JPH1132426A - インバータの保護装置 - Google Patents
インバータの保護装置Info
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- JPH1132426A JPH1132426A JP9184197A JP18419797A JPH1132426A JP H1132426 A JPH1132426 A JP H1132426A JP 9184197 A JP9184197 A JP 9184197A JP 18419797 A JP18419797 A JP 18419797A JP H1132426 A JPH1132426 A JP H1132426A
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- bus
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- inverter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 過電流などの異常発生時に各スイッチング素
子を一斉にオフ動作させて、インバータの動作を安全に
停止可能にする。 【解決手段】 直流母線の高圧側および低圧側に流れる
電流を検出することによってインバータの故障を判断す
る動作異常検出手段5a,5dと、動作異常検出時に
は、制御手段に、前記直流母線の高圧側に直接接続され
た1個の前記スイッチング素子と前記直流母線の低圧側
に直接接続された1個の前記スイッチング素子とを制御
させ、同時には、制御手段に、前記直流母線の中間電位
点に接続された2個の前記スイッチング素子を保持動作
または通常動作させ、その後一定時間遅れて、中間電位
点側の2個の前記スイッチング素子をオフ制御させる。
子を一斉にオフ動作させて、インバータの動作を安全に
停止可能にする。 【解決手段】 直流母線の高圧側および低圧側に流れる
電流を検出することによってインバータの故障を判断す
る動作異常検出手段5a,5dと、動作異常検出時に
は、制御手段に、前記直流母線の高圧側に直接接続され
た1個の前記スイッチング素子と前記直流母線の低圧側
に直接接続された1個の前記スイッチング素子とを制御
させ、同時には、制御手段に、前記直流母線の中間電位
点に接続された2個の前記スイッチング素子を保持動作
または通常動作させ、その後一定時間遅れて、中間電位
点側の2個の前記スイッチング素子をオフ制御させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、3値レベルイン
バータに使用されるスイッチング素子が破壊するのを防
止するインバータの保護装置に関する。
バータに使用されるスイッチング素子が破壊するのを防
止するインバータの保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3値レベルインバータとして例え
ば図2および図3に示すものである。かかるインバータ
では、図示しない種々の保護回路によって、そのインバ
ータを構成するスイッチング素子が直流母線電圧を受け
て破損しないように保護されている。これについて説明
すると、Q1〜Q4は直流母線の高圧側Pと低圧側Nと
の間に直列接続されたU相分の4個のスイッチング素子
(IGBT)であるスイッチ、D1〜D4は各スイッチ
Q1〜Q4に逆並列接続されたフライホイルダイオー
ド、D13,D14はクランプダイオードである。
ば図2および図3に示すものである。かかるインバータ
では、図示しない種々の保護回路によって、そのインバ
ータを構成するスイッチング素子が直流母線電圧を受け
て破損しないように保護されている。これについて説明
すると、Q1〜Q4は直流母線の高圧側Pと低圧側Nと
の間に直列接続されたU相分の4個のスイッチング素子
(IGBT)であるスイッチ、D1〜D4は各スイッチ
Q1〜Q4に逆並列接続されたフライホイルダイオー
ド、D13,D14はクランプダイオードである。
【0003】また、Q5〜Q8は直流母線の高圧側Pと
低圧側N間に直列接続されたV相分の4個のIGBTを
示すスイッチ、D5〜D8は各スイッチQ5〜Q8に逆
並列接続されたフライホイルダイオード、D15,D1
6は同じくV相分のクランプダイオードである。Q9〜
Q12は直流母線の高圧側Pと低圧側N間に直列接続さ
れたW相分の4個のスイッチ、D9〜D12は各スイッ
チQ9〜Q12に逆並列接続されたフライホイールダイ
オード、D17,D18は同じくW相分のクランプダイ
オード、Lは誘導電動機等の三相誘導負荷であり、この
三相誘導負荷LのU相〜W相の巻線WU 〜WW はスター
