JPH11325338A - 管端防食管継手 - Google Patents

管端防食管継手

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JPH11325338A
JPH11325338A JP13156898A JP13156898A JPH11325338A JP H11325338 A JPH11325338 A JP H11325338A JP 13156898 A JP13156898 A JP 13156898A JP 13156898 A JP13156898 A JP 13156898A JP H11325338 A JPH11325338 A JP H11325338A
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JP
Japan
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pipe
seal ring
lip
pipe end
end anticorrosion
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Application number
JP13156898A
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English (en)
Inventor
Mannish Matsuru
マニッシュ マツル
Takuo Nagai
卓夫 長井
Kazumi Kato
一三 加藤
Hiromi Onuma
浩身 大沼
Tetsuhiro Okuyama
哲弘 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管端防食コアと管の内面ライニング層の間を
確実に水密することのできる管端防食管継手を提供す
る。 【解決手段】 管継手本体1と、この管継手本体内面か
ら端部に向かって延出して管差し込み部21を形成する
円筒状の管端防食コア20と、この管端防食コア20の
外周環状溝20aに装着され被接続管Pの内面をシール
するシールリング30と、を有する管端防食管継手にお
いて、前記シールリング30は、前記管端防食コア20
の先端部方向に開くリップ部32を有する管端防食管継
手である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被接続管の内面を
合成樹脂で被覆した樹脂ライニング鋼管を接続するため
の管継手に関し、特に樹脂ライニング鋼管の端面を内部
流体から遮断して防食する管端防食管継手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から水道および温水配管等における
赤水対策として樹脂ライニング鋼管と管端防食管継手が
多く使用されている。差し込み式防食管継手としては例
えば特開平4-203688号公報に開示されたものがある。こ
のものは図9に示すように、管継手本体8の端部内周面
にテーパ内面811を有する凹溝81を形成し、ここに
半径方向に拡縮自在な抜け止め用割リング82を収容
し、更にその奥側に凹溝83を形成してここには管外面
に圧接する環状パッキン84を収容している。管継手本
体8の内周面には合成樹脂を射出成形して作った管端防
食コア85が取り付けられている。この管端防食コア8
5は、ライニング鋼管Pの内面のライニング層P1に接
触あるいはそれと小さな間隙を持って対向するように円
筒状をしており、その外周面には、環状の溝が形成され
ていて、この環状溝にOリング86を装着している。
【0003】ライニング鋼管Pが同図に示すように管継
手の開口から挿入差し込まれると、管継手本体8のテー
パ内面811を有する凹溝81に収容されている抜け止
め用割リング82をライニング鋼管の端面および外面に
よって拡径して、管が内部に入っていき、更に入ってい
くと、凹溝83に収容されている環状パッキン84と管
の外周が擦れながら入っていく。更に奥に入ると円筒状
の管端防食コア85に嵌着されているOリング86に管
のライニング層P1が接触して、その後管継手本体8あ
るいは管端防食コア85の奥にある当接面に突き当たっ
て止まる。このように管が管継手に挿入されると、テー
パ内面811を有する凹溝81に収容されている抜け止
め用割リング82が管の外周に食い込む。管が抜けよう
とすると、前記テーパ内面の内径の狭まった個所に抜け
止め用割リング82は移動しようとするので、抜け止め
用割リング82の径が狭められて管の外周面に割リング
が食い込むことになって管の抜けるのを防ぐ。
【0004】この例では、ライニング鋼管Pの内面ライ
ニング層P1と管端防食コア85の間にOリング86が
嵌められている。また、管継手本体8とライニング鋼管
Pの外周面の間に環状パッキン84が入ってシールして
いる。このようにライニング鋼管Pの内部を流れる水あ
るいは温水は、継手の本体に2重あるいは3重にシール
されているので漏れることはほとんどない。しかし、管
内の流体に大きな圧力が掛かったときには、Oリング8
6の内周または外周から漏れて、管端部を介して環状パ
