JPH11324702A - 模型用エンジンの制御装置及び制御方法 - Google Patents
模型用エンジンの制御装置及び制御方法Info
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- JPH11324702A JPH11324702A JP10133505A JP13350598A JPH11324702A JP H11324702 A JPH11324702 A JP H11324702A JP 10133505 A JP10133505 A JP 10133505A JP 13350598 A JP13350598 A JP 13350598A JP H11324702 A JPH11324702 A JP H11324702A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/32—Controlling fuel injection of the low pressure type
- F02D41/34—Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling injection timing or duration
- F02D41/345—Controlling injection timing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B75/34—Ultra-small engines, e.g. for driving models
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- F02D31/001—Electric control of rotation speed
- F02D31/007—Electric control of rotation speed controlling fuel supply
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低速回転時に燃料を十分に絞って運転の安定性
を確保できる模型用エンジンの制御方法を提供する。 【解決手段】噴射時間生成手段60が、エンジンの駆動に
必要な1サイクルあたりの燃料量に応じて燃料の噴射時
間を生成する。間欠噴射判定手段61が、前記燃料噴射装
置において制御可能な最小噴射時間を前記噴射時間が下
回るか否かを判定する。下回ると判定された場合に、噴
射時間と間欠噴射データとの対応を定めた間欠噴射デー
タテーブル65により、間欠噴射データ選択手段62が前記
噴射時間に対応した前記間欠噴射データを選択する。選
択した前記間欠噴射データと、噴射タイミング生成手段
66からのタイミング信号に基づき、制御可能な噴射時間
で燃料噴射装置50に燃料を間欠噴射させる。低速回転時
の安定性が向上する。低速で十分燃料を絞れるので燃料
過多にならず、急加速の反応が良くなる。
を確保できる模型用エンジンの制御方法を提供する。 【解決手段】噴射時間生成手段60が、エンジンの駆動に
必要な1サイクルあたりの燃料量に応じて燃料の噴射時
間を生成する。間欠噴射判定手段61が、前記燃料噴射装
置において制御可能な最小噴射時間を前記噴射時間が下
回るか否かを判定する。下回ると判定された場合に、噴
射時間と間欠噴射データとの対応を定めた間欠噴射デー
タテーブル65により、間欠噴射データ選択手段62が前記
噴射時間に対応した前記間欠噴射データを選択する。選
択した前記間欠噴射データと、噴射タイミング生成手段
66からのタイミング信号に基づき、制御可能な噴射時間
で燃料噴射装置50に燃料を間欠噴射させる。低速回転時
の安定性が向上する。低速で十分燃料を絞れるので燃料
過多にならず、急加速の反応が良くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射装置を有
する模型用エンジンとその制御方法に係り、特に低速回
転時に燃料を十分に絞って運転の安定性を確保できる模
型用エンジンとその制御方法に関する。
する模型用エンジンとその制御方法に係り、特に低速回
転時に燃料を十分に絞って運転の安定性を確保できる模
型用エンジンとその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、模型用エンジンとして知られてい
る2サイクル又は4サイクルのグローエンジンにおいて
は、エンジンの燃焼室に供給される燃料量を制御する手
段として、キャブレターが使用されていた。
る2サイクル又は4サイクルのグローエンジンにおいて
は、エンジンの燃焼室に供給される燃料量を制御する手
段として、キャブレターが使用されていた。
【0003】本出願人は、このキャブレターに代えて、
燃料噴射装置を有する模型用エンジンを提案している。
このエンジンにおいては、クランク室内で発生する空気
圧を逆止弁を介して燃料タンクに導き、タンク内に空気
圧を貯えて燃料を20〜100kPaに加圧している。
燃料噴射装置を有する模型用エンジンを提案している。
このエンジンにおいては、クランク室内で発生する空気
圧を逆止弁を介して燃料タンクに導き、タンク内に空気
圧を貯えて燃料を20〜100kPaに加圧している。
【0004】エンジンのクランク室内に発生する圧力は
回転数によって異なり、高速回転時には圧力が高く、低
速回転時には低い。このため、前記燃料タンク内には常
に最大の圧力が貯えられるように構成されているが、一
定の圧力(例えば30〜40kPa)を安定して維持す
ることは実際には困難である。
回転数によって異なり、高速回転時には圧力が高く、低
速回転時には低い。このため、前記燃料タンク内には常
に最大の圧力が貯えられるように構成されているが、一
定の圧力(例えば30〜40kPa)を安定して維持す
ることは実際には困難である。
【0005】このため、従来は燃料タンクから送られて
くる燃料の圧力を一定に制御して燃料噴射装置に供給す
るため、レギュレータを用いていた。レギュレータは、
ある一定圧以上の燃料のみを通過させる装置である。
くる燃料の圧力を一定に制御して燃料噴射装置に供給す
るため、レギュレータを用いていた。レギュレータは、
ある一定圧以上の燃料のみを通過させる装置である。
【0006】図5は、従来の模型用エンジンにおける燃
料噴射制御のブロック図であり、図6は同タイミング図
である。エンジンのクランクシャフト等に設けられた回
