JPH11323175A - 易水分散性カーボンブラックとその製造方法 - Google Patents
易水分散性カーボンブラックとその製造方法Info
- Publication number
- JPH11323175A JPH11323175A JP12850598A JP12850598A JPH11323175A JP H11323175 A JPH11323175 A JP H11323175A JP 12850598 A JP12850598 A JP 12850598A JP 12850598 A JP12850598 A JP 12850598A JP H11323175 A JPH11323175 A JP H11323175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- water
- acid
- peroxodisulfate
- dispersible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水中に容易に分散し、長期間分散状態を安定
に保持し得る分散性能の優れた易水分散性カーボンブラ
ックとその製造方法を提供する。 【解決手段】酸化処理により表面改質されたカーボンブ
ラックであって、水湿潤熱が0.1J/m2以上の特性を
備えた易水分散性カーボンブラック。製造方法はカーボ
ンブラックをペルオキソ2硫酸塩、ペルオキソ2硫酸塩
と酸、またはハロゲン酸塩と酸、を用いて湿式酸化処理
したのち濾過分離し、次いで精製処理して水湿潤熱が
0.1J/m2以上に表面改質する。好ましくは、予め気
相酸化してカーボンブラック表面に酸化活性点を形成し
たのち、湿式酸化処理を行う。
に保持し得る分散性能の優れた易水分散性カーボンブラ
ックとその製造方法を提供する。 【解決手段】酸化処理により表面改質されたカーボンブ
ラックであって、水湿潤熱が0.1J/m2以上の特性を
備えた易水分散性カーボンブラック。製造方法はカーボ
ンブラックをペルオキソ2硫酸塩、ペルオキソ2硫酸塩
と酸、またはハロゲン酸塩と酸、を用いて湿式酸化処理
したのち濾過分離し、次いで精製処理して水湿潤熱が
0.1J/m2以上に表面改質する。好ましくは、予め気
相酸化してカーボンブラック表面に酸化活性点を形成し
たのち、湿式酸化処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインクジェ
ットプリンター用インキ顔料、一般水性インキ顔料、電
着塗装用顔料などの黒色系水性インキ顔料として好適に
用いられる水への分散性に優れた易水分散性カーボンブ
ラックとその製造方法に関する。
ットプリンター用インキ顔料、一般水性インキ顔料、電
着塗装用顔料などの黒色系水性インキ顔料として好適に
用いられる水への分散性に優れた易水分散性カーボンブ
ラックとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カーボンブラックは疎水性で水に対する
濡れ性が低いために、水中に高濃度で安定に分散させる
ことは極めて困難である。これはカーボンブラック表面
に存在する水分子との親和性が高い水素含有官能基など
の親水性の官能基が極めて少ないことに起因する。した
がって、黒色系顔料としてカーボンブラックを水中に分
散させて水性顔料インキなどとして使用する場合には、
カーボンブラックの表面性状を改質して水分散性の向上
を図る必要がある。
濡れ性が低いために、水中に高濃度で安定に分散させる
ことは極めて困難である。これはカーボンブラック表面
に存在する水分子との親和性が高い水素含有官能基など
の親水性の官能基が極めて少ないことに起因する。した
がって、黒色系顔料としてカーボンブラックを水中に分
散させて水性顔料インキなどとして使用する場合には、
カーボンブラックの表面性状を改質して水分散性の向上
を図る必要がある。
【0003】水性顔料インキは筆記具をはじめ、特に近
年ではインクジェットプリンター用の記録液などとして
注目されており、例えば特開平3−97770号公報に
は、水性媒体、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテル及び一次粒子径が20〜40nm、DBP吸油量が
40〜120ml/100g 、pHが7.0以上であるカーボ
ンブラックを含有することを特徴とするインキジェット
用記録液が提案されている。これは、分散剤としてポリ
オキシエチレンスチリルフェニルエーテルを用いること
により記録液の保存安定性の向上を図るものであり、対
象となるカーボンブラックには市販品が用いられ、カー
ボンブラックの変性については何ら意図されていない。
年ではインクジェットプリンター用の記録液などとして
注目されており、例えば特開平3−97770号公報に
は、水性媒体、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテル及び一次粒子径が20〜40nm、DBP吸油量が
40〜120ml/100g 、pHが7.0以上であるカーボ
ンブラックを含有することを特徴とするインキジェット
用記録液が提案されている。これは、分散剤としてポリ
オキシエチレンスチリルフェニルエーテルを用いること
により記録液の保存安定性の向上を図るものであり、対
象となるカーボンブラックには市販品が用いられ、カー
ボンブラックの変性については何ら意図されていない。
【0004】また、カーボンブラックを酸化処理して表
面に親水性の官能基を形成することによりカーボンブラ
ックの水中への分散性を改良することは古くから知られ
ている。例えば特開昭48−18186号公報にはカー
ボンブラックを次亜ハロゲン酸塩の水溶液で酸化処理
