JPH11323181A - 金属顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔料含有水性インキ - Google Patents
金属顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔料含有水性インキInfo
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- JPH11323181A JPH11323181A JP13183398A JP13183398A JPH11323181A JP H11323181 A JPH11323181 A JP H11323181A JP 13183398 A JP13183398 A JP 13183398A JP 13183398 A JP13183398 A JP 13183398A JP H11323181 A JPH11323181 A JP H11323181A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた貯蔵安定性と、被付着体に対する優れ
た付着性と、被付着体に付着した場合における優れた外
観とを実現することができる金属顔料、金属顔料製造方
法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び
金属顔料含有水性インキを提供すること。 【解決手段】 粉末状の金属と、前記金属の表面を被覆
する有機硫黄化合物とを有してなることを特徴とする金
属顔料。
た付着性と、被付着体に付着した場合における優れた外
観とを実現することができる金属顔料、金属顔料製造方
法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び
金属顔料含有水性インキを提供すること。 【解決手段】 粉末状の金属と、前記金属の表面を被覆
する有機硫黄化合物とを有してなることを特徴とする金
属顔料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属顔料、金属顔
料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗
料、及び金属顔料含有水性インキに関し、更に詳しく
は、優れた貯蔵安定性と、被付着体に対する優れた付着
性と、被付着体に付着した場合における優れた外観とを
実現することができる金属顔料、金属顔料製造方法、金
属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔
料含有水性インキに関する。
料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗
料、及び金属顔料含有水性インキに関し、更に詳しく
は、優れた貯蔵安定性と、被付着体に対する優れた付着
性と、被付着体に付着した場合における優れた外観とを
実現することができる金属顔料、金属顔料製造方法、金
属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔
料含有水性インキに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えば、自動車、家電製品等の外装等に好適に採用
することができるメタリック塗料、建築物、橋梁等にお
ける建材等の腐食を防止することができる重防食塗料、
金属表面における錆び付きを防止することができる防錆
塗料等の塗料、及び、印刷インキ等のインキ等において
は、顔料成分を配合することができる。
ら、例えば、自動車、家電製品等の外装等に好適に採用
することができるメタリック塗料、建築物、橋梁等にお
ける建材等の腐食を防止することができる重防食塗料、
金属表面における錆び付きを防止することができる防錆
塗料等の塗料、及び、印刷インキ等のインキ等において
は、顔料成分を配合することができる。
【0003】前記顔料成分としては、例えば、アルミダ
スト、亜鉛ダスト等に代表される金属顔料等を好適に採
用することができる。例えば、この金属顔料を前記防錆
塗料等に配合すると、防錆塗料が被付着体に付着した場
合にこの被付着体における防錆性(「耐腐食性」とも称
することができる。)を向上することができ、さらに、
被付着体の表面に、アルミダスト、亜鉛ダスト等に由来
する金属光沢を付与することができる。
スト、亜鉛ダスト等に代表される金属顔料等を好適に採
用することができる。例えば、この金属顔料を前記防錆
塗料等に配合すると、防錆塗料が被付着体に付着した場
合にこの被付着体における防錆性(「耐腐食性」とも称
することができる。)を向上することができ、さらに、
被付着体の表面に、アルミダスト、亜鉛ダスト等に由来
する金属光沢を付与することができる。
【0004】また、例えば、前記金属顔料を前記印刷イ
ンキ等に配合すると、印刷インキが被付着体に付着した
場合にこの被付着体上に形成された画像の色特性、例え
ば、色調等を容易に調整することができ、さらに、被付
着体上に形成された画像に、金属光沢を付与することが
できる。
ンキ等に配合すると、印刷インキが被付着体に付着した
場合にこの被付着体上に形成された画像の色特性、例え
ば、色調等を容易に調整することができ、さらに、被付
着体上に形成された画像に、金属光沢を付与することが
できる。
【0005】一方、近年、省資源、無公害化、及び使用
者と製造業者との安全性向上等を目的として、前記塗料
及びインキとしては、例えば、有機溶剤を極めて少量し
か含まない有機溶剤低減塗料及び有機溶剤低減インキ、
有機溶剤を全く含まない非有機溶剤系塗料及び非有機溶
剤系インキ等が望まれており、特に、水系溶媒を採用し
た水性塗料及び水性インキ等が強く望まれている。
者と製造業者との安全性向上等を目的として、前記塗料
及びインキとしては、例えば、有機溶剤を極めて少量し
か含まない有機溶剤低減塗料及び有機溶剤低減インキ、
有機溶剤を全く含まない非有機溶剤系塗料及び非有機溶
剤系インキ等が望まれており、特に、水系溶媒を採用し
た水性塗料及び水性インキ等が強く望まれている。
【0006】しかしながら、前記水性塗料及び水性イン
キ等においては、例えば、水系溶媒中に金属顔料が存在
する場合に、金属顔料の分散安定性が悪い場合には当然
金属顔料が沈降してしまうという問題等を生じ、さらに
金属顔料の分散安定性の良し悪しに関わらず、水性塗料
及び水性インキ等の貯蔵安定性が悪いという問題、具体
的には例えば、金属顔料と水とが反応して金属顔料が腐
食してしまうという問題、金属顔料が腐食することによ
り、水性塗料及び水性インキが変質してしまうという問
題、金属顔料を配合しない場合と比べて水性塗料及び水
性インキの劣化がはやいという問題等があった。
キ等においては、例えば、水系溶媒中に金属顔料が存在
する場合に、金属顔料の分散安定性が悪い場合には当然
金属顔料が沈降してしまうという問題等を生じ、さらに
金属顔料の分散安定性の良し悪しに関わらず、水性塗料
及び水性インキ等の貯蔵安定性が悪いという問題、具体
的には例えば、金属顔料と水とが反応して金属顔料が腐
食してしまうという問題、金属顔料が腐食することによ
り、水性塗料及び水性インキが変質してしまうという問
題、金属顔料を配合しない場合と比べて水性塗料及び水
性インキの劣化がはやいという問題等があった。
【0007】前記金属顔料の製造方法として、例えば、
特開昭63−103007号公報には、「溶融金属を円
心振り切りで微細化させた金属粉末」を採用する方法が
開示されているが、この方法においては、例えば、円心
振り切りで微細化させた金属粉末の粒子形状が大きく、
なおかつ球形に近いこと等により、金属粉末の良好な分
散安定性を確保することができず、その貯蔵安定性も不
十分であった。
特開昭63−103007号公報には、「溶融金属を円
心振り切りで微細化させた金属粉末」を採用する方法が
開示されているが、この方法においては、例えば、円心
振り切りで微細化させた金属粉末の粒子形状が大きく、
なおかつ球形に近いこと等により、金属粉末の良好な分
散安定性を確保することができず、その貯蔵安定性も不
十分であった。
【0008】また、例えば、ステアリン酸等の飽和脂肪
酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸、及び、それらの誘導
体等を粉砕助剤として、粉末状の金属と粉砕助剤とを、
