JPH11326512A - 超音波距離計 - Google Patents

超音波距離計

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JPH11326512A
JPH11326512A JP13497298A JP13497298A JPH11326512A JP H11326512 A JPH11326512 A JP H11326512A JP 13497298 A JP13497298 A JP 13497298A JP 13497298 A JP13497298 A JP 13497298A JP H11326512 A JPH11326512 A JP H11326512A
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JP
Japan
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signal
pulse
ultrasonic
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reception
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JP13497298A
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English (en)
Inventor
Akira Takahashi
朗 高橋
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Kyocera Soc Corp
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Showa Optronics Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤った距離測定の原因となる外来ノイズその
他の妨害波及び干渉による受波信号の変動による影響を
排除し、正確な距離測定を可能にした超音波距離計を提
供する。 【解決手段】 基準パルス201と超音波搬送波202
による送波信号203を送波器13から被測定物に発射
させ、被測定物から反射した受波信号204を受波器1
4で受信すると共に、受波信号204に基づいて受信パ
ルス207を造り、基準パルス201と受信パルス20
7の時間差を計測して距離の測定を行う超音波距離計で
あり、受波信号204を2つの受波器14a,14bで
受信させ、各受波信号204a,204bはOR結合回
路15を介して補正受波信号204cとした後に受信パ
ルス207を造ると共に、送波信号203として基準パ
ルス201の発生期間中を除いた期間に超音波搬送波2
02を送波する負論理(Lアクティブ)信号を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波信号によっ
て目標物までの距離を測定する超音波距離計に関し、特
に外来ノイズによって誤った距離測定が行われる確率を
低減し、測定精度を高める機能を付加させた超音波距離
計に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波距離計は、図1で示すよ
うに距離計本体Aに一対をなす送波器3と受波器4が装
備され、送波器3から通常は搬送周波数を40KHz程
度の超音波信号とした基準パルスを被測定物Bとなる目
標物に発射し、被測定物Bからの反射波を受波器4で受
けて基準パルスが戻るまでの時間を計測して距離の測定
を行うものであり、例えばコンベアで移送中の物体の検
出や物体の高さの判別或いは自動ドアや侵入警報機にお
ける人体の検出など各種分野で使用されているが、その
一例としては図2で示すブロック図及び図3で示す図2
の各部波形図のように構成されている。
【0003】図2,3において、パルス発生回路1は所
定時間間隔毎に基準パルス101を発生し、搬送波発生
回路2では基準パルス101が入力される毎に、当該基
準パルス101をゲート信号としてパルス幅の期間中だ
け間欠的に超音波の搬送波を送波器3へ出力し、送波器
3から送波信号103を被測定物Bに向けて発射する
が、この場合の送波論理は基準パルス101の発生期間
中だけ送波信号103を発生するようにした正論理(H
アクティブ)による。
【0004】発射した送波信号103は被測定物Bで反