ッキン84のところまでいくことがある。
【0005】そこで、Oリング86に代えて、円環状の
内周面が円筒状をしておりその外周に断面三角状となっ
たシール部を2〜4山持ったシールリングを円筒状の管
端防食コア85の外面に設けた環状溝85aに嵌めたも
のを用いることが特開平3-265783号公報に提案されてい
る。この公報では、断面三角状となった複数のシール部
を持ったシールリング90を用いている管継手はねじ込
み式のものであるが、上に述べた差し込み式の管継手で
あってもねじ込み式のものであっても、ライニング鋼管
Pの管端部に管内の流体が接触しないように管端防食コ
アとライニング鋼管の内面ライニング層P1の間を水
密、気密にする点に関しては同じである。
【0006】特開平3-265783号公報の第3図を本明細書
では図10に引用する。シールリング(弾性シール部
材)90が管端防食コア(差し込み部)85の外周面に
付けられた凹溝(環状溝)85aに嵌められている。こ
のシールリング90は例えば外周部に軸方向に並んだ3
つのリップ部91、92、93が設けられており、断面
が鋸刃状をしている。差し込まれた管体Pによって、3
つのリップ部が押し付けられる。管端防食コア85の基
端側に位置する2つのリップ部92、93が管端防食コ
ア85の基端側へと傾斜するように変形し、また管端防
食コア85の先端側に位置するリップ部91がコア85
の先端側に傾斜するように変形する。そして管端防食コ
ア85の奥の空間にある空気が圧縮されて、その空気圧
Paおよび自身の弾性力によってシールリング90のリ
ップ部92、93の先端が管体Pの内周面に圧着され
る。また管内の水の圧力Pwによってシールリング90
のコア85先端側に傾倒しているリップ部91を起立す
るように作用する。このようにして、リップ部先端部に
より、管端防食コア85外周面と管体P内周面との間が
シールされる。というものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ライニング
鋼管の内径と管端防食コアの環状凹溝の径寸法と真円度
にバラツキがあるため、その組み合わせによって両者の
隙間の大小が全周または部分的に発生するため、上記し
たOリング86やシールリング90は両者の隙間の大き
な部分では、シール面圧が弱くその場所に水の通る道が
生じるということがある。このシール面圧の弱いところ
が生じた場合、管内の水が管端防食コアの内部に入り込
んで、管端及び継手本体内面の鉄地が錆びて赤水が発生
することがあった。
【0008】そこで本発明では、上記問題を解消し、管
端防食コアと管の内面ライニング層の間を確実に水密す
ることのできる管端防食管継手を提供することを目的と
する。
【0009】より具体的には、管端防食コアを内部に持
つ管端防食管継手で、大きな管の挿入力を必要としな
く、その管端防食コアに装着したシールリングが管内部
の流体の圧力を利用して、管端防食コアと管の内面ライ
ニング層との間を確実にシールすることができるように
したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の管端防
食管継手は、管継手本体と、この管継手本体内面から端
部に向かって延出して管差し込み部を形成する管端防食
コアと、この管端防食コアの外周環状溝に装着され被接
続管の内面をシールするシールリングと、を有する管端
防食管継手において、前記シールリングは、前記管端防
食コアの先端部方向に開くリップ部を有することを特徴
とする。
【0011】また、本発明の管端防食管継手は、管継手
本体と、この管継手本体内面から端部に向かって延出し
て管差し込み部を形成する管端防食コアと、この管端防
食コアの外周環状溝に装着され被接続管の内面をシール
するシールリングと、を有する管端防食管継手におい
て、前記シールリングは、前記管端防食コアの先端部方
向に開くリップ部と、このリップ部の奥側に管内径より
も大径のリング状部を一体的に有することを特徴とす
る。
【0012】前記シールリングのリップ部は傾斜面によ
って外リップ及び/又は内リップが形成されていること
が好ましい。また、前記シールリングの内面と管端防食
コアの環状溝底面とを相対的に傾斜面としていることが
好ましい。また、前記リップ部の外リップの外面がR面
となっていることが好適である。また、前記シールリン
グの奥側端部に管端防食コアの環状溝の奥側端面と当接
する厚肉部を形成していることが好ましい。また、前記
シールリングのリップ部を左右対称に設けることもでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の管端防食管継手を図面を
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の管端防食
管継手を適用したソケット継手を上半分を断面にて示す
側面図であり、図2は本発明の管端防食管継手を適用し
たエルボ継手の断面図であり、図3〜7は本発明に使用
するシールリングを上半分を断面で示している側面図で
ある。また、図8は本発明の管端防食管継手の管端防食
コアの部分を拡大した断面図である。これらの図面およ