転パルス検出装置により回転パルスが生成される。この
回転パルスは、噴射タイミング生成回路100に入力さ
れる。噴射タイミング生成回路100は、回転パルスよ
りも時間tだけ遅延されたタイミング信号を燃料噴射信
号生成回路101に出力する。キャブレターの開度に比
例した噴射時間信号は、噴射時間生成回路102に入
る。噴射時間生成回路102は実噴射時間信号を生成
し、燃料噴射信号生成回路101に出力する。燃料噴射
信号生成回路101は、図6に示すような燃料噴射信号
を生成して燃料噴射装置駆動回路103に与え、燃料噴
射装置駆動回路103はこの信号に基づいて燃料噴射装
置104を駆動する。
料噴射制御のブロック図であり、図6は同タイミング図
である。エンジンのクランクシャフト等に設けられた回
転パルス検出装置により回転パルスが生成される。この
回転パルスは、噴射タイミング生成回路100に入力さ
れる。噴射タイミング生成回路100は、回転パルスよ
りも時間tだけ遅延されたタイミング信号を燃料噴射信
号生成回路101に出力する。キャブレターの開度に比
例した噴射時間信号は、噴射時間生成回路102に入
る。噴射時間生成回路102は実噴射時間信号を生成
し、燃料噴射信号生成回路101に出力する。燃料噴射
信号生成回路101は、図6に示すような燃料噴射信号
を生成して燃料噴射装置駆動回路103に与え、燃料噴
射装置駆動回路103はこの信号に基づいて燃料噴射装
置104を駆動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】クランク室の空気圧で
燃料を加圧し、この燃料を燃料噴射装置で噴射する従来
の模型用エンジンでは、燃料の圧力が一定であることが
前提であり、燃料の噴射量は噴射時間によって制御して
いた。即ち、回転数が低い時には燃料の量を抑えたいの
で噴射時間を短くし、回転数が高い時には燃料の量を増
やしたいので噴射時間を長くする。
燃料を加圧し、この燃料を燃料噴射装置で噴射する従来
の模型用エンジンでは、燃料の圧力が一定であることが
前提であり、燃料の噴射量は噴射時間によって制御して
いた。即ち、回転数が低い時には燃料の量を抑えたいの
で噴射時間を短くし、回転数が高い時には燃料の量を増
やしたいので噴射時間を長くする。
【0008】しかしながら、低速時には使用燃料が少な
いために燃料の圧力が上がり、燃料が濃くなってしま
う。また、高速時には単位時間当たりの使用燃料が多い
ため、供給が追いつかず、燃料が薄くなってしまう。こ
のため、従来の模型用エンジンではエンジンの回転が不
安定になり、場合によっては高速時にオーバーヒートを
起こしたり、低速時にエンストを起こしたりする可能性
があった。
いために燃料の圧力が上がり、燃料が濃くなってしま
う。また、高速時には単位時間当たりの使用燃料が多い
ため、供給が追いつかず、燃料が薄くなってしまう。こ
のため、従来の模型用エンジンではエンジンの回転が不
安定になり、場合によっては高速時にオーバーヒートを
起こしたり、低速時にエンストを起こしたりする可能性
があった。
【0009】本発明は、低速回転時に燃料を十分に絞っ
て運転の安定性を確保できる模型用エンジンと、模型用
エンジンのそのような制御方法を提供することを目的と
している。
て運転の安定性を確保できる模型用エンジンと、模型用
エンジンのそのような制御方法を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された模
型用エンジン(1)の制御方法は、燃料噴射装置(5
0)を有する模型用エンジンの制御方法において、エン
ジンの駆動に必要な1サイクルあたりの燃料量が、前記
燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間を下回る
噴射時間に相当する量である場合に、あらかじめ定めた
噴射時間と間欠噴射データとの対応関係(例えば間欠噴
射データテーブル65)により、前記噴射時間に対応し
た前記間欠噴射データを決定し、この間欠噴射データに
応じて制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料を
間欠噴射させることを特徴とする。
型用エンジン(1)の制御方法は、燃料噴射装置(5
0)を有する模型用エンジンの制御方法において、エン
ジンの駆動に必要な1サイクルあたりの燃料量が、前記
燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間を下回る
噴射時間に相当する量である場合に、あらかじめ定めた
噴射時間と間欠噴射データとの対応関係(例えば間欠噴
射データテーブル65)により、前記噴射時間に対応し
た前記間欠噴射データを決定し、この間欠噴射データに
応じて制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料を
間欠噴射させることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載された模型用エンジンの制
御方法は、燃料噴射装置を有する模型用エンジン(1)
の制御方法において、次の4つの段階を有している。第
1の段階は、エンジンの駆動に必要な1サイクルあたり
の燃料量に応じて燃料の噴射時間を生成する。第2の段
階は、前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時
間を前記噴射時間が下回るか否かを判定する。第3の段
階は、前記第2の段階において下回ると判定された場合
に、あらかじめ定めた噴射時間と間欠噴射データとの対
応関係(例えば間欠噴射データテーブル65)により、
前記噴射時間に対応した前記間欠噴射データを決定す
る。第4の段階は、選択した前記間欠噴射データを用い
た噴射タイミングにより、制御可能な噴射時間で前記燃
料噴射装置(50)に燃料を間欠噴射させる。
御方法は、燃料噴射装置を有する模型用エンジン(1)
の制御方法において、次の4つの段階を有している。第
1の段階は、エンジンの駆動に必要な1サイクルあたり
の燃料量に応じて燃料の噴射時間を生成する。第2の段
階は、前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時
間を前記噴射時間が下回るか否かを判定する。第3の段
階は、前記第2の段階において下回ると判定された場合
に、あらかじめ定めた噴射時間と間欠噴射データとの対
