JPH1132451A - 電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびライタ装置 - Google Patents
電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびライタ装置Info
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- JPH1132451A JPH1132451A JP10125526A JP12552698A JPH1132451A JP H1132451 A JPH1132451 A JP H1132451A JP 10125526 A JP10125526 A JP 10125526A JP 12552698 A JP12552698 A JP 12552698A JP H1132451 A JPH1132451 A JP H1132451A
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- power
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電力伝送波について電波防護規格を十分余裕を
もって満足させてリーダまたは/およびライタ装置等か
ら例えば5mW程度のCPU等消費電力の大きな近接無
線カード(ICカード)に電力を伝送できるようにした
電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリ
ーダまたは/およびライタ装置およびICカードを提供
することにある。 【解決手段】本発明は、リーダまたは/およびライタ装
置1からICカード2に電磁波を用いて電力を伝送し、
リーダまたは/およびライタ装置とICカードとの間で
通信用信号の送信又は送受信を電磁波を用いて行う電力
伝送・通信システムであって、前記装置1から出力され
る電磁波による磁界強度、即ち電力の大きさおよび電力
伝送の時間を制御することを特徴とする電力伝送・通信
システムである。
もって満足させてリーダまたは/およびライタ装置等か
ら例えば5mW程度のCPU等消費電力の大きな近接無
線カード(ICカード)に電力を伝送できるようにした
電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリ
ーダまたは/およびライタ装置およびICカードを提供
することにある。 【解決手段】本発明は、リーダまたは/およびライタ装
置1からICカード2に電磁波を用いて電力を伝送し、
リーダまたは/およびライタ装置とICカードとの間で
通信用信号の送信又は送受信を電磁波を用いて行う電力
伝送・通信システムであって、前記装置1から出力され
る電磁波による磁界強度、即ち電力の大きさおよび電力
伝送の時間を制御することを特徴とする電力伝送・通信
システムである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばキャッシュ
ディスペンサ、電子マネー、自動改札システム、入退室
管理システム等におけるキャッシュカード、クレジツト
カード、乗車券、定期券、回数券、管理カード、IDカ
ード、免許証等の近接無線カードとの間において近接無
線動作用電力伝送及び通信を行う電力伝送システム及び
電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびラ
イタ装置およびICカードに関する。
ディスペンサ、電子マネー、自動改札システム、入退室
管理システム等におけるキャッシュカード、クレジツト
カード、乗車券、定期券、回数券、管理カード、IDカ
ード、免許証等の近接無線カードとの間において近接無
線動作用電力伝送及び通信を行う電力伝送システム及び
電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびラ
イタ装置およびICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光または磁界を用いて電力供給側
から近接無線カード(ICカード)に対して非接触で電
力を供給することは、特開平7−85233号公報、特
開平9−62816号公報で知られている。また、特開
平7−220123号公報には、人間/媒体が特定出力
領域に侵入して改札位置センサがONになったとき電力
を送信し、一定時間経過しても通信対応しない場合は、
非接触カードを携帯しない改札客と判定して電力送信を
停止し、これに対して電力送信して一定時間経過するま
でに非接触カードと通信対応した場合は適正な改札客と
判定して電力送信を維持し、その後、所定時間が経過す
ると通信完了したと判定して電力送信を停止させて消費
電力を低減させる非接触改札機について記載されてい
る。
から近接無線カード(ICカード)に対して非接触で電
力を供給することは、特開平7−85233号公報、特
開平9−62816号公報で知られている。また、特開
平7−220123号公報には、人間/媒体が特定出力
領域に侵入して改札位置センサがONになったとき電力
を送信し、一定時間経過しても通信対応しない場合は、
非接触カードを携帯しない改札客と判定して電力送信を
停止し、これに対して電力送信して一定時間経過するま
でに非接触カードと通信対応した場合は適正な改札客と
判定して電力送信を維持し、その後、所定時間が経過す
ると通信完了したと判定して電力送信を停止させて消費
電力を低減させる非接触改札機について記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】駅の改札口やバスや入
退口等において使用するキャッシュカード、クレジツト
カード、乗車券や定期券等をICカード化し、このIC
カードを使用者が駅の改札口やバスや入退口等に備えら
れたリーダ/ライタに対して非接触で通過させたとき、
リーダ/ライタのコイル若しくはアンテナから電力伝送
波若しくは通信波を放射し、カード側のコイル若しくは
アンテナによりこの電磁波を受信、誘起し、カード側回
路を動作し、信号を検出する非接触カードシステム(近
接無線カードシステム)において、リーダ/ライタのコ
イル若しくはアンテナから放射する電力伝送波について
は、電波防護規格を満足させる必要がある。ところで、
電力伝送波については、人体や手に曝露する関係で、電
波防護規格により人体への熱的効果のみを考慮して任意
の6分間の平均値として規定されている。
退口等において使用するキャッシュカード、クレジツト
カード、乗車券や定期券等をICカード化し、このIC
カードを使用者が駅の改札口やバスや入退口等に備えら
れたリーダ/ライタに対して非接触で通過させたとき、
リーダ/ライタのコイル若しくはアンテナから電力伝送
波若しくは通信波を放射し、カード側のコイル若しくは
アンテナによりこの電磁波を受信、誘起し、カード側回
路を動作し、信号を検出する非接触カードシステム(近
接無線カードシステム)において、リーダ/ライタのコ
イル若しくはアンテナから放射する電力伝送波について
は、電波防護規格を満足させる必要がある。ところで、
電力伝送波については、人体や手に曝露する関係で、電
波防護規格により人体への熱的効果のみを考慮して任意
の6分間の平均値として規定されている。
【0004】しかしながら、上記特開平7−22012
3号公報に記載された従来技術の場合、人間/媒体が特
定出力領域に侵入して改札位置センサがONになったと
き電力を送信し、一定時間経過するまでに非接触カード
と通信対応した場合は適正な改札客と判定して電力送信
を維持し、その後、所定時間が経過すると通信完了した
と判定して電力送信を停止させるものであるため、上記
所定時間が経過したとき確実に通信が完了するように、
上記所定時間を長くすると共に確実に電力が非接触カー
ドに送信できるように電力の送信量を大きくする必要が
あった。そのため、リーダ/ライタのコイル若しくはア
ンテナから放射する電力伝送波について、電力を送信し
ている間においても最低限の電力の送信量にし、しかも
電力を送信する時間を必要最小限にして電波防護規格を
余裕をもって満足させる点については、考慮されていな
かった。
3号公報に記載された従来技術の場合、人間/媒体が特
定出力領域に侵入して改札位置センサがONになったと
き電力を送信し、一定時間経過するまでに非接触カード
と通信対応した場合は適正な改札客と判定して電力送信
を維持し、その後、所定時間が経過すると通信完了した
と判定して電力送信を停止させるものであるため、上記
所定時間が経過したとき確実に通信が完了するように、
上記所定時間を長くすると共に確実に電力が非接触カー
ドに送信できるように電力の送信量を大きくする必要が
あった。そのため、リーダ/ライタのコイル若しくはア
ンテナから放射する電力伝送波について、電力を送信し
ている間においても最低限の電力の送信量にし、しかも
電力を送信する時間を必要最小限にして電波防護規格を
余裕をもって満足させる点については、考慮されていな
かった。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
電力伝送波について電波防護規格を十分余裕をもって満
足させてリーダまたは/およびライタ装置等から例えば
5mW程度のCPU等消費電力の大きな近接無線カード
(ICカード)に電力を伝送できるようにした電力伝送
システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまた
は/およびライタ装置およびICカードを提供すること
にある。
電力伝送波について電波防護規格を十分余裕をもって満
足させてリーダまたは/およびライタ装置等から例えば
5mW程度のCPU等消費電力の大きな近接無線カード
(ICカード)に電力を伝送できるようにした電力伝送
システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまた
は/およびライタ装置およびICカードを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、リーダまたは/およびライタ装置からI
Cカードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダまたは
/およびライタ装置とICカードとの間で通信用信号の
