JPH11328746A - 光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのclv駆動精度評価方法、駆動制御方法及びその装置 - Google Patents
光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのclv駆動精度評価方法、駆動制御方法及びその装置Info
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- JPH11328746A JPH11328746A JP12863098A JP12863098A JPH11328746A JP H11328746 A JPH11328746 A JP H11328746A JP 12863098 A JP12863098 A JP 12863098A JP 12863098 A JP12863098 A JP 12863098A JP H11328746 A JPH11328746 A JP H11328746A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 理想的なスピンドルモータのCLV駆動によ
り得られるCLVフォーマットの各セクタ間の位置関係
をリアルタイムで高精度に評価できるようにする。 【解決手段】 CLV駆動により形成される等ピッチの
スパイラルトラックでは、隣接トラック間の線路長差は
常に一定であり、任意長の隣接セグメント間の線路長差
でも同様に常に一定である。一定線速でこのトラック線
上を移動した場合には、対応する任意周期長カウンタに
おける一定位相差の増加となり、セグメント毎に所要時
間も一定時間ずつ増加する。一定時間の増加は、任意周
期長カウンタの計数値を位相データとすると、一定の割
合で位相差が増加することに対応する。このような位相
差データと理想的なCLV駆動の位相差データ(計算
値)との差がスピンドルモータのCLV駆動誤差として
評価される。従って、基本クロック以上の周波数でのパ
ルス数位置誤差として高精度に評価できる。
り得られるCLVフォーマットの各セクタ間の位置関係
をリアルタイムで高精度に評価できるようにする。 【解決手段】 CLV駆動により形成される等ピッチの
スパイラルトラックでは、隣接トラック間の線路長差は
常に一定であり、任意長の隣接セグメント間の線路長差
でも同様に常に一定である。一定線速でこのトラック線
上を移動した場合には、対応する任意周期長カウンタに
おける一定位相差の増加となり、セグメント毎に所要時
間も一定時間ずつ増加する。一定時間の増加は、任意周
期長カウンタの計数値を位相データとすると、一定の割
合で位相差が増加することに対応する。このような位相
差データと理想的なCLV駆動の位相差データ(計算
値)との差がスピンドルモータのCLV駆動誤差として
評価される。従って、基本クロック以上の周波数でのパ
ルス数位置誤差として高精度に評価できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CLVフォーマッ
トの光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ
又はスライダのCLV駆動精度評価方法、駆動制御方法
及びその装置に関する。
トの光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ
又はスライダのCLV駆動精度評価方法、駆動制御方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク原盤等のディスクを
回転させる場合には、角速度を一定に保持させつつ回転
させる、いわゆるCAV(Constant Anguler Veloci
ty)方式と、回転における線速度を半径方向の位置によ
らず一定に保持させつつ回転させる、いわゆるCLV
(Constant Linear Velocity) 方式とがある。
回転させる場合には、角速度を一定に保持させつつ回転
させる、いわゆるCAV(Constant Anguler Veloci
ty)方式と、回転における線速度を半径方向の位置によ
らず一定に保持させつつ回転させる、いわゆるCLV
(Constant Linear Velocity) 方式とがある。
【0003】この内、CLV方式を用いたディスクにお
いては、ディスク外周部になる程、回転数が減少するこ
ととなるので、単位時間毎に区切られた記録情報を順次
記録していく場合を考えると、CAV方式に比べて記録
可能な情報量が多くなり、長時間記録が可能になるとい
う利点がある。このようなことから、ディスクの有効利
用により大容量化を図る上で有利なCLV方式が多用さ
れている。
いては、ディスク外周部になる程、回転数が減少するこ
ととなるので、単位時間毎に区切られた記録情報を順次
記録していく場合を考えると、CAV方式に比べて記録
可能な情報量が多くなり、長時間記録が可能になるとい
う利点がある。このようなことから、ディスクの有効利
用により大容量化を図る上で有利なCLV方式が多用さ
れている。
【0004】ところで、近年、大容量の光ディスク媒体
として、DVD(Digital Versatile Disk)‐RO
M(Read Only Memory),DVD‐R(Recordabl
e),DVD‐RW(Rewritable)(=DVD‐RA
M)等が注目されている。この種のDVD系に関するD
VD規格においては、トラックピッチ;0.74μm、
最小ピット長;0.4μmの如く規定されており、現行
のCD規格におけるトラックピッチ;1.6μm、最小
ピット長;0.87μmに比べ、約半分の微小構造のプ
リフォーマットを光ディスク原盤上に形成しなければな
らなくなっている。記憶容量の増大化への要求により、
今後益々、狭ピッチ化、小ピット化が求められ、より高
精度、高品質な光ディスクカッティングマシン(光ディ
スク原盤露光装置)が必要になってきている。
として、DVD(Digital Versatile Disk)‐RO
M(Read Only Memory),DVD‐R(Recordabl
e),DVD‐RW(Rewritable)(=DVD‐RA
M)等が注目されている。この種のDVD系に関するD
VD規格においては、トラックピッチ;0.74μm、
最小ピット長;0.4μmの如く規定されており、現行
のCD規格におけるトラックピッチ;1.6μm、最小
ピット長;0.87μmに比べ、約半分の微小構造のプ
リフォーマットを光ディスク原盤上に形成しなければな
らなくなっている。記憶容量の増大化への要求により、
今後益々、狭ピッチ化、小ピット化が求められ、より高
精度、高品質な光ディスクカッティングマシン(光ディ
スク原盤露光装置)が必要になってきている。
【0005】このような状況の下、CLVフォーマット
の光ディスク原盤、特に、両面同時記録再生可能な光デ
ィスク原盤のカッティングに際し、光ディスクカッティ
ングマシンでは、スピンドルモータ及びスライダに関し
てより高精度なCLV駆動制御が要求される。特に、C
LVフォーマットの光ディスクカッティングマシンにお
いては、カッティング位置(露光位置)の半径位置によ
らず、光ディスク原盤に対するカッティング線速度を一
定に保つ必要があるので、そのスピンドルモータの回転
数及びスライダの移動速度は、図15に示すように、半
径位置rの変化に反比例して連続的に減少するように制
御しなくてはならない。
の光ディスク原盤、特に、両面同時記録再生可能な光デ
ィスク原盤のカッティングに際し、光ディスクカッティ
ングマシンでは、スピンドルモータ及びスライダに関し
てより高精度なCLV駆動制御が要求される。特に、C
LVフォーマットの光ディスクカッティングマシンにお
いては、カッティング位置(露光位置)の半径位置によ
らず、光ディスク原盤に対するカッティング線速度を一
定に保つ必要があるので、そのスピンドルモータの回転
数及びスライダの移動速度は、図15に示すように、半
径位置rの変化に反比例して連続的に減少するように制
御しなくてはならない。
【0006】このような制御を実現するための従来例と
して、特公平6−36272号公報や特開平8−235
769号公報に示されるものがある。
して、特公平6−36272号公報や特開平8−235
769号公報に示されるものがある。
【0007】前者の特公平6−36272号公報によれ
ば、光ピックアップの存在する半径位置に対応する値を
有する半径信号に反比例して出力周波数を変化させる可
変周波数発生器から得られるパルス列を用いて、スピン
ドルモータの軸上に取付けられた回転パルス発生器(エ
ンコーダ)から得られる回転パルスの1周期を一定値で
計数し、その誤差を速度へフィードバックさせることに
より、任意トラック上での線速度が一定となるように制
御することで、スピンドルモータのCLV駆動制御を実
現している。
ば、光ピックアップの存在する半径位置に対応する値を
有する半径信号に反比例して出力周波数を変化させる可
変周波数発生器から得られるパルス列を用いて、スピン
ドルモータの軸上に取付けられた回転パルス発生器(エ
ンコーダ)から得られる回転パルスの1周期を一定値で
計数し、その誤差を速度へフィードバックさせることに
より、任意トラック上での線速度が一定となるように制
御することで、スピンドルモータのCLV駆動制御を実
現している。
【0008】後者の特開平8−235769号公報によ
れば、半径方向の位置に対応した理想的なスピンドルモ
ータの回転数変化に対して、実際の回転数が予め設定さ
れた誤差範囲内とするために、半径方向の位置に対して
一定の変化率で回転数を変化させたり、回転数が一定の
変化率で変化する区間と一定の回転数で回転させる区間
(CAV区間)とを交互に存在させて理想的な半径位置
と回転数との関係に近付ける制御方法が示されている。
れば、半径方向の位置に対応した理想的なスピンドルモ
ータの回転数変化に対して、実際の回転数が予め設定さ
れた誤差範囲内とするために、半径方向の位置に対して
一定の変化率で回転数を変化させたり、回転数が一定の
変化率で変化する区間と一定の回転数で回転させる区間
(CAV区間)とを交互に存在させて理想的な半径位置
と回転数との関係に近付ける制御方法が示されている。
【0009】また、実際の光ディスクカッティングマシ
ンとしては、図16に示すようなものもある。図16は
従来の光ディスクカッティングマシンの基本構成を示す
もので、カッティング対象となるフォトレジストが塗布
されたガラス原盤1はスピンドルモータ2により回転駆
動されるターンテーブル3上に吸着保持される。このよ
うなガラス原盤1を露光するためのレーザ光を出射する
Krレーザ等のレーザ光源4が設けられ、このレーザ光
源4から出射されたレーザ光を整形し、かつ、ガラス原
盤1上に常に微小な露光スポットとして集光照射させる
集光光学系を含む光ピックアップ5が設けられている。
この光ピックアップ5中にはレーザ光の微小な露光スポ
ットなるビームウエスト位置をガラス原盤1のフォトレ
ジスト層位置に保つようフォーカス制御するフォーカス
アクチュエータ6及びそのサーボ制御系が含まれてい
る。また、この光ピックアップ5における光路中には、
レーザ光源4からのレーザ光をフォーマッタ(露光信号
発生装置)7からのフォーマット信号Fout に基づいて
オン・オフさせる光変調器8が設けられている。フォー
マッタ7はガラス原盤1上にプリエンボスピットやグル
ーブを形成するためのフォーマット信号Fout を、基本
クロック発生器9からの基本クロックFclk にに対応さ
せて出力する。光ピックアップ5はガラス原盤1の半径
方向にスライド自在に設けられており、この光ピックア
ップ5を半径方向にスライド移動させるエアスライダ
(スライダ)10が設けられている。
ンとしては、図16に示すようなものもある。図16は
従来の光ディスクカッティングマシンの基本構成を示す
もので、カッティング対象となるフォトレジストが塗布
されたガラス原盤1はスピンドルモータ2により回転駆
動されるターンテーブル3上に吸着保持される。このよ
うなガラス原盤1を露光するためのレーザ光を出射する
Krレーザ等のレーザ光源4が設けられ、このレーザ光
源4から出射されたレーザ光を整形し、かつ、ガラス原
盤1上に常に微小な露光スポットとして集光照射させる
集光光学系を含む光ピックアップ5が設けられている。
この光ピックアップ5中にはレーザ光の微小な露光スポ
ットなるビームウエスト位置をガラス原盤1のフォトレ
ジスト層位置に保つようフォーカス制御するフォーカス
アクチュエータ6及びそのサーボ制御系が含まれてい
る。また、この光ピックアップ5における光路中には、
レーザ光源4からのレーザ光をフォーマッタ(露光信号
発生装置)7からのフォーマット信号Fout に基づいて
オン・オフさせる光変調器8が設けられている。フォー
マッタ7はガラス原盤1上にプリエンボスピットやグル
ーブを形成するためのフォーマット信号Fout を、基本
クロック発生器9からの基本クロックFclk にに対応さ
せて出力する。光ピックアップ5はガラス原盤1の半径
方向にスライド自在に設けられており、この光ピックア
ップ5を半径方向にスライド移動させるエアスライダ
(スライダ)10が設けられている。
【0010】一方、スピンドルモータ2の軸上にはその
回転に応じたパルス列をスピンドルエンコーダパルスS
Penc として出力するスピンドルエンコーダ11が取付
けられている。同様に、スライダ10に対しては、この
スライダ10の位置を通じてガラス原盤1上の露光スポ
ットの半径方向の位置に応じたパルス列をリニアエンコ
ーダパルスSLenc として出力するリニアエンコーダ1
2が設けられている。また、駆動系全体を制御する駆動
系コントローラ13からの回転指令に基づきスピンドル
モータ2の回転動作を制御し駆動させるための制御回路
14及びドライバ15が設けられている。制御回路14
にはスピンドルエンコーダ11からのスピンドルエンコ
ーダパルスSPenc がフィードバックされており、スピ
ンドルモータ2の回転動作をフィードバック制御する回
転制御ループ16が形成されている。同様に、駆動系コ
ントローラ13からの移動指令に基づきスライダ10の
移動動作を制御し駆動させるための制御回路17及びド
ライバ18が設けられている。制御回路17にはリニア
エンコーダ12からのリニアエンコーダパルスSLenc
がフィードバックされており、スライダ10の移動動作
をフィードバック制御する移動制御ループ19が形成さ
れている。駆動系コントローラ13からフォーマッタ7
へ与えられる信号Fgoはフォーマッタスタート信号であ
る。なお、リニアエンコーダの値をプリセットするため
の絶対位置を検出するためのセンサは省略してある。ま
た、光ディスクカッティングマシンは、現実には、各種
ディスクフォーマットに対応して、2ビーム露光、露光
ビームの蛇行(ウォブリング)等の設定が必要になる
が、それらに要する各種露光光学系等は、ここでは直接
関係しないので、省略してある。
回転に応じたパルス列をスピンドルエンコーダパルスS
Penc として出力するスピンドルエンコーダ11が取付
けられている。同様に、スライダ10に対しては、この
スライダ10の位置を通じてガラス原盤1上の露光スポ
ットの半径方向の位置に応じたパルス列をリニアエンコ
ーダパルスSLenc として出力するリニアエンコーダ1
2が設けられている。また、駆動系全体を制御する駆動
系コントローラ13からの回転指令に基づきスピンドル
モータ2の回転動作を制御し駆動させるための制御回路
14及びドライバ15が設けられている。制御回路14
にはスピンドルエンコーダ11からのスピンドルエンコ
ーダパルスSPenc がフィードバックされており、スピ
ンドルモータ2の回転動作をフィードバック制御する回
転制御ループ16が形成されている。同様に、駆動系コ
ントローラ13からの移動指令に基づきスライダ10の
移動動作を制御し駆動させるための制御回路17及びド
ライバ18が設けられている。制御回路17にはリニア
エンコーダ12からのリニアエンコーダパルスSLenc
がフィードバックされており、スライダ10の移動動作
をフィードバック制御する移動制御ループ19が形成さ
れている。駆動系コントローラ13からフォーマッタ7
へ与えられる信号Fgoはフォーマッタスタート信号であ
る。なお、リニアエンコーダの値をプリセットするため
の絶対位置を検出するためのセンサは省略してある。ま
た、光ディスクカッティングマシンは、現実には、各種
ディスクフォーマットに対応して、2ビーム露光、露光
ビームの蛇行(ウォブリング)等の設定が必要になる
が、それらに要する各種露光光学系等は、ここでは直接
関係しないので、省略してある。
【0011】このような光ディスクカッティングマシン
におけるスピンドルモータ2のCLV駆動は、以下のよ
うに行われる。まず、駆動系コントローラ13はリニア
エンコーダ12から現在の露光スポットの半径位置rを
読み取る。次に、露光線速V1の指定に従いV1=r・
ω=一定なる関係を満足するようにスピンドルモータ2
の回転数ωを制御する。スライダ10のCLV駆動につ
いては、同様に、半径位置rの値からV1=Vs・r・
2π/P=一定なる関係を満足するように移動速度Vs
を制御する方法(Pはスパイラルピッチ)、或いは、ス
ピンドルモータ2の1回転中にスパイラルピッチP分だ
けスライダ10を移動させるような制御を行う方法等が
ある。
におけるスピンドルモータ2のCLV駆動は、以下のよ
うに行われる。まず、駆動系コントローラ13はリニア
エンコーダ12から現在の露光スポットの半径位置rを
読み取る。次に、露光線速V1の指定に従いV1=r・
ω=一定なる関係を満足するようにスピンドルモータ2
の回転数ωを制御する。スライダ10のCLV駆動につ
いては、同様に、半径位置rの値からV1=Vs・r・
2π/P=一定なる関係を満足するように移動速度Vs
を制御する方法(Pはスパイラルピッチ)、或いは、ス
ピンドルモータ2の1回転中にスパイラルピッチP分だ
けスライダ10を移動させるような制御を行う方法等が
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】特公平6−36272
号公報に示される方法においては、CLV駆動の基準と
しているパルス列は、半径位置を検出する手段(ポテン
ショメータ)と可変周波数発生手段とにより生成されて
いる。よって、このようなパルス列中には、半径位置の
検出誤差や発生周波数の設定誤差が含まれることにな
る。この方法により、従来のCD規格対応等のCLV駆
動制御に要求される精度は達成し得るとしても、DVD
規格対応等の、より高精度なCLV駆動制御を実現する
上では、これらの誤差も無視することはできず、排除す
る必要がある。
号公報に示される方法においては、CLV駆動の基準と
しているパルス列は、半径位置を検出する手段(ポテン
ショメータ)と可変周波数発生手段とにより生成されて
いる。よって、このようなパルス列中には、半径位置の
検出誤差や発生周波数の設定誤差が含まれることにな
る。この方法により、従来のCD規格対応等のCLV駆
動制御に要求される精度は達成し得るとしても、DVD
規格対応等の、より高精度なCLV駆動制御を実現する
上では、これらの誤差も無視することはできず、排除す
る必要がある。
【0013】また、一般に回転パルス発生器(エンコー
