JPH11323691A - 連結部を有する有機繊維ディップコードの製造方法 - Google Patents
連結部を有する有機繊維ディップコードの製造方法Info
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- JPH11323691A JPH11323691A JP10136371A JP13637198A JPH11323691A JP H11323691 A JPH11323691 A JP H11323691A JP 10136371 A JP10136371 A JP 10136371A JP 13637198 A JP13637198 A JP 13637198A JP H11323691 A JPH11323691 A JP H11323691A
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
し、これをディップ処理及び加熱緊張処理して細く強い
連結部を有する有機繊維ディップコードの製造方法を提
供する。 【解決手段】 底部に噴出口を有する筐体内に2束以上
の有機繊維マルチフィラメント束に下撚上撚を施した2
本の生コード端末部分を互いに交差させて噴出口近傍に
位置させ、噴出口から筐体内に加圧気体を噴出させて2
本のコード終端部分のマルチフィラメントを相互に絡ま
らせて1本の連続コードとし、連続コードを含む多数本
のコードの簾織りコード反をディップ液に通し、所定張
力下でディップ済み簾織りコード反に有機繊維フィラメ
ントの融点より10〜30℃低い高温度で熱処理を施して連
結部の太さを減少させて最終連結を完了させる。
Description
有機繊維ディップコードの製造方法、より詳細には多数
本の簾織り有機繊維ディップコードの長尺反の中にコー
ド終端相互の連結部を有するコードが少なくとも1本は
含まれる連結部を有する有機繊維ディップコードの製造
方法に関し、特に、2本の互いに異なるコード終端相互
の連結生産性に優れ、連結部の太さが従来より一層細く
非連結部と略同じ直径に収まり、かつ連結部の引張強さ
が高い高品質のディップコード反を得ることができ、適
用分野としてとりわけ空気入りタイヤやコンベヤベルト
の補強部材に好適な、連結部を有する有機繊維ディップ
コードの製造方法に関する。
補強材として用いる有機繊維コードは2束以上の有機繊
維のマルチフィラメント束に下撚と上撚とを施して、い
わゆる2本撚又は3本撚コードである。この種の処理前
有機繊維コードを製造する際に、有機繊維コードの長さ
はまちまちになるのは止むを得ないところであり、また
極めて長尺の有機繊維コードを必要とするときもあり、
よって有機繊維コードを互いに連結する作業乃至操作は
不可避である。
一般的手段は電動ミシンによる縫い合わせ連結である。
この電動ミシンによる縫い合わせ連結は、図5に示すよ
うに互いに異なる2本のコードA、Bの端末部Ae、B
e相互を単純に合わせた状態でミシン掛けするので相当
に注意深く作業を行ってもどうしても結節部C両端に縫
い合わせができない終端糸が出る。
とす必要があり、その際に本来のコードA、B部分を傷
つけたり、一部のフィラメントを切断するなどの不具合
が生じる。また簾織りコード反の製造中に結節部Cの終
端糸が隣接する他のコードやドロッパーピン、ヘルドワ
イヤなどに引っ掛かり、これらが簾織りコード反製造装
置の一旦停止又はコード切れをもたらす不具合が発生す
る。また電動ミシン自体が大きくスペースに限りがある
工場内の移動に困難を伴い、電動ミシンへの給電コード
が邪魔になるなど、その他の不便も派生する。
装置によるコード連結方法もあるが、この方法によると
連結時間が、例えば1本の連結コードを完成させるのに
約5分を要し、非効率的であるばかりかノッター連結後
に撚戻し作業を必要とし、この作業には熟練による勘と
要領とによるところが多く、結局現在では実情に則しな
い。
間の連結の不具合を解決することを目的とし、特表平6
−505222号公報では、一方の2本以上のマルチフ
ィラメント線材の組立体(2本撚乃至3本撚コード)の
末端を撚戻して2本以上のマルチフィラメント線材を分
離し、他方の2本以上のマルチフィラメント線材の組立