例えば、アトライター、ボールミル、スタンプミル、振
動ミル等のボール形混練機で混練することにより粉砕、
展延して、金属顔料を製造する方法があるが、この方法
によって得られた金属顔料においては、例えば、金属顔
料の分散安定性が初期に限って良好ではあるが、特に水
系溶媒中での貯蔵安定性が悪く、例えば、金属顔料が腐
食してしまうことによって経時的に金属顔料の分散安定
性も悪化し、さらには金属顔料と水との反応により多量
のガスが発生して塗料及びインキ等における性状が著し
く損なわれてしまうという問題等があった。
酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸、及び、それらの誘導
体等を粉砕助剤として、粉末状の金属と粉砕助剤とを、
例えば、アトライター、ボールミル、スタンプミル、振
動ミル等のボール形混練機で混練することにより粉砕、
展延して、金属顔料を製造する方法があるが、この方法
によって得られた金属顔料においては、例えば、金属顔
料の分散安定性が初期に限って良好ではあるが、特に水
系溶媒中での貯蔵安定性が悪く、例えば、金属顔料が腐
食してしまうことによって経時的に金属顔料の分散安定
性も悪化し、さらには金属顔料と水との反応により多量
のガスが発生して塗料及びインキ等における性状が著し
く損なわれてしまうという問題等があった。
【0009】そこで、前記水性塗料及び水性インキ等の
貯蔵安定性を改良することを目的として、例えば、特開
平4−306265号公報には、「イソシアネート化合
物と燐酸とをコーティングした金属顔料」を採用する方
法が、特開平7−133440号公報には、「エポキシ
化合物とモリブデン酸とをコーティングした金属顔料」
を採用する方法が開示されているが、これらの方法にお
いては、例えば、粉末状の金属を微粉化した後に特殊な
後処理を必要とし、製造工程が煩雑になり、コスト的に
も不利になってしまい、燐酸、モリブデン酸等の酸成分
を含有することにより、塗料化及びインキ化工程等にお
いて種々の制約を生じるので、塗料及びインキの製造が
困難であるという問題等があった。
貯蔵安定性を改良することを目的として、例えば、特開
平4−306265号公報には、「イソシアネート化合
物と燐酸とをコーティングした金属顔料」を採用する方
法が、特開平7−133440号公報には、「エポキシ
化合物とモリブデン酸とをコーティングした金属顔料」
を採用する方法が開示されているが、これらの方法にお
いては、例えば、粉末状の金属を微粉化した後に特殊な
後処理を必要とし、製造工程が煩雑になり、コスト的に
も不利になってしまい、燐酸、モリブデン酸等の酸成分
を含有することにより、塗料化及びインキ化工程等にお
いて種々の制約を生じるので、塗料及びインキの製造が
困難であるという問題等があった。
【0010】さらにまた、例えば、特公平1−5438
6号公報には、「クロム酸で処理した金属顔料」を採用
する方法が開示されている。この方法によって得られる
金属顔料を採用すれば、水性塗料における貯蔵安定性
と、被付着体に塗布した場合における塗膜外観及び塗膜
の付着性とを実用可能なレベルにまで改善することがで
きる。しかしながら、この方法においては6価クロムを
取り扱わなければならないので、労働衛生及び環境保全
等の観点から、より安全な方法が望まれている。
6号公報には、「クロム酸で処理した金属顔料」を採用
する方法が開示されている。この方法によって得られる
金属顔料を採用すれば、水性塗料における貯蔵安定性
と、被付着体に塗布した場合における塗膜外観及び塗膜
の付着性とを実用可能なレベルにまで改善することがで
きる。しかしながら、この方法においては6価クロムを
取り扱わなければならないので、労働衛生及び環境保全
等の観点から、より安全な方法が望まれている。
【0011】本発明は、従来の諸問題を解決することを
目的とする。
目的とする。
【0012】本発明の目的は、優れた貯蔵安定性と、被
付着体に対する優れた付着性と、被付着体に付着した場
合における優れた外観とを実現することができる金属顔
料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料
含有水性塗料、及び金属顔料含有インキを提供すること
にある。
付着体に対する優れた付着性と、被付着体に付着した場
合における優れた外観とを実現することができる金属顔
料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料
含有水性塗料、及び金属顔料含有インキを提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、粉末状の金属と、前記金属の表面を被
覆する有機硫黄化合物とを有してなることを特徴とする
金属顔料であり、前記課題を解決するための第2の手段
は、粒状又は粉末状の金属を、有機硫黄化合物で被覆処
理することを特徴とする金属顔料製造方法であり、前記
課題を解決するための第3の手段は、(1) 高級脂肪族炭
化水素基含有硫黄化合物、又は(2) 前記高級脂肪族炭化
水素基を有していない有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び
/若しくは高級脂肪酸の金属塩を含有することを特徴と
する金属顔料製造用助剤であり、前記課題を解決するた
めの第4の手段は、第1の手段の金属顔料を含有するこ
とを特徴とする金属顔料含有水性塗料であり、前記課題
を解決するための第5の手段は、第1の手段の金属顔料
を含有することを特徴とする金属顔料含有水性インキで
ある。
の第1の手段は、粉末状の金属と、前記金属の表面を被
覆する有機硫黄化合物とを有してなることを特徴とする
金属顔料であり、前記課題を解決するための第2の手段
は、粒状又は粉末状の金属を、有機硫黄化合物で被覆処
理することを特徴とする金属顔料製造方法であり、前記
課題を解決するための第3の手段は、(1) 高級脂肪族炭
化水素基含有硫黄化合物、又は(2) 前記高級脂肪族炭化
水素基を有していない有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び
/若しくは高級脂肪酸の金属塩を含有することを特徴と
する金属顔料製造用助剤であり、前記課題を解決するた
めの第4の手段は、第1の手段の金属顔料を含有するこ
とを特徴とする金属顔料含有水性塗料であり、前記課題
を解決するための第5の手段は、第1の手段の金属顔料
を含有することを特徴とする金属顔料含有水性インキで
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】(1)金属顔料 本発明の金属顔料は、粉末状の金属と、前記金属の表面
を被覆する有機硫黄化合物とを有してなる。
を被覆する有機硫黄化合物とを有してなる。
【0015】−金属− 本発明における金属としては、例えば、アルミニウム、
銅、及び亜鉛からなる群より選択される少なくとも1種
の金属、並びに、アルミニウム、銅、及び亜鉛からなる
群より選択される少なくとも2種の合金等を挙げること
ができる。この合金としては、例えば、真鍮等を挙げる
ことができる。
銅、及び亜鉛からなる群より選択される少なくとも1種
の金属、並びに、アルミニウム、銅、及び亜鉛からなる
群より選択される少なくとも2種の合金等を挙げること
ができる。この合金としては、例えば、真鍮等を挙げる
ことができる。
【0016】本発明における粉末状の金属の形態につい
ては、特に制限がないのであるが、例えば、球状、棒
状、細長い形状、楕円球状、扁平状、非扁平状等各種の
形態を取り得る。
ては、特に制限がないのであるが、例えば、球状、棒
状、細長い形状、楕円球状、扁平状、非扁平状等各種の
形態を取り得る。
【0017】この発明における金属顔料が扁平な形状を
した金属粉末を有していると、本発明の金属顔料を塗料
に配合した場合に、この塗料を被付着物に塗布すること
によって得られる塗膜における輝度を上げることがで
き、例えば、優れたメタリック塗料等を得ることができ
る。
した金属粉末を有していると、本発明の金属顔料を塗料
に配合した場合に、この塗料を被付着物に塗布すること
によって得られる塗膜における輝度を上げることがで
き、例えば、優れたメタリック塗料等を得ることができ
る。
【0018】この扁平状の金属粉としては、例えば、そ
の平均長径が通常100μm以下、好ましくは1〜50
μmであり、特に好ましくは3〜25μmであり、その