応関係(例えば間欠噴射データテーブル65)により、
前記噴射時間に対応した前記間欠噴射データを決定す
る。第4の段階は、選択した前記間欠噴射データを用い
た噴射タイミングにより、制御可能な噴射時間で前記燃
料噴射装置(50)に燃料を間欠噴射させる。
【0012】請求項3に記載された模型用エンジン
(1)の制御方法は、請求項2記載の模型用エンジンの
制御方法において、前記第2の段階において下回らない
と判定された場合に、前記噴射時間で1サイクルごとに
前記燃料噴射装置(50)に燃料噴射を行わせることを
特徴とする。
(1)の制御方法は、請求項2記載の模型用エンジンの
制御方法において、前記第2の段階において下回らない
と判定された場合に、前記噴射時間で1サイクルごとに
前記燃料噴射装置(50)に燃料噴射を行わせることを
特徴とする。
【0013】請求項4に記載された模型用エンジンの制
御方法は、請求項2記載の模型用エンジンの制御方法に
おいて、前記第4の段階における制御可能な噴射時間
が、前記燃料噴射装置の最小噴射時間であることを特徴
としている。
御方法は、請求項2記載の模型用エンジンの制御方法に
おいて、前記第4の段階における制御可能な噴射時間
が、前記燃料噴射装置の最小噴射時間であることを特徴
としている。
【0014】請求項5に記載された模型用エンジンの制
御方法は、請求項2記載の模型用エンジンの制御方法に
おいて、前記間欠噴射データが、間欠噴射の1サイクル
に対応する回転数を示すビットデータからなることを特
徴としている。
御方法は、請求項2記載の模型用エンジンの制御方法に
おいて、前記間欠噴射データが、間欠噴射の1サイクル
に対応する回転数を示すビットデータからなることを特
徴としている。
【0015】請求項6に記載された模型用エンジンの制
御装置(電子制御部7)は、燃料噴射装置(50)を有
する模型用エンジン(1)の制御装置において、エンジ
ンの駆動に必要な燃料量に応じて燃料の噴射時間を生成
する噴射時間生成手段(60)と、前記燃料噴射装置に
おいて制御可能な最小噴射時間を前記噴射時間が下回る
か否かを判定する間欠噴射判定手段(61)と、前記燃
料噴射装置における噴射時間と間欠噴射データが対応す
るデータテーブル(間欠噴射データテーブル65)と、
前記間欠噴射判定手段において下回ると判定された場合
に、前記データテーブルに基づき、前記噴射時間に対応
した前記間欠噴射データを選択する間欠噴射データ選択
手段(62)と、選択された前記間欠噴射データを用い
た噴射タイミングにより、制御可能な噴射時間で前記燃
料噴射装置に燃料を間欠噴射させる燃料噴射信号を生成
する燃料噴射信号生成手段(64)とを有することを特
徴としている。
御装置(電子制御部7)は、燃料噴射装置(50)を有
する模型用エンジン(1)の制御装置において、エンジ
ンの駆動に必要な燃料量に応じて燃料の噴射時間を生成
する噴射時間生成手段(60)と、前記燃料噴射装置に
おいて制御可能な最小噴射時間を前記噴射時間が下回る
か否かを判定する間欠噴射判定手段(61)と、前記燃
料噴射装置における噴射時間と間欠噴射データが対応す
るデータテーブル(間欠噴射データテーブル65)と、
前記間欠噴射判定手段において下回ると判定された場合
に、前記データテーブルに基づき、前記噴射時間に対応
した前記間欠噴射データを選択する間欠噴射データ選択
手段(62)と、選択された前記間欠噴射データを用い
た噴射タイミングにより、制御可能な噴射時間で前記燃
料噴射装置に燃料を間欠噴射させる燃料噴射信号を生成
する燃料噴射信号生成手段(64)とを有することを特
徴としている。
【0016】請求項7に記載された模型用エンジンの制
御装置は、燃料噴射装置を有する模型用エンジンの制御
装置において、エンジンの駆動に必要な燃料量に応じて
燃料の噴射時間を生成する噴射時間生成手段(60)
と、前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間
を前記噴射時間が下回るか否かを判定する間欠噴射判定
手段(61)と、前記燃料噴射装置における噴射時間と
間欠噴射データの対応関係を示す関係式を有し、前記間
欠噴射判定回路において下回ると判定された場合に、前
記関係式に基づき、前記噴射時間に対応した前記間欠噴
射データを決定する間欠噴射データ決定手段と、決定さ
れた前記間欠噴射データを用いた噴射タイミングによ
り、制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料を間
欠噴射させる燃料噴射信号を生成する燃料噴射信号生成
手段(64)とを有することを特徴としている。
御装置は、燃料噴射装置を有する模型用エンジンの制御
装置において、エンジンの駆動に必要な燃料量に応じて
燃料の噴射時間を生成する噴射時間生成手段(60)
と、前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間
を前記噴射時間が下回るか否かを判定する間欠噴射判定
手段(61)と、前記燃料噴射装置における噴射時間と
間欠噴射データの対応関係を示す関係式を有し、前記間
欠噴射判定回路において下回ると判定された場合に、前
記関係式に基づき、前記噴射時間に対応した前記間欠噴
射データを決定する間欠噴射データ決定手段と、決定さ
れた前記間欠噴射データを用いた噴射タイミングによ
り、制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料を間
欠噴射させる燃料噴射信号を生成する燃料噴射信号生成
手段(64)とを有することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1の例を
図1〜図4を参照して説明する。本例は、電子制御燃料
噴射装置を備えた2サイクルの模型用エンジン1に関す
る。この模型用エンジン1は、駆動時にクランク室で生
成される空気圧を用いて燃料を加圧する構造になってい
る。また、この加圧された燃料の供給を、前記空気圧を
用いてエンジンの回転数の高低に応じて調整し、電子燃
料噴射装置に供給することができる。
図1〜図4を参照して説明する。本例は、電子制御燃料
噴射装置を備えた2サイクルの模型用エンジン1に関す
る。この模型用エンジン1は、駆動時にクランク室で生
成される空気圧を用いて燃料を加圧する構造になってい
る。また、この加圧された燃料の供給を、前記空気圧を
用いてエンジンの回転数の高低に応じて調整し、電子燃
料噴射装置に供給することができる。