し、次いで反応系より酸化カーボンブラックを分離捕集
するにあたり有機溶剤で洗浄することを特徴とする酸化
カーボンブラックの製造方法が、また特開昭57−15
9856号公報にはカーボンブラックを低温酸化プラズ
マ処理することを特徴とする水分散性改質カーボンブラ
ックの製造法が提案されている。
面に親水性の官能基を形成することによりカーボンブラ
ックの水中への分散性を改良することは古くから知られ
ている。例えば特開昭48−18186号公報にはカー
ボンブラックを次亜ハロゲン酸塩の水溶液で酸化処理
し、次いで反応系より酸化カーボンブラックを分離捕集
するにあたり有機溶剤で洗浄することを特徴とする酸化
カーボンブラックの製造方法が、また特開昭57−15
9856号公報にはカーボンブラックを低温酸化プラズ
マ処理することを特徴とする水分散性改質カーボンブラ
ックの製造法が提案されている。
【0005】更に、特開平8−3498号公報には水と
カーボンブラックとを含有する水性顔料インキにおい
て、該カーボンブラックが1.5mmol/g以上の表面活性
水素含有量を有する水性顔料インキ、及び、水とカーボ
ンブラックとを含有する水性顔料インキの製造方法にお
いて、(a) 酸性カーボンブラックを得る工程と、(b) 前
記酸性カーボンブラックを水中で次亜ハロゲン酸塩で更
に酸化する工程とを、包含する水性顔料インキの製造方
法が提案されている。また、特開平8−319444号
公報には吸油量100ml/100g 以下のカーボンブラック
を水性媒体中に微分散する工程;及び次亜ハロゲン酸塩
を用いて該カーボンブラックを酸化する工程;を包含す
る水性顔料インキの製造方法が開示されている。
カーボンブラックとを含有する水性顔料インキにおい
て、該カーボンブラックが1.5mmol/g以上の表面活性
水素含有量を有する水性顔料インキ、及び、水とカーボ
ンブラックとを含有する水性顔料インキの製造方法にお
いて、(a) 酸性カーボンブラックを得る工程と、(b) 前
記酸性カーボンブラックを水中で次亜ハロゲン酸塩で更
に酸化する工程とを、包含する水性顔料インキの製造方
法が提案されている。また、特開平8−319444号
公報には吸油量100ml/100g 以下のカーボンブラック
を水性媒体中に微分散する工程;及び次亜ハロゲン酸塩
を用いて該カーボンブラックを酸化する工程;を包含す
る水性顔料インキの製造方法が開示されている。
【0006】上記の特開平8−3498号公報及び特開
平8−319444号公報などではカーボンブラックを
酸化して、表面に親水性の官能基である活性水素を多く
含有する官能基を形成させることにより、水分散性が良
好で、長期間の分散安定性に優れた水性顔料インキを得
るものである。しかしながら、カーボンブラックが水中
に分散する過程においては、カーボンブラック表面と水
分子との接触界面に存在する親水性の官能基量が重要な
機能を果たし、単にカーボンブラック単位重量当たりの
官能基量では分散性の良否を的確に判断することは困難
である。
平8−319444号公報などではカーボンブラックを
酸化して、表面に親水性の官能基である活性水素を多く
含有する官能基を形成させることにより、水分散性が良
好で、長期間の分散安定性に優れた水性顔料インキを得
るものである。しかしながら、カーボンブラックが水中
に分散する過程においては、カーボンブラック表面と水
分子との接触界面に存在する親水性の官能基量が重要な
機能を果たし、単にカーボンブラック単位重量当たりの
官能基量では分散性の良否を的確に判断することは困難
である。
【0007】そこで、本発明者は分散性の良否を的確に
評価する新たな手法として、カーボンブラック単位表面
積当たりに存在する水素含有官能基量に着目し、酸化処
理により改質されたカーボンブラックであって、表面に
存在する水素含有官能基のうちカルボキシル基とヒドロ
キシル基の総和量が、単位表面積当たり3μeq/m2以上
であることを特徴とする易水分散性カーボンブラック及
びその製造方法を開発提案した(特願平9−332405
号)。
評価する新たな手法として、カーボンブラック単位表面
積当たりに存在する水素含有官能基量に着目し、酸化処
理により改質されたカーボンブラックであって、表面に
存在する水素含有官能基のうちカルボキシル基とヒドロ
キシル基の総和量が、単位表面積当たり3μeq/m2以上
であることを特徴とする易水分散性カーボンブラック及
びその製造方法を開発提案した(特願平9−332405
号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記の技
術を基に更に研究を進めた結果、カーボンブラック表面
に存在するカルボキシル基やヒドロキシル基などの親水
性水素含有官能基量のみでなく、他の因子をも含めた総
合的に親水性の機能を評価する尺度としてカーボンブラ
ックの水中への湿潤熱が有効であることを見出した。
術を基に更に研究を進めた結果、カーボンブラック表面
に存在するカルボキシル基やヒドロキシル基などの親水
性水素含有官能基量のみでなく、他の因子をも含めた総
合的に親水性の機能を評価する尺度としてカーボンブラ
ックの水中への湿潤熱が有効であることを見出した。
【0009】本発明はこの知見に基づいて開発されたも
ので、その目的は水中への分散性能に優れ、例えばイン
クジェットプリンター用インキ顔料、一般水性インキ顔
料、電着塗装用顔料などの黒色系水性インキ顔料として
好適に用いることができる易水分散性カーボンブラック
とその製造方法を提供することにある。
ので、その目的は水中への分散性能に優れ、例えばイン
クジェットプリンター用インキ顔料、一般水性インキ顔
料、電着塗装用顔料などの黒色系水性インキ顔料として
好適に用いることができる易水分散性カーボンブラック