び図9、図10において、共通の部分は同じ参照符号を
用いて説明している。
【0014】図1において、1は金属製(例えば可鍛鋳
鉄製)の管継手本体を示し、内面には図のように本体端
部10側から抜け止め用部材、本例では割リング12を
収容する第1の凹溝11と管外面を水密シールするため
の環状パッキン14を収容する第2の凹溝13をそれぞ
れ形成しており、中央部には凹部15が設けてある。た
だし、この凹部15は凸部あるいは円周上に断続的な凸
部を設けたものであってもよい。
【0015】継手本体1の中央部内部には耐水性樹脂
(例えば、硬質塩化ビニル、ポリブテン、架橋ポリエチ
レン等)の内面樹脂被覆層40を形成し、同時に端部側
に向かって延長する筒状の管端防食コア20を一体的に
成形している。この成形に際しては凹溝のアンダーカッ
トがあるので、例えば、別途成形した管端防食コアを継
手内部に位置させ、ここに内面樹脂被覆層を射出成形す
ることによって両者を一体化する。あるいは、両者を共
に別成形して接着剤で接着一体化する。また或いは、両
者を射出成形で一体成形しコア先端部分を熱変形させて
環状溝を成形する。これらの方法によってアンダーカッ
トの問題を解消することができる。以上によって内部樹
脂被覆層と筒状管端防食コア20との間にライニング鋼
管Pの端部を収容する管端差込み部21を形成してい
る。ここで筒状管端防食コア20の長さは、少なくとも
第2の凹溝13に嵌められている環状パッキン14より
も外側に延ばし、環状パッキン14のリップシール部1
41と重ならないように、これよりも外側にコア圧接シ
ール部を設ける。
【0016】この例では、環状パッキン14と抜け止め
用割リング12のほぼ中間位置にシールリング30を装
着する環状溝20aを設けている。なお、環状溝20a
部分を除いた管端防食コア20の外径面23はライニン
グ鋼管Pの内径よりも若干小径となしこれらの間に隙間
ができるようにして管の挿入をし易くしている。接続さ
れるライニング鋼管P(二点鎖線で示す。)には、鋼管
部分の内面にポリエチレン粉体樹脂をライニングしたポ
リエチレン粉体ライニング鋼管や塩化ビニル樹脂をライ
ニングした塩ビライニング鋼管がある。この隙間の大き
さは、両者の寸法と真円度のバラツキの影響で0.1m
m〜0.7mm程度ある。
【0017】抜け止め用割リング12は、例えば硬質金
属製(例えば、ばね鋼製)のリングの一部分を切り離し
てばね性を持たせたもので断面はほぼ三角形状をしてお
り、予め凹溝11内に拡縮可能に収容している。割リン
グ12は、管を受け入れる側にテーパが付いていてその
反対側は内径先端から軸にほぼ垂直な平面になっている
のが好ましい。割リング12の代わりに菊座金形やコイ
ルスプリング形あるいはその他構造の抜け止め用部材を
用いてもよい。
【0018】環状パッキン14およびシールリング30
は、耐水性ゴム(例えば、EPDM,SBR等)からな
り、環状パッキン14は、第2の凹溝13内に予め装着
されている。環状パッキン14の内径面側にはリップ状
のシール部141を設けている。このようにリップ状シ
ール部141を設けることによってシール性の向上を図
っている。このリップ状シール部141は、複数のもの
を軸方向に並べて設けてもよい。このようにリップ状シ
ール部141を設けることによって、管が傾いて外面が
離れる方向に変位してもリップ部が追随してシールでき
るようにしている。さらに、環状パッキン14のリップ
状シール部141の管と当接する面に環状の突条142
を設けている。この突条142は挿入された管に付く虞
のある小さな傷の深さよりも少し大きい高さを持ってい
ればよい。管の運搬途中や管端部を加工するとき、また
パイプバイスで締め付けたときに、バイスの歯で付く小
さな傷の深さはおよそ0.1〜0.3mm程度なので、
この突条の自由状態での高さtは0.2〜1.0mmと
しておくとよい。この突条142が上記小さな傷を埋め
ることになるのでシール性能が安定する。
【0019】シールリング30は、図3にその拡大図で
示しているように、リング状部、本例では断面が丸いO
リング状部31をほぼ中央に持ち、管端防食コア20の
先端部方向、換言すれば管継手本体1に管Pを挿入する
側に開くリップ部32を、そして奥側に厚肉の凸状部3
4を、それぞれOリング状部31から延出して一体的に
形成している。リップ部32は、それぞれ上下の傾斜面
33によって外リップ32aと内リップ32bとに別れ
ており、使用時は管内の流体の圧力がこの上下傾斜面3
3に作用することによって、外リップ32aは管のライ
ニング層P1側に押し付けられ、同時に内リップ32b
はコア20の環状溝20aの底面側に押し付けられる。
よって、シールリング30の内外周全周にわたって確実
な水密ができる。尚、本例では外リップ32aと内リッ
プ32bと両側とも傾斜面33で繋げるようにしたが、
場合によっては一方側だけを傾斜面とすることもでき
る。
【0020】さらに、Oリング状部31は、リップ部3
2に水圧が掛かったときに、シールリング全体が変形す
ることを防ぐとともに、Oリング状部31は、管内径よ
りも若干大径としているので特にリップシール側の効果
が小さい低圧の時には、この部分でも水密シールの働き