【0018】2サイクルのエンジンは、4サイクル機関
のように吸入弁や排気弁を持たず、図1に示すように、
シリンダ2には排気孔3、吸入孔4、掃気孔5が直接形
成され、ピストンP自体がこれらを開閉する。
のように吸入弁や排気弁を持たず、図1に示すように、
シリンダ2には排気孔3、吸入孔4、掃気孔5が直接形
成され、ピストンP自体がこれらを開閉する。
【0019】図1に示すエンジン1は、図示しないスタ
ータによって始動される。スタータは整流器を介して与
えられるバッテリーの電力や、加圧手段からの加圧され
た空気の供給等によって駆動される。
ータによって始動される。スタータは整流器を介して与
えられるバッテリーの電力や、加圧手段からの加圧され
た空気の供給等によって駆動される。
【0020】前記エンジン1は、ラジコンの模型飛行機
に搭載された受信機6の電子制御部7によって制御され
る。操縦者が送信機5を操作すれば、受信機6は送信機
5からの電波を受け、エンジン1を始めとする模型飛行
機の各部を制御する。
に搭載された受信機6の電子制御部7によって制御され
る。操縦者が送信機5を操作すれば、受信機6は送信機
5からの電波を受け、エンジン1を始めとする模型飛行
機の各部を制御する。
【0021】コンロッドの要所には永久磁石14が設け
られている。またこの永久磁石14に相対するクランク
カバーの所定の位置には、前記永久磁石14を検知して
クランク15の位置を検出する行程検出手段としての回
転位置検出センサ16が設けられている。この回転位置
検出センサ16は、燃料噴射のタイミングを図るため、
エンジン1の駆動サイクルを検出している。回転位置検
出センサ16が出力する回転パルスは、ラジコン受信機
6の電子制御部7に送られ、エンジン1の制御に利用さ
れる。
られている。またこの永久磁石14に相対するクランク
カバーの所定の位置には、前記永久磁石14を検知して
クランク15の位置を検出する行程検出手段としての回
転位置検出センサ16が設けられている。この回転位置
検出センサ16は、燃料噴射のタイミングを図るため、
エンジン1の駆動サイクルを検出している。回転位置検
出センサ16が出力する回転パルスは、ラジコン受信機
6の電子制御部7に送られ、エンジン1の制御に利用さ
れる。
【0022】エンジン1の吸気孔4には、吸入空気量を
加減するスロットルバルブ11がある。スロットルバル
ブ11の開度はスロットルサーボ等の駆動手段12によ
って制御される。駆動手段12はラジコン受信機6の電
子制御部7によって制御される。シリンダ2には温度セ
ンサ13が設けられており、その信号はラジコン受信機
6の電子制御部7に入力されてエンジン1の制御に利用
される。
加減するスロットルバルブ11がある。スロットルバル
ブ11の開度はスロットルサーボ等の駆動手段12によ
って制御される。駆動手段12はラジコン受信機6の電
子制御部7によって制御される。シリンダ2には温度セ
ンサ13が設けられており、その信号はラジコン受信機
6の電子制御部7に入力されてエンジン1の制御に利用
される。
【0023】図1に示すように、本例においては、クラ
ンク室8内に発生する空気圧は逆止弁20を介して燃料
タンク21内に導かれており、燃料タンク21内の燃料
に所定の圧力が加えられるようになっている。この圧力
は、通常クランク室8で発生する脈動の最高圧力であ
る。この燃料タンク21は密閉構造である。この加圧さ
れた燃料は、フィルタ22を通過して燃料調整装置30
に送られ、燃料調整装置30を通過した燃料は電子制御
燃料噴射装置10に供給される。
ンク室8内に発生する空気圧は逆止弁20を介して燃料
タンク21内に導かれており、燃料タンク21内の燃料
に所定の圧力が加えられるようになっている。この圧力
は、通常クランク室8で発生する脈動の最高圧力であ
る。この燃料タンク21は密閉構造である。この加圧さ
れた燃料は、フィルタ22を通過して燃料調整装置30
に送られ、燃料調整装置30を通過した燃料は電子制御
燃料噴射装置10に供給される。
【0024】図2を参照して燃料調整装置30を説明す
る。筒形の本体31の一端面には、燃料の入口32が形
成されている。この入口32は前記フィルタ22を介し
て燃料タンク21に接続されている。本体31の側周面
には、燃料の出口33が形成されている。燃料の入口3
2と出口33は、本体31内に形成された断面略円形の
流路34によって連通している。流路34の内部には、
流路34よりもやや小径の丸棒形の調整弁35(弁体)
が、軸方向について移動可能に設けられている。調整弁
35の一端にはシール部材としてのOリング36が設け
られている。流路34にはシール位置としてのテーパ状
のシート面37が形成されている。調整弁35が移動し
てOリング36がシート面37に所定の力で接触すれば
流路34が閉止され、シート面37から離れれば流路3
4が開放される。入口32と調整弁35の一端との間に
は、第1のばね38が設けられている。このばねは、シ
ート面を閉じる方向に調整弁35を付勢する第1の付勢
手段である。
る。筒形の本体31の一端面には、燃料の入口32が形
成されている。この入口32は前記フィルタ22を介し
て燃料タンク21に接続されている。本体31の側周面
には、燃料の出口33が形成されている。燃料の入口3
2と出口33は、本体31内に形成された断面略円形の
流路34によって連通している。流路34の内部には、
流路34よりもやや小径の丸棒形の調整弁35(弁体)
が、軸方向について移動可能に設けられている。調整弁
35の一端にはシール部材としてのOリング36が設け
られている。流路34にはシール位置としてのテーパ状
のシート面37が形成されている。調整弁35が移動し
てOリング36がシート面37に所定の力で接触すれば
流路34が閉止され、シート面37から離れれば流路3
4が開放される。入口32と調整弁35の一端との間に
は、第1のばね38が設けられている。このばねは、シ
ート面を閉じる方向に調整弁35を付勢する第1の付勢
手段である。
【0025】前記調整弁35の他端はピストン39に当
接している。ピストン39は、本体31の他端側に形成
・開口されたピストン室40内に移動自在に設けられて
いる。ピストン39と本体31の間にはパッキン41が
ある。本体31の他端には制御空気供給部としての空気
入口42が設けられている。
接している。ピストン39は、本体31の他端側に形成
・開口されたピストン室40内に移動自在に設けられて