射して受波信号104として受波器4に戻り、この受波
信号104を増幅回路5で十分なレベルまで増幅した後
に、検波回路6で検波してその包絡線(エンベロープ)
が形成する信号検出パルス105を検出するが、予め設
定した一定レベルh1以上の信号検出パルス105が検
波回路6の出力から検出されると、信号検出パルス10
5をトリガパルスとしてその前縁(リーディングエッ
ジ)により、信号レベル判定回路7ではこれを矩形波に
波形整形して受信パルス107を計数回路9に送る。
【0005】計数回路9には、信号レベル判定回路7か
らの受信パルス107の他に、パルス発生回路1からの
基準パルス101と、クロック発生回路8からのクロッ
クパルス108が入力されるが、基準パルス101の立
ち上がりでクロックパルス108のカウントがスタート
し、受信パルス107の立ち上がりでカウントがストッ
プするように設定され、これらの入力パルスに基づいて
計数回路9から距離信号109が出力される。
【0006】この基準パルス101と受信パルス107
の立ち上がりの時間間隔Tは被測定物Bまでの距離に比
例するので、カウント終了時に計数回路9から出力され
る距離信号109(時間間隔Tにおけるクロックパルス
108のカウント値)によって距離を測定することがで
き、計数回路9は次の基準パルス101の立ち上がりで
前回のカウント値をリセットすると同時に新たにカウン
トをスタートし、次の受信パルス107の立ち上がりで
カウントをストップすると同時にカウント値をラッチ
し、次回のカウントがストップするまで継続して出力す
る。
【0007】前記構成による従来の超音波距離計の場合
には、搬送波として使用している40KHzの超音波成
分を含んだ外来の超音波ノイズ、例えば金属の摩擦音や
拍手或いはエアブレーキ音などによるノイズ源からの影
響を受け易く、これらの超音波ノイズが時系列的に基準
パルス101と受信パルス107の間に到来すると、受
信パルス107と見誤って距離を短めに計測する誤った
距離測定をしてしまう恐れがあり、特に送波信号103
をHアクティブで送波している場合には外来ノイズの影
響を受け易かった。
【0008】例えば、図4のように正規の受波信号10
4a,104aの間にノイズ信号104nが混入する
と、このノイズ信号104nによってノイズ検出パルス
105nが検出され、このノイズ検出パルス105nに
基づいて正規の受信パルス107aよりパルス幅の狭い
偽の受信パルス107nが造られるので、これを次に到
達すべき受波信号104aに基づく受信パルスと見誤っ
て、正規の距離信号t1より距離の短い距離信号t2と
して短めに計測する誤った距離測定が行われる。
【0009】この課題を解決すべく本件出願人は、ノイ
ズ測定回路が外来の超音波ノイズを検出することによっ
て、正しい反射波に基づかない距離測定データを排除
し、またデータ保持回路ではノイズ測定回路が外来の超
音波ノイズを検出した直前の距離測定データも信頼でき
ないものとして排除することで、誤った距離測定が行わ
れる確率を低減させて測定精度を高めるようにした超音
波距離計について、先に特願平9−307461号で提
案した。
【0010】また前記提案による超音波距離計の場合に
は、距離測定とノイズ測定を交互に行っているために距
離の測定結果が直ぐに出力されないでワンテンポ遅れる
弊害があるので、この点を改善するために正しい距離測
定信号と外来の超音波ノイズとを識別する手段として、
距離測定期間中における受信パルスの継続時間即ちパル
ス幅の大小によって両者を識別させ、ノイズ検出部では
予め設定された継続時間(設定パルス幅)の範囲外の受
信パルスは超音波ノイズと判別させ、これを距離信号出
力に反映させるようにした超音波距離計について、別に
特願平10−6375号で提案した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、誤った距離
測定が行われる原因としては前記した外部ノイズ源から
発生された外来ノイズによる場合の他に、被測定物から
の反射波とは別に周辺物体からの疑似反射波がエコーと
して戻ってくる場合や、被測定物から周辺物体を経由し
て二重反射波が干渉波として戻ってくる場合もあり、こ
れらに対応して正確な距離測定を行うことは前記した従
来の超音波距離計では困難であり、また本件出願人の前
記した構想による超音波距離計でも不十分であった。
【0012】即ち、被測定物からの反射波である真の受
