JPH11321343A - コンバインのエンジン部の構造 - Google Patents

コンバインのエンジン部の構造

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JPH11321343A
JPH11321343A JP10127200A JP12720098A JPH11321343A JP H11321343 A JPH11321343 A JP H11321343A JP 10127200 A JP10127200 A JP 10127200A JP 12720098 A JP12720098 A JP 12720098A JP H11321343 A JPH11321343 A JP H11321343A
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radiator
fan
fuel tank
combine
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忠義 佐藤
Akihiro Kitsuta
晃広 橘田
Shoichi Sato
昇一 佐藤
Akinori Kakizaki
晃範 柿崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンにより冷却風を発生させ、エンジンの
ラジエタを冷却する冷却装置を装着したコンバインにお
いて、冷却効率を上げ、ブリーザーパイプからの空気が
運転席側へ流れないようにし、エンジンをカバーするカ
バー部材を確実に固定する。 【解決手段】 導風板33を該ラジエタ32とエンジン
16の間に装着し、燃料タンク22に接続したブリーザ
ーパイプ63の開口端をフィルタ31とファン34の間
であって、前記燃料タンク22より十分高い位置に配設
し、エンジンカバー24の開閉機構41を固定金具42
付近に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインのエン
ジン部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンバインのエンジンを冷却す
る構成において、ラジエタの後方に冷却風を導入するフ
ァンを配設し、該ファンの後方にエンジンを配置し、該
ラジエタを通過した冷却風により該エンジンを冷却する
構成としている。また、該コンバインにおいて、燃料タ
ンクの給油口は、機体側面内側に配設されている。ま
た、エンジンはエンジンカバーで被装し、該エンジンカ
バーは開閉可能に構成して、該エンジンカバーの開閉機
構と固定金具の固設位置は離れており、固定金具の全長
が長く構成されている。また、従来給油口は燃料タンク
の上部に接続しており、該給油口に給油された燃料は、
直接燃料タンクに投入される構成になっており、該燃料
タンクの上部に設けた給油口が燃料の供給時のブリーザ
の役目を果たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンジンを冷却
する構成において、ラジエタの後方に冷却風を導入する
ファンを配設し、該ファンの後方にエンジンが配置され
ているが、該ファンにより発生した冷却風の流れは考慮
されておらず、エンジンカバー内において乱流が生じ、
エンジンの冷却部位にムラが生じると共に、該エンジン
の冷却効果が低くなる。また、開閉可能に構成したエン
ジンカバーにおいて、該エンジンカバーの開閉機構と固
定金具の固設位置が離れており、固定金具の全長が長く
構成されているため、固定金具が変形し、該エンジンカ
バーの開閉が困難になることがあった。また、固定金具
の全長が長いため、該固定金具の先端にかかる力がてこ
の原理により、該固定金具の取付部において増幅され、
該該固定金具の取付部の疲労速度が増していた。また、
燃料タンクの上部と給油口を直接接続し、該給油口を給
油時のブリーザとする構成において、給油口を閉じた場
合にブリーザの機能が失われ、給油口を閉じた場合に燃
料タンク内の圧力が上昇すると過剰な燃料がエンジンに
供給され、燃費が悪化する可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、ファンにより冷却風を発生さ
せ、エンジンのラジエタを冷却する冷却装置を装備した
コンバインにおいて、該ファンにより発生する冷却風の