いる。ピストン39と本体31の間にはパッキン41が
ある。本体31の他端には制御空気供給部としての空気
入口42が設けられている。
【0026】空気入口42はねじ43でピストン室40
の開口にねじ込まれており、回転させれば本体31に対
する軸方向の取り付け位置を調整することができる。即
ち、このねじ部は、調整弁35が往復動する方向に関し
て空気入口42の本体31に対する位置を調整する調節
機構である。また、ピストン室40内において、空気入
口42とピストン39との間には、第2のばね44が設
けられている。このばねは、本体31の内部において、
シート面37を開く方向にピストン39を付勢する第2
の付勢手段である。
の開口にねじ込まれており、回転させれば本体31に対
する軸方向の取り付け位置を調整することができる。即
ち、このねじ部は、調整弁35が往復動する方向に関し
て空気入口42の本体31に対する位置を調整する調節
機構である。また、ピストン室40内において、空気入
口42とピストン39との間には、第2のばね44が設
けられている。このばねは、本体31の内部において、
シート面37を開く方向にピストン39を付勢する第2
の付勢手段である。
【0027】前述した調節機構と第2のばね44によれ
ば、空気入口42のねじを回転させて本体31に対する
位置を調整し、第2のばね44がピストン39を介して
調整弁35を開方向に押す力を調整することができる。
これによって、調整弁35とシート面37の接触状態を
任意に調整することができる。
ば、空気入口42のねじを回転させて本体31に対する
位置を調整し、第2のばね44がピストン39を介して
調整弁35を開方向に押す力を調整することができる。
これによって、調整弁35とシート面37の接触状態を
任意に調整することができる。
【0028】燃料調整装置30において、調整弁35
は、第1のばね38の弾性力と、単位面積当たりの燃料
圧力を受ける。ピストン39が、空気圧と第2のばね4
4の弾性力で押されると、調整弁35のOリング36が
シート面37から離れ、隙間ができる。加圧された燃料
は流路34を抜けて出口33に向かう。送られる燃料量
は、燃料噴射装置50が噴射する量、即ちエンジンの回
転数に見合った適正な空燃比を維持するに必要な量とな
るように制御される。
は、第1のばね38の弾性力と、単位面積当たりの燃料
圧力を受ける。ピストン39が、空気圧と第2のばね4
4の弾性力で押されると、調整弁35のOリング36が
シート面37から離れ、隙間ができる。加圧された燃料
は流路34を抜けて出口33に向かう。送られる燃料量
は、燃料噴射装置50が噴射する量、即ちエンジンの回
転数に見合った適正な空燃比を維持するに必要な量とな
るように制御される。
【0029】図2に示すように、前記燃料調整装置30
は、電子制御燃料噴射装置50と一体に構成されてい
る。燃料噴射装置50は筐体51を有している。筐体5
1は、一端側が燃料調整装置30の本体31の燃料出口
33に連通している。筐体51の内部には、電磁コイル
52がある。電磁コイル52に接続された給電線53は
筐体51の外に引き出されている。電磁コイル52内に
は弁体54が設けられている。筐体51の他端側にはコ
ア55が設けられている。弁体54の先端には略円形の
ダイヤフラム弁56が固定されており、その円形の凸条
により燃料調整装置30の燃料の出口33の周囲を閉じ
るようになっている。弁体54の先端には略円形の板ば
ね57(付勢手段)が設けられ、弁体54を出口33側
に付勢してダイヤフラム弁56が出口33を閉じるよう
にしている。
は、電子制御燃料噴射装置50と一体に構成されてい
る。燃料噴射装置50は筐体51を有している。筐体5
1は、一端側が燃料調整装置30の本体31の燃料出口
33に連通している。筐体51の内部には、電磁コイル
52がある。電磁コイル52に接続された給電線53は
筐体51の外に引き出されている。電磁コイル52内に
は弁体54が設けられている。筐体51の他端側にはコ
ア55が設けられている。弁体54の先端には略円形の
ダイヤフラム弁56が固定されており、その円形の凸条
により燃料調整装置30の燃料の出口33の周囲を閉じ
るようになっている。弁体54の先端には略円形の板ば
ね57(付勢手段)が設けられ、弁体54を出口33側
に付勢してダイヤフラム弁56が出口33を閉じるよう
にしている。
【0030】図2(b)に示すように、筐体51の内部
は、噴射孔58から噴射パイプ59に連通している。
は、噴射孔58から噴射パイプ59に連通している。
【0031】電磁コイル52に通電すると、板ばね57
の付勢力に抗して弁体54が図2(a)の左に移動し、
出口33と筐体51内が連通する。燃料調整装置30に
おいて回転数に応じた流量に設定された燃料は、出口3
3から筐体51内に入る。さらに燃料は、噴射孔58か
ら噴射パイプ59に入り、クランク室8内に噴射され
る。
の付勢力に抗して弁体54が図2(a)の左に移動し、
出口33と筐体51内が連通する。燃料調整装置30に
おいて回転数に応じた流量に設定された燃料は、出口3
3から筐体51内に入る。さらに燃料は、噴射孔58か
ら噴射パイプ59に入り、クランク室8内に噴射され
る。
【0032】燃料噴射装置50において、回転位置検出
センサ16からの情報を電子制御装置で処理し、エンジ
ンの吸入タイミングに合わせて必要な噴射量に対応した
時間、電磁コイル52に通電する。通電された電磁コイ
ル52により発生する磁場により、弁体54はコア55
に磁着する。本体31に密着していたダイヤフラム弁5
6が離れ、隙間を生じ、流路34内の燃料は筐体51側
に入り、さらに噴射孔58から噴射パイプ59を通り、
クランク室8内に噴射される。
センサ16からの情報を電子制御装置で処理し、エンジ
ンの吸入タイミングに合わせて必要な噴射量に対応した
時間、電磁コイル52に通電する。通電された電磁コイ
ル52により発生する磁場により、弁体54はコア55
に磁着する。本体31に密着していたダイヤフラム弁5
6が離れ、隙間を生じ、流路34内の燃料は筐体51側
に入り、さらに噴射孔58から噴射パイプ59を通り、
クランク室8内に噴射される。
【0033】次に、図3及び図4を参照して、前記電子
制御部7による電子制御燃料噴射装置50(以下、燃料
噴射装置、又は噴射装置と呼ぶ)の制御について、さら
に詳しく説明する。
制御部7による電子制御燃料噴射装置50(以下、燃料
噴射装置、又は噴射装置と呼ぶ)の制御について、さら
に詳しく説明する。