ダ)は、周知の如く、多数のスリットが放射状に等間隔
で形成されたスリット円盤をスピンドル軸上に取付け、
スリットを挾んで光源と光ディテクタとを対向配置さ
せ、スピンドル軸の回転に伴う光の入射・遮光によって
回転パルスを得るものである。この場合、スリットが正
確に放射状に等間隔で配設されていたとしても、スピン
ドル軸へのスリット円盤の取付け偏心により、得られる
回転パルス列には、図17に誇張して示すように見掛け
上の速度変動Δωが観察されてしまう。このような回転
パルス列をそのまま回転駆動制御のためにフィードバッ
クさせて使用すると、却って、制御精度を低下させてし
まうことになる。
ダ)は、周知の如く、多数のスリットが放射状に等間隔
で形成されたスリット円盤をスピンドル軸上に取付け、
スリットを挾んで光源と光ディテクタとを対向配置さ
せ、スピンドル軸の回転に伴う光の入射・遮光によって
回転パルスを得るものである。この場合、スリットが正
確に放射状に等間隔で配設されていたとしても、スピン
ドル軸へのスリット円盤の取付け偏心により、得られる
回転パルス列には、図17に誇張して示すように見掛け
上の速度変動Δωが観察されてしまう。このような回転
パルス列をそのまま回転駆動制御のためにフィードバッ
クさせて使用すると、却って、制御精度を低下させてし
まうことになる。
【0014】特開平8−235769号公報に示される
方法でも、CLV駆動の回転数制御は、半径位置を基準
として、この値から、或る一定変化率の回転数パターン
等の発生・切換えを行っており、よりCLV回転精度を
上げようとすれば、同様に、半径位置を検出するリニア
スケール(リニアエンコーダ)の高精度化、切換え点の
多点化を図る必要がある。
方法でも、CLV駆動の回転数制御は、半径位置を基準
として、この値から、或る一定変化率の回転数パターン
等の発生・切換えを行っており、よりCLV回転精度を
上げようとすれば、同様に、半径位置を検出するリニア
スケール(リニアエンコーダ)の高精度化、切換え点の
多点化を図る必要がある。
【0015】図16に示したような光ディスクカッテン
グマシンにおけるCLV駆動方法においても、露光スポ
ットの半径位置情報の誤差或いは変動は、スピンドルモ
ータ2の回転制御に直接影響してしまい、CLVフォー
マットの各セクタの正確な配置については制御しきれな
い状況にある。
グマシンにおけるCLV駆動方法においても、露光スポ
ットの半径位置情報の誤差或いは変動は、スピンドルモ
ータ2の回転制御に直接影響してしまい、CLVフォー
マットの各セクタの正確な配置については制御しきれな
い状況にある。
【0016】さらには、何れの制御方式にしても、高精
度なCLV駆動制御を実現するためには、高精度なCL
V駆動精度の評価が実現できなければならないが、従来
のCLV駆動精度の評価は、 A.露光スポットの半径位置に対するスピンドルモータ
の回転速度の測定と、スピンドルモータの1回転毎の露
光スポット位置の測定とによるピッチ測定による評価 B.CLV駆動開始時からの経過時間に対するスピンド
ルモータの回転数及びスライダの移動距離の測定或いは
スピンドルモータの総回転回数及び露光スポット半径位
置の測定による評価 C.CLVフォーマットの最終セクタ或いは任意セクタ
の或る半径位置を光学顕微鏡等を用いて測長し、計算に
よって求める値と比較することによる評価(CLV露光
終了後の評価)のような方法によるものであり、露光ス
ポットの半径位置、回転速度或いは移動速度等の測定に
は、各測定器の分解能、測定の時間差等により、真の値
に対して常に誤差を伴い正確なデータを得ることができ
ない。このような評価レベルであっても、従来のCD規
格レベルであれば、CLVフォーマットに対して或る線
速範囲内で露光されていれば問題なしとされ、セクタの
配置までは問題とされず、この程度の評価で十分である
が、理想的なCLV駆動の下に露光されたCLVフォー
マットの各セクタ間の位置関係まで問題にしようとする
と、従来のCLV駆動精度評価法では不十分である。
度なCLV駆動制御を実現するためには、高精度なCL
V駆動精度の評価が実現できなければならないが、従来
のCLV駆動精度の評価は、 A.露光スポットの半径位置に対するスピンドルモータ
の回転速度の測定と、スピンドルモータの1回転毎の露
光スポット位置の測定とによるピッチ測定による評価 B.CLV駆動開始時からの経過時間に対するスピンド
ルモータの回転数及びスライダの移動距離の測定或いは
スピンドルモータの総回転回数及び露光スポット半径位
置の測定による評価 C.CLVフォーマットの最終セクタ或いは任意セクタ
の或る半径位置を光学顕微鏡等を用いて測長し、計算に
よって求める値と比較することによる評価(CLV露光
終了後の評価)のような方法によるものであり、露光ス
ポットの半径位置、回転速度或いは移動速度等の測定に
は、各測定器の分解能、測定の時間差等により、真の値
に対して常に誤差を伴い正確なデータを得ることができ
ない。このような評価レベルであっても、従来のCD規
格レベルであれば、CLVフォーマットに対して或る線
速範囲内で露光されていれば問題なしとされ、セクタの
配置までは問題とされず、この程度の評価で十分である
が、理想的なCLV駆動の下に露光されたCLVフォー
マットの各セクタ間の位置関係まで問題にしようとする
と、従来のCLV駆動精度評価法では不十分である。
【0017】そこで、本発明は、理想的なスピンドルモ
ータのCLV駆動によって得られるCLVフォーマット
の各セクタ間の位置関係をリアルタイムで高精度に評価
し得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモー
タのCLV駆動精度評価方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
ータのCLV駆動によって得られるCLVフォーマット
の各セクタ間の位置関係をリアルタイムで高精度に評価
し得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモー
タのCLV駆動精度評価方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0018】また、本発明は、リニアエンコーダの分解
能を上げることなく、高精度にスライダのCLV駆動を
評価し得る光ディスク原盤露光装置におけるスライダの
CLV駆動精度評価方法及びその装置を提供することを
目的とする。
能を上げることなく、高精度にスライダのCLV駆動を
評価し得る光ディスク原盤露光装置におけるスライダの
CLV駆動精度評価方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0019】本発明は、高精度なスピンドルモータのC
LV駆動精度の評価結果に基づきスピンドルモータのC
LV駆動をフィードバック制御することで、より高精度
にスピンドルモータを回転駆動させることができ、CL
Vフォーマットの各セクタの円周方向の各配置を理想的
なものとし、両面同時記録再生可能なCLVディスクの
マスタリングも可能となる光ディスク原盤露光装置にお
けるスピンドルモータのCLV駆動制御方法及びその装
置を提供することを目的とする。
LV駆動精度の評価結果に基づきスピンドルモータのC
LV駆動をフィードバック制御することで、より高精度
にスピンドルモータを回転駆動させることができ、CL
Vフォーマットの各セクタの円周方向の各配置を理想的
なものとし、両面同時記録再生可能なCLVディスクの
マスタリングも可能となる光ディスク原盤露光装置にお
けるスピンドルモータのCLV駆動制御方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0020】本発明は、高精度なスライダのCLV駆動
精度の評価結果に基づきスライダのCLV駆動をフィー
ドバック制御することで、より高精度にスライダを移動
させることができ、リニアエンコーダの分解能を超えた
精度のスパイラルピッチを得ることができる光ディスク
原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動制御方法及
びその装置を提供することを目的とする。
精度の評価結果に基づきスライダのCLV駆動をフィー
ドバック制御することで、より高精度にスライダを移動
させることができ、リニアエンコーダの分解能を超えた
精度のスパイラルピッチを得ることができる光ディスク
原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動制御方法及
びその装置を提供することを目的とする。
【0021】本発明は、CLV駆動動作が有効に機能し
ない、目標回転数或いは目標移動速度でのスムーズな立
上げ動作、立下げ動作或いはCAV駆動動作をも併せて
行わせ得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドル
モータ又はスライダのCLV駆動制御方法及びその装置
を提供することを目的とする。
ない、目標回転数或いは目標移動速度でのスムーズな立
上げ動作、立下げ動作或いはCAV駆動動作をも併せて
行わせ得る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドル
モータ又はスライダのCLV駆動制御方法及びその装置
を提供することを目的とする。
【0022】さらに、本発明は、スピンドルエンコーダ
から得られるパルス列信号に関して生じ得る取付け偏心
に伴う見掛け上の変動を排除することができ、安定した
スピンドルモータの回転制御を実現し得る光ディスク原
盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度
評価方法、駆動制御方法及びその装置を提供することを
目的とする。
から得られるパルス列信号に関して生じ得る取付け偏心
に伴う見掛け上の変動を排除することができ、安定した
スピンドルモータの回転制御を実現し得る光ディスク原
盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度
評価方法、駆動制御方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、何れも、フォ
トレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光
を出射するレーザ光源と、基本クロックに対応させて前
記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発
生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出
射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この
光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス
原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系
を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガ
ラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピ
ックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるス
ライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルス
列を出力するスピンドルエンコーダと、前記ガラス原盤
上における前記露光スポットの位置に応じたパルス列を
出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピン
ドルエンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモ
ータの回転をフィードバック制御する回転制御ループ
と、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に
基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移
動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記
スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤
露光装置を前提とする。
トレジストが塗布されたガラス原盤を露光するレーザ光
を出射するレーザ光源と、基本クロックに対応させて前
記ガラス原盤を露光する露光信号を発生する露光信号発
生装置と、前記露光信号に基づき前記レーザ光源から出
射されたレーザ光をオン・オフさせる光変調器と、この
光変調器によりオン・オフされたレーザ光を前記ガラス
原盤上に露光スポットとして集光照射させる集光光学系
を含む光ピックアップと、回転自在に保持された前記ガ
ラス原盤を回転駆動するスピンドルモータと、前記光ピ
ックアップを前記ガラス原盤の半径方向に移動させるス
ライダと、前記スピンドルモータの回転に応じたパルス
列を出力するスピンドルエンコーダと、前記ガラス原盤
上における前記露光スポットの位置に応じたパルス列を
出力するリニアエンコーダと、回転指令及び前記スピン
ドルエンコーダのパルス出力に基づき前記スピンドルモ
ータの回転をフィードバック制御する回転制御ループ
と、移動指令及び前記リニアエンコーダのパルス出力に
基づき前記スライダの移動をフィードバック制御する移
動制御ループとを備え、前記スピンドルモータ及び前記
スライダをCLV駆動させるようにした光ディスク原盤
露光装置を前提とする。
【0024】請求項1記載の発明の光ディスク原盤露光
装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方
法は、スピンドルエンコーダのパルス列出力に基づき或
る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角
パルスを出力させるとともに、基本クロック又はその整
数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された
任意周期長分を計数して、計数されたカウントパルス数
を回転角パルス毎にラッチし、ラッチされたデータから
得られる任意周期長分における位相差データと対応する
理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピ
ンドルモータのCLV駆動誤差を検出するようにした。
請求項9記載の発明の光ディスク原盤露光装置における
スピンドルモータのCLV駆動精度評価装置は、スピン
ドルエンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に
設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを
出力する任意角パルス生成回路、基本クロック又はその
整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に
設定された任意周期長分を繰返し計数する任意周期長カ
ウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数され
たカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッ
チ回路を有する位相データ取込回路と、この位相データ
取込回路中のラッチ回路にラッチされた位相データから
得られる任意周期長分における位相差データと対応する
理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピ
ンドルモータのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精
度評価手段とを備えた。
装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方
法は、スピンドルエンコーダのパルス列出力に基づき或
る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角
パルスを出力させるとともに、基本クロック又はその整
数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定された
任意周期長分を計数して、計数されたカウントパルス数
を回転角パルス毎にラッチし、ラッチされたデータから
得られる任意周期長分における位相差データと対応する
理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピ
ンドルモータのCLV駆動誤差を検出するようにした。
請求項9記載の発明の光ディスク原盤露光装置における
スピンドルモータのCLV駆動精度評価装置は、スピン
ドルエンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に
設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを
出力する任意角パルス生成回路、基本クロック又はその
整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に
設定された任意周期長分を繰返し計数する任意周期長カ
ウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数され
たカウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッ
チ回路を有する位相データ取込回路と、この位相データ
取込回路中のラッチ回路にラッチされた位相データから
得られる任意周期長分における位相差データと対応する
理想的な計算値による位相差データとの比較によりスピ
ンドルモータのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精
度評価手段とを備えた。
【0025】CLV駆動により形成される等ピッチのス
パイラルトラックにおいては、隣接トラック間の線路長
差は常に一定であり、この関係は、任意長で区切ってな
る隣接セグメント間の線路長差でも同様に常に一定であ
る。このように隣接セグメント間の線路長差が一定であ
るので、一定線速でこのトラック線上を移動した場合に
は、対応する任意周期長カウンタにおける一定位相差の
増加となり、セグメント毎に所要時間も一定時間ずつ増
加することになる。このような一定時間の増加は、任意
周期長カウンタの計数値を位相データとしたとき、一定
の割合で位相差が増加することに対応する。このように
測定された位相差データと理想的なCLV駆動の計算値
として得られた位相差データとの差がスピンドルモータ
のCLV駆動誤差として評価される。従って、露光信号
発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数での
パルス数位置誤差としてスピンドルモータのCLV駆動
誤差を検出することが可能であり、極めて高精度に評価
できる。
パイラルトラックにおいては、隣接トラック間の線路長
差は常に一定であり、この関係は、任意長で区切ってな
る隣接セグメント間の線路長差でも同様に常に一定であ
る。このように隣接セグメント間の線路長差が一定であ
るので、一定線速でこのトラック線上を移動した場合に
は、対応する任意周期長カウンタにおける一定位相差の
増加となり、セグメント毎に所要時間も一定時間ずつ増
加することになる。このような一定時間の増加は、任意
周期長カウンタの計数値を位相データとしたとき、一定
の割合で位相差が増加することに対応する。このように
測定された位相差データと理想的なCLV駆動の計算値
として得られた位相差データとの差がスピンドルモータ
のCLV駆動誤差として評価される。従って、露光信号
発生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数での
パルス数位置誤差としてスピンドルモータのCLV駆動
誤差を検出することが可能であり、極めて高精度に評価
できる。
【0026】請求項3記載の発明の光ディスク原盤露光
装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方法は、リ
ニアエンコーダのパルス列出力に基づき或る任意に設定
されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力させる
とともに、基本クロック又はその整数倍クロックをカウ
ントパルスとして任意に設定された任意周期長分を計数
して、計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎に
ラッチし、ラッチされたデータから得られる任意周期長
分における位相差データと対応する理想的な計算値によ
る位相差データとの比較によりスライダのCLV駆動誤
差を検出するようにした。請求項11記載の発明の光デ
ィスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度
評価装置は、リニアエンコーダのパルス列出力を入力と
して或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長
パルスを出力する任意長パルス生成回路、基本クロック
又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力さ
れ任意に設定された任意周期長分を繰返し計数する任意
周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより
計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチ
するラッチ回路を有する位相データ取込回路と、この位
相データ取込回路中のラッチ回路にラッチされた位相デ
ータから得られる任意周期長分における位相差データと
対応する理想的な計算値による位相差データとの比較に
よりスライダのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精
度評価手段とを備えた。
装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方法は、リ
ニアエンコーダのパルス列出力に基づき或る任意に設定
されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力させる
とともに、基本クロック又はその整数倍クロックをカウ
ントパルスとして任意に設定された任意周期長分を計数
して、計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎に
ラッチし、ラッチされたデータから得られる任意周期長
分における位相差データと対応する理想的な計算値によ
る位相差データとの比較によりスライダのCLV駆動誤
差を検出するようにした。請求項11記載の発明の光デ
ィスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度
評価装置は、リニアエンコーダのパルス列出力を入力と
して或る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長
パルスを出力する任意長パルス生成回路、基本クロック
又はその整数倍クロックがカウントパルスとして入力さ
れ任意に設定された任意周期長分を繰返し計数する任意
周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより
計数されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチ
するラッチ回路を有する位相データ取込回路と、この位
相データ取込回路中のラッチ回路にラッチされた位相デ
ータから得られる任意周期長分における位相差データと
対応する理想的な計算値による位相差データとの比較に
よりスライダのCLV駆動誤差を検出するCLV駆動精
度評価手段とを備えた。
【0027】理想的なCLV駆動が実現されている場
合、等ピッチのスパイラルトラックであれば、スピンド
ルモータの一定の任意回転角に対してはスライダは一定
移動長で移動するため、スライダの一定移動長に対して
スピンドルモータの一定の回転角が対応することにな
る。よって、スライダの一定移動長毎に取り込まれる位
相データ及び位相差データについても、スピンドルモー
タの場合と同じ関係が成立し、露光信号発生装置用の基
本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤
差としてスライダのCLV駆動誤差を検出することが可
能であり、極めて高精度に評価できる。
合、等ピッチのスパイラルトラックであれば、スピンド
ルモータの一定の任意回転角に対してはスライダは一定
移動長で移動するため、スライダの一定移動長に対して
スピンドルモータの一定の回転角が対応することにな
る。よって、スライダの一定移動長毎に取り込まれる位
相データ及び位相差データについても、スピンドルモー
タの場合と同じ関係が成立し、露光信号発生装置用の基
本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤
差としてスライダのCLV駆動誤差を検出することが可
能であり、極めて高精度に評価できる。
【0028】請求項4記載の発明の光ディスク原盤露光
装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法は、スピ
ンドルエンコーダのパルス列出力に基づき或る任意に設
定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出
力させるとともに、基本クロック又はその整数倍クロッ
クをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長
分を計数して、計数されたカウントパルス数を回転角パ
ルス毎にラッチし、ラッチされたデータから得られる任
意周期長分における位相差データと対応する理想的な計
算値による位相差データとの比較によりスピンドルモー
タのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤
差を回転制御ループへフィードバックさせるようにし
た。請求項12記載の発明の光ディスク原盤露光装置に
おけるスピンドルモータの駆動制御装置は、スピンドル
エンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定
されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力
する任意角パルス生成回路、基本クロック又はその整数
倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定
された任意周期長分を繰返し計数する任意周期長カウン
タ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカ
ウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッチ回
路を有する位相データ取込回路を回転制御ループ中に設
け、ラッチ回路にラッチされた位相データから得られる
任意周期長分における位相差データと対応する理想的な
計算値による位相差データとの比較によりスピンドルモ
ータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動
誤差を回転制御ループへフィードバックさせるようにし
た。
装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法は、スピ
ンドルエンコーダのパルス列出力に基づき或る任意に設
定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出
力させるとともに、基本クロック又はその整数倍クロッ
クをカウントパルスとして任意に設定された任意周期長
分を計数して、計数されたカウントパルス数を回転角パ
ルス毎にラッチし、ラッチされたデータから得られる任
意周期長分における位相差データと対応する理想的な計
算値による位相差データとの比較によりスピンドルモー
タのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤
差を回転制御ループへフィードバックさせるようにし
た。請求項12記載の発明の光ディスク原盤露光装置に
おけるスピンドルモータの駆動制御装置は、スピンドル
エンコーダのパルス列出力を入力として或る任意に設定
されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パルスを出力
する任意角パルス生成回路、基本クロック又はその整数
倍クロックがカウントパルスとして入力され任意に設定
された任意周期長分を繰返し計数する任意周期長カウン
タ、及び、この任意周期長カウンタにより計数されたカ
ウントパルス数を回転角パルス毎にラッチするラッチ回
路を有する位相データ取込回路を回転制御ループ中に設
け、ラッチ回路にラッチされた位相データから得られる
任意周期長分における位相差データと対応する理想的な
計算値による位相差データとの比較によりスピンドルモ
ータのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動
誤差を回転制御ループへフィードバックさせるようにし
た。
【0029】従って、スピンドルモータのCLV駆動精
度評価に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或い
はそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスピ
ンドルモータのCLV駆動制御を高精度に行えるため、
CLVフォーマットの各セクタを円周方向の理想的な位
置に配置させることができ、よって、両面同時記録再生
可能なCLVディスクのマスタリングも可能となり、高
速データ転送レートを持たせることもできる。
度評価に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或い
はそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスピ
ンドルモータのCLV駆動制御を高精度に行えるため、
CLVフォーマットの各セクタを円周方向の理想的な位
置に配置させることができ、よって、両面同時記録再生
可能なCLVディスクのマスタリングも可能となり、高
速データ転送レートを持たせることもできる。
【0030】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCL
V駆動精度評価方法において、回転角パルスを出力させ
る任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1
回転分とした。請求項10記載の発明は、請求項9記載
の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの
CLV駆動精度評価装置において、任意角パルス生成回
路から回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモー
タ回転角をスピンドルモータ1回転分とした。請求項5
記載の発明は、請求項4記載の光ディスク原盤露光装置
におけるスピンドルモータの駆動制御方法において、回
転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角
をスピンドルモータ1回転分とした。請求項13記載の
発明は、請求項12記載の光ディスク原盤露光装置にお
けるスピンドルモータの駆動制御装置において、任意角
パルス生成回路から回転角パルスを出力させる任意のス
ピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とし
た。
ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータのCL
V駆動精度評価方法において、回転角パルスを出力させ
る任意のスピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1
回転分とした。請求項10記載の発明は、請求項9記載
の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの
CLV駆動精度評価装置において、任意角パルス生成回
路から回転角パルスを出力させる任意のスピンドルモー
タ回転角をスピンドルモータ1回転分とした。請求項5
記載の発明は、請求項4記載の光ディスク原盤露光装置
におけるスピンドルモータの駆動制御方法において、回
転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角
をスピンドルモータ1回転分とした。請求項13記載の
発明は、請求項12記載の光ディスク原盤露光装置にお
けるスピンドルモータの駆動制御装置において、任意角
パルス生成回路から回転角パルスを出力させる任意のス
ピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とし
た。
【0031】従って、スピンドルモータのCLV駆動精
度評価或いはCLV駆動制御に際して、スピンドルエン
コーダの取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除
し、スピンドルモータの回転に同期したCLV駆動誤差
に基づいた回転制御となるので、安定したスピンドルモ
ータの回転制御となる。
度評価或いはCLV駆動制御に際して、スピンドルエン
コーダの取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除
し、スピンドルモータの回転に同期したCLV駆動誤差
に基づいた回転制御となるので、安定したスピンドルモ
ータの回転制御となる。
【0032】請求項7記載の発明の光ディスク原盤露光
装置におけるスライダの駆動制御方法は、リニアエンコ
ーダのパルス列出力に基づき或る任意に設定されたスラ
イダ移動距離毎に移動長パルスを出力させるとともに、
基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルス
として任意に設定された任意周期長分を計数して、計数
されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチし、
ラッチされたデータから得られる任意周期長分における
位相差データと対応する理想的な計算値による位相差デ
ータとの比較によりスライダのCLV駆動誤差を検出
し、検出されたCLV駆動誤差を移動制御ループへフィ
ードバックさせるようにした。請求項15記載の発明の
光ディスク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御装
置は、リニアエンコーダのパルス列出力を入力として或
る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルス
を出力する任意長パルス生成回路、基本クロック又はそ
の整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意
に設定された任意周期長分を繰返し計数する任意周期長
カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数さ
れたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチするラ
ッチ回路を有する位相データ取込回路を移動制御ループ
中に設け、ラッチ回路にラッチされた位相データから得
られる任意周期長分における位相差データと対応する理
想的な計算値による位相差データとの比較によりスライ
ダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤
差を移動制御ループへフィードバックさせるようにし
た。
装置におけるスライダの駆動制御方法は、リニアエンコ
ーダのパルス列出力に基づき或る任意に設定されたスラ
イダ移動距離毎に移動長パルスを出力させるとともに、
基本クロック又はその整数倍クロックをカウントパルス
として任意に設定された任意周期長分を計数して、計数
されたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチし、
ラッチされたデータから得られる任意周期長分における
位相差データと対応する理想的な計算値による位相差デ
ータとの比較によりスライダのCLV駆動誤差を検出
し、検出されたCLV駆動誤差を移動制御ループへフィ
ードバックさせるようにした。請求項15記載の発明の
光ディスク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御装
置は、リニアエンコーダのパルス列出力を入力として或
る任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルス
を出力する任意長パルス生成回路、基本クロック又はそ
の整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任意
に設定された任意周期長分を繰返し計数する任意周期長
カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数さ
れたカウントパルス数を移動長パルス毎にラッチするラ
ッチ回路を有する位相データ取込回路を移動制御ループ
中に設け、ラッチ回路にラッチされた位相データから得
られる任意周期長分における位相差データと対応する理
想的な計算値による位相差データとの比較によりスライ
ダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤
差を移動制御ループへフィードバックさせるようにし
た。
【0033】従って、スライダのCLV駆動精度評価に
準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以
上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスライダのC
LV駆動制御を高精度に行えるため、リニアエンコーダ
の分解能以上に極めて高精度なスパイラルピッチでトラ
ックを形成することができる。
準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ以
上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスライダのC
LV駆動制御を高精度に行えるため、リニアエンコーダ
の分解能以上に極めて高精度なスパイラルピッチでトラ
ックを形成することができる。
【0034】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ
の駆動制御方法において、任意周期長分の計数周期を可
変とし、その計数周期の設定に応じてスピンドルモータ
の立上げ動作、立下げ動作又はCAV駆動動作を制御す
るようにした。請求項14記載の発明は、請求項12又
は13記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンド
ルモータの駆動制御装置において、位相データ取込回路
の前段に任意周期長分の計数周期を可変させる分周回路
を備え、分周回路の分周数に対応する計数周期の設定に
応じてスピンドルモータの目標回転数までの立上げ動
作、立下げ動作又はCAV駆動動作を制御するようにし
た。請求項8記載の発明は、請求項7記載の光ディスク
原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法におい
て、任意周期長分の計数周期を可変とし、その計数周期
の設定に応じてスライダの目標移動速度までの立上げ動
作、立下げ動作又は等速移動動作を制御するようにし
た。請求項16記載の発明は、請求項15記載の光ディ
スク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御装置にお
いて、位相データ取込回路の前段に任意周期長分の計数
周期を可変させる分周回路を備え、分周回路の分周数に
対応する計数周期の設定に応じてスライダの目標移動速
度までの立上げ動作、立下げ動作又は等速移動動作を制
御するようにした。
載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ
の駆動制御方法において、任意周期長分の計数周期を可
変とし、その計数周期の設定に応じてスピンドルモータ
の立上げ動作、立下げ動作又はCAV駆動動作を制御す
るようにした。請求項14記載の発明は、請求項12又
は13記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンド
ルモータの駆動制御装置において、位相データ取込回路
の前段に任意周期長分の計数周期を可変させる分周回路
を備え、分周回路の分周数に対応する計数周期の設定に
応じてスピンドルモータの目標回転数までの立上げ動
作、立下げ動作又はCAV駆動動作を制御するようにし
た。請求項8記載の発明は、請求項7記載の光ディスク
原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法におい
て、任意周期長分の計数周期を可変とし、その計数周期
の設定に応じてスライダの目標移動速度までの立上げ動
作、立下げ動作又は等速移動動作を制御するようにし
た。請求項16記載の発明は、請求項15記載の光ディ
スク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御装置にお
いて、位相データ取込回路の前段に任意周期長分の計数
周期を可変させる分周回路を備え、分周回路の分周数に
対応する計数周期の設定に応じてスライダの目標移動速
度までの立上げ動作、立下げ動作又は等速移動動作を制
御するようにした。
【0035】従って、基本的な高精度なCLV駆動制御
を維持しつつ、スピンドルモータの目標回転数やスライ
ダの目標移動速度への立上げ動作等に関しても支障なく
動作させることができる。
を維持しつつ、スピンドルモータの目標回転数やスライ
ダの目標移動速度への立上げ動作等に関しても支障なく
動作させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。図15ないし図17で
示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も
省略する(以降の各実施の形態でも、順次同様とす
る)。本実施の形態は、DVD系用の光ディスクカッテ
ィングマシンのCLV駆動精度評価系に適用されてい
る。光ディスクカッティングマシン自体の構成及び動作
は、図16に示したものと同様であり、このような光デ
ィスクカッティングマシンに対して、図1に示すよう
に、CLV駆動精度評価を行うためのスピンドル位相デ
ータ取込回路21とCLV駆動精度評価手段としてのC
LV駆動精度評価ユニット22とが付加されている(図
中のスライダ位相データ取込回路は次の実施の形態で使
用される)。
ないし図4に基づいて説明する。図15ないし図17で
示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も
省略する(以降の各実施の形態でも、順次同様とす
る)。本実施の形態は、DVD系用の光ディスクカッテ
ィングマシンのCLV駆動精度評価系に適用されてい
る。光ディスクカッティングマシン自体の構成及び動作
は、図16に示したものと同様であり、このような光デ
ィスクカッティングマシンに対して、図1に示すよう
に、CLV駆動精度評価を行うためのスピンドル位相デ
ータ取込回路21とCLV駆動精度評価手段としてのC
LV駆動精度評価ユニット22とが付加されている(図
中のスライダ位相データ取込回路は次の実施の形態で使
用される)。
【0037】図2に位相データ取込回路としてのスピン
ドル位相データ取込回路21の構成例を示す。このスピ
ンドル位相データ取込回路21は、任意角パルス生成回
路23と任意周期長カウンタ24とラッチ回路25とよ
り構成されている。任意角パルス生成回路23は、スピ
ンドルエンコーダ11から出力されるスピンドルエンコ
ーダパルスSPenc なるパルス列を入力として、或る任
意のスピンドルモータ回転角毎に、回転角パルスPθs
をラッチ回路25に対して出力する。任意周期長カウン
タ24は、フォーマッタ7を駆動させるための基本クロ
ックFclk (又は、その整数倍クロック)がカウントパ
ルスとして基本クロック発生器9から入力され、任意周
期長分を繰返し計数するカウンタ回路である。この任意
周期は、CLVフォーマットにおけるセクタ長であって
もよく、又は、それ以外の値であってもよい。この任意
周期長カウンタ24の計数値は、回転角パルスPθsに
よってラッチ回路25にラッチされ、スピンドル用の位
相データSPpha としてCLV駆動精度評価ユニット2
2へ取り込まれる。この“位相データSPpha ”は、任
意周期長分の計数を1周期として、読み取られた0から
任意周期長カウンタ値までの値(計数値)をこの位相デ
ータとしている。このような位相データSPpha がCL
V駆動精度評価ユニット22内で処理されて位相差デー
タに変換される。
ドル位相データ取込回路21の構成例を示す。このスピ
ンドル位相データ取込回路21は、任意角パルス生成回
路23と任意周期長カウンタ24とラッチ回路25とよ
り構成されている。任意角パルス生成回路23は、スピ
ンドルエンコーダ11から出力されるスピンドルエンコ
ーダパルスSPenc なるパルス列を入力として、或る任
意のスピンドルモータ回転角毎に、回転角パルスPθs
をラッチ回路25に対して出力する。任意周期長カウン
タ24は、フォーマッタ7を駆動させるための基本クロ
ックFclk (又は、その整数倍クロック)がカウントパ
ルスとして基本クロック発生器9から入力され、任意周
期長分を繰返し計数するカウンタ回路である。この任意
周期は、CLVフォーマットにおけるセクタ長であって
もよく、又は、それ以外の値であってもよい。この任意
周期長カウンタ24の計数値は、回転角パルスPθsに
よってラッチ回路25にラッチされ、スピンドル用の位
相データSPpha としてCLV駆動精度評価ユニット2
2へ取り込まれる。この“位相データSPpha ”は、任
意周期長分の計数を1周期として、読み取られた0から
任意周期長カウンタ値までの値(計数値)をこの位相デ
ータとしている。このような位相データSPpha がCL
V駆動精度評価ユニット22内で処理されて位相差デー
タに変換される。
【0038】ここで、CLV駆動精度評価ユニット22
内での処理に先立ち、CLV駆動におけるトラック線路
長関係の特質について説明する。まず、CLV駆動によ
って形成される等ピッチのスパイラルトラックにおい
て、その全トラック線路長Lは、スパイラルトラックの
開始半径位置をR0 、線路長を測定しようとしているス
パイラルトラックの半径位置をr、トラックピッチを
P、トラック数をnとすると、 L=π(r2 −R0 2)/P …………………………(1) r=R0 +nP (n=1,2,3,…) …………………(2) なる数式で表される。これらの(1)(2)式から、 L=2nπR0+n2πP (n=1,2,3,…) …………(3) なる数式に変形できる。
内での処理に先立ち、CLV駆動におけるトラック線路
長関係の特質について説明する。まず、CLV駆動によ
って形成される等ピッチのスパイラルトラックにおい
て、その全トラック線路長Lは、スパイラルトラックの
開始半径位置をR0 、線路長を測定しようとしているス
パイラルトラックの半径位置をr、トラックピッチを
P、トラック数をnとすると、 L=π(r2 −R0 2)/P …………………………(1) r=R0 +nP (n=1,2,3,…) …………………(2) なる数式で表される。これらの(1)(2)式から、 L=2nπR0+n2πP (n=1,2,3,…) …………(3) なる数式に変形できる。
【0039】また、この(3)式から、各トラックの線
路長Ln は、 Ln =2πR0+(2n−1)πP (n=1,2,3,…) ……(4) で表される。この(4)式から、隣接トラック間の線路
長差は、 隣接トラック間の線路長差=2πP=一定 …………………(5) で表されるように、常に一定であることが分かる。
路長Ln は、 Ln =2πR0+(2n−1)πP (n=1,2,3,…) ……(4) で表される。この(4)式から、隣接トラック間の線路
長差は、 隣接トラック間の線路長差=2πP=一定 …………………(5) で表されるように、常に一定であることが分かる。
【0040】ここに、(2)式は、求めようとするスパ
イラル軌跡を、トラック単位として(即ち、スパイラル
の中心から線路に沿って軌跡の回転角が2π=1回転を
1単位として)表現している。その結果、トラック毎に
2πPずつトラック線路長が増加していくという結果が
得られる。
イラル軌跡を、トラック単位として(即ち、スパイラル
の中心から線路に沿って軌跡の回転角が2π=1回転を
1単位として)表現している。その結果、トラック毎に
2πPずつトラック線路長が増加していくという結果が
得られる。
【0041】2π=1回転の代わりに、或る任意の角度
θc を1単位とすると、(2)式は 、 r=R0 +sθc P/(2π)(s=1,2,3,…) …………(6) で表される。なお、角度θc は2πより大きくても小さ
くてもよい。また、本発明では、このような角度θc に
よって切り出されるスパイラルトラック上の線分を“セ
グメント”と称するものとする(sはセグメント数であ
る)。
θc を1単位とすると、(2)式は 、 r=R0 +sθc P/(2π)(s=1,2,3,…) …………(6) で表される。なお、角度θc は2πより大きくても小さ
くてもよい。また、本発明では、このような角度θc に
よって切り出されるスパイラルトラック上の線分を“セ
グメント”と称するものとする(sはセグメント数であ
る)。
【0042】(1)式と(6)式とによれば、 L=R0sθc +P(sθc)2/(4π) (s=1,2,3,…) …………(7) Ls =R0θc +P(2s−1)θc2/(4π) (s=1,2,3,…) …………(8) なる関係が成立する。(8)式から、隣接セグメント間
の線路長差は、 隣接セグメント間の線路長差=Pθc2/(2π)=一定 ………(9) で表されるように、常に一定であることが分かる。
の線路長差は、 隣接セグメント間の線路長差=Pθc2/(2π)=一定 ………(9) で表されるように、常に一定であることが分かる。
【0043】本実施の形態及び以降の各実施の形態で
は、このような隣接間の線路長差が常に一定であるとい
う関係を利用して、高精度なCLV駆動精度の評価ない
しは駆動制御を実現するものである。
は、このような隣接間の線路長差が常に一定であるとい
う関係を利用して、高精度なCLV駆動精度の評価ない
しは駆動制御を実現するものである。
【0044】図1に戻り、CLV駆動精度評価ユニット
22ではスピンドル位相データ取込回路21から得られ
る位相データSPpha に基づき位相差データに変換す
る。この変換処理を含むCLV駆動精度評価処理を図3
に示すフローチャートを参照して説明する。ここに、位
相差は現セグメント位置での位相と1つ前のセグメント
位置での位相との間の距離で表すものとする。従って、
位相差のグラフは直線で増加し続けるのではなく、図4
に示す場合と同様に、任意周期長カウンタ24のカウン
タ長の1/2の位置で折り曲がる。まず、位相データを
1つ前のセグメント位置での位相データPb から現セグ
メント位置での位相データPc に書換えるものとし、こ
の位相データの取込点になった時点で、現セグメント位
置での位相データPc をラッチ回路25にラッチする
(Pb ,Pb は本実施の形態では、位相データSPpha
に相当する)。次いで、|Pc −Pb |min により位相
差データを算出する。一方、理想的なCLV駆動時に得
られる位相差データΔPt を求める。この理想的な位相
差データΔPt と実際に測定された位相差データ|Pc
−Pb |min とを比較することで、CLV駆動誤差が求
まる。
22ではスピンドル位相データ取込回路21から得られ
る位相データSPpha に基づき位相差データに変換す
る。この変換処理を含むCLV駆動精度評価処理を図3
に示すフローチャートを参照して説明する。ここに、位
相差は現セグメント位置での位相と1つ前のセグメント
位置での位相との間の距離で表すものとする。従って、
位相差のグラフは直線で増加し続けるのではなく、図4
に示す場合と同様に、任意周期長カウンタ24のカウン
タ長の1/2の位置で折り曲がる。まず、位相データを
1つ前のセグメント位置での位相データPb から現セグ
メント位置での位相データPc に書換えるものとし、こ
の位相データの取込点になった時点で、現セグメント位
置での位相データPc をラッチ回路25にラッチする
(Pb ,Pb は本実施の形態では、位相データSPpha
に相当する)。次いで、|Pc −Pb |min により位相
差データを算出する。一方、理想的なCLV駆動時に得
られる位相差データΔPt を求める。この理想的な位相
差データΔPt と実際に測定された位相差データ|Pc
−Pb |min とを比較することで、CLV駆動誤差が求
まる。
【0045】(9)式によれば、隣接セグメント間の線
路長差は常に一定であるので、一定線速(CLV駆動)
でこの線路上を移動した場合、一定時間、即ち任意周期
長カウンタ24における一定位相差の増加となる。例え
ば、線速をV1 とし、隣接セグメント間の線路長差に伴
うセグメント毎に要する所要時間の増加時間をT0 とす
ると、 T0 =(隣接セグメント間の線路長差)/V1 …………………(10) となる。これにより、或る時点におけるセグメント所要
時間を基準にして、sセグメント先のセグメントにおけ
る所要時間の増加時間Ts は、 Ts =T0 (1+2+3+…………+n) =T0 (1+s)s/2 ……………………(11) となる。
路長差は常に一定であるので、一定線速(CLV駆動)
でこの線路上を移動した場合、一定時間、即ち任意周期
長カウンタ24における一定位相差の増加となる。例え
ば、線速をV1 とし、隣接セグメント間の線路長差に伴
うセグメント毎に要する所要時間の増加時間をT0 とす
ると、 T0 =(隣接セグメント間の線路長差)/V1 …………………(10) となる。これにより、或る時点におけるセグメント所要
時間を基準にして、sセグメント先のセグメントにおけ
る所要時間の増加時間Ts は、 Ts =T0 (1+2+3+…………+n) =T0 (1+s)s/2 ……………………(11) となる。
【0046】そこで、隣接セグメント間の所要時間差T
d を求めると、 Td =T0 s …………………………………………(12) となり、セグメント毎に所要時間がT0 ずつ増加してい
くことが分かる。この一定時間T0 の増加は、任意周期
長カウンタ24のカウンタ長データを位相データとした
とき、一定の割合で位相差が増加することに対応する。
d を求めると、 Td =T0 s …………………………………………(12) となり、セグメント毎に所要時間がT0 ずつ増加してい
くことが分かる。この一定時間T0 の増加は、任意周期
長カウンタ24のカウンタ長データを位相データとした
とき、一定の割合で位相差が増加することに対応する。
【0047】図4は隣接任意角間の位相差変化(計算
値)の様子を示すグラフである。ここで、任意周期長カ
ウンタ24のカウンタ長に相当する光ディスク(ガラス
原盤1)上の物理的線路長(この長さは、CLV駆動さ
れるので常に一定)を(9)式の隣接セグメント間の線
路長差で割った値を“Ns ”とすると、位相差ΔPt
(計算値)はθs Ns 毎に同じ変化を繰り返す。正確な
CLV駆動制御がなされていれば、図1、図2に示した
構成及び図3に示したフローチャートに従い求められる
位相差データは、各々の線速及び任意周期長カウンタ2
4のカウンタ長に応じて(9)式から求められる図4の
グラフ上に乗る筈である(ただし、横軸方向は測定開始
した時点に応じてシフトする)。つまり、図4に示す隣
接任意角間の位相差変化のグラフと、実際に測定された
位相差データとの差がスピンドルモータ2の駆動精度誤
差として評価できる。本実施の形態の方式によれば、評
価測定をいつの時点で開始させてもよく、任意のその時
点から正確な測定・評価を行うことができる。
値)の様子を示すグラフである。ここで、任意周期長カ
ウンタ24のカウンタ長に相当する光ディスク(ガラス
原盤1)上の物理的線路長(この長さは、CLV駆動さ
れるので常に一定)を(9)式の隣接セグメント間の線
路長差で割った値を“Ns ”とすると、位相差ΔPt
(計算値)はθs Ns 毎に同じ変化を繰り返す。正確な
CLV駆動制御がなされていれば、図1、図2に示した
構成及び図3に示したフローチャートに従い求められる
位相差データは、各々の線速及び任意周期長カウンタ2
4のカウンタ長に応じて(9)式から求められる図4の
グラフ上に乗る筈である(ただし、横軸方向は測定開始
した時点に応じてシフトする)。つまり、図4に示す隣
接任意角間の位相差変化のグラフと、実際に測定された
位相差データとの差がスピンドルモータ2の駆動精度誤
差として評価できる。本実施の形態の方式によれば、評
価測定をいつの時点で開始させてもよく、任意のその時
点から正確な測定・評価を行うことができる。
【0048】このように、本実施の形態によれば、スピ
ンドルモータ2の1回転毎にフォーマッタ7用の基本ク
ロックFclk 又はその整数倍なるそれ以上の周波数での
パルス数位置誤差として検出・評価可能であり、スピン
ドルモータ2のCLV駆動における線速誤差を従来にな
く高精度に評価することができる。
ンドルモータ2の1回転毎にフォーマッタ7用の基本ク
ロックFclk 又はその整数倍なるそれ以上の周波数での
パルス数位置誤差として検出・評価可能であり、スピン
ドルモータ2のCLV駆動における線速誤差を従来にな
く高精度に評価することができる。
【0049】本発明の第二の実施の形態を図1及び図3
ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、光デ
ィスクカッティングマシンのCLV駆動精度評価系に適
用されている。光ディスクカッティングマシン自体の構
成及び動作は、図16に示したものと同様であり、図1
に示すように、CLV駆動精度評価を行うためのスライ
ダ位相データ取込回路26とCLV駆動精度評価手段と
してのCLV駆動精度評価ユニット22とが付加されて
いる。
ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、光デ
ィスクカッティングマシンのCLV駆動精度評価系に適
用されている。光ディスクカッティングマシン自体の構
成及び動作は、図16に示したものと同様であり、図1
に示すように、CLV駆動精度評価を行うためのスライ
ダ位相データ取込回路26とCLV駆動精度評価手段と
してのCLV駆動精度評価ユニット22とが付加されて
いる。
【0050】図5に位相データ取込回路としてのスライ
ダ位相データ取込回路26の構成例を示す。このスライ
ダ位相データ取込回路26は、任意長パルス生成回路2
7と任意周期長カウンタ28とラッチ回路29とより構
成されている。任意長パルス生成回路27は、スライダ
10の移動をモニタするリニアエンコーダ12から出力
されるリニアエンコーダパルスSLenc なるパルス列を
入力として、或る任意のスライダ移動長毎に、移動長パ
ルスPLsをラッチ回路29に対して出力する。任意周期
長カウンタ28は、フォーマッタ7を駆動させるための
基本クロックFclk (又は、その整数倍クロック)がカ
ウントパルスとして基本クロック発生器9から入力さ
れ、任意周期長分を繰返し計数するカウンタ回路であ
る。この任意周期は、CLVフォーマットにおけるセク
タ長であってもよく、又は、それ以外の値であってもよ
く、さらには、図2中に示した任意周期長カウンタ24
の任意周期と同じであっても異なっていてもよい。この
任意周期長カウンタ28の計数値は、移動長パルスPLs
によってラッチ回路29にラッチされ、スライダ用の位
相データSLpha としてCLV駆動精度評価ユニット2
2へ取り込まれる。
ダ位相データ取込回路26の構成例を示す。このスライ
ダ位相データ取込回路26は、任意長パルス生成回路2
7と任意周期長カウンタ28とラッチ回路29とより構
成されている。任意長パルス生成回路27は、スライダ
10の移動をモニタするリニアエンコーダ12から出力
されるリニアエンコーダパルスSLenc なるパルス列を
入力として、或る任意のスライダ移動長毎に、移動長パ
ルスPLsをラッチ回路29に対して出力する。任意周期
長カウンタ28は、フォーマッタ7を駆動させるための
基本クロックFclk (又は、その整数倍クロック)がカ
ウントパルスとして基本クロック発生器9から入力さ
れ、任意周期長分を繰返し計数するカウンタ回路であ
る。この任意周期は、CLVフォーマットにおけるセク
タ長であってもよく、又は、それ以外の値であってもよ
く、さらには、図2中に示した任意周期長カウンタ24
の任意周期と同じであっても異なっていてもよい。この
任意周期長カウンタ28の計数値は、移動長パルスPLs
によってラッチ回路29にラッチされ、スライダ用の位
相データSLpha としてCLV駆動精度評価ユニット2
2へ取り込まれる。
【0051】ここに、理想的なCLV駆動が実現されて
いるならば、等ピッチのスパイラルトラックを前提とし
ているので、スピンドルモータ2の回転角θspとスライ
ダ10の移動距離Ls との間には、(6)式より、 Ls =θspP/(2π) ……………………………………(13) が成立する。これにより、スピンドルモータ2の任意の
一定回転角θspに対しては、スライダ10は一定移動長
Ls で移動することが分かる。図6はこの様子を示すグ
ラフである。
いるならば、等ピッチのスパイラルトラックを前提とし
ているので、スピンドルモータ2の回転角θspとスライ
ダ10の移動距離Ls との間には、(6)式より、 Ls =θspP/(2π) ……………………………………(13) が成立する。これにより、スピンドルモータ2の任意の
一定回転角θspに対しては、スライダ10は一定移動長
Ls で移動することが分かる。図6はこの様子を示すグ
ラフである。
【0052】即ち、スライダ10の一定移動長Ls に対
してスピンドルモータ2の一定回転角θspが対応するこ
とになり、スライダ10の一定移動長Ls 毎に位相デー
タ(移動長パルス)PLs及び位相差データについても、
前述した第一の実施の形態のスピンドルモータ2系で得
られた関係と同じ関係が得られることになる。従って、
スライダ10系についても、正確なCLV駆動がなされ
ていれば、図1,図5に示した構成及び図3に示したフ
ローチャートの処理で得られる位相差データは、各々の
線速及び任意周期長カウンタ28のカウンタ長に応じた
図4のグラフと同様のグラフ線上に乗る筈である(ただ
し、横軸方向は測定開始した時点に応じてシフトす
る)。つまり、図4に示す隣接任意角間の位相差変化の
グラフと同様なグラフと、実際に測定された位相差デー
タとの差がスライダ10の駆動精度誤差として評価でき
る。本実施の形態の方式によれば、評価測定をいつの時
点で開始させてもよく、任意のその時点から正確な測定
・評価を行うことができる。
してスピンドルモータ2の一定回転角θspが対応するこ
とになり、スライダ10の一定移動長Ls 毎に位相デー
タ(移動長パルス)PLs及び位相差データについても、
前述した第一の実施の形態のスピンドルモータ2系で得
られた関係と同じ関係が得られることになる。従って、
スライダ10系についても、正確なCLV駆動がなされ
ていれば、図1,図5に示した構成及び図3に示したフ
ローチャートの処理で得られる位相差データは、各々の
線速及び任意周期長カウンタ28のカウンタ長に応じた
図4のグラフと同様のグラフ線上に乗る筈である(ただ
し、横軸方向は測定開始した時点に応じてシフトす
る)。つまり、図4に示す隣接任意角間の位相差変化の
グラフと同様なグラフと、実際に測定された位相差デー
タとの差がスライダ10の駆動精度誤差として評価でき
る。本実施の形態の方式によれば、評価測定をいつの時
点で開始させてもよく、任意のその時点から正確な測定
・評価を行うことができる。
【0053】このように、本実施の形態によれば、スラ
イダ10のCLV駆動に関してフォーマッタ7用の基本
クロックFclk 又はその整数倍なるそれ以上の周波数で
のパルス数位置誤差として検出・評価可能であり、スラ
イダ10のCLV駆動における線速誤差を従来になく高
精度に評価することができる。
イダ10のCLV駆動に関してフォーマッタ7用の基本
クロックFclk 又はその整数倍なるそれ以上の周波数で
のパルス数位置誤差として検出・評価可能であり、スラ
イダ10のCLV駆動における線速誤差を従来になく高
精度に評価することができる。
【0054】本発明の第三の実施の形態を図7及び図8
に基づいて説明する。本実施の形態は、光ディスクカッ
ティングマシンのCLV駆動制御系に適用されている。
本実施の形態の光ディスクカッティングマシンでは、例
えば、図1及び図2に示したようなスピンドル位相デー
タ取込回路21が付加されて構成されている。ここに、
スピンドルエンコーダ11から得られるスピンドルエン
コーダパルスSPencは制御回路14へは入力されず、
スピンドル位相データ取込回路21にのみ入力されてい
る。また、スピンドル位相データ取込回路21からの位
相データSPpha は駆動系コントローラ13に入力され
ている。即ち、スピンドル位相データ取込回路21は回
転制御ループ16中に組込まれている。
に基づいて説明する。本実施の形態は、光ディスクカッ
ティングマシンのCLV駆動制御系に適用されている。
本実施の形態の光ディスクカッティングマシンでは、例
えば、図1及び図2に示したようなスピンドル位相デー
タ取込回路21が付加されて構成されている。ここに、
スピンドルエンコーダ11から得られるスピンドルエン
コーダパルスSPencは制御回路14へは入力されず、
スピンドル位相データ取込回路21にのみ入力されてい
る。また、スピンドル位相データ取込回路21からの位
相データSPpha は駆動系コントローラ13に入力され
ている。即ち、スピンドル位相データ取込回路21は回
転制御ループ16中に組込まれている。
【0055】駆動系コントローラ13内では、スピンド
ル位相データ取込回路21から得られる位相データSP
pha 等に基づき、図8のフローチャートに示すような制
御処理を実行することで、回転制御ループ16を通じて
スピンドルモータ2の回転速度に関してCLV駆動制御
を高精度に行う。即ち、基本的にはCLV駆動精度評価
ユニット22における評価処理と同様であるが、理想的
なCLV駆動時に得られる位相差データΔPt と現実の
位相差データ|Pc −Pb |min との差が0であれば、
理想通りであるのでそのままとなるが、理想的な位相差
データΔPt よりも小さい場合にはスピンドルモータ2
の回転速度を上げるように制御回路14に指令を出し、
逆に理想的な位相差データΔPt よりも大きい場合には
スピンドルモータ2の回転速度を下げるように制御回路
14に指令を出し、このようなフィードバック制御を繰
返すことで、理想的な位相差データΔPt との差がなく
なるように制御する。
ル位相データ取込回路21から得られる位相データSP
pha 等に基づき、図8のフローチャートに示すような制
御処理を実行することで、回転制御ループ16を通じて
スピンドルモータ2の回転速度に関してCLV駆動制御
を高精度に行う。即ち、基本的にはCLV駆動精度評価
ユニット22における評価処理と同様であるが、理想的
なCLV駆動時に得られる位相差データΔPt と現実の
位相差データ|Pc −Pb |min との差が0であれば、
理想通りであるのでそのままとなるが、理想的な位相差
データΔPt よりも小さい場合にはスピンドルモータ2
の回転速度を上げるように制御回路14に指令を出し、
逆に理想的な位相差データΔPt よりも大きい場合には
スピンドルモータ2の回転速度を下げるように制御回路
14に指令を出し、このようなフィードバック制御を繰
返すことで、理想的な位相差データΔPt との差がなく
なるように制御する。
【0056】なお、本実施の形態のフィードバック用の
回転制御ループ系では、データのサンプリングが離散的
となるので、遅れ等を十分に考慮した制御回路14とし
て構成することが望まれる。また、制御の基準となる位
相差データの計算については、図8に示すフローチャー
トを1回まわる毎に計算するようにしてもよく、或い
は、予め計算しておいてもよい。この場合の計算の精度
は、最近における高性能なCPU等によれば、演算精度
に伴う誤差が位相差データに現われないようにすること
は容易である。
回転制御ループ系では、データのサンプリングが離散的
となるので、遅れ等を十分に考慮した制御回路14とし
て構成することが望まれる。また、制御の基準となる位
相差データの計算については、図8に示すフローチャー
トを1回まわる毎に計算するようにしてもよく、或い
は、予め計算しておいてもよい。この場合の計算の精度
は、最近における高性能なCPU等によれば、演算精度
に伴う誤差が位相差データに現われないようにすること
は容易である。
【0057】本実施の形態の光ディスクカッティングマ
シンにより、スピンドルモータ2のCLV駆動制御を適
正に行いながらCLVフォーマットのカッティングを行
えば、各セクタの円周方向の配置を一律に同一配置とさ
せることができる。よって、例えば両面同時記録再生可
能なCLVフォーマットのディスクのマスタリングが可
能となり、高速データ転送レートを有するDVD系の光
ディスクを提供できる。即ち、本実施の形態のようなス
ピンドルモータ2の理想的なCLV駆動制御により、C
LVフォーマットのカッティングによって配置される各
セクタの角度位置を、異なるスタンパ間でも一致させる
ことができるので、転送レートが向上する両面同時記録
再生可能なCLVフォーマットの光ディスクを製造する
ことができる。
シンにより、スピンドルモータ2のCLV駆動制御を適
正に行いながらCLVフォーマットのカッティングを行
えば、各セクタの円周方向の配置を一律に同一配置とさ
せることができる。よって、例えば両面同時記録再生可
能なCLVフォーマットのディスクのマスタリングが可
能となり、高速データ転送レートを有するDVD系の光
ディスクを提供できる。即ち、本実施の形態のようなス
ピンドルモータ2の理想的なCLV駆動制御により、C
LVフォーマットのカッティングによって配置される各
セクタの角度位置を、異なるスタンパ間でも一致させる
ことができるので、転送レートが向上する両面同時記録
再生可能なCLVフォーマットの光ディスクを製造する
ことができる。
【0058】なお、本実施の形態においては、CLVフ
ォーマット開始時には、スピンドルモータ2の回転に関
して、1トラック内に存在するフォーマッタ7用の基本
クロックFclk 数が同一となっていることが必要であ
る。このような制御は、目標とする回転数近傍において
位相差データが或る値で一定(“或る値”とは、スピン
ドルモータ2の回転数とカウントパルスの周波数と任意
周期長カウンタ24の周期長と任意角の回転角パルスP
θsとにより一意的に決まる値である)となるように制
御すること(例えば、CAV回転駆動制御)により実現
できる。
ォーマット開始時には、スピンドルモータ2の回転に関
して、1トラック内に存在するフォーマッタ7用の基本
クロックFclk 数が同一となっていることが必要であ
る。このような制御は、目標とする回転数近傍において
位相差データが或る値で一定(“或る値”とは、スピン
ドルモータ2の回転数とカウントパルスの周波数と任意
周期長カウンタ24の周期長と任意角の回転角パルスP
θsとにより一意的に決まる値である)となるように制
御すること(例えば、CAV回転駆動制御)により実現
できる。
【0059】本発明の第四の実施の形態を図9に基づい
て説明する。本実施の形態は、光ディスクカッティング
マシンのCLV駆動制御系に適用されている。本実施の
形態の光ディスクカッティングマシンでは、例えば、図
1及び図5に示したようなスライダ位相データ取込回路
26が付加されて構成されている。ここに、リニアエン
コーダ12から得られるリニアエンコーダパルスSLen
c は制御回路17へは入力されず、駆動系コントローラ
13及びスライダ位相データ取込回路26へ入力されて
いる。また、スライダ位相データ取込回路26からの位
相データSLpha は駆動系コントローラ13に入力され
ている。即ち、スライダ位相データ取込回路26は移動
制御ループ19中に組込まれている。なお、スピンドル
位相データ取込回路21に関しては第三の実施の形態の
場合と同様である。
て説明する。本実施の形態は、光ディスクカッティング
マシンのCLV駆動制御系に適用されている。本実施の
形態の光ディスクカッティングマシンでは、例えば、図
1及び図5に示したようなスライダ位相データ取込回路
26が付加されて構成されている。ここに、リニアエン
コーダ12から得られるリニアエンコーダパルスSLen
c は制御回路17へは入力されず、駆動系コントローラ
13及びスライダ位相データ取込回路26へ入力されて
いる。また、スライダ位相データ取込回路26からの位
相データSLpha は駆動系コントローラ13に入力され
ている。即ち、スライダ位相データ取込回路26は移動
制御ループ19中に組込まれている。なお、スピンドル
位相データ取込回路21に関しては第三の実施の形態の
場合と同様である。
【0060】駆動系コントローラ13内では、スライダ
位相データ取込回路26から得られる位相データSLph
a 等に基づき、図8のフローチャートに示したスピンド
ルモータ2のCLV駆動制御の場合と同様な制御処理を
実行することで、移動制御ループ19を通じてスライダ
10の移動に関してCLV駆動制御をフィードバック制
御により高精度に行う。
位相データ取込回路26から得られる位相データSLph
a 等に基づき、図8のフローチャートに示したスピンド
ルモータ2のCLV駆動制御の場合と同様な制御処理を
実行することで、移動制御ループ19を通じてスライダ
10の移動に関してCLV駆動制御をフィードバック制
御により高精度に行う。
【0061】本実施の形態の光ディスクカッティングマ
シンにより、スライダ10のCLV駆動制御を適正に行
いながらCLVフォーマットのカッティングを行えば、
スライダ10のCLV駆動制御を十分な精度で行うこと
ができる。即ち、CLV駆動誤差の分解能は、フォーマ
ッタ7用の基本クロックFclk 或いはその整数倍なる周
波数以上で設定可能であり、これはリニアエンコーダ1
2の分解能を遥かに上回る値となる。逆にいえば、リニ
アエンコーダ12のエンコードパルス発生位置のばらつ
きが小さければスライダ移動のCLV駆動精度を、リニ
アエンコーダ12の分解能は低くても高精度に実現でき
ることを意味する。また、CLVフォーマット開始時の
等速移動については、スピンドルモータ2の場合と同様
に、目標とする回転数近傍において位相差データが或る
値で一定(“或る値”とは、スライダ10の移動速度と
カウントパルスの周波数と任意周期長カウンタ24の周
期長と任意長の移動長パルスPLsとにより一意的に決ま
る値である)となるように制御すること(例えば、等速
移動駆動)により実現できる。
シンにより、スライダ10のCLV駆動制御を適正に行
いながらCLVフォーマットのカッティングを行えば、
スライダ10のCLV駆動制御を十分な精度で行うこと
ができる。即ち、CLV駆動誤差の分解能は、フォーマ
ッタ7用の基本クロックFclk 或いはその整数倍なる周
波数以上で設定可能であり、これはリニアエンコーダ1
2の分解能を遥かに上回る値となる。逆にいえば、リニ
アエンコーダ12のエンコードパルス発生位置のばらつ
きが小さければスライダ移動のCLV駆動精度を、リニ
アエンコーダ12の分解能は低くても高精度に実現でき
ることを意味する。また、CLVフォーマット開始時の
等速移動については、スピンドルモータ2の場合と同様
に、目標とする回転数近傍において位相差データが或る
値で一定(“或る値”とは、スライダ10の移動速度と
カウントパルスの周波数と任意周期長カウンタ24の周
期長と任意長の移動長パルスPLsとにより一意的に決ま
る値である)となるように制御すること(例えば、等速
移動駆動)により実現できる。
【0062】本発明の第五の実施の形態を図10に基づ
いて説明する。本実施の形態は、スピンドル用の位相デ
ータ取込回路21の任意角パルス生成回路23における
回転角パルスPθsを出力させるタイミングをスピンド
ルモータ2の1回転分(=2π)としたものであり、図
10はそのタイミング例を模式的に示すタイムチャート
である本実施の形態によれば、スピンドルエンコーダ1
1の取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除するこ
とができ、スピンドルモータ2の回転に同期した誤差デ
ータに基づいた回転制御を行うことができ、安定した回
転制御となる。
いて説明する。本実施の形態は、スピンドル用の位相デ
ータ取込回路21の任意角パルス生成回路23における
回転角パルスPθsを出力させるタイミングをスピンド
ルモータ2の1回転分(=2π)としたものであり、図
10はそのタイミング例を模式的に示すタイムチャート
である本実施の形態によれば、スピンドルエンコーダ1
1の取付け偏心に伴う見掛け上の回転変動を排除するこ
とができ、スピンドルモータ2の回転に同期した誤差デ
ータに基づいた回転制御を行うことができ、安定した回
転制御となる。
【0063】なお、本実施の形態は第一、三の何れの実
施の形態にも適用できる。また、本実施の形態における
タイミングに関して、スピンドルエンコーダ11から得
られる1周当たり複数個のパルス列を分周して得るよう
にしてもよく、或いは、1周当たり1パルス出力される
原点パルスをそのまま任意角パルスとして利用するよう
にしてもよい。
施の形態にも適用できる。また、本実施の形態における
タイミングに関して、スピンドルエンコーダ11から得
られる1周当たり複数個のパルス列を分周して得るよう
にしてもよく、或いは、1周当たり1パルス出力される
原点パルスをそのまま任意角パルスとして利用するよう
にしてもよい。
【0064】本発明の第六の実施の形態を図11に基づ
いて説明する。本実施の形態は、第二又は第四の実施の
形態において、スライダ10用の位相パルス取込回路2
6の任意長パルス生成回路27における任意長パルスP
Lsの移動長を変えることで、絶えず、スピンドルモータ
2の1回転近傍で位相データを取り込むようにしたもの
である。
いて説明する。本実施の形態は、第二又は第四の実施の
形態において、スライダ10用の位相パルス取込回路2
6の任意長パルス生成回路27における任意長パルスP
Lsの移動長を変えることで、絶えず、スピンドルモータ
2の1回転近傍で位相データを取り込むようにしたもの
である。
【0065】図11は、任意長パルスPLsをトラックピ
ッチP近傍としたときの位相データの取込タイミング例
を模式的に示すタイムチャートである。即ち、リニアエ
ンコーダ12から出力されるリニアエンコーダパルスS
Lenc なるパルス列の内、最もトラックピッチP位置近
くに発生するパルスを移動長パルスPLsとして、位相デ
ータの取り込みを行わせる。絶えず長さの変わる移動長
パルスPLsの発生は、図5中に示した任意長パルス生成
回路27を分周回路で構成し、駆動系コントローラ13
からその分周値を移動長パルスPLsの発生毎に設定し直
すことにより行われる。駆動系コントローラ13は、現
在の分周値、トラックピッチP及びリニアエンコーダパ
ルスSLenc のパルス間最小距離を用いて、正確にトラ
ックピッチP近傍に移動長パルスPLsを発生させること
ができる。
ッチP近傍としたときの位相データの取込タイミング例
を模式的に示すタイムチャートである。即ち、リニアエ
ンコーダ12から出力されるリニアエンコーダパルスS
Lenc なるパルス列の内、最もトラックピッチP位置近
くに発生するパルスを移動長パルスPLsとして、位相デ
ータの取り込みを行わせる。絶えず長さの変わる移動長
パルスPLsの発生は、図5中に示した任意長パルス生成
回路27を分周回路で構成し、駆動系コントローラ13
からその分周値を移動長パルスPLsの発生毎に設定し直
すことにより行われる。駆動系コントローラ13は、現
在の分周値、トラックピッチP及びリニアエンコーダパ
ルスSLenc のパルス間最小距離を用いて、正確にトラ
ックピッチP近傍に移動長パルスPLsを発生させること
ができる。
【0066】従って、本実施の形態によれば、スライダ
10のCLV制御等に際して、スピンドルモータ2の回
転に同期した見掛け上の変動を排除した評価ないしは駆
動制御を行えるので、スライダ10のより安定したCL
V制御が可能となる。
10のCLV制御等に際して、スピンドルモータ2の回
転に同期した見掛け上の変動を排除した評価ないしは駆
動制御を行えるので、スライダ10のより安定したCL
V制御が可能となる。
【0067】本発明の第七の実施の形態を図12及び図
13に基づいて説明する。本実施の形態は、第五又は第
六の実施の形態において、その位相データの取込点をス
ピンドルモータ2の1回転内で複数点設けるようにした
ものである。図12はスピンドル用の位相データ取込回
路21の任意角パルス生成回路23における任意角パル
スPθs=2πの発生タイミング例を示す。この場合、
前述した実施の形態との違いは、スピンドルモータ2の
1回転中に複数の位相取込点が有る点である。例えば、
位相取込点P0 ,P1 ,P2 は各々スピンドルモータ2
の1回転の或る角度位置に固定され、位相差データの生
成はP00とP01、P10とP11、P20とP21から、という
ようにスピンドルモータ2の回転に伴う変動の影響を受
けにくい同一回転位置からの位相データを用いて行われ
る。このような位相差データを用いることにより、より
詳細なCLV駆動精度の評価やCLV駆動制御を実現で
きる。
13に基づいて説明する。本実施の形態は、第五又は第
六の実施の形態において、その位相データの取込点をス
ピンドルモータ2の1回転内で複数点設けるようにした
ものである。図12はスピンドル用の位相データ取込回
路21の任意角パルス生成回路23における任意角パル
スPθs=2πの発生タイミング例を示す。この場合、
前述した実施の形態との違いは、スピンドルモータ2の
1回転中に複数の位相取込点が有る点である。例えば、
位相取込点P0 ,P1 ,P2 は各々スピンドルモータ2
の1回転の或る角度位置に固定され、位相差データの生
成はP00とP01、P10とP11、P20とP21から、という
ようにスピンドルモータ2の回転に伴う変動の影響を受
けにくい同一回転位置からの位相データを用いて行われ
る。このような位相差データを用いることにより、より
詳細なCLV駆動精度の評価やCLV駆動制御を実現で
きる。
【0068】図13はスピンドル用を例に採り、本実施
の形態を実現するための回路構成例を説明する。即ち、
位相データ取込回路21中の任意角パルス生成回路23
に代えて、複数の任意角パルスP0 ,P1 ,P2 を生成
する複数任意角パルス生成回路30が用いられている。
また、ラッチ回路としては各々の任意角パルスに対応さ
せたラッチ回路25a,25b,25cが設けられてい
る。ラッチ回路25aは任意角パルスP0 用とされ、P
0 用位相データを駆動系コントローラ13或いはCLV
駆動精度評価ユニット22に出力し、ラッチ回路25b
は任意角パルスP1 用とされ、P1 用位相データを駆動
系コントローラ13或いはCLV駆動精度評価ユニット
22に出力し、ラッチ回路25cは任意角パルスP2 用
とされ、P2 用位相データを駆動系コントローラ13或
いはCLV駆動精度評価ユニット22に出力するように
構成されている。もっとも、これらのラッチ回路25
a,25b,25cに関し、回路構成自体は1つのラッ
チ回路構成としてもよい。また、このような構成及び作
用は、スライダ10用の位相データ取込回路26につい
ても全く同様に適用し得るのはもちろんである。
の形態を実現するための回路構成例を説明する。即ち、
位相データ取込回路21中の任意角パルス生成回路23
に代えて、複数の任意角パルスP0 ,P1 ,P2 を生成
する複数任意角パルス生成回路30が用いられている。
また、ラッチ回路としては各々の任意角パルスに対応さ
せたラッチ回路25a,25b,25cが設けられてい
る。ラッチ回路25aは任意角パルスP0 用とされ、P
0 用位相データを駆動系コントローラ13或いはCLV
駆動精度評価ユニット22に出力し、ラッチ回路25b
は任意角パルスP1 用とされ、P1 用位相データを駆動
系コントローラ13或いはCLV駆動精度評価ユニット
22に出力し、ラッチ回路25cは任意角パルスP2 用
とされ、P2 用位相データを駆動系コントローラ13或
いはCLV駆動精度評価ユニット22に出力するように
構成されている。もっとも、これらのラッチ回路25
a,25b,25cに関し、回路構成自体は1つのラッ
チ回路構成としてもよい。また、このような構成及び作
用は、スライダ10用の位相データ取込回路26につい
ても全く同様に適用し得るのはもちろんである。
【0069】本発明の第八の実施の形態を図14に基づ
いて説明する。本実施の形態は、例えば前述した第三又
は第四の実施の形態における駆動開始時等の改良を図っ
たものである。即ち、第三又は第四の実施の形態に示し
たようなCLV駆動制御は、CLV駆動動作に対しては
有効に機能するが、CLV駆動開始時のスピンドルモー
タ2の回転数やスライダ10の移動速度を立上げること
については有効に機能しない。これは、図18に示すC
LV駆動時のスピンドルモータ2の回転数と位相差との
関係からも分かる。即ち、位相データ取込回路21にお
ける任意周期長カウンタ24のカウンタ長はフォーマッ
タ7用の基本クロックFclk でセクタ長相当に設定され
る。このとき、位相差は回転数の変化に伴い同じ変化を
繰返す。従って、このような状態では、或る位相差Pa
を設定してもこれに相当する回転数はNa ,Nb ,Nc
,…で示すように複数個存在することになり、特定で
きない。この結果、スピンドルモータ2に関しては正常
な立上げ動作(CAV駆動動作)を実現できず、スライ
ダ10に関しては正常な立ち上げ動作(等速移動動作)
を実現できない。
いて説明する。本実施の形態は、例えば前述した第三又
は第四の実施の形態における駆動開始時等の改良を図っ
たものである。即ち、第三又は第四の実施の形態に示し
たようなCLV駆動制御は、CLV駆動動作に対しては
有効に機能するが、CLV駆動開始時のスピンドルモー
タ2の回転数やスライダ10の移動速度を立上げること
については有効に機能しない。これは、図18に示すC
LV駆動時のスピンドルモータ2の回転数と位相差との
関係からも分かる。即ち、位相データ取込回路21にお
ける任意周期長カウンタ24のカウンタ長はフォーマッ
タ7用の基本クロックFclk でセクタ長相当に設定され
る。このとき、位相差は回転数の変化に伴い同じ変化を
繰返す。従って、このような状態では、或る位相差Pa
を設定してもこれに相当する回転数はNa ,Nb ,Nc
,…で示すように複数個存在することになり、特定で
きない。この結果、スピンドルモータ2に関しては正常
な立上げ動作(CAV駆動動作)を実現できず、スライ
ダ10に関しては正常な立ち上げ動作(等速移動動作)
を実現できない。
【0070】そこで、本実施の形態では、例えば第三又
は第四の実施の形態に示したハードウェア構成のまま、
任意周期長カウンタ24又は28のカウント周期を可変
とし、このカウント長を適宜設定することで、スピンド
ルモータ2やスライダ10の立上げ動作、立下げ動作、
CAV駆動動作或いは等速移動動作(CLV駆動動作)
を実現するようにしたものである。図14に本実施の形
態の方式によるスピンドルモータ2の回転数と位相差と
の関係を示す。ここでは、図14との比較上、横軸を半
径方向の位置rとしてCLV駆動時の関係として示して
ある(これは、スライダ10の移動速度と位相差との関
係についても同様である)。このような関係は、任意周
期長カウンタ24又は28のカウント周期を大きく設定
することによって、ハードウェア構成の変更なしに実現
できる。従って、このカウント長を適宜設定し直すこと
により、スピンドルモータ2やスライダ10の立上げ動
作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速移動動作
(CLV駆動動作)を実現できる。
は第四の実施の形態に示したハードウェア構成のまま、
任意周期長カウンタ24又は28のカウント周期を可変
とし、このカウント長を適宜設定することで、スピンド
ルモータ2やスライダ10の立上げ動作、立下げ動作、
CAV駆動動作或いは等速移動動作(CLV駆動動作)
を実現するようにしたものである。図14に本実施の形
態の方式によるスピンドルモータ2の回転数と位相差と
の関係を示す。ここでは、図14との比較上、横軸を半
径方向の位置rとしてCLV駆動時の関係として示して
ある(これは、スライダ10の移動速度と位相差との関
係についても同様である)。このような関係は、任意周
期長カウンタ24又は28のカウント周期を大きく設定
することによって、ハードウェア構成の変更なしに実現
できる。従って、このカウント長を適宜設定し直すこと
により、スピンドルモータ2やスライダ10の立上げ動
作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速移動動作
(CLV駆動動作)を実現できる。
【0071】本発明の第九の実施の形態を説明する。本
実施の形態も第八の実施の形態と同じ目的のためのもの
であるが、ここでは、任意周期長カウンタ24又は28
に対する入力側(前段側)にカウントパルスFclk を分
周する分周回路(図示せず)を介在させ、この分周回路
の分周数の設定を変えて周波数を変えることで、図14
に示した場合と同様なスピンドルモータ2の回転数と位
相差との関係(スライダ10についても同様)が得られ
るようにしたものである。
実施の形態も第八の実施の形態と同じ目的のためのもの
であるが、ここでは、任意周期長カウンタ24又は28
に対する入力側(前段側)にカウントパルスFclk を分
周する分周回路(図示せず)を介在させ、この分周回路
の分周数の設定を変えて周波数を変えることで、図14
に示した場合と同様なスピンドルモータ2の回転数と位
相差との関係(スライダ10についても同様)が得られ
るようにしたものである。
【0072】従って、この分周回路の分周数を適宜設定
し直すことにより、スピンドルモータ2やスライダ10
の立上げ動作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速
移動動作(CLV駆動動作)を実現できる。
し直すことにより、スピンドルモータ2やスライダ10
の立上げ動作、立下げ動作、CAV駆動動作或いは等速
移動動作(CLV駆動動作)を実現できる。
【0073】
【発明の効果】請求項1及び9記載の発明の光ディスク
原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精
度評価方法及びその装置によれば、露光信号発生装置用
の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位
置誤差としてスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出
することが可能であり、理想的なスピンドルモータのC
LV駆動によって得られるCLVフォーマットの各セク
タ間の位置関係をリアルタイムで高精度に評価すること
ができる。
原盤露光装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精
度評価方法及びその装置によれば、露光信号発生装置用
の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位
置誤差としてスピンドルモータのCLV駆動誤差を検出
することが可能であり、理想的なスピンドルモータのC
LV駆動によって得られるCLVフォーマットの各セク
タ間の位置関係をリアルタイムで高精度に評価すること
ができる。
【0074】請求項3及び11記載の発明の光ディスク
原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方
法及びその装置によれば、スライダの一定移動長に対し
てスピンドルモータの一定の回転角が対応することを利
用することで、スライダの一定移動長毎に取り込まれる
位相データ及び位相差データについても、スピンドルモ
ータの場合と同じ関係が成立することから、露光信号発
生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパ
ルス数位置誤差としてスライダのCLV駆動誤差を検出
することができ、極めて高精度に評価することができ
る。
原盤露光装置におけるスライダのCLV駆動精度評価方
法及びその装置によれば、スライダの一定移動長に対し
てスピンドルモータの一定の回転角が対応することを利
用することで、スライダの一定移動長毎に取り込まれる
位相データ及び位相差データについても、スピンドルモ
ータの場合と同じ関係が成立することから、露光信号発
生装置用の基本クロック或いはそれ以上の周波数でのパ
ルス数位置誤差としてスライダのCLV駆動誤差を検出
することができ、極めて高精度に評価することができ
る。
【0075】請求項4及び12記載の発明の光ディスク
原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法
及びその装置によれば、スピンドルモータの高精度なC
LV駆動精度評価に準じて露光信号発生装置用の基本ク
ロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レ
ベルでスピンドルモータのCLV駆動制御を高精度に行
えるため、CLVフォーマットの各セクタを円周方向の
理想的な位置に配置させることができ、よって、両面同
時記録再生可能なCLVディスクのマスタリングも可能
となり、高速データ転送レートを持たせることもでき
る。
原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法
及びその装置によれば、スピンドルモータの高精度なC
LV駆動精度評価に準じて露光信号発生装置用の基本ク
ロック或いはそれ以上の周波数でのパルス数位置誤差レ
ベルでスピンドルモータのCLV駆動制御を高精度に行
えるため、CLVフォーマットの各セクタを円周方向の
理想的な位置に配置させることができ、よって、両面同
時記録再生可能なCLVディスクのマスタリングも可能
となり、高速データ転送レートを持たせることもでき
る。
【0076】請求項2,9,5及び13記載の発明によ
れば、上記各請求項記載の発明におけるスピンドルモー
タのCLV駆動精度評価或いはCLV駆動制御に際し
て、スピンドルエンコーダの取付け偏心に伴う見掛け上
の回転変動を排除することができ、よって、スピンドル
モータの回転に同期したCLV駆動誤差に基づいた回転
制御となるので、安定したスピンドルモータの回転制御
を行える。
れば、上記各請求項記載の発明におけるスピンドルモー
タのCLV駆動精度評価或いはCLV駆動制御に際し
て、スピンドルエンコーダの取付け偏心に伴う見掛け上
の回転変動を排除することができ、よって、スピンドル
モータの回転に同期したCLV駆動誤差に基づいた回転
制御となるので、安定したスピンドルモータの回転制御
を行える。
【0077】請求項7及び15記載の発明の光ディスク
原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法及びその
装置によれば、スライダの高精度なCLV駆動精度評価
に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ
以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスライダの
CLV駆動制御を高精度に行えるため、リニアエンコー
ダの分解能以上に極めて高精度なスパイラルピッチでト
ラックを形成することができる。
原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方法及びその
装置によれば、スライダの高精度なCLV駆動精度評価
に準じて露光信号発生装置用の基本クロック或いはそれ
以上の周波数でのパルス数位置誤差レベルでスライダの
CLV駆動制御を高精度に行えるため、リニアエンコー
ダの分解能以上に極めて高精度なスパイラルピッチでト
ラックを形成することができる。
【0078】請求項6,8,14及び16記載の発明に
よれば、基本的に高精度なCLV駆動制御を維持しつ
つ、スピンドルモータの目標回転数やスライダの目標移
動速度への立上げ動作等に関しても支障なく動作させる
ことができる。
よれば、基本的に高精度なCLV駆動制御を維持しつ
つ、スピンドルモータの目標回転数やスライダの目標移
動速度への立上げ動作等に関しても支障なく動作させる
ことができる。
【図1】本発明の第一及び第二の実施の形態のCLV駆
動精度評価系を含む光ディスクカッティングマシン構成
を示すブロック構成図である。
動精度評価系を含む光ディスクカッティングマシン構成
を示すブロック構成図である。
【図2】スピンドル用の位相データ取込回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】CLV駆動精度評価処理を示すフローチャート
である。
である。
【図4】隣接任意角間の位相差の変化(計算値)の様子
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図5】本発明の第二の実施の形態におけるスライダ用
の位相データ取込回路を示すブロック図である。
の位相データ取込回路を示すブロック図である。
【図6】位相データの取込タイミング例を示すタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図7】本発明の第三の実施の形態のCLV駆動制御系
を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロッ
ク構成図である。
を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロッ
ク構成図である。
【図8】そのCLV駆動制御処理を示すフローチャート
である。
である。
【図9】本発明の第四の実施の形態のCLV駆動制御系
を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロッ
ク構成図である。
を含む光ディスクカッティングマシン構成を示すブロッ
ク構成図である。
【図10】本発明の第五の実施の形態の位相データの取
込タイミング例を示すタイムチャートである。
込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図11】本発明の第六の実施の形態の位相データの取
込タイミング例を示すタイムチャートである。
込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図12】本発明の第七の実施の形態の位相データの取
込タイミング例を示すタイムチャートである。
込タイミング例を示すタイムチャートである。
【図13】その位相データ取込回路を示すブロック図で
ある。
ある。
【図14】本発明の第八の実施の形態のCLV駆動時の
スピンドル回転数と位相差との関係を示すグラフであ
る。
スピンドル回転数と位相差との関係を示すグラフであ
る。
【図15】一般的なCLV駆動特性を示すグラフであ
る。
る。
【図16】従来の光ディスクカッティングマシン構成を
示すブロック構成図である。
示すブロック構成図である。
【図17】スピンドルエンコーダの取付け偏心に伴う見
掛け上の回転速度変動を示すグラフである。
掛け上の回転速度変動を示すグラフである。
【図18】CLV駆動時のスピンドル回転数と位相差と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
1 ガラス原盤 2 スピンドルモータ 4 レーザ光源 5 光ピックアップ 7 露光信号発生装置 8 光変調器 10 スライダ 11 スピンドルエンコーダ 12 リニアエンコーダ 16 回転制御ループ 19 移動制御ループ 21 位相データ取込回路 22 CLV駆動精度評価手段 23 任意角パルス生成回路 24 任意周期長カウンタ 25 ラッチ回路 26 位相データ取込回路 27 任意長パルス生成回路 28 任意周期長カウンタ 29 ラッチ回路
Claims (16)
- 【請求項1】 フォトレジストが塗布されたガラス原盤
を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本クロ
ックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を
発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前
記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせ
る光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレ
ーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照
射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在
に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドル
モータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径
方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの
回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコーダ
と、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置
に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回転
指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基づ
き前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御す
る回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコー
ダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィード
バック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンド
ルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにし
た光ディスク原盤露光装置において、 前記スピンドルエンコーダのパルス列出力に基づき或る
任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パ
ルスを出力させるとともに、前記基本クロック又はその
整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定され
た任意周期長分計数して、計数されたカウントパルス数
を前記回転角パルス毎にラッチし、ラッチされたデータ
から得られる任意周期長分における位相差データと対応
する理想的な計算値による位相差データとの比較により
前記スピンドルモータのCLV駆動誤差を検出するよう
にしたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置におけ
るスピンドルモータのCLV駆動精度評価方法。 - 【請求項2】 前記回転角パルスを出力させる任意のス
ピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とし
たことを特徴とする請求項1記載の光ディスク原盤露光
装置におけるスピンドルモータのCLV駆動精度評価方
法。 - 【請求項3】 フォトレジストが塗布されたガラス原盤
を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本クロ
ックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を
発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前
記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせ
る光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレ
ーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照
射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在
に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドル
モータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径
方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの
回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコーダ
と、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置
に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回転
指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基づ
き前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御す
る回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコー
ダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィード
バック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンド
ルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにし
た光ディスク原盤露光装置において、 前記リニアエンコーダのパルス列出力に基づき或る任意
に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力
させるとともに、前記基本クロック又はその整数倍クロ
ックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期
長分計数して、計数されたカウントパルス数を前記移動
長パルス毎にラッチし、ラッチされたデータから得られ
る任意周期長分における位相差データと対応する理想的
な計算値による位相差データとの比較により前記スライ
ダのCLV駆動誤差を検出するようにしたことを特徴と
する光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV
駆動精度評価方法。 - 【請求項4】 フォトレジストが塗布されたガラス原盤
を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本クロ
ックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を
発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前
記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせ
る光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレ
ーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照
射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在
に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドル
モータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径
方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの
回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコーダ
と、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置
に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回転
指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基づ
き前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御す
る回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコー
ダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィード
バック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンド
ルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにし
た光ディスク原盤露光装置において、 前記スピンドルエンコーダのパルス列出力に基づき或る
任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転角パ
ルスを出力させるとともに、前記基本クロック又はその
整数倍クロックをカウントパルスとして任意に設定され
た任意周期長分計数して、計数されたカウントパルス数
を前記回転角パルス毎にラッチし、ラッチされたデータ
から得られる任意周期長分における位相差データと対応
する理想的な計算値による位相差データとの比較により
前記スピンドルモータのCLV駆動誤差を検出し、検出
されたCLV駆動誤差を前記回転制御ループへフィード
バックさせるようにしたことを特徴とする光ディスク原
盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法。 - 【請求項5】 前記回転角パルスを出力させる任意のス
ピンドルモータ回転角をスピンドルモータ1回転分とし
たことを特徴とする請求項4記載の光ディスク原盤露光
装置におけるスピンドルモータの駆動制御方法。 - 【請求項6】 前記任意周期長分の計数周期を可変と
し、その計数周期の設定に応じて前記スピンドルモータ
の目標回転数までの立上げ動作、立下げ動作又はCAV
駆動動作を制御するようにしたことを特徴とする請求項
4又は5記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピン
ドルモータの駆動制御方法。 - 【請求項7】 フォトレジストが塗布されたガラス原盤
を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本クロ
ックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を
発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前
記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせ
る光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレ
ーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照
射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在
に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドル
モータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径
方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの
回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコーダ
と、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置
に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回転
指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基づ
き前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御す
る回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコー
ダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィード
バック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンド
ルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにし
た光ディスク原盤露光装置において、 前記リニアエンコーダのパルス列出力に基づき或る任意
に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを出力
させるとともに、前記基本クロック又はその整数倍クロ
ックをカウントパルスとして任意に設定された任意周期
長分計数して、計数されたカウントパルス数を前記移動
長パルス毎にラッチし、ラッチされたデータから得られ
る任意周期長分における位相差データと対応する理想的
な計算値による位相差データとの比較により前記スライ
ダのCLV駆動誤差を検出し、検出されたCLV駆動誤
差を前記移動制御ループへフィードバックさせるように
したことを特徴とする光ディスク原盤露光装置における
スライダの駆動制御方法。 - 【請求項8】 前記任意周期長分の計数周期を可変と
し、その計数周期の設定に応じて前記スライダの目標移
動速度までの立上げ動作、立下げ動作又は等速移動動作
を制御するようにしたことを特徴とする請求項7記載の
光ディスク原盤露光装置におけるスライダの駆動制御方
法。 - 【請求項9】 フォトレジストが塗布されたガラス原盤
を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本クロ
ックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号を
発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき前
記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさせ
る光変調器と、この光変調器によりオン・オフされたレ
ーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光照
射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自在
に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンドル
モータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半径
方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータの
回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコーダ
と、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位置
に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回転
指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基づ
き前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御す
る回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコー
ダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィード
バック制御する移動制御ループとを備え、前記スピンド
ルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるようにし
た光ディスク原盤露光装置において、 前記スピンドルエンコーダのパルス列出力を入力として
或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転
角パルスを出力する任意角パルス生成回路、前記基本ク
ロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして
入力され任意に設定された任意周期長分を繰返し計数す
る任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタ
により計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎に
ラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路と、 この位相データ取込回路中の前記ラッチ回路にラッチさ
れた位相データから得られる任意周期長分における位相
差データと対応する理想的な計算値による位相差データ
との比較により前記スピンドルモータのCLV駆動誤差
を検出するCLV駆動精度評価手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク原盤露光装置にお
けるスピンドルモータのCLV駆動精度評価装置。 - 【請求項10】 前記任意角パルス生成回路から前記回
転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角
をスピンドルモータ1回転分としたことを特徴とする請
求項9記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピンド
ルモータのCLV駆動精度評価装置。 - 【請求項11】 フォトレジストが塗布されたガラス原
盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本ク
ロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号
を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき
前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさ
せる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされた
レーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光
照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自
在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンド
ルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半
径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータ
の回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコー
ダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位
置に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回
転指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基
づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御
する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコ
ーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィー
ドバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピン
ドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるように
した光ディスク原盤露光装置において、 前記リニアエンコーダのパルス列出力を入力として或る
任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを
出力する任意長パルス生成回路、前記基本クロック又は
その整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任
意に設定された任意周期長分を繰返し計数する任意周期
長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数
されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチ
するラッチ回路を有する位相データ取込回路と、 この位相データ取込回路中の前記ラッチ回路にラッチさ
れた位相データから得られる任意周期長分における位相
差データと対応する理想的な計算値による位相差データ
との比較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出す
るCLV駆動精度評価手段と、を備えたことを特徴とす
る光ディスク原盤露光装置におけるスライダのCLV駆
動精度評価装置。 - 【請求項12】 フォトレジストが塗布されたガラス原
盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本ク
ロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号
を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき
前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさ
せる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされた
レーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光
照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自
在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンド
ルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半
径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータ
の回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコー
ダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位
置に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回
転指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基
づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御
する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコ
ーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィー
ドバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピン
ドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるように
した光ディスク原盤露光装置において、 前記スピンドルエンコーダのパルス列出力を入力として
或る任意に設定されたスピンドルモータ回転角毎に回転
角パルスを出力する任意角パルス生成回路、前記基本ク
ロック又はその整数倍クロックがカウントパルスとして
入力され任意に設定された任意周期長分を繰返し計数す
る任意周期長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタ
により計数されたカウントパルス数を回転角パルス毎に
ラッチするラッチ回路を有する位相データ取込回路を前
記回転制御ループ中に設け、前記ラッチ回路にラッチさ
れた位相データから得られる任意周期長分における位相
差データと対応する理想的な計算値による位相差データ
との比較により前記スピンドルモータのCLV駆動誤差
を検出し、検出されたCLV駆動誤差を前記回転制御ル
ープへフィードバックさせるようにしたことを特徴とす
る光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータの
駆動制御装置。 - 【請求項13】 前記任意角パルス生成回路から前記回
転角パルスを出力させる任意のスピンドルモータ回転角
をスピンドルモータ1回転分としたことを特徴とする請
求項12記載の光ディスク原盤露光装置におけるスピン
ドルモータの駆動制御装置。 - 【請求項14】 前記位相データ取込回路の前段に前記
任意周期長分の計数周期を可変させる分周回路を備え、
前記分周回路の分周数に対応する計数周期の設定に応じ
て前記スピンドルモータの目標回転数までの立上げ動
作、立下げ動作又はCAV駆動動作を制御するようにし
たことを特徴とする請求項12又は13記載の光ディス
ク原盤露光装置におけるスピンドルモータの駆動制御装
置。 - 【請求項15】 フォトレジストが塗布されたガラス原
盤を露光するレーザ光を出射するレーザ光源と、基本ク
ロックに対応させて前記ガラス原盤を露光する露光信号
を発生する露光信号発生装置と、前記露光信号に基づき
前記レーザ光源から出射されたレーザ光をオン・オフさ
せる光変調器と、この光変調器によりオン・オフされた
レーザ光を前記ガラス原盤上に露光スポットとして集光
照射させる集光光学系を含む光ピックアップと、回転自
在に保持された前記ガラス原盤を回転駆動するスピンド
ルモータと、前記光ピックアップを前記ガラス原盤の半
径方向に移動させるスライダと、前記スピンドルモータ
の回転に応じたパルス列を出力するスピンドルエンコー
ダと、前記ガラス原盤上における前記露光スポットの位
置に応じたパルス列を出力するリニアエンコーダと、回
転指令及び前記スピンドルエンコーダのパルス出力に基
づき前記スピンドルモータの回転をフィードバック制御
する回転制御ループと、移動指令及び前記リニアエンコ
ーダのパルス出力に基づき前記スライダの移動をフィー
ドバック制御する移動制御ループとを備え、前記スピン
ドルモータ及び前記スライダをCLV駆動させるように
した光ディスク原盤露光装置において、 前記リニアエンコーダのパルス列出力を入力として或る
任意に設定されたスライダ移動距離毎に移動長パルスを
出力する任意長パルス生成回路、前記基本クロック又は
その整数倍クロックがカウントパルスとして入力され任
意に設定された任意周期長分を繰返し計数する任意周期
長カウンタ、及び、この任意周期長カウンタにより計数
されたカウントパルス数を前記移動長パルス毎にラッチ
するラッチ回路を有する位相データ取込回路を前記移動
制御ループ中に設け、前記ラッチ回路にラッチされた位
相データから得られる任意周期長分における位相差デー
タと対応する理想的な計算値による位相差データとの比
較により前記スライダのCLV駆動誤差を検出し、検出
されたCLV駆動誤差を前記移動制御ループへフィード
バックさせるようにしたことを特徴とする光ディスク原
盤露光装置におけるスライダの駆動制御装置。 - 【請求項16】 前記位相データ取込回路の前段に前記
任意周期長分の計数周期を可変させる分周回路を備え、
前記分周回路の分周数に対応する計数周期の設定に応じ
て前記スライダの目標移動速度までの立上げ動作、立下
げ動作又は等速移動動作を制御するようにしたことを特
徴とする請求項15記載の光ディスク原盤露光装置にお
けるスライダの駆動制御装置。
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|---|---|---|---|
| JP12863098A JP3693813B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのclv駆動精度評価方法及び装置並びに駆動制御方法並びに光ディスク原盤露光装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12863098A JP3693813B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 光ディスク原盤露光装置におけるスピンドルモータ又はスライダのclv駆動精度評価方法及び装置並びに駆動制御方法並びに光ディスク原盤露光装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3693813B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003036548A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Ricoh Co Ltd | Clv駆動指令パルス列生成方法及びその装置、送り方向のビーム照射位置誤差検出方法、ビーム照射位置誤差補正方法及びその装置、光ディスク原盤露光装置、光記録媒体 |
| US8879371B2 (en) | 2012-01-20 | 2014-11-04 | Pioneer Corporation | Recording medium |
| CN108914336A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-30 | 宁波乐邦电气有限公司 | 一种储纬器主轴同步控制系统 |
| CN110133319A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-08-16 | 国网上海市电力公司 | 一种gis设备中快速接地开关主轴角速度检测装置 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-05-12 JP JP12863098A patent/JP3693813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003036548A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Ricoh Co Ltd | Clv駆動指令パルス列生成方法及びその装置、送り方向のビーム照射位置誤差検出方法、ビーム照射位置誤差補正方法及びその装置、光ディスク原盤露光装置、光記録媒体 |
| US8879371B2 (en) | 2012-01-20 | 2014-11-04 | Pioneer Corporation | Recording medium |
| CN108914336A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-30 | 宁波乐邦电气有限公司 | 一种储纬器主轴同步控制系统 |
| CN110133319A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-08-16 | 国网上海市电力公司 | 一种gis设备中快速接地开关主轴角速度检测装置 |
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|---|---|
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