送信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通信シ
ステムであって、前記装置から出力される磁界強度を制
御することを特徴とする電力伝送・通信システムであ
る。また本発明は、リーダまたは/およびライタ装置か
らICカードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダま
たは/およびライタ装置とICカードとの間で通信用信
号の送信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通
信システムであって、前記装置から出力される電磁波に
よる電力の大きさおよび電力伝送の時間を制御すること
を特徴とする電力伝送・通信システムである。また本発
明は、ICカードとの間で、ICカードの動作電力供給
と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波を発生
して行うリーダまたは/およびライタ装置であって、前
記電磁波による磁界強度を制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とするリーダまたは/およびライタ装置であ
る。
に、本発明は、リーダまたは/およびライタ装置からI
Cカードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダまたは
/およびライタ装置とICカードとの間で通信用信号の
送信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通信シ
ステムであって、前記装置から出力される磁界強度を制
御することを特徴とする電力伝送・通信システムであ
る。また本発明は、リーダまたは/およびライタ装置か
らICカードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダま
たは/およびライタ装置とICカードとの間で通信用信
号の送信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通
信システムであって、前記装置から出力される電磁波に
よる電力の大きさおよび電力伝送の時間を制御すること
を特徴とする電力伝送・通信システムである。また本発
明は、ICカードとの間で、ICカードの動作電力供給
と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波を発生
して行うリーダまたは/およびライタ装置であって、前
記電磁波による磁界強度を制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とするリーダまたは/およびライタ装置であ
る。
【0007】また本発明は、ICカードとの間で、IC
カードの動作電力供給と通信用信号の送信又は送受信と
の両方を電磁波を発生して行うリーダまたは/およびラ
イタ装置であって、前記電磁波による電力の大きさおよ
び電力伝送の時間を制御する制御手段を備えたことを特
徴とするリーダまたは/およびライタ装置である。また
本発明は、ICカードとの間で、ICカードの動作電力
供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波を
発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、人体またはICカードを検知する検知手段と、該検
知手段によって検知された信号に基いて前記電磁波によ
る磁界強度または電力の大きさ(電流または電圧の振
幅)および電力伝送の時間を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするリーダまたは/およびライタ装置で
ある。また、本発明は、ICカードとの間で、ICカー
ドの動作電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両
方を電磁波を発生して行うリーダまたは/およびライタ
装置であって、人体またはICカードを検知する検知手
段と、ICカードとの間の通信終了を判定する通信制御
回路と、前記検知手段によって検知された信号に基いて
電力伝送の開始時間を制御し、前記通信制御回路におい
て通信終了と判定されたとき電力伝送の終了時間を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とするリーダまたは
/およびライタ装置である。
カードの動作電力供給と通信用信号の送信又は送受信と
の両方を電磁波を発生して行うリーダまたは/およびラ
イタ装置であって、前記電磁波による電力の大きさおよ
び電力伝送の時間を制御する制御手段を備えたことを特
徴とするリーダまたは/およびライタ装置である。また
本発明は、ICカードとの間で、ICカードの動作電力
供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波を
発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、人体またはICカードを検知する検知手段と、該検
知手段によって検知された信号に基いて前記電磁波によ
る磁界強度または電力の大きさ(電流または電圧の振
幅)および電力伝送の時間を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするリーダまたは/およびライタ装置で
ある。また、本発明は、ICカードとの間で、ICカー
ドの動作電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両
方を電磁波を発生して行うリーダまたは/およびライタ
装置であって、人体またはICカードを検知する検知手
段と、ICカードとの間の通信終了を判定する通信制御
回路と、前記検知手段によって検知された信号に基いて
電力伝送の開始時間を制御し、前記通信制御回路におい
て通信終了と判定されたとき電力伝送の終了時間を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とするリーダまたは
/およびライタ装置である。
【0008】また本発明は、ICカードとの間で、IC
カードの動作電力供給と通信用信号の送信又は送受信と
の両方を電磁波を発生して行うリーダまたは/およびラ
イタ装置であって、前記ICカードから電磁波によって
受信されるICカードへの電力受信レベルの情報に基い
て前記電磁波による磁界強度または電力の大きさ(電流
または電圧の振幅)および電力伝送の時間を制御する制
御手段を備えたことを特徴とするリーダまたは/および
ライタ装置である。また本発明は、前記リーダまたは/
およびライタ装置において、電力伝送用の信号を発生す
る電源部と、入力された送信用データを符号化する符号
化回路と、前記電源部から得られる信号に対して符号化
回路から得られる信号を振幅変調して重畳させる変調器
と、該変調器から得られる信号に基いて給電する給電回
路と、該給電回路によって給電された電流に応じた前記
電磁波を発生するコイル又はスパイラルアンテナとを有
することを特徴とする。また本発明は、電磁波によって
電力を受ける受信部と、該受信部で受けた電力を整流し
て直流電圧に変換して供給する整流電源回路と、該整流
電源回路から得られる受信電力レベルを検出する受信電
力レベル検出回路と、該受信電力レベル検出回路で検出
された受信電力レベルに応じた情報を作成するマイコン
と、該マイコンから出力される受信電力レベルに応じた
情報を復号化する復号化回路と、該復号化回路から得ら
れる受信電力レベルに応じた復号化信号に基いて変調さ
せて電磁波によって送信する送信部とを備えたことを特
徴とするICカードである。
カードの動作電力供給と通信用信号の送信又は送受信と
の両方を電磁波を発生して行うリーダまたは/およびラ
イタ装置であって、前記ICカードから電磁波によって
受信されるICカードへの電力受信レベルの情報に基い
て前記電磁波による磁界強度または電力の大きさ(電流
または電圧の振幅)および電力伝送の時間を制御する制
御手段を備えたことを特徴とするリーダまたは/および
ライタ装置である。また本発明は、前記リーダまたは/
およびライタ装置において、電力伝送用の信号を発生す
る電源部と、入力された送信用データを符号化する符号
化回路と、前記電源部から得られる信号に対して符号化
回路から得られる信号を振幅変調して重畳させる変調器
と、該変調器から得られる信号に基いて給電する給電回
路と、該給電回路によって給電された電流に応じた前記
電磁波を発生するコイル又はスパイラルアンテナとを有
することを特徴とする。また本発明は、電磁波によって
電力を受ける受信部と、該受信部で受けた電力を整流し
て直流電圧に変換して供給する整流電源回路と、該整流
電源回路から得られる受信電力レベルを検出する受信電
力レベル検出回路と、該受信電力レベル検出回路で検出
された受信電力レベルに応じた情報を作成するマイコン
と、該マイコンから出力される受信電力レベルに応じた
情報を復号化する復号化回路と、該復号化回路から得ら
れる受信電力レベルに応じた復号化信号に基いて変調さ
せて電磁波によって送信する送信部とを備えたことを特
徴とするICカードである。
【0009】以上説明した構成により、電力伝送波につ
いて電波防護規格を十分余裕をもって満足させてリーダ
または/およびライタ装置から例えば5mW程度のCP
U等消費電力の大きな近接無線カード(ICカード)に
電力を伝送できると共に、リーダまたは/およびライタ
装置と近接無線カードとの間において無線による通信を
行うことができる。
いて電波防護規格を十分余裕をもって満足させてリーダ
または/およびライタ装置から例えば5mW程度のCP
U等消費電力の大きな近接無線カード(ICカード)に
電力を伝送できると共に、リーダまたは/およびライタ
装置と近接無線カードとの間において無線による通信を
行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態について
図を用いて説明する。まず、キャッシュディスペンサ、
電子マネー、自動改札システム、入退室管理システム等
におけるキャッシュカード、クレジットカード、乗車
券、定期券、回数券、管理カード、IDカード、免許証
