JPH11324087A - スカム防止マンホールとスカム防止具 - Google Patents

スカム防止マンホールとスカム防止具

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JPH11324087A
JPH11324087A JP21739698A JP21739698A JPH11324087A JP H11324087 A JPH11324087 A JP H11324087A JP 21739698 A JP21739698 A JP 21739698A JP 21739698 A JP21739698 A JP 21739698A JP H11324087 A JPH11324087 A JP H11324087A
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JP
Japan
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scum
manhole
pipe
sewage
manhole body
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JP21739698A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Ishikuri
俊彦 石栗
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スカムが蓄積し難いスカム防止マンホールをを
提供する。 【解決手段】マンホール本体75内または流入管71の
出口近傍に渦または上下流を発生させるスカム防止具1
が取付られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スカム防止マンホ
ールと、このスカム防止マンホールに取り付けるスカム
防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンホールは、実公平2−800
0号公報に記載あるように、マンホール本体と、このマ
ンホール本体の側壁に設けられた流入管と流出管とから
なる。そして、通常、流入管が流出管より高い位置に設
けられている。このマンホールは、流入管から流入した
下水や雨水をマンホール本体の中に一時溜め、この下水
や雨水を流出管から流出させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このマンホー
ルを使用していると、流入口から流入した下水の中に浮
遊しているスカムがマンホール本体内に溜められている
下水や雨水の水面近傍に浮いて蓄積され、これを放置し
ていると、スカムの層が厚くなると共に固くなり流れが
悪くなるのでこれを取り除く必要がある。
【0004】従来はこのスカムの除去を機械で行ってい
たが、このスカムの除去に苦労するし、莫大な費用がか
かるという問題がある。特に、マンホール本体の内部に
障害物があると、この障害物によって障害物の前部分の
流れが悪くなって、障害物の前面にスカムが蓄積し易
い。そこで、本発明の目的は、スカムが蓄積し難いスカ
ム防止マンホールと、このスカム防止マンホールに取り
付けるスカム防止具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
のスカム防止マンホールは、マンホール本体内または流
入管の出口近傍に渦または上下流を発生させるスカム防
止具が取り付けられているものである。
【0006】請求項2記載の発明のスカム防止マンホー
ルは、流入管の出口近傍に渦を発生させるスカム防止具
が取り付けられ、流出管の入口上方にマンホール本体内
から流出管内にスカムを吸い出すスカム防止具が取り付
けられているものである。
【0007】請求項3記載の発明のスカム防止具は、流
入管の側壁に取り付ける取付部と、流入管の管軸に対し
て傾斜した状態に取り付けられている流れ規制板とを備
えているものである。
【0008】請求項4記載の発明のスカム防止具は、マ
ンホール本体内から流出管内に設置するL字形の吸引管
と、マンホール本体の側壁に取り付ける取付部とからな
り、前記吸引管の上部にはスカム流入口が設けられてい
るものである。
【0009】請求項4記載の発明におけるスカム流入口
は、L字形の吸引管の上部に設けられているが、このス
カム流入口は吸引管の上部の適宜の位置に設ければよ
い。例えば、吸引管の上側の開口をスカム流入口として
もよいし、吸引管の上部の側壁に貫通孔を設けてスカム
流入口としてもよい。更に、このスカム流入口にスカム
