JPH11321608A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH11321608A
JPH11321608A JP15371698A JP15371698A JPH11321608A JP H11321608 A JPH11321608 A JP H11321608A JP 15371698 A JP15371698 A JP 15371698A JP 15371698 A JP15371698 A JP 15371698A JP H11321608 A JPH11321608 A JP H11321608A
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JP
Japan
Prior art keywords
reservoir
control device
brake fluid
pressure control
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP15371698A
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English (en)
Inventor
Hiroki Saito
広樹 齋藤
Katsu Nakai
克 中井
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Nippon ABS Ltd
Original Assignee
Nippon ABS Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リザーバ3の気体室8内に外部の水や塵が浸
入する恐れの無いリザーバを備えたブレーキ液圧制御装
置を提供すること。 【解決手段】 液圧制御装置本体1にホイールシリンダ
内のブレーキ液を逃がすリザーバ3を密封構造にて設
け、該リザーバ3内のピストン4により隔離された気体
室8と前記液圧制御装置本体1に密封構造で設けられて
成るアタッチド−ECU2のハウジング19内の密封空
間23とを連通路24で連通させ、該連通路24を介し
て前記リザーバ3内のピストン4の摺動に伴う前記気体
室8の圧力変動を前記ハウジング19内の密封空間23
に逃がすようにしたこと 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンチロックブレ
ーキシステム(ABS)やトラクションコントロールシ
ステム(ASR)等のブレーキ液圧制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のブレーキ液圧制御装置の従来例
として特開平8−324406号公報が挙げられる。こ
の公報に記載されているように、ブレーキ液圧制御装置
において、ホイールシリンダ内のブレーキ液を逃がすた
めのリザーバは、アルミニウム製の液圧制御装置本体に
穿設された孔内に設けられているが、その構造は、前記
孔内を摺動可能なビストンと、該ピストンを押し戻すバ
ネと、該バネを孔内に保持するストッパとを備え、その
開口部は樹脂製のカバーで被われている。該リザーバ
は、前記ピストンの奥側が前記ブレーキ液が流入する液
流入室となり、手前側は前記液流入室と当該ピストンに
よって隔離され且つ大気とは連通する気体室となってい
る。この気体室の大気との連通は、前記カバーと前記液
圧制御装置本体との間に形成された隙間を介して行われ
ている。
【0003】従来のリザーバの動作を説明すると、例え
ばABS等の作動時に、ブレーキ液は該リザーバの液流
入室への流入及びそこからの流出を繰り返す。そして、
この繰り返しは、前記ピストンの往復の摺動による気体
室の容積の増減を伴う。前記ピストンの摺動すなわち気
体室の容積の増減は、該気体室内の気体が前記カバー部
の隙間を介して外部との間で出入りする即ち呼吸をする
ことにより可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ABS
等の作動時にリザーバが前記の如く呼吸をするが、吸い
込む呼吸の時(ビストンの復動により気体室の容積が増
加する時)には、該気体室内に外部の大気を吸い込むこ
とになる。その結果、この吸い込みによりリザーバ内に
大気中の水や塵が一緒に入り込み、ピストン摺動面に錆
び付きや異物の噛み込みを生じ、該ピストンの摺動が円
滑に行えなくなり、当該ブレーキ液圧制御装置の性能の
低下を来す問題があった。前記ピストンの摺動が円滑に
行えなくなるという問題は、リザーバ内のブレーキ液を
マスターシリンダに強制的に戻すためのプランジャーポ
ンプを有していないタイプのブレーキ液圧制御装置にお
いては、特に軽視できない問題となる。その理由は、リ
ザーバ内に配設された前記バネの力だけで前記ピストン
を押し戻し、この押し戻しによりブレーキ液をマスター
シリンダに戻す構造であるため、ピストンの摺動が途中
で引っかかるとブレーキ液をマスターシリンダに戻すこ
とが全くできなくなるからである。更にまたこの問題
は、水や塵の点から環境条件の悪い場所においては特に
顕著であった。
【0005】本発明の課題は、リザーバの気体室内に外
部の水や塵が浸入する恐れの無いリザーバを備えたブレ
ーキ液圧制御装置を提供することにある。特にプランジ
ャーポンプを有していないタイプのブレーキ液圧制御装
