JPH11325609A - 浴槽用の湯水通路分離形成具及び湯水循環用接続具 - Google Patents

浴槽用の湯水通路分離形成具及び湯水循環用接続具

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JPH11325609A
JPH11325609A JP10138684A JP13868498A JPH11325609A JP H11325609 A JPH11325609 A JP H11325609A JP 10138684 A JP10138684 A JP 10138684A JP 13868498 A JP13868498 A JP 13868498A JP H11325609 A JPH11325609 A JP H11325609A
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Japan
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hot water
water passage
hot
outer peripheral
main body
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JP10138684A
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Minoru Hatano
實 波多野
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Hatano Factory Ltd
Original Assignee
Hatano Factory Ltd
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Publication date
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内の湯水を湯水通路分離形成具の前面部
から流入するようにすると共に、給湯装置からの湯水は
湯水通路分離形成具の外周の開口から浴室内に吐出する
ようにして、湯水内の塵等の湯水通路分離形成具側への
付着を容易に目視でき、簡単に塵等を除去できるように
することにある。 【解決手段】 給湯装置から湯水通路分離形成具本体9
に流入する湯水は、常に後面部7から湯水通路11又は
12に入り、遮蔽板部18a又は18bに当たって外周
側開口20又は21から吐出するように構成し、一方、
浴槽内から湯水通路分離形成具本体9の湯水通路11又
は12に入る戻りの湯水は常に前面部6から流入して給
湯装置へと導かれるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽と給湯装置と
の間で湯水を強制循環させるために、浴槽の側面部に穿
設した貫通穴に取り付ける浴槽用の湯水通路分離形成具
及びこの湯水通路分離形成具を備えた湯水循環用接続具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に各家庭等に設置されている浴槽1
01(図12参照)には、例えば屋外に設置した給湯装
置102と室内に設置した浴槽101との間で、湯水を
強制循環させるために、浴槽101の側面部103に穿
設した孔104に湯水循環接続金具105が取り付けら
れている。この湯水循環接続金具105には、湯水往路
用接続管106、湯水復路用接続管107及び延長接続
管108、109が夫々接続され、各延長接続管10
8、109は給湯装置102に接続してある。また、湯
水循環接続金具105の浴槽内側には、フィルターキャ
ップ110が湯水循環接続金具本体111に冠着してあ
る。このフィルターキャップ110は、前面部と外周部
に湯水流通用のフィルター孔112、113を形成して
ある。
【0003】浴槽に水を満たして風呂を沸かす場合は、
給湯装置102に内蔵された循環ポンプ(図示せず)を
作動させることによって、浴槽101内の湯水は、フィ
ルターキャップ110、湯水循環接続金具105、湯水
往路用接続管106、湯水復路接続管107及び延長接
続管108、109を介して、浴槽101と給湯装置1
02との間で強制循環されると共に、給湯装置102内
の燃焼部(図示せず)で加熱される。
【0004】この湯水循環接続金具105にあっては、
浴槽101内の湯水はフィルターキャップ110の前面
部のフィルター孔112及び外周部のフィルター孔11
3から湯水循環接続金具本体111内に吸い込まれた
り、又は外周部のフィルター孔113から湯水循環接続
金具本体111内に吸い込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、浴槽101
内の塵等がフィルターキャップ110の前面部のフィル
ター孔112にのみ付着するのであれば、目視によって
容易に確認して除去できるのであるが、浴槽の底方向に
開口している外周部のフィルター孔113に付着した塵