等の非接触カードとリーダライタにおける非接触カード
動作用電力伝送・通信方式について説明する。図1は、
本発明に係る例えば改札口やバスや入退口や所定の場所
に備えられたリーダまたは/およびライタ1から非接触
で通過または近接される非接触カード(近接無線カー
ド:ICカード)2に対して無線によって電力を伝送す
ると共に通信を行う電力伝送および通信方式の概略構成
を示す図である。非接触カード(近接無線カード:IC
カード)2は、使用者が保持して改札口やバスや入退口
に備えられたリーダ/ライタ1に対して非接触で例えば
20cm位までの距離を離して通過させることによって
無線を使ってキャッシュカード、クレジットカード、乗
車券、定期券等の情報を送受信してキャッシュカード、
クレジットカード、乗車券、定期券等の役目をするもの
である。
図を用いて説明する。まず、キャッシュディスペンサ、
電子マネー、自動改札システム、入退室管理システム等
におけるキャッシュカード、クレジットカード、乗車
券、定期券、回数券、管理カード、IDカード、免許証
等の非接触カードとリーダライタにおける非接触カード
動作用電力伝送・通信方式について説明する。図1は、
本発明に係る例えば改札口やバスや入退口や所定の場所
に備えられたリーダまたは/およびライタ1から非接触
で通過または近接される非接触カード(近接無線カー
ド:ICカード)2に対して無線によって電力を伝送す
ると共に通信を行う電力伝送および通信方式の概略構成
を示す図である。非接触カード(近接無線カード:IC
カード)2は、使用者が保持して改札口やバスや入退口
に備えられたリーダ/ライタ1に対して非接触で例えば
20cm位までの距離を離して通過させることによって
無線を使ってキャッシュカード、クレジットカード、乗
車券、定期券等の情報を送受信してキャッシュカード、
クレジットカード、乗車券、定期券等の役目をするもの
である。
【0011】図2および図3は、本発明に係るリーダま
たは/およびライタ1と非接触カード(近接無線カー
ド:ICカード)2との間において、無線によって電力
を伝送し、更に無線によって情報の送受信(通信)を行
う装置(システム)の一実施の形態を示す構成図であ
る。図2および図3に示す実施の形態では、R/Wユニ
ット1に設けられたR/Wコイル101と近接無線カー
ド2に形成されたカードコイル201との間で、図5に
示す電力伝送波およびデータ通信変調波からなる電磁波
(無線)を使って電力の伝送および通信の送受信の両方
を行う場合を示したものである。このようにASK変調
方式における電力伝送波と信号波は、周波数領域で見る
と異なる周波数成分であるが、時間領域で見ると電力伝
送波の振幅が信号速度に応じて変化するだけである。つ
まり、電力伝送波に信号波を掛け合わせた変調波は時間
領域では、電力伝送波の波形振幅が上下変動しているよ
うにしか見えない。これを無線により伝送する場合、電
力伝送波と信号波を各々別のアンテナにより送信するこ
とも考えられるが、本実施の形態では、非接触カード
(近接無線カード:ICカード)2を簡素化するため
に、電界強度を電波法(距離3mにおいて500μV/
m)内に制限し、かつ単一のアンテナ(R/Wコイル)
101によりこの変調波を送信するように構成した。
たは/およびライタ1と非接触カード(近接無線カー
ド:ICカード)2との間において、無線によって電力
を伝送し、更に無線によって情報の送受信(通信)を行
う装置(システム)の一実施の形態を示す構成図であ
る。図2および図3に示す実施の形態では、R/Wユニ
ット1に設けられたR/Wコイル101と近接無線カー
ド2に形成されたカードコイル201との間で、図5に
示す電力伝送波およびデータ通信変調波からなる電磁波
(無線)を使って電力の伝送および通信の送受信の両方
を行う場合を示したものである。このようにASK変調
方式における電力伝送波と信号波は、周波数領域で見る
と異なる周波数成分であるが、時間領域で見ると電力伝
送波の振幅が信号速度に応じて変化するだけである。つ
まり、電力伝送波に信号波を掛け合わせた変調波は時間
領域では、電力伝送波の波形振幅が上下変動しているよ
うにしか見えない。これを無線により伝送する場合、電
力伝送波と信号波を各々別のアンテナにより送信するこ
とも考えられるが、本実施の形態では、非接触カード
(近接無線カード:ICカード)2を簡素化するため
に、電界強度を電波法(距離3mにおいて500μV/
m)内に制限し、かつ単一のアンテナ(R/Wコイル)
101によりこの変調波を送信するように構成した。
【0012】即ち、R/W(リーダ/ライタ)ユニット
1には、13.56MHzの高周波数の電圧を発生する
電源105と、近接無線カード2へ送信する入力された
データ(DATA)106を符号化する符号化回路10
7と、上記電源105から発生した13.56MHzの
高周波数の電圧上に上記符号化回路107で符号化され
た信号で振幅変調(Amplitude Shift Keying 変調)を重
畳させる変調器108と、該変調器108で13.56
MHzの高周波数の電圧上にASK変調された信号を増
幅する送信アンプ109と、該送信アンプ109で増幅
された信号をインダクタンス結合103により結合さ
せ、コンデンサ104を有してインピーダンスをマッチ
ングさせて反射防止をするための整合回路(給電回路)
102と、該整合回路102の出力に応じて電力の伝送
およびデータの送信を行うべく電磁波を発生し、近接無
線カード2のカードコイル201から電磁波によって送
信されてきたデータを受信するR/Wコイル101と、
該R/Wコイル101で受信した信号を整合回路102
で整合させてインダクタンス結合103により生じた信
号からノイズ成分を取り除くフィルタ回路110と、該
フィルタ回路110を通して得られる信号を増幅する受
信アンプ111と、該受信アンプ111で増幅された信
号を電源105から得られる13.56MHzの高周波
数の電圧信号を用いて復調する復調器112と、該復調
器112で復調された信号を復号化して受信データ(D
ATA)114として出力する復号化回路113と、人
体検知又はカード検知手段231から人体230が入口
に入ったことまたは近接無線カード2がR/Wユニット
1の上面に差出されたことを検知した信号242を受け
て送信データ106としてカード2に対するリクエスト
信号を生成し、受信データ114としてカード2からの
レスポンス信号およびカード2において受信電力レベル
検出回路236で検出された受信電力レベルデータを受
け、更にカード2との間における通信の制御を行う通信
制御回路240とを備えている。
1には、13.56MHzの高周波数の電圧を発生する
電源105と、近接無線カード2へ送信する入力された
データ(DATA)106を符号化する符号化回路10
7と、上記電源105から発生した13.56MHzの
高周波数の電圧上に上記符号化回路107で符号化され
た信号で振幅変調(Amplitude Shift Keying 変調)を重
畳させる変調器108と、該変調器108で13.56
MHzの高周波数の電圧上にASK変調された信号を増
幅する送信アンプ109と、該送信アンプ109で増幅
された信号をインダクタンス結合103により結合さ
せ、コンデンサ104を有してインピーダンスをマッチ
ングさせて反射防止をするための整合回路(給電回路)
102と、該整合回路102の出力に応じて電力の伝送
およびデータの送信を行うべく電磁波を発生し、近接無
線カード2のカードコイル201から電磁波によって送
信されてきたデータを受信するR/Wコイル101と、
該R/Wコイル101で受信した信号を整合回路102
で整合させてインダクタンス結合103により生じた信
号からノイズ成分を取り除くフィルタ回路110と、該
フィルタ回路110を通して得られる信号を増幅する受
信アンプ111と、該受信アンプ111で増幅された信
号を電源105から得られる13.56MHzの高周波
数の電圧信号を用いて復調する復調器112と、該復調
器112で復調された信号を復号化して受信データ(D
ATA)114として出力する復号化回路113と、人
体検知又はカード検知手段231から人体230が入口
に入ったことまたは近接無線カード2がR/Wユニット
1の上面に差出されたことを検知した信号242を受け
て送信データ106としてカード2に対するリクエスト
信号を生成し、受信データ114としてカード2からの
レスポンス信号およびカード2において受信電力レベル
検出回路236で検出された受信電力レベルデータを受
け、更にカード2との間における通信の制御を行う通信
制御回路240とを備えている。
【0013】近接無線カード(非接触カード:ICカー
ド)2には、R/Wユニット1のR/Wコイル101か
ら電力の伝送およびデータの送信を行うべく発生した電
磁波を受信し、ロードスイッチング変調された送信デー
タに応じた電磁波を発生するカードコイル201と、該
カードコイル201で受信した13.56MHzの電力
については整流し、送受信信号についてはインピーダン
スをマッチングさせて整合する整合・整流回路203と
該整合・整流回路203から整流された誘起電圧から5
mW程度で2〜5V程度の一定の直流電圧電源205と
して供給する電源回路204と上記整合・整流回路20
3から得られる受信信号からクロックを抽出するクロッ
ク抽出回路206と上記整合・整流回路203から得ら
れる受信信号からノイズ成分を取り除くLPF回路20
7と該LPF回路207から得られる受信信号を波形成
形する波形成形回路208と送信信号をロードスイッチ
ング変調させて上記整合・整流回路203に与えて整合
させてカードコイル201に供給するロードスイッチン
グ変調回路209とを有する無線チップ202と、該無
線チップ202のクロック抽出回路206で抽出された
クロック信号に基いて分周してマイコン214を働かせ
る信号を生成する分周回路211と無線チップ202の
波形成形回路208から得られる信号を復号化する復号
化回路212と該復号化回路212から得られる復号化
データ(受信データ)を制御してマイコン214へ入力
する受信データ制御回路213とマイコン214から送
信データを制御して得る送信データ制御回路215と該
送信データ制御回路215から制御して得られる送信デ
ータを符号化して無線チップ202のロードスイッチン
グ変調回路209へ入力する符号化回路216とカード
