JPH11324614A - 車室シール装置 - Google Patents
車室シール装置Info
- Publication number
- JPH11324614A JPH11324614A JP13197498A JP13197498A JPH11324614A JP H11324614 A JPH11324614 A JP H11324614A JP 13197498 A JP13197498 A JP 13197498A JP 13197498 A JP13197498 A JP 13197498A JP H11324614 A JPH11324614 A JP H11324614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- seal
- seal groove
- turbine casing
- flange surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
タービン車室等のフランジ面合せ部から流出する蒸気の
漏洩を防止し、又は外部から蒸気タービン車室等への外
気の流入を防止する車室シール装置に関する。 【解決手段】 車室シール装置は、蒸気タービン車室9
を形成する上車室2と下車室1とを接合するフランジ面
5,3の同一位置に開口がもうけられ、上車室2および
下車室1のそれぞれに、両側壁が連続する円弧を形成さ
せて凹設されたシール溝50、シール溝50の一方の側
壁に当接する小円弧の側壁が一側面に形成され、密着さ
せる接合面が他側面に形成された一対のシール板53と
からなり、シール溝50内に挿入されたシール板53の
小円弧にされた側面で、フランジ面接合部の円弧にされ
た側壁を押圧して、フランジ面における流体の通過を防
止するものとした。
Description
室、ガスタービン車室、又はコンプレッサのケーシング
(以下、単に車室という)のように、上車室と下車室と
を嵌め合わせて形成される車室内部を流れる蒸気、燃焼
ガス、又は圧縮空気等の流体が、嵌め合わせを行う上車
室と下車室の接合面である、フランジ面に生じることの
ある隙間から、外部へ漏洩するのを防止し、又は車室内
に生じることのある低圧部に外気が流入するのを防止す
るために適用される車室シール装置に関する。
て、蒸気タービン車室の斜視図を図4に示す。図に示す
ように、例えば上車室2と下車室1とを組合わせて形成
される蒸気タービン車室9には、その内周面に図示省略
したタービン静翼が配設されるとともに、その内部には
このタービン静翼の間でタービン動翼を回動させるよう
にした内部車室7や、図示省略したタービン動翼を植設
するディスクが外周に固着されるとともに、タービン動
翼で発生する動力を外部に出力するタービンロータ8等
が納められるようにしている。
るようにした蒸気タービン車室9では、下車室1と上車
室2とを組合わせ、気密状態の被包された空間を形成す
るために、下車室1と上車室2とのそれぞれの合せ部に
設けられる、下フランジ面3および上フランジ面5は、
それぞれ密着させることのできる平滑なものとされると
ともに、それぞれに連通して穿設された下ボルト穴4お
よび上ボルト穴6に、図示省略した締付ボルトを挿入し
て締付けることにより、フランジ面3,5の合せ部の隙
間を極力小さくして、このフランジ接合部からの蒸気の
漏洩を少くするようにしている。
室9では、経年的な締付ボルトのゆるみ、又はフランジ
面3,5の熱変形等の各種の原因により、下フランジ面
3と上フランジ面5とのフランジ接合部を密着させるこ
とのできる面圧が保持できなくなり、フランジ接合部に
口開きの状態の隙間ができ、この隙間からの蒸気漏洩が
多量に生じることがある。この蒸気漏洩が生じるのを防
止する手段として、単に、締付ボルトの締付力を上げる
等の手段があるが充分でなく、締付力をより大きくする
ための手段を含む種々の工夫がなされ、蒸気漏洩を低減
するようにした車室シール装置についての提案が、従来
から多数なされている。
昭62−126210号「ケーシングの蒸気漏洩防止装
置」で提案された車室シールがある。
蒸気タービン車室9に相当する外部ケーシング10,1
0′と、上下2分割式の内部車室7に相当する内部ケー
シング11,11′とを同心状に配設すると共に、外部
ケーシング10,10′と内部ケーシング11,11′
とに囲まれた高圧側部分12と低圧側部分13との境界
に、インロー形のシール部を設けた蒸気タービンケーシ
ングにおいて、インロー形のシール部の水平接手面にキ
ー溝14を設けて、ケーシング10,10′、11,1
1′の構成材料よりも熱膨張係数の大なる金属で製作さ
れた置きキー15を嵌合させるとともに、このキー15
を外部ケーシング10,10′と内部ケーシーング1
1,11′との間に架け渡して配設することにより、ケ
ーシング10,10′、11,11′が昇温したとき、
ケーシング10,10′、11,11′よりも熱膨張係
数の大きいキー15の熱膨張により、インローシール部
のキー溝14を密封して、この部分からの蒸気を漏洩す
るようにしたものである。
ング10′、下側内部ケーシング11′に設けたキー溝