等の場合は、簡単に目視によって確認することができ
ず、フィルター孔113の目詰りによって湯水の循環作
用に支障をきたすといった懸念があった。
【0006】そこで、従来から浴槽101内の湯水の湯
水循環接続金具本体111内への吸引は、フィルターキ
ャップ110の前面部から常に行うことができ、且つ湯
水循環接続金具本体111から浴槽101内への湯水の
吐出は、フィルターキャップ110の外周部の開口(こ
の従来例であればフィルター孔113の箇所)から常に
行うことができる構成の湯水循環接続金具の開発が望ま
れていた。
【0007】本発明はこのような点に鑑みて開発された
ものであり、その目的とするところは、浴槽内からの湯
水循環接続金具本体への湯水の流入を、常にこの本体の
前面部から流入でき、且つこの本体の外周部の開口から
常に湯水を吐出できるようにして、この本体に冠着する
フィルターキャップの前面のフィルターに塵等が付着
し、この塵等を容易に目視できて簡単に除去でき、且つ
この本体内の内部点検も容易に行うことができるように
した湯水循環接続金具本体を構成する湯水通路分離形成
具及びこの湯水通路分離形成具を有する湯水循環用接続
具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を有効に達成するために、次のような構成にしてある。
すなわち、請求項1記載の本発明の湯水通路分離形成具
は、前面部と後面部及び外周面部とによって囲繞されて
なる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通路分離形成
具本体の後面部の中央から外方に突設された筒体とから
なり、湯水通路分離形成具本体の内部には2つの湯水通
路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と連通し、他
方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通し、各湯水通
路の連絡口は後面部に夫々形成され、この各連絡口は所
定間隔を以て前面部の遮蔽板部と対峙し、且つこの各連
絡口の近傍の前面部に各湯水通路に連通する前面側開口
を夫々分離形成すると共に、各連絡口の近傍に形成され
た前面側開口より離れた位置の外周面部に各連絡口に対
応する外周側開口を形成したことを特徴とする構成にし
てある。
【0009】また、請求項2記載の本発明の湯水通路分
離形成具は、前面部と後面部及び外周面部とによって囲
繞されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通路
分離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された筒
体とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2つ
の湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と連
通し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通し、
各湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この各連
絡口は所定間隔を以て前面部側の遮蔽板部と対峙し、且
つこの各連絡口に対応する外周側開口は各連絡口に対し
て斜め下方の外周面部に夫々形成され、更に各遮蔽板部
の近傍の前面部には各湯水通路に連通する前面側開口が
夫々分離形成されていることを特徴とする構成にしてあ
る。
【0010】また、請求項3記載の本発明の湯水通路分
離形成具は、請求項1又は2記載の構成の湯水通路分離
形成具において、湯水通路分離形成具本体の前面部側に
設けられた遮蔽板部と、遮蔽板部近傍の前面側開口縁部
から外周側開口までの湯水通路を覆う前面部のカバー部
とに段差を設け、且つ遮蔽板部がカバー部より内側に設
けられていることを特徴とする構成にしてある。
【0011】また、請求項4記載の本発明の湯水通路分
離形成具は、請求項1、2又は3記載の構成の湯水通路
分離形成具において、前面側開口の開口面積は、外周側
開口の面積より大きく形成されていることを特徴とする
構成にしてある。
【0012】また、請求項5記載の本発明の湯水循環用
接続具は、前面部と後面部及び外周面部とによって囲繞
されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通路分
離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された筒体
とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2つの
湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と連通
し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通し、各
湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この各連絡
口は所定間隔を以て前面部の遮蔽板部と対峙し、且つこ
の各連絡口の近傍の前面部に各湯水通路に連通する前面
側開口を夫々分離形成すると共に、各連絡口の近傍に形
成された前面側開口より離れた位置の外周面部に各連絡
口に対応する外周側開口を形成した湯水通路分離形成具
と、湯水通路分離形成具本体の前面部並びに外周面部に
冠着でき且つ前面にフィルター孔を有すると共に湯水通
路分離形成具本体の各外周側開口と対峙する位置に開口
を有してなるフィルターキャップと、湯水通路分離形成
具本体の後面部に連結できるフランジ部を筒部の一端に
有する中間連結体と、この中間連結体の筒部に連結でき
る有底筒状であって、内部に筒部を設けて湯水通路分離
形成具の筒体に連通する湯水通路と湯水通路分離形成具
の筒体の周囲に形成した連絡口に連通する湯水通路とを
分離形成し、且つこの各湯水通路に連通するように接続
管を底部に夫々接続でき、更に湯水通路分離形成具の筒
体と連結できるように形成した循環口ボディーとからな
ることを特徴とする構成にしてある。
【0013】また、請求項6記載の本発明の湯水循環用
接続具は、前面部と後面部及び外周面部とによって囲繞
されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通路分
離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された筒体
とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2つの
湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と連通
し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通し、各
湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この各連絡
口は所定間隔を以て前面部側の遮蔽板部と対峙し、且つ
この各連絡口に対応する外周側開口は各連絡口に対して
斜め下方の外周面部に夫々形成され、更に各遮蔽板部の
近傍の前面部には各湯水通路に連通する前面側開口が夫
々分離形成されている湯水通路分離形成具と、湯水通路
分離形成具本体の前面部並びに外周面部に冠着でき且つ
前面にフィルター孔を有すると共に湯水通路分離形成具
本体の各外周側開口と対峙する位置に開口を有してなる
フィルターキャップと、湯水通路分離形成具本体の後面
部に連結できるフランジ部を筒部の一端に有する中間連
結体と、この中間連結体の筒部に連結できる有底筒状で
あって、内部に筒部を設けて湯水通路分離形成具の筒体
に連通する湯水通路と湯水通路分離形成具の筒体の周囲
に形成した連絡口に連通する湯水通路とを分離形成し、
且つこの各湯水通路に連通するように接続管を底部に夫
々接続でき、更に湯水通路分離形成具の筒体と連結でき
るように形成した循環口ボディーとからなることを特徴
とする構成にしてある。
【0014】また、請求項7記載の本発明の湯水循環用
接続具は、請求項5又は6記載の構成の湯水循環用接続
具において、湯水通路分離形成具本体の前面部側に設け
られた遮蔽板部と、遮蔽板部近傍の前面側開口縁部から
外周側開口までの湯水通路を覆う前面部のカバー部とに
段差を設け、且つ遮蔽板部がカバー部より内側に設けら
れていることを特徴とする構成にしてある。
【0015】また、請求項8記載の本発明の湯水循環用
接続具は、請求項5、6又は7記載の構成の湯水循環用
接続具において、前面側開口の開口面積は、外周側開口
の面積より大きく形成されていることを特徴とする構成
にしてある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付の図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る一例の湯水循環
用接続具の分解斜視図であって、この湯水循環用接続具
Aは、湯水通路分離形成具1、フィルターキャップ2、
中間連結体3、シール部材4、及び循環口ボディー5に
よって構成されている。
【0017】湯水通路分離形成具1は、湯水通路分離形
成具本体9と筒体10とを合成樹脂によって一体的に成
形したものである。湯水通路分離形成具本体9は、全体
が円形状であって前面部6と後面部7とは所定間隔を以
て対峙し、この前面部6と後面部7、及び外周面部8と
によって後述する湯水通路20、21等を形成した内部
空間を有するように囲繞形成されている。この例の場
合、前面部6は湯水通路分離形成具本体9の片面に設け
る後述する蓋体6aによって構成されている。勿論、蓋
体6aの構成からなる前面部6は、後面部7及び外周面
部8とともに一体的に形成してもよい。
【0018】図1及び図6〜図11に示すように湯水通
路分離形成具本体9の内部には、図上(図6参照)の縦