体も上記同様に線材を分離し、分離した線材を一方の組
立体と他方の組立体とで対とし、この対を互いに並置さ
せ、各組立体内では2か所以上の並置位置を互いにコー
ド軸線方向にずらし、この2か所以上の並置位置を互い
に独立させた連結区域とし、この各連結区域内の2本以
上の線材部分のフィラメントを空気混合して2本以上の
組立体(コード)を連結する方法を開示している。
ター装置などを使用せずに済むので連結時間の短縮が可
能となり、しかも結節部に終端糸は生じるうれいはな
く、しかも各組立体内における分離線材の連結対をコー
ド軸線方向に互いにずらして連結部分を分散させるので
結節部の膨らみを小さくできる利点を有するのは確かで
ある。
連結方法は2本以上の撚合わせコードをわざわざ別個に
マルチフィラメント線材として分離すること、この分離
が元に戻らないように分離を保持する必要があること、
各線材毎に撚戻しを実施する必要があること、そして連
結作業が完了の後に各線材毎に撚操作を実施する必要が
あることなどから、手間が掛かり、1本の連結コードを
完成させるのに2〜3分の時間を要するので、コード連
結の作業性は改善の余地がある。そのためにはコード1
本の連結のみに捕らわれることなく、簾織り有機繊維デ
ィップコードとしてコード連結を取り上げることに着目
すべきである。
ィラメント束を撚合わせたコードの初期連結と簾織り有
機繊維ディップコードとしての仕上げ最終連結とを前提
とし、初期連結では2本の処理前コード端末部相互を短
時間で確実に連結し、仕上げ最終連結では品質上優れた
簾織り有機繊維ディップコードとして空気入りタイヤや
コンベヤベルトなどの物品に有利に適用可能な、連結部
を有する有機繊維ディップコードの製造方法の提供を目
的とする。
め、この発明の請求項1に記載した発明は、底部に設け
た加圧気体の噴出口と噴出気体を受ける周囲壁及び蓋と
を有する筐体内に、2束以上の有機繊維のマルチフィラ
メント束に下撚と上撚とを施した2本の処理前コード
の、それらの上下撚の撚戻しを施した端末部分を上記噴
出口位置又は噴出口近傍位置にて互いに交差させて端末
部分の終端も含め収容した後、噴出口を介して上記筐体
内に加圧気体をジェット流気体として噴出させ、噴出す
るジェット気体と筐体とにより互いに交差する2本のコ
ード終端部分のマルチフィラメントを解撚し、併せてマ
ルチフィラメントを相互に絡まり合わせて初期連結を完
了させ、1本の連続するコードとし、初期連結を完了し
た連続コードを含む多数本のコードを簾織りコード反と
し、該簾織りコード反をディップ液に通した後、所定張
力下でディップ済み簾織りコード反に有機繊維フィラメ
ントの融点より10〜30℃低い高温度で熱処理を施し
て連結部の太さを減少させて最終連結を完了させること
を特徴とする、連結部を有する有機繊維ディップコード
の製造方法である。
し、好適には請求項2に記載した発明のように、筐体を
挟む両側位置にてコード終端を含む2本の未処理コード
それぞれをクランプして筐体内における2本のコードの
交差を保持し、かつ筐体内又は筐体の近接外位置で2本
のコードの終端寄りコード部分を切り離した後に上記初
期連結を施し、また請求項3に記載した発明のように、
上記加圧気体が8〜11kgf/cm2 の範囲内の圧搾空気で
あるのが有利である。
通じ、請求項4に記載した発明のように、コードの初期
連結における連結長さが5〜15mmの範囲内であるこ
と、そして請求項5に記載した発明のように、マルチフ
ィラメント束がナイロン繊維束、ポリエステル繊維束、
レーヨン繊維束及びケブラー繊維束から選ばれる一の繊
維束であることがこの発明に適合する。
例を図1〜図4に基づき説明する。図1は、この発明に
よるコード連結を実施するための連結装置の概要を説明
する平面図であり、図2は、図1に示すII−II線に沿う
コード連結筐体の概略断面図であり図3は、処理前コー
ドの連結部の説明図であり、図4は、簾織りコード反か
ら簾織りディップコード完了反までの処理装置の概要を
説明する側面図である。
ついて説明する。図1において、連結装置1は基台2の
上に、合計4基のクランプ装置3−1A、3−1B、3
−1C、3−1Dと、図2に側面を示すコード連結筐体
