JPH11320710A5 - - Google Patents
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- JPH11320710A5 JPH11320710A5 JP1998131525A JP13152598A JPH11320710A5 JP H11320710 A5 JPH11320710 A5 JP H11320710A5 JP 1998131525 A JP1998131525 A JP 1998131525A JP 13152598 A JP13152598 A JP 13152598A JP H11320710 A5 JPH11320710 A5 JP H11320710A5
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- Japan
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- cardboard sheet
- rolls
- fold lines
- ridges
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Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 段ボールシートの折り線付け装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
段ボールシートを一対のロール間に通して、ロールの周方向の全周に亘って形成された突条によって該段ボールシートの両面に製筺のための折り線を施す装置であって、両方のロールの対向位置に突条が形成され、両突条の段ボールシートに食い込む部分の断面形状が近似している段ボールシートの折り線付け装置。
【請求項2】
一方のロールの突条は金属にて形成され、他方のロールの突条は合成樹脂にて形成されている請求項1に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
【請求項3】
表面に突条が一体に形成された合成樹脂製帯状基材がロール上に接着されている請求項1又は2に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れかに記載の折り線付け装置のロール間に段ボールシートを通して、段ボールシートの両面に夫々該ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さの折り線を施す、段ボールシートの折り線付け方法。
【請求項5】
製筺用の折り線が施された段ボールシートにおいて、段ボールシートの表裏両面の同じ位置に折り線が施され、夫々の折り線は、ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さである段ボールシート。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、段ボールシートにて筺を形成するに際し、該シートに折り曲げ用の溝条罫線(以下、折り線と呼ぶ)を施す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は段ボール筺組立用の筺ブランク(1)を示している。該筺ブランク(1)は、4つの連続した側板(11)と各側板(11)の上下に連接した蓋フラップ(12)及び底フラップ(13)と、一端の側板(11)に連接した糊付け用フラップ(14)とから成る。
【0003】
隣合う蓋フラップ(12)(12)間及び底フラップ(13)(13)間にスリット(15)が開設されている。隣合う側板(11)(11)間及び側板(11)と糊付けフラップ(14)との間には縦折り線(16)(16a)が施され、各側板(11)と蓋フラップ(12)及び底フラップ(13)との間に横折り線(17)(17)が施されている。
【0004】
上記筺ブランク(1)は、スリッタスコアラによって、段ボールシートを所定の大きさに切断すると共に、該段ボールシートの波状中芯(19)の山条に直交する方向に横折り線(17)を施し、次にプリンタースロッタによって、スリット(15)及び縦折り線(16)が形成される。
【0005】
図4に示す如く、プリンタースロッタには縦折り線(16)を形成するための上下一対のロール(2)(3)が配備され、一方のロール(2)に取り付けられた割メタル(22)の全周に突条(21)が形成され、他方のロール(3)に該突条(21)との対応位置にウレタンゴム製の受けリング(30)が装着されている。
【0006】
両ロール(3)(2)を互いに逆回転させて、ロール(2)(3)間に段ボールシートを通過させ、突条(21)によって段ボールシートを押圧して、該シートの波型中芯(19)の山条に沿う方向に溝状に凹ませて縦折り線(16)となしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記縦折り線(16)の形成方法であれば、図4、図5に示す如く、一対のロール(2)(3)の内、一方のロール(2)の突条(21)のみで段ボールシートが押し潰され、反対側面はフラットのままである。しかも、一方のロール(2)の突条(21)のみで段ボールシートに縦折り線(16)を施すために、該突条(21)を段ボールシートに深く食い込まさねばならない。
【0008】
段ボールシート(18)のライナー(18)に対する突条(21)の深い食い込みによっても、ライナー(18)が破損しないためには、ライナー(18)は突条(21)の最大幅X1よりも相当幅広く変形せねばならない。従って縦折り線(16)の幅X2が広くなり、縦折り線(16)がはっきりしなくなる。