が流入し易いように、吸引管のスカム流入口下側縁近傍
の外周面に皿状の受け板を設けてもよい。
【0010】(作用)請求項1記載の発明のスカム防止
マンホールでは、マンホール本体内または流入管の出口
近傍に渦または上下流を発生させるスカム防止具が取り
付けられているから、流入管から流入する下水や雨水は
スカム防止具によって流れの方向が変えられて流入す
る。
【0011】すると、この流入した下水や雨水が、マン
ホール本体内に溜まっている下水や雨水を流れの変わっ
た方向に押す結果、マンホール本体内に渦または上下流
が発生する。
【0012】従って、このマンホール本体内の中の下水
や雨水は、渦に巻き込まれるか、上下流によってスカム
が上層に溜まることなく流出管から流出してゆき、スカ
ムがマンホール本体内に蓄積しない。
【0013】請求項2記載の発明のスカム防止マンホー
ルは、流入管の出口近傍に渦を発生させるスカム防止具
が取り付けられ、流出管の入口上方にマンホール本体内
から流出管内にスカムを吸出すスカム防止具が取り付け
られているから、流入管から流入する下水や雨水はスカ
ム防止具によって流れの方向が変えられて流入し、マン
ホール本体内に溜まっている下水や雨水を押す結果、マ
ンホール本体内に渦が発生する。
【0014】吸引管内に流入した下水や雨水は、流出管
から流出するマンホール本体内の下水や雨水の流れに引
っ張られて速い速度で吸引管から流出管に流出してゆ
き、下水の中で浮遊しているスカムが下水や雨水の上層
に浮いても、このスカムは上層の下水や雨水と一緒に吸
引管から流出管に急速に吸い出されて流出してゆく。そ
の結果、スカムがマンホール本体内に蓄積しない。
【0015】請求項3記載の発明のスカム防止具は、流
入管の側壁に取り付ける取付部と、流入管の管軸に対し
て傾斜した状態に取り付けられている流れ規制板とを備
えているから、このスカム防止具の取付部を流入口の側
壁に取り付けると、流れ規制板が流入管の管軸に対して
傾斜した状態に取付けられる。
【0016】このようにスカム防止具が取り付けられた
マンホール本体内に流入管から下水や雨水が流入する
と、この流入管の管軸に対して傾斜した状態に取り付け
られている流れ規制板によって、流入管から流入する下
水や雨水は方向が変えられて流入し、マンホール本体内
に溜まっている下水や雨水を押す結果、マンホール本体
内に渦や上下流が発生し、スカムがマンホール本体内に
蓄積しない。
【0017】例えば、この流れ規制板が管軸に対して平
面視で左または右側に傾斜して取り付けられていると、
流入管から流入する下水や雨水は左または右側に方向が
変えられて流入し、マンホール本体内に溜まっている下
水や雨水をその方向に押す結果、マンホール本体内で
は、渦が発生し、下水の中に浮遊しているスカムが上層
に滞留する暇を与えず流出管から流出してゆく。その結
果、スカムがマンホール本体内に蓄積しない。
【0018】又、この流れ規制板が管軸に対して上側に
傾斜して取り付けられていると、流入管から流入する下
水や雨水は上側に流れの方向が変えられて流入し、マン
ホール本体内に溜まっている下水や雨水をその方向に押
す結果、マンホール本体内では上下流が発生し、下水の
中に浮遊しているスカムが上層に滞留する暇を与えず流
出管から流出してゆく。その結果、スカムがマンホール
本体内に蓄積しない。
【0019】請求項4記載の発明のスカム防止具は、マ
ンホール本体内から流出管内に設置するL字形の吸引管
と、マンホール本体の側壁に取り付ける取付部とからな
り、前記吸引管の上部にはスカム流入口が設けられてい
るから、取付部をマンホール本体の側壁に取り付ける
と、L字形の吸引管がマンホール本体内から流出管内に
設置されると同時に、この吸引管の上部にスカム流入口
が設けられる。
【0020】このようにスカム防止具が取り付けられた
マンホール本体内に流入管から下水や雨水が流入してマ
ンホール本体内の水位がスカム流入口まで上昇すると、
マンホール本体内の水位の上層にある下水や雨水がスカ
ム流入口から吸引管の中に流入する。吸引管の中に流入
した下水や雨水は、流出管から流出するマンホール本体
内の下水や雨水の流れに引っ張られて速い速度で吸引管
から流出管に流出してゆく。
【0021】このように、吸引管の中ではマンホール本
体内の下水や雨水より速い速度の下方向の流れが生じ
る。その結果、この吸引管のスカム流入口に流入する下
水の中で浮遊しているスカムが、マンホール本体内の下
水や雨水の上層に浮いても、このスカムは上層の下水や
雨水と一緒に吸引管から流出管に急速に吸い出されて流
出していって、スカムがマンホール本体内に蓄積しな
い。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)図1〜図7は本発明の一実施例を示すもの