結線され、巻線の一端はそれぞれ3値レベルインバータ
のU相〜W相の中間電位点NU 〜NW に接続されてい
る。
低圧側N間に直列接続されたV相分の4個のIGBTを
示すスイッチ、D5〜D8は各スイッチQ5〜Q8に逆
並列接続されたフライホイルダイオード、D15,D1
6は同じくV相分のクランプダイオードである。Q9〜
Q12は直流母線の高圧側Pと低圧側N間に直列接続さ
れたW相分の4個のスイッチ、D9〜D12は各スイッ
チQ9〜Q12に逆並列接続されたフライホイールダイ
オード、D17,D18は同じくW相分のクランプダイ
オード、Lは誘導電動機等の三相誘導負荷であり、この
三相誘導負荷LのU相〜W相の巻線WU 〜WW はスター
結線され、巻線の一端はそれぞれ3値レベルインバータ
のU相〜W相の中間電位点NU 〜NW に接続されてい
る。
【0004】このような3値レベルインバータの構成に
おいて、U相のスイッチQ1,Q2、V相のスイッチQ
7,Q8、W相のスイッチQ11,Q12のそれぞれが
オンし、他のスイッチがオフしている時は負荷電流IL
は以下の経路を通って三相誘導負荷Lに流れる。すなわ
ち、コンデンサC1の+端子→スイッチQ1→スイッチ
Q2→U相巻線WU →V相巻線WV →スイッチQ7→ス
イッチQ8→コンデンサC2の−端子の経路、あるいは
コンデンサC1の+端子→スイッチQ1→スイッチQ2
→U相巻線WU →W相巻線WW →スイッチQ11→スイ
ッチQ12→コンデンサC2の−端子の経路を通る。
おいて、U相のスイッチQ1,Q2、V相のスイッチQ
7,Q8、W相のスイッチQ11,Q12のそれぞれが
オンし、他のスイッチがオフしている時は負荷電流IL
は以下の経路を通って三相誘導負荷Lに流れる。すなわ
ち、コンデンサC1の+端子→スイッチQ1→スイッチ
Q2→U相巻線WU →V相巻線WV →スイッチQ7→ス
イッチQ8→コンデンサC2の−端子の経路、あるいは
コンデンサC1の+端子→スイッチQ1→スイッチQ2
→U相巻線WU →W相巻線WW →スイッチQ11→スイ
ッチQ12→コンデンサC2の−端子の経路を通る。
【0005】このような経路を通って負荷電流IL が流
れている時に、U相に過大電流が検出され、本来スイッ
チQ1とQ2をオフしてスイッチQ1,Q2に相当する
IGBTを保護するところ、スイッチQ1,Q2に流れ
る電流を検出する図示しない電流検出器の検出レベルの
ばらつきにより、スイッチQ2のみがオフすると、コン
デンサC1の+端子から三相誘導負荷Lへの電流供給経
路が遮断される。しかし、負荷は誘導性であるため、負
荷に発生した逆起電力により負荷電流IL を流し続けよ
うとする結果、負荷電流ILOは図3のように転流する。
れている時に、U相に過大電流が検出され、本来スイッ
チQ1とQ2をオフしてスイッチQ1,Q2に相当する
IGBTを保護するところ、スイッチQ1,Q2に流れ
る電流を検出する図示しない電流検出器の検出レベルの
ばらつきにより、スイッチQ2のみがオフすると、コン
デンサC1の+端子から三相誘導負荷Lへの電流供給経
路が遮断される。しかし、負荷は誘導性であるため、負
荷に発生した逆起電力により負荷電流IL を流し続けよ
うとする結果、負荷電流ILOは図3のように転流する。
【0006】すなわち、負荷電流ILOはU相巻線WU →
V相巻線WV →スイッチQ7→スイッチ8→転流用ダイ
オードD3→転流用ダイオードD4の経路、あるいはU
相巻線WU →W相巻線WW →スイッチQ11→スイッチ
Q12→転流用ダイオードD3→流転用ダイオードD4
の経路を通って流れる。この時、U相においては、スイ
ッチQ1はオン、ダイオードD3,D4は導通状態、ス
イッチQ2はオフ状態であるため、スイッチQ2にはコ
ンデンサC1,C2の充電電圧の和、つまり3値レベル
インバータの直流電圧Edの2倍の電圧(直流母線電
圧)がかかる。この結果、前記各スイッチであるところ
のIGBTに直流母線電圧が直接かかり、IGBTの耐
電圧が直流母線電圧の印加に対して余裕のないときや直
流母線電圧より低い時はIGBTを破壊せしめることに
なる。
V相巻線WV →スイッチQ7→スイッチ8→転流用ダイ
オードD3→転流用ダイオードD4の経路、あるいはU
相巻線WU →W相巻線WW →スイッチQ11→スイッチ
Q12→転流用ダイオードD3→流転用ダイオードD4
の経路を通って流れる。この時、U相においては、スイ
ッチQ1はオン、ダイオードD3,D4は導通状態、ス
イッチQ2はオフ状態であるため、スイッチQ2にはコ
ンデンサC1,C2の充電電圧の和、つまり3値レベル
インバータの直流電圧Edの2倍の電圧(直流母線電
圧)がかかる。この結果、前記各スイッチであるところ