波信号以外に、被測定物より距離の離れた周辺の物体か
らの疑似反射波である偽の受波信号もあり、この偽の受
波信号が次の測定期間の基準パルス101と受信パルス
107の間にエコーとして後から戻ってくると、特に送
波信号をHアクティブで送波している場合には真偽を見
分けることができず、エコーを受信パルス107と見誤
って距離を短めに計測する誤った距離測定をしてしまう
恐れがあった。
【0013】また、送波信号には広がりがあるので、被
測定物に反射して直接戻ってくる反射波だけではなく、
一旦被測定物に反射した後に周囲の物体にも当たってか
ら戻ってくる二重反射波もあり、これらの反射波が受波
器の位置で干渉を起こし、各反射波の位相が逆になった
状態で合成されると、特に一対の送受波器を用いた構成
の場合には受波信号が減少するので、計測に必要な受信
レベル以下になると距離測定が不能になってしまうが、
この干渉の影響は図1のように一対の送受波器3,4を
用いた構成では回避できない。
【0014】そこで本発明による超音波距離計では、誤
った距離測定が行われる原因である前記した外来ノイズ
による場合は勿論、疑似反射波がエコーとして戻ってく
る場合や二重反射波が干渉波として戻ってくる場合にも
対応して、また受波信号の強弱を補正して正確な距離測
定を行うことができるようにした超音波距離計の提供を
目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準パルスと
超音波搬送波による送波信号を送波器から被測定物に発
射させ、被測定物から反射した受波信号を受波器で受信
すると共に、当該受波信号に基づいて受信パルスを造
り、上記基準パルス(スタート信号)と受信パルス(ス
トップ信号)の時間差を計測して距離の測定を行う超音
波距離計において、上記受波信号を異なった入力条件で
受信する位置に配置した2つの受波器で受信させ、各受
波信号は論理和回路を介して補正受波信号として取出
し、当該補正受波信号から上記受信パルスを造るように
した。
【0016】この超音波距離計によると、反射波の干渉
その他の原因で受波信号に強弱があった場合でも、二つ
の受波器のうちの何れか一方が正確な距離測定に適した
受波信号を受信していれば、干渉等による影響を軽減さ
せた状態で正確な距離測定が可能になるものであり、こ
の構想は送波信号として後述する上記基準パルスの発生
期間中を除いた期間に上記超音波搬送波を送波する負論
理(Lアクティブ)信号を用いた場合だけではなく、従
来技術のように上記基準パルスの発生期間中のみ上記超
音波搬送波を送波する正論理(Hアクティブ)信号を用
いた場合にも適用することができる。
【0017】別の本発明は、基準パルスと超音波搬送波
による送波信号を送波器から被測定物に発射させ、被測
定物から反射した受波信号を受波器で受信すると共に、
当該受波信号に基づいて受信パルスを造り、上記基準パ
ルス(スタート信号)と受信パルス(ストップ信号)の
時間差を計測して距離の測定を行う超音波距離計におい
て、上記送波信号として、上記基準パルスの発生期間中
を除いた期間に上記超音波搬送波を送波する負論理(L
アクティブ)信号を用いたものである。
【0018】この超音波距離計によると、送波論理とし
てLアクティブを用いているので、計測を行った際に受
波信号中のハイ(H)の部分である超音波搬送波に外来
ノイズ信号が混入した場合にも、ストップ信号となる受
信パルスを生成する基準パルスには何ら影響を及ぼすこ
とはなく、即ち外来ノイズ信号によって受信パルスは生
成されないので、Hアクティブを用いた従来の方式の場
合のように外来ノイズ信号を受波信号と誤認して誤った
計測することは回避される。
【0019】また受波信号中のロー(L)の部分である
基準パルスに外来ノイズ信号が混入した場合において、
この外来ノイズ信号のパルス幅が基準パルスに比べて長
いと、当該外来ノイズ信号によってロー(L)の部分が
埋められてしまうので、その際には受信パルスは生成さ
れないで計測は行われず、少なくとも外来ノイズ信号に
よる誤った距離測定は回避される。
【0020】また受波信号中のロー(L)の部分である
基準パルスに外来ノイズ信号が混入した場合において、
この外来ノイズ信号のパルス幅が短くて且つ基準パルス
の直前に混入した際には、仮に外来ノイズ信号によって
擬似的な受信パルスが発生しても、正規の受波信号で受
信パルスを発生した際とのタイミング差は僅かであっ
て、そのズレが計測時間Tに比べて極めて短い(例えば