中央に形成した仕切板部13の両側に2つの湯水通路1
1、12が、連通することのないように分離(区画)形
成されている。
【0019】一方の湯水通路11は筒体10と連通し、
もう一方の湯水通路12は筒体10の周囲の連絡口14
(図6、図11参照)から外方に連通するように形成さ
れている。ここで筒体10は、湯水通路分離形成具本体
9の後面部7の中央から外方に突出するように形成され
ている。筒体10の根元部分10a(図11参照)の外
側には、筒体10の外周面10bと所定間隔を以て環状
のリブ7aが後面部7に形成されている。そして上記し
た湯水通路12に連通する連絡口14は、仕切板部13
の上端側13aの横に隣接するようにして、後面部7の
筒体10の外周面10bとリブ7aとの間に開口形成さ
れている。
【0020】また、この連絡口14と仕切板部13を介
して隣接する位置には(図6、図11参照)、連絡口1
5が後面部7に形成されている。この連絡口15は、リ
ブ7aと扇状の遮蔽板部7bと、扇状の遮蔽板部7bの
両側に形成された遮蔽リブ7cとによって図6の連絡口
15側から見た場合に凹状に形成された繋ぎ通路16を
介して、筒体10の根元部分10aの外周部に形成され
た孔17に連通している。各連絡口14、15並びに湯
水通路11、12は前面部6側に開放している。
【0021】連絡口14と連通する外周側開口20、並
びに連絡口15と連通する外周側開口21が、図上(図
6参照)の各連絡口14、15の斜め下方の外周面部8
に形成されている。この各外周側開口20、21は、各
連絡口14、15から後述する各前面側開口22、23
の開口位置に比べ、各連絡口14、15からより離れた
位置に形成されている。
【0022】14a、15aは1/4円形状の仕切壁部
であって、図上(図6参照)の各連絡口14、15の上
側に沿って形成されており、連絡口14(又は15)か
ら湯水通路12(又は11)内に流入する湯水を外周側
開口20(又は21)の方向に導けるようにしてある。
【0023】また、図1〜図5に示すように湯水通路分
離形成具本体9の前面部6である蓋体6aは、湯水通路
分離形成具本体9の前面側に形成された2か所の凹部9
aに、蓋体6aの裏面に形成した凸部6bを嵌合させて
着脱可能に取付けられるようにした円形状のものであ
る。図上の縦位置中央(図5参照)には、湯水通路分離
形成具本体9の仕切板部13と合致する仕切リブ6cが
形成されている。この仕切リブ6cの上部寄りには、湯
水通路分離形成具本体9の仕切壁部14a、15aに合
致する1/4円形状の補助仕切リブ6dが形成されてい
る。
【0024】各補助仕切リブ6dの内側には、1/4円
形状の湯水遮蔽板部18a、18bが形成され、蓋体6
aを湯水通路分離形成具本体9の前面側に取り付けた場
合、湯水通路分離形成具本体9の各連絡口14、15と
蓋体6aの湯水遮蔽板部18a、18bとが、所定間隔
(10mm位、勿論、この間隔寸法は任意に設計変更し
てもよい。)を以て対峙するようにしてある。
【0025】更に蓋体6aには、各湯水遮蔽板部18
a、18bの下側から両側にかけて前面側開口22、2
3が夫々形成されている。この前面側開口22、23の
開口面積は、蓋体6aを湯水通路分離形成具本体9の前
面側に取り付けて浴槽に取り付けて使用する場合に、浴
槽内の湯水が後述するフィルターキャップ2の前面のフ
ィルター孔26から湯水通路分離形成具本体9内に多量
の湯水が流入するように、蓋体6aの全体面積に対して
できるだけ大きくするのが好ましい。
【0026】また、各前面側開口22、23は、浴槽内
の湯水を外周側開口20(又は21)よりも速く多量に
湯水通路分離形成具本体9内の連絡口14(又は15)
に導けるように、各外周側開口20、21よりも各連絡
口14、15に近い位置に形成する必要がある。
【0027】また、給湯装置(図示せず)からの湯水
が、湯水通路分離形成具本体9の連絡口14(又は1
5)を介して前面側開口22(又は23)から浴槽内に
吐出されることなく外周側開口20(又は21)に導か
れて浴槽内に吐出されるように、連絡口14(又は1
5)からの湯水が直進して当たる遮蔽板部18b(並び
に18a)(図4参照)を仕切リブ6cの後縁に沿って
形成すると共に、外周側開口20、21までの湯水通路
11、12を覆うカバー部6eを仕切リブ6cの前縁に
沿って形成し、遮蔽板部18b(並びに18a)とカバ
ー部6eとに段差を設けてある。このようにすることに
よって遮蔽板部18b(又は18a)に当たった連絡口
14(又は15)からの湯水は、方向転換していっきに
外周側開口20(又は21)から勢い良く吐出されるこ
とにある。湯水通路分離形成具本体9の図中符号24は
止めネジ挿通用の貫通孔である。
【0028】次にフィルターキャップ2(図1参照)
は、キャップ本体2aとキャップ2b及びフィルター2
cとによって構成され、キャップ本体2aの前面にフィ
ルター2cを配し、このフィルター2cを挟むようにし
てキャップ2bをキャップ本体2aに嵌着したものであ
る。
【0029】すなわちキャップ本体2aは、湯水通路分