で、図1(イ)はスカム防止具の斜視図、(ロ)は
(イ)の正面図、(ハ)は(イ)の平面図、図2(イ)
は取付部の正面図、(ロ)は(イ)の平面図、図3は先
側の流れ規制板の側面図、図4は連結側の流れ規制板の
側面図、図5(イ)は他方の連結具の正面図、(ロ)は
(イ)のA−A線における断面図、図6(イ)は一方の
連結具の正面図、(ロ)は(イ)のB−B線における断
面図、図7はスカム防止具の使用状態を示す説明図であ
る。
【0023】図1〜図7において、7はマンホールであ
り、このマンホール7は、図7に示すように、マンホー
ル本体75と、下水や雨水がマンホール本体75内に流
入するほぼ円筒状の流入管71と、下水や雨水がマンホ
ール本体75内から流出するほぼ円筒状の流出管72と
からなる。尚、流入管71は流出管72より高い位置に
設けられている。
【0024】1はスカム防止具であり、このスカム防止
具1は、図1に示すように、取付部2と、連結側の流れ
規制板3と、先側の流れ規制板4と、連結側の流れ規制
板3を取付部2に取り付ける一方の連結部5と他方の連
結部6とからなる。
【0025】取付部2は、流入管71の内面に沿う円弧
状の板であり、この取付部2には、図2に示すように、
一方の側縁部に3個、他方の側縁部に3個、計6個の流
入管取付孔21、21、21、21、21、21が設け
られ、中央部に一方の連結具5を取り付ける連結具取付
孔22と他方の連結具6を取り付ける連結具取付孔23
が設けられている。この連結具取付孔22、23は、取
付部2の中央線より斜め方向に20°傾斜した位置に取
り付けられている。
【0026】連結側の流れ規制板3は、図4に示すよう
に、ほぼ矩形状をした板体であるが、矩形状の一辺31
は、円弧状の取付部2に斜めに取り付けられる関係で、
曲線状となっている。
【0027】そして、この一辺31の近傍には、一方の
連結具5を取り付ける連結具取付孔32と他方の連結具
6を取り付ける連結具取付孔33とが設けられている。
又、この一辺31の対辺35には、辺に沿った長孔34
が設けられている。
【0028】先側の流れ規制板4は、図3に示すよう
に、ほぼ矩形状をした板体であるが、矩形状の一辺41
は、円弧状の取付部に斜めに取り付けられる関係で、曲
線状となっている。そして、この一辺41の隣の辺46
には辺に沿った長孔44が設けられている。
【0029】一方の連結具5は、図6に示すように、ほ
ぼ中央部でほぼ直角に折曲されたL字形の小片であり、
一方の片51には、取付部2に取り付けるための長孔5
5が、又、他方の片52には、連結側の流れ規制板3を
取り付けるための孔56が設けられている。
【0030】他方の連結具6は、図5に示すように、ほ
ぼ中央部で適宜の角度に折曲されたほぼL字形の小片で
あり、一方の片61には、取付部2に取り付けるための
長孔65が、又、他方の片62には、連結側の流れ規制
板3を取り付けるための孔66が設けられている。
【0031】尚、この一方の連結具5がほぼ中央部でほ
ぼ直角に折曲されているにもかかわらず、他方の連結具
6がほぼ中央部で適宜の角度に折曲されている理由は、
連結側の流れ規制板3が円弧状の取付部2に斜めに取り
付けられているので、この連結側の流れ規制板3が円弧
状の取付部2の中央部ではほぼ直角に当接していても、
側縁部に行くに従って傾斜した状態に当接するからであ
る。
【0032】例えば、取付部2が半径400mmの円弧
状になっていて、連結側の流れ規制板3が取付部2の中
央線に対して20°の角度に傾斜している場合には、一
方の連結部5で連結側の流れ規制板3がほぼ直角に当接
していても、ここから中央線上に沿って280mm離れ
た位置では、連結側の流れ規制板3は取付部2に対して
25°傾斜する。
【0033】スカム防止具1は、次のようにして組み立
てる。即ち、図1に示すように、取付部2の連結具取付
孔22と一方の連結具5の長孔55とを合わせながら一
方の連結具5を取付部2に当接させ、この連結具取付孔
22と長孔55とに挿通したボルトと、このボルトに螺
入したナットで両者を連結する。
【0034】又、取付部2の連結具取付孔23と他方の
連結具6の長孔65とを合わせながら他方の連結具6を
取付部2に当接させ、この連結具取付孔22と長孔65
とに挿通したボルトと、このボルトに螺入したナットで
両者を連結する。
【0035】次に、一方の連結具5の孔56と他方の連
結具6の孔66とに連結側流れ規制板3の連結具取付孔
32、33を合わせながら一方の連結具5と他方の連結
具6とに連結側の流れ規制板3を当接させ、孔56と連
結具取付孔32とに挿通したボルトと、このボルトに螺