14に嵌合させたキー15を固定するためのボルトであ
る。
では、蒸気タービン車室が均一温度となれば、ケーシン
グ10,10′、11,11′の材料とキー15の材料
の膨張率の差により、蒸気のシールについては、有効な
シール装置となるが、蒸気タービンの急速起動時等、蒸
気タービン車室の各部の温度が不均一になり、外部ケー
シング10,10′および内部ケーシング11,11′
のたわみにより、上側外部ケーシング10と下側外部ケ
ーシング10′および上側内部ケーシング11と下側内
部ケーシング11′とを密着させるフランジ面接合部に
口開きが発生することが多く、このような材料の膨張率
によりシールを行うようにしたものでは、蒸気の漏洩を
完全に防止することは難しい。
室1の上フランジ面5と下フランジ面3との間から蒸気
の漏洩を防止(低減)するようにした車室シール装置と
して、図示省略したが、さらに、特開昭56−1800
6号「原子力発電用蒸気タービンのタービンケーシン
グ」で提案されたものもある。
る上ケーシングと下車室1に相当する下ケーシングと
を、各ケーシングに設けたフランジ部分で締付ボルトに
より一体化した、上述した蒸気タービン車室9に相当す
る原子力発電用蒸気タービンのタービンケーシングにお
いて、フランジに連設したパッキングヘッド取合部の接
合面に、オーステナイト系金属の表層を形成せしめるこ
とにより、タービンケーシング内部から漏洩する、湿り
蒸気の接合面への侵入を防止するとともに、ケーシング
外への漏洩を防止するようにしたものである。
でも、蒸気タービン車室が均一温度となれば、接合面の
表層を形成せしめた金属により、蒸気のシールについて
は、漏洩の生じない有効なシール装置となるが、蒸気タ
ービンの急速起動時等、蒸気タービン車室の各部の温度
が急速に変る場合には、出願人も認めているように、前
述したケーシングの蒸気漏洩防止装置の車室シール装置
と同様に、フランジ面接合部に口開きが発生して生じる
蒸気の漏洩については、この漏洩を防止することは非常
に難しいものとなる。
の下フランジ面5との間のフランジ面接合部からの蒸気
タービン車室9の蒸気の漏洩を防止するものとしては、
本出願人が特願平8−322781号で提案した「車室
シール装置」がある。
ように、蒸気タービン車室9を形成する上車室2と下車
室1とのそれぞれの接合部に設けられるフランジ面5,
3の同一位置に、それぞれ開口がもうけられ、上車室2
および下車室1のそれぞれのフランジ面5,3の長手方
向に、フランジ面接合部の略全周にわたって凹設された
シール溝17,18を設け、上、下のフランジ面5,3
の間に隙間が生じるようなことがあっても、内部車室7
を外気からシールして、内部車室7からの流体の漏洩を
防止するようにしている。
数個に分割され、シール溝17,18内に順次挿入、並
設されてフランジ面5,3と直交する側面が形成され、
シール溝17,18内に挿入されたとき、両側面のうち
の外側を向く側面に、シール溝17,18の方向に向け
て切り込みを入れて形成された複数のスリット溝19が
設けられるとともに、両端部に、シール溝17,18に
挿入されたとき、隣接して配設される両隣りのそれぞれ
の端部と嵌り合う切り欠き部20を設けるようにしたシ
ール板21を設けるようにしたものである。
ように蒸気タービン車室9を囲むように、蒸気タービン
車室9の略全周にわたって直線部又は曲線部だけでは形
成されないために、フランジ面5,3に凹設されるシー
ル溝17,18も、直線部と曲線部との組合せにして、
シール溝17,18内に挿入されるシール板21も、図
8、図9にそれぞれ示すように、直線状シール板21a
と曲線状シール21bとを使い分けて、シール溝17,
18に挿入するようにしている。
フランジ面5,3にそれぞれ凹設したシール溝17,1
8内にシール板21を挿入した後、上車室2および下車
室1のそれぞれを連通させて、穿設された上ボルト穴
6、および下ボルト穴4に締付ボルト22を挿入して、
上車室2のフランジと下車室1のフランジとを締め付け
ることにより、上フランジ面5と下フランジ面3とは密
着させることができ、しかも、運用中において、フラン
ジ面5,3の接合部に口開きが生じるようなことがあっ
ても、シール溝17,18内に挿入されたシール板21
の側面により内部車室7から外部へ流出しようとする流
体の流れが阻止され、フランジ面接合部から外部への蒸
気の漏洩を防止することができる。
では、シール溝17,18の方向に設けるようにしてい
る、シール板21に設けるスリット溝19が、シール板
21の側面のうち、外側を向く側面に設けるようにして
いるために、内部車室7の圧力が外部より高くなる場合
のシール時には、シール板21が外側に曲り易く、シー
ル板21の外側面がシール溝17,18の外側に密着し
て、シール性は良くなるが、内部車室7内に、圧力が外
部より低くなる場所が生じる場合のシール時において
は、シール板21のスリット溝19が外側面に設けられ
るようにしているために、内側に曲り難く、シール性が
悪くなるという不具合がある。
であるスリット溝19が片側にのみ設けられることか
ら、曲り易さの圧力に対する方向性が生じることにな
り、外部圧の方が高くなる場所が蒸気タービン車室9内