のIGBTに直流母線電圧が直接かかり、IGBTの耐
電圧が直流母線電圧の印加に対して余裕のないときや直
流母線電圧より低い時はIGBTを破壊せしめることに
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータの保
護装置は以上のように構成されているので、電流検出器
の検出レベルのばらつきでスイッチがオフせず、図3に
記すように、単一のスイッチング素子に直流母線電圧が
直接かかる電流供給経路が形成されると、最悪の場合に
はそのスイッチング素子を破壊に至らしめるという課題
があった。また、そのような問題点を回避するために、
直流母線電圧が直接かかりそうなスイッチング素子を、
直流母線電圧より耐電圧容量が高いスイッチング素子に
代えて使用すると、装置自体が非常に高価になるという
課題があった。さらに、従来のインバータの保護装置は
各スイッチング素子毎に電流検出器および故障検出器が
必要なため、回路構成が複雑になるとともに、装置価格
を安価にできないという課題があった。
護装置は以上のように構成されているので、電流検出器
の検出レベルのばらつきでスイッチがオフせず、図3に
記すように、単一のスイッチング素子に直流母線電圧が
直接かかる電流供給経路が形成されると、最悪の場合に
はそのスイッチング素子を破壊に至らしめるという課題
があった。また、そのような問題点を回避するために、
直流母線電圧が直接かかりそうなスイッチング素子を、
直流母線電圧より耐電圧容量が高いスイッチング素子に
代えて使用すると、装置自体が非常に高価になるという
課題があった。さらに、従来のインバータの保護装置は
各スイッチング素子毎に電流検出器および故障検出器が
必要なため、回路構成が複雑になるとともに、装置価格
を安価にできないという課題があった。
【0008】この発明は前記のような課題を解決するた
めになされたもので、耐電圧容量の低いスイッチング素
子によってインバータを構成しても過電流によりスイッ
チング素子を破壊することなく、また、回路構成を簡略
化できるインバータの保護装置を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、耐電圧容量の低いスイッチング素
子によってインバータを構成しても過電流によりスイッ
チング素子を破壊することなく、また、回路構成を簡略
化できるインバータの保護装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかるインバータの保護装置は、直流母
線間に直列接続された4個のスイッチング素子と、これ
らのスイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたフ
ライホイールダイオードと、前記直流母線間に直列接続
された2個のコンデンサと、前記4個のスイッチング素
子のうち、直流母線の高圧側に直列接続された2個のス
イッチング素子の接続点と前記2個のコンデンサの接続
点との間、および前記4個のスイッチング素子のうち、
直流母線の低圧側に直列接続された2個のスイッチング
素子の接続点と前記2個のコンデンサの接続点との間に
接続された各一のクランプダイオードと、前記直流母線
の高圧側および低圧側に流れる電流を検出することによ
ってインバータの故障を判断する動作異常検出手段とを
設け、動作異常検出時に、制御手段に、前記直流母線の
高圧側に直接接続された1個の前記スイッチング素子
と、前記直流母線の低圧側に直接接続された前記スイッ
チング素子とをオフ制御させると同時に、前記直流母線
の中間電位点に接続された2個の前記スイッチング素子
を保持動作または通常動作させ、その後一定時間遅れ
て、中間電位点側の2個の前記スイッチング素子をオフ
制御させるようにしたものである。
求項1の発明にかかるインバータの保護装置は、直流母
線間に直列接続された4個のスイッチング素子と、これ
らのスイッチング素子のそれぞれに逆並列接続されたフ
ライホイールダイオードと、前記直流母線間に直列接続
された2個のコンデンサと、前記4個のスイッチング素
子のうち、直流母線の高圧側に直列接続された2個のス
イッチング素子の接続点と前記2個のコンデンサの接続
点との間、および前記4個のスイッチング素子のうち、
直流母線の低圧側に直列接続された2個のスイッチング
素子の接続点と前記2個のコンデンサの接続点との間に
接続された各一のクランプダイオードと、前記直流母線
の高圧側および低圧側に流れる電流を検出することによ
ってインバータの故障を判断する動作異常検出手段とを
設け、動作異常検出時に、制御手段に、前記直流母線の
高圧側に直接接続された1個の前記スイッチング素子