【0034】エンジンの駆動に必要な1サイクルあたり
の燃料量は、スロットルバルブ11の開度に応じて決ま
る。この値を噴射時間設定条件として、エンジンの駆動
に必要な1サイクル当たりの噴射時間データを噴射時間
生成手段60が生成する。
の燃料量は、スロットルバルブ11の開度に応じて決ま
る。この値を噴射時間設定条件として、エンジンの駆動
に必要な1サイクル当たりの噴射時間データを噴射時間
生成手段60が生成する。
【0035】この噴射時間データは間欠噴射判定手段6
1に入力される。間欠噴射判定手段61は、この燃料噴
射装置50で制御可能な最小噴射時間と、前記噴射時間
データを比較する。最小噴射時間は燃料噴射装置によっ
て決まる値で、予め設定しておく。最小噴射時間よりも
噴射時間データの方が小さい場合には、間欠噴射判定手
段61は間欠噴射が必要である旨判定し、間欠噴射デー
タ選択手段62に指示信号を与え、間欠噴射モードに移
行する。また、間欠噴射判定手段61は連続・間欠切替
手段63に信号を与え、燃料噴射信号生成手段64が間
欠モードで信号を生成するように切り換える。
1に入力される。間欠噴射判定手段61は、この燃料噴
射装置50で制御可能な最小噴射時間と、前記噴射時間
データを比較する。最小噴射時間は燃料噴射装置によっ
て決まる値で、予め設定しておく。最小噴射時間よりも
噴射時間データの方が小さい場合には、間欠噴射判定手
段61は間欠噴射が必要である旨判定し、間欠噴射デー
タ選択手段62に指示信号を与え、間欠噴射モードに移
行する。また、間欠噴射判定手段61は連続・間欠切替
手段63に信号を与え、燃料噴射信号生成手段64が間
欠モードで信号を生成するように切り換える。
【0036】本装置は、あらかじめ定めた噴射時間と間
欠噴射データとの対応関係の一例として、間欠噴射デー
タテーブル65(対応表)を有している。間欠噴射デー
タテーブル65の間欠噴射データは、複数の段階に区分
した噴射時間と対応しており、所定回数のサイクル中に
何回の噴射を行うかを示す数値データである。間欠噴射
モードにおいて、間欠噴射データ選択手段62は、間欠
噴射データテーブル65(対応表)のデータから間欠噴
射データを選択する。
欠噴射データとの対応関係の一例として、間欠噴射デー
タテーブル65(対応表)を有している。間欠噴射デー
タテーブル65の間欠噴射データは、複数の段階に区分
した噴射時間と対応しており、所定回数のサイクル中に
何回の噴射を行うかを示す数値データである。間欠噴射
モードにおいて、間欠噴射データ選択手段62は、間欠
噴射データテーブル65(対応表)のデータから間欠噴
射データを選択する。
【0037】例えば、最小噴射時間を1.3msとした
場合、1サイクルに1回の噴射を行う。1.3ms以上
にした場合も同様に行う。噴射時間を1.3ms以下に
した場合、(燃料噴射回数N/40)×1.3=噴射時
間Tとすれば、噴射時間を0.0325ms以上0.0
65ms未満にするとN=1となり、40サイクル中1
回の噴射を行うことになる。同様に、0.065ms以
上0.0975ms未満にするとN=2となり、1.2
35ms以上1.2675ms未満ではN=38となり
40サイクル中38回の噴射を行うことになる。但し、
間欠噴射範囲内では、1回当たりの噴射時間をつねに最
小噴射時間である1.3msとしている。
場合、1サイクルに1回の噴射を行う。1.3ms以上
にした場合も同様に行う。噴射時間を1.3ms以下に
した場合、(燃料噴射回数N/40)×1.3=噴射時
間Tとすれば、噴射時間を0.0325ms以上0.0
65ms未満にするとN=1となり、40サイクル中1
回の噴射を行うことになる。同様に、0.065ms以
上0.0975ms未満にするとN=2となり、1.2
35ms以上1.2675ms未満ではN=38となり
40サイクル中38回の噴射を行うことになる。但し、
間欠噴射範囲内では、1回当たりの噴射時間をつねに最
小噴射時間である1.3msとしている。
【0038】間欠噴射データは、間欠噴射の1サイクル
に相当するビットデータからなり、例えば1の時は噴射
ON、0の時は噴射OFFとする。n回転で1サイクル
(1回噴射)とすると、ビット数はnとなる。間欠噴射
データはリングカウンタ方式で、回転パルスが入る毎に
データが1ビットシフトする。この時に最上位ビットが
1の時は、噴射装置の最小噴射時間Tmin で燃料噴射を
行う。また、0の時は噴射をOFFとする。データテー
ブル65における間欠噴射データの選択にあたっては、
実噴射時間をTとすると、Int((T/Tmin )*
n)番目のデータを選択すればよい。また、Tが小さい
場合、間欠噴射のレートが下がるが、間欠噴射1サイク
ルの間で燃料噴射が均一に行われるよう、噴射ONのタ
イミングを平均化している。
に相当するビットデータからなり、例えば1の時は噴射
ON、0の時は噴射OFFとする。n回転で1サイクル
(1回噴射)とすると、ビット数はnとなる。間欠噴射
データはリングカウンタ方式で、回転パルスが入る毎に
データが1ビットシフトする。この時に最上位ビットが
1の時は、噴射装置の最小噴射時間Tmin で燃料噴射を
行う。また、0の時は噴射をOFFとする。データテー
ブル65における間欠噴射データの選択にあたっては、
実噴射時間をTとすると、Int((T/Tmin )*
n)番目のデータを選択すればよい。また、Tが小さい
場合、間欠噴射のレートが下がるが、間欠噴射1サイク
ルの間で燃料噴射が均一に行われるよう、噴射ONのタ
イミングを平均化している。
【0039】間欠噴射データは燃料噴射信号生成手段6
4に入力される。噴射タイミング生成手段66は回転パ
ルスから噴射タイミング信号を生成し、これを燃料噴射
信号生成手段64に入力させる。燃料噴射信号生成手段
64は、これらの信号から、図4に示すような間欠的な
燃料噴射信号を生成し、燃料噴射装置50に与える。
4に入力される。噴射タイミング生成手段66は回転パ
ルスから噴射タイミング信号を生成し、これを燃料噴射
信号生成手段64に入力させる。燃料噴射信号生成手段
64は、これらの信号から、図4に示すような間欠的な
燃料噴射信号を生成し、燃料噴射装置50に与える。
【0040】間欠的な噴射により、1サイクル当たりに
換算した噴射量を、制御可能な最小噴射量よりも少なく
することができ、これによって低速回転時のエンジンの
安定性が確保される。
換算した噴射量を、制御可能な最小噴射量よりも少なく
することができ、これによって低速回転時のエンジンの