平均厚みが通常大きくとも5μm(5μm以下)であ
り、好ましくは大きくとも2μm(2μm以下)であ
り、特に好ましくは大きくとも1μm(1μm以下)で
あり、その平均アスペクト比(平均長径/平均厚み)が
通常小さくとも3(3以上)であり、好ましくは小さく
とも10(10以上)であり、特に好ましくは小さくと
も50(50以上)である。なお、金属粉末の長径及び
厚み等は、例えば、電子顕微鏡等による直接観察、電子
顕微鏡写真の観察等により所定数の金属粉をサンプリン
グして測定することができる。
の平均長径が通常100μm以下、好ましくは1〜50
μmであり、特に好ましくは3〜25μmであり、その
平均厚みが通常大きくとも5μm(5μm以下)であ
り、好ましくは大きくとも2μm(2μm以下)であ
り、特に好ましくは大きくとも1μm(1μm以下)で
あり、その平均アスペクト比(平均長径/平均厚み)が
通常小さくとも3(3以上)であり、好ましくは小さく
とも10(10以上)であり、特に好ましくは小さくと
も50(50以上)である。なお、金属粉末の長径及び
厚み等は、例えば、電子顕微鏡等による直接観察、電子
顕微鏡写真の観察等により所定数の金属粉をサンプリン
グして測定することができる。
【0019】扁平状の金属粉末の前記長径が100μm
を超え、厚みが5μmを超え、平均アスペクト比が3未
満であると、この金属顔料を含有する塗料で塗装をして
も平滑な塗膜を得ることができないばかりか、スプレー
塗装の場合にはスプレーガンの詰まりを生じさせること
がある。
を超え、厚みが5μmを超え、平均アスペクト比が3未
満であると、この金属顔料を含有する塗料で塗装をして
も平滑な塗膜を得ることができないばかりか、スプレー
塗装の場合にはスプレーガンの詰まりを生じさせること
がある。
【0020】非扁平状の金属粉末の場合、その平均粒径
が0.1〜20μmであるのが好ましい。この平均粒径
は前記と同様にして測定することができる。
が0.1〜20μmであるのが好ましい。この平均粒径
は前記と同様にして測定することができる。
【0021】尚、この金属粉末は、その表面を有機硫黄
化合物が直接に被覆していても良く、また、金属粉末の
表面に表面処理層が形成されていて、その保護層の表面
を有機硫黄化合物が被覆していても良い。
化合物が直接に被覆していても良く、また、金属粉末の
表面に表面処理層が形成されていて、その保護層の表面
を有機硫黄化合物が被覆していても良い。
【0022】前記表面処理層としては、金属を粉砕する
際に使用される通常の粉砕助剤で金属粉末の表面に形成
される層を挙げることができる。
際に使用される通常の粉砕助剤で金属粉末の表面に形成
される層を挙げることができる。
【0023】前記粉砕助剤としては、例えば、ステアリ
ン酸、オレイン酸、ラウリル酸等の高級脂肪酸、高級脂
肪酸の金属塩等の高級脂肪族炭化水素基含有化合物等を
挙げることができる。
ン酸、オレイン酸、ラウリル酸等の高級脂肪酸、高級脂
肪酸の金属塩等の高級脂肪族炭化水素基含有化合物等を
挙げることができる。
【0024】前記高級脂肪族炭化水素基としては、例え
ば、炭素数8〜22の直鎖状アルキル基等を挙げること
ができる。
ば、炭素数8〜22の直鎖状アルキル基等を挙げること
ができる。
【0025】前記金属塩としては、例えば、Ca塩、Z
n塩、Al塩等の周期律表第IIA族、第IIB族、及び第
III A族からなる群より選択される少なくとも1種の金
属の塩を挙げることができる。
n塩、Al塩等の周期律表第IIA族、第IIB族、及び第
III A族からなる群より選択される少なくとも1種の金
属の塩を挙げることができる。
【0026】−有機硫黄化合物− 本発明における有機硫黄化合物は、前記金属の表面の一
部又は全部を被覆する。
部又は全部を被覆する。
【0027】この有機硫黄化合物としては、例えば、そ
の分子内に少なくとも炭素原子、水素原子、及び硫黄原
子を含む硫黄化合物を挙げることができ、特にチオール
基を有するチオール化合物、スルフィド基を有するスル
フィド化合物、複素環硫黄化合物等を好適に採用するこ
とができる。
の分子内に少なくとも炭素原子、水素原子、及び硫黄原
子を含む硫黄化合物を挙げることができ、特にチオール
基を有するチオール化合物、スルフィド基を有するスル
フィド化合物、複素環硫黄化合物等を好適に採用するこ
とができる。
【0028】前記チオール化合物としては、例えば、エ
タンチオール、オクタンチオール、エタンジチオール、
プロパンジチオール、メルカプトエタノール、オクタノ
ール3−メルカプトプロピオン酸、ペンタエリスリトー
ルテトラキス(3−メルカプトプロピオン酸)等のアル
キルメルカプタン及びその誘導体等を挙げることができ
る。
タンチオール、オクタンチオール、エタンジチオール、
プロパンジチオール、メルカプトエタノール、オクタノ
ール3−メルカプトプロピオン酸、ペンタエリスリトー
ルテトラキス(3−メルカプトプロピオン酸)等のアル
キルメルカプタン及びその誘導体等を挙げることができ
る。
【0029】前記スルフィド化合物としては、例えば、
プロピルスルフィド、オクチルスルフィド、ドデシルチ
オプロピオン酸、ラウリルチオプロピオン酸、ステアリ
ルチオプロピオン酸等のスルフィド化合物及びその誘導
体等を挙げることができる。前記複素環硫黄化合物とし
ては、例えば、ベンゾチアゾール、メルカプトベンゾチ
アゾール、2,4,6−トリメルカプト−S−トリアジ
ン等を挙げることができる。
プロピルスルフィド、オクチルスルフィド、ドデシルチ
オプロピオン酸、ラウリルチオプロピオン酸、ステアリ
ルチオプロピオン酸等のスルフィド化合物及びその誘導
体等を挙げることができる。前記複素環硫黄化合物とし
ては、例えば、ベンゾチアゾール、メルカプトベンゾチ
アゾール、2,4,6−トリメルカプト−S−トリアジ
ン等を挙げることができる。
【0030】前記有機硫黄化合物としては、例えば、高
級脂肪族炭化水素基を含有する高級脂肪族炭化水素基含
有硫黄化合物等が好ましい。前記高級脂肪族炭化水素基
としては、例えば、炭素数8〜22の直鎖状アルキル基
等を挙げることができる。
級脂肪族炭化水素基を含有する高級脂肪族炭化水素基含
有硫黄化合物等が好ましい。前記高級脂肪族炭化水素基
としては、例えば、炭素数8〜22の直鎖状アルキル基
等を挙げることができる。
【0031】この高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合物
としては、例えば、高級脂肪族炭化水素基含有チオール
化合物、高級脂肪族炭化水素基含有スルフィド化合物等
を挙げることができ、具体的には例えば、オクチルスル
フィド等の高級脂肪族スルフィド、並びにドデシルチオ
プロピオン酸、ラウリルチオプロピオン酸、及びステア
リルチオプロピオン酸等の高級脂肪族チオカルボン酸等
を挙げることができる。
としては、例えば、高級脂肪族炭化水素基含有チオール
化合物、高級脂肪族炭化水素基含有スルフィド化合物等
を挙げることができ、具体的には例えば、オクチルスル
フィド等の高級脂肪族スルフィド、並びにドデシルチオ
プロピオン酸、ラウリルチオプロピオン酸、及びステア
リルチオプロピオン酸等の高級脂肪族チオカルボン酸等
を挙げることができる。
【0032】本発明においては、前記有機硫黄化合物を
1種単独で用いても良いし、前記有機硫黄化合物を2種
以上併用しても良い。
1種単独で用いても良いし、前記有機硫黄化合物を2種
以上併用しても良い。
【0033】前記金属顔料における前記金属に対する前
記有機硫黄化合物の割合は、前記金属100重量部に対
して、通常0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部である。有機硫黄化合物の含有量が前記0.1
重量部よりも少ないと、この金属顔料を含有する金属顔
料含有水性塗料及び金属顔料含有水性インキの貯蔵安定
性が不十分になることがあり、また有機硫黄化合物の含
有量が前記20重量部を超えると、金属顔料含有水性塗
料及び金属顔料含有水性インキの塗膜性能が低下するこ
とがある。
記有機硫黄化合物の割合は、前記金属100重量部に対
して、通常0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部である。有機硫黄化合物の含有量が前記0.1
重量部よりも少ないと、この金属顔料を含有する金属顔
料含有水性塗料及び金属顔料含有水性インキの貯蔵安定
性が不十分になることがあり、また有機硫黄化合物の含