としての情報を記憶するメモリを内蔵して送受信データ
の処理およびメモリとの間のデータの転送等を行うH8
等のマイコン214とを有し、上記無線チップ202の
電源回路204から安定した電源205の供給を受ける
CPU+インターフェースチップ210とを備えてい
る。
ド)2には、R/Wユニット1のR/Wコイル101か
ら電力の伝送およびデータの送信を行うべく発生した電
磁波を受信し、ロードスイッチング変調された送信デー
タに応じた電磁波を発生するカードコイル201と、該
カードコイル201で受信した13.56MHzの電力
については整流し、送受信信号についてはインピーダン
スをマッチングさせて整合する整合・整流回路203と
該整合・整流回路203から整流された誘起電圧から5
mW程度で2〜5V程度の一定の直流電圧電源205と
して供給する電源回路204と上記整合・整流回路20
3から得られる受信信号からクロックを抽出するクロッ
ク抽出回路206と上記整合・整流回路203から得ら
れる受信信号からノイズ成分を取り除くLPF回路20
7と該LPF回路207から得られる受信信号を波形成
形する波形成形回路208と送信信号をロードスイッチ
ング変調させて上記整合・整流回路203に与えて整合
させてカードコイル201に供給するロードスイッチン
グ変調回路209とを有する無線チップ202と、該無
線チップ202のクロック抽出回路206で抽出された
クロック信号に基いて分周してマイコン214を働かせ
る信号を生成する分周回路211と無線チップ202の
波形成形回路208から得られる信号を復号化する復号
化回路212と該復号化回路212から得られる復号化
データ(受信データ)を制御してマイコン214へ入力
する受信データ制御回路213とマイコン214から送
信データを制御して得る送信データ制御回路215と該
送信データ制御回路215から制御して得られる送信デ
ータを符号化して無線チップ202のロードスイッチン
グ変調回路209へ入力する符号化回路216とカード
としての情報を記憶するメモリを内蔵して送受信データ
の処理およびメモリとの間のデータの転送等を行うH8
等のマイコン214とを有し、上記無線チップ202の
電源回路204から安定した電源205の供給を受ける
CPU+インターフェースチップ210とを備えてい
る。
【0014】なお、電力を電磁波(無線)で伝送するた
めにR/Wコイル101とカードコイル201を用いた
のは、近傍における電力伝送の効率を向上させるためで
ある。また近接無線カード2にコイル201を形成した
場合、近接無線カード2の変形に強い利点がある。また
R/Wコイル101とカードコイル201ともにスパイ
ラルアンテナで形成しても良い。以上説明したように、
近接無線カードシステムにおいては、リーダ/ライタ1
に対して非接触カード(近接無線カード:ICカード)
2を近接させることによって、リーダ/ライタ1と非接
触カード2との間において、無線によって電力を伝送
し、更に無線によって情報の送受信(通信)が行われる
ことになる。即ち、近接無線カードシステムにおいて
は、リーダライタ用コイル若しくはスパイラルアンテナ
101により、電力伝送波若しくは通信波を放射し、カ
ード側のコイル若しくはスパイラルアンテナ201によ
りこの電磁波を受信、誘起し、カード側回路を動作し、
信号を検出するものである。
めにR/Wコイル101とカードコイル201を用いた
のは、近傍における電力伝送の効率を向上させるためで
ある。また近接無線カード2にコイル201を形成した
場合、近接無線カード2の変形に強い利点がある。また
R/Wコイル101とカードコイル201ともにスパイ
ラルアンテナで形成しても良い。以上説明したように、
近接無線カードシステムにおいては、リーダ/ライタ1
に対して非接触カード(近接無線カード:ICカード)
2を近接させることによって、リーダ/ライタ1と非接
触カード2との間において、無線によって電力を伝送
し、更に無線によって情報の送受信(通信)が行われる
ことになる。即ち、近接無線カードシステムにおいて
は、リーダライタ用コイル若しくはスパイラルアンテナ
101により、電力伝送波若しくは通信波を放射し、カ
ード側のコイル若しくはスパイラルアンテナ201によ
りこの電磁波を受信、誘起し、カード側回路を動作し、
信号を検出するものである。
【0015】ここでリーダ/ライタ1に用いるコイル若
しくはスパイラルアンテナ101として、使用周波数1
3.56MHzにより決まる波長22mに対して充分小
さく、アンテナ上の電流分布はほぼー様分布と考えられ
る。この為、アンテナの側面方向には電界が、垂直方向
には磁界が強く発生する。この場合、垂直方向にコイル
若しくはスパイラルアンテナ201を実装した非接触カ
ード2を持ち込むと電力伝送波若しくは信号波を送受信
できる。ところで、13.56MHzの電力伝送波につ
いては、人体や手に曝露する関係で、電波防護規格によ
り人体への影響を考慮して任意の6分間の平均値として
規定されている。従って、この電波防護規格を満足させ
るには、近接無線カード2に対して可能なかぎり短時間
の間、電力伝送を行い、それ以外の期間については、電
力伝送出力を可能なかぎり0レベルも含めて低レベルに
する必要がある。
しくはスパイラルアンテナ101として、使用周波数1
3.56MHzにより決まる波長22mに対して充分小
さく、アンテナ上の電流分布はほぼー様分布と考えられ
る。この為、アンテナの側面方向には電界が、垂直方向
には磁界が強く発生する。この場合、垂直方向にコイル
若しくはスパイラルアンテナ201を実装した非接触カ
ード2を持ち込むと電力伝送波若しくは信号波を送受信
できる。ところで、13.56MHzの電力伝送波につ
いては、人体や手に曝露する関係で、電波防護規格によ
り人体への影響を考慮して任意の6分間の平均値として
規定されている。従って、この電波防護規格を満足させ
るには、近接無線カード2に対して可能なかぎり短時間
の間、電力伝送を行い、それ以外の期間については、電
力伝送出力を可能なかぎり0レベルも含めて低レベルに
する必要がある。
【0016】このように、13.56MHzの電力伝送
波についての電波防護規格を満足させるための実施の形
態について、図2および図3を用いて説明する。図2に
示す実施の形態においては、人体検知又はカード検知手
段231において、人体230が入口に入ったことまた
は近接無線カード2がR/Wユニット1の上面に差出さ
れたことを検知して、図4に41で示す信号を得る。そ
して、使用者230が近接無線カード2を所持して入口
を進み、近接無線カード2がR/Wユニット1のR/W
コイル(アンテナ)101から発生された電磁界に晒さ
れる時間は、変動して図4に42で示す如く実線から鎖
線の間となる。出力制御回路232は、人体検知又はカ
ード検知手段231から得られる検知信号242に基い
て、図4に示す如く所望の時間の間ONとなる制御信号
(例えば実線から鎖線の範囲とする。)43を形成す
る。この制御信号43におけるON時間は、近接無線カ
ード2がR/Wユニット1のR/Wコイル(アンテナ)
101に晒される時間が変動したとしても、R/Wユニ
ット1のR/Wコイル(アンテナ)101から近接無線
カード2に対して無線(電磁波)による電力伝送によっ
て電力を供給して、R/Wユニット1と近接無線カード
2との間において通信を実行できる必要最小限にするこ
とが望まれる。即ち、制御信号43におけるON時間
は、近接無線カード2がR/Wユニット1のR/Wコイ
ル(アンテナ)101に晒される時間が変動したとして
も、近接無線カード2が動作可能な秒単位またはそれ以
下の時間であればよい。ただし、人体検知又はカード検
知から、近接無線カード2がR/Wユニット1のR/W
コイル(アンテナ)101に晒されるまでの時間は多く
ても数〜10秒程度までとする。出力制御回路232か
ら得られる制御信号43を例えば送信アンプ109に印
加してON、OFF制御すればよい。この際、必ずしも
OFFにする必要はなく、OFFに近い状態にしても良
い。また、送信アンプ109でON、OFF制御する必
要はなく、最終段であるR/Wコイル(アンテナ)10
1から発生する電磁波がON、OFF制御されればよ
い。この結果、R/Wユニット1のR/Wコイル(アン
テナ)101からは、制御信号43において、ONなる
時間(秒単位またはそれ以下)の間、電磁波を発生して
電力をカードコイル201に伝送して5mW程度で2〜
5V程度の一定の直流電圧電源205を発生して供給さ
れることになり、近接無線カード2は、十分動作可能と
なる。
波についての電波防護規格を満足させるための実施の形
態について、図2および図3を用いて説明する。図2に
示す実施の形態においては、人体検知又はカード検知手
段231において、人体230が入口に入ったことまた
は近接無線カード2がR/Wユニット1の上面に差出さ
れたことを検知して、図4に41で示す信号を得る。そ
して、使用者230が近接無線カード2を所持して入口
を進み、近接無線カード2がR/Wユニット1のR/W
コイル(アンテナ)101から発生された電磁界に晒さ
れる時間は、変動して図4に42で示す如く実線から鎖
線の間となる。出力制御回路232は、人体検知又はカ
ード検知手段231から得られる検知信号242に基い
て、図4に示す如く所望の時間の間ONとなる制御信号
(例えば実線から鎖線の範囲とする。)43を形成す
る。この制御信号43におけるON時間は、近接無線カ
ード2がR/Wユニット1のR/Wコイル(アンテナ)
101に晒される時間が変動したとしても、R/Wユニ
ット1のR/Wコイル(アンテナ)101から近接無線
カード2に対して無線(電磁波)による電力伝送によっ
て電力を供給して、R/Wユニット1と近接無線カード
2との間において通信を実行できる必要最小限にするこ
とが望まれる。即ち、制御信号43におけるON時間
は、近接無線カード2がR/Wユニット1のR/Wコイ
ル(アンテナ)101に晒される時間が変動したとして
も、近接無線カード2が動作可能な秒単位またはそれ以
下の時間であればよい。ただし、人体検知又はカード検
知から、近接無線カード2がR/Wユニット1のR/W
コイル(アンテナ)101に晒されるまでの時間は多く
ても数〜10秒程度までとする。出力制御回路232か
ら得られる制御信号43を例えば送信アンプ109に印
加してON、OFF制御すればよい。この際、必ずしも