安定性が確保される。
【0041】間欠噴射判定手段61で、最小噴射時間よ
りも噴射時間データの方が長い場合には、間欠噴射判定
手段61は通常の噴射モードで制御を行う。即ち、間欠
噴射判定手段61は連続・間欠切替手段63に信号を与
え、燃料噴射信号生成手段64が通常モードで信号を生
成するように切り換える。スロットル11の開度に応じ
た必要な噴射時間の通りにサイクル毎に燃料を噴射させ
るように制御を行う。
りも噴射時間データの方が長い場合には、間欠噴射判定
手段61は通常の噴射モードで制御を行う。即ち、間欠
噴射判定手段61は連続・間欠切替手段63に信号を与
え、燃料噴射信号生成手段64が通常モードで信号を生
成するように切り換える。スロットル11の開度に応じ
た必要な噴射時間の通りにサイクル毎に燃料を噴射させ
るように制御を行う。
【0042】本例では、噴射時間と間欠噴射データの対
応関係の一例として、間欠噴射データテーブル65(対
応表)を有している。しかしながら、噴射時間と間欠噴
射データとの対応関係の他の例として、両者の関係式を
採用することもできる。入力された噴射時間とこの関係
式(計算式)により、その都度間欠噴射データを演算し
て決定してもよい。そのために、前述した間欠噴射判定
回路において噴射時間が下限値を下回ると判定された場
合に、あらかじめ格納しておいた関係式に基づいて噴射
時間に対応した間欠噴射データを決定する間欠噴射デー
タ決定手段を設ける。そして、決定された前記間欠噴射
データを燃料噴射信号生成手段に送り、燃料噴射信号を
生成させるようにすればよい。
応関係の一例として、間欠噴射データテーブル65(対
応表)を有している。しかしながら、噴射時間と間欠噴
射データとの対応関係の他の例として、両者の関係式を
採用することもできる。入力された噴射時間とこの関係
式(計算式)により、その都度間欠噴射データを演算し
て決定してもよい。そのために、前述した間欠噴射判定
回路において噴射時間が下限値を下回ると判定された場
合に、あらかじめ格納しておいた関係式に基づいて噴射
時間に対応した間欠噴射データを決定する間欠噴射デー
タ決定手段を設ける。そして、決定された前記間欠噴射
データを燃料噴射信号生成手段に送り、燃料噴射信号を
生成させるようにすればよい。
【0043】以上説明したように、本例の模型用エンジ
ンの制御装置(電子制御部7)によれば、燃料噴射装置
50を間欠的に駆動することにより、1サイクル当たり
の噴射時間を、燃料噴射装置50の最小噴射時間を下回
る値に設定することができる。これによって、低速回転
域に対応した燃料噴射量を実現できる。このため、低速
時にエンストを起こすおそれが小さくなった。
ンの制御装置(電子制御部7)によれば、燃料噴射装置
50を間欠的に駆動することにより、1サイクル当たり
の噴射時間を、燃料噴射装置50の最小噴射時間を下回
る値に設定することができる。これによって、低速回転
域に対応した燃料噴射量を実現できる。このため、低速
時にエンストを起こすおそれが小さくなった。
【0044】なお、本例によれば、燃料調整装置30と
燃料噴射装置50を一体化したので、全体の構成がコン
パクトになり、燃料の配管系が簡素化されるので、模型
用エンジンのように装置類の搭載スペースを十分とれな
い場合に有効である。
燃料噴射装置50を一体化したので、全体の構成がコン
パクトになり、燃料の配管系が簡素化されるので、模型
用エンジンのように装置類の搭載スペースを十分とれな
い場合に有効である。
【0045】模型用エンジン1が搭載されるラジコンの
模型飛行機は、実機ではめったにない宙返り等のアクロ
バット飛行をしばしば行う。このような過酷な飛行条件
下では、燃料噴射装置50における燃料の噴射は不安定
になりがちである。即ち、燃料タンク21内の燃料や、
燃料タンク21と燃料調整装置30を接続する燃料供給
管路内の燃料は、模型飛行機の激しい操縦に応じて重力
・遠心力を受け、その大きさ・向きは刻々と変化する。
このため、燃料噴射装置50における燃料の噴射状態を
一定に保つことが困難であり、模型飛行機に搭載される
エンジンにおいては遠心力や重力の影響を受けて噴射に
よる燃料供給が不安定になる場合が考えられる。
模型飛行機は、実機ではめったにない宙返り等のアクロ
バット飛行をしばしば行う。このような過酷な飛行条件
下では、燃料噴射装置50における燃料の噴射は不安定
になりがちである。即ち、燃料タンク21内の燃料や、
燃料タンク21と燃料調整装置30を接続する燃料供給
管路内の燃料は、模型飛行機の激しい操縦に応じて重力
・遠心力を受け、その大きさ・向きは刻々と変化する。
このため、燃料噴射装置50における燃料の噴射状態を
一定に保つことが困難であり、模型飛行機に搭載される
エンジンにおいては遠心力や重力の影響を受けて噴射に
よる燃料供給が不安定になる場合が考えられる。
【0046】しかしながら、本例の模型用エンジン1に
おいては、燃料タンク21内に密閉された燃料をクラン
ク室8内の空気圧を利用した燃料調整装置30により回
転数に応じて電子制御燃料噴射装置50に供給し、しか
も低速回転時にも間欠噴射により適切な燃料供給が行え
るので、特に低速における運転の安定性が向上し、急速
な加速・減速の要求に対しても良好な反応を示し、さら
に出力が向上するという効果も得られる。
おいては、燃料タンク21内に密閉された燃料をクラン
ク室8内の空気圧を利用した燃料調整装置30により回
転数に応じて電子制御燃料噴射装置50に供給し、しか
も低速回転時にも間欠噴射により適切な燃料供給が行え
るので、特に低速における運転の安定性が向上し、急速
な加速・減速の要求に対しても良好な反応を示し、さら
に出力が向上するという効果も得られる。
【0047】以上説明した本例の間欠噴射による制御
は、ラジコン操縦の模型飛行機に搭載する模型用エンジ
ン1を対象としたが、この模型とは、ホビー用のラジコ
ン操縦の模型飛行機に限らず、広く産業用一般に利用さ
れる比較的小型のエンジンを搭載した移動体を意味し、
模型自動車・模型船舶等も含む。
は、ラジコン操縦の模型飛行機に搭載する模型用エンジ
ン1を対象としたが、この模型とは、ホビー用のラジコ
ン操縦の模型飛行機に限らず、広く産業用一般に利用さ
れる比較的小型のエンジンを搭載した移動体を意味し、
模型自動車・模型船舶等も含む。
【0048】
【発明の効果】本発明の模型用エンジンの制御装置と制
御方法によれば、低回転域において燃料噴射を間欠的に