分散を抑制可能な部材を、ファンカバー上部のラジエタ
とエンジンの間に装着するように構成した。また、ファ
ンにより冷却風を発生させ、エンジンのラジエタを冷却
する冷却装置を装着したコンバインにおいて、燃料タン
クに接続したブリーザーパイプの開口端を、前記燃料タ
ンクより高い位置に配設したラジエタ取り付け部に位置
させたものである。また、エンジンをエンジンカバーで
被装し、該エンジンカバーを側方へ開閉可能に構成した
コンバインにおいて、該エンジンカバーのロック機構を
機体左右中心側に設け、該ロック機構の固定金具を機体
中心部のフレームに設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施例を説明する。
図1はコンバインの全体右側面図、図2は同じく左側面
図、図3は運転席下方の構成を示す正面図、図4は同じ
く平面図、図5はエンジンカバーの固定金具の平面図、
図6は同じく正面図、図7はラジエタ部の構成を示す平
面図、図8は同じく正面図である。
【0006】図1、図2よりコンバインの全体構成から
説明する。クローラー式走行装置1上に機体フレーム2
を支持し、該機体フレーム2の進行方向右側前部上に運
転部3を配置し、該運転部3は前部にフロントコラム4
を立設して、該フロントコラム4上に操向レバーやアク
セルレバー等を配置し、フロントコラム4側部の機体中
央側にサイドコラム5を立設し、該サイドコラム5上に
作業クラッチレバーや変速レバー等を配置している。
【0007】そして、機体フレーム2の進行方向左側か
ら前方へ刈取部6が突出配置され、穀稈を引き起こして
株元を刈刃によって刈り取り、搬送装置によって後方へ
搬送する。該刈取部6の後部には脱穀部7が配置され、
搬送装置によって搬送された穀稈の株元をフィードチェ
ーン8によって挟持して後方へ搬送しながら、扱胴9に
よって脱粒する。脱穀後の排藁は排藁チェーンによって
後方へ搬送され、カッターや結束装置等の排藁処理装置
11によって処理される。
【0008】前記脱穀部7下部には選別装置が配置さ
れ、該選別装置によって選別された後の二番物は再度扱
胴9または処理胴へ還元され、ゴミ等は排出され、穀粒
は一番コンベアや揚穀コンベアを介して運転部3後部に
配置したグレンタンク13に搬送される。該グレンタン
ク13内の下部には下部コンベアが配置され、該下部コ
ンベアは排出オーガ14に連通され、該下部コンベア及
び排出オーガ14を駆動することによって、グレンタン
ク13内の穀粒を排出できるようにしている。また、前
記運転部3における座席15下方にはエンジン16が配
置され、該エンジン16の駆動力を前記クローラー式走
行装置1に伝えて走行し、刈取部6、脱穀部7、選別部
等の各部に伝えて、連続的に刈り取り、脱穀・選別作業
を行い穀粒をグレンタンク13に貯留するのである。
【0009】前記運転部3において、座席15とステア
リングコラム4の間の下部には、ステップ21が配設さ
れており、該ステップ21の下方には燃料タンク22が
配置されている。燃料タンク22の燃料供給口22a
は、該燃料タンク22の前部において、側部に突設され
た構成になっている。また、該燃料タンク22の後方に
は隔壁を介して前記エンジン16が配設されており、該
エンジン16はエンジンカバー24によって被装されて
いる。該エンジンカバー24の機体右側部のエンジン1
6の配置位置には開口部23が設けられて網等で覆われ
ており、エンジン16を冷却するための空気を取り入れ
可能に構成されている。また、該エンジンカバー24の
上部は前記座席15側方まで延設されている。
【0010】次に、図3および図4において運転部5近
傍の構成について説明する。前記エンジン16の駆動力
が機体下部に配設されたミッションケース17に伝達さ
れ、駆動軸18L・18Rを介して前記クローラ1を駆
動可能に構成している。エンジンカバー24は、座席1
5を固設した上面、開口部23を設けた右側面と前面お
よび後面により構成されており、前記エンジン16を被
装可能に構成している。該エンジンカバー24の周縁部
には、シール部材が装着されており、エンジンカバー2
4の開閉時の衝撃を緩和およびエンジン作動時の振動に
よる該エンジンカバー24の振動を抑制可能に構成され
いる。また、エンジンカバー24の開口部23の内側に
は、網やスポンジ等で構成されたフィルタ31が装着さ
れている。