と、前記直流母線の低圧側に直接接続された前記スイッ
チング素子とをオフ制御させると同時に、前記直流母線
の中間電位点に接続された2個の前記スイッチング素子
を保持動作または通常動作させ、その後一定時間遅れ
て、中間電位点側の2個の前記スイッチング素子をオフ
制御させるようにしたものである。
【0010】また、請求項2の発明にかかるインバータ
の保護装置は、前記制御手段を、前記4個のスイッチン
グ素子のゲートオンオフのための制御信号および前記動
作異常検出手段の出力をそれぞれ入力として、前記動作
異常検出時に前記各スイッチング素子をオフ制御する4
個のアンドゲートと、前記直流母線の中間電位点に接続
された2個の前記スイッチング素子をオン,オフ制御す
る前記アンドゲートおよび前記動作異常検出手段間に接
続された遅延回路とから構成したものである。
の保護装置は、前記制御手段を、前記4個のスイッチン
グ素子のゲートオンオフのための制御信号および前記動
作異常検出手段の出力をそれぞれ入力として、前記動作
異常検出時に前記各スイッチング素子をオフ制御する4
個のアンドゲートと、前記直流母線の中間電位点に接続
された2個の前記スイッチング素子をオン,オフ制御す
る前記アンドゲートおよび前記動作異常検出手段間に接
続された遅延回路とから構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。なお、ここでは説明を簡単にする
ため、U相部分のインバータを抽出して、これの保護装
置について具体的に説明する。図1において、1a〜1
dは直流母線間に直列接続された4個のIGBTである
スイッチング素子で、これらは前記スイッチQ1〜Q4
のそれぞれに対応する。また、2a〜2dは各スイッチ
ング素子1a〜1dの各ゲートに直流接続されて、ゲー
ト信号SGを制限する抵抗である。
図について説明する。なお、ここでは説明を簡単にする
ため、U相部分のインバータを抽出して、これの保護装
置について具体的に説明する。図1において、1a〜1
dは直流母線間に直列接続された4個のIGBTである
スイッチング素子で、これらは前記スイッチQ1〜Q4
のそれぞれに対応する。また、2a〜2dは各スイッチ
ング素子1a〜1dの各ゲートに直流接続されて、ゲー
ト信号SGを制限する抵抗である。
【0012】3a,3dはスイッチング素子1a,1d
のコレクタに接続された各一の電流検出器、5a,5d
は電流検出器3a,3dの出力にもとづいてインバータ
の故障検出を行う故障検出器、16はアンドゲートであ
り、故障検出器5a,5dの各出力が、故障無検出時の
ハイレベルの検出信号であるとき、ハイレベルのゲート
制御信号SCを出力する。
のコレクタに接続された各一の電流検出器、5a,5d
は電流検出器3a,3dの出力にもとづいてインバータ
の故障検出を行う故障検出器、16はアンドゲートであ
り、故障検出器5a,5dの各出力が、故障無検出時の
ハイレベルの検出信号であるとき、ハイレベルのゲート
制御信号SCを出力する。
【0013】また、6a,6d,17,18は4個のア
ンドゲートで、このうちアンドゲート6a,6dの一方
の入力端子には前記アンドゲート16の出力信号が直接
入力可能とされ、残るアンドゲート17,18の一方の
入力端子には、遅延回路21,22をそれぞれ介して前
記アンドゲート16の出力信号が入力可能とされてい
る。そして、これらの4個のアンドゲート6a,6d,
17,18の他方の入力端子には、制御回路11が出力
するゲートオンオフ信号Sがそれぞれ入力可能とされて
いる。また、これらの4個のアンドゲート6a,6d,
17,18の出力端子にはホトカプラ駆動用のトランジ
スタ7a〜7dのベースが接続されており、これらのベ
ースに各一のホトカプラ8a〜8dが接続されている。
ンドゲートで、このうちアンドゲート6a,6dの一方
の入力端子には前記アンドゲート16の出力信号が直接
入力可能とされ、残るアンドゲート17,18の一方の
入力端子には、遅延回路21,22をそれぞれ介して前
記アンドゲート16の出力信号が入力可能とされてい
る。そして、これらの4個のアンドゲート6a,6d,
17,18の他方の入力端子には、制御回路11が出力
するゲートオンオフ信号Sがそれぞれ入力可能とされて
いる。また、これらの4個のアンドゲート6a,6d,
17,18の出力端子にはホトカプラ駆動用のトランジ
スタ7a〜7dのベースが接続されており、これらのベ
ースに各一のホトカプラ8a〜8dが接続されている。
【0014】さらに、9a〜9dは各ホトカプラ8a〜
8dの出力を増幅して、ゲート信号SGとして各スイッ
チング素子1a〜1dの各ゲートへ、抵抗2a〜2dを
それぞれ介して入力するゲート増幅器である。なお、1