離形成具本体9の前面部6(蓋体6a)並びに外周面部
8に冠着できるように、合成樹脂によって有底短筒状に
形成され、前面側に放射状に所定間隔を以て複数の開口
2dが形成され、更に湯水通路分離形成具本体9に嵌着
時に各外周側開口20、21と対峙する箇所に開口2e
(片側図示せず)が形成されている。
【0030】また、キャップ2bは、肉厚の薄い金属板
材によってキャップ本体2aと略同形に形成されたもの
であって、キャップ本体2aの前面側から嵌着する。こ
のキャップ2bには、キャップ本体2aの開口2d並び
に開口2eと同じ箇所に、夫々同形の開口(図中符号省
略)が形成されている。
【0031】フィルター2cは、キャップ本体2aの前
面に配設可能な円形状のものであって、微細な多数の孔
を有する網状のものである。
【0032】図1においては、フィルターキャップ2の
前面側の放射状の開口をフィルター孔26とし、このフ
ィルターキャップ2を湯水通路分離形成具本体9に嵌着
した場合に、湯水通路分離形成具本体9の各外周側開口
20、21と対峙する位置の開口を図中符号27、28
で示す。
【0033】次に中間連結体3は、筒部30の一端に湯
水通路分離形成具本体9の後面部7に連結できるフラン
ジ部29を形成したものである。フランジ部29にはネ
ジ孔31を形成してなる凸部32が、所定間隔を以て円
周方向に形成されている。また、筒部30の外周面には
雄ねじ部33が形成されている。
【0034】シール部材4は、ゴムや合成樹脂等に形成
された偏平な環状のものである。
【0035】循環口ボディー5は、金属部材によって有
底筒状に形成されたものであって、中央に湯水通路分離
形成具本体9の筒体10に挿着できる筒部34を形成し
てあり、この筒部34と外周壁部35との隙間に湯水通
路部36を有している。底部37には、筒部34に連通
する通路(図示せず)と、湯水通路部36に連通する通
路(図示せず)とが外方に開口するように形成されてい
る。この各開口部分には接続管38、39が接続してあ
る。また、外周壁部35の開放端側の内周面には、中間
連結体3の雄ねじ部33に螺合できる雌ねじ部40が形
成してある。
【0036】上述の構成からなる本発明に係る湯水通路
分離形成具1及び湯水循環用接続具Aにあっては、浴槽
(図示せず)の側面部に穿設した孔に対して、浴槽の外
側から循環口ボディー5の開口側を当接させ、浴槽内か
らシール部材4を挿着した中間連結体3を側面部の孔
(図示せず)に筒部30から挿入し、この筒部30の雄
ねじ部33を循環口ボディー5の雌ねじ部40に螺合さ
せる。このようにして循環口ボディー5と中間連結体3
を浴槽の側面部に取り付ける。
【0037】次に浴槽内から湯水通路分離形成具本体9
の筒体10を中間連結体3の筒部30に挿入すると共
に、この筒体10を循環口ボディー5の筒部34に嵌着
する。更に湯水通路分離形成具本体9の貫通孔24に止
めネジ(図示せず)を挿入して、この各止めネジを中間
連結体3の対応する凸部32のネジ孔31に螺着し、湯
水通路分離形成具1を中間連結体3に固定する。この場
合、湯水通路分離形成具本体9の各外周側開口20、2
1は浴槽の底側を向くように固定する。
【0038】更に浴槽内に露出した湯水通路分離形成具
本体9に対してフィルターキャップ2を冠着する。この
時、湯水通路分離形成具本体9の各外周側開口20、2
1は、フィルターキャップ2の外周に設けた夫々のフィ
ルター孔27、28と対峙し、湯水通路分離形成具本体
9の前面側開口22、23は、フィルターキャップ2の
前面側のフィルター孔26と対峙する。
【0039】上記のようにして浴槽(図示せず)の側面
部に穿設した孔に設けた湯水循環用接続具Aは、夫々の
接続管38、39と延長管(図示せず)を介して給湯装
置(図示せず)に接続する。尚、接続管38、39の何
方を湯水往路用又は湯水復路用として使用(給湯装置に
接続)しても本発明の目的を達成することができる。
【0040】次に本発明に係るこの湯水通路分離形成具
1及び湯水循環用接続具Aの使用状態について説明す
る。例えば接続管38側を湯水往路側とし、接続管39
側を湯水復路側として給湯装置(図示せず)に接続した
場合の湯水の流れ、並びに湯水通路分離形成具1の作用
について説明すると、給湯装置(図示せず)から接続管
38に送られてきた湯水は、循環口ボディー5の湯水通
路部36に流入し、中間連結体3の内部を通って湯水通
路分離形成具本体9の後面部7の連絡口14から湯水通
路12に流入する。
【0041】すなわち、連絡口14から湯水通路分離形
成具本体9内に流入した湯水は、直進して遮蔽板部18
bに当たり、流れは下方向を向き、外周側開口20、並
びにフィルターキャップ2の開口28から浴槽内にいっ
きに吐出される。
【0042】この場合、前記したように蓋体6aのカバ
ー部6eは、遮蔽板部18bより前側に形成されている
ため、下方向に向きを変えた湯水は前面側開口23(及
びフィルター孔26)から浴槽内に吐出されることな
く、勢いよく外周側開口20並びにフィルターキャップ