とその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る易水分散性カーボンブラックは、酸化処
理により表面改質されたカーボンブラックであって、水
湿潤熱が0.1J/m2以上の特性を備えることを構成上
の特徴とする。
の本発明に係る易水分散性カーボンブラックは、酸化処
理により表面改質されたカーボンブラックであって、水
湿潤熱が0.1J/m2以上の特性を備えることを構成上
の特徴とする。
【0011】また、その製造方法は、カーボンブラック
をペルオキソ2硫酸塩、またはペルオキソ2硫酸塩と
酸、もしくはハロゲン酸塩と酸、を用いて湿式酸化処理
したのち濾過分離し、次いで精製処理して水湿潤熱が
0.1J/m2以上に表面改質することを構成上の特徴と
する。なお湿式酸化処理する前に、予め気相酸化してカ
ーボンブラック表面に酸化活性点を形成しておくことが
好ましい。
をペルオキソ2硫酸塩、またはペルオキソ2硫酸塩と
酸、もしくはハロゲン酸塩と酸、を用いて湿式酸化処理
したのち濾過分離し、次いで精製処理して水湿潤熱が
0.1J/m2以上に表面改質することを構成上の特徴と
する。なお湿式酸化処理する前に、予め気相酸化してカ
ーボンブラック表面に酸化活性点を形成しておくことが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において対象となるカーボ
ンブラックのコロイダル特性はとくに限定されるもので
はないが、カーボンブラックが水中に分散する過程にお
いてカーボンブラック表面が水分子により充分に濡らさ
れ、また水中で安定な分散状態を維持するためには水分
子と接触する面積が充分であることが必要である。すな
わち、カーボンブラックの比表面積が小さいと水分子と
接触する界面の面積も少なくなって分散性が低下するこ
ととなる。また、カーボンブラックのストラクチャーが
高いと水中に分散した状態における凝集単位も大きくな
るので、長期に亘る分散時に再凝集により沈降し易くな
る。
ンブラックのコロイダル特性はとくに限定されるもので
はないが、カーボンブラックが水中に分散する過程にお
いてカーボンブラック表面が水分子により充分に濡らさ
れ、また水中で安定な分散状態を維持するためには水分
子と接触する面積が充分であることが必要である。すな
わち、カーボンブラックの比表面積が小さいと水分子と
接触する界面の面積も少なくなって分散性が低下するこ
ととなる。また、カーボンブラックのストラクチャーが
高いと水中に分散した状態における凝集単位も大きくな
るので、長期に亘る分散時に再凝集により沈降し易くな
る。
【0013】更に、水性インキ用の黒色顔料として用い
た場合にはカーボンブラックの比表面積が小さくなると
印字の漆黒度が低くなる。また、インクジェットプリン
ター用のインキ顔料や黒色インキ顔料などに用いる場合
には、インキの吐出安定性や紙定着濃度(紙印字濃度)
などをバランスよく備えることが必要である。これらの
点から本発明で対象とするカーボンブラックは、窒素吸
着比表面積(N2SA)の値が50m2/g以上、DBP吸油量の
値は70ml/100g 以下の特性に設定することが望まし
い。
た場合にはカーボンブラックの比表面積が小さくなると
印字の漆黒度が低くなる。また、インクジェットプリン
ター用のインキ顔料や黒色インキ顔料などに用いる場合
には、インキの吐出安定性や紙定着濃度(紙印字濃度)
などをバランスよく備えることが必要である。これらの
点から本発明で対象とするカーボンブラックは、窒素吸
着比表面積(N2SA)の値が50m2/g以上、DBP吸油量の
値は70ml/100g 以下の特性に設定することが望まし
い。
【0014】カーボンブラックの水中への分散性は、カ
ーボンブラック粒子表面の水に対する濡れ性によって大
きく影響されるのでカーボンブラック粒子表面が水と接
触したときに発生する熱、すなわち水湿潤熱の大小によ
って濡れ性の良否を総合的に判断することが可能とな
る。そこで本発明の易水分散性カーボンブラックは、カ
ーボンブラックを水中に投入したときに発生する熱量を
カーボンブラック単位表面積あたりの発熱量に換算した
水湿潤熱の値を、0.1J/m2以上の値に設定した点を
特徴とするものである。
ーボンブラック粒子表面の水に対する濡れ性によって大
きく影響されるのでカーボンブラック粒子表面が水と接
触したときに発生する熱、すなわち水湿潤熱の大小によ
って濡れ性の良否を総合的に判断することが可能とな
る。そこで本発明の易水分散性カーボンブラックは、カ
ーボンブラックを水中に投入したときに発生する熱量を
カーボンブラック単位表面積あたりの発熱量に換算した
水湿潤熱の値を、0.1J/m2以上の値に設定した点を
特徴とするものである。
【0015】なお、水湿潤熱は下記の測定方法により得
られた値が適用される。 水湿潤熱の測定方法;窒素吸着比表面積(N2SA)の値から
約10m2の表面積に相当するカーボンブラック試料をガ
ラスアンプル中に秤取し、温度105℃、1×10-5To
rrの真空下に3時間脱気したのち、真空下でアンプルを
開封して測定試料を調製する。測定は双子型恒温壁熱量
計〔東京理工(株)製、TIC-2C型〕を用いて水温30℃
の条件で行った。
られた値が適用される。 水湿潤熱の測定方法;窒素吸着比表面積(N2SA)の値から
約10m2の表面積に相当するカーボンブラック試料をガ
ラスアンプル中に秤取し、温度105℃、1×10-5To
rrの真空下に3時間脱気したのち、真空下でアンプルを
開封して測定試料を調製する。測定は双子型恒温壁熱量
計〔東京理工(株)製、TIC-2C型〕を用いて水温30℃
の条件で行った。
【0016】本発明の易水分散性カーボンブラックは、