0a〜10dは各スイッチング素子1a〜1dに逆並列
接続したフライホイルダイオード、14,15はクラン
プダイオードで、このうち、クランプダイオード14は
カソードがスイッチング素子1a,1bの接続点に接続
され、アノードがコンデンサ12,13の接続点に接続
されている。また、クランプダイオード15はカソード
がスイッチング素子1c,1dの接続点に接続され、ア
ノードがコンデンサ12,13の接続点に接続されてい
る。
8dの出力を増幅して、ゲート信号SGとして各スイッ
チング素子1a〜1dの各ゲートへ、抵抗2a〜2dを
それぞれ介して入力するゲート増幅器である。なお、1
0a〜10dは各スイッチング素子1a〜1dに逆並列
接続したフライホイルダイオード、14,15はクラン
プダイオードで、このうち、クランプダイオード14は
カソードがスイッチング素子1a,1bの接続点に接続
され、アノードがコンデンサ12,13の接続点に接続
されている。また、クランプダイオード15はカソード
がスイッチング素子1c,1dの接続点に接続され、ア
ノードがコンデンサ12,13の接続点に接続されてい
る。
【0015】また、前記電流検出器3a,3dおよび故
障検出器5a,5dは異常検出手段を構成し、前記制御
回路11,アンド回路16,6a,6b,17,18,
トランジスタ7a〜7dおよびホトカプラ8a〜8dは
制御手段を構成している。なお、Pは直流母線の高圧
側、Nは直流母線の低圧側、NU はインバータのU相の
中間電位点である。
障検出器5a,5dは異常検出手段を構成し、前記制御
回路11,アンド回路16,6a,6b,17,18,
トランジスタ7a〜7dおよびホトカプラ8a〜8dは
制御手段を構成している。なお、Pは直流母線の高圧
側、Nは直流母線の低圧側、NU はインバータのU相の
中間電位点である。
【0016】次に動作について説明する。通常運転時
は、故障検出器5a,5dの双方がインバータの故障を
検出していないため、これらはハイレベルの検出信号S
Dをアンドゲート16に入力する。これにより、このア
ンドゲート16からはハイレベルのゲート制御信号SC
が4個のアンドゲート6a,6d,17,18の一方の
入力端子に入力される。この結果、これらのアンドゲー
ト6a,6d,17,18は、制御回路11からこれら
の他方の入力端子に入力されているゲートオンオフ信号
Sを出力端子から出力する。なお、アンドゲート17,
18に対しては、アンドゲート16の出力が遅延回路2
1,22を介して入力される。
は、故障検出器5a,5dの双方がインバータの故障を
検出していないため、これらはハイレベルの検出信号S
Dをアンドゲート16に入力する。これにより、このア
ンドゲート16からはハイレベルのゲート制御信号SC
が4個のアンドゲート6a,6d,17,18の一方の
入力端子に入力される。この結果、これらのアンドゲー
ト6a,6d,17,18は、制御回路11からこれら
の他方の入力端子に入力されているゲートオンオフ信号
Sを出力端子から出力する。なお、アンドゲート17,
18に対しては、アンドゲート16の出力が遅延回路2
1,22を介して入力される。
【0017】このため、これらのゲートオンオフ信号を
受けてトランジスタ7a〜7dのすべてがオンオフ動作
し、これによりホトカプラ8a〜8dは信号を各ゲート
増幅器9a〜9dおよび抵抗2a〜2dを通して各スイ
ッチング素子1a〜1dへゲート信号SGとして入力す
る。この結果、各スイッチング素子1a〜1dは、制御
回路11が出力するゲートオンオフ信号Sの出力周期に
合わせてオンオフ動作し、コンデンサ12,13の直流
電圧を可変電圧可変周波数の交流信号に変換して、3相
誘導負荷に出力する。
受けてトランジスタ7a〜7dのすべてがオンオフ動作
し、これによりホトカプラ8a〜8dは信号を各ゲート
増幅器9a〜9dおよび抵抗2a〜2dを通して各スイ
ッチング素子1a〜1dへゲート信号SGとして入力す
る。この結果、各スイッチング素子1a〜1dは、制御
回路11が出力するゲートオンオフ信号Sの出力周期に
合わせてオンオフ動作し、コンデンサ12,13の直流
電圧を可変電圧可変周波数の交流信号に変換して、3相
誘導負荷に出力する。
【0018】これに対し、前記故障検出器5a,5dが
電流検出器3a,3dを通じた過大電流の検出によって
インバータの故障を検出すると、アンドゲート16の双
方の入力端子にローレベルの検出信号SDが入力され
る。このため、このアンドゲート16はこれまでハイレ
ベルであったゲート制御信号SCをローレベルに反転し
て出力する。
電流検出器3a,3dを通じた過大電流の検出によって
インバータの故障を検出すると、アンドゲート16の双