4(図1では外側輪郭線と後述の凹部のみ示す)と、コ
ード連結筐体4を挟む両側で筐体4に近接して位置する
一対のカッタ5A、5Bとを備える。
B、3−1C、3−1Dはそれぞれ圧縮コイルばねを有
する側のクランプ具と、このクランプ具の押圧力を受け
る側のクランプ具とで構成し、人手でクランプ動作を行
う簡単な装置である。各クランプ装置3−1A、3−1
B、3−1C、3−1Dを解放状態で保持するときは圧
縮コイルばねを有するクランプ具を図示省略の止め具に
掛けて圧縮状態とする。この他に図示を省略したが小型
の複動シリンダを用いるクランプ装置であっても良く、
この場合は半自動でクランプ動作及びクランプ解放動作
を行うことができる。
は、図2に示すように、後述する2本のコード8A、8
Bを完全に収容するに十分なスペースをもつ凹部4bを
本体4a側に備え、この本体4aにヒンジ連結(図示省
略)し、図2に示す両端矢印の方向に開閉自在な蓋4c
を有し、かつ連結装置1の基台2に設けた貫通穴2hと
連通し、凹部4aの底部に開口する加圧気体の導入穴6
を備える。導入穴6の断面形状は円形、楕円形、長円形
のいずれも可とする。以下、2本のコード8A、8Bの
端末部分8Ae、8Beの連結方法を説明する。
ド8A、8Bの端末部分8Ae、8Beを供給する。こ
こに処理前コード8A、8Bとは、有機繊維の所定デニ
ールのマルチフィラメント原糸、例えば840D、10
00D、1260D、1890Dの原糸に下撚を施した
束を2束以上合わせて上撚を施した、例えば840D/
2、1000D/2、1260D/2、1890D/2
の有機繊維コードである。この処理前コードとは後述す
るディップ液処理以前の、いわゆる生コード状態を指
し、以下生コードという。マルチフィラメント原糸は6
ナイロン繊維原糸、66ナイロン繊維原糸、ポリエステ
ル繊維原糸、レーヨン繊維原糸及びケブラー繊維原糸な
どである。
A、8Bを供給するに当り、生コード8Aの端末部分8
Aeは撚戻し装置9Aの凹部9Acを介し解放状態のク
ランプ装置3−1Aと筐体4の凹部4aとを経てクラン
プ装置3−1Bにて端末をクランプし、生コード8Bの
端末部分8Beは撚戻し装置9Bの凹部9Bcを介し解
放状態のクランプ装置3−1Cと筐体4の凹部4aとを
経てクランプ装置3−1Dにて端末をクランプする。
と端末部分8Beとは筐体4の凹部4a内にて互いに極
く小さな交差角度αで交差する偏平X字状をなし、その
交差位置は筐体4の凹部4aの底部に開口する加圧気体
の導入穴6位置乃至その近傍とする。この交差により後
述するコードの端末部分8Ae、8Beの余分部分の同
時切り離しが実施でき、連結時間短縮に寄与する。コー
ド端末部分8Ae、8Beの交差角度αは15〜45°
の範囲内が適合する。上記のクランプ終了後に生コード
8A、8Bそれぞれには図1に示すような矢印方向の初
期張力Tを作用させる。このとき筐体4の蓋4cは開状
態としておくのは勿論である。
交差状態の下で撚戻し装置9A、9Bを矢印方向(撚戻
し方向)へ回転させ、コード端末部分8Ae、8Beの
下撚上撚に撚戻しを施す。撚戻し装置9A、9Bの撚戻
し操作は人手でも良いが、電動回転手段により所定回数
だけ撚戻し装置9A、9Bを回転させるのがより有効か
つ有利である。このとき筐体4の蓋4cは開状態又は閉
状態のいずれでもよい。
態となっているコード端末部分8Aeのクランプ装置3
−1A及びコード端末部分8Beのクランプ装置3−1
Cを動作させてコード端末部分8Ae、8Beそれぞれ
の両端を強固にクランプし、この状態でカッタ5A、5
Bを矢印の方向へ手動乃至移動手段により移動させ、カ
ッタ5Aとクランプ装置3−1Bとの間の余分な端末部
分と、カッタ5Bとクランプ装置3−1Dとの間の余分
な端末部分とを切り離す。クランプ装置3−1A、3−
1Cの動作に伴い初期張力Tを上回る張力Taが作用し
ているコード端末部分8Ae、8Beそれぞれの切断端
は筐体4の凹部4c内部に収容される。
結装置1の基台2に設けた貫通穴2hと、筐体4の凹部
4aの底部に開口する導入穴6とを介して加圧気体、例
えば圧搾空気を筐体4の凹部4aにジェット流気体とし
て噴出させる。圧搾空気は8〜11kgf/cm2 の範囲内の