等にできる場合には、外部から内部車室7への外気の吸
い込みに対しては、対処できないという不具合がある。
19を多数列設ける必要があるとともに、図8、図9に
示すように隣接して、シール溝17,18に順次挿入す
る、シール板21の互いの結合部に切り欠き部20を設
けなければならないなど、形状が複雑なものとなる不具
合がある。
7,18の側面に密着させ、シール性を保持させるため
には、シール溝17,18の厚みに対して、シール板2
1を高精度で所定の板厚になるように管理しなければな
らないという不具合もある。
来の車室シール装置、特に、本出願人が提案した、経年
的な締付ボルトのゆるみ、又はフランジ面3,5の熱変
形等の各種の原因により下フランジ面3と上フランジ面
5との合せ部を密着させる面圧が保持できなくなり、フ
ランジ面接合部に口開きの状態の隙間ができ、この隙間
からの蒸気漏洩が多量に生じることがある場合において
も、内部車室7の圧力が高い場合には、蒸気漏洩を防止
できるようにした車室シール装置における不具合、すな
わち、低圧タービンのように、内部車室7の圧力より外
部圧力が高くなる場所が蒸気タービン車室等に発生した
場合には、外部から内部車室7の外気の吸い込みに対し
ては対処できず、また合せ部が口開きの状態になったと
きに蒸気漏洩を防止するシール板21の形状が複雑なも
のとなり、さらには、側面をシール溝17,18の側面
に密着させ、シール性を保持させるために、シール溝1
7,18の厚みに対して、シール板21を高精度で所定
の板厚になるように管理しなければならないなどの不具
合を解消することを目的としている。
内部車室7内の圧力が低くなり、外部圧力の方が高くな
る場所が生じる場合においても、内部車室7への外部か
らの吸込みを防止でき、また蒸気漏洩又は内部車室7へ
の外気の流入を防止するシール材の形状を簡素なものに
でき、さらには、シール材の板厚を高精度に管理しなく
ても、内部車室から外部への蒸気漏洩又は外部から内部
車室への外気の流入を確実に防止できる車室シール室を
提供することを課題とする。
シール装置は、次の手段とした。
とを接合し、流体の通過を防止するようにした車室シー
ル装置の対向させて設けるようにした、フランジ面の同
一位置に開口が設けられ、上車室および下車室の内部
に、それぞれが連続する円弧に形成されるようにした両
側壁が凹設され、上車室および下車室の内部に一体化さ
れて形成されるようにしたシール溝を設けた。
円弧の側面が一側面に形成され、シール溝内に挿入され
たとき、相互に密着させることのできる接合面が他側面
に形成され、小円弧にされた側面でフランジ面接合部の
円弧面にされたシール溝の側壁を押圧して、フランジ面
接合部に生じる開口を塞ぎ、この開口を通過する流体の
漏洩、若しくは流入を防止するようにした一対のシール
板を設けた。なお、シール板の材質は、特に制約はない
が、上車室又は下車室と同様の低合金鋼、例えば2 1
/4Cr、Mo、V鋼等で形成するようにすれば良い。
なるときばかりでなく、低圧タービン使用時等に起る内
部車室の圧力が、外部の圧力より低くなる場所が生じる
ときでも、フランジ面接合部を通過する流体の漏洩又は
吸入を防止することができる。また、シール板は、変形
だけではなくシール溝内の移動によっても、その側面の
小円弧部をフランジ面接合部のシール溝の円弧部に押し
付けることによって、フランジ接合部を通過する流体の
漏洩又は吸入を防止するようにしたので、シール板の形
状は、簡素な形状のものにできる。
円弧の間が、上フランジ面および下フランジ面が密着す
るフランジ面接合部で最大幅になるように形成しておけ
ば、内部車室の圧力が押圧されるシール板、若しくは外
部の圧力で押圧されるシール板は、小円弧がフランジ面
接合部のシール溝外側壁の円弧部、若しくは内側壁の円
弧部を自動調心して押圧するようになるので、シール板
の形状を特別な形状のものにする必要はなく、簡素な形
状のものにできる。
ル溝内の移動によっても、フランジ接合部を通過する流
体の漏洩又は吸入を防止するようにしたので、シール溝
の幅、若しくは変形量を考慮したシール板の板厚を、高
精度に管理する必要がなくなる。また、本発明の車室シ
ール装置は、上述(1)、(2)の手段に加え、次の手
段とした。
の円弧半径が、シール溝の円弧に形成された側壁の円弧
半径の0.8〜1.0以下になるものとした。
置では、上述の(a)に加え、他側の側面である接合面
を密着させて、両側面が小円弧に形成されることとなる
一対のシール板は、両側壁が円弧に形成された上車室お
よび下車室の内部のシール溝内を、特に左右方向に自在
に動き、内部車室の圧力が高い場合には、一対のシール
板の外側に位置する小円弧は、高い内部車室の圧力にお
されて、シール溝のフランジ面接合部の外側の円弧に押
し付けられ、フランジ面接合部に万一開口が生じている
場合でも、内部車室から外部への蒸気漏洩を防止するこ
とができる。
部車室に圧力が外部の圧力より低い場所で生じる場合に
は、一対のシール板の側面のうちの内側に位置する側面
に設けられた小円弧は、高い外部の圧力におされて、シ
ール溝のフランジ面接合部の内側の円弧に押し付けら