方の入力端子にローレベルの検出信号SDが入力され
る。このため、このアンドゲート16はこれまでハイレ
ベルであったゲート制御信号SCをローレベルに反転し
て出力する。
【0019】従って、アンドゲート6a,6dの一方の
入力端子にはローレベルの制御信号が入力され、従っ
て、制御回路11より入力されるゲートオンオフ信号は
無効となり、さらに対応する各トランジスタ7a,7
d,ホトカプラ8a,8dの動作がオフとなり、各スイ
ッチング素子1a,1dがオフとなる。このとき、各ス
イッチング素子1a,1dは直流電圧2Edを分担する
ため、これらの各一のスイッチング素子1a,1d当り
に印加される直流電圧はEdであり、直流母線の全体が
これらの1つに印加されるおそれはない。
入力端子にはローレベルの制御信号が入力され、従っ
て、制御回路11より入力されるゲートオンオフ信号は
無効となり、さらに対応する各トランジスタ7a,7
d,ホトカプラ8a,8dの動作がオフとなり、各スイ
ッチング素子1a,1dがオフとなる。このとき、各ス
イッチング素子1a,1dは直流電圧2Edを分担する
ため、これらの各一のスイッチング素子1a,1d当り
に印加される直流電圧はEdであり、直流母線の全体が
これらの1つに印加されるおそれはない。
【0020】一方、前記故障検出時においては、他のア
ンドゲート17,18の一方の入力端子に、アンドゲー
ト16からローレベルのゲート制御信号SCが、遅延回
路21,22を介して入力される。このため、前記アン
ドゲート6a,6dの出力タイミングから設定時間遅れ
て、アンドゲート6b,6cからローレベルの信号が各
トランジスタ7b,7cに入力され、これにより、各ス
イッチング素子1b,1cが初めてオフとなる。
ンドゲート17,18の一方の入力端子に、アンドゲー
ト16からローレベルのゲート制御信号SCが、遅延回
路21,22を介して入力される。このため、前記アン
ドゲート6a,6dの出力タイミングから設定時間遅れ
て、アンドゲート6b,6cからローレベルの信号が各
トランジスタ7b,7cに入力され、これにより、各ス
イッチング素子1b,1cが初めてオフとなる。
【0021】この結果、インバータの故障発生時には初
めにスイッチング素子1a,1dがオフとされ、その後
遅れてスイッチング素子1b,1cがオフとなり、従っ
て、全スイッチング素子1a〜1dがオフ状態となる。
従って、インバータの動作を停止するとき、各スイッチ
ング素子1a〜1dのいずれにも過電圧を印加するのを
防止し、インバータを安全に停止に導くことができる。
めにスイッチング素子1a,1dがオフとされ、その後
遅れてスイッチング素子1b,1cがオフとなり、従っ
て、全スイッチング素子1a〜1dがオフ状態となる。
従って、インバータの動作を停止するとき、各スイッチ
ング素子1a〜1dのいずれにも過電圧を印加するのを
防止し、インバータを安全に停止に導くことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、直流
母線の高圧側および低圧側に流れる電流を検出すること
によってインバータの故障を判断する動作異常検出手段
を設け、動作異常検出時には、制御手段に、前記直流母
線の高圧側に直接接続された1個の前記スイッチング素
子と前記直流母線の低圧側に直接接続された1個の前記
スイッチング素子とを制御させ、同時に、制御手段に、
前記直流母線の中間電位点に接続された前記スイッチン
グ素子を保持または通常動作させ、その後一定時間遅れ
て、中間電位点側の前記スイッチング素子をオフ制御さ
せるように構成したので、過電流などの異常発生時に各
スイッチング素子を一斉にオフ動作させてインバータの
動作を安全に停止することができ、これによって前記各
スイッチング素子の破損を防止できるという効果が得ら
れる。
母線の高圧側および低圧側に流れる電流を検出すること
によってインバータの故障を判断する動作異常検出手段
を設け、動作異常検出時には、制御手段に、前記直流母
線の高圧側に直接接続された1個の前記スイッチング素
子と前記直流母線の低圧側に直接接続された1個の前記
スイッチング素子とを制御させ、同時に、制御手段に、
前記直流母線の中間電位点に接続された前記スイッチン
グ素子を保持または通常動作させ、その後一定時間遅れ
て、中間電位点側の前記スイッチング素子をオフ制御さ
せるように構成したので、過電流などの異常発生時に各
スイッチング素子を一斉にオフ動作させてインバータの
動作を安全に停止することができ、これによって前記各
スイッチング素子の破損を防止できるという効果が得ら
れる。
【図1】 この発明の実施の一形態によるインバータの
保護装置を示す回路図である。