【0009】
筺ブランク(1)を筺に組み立てるには、図1の矢印Aで示す様に、糊付け用フラップ(14)を内側に折り畳んだとき、該糊付け用フラップ(14)の外側となる面に糊を塗布し、次に、該糊付け用フラップ(14)を内側に折り畳む。矢印Bで示す様に、側板列の中央部の縦折り線(16a)から筺ブランク(1)を2つ折りにして折り畳み端部を糊付け用フラップ(14)に重ねて接着する。
【0010】
上記の糊付け作業及び折り畳み作業は、フォルダーグルアによって自動的に行われるが、前記の様に、従来の段ボールシートの縦折り線(16)は段ボールシートの一方の面だけに施され、しかも該縦折り線(16)は幅が広くて、はっきりしないため、本来の縦折り線(16)の位置からずれて或いは曲がった状態で折り込まれ、図6に示す如く、側板列を2つ折りした時に、筺ブランク(1)の角部(10)(10)がきっちりと重ならず、ずれた状態に重なってしまう。
上記糊付けした筺ブランク(1)を筺に組み立てると、いびつな筺となり商品価値を低下させる。
【0011】
本発明は、段ボールシートの両面から段ボールシートを溝状に押圧して縦折り線を施すことにより、前記問題を解決できる段ボールシートの折り線付け装置を明らかにするものである。
【0012】
【課題を解決する手段】
請求項1は、段ボールシートを一対のロール(2)(3)間に通して、ロール(2)(3)の周方向の全周に亘って形成された突条(21)(31)によって該段ボールシートの両面に製筺のための折り線を施す装置であって、両方のロール(2)(3)の対向位置に突条が形成され、両突条(21)(31)の段ボールシートに食い込む部分の断面形状が近似している。
請求項2は、一方のロール(2)の突条(21)は金属にて形成され、他方のロール(3)の突条(31)は合成樹脂にて形成されている請求項1に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
請求項3は、表面に突条が一体に形成された合成樹脂製帯状基材(32)がロール上に接着されている請求項1又は2に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
請求項4は、請求項1乃至3の何れかに記載の折り線付け装置のロール(2)(3)間に段ボールシートを通して、段ボールシートの両面に夫々該ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さの折り線を施す、段ボールシートの折り線付け方法。
請求項5は、製筺用の折り線が施された段ボールシートにおいて、段ボールシートの表裏両面の同じ位置に折り線が施され、夫々の折り線は、ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さである段ボールシート。
【0013】
【作用及び効果】
図2に示す如く、ロール(2)(3)間を段ボールシートが通過するとき、両ロール(2)(3)の突条(21)(31)によって、該シートの両面の対応部分が溝状に押し潰される。
【0014】
又、段ボールシートの両面から突条(21)(31)を食い込ませることにより、従来の様に、段ボールシートの片面に突条(21)を食い込ませる場合に較べて、突条(21)の食い込み量を1/2以下とすることができる。従って、段ボールシートのライナー(18)の押圧による変形幅も小さくて済み、即ち、縦折り線(16)の溝幅X3は狭くなる。
【0015】
上記の如く、段ボールシートの両面から縦折り線(16)が凹み形成され、然も、該縦折り線(16)の幅は狭くてはっきりするため、フォルダーグルアによって、自動的に糊付け及び折り畳みが成される際、図3に示す如く、筺ブランク(1)の角部(10)のずれを無視できる程度に小さくでき、従って、安定して精度の良い直方体の筺を組み立てることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の折り線付け装置によって、筺ブランク(1)となる段ボールシートに縦折り線(16)を施す状態を示している。
実施例の段ボールシートは、2枚のライナー(18)の間に波状中芯(19)を張り合わせた両面段ボールシートであるがこれに限定されることはなく、片面段ボールシート、複両面段ボールシート、複々両面段ボールシートにも実施可能である。
【0017】
折り線付け装置は、対を成す下ロール(2)と上ロール(3)上に、両ロール間を通過する段ボールシートに縦折り線(16)を施す位置に対応して、ロール(2)(3)を一周して突条(21)(31)を設けている。
【0018】
下ロール(2)の突条(21)は、下ロール(2)に締付け固定されるリング状の割メタル(22)上に該割メタル(22)と一体に形成されている。
上ロール(3)の突条(31)は、上ロール(3)に締付け固定されるリング状の割メタル(33)上に接着固定される硬質合成樹脂製帯状基材(32)と一体に成形されている。
従って、実施例では下ロール(2)上の突条(21)は金属にて形成され、上ロール(3)上の突条(31)は硬質合成樹脂にて形成されている。
【0019】
上記の様に、突条(31)を一体成形した合成樹脂製帯状基材(32)をロールに貼付して、ロールに突条を設ける方法であれば、既存のロールにも簡単に突条(31)を施すことができる利点があるが、下ロール(2)と同様にして、上ロール(3)上の割メタル(33)に突条(31)を一体に形成することができるのは勿論である。
