JPH11320945A - 電極とその形成方法及び電極ユニット - Google Patents

電極とその形成方法及び電極ユニット

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JPH11320945A
JPH11320945A JP13307998A JP13307998A JPH11320945A JP H11320945 A JPH11320945 A JP H11320945A JP 13307998 A JP13307998 A JP 13307998A JP 13307998 A JP13307998 A JP 13307998A JP H11320945 A JPH11320945 A JP H11320945A
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JP
Japan
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electrode
electrode wire
section
substrate
wire portion
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JP13307998A
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Koji Toda
耕二 戸田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜状の電極線部を用いた場合の当該電極線
部の端面アスペクト比を改善すること。 【解決手段】 基板11と、この基板11の上面に形成
された薄膜状の電極線部12と、前記基板11及び電極
線部12の外面を被覆するモールド部13とを備える。
電極線部12の一端面は、斜めにカットされて傾斜面1
2Aとされ、これにより、電極線部12の端面高さ方向
寸法Lが当該電極線部の厚みtよりも大きく形成されて
横方向寸法L1に対して1:1に近づけられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極とその形成方
法及び電極ユニットに係り、特に、電極線の端面表出面
積が拡大された電極とその形成方法及び電極ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時において、コンピュータ制御によ
り、導電性インキを使用し、金属部材からなる回転ドラ
ム上にインキ膜を形成し、インキドットを通電凝集(固
化)することにより文字パターン等を形成した後に、所
定の用紙に転写する高速印刷システムが開発されている
(例えば、特願平9−200170号の図13及び図1
4参照)。この高速印刷システムは、版を必要としない
ダイレクト印刷システム(電子画像形成システム)であ
り、印刷の枚数如何にかかわらず常に鮮明で且つ均一な
印刷物を印刷し得るという利点を備えている。
【0003】かかる手法の印刷システムにおいては、回
転ドラム上の各インクドットの通電凝集(固化)に際
し、回転ドラム上に配設された微細ピッチ電極と金属性
の回転ドラムとの間に設定される瞬時の通電によって当
該インキドットを凝集させて固化し、しかる後、通電さ
れず未凝集のインキをかき取る(image revealing)こ
とで固化した画像のみとし、これによって所定の用紙へ
の高速転写が可能となっている。
【0004】この場合、隣接するインクドットは、重な
った状態又はほぼ当接した状態となっており、また、数
ドット離れた位置のインクドットの相互間も、微小文字
等に対しては必然的に微小間隔に設定される。このた
め、通電凝集(固化)を実行する微細ピッチ電極の電極
線の直径及びその間隔はμm単位のものが多く使用され
ている。
【0005】上述した高速印刷システムに用いられる電
極としては、例えば、図5及び図6に示されるように、
上下一対の絶縁材としてのガラス板100に電極線10
1を等ピッチ間隔で配設してこれをサンドイッチすると
ともに、各電極線101の端面を同一面上に揃えて通電
を可能としたものが採用されている。
【0006】また、その他の電極としては、基板上に配
置された導電性部材をエッチングして薄膜状の電極線部
を形成するとともに、その端面を除く外面を被覆した電
極も採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
電極にあっては、芯状の電極線101が用いられている
ため、電極線101間のピッチを細かく形成するには一
定の限界がある他、均一のピッチを保つための加工も非
常に面倒になるという不都合がある。
【0008】また、エッチングによる電極形成の場合、
電極線を端面から見た場合の縦横寸法比、すなわちアス
ペクト比を1:1に近づけることができず、これが、前
述したインキドットの凝集精度を大きく低下させる要因
となっている。
【0009】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
に着目して案出されたものであり、その目的は、各電極
線を等間隔に且つ高精度に設定するとともに、電極線の
端面アスペクト比を極力1:1に近づけるようにしてド
ットの凝集精度を向上させることのできる電極とその形
成方法及び電極ユニットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る電極は、基板上に、当該基板よりも相
対的に薄膜状に形成された電極線部と、前記基板及び電
極線部の外面を被覆するモールド部とを備え、少なくと
も前記電極線部を斜めにカットして当該電極線部の端面
が傾斜面となるように形成される、という構成を採って
いる。ここで、電極線部を斜めにカットする傾斜角度
は、特に限定されるものではないが、当該電極線部の端
面縦方向寸法と横方向寸法とができるだけ1:1に近づ
く範囲で設定することができる。このような電極線の端
面形状とすることによって、本電極を前述した高速印刷
システムに適用した場合に、インキドットの凝集精度を
向上させることができる。なお、前記電極は、電極線部
を形成する電極線形成工程と、電極線形成工程で形成さ
れた電極線を被覆するモールド工程と、前記電極線部の
端面を斜めにカットする切断工程を経ることによって得
ることができる。
【0011】また、本発明に係る電極ユニットは、複数
の電極線の端面が直線上に配置され且つ露出されてなる
電極部をに装備したプリント基板と、前記プリント基板
上に装備され、前記電極線を外部指令に応じて駆動する
電極駆動回路部と、前記電極駆動回路部に対する外部か
らの駆動指令を取り込むコネクタ部と、これら各部を個
別動作可能に連結する配線部と、前記電極部を被覆する
モールド部とを備え、前記電極線部を斜めにカットして
当該電極線部の端面が傾斜面となるように表出させる、
という構成を採っている。このような構成とすれば、既