れ、フランジ面接合部に万一開口が生じている場合で
も、外部から内部車室への気体の流入を防止することが
できる。
実施の一形態を図面に基づき説明する。図1は本発明の
車室シール装置の実施の第1形態を示す部分横断面図、
図2は図1に示すシール板の斜視図、図3は図1に示す
車室シール装置を設置する下車室の斜視図である。な
お、これらの図において図4および図7に示す部材と同
一若しくは類似の部材には、同一符号を付して説明は省
略する。
は、図1に示すように、蒸気タービンの下車室1と上車
室2を合わせる、上フランジ面5と下フランジ面3とが
接合するフランジ面接合部にシール溝50を設け、この
シール溝50内にシール板53を挿入し、タービン運用
中にフランジ接合部に口開きを生じても、挿入したシー
ル板53により、内部車室7からの蒸気等の流体の漏洩
又は外部からの内部車室7への大気の吸込みを防止でき
る構造としたものである。
を接合させ、内部車室7の中央部外周に略全周にわたっ
て配設されるフランジ面接合部は、図4に示す下フラン
ジ面3の形状から判断されるように曲線部を多く持つ形
状となる。これに加えて、蒸気タービン車室9は、大型
のものにされる場合が多く、組立を考慮するとシール板
53は柔軟性が要求されることとなる。さらに、高圧の
蒸気タービン9では、このようなシール板53は内部流
体の外部への漏洩のみを考慮すれば良いが、低圧の蒸気
タービン車室9及び内部車室7では、外部の圧力よりも
低圧の部分が生じることがあり、このようなシール板5
3では外部からの外気の吸込みを防止することも重要と
なる。
蒸気タービン車室9及び内部車室7の圧力に対して耐え
る強度と、外側および内側のいずれの側に対しても漏
洩、吸込を防止できる構造が要求される。
3は上フランジ面5および下フランジ面3を接合させた
フランジ面接合部が、締付ボルト22の経年変化による
締付力の低下、又は上フランジ面5および/又は下フラ
ンジ面3の熱変形等によって、口開きが生じるようなこ
とがあっても、上車室2および下車室1の内部に、それ
ぞれに設置された側壁が、円弧状にされた下シール溝5
2、上シール溝51内に、挿入されて、漏洩、又は吸込
みを防止するようにしている。
状から理解できるように、フランジ面接合部に沿って、
フランジ面接合部に略全周にわたって形成されるシール
溝50は、上車室2内に設けられる上シール溝51と、
前述した下車室1内に設けるようにした下シール溝52
とから形成されることになる。これらの上シール溝51
と下シール溝52とは、フランジ面接合部を形成する上
フランジ面5と下フランジ面3とを対向させて配置した
とき、同一個所に開口が設けられるようにするととも
に、内側壁および外側壁ともに円弧状に形成され、しか
もこの円弧間の幅は、フランジ面接合部が最大幅となる
長楕円形状になるようにされている。
れた上シール溝51の円弧状に形成された側壁と、下車
室1内に凹設されて設けられた下シール溝52の円弧状
に形成された側壁とは、フランジ面接合部を最大幅とな
る所定の円弧半径で形成された滑らかな円弧を形成する
ようにした側壁にされている。
ル板53は、図2に示すように構造(形状)がきわめて
簡単にでき、長手方向に互い違いに配置することによ
り、フランジ面接合部に生じることのある開口を、シー
ル板53に何等の加工を行うことなく、カバーすること
が可能になるように、一方の側面が下シール溝52、お
よび上シール溝51の側壁に形成された円弧より円弧半
径が小さい小円弧にされるとともに、他方の側面は、内
側シール板54と外側シール板55とを相互に密着させ
ることができるように平面形状にされている。
円弧の円弧半径はシール溝50に設けられる円弧状の側
壁との密着性を良くするために、(シール板53の円弧
半径)<((0.8〜1.0)シール溝50の側壁の円
弧半径)になるようにすることが、より好ましい。ま
た、シール板53の素材は、前述したように、蒸気ター
ビン車室9及び内部車室7の圧力、温度に対して耐える
強度のものであれば、特に制約はないが、蒸気タービン
車室9と同一材、又はそれに類する材料、例えば2 1
/4Cr、Mo、V鋼等の低合金鋼で形成するようにす
れば十分である。
たシール溝50は、図3に示すように、上フランジ5と
下フランジ面3とが接合するフランジ面接合部に沿っ
て、蒸気タービン車室9の外周を囲むように設置される
フランジ面接合部の略全周にわたって設置される。
ように構成されているので、フランジ面接合部に生じた
隙間を通ってシール板53に内部車室7及び高圧の蒸気
タービン車室9より圧力が加わる場合、外側に押付けら
れることになる。このときシール板53、正確には外側
シール板55の外側面は、円弧に形成されているため、
調心性を持ち、シール溝50の外側に形成された円弧状
側壁にシール板53の外側面を密着させることができ
る。
ン車室9などでは、逆に、外部より圧力が低くなる場所
が生じることがあるために、内側に外部圧力が加わる場
合がある。このような場合においても、シール板53は
逆方向に移動できることから、内側シール板54の内側
面に形成された小円弧は、フランジ面接合部付近のシー
ル溝50の内側に形成された円弧状の側壁に密着される