1/30)範囲内では計測結果には殆ど影響を与えな
い。
【0021】また受波信号中のロー(L)の部分である
基準パルスに外来ノイズ信号が混入した場合において、
この外来ノイズ信号が正規の受波信号で受信パルスを発
生した直後に混入した際には、例え外来ノイズ信号によ
って擬似的な受信パルスが発生することがあっても、正
規の受信パルスによって既に距離計測は完了しているの
で、誤った計測が行われることはない。
【0022】また周辺の物体からの疑似反射波によるエ
コーノイズが、次の測定期間の基準パルスと受信パルス
の間に混入した場合には、このエコーノイズ信号は受波
信号中でも期間の長いハイ(H)の部分即ち超音波搬送
波に混入して埋没する確率が高く、その際にはエコーノ
イズ信号によって受信パルスは生成されないので、Hア
クティブを用いた従来の方式の場合に比べて、誤った計
測を行う確率は極めて少なくなる。
【0023】更に別の本発明は、送波信号として負論理
(Lアクティブ)信号を用い且つ、受波信号を異なった
入力条件で受信する位置に配置した2つの受波器で受信
させると共に、各受波信号は論理和回路を介して補正受
波信号として取出して受信パルスを造るようにした超音
波距離計であり、この超音波距離計では既に説明した本
発明の双方の効果を得ることができる。
【0024】なお、送波信号として負論理(Lアクティ
ブ)信号を用いた上記超音波距離計の場合には、受波信
号又は補正受波信号から検波回路で超音波搬送波成分を
除去すると共に、リミット回路でエンベロープの脈動分
を除去して得られた一定レベル以上の基準パルス成分を
信号検出パルスとし、当該信号検出パルスをトリガパル
スとして波形整形した受信パルスを生成することが望ま
しく、これによって受波信号中に混入した外来ノイズや
疑似反射波その他の計測精度を低下させる妨害波の影響
を軽減させ、負論理(Lアクティブ)信号を用いた効果
が容易に且つより確実に達成される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の超音波距離計につ
いて実施の形態を説明するが、図5は第1の実施形態に
よる超音波距離計のブロック図を、図6は図5の距離計
による送受波状態を説明する模式図を、図7は図5の距
離計に装備された送受波器の配置を説明する平面図を、
図8〜11は図5の距離計における各部波形図であっ
て、特に図8は受波信号のハイの部分に外来ノイズが混
入した場合を、図9は受波信号のローの部分に外来ノイ
ズが混入した場合を、図10は受波信号に疑似反射波が
混入した場合を、図11は受波信号に二重反射波が混入
した場合を、図12は図9の詳細な要部波形図を、図1
3は第2の実施形態による超音波距離計のブロック図
を、図14は図13の距離計における各部波形図を示す
ものである。
【0026】第1の実施形態による超音波距離計は、図
5のブロック図で示すようにパルス発生回路11、搬送
波発生回路12、OR結合回路15、検波回路16、リ
ミット回路17、極性反転回路18、信号レベル判定回
路19、クロック発生回路20、計数回路21とで構成
した距離計本体C1を備え、この距離計本体C1には1
台の送波器13と2台の受波器14が装備されている。
【0027】上記構成を図2で示す従来の構成と対比す
ると、受波器14として第1受波器14aと第2受波器
14bの2台が装備されていること、この第1受波器1
4aと第2受波器14bがOR結合回路15に接続され
ていること、検波回路16と信号レベル判定回路19の
間にリミット回路17と極性反転回路18を設けたこと
が相違し、また図8〜11の波形図に基づいて詳細を後
述するが、基準パルス201の発生期間中を除いた期間
に送波器3から送波信号103を発生するようにした負
論理(Lアクティブ)を用いており、Hアクティブによ
る送波を行う図2の場合とは搬送波発生回路12の構成
が相違する。
【0028】1台の送波器13に対して2台の受波器1
4a,14bを用いた構成は、反射波の干渉その他で受
波信号の受信レベルが弱められたことに起因する誤った
距離測定を防止するための手段であり、図6で示すよう
に送波器13から被測定物Bに送波信号203を発射す
ると、その反射波204は異なった経路を経て第1受波
器14aと第2受波器14bにそれぞれ到達するので、
正確な距離測定に適した何れか一方の受波信号を用いて
距離測定が行われるようにする。
【0029】例えば第1受波器14aには互いに逆位相