有量が前記20重量部を超えると、金属顔料含有水性塗
料及び金属顔料含有水性インキの塗膜性能が低下するこ
とがある。
【0034】−金属顔料の形態− この金属顔料は、金属粉末と、その金属粉末の表面の一
部又は全部を被覆する有機硫黄化合物とを有してなるの
であるが、この金属顔料の使用上の利便のために有機溶
剤等を含有していても良い。したがって、有機溶剤等の
存在及びその量等によって、あるいは有機硫黄化合物の
含有量によって、金属顔料の形態は様々になり得る。し
たがって、本発明における金属顔料の形態は、見かけ
上、例えば乾燥した粉末状であることもあるし、ペース
ト状であることもある。
部又は全部を被覆する有機硫黄化合物とを有してなるの
であるが、この金属顔料の使用上の利便のために有機溶
剤等を含有していても良い。したがって、有機溶剤等の
存在及びその量等によって、あるいは有機硫黄化合物の
含有量によって、金属顔料の形態は様々になり得る。し
たがって、本発明における金属顔料の形態は、見かけ
上、例えば乾燥した粉末状であることもあるし、ペース
ト状であることもある。
【0035】(2)金属顔料の製造方法及び金属顔料製
造用助剤 本発明の金属顔料は、前記粒状又は粉末状の金属を前記
有機硫黄化合物で被覆処理することにより製造すること
ができる。
造用助剤 本発明の金属顔料は、前記粒状又は粉末状の金属を前記
有機硫黄化合物で被覆処理することにより製造すること
ができる。
【0036】前記金属としては、金属顔料における金属
と同じ種類を挙げることができる。被覆処理をするにあ
たって、原料である金属(以下において、「原料金属」
と称することがある。)は、粒状又は粉末状に調整され
ているのが好ましい。原料金属の粒径について特に制限
がなく、粉砕処理する装置の規模等に応じて適宜に決定
することができる。
と同じ種類を挙げることができる。被覆処理をするにあ
たって、原料である金属(以下において、「原料金属」
と称することがある。)は、粒状又は粉末状に調整され
ているのが好ましい。原料金属の粒径について特に制限
がなく、粉砕処理する装置の規模等に応じて適宜に決定
することができる。
【0037】前記有機硫黄化合物については、既に説明
した通りである。
した通りである。
【0038】前記被覆処理は、(1) 粒状又は粉末状に調
整された原料金属と有機硫黄化合物とを粉砕混練処理す
ること、(2) 本願発明における金属顔料における金属粉
末と同様の粒度に調整されてなる原料金属と有機硫黄化
合物とを混練処理すること等を挙げることができる。
整された原料金属と有機硫黄化合物とを粉砕混練処理す
ること、(2) 本願発明における金属顔料における金属粉
末と同様の粒度に調整されてなる原料金属と有機硫黄化
合物とを混練処理すること等を挙げることができる。
【0039】前記(1) の粉砕混練処理に供する原料金属
としては、蒸留法によって得られた蒸留金属粉、アトマ
イズ法によって得られたアトマイズド金属粉、ボール形
混練機による混練処理を施した混練処理金属粉、粉砕機
による粉砕処理を施した粉砕処理金属粉、展延機による
展延処理を施した展延処理金属粉等を挙げることができ
る。好ましい原料金属としては、蒸留法によって得られ
た蒸留金属粉、及びアトマイズ法によって得られたアト
マイズド金属粉等を挙げることができる。
としては、蒸留法によって得られた蒸留金属粉、アトマ
イズ法によって得られたアトマイズド金属粉、ボール形
混練機による混練処理を施した混練処理金属粉、粉砕機
による粉砕処理を施した粉砕処理金属粉、展延機による
展延処理を施した展延処理金属粉等を挙げることができ
る。好ましい原料金属としては、蒸留法によって得られ
た蒸留金属粉、及びアトマイズ法によって得られたアト
マイズド金属粉等を挙げることができる。
【0040】いずれの方法により原料金属が調製される
にしても、前記(1) の粉砕混練処理に供する原料金属
は、その粒径が500μm以下、好ましくは200μm
以下に調整されているのが好ましい。予め粒度調整され
た原料粒子を採用すると、有機硫黄化合物による被覆処
理を効率的に行うことができる。
にしても、前記(1) の粉砕混練処理に供する原料金属
は、その粒径が500μm以下、好ましくは200μm
以下に調整されているのが好ましい。予め粒度調整され
た原料粒子を採用すると、有機硫黄化合物による被覆処
理を効率的に行うことができる。
【0041】前記(1) の粉砕混練処理にあっては、処理
中に原料金属が粉砕されて、本願発明に係る金属顔料に
おける金属の粒径に調整され、同時に金属粉末の表面が
硫黄有機化合物で被覆される。
中に原料金属が粉砕されて、本願発明に係る金属顔料に
おける金属の粒径に調整され、同時に金属粉末の表面が
硫黄有機化合物で被覆される。
【0042】前記(1) の粉砕混練処理をする際の粉砕混
練装置としては、例えばボール型混練機を使用すること
ができる。このボール型混練機として、例えば、前記ア
トライター、サンドミル、サンドグラインダー等の内部
回転ミル、乾式ボールミル、湿式ボールミル等の回転ミ
ル、振動ミル、スタンプミル等を挙げることができる。
練装置としては、例えばボール型混練機を使用すること
ができる。このボール型混練機として、例えば、前記ア
トライター、サンドミル、サンドグラインダー等の内部
回転ミル、乾式ボールミル、湿式ボールミル等の回転ミ
ル、振動ミル、スタンプミル等を挙げることができる。
【0043】粉砕混練の条件は、本発明に係る金属顔料
が得られるように、原料金属の粒度に応じて前記粉砕混
練装置の運転の試行錯誤を繰り返すことにより、この技
術分野に属する技術者により容易に決定されることがで
きる。
が得られるように、原料金属の粒度に応じて前記粉砕混
練装置の運転の試行錯誤を繰り返すことにより、この技
術分野に属する技術者により容易に決定されることがで
きる。
【0044】ただし、原料金属と有機硫黄化合物との配
合割合については、金属100重量部に対する前記有機
硫黄化合物の量は、通常0.1〜20重量部、好ましく
は0.5〜10重量部である。前記原料金属に対する前
記有機硫黄化合物の配合量が前記範囲内にあると、この
発明に係る金属顔料を良く製造することができる。
合割合については、金属100重量部に対する前記有機
硫黄化合物の量は、通常0.1〜20重量部、好ましく
は0.5〜10重量部である。前記原料金属に対する前
記有機硫黄化合物の配合量が前記範囲内にあると、この
発明に係る金属顔料を良く製造することができる。
【0045】この粉砕混練処理において、使用される有
機硫黄化合物の中でも特定の有機硫黄化合物により、得
られる金属顔料を扁平な形態にすることができる。
機硫黄化合物の中でも特定の有機硫黄化合物により、得
られる金属顔料を扁平な形態にすることができる。
【0046】この特定の有機硫黄化合物として、高級脂
肪族炭化水素基を有する有機硫黄化合物、すなわち高級
脂肪族炭化水素基含有硫黄化合物を挙げることができ
る。この高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合物について
は既に述べた通りである。
肪族炭化水素基を有する有機硫黄化合物、すなわち高級
脂肪族炭化水素基含有硫黄化合物を挙げることができ
る。この高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合物について
は既に述べた通りである。
【0047】また、このような高級脂肪族炭化水素基を
有していない有機硫黄化合物は、高級脂肪酸及び/又は
高級脂肪酸の金属塩とともに、原料金属を粉砕混練処理
をすることにより、扁平な金属顔料を製造することがで
きる。
有していない有機硫黄化合物は、高級脂肪酸及び/又は
高級脂肪酸の金属塩とともに、原料金属を粉砕混練処理
をすることにより、扁平な金属顔料を製造することがで
きる。
【0048】前記高級脂肪族炭化水素基を有していない
有機硫黄化合物としては、前記チオール化合物として
は、例えば、エタンチオール、オクタンチオール、エタ
ンジチオール、プロパンジチオール、メルカプトエタノ
ール、オクタノール3−メルカプトプロピオン酸、及
び、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプト
プロピオン酸)等のアルキルメルカプタン及びその誘導
体等のチオール化合物、ベンゾチアゾール、メルカプト
ベンゾチアゾール、及び、2,4,6−トリメルカプト