こととなり、問題なく外気の蒸気タービン車室9内への
流入を防止することができる。
も、図3に示すように基盤上に設置された下車室1の下
フランジ面3に開口する下シール溝52内に、図2に示
すように、互いに、交互に内側シール板54と外側シー
ル板55とを設置することにより、隣接して配設される
内側シール板54又は外側シール板55の両端の間に形
成される互いの切れ目を、シール板53の両端部に特別
な加工を施す必要がなく、カバーできることになり気密
を保持させることができる。
ル板53の内側シール板54と外側シール板55を合わ
せる、他側の面は双方とも平滑な面となるようにした
が、一方のシール板53の接合面に凹部を設け、他方の
シール板53の接合面にこの凹部に対応する凸部を設
け、一対のシール板53を形成する内側シール板54と
外側シール板55との結合を高め、さらには上、下方向
に相互のずれが生じないようにして、シール性を高める
ようにすることもできるものである。
ル装置は、上車室と下車室とを接合したフランジ面接合
部から流体の通過を防止するようにした、対向して配置
させたフランジ面の同一位置に開口がもうけられ、この
開口から上車室および下車室の内部に連続した円弧を形
成するようにした両側壁が凹設されて一体化されたシー
ル溝と、シール溝の一方の側壁に当接する小円弧の側面
が一側面に形成され、相互に密着させる接合面が他側面
に形成され、接合面が接合されてシール溝内に挿入され
たとき、シール板の小円弧の側面でフランジ面接合部の
円弧にされたシール溝の側壁を押圧して、フランジ面に
生じる開口を塞ぎ、流体の漏洩を防止するようにした一
対のシール板とを設けるものとした。
きばかりでなく、低圧タービン使用時に内部車室の圧力
が外部の圧力より低くなる場所が生じるときでも、フラ
ンジ面接合部を通過する流体の漏洩、又は吸入を防止す
ることができるとともに、シール板の形状を特別な形状
のものにする必要はなくなり、簡素な形状のものにでき
る。
ル溝内の移動によっても、フランジ接合部を通過する流
体の漏洩又は吸入を防止するようにできるので、シール
溝の幅、若しくは変形量を考慮してシール板の板厚を、
高精度に管理する必要がなくなる。
板の小円弧に形成された側面の円弧半径が、シール溝の
円弧に形成された側壁の円弧半径の0.8〜1.0以下
になるものとした。
ことになる一対のシール板は、両側壁が円弧に形成され
たシール溝内を自在に動き、内部車室の圧力が高い場合
には、一対のシール板の外側面の円弧は、高い内部車室
の圧力におされて、シール溝の外側の円弧に押し付けら
れ、フランジ面接合部に万一開口が生じている場合で
も、内部車室から外部への蒸気漏洩を防止することがで
き、また内部車室の圧力が外部の圧力より低い場所が生
じる場合でも、一対のシール板の内側面の円弧は、高い
外部の圧力におされて、シール溝の内側の円弧に押し付
けられ、外部から内部車室への気体の流入を防止するこ
とができる。
す部分横断面図、
斜視図、
分離したときの斜視図、
ケーシングの接合部を示す部分平面図、
部分横断面図、
る直線状シール板を示す図で、図8(a)は斜視図、図
8(b)は図8(a)に示す矢視B−Bにおける端面
図、
る曲線状シール板を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 内部車室を形成する上車室と下車室とを
接合するフランジ面における流体の通過を防止するため
の車室シール装置において、対向させた前記フランジ面
の同一位置に開口がもうけられ、前記上車室および前記
下車室のそれぞれに連続させた円弧からなる両側壁を形
成して凹設されたシール溝と、前記シール溝の一方の側
壁に当接する小円弧の側面が一側面に形成され、前記シ
ール溝内に挿入されたとき、密着させる接合面が他側面
に形成された一対のシール板とからなり、前記シール板
の小円弧にされた側面で、前記フランジ面接合部の円弧
の前記シール溝側面を押圧して、前記フランジ面におけ
る流体の通過を防止するようにしたことを特徴とする車
室シール装置。 - 【請求項2】 前記シール板の小円弧に形成された側面
の円弧半径が、前記シール溝の円弧に形成された側壁の
円弧半径の0.8〜1.0以下にされていることを特徴
とする請求項1の車室シール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13197498A JP3631901B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車室シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13197498A JP3631901B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車室シール装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324614A true JPH11324614A (ja) | 1999-11-26 |