入したナットと、又、孔66と連結具取付孔33とに挿
通したボルトと、このボルトに螺入したナットとで、連
結側の流れ規制板3を取付具2に取り付ける。
【0036】次に、この連結側の流れ規制板3の長孔3
4と先側の流れ規制板4の長孔44とを合わせながら先
側の流れ規制板4を連結側の流れ規制板3に当接させ、
長孔34と長孔44に挿通したボルトと、このボルトに
螺入したナットとで、先側の流れ規制板4を連結側の流
れ規制板3に連結する。
【0037】尚、長孔34の位置によって先側の流れ規
制板4と連結側の流れ規制板3との全長を調節すること
ができ、長孔44の位置によって先側の流れ規制板4の
高さを変化させることができる。
【0038】次に、このスカム防止具1の使用方法およ
び作用について説明する。図7に示すように、流入管7
2に設けられたアンカーボルト(図示せず)を流入管取
付孔21に挿通し、この先からナットを螺入して、マン
ホール7の流入管71の出口近傍の底部にスカム防止具
1の取付部2を取り付ける。
【0039】すると、連結側の流れ規制板3と先側の流
れ規制板4は、平面視で流入管71の管軸より20°左
または右側に傾斜した状態に取り付けられる。尚、図で
は、平面視で左側に傾斜した状態を示しているので、以
後、左側に傾斜した状態について説明する。
【0040】このようにしてスカム防止具1が取り付け
られたマンホール本体75内に下水や雨水が流入管71
から流入すると、流れ規制板3、4が、流入管71の管
軸に対して左側に傾斜して取り付けられているから、流
入管71から流入する下水や雨水はマンホール本体75
内に平面視で左側に流れの方向を変えて流入し、マンホ
ール本体75内に溜まっている下水や雨水をその方向に
押す結果、マンホール本体75内では平面視で時計回り
方向の渦が発生し、下水の中に浮遊しているスカムが上
層に滞留する暇を与えず流出管72から流出してゆく。
その結果、スカムがマンホール本体内に蓄積しない。
【0041】(実施例2)図8は本発明の他の実施例を
示すもので、スカム防止具の使用状態を示す説明図であ
る。
【0042】この図8に示す実施例2を図1〜図7に示
す実施例1と比較すると、スカム防止具1aはスカム防
止具1と同じであり、使用状態が異なる。即ち、図8に
示すように、流入管71aに設けられたアンカーボルト
(図示せず)を流入管取付孔に挿通し、その先からナッ
トを螺入して、流入管71aの出口近傍の横面に取り付
ける。すると、連結側の流れ規制板3aと先側の流れ規
制板4aは、流入管71aの管軸より上側に20°傾斜
した状態に取り付けられる。
【0043】このようにしてスカム防止具1aが取り付
けられたマンホール本体75a内に下水や雨水が流入管
71aから流入すると、流れ規制板3a、4aが、流入
管71aの管軸に対して上側に傾斜して取り付けられて
いるから、流入管71aから流入する下水や雨水はマン
ホール本体75a内に上側に流れの方向を変えて流入
し、マンホール本体75a内に溜まっている下水や雨水
をその方向に押す結果、マンホール本体75a内では上
下流が発生し、下水の中に浮遊しているスカムが上層に
滞留する暇を与えず流出管72aから流出してゆく。そ
の結果、スカムがマンホール本体75a内に蓄積しな
い。
【0044】(実施例3)図9および図10は本発明の
別の実施例を示すもので、図9(イ)はスカム防止具の
平面図、(ロ)は(イ)の側面図、(ハ)は(イ)の一
部切欠正面図、図10はスカム防止具の使用状態を示す
もので(イ)は垂直断面図、(ロ)は(イ)のC−C線
における水平断面図である。
【0045】図9および図10において、7bはマンホ
ールであり、このマンホール7bは、図10に示すよう
に、マンホール本体75bと、下水や雨水がマンホール
本体75bに流入する円筒状の流入管71bと、下水や
雨水がマンホール本体75b内から流出する円筒状の流
出管72bとからなる。尚、流入管71bは流出管72
bより高い位置に設けられている。
【0046】1bはスカム防止具であり、このスカム防
止具1bは、図9に示すように、取付部2bと、円筒状
の吸引管8bとからなる。取付部2bは、吸引管8bの
外周面とマンホール本体75bの内周面との間に差し渡
される3本の放射状に突出したアーム25bと、このア
ーム25bの先端に取り付けられた取付板26bとから
なり、この取付板26bはマンホール本体75bの内周
面に沿う形状をしており、アンカーボルトで取り付ける
ことができる。
【0047】吸引管8bはL字形をしており、マンホー
ル本体75b内から流出管72b内に設置される。この
吸引管8bの上部には、側壁に開口しているスカム流入
口81bと、吸引管8bの外周面に沿ってスカム流入口