の反射波が到達して相殺され、低い受信レベルの受波信
号しか得られない場合でも、第2受波器14bに互いに
同位相の反射波が到達して重畳された高い受信レベルの
受波信号が得られると、受波器14a,14bからの受
波信号を上記OR結合回路15を介して論理和(OR出
力)として取り出すことで、干渉による影響を軽減させ
た正確な距離測定が可能になる。
【0030】送波器13に対する受波器14a,14b
の配置関係は、双方の受波器が成る可く異なった入力条
件(特に位相関係)で反射波を受信でき且つ、受波器の
感度指向性を勘案して成る可く高感度で受信できる位置
を選択して配置することが望ましく、図7に示す一例の
ように送波器13の両側へそれぞれ受波器14aと受波
器14bを配置する態様(a)、送波器13の一方側へ
受波器14aと受波器14bを並べて配置する態様
(b)等があり、受波器14aと受波器14bの配置間
隔Lと変位角度θは上記目的に適合させて所望に設定さ
れる。
【0031】図7(a)の例では、変位角度θは0〜1
5度で配置間隔L1は20〜50mmとし、図7(b)
の例では、変位角度θは0〜15度で配置間隔L1は1
0〜40mmとしているが、変位角度θは15度以上に
なると受波器14a,14bの感度指向性が急激に低下
するので設定範囲の限界としたものであり、配置間隔L
は可能な限り小さい方がよいが、送受波器として使用し
ている各素子の外径が略10mmであるために、この各
素子を隣接配置させた状態を下限とし、この各素子が取
り付けられる距離計本体Cの外径を上限として設定し
た。
【0032】パルス発生回路11は、図8で示すように
所定時間間隔毎に基準パルス201を発生し、この基準
パルス201は距離測定のスタート信号として搬送波発
生回路12と計数回路21へそれぞれ出力され、搬送波
発生回路12では常時40KHz程度の超音波の搬送波
202を発生しているが、基準パルス201が入力され
る毎に、当該基準パルス201をゲート信号としてパル
ス幅の期間中だけ間欠的に搬送波202の発生が休止さ
れ、この間欠的に搬送波202が除去された信号は送波
信号203として送波器13へ出力し、送波器13から
Lアクティブによる送波信号を被測定物Bに向けて発射
する。
【0033】第1受波器14aから出力された受波信号
204aと、第2受波器14bから出力された受波信号
204bは、アナログ加算演算を行う演算増幅器(OP
アンプ)等で構成されたOR結合回路15にそれぞれ入
力され、OR結合回路15からは論理和(OR出力)に
よるOR結合出力として、干渉による影響を軽減させた
状態に波形整形した補正受波信号204cが取り出さ
れ、補正受波信号204cは必要に応じて増幅器を設け
て(図示を省略)所望レベルに増幅させる。
【0034】補正受波信号204cは、検波回路16で
搬送波202を除去して包絡線(エンベロープ)部分が
検波出力として取り出され、リミット回路17では一定
のレベルでクリップして包絡線の脈動分をカットしたリ
ミット信号205を造り、このリミット信号205を極
性反転回路18で極性を反転させて信号検出パルス20
6として信号レベル判定回路19に入力させ、信号レベ
ル判定回路19では予め設定した一定レベルh1以上の
信号検出パルス206を検出すると、この信号検出パル
ス206の前縁(リーディングエッジ)側の一定レベル
h1をトリガポイントとして矩形波に波形整形した受信
パルス207を造成し、この受信パルス207を距離測
定のストップ信号として計数回路21に送る。
【0035】計数回路21には、信号レベル判定回路1
9からの受信パルス207の他に、パルス発生回路11
からの基準パルス201と、クロック発生回路20から
のクロックパルス208が入力され、基準パルス201
の立ち上がりでクロックパルス208のカウントがスタ
ートし、受信パルス207の立ち上がりでカウントがス
トップするように設定され、基準パルス201から受信
パルス207までの計測時間Tの期間中におけるクロッ
クパルス数をカウントし、カウント終了時に計数回路2
1から距離信号209として出力される。
【0036】距離信号209として出力されたクロック
パルス数は、被測定物Bまでの距離に比例するので距離
を測定することができ、計数回路21は次の基準パルス
201の立ち上がりで前回のカウント数をリセットする
と同時に新たにカウントをスタートし、次の受信パルス
207の立ち上がりでカウントをストップすると同時に