【0011】エンジンカバー24の右側面下端の前部お
よび後部にはステー24b・24bが固設されており、
該ステー24bは機体前後方向に平行な、機体フレーム
2に固設した枢支軸により、回動自在に枢支されてい
る。また、該エンジンカバー24の前面裏側にはピン8
1が突設されており、該ピン81は前記エンジンカバー
24の前面下方において一端を回動自在に枢支されたア
ーム82に設けた溝に挿嵌し、該溝においてピン81が
摺動自在に構成されている。このため、該エンジンカバ
ー24は、ステー24bの枢支軸を回動中心として、回
動可能に構成されている。このため、エンジンカバー2
4を座席15と共に機体右側方に回動可能に構成してい
る。上記の構成により、エンジンカバー24を容易に開
閉可能であり、該エンジンカバー24を機体右側方に回
動しエンジン16を容易に点検可能であり、該エンジン
16の整備時にエンジン16上部の障害物が無いため、
整備性を向上可能である。また、エンジンカバー24を
回動し、開けることにより該エンジンカバー24内側に
配設したフィルタ31の脱着を容易に行うことが可能で
ある。
【0012】前記エンジンカバー24の前面には、該エ
ンジンカバー24のロック機構41が固設されており、
フレーム43に固設した固定金具42に咬合し、エンジ
ンカバー24を固定可能である。該エンジンカバー24
のロック機構について図5および図6を用いて説明す
る。ロック機構41は、該ロック機構41を支持するプ
レート45・44、レバー48および固定金具42に係
合可能に構成したフック46により構成されている。
【0013】前記プレート44はプレート45の鉛直下
方に配設されており、該プレート44にはレバー48を
挿嵌するパイプ47が挿嵌固定されている。該パイプ4
7は、フック46を付勢するバネ49に挿嵌しており、
レバー48の後部が回動自在に挿嵌されている。レバー
48は略「く」の字型に構成されており、該レバー48
の後端にはフック46の基部が挿嵌固定されており、該
フック46の先端は固定金具42の下方より係合可能に
凹状の係合部が構成されている。また、フック46は前
記レバー48の後部を回動軸として回動可能に構成され
ている。該フック46は前記バネ49により上方に付勢
されている。フック46の中央部には突起部が構成され
ており、前記プレート45の下面に当接し該フック46
が必要以上に回動しないようにストッパーの役目を果た
している。
【0014】前記固定金具42は、フレーム43に固設
されており、該フレーム43は下端において機体フレー
ム2に固設したステーに固設されており、上端は機体の
前後方向に延設したフレームに固設されている。こうし
て、フレーム43の剛性を高めている。固定金具42
は、前記エンジンカバー24を閉じた状態において、該
エンジンカバー24に固設した前記ロック機構41の左
側方に配設されている。また、固定金具42は一本の金
属棒を屈折させることにより構成されており、前記エン
ジンカバー24の前面左側方に配設されたフレーム43
に該固定金具42の両端が固設されている。
【0015】このため、ロック機構41と固定金具42
を固設するフレーム43との距離を短くしており、固定
金具42の全長を短縮している。これにより、固定金具
42の剛性を高め、ロック機構41および固定金具42
の耐久性を向上している。また、該固定金具42が、剛
性の高いフレーム43に固設されているため、固定金具
42とロック機構41の距離の変動を抑制できる。該固
定金具42とロック機構41の距離の変動を減少して、
ロック機構41の安定した操作性を実現可能であり、該
固定金具42とロック機構41間に不要な摩擦を生じる
ことがない。該固定金具42を剛体構成より取り出して
いるため開閉時における力のロスがない。また、固定金
具42の固定物に対してロック機構41の操作位置が近
いので連結機構に遊びが少ない。また、ロック機構41
がエンジンカバー24に固設されており、固定金具42
が該エンジンカバー24の前面左側方に配設されている
ため、エンジン16の整備時に該固定金具42およびロ
ック機構41により整備作業が阻害されることがなく、
整備時の作業性のよりエンジンルームの構成を実現可能
である。
【0016】エンジンカバー24下方には、前記エンジ
ン24のラジエタ32およびファン34、エンジン24
のシリンダブロック38が配設されている。エンジン1