−S−トリアジン等の複素環硫黄化合物、並びに、プロ
ピルスルフィド、及び、オクチルスルフィド等のスルフ
ィド化合物等を挙げることができる。
有機硫黄化合物としては、前記チオール化合物として
は、例えば、エタンチオール、オクタンチオール、エタ
ンジチオール、プロパンジチオール、メルカプトエタノ
ール、オクタノール3−メルカプトプロピオン酸、及
び、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプト
プロピオン酸)等のアルキルメルカプタン及びその誘導
体等のチオール化合物、ベンゾチアゾール、メルカプト
ベンゾチアゾール、及び、2,4,6−トリメルカプト
−S−トリアジン等の複素環硫黄化合物、並びに、プロ
ピルスルフィド、及び、オクチルスルフィド等のスルフ
ィド化合物等を挙げることができる。
【0049】前記高級脂肪酸としては、ステアリン酸、
オレイン酸、ラウリル酸等の高級脂肪酸を挙げることが
できる。前記高級脂肪族炭化水素基としては、例えば、
炭素数8〜22の直鎖状アルキル基等を挙げることがで
きる。
オレイン酸、ラウリル酸等の高級脂肪酸を挙げることが
できる。前記高級脂肪族炭化水素基としては、例えば、
炭素数8〜22の直鎖状アルキル基等を挙げることがで
きる。
【0050】前記高級脂肪酸の金属塩としては、例え
ば、Ca塩、Zn塩、Al塩等の周期律表第IIA族、第
IIB族、及び第III A族からなる群より選択される少な
くとも1種の金属の塩を挙げることができる。
ば、Ca塩、Zn塩、Al塩等の周期律表第IIA族、第
IIB族、及び第III A族からなる群より選択される少な
くとも1種の金属の塩を挙げることができる。
【0051】なお、この高級脂肪酸及び/又は高級脂肪
酸の金属塩は、前記高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合
物とともに使用することができる。
酸の金属塩は、前記高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合
物とともに使用することができる。
【0052】(1) 高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合
物、並びに(2) 前記高級脂肪族炭化水素基を有していな
い有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び/又は高級脂肪酸の
金属塩は、この粉砕混練処理においては、原料金属の粉
砕過程で金属粉末を扁平化するという作用及び金属粉末
の表面に配位して湿気、水分と金属表面との接触を防止
するという作用を発揮する。
物、並びに(2) 前記高級脂肪族炭化水素基を有していな
い有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び/又は高級脂肪酸の
金属塩は、この粉砕混練処理においては、原料金属の粉
砕過程で金属粉末を扁平化するという作用及び金属粉末
の表面に配位して湿気、水分と金属表面との接触を防止
するという作用を発揮する。
【0053】したがって、この(1) 高級脂肪族炭化水素
基含有硫黄化合物、並びに(2) 前記高級脂肪族炭化水素
基を有していない有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び/又
は高級脂肪酸の金属塩は、本発明に係る優れた金属顔料
製造用助剤である。
基含有硫黄化合物、並びに(2) 前記高級脂肪族炭化水素
基を有していない有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び/又
は高級脂肪酸の金属塩は、本発明に係る優れた金属顔料
製造用助剤である。
【0054】前記高級脂肪酸及び/又は高級脂肪酸の金
属塩の使用量は、原料金属100重量部に対して通常、
20重量部以下である。
属塩の使用量は、原料金属100重量部に対して通常、
20重量部以下である。
【0055】この粉砕混練処理は、金属粉末の粉砕に通
常に使用される粉砕助剤を更に使用することができ、ま
た不活性有機溶媒及び/又は不活性ガスの存在下に行う
ことができる。
常に使用される粉砕助剤を更に使用することができ、ま
た不活性有機溶媒及び/又は不活性ガスの存在下に行う
ことができる。
【0056】前記粉砕助剤としては、脂肪酸、脂肪族ア
ミン、脂肪酸アミド、脂肪族アルコール等を挙げること
ができる。
ミン、脂肪酸アミド、脂肪族アルコール等を挙げること
ができる。
【0057】前記不活性有機溶媒としては、ミネラルス
ピリット等の脂肪族炭化水素等を挙げることができる。
ピリット等の脂肪族炭化水素等を挙げることができる。
【0058】前記(2) の混練処理においては、金属顔料
における所定の長径、厚み及びアスペクト比に調整され
た扁平状又は所定の平均粒径に調整された非扁平状の金
属粉末ならびに金属粉末組成物と、前記有機硫黄化合物
又は本発明に係る前記金属顔料製造用助剤と、要すれば
粉砕助剤とを不活性有機溶媒及び/又は不活性ガスの存
在下に、混練処理をする。
における所定の長径、厚み及びアスペクト比に調整され
た扁平状又は所定の平均粒径に調整された非扁平状の金
属粉末ならびに金属粉末組成物と、前記有機硫黄化合物
又は本発明に係る前記金属顔料製造用助剤と、要すれば
粉砕助剤とを不活性有機溶媒及び/又は不活性ガスの存
在下に、混練処理をする。
【0059】混練機としては通常の装置例えばヘンシェ
ルミキサー等を挙げることができる。
ルミキサー等を挙げることができる。
【0060】前記(1) の粉砕混練処理及び前記(2) の混
練処理のいずれにおいても、本発明の目的を阻害しない
範囲で、他の各種の添加剤等を添加しても良い。
練処理のいずれにおいても、本発明の目的を阻害しない
範囲で、他の各種の添加剤等を添加しても良い。
【0061】(3)金属顔料含有水性塗料 本発明の金属顔料含有水性塗料は前記金属顔料を含有す
る。
る。
【0062】この金属顔料含有水性塗料は、例えば、前
記金属顔料と、塗料用樹脂と、水性塗料用溶媒とを従来
公知の塗料化方法により配合することによって製造する
ことができる。
記金属顔料と、塗料用樹脂と、水性塗料用溶媒とを従来
公知の塗料化方法により配合することによって製造する
ことができる。
【0063】前記塗料用樹脂としては、例えば、水性塗
料用樹脂、従来からメタリック塗料用樹脂として用いら
れている樹脂等を採用することができる。前記塗料用樹
脂として具体的には、例えば、アクリル樹脂、アルキッ
ド樹脂、オイルフリーアルキッド樹脂、塩化ビニル樹
脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、
尿素樹脂、セルロース系樹脂、エポキシ樹脂、シリコー
ン樹脂等の有機系樹脂、珪酸ソーダ、珪酸カリ、エチル
シリケート等の無機系樹脂等を挙げることができる。こ
れらは1種単独で用いても良いし、2種以上を併用して
も良い。
料用樹脂、従来からメタリック塗料用樹脂として用いら
れている樹脂等を採用することができる。前記塗料用樹
脂として具体的には、例えば、アクリル樹脂、アルキッ
ド樹脂、オイルフリーアルキッド樹脂、塩化ビニル樹
脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、
尿素樹脂、セルロース系樹脂、エポキシ樹脂、シリコー
ン樹脂等の有機系樹脂、珪酸ソーダ、珪酸カリ、エチル
シリケート等の無機系樹脂等を挙げることができる。こ
れらは1種単独で用いても良いし、2種以上を併用して
も良い。
【0064】前記水性塗料用溶媒としては、例えば、
水、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒、ブ
チルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、エチレングリコ
ール等のグリコール系溶媒等を挙げることができる。
水、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒、ブ
チルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、エチレングリコ
ール等のグリコール系溶媒等を挙げることができる。
【0065】前記金属顔料含有水性塗料には、例えば、
塗料の技術分野において従来公知の有機溶剤、顔料、染