圧力を有するのが適合する。またジェット流気体の噴出
時間は8〜16秒の範囲内が良い。
面と蓋4cとにより半閉鎖状態を呈し、僅かにコード端
末部分8Ae、8Beの入口、出口の一部が筐体外部に
解放されているに過ぎないので、まずジェット流気体は
筐体4の凹部4a、すなわち筐体4内部に収容している
コード端末部分8Ae、8Beのマルチフィラメント束
をそれぞれの切断端も含めて解撚し、かつ半閉鎖状態を
呈する凹部4aの各表面に衝突したジェット流気体は高
速乱流に変容するので、ほぼ同時に高速乱流によりコー
ド端末部分8Ae、8Beのマルチフィラメントは相互
に絡み合い、結局コード端末部分8Ae、8Beは互い
に強固に連結する。この連結長さは実際上凹部4aの長
さ(図1の左右方向)でほぼ決まり、5〜15mmの範
囲内の連結長さが実用上適合する。
コード8A、8Bの端末部分8Ae、8Beの連結に関
し、端末部分8Ae、8Beを連結装置1にセットする
時間、所定回数だけ撚戻す時間、カッタ5A、5Bによ
る余分部分の切断時間、加圧気体による解撚・相互絡み
合い時間を要するのみであるから、生コード8A、8B
の相互連結にはそれほどの時間を要することはなく、先
に掲げた生コードについてコード種とは無関係に略30
秒程度の時間で済み、2本のコード相互の連結生産性は
従来の方法による生産性に比し極めて優れている。生コ
ード8A、8Bの相互連結部8Cの例を図3に示す。
に見られる結節部の終端糸に相当するばらけ状態を呈す
るフィラメント部分が一切見られず、また慣例に従う製
造方法に従い連結部8Cを有するコードを含めて簾織り
生コード反を製造して連結部8Cの太さが製造上の阻害
要因となるか否かを多数回にわたり調べたところ不具合
は全く見出せなかった。さらに連結部8Cの引張強さを
確かめたところ非連結部コード以上の引張強さを有して
いることを確認している。
含む簾織り有機繊維ディップコード反の製造方法につい
て説明する。図4に示す簾織り有機繊維コード反の処理
装置10において、連結部8Cを有する生コードを含む
簾織り有機繊維コード反11の長尺物を巻き取った大巻
原反12から矢印方向へ送り出した簾織り有機繊維コー
ド11は、各種ロール(丸で示す)の案内の下でディッ
プ処理装置13が備えるディップ液槽13aのディップ
液13b中に浸してディップ処理を施した後、乾燥処理
(ドライ)ゾーン14、緊張熱処理(ヒートストレッ
チ)ゾーン15及び緊張緩和熱処理(ヒートリラック
ス)ゾーン16の中を順次通過し、その後に冷却されて
完成簾織り有機繊維ディップコード反17となり、それ
を巻き取って大巻仕上り反18となる。
は先に掲げた各種有機繊維コードとゴムとの接着を確保
し得るに最適な配合になる既知のレゾルシン−ホルムア
ルデヒド縮合体/ゴム・ラテックス混合液(RF/L)など
である。ディップ処理装置13の直前位置から大巻仕上
り反18の直前位置までの間はプルロール19a、19
b、19c、19d、19eにより各処理前後で簾織り
有機繊維コード11反及び完成簾織り有機繊維ディップ
コード反17直前の簾織り有機繊維ディップコード反に
所定の張力を付加させる。
り有機繊維コード反11に付着したディップ液を乾燥さ
せことが目的であるため所定張力(コード材質、デニー
ル数で異なり一般に1500〜4500gf/ 本)の付加
の下で比較的高温で処理することに止める。
ラックスゾーン16の双方では適度な張力(gf/ 本)作
用下で、簾織り有機繊維コード11反にその各有機繊維
コードの各有機繊維フィラメントの融点より10〜30
℃低い、望ましくは10〜25℃低い、より望ましくは
10〜20℃低い高温度で熱処理を施すものとする。こ
の適度な張力下における上記高温度熱処理により連結部
8Ct(図示省略)は、生コード8A、8Bの連結部8
Cの引張強さの約1.2〜1.3倍の引張強さを有し、
かつ生コード8A、8B連結部8Cの直径が非連結部生
コード8A、8Bの直径の約1.3〜1.6倍であった
ものが、上記高温度熱処理後の連結部8Ctは非連結部
生コード8A、8Bの直径と略等しくなるまで減少す
る。
8At、Btの引張強さ及び直径に対して連結部8Ct
は、約0.9〜1.1倍の引張強さと、約0.9〜1.