カーボンブラックをペルオキソ2硫酸塩、またはペルオ
キソ2硫酸塩と酸、もしくはハロゲン酸塩と酸、を用い
て湿式酸化処理したのち濾過分離し、次いで精製処理す
ることにより製造することができる。
カーボンブラックをペルオキソ2硫酸塩、またはペルオ
キソ2硫酸塩と酸、もしくはハロゲン酸塩と酸、を用い
て湿式酸化処理したのち濾過分離し、次いで精製処理す
ることにより製造することができる。
【0017】酸化剤として用いるペルオキソ2硫酸塩と
しては過硫酸のアルカリ金属塩やアンモニウム塩などが
用いられ、濃度は0.5N以上が好ましい。またペルオ
キソ2硫酸塩と酸との混合溶液を用いる場合にはペルオ
キソ2硫酸塩の濃度は0.3N以上で、酸の濃度は0.
5N以上に設定することが好ましい。なお、酸としては
塩酸や硫酸が用いられ、燐酸は電離度が小さく酸として
の機能が低く、硝酸はカーボンブラック表面にニトロ基
を形成し易く立体障害を起こして分散性が低下するため
好ましくない。
しては過硫酸のアルカリ金属塩やアンモニウム塩などが
用いられ、濃度は0.5N以上が好ましい。またペルオ
キソ2硫酸塩と酸との混合溶液を用いる場合にはペルオ
キソ2硫酸塩の濃度は0.3N以上で、酸の濃度は0.
5N以上に設定することが好ましい。なお、酸としては
塩酸や硫酸が用いられ、燐酸は電離度が小さく酸として
の機能が低く、硝酸はカーボンブラック表面にニトロ基
を形成し易く立体障害を起こして分散性が低下するため
好ましくない。
【0018】酸化剤として用いられるハロゲン酸塩は、
ハロゲン酸塩のみでなく、亜ハロゲン酸塩も用いられ、
ハロゲンとしては塩素、よう素、臭素、フッ素いずれも
用いられるが好ましくは塩素を使用し、また塩としては
アルカリ金属塩やアンモニウム塩が用いられる。ハロゲ
ン酸塩の水溶液中における酸化効果は酸性で強く、中
性、アルカリ性では著しく弱いので、酸化剤としてはハ
ロゲン酸塩と酸との混合溶液が用いられ、酸には塩酸あ
るいは硫酸が好ましく用いられる。なお、ハロゲン酸塩
の濃度は0.5N以上、酸の濃度は0.5N以上が好ま
しい。
ハロゲン酸塩のみでなく、亜ハロゲン酸塩も用いられ、
ハロゲンとしては塩素、よう素、臭素、フッ素いずれも
用いられるが好ましくは塩素を使用し、また塩としては
アルカリ金属塩やアンモニウム塩が用いられる。ハロゲ
ン酸塩の水溶液中における酸化効果は酸性で強く、中
性、アルカリ性では著しく弱いので、酸化剤としてはハ
ロゲン酸塩と酸との混合溶液が用いられ、酸には塩酸あ
るいは硫酸が好ましく用いられる。なお、ハロゲン酸塩
の濃度は0.5N以上、酸の濃度は0.5N以上が好ま
しい。
【0019】湿式酸化処理は適宜濃度に調整されたペル
オキソ2硫酸塩、ペルオキソ2硫酸塩と酸との混合溶
液、あるいはハロゲン酸塩と酸との混合溶液にカーボン
ブラックを適宜な割合で混合分散し、攪拌しながら処理
温度や処理時間などを適宜制御することにより所定の酸
化処理が行われる。
オキソ2硫酸塩、ペルオキソ2硫酸塩と酸との混合溶
液、あるいはハロゲン酸塩と酸との混合溶液にカーボン
ブラックを適宜な割合で混合分散し、攪拌しながら処理
温度や処理時間などを適宜制御することにより所定の酸
化処理が行われる。
【0020】なお、オゾンやオゾン含有空気などにより
予め気相酸化して、カーボンブラック表面に酸化活性点
(酸化サイト)を形成しておくと、湿式酸化処理をより
円滑に進めることができる。したがって、予め気相酸化
して酸化活性点を形成したのち湿式酸化処理を施すこと
が好ましい。気相酸化はカーボンブラックを乾燥した状
態または水に湿潤させた状態で、オゾンやオゾン含有空
気と適宜時間接触させることにより行われる。
予め気相酸化して、カーボンブラック表面に酸化活性点
(酸化サイト)を形成しておくと、湿式酸化処理をより
円滑に進めることができる。したがって、予め気相酸化
して酸化活性点を形成したのち湿式酸化処理を施すこと
が好ましい。気相酸化はカーボンブラックを乾燥した状
態または水に湿潤させた状態で、オゾンやオゾン含有空
気と適宜時間接触させることにより行われる。
【0021】このようにして湿式酸化処理したカーボン
ブラックは、酸化剤溶液から濾過分離されたのち純水で
充分に洗浄して付着している酸化剤が水洗除去される。
更に高純度に精製するために、カーボンブラックを純水
中に入れ、pHを5〜8に調整してカーボンブラックを
分散させたのち、電気透析あるいは限外濾過膜やルーズ
R.O などの分離膜で残塩を分離することにより精製処理
される。このようにして水湿潤熱が0.1J/m2以上に
表面改質された易水分散性カーボンブラックが製造され
る。
ブラックは、酸化剤溶液から濾過分離されたのち純水で
充分に洗浄して付着している酸化剤が水洗除去される。
更に高純度に精製するために、カーボンブラックを純水
中に入れ、pHを5〜8に調整してカーボンブラックを
分散させたのち、電気透析あるいは限外濾過膜やルーズ
R.O などの分離膜で残塩を分離することにより精製処理
される。このようにして水湿潤熱が0.1J/m2以上に
表面改質された易水分散性カーボンブラックが製造され
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0023】実施例1 窒素吸着比表面積(N2SA)135m2/g、DBP吸油量56
ml/100gのカーボンブラック試料200g をオゾン処理
容器に入れ、オゾン発生機〔日本オゾン(株)製、IOT-
4A6 〕を用いて発生電圧200V、オゾン発生量18 g
/hの条件下に常温で1時間気相酸化した。この気相酸化
したカーボンブラック150g をペルオキソ2硫酸アン
モニウム1.5Nの溶液3000ml中に入れて攪拌(300
rpm)しながら反応温度60℃で10時間湿式酸化処理