料、湿潤剤、分散剤、色別れ防止剤、レベリング剤、皮
張り防止剤、消泡剤等の塗料用添加剤を配合することが
できる。
塗料の技術分野において従来公知の有機溶剤、顔料、染
料、湿潤剤、分散剤、色別れ防止剤、レベリング剤、皮
張り防止剤、消泡剤等の塗料用添加剤を配合することが
できる。
【0066】前記金属顔料含有水性塗料における前記金
属顔料の配合割合は、前記塗料用樹脂の特性等に応じて
適宜に決定することができる。
属顔料の配合割合は、前記塗料用樹脂の特性等に応じて
適宜に決定することができる。
【0067】前記金属顔料含有水性塗料における前記塗
料用溶媒の配合割合は、前記金属顔料含有水性塗料の総
量を100とした場合に、通常0〜50重量%、好まし
くは0〜30重量%である。
料用溶媒の配合割合は、前記金属顔料含有水性塗料の総
量を100とした場合に、通常0〜50重量%、好まし
くは0〜30重量%である。
【0068】前記金属顔料含有水性塗料における前記塗
料用添加剤の配合割合は、前記金属顔料含有水性塗料の
総量を100とした場合に、通常0〜50重量%、好ま
しくは0〜20重量%である。
料用添加剤の配合割合は、前記金属顔料含有水性塗料の
総量を100とした場合に、通常0〜50重量%、好ま
しくは0〜20重量%である。
【0069】本発明の金属顔料は、水性塗料中において
極めて優れた貯蔵安定性を発揮することができ、この水
性塗料を被付着体に塗布することによって優れた外観及
び優れた付着性を有する塗膜を実現することができ、前
記金属顔料を溶剤型塗料(「非水系塗料」と称すること
もできる。)中に配合した場合においても、この溶剤型
塗料を被付着体に塗布することによって優れた外観及び
優れた付着性を有する塗膜を実現することができる。
極めて優れた貯蔵安定性を発揮することができ、この水
性塗料を被付着体に塗布することによって優れた外観及
び優れた付着性を有する塗膜を実現することができ、前
記金属顔料を溶剤型塗料(「非水系塗料」と称すること
もできる。)中に配合した場合においても、この溶剤型
塗料を被付着体に塗布することによって優れた外観及び
優れた付着性を有する塗膜を実現することができる。
【0070】(4)金属顔料含有水性インキ 本発明の金属顔料含有水性インキは前記金属顔料を含有
する。
する。
【0071】この金属顔料含有水性インキは、例えば、
前記金属顔料と、インキ用樹脂と、インキ用水性溶媒と
を従来公知のインキ化方法により配合することによって
製造することができる。
前記金属顔料と、インキ用樹脂と、インキ用水性溶媒と
を従来公知のインキ化方法により配合することによって
製造することができる。
【0072】前記インキ用樹脂としては、例えば、マレ
イン酸系樹脂、アクリル系樹脂、シェラック等の水性イ
ンキ用樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、石油系樹脂、
アルキッド樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、ニト
ロセルロース樹脂等を挙げることができる。これらは1
種単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
イン酸系樹脂、アクリル系樹脂、シェラック等の水性イ
ンキ用樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、石油系樹脂、
アルキッド樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、ニト
ロセルロース樹脂等を挙げることができる。これらは1
種単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
【0073】前記インキ用水性溶媒としては、例えば、
水、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒、ブ
チルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、エチレングリコ
ール等のグリコール系溶媒等を挙げることができる。
水、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒、ブ
チルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、エチレングリコ
ール等のグリコール系溶媒等を挙げることができる。
【0074】前記金属顔料含有水性インキには、例え
ば、インキの技術分野において従来公知の有機溶剤、顔
料、染料、湿潤剤、分散剤、色別れ防止剤、レベリング
剤、皮張り防止剤、消泡剤、ワックス類、シリコン、ス
ターチ、金属セッケン、乾性油等のインキ用添加剤を配
合することができる。
ば、インキの技術分野において従来公知の有機溶剤、顔
料、染料、湿潤剤、分散剤、色別れ防止剤、レベリング
剤、皮張り防止剤、消泡剤、ワックス類、シリコン、ス
ターチ、金属セッケン、乾性油等のインキ用添加剤を配
合することができる。
【0075】本発明の金属顔料は、水性インキ中におい
て極めて優れた貯蔵安定性を発揮することができ、この
水性インキを被付着体に印字することによって優れた外
観及び優れた付着性を有する印字画像を実現することが
でき、前記金属顔料を、例えば、溶剤型インキ(「非水
系塗料」と称することもできる。)、乾性油型インキ等
に配合した場合においても、この溶剤型インキ、乾性油
型インキ等を被付着体に印字することによって優れた外
観及び優れた付着性を有する印字画像を実現することが
できる。
て極めて優れた貯蔵安定性を発揮することができ、この
水性インキを被付着体に印字することによって優れた外
観及び優れた付着性を有する印字画像を実現することが
でき、前記金属顔料を、例えば、溶剤型インキ(「非水
系塗料」と称することもできる。)、乾性油型インキ等
に配合した場合においても、この溶剤型インキ、乾性油
型インキ等を被付着体に印字することによって優れた外
観及び優れた付着性を有する印字画像を実現することが
できる。
【0076】(実施例1)容量5リットルのアトライタ
ーに、アトマイズド亜鉛粉末(平均粒径100μm)1
kg、3−ステアリルチオプロピオン酸40g、ミネラ
ルスピリット1kg、及び、直径10mmの剛球10k
gを入れて、このアトライターを200rpmで20時
間運転した後、ミネラルスピリットを濾別分離して、亜
鉛粉末含有組成物を得た。この亜鉛粉末含有組成物を1
05℃の条件で3時間加熱した後における加熱残分は9
0重量%であった。得られた亜鉛粉末含有組成物を電子
顕微鏡で観察したところ、その粒子形状は、平均長径が
10μm、平均厚みが0.1μm、平均アスペクト比が
100の扁平状であった。これを試料として後述する評
価試験を行ない、結果を表1に示す。
ーに、アトマイズド亜鉛粉末(平均粒径100μm)1
kg、3−ステアリルチオプロピオン酸40g、ミネラ
ルスピリット1kg、及び、直径10mmの剛球10k
gを入れて、このアトライターを200rpmで20時
間運転した後、ミネラルスピリットを濾別分離して、亜
鉛粉末含有組成物を得た。この亜鉛粉末含有組成物を1
05℃の条件で3時間加熱した後における加熱残分は9
0重量%であった。得られた亜鉛粉末含有組成物を電子
顕微鏡で観察したところ、その粒子形状は、平均長径が
10μm、平均厚みが0.1μm、平均アスペクト比が
100の扁平状であった。これを試料として後述する評
価試験を行ない、結果を表1に示す。
【0077】(実施例2)実施例1における3−ステア
リルチオプロピオン酸40gに代えて、3−パルミチル
チオプロピオン酸40gを使用した以外は、実施例1と
同様の操作を行なって亜鉛粉末含有組成物を得た。この
亜鉛粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱した
後における加熱残分は90重量%であった。得られた亜
鉛粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、その
粒子形状は、平均長径が5μm、平均厚みが1μm、平
均アスペクト比が5の扁平状であった。これを試料とし
て後述する評価試験を行ない、結果を表1に示す。
リルチオプロピオン酸40gに代えて、3−パルミチル
チオプロピオン酸40gを使用した以外は、実施例1と
同様の操作を行なって亜鉛粉末含有組成物を得た。この