1倍に収まる直径とを有する。上記も含めこれら連結部
8Ctにおける直径減少効果と引張強さ増加の効果が得
られることを後述する実施例に基づき確かめている。
いて優れた連結部8Cを得ることができ、かつ上記高温
度熱処理により有機繊維フィラメントは融解しないが融
解直前の粘着性によりフィラメント相互があたかも溶着
したかのような状態を示す結果に他ならない。
ル数毎の加熱温度(℃)、コード1本当りの付加張力
(gf/ 本)及び熱処理時間(秒)を表1に示す。表1に
記載したコード材質の6Nは6ナイロン、66Nは66
ナイロン、PEはポリエステルである。なお6ナイロン
フィラメントの融点は220℃、66ナイロンフィラメ
ントの融点は250℃、そしてポリエステルフィラメン
トの融点は260℃である。ちなみに表1への記載は省
略したレーヨンコードのフィラメントの融点は260〜
280℃である。
びヒートリラックスゾーン16に記載した温度、張力及
び処理時間の下で処理を施した大巻仕上り反18からサ
ンプリングしたコード8At、8Btの連結部8Ctに
ついて測定した引張強さ及び直径が先に述べた結果であ
る。これから明らかなように連結部8Ctを有する大巻
仕上り反18は、連結部8Ctの直径がそれほど増加し
ていないのでコード打込数(コード配列方向と直角方向
に測った単位幅当りのコード本数)を十分に大きくする
ことができ、かつ連結部8Ctは十分な強度を有するの
で、空気入りタイヤ又はベルトコンベヤの補強材として
十分な品質を有する。
によれば、処理前の有機繊維コードを短時間で確実に連
結することができ、しかも連結部を有するコードは製織
時に何ら不具合をもたらすことなく他の多数本の有機繊
維コードと共に簾織り有機繊維コード反とすることがで
き、この簾織り有機繊維コード反にディップ処理と引き
続く所定張力下高温度処理とを施したときのコード連結
部はコード本体とほぼ同じ直径及び引張強さ特性とを有
し、その結果高い生産性と高品質とを兼ね備える、連結
部を有する有機繊維ディップコードの製造方法を提供す
ることができる。
置の概要平面図である。
略断面図である。
る。
明する側面図である。
る。
置 4 筐体 4a 本体 4b 凹部 4c 蓋 5A、5B カッタ 6 導入穴 8A、8B 生有機繊維コード 8Ae、8Be 生コード端末部分 9A、9B 撚戻し装置 10 簾織り有機繊維コード反処理装置 11 簾織り有機繊維コード反 12 大巻原反 13 ディップ処理装置 13a ディップ液槽 13b ディップ液 14 ドライゾーン 15 ヒートストレッチゾーン 16 ヒートリラックスゾーン 17 完成簾織り有機繊維ディップコード反 18 大巻仕上り反 19a、19b、19c、19d、19e プルロール
Claims (5)
- 【請求項1】 底部に設けた加圧気体の噴出口と噴出気
体を受ける周囲壁及び蓋とを有する筐体内に、2束以上
の有機繊維のマルチフィラメント束に下撚と上撚とを施
した2本の処理前コードの、それらの上下撚の撚戻しを
施した端末部分を上記噴出口位置又は噴出口近傍位置に
て互いに交差させて端末部分の終端も含め収容した後、
噴出口を介して上記筐体内に加圧気体をジェット流気体
として噴出させ、噴出するジェット気体と筐体とにより
互いに交差する2本のコード終端部分のマルチフィラメ
ントを解撚し、併せてマルチフィラメントを相互に絡ま
り合わせて初期連結を完了させ、1本の連続するコード
とし、 初期連結を完了した連続コードを含む多数本のコードを
簾織りコード反とし、該簾織りコード反をディップ液に
通した後、所定張力下でディップ済み簾織りコード反に
有機繊維フィラメントの融点より10〜30℃低い高温
度で熱処理を施して連結部の太さを減少させて最終連結
を完了させることを特徴とする、連結部を有する有機繊
維ディップコードの製造方法。 - 【請求項2】 筐体を挟む両側位置にてコード終端を含
む2本の未処理コードそれぞれをクランプして筐体内に
おける2本のコードの交差を保持し、かつ筐体内又は筐
体の近接外位置で2本のコードの終端寄りコード部分を
切り離した後に上記初期連結を施す請求項1に記載した
製造方法。 - 【請求項3】 上記加圧気体が8〜11kgf/cm2 の範囲
内の圧搾空気である請求項1に記載した製造方法。 - 【請求項4】 コードの初期連結における連結長さが5
〜15mmの範囲内である請求項1〜3に記載した製造
方法。 - 【請求項5】 マルチフィラメント束がナイロン繊維
束、ポリエステル繊維束、レーヨン繊維束及びケブラー
繊維束から選ばれる一の繊維束である請求項1〜4に記
載した製造方法。
Priority Applications (5)
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