6のシリンダは、図示しないウォータジャケットに覆わ
れており、該ウォータジャケット内に満たされた冷却水
を前記ラジエタ32を介して循環させることにより前記
シリンダを冷却する構成としている。
【0017】前記エンジンカバー23の右側面の開口部
23にはフィルタ31が配設されており、塵や小さなゴ
ミの該開口部23よりのエンジンルームへの侵入を防止
可能に構成している。該フィルタ31左側方にはラジエ
タ32が配設されており、該ラジエタ32の右側方には
ファンカバー37が固設されている。また、ファンカバ
ー37の上部には冷却風の分散を抑制可能な部材として
導風板33が固設されており、該導風板33の下方に
は、ファン34が配設されている。該ファン34の右側
方には、エンジン24のシリンダブロック38が配設さ
れており、エンジンの動力により前記ファン34を回動
可能に構成している。よって、前記導風板33及びファ
ン34がラジエタ32とエンジン24の間に配置される
ことになる。前記シリンダブロック38の前部にはサイ
レンサ36が固設されており、該サイレンサ36内には
該シリンダブロック38より排気ガスが導入され、機体
外に排出可能に構成している。
【0018】前記ファン34を回動することにより、前
記エンジンカバー24の開口部23より、外気がフィル
タ31を介して前記ラジエタ32に送気され、該ラジエ
タ32を冷却可能に構成している。該ファン34により
エンジンカバー24内に吸気された外気は、前記ラジエ
タ32を介した後に、前記導風板33により流れが上方
にもしくは機体前後方向への分散が抑制され、前記シリ
ンダブロック38に送気される構成になっている。ま
た、吸気された外気は、シリンダブロック38およびサ
イレンサ36を冷却しながら右側より左側に流れ、機体
外部に排出される。該サイレンサ36の上部にはプレー
ト36aが固設されており、シリンダブロック38の上
方の運転部5へ伝搬するエンジン音を低減可能に構成し
ている。また、該プレート36aによりファン34によ
り送気された外気の円滑な流れを阻害しない構成になっ
ている。
【0019】導風板33は、図7および図8に示すよう
に、ラジエタ32とエンジン16のシリンダブロック3
8の間隙をファン34の上方において覆う構成になって
おり、該ファン34を覆うのに十分な大きさに構成され
ている。ファンカバー37には、ファン34を配置する
ための孔37aが設けられており、該孔37にファン3
4を配置可能に構成している。導風板33は、図8に示
すようにファンケース37に設けた孔37aの上方に固
設されている。該導風板33は、中央部を水平に両端部
を下方に傾斜した板状に構成されており、前記孔37a
の上部を覆うように可能に構成されている。また、導風
板33のファンケース37側端部は、該ファンケース3
7の固設面に平行に構成されており、該ファンケース3
7に固設可能に構成されている。また、導風板33はフ
ァン34により送気された冷却風をサイレンサー36お
よびシリンダブロック38に効率良く供給可能な形状で
あれば良く上記の限りではない。
【0020】上記の構成の如く、ラジエタ32に固設し
たラジエタカバー37の後方に配置したファン34の上
方において、導風板33をラジエタカバー37に固設し
たので、該導風板33によりファン34の送気の分散が
抑制され、エンジン16への送気効率が向上する。ま
た、導風板33により、ファン34を介した後の送気の
流れが一定方向に流れやすくなるため、該エンジンカバ
ー24内よりの外気の排気効率が向上に、前記モータ3
5の負担を軽減可能であり、エンジン16の冷却効率を
向上可能である。エンジン16上部に冷却風を導くこと
が可能であり、エンジン16のサイレンサ36に集中的
に冷却風を導くことが可能である。これにより、該エン
ジン16のウォータジャケットに覆われない部分の冷却
効果を向上すると共に、シリンダ部38の前部に配設さ
れたサイレンサ36への送気量を増加可能である。これ
により、サイレンサ36の冷却効果を向上可能であり、
該サイレンサ36の耐久性を向上可能である。また、エ
ンジンカバー24上方の座席15に座る作業者へのエン
ジンの熱の伝搬を抑制可能であり、快適な作業環境を構
成可能である。
【0021】また、エンジンカバー24内を通過する外
気の流れの分散が抑制されるため、エンジン16に付着
する塵を減少可能であり、エンジン16の性能の維持を