| JP3631901B2 JP3631901B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=15070591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13197498A Expired - Lifetime JP3631901B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車室シール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3631901B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013076339A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Toshiba Corp | 蒸気タービンケーシング |
| CN103343705A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-09 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 汽轮机中分面密封方法及密封结构 |
| CN103362576A (zh) * | 2013-07-30 | 2013-10-23 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 一种汽缸中分面密封方法 |
| CN104153825A (zh) * | 2014-07-28 | 2014-11-19 | 关明 | 一种汽轮机缸体中分面局部漏汽的密封方法 |
| CN105531444A (zh) * | 2013-07-25 | 2016-04-27 | 西门子公司 | 用于涡轮机的密封装置 |
| EP3527790A1 (en) * | 2018-02-15 | 2019-08-21 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Rotary machine |
| CN110593969A (zh) * | 2019-10-15 | 2019-12-20 | 上海电气集团股份有限公司 | 燃气轮机气缸的密封法兰及其设计方法 |
| CN113107614A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-13 | 华能安源发电有限责任公司 | 一种火电厂给水泵小汽轮机中分面h型密封装置 |
| JP2022532472A (ja) * | 2019-04-02 | 2022-07-15 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | タービンハウジング又はバルブハウジング用の固定手段 |
| CN115653697A (zh) * | 2022-10-12 | 2023-01-31 | 华中科技大学 | 一种用于汽轮机汽缸中分面端部的防泄露封堵组件 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP13197498A patent/JP3631901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013076339A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Toshiba Corp | 蒸気タービンケーシング |
| CN103343705A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-09 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 汽轮机中分面密封方法及密封结构 |
| CN105531444A (zh) * | 2013-07-25 | 2016-04-27 | 西门子公司 | 用于涡轮机的密封装置 |
| CN103362576A (zh) * | 2013-07-30 | 2013-10-23 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 一种汽缸中分面密封方法 |
| CN104153825A (zh) * | 2014-07-28 | 2014-11-19 | 关明 | 一种汽轮机缸体中分面局部漏汽的密封方法 |
| JP2019138280A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 回転機械 |
| EP3527790A1 (en) * | 2018-02-15 | 2019-08-21 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Rotary machine |
| US11181113B2 (en) | 2018-02-15 | 2021-11-23 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Rotary machine |