【0020】
下ロール(2)及び上ロール(3)の突条(21)(31)は、共に断面略台形を呈し、上底幅は約1mm、下底幅は約1.5mm、高さ約1mmである。
両ローラ(2)(3)の突条(21)(31)間のクリアランスは、段ボールシートの種類厚みによって最適に調整すればよいが、段ボールシートの厚みが5mm、3mm、8mmの場合で、該クリアランスは夫々0.3mm、0.2mm、0.5mmを目安とすればよい。
【0021】
然して、図2に示す如く、ロール(2)(3)間を段ボールシートが通過するとき、両ロール(2)(3)の突条(21)(31)によって、該シートの両面の対応部分が溝状に押し潰される。
【0022】
又、段ボールシートの両面から突条(21)(31)を食い込ませることにより、従来の様に、段ボールシートの片面に突条(21)を食い込ませる場合に較べて、突条(21)の食い込み量を、1/2以下とすることができる。従って、段ボールシートのライナー(18)の変形幅も小さくて済む。
【0023】
上記の如く、段ボールシートの両面から縦折り線(16)が凹み形成され、然も、該縦折り線(16)の溝幅X3は狭くてはっきりするため、フォルダーグルアによって、自動的に糊付け及び折り畳みが成される際、図3に示す如く、筺ブランク(1)の角部の重なりのずれは無視出来る程度に小さくなり、従って、安定して精度の良い直方体の筺を組み立てることができる。
本発明は、上記実施例の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
筺ブランクの正面図である。
【図2】
段ボールシートの両面から折り線を施す状態の断面図である。
【図3】
筺ブランクが正しく折り畳まれた状態の正面図である。
【図4】
従来の段ボールシートへの折り線を施す状態の断面図である。
【図5】
同上の要部拡大断面図である。
【図6】
筺ブランクが不正確に折り畳まれた状態の正面図である。
【符号の説明】
(1) 筺ブランク
(16) 縦折り線
(18) ライナー
(19) 中芯
(2) 下ロール
(21) 突条
(3) 上ロール
(31) 突条
【発明の名称】 段ボールシートの折り線付け装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
段ボールシートを一対のロール間に通して、ロールの周方向の全周に亘って形成された突条によって該段ボールシートの両面に製筺のための折り線を施す装置であって、両方のロールの対向位置に突条が形成され、両突条の段ボールシートに食い込む部分の断面形状が近似している段ボールシートの折り線付け装置。
【請求項2】
一方のロールの突条は金属にて形成され、他方のロールの突条は合成樹脂にて形成されている請求項1に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
【請求項3】
表面に突条が一体に形成された合成樹脂製帯状基材がロール上に接着されている請求項1又は2に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れかに記載の折り線付け装置のロール間に段ボールシートを通して、段ボールシートの両面に夫々該ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さの折り線を施す、段ボールシートの折り線付け方法。
【請求項5】
製筺用の折り線が施された段ボールシートにおいて、段ボールシートの表裏両面の同じ位置に折り線が施され、夫々の折り線は、ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さである段ボールシート。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、段ボールシートにて筺を形成するに際し、該シートに折り曲げ用の溝条罫線(以下、折り線と呼ぶ)を施す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は段ボール筺組立用の筺ブランク(1)を示している。該筺ブランク(1)は、4つの連続した側板(11)と各側板(11)の上下に連接した蓋フラップ(12)及び底フラップ(13)と、一端の側板(11)に連接した糊付け用フラップ(14)とから成る。
【0003】
隣合う蓋フラップ(12)(12)間及び底フラップ(13)(13)間にスリット(15)が開設されている。隣合う側板(11)(11)間及び側板(11)と糊付けフラップ(14)との間には縦折り線(16)(16a)が施され、各側板(11)と蓋フラップ(12)及び底フラップ(13)との間に横折り線(17)(17)が施されている。
【0004】
上記筺ブランク(1)は、スリッタスコアラによって、段ボールシートを所定の大きさに切断すると共に、該段ボールシートの波状中芯(19)の山条に直交する方向に横折り線(17)を施し、次にプリンタースロッタによって、スリット(15)及び縦折り線(16)が形成される。
【0005】
図4に示す如く、プリンタースロッタには縦折り線(16)を形成するための上下一対のロール(2)(3)が配備され、一方のロール(2)に取り付けられた割メタル(22)の全周に突条(21)が形成され、他方のロール(3)に該突条(21)との対応位置にウレタンゴム製の受けリング(30)が装着されている。
【0006】