し、次いで濾過分離し、得られた湿式酸化処理されたカ
ーボンブラックを水に分散させたのち水酸化ナトリウム
水溶液(濃度0.5N)で中和してカーボンブラック分散体
を得た。更に、このカーボンブラック分散体を限外濾過
膜〔旭化成工業(株)製、APH-1010、分画分子量 5000
0〕にて精製処理して残存する塩類などの不純物を除去
したのち、乾燥した。このようにして、表面改質した易
水分散性カーボンブラックを製造した。
ml/100gのカーボンブラック試料200g をオゾン処理
容器に入れ、オゾン発生機〔日本オゾン(株)製、IOT-
4A6 〕を用いて発生電圧200V、オゾン発生量18 g
/hの条件下に常温で1時間気相酸化した。この気相酸化
したカーボンブラック150g をペルオキソ2硫酸アン
モニウム1.5Nの溶液3000ml中に入れて攪拌(300
rpm)しながら反応温度60℃で10時間湿式酸化処理
し、次いで濾過分離し、得られた湿式酸化処理されたカ
ーボンブラックを水に分散させたのち水酸化ナトリウム
水溶液(濃度0.5N)で中和してカーボンブラック分散体
を得た。更に、このカーボンブラック分散体を限外濾過
膜〔旭化成工業(株)製、APH-1010、分画分子量 5000
0〕にて精製処理して残存する塩類などの不純物を除去
したのち、乾燥した。このようにして、表面改質した易
水分散性カーボンブラックを製造した。
【0024】実施例2 実施例1と同一のカーボンブラック試料200g を22
0mlの純水で湿潤し、実施例1と同一の条件でオゾン酸
化したのち乾燥した。次いで、このカーボンブラック1
50g を塩素酸ナトリウム0.5N、硫酸1Nの混合溶
液3000ml中に入れて攪拌(300rpm)しながら、反応温
度100℃で10時間湿式酸化処理したのち、実施例1
と同じ方法で濾過分離および精製処理して表面が改質さ
れた易水分散性カーボンブラックを製造した。
0mlの純水で湿潤し、実施例1と同一の条件でオゾン酸
化したのち乾燥した。次いで、このカーボンブラック1
50g を塩素酸ナトリウム0.5N、硫酸1Nの混合溶
液3000ml中に入れて攪拌(300rpm)しながら、反応温
度100℃で10時間湿式酸化処理したのち、実施例1
と同じ方法で濾過分離および精製処理して表面が改質さ
れた易水分散性カーボンブラックを製造した。
【0025】実施例3 実施例1と同様に気相酸化したカーボンブラック試料1
50g をペルオキソ2硫酸アンモニウム1.0Nの水溶
液3000ml中に入れて攪拌(300rpm)しながら反応温
度60℃で10時間湿式酸化処理したのち、実施例1と
同じ方法で濾過分離および精製処理して表面が改質され
た易水分散性カーボンブラックを製造した。
50g をペルオキソ2硫酸アンモニウム1.0Nの水溶
液3000ml中に入れて攪拌(300rpm)しながら反応温
度60℃で10時間湿式酸化処理したのち、実施例1と
同じ方法で濾過分離および精製処理して表面が改質され
た易水分散性カーボンブラックを製造した。
【0026】比較例1 酸化剤として濃度0.5Nの塩素酸ナトリウム水溶液を
用いた他は、実施例2と同一の方法により表面を改質し
たカーボンブラックを製造した。
用いた他は、実施例2と同一の方法により表面を改質し
たカーボンブラックを製造した。
【0027】比較例2 実施例1と同一のカーボンブラック試料200g を22
0mlの純水で湿潤し、実施例1と同一の条件でオゾン酸
化したのち乾燥して、表面を改質したカーボンブラック
を製造した。
0mlの純水で湿潤し、実施例1と同一の条件でオゾン酸
化したのち乾燥して、表面を改質したカーボンブラック
を製造した。
【0028】比較例3 実施例1と同一のカーボンブラック試料150g にα−
オレフィンスルホン酸系分散剤〔ライオン(株)製、リ
ポランPB-800〕を同量添加し、純水700g を加えてボ
ールミルにより48時間粉砕処理したのち、濾過、乾燥
して表面改質したカーボンブラックを調製した。
オレフィンスルホン酸系分散剤〔ライオン(株)製、リ
ポランPB-800〕を同量添加し、純水700g を加えてボ
ールミルにより48時間粉砕処理したのち、濾過、乾燥
して表面改質したカーボンブラックを調製した。
【0029】このようにして得たカーボンブラックの水
湿潤熱を測定し、また水への分散性能を評価するために
カーボンブラックを水に分散させて20重量%の分散濃
度に調整した分散液を作製し、下記の方法で試験を行っ
た。得られた結果を表1に示した。 加温安定性 サンプルを密閉容器に詰め、70℃の保温器中にて1週
間から4週間の粘度変化について観察する。粘度測定
は、回転振動式粘度計〔山一電機(株)製、VM-100A-L
〕を用いて測定した。 冷凍解凍安定性 サンプルを密閉容器に詰め、−20℃〜25℃に冷凍及
び解凍したときの粘度変化を3サイクル測定した。 粒子径測定 サンプル及び加温安定性試験を行ったサンプルの粒子径
についてヘテロダインレーザドップラー方式粒度分布測
定装置〔マイクロトラック社製、UPA model9340 〕を用
いて測定した。この測定装置は、懸濁液中においてブラ
ウン運動している粒子にレーザ光を当てるとドップラー
効果により散乱光の周波数が変調する。その周波数の変
調度合いからブラウン運動の激しさ、すなわち粒子径を
測定するものである。
湿潤熱を測定し、また水への分散性能を評価するために
カーボンブラックを水に分散させて20重量%の分散濃
度に調整した分散液を作製し、下記の方法で試験を行っ
た。得られた結果を表1に示した。 加温安定性 サンプルを密閉容器に詰め、70℃の保温器中にて1週
間から4週間の粘度変化について観察する。粘度測定
は、回転振動式粘度計〔山一電機(株)製、VM-100A-L