容易にすると共に、導風板33の位置より上方に流入す
る外気量を減少可能であるため、エンジンカバー24に
付着する塵の量を減少可能であり、エンジン16の整備
時該エンジンカバー24を移動させる際に、該エンジン
カバー24より、エンジンに落下する塵またはゴミの量
を軽減可能であり、整備性を向上可能である。
【0022】図3および図4に示すように、前記エンジ
ンカバー24の前方にはステップ21が配設されてお
り、該ステップ21の下方には燃料タンク22が配設さ
れている。該燃料タンク22の前部には、導入部22b
が固設されており、該導入部22bの上部には給油口2
2aが設けられており、該給油口22aより導入部22
bを介して、燃料タンク22に燃料を補給可能に構成し
ている。該導入部22bは燃料タンク22の下部より右
方向に延出された後に右斜め上方に延出されており、前
記給油口22aが前記ステップ21の右側方に位置する
ように構成されている。
【0023】即ち、燃料タンク22の該給油22aは図
4に示すようにステップ21より右側方に突出した構成
になっている。このため、給油口22aに燃料を供給す
る場合に、給油口22a付近に障害物がなく、手持ち式
の燃料タンクにより燃料を補給する際に、該手持ち式の
燃料タンクをステップ21に載せて安定した状態で給油
でき、障害物にも接触することがなく、容易に燃料の補
給を行うことが可能である。また、給油口22aがステ
ップ21の側方に突出しているため、給油時に燃料が給
油口22aより溢れた場合においても、燃料がステップ
21上に広がる可能性が少なく、該溢れた燃料の臭いに
より作業者の不快感を感じる可能性が少ない。
【0024】燃料タンク22の下部には燃料パイプ71
が接続されており、該燃料タンク22の燃料をエンジン
16に供給可能に構成している。前記燃料タンク22上
面にはパイプ61が連通されており、該パイプ61によ
り燃料タンク22内と外気との間で温度差がある場合や
燃料が膨脹した等で燃料タンク22内の空気を流出した
り、吸い込んだりできるように構成されている。前記パ
イプ61には、ブリーザーパイプ62が接続されてお
り、該ブリーザーパイプ62の前記パイプ61に接続下
側の一端は、前記燃料タンク22の上面において留具に
より固定されており、該ブリーザーパイプ62がパイプ
61より抜けない構成になっている。
【0025】また、前記ブリーザーパイプ62は燃料タ
ンク22の上面より該燃料タンク22の後方エンジンカ
バー24内に配設されたラジエタ31付近まで後方に延
出され、該ラジエタ32付近より該ラジエタ32の側面
に沿って上方に延出されている。該ブリーザーパイプ6
2の他端にはラジエタ32の上部において、「く」の字
型に構成されたパイプ63の一端が挿嵌接続されてお
り、該ブリーザーパイプ62はラジエタ32の上部を取
り付けるステーに結束具により固定され、パイプ63の
他端は、前記ラジエタ32の前方において該パイプ63
の開口部63aが下方に向けられており、該パイプ63
の開口部63aはラジエタ32の上部に位置するように
構成されている。また、該パイプ63の開口部63aは
フィルタ31と前記ラジエタ32の間に位置する構成に
なっている。
【0026】上記の如く、燃料タンク22の上部に設け
たパイプ61にブリーザーパイプ62の一端を接続し、
該ブリーザーパイプ62を後上部に延出し、該ブリーザ
ーパイプ62の他端に接続したパイプ63の開口部を前
記ラジエタ32の上部において下方に向け配置したの
で、前記燃料タンク22内の気体を該燃料タンク22の
外部に排出可能であり、燃料タンク22内の燃料の体積
変化および該燃料タンク22の容積変化による該燃料タ
ンク22内の圧力変動を解消可能である。また、燃料タ
ンク22内の燃料の体積変化および該燃料タンク22の
容積変化により、該燃料タンク22内の燃料がブリーザ
ーパイプ62内に入った場合においてもブリーザーパイ
プ62の他端を前記ラジエタ32の上部のステーに結束
具により固定しているため、前記ブリーザーパイプ62
内に入った燃料がブリーザーパイプ62に接続したパイ
プ63より流出することがない。
【0027】また、ブリーザーパイプ62に接続したパ
イプ63の開口部63aは、前記フィルタ31と前記ラ
ジエタ32の間に位置するため、該ラジエタ32の後方
に配置されたファン34により、前記フィルタ31を介
した塵埃の少ない空気にさらされており、十分に長いブ