をすると共に管の挿入力を小さくできる。また、Oリン
グ状部31は管内径よりも大径をしているために、管を
挿入すると管の内面で押されて管端方向から半径方向内
側を向いたモーメントを受ける。このモーメントによっ
て外リップ32aを管内のライニング層P1方向に押し
付ける力も生じる。このことによってもより確実な水密
ができるものと考えられる。
【0021】そして、Oリング状部31の隣には厚肉部
の一例として厚肉凸状部34が設けられている。これ
は、管挿入時シールリング30がコア20の環状溝内で
奥側に移動して環状溝20aの段差に当接したときのス
トッパーの働きをする。これによって、シールリング3
0がコア20の環状溝20aから脱落したりちぎれたり
するなどの損傷を受けることを防ぐことができる。
【0022】また、外リップ32aの外面をR面321
としている。管挿入時には、シールリング30のリップ
部32は管端方向に向かって開いているので、リップ部
32aがめくられる虞がある。通常、管内面は面取りを
してあるが完全ではないので、このようにR面とするこ
とによってめくれを防ぐことができる。ここで、R面と
する代わりに図5、7に示すシールリング30のように
リップ部32が端に行くに従いすぼまる外周テーパを付
けておくことは、管挿入時のめくれを防止する上で好ま
しいものである。
【0023】他の例としてシールリング30の内径を、
管端防食コア20の環状溝20aの底面の外径よりも若
干小径にしておくことによってもリップシール効果を大
にすることができる。また、シールリング30、特にリ
ップ部32部分の内面と管端防食コア20の環状溝20
aの底面とを相対的に傾斜面としておくことによって嵌
着をきつくして同様の効果を発揮できる。例えば、図
6、7に示すシールリング30のようにシールリング内
径は中央部で大きく、端部で小さくすることによって、
水圧がリップ部に掛かったときに、より強くシールリン
グ30がコアの環状溝20aに押さえ付けられるように
なる。
【0024】さらに、シールリングの他の実施例を図4
〜7に示す。このシールリング30は左右対称となって
おり、これらは中央にリング状部31を持ちその左右に
リップ部32を持ったものである。このような対称にリ
ップ部32を持ったシールリングの場合、シールリング
の取付時の方向性が無くなるので組み付けの間違いがな
く組立の能率が向上する。また、図4では外リップ32
a側のみを傾斜面33となしている。リング状部は断面
丸形に限らず図5、図7のように三角形状や或いは台形
状であってもよい。また、シールリングの内径側の端部
は厚肉凸状部と同様の働きをなすように厚肉状になって
いる。
【0025】本発明において、シールリング30の管端
防食コア先端側における先端部の直径(A)を、管端防
食コア20の外径(B)よりも少し小さくしておくこと
は好ましいことである。図8に、管端防食コア20の先
端部を拡大した断面図を示している。ライニング鋼管P
が管端防食コア20の差込部21に挿入されてきたとき
に、通常はライニング鋼管Pの管内面に面取りをしてい
るので、この面取りによって、シールリング30の外リ
ップ32aの外面の上に管内面が乗り上げて、シールリ
ング30のリップ部32のめくれを生じないで、管端が
管端防食管継手内に差し込まれることができる。ライニ
ング鋼管Pの管内面の面取りをしていない場合であって
も、このように、シールリング30の管端防食コア先端
側における先端部の直径(A)を、管端防食コア20の
外径(B)、特にその先端付近の外径、よりも少し小さ
くしておくことによって、容易に管の先端がシールリン
グ30のリップ部32の上に乗り上げるので、めくれる
ことが生じない。
【0026】また、シールリング30の外リップ32a
よりも内リップ32bを少し長くしておくことも好まし
いことである。シールリング30が管端防食コア20の
環状溝20aにはめ込まれた状態で、図8にあるよう
に、内リップ32bが外リップ32aよりも、環状溝内
でコア20の先端側に延びていて、外リップ32aの先
端と環状溝20aの内壁の間に隙間が生じる。この隙間
を通って管内の水がリップ部32の上下傾斜面33に作
用することができるので、シールリング30が環状溝内
でコア先端側に偏っても、本発明の効果を確実に得るこ
とができる。
【0027】図2に本発明の管端防食管継手をエルボ継
手に適用したものの断面図を示しているが、図1のソケ
ット継手と本質的には同じなので参照符号も同じにし、
その説明は省略する。
【0028】
【実施例】図1に示すような本発明のソケット形をした
差し込み式管端防食管継手の両端に呼び径25Aの塩ビ
ライニング鋼管を接続し、それの気圧および水圧試験を
行った。気圧試験は5Kgf/cm2 まで気圧を上げ
て、その漏れ始めた気圧を測定し、5Kgf/cm2
漏れのないものを「○」とした。水圧試験は20Kgf
/cm2 まで水圧を上げて、その漏れ始めた水圧を測定
し、20Kgf/cm 2 で漏れのないものを「○」とし
た。ここでシールリングとしては、図3に示したものを
用いた。また比較のために従来の2山のシールリングを
用いた管継手を平行して用いて試験を行った。その結果
は表1に示すように、本発明のものは気圧、水圧試験共