そのカウント数をラッチし、次回のカウントがストップ
するまでラッチしたカウント数を継続して出力する。
【0037】上記計測を行った際に例えば図8で示すよ
うに、受波信号204a,204b中のハイ(H)の部
分に外来ノイズ信号N1が混入しても、送波論理として
Lアクティブを用いているので、ストップ信号となる受
信パルス207の生成には何ら影響を及ぼすことはな
く、即ち外来ノイズ信号N1によって受信パルス207
は生成されないので、Hアクティブを用いた従来の方式
の場合のように受波信号と誤認して誤った計測すること
はない。
【0038】上記計測を行った際に図9で示すように、
受波信号204a,204b中のロー(L)の部分に外
来ノイズ信号N2が混入した場合には、この外来ノイズ
信号N2のパルス幅の長短や発生位置の相違などによっ
て状況は異なるが、パルス幅が長い場合には外来ノイズ
信号N2でロー(L)の部分が埋められて信号検出パル
ス206が検出されないので、受信パルス207が生成
されずに計数回路21はオーバーフローされ、その際に
は前回のラッチしたカウント数を距離信号209として
出力させる。
【0039】図9のケースで外来ノイズ信号T2のパル
ス幅が短い場合であって、例えば図12(a)のように
信号検出パルス206の立ち上がり側トリガーレベルと
一部が重なる状態で直前に外来ノイズ信号N2が混入し
た場合には、ストップ信号となる受信パルス207の発
生するタイミングに僅かなズレを生ずることはあって
も、そのズレが計測時間Tに比べて極めて短い(例えば
1/30)と計測結果には殆ど影響を与えない。
【0040】図12(b)のように外来ノイズ信号N2
が、信号検出パルス206の立ち上がり側トリガーレベ
ルの直後に混入した場合や、図12(c)のように外来
ノイズ信号N2が、信号検出パルス206の立ち上がり
側と立ち下がりのトリガーレベルの間に混入した場合に
は、外来ノイズ信号N2によるノイズ検出パルス206
nで擬似的な受信パルスが造られることはあっても、正
規の受信パルス207によって既に計測は完了している
ので、誤った計測が行われることはない。
【0041】上記計測を行った際に図10で示すよう
に、周辺の物体からの疑似反射波によるエコーノイズ信
号N3が、次の測定期間の基準パルス201と受信パル
ス207の間に混入した場合には、このエコーノイズ信
号N3は受波信号204a,204b中でも期間の長い
ハイ(H)の部分に混入して埋没する確率が高く、送波
論理としてLアクティブを用いているので、ストップ信
号となる受信パルス207の生成には何ら影響を及ぼす
ことはなく、即ち外来ノイズ信号N1によって受信パル
ス207は生成されないので、Hアクティブを用いた従
来の方式の場合のように受波信号と誤認して誤った計測
することはない。
【0042】受波信号の相互干渉に対しては、例えば図
11で示すように、第1受波器14aが受けた受波信号
204aの一部が減衰し、第2受波器14bが受けた受
波信号204bは正常な場合に、OR結合回路15を介
して論理和出力が取り出された補正受波信号204c
は、計測のストップ信号となる受信パルス207を造る
のに十分なレベルと波形を備えているので、干渉による
受信レベルの低下などの影響を軽減させた状態で正確な
距離測定が可能となる。
【0043】次に、図13及び図14に基づいて本発明
の第2の実施形態による超音波距離計を説明するが、こ
の距離計は従来技術と同様のHアクティブによる送波論
理を用いたものに適用したものであり、特に干渉による
受信レベルの低下などの影響を軽減させた状態で正確な
距離測定を可能にするために、2個の受波器4とOR結
合回路10を備えている点を除けば図2による従来構成
と同様である。
【0044】即ち、図13のようにOR結合回路10を
備えた距離計本体C2に第1受波器4aと第2受波器4
bが装着され、第1受波器4aが受けた受波信号104
aと第1受波器4bが受けた受波信号104bの論理和
を、補正受波信号104cとしてOR結合回路10から
出力させることにより、図14のように受波信号104
a,104bの何れか一方の受信レベルが低くても他方
によってカバーされ、クロックパルス108のストップ
信号として機能する受信パルス107が確保されるの
で、干渉による受信レベルの低下などの影響を軽減させ
た状態で正確な距離測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による超音波距離計による送受波状