保護装置を示す回路図である。
【図2】 従来の一般的な3値レベルインバータの動作
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図3】 従来の一般的な3値レベルインバータの動作
を示す回路図である。
を示す回路図である。
1a〜1d スイッチング素子 3a,3d 電流検出器(動作異常検出手段) 5a,5d 故障検出器(動作異常検出手段) 6a,6d,17,18 アンドゲート(制御手段) 10a〜10d フライホイルダイオード 11 制御回路(制御手段) 12,13 コンデンサ 14,15 クランプダイオード 21,22 遅延回路
Claims (2)
- 【請求項1】 直流母線間に直列接続された4個のスイ
ッチング素子と、 これらのスイッチング素子のそれぞれに逆並列接続され
たフライホイールダイオードと、 前記直流母線間に直列接続された2個のコンデンサと、 前記4個のスイッチング素子のうち、直流母線の高圧側
に直列接続された2個のスイッチング素子の接続点と前
記2個のコンデンサの接続点との間、および前記4個の
スイッチング素子のうち、直流母線の低圧側に直列接続
された2個のスイッチング素子の接続点と前記2個のコ
ンデンサの接続点との間にそれぞれ接続された各一のク
ランプダイオードと、 前記直流母線の高圧側および低圧側に流れる電流を検出
することによってインバータの故障を判断する動作異常
検出手段と、 動作異常検出時に、前記直流母線の高圧側に直接接続さ
れた1個の前記スイッチング素子と、前記直流母線の低
圧側に直接接続された1個の前記スイッチング素子とを
オフ制御すると同時に、前記直流母線の中間電位点に接
続された2個の前記スイッチング素子を保持動作または
通常動作とし、その後一定時間遅れて、中間電位点側の
2個の前記スイッチング素子をオフ制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするインバータの保護装置。 - 【請求項2】 前記制御手段が、前記4個のスイッチン
グ素子のゲートオンオフのための制御信号および前記動
作異常検出手段の出力をそれぞれ入力として、前記動作
異常検出時に前記各スイッチング素子をオフ制御する4
個のアンドゲートと、 前記直流母線の中間電位点に接続された2個の前記スイ
ッチング素子をオン,オフ制御する前記アンドゲートお
よび前記動作異常検出手段間に接続された遅延回路とを
備えたことを特徴とする請求項1に記載のインバータの
保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9184197A JPH1132426A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | インバータの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9184197A JPH1132426A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | インバータの保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132426A true JPH1132426A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16149063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9184197A Pending JPH1132426A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | インバータの保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132426A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003005552A1 (en) | 2001-07-02 | 2003-01-16 | Kabushiki Kaisha Yasukawa Denki | Power inverter |
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-
1997
- 1997-07-09 JP JP9184197A patent/JPH1132426A/ja active Pending
Cited By (14)
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060523 |