81bの下側縁とほぼ同じ高さ位置に、ほぼ水平な皿状
の受け板82bが設けられている。
【0048】次に、このスカム防止具1bの使用方法お
よび作用について説明する。図10に示すように、マン
ホール7bの流出管72bの中に吸引管8bのL字形の
下側の先端を挿入するようにして、マンホール本体75
bの中に吸引管8bを挿入し、吸引管8bのスカム流入
口81bをマンホール本体75bの最低の水位とほぼ同
じ高さに位置させて、取付部2bをマンホール本体75
bの内周面に取り付ける。
【0049】このようにしてスカム防止具1bが取り付
けられたマンホール本体75b内に下水や雨水が流入管
71から流入して、マンホール本体75b内の水位がス
カム流入口81bまで上昇すると、マンホール本体75
b内の水位の上層にある下水や雨水が、スカム流入口8
1bから吸引管8bの中に流入する。
【0050】吸引管8bの中に流入した下水や雨水は、
流出管72bから流出するマンホール本体75b内の下
水や雨水の流れに引っ張られて速い速度で吸引管8bか
ら流出管72bに流出してゆく。
【0051】このように、吸引管8bの中ではマンホー
ル本体75b内の下水や雨水より速い速度の下方向の流
れが生じる。その結果、この吸引管8bのスカム流入口
81bに流入する下水の中で浮遊しているスカムが、マ
ンホール本体75b内の下水や雨水の上層に浮いても、
このスカムは上層の下水や雨水と一緒に吸引管8bから
流出管72bに急速に吸い出されて流出していって、ス
カムがマンホール本体内に蓄積しない。
【0052】この際、吸引管8bの外周面に沿ってスカ
ム流入口81bの下側縁とほぼ同じ高さに、皿状の受け
板82bが設けられているので、スカムが上層の下水や
雨水と一緒になって吸引管8b内に流入し易い。
【0053】(実施例4)図11は本発明の更に別の実
施例を示すもので、スカム防止具の使用状態を示す説明
図である。
【0054】図11において、7cはマンホールであ
り、マンホール7cは、マンホール本体75cと、下水
や雨水がマンホール本体75cに流入する円筒状の流入
管71cと、下水や雨水がマンホール本体75cから流
出する円筒状の流出管72cとからなる。尚、流入管7
1cは、流出管72cより高い位置に設けられている。
【0055】1cおよび1c’はスカム防止具である。
スカム防止具1cは、図1に示すスカム防止具1と同じ
であり、円弧状の板からなる取付部2cに連結側の流れ
規制板3cと先側の流れ規制板4cとを取り付けて形成
されており、マンホール7cの流入管71cの出口近傍
の底部に、流入管71cの管軸より左側に傾斜した状態
に取り付けられている。
【0056】スカム防止具1c’は、L字形の吸引管8
cから形成されており、マンホール本体75c内から流
出管72c内に設置されており、吸引管8cの上部の左
側壁には、縦長のスカム流入口81cが設けられてい
る。
【0057】このようにしてスカム防止具1c、1c’
が取り付けられたマンホール本体75c内に下水や雨水
が流入管71cから流入すると、流れ規制板3c、4c
が管軸に対して左側に傾斜して取り付けられているか
ら、流入管71cから流入する下水や雨水は左側に流れ
の方向を変えて流入し、マンホール本体75c内に溜ま
っている下水や雨水をその方向に押す結果、マンホール
本体内では平面視で時計回り方向の渦が発生し、上層の
下水や雨水がスカム流入口81cから吸引管8cの中に
流入する。
【0058】吸引管8cの中に流入した下水や雨水は、
流出管72cから流出するマンホール本体75c内の下
水や雨水の流れに引っ張られて速い速度で吸引管8cか
ら流出管72cに流出してゆく。
【0059】このように、吸引管8cの中ではマンホー
ル本体75c内の下水や雨水より速い速度の下方向の流
れが生ずる。その結果、この吸引管8cの中のスカム流
入口81cに流入する下水の中で浮遊しているスカム
が、マンホール本体75c内の下水や雨水の上層に浮い
ても、このスカムは上層の下水や雨水と一緒に吸引管8
cから流出管72cに急速に吸い出されて流出していっ
て、スカムがマンホール本体75c内に蓄積しない。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明のスカム防止マンホ
ールでは、マンホール本体内または流入管の出口近傍に
渦または上下流を発生させるスカム防止具が取り付けら
れているから、マンホール本体内に渦または上下流が発
生し、スカムがマンホール本体に蓄積しない。
【0061】請求項2記載の発明のスカム防止マンホー
ルでは、流入管の出口近傍に渦を発生させるスカム防止
具が取り付けられ、流出管の入口上方にマンホール本体