両ロール(3)(2)を互いに逆回転させて、ロール(2)(3)間に段ボールシートを通過させ、突条(21)によって段ボールシートを押圧して、該シートの波型中芯(19)の山条に沿う方向に溝状に凹ませて縦折り線(16)となしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記縦折り線(16)の形成方法であれば、図4、図5に示す如く、一対のロール(2)(3)の内、一方のロール(2)の突条(21)のみで段ボールシートが押し潰され、反対側面はフラットのままである。しかも、一方のロール(2)の突条(21)のみで段ボールシートに縦折り線(16)を施すために、該突条(21)を段ボールシートに深く食い込まさねばならない。
【0008】
段ボールシート(18)のライナー(18)に対する突条(21)の深い食い込みによっても、ライナー(18)が破損しないためには、ライナー(18)は突条(21)の最大幅X1よりも相当幅広く変形せねばならない。従って縦折り線(16)の幅X2が広くなり、縦折り線(16)がはっきりしなくなる。
【0009】
筺ブランク(1)を筺に組み立てるには、図1の矢印Aで示す様に、糊付け用フラップ(14)を内側に折り畳んだとき、該糊付け用フラップ(14)の外側となる面に糊を塗布し、次に、該糊付け用フラップ(14)を内側に折り畳む。矢印Bで示す様に、側板列の中央部の縦折り線(16a)から筺ブランク(1)を2つ折りにして折り畳み端部を糊付け用フラップ(14)に重ねて接着する。
【0010】
上記の糊付け作業及び折り畳み作業は、フォルダーグルアによって自動的に行われるが、前記の様に、従来の段ボールシートの縦折り線(16)は段ボールシートの一方の面だけに施され、しかも該縦折り線(16)は幅が広くて、はっきりしないため、本来の縦折り線(16)の位置からずれて或いは曲がった状態で折り込まれ、図6に示す如く、側板列を2つ折りした時に、筺ブランク(1)の角部(10)(10)がきっちりと重ならず、ずれた状態に重なってしまう。
上記糊付けした筺ブランク(1)を筺に組み立てると、いびつな筺となり商品価値を低下させる。
【0011】
本発明は、段ボールシートの両面から段ボールシートを溝状に押圧して縦折り線を施すことにより、前記問題を解決できる段ボールシートの折り線付け装置を明らかにするものである。
【0012】
【課題を解決する手段】
請求項1は、段ボールシートを一対のロール(2)(3)間に通して、ロール(2)(3)の周方向の全周に亘って形成された突条(21)(31)によって該段ボールシートの両面に製筺のための折り線を施す装置であって、両方のロール(2)(3)の対向位置に突条が形成され、両突条(21)(31)の段ボールシートに食い込む部分の断面形状が近似している。
請求項2は、一方のロール(2)の突条(21)は金属にて形成され、他方のロール(3)の突条(31)は合成樹脂にて形成されている請求項1に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
請求項3は、表面に突条が一体に形成された合成樹脂製帯状基材(32)がロール上に接着されている請求項1又は2に記載の段ボールシートの折り線付け装置。
請求項4は、請求項1乃至3の何れかに記載の折り線付け装置のロール(2)(3)間に段ボールシートを通して、段ボールシートの両面に夫々該ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さの折り線を施す、段ボールシートの折り線付け方法。
請求項5は、製筺用の折り線が施された段ボールシートにおいて、段ボールシートの表裏両面の同じ位置に折り線が施され、夫々の折り線は、ダンボールシートの厚みの1/2以下の深さである段ボールシート。
【0013】
【作用及び効果】
図2に示す如く、ロール(2)(3)間を段ボールシートが通過するとき、両ロール(2)(3)の突条(21)(31)によって、該シートの両面の対応部分が溝状に押し潰される。
【0014】
又、段ボールシートの両面から突条(21)(31)を食い込ませることにより、従来の様に、段ボールシートの片面に突条(21)を食い込ませる場合に較べて、突条(21)の食い込み量を1/2以下とすることができる。従って、段ボールシートのライナー(18)の押圧による変形幅も小さくて済み、即ち、縦折り線(16)の溝幅X3は狭くなる。
【0015】
上記の如く、段ボールシートの両面から縦折り線(16)が凹み形成され、然も、該縦折り線(16)の幅は狭くてはっきりするため、フォルダーグルアによって、自動的に糊付け及び折り畳みが成される際、図3に示す如く、筺ブランク(1)の角部(10)のずれを無視できる程度に小さくでき、従って、安定して精度の良い直方体の筺を組み立てることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の折り線付け装置によって、筺ブランク(1)となる段ボールシートに縦折り線(16)を施す状態を示している。
実施例の段ボールシートは、2枚のライナー(18)の間に波状中芯(19)を張り合わせた両面段ボールシートであるがこれに限定されることはなく、片面段ボールシート、複両面段ボールシート、複々両面段ボールシートにも実施可能である。
【0017】
折り線付け装置は、対を成す下ロール(2)と上ロール(3)上に、両ロール間を通過する段ボールシートに縦折り線(16)を施す位置に対応して、ロール(2)(3)を一周して突条(21)(31)を設けている。
【0018】
下ロール(2)の突条(21)は、下ロール(2)に締付け固定されるリング状の割メタル(22)上に該割メタル(22)と一体に形成されている。