リーザーパイプ62により燃料タンク22に接続されて
いるために、該パイプ63の開口部63aより粉塵が燃
料タンク22内に侵入することが無い。また、該パイプ
63の開口部63aは下方に向けられているため、該パ
イプ63の開口部63aより粉塵が燃料タンク22内に
侵入することが無い。パイプ63の開口部63aは前記
燃料タンク22に対して十分高い位置に配設されている
ため、該燃料タンク22より燃料が液体の状態でブリー
ザーパイプ62を介して、該パイプ63の開口部63a
より流出することが無い。さらに、パイプ63の開口部
63aは、後方にファン34を配置したラジエタ32の
前方に配設されているために、前記燃料タンク22より
揮発した燃料が、該パイプ63の開口部63aより漏れ
出した場合においても、前記ファン34の回動による冷
却風によりエンジンカバー24内部より機体外部に排出
されるため、座席に座った作業者が前記揮発した燃料を
吸うことがなく作業環境を向上し、作業効率を向上可能
である。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
ファンにより冷却風を発生させ、エンジンのラジエタを
冷却する冷却装置を装備したコンバインにおいて、該フ
ァンにより発生する冷却風の分散を抑制可能な部材を、
ファンカバー上部のラジエタとエンジンの間に装着する
ので、該導風板によりファンの送気の分散が抑制され、
エンジンへの送気効率が向上する。また、導風板によ
り、ファンを介した後の送気の流れが一定方向に流れや
すくなるため、該エンジンカバー内よりの外気の排気効
率が向上に、前記ファンを回動するモータの負担を軽減
可能であり、燃費を向上可能であり、エンジンの冷却効
率を向上可能である。エンジン上部に冷却風を導くこと
が可能であり、エンジンの高温部を集中的に冷却風を導
くことが可能である。これにより、該エンジンのウォー
タジャケットに覆われない部分の冷却効果を向上すると
共に、シリンダ部の前部に配設されたサイレンサへの送
気量を増加可能である。これにより、該サイレンサの冷
却効果を向上可能であり、該サイレンサの耐久性を向上
可能である。また、エンジンカバー上方の座席に座る作
業者へのエンジンの熱の伝搬を抑制可能であり、快適な
作業環境を構成可能である。また、エンジンカバー内を
通過する外気の流れの分散が抑制されるため、エンジン
に付着する塵を減少可能であり、エンジンの性能の維持
を容易にすると共に、導風板の位置より上方に流入する
外気量を減少可能であるため、エンジンカバーに付着す
る塵の量を減少可能であり、エンジンの整備時該エンジ
ンカバーを移動させる際に、該エンジンカバーより、エ
ンジンに落下する塵またはゴミの量を軽減可能であり、
整備性を向上可能である。
【0029】請求項2に記載した如く、ファンにより冷
却風を発生させ、エンジンのラジエタを冷却する冷却装
置を装着したコンバインにおいて、燃料タンクに接続し
たブリーザーパイプの開口端を、前記燃料タンクより高
い位置に配設したラジエタ取り付け部に設けたので、前
記燃料タンク内の気体を該燃料タンクの外部に排出可能
であり、これにより燃料タンク内の燃料や空気が膨脹し
たり、縮小したりしても燃料タンクを変形したりするこ
とが無い。
【0030】また、ブリーザーパイプに接続したパイプ
の開口部は、前記フィルタと前記ラジエタの間に位置す
るため、該ラジエタの後方に配置されたファンにより、
前記フィルタを介した塵埃の少ない空気にさらされてお
り、十分に長いブリーザーパイプにより燃料タンクに接
続されているために、該パイプの開口部より粉塵が燃料
タンク内に侵入することが無い。また、該パイプの開口
部は下方に向けられているため、該パイプの開口部より
粉塵が燃料タンク内に侵入することが無い。パイプの開
口部は前記燃料タンクに対して十分高い位置に配設され
ているため、該燃料タンクより燃料が液体の状態でブリ
ーザーパイプを介して、該パイプの開口部より流出する
ことが無い。さらに、パイプの開口部は、後方にファン
を配置したラジエタの前方に配設されているために、前
記燃料タンクより揮発した燃料が、該パイプの開口部よ
り漏れ出した場合においても、前記ファンの回動による
冷却風によりエンジンカバー内部より機体外部に排出さ
れるため、座席に座った作業者が前記揮発した燃料を吸
うことがなく作業環境を向上し、作業効率を向上可能で