OFFにする必要はなく、OFFに近い状態にしても良
い。また、送信アンプ109でON、OFF制御する必
要はなく、最終段であるR/Wコイル(アンテナ)10
1から発生する電磁波がON、OFF制御されればよ
い。この結果、R/Wユニット1のR/Wコイル(アン
テナ)101からは、制御信号43において、ONなる
時間(秒単位またはそれ以下)の間、電磁波を発生して
電力をカードコイル201に伝送して5mW程度で2〜
5V程度の一定の直流電圧電源205を発生して供給さ
れることになり、近接無線カード2は、十分動作可能と
なる。
【0017】なお、上記出力制御回路232から得られ
る制御信号43をR/Wユニット1上に設けられた発光
素子等の表示手段237に表示して使用者に知らせても
よい。また、上記人体検知又はカード検知手段231と
して、人体を検知する場合には、入口の通路に対向する
ように赤外線等の光を発光する発光素子と受光素子とを
設置して使用者が上記通路に入ったとき人体でさえぎら
れるのを検知すればよい。またこの際光以外の影響のな
い電磁波を用いてもよい。上記人体検知又はカード検知
手段231として、カードを検知する場合には、近接無
線カード2が差し出される空間に対向するように赤外線
等の光を発光する発光素子と受光素子とを設置して近接
無線カード2が上記空間に差し出されたときカードでさ
えぎられるのを検知すればよい。またこの際光以外の影
響のない電磁波を用いてもよい。この他、出力制御回路
232内にタイマーを設置してR/Wユニット1に対し
て近接無線カード2が差し出される最小の周期よりも短
い周期で周期的に短時間のON信号を出力制御回路23
2で生成して、送信アンプ109に印加して、R/Wユ
ニット1のR/Wコイル(アンテナ)101から周期的
に短時間の間電磁波を発生する。この状態で、近接無線
カード2が差し出された瞬間に電磁波をカードコイル2
01で受信して電源205を発生し、近接無線カード2
からリーダ/ライタ1へなんらかの信号を無線によって
送信することによってR/Wユニット1の復号化回路1
13からカード検知信号を得ることができる。このカー
ド検知信号233を人体検知又はカード検知手段231
に入力すればよい。要するに、近接無線カード2が差し
出された瞬間に、R/Wユニット1の復号化回路113
からカード検知信号を得ることができればよい。
る制御信号43をR/Wユニット1上に設けられた発光
素子等の表示手段237に表示して使用者に知らせても
よい。また、上記人体検知又はカード検知手段231と
して、人体を検知する場合には、入口の通路に対向する
ように赤外線等の光を発光する発光素子と受光素子とを
設置して使用者が上記通路に入ったとき人体でさえぎら
れるのを検知すればよい。またこの際光以外の影響のな
い電磁波を用いてもよい。上記人体検知又はカード検知
手段231として、カードを検知する場合には、近接無
線カード2が差し出される空間に対向するように赤外線
等の光を発光する発光素子と受光素子とを設置して近接
無線カード2が上記空間に差し出されたときカードでさ
えぎられるのを検知すればよい。またこの際光以外の影
響のない電磁波を用いてもよい。この他、出力制御回路
232内にタイマーを設置してR/Wユニット1に対し
て近接無線カード2が差し出される最小の周期よりも短
い周期で周期的に短時間のON信号を出力制御回路23
2で生成して、送信アンプ109に印加して、R/Wユ
ニット1のR/Wコイル(アンテナ)101から周期的
に短時間の間電磁波を発生する。この状態で、近接無線
カード2が差し出された瞬間に電磁波をカードコイル2
01で受信して電源205を発生し、近接無線カード2
からリーダ/ライタ1へなんらかの信号を無線によって
送信することによってR/Wユニット1の復号化回路1
13からカード検知信号を得ることができる。このカー
ド検知信号233を人体検知又はカード検知手段231
に入力すればよい。要するに、近接無線カード2が差し
出された瞬間に、R/Wユニット1の復号化回路113
からカード検知信号を得ることができればよい。
【0018】また、人体検知又はカード検知手段231
は、近接無線カード2への電力伝送を行わない状態で、
インダクタンス238によって、R/Wアンテナコイル
101のインピーダンスを監視することによって、カー
ド検知信号239を得ることができる。即ち、近接無線
カード2の接近によってR/Wアンテナコイル101の
インピーダンスが変化するので、これをインダクタンス
238によって検知することによって近接無線カード2
の存在を検知することが可能となる。なお、本発明にお
いては、人体検知又はカード検知手段231および出力
制御回路232も含めてリーダ/ライタ装置とする。以
上説明した実施の形態によれば、電力伝送波について電
波防護規格を十分余裕をもって満足させてR/Wユニッ
ト1から近接無線カード2に電力を伝送できると共に、
R/Wユニット1と近接無線カード2との間において無
線による通信を行うことができる。
は、近接無線カード2への電力伝送を行わない状態で、
インダクタンス238によって、R/Wアンテナコイル
101のインピーダンスを監視することによって、カー
ド検知信号239を得ることができる。即ち、近接無線
カード2の接近によってR/Wアンテナコイル101の
インピーダンスが変化するので、これをインダクタンス
238によって検知することによって近接無線カード2
の存在を検知することが可能となる。なお、本発明にお
いては、人体検知又はカード検知手段231および出力
制御回路232も含めてリーダ/ライタ装置とする。以
上説明した実施の形態によれば、電力伝送波について電
波防護規格を十分余裕をもって満足させてR/Wユニッ
ト1から近接無線カード2に電力を伝送できると共に、
R/Wユニット1と近接無線カード2との間において無
線による通信を行うことができる。
【0019】図3に示す実施の形態においては、近接無
線カード2内に、無線チップ202の電源回路204か
ら出力される電源205のレベルを検出する受信電力レ
ベル検出回路236を備える。そして、近接無線カード
2が差し出されてR/Wユニット1のR/Wコイル(ア
ンテナ)101から発生する電磁波に晒されると、R/
Wユニット1から近接無線カード2に電力が伝送されて
電源回路204から受信電力が得られる。この受信電力
のレベルを受信電力レベル検出回路236で検出し、こ
の検出された電力受信レベル信号をマイコン214に入
力し、マイコン214からは入力された電力受信レベル
信号に応じた情報を送信データとして発生させて符号化
回路216で符号化してロードスイッチング変調回路2
09に入力してロードスイッチング変調を行ってカード
コイル201から無線により電力受信レベル情報をR/
Wユニット1のR/Wコイル101に送信する。R/W
ユニット1のR/Wコイル101は、電力受信レベル情
報を受信して復号化回路113から電力受信レベル情報
235を得て受信電力監視・制御回路234(図2に示
す実施例の場合通信制御回路240が対応する。)に入
力し、受信電力監視・制御回路234においてカード受
信電力が十分であるか否かの判定(監視)をしてカード
受信電力が大きく十分な場合には、送信電力を必要最小
のレベルまでしぼる信号を出力して出力制御回路232
に入力する。出力制御回路232は、受信電力監視・制
御回路234から得られる送信電力レベルの制御信号を
例えば送信アンプ109に入力して送信アンプの振幅を
制御する。その結果、R/Wコイル101から近接無線
カード2のカードコイル201へは、常に必要最小限の
レベルの電力が電磁波によって伝送されることになる。
この実施の形態によっても、電力伝送波について電波防
護規格を十分余裕をもって満足させてR/Wユニット1
から近接無線カード2に電力を伝送できると共に、R/
Wユニット1と近接無線カード2との間において無線に
よる通信を行うことができる。
線カード2内に、無線チップ202の電源回路204か
ら出力される電源205のレベルを検出する受信電力レ
ベル検出回路236を備える。そして、近接無線カード
2が差し出されてR/Wユニット1のR/Wコイル(ア
ンテナ)101から発生する電磁波に晒されると、R/
Wユニット1から近接無線カード2に電力が伝送されて
電源回路204から受信電力が得られる。この受信電力
のレベルを受信電力レベル検出回路236で検出し、こ
の検出された電力受信レベル信号をマイコン214に入
力し、マイコン214からは入力された電力受信レベル
信号に応じた情報を送信データとして発生させて符号化
回路216で符号化してロードスイッチング変調回路2
09に入力してロードスイッチング変調を行ってカード
コイル201から無線により電力受信レベル情報をR/
Wユニット1のR/Wコイル101に送信する。R/W
ユニット1のR/Wコイル101は、電力受信レベル情
報を受信して復号化回路113から電力受信レベル情報
235を得て受信電力監視・制御回路234(図2に示
す実施例の場合通信制御回路240が対応する。)に入
力し、受信電力監視・制御回路234においてカード受
信電力が十分であるか否かの判定(監視)をしてカード
受信電力が大きく十分な場合には、送信電力を必要最小
のレベルまでしぼる信号を出力して出力制御回路232
に入力する。出力制御回路232は、受信電力監視・制
御回路234から得られる送信電力レベルの制御信号を
例えば送信アンプ109に入力して送信アンプの振幅を
制御する。その結果、R/Wコイル101から近接無線
カード2のカードコイル201へは、常に必要最小限の
レベルの電力が電磁波によって伝送されることになる。
この実施の形態によっても、電力伝送波について電波防
護規格を十分余裕をもって満足させてR/Wユニット1
から近接無線カード2に電力を伝送できると共に、R/
Wユニット1と近接無線カード2との間において無線に
よる通信を行うことができる。
【0020】なお、この実施の形態において、出力制御
回路232内にタイマーを設置してR/Wユニット1に
対して近接無線カード2が差し出される最小の周期より
も短い周期で周期的に短時間のON信号を出力制御回路
232で生成してこの信号を送信電力レベルの制御信号
に重畳させて、例えば送信アンプ109に印加して、R
/Wユニット1のR/Wコイル(アンテナ)101から
周期的に短時間の間電磁波を発生すると共に必要最小限