〕を用いて測定した。 冷凍解凍安定性 サンプルを密閉容器に詰め、−20℃〜25℃に冷凍及
び解凍したときの粘度変化を3サイクル測定した。 粒子径測定 サンプル及び加温安定性試験を行ったサンプルの粒子径
についてヘテロダインレーザドップラー方式粒度分布測
定装置〔マイクロトラック社製、UPA model9340 〕を用
いて測定した。この測定装置は、懸濁液中においてブラ
ウン運動している粒子にレーザ光を当てるとドップラー
効果により散乱光の周波数が変調する。その周波数の変
調度合いからブラウン運動の激しさ、すなわち粒子径を
測定するものである。
【0030】
【表1】
【0031】表1の結果から、カーボンブラックを酸化
処理して水湿潤熱が0.1J/m2以上の値に表面改質し
たカーボンブラックを20重量%の割合で水中に分散さ
せた実施例1〜3の分散液は、70℃に加温された状態
下で1週間〜4週間経過後にも粘度は減少する傾向にあ
り、また分散液中におけるカーボンブラックの粒子径も
減少傾向にあり、安定な分散状態を維持していることが
判る。これに対して、酸化処理を施しても水湿潤熱の値
が0.1J/m2を下回るカーボンブラックを水中に分散
させた比較例1、2の分散液は、70℃に加温した状態
で1週間から増粘傾向にあり、カーボンブラックの再凝
集が著しく進み、ゲル化も生じている。また、酸化処理
をしないで界面活性剤をカーボンブラック表面に吸着さ
せ水湿潤熱の値を0.1J/m2以上に改質した比較例3
の分散液では70℃加温状態では増粘、あるいは平均粒
子径や最大粒子径の増加は観察されないが、冷凍解凍実
験をすると界面活性剤が脱着し、カーボンブラックと水
に分離した。また、酸化剤としてペルオキソ2硫酸塩、
ペルオキソ2硫酸塩と酸を用いて湿式酸化処理すること
により本発明の易水分散性カーボンブラックである水湿
潤熱が0.1J/m2以上の値に表面改質できることが判
る。
処理して水湿潤熱が0.1J/m2以上の値に表面改質し
たカーボンブラックを20重量%の割合で水中に分散さ
せた実施例1〜3の分散液は、70℃に加温された状態
下で1週間〜4週間経過後にも粘度は減少する傾向にあ
り、また分散液中におけるカーボンブラックの粒子径も
減少傾向にあり、安定な分散状態を維持していることが
判る。これに対して、酸化処理を施しても水湿潤熱の値
が0.1J/m2を下回るカーボンブラックを水中に分散
させた比較例1、2の分散液は、70℃に加温した状態
で1週間から増粘傾向にあり、カーボンブラックの再凝
集が著しく進み、ゲル化も生じている。また、酸化処理
をしないで界面活性剤をカーボンブラック表面に吸着さ
せ水湿潤熱の値を0.1J/m2以上に改質した比較例3
の分散液では70℃加温状態では増粘、あるいは平均粒
子径や最大粒子径の増加は観察されないが、冷凍解凍実
験をすると界面活性剤が脱着し、カーボンブラックと水
に分離した。また、酸化剤としてペルオキソ2硫酸塩、
ペルオキソ2硫酸塩と酸を用いて湿式酸化処理すること
により本発明の易水分散性カーボンブラックである水湿
潤熱が0.1J/m2以上の値に表面改質できることが判
る。
【0032】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば水中に容
易に分散することができ、また長期に亘って安定な分散
状態を維持することができる、分散性能の優れた易水分
散性カーボンブラックとその製造方法が提供される。し
たがって、本発明の易水分散性カーボンブラックを黒色
系水性インキ顔料として、例えばインクジェットプリン
ター用の記録液として使用すれば、吐出安定性に優れ、
紙定着濃度、印字品位、耐光性、保存安定性などが良好
なインキを得ることができる。したがって、インクジェ
ットプリンター用インキ顔料をはじめ一般水性インキ顔
料、電着塗装用顔料などの黒色系水性インキ顔料として
好適に用いられる易水分散性カーボンブラックとして極
めて有用である。また、本発明の製造方法によれば、こ
の優れた分散性能を備えた易水分散性カーボンブラック
を製造することが可能となる。
易に分散することができ、また長期に亘って安定な分散
状態を維持することができる、分散性能の優れた易水分
散性カーボンブラックとその製造方法が提供される。し
たがって、本発明の易水分散性カーボンブラックを黒色
系水性インキ顔料として、例えばインクジェットプリン
ター用の記録液として使用すれば、吐出安定性に優れ、
紙定着濃度、印字品位、耐光性、保存安定性などが良好
なインキを得ることができる。したがって、インクジェ
ットプリンター用インキ顔料をはじめ一般水性インキ顔
料、電着塗装用顔料などの黒色系水性インキ顔料として
好適に用いられる易水分散性カーボンブラックとして極
めて有用である。また、本発明の製造方法によれば、こ
の優れた分散性能を備えた易水分散性カーボンブラック
を製造することが可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 酸化処理により表面改質されたカーボン
ブラックであって、水湿潤熱が0.1J/m2以上の特性
を備えることを特徴とする易水分散性カーボンブラッ
ク。 - 【請求項2】 カーボンブラックをペルオキソ2硫酸
塩、またはペルオキソ2硫酸塩と酸、もしくはハロゲン
酸塩と酸、を用いて湿式酸化処理したのち濾過分離し、
次いで精製処理して水湿潤熱が0.1J/m2以上に表面
改質することを特徴とする易水分散性カーボンブラック
の製造方法。 - 【請求項3】 カーボンブラックを予め気相酸化してカ
ーボンブラック表面に酸化活性点を形成したのち、湿式
酸化処理する請求項2記載の易水分散性カーボンブラッ