行えるので、低速回転時(アイドリング)の安定性が向
上する。また、低速でも十分燃料を絞ることができるの
で、燃料過多(空燃比小、燃料濃い目)になることがな
く、急加速のレスポンスが良くなる。よって、立ち上が
りが良好になり、エンストしにくくなる。さらに、燃費
が向上する。なお、本発明は、40000回転に達する
高速回転のエンジンにも適用できる。
御方法によれば、低回転域において燃料噴射を間欠的に
行えるので、低速回転時(アイドリング)の安定性が向
上する。また、低速でも十分燃料を絞ることができるの
で、燃料過多(空燃比小、燃料濃い目)になることがな
く、急加速のレスポンスが良くなる。よって、立ち上が
りが良好になり、エンストしにくくなる。さらに、燃費
が向上する。なお、本発明は、40000回転に達する
高速回転のエンジンにも適用できる。
【図1】本発明の実施の形態における模型用エンジンの
全体の構成を示す模式図である。
全体の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態における燃料調整装置の断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施の形態における燃料噴射装置の制
御装置のブロック図である。
御装置のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態において間欠噴射を行う際
の燃料噴射信号等のタイミング図である。
の燃料噴射信号等のタイミング図である。
【図5】従来の模型用エンジンにおける燃料噴射装置の
制御装置のブロック図である。
制御装置のブロック図である。
【図6】従来の模型用エンジンにおける燃料噴射信号等
のタイミング図である。
のタイミング図である。
1 模型用エンジン 8 クランク室 30 燃料調整装置 50 燃料噴射装置 60 噴射時間生成手段 61 間欠噴射判定手段 62 間欠噴射データ選択手段 64 燃料噴射信号生成手段 65 噴射時間と間欠噴射データとの対応関係の一例で
ある対応表を格納した間欠噴射データテーブル 66 噴射タイミング生成手段
ある対応表を格納した間欠噴射データテーブル 66 噴射タイミング生成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 37/12 F02M 37/12 F
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料噴射装置を有する模型用エンジンの
制御方法において、エンジンの駆動に必要な1サイクル
あたりの燃料量が、前記燃料噴射装置において制御可能
な最小噴射時間を下回る噴射時間に相当する量である場
合に、あらかじめ定めた噴射時間と間欠噴射データとの
対応関係により、前記噴射時間に対応した前記間欠噴射
データを決定し、この間欠噴射データに応じて制御可能
な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料を間欠噴射させる
ことを特徴とする模型用エンジンの制御方法。 - 【請求項2】 燃料噴射装置を有する模型用エンジンの
制御方法において、 エンジンの駆動に必要な1サイクルあたりの燃料量に応
じて燃料の噴射時間を生成する第1の段階と、 前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間を前
記噴射時間が下回るか否かを判定する第2の段階と、 前記第2の段階において下回ると判定された場合に、あ
らかじめ定めた噴射時間と間欠噴射データとの対応関係
により、前記噴射時間に対応した前記間欠噴射データを
決定する第3の段階と、 選択した前記間欠噴射データを用いた噴射タイミングに
より、制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料を
間欠噴射させる第4の段階と、 を有することを特徴とする模型用エンジンの制御方法。 - 【請求項3】 前記第2の段階において下回らないと判
定された場合に、前記噴射時間で1サイクルごとに前記
燃料噴射装置に燃料噴射を行わせることを特徴とする請
求項2記載の模型用エンジンの制御方法。 - 【請求項4】 前記第4の段階における制御可能な噴射
時間が、前記燃料噴射装置の最小噴射時間である請求項
2記載の模型用エンジンの制御方法。 - 【請求項5】 前記間欠噴射データが、間欠噴射の1サ
イクルに対応する回転数を示すビットデータからなる請
求項2記載の模型用エンジンの制御方法。 - 【請求項6】 燃料噴射装置を有する模型用エンジンの
制御装置において、 エンジンの駆動に必要な燃料量に応じて燃料の噴射時間
を生成する噴射時間生成手段と、 前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間を前
記噴射時間が下回るか否かを判定する間欠噴射判定手段
と、 前記燃料噴射装置における噴射時間と間欠噴射データが
対応するデータテーブルと、 前記間欠噴射判定回路において下回ると判定された場合
に、前記データテーブルに基づき、前記噴射時間に対応
した前記間欠噴射データを選択する間欠噴射データ選択
手段と、 選択された前記間欠噴射データを用いた噴射タイミング
により、制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料
を間欠噴射させる燃料噴射信号を生成する燃料噴射信号
生成手段と、 を有することを特徴とする模型用エンジンの制御装置。 - 【請求項7】 燃料噴射装置を有する模型用エンジンの
制御装置において、 エンジンの駆動に必要な燃料量に応じて燃料の噴射時間
を生成する噴射時間生成手段と、 前記燃料噴射装置において制御可能な最小噴射時間を前
記噴射時間が下回るか否かを判定する間欠噴射判定手段
と、 前記燃料噴射装置における噴射時間と間欠噴射データの
対応関係を示す関係式を有し、前記間欠噴射判定回路に
おいて下回ると判定された場合に、前記関係式に基づ
き、前記噴射時間に対応した前記間欠噴射データを決定
する間欠噴射データ決定手段と、 決定された前記間欠噴射データを用いた噴射タイミング
により、制御可能な噴射時間で前記燃料噴射装置に燃料
を間欠噴射させる燃料噴射信号を生成する燃料噴射信号
生成手段と、 を有することを特徴とする模型用エンジンの制御装置。
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