亜鉛粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱した
後における加熱残分は90重量%であった。得られた亜
鉛粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、その
粒子形状は、平均長径が5μm、平均厚みが1μm、平
均アスペクト比が5の扁平状であった。これを試料とし
て後述する評価試験を行ない、結果を表1に示す。
【0078】(実施例3)実施例1における3−ステア
リルチオプロピオン酸40gに代えて、ペンタエリスリ
トールテトラキス(3−メルカプトプロピオン酸)20
g及びステアリン酸20gを使用した以外は、実施例1
と同様の操作を行なって亜鉛粉末含有組成物を得た。こ
の亜鉛粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱し
た後における加熱残分は90重量%であった。得られた
亜鉛粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、そ
の粒子形状は、平均長径が12μm、平均厚みが0.2
μm、平均アスペクト比が60の扁平状であった。これ
を試料として後述する評価試験を行ない、結果を表1に
示す。
リルチオプロピオン酸40gに代えて、ペンタエリスリ
トールテトラキス(3−メルカプトプロピオン酸)20
g及びステアリン酸20gを使用した以外は、実施例1
と同様の操作を行なって亜鉛粉末含有組成物を得た。こ
の亜鉛粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱し
た後における加熱残分は90重量%であった。得られた
亜鉛粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、そ
の粒子形状は、平均長径が12μm、平均厚みが0.2
μm、平均アスペクト比が60の扁平状であった。これ
を試料として後述する評価試験を行ない、結果を表1に
示す。
【0079】(実施例4)実施例1において、ミネラル
スピリット1kgを使用しなかった以外は、実施例1と
同様の操作を行なって亜鉛粉末含有組成物を得た。この
亜鉛粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱した
後における加熱残分は96重量%であった。得られた亜
鉛粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、その
粒子形状は、平均長径が6μm、平均厚みが0.1μ
m、平均アスペクト比が60の扁平状であった。これを
試料として後述する評価試験を行ない、結果を表1に示
す。
スピリット1kgを使用しなかった以外は、実施例1と
同様の操作を行なって亜鉛粉末含有組成物を得た。この
亜鉛粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱した
後における加熱残分は96重量%であった。得られた亜
鉛粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、その
粒子形状は、平均長径が6μm、平均厚みが0.1μ
m、平均アスペクト比が60の扁平状であった。これを
試料として後述する評価試験を行ない、結果を表1に示
す。
【0080】(実施例5)容量20リットルのボールミ
ルに、直径50mmのスチールボール42kg、アトマ
イズドアルミニウム粉末(平均粒径20μm)1kg、
ミネラルスピリット5kg、及び、3−ステアリルチオ
プロピオン酸20gを入れて、このボールミルを60r
pmで10時間運転した後、ミネラルスピリットを濾別
分離して、アルミニウム粉末含有組成物を得た。このア
ルミニウム粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加
熱した後における加熱残分は80重量%であった。得ら
れたアルミニウム粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察し
たところ、その粒子形状は、平均長径が10μm、平均
厚みが0.1μm、平均アスペクト比が100の扁平状
であった。これを試料として後述する評価試験を行な
い、結果を表1に示す。
ルに、直径50mmのスチールボール42kg、アトマ
イズドアルミニウム粉末(平均粒径20μm)1kg、
ミネラルスピリット5kg、及び、3−ステアリルチオ
プロピオン酸20gを入れて、このボールミルを60r
pmで10時間運転した後、ミネラルスピリットを濾別
分離して、アルミニウム粉末含有組成物を得た。このア
ルミニウム粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加
熱した後における加熱残分は80重量%であった。得ら
れたアルミニウム粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察し
たところ、その粒子形状は、平均長径が10μm、平均
厚みが0.1μm、平均アスペクト比が100の扁平状
であった。これを試料として後述する評価試験を行な
い、結果を表1に示す。
【0081】(比較例1)実施例1において、3−ステ
アリルチオプロピオン酸40gを使用しなかった以外
は、実施例1と同様の操作を行なって亜鉛粉末を得た。
この亜鉛粉末を105℃の条件で3時間加熱した後にお
ける加熱残分は90重量%であった。得られた亜鉛粉末
を電子顕微鏡で観察したところ、その粒子形状は、平均
長径が3μm、平均厚みが2μm、平均アスペクト比が
1.5の扁平状であった。これを試料として後述する評
価試験を行ない、結果を表1に示す。
アリルチオプロピオン酸40gを使用しなかった以外
は、実施例1と同様の操作を行なって亜鉛粉末を得た。
この亜鉛粉末を105℃の条件で3時間加熱した後にお
ける加熱残分は90重量%であった。得られた亜鉛粉末
を電子顕微鏡で観察したところ、その粒子形状は、平均
長径が3μm、平均厚みが2μm、平均アスペクト比が
1.5の扁平状であった。これを試料として後述する評
価試験を行ない、結果を表1に示す。
【0082】(比較例2)実施例1における3−ステア
リルチオプロピオン酸40gに代えて、ステアリン酸4
0gを使用した以外は、実施例1と同様の操作を行なっ
て亜鉛粉末含有組成物を得た。この亜鉛粉末含有組成物
を105℃の条件で3時間加熱した後における加熱残分
は90重量%であった。得られた亜鉛粉末含有組成物を
電子顕微鏡で観察したところ、その粒子形状は、平均長
径が10μm、平均厚みが0.1μm、平均アスペクト
比が100の扁平状であった。これを試料として後述す
る評価試験を行ない、結果を表1に示す。
リルチオプロピオン酸40gに代えて、ステアリン酸4
0gを使用した以外は、実施例1と同様の操作を行なっ
て亜鉛粉末含有組成物を得た。この亜鉛粉末含有組成物
を105℃の条件で3時間加熱した後における加熱残分
は90重量%であった。得られた亜鉛粉末含有組成物を
電子顕微鏡で観察したところ、その粒子形状は、平均長
径が10μm、平均厚みが0.1μm、平均アスペクト
比が100の扁平状であった。これを試料として後述す
る評価試験を行ない、結果を表1に示す。
【0083】(比較例3)実施例5における3−ステア
リルチオプロピオン酸20gに代えて、オレイン酸20
gを使用した以外は、実施例1と同様の操作を行なって
アルミニウム粉末含有組成物を得た。このアルミニウム
粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱した後に
おける加熱残分は80重量%であった。得られたアルミ
ニウム粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、
その粒子形状は、平均長径が10μm、平均厚みが0.
1μm、平均アスペクト比が100の扁平状であった。
これを試料として後述する評価試験を行ない、結果を表
1に示す。
リルチオプロピオン酸20gに代えて、オレイン酸20
gを使用した以外は、実施例1と同様の操作を行なって
アルミニウム粉末含有組成物を得た。このアルミニウム
粉末含有組成物を105℃の条件で3時間加熱した後に
おける加熱残分は80重量%であった。得られたアルミ
ニウム粉末含有組成物を電子顕微鏡で観察したところ、
その粒子形状は、平均長径が10μm、平均厚みが0.