クの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12850598A JPH11323175A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 易水分散性カーボンブラックとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12850598A JPH11323175A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 易水分散性カーボンブラックとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323175A true JPH11323175A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14986412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12850598A Pending JPH11323175A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 易水分散性カーボンブラックとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11323175A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535949A (ja) * | 2000-06-05 | 2003-12-02 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 自己分散型顔料およびこれを製造する方法ならびに使用方法 |
| JP2006348249A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 顔料分散液精製方法、顔料分散液、インクセット、液滴吐出装置及びインクジェット記録用インクタンク。 |
| JP2008524400A (ja) * | 2004-12-17 | 2008-07-10 | キャボット コーポレイション | 酸化改質顔料および該顔料を含むジェットインク組成物の調製方法 |
| JP2009035696A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Asahi Carbon Kk | イオウオキソ酸および/またはその塩の水溶液により処理されたゴム配合用改質カーボンブラックを製造する方法およびそれにより得られたゴム配合用改質カーボンブラック |
| WO2011024800A1 (ja) | 2009-08-27 | 2011-03-03 | 大日精化工業株式会社 | 炭素フィラー用分散剤 |
| US9221986B2 (en) | 2009-04-07 | 2015-12-29 | Sensient Colors Llc | Self-dispersing particles and methods for making and using the same |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12850598A patent/JPH11323175A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535949A (ja) * | 2000-06-05 | 2003-12-02 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 自己分散型顔料およびこれを製造する方法ならびに使用方法 |
| JP2008524400A (ja) * | 2004-12-17 | 2008-07-10 | キャボット コーポレイション | 酸化改質顔料および該顔料を含むジェットインク組成物の調製方法 |
| JP2006348249A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 顔料分散液精製方法、顔料分散液、インクセット、液滴吐出装置及びインクジェット記録用インクタンク。 |
| JP2009035696A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Asahi Carbon Kk | イオウオキソ酸および/またはその塩の水溶液により処理されたゴム配合用改質カーボンブラックを製造する方法およびそれにより得られたゴム配合用改質カーボンブラック |
| US9221986B2 (en) | 2009-04-07 | 2015-12-29 | Sensient Colors Llc | Self-dispersing particles and methods for making and using the same |
| WO2011024800A1 (ja) | 2009-08-27 | 2011-03-03 | 大日精化工業株式会社 | 炭素フィラー用分散剤 |
| US8628610B2 (en) | 2009-08-27 | 2014-01-14 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Dispersant for use in a carbon filler |
| US8945767B2 (en) | 2009-08-27 | 2015-02-03 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd | Aqueous coating liquid for an electrode plate, electrode plate for an electrical storage device, method for manufacturing an electrode plate for an electrical storage device, and electrical storage device |