のレベルの電力を電磁波によって伝送してもよい。この
場合、必要最小限の期間のみ、必要最小限のレベルの電
力がR/Wコイル101から近接無線カード2のカード
コイル201へ伝送されることになる。これによって更
に電力伝送波について電波防護規格を十分余裕をもって
満足させることが可能となる。また、図3に示すカード
2に設けられた受信電力レベル検出回路236を図2に
示すカード2に設けても良いことは、明らかである。
回路232内にタイマーを設置してR/Wユニット1に
対して近接無線カード2が差し出される最小の周期より
も短い周期で周期的に短時間のON信号を出力制御回路
232で生成してこの信号を送信電力レベルの制御信号
に重畳させて、例えば送信アンプ109に印加して、R
/Wユニット1のR/Wコイル(アンテナ)101から
周期的に短時間の間電磁波を発生すると共に必要最小限
のレベルの電力を電磁波によって伝送してもよい。この
場合、必要最小限の期間のみ、必要最小限のレベルの電
力がR/Wコイル101から近接無線カード2のカード
コイル201へ伝送されることになる。これによって更
に電力伝送波について電波防護規格を十分余裕をもって
満足させることが可能となる。また、図3に示すカード
2に設けられた受信電力レベル検出回路236を図2に
示すカード2に設けても良いことは、明らかである。
【0021】次に、常に必要最小限の時間で、且つ必要
最小限のレベルで、電力を、R/Wコイル101から電
磁波によって近接無線カード2のカードコイル201へ
伝送するためのリーダ/ライタ装置における電力伝送の
制御フローについて、図7を用いて説明する。まず、ス
テップ71において、人体検知又はカード検知手段23
1が人体検知又はカード検知を行うと、ステップ72に
おいて、検知信号242に基いて出力制御回路232か
らON信号を出力して送信アンプ109をONさせて電
力を電磁波によってカード2へ伝送する。次に、ステッ
プ73において、通信制御回路240は、人体検知又は
カード検知手段231からの検知信号242に基いて送
信データ106としてリクエスト信号を生成してカード
2へ送信する。次に、ステップ74において、通信制御
回路240は、ガード2が正常にR/Wコイル101上
に差し出されずに受信データ114としてカード2から
レスポンス信号の応答がない場合には、ステップ78に
おいて、所定の時間経過後出力制御回路232に電力を
OFFさせる信号を出力する。その結果、出力制御回路
232からOFF信号が送信アンプ109に印加されて
電力の伝送が停止される。また、通信制御回路240
は、受信データ114としてカード2からレスポンス信
号の応答が有った場合には、ステップ75において、レ
スポンス信号の中に含まれるカードの種別を示すデータ
に基づいて異種カードであるか否かの判定を行い、異種
カードと判定したとき、出力制御回路232に電力をO
FFさせる信号を出力して電力の伝送を停止する。ま
た、通信制御回路240は、異種カードでないと判定し
たとき、ステップ76において、レスポンス信号の中に
含まれる受信電力レベル検出回路236で検出された受
信電力レベルのデータを受信し、この受信電力レベルが
通信を行える必要最小限のレベルを越えている場合に
は、伝送電力を下げるような信号を出力制御回路232
に出力する。出力制御回路232は、伝送電力を下げる
ような制御信号を送信アンプ109に送信して送信アン
プ109の増幅率を低下させるように制御する。また、
通信制御回路240は、異種カードでないと判定したと
き、ステップ76において、送信データ106と受信デ
ータ114とによりカード2との間において通信を実行
し、ステップ77において、該通信が終了すると、出力
制御回路232に電力をOFFさせる信号を出力して電
力の伝送を停止する。
最小限のレベルで、電力を、R/Wコイル101から電
磁波によって近接無線カード2のカードコイル201へ
伝送するためのリーダ/ライタ装置における電力伝送の
制御フローについて、図7を用いて説明する。まず、ス
テップ71において、人体検知又はカード検知手段23
1が人体検知又はカード検知を行うと、ステップ72に
おいて、検知信号242に基いて出力制御回路232か
らON信号を出力して送信アンプ109をONさせて電
力を電磁波によってカード2へ伝送する。次に、ステッ
プ73において、通信制御回路240は、人体検知又は
カード検知手段231からの検知信号242に基いて送
信データ106としてリクエスト信号を生成してカード
2へ送信する。次に、ステップ74において、通信制御
回路240は、ガード2が正常にR/Wコイル101上
に差し出されずに受信データ114としてカード2から
レスポンス信号の応答がない場合には、ステップ78に
おいて、所定の時間経過後出力制御回路232に電力を
OFFさせる信号を出力する。その結果、出力制御回路
232からOFF信号が送信アンプ109に印加されて
電力の伝送が停止される。また、通信制御回路240
は、受信データ114としてカード2からレスポンス信
号の応答が有った場合には、ステップ75において、レ
スポンス信号の中に含まれるカードの種別を示すデータ
に基づいて異種カードであるか否かの判定を行い、異種
カードと判定したとき、出力制御回路232に電力をO
FFさせる信号を出力して電力の伝送を停止する。ま
た、通信制御回路240は、異種カードでないと判定し
たとき、ステップ76において、レスポンス信号の中に
含まれる受信電力レベル検出回路236で検出された受
信電力レベルのデータを受信し、この受信電力レベルが
通信を行える必要最小限のレベルを越えている場合に
は、伝送電力を下げるような信号を出力制御回路232
に出力する。出力制御回路232は、伝送電力を下げる
ような制御信号を送信アンプ109に送信して送信アン
プ109の増幅率を低下させるように制御する。また、
通信制御回路240は、異種カードでないと判定したと
き、ステップ76において、送信データ106と受信デ
ータ114とによりカード2との間において通信を実行
し、ステップ77において、該通信が終了すると、出力
制御回路232に電力をOFFさせる信号を出力して電
力の伝送を停止する。
【0022】以上説明したように、常に必要最小限の時
間で、且つ必要最小限のレベルで、電力が、R/W1か
ら放出されることになり、電波防護規格を十分余裕をも
って満足させることが可能となる。また、変調器108
とインダクタンス結合103との間に設けられた送信ア
ンプ109を出力制御回路232によって制御すること
によって、増幅率およびON、OFFの両方を制御する
ことが可能となり、回路構成を簡素化することもでき
る。
間で、且つ必要最小限のレベルで、電力が、R/W1か
ら放出されることになり、電波防護規格を十分余裕をも
って満足させることが可能となる。また、変調器108
とインダクタンス結合103との間に設けられた送信ア
ンプ109を出力制御回路232によって制御すること
によって、増幅率およびON、OFFの両方を制御する
ことが可能となり、回路構成を簡素化することもでき
る。
【0023】次に、リーダ/ライタ1に用いるコイル若
しくはスパイラルアンテナ101として、放射電界が電
波法の規制値(距離3mにおいて500μV/m)を満
足し、しかも通信可能な範囲を拡大する実施の形態につ
いて説明する。図6は、リーダ/ライタ1に備えられた
コイル若しくはスパイラルアンテナ101の基本構成を
示す図である。5は、電力の伝送およびデータの送信を
行うべく電磁波を発生するためのコイル若しくはスパイ
ラルアンテナ101における主コイル若しくはスパイラ
ルアンテナを示す。6および7は、上記主コイル若しく
はスパイラルアンテナ5によって生じた磁界8の多くが
遠方まで拡がらないように引き込ませて遠方で電磁界強
度を抑制すべく、主コイル若しくはスパイラルアンテナ
5の外側(周囲)に設置された対なる補助コイル若しく
はスパイラルアンテナを示す。補助コイル若しくはスパ
イラルアンテナ6に流す電流の向きは、主コイル若しく
はスパイラルアンテナ5に流す電流の向きと同じ方向で
ある。そして補助コイル若しくはスパイラルアンテナ7
に流す電流の向きは、補助コイル若しくはスパイラルア
ンテナ6に流す電流の向きと逆方向とする。その結果、
主コイル若しくはスパイラルアンテナ5によって生じた
磁界8の多くが、対なる補助コイル若しくはスパイラル
アンテナ6、7によって引き込まれることになり、遠方
での電界強度は打ち消されて弱くなり、放射電界が電波
法の規制値(距離3mにおいて500μV/m)を満足
させて、主コイル若しくはスパイラルアンテナ5に流す
電流値の上限値を大きくして通信可能な範囲を拡大する
ことができる。即ち、主コイル若しくはスパイラルアン
テナ5によって生じた磁界8の多くが、対なる補助コイ
ル若しくはスパイラルアンテナ6、7によって引き込ま
れることになり、遠方で電磁界強度が打ち消されて抑制
され、近傍においては主コイル若しくはスパイラルアン
テナ5による電磁界が包まれるように発生することにな
り、主コイル若しくはスパイラルアンテナ5に流す電流
値を大きくしてこの電磁界を強めても上記電波法の規制
値(距離3mにおいて500μV/m)を満足させるこ
とができ、その結果、通信可能な範囲、近接無線カード
2をリーダ/ライタ1から離す距離を拡大することがで
きる。即ち、ICカード2への動作電力供給と通信用信
号の送信又は送受信との両方を行うリーダまたは/およ
びライタ1であって、複数のコイル若しくはスパイラル
アンテナ5、6、7に対して同方向逆位相若しくは逆方
向同位相の電流を分布させることにより、互いに逆位相
成分となる磁界を発生させてその指向性合成により、互
いに干渉しない非常に近傍な領域では電力伝送及び良好
な通信を可能とし、遠方では互いに干渉し、打ち消し合
うことから放射電界を抑制するアンテナ101を備え
た。
しくはスパイラルアンテナ101として、放射電界が電
波法の規制値(距離3mにおいて500μV/m)を満
足し、しかも通信可能な範囲を拡大する実施の形態につ
いて説明する。図6は、リーダ/ライタ1に備えられた
コイル若しくはスパイラルアンテナ101の基本構成を
示す図である。5は、電力の伝送およびデータの送信を
行うべく電磁波を発生するためのコイル若しくはスパイ
ラルアンテナ101における主コイル若しくはスパイラ
ルアンテナを示す。6および7は、上記主コイル若しく