態を示す模式図。
【図2】従来の技術による超音波距離計の構成を示すブ
ロック図。
【図3】図2の超音波距離計の動作を説明する各部の波
形図。
【図4】図2の超音波距離計に外来ノイズが混入した際
における動作を説明する各部の波形図。
【図5】本発明による超音波距離計の第1の実施形態の
構成を示すブロック図。
【図6】本発明の超音波距離計による送受波状態を示す
模式図。
【図7】本発明の超音波距離計における送受波器の配置
状態を示す平面図。
【図8】図5の超音波距離計の動作を説明する各部の波
形図であって、特に受波信号のハイの部分に外来ノイズ
が混入した場合を示す。
【図9】図5の超音波距離計の動作を説明する各部の波
形図であって、特に受波信号のローの部分に外来ノイズ
が混入した場合を示す。
【図10】図5の超音波距離計の動作を説明する各部の
波形図であって、特に受波信号に疑似反射波が混入した
場合を示す。
【図11】図5の超音波距離計の動作を説明する各部の
波形図であって、特に受波信号に二重反射波が混入した
場合を示す。
【図12】図9の詳細な要部波形図。
【図13】本発明による超音波距離計の第2の実施形態
の構成を示すブロック図。
【図14】図13の超音波距離計の動作を説明する各部
の波形図。
【符号の説明】
1,1 パルス発生回路 2,12 搬送波発生回路 3,13 送波器 4,14 受波器 5 増幅回路 6,16 検波回路 7,19 信号レベル判定回路 8,20 クロック発生回路 9,21 計数回路 10,15 OR結合回路 17 リミット回路 18 極性反転回路 A 距離計本体 B 被測定物 C1,C2 距離計本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準パルスと超音波搬送波による送波信
    号を送波器から被測定物に発射させ、被測定物から反射
    した受波信号を受波器で受信すると共に、当該受波信号
    に基づいて受信パルスを造り、上記基準パルス(スター
    ト信号)と受信パルス(ストップ信号)の時間差を計測
    して距離の測定を行う超音波距離計において、上記受波
    信号を異なった入力条件で受信する位置に配置した2つ
    の受波器で受信させ、各受波信号は論理和回路を介して
    補正受波信号として取出し、当該補正受波信号から上記
    受信パルスを造ることを特徴とした超音波距離計。
  2. 【請求項2】 基準パルスと超音波搬送波による送波信
    号を送波器から被測定物に発射させ、被測定物から反射
    した受波信号を受波器で受信すると共に、当該受波信号
    に基づいて受信パルスを造り、上記基準パルス(スター
    ト信号)と受信パルス(ストップ信号)の時間差を計測
    して距離の測定を行う超音波距離計において、上記送波
    信号として、上記基準パルスの発生期間中を除いた期間
    に上記超音波搬送波を送波する負論理(Lアクティブ)
    信号を用いたことを特徴とした超音波距離計。
  3. 【請求項3】 請求項1の超音波距離計において、上記
    送波信号として、上記基準パルスの発生期間中を除いた
    期間に上記超音波搬送波を送波する負論理(Lアクティ
    ブ)信号を用いたことを特徴とした超音波距離計。
  4. 【請求項4】 上記受信パルスは、上記請求項2におけ
    る受波信号又は上記請求項3における補正受波信号から
    検波回路で超音波搬送波成分を除去すると共に、リミッ
    ト回路でエンベロープの脈動分を除去して得られた一定
    レベル以上の基準パルス成分を信号検出パルスとし、当
    該信号検出パルスをトリガパルスとして波形整形して造
    られる請求項2又は請求項3に記載した超音波距離計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110476078A (zh) * 2017-04-20 2019-11-19 通用电气公司 包括传感器的检测系统及其操作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110476078A (zh) * 2017-04-20 2019-11-19 通用电气公司 包括传感器的检测系统及其操作方法
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