2の開口28を通って浴槽内に吐出されることになる。
【0043】この時、湯水通路12側のフィルター孔2
6の外側付近には吸引作用が発生し、浴槽内の塵等は吸
引されてフィルター孔26の外側に付着する。そのた
め、後に浴槽の掃除のときには、この塵等を目視によっ
て簡単に確認することができ、容易に除去することがで
きる。
【0044】一方、浴槽内の湯水は、給湯装置(図示せ
ず)に内蔵したポンプ(図示せず)の作用によって吸引
され、フィルター孔26、前面側開口22から湯水通路
分離形成具本体9の湯水通路11内に流入する。この場
合、前面側開口22が外周側開口21より連絡口15に
近い位置にあるため、浴槽内の湯水はポンプ(図示せ
ず)の吸引力によって前面側開口22から先に多量に吸
引される。そのため、浴槽内の湯水は、外周側開口21
から湯水通路11内に吸引されない。したがって浴槽内
の塵等が、湯水通路分離形成具本体9内に流入するのを
防ぐことができる。
【0045】上記した湯水通路11に流入した湯水は、
連絡口15、繋ぎ通路16及び孔17を通って筒体10
内に流入し、この筒体10を介して循環口ボディー5の
筒部34から接続管39を通って給湯装置(図示せず)
に戻される。
【0046】このように浴槽内の湯水は、フィルターキ
ャップ2の前面のフィルター孔26から湯水通路分離形
成具本体9内に入る。また給湯装置(図示せず)からの
湯水は湯水通路分離形成具本体9の外周側開口20から
浴槽内に吐出される。
【0047】そして浴槽内の湯水は前面側開口22から
湯水通路分離形成具本体9内に吸引されることによっ
て、浴槽内の塵等はフィルター孔26の外側に付着し、
浴槽の掃除のときには、この塵等を目視によって簡単に
確認することができ、容易に除去することができる。
【0048】尚、接続管39側を湯水往路側とし、接続
管38側を湯水復路側として給湯装置(図示せず)に接
続した場合でも、給湯装置(図示せず)からの湯水は湯
水通路分離形成具本体9の外周側開口21から浴槽内に
吐出し、浴槽内の湯水はフィルター孔26から湯水通路
分離形成具本体9の湯水通路12に流入するため、やは
り塵等はフィルターキャップ2の前面のフィルター孔2
6に付着し、目視によっても容易に確認して除去するこ
とができる。
【0049】また、フィルターキャップ2の外周部の各
開口27、28は、フィルターを設けた構成としてもよ
い。
【0050】
【発明の効果】このように本発明の湯水通路分離形成具
では、筒体を往路用通路として使用するも、或いは復路
用通路として使用するも、浴槽内の湯水は湯水通路分離
形成具本体の前面側開口から内部に流入し、外周側開口
から浴槽内に吐出するようにした構成であるので、熱い
湯水が前面側開口から吐出する心配もなく、安全に入浴
することができる。また、内部の構成も簡単であるの
で、容易に掃除等のメンテナンスを行うことができる。
【0051】また、湯水通路分離形成具本体に形成した
各連絡口に対応する外周側開口を、各連絡口に対して斜
め下方の外周面部に夫々形成すると共に、各連絡口と所
定間隔を以て対峙する遮蔽板部の近傍の前面部に、各湯
水通路に連通する前面側開口を夫々分離形成してあるの
で、浴槽の側面部にこの湯水通路分離形成具を取り付け
て使用した場合、湯水が浴槽内の湯水は連絡口に近い前
面側開口から湯水通路分離形成具本体内に多量に吸引さ
れるため、この連絡口と連通する外周側開口からは浴槽
内の湯水が吸引されることはない。したがって、外周側
開口にフィルターを設けなくとも、この外周側開口から
浴槽内の塵等が湯水通路分離形成具本体内に流入するの
を防ぐことができ、湯水通路分離形成具本体の内部の湯
水の流れに悪影響を与えることがない。
【0052】また、湯水通路分離形成具本体の前面部側
に設けられた遮蔽板部と、遮蔽板部近傍の前面側開口縁
部から外周側開口までの湯水通路を覆う前面部のカバー
部とに段差を設け、且つ遮蔽板部がカバー部より内側に
設けてあるので、給湯装置側から浴槽内に送られてくる
湯水は、湯水通路分離形成具本体内に連絡口から入り、
この湯水は連絡口から直進して遮蔽板部に当たり、遮蔽
板部に案内されて方向転換し、いっきに外周側開口から
浴槽内に吐出されるため、遮蔽板部より前側に開口して
いる前面側開口からは湯水が吐出することがない。した
がって、加熱された湯水を入浴者が直接触れることもな
く安全に入浴することができる。
【0053】また、前面側開口の開口面積は、外周側開
口の面積より大きく形成されているので、浴槽内の湯水
は前面側開口から多量に湯水通路分離形成具本体内に吸
引される。湯水吸引力が前面側開口からの湯水の吸引に
使用されて、外周側開口から浴槽内の湯水は全く吸引さ
れることがない。したがって、浴槽内の塵等が外周側開
口から湯水通路分離形成具本体内に流入するのを防止で
きる。
【0054】また、本発明の湯水循環用接続具では、湯
水通路分離形成具本体にフィルターキャップを冠着して
使用した場合、浴槽内から湯水通路分離形成具に流入す
る湯水は、フィルターキャップの前面のフィルター孔か
ら流入するため、浴槽内の塵はフィルターキャップの前
面のフィルターに付着する。そのため、フィルターキャ
ップの前面のフィルターの外側に付着した塵を目視によ
って容易に確認することができ、塵の除去を簡単に行う
ことができる。
【0055】また、湯水通路分離形成具本体から浴槽内
に吐出される湯水は、湯水通路分離形成具本体の外周側
開口からフィルターキャップの外周側のフィルター孔を
介して浴槽内に吐出されるため、上記したように熱い湯
水が入浴者に当たることもなく、安心して入浴すること
ができる。
【0056】湯水通路分離形成具を備えた湯水循環用接
続具は、前記した湯水通路分離形成具の効果を当然に奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一例の湯水循環用接続具の分解斜
視図である。
【図2】蓋体6aの正面図である。
【図3】図2の矢視AーAの断面図である。
【図4】図2の矢視BーBの断面図である。
【図5】蓋体6aの裏面図である。
【図6】湯水通路分離形成具本体から蓋体6aを外した
状態の正面図である。
【図7】図6の裏面図である。
【図8】図6の矢視CーCの断面図である。
【図9】図6の側面図である。
【図10】図6の矢視DーDの断面図である。
【図11】湯水通路分離形成具本体の裏面図である。
【図12】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 湯水通路分離形成具 2 フィルターキャップ 3 中間連結体 5 循環口ボディー 6e カバー部 6 前面部 7 後面部 8 外周面部 9 湯水通路分離形成具本体 10 筒体 11 湯水通路 12 湯水通路 14 連絡口 15 連絡口 18a 遮蔽板部 18b 遮蔽板部 20 外周側開口 21 外周側開口 22 前面側開口 23 前面側開口 26 フィルター孔 29 フランジ部 30 筒部 34 筒部 36 湯水通路 38 接続管 39 接続管 37 底部 A 湯水循環用接続具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面部と後面部及び外周面部とによって
    囲繞されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通
    路分離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された
    筒体とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2
    つの湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と
    連通し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通
    し、各湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この
    各連絡口は所定間隔を以て前面部の遮蔽板部と対峙し、
    且つこの各連絡口の近傍の前面部に各湯水通路に連通す
    る前面側開口を夫々分離形成すると共に、各連絡口の近
    傍に形成された前面側開口より離れた位置の外周面部に
    各連絡口に対応する外周側開口を形成したことを特徴と
    する浴槽用の湯水通路分離形成具。
  2. 【請求項2】 前面部と後面部及び外周面部とによって
    囲繞されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通
    路分離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された
    筒体とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2
    つの湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と
    連通し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通
    し、各湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この
    各連絡口は所定間隔を以て前面部側の遮蔽板部と対峙
    し、且つこの各連絡口に対応する外周側開口は各連絡口
    に対して斜め下方の外周面部に夫々形成され、更に各遮
    蔽板部の近傍の前面部には各湯水通路に連通する前面側
    開口が夫々分離形成されていることを特徴とする浴槽用
    の湯水通路分離形成具。
  3. 【請求項3】 湯水通路分離形成具本体の前面部側に設
    けられた遮蔽板部と、遮蔽板部近傍の前面側開口の縁部
    から外周側開口までの湯水通路を覆う前面部のカバー部
    とに段差を設け、且つ遮蔽板部がカバー部より内側に設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の浴
    槽用の湯水通路分離形成具。
  4. 【請求項4】 前面側開口の開口面積は、外周側開口の
    面積より大きく形成されていることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の浴槽用の湯水通路分離形成具。
  5. 【請求項5】 前面部と後面部及び外周面部とによって
    囲繞されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通
    路分離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された
    筒体とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2
    つの湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と
    連通し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通
    し、各湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この
    各連絡口は所定間隔を以て前面部の遮蔽板部と対峙し、
    且つこの各連絡口の近傍の前面部に各湯水通路に連通す
    る前面側開口を夫々分離形成すると共に、各連絡口の近
    傍に形成された前面側開口より離れた位置の外周面部に
    各連絡口に対応する外周側開口を形成した湯水通路分離
    形成具と、湯水通路分離形成具本体の前面部並びに外周
    面部に冠着でき且つ前面にフィルター孔を有すると共に
    湯水通路分離形成具本体の各外周側開口と対峙する位置
    に開口を有してなるフィルターキャップと、湯水通路分
    離形成具本体の後面部に連結できるフランジ部を筒部の
    一端に有する中間連結体と、この中間連結体の筒部に連
    結できる有底筒状であって、内部に筒部を設けて湯水通
    路分離形成具の筒体に連通する湯水通路と湯水通路分離
    形成具の筒体の周囲に形成した連絡口に連通する湯水通
    路とを分離形成し、且つこの各湯水通路に連通するよう
    に接続管を底部に夫々接続でき、更に湯水通路分離形成
    具の筒体と連結できるように形成した循環口ボディーと
    からなることを特徴とする湯水循環用接続具。
  6. 【請求項6】 前面部と後面部及び外周面部とによって
    囲繞されてなる湯水通路分離形成具本体と、この湯水通
    路分離形成具本体の後面部の中央から外方に突設された
    筒体とからなり、湯水通路分離形成具本体の内部には2
    つの湯水通路が分離形成され、一方の湯水通路は筒体と
    連通し、他方の湯水通路は筒体の周囲から外方に連通
    し、各湯水通路の連絡口は後面部に夫々形成され、この
    各連絡口は所定間隔を以て前面部側の遮蔽板部と対峙
    し、且つこの各連絡口に対応する外周側開口は各連絡口
    に対して斜め下方の外周面部に夫々形成され、更に各遮
    蔽板部の近傍の前面部には各湯水通路に連通する前面側
    開口が夫々分離形成されている湯水通路分離形成具と、
    湯水通路分離形成具本体の前面部並びに外周面部に冠着
    でき且つ前面にフィルター孔を有すると共に湯水通路分
    離形成具本体の各外周側開口と対峙する位置に開口を有
    してなるフィルターキャップと、湯水通路分離形成具本
    体の後面部に連結できるフランジ部を筒部の一端に有す
    る中間連結体と、この中間連結体の筒部に連結できる有
    底筒状であって、内部に筒部を設けて湯水通路分離形成
    具の筒体に連通する湯水通路と湯水通路分離形成具の筒
    体の周囲に形成した連絡口に連通する湯水通路とを分離
    形成し、且つこの各湯水通路に連通するように接続管を
    底部に夫々接続でき、更に湯水通路分離形成具の筒体と
    連結できるように形成した循環口ボディーとからなるこ
    とを特徴とする湯水循環用接続具。
  7. 【請求項7】 湯水通路分離形成具本体の前面部側に設
    けられた遮蔽板部と、遮蔽板部近傍の前面側開口の縁部
    から外周側開口までの湯水通路を覆う前面部のカバー部
    とに段差を設け、且つ遮蔽板部がカバー部より内側に設
    けられていることを特徴とする請求項5又は6記載の湯
    水循環用接続具。
  8. 【請求項8】 前面側開口の開口面積は、外周側開口の
    面積より大きく形成されていることを特徴とする請求項
    5、6又は7記載の湯水循環用接続具。
JP10138684A 1998-05-20 1998-05-20 浴槽用の湯水通路分離形成具及び湯水循環用接続具 Pending JPH11325609A (ja)

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