はスパイラルアンテナ5によって生じた磁界8の多くが
遠方まで拡がらないように引き込ませて遠方で電磁界強
度を抑制すべく、主コイル若しくはスパイラルアンテナ
5の外側(周囲)に設置された対なる補助コイル若しく
はスパイラルアンテナを示す。補助コイル若しくはスパ
イラルアンテナ6に流す電流の向きは、主コイル若しく
はスパイラルアンテナ5に流す電流の向きと同じ方向で
ある。そして補助コイル若しくはスパイラルアンテナ7
に流す電流の向きは、補助コイル若しくはスパイラルア
ンテナ6に流す電流の向きと逆方向とする。その結果、
主コイル若しくはスパイラルアンテナ5によって生じた
磁界8の多くが、対なる補助コイル若しくはスパイラル
アンテナ6、7によって引き込まれることになり、遠方
での電界強度は打ち消されて弱くなり、放射電界が電波
法の規制値(距離3mにおいて500μV/m)を満足
させて、主コイル若しくはスパイラルアンテナ5に流す
電流値の上限値を大きくして通信可能な範囲を拡大する
ことができる。即ち、主コイル若しくはスパイラルアン
テナ5によって生じた磁界8の多くが、対なる補助コイ
ル若しくはスパイラルアンテナ6、7によって引き込ま
れることになり、遠方で電磁界強度が打ち消されて抑制
され、近傍においては主コイル若しくはスパイラルアン
テナ5による電磁界が包まれるように発生することにな
り、主コイル若しくはスパイラルアンテナ5に流す電流
値を大きくしてこの電磁界を強めても上記電波法の規制
値(距離3mにおいて500μV/m)を満足させるこ
とができ、その結果、通信可能な範囲、近接無線カード
2をリーダ/ライタ1から離す距離を拡大することがで
きる。即ち、ICカード2への動作電力供給と通信用信
号の送信又は送受信との両方を行うリーダまたは/およ
びライタ1であって、複数のコイル若しくはスパイラル
アンテナ5、6、7に対して同方向逆位相若しくは逆方
向同位相の電流を分布させることにより、互いに逆位相
成分となる磁界を発生させてその指向性合成により、互
いに干渉しない非常に近傍な領域では電力伝送及び良好
な通信を可能とし、遠方では互いに干渉し、打ち消し合
うことから放射電界を抑制するアンテナ101を備え
た。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、電力伝送波について電
波防護規格を十分余裕をもって満足させてリーダまたは
/およびライタ装置から例えば5mW程度のCPU等消
費電力の大きな近接無線カード(ICカード)に電力を
伝送できると共に、リーダまたは/およびライタ装置と
近接無線カードとの間において無線による通信を行うこ
とができる効果を奏する。
波防護規格を十分余裕をもって満足させてリーダまたは
/およびライタ装置から例えば5mW程度のCPU等消
費電力の大きな近接無線カード(ICカード)に電力を
伝送できると共に、リーダまたは/およびライタ装置と
近接無線カードとの間において無線による通信を行うこ
とができる効果を奏する。
【図1】本発明に係るリーダ/ライタ装置と近接無線カ
ード(ICカード)との間において無線によって電力伝
送し、無線によって通信を行う電力伝送・通信方式を示
した概略構成斜視図である。
ード(ICカード)との間において無線によって電力伝
送し、無線によって通信を行う電力伝送・通信方式を示
した概略構成斜視図である。
【図2】本発明に係るリーダ/ライタ装置と近接無線カ
ード(ICカード)との間において無線によって電力伝
送し、無線によって通信を行う装置(システム)の一実
施の形態を示す構成図である。
ード(ICカード)との間において無線によって電力伝
送し、無線によって通信を行う装置(システム)の一実
施の形態を示す構成図である。
【図3】本発明に係るリーダ/ライタ装置と近接無線カ
ード(ICカード)との間において無線によって電力伝
送し、無線によって通信を行う装置(システム)の他の
一実施の形態を示す構成図である。
ード(ICカード)との間において無線によって電力伝
送し、無線によって通信を行う装置(システム)の他の
一実施の形態を示す構成図である。
【図4】図2に示す人体またはカード検知と制御信号と
の関係を示した図である。
の関係を示した図である。
【図5】本発明に係る電力伝送波とデータ通信変調波と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図6】本発明に係るリーダ/ライタ装置に設置された
R/Wコイル(アンテナ)の基本構成を示す斜視図であ
る。
R/Wコイル(アンテナ)の基本構成を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明に係るリーダ/ライタ装置における電力
伝送の制御フローを示す図である。
伝送の制御フローを示す図である。
1…リーダ/ライタユニット、2…近接無線カード(I
Cカード:非接触カード)、5…主コイル若しくはスパ
イラルアンテナ、6、7…補助コイル若しくはスパイラ
ルアンテナ、101…R/Wコイル(アンテナ)、10
2…整合回路(通電回路)、105…電源、107…符
号化回路、108…変調器、109…送信アンプ、11
0…フィルタ回路、111…受信アンプ、112…復調
器、113…復号化回路、201…カードコイル、20
2…無線チップ、203…整合・整流回路、204…電
源回路、206…クロック抽出回路、207…LPF回
路、209…ロードスイッチング回路、210…CPU
+インターフェースチップ、214…マイコン、231
…人体検知又はカード検知手段、232…出力制御回
路、234…受信電力監視・制御回路、236…受信電
力レベル検出回路、237…表示手段、238…インダ
クタンス、240…通信制御回路。
Cカード:非接触カード)、5…主コイル若しくはスパ
イラルアンテナ、6、7…補助コイル若しくはスパイラ
ルアンテナ、101…R/Wコイル(アンテナ)、10
2…整合回路(通電回路)、105…電源、107…符
号化回路、108…変調器、109…送信アンプ、11
0…フィルタ回路、111…受信アンプ、112…復調
器、113…復号化回路、201…カードコイル、20
2…無線チップ、203…整合・整流回路、204…電
源回路、206…クロック抽出回路、207…LPF回
路、209…ロードスイッチング回路、210…CPU
+インターフェースチップ、214…マイコン、231
…人体検知又はカード検知手段、232…出力制御回
路、234…受信電力監視・制御回路、236…受信電
力レベル検出回路、237…表示手段、238…インダ
クタンス、240…通信制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幕内 雅己 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 吉野 亮三 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内
Claims (19)
- 【請求項1】リーダまたは/およびライタ装置からIC
カードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダまたは/
およびライタ装置とICカードとの間で通信用信号の送
信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通信シス
テムであって、前記装置から出力される電磁波による磁
界強度を制御することを特徴とする電力伝送・通信シス
テム。 - 【請求項2】リーダまたは/およびライタ装置からIC
カードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダまたは/
およびライタ装置とICカードとの間で通信用信号の送
信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通信シス
テムであって、前記装置から出力される電磁波による電
力の大きさを制御することを特徴とする電力伝送・通信
システム。 - 【請求項3】リーダまたは/およびライタ装置からIC
カードに電磁波を用いて電力を伝送し、リーダまたは/
およびライタ装置とICカードとの間で通信用信号の送
信又は送受信を電磁波を用いて行う電力伝送・通信シス
テムであって、前記装置から出力される電磁波による電
力の大きさおよび電力伝送の時間を制御することを特徴
とする電力伝送・通信システム。 - 【請求項4】ICカードとの間で、ICカードの動作電
力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波
を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、前記電磁波による磁界強度を制御する制御手段を備
えたことを特徴とするリーダまたは/およびライタ装
置。 - 【請求項5】ICカードとの間で、ICカードの動作電
力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波
を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、前記電磁波による電力の大きさを制御する制御手段
を備えたことを特徴とするリーダまたは/およびライタ
装置。 - 【請求項6】ICカードとの間で、ICカードの動作電
力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波
を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、前記電磁波による電力の大きさおよび電力伝送の時
間を制御する制御手段を備えたことを特徴とするリーダ
または/およびライタ装置。 - 【請求項7】ICカードとの間で、ICカードの動作電
力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波
を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、人体またはICカードを検知する検知手段と、該検
知手段によって検知された信号に基いて前記電磁波によ
る磁界強度を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