1μm、平均アスペクト比が100の扁平状であった。
これを試料として後述する評価試験を行ない、結果を表
1に示す。
【0084】−評価試験− (1)水安定性評価試験 200mlのエーレンマイヤー型フラスコに試料20g
を採取し、このフラスコ内に、非イオン系界面活性剤
(日本油脂(株)社製の「ディスパノールLS−10
0」)0.5g及び純水50gを加えた。前記フラスコ
の口にガラス管付きのゴム栓を取り付け、このガラス管
にポリエチレンチューブを装着した。前記フラスコ内を
マグネチックスターラにより撹拌し、前記フラスコ内で
発生した水素を前記ポリエチレンチューブを介して水上
捕集法により捕集した。撹拌を開始してから3時間経過
した時点における捕集されたガス量を読み取り、以下の
基準で評価した。
を採取し、このフラスコ内に、非イオン系界面活性剤
(日本油脂(株)社製の「ディスパノールLS−10
0」)0.5g及び純水50gを加えた。前記フラスコ
の口にガラス管付きのゴム栓を取り付け、このガラス管
にポリエチレンチューブを装着した。前記フラスコ内を
マグネチックスターラにより撹拌し、前記フラスコ内で
発生した水素を前記ポリエチレンチューブを介して水上
捕集法により捕集した。撹拌を開始してから3時間経過
した時点における捕集されたガス量を読み取り、以下の
基準で評価した。
【0085】 0.5cc/g以下・・・・・〇 0.5〜5cc/g・・・・・△ 5ccを超える・・・・・・・× (2)塗料及び塗膜性能の評価試験 下記配合組成の水性塗料を調製し、(2A)塗料の貯蔵
安定性、(2B)塗膜外観、及び(2C)塗膜の付着性
を評価した。
安定性、(2B)塗膜外観、及び(2C)塗膜の付着性
を評価した。
【0086】 (水性塗料) 試料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20部 水溶性アクリル樹脂(日本純薬(株)社製の「ジュリマーAT−613」) (加熱残分50重量%)・・・・・・・・・・・・300部 水溶性メラミン樹脂(住友化学工業(株)社製の「スミマール50W」) (加熱残分80重量%)・・・・・・・・・・・・100部 純水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200部 (2A)塗料の貯蔵安定性 200mlのエーレンマイヤー型フラスコに水性塗料5
0gを採取した。前記フラスコの口にガラス管付きのゴ
ム栓を取り付け、このガラス管にポリエチレンチューブ
を装着した。前記フラスコ内をマグネチックスターラに
より撹拌し、前記フラスコ内で発生した水素を前記ポリ
エチレンチューブを介して水上捕集法により捕集した。
撹拌を開始してから3時間経過した時点における捕集さ
れたガス量を読み取り、前記水安定性評価試験と同様の
基準で評価した。
0gを採取した。前記フラスコの口にガラス管付きのゴ
ム栓を取り付け、このガラス管にポリエチレンチューブ
を装着した。前記フラスコ内をマグネチックスターラに
より撹拌し、前記フラスコ内で発生した水素を前記ポリ
エチレンチューブを介して水上捕集法により捕集した。
撹拌を開始してから3時間経過した時点における捕集さ
れたガス量を読み取り、前記水安定性評価試験と同様の
基準で評価した。
【0087】(2B)塗膜外観 脱脂した磨き鋼板に水性塗料を吹き付け塗装して、乾燥
膜厚15〜20μmの塗膜を有する塗装鋼板を得た。こ
の塗膜の外観を目視により、以下の基準で評価した。
膜厚15〜20μmの塗膜を有する塗装鋼板を得た。こ
の塗膜の外観を目視により、以下の基準で評価した。
【0088】 くすみがなく金属光沢がある・・・・・・・〇 ややくすむ・・・・・・・・・・・・・・・△ くすみが激しく黒ずんで光沢を失う・・・・× (2C)塗膜の付着性 前記塗装鋼板を60℃の温水に1時間浸漬した後、室温
で24時間放置した。この塗装鋼板上の塗膜に対して碁
盤目試験(碁盤目状の切り傷をつけた塗膜にセロテープ
を貼り、このセロテープを引き剥がすセロテープ剥離テ
スト)を行ない、塗膜の剥離状態を目視で観察し、以下
の基準で評価した。
で24時間放置した。この塗装鋼板上の塗膜に対して碁
盤目試験(碁盤目状の切り傷をつけた塗膜にセロテープ
を貼り、このセロテープを引き剥がすセロテープ剥離テ
スト)を行ない、塗膜の剥離状態を目視で観察し、以下
の基準で評価した。
【0089】碁盤目状の切り傷をつけた塗膜の面積を、
試験の対象となる対象塗膜とし、この対象塗膜における
塗膜保持率を求めた。
試験の対象となる対象塗膜とし、この対象塗膜における
塗膜保持率を求めた。
【0090】塗膜保持率(%)={(対象塗膜面積−欠
損塗膜面積)/対象塗膜面積}×100 塗膜保持率99%以上(良好)・・・・・・〇 塗膜保持率90〜99%(やや不良)・・・△ 塗膜保持率90%未満(不良)・・・・・・×
損塗膜面積)/対象塗膜面積}×100 塗膜保持率99%以上(良好)・・・・・・〇 塗膜保持率90〜99%(やや不良)・・・△ 塗膜保持率90%未満(不良)・・・・・・×
【0091】
【表1】
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、優れた貯蔵安定性と、
被付着体に対する優れた付着性と、被付着体に付着した
場合における優れた外観とを実現することができる金属
顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔
料含有水性塗料、及び金属顔料含有インキを提供するこ
とができる。
被付着体に対する優れた付着性と、被付着体に付着した
場合における優れた外観とを実現することができる金属
顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔
料含有水性塗料、及び金属顔料含有インキを提供するこ
とができる。
【0093】特に、前記金属顔料含有水性塗料は、例え
ば、塗料としての貯蔵安定性に優れ、なおかつ得られる
塗膜が付着性に優れること等から、被付着物に対して優
れた耐水性を付与することができ、しかも有機硫黄化合
物を効果的に利用することができるので、その工業的価
値は極めて大きい。
ば、塗料としての貯蔵安定性に優れ、なおかつ得られる
塗膜が付着性に優れること等から、被付着物に対して優
れた耐水性を付与することができ、しかも有機硫黄化合
物を効果的に利用することができるので、その工業的価
値は極めて大きい。
Claims (5)
- 【請求項1】 粉末状の金属と、前記金属の表面を被覆
する有機硫黄化合物とを有してなることを特徴とする金
属顔料。 - 【請求項2】 粒状又は粉末状の金属を、有機硫黄化合
物で被覆処理することを特徴とする金属顔料製造方法。 - 【請求項3】 (1) 高級脂肪族炭化水素基含有硫黄化合
物、又は(2) 前記高級脂肪族炭化水素基を有していない
有機硫黄化合物と高級脂肪酸及び/若しくは高級脂肪酸
の金属塩を含有することを特徴とする金属顔料製造用助
剤。 - 【請求項4】 請求項1に記載の金属顔料を含有するこ
とを特徴とする金属顔料含有水性塗料。 - 【請求項5】 請求項1に記載の金属顔料を含有するこ
とを特徴とする金属顔料含有水性インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13183398A JPH11323181A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 金属顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔料含有水性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13183398A JPH11323181A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 金属顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔料含有水性インキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323181A true JPH11323181A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15067174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13183398A Withdrawn JPH11323181A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 金属顔料、金属顔料製造方法、金属顔料製造用助剤、金属顔料含有水性塗料、及び金属顔料含有水性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11323181A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341406A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Kyodo Printing Co Ltd | 吸水性版材を用いた印刷方法および吸水性版材を用いて形成された複写防止印刷物 |
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| JP2002322033A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-11-08 | Shiseido Co Ltd | メタリックネールエナメル |
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-
1998
- 1998-05-14 JP JP13183398A patent/JPH11323181A/ja not_active Withdrawn
Cited By (21)
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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