内から流出管内にスカムを吸出すスカム防止具が取り付
けられているから、マンホール本体内に渦が発生し、吸
引管内に流入した下水や雨水は、流出管から流出するマ
ンホール本体内の下水や雨水の流れに引っ張られて速い
速度で吸引管から流出管に流出してゆき、下水や雨水の
上層に浮いているスカムが上層の下水や雨水と一緒に吸
引管から流出管に急速に吸い出されて流出していって、
スカムがマンホール本体内に蓄積しない。
【0062】請求項3記載の発明のスカム防止具は、流
入管の側壁に取り付ける取付部と、流入管の管軸に対し
て傾斜した状態に取り付けられている流れ規制板とを備
えているから、このスカム防止具の取付部を流入菅の出
口近傍の側壁に取り付けると、マンホール本体内に渦ま
たは上下流が発生し、スカムがマンホール本体内に蓄積
しない。
【0063】請求項4記載の発明のスカム防止具では、
マンホール本体内から流出管内に設置するL字形の吸引
管と、マンホール本体の側壁に取り付ける取付部からな
り、前記吸引管の上部にはスカム流入口が設けられてい
るから、取付部をマンホール本体の流出管の入口上方の
側壁に取り付けると、吸引管の中に流入した下水や雨水
は、流出管から流出するマンホール本体内の下水や雨水
や流れに引っ張られて速い速度で吸引管から流出管に流
出してゆき、下水や雨水の上層に浮いているスカムが上
層の下水や雨水と一緒に吸引管から流出管に急速に吸い
出されて流出していって、スカムがマンホール本体内に
蓄積しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(イ)はスカ
ム防止具の斜視図、(ロ)は(イ)の正面図、(ハ)は
(イ)の平面図である。
【図2】(イ)は取付部の正面図、(ロ)は(イ)の平
面図である。
【図3】連結側の流れ規制板の側面図である。
【図4】先側の流れ規制板の側面図である。
【図5】(イ)は一方の連結具の正面図、(ロ)は
(イ)のA−A線における断面図である。
【図6】(イ)は他方の連結具の正面図、(ロ)は
(イ)のB−B線における断面図である。
【図7】スカム防止具の使用状態を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すもので、スカム防止
具の使用状態を示す説明図である。
【図9】本発明の別の実施例を示すもので、(イ)はス
カム防止具の平面図、(ロ)は(イ)の側面図、(ハ)
は(イ)の一部切欠正面図である。
【図10】スカム防止具の使用状態を示すもので、
(イ)は垂直断面図、(ロ)は(イ)のC−C線におけ
る水平断面図である。
【図11】本発明の更に別の実施例を示すもので、スカ
ム防止具の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c スカム防止具 2、2a、2b、2c 取付部 3、3c 連結側の流れ規制板 4、4c 先側の流れ規制板 7、7a、7b、7c マンホール 71、71a、71b、71c 流入管 72、72a、72b、72c 流出管 75、75a、75b、75c マンホール本体 8b、8c 吸引管 81b、81c スカム流入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール本体内または流入管の出口近
    傍に渦または上下流を発生させるスカム防止具が取り付
    けられていることを特徴とするスカム防止マンホール。
  2. 【請求項2】 流入管の出口近傍に渦を発生させるスカ
    ム防止具が取り付けられ、流出管の入口上方にマンホー
    ル本体内から流出管内にスカムを吸い出すスカム防止具
    が取り付けられていることを特徴とするスカム防止マン
    ホール。
  3. 【請求項3】 流入管の側壁に取り付ける取付部と、流
    入管の管軸に対して傾斜した状態に取り付けられている
    流れ規制板とを備えていることを特徴とするスカム防止
    具。
  4. 【請求項4】 マンホール本体内から流出管内に設置す
    るL字形の吸引管と、マンホール本体の側壁に取り付け
    る取付部とからなり、前記吸引管の上部にはスカム流入
    口が設けられていることを特徴とするスカム防止具。
JP21739698A 1998-03-11 1998-07-31 スカム防止マンホールとスカム防止具 Pending JPH11324087A (ja)

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JP5993098 1998-03-11
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