有しており、そのローラは弾性力を有する軸により保持
されていて、移動可能に設けられていることを特徴とす
るワーク位置決め装置。 - 【請求項2】 位置決めユニットはガイド部材を有して
おり、ローラはガイド部材とローラの外周面とが接触す
るように保持されている請求項1に記載のワーク位置決
め装置。 - 【請求項3】 ガイド部材にはテーパ部が形成されてお
り、このテーパ部にピンを押し当てることにより、位置
決めユニットを移動させて位置決めを行う請求項2に記
載のワーク位置決め装置。 - 【請求項4】 ワークは電子銃を構成する部品である請
求項1に記載のワーク位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13347698A JPH11320280A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ワーク位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13347698A JPH11320280A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ワーク位置決め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320280A true JPH11320280A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15105680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13347698A Pending JPH11320280A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | ワーク位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11320280A (ja) |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP13347698A patent/JPH11320280A/ja active Pending
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