上ロール(3)の突条(31)は、上ロール(3)に締付け固定されるリング状の割メタル(33)上に接着固定される硬質合成樹脂製帯状基材(32)と一体に成形されている。
従って、実施例では下ロール(2)上の突条(21)は金属にて形成され、上ロール(3)上の突条(31)は硬質合成樹脂にて形成されている。
【0019】
上記の様に、突条(31)を一体成形した合成樹脂製帯状基材(32)をロールに貼付して、ロールに突条を設ける方法であれば、既存のロールにも簡単に突条(31)を施すことができる利点があるが、下ロール(2)と同様にして、上ロール(3)上の割メタル(33)に突条(31)を一体に形成することができるのは勿論である。
【0020】
下ロール(2)及び上ロール(3)の突条(21)(31)は、共に断面略台形を呈し、上底幅は約1mm、下底幅は約1.5mm、高さ約1mmである。
両ローラ(2)(3)の突条(21)(31)間のクリアランスは、段ボールシートの種類厚みによって最適に調整すればよいが、段ボールシートの厚みが5mm、3mm、8mmの場合で、該クリアランスは夫々0.3mm、0.2mm、0.5mmを目安とすればよい。
【0021】
然して、図2に示す如く、ロール(2)(3)間を段ボールシートが通過するとき、両ロール(2)(3)の突条(21)(31)によって、該シートの両面の対応部分が溝状に押し潰される。
【0022】
又、段ボールシートの両面から突条(21)(31)を食い込ませることにより、従来の様に、段ボールシートの片面に突条(21)を食い込ませる場合に較べて、突条(21)の食い込み量を、1/2以下とすることができる。従って、段ボールシートのライナー(18)の変形幅も小さくて済む。
【0023】
上記の如く、段ボールシートの両面から縦折り線(16)が凹み形成され、然も、該縦折り線(16)の溝幅X3は狭くてはっきりするため、フォルダーグルアによって、自動的に糊付け及び折り畳みが成される際、図3に示す如く、筺ブランク(1)の角部の重なりのずれは無視出来る程度に小さくなり、従って、安定して精度の良い直方体の筺を組み立てることができる。
本発明は、上記実施例の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
筺ブランクの正面図である。
【図2】
段ボールシートの両面から折り線を施す状態の断面図である。
【図3】
筺ブランクが正しく折り畳まれた状態の正面図である。
【図4】
従来の段ボールシートへの折り線を施す状態の断面図である。
【図5】
同上の要部拡大断面図である。
【図6】
筺ブランクが不正確に折り畳まれた状態の正面図である。
【符号の説明】
(1) 筺ブランク
(16) 縦折り線
(18) ライナー
(19) 中芯
(2) 下ロール
(21) 突条
(3) 上ロール
(31) 突条
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10131525A JPH11320710A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 段ボールシートの折り線付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10131525A JPH11320710A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 段ボールシートの折り線付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11320710A JPH11320710A (ja) | 1999-11-24 |
| JPH11320710A5 true JPH11320710A5 (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=15060111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10131525A Pending JPH11320710A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 段ボールシートの折り線付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11320710A (ja) |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
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| JP6726942B2 (ja) * | 2014-07-25 | 2020-07-22 | 株式会社TanaーX | 段ボール素材への折罫付与装置 |
| CN110328901A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-10-15 | 刘婵 | 一种可调式瓦楞纸板生产用压痕装置 |
| CN111805965B (zh) * | 2020-08-20 | 2021-11-12 | 吉安市惠安建材有限公司 | 一种瓦楞纸板压痕装置 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10131525A patent/JPH11320710A/ja active Pending
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