置に適用してその効果が大となるブレーキ液圧制御装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、液圧制御装置本体に
ホイールシリンダ内のブレーキ液を逃がすリザーバを密
封構造にて設け、該リザーバ内のピストンにより隔離さ
れた気体室と前記液圧制御装置本体に密封構造で設けら
れて成るアタッチド−ECUのハウジング内の密封空間
とを連通路で連通させ、該連通路を介して前記リザーバ
内のピストンの摺動に伴う前記気体室の圧力変動を前記
ハウジング内の密封空間に逃がすようにしたことを特徴
とする。本発明によれば、リザーバを密封構造にして大
気とは遮断し、更にリザーバの気体室を連通路を介して
同じく密封構造のアタッチド−ECUのハウジング内に
連通させて成る。従って、前記密封構造により外部の大
気とは遮断されるため、ABS等の作動時にリザーバの
気体室内が呼吸しても外部の水分や塵を吸い込む恐れが
無い。その際、アタッチド−ECUのハウジング内は、
空間的には大きな容量を有しているため、気体室の前記
呼吸すなわちピストンの摺動が無理なく円滑に行え、前
記気体室の圧力変動を容易に該アタッチド−ECUのハ
ウジング内の密封空間に逃がすことができる。
【0007】また本願請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載された発明において、前記リザーバの密封構造
は、前記液圧制御装置本体の一外面に臨むリザーバ開口
部をアルミニウム製キャップで覆うと共に、両者の接合
部に第1ガスケットを介在させることにより構成されて
いることを特徴とする。このようにアルミニウム製キャ
ップと第1ガスケットによりリザーバ開口部を密封した
ので、密封構造が単純で製造も容易である。
【0008】また本願請求項3に記載の発明は、請求項
1又は2に記載された発明において、当該ブレーキ液圧
制御装置は、リザーバに流入したブレーキ液をマスター
シリンダに戻す手段が該リザーバ内の前記ピストンを押
し戻す方向に付勢する付勢手段で構成されていることを
特徴とする。このようにブレーキ液をマスターシリンダ
に戻すためのプランジャーポンプが設けられていないタ
イプのブレーキ液制御装置においては、リザーバ内に配
設された前記付勢手段の付勢力だけで前記ピストンを押
し戻して前記ブレーキ液をマスターシリンダに戻すこと
になるため、ピストンの円滑な摺動は常に確保されてい
る必要がある。本発明によれば、前記の如くピストンの
円滑な摺動を常に実現できるため、特にプランジャーポ
ンプを有しないタイプのブレーキ液圧制御装置に適用す
る効果は大である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に
係るブレーキ液圧制御装置のリザーバ部分の要部断面
図、図2は図1の一部拡大断面である。図1に示したよ
うに、本実施の形態のブレーキ液圧制御装置は、リザー
バやその他の油圧回路部分を内蔵する液圧制御装置本体
1と、電磁弁や電子部品等を収納したアタッチド−EC
U2とを備えている。
【0010】液圧制御装置本体1は、アルミニウム材か
ら成り、図1に示した如く、該装置本体1の下面に穿設
された孔内にリザーバ3が設けられている。該リザーバ
3は、図示しないホイールシリンダ内のブレーキ液を逃
がすためのもので、孔内を摺動可能なピストン4、該ピ
ストン4を押し戻すバネ5及び該バネ5を孔内に保持す
るストッパ6とを備えている。該ピストン4によって孔
の奥側のブレーキ液流入室7と手前側の気体室8とが隔
離されている。図1は前記ブレーキ液流入室7が空の状
態すなわちブレーキ液が全く流入していない状態を示
す。符号9はシール用のOリング、符号10はストッパ
6保持用のCリング、符号11はストッパ6に設けられ
た検査等のための開口を示す。
【0011】リザーバ3の開口部にはアルミニウム製の
キャップ12が孔内を密封するように圧入固定されてい
る。この密封構造は、図2に拡大して示したように、キ
ャップ12の周囲の液圧制御装置本体1との接合面に、
この例ではシリコンからなるガスケット13を介在させ
ることにより形成されている。図2において符号14は
前記Cリング用の溝を示す。尚、ここで密封構造は、リ
ザーバ3の開口部を大気と遮断できる構造であればよ
く、その目的との関係では特定の構造のものに限定され
ないことは勿論である。
【0012】アタッチド−ECU2は、電磁弁15、電
磁弁作動用のリレー16、アルミニウムプレート17に
固定された配線基盤18等の電子部品を備えている。こ
れら電子部品はハウジング19内に収納されると共に、
該ハウジング19内が密封空間23となるようにゴムシ
ール20を介して図示しない締結具により前記液圧制御
装置本体1に強固に密着固定されている。ハウジング1
9は、この例ではポリブチレンテレフタレート(PB
T)樹脂で形成されている。符号21及び22はいずれ
もカバーで、前記ハウジング19の一部を成しており、
シール性を確保した状態で図示の如く装着されていると
共に、いずれもPBT樹脂製である。尚、図1におい
て、ハウジング19内の、前記電磁弁15が収納されて
いる部分の空間と前記リレー16が収納されている部分
の空間とは互いに図示しない通路により連通されてい
る。
【0013】そして、図1に示した如く、前記ハウジン
グ19内の密封空間23に、リザーバ3の前記気体室8
が前記液圧制御装置本体1に穿設した本発明に係る連通