ある。
【0031】請求項3に記載した如く、エンジンをエン
ジンカバーで被装し、該エンジンカバーを側方へ開閉可
能に構成したコンバインにおいて、該エンジンカバーの
ロック機構を機体左右中心側に設け、該ロック機構の固
定金具を機体中心部のフレームに設けたので、ロック機
構と固定金具を固設するフレームとの距離を短く構成可
能であり、固定金具の全長を短縮可能である。これによ
り、固定金具の剛性を向上可能であり、ロック機構およ
び固定金具の耐久性を向上可能である。また、該固定金
具が、機体中央側の剛性の高いフレームに固設されてい
るため、固定金具とロック機構の距離の変動を抑制可能
であり、該固定金具とロック機構の距離の変動を減少さ
せ、ロック機構の安定した操作性を実現可能であり、該
固定金具とロック機構間に不要な摩擦を生じることがな
い。該固定金具を剛体構成より取り出しているため開閉
時における力のロスがない。また、固定金具の固定物に
対してロック機構の操作位置が近いので連結機構に遊び
が少ない。また、ロック機構がエンジンカバーに固設さ
れており、固定金具が該エンジンカバーの前面左側方に
配設されているため、エンジンの整備時に該固定金具お
よびロック機構により整備作業が阻害されることがな
く、整備時の作業性のよりエンジンルームの構成を実現
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体右側面図である。
【図2】同じく左側面図である。
【図3】運転席下方の構成を示す正面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】エンジンカバーの固定金具の平面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】ラジエタ部の構成を示す平面図である。
【図8】同じく正面図である。
【符号の説明】
22 燃料タンク 22a 給油口 31 フィルタ 32 ラジエタ 33 導風板 34 ファン 36 サイレンサ 41 ロック機構 42 固定金具 62 ブリーザーパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿崎 晃範 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンにより冷却風を発生させ、エンジ
    ンのラジエタを冷却する冷却装置を装備したコンバイン
    において、該ファンにより発生する冷却風の分散を抑制
    可能な部材を、ファンカバー上部のラジエタとエンジン
    の間に装着することを特徴とするコンバインのエンジン
    部の構造。
  2. 【請求項2】 ファンにより冷却風を発生させ、エンジ
    ンのラジエタを冷却する冷却装置を装着したコンバイン
    において、燃料タンクに接続したブリーザーパイプの開
    口端を、前記燃料タンクより高い位置に配設したラジエ
    タ取り付け部に設けたことを特徴とするコンバインのエ
    ンジン部の構造。
  3. 【請求項3】 エンジンをエンジンカバーで被装し、該
    エンジンカバーを側方へ開閉可能に構成したコンバイン
    において、該エンジンカバーのロック機構を機体左右中
    心側に設け、該ロック機構の固定金具を機体中心部のフ
    レームに設けたことを特徴とするコンバインのエンジン
    部の構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007228852A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2016140314A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2022104753A (ja) * 2020-12-29 2022-07-11 株式会社クボタ 作業車両

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JP2007228852A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Iseki & Co Ltd コンバイン
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