| US9359508B2 (en) | 2009-08-27 | 2016-06-07 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Water-based slurry composition, electrode plate for electricity storage device, and electricity storage device |
| US9359509B2 (en) | 2009-08-27 | 2016-06-07 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Aqueous carbon filler dispersion coating liquid, conductivity-imparting material, electrode plate for an electrical storage device, manufacturing method therefore, and electrical storage device |
| US9834688B2 (en) | 2009-08-27 | 2017-12-05 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Aqueous carbon filler dispersion coating liquid, conductivity-imparting material, electrode plate for an electrical storage device, manufacturing method therefore, and electrical storage device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4612257B2 (ja) | 水性顔料分散液の製造方法 | |
| EP0896986A1 (en) | Carbon black, process for producing the same, and aqueous dispersion and water-base ink both containing the same | |
| JP3691947B2 (ja) | 易水分散性カーボンブラック及びその製造方法 | |
| JPH11323175A (ja) | 易水分散性カーボンブラックとその製造方法 | |
| EP1889883A1 (en) | Process for producing aqueous dispersion of carbon black | |
| JP3749406B2 (ja) | 水性インキ用カーボンブラック顔料 | |
| JP3933303B2 (ja) | カーボンブラック及びその製造方法並びにカーボンブラック水性分散液及びこれを用いた水性インキ | |
| US20090260543A1 (en) | Carbon Black Aqueous Pigment and Method of Producing Aqueous Dispersion Thereof | |
| JP2000095965A (ja) | カーボンブラックの改質方法 | |
| JP4099263B2 (ja) | 易水分散性カーボンブラックの製造方法 | |
| JP3862255B2 (ja) | 酸化処理カーボンブラックの水性分散体 | |
| JP2003096333A (ja) | カーボンブラック顔料とそれを用いた水性インキ | |
| JP4771247B2 (ja) | 水性インキ用カーボンブラック顔料とそれを用いた水性インキ | |
| JP3703621B2 (ja) | 易水分散性カーボンブラック及びその製造方法 | |
| JP2000017187A (ja) | カーボンブラック水性分散液及びこれを用いた水性インキ | |
| JP3905681B2 (ja) | 水性インキ用カーボンブラック顔料 | |
| JPH11199810A (ja) | カーボンブラック含有水性顔料インキ | |
| JP4038004B2 (ja) | 水性インキ用カーボンブラック顔料とそれを用いた水性インキ | |
| JP2003183539A (ja) | 酸化処理カーボンブラック、製造方法及びその水性分散体 | |
| JP3665459B2 (ja) | 易水分散性カーボンブラック | |
| JP2004107513A (ja) | 酸化処理カーボンブラック、製造方法及びその水分散体 | |
| JP3874538B2 (ja) | カーボンブラック水性分散液及びこれを用いた水性インキ | |
| JP2003183541A (ja) | 酸化処理カーボンブラックの水性分散液 | |
| JP4024468B2 (ja) | 水性黒色インキ | |
| JP2005255705A (ja) | 水分散性カーボンブラック顔料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051212 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060413 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |