JPH11326526A - 放射線測定装置 - Google Patents

放射線測定装置

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JPH11326526A
JPH11326526A JP12580698A JP12580698A JPH11326526A JP H11326526 A JPH11326526 A JP H11326526A JP 12580698 A JP12580698 A JP 12580698A JP 12580698 A JP12580698 A JP 12580698A JP H11326526 A JPH11326526 A JP H11326526A
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JP
Japan
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background
sample
detector
detectors
radiation
Prior art date
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Application number
JP12580698A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ogiwara
清 荻原
Takayoshi Furusawa
孝良 古澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体シンチレータが混入された放射性試料か
らの放射線を測定する装置において、測定室内で生じる
内部ノイズを除去する。 【解決手段】 検出部10には、試料検出器26,28
と、宇宙線検出器20,22,24と、内部バックグラ
ウンド検出器30,32と、が設けられている。試料検
出器で検出された検出パルスの内、宇宙線及び内部バッ
クグラウンドに相当する検出パルスが除去され、これに
よって高精度の放射線検出を行える。試料検出器と内部
バックグラウンド検出器との間には遮光膜34が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線測定装置に関
し、特に放射性試料に液体シンチレータを混入させてそ
の発光を光電子増倍管にて検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線測定装置として放射性試料の測定
装置が知られている。かかる装置においては、バイアル
内に放射性試料とともに液体シンチレータが混入され、
その液体シンチレータが放射線を受けて発光した光が光
電子増倍管で検出される。できる限りバックグランドを
除去して高精度の測定を実現するために同時計数回路や
宇宙線除去用の検出器などが利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バック
グランドは宇宙線以外においても生じる。例えば対向し
た2つの光電子増倍管のガラス面に放射性試料からの放
射線が直接当たったり、あるいは宇宙線が当たったりす
ると、そこで発光が生じるが、それは光電子増倍管で検
出されてしまう。また、光電子増倍管のガラスや電極に
は例えば微量の40Kなどが含有されているが、そこから
出る放射線が同様にバックグランドとして検出されてし
まう可能性がある。更に測定室を浮遊している放射性物
質からの放射線が検出されてしまう可能性もある。その
ようなバックグランドの中で宇宙線はそれ専用のバック
グランド検出器で検出されるために除外可能であるが、
測定室内部に起因するバックグランドは除外しきれな
い。特に一対の光電子増倍管で同時計数を行う場合、バ
ックグランドを低減可能であるが、両方の光電子増倍管
に同時に進入するものは信号として検出されてしまう。
これをクロストークという場合がある。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、測定室内で生じるノイズ、特
にクロストークをリアルタイムで効果的に排除すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、放射性試料を収容する測定室内において
前記放射性試料の近傍に設けられ、放射性試料からの放
射線を検出するための試料検出器と、前記測定室を囲ん
で設けられ、宇宙線を検出するための第1のバックグラ
ンド検出器と、前記測定室内に設けられ、前記測定室内
で生じる内部ノイズを検出するための第2のバックグラ
ンド検出器と、少なくとも前記放射性試料と前記第2の
バックグランド検出器との間で遮光を行う遮光体と、前
記第1及び第2のバックグランド検出器の検出結果に基
づいて、前記試料検出器での検出結果からバックグラン
ドを除外する信号処理回路と、を含むことを特徴とす
る。
【0006】また、本発明は、放射性試料を収容する測
定室内において前記放射性試料の近傍に設けられ、放射
性試料からの放射線を検出するための複数の試料検出器
と、前記複数の試料検出器からの検出パルスが同時に入
力された場合に第1の同時計数パルスを出力する第1の
同時計数回路と、前記測定室を囲んで設けられ、宇宙線
を検出するための第1のバックグランド検出器と、前記
測定室内に設けられ、前記測定室内で生じる内部ノイズ
を検出するための複数の第2のバックグランド検出器
と、前記複数の第2のバックグランド検出器からの検出
パルスが同時に入力された場合に第2の同時計数パルス
を出力する第2の同時計数回路と、少なくとも前記放射
性試料と前記複数の第2のバックグランド検出器との間
で遮光を行う遮光体と、前記第1の同時計数パルスの中
から、前記第2の同時計数パルス又は前記第1のバック
グランド検出器の検出パルスと同時に入力されたものを
除外して、バックグランドが除去されたパルスを出力す
る逆同時計数回路と、を含むことを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、第1のバックグランド
検出器によって宇宙線が検出され、第2のバックグラン
ド検出器によって測定室内の内部ノイズが検出される。
そして、試料検出器からの信号の中で両バックグランド
成分が除去される。従って、特にクロストークなどの内
部ノイズを低減して高精度の放射線検出を行えるという
利点がある。
【0008】望ましくは、前記複数の第2のバックグラ
ンド検出器は、前記複数の試料検出器の配列と実質的に
同じ配列で設けられる。この構成によれば、試料検出器
と実質的に同一条件で内部ノイズの測定を行って、試料
検出器で検出されてしまう内部ノイズ成分を特定可能で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0010】図1には、本発明に係る放射線測定装置の
好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を
示す説明図である。
【0011】本実施形態の放射線測定装置は、大別し
て、検出部10と信号処理部12とで構成される。ま
ず、検出部10について説明する。
【0012】検出部10は試料検出器、宇宙線検出器及
び内部バックグランド検出器を有する。測定室14内に
は放射性試料18を収容したバイアル16が配置され
る。ここで、そのバイアル16内には放射性試料18と
共に液体シンチレータが混入されている。放射性試料に
て発生した放射線により液体シンチレータが発光を生ず
る。その発光は試料検出器を構成する光電子増倍管2
6,28にて検出される。本実施形態においては試料検
出器が2つの光電子増倍管26,28で構成されている
が、もちろん3つ以上の光電子増倍管によって構成され
ていてもよい。それらの光電子増倍管26,28は、バ
イアル16の近傍かつ両側に設けられている。
【0013】測定室14は、宇宙線検出器によって取り
囲まれている。宇宙線検出器は、具体的には箱型あるい
は半球状の形状を有する固体シンチレータ20と、その
固体シンチレータ20にて生じる発光を検出する光電子
増倍管22,24と、で構成されるものである。もちろ
ん、3つ以上の光電子増倍管によって固体シンチレータ
20にて生ずる発光を検出してもよい。宇宙線100が
固体シンチレータ20に到達すると、そこで発光が生
じ、それがいずれかの光電子増倍管22,24にて検出
されることになる。
【0014】従来装置においても、上述のような構成は
採用されていたが、本実施形態においては、特に内部バ
ックグラウンド検出器が設けられている。内部バックグ
ラウンド検出器は、本実施形態において一対の光電子増
倍管30,32で構成されている。もちろん、3つ以上
の光電子増倍管によって構成されていてもよい。本実施
形態では、試料検出器における光電子増倍管の配置パタ
ーンと同じ配置パターンで内部バックグラウンド検出器
における光電子増倍管が配置されている。したがって、
試料検出器における光電子増倍管の配列と内部バックグ
ラウンド検出器における光電子増倍管の配列は並行であ
って、それぞれの検出器において同一条件で放射線の検
出を行える。ただし、試料検出器と内部バックグランド
検出器との間には遮光膜34が設けられており、その遮
光膜34によってそれぞれの検出器にて生ずる光が相手
側の検出器へ到達することが阻止されている。
【0015】したがって、内部バックグラウンド検出器
が設けられているため、例えば光電子増倍管が有する硝
子にて発光が生ずると、試料検出器においてもそのよう
な内部ノイズが検出されるが、それと同一の条件で、内
部バックグラウンド検出器においてもそのような内部ノ
イズが検出されるため、後述のようにそのような内部バ
ックグラウンドを効果的に除去することが可能となる。
【0016】図1に示す構成例では、遮光膜34が試料
検出器と内部バックグラウンド検出器との間においての
み設けられていたが、いずれかの検出器を個別的に取り
囲むように遮光膜を設けてもよい。
【0017】なお、宇宙線用検出器は本実施形態におい
て箱型あるいは半球状の形状を有しているが、もちろん
測定室の全体を包むように宇宙線検出器を構成すること
もできる。
【0018】同時計数回路36では、試料検出器を構成
する2つの光電子増倍管26,28からのそれぞれの出
力パルスが入力され、それらの出力パルスが同時に入力
された場合に同時パルスが出力されている。その一方同
時計数回路38においても、内部バックグラウンド検出
器を構成する2つの光電子増倍管30,32からの出力
パルスが入力されており、それらの出力パルスが同時に
入力された場合に、同時計数回路38から同時パルスが
出力されている。
【0019】逆同時計数回路40では、同時計数回路3
6から出力される同時パルスの中で、同時計数回路38
から出力される同時パルスの入力タイミングと同じタイ
ミングで入力されたものが除外されている。すなわち内
部バックグラウンドに相当するパルスが除去されてい
る。
【0020】宇宙線検出器を構成する2つの光電子増倍
管22,24から出力される検出パルスはOR回路42
又は同時計数回路で検出し、逆同時計数回路44に入力
されている。逆同時計数回路44では、逆同時計数回路
40から出力されるパルスの内で、OR回路42から出
力されるパルスと同時に入力されるパルスを除外してい
る。これによって、宇宙線に相当する検出パルスが排除
される。
【0021】したがって、逆同時計数回路44から、内
部バックグラウンド及び外部バックグラウンドとしての
宇宙線に相当する検出パルスの何れも除去されたパルス
が出力されることになり、演算部46では、そのような
パルスに基づいて放射線の線量等の演算を行う。その演
算結果は表示器48に表示される。
【0022】以上の実施形態によれば、宇宙線以外の内
部ノイズ、特にクロストークを排除できるので、高精度
の放射線測定を行えるという利点がある。例えば、バッ
クグラウンドの内で内部バックグラウンドは30%も占
めており、そのようなノイズ成分を除去して、放射性試
料からの真の放射線を測定することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定室内で生じるノイズ、特にクロストークをリアルタ
イムで効果的に排除することができる。したがって高精
度の放射線測定を行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る放射線測定装置の実施形態を示
す図である。
【符号の説明】
10 検出部、12 信号処理部、14 測定室、16
バイアル、18 放射性試料、20,22,24 宇
宙線検出器(第一のバックグラウンド検出器)、26,
28 試料検出器、30,32 内部バックグラウンド
検出器(第二のバックグラウンド検出器)、34 遮光
膜、36,38 同時計数回路、40,44 逆同時計
数回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性試料を収容する測定室内において
    前記放射性試料の近傍に設けられ、放射性試料からの放
    射線を検出するための試料検出器と、 前記測定室を囲んで設けられ、宇宙線を検出するための
    第1のバックグランド検出器と、 前記測定室内に設けられ、前記測定室内で生じる内部ノ
    イズを検出するための第2のバックグランド検出器と、 少なくとも前記放射性試料と前記第2のバックグランド
    検出器との間で遮光を行う遮光体と、 前記第1及び第2のバックグランド検出器の検出結果に
    基づいて、前記試料検出器での検出結果からバックグラ
    ンドを除外する信号処理回路と、 を含むことを特徴とする放射線測定装置。
  2. 【請求項2】 放射性試料を収容する測定室内において
    前記放射性試料の近傍に設けられ、放射性試料からの放
    射線を検出するための複数の試料検出器と、 前記複数の試料検出器からの検出パルスが同時に入力さ
    れた場合に第1の同時計数パルスを出力する第1の同時
    計数回路と、 前記測定室を囲んで設けられ、宇宙線を検出するための
    第1のバックグランド検出器と、 前記測定室内に設けられ、前記測定室内で生じる内部ノ
    イズを検出するための複数の第2のバックグランド検出
    器と、 前記複数の第2のバックグランド検出器からの検出パル
    スが同時に入力された場合に第2の同時計数パルスを出
    力する第2の同時計数回路と、 少なくとも前記放射性試料と前記複数の第2のバックグ
    ランド検出器との間で遮光を行う遮光体と、 前記第1の同時計数パルスの中から、前記第2の同時計
    数パルス又は前記第1のバックグランド検出器の検出パ
    ルスと同時に入力されたものを除外して、バックグラン
    ドが除去されたパルスを出力する逆同時計数回路と、 を含むことを特徴とする放射線測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記複数の第2のバックグランド検出器は、前記複数の
    試料検出器の配列と実質的に同じ配列で設けられたこと
    を特徴とする放射線測定装置。
JP12580698A 1998-05-08 1998-05-08 放射線測定装置 Pending JPH11326526A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008224442A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Sd Giken:Kk 放射能測定装置
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