に問題がなかったが、2山シールリングは信頼性に欠け
ることがわかる。尚、表内の数字は、漏れ始めた水圧K
gf/cm2 を示している。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管端防食
管継手は、管端防食コアに取り付けたシールリングが管
端防食コアと管の内面ライニング層との間を確実にシー
ルすることができるので、赤水の発生や漏れの恐れがな
い。また、接続時の管の挿入力を小さくでき施工性がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管端防食管継手を適用したソケット継
手を上半分を断面にて示す側面図である。
【図2】本発明の管端防食管継手を適用したエルボ継手
の断面図である。
【図3】本発明に使用するシールリングを上半分を断面
で示している側面図である。
【図4】本発明に使用するシールリングを上半分を断面
で示している側面図である。
【図5】本発明に使用するシールリングを上半分を断面
で示している側面図である。
【図6】本発明に使用するシールリングを上半分を断面
で示している側面図である。
【図7】本発明に使用するシールリングを上半分を断面
で示している側面図である。
【図8】本発明の管端防食管継手の管端防食コアの部分
を拡大した断面図である。
【図9】従来の管端防食管継手を上半分を断面で示して
いる側面図である。
【図10】従来のシールリングの様子を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、8 管継手本体 10 本体端部 11、81 (第一の)凹溝 12、82 割リング 13、83 (第二の)凹溝 14、84 環状パッキン 141 リップ状シール部 142 突条 15 凹部 20、85 管端防食コア 20a,85a 凹溝(環状溝) 21 (管端)差し込み部 23 外径面 30 シールリング 31 Oリング状部 32 リップ部 321 R面 32a 外リップ 32b 内リップ 33 傾斜面 34 厚肉凸状部 86 Oリング 90 シールリング 91、92、93 リップ部 P ライニング鋼管 P1 ライニング層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 一三 三重県桑名市大福2番地 日立金属株式会 社桑名工場内 (72)発明者 大沼 浩身 滋賀県栗太郡栗東町野尻75 積水化学工業 株式会社内 (72)発明者 奥山 哲弘 滋賀県栗太郡栗東町野尻75 積水化学工業 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管継手本体と、この管継手本体内面から
    端部に向かって延出して管差し込み部を形成する管端防
    食コアと、この管端防食コアの外周環状溝に装着され被
    接続管の内面をシールするシールリングと、を有する管
    端防食管継手において、前記シールリングは、前記管端
    防食コアの先端部方向に開くリップ部を有することを特
    徴とする管端防食管継手。
  2. 【請求項2】 管継手本体と、この管継手本体内面から
    端部に向かって延出して管差し込み部を形成する管端防
    食コアと、この管端防食コアの外周環状溝に装着され被
    接続管の内面をシールするシールリングと、を有する管
    端防食管継手において、前記シールリングは、前記管端
    防食コアの先端部方向に開くリップ部と、このリップ部
    の奥側に管内径よりも大径のリング状部を一体的に有す
    ることを特徴とする管端防食管継手。
  3. 【請求項3】 前記シールリングのリップ部は傾斜面に
    よって外リップ及び/又は内リップが形成されているこ
    とを特徴とする請求項1あるいは2記載の管端防食管継
    手。
  4. 【請求項4】 前記シールリングの内面と管端防食コア
    の環状溝底面とを相対的に傾斜面としていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の管端防食管継
    手。
  5. 【請求項5】 前記リップ部の外リップの外面がR面と
    なっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の管端防食管継手。
  6. 【請求項6】 前記シールリングの奥側端部に管端防食
    コアの環状溝の奥側端面と当接する厚肉部を形成してい
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の管
    端防食管継手。
  7. 【請求項7】 前記シールリングのリップ部を左右対称
    に設けていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の管端防食管継手。
JP13156898A 1998-05-14 1998-05-14 管端防食管継手 Pending JPH11325338A (ja)

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