するリーダまたは/およびライタ装置。 - 【請求項8】ICカードとの間で、ICカードの動作電
力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波
を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、人体またはICカードを検知する検知手段と、IC
カードとの間の通信終了を判定する通信制御回路と、前
記検知手段によって検知された信号に基いて電力伝送の
開始時間を制御し、前記通信制御回路において通信終了
と判定されたとき電力伝送の終了時間を制御する制御手
段とを備えたことを特徴とするリーダまたは/およびラ
イタ装置。 - 【請求項9】ICカードとの間で、ICカードの動作電
力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁波
を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であっ
て、人体またはICカードを検知する検知手段と、IC
カードとの間の通信終了を判定し、ICカードから異種
カードであるか否かの応答を受ける通信制御回路と、前
記検知手段によって検知された信号に基いて電力伝送の
開始時間を制御し、前記通信制御回路が異種カードとの
応答を受けたとき電力伝送の終了時間を制御し、前記通
信制御回路において通信終了と判定されたとき電力伝送
の終了時間を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
するリーダまたは/およびライタ装置。 - 【請求項10】ICカードとの間で、ICカードの動作
電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁
波を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であ
って、前記ICカードから電磁波によって受信されるI
Cカードへの電力受信レベルの情報に基いて前記電磁波
による磁界強度を制御する制御手段を備えたことを特徴
とするリーダまたは/およびライタ装置。 - 【請求項11】ICカードとの間で、ICカードの動作
電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁
波を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であ
って、前記ICカードから電磁波によって受信されるI
Cカードへの電力受信レベルの情報に基いて前記電磁波
による磁界強度をON、OFFを制御する制御手段を備
えたことを特徴とするリーダまたは/およびライタ装
置。 - 【請求項12】ICカードとの間で、ICカードの動作
電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁
波を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であ
って、前記ICカードから電磁波によって受信されるI
Cカードへの電力受信レベルの情報に基いて前記電磁波
による電力の大きさまたは電力伝送の時間を制御する制
御手段を備えたことを特徴とするリーダまたは/および
ライタ装置。 - 【請求項13】ICカードとの間で、ICカードの動作
電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁
波を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であ
って、前記ICカードから電磁波によって受信されるI
Cカードへの電力受信レベルの情報に基いて前記電磁波
による電流または電圧の振幅を制御する制御手段を備え
たことを特徴とするリーダまたは/およびライタ装置。 - 【請求項14】ICカードとの間で、ICカードの動作
電力供給と通信用信号の送信又は送受信との両方を電磁
波を発生して行うリーダまたは/およびライタ装置であ
って、人体またはICカードを検知する検知手段と、I
Cカードとの間の通信終了を判定し、ICカードからI
Cカードへの電力受信レベルの情報を受ける通信制御回
路と、前記検知手段によって検知された信号に基いて電
力伝送の開始時間を制御し、前記通信制御回路において
受けた電力受信レベルの情報に基いて電力伝送の強度を
制御し、前記通信制御回路において通信終了と判定され
たとき電力伝送の終了時間を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするリーダまたは/およびライタ装置。 - 【請求項15】請求項4または5または6または7また
は8または9または10または11または12または1
3または14記載のリーダまたは/およびライタ装置に
おいて、電力伝送用の信号を発生する電源部と、該電源
部から得られる信号を変調させる変調器と、該変調器か
ら得られる信号に基いて給電する給電回路と、該給電回
路によって給電された電流に応じた前記電磁波を発生す
るコイル又はスパイラルアンテナとを有することを特徴
とするリーダまたは/およびライタ装置。 - 【請求項16】請求項4または5または6または7また
は8または9または10または11または12または1
3または14記載のリーダまたは/およびライタ装置に
おいて、電力伝送用の信号を発生する電源部と、入力さ
れた送信用データを符号化する符号化回路と、前記電源
部から得られる信号を振幅変調して重畳させる変調器
と、該変調器から得られる信号に基いて給電する給電回
路と、該給電回路によって給電された電流に応じた前記
電磁波を発生するコイル又はスパイラルアンテナとを有
することを特徴とするリーダまたは/およびライタ装
置。 - 【請求項17】電磁波によって電力を受ける受信部と、
該受信部で受けた電力を整流して直流電圧に変換して供
給する整流電源回路と、該整流電源回路から得られる受
信電力レベルを検出する受信電力レベル検出回路と、該
受信電力レベル検出回路で検出された受信電力レベルに
応じた情報を作成するマイコンと、該マイコンから出力
される受信電力レベルに応じた情報を復号化する復号化
回路と、該復号化回路から得られる受信電力レベルに応
じた復号化信号に基いて変調させて電磁波によって送信
する送信部とを備えたことを特徴とするICカード。 - 【請求項18】請求項10または11または12または
13記載のリーダまたは/およびライタ装置において、
前記ICカードは、電磁波によって電力を受ける受信部
と、該受信部で受けた電力を整流して直流電圧に変換し
て供給する整流電源回路と、該整流電源回路から得られ
る受信電力レベルを検出する受信電力レベル検出回路
と、該受信電力レベル検出回路で検出された受信電力レ
ベルに応じた情報を作成するマイコンと、該マイコンか
ら出力される受信電力レベルに応じた情報を復号化する
復号化回路と、該復号化回路から得られる受信電力レベ
ルに応じた復号化信号に基いて変調させて電磁波によっ
て送信する送信部とを備え、前記電力受信レベルの情報
を電磁波によって提供することを特徴とするリーダまた
は/およびライタ装置。 - 【請求項19】請求項4または5または6または7また
は8または9または10または11または12または1
3または14記載のリーダまたは/およびライタ装置に
おいて、電力伝送用の信号を発生する電源部と、該電源
部から得られる信号を変調させる変調器と、該変調器か
ら得られる信号を増幅し、且つ前記制御手段を構成する
増幅器と、該増幅器から得られる信号に基いて給電する
給電回路と、該給電回路によって給電された電流に応じ
た前記電磁波を発生するコイル又はスパイラルアンテナ
と、を有することを特徴とするリーダまたは/およびラ
イタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10125526A JPH1132451A (ja) | 1997-05-15 | 1998-05-08 | 電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびライタ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-125710 | 1997-05-15 | ||
| JP12571097 | 1997-05-15 | ||
| JP10125526A JPH1132451A (ja) | 1997-05-15 | 1998-05-08 | 電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびライタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132451A true JPH1132451A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=26461949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10125526A Pending JPH1132451A (ja) | 1997-05-15 | 1998-05-08 | 電力伝送システム及び電力伝送・通信システム並びにリーダまたは/およびライタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132451A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2001236474A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-08-31 | Takamisawa Cybernetics Co Ltd | カードリードライト装置及びその制御方法とゲートシステム |
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-
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- 1998-05-08 JP JP10125526A patent/JPH1132451A/ja active Pending
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