| JP2022532472A (ja) * | 2019-04-02 | 2022-07-15 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | タービンハウジング又はバルブハウジング用の固定手段 |
| CN110593969A (zh) * | 2019-10-15 | 2019-12-20 | 上海电气集团股份有限公司 | 燃气轮机气缸的密封法兰及其设计方法 |
| CN110593969B (zh) * | 2019-10-15 | 2024-04-05 | 上海电气集团股份有限公司 | 燃气轮机气缸的密封法兰及其设计方法 |
| CN113107614A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-13 | 华能安源发电有限责任公司 | 一种火电厂给水泵小汽轮机中分面h型密封装置 |
| CN113107614B (zh) * | 2021-05-20 | 2023-08-25 | 华能安源发电有限责任公司 | 一种火电厂给水泵小汽轮机中分面h型密封装置 |
| CN115653697A (zh) * | 2022-10-12 | 2023-01-31 | 华中科技大学 | 一种用于汽轮机汽缸中分面端部的防泄露封堵组件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3631901B2 (ja) | 2005-03-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3593082B2 (ja) | 軸シール機構及びタービン | |
| US5997247A (en) | Seal of stacked thin slabs that slide within reception slots | |
| CN101558218B (zh) | 用于密封旋转活塞机的活塞的系统 | |
| US6503051B2 (en) | Overlapping interference seal and methods for forming the seal | |
| CN107269323B (zh) | 密封燃气涡轮中的角部泄漏的密封件组件 | |
| JPH11324614A (ja) | 車室シール装置 | |
| JP3462732B2 (ja) | ガスタービン静翼のダブルクロスシール装置 | |
| CN103133693B (zh) | 用于旋转式机器的固定构件的垫片密封组件和组装方法 | |
| JP2021063505A (ja) | ガスタービンにおけるシュートギャップの漏れを低減するためのシールアセンブリ | |
| KR100534532B1 (ko) | 진공펌프 로터 및 그 제작방법 | |
| US12601261B2 (en) | Shell stator for a vacuum pump | |
| JPH1150805A (ja) | ガスタービン静翼シュラウドのシール構造 | |
| JPH10159503A (ja) | 車室シール装置 | |
| US6742988B2 (en) | Composite tubular woven seal for steam turbine diaphragm horizontal joint interfaces | |
| EP3008294A1 (en) | Sealing arrangement for a turbomachine | |
| JP2018523776A (ja) | 長手方向シール部材および環状シール部材を備える真空ポンプ | |
| JP3034522B1 (ja) | タ―ビンノズルを改良したガスタ―ビン | |
| JPH0660702U (ja) | ガスタービン分割環のシール構造 | |
| US6607802B2 (en) | Method for joining two parts and a unit of joined parts joined by the same | |
| JP2000314383A (ja) | スクロール流体機械 | |
| JP2003004149A (ja) | 軸シール機構及びガスタービン | |
| KR101310856B1 (ko) | 밀폐형 압축기의 소음기 | |
| JPH11218222A (ja) | ダイキャスト製品の接合構造 | |
| JP2555679Y2 (ja) | つぼ型蒸気タービンのグランドシール部の仕切り構造 | |
| JP2022048463A (ja) | ガスケット |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041104 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041130 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041220 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |