JPH11325663A - 膨張弁 - Google Patents

膨張弁

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Publication number
JPH11325663A
JPH11325663A JP10125663A JP12566398A JPH11325663A JP H11325663 A JPH11325663 A JP H11325663A JP 10125663 A JP10125663 A JP 10125663A JP 12566398 A JP12566398 A JP 12566398A JP H11325663 A JPH11325663 A JP H11325663A
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JP
Japan
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valve
valve seat
rotary
rotary valve
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP10125663A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shibata
洋 柴田
Tatsuya Hori
達也 堀
Yoshimasa Katsumi
佳正 勝見
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置の冷凍サイクル中に用いられる
膨張弁において、閉弁時の弁体の弁座へのかみ込みを防
止することを目的とする。 【解決手段】 弁軸101と一体成形された針状弁10
3と対向する弁座102に金属板4を設け、弁本体10
6内部に装填し、金属板4が弁本体106から遊離しな
いように固定リング6を設け、金属板4は弁本体106
と固定リング6との間で上下方向及び、円周方向に若干
の遊びを持たせてある。閉弁動作時、針状弁103は回
転しながら下降し、針状弁103が弁座102に着座す
ると、金属板4も一体となって回転するため、針状弁1
03の弁座102へのかみ込みを防止できる膨張弁を得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般空気調和装置
の冷凍サイクル中に用いられる膨張弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】弁体が弁座に着座した際の弁体と弁座の
接触部分のキズつき、キズによる全閉時の密閉性能の低
下、弁体の弁座へのかみ込みを防止する従来の技術とし
て、実開昭63−133674号公報に記載されたもの
がある。図7は従来の膨張弁(実開昭63−13367
4)であり、おねじ104を有する弁軸101は、外周
に円筒形の永久磁石からなるモータの回転子105を備
えた凹状円筒形のロータスリーブ120と一体化して形
成され、前記モーターの回転子105の外周は、薄肉円
筒状のケース109で覆われ、上部は前記ケース109
と結合する蓋113により覆われ、前記ケース109の
外側には前記モータの回転子105に対応する位置にモ
ーターの固定子コイル110が固定されている。前記弁
軸101は前記おねじ104により、弁本体106に固
定され、中心にめねじ107を有する推進軸受108と
螺合し支持されている。前記蓋113の内面中心部に
は、ストッパーボルト117を固定し、前記ストッパー
ボルト117に中心のめねじをはさみ対称位置に2個の
貫通孔119を有するストッパーナット118を螺合
し、前記ストッパーボルト117の先端に当て板122
が固定されている。2本の回転ピン121は前記ロータ
スリーブ120の中央凹部後方に固定されており、前記
ストッパーナット118の貫通孔119に挿入される。
前記弁軸101の先端は開口され、奥部を平滑面に形成
された深穴部116が設けられている。針状弁103の
上方のシャフトには凹状のリング溝115が設けられ、
前記弁軸101の深穴部116に、ボール123とスプ
リング114と前記針状弁103のシャフトとを順次挿
入し、前記凹状リング溝115に対応する弁軸101の
外周を、針状弁103が回転及び凹状のリング溝115
の範囲内で上下移動できるようにかしめにより固定され
ている。前記弁本体106は側面及び下面に開口を持
ち、前記弁本体106より下面に通じる開口は前記針状
弁103と弁座102により絞り部を形成している。出
入口111、及び112は前記弁本体106の側面及び
下面の開口にはめ込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の膨
張弁では、針状弁103が弁座102に着座した後、前
記針状弁103と前記弁座102との摩擦抵抗に比べ、
弁軸101の深穴部116奥部の平滑面とボール123
との摩擦抵抗を小さくしてあるから前記弁軸101が回
転しても前記ボール123だけの回転にとどまり、前記
針状弁103はスプリング114により弁座102に強
く押しつけられるだけで回転せずに全閉状態に至る。こ
の場合に、前記スプリング114の圧縮と共にストッパ
ーナット118が当て板122に当接してモータの回転
子105が停止し、前記弁座102への針状弁103の
かみ込みを防ぐ。しかし、前記弁軸101への深穴部1
16の加工や前記針状弁103の上方のシャフトに設け
られた凹状リング溝115と対応する位置での前記弁軸
101のかしめによる固定など細部の加工が多く、加工
上相当の困難があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、弁体が弁座に着座した際の弁体と弁座の
接触部分のキズつきを防止することができ、また、キズ
による全閉時の密閉性能の低下を防止することができ、
また、弁体の弁座へのかみ込みを防止し確実な開閉動作
を行うことができ、また、冷媒漏れを防止することがで
き、また、近年望まれている騒音の低減を行うことがで
き、また、加工性の良い膨張弁を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の膨張弁は上記目
的を達成するために、本体内部において絞り部を形成す
る弁体と弁座と、外周部に回転子を備えたロータスリー
ブと上部で連結し、下端に前記弁体を有する弁軸と、前
記ロータスリーブを囲うケース及び蓋と、前記弁軸を支
持する支持手段と、前記本体に接続され前記絞り部の前
後に各々連通する第一のパイプ、第二のパイプを有する
膨張弁において、前記弁座が前記弁体の回転方向と同方
向に回転可能な回転型弁座と、前記回転型弁座を本体に
支持する回転型弁座支持手段とを備えた構成となってい
る。前記弁体は、開閉動作時に回転しながら弁本体内を
上下動し、閉弁時は前記回転型弁座に当接し停止する。
前記回転型弁座は前記弁体の回転に伴い、前記弁座に押
圧するように摺動され、前記弁体の停止とともに動きを
停止する。開弁動作に入ると前記弁体は前記回転型弁座
から離れ上昇する。前記回転型弁座が前記弁体とともに
上昇しようとした場合、前記回転型弁座は回転型弁座支
持手段により上昇動作を拒まれる。
【0006】本発明によれば、弁体が弁座に着座した際
の弁体と弁座の接触部分のキズつきを防止することがで
き、また、キズによる全閉時の密閉性能の低下を防止す
ることができ、また、着座時における弁座への弁体のか
み込みを防止し、確実な開閉動作を行うことができ、ま
た、加工性の良い膨張弁が得られる。
【0007】また、他の手段は、回転型弁座の周囲に第
一の冷媒漏れ防止手段を備えた構成となっている。第一
のパイプ及び、第二のパイプから流入した冷媒の前記回
転型弁座と弁本体との隙間からの冷媒の漏れは、開閉弁
時とも、前記第一の冷媒漏れ防止手段により防止され
る。
【0008】本発明によれば、絞り部以外の冷媒の通過
による冷媒漏れを防ぐことのできる膨張弁が得られる。
【0009】また、他の手段は、回転型弁座の下部に付
勢手段を備えた構成となっている。弁体が弁座に設けた
前記回転型弁座から離れ開弁状態となるとき、前記回転
型弁座は前記付勢手段の復元力により押し上げられる方
向に力が働き、回転型弁座支持手段に押し付けられ、前
記回転型弁座と前記回転型弁座支持手段とが密接し、前
記回転型弁座と前記回転型弁座支持手段との隙間からの
冷媒の漏れを抑制し、前記回転型弁座が前記回転型弁座
支持手段に押し付けられることにより、前記回転型弁座
の振動を抑制できる。
【0010】そして本発明によれば、開弁時の前記弁体
と前記回転型弁座との隙間からの冷媒の漏れを抑制で
き、前記回転型弁座の振動を抑制することにより、振
動、騒音の発生を抑制できる膨張弁が得られる。
【0011】また、他の手段は、回転型弁座の下面と接
する本体部分に第二の冷媒漏れ防止手段を備えた構成と
なっている。弁体が弁座に設けた前記回転型弁座に着座
し閉弁状態となったとき、前記回転型弁座下面と弁本体
との隙間からの冷媒の漏れは、弁体の弁座を下方に押圧
するような摺動により、前記回転型弁座と、前記回転型
弁座と接する前記本体部分に設けられた第二の漏れ防止
手段が密接することにより防止される。
【0012】そして本発明によれば、閉弁時の冷媒の漏
れを確実に防止できる膨張弁が得られる。
【0013】また、他の手段は、回転型弁座支持手段と
接する回転型弁座の上面に第三の冷媒漏れ防止手段を備
えた構成となっている。弁体が弁座に設けた前記回転型
弁座から離れ開弁状態となるとき、前記回転型弁座は前
記付勢手段の復元力により押し上げられる方向に力が働
き、前記回転型弁座に設けられた前記第三の冷媒漏れ防
止手段が、前記回転型弁座支持手段に押し付けられ、前
記第三の冷媒漏れ防止手段と前記回転型弁座支持手段と
が密接し、前記回転型弁座と前記回転型弁座支持手段と
の隙間からの冷媒の漏れを防止し、前記第三の冷媒漏れ
防止手段が前記回転型弁座と前記回転型弁座支持手段の
直接接触を回避するため、前記回転型弁座と前記回転型
弁座支持手段との衝突音を緩和する。
【0014】そして本発明によれば、開弁時の前記回転
型弁座と前記回転型弁座支持手段との隙間からの冷媒の
漏れを確実に防止でき、開弁時の前記回転型弁座と前記
回転型弁座支持手段との衝突音の発生を防止できる膨張
弁が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、本体内部において絞り
部を形成する弁体と弁座と、外周部に回転子を備えたロ
ータスリーブと上部で連結し、下端に前記弁体を有する
弁軸と、前記ロータスリーブを囲うケースと蓋と、前記
弁軸を支持する支持手段と、前記本体に接続され前記絞
り部の前後に各々連通する第一のパイプ、第二のパイプ
を有する膨張弁において、前記弁座が前記弁体の回転方
向と同方向に回転可能な回転型弁座と、前記回転型弁座
を本体に支持する回転型弁座支持手段とを備えたもので
あり、前記弁体は、開閉動作時に回転しながら弁本体内
を上下動し、閉弁時は前記回転型弁座に当接し停止す
る。前記回転型弁座は前記弁体の回転に伴い、前記弁座
に押圧するように摺動され、前記弁体の停止とともに動
きを停止する。開弁動作に入ると前記弁体は前記回転型
弁座から離れ上昇する。前記回転型弁座が前記弁体とと
もに上昇しようとした場合、前記回転型弁座は回転型弁
座支持手段により上昇動作を拒まれるため、弁体が弁座
に着座した際の弁体と弁座の接触部分のキズつきを防止
し、また、キズによる全閉時の密閉性能の低下を防止
し、また、着座時における弁座への弁体のかみ込みを防
止し、確実な開閉動作を行うという作用を有する。
【0016】また、回転型弁座の周囲に第一の冷媒漏れ
防止手段を備えたものであり、第一のパイプ及び、第二
のパイプから流入した冷媒の前記回転型弁座と弁本体と
の隙間からの漏れは、開閉弁時とも、前記第一の冷媒漏
れ防止手段により防止するという作用を有する。
【0017】また、回転型弁座の下部に付勢手段を備え
たものであり、弁体が弁座に設けた前記回転型弁座から
離れ開弁状態となるとき、前記回転型弁座は前記付勢手
段の復元力により押し上げられる方向に力が働き、回転
型弁座支持手段に押し付けられ、前記回転型弁座と前記
回転型弁座支持手段とが密接し、前記回転型弁座と前記
回転型弁座支持手段との隙間からの冷媒の漏れを抑制
し、前記回転型弁座が前記回転型弁座支持手段に押し付
けられることにより、前記回転型弁座の振動、騒音の発
生を抑制するという作用を有する。
【0018】また、回転型弁座の下面と接する本体部分
に第二の冷媒漏れ防止手段を備えたものであり、弁体が
弁座に設けた前記回転型弁座に着座し閉弁状態となった
とき、前記回転型弁座下面と弁本体との隙間からの冷媒
の漏れを、弁体が弁座を下方に押圧するような摺動によ
り、前記回転型弁座と、前記回転型弁座と接する前記本
体部分に設けられた第二の漏れ防止手段が密接すること
により確実に防止するという作用を有する。
【0019】また、回転型弁座支持手段と接する回転型
弁座の上面に第三の冷媒漏れ防止手段を備えたものであ
り、弁体が弁座に設けた前記回転型弁座から離れ開弁状
態となるとき、前記回転型弁座は前記付勢手段の復元力
により押し上げられる方向に力が働き、前記回転型弁座
に設けられた前記第三の冷媒漏れ防止手段が、前記回転
型弁座支持手段に押し付けられ、前記第三の冷媒漏れ防
止手段と前記回転型弁座支持手段とが密接し、前記回転
型弁座と前記回転型弁座支持手段との隙間からの冷媒の
漏れを確実に防止し、また前記第三の冷媒漏れ防止手段
が前記回転型弁座と前記回転型弁座支持手段の直接接触
を回避し、前記回転型弁座と前記回転型弁座支持手段の
衝突音を緩和するという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0021】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例1につい
て、図1および図2を参照しながら説明する。
【0022】図1は本実施例に用いる膨張弁の縦断面図
であり、図2は要部拡大図である。針状弁103は、弁
軸101と一体成形されており、弁軸101の上端は、
外周に円筒形の永久磁石からなるモータの回転子105
を備えた凹状円筒形のロータスリーブ120の中心に設
けられた貫通孔1にはめ込まれ連結されており、ロータ
スリーブ直下の弁軸101の外周にはおねじ104が形
成されている。モータの回転子105の外周は薄肉円筒
状のケース109で覆われ、上部はケース109と溶接
等により密閉接続される蓋113により覆われる。ケー
ス109の外側にはモータの回転子105に対応する位
置にモータの固定子としてのコイル110が固定されて
いる。内周面にめねじ107を有する支持手段としての
推進軸受108が弁本体106上端に溶接等により固定
されており、弁軸101は、外周に形成されたおねじ1
04と、推進軸受108の内周面に形成されためねじ1
07との螺合により推進軸受108に支持される。蓋1
13の内面中心部には、ストッパーボルト117が蓋1
13と垂直となるように結合されており、ストッパーボ
ルト117に、中心のめねじをはさみ対称位置に2個の
貫通孔119を有するストッパーナット118を螺合
し、ストッパーボルト117の先端に当て板122が固
定されている。2本の回転ピン121がロータスリーブ
120の中央凹部後方に固定されており、ストッパーナ
ット118に設けられた2個の貫通孔119に挿入され
ている。また、弁本体106の内部において、針状弁1
03と対向するように弁座102が設けられ、針状弁1
03と弁座102により絞り部2が形成される。弁座1
02を有する回転型弁座として、中心に冷媒通路となる
貫通孔3を有する円盤状の金属板4が設けられており、
金属板4は本体内部底面に装填され、弁本体106から
遊離しないように、上部に回転型弁座支持手段として、
金属板4に設けられた貫通孔3よりも径の大きい貫通孔
5を中心に有する固定リング6が設けられており、金属
板4は上下方向及び、円周方向に若干の遊びを持たせて
あり、固定リング6は圧入により弁本体106に固定さ
れている。弁本体106は側面及び、底面に2つの開口
を有し、各々の開口には第一の配管7及び、第二の配管
8が接続され、弁本体106とケース109の下端は溶
接等により密閉接続される。
【0023】上記の構成において、コイル110に通電
することにより、回転子105を外周に有するロータス
リーブ120が回転し、ロータスリーブ120と結合し
ている弁軸101は、外周部に設けられたおねじ104
と推進軸受108内周面に形成されためねじ107によ
り、直進運動に変換され、弁軸101と一体成形された
針状弁103が上下運動する。例えば、針状弁103が
弁座102から離れた開弁状態の場合、第一の配管7か
ら流入した高温高圧の冷媒(図示せず)は、弁座102
と針状弁103により形成された絞り部2を通過し、減
圧され低温低圧の冷媒となり第二の配管8より流出す
る。また、第二の配管から冷媒が流入した場合は、同様
の減圧作用を絞り部2で受け、第一の配管より流出す
る。
【0024】また、閉弁動作を行う場合、ロータスリー
ブ120の回転運動を直進運動に変換された弁軸101
が回転しながら降下し、弁軸101の下端に形成された
針状弁103が弁座102を有する金属板4に当接す
る。金属板4は上下方向及び、円周方向に若干の遊びを
持たせてあり自由に回転することができるため、針状弁
103の着座と同時に、針状弁103と一体となって回
転する。針状弁103の下降により、金属板4の下面は
弁本体106に接触し押し付けられる方向に力が働きな
がら摺動するが、金属板4と弁本体106は面接触とな
るため金属板4が弁本体106にかみ込むことはない。
この時、ストッパーナット118が当て板122に当接
してロータスリーブ120の回転が停止し、弁軸の下降
も停止する。
【0025】また、閉弁時には、針状弁103は金属板
4に当接し、押し付けられる力が働いているため冷媒漏
れはなく、金属板4は弁本体106に面接触し、押し付
けられる力が働いているため、冷媒漏れは抑制されてい
る。また、開弁動作を行う場合、針状弁103は回転し
ながら金属板4から離れ上昇する。仮に、金属板4が針
状弁103と当接したまま上昇する場合、金属板4は固
定リング6に接触し、固定リング6により上昇を拒ま
れ、弁本体106と固定リング6による上下方向の遊び
の範囲内で針状弁103から離れることになる。
【0026】このように本発明の実施例1の膨張弁によ
れば、針状弁103が弁座102に着座した際の針状弁
103と弁座102の接触部分のキズつきを防止するこ
とができ、また、キズによる全閉時の密閉性能の低下を
防止することができ、また、着座時における弁座102
への針状弁103のかみ込みを防止し、確実な開閉動作
を行うことができ、細部の困難な加工、組み立てがなく
なる。
【0027】なお、本実施例では、回転型弁座として金
属板を用いたが、膨張弁内部において、弁体の回転方向
と同方向に回転可能であり、かつ、中心に冷媒流路とな
る貫通孔を有するものであればよく、断面形状が本体と
の接触抵抗が小さくなる円形のリング状の形状や、本体
との密着性が向上するように、リング状の底面を平滑面
状にした形状でもよく、また、材質も使用される冷媒、
冷凍機油に適合し、弁体との接触抵抗の小さい材質であ
ればよく、ステンレス鋼、真鍮等の金属や、テフロン等
の樹脂を用いても、その作用効果に差異を生じない。
【0028】また、本実施例では、回転型弁座支持手段
として、固定リングを用いたが、回転型弁座に形成され
た冷媒流路となる貫通孔よりも径の大きい貫通孔を有
し、弁本体に固定され、回転型弁座の弁本体からの遊離
を防止する機能を有するものであればよく、また、材質
も使用される冷媒、冷凍機油に適合するものであればよ
く、ステンレス鋼、真鍮等の金属や、テフロン等の樹脂
を用いても、その作用効果に差異を生じない。
【0029】また、本実施例では、固定リングを圧入に
より弁本体に固定したが、溶接やねじ止めによる固定と
してもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0030】また、本実施例では、弁本体106の側面
及び、底面に開口を設け第一の配管7と第二の配管8を
接続しているが、弁本体106に設ける開口の位置は、
2つの開口の途中に絞り部2が配置されるような構成と
なっていればよく、その作用効果に差異を生じない。
【0031】また、本実施例では、ロータスリーブの停
止機構として、蓋の内面中心部に、ストッパーボルトを
蓋と垂直となるように結合し、ストッパーボルトに、中
心のめねじをはさみ対称位置に2個の貫通孔を有するス
トッパーナットを螺合し、ストッパーボルトの先端に当
て板を固定し、2本の回転ピンによりロータスリーブと
結合される構成としたが、ストッパーボルトを単なるシ
ャフトにかえて、ストッパーボルトをシャフトを上下動
できる円盤にかえてもよく、その作用効果に差異を生じ
ない。
【0032】(実施例2)次に本発明の実施例2につい
て、図3を参照しながら説明する。
【0033】図3は本実施例に用いる膨張弁の要部拡大
図である。なお、実施例1と同一部分は同一番号とし、
詳細な説明は省略する。
【0034】図に示すように、金属板4の外周には第一
の冷媒漏れ手段としてOリング9がはめ込まれており、
Oリング9は弁本体106の流路部10の内面と接して
いる。
【0035】上記の構成において、針状弁103が金属
板4から離れた開弁状態のときは、第一の配管より流入
した冷媒が、絞り部2を通過し第二の配管から流出する
際、金属板4の外周にはめ込まれたOリング9が、金属
板4と弁本体106の流路部10の間にできる隙間をシ
ールするため、冷媒流路は金属板4に設けられた貫通孔
3のみとなる。第二の配管から冷媒が流入した場合も同
様である。
【0036】また、閉弁時には、針状弁103と金属板
4が当接しているため、金属板4に設けられた貫通孔3
は密閉され、金属板4の外周にはめ込まれたOリング9
が、金属板4と弁本体106の流路部10の間にできる
隙間をシールするため冷媒の漏れを防止する。
【0037】このように本発明の実施例2の膨張弁によ
れば、絞り部以外の冷媒の通過による冷媒漏れを防ぐこ
とができる。
【0038】なお、本実施例で用いたOリングは、使用
される冷媒、冷凍機油に適合する材質であればよく、ク
ロロプレン、塩素化ポリエチレン、エチレンプロピレ
ン、シリコンゴム、フッ素ゴム、NBR、H−NBR等
が適する。
【0039】(実施例3)次に本発明の実施例3につい
て、図4を参照しながら説明する。
【0040】図4は本実施例に用いる膨張弁の要部拡大
図である。なお、実施例1および2と同一部分は同一番
号とし、詳細な説明は省略する。
【0041】図に示すように、金属板4の下面と弁本体
106との間には付勢手段として金属スプリング11が
装填されている。
【0042】上記の構成において、針状弁103が金属
板4から離れた開弁状態となるとき、金属板4は金属ス
プリング11の復元力により上方に押し上げられる力が
働き、固定リング6に押し付けられ、金属板4の上面と
固定リング6の下面が面接触し、金属板4と固定リング
6との隙間からの冷媒の漏れを抑制する。また、金属板
4が固定リング6に押し付けられることにより、絞り部
2を冷媒が通過する際の金属板4の振動や振動による騒
音の発生を抑制する。
【0043】このように本発明の実施例3の膨張弁によ
れば、開弁時の金属板の振動及び振動による騒音発生を
抑制できる。
【0044】(実施例4)次に本発明の実施例4につい
て、図5を参照しながら説明する。
【0045】図5は本実施例に用いる膨張弁の要部拡大
図である。なお、実施例1、2および3と同一部分は同
一番号とし、詳細な説明は省略する。
【0046】図に示すように、金属板4の下面と接触す
る弁本体106の部分に第二の冷媒漏れ防止手段とし
て、第一のシールリング12が埋め込まれている。
【0047】上記の構成において、閉弁動作を行う場
合、ロータスリーブ120の回転運動を直進運動に変換
された弁軸101が回転しながら降下し、弁軸101の
下端に形成された針状弁103が弁座102を有する金
属板4に当接する。金属板4は針状弁103の着座と同
時に、針状弁103と一体となって回転する。針状弁1
03の下降により、金属板4は下方に押し下げられる力
を受け、金属板4下面に装填された金属スプリング11
を圧縮しながら下降する。圧縮された金属スプリング1
1には金属板4を上方に押し戻す復元力が発生するた
め、針状弁103と金属板4との密着性が高まる。金属
スプリング14を圧縮しながら下降した金属板4は弁本
体106に埋め込まれた第一のシールリング12に接触
し押し付けられる方向に力が働きながら摺動し、金属板
4と弁本体106の間の隙間はシールされる。この時、
ストッパーナット118が当て板122に当接してロー
タスリーブ120の回転が停止し、弁軸の下降も停止す
る。
【0048】このように本発明の実施例4の膨張弁によ
れば、閉弁時の冷媒の漏れを確実に防止できる。
【0049】なお、本実施例で用いた第一のシールリン
グは、使用される冷媒、冷凍機油に適合する材質であれ
ばよく、クロロプレン、塩素化ポリエチレン、エチレン
プロピレン、シリコンゴム、フッ素ゴム、NBR、H−
NBR等が適する。
【0050】(実施例5)次に本発明の実施例5につい
て、図6を参照しながら説明する。
【0051】図6は本実施例に用いる膨張弁の要部の拡
大図である。なお、実施例1、2、3および4と同一部
分は同一番号とし、詳細な説明は省略する。
【0052】図に示すように、固定リング6と接する金
属板4の上面に第三の冷媒漏れ防止手段として第二のシ
ールリング13が埋め込まれている。
【0053】上記の構成において、針状弁103が金属
板4から離れた開弁状態となるとき、金属板4は金属ス
プリング11の復元力により上方に押し上げられる力が
働き、固定リング6と接する金属板4の上面に埋め込ま
れた第二のシールリング13が固定リング6に押し付け
られ、金属板4と固定リング6の間の隙間はシールされ
る。また、第二のシールリングが金属板4と固定リング
6の直接接触を回避するため閉弁時から開弁時へ移行す
る際の衝突音を緩和する。
【0054】このように本発明の実施例5の膨張弁によ
れば、開弁時の絞り部以外からの冷媒の漏れを確実に防
止でき、閉弁時から開弁時へ移行する際の、金属板と固
定リングとの衝突音を緩和できる。
【0055】なお、本実施例で用いた第二のシールリン
グは、使用される冷媒、冷凍機油に適合する材質であれ
ばよく、クロロプレン、塩素化ポリエチレン、エチレン
プロピレン、シリコンゴム、フッ素ゴム、NBR、H−
NBR等が適する。
【0056】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、針状弁が弁座に着座した際の針状弁と弁座
の接触部分のキズつきを防止することができ、また、キ
ズによる全閉時の密閉性能の低下を防止することがで
き、また、着座時における弁座への針状弁のかみ込みを
防止し、確実な開閉動作を行うことができ、細部の困難
な加工、組み立てがなくなるという効果のある膨張弁を
提供できる。
【0057】また、絞り部以外の冷媒の通過による冷媒
漏れを防止するという効果のある膨張弁を提供できる。
【0058】また、開弁時の金属板の振動及び振動によ
る騒音発生を抑制するという効果のある膨張弁を提供で
きる。
【0059】また、閉弁時の冷媒の漏れを確実に防止す
るという効果のある膨張弁を提供できる。
【0060】また、開弁時の絞り部以外からの冷媒の漏
れを確実に防止し、閉弁時から開弁時へ移行する際の、
金属板と固定リングとの衝突音を緩和するという効果の
ある膨張弁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜5の膨張弁の縦断面図
【図2】同実施例1の膨張弁の要部拡大図
【図3】同実施例2の膨張弁の要部拡大図
【図4】同実施例3の膨張弁の要部拡大図
【図5】同実施例4の膨張弁の要部拡大図
【図6】同実施例5の膨張弁の要部拡大図
【図7】従来の膨張弁の縦断面図
【符号の説明】
1 ロータスリーブ中心の貫通孔 2 絞り部 3 金属板の貫通孔 4 金属板(回転型弁座) 5 固定リングの貫通孔 6 固定リング(回転型弁座支持手段) 7 第一の配管 8 第二の配管 9 Oリング 10 流路部 11 金属スプリング 12 第一のシールリング 13 第二のシールリング 101 弁軸 102 弁座 103 針状弁 104 おねじ 105 モータの回転子 106 弁本体 107 めねじ 108 推進軸受 109 ケース 110 モータの固定子コイル 111 出入口 112 出入口 113 蓋 114 スプリング 115 凹状の溝 116 深穴部 117 ストッパーボルト 118 ストッパーナット 119 貫通孔 120 ロータスリーブ 121 回転ピン 122 当て板 123 ボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り部を形成する弁体と弁座と、外周部
    に回転子を備えたロータスリーブと上部で連結し、下端
    に前記弁体を有する弁軸と、前記ロータスリーブを囲う
    ケース及び、蓋と、前記弁軸を支持する支持手段と、本
    体に接続され前記絞り部の前後に各々連通する第一のパ
    イプ、第二のパイプを有し、前記第一のパイプと前記絞
    り部の間に第一の膨張室を有する膨張弁において、前記
    弁座が前記弁体の回転方向と同方向に回転可能な回転型
    弁座と、前記回転型弁座を本体に支持する回転型弁座支
    持手段とを備えた膨張弁。
  2. 【請求項2】 前記回転型弁座の周囲に第一の冷媒漏れ
    防止手段を備えた請求項1記載の膨張弁。
  3. 【請求項3】 前記回転型弁座の下部に付勢手段を備え
    た請求項1記載の膨張弁。
  4. 【請求項4】 前記回転型弁座の下面と接する前記本体
    部分に第二の冷媒漏れ防止手段を備えた請求項1または
    3記載の膨張弁。
  5. 【請求項5】 前記回転型弁座支持手段と接する前記回
    転型弁座の上面に第三の冷媒漏れ防止手段を備えた請求
    項1、3または4記載の膨張弁。
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