路24を介して連通されている。この連通路24を介し
て密封構造の前記リザーバ3内のピストン4の摺動に伴
う前記気体室8の圧力変動を前記アタッチド−ECU2
のハウジング19内の密封空間23に逃がすようになっ
ている。尚、該連通路24は、この例では製造上の理由
から、図1に示した如く、該制御装置本体1の下面にお
いて外部と連通してしまうため、その部分にシール用の
ボール25が圧入されて密封構造が確保されている。
【0014】次に上記実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態によれば、リザーバ3を密封構造にして大気
とは遮断し、更にリザーバ3の気体室8を連通路24を
介して同じく密封構造のアタッチド−ECU2のハウジ
ング19内の密封空間23に連通させて成る。従って、
前記密封構造としたことにより外部の大気とは遮断され
るため、ABS等の作動時にリザーバ3の気体室8内が
呼吸しても外部の水分や塵を吸い込む恐れが無い。しか
も、前記ハウジング19内は、空間的には大きな容量を
有しているため、気体室8の前記呼吸すなわちピストン
4の摺動が無理なく円滑に行え、前記気体室8の圧力変
動を容易に該ハウジング19内の密封空間23に逃がす
ことができる。
【0015】またアルミニウム製キャップ12とガスケ
ット13によりリザーバ3の開口部を密封したものは、
密封構造が単純で製造も容易である。
【0016】また、リザーバ3に流入したブレーキ液を
マスターシリンダに戻す手段が、該リザーバ3内のピス
トン4を押し戻す方向に付勢するバネ5で構成されてい
るもの、すなわちプランジャーポンプが設けられていな
いタイプのブレーキ液制御装置においては、リザーバ3
内に配設された前記バネ5の付勢力だけで前記ピストン
4を押し戻して前記ブレーキ液をマスターシリンダに戻
すことになるため、ピストン4の円滑な摺動は常に確保
されている必要があるが、本実施の形態によれば、前記
の如くピストン4の円滑な摺動を常に実現できるため、
特にこのタイプのブレーキ液圧制御装置に適用する効果
は大である。
【0017】上記実施の形態では、当該ブレーキ液圧制
御装置がプランジャーポンプを有していないタイプのも
のについて本発明を適用して例を説明したが、該プラン
ジャーポンプを有するタイプに適用しても良いことは勿
論である。また本発明の課題が達成される範囲で連通路
24の設け方等適宜変更できることも勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、リザーバを密封構造に
して大気とは遮断したので、ABS等の作動時にリザー
バの気体室内が呼吸しても外部の水分や塵を吸い込む恐
れが無い。しかもその際、アタッチド−ECUのハウジ
ング内は、空間的には大きな容量を有しているため、気
体室の前記呼吸が無理なく円滑に行え、前記気体室の圧
力変動を容易に該ハウジング内の密封空間に逃がすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るブレーキ液圧制御
装置のリザーバ部分の要部断面図である。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 液圧制御装置本体 2 アタッチド−ECU 3 リザーバ 4 ピストン 5 バネ 6 ストッパ 7 ブレーキ液流入室 8 気体室 12 アルミニウム製キャップ 13 ガスケット 15 電磁弁 19 ハウジング 23 密封空間 24 連通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧制御装置本体にホイールシリンダ内
    のブレーキ液を逃がすリザーバを密封構造にて設け、該
    リザーバ内のピストンにより隔離された気体室と前記液
    圧制御装置本体に密封構造で設けられて成るアタッチド
    −ECUのハウジング内の密封空間とを連通路で連通さ
    せ、該連通路を介して前記リザーバ内のピストンの摺動
    に伴う前記気体室の圧力変動を前記ハウジング内の密封
    空間に逃がすようにしたことを特徴とするブレーキ液圧
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リザーバの密封
    構造は、前記液圧制御装置本体の一外面に臨むリザーバ
    開口部をアルミニウム製キャップで覆うと共に、両者の
    接合部にガスケットを介在させることにより構成されて
    いることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、当該ブレーキ
    液圧制御装置は、リザーバに流入したブレーキ液をマス
    ターシリンダに戻す手段が該リザーバ内の前記ピストン
    を押し戻す方向に付勢する付勢手段で構成されているこ
    とを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
JP15371698A 1998-05-20 1998-05-20 ブレーキ液圧制御装置 Pending JPH11321608A (ja)

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Cited By (6)

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