述の作用効果を有する他、電極部とプリント基板との接
続作業が不要となり、特に保守等に際しての作業性が良
好となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0013】[第1の実施の形態]図1には、第1の実
施の形態に係る電極の要部横断面図が示され、図2には
図1のA矢視図が示されている。これらの図において、
電極10は、ガラス若しくはセラミック等からなる基板
11と、この基板11上に配置されるとともに、当該基
板11よりも相対的に薄膜状に設けられ、且つ、横幅寸
法L1に対して厚みtが1/2以下に設定された電極線
部12と、前記基板11及び電極線部12の上面側に配
置されて基板11及び電極線部12を被覆するガラス等
の絶縁材からなるモールド部13とを備えて構成されて
いる。ここで、電極線部12としては、例えば、銅(C
u)、ニッケル(Ni)、Fe−Ni(鉄−ニッケル)
またはFe−Ni−Cr(クロム)等の導電性部材を素
材として形成されている。
【0014】前記電極10の図1中右端面は、前述した
高速印刷システムにおける回転ドラム側に向けられる部
分であり、同右端面は、斜めとなる方向にカットされて
電極線部12の端面が傾斜面12Aとなるように形成さ
れている。この際、本実施形態では、電極10の右端面
が全体的に斜めにカットされているが、少なくとも電極
線部12の端面が傾斜面となるようにカットすることで
もよい。
【0015】このような傾斜面12Aを形成することに
よって、電極線部12Aの縦方向寸法Lは、当該電極線
部12の厚みtよりも大きくなり、横方向寸法L1に対
して1:1に近づくように設けられることとなる。従っ
て、薄膜状の電極線部12を採用した場合でも、高速印
刷システムにおけるインキドットの凝集精度を向上させ
ることができる。
【0016】前記電極10の形成に際しては、図3
(A)に示されるように、基板11の上面に銅等からな
る導電性良好な材料にて導電面15を設けておき、これ
をエッチングすることで所定間隔毎に電極線部12が形
成される(図3(B)参照)。そして、図3(C)に示
されるように、基板11及び電極線部12の上面にモー
ルド部13を設けた後、その一端が傾斜面12Aとなる
ように切断工程を経て、図1に示される端面構造を備え
た電極10を形成することができる。
【0017】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施形態を、図4に基づいて説明する。この第2の実
施形態は、電極駆動回路部等を備えたプリント基板に、
第1の実施形態における電極10を層状に配設してなる
電極部を直接装備し一体化した点に特徴を備えている。
【0018】すなわわち、図4において、符号20は電
極ユニットを示す。この電極ユニット20は、複数の電
極線部12の電極端面が斜めの線上に配設され露出され
てなる電極部20Aを装備したプリント基板22と、こ
のプリント基板22に装備された電極線部12を外部指
令に応じて導通駆動するLSI等の電極駆動回路部24
と、この電極駆動回路部24に対する外部から駆動指令
を取り込むコネクタ部25と、これら各部を個別動作可
能に連結する配線部26とを備えて構成されている。な
お、図4中、符号27は、第1の実施形態で得られた電
極10を層状に積層して一体化させるための接着層を示
す。
【0019】このような第2の実施形態によれば、前述
した第1の実施形態の場合と同等の作用効果を有する
他、電極駆動回路部24等に対する保守等に際して作業
性が良くなるという利点がある。
【0020】なお、本発明は、前記各実施の形態に限定
されるものでなく、電極線部12の傾斜面12Aが形成
されて一定のアスペクト比が得られる限り、種々の設計
変更が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2記
載の発明にあっては、電極線部の端面を傾斜面に形成し
て当該電極線部の高さ方向の表出寸法を大きく設けるこ
とができ、アスペクト比の改善が図れるため、当該電極
を高速印刷システムに適用した場合に、インキドットの
凝集精度を向上させることができる、という従来にない
優れた効果を得ることができる。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、電極
部とプリント基板との接続作業が不要となり、保守等に
際しての作業性を改善することができる他、電極駆動回
路部等の信号処理回路(LSI)等の保守に際しての作
業性改善を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す概略断面図で
ある。
【図2】 図1をA方向から見た側面図である。
【図3】 (A)〜(C)は第1の実施形態における電
極の形成方法を示す説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態を示す概略側面図で
ある。
【図5】 従来の電極形成方法を示す概略分解斜視図で
ある。
【図6】 従来の電極を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10・・・電極、11・・・基板、12・・・電極線
部、12A・・・傾斜面、13・・・モールド部、20
・・・電極ユニット、20A・・・電極部、22・・・
プリント基板、24・・・電極駆動回路部、25・・・
コネクタ部、26・・・配線部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、当該基板よりも相対的に薄膜
    状に形成された電極線部と、前記基板及び電極線部の外
    面を被覆するモールド部とを備え、 少なくとも前記電極線部を斜めにカットして当該電極線
    部の端面が傾斜面となるように形成されたことを特徴と
    する電極。
  2. 【請求項2】 基板上に電極線部を形成する電極線形成
    工程と、 電極線形成工程で形成された電極線を被覆するモールド
    工程と、 少なくとも前記電極線部の端面を斜めにカットする切断
    工程と、を備えたことを特徴とする電極の形成方法。
  3. 【請求項3】 複数の電極線の端面が直線上に配置され
    且つ露出されてなる電極部を一端部に装備したプリント
    基板と、 前記プリント基板上に装備され、前記電極線を外部指令
    に応じて駆動する電極駆動回路部と、 前記電極駆動回路部に対する外部からの駆動指令を取り
    込むコネクタ部と、これら各部を個別動作可能に連結す
    る配線部と、 前記電極部を被覆するモールド部とを備え、 前記電極線部を斜めにカットして当該電極線部の端面が
    傾斜面となるように表出させたことを特徴とする電極ユ
    ニット。
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