JPH1132882A - 額縁、枠材および治具 - Google Patents
額縁、枠材および治具Info
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- JPH1132882A JPH1132882A JP20547297A JP20547297A JPH1132882A JP H1132882 A JPH1132882 A JP H1132882A JP 20547297 A JP20547297 A JP 20547297A JP 20547297 A JP20547297 A JP 20547297A JP H1132882 A JPH1132882 A JP H1132882A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表部と裏部とを縁部で連結して断面略コ字状
に一体成形した硬質合成樹脂製の枠材をボードの外周縁
に嵌め込み固定した額縁であって、構造が簡単で部品点
数が少なく、組立・分解が簡単で、簡便な案内板として
の利用にも適する額縁を提供する。 【解決手段】 ボードの裏面にはボード外周から一定寸
法離れてボード外周と平行な筋溝を形成し、枠材の裏部
にはこの筋溝に係合する凸条を形成する一方、枠材の表
部とボード表面との接触位置を前記凸条よりもボード外
周寄りとし、ボードを前記枠材の表部と裏部とで弾性的
に挟持した。ここに用いる枠材は押出成形により作るの
が適する。この枠材に設ける凸条はその先端が断面鋭角
で、この凸条の前記縁部に対向する面と裏部とが挟む角
度がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにするのが
よい。
に一体成形した硬質合成樹脂製の枠材をボードの外周縁
に嵌め込み固定した額縁であって、構造が簡単で部品点
数が少なく、組立・分解が簡単で、簡便な案内板として
の利用にも適する額縁を提供する。 【解決手段】 ボードの裏面にはボード外周から一定寸
法離れてボード外周と平行な筋溝を形成し、枠材の裏部
にはこの筋溝に係合する凸条を形成する一方、枠材の表
部とボード表面との接触位置を前記凸条よりもボード外
周寄りとし、ボードを前記枠材の表部と裏部とで弾性的
に挟持した。ここに用いる枠材は押出成形により作るの
が適する。この枠材に設ける凸条はその先端が断面鋭角
で、この凸条の前記縁部に対向する面と裏部とが挟む角
度がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにするのが
よい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボードの周縁部
に枠材を固定した額縁と、この額縁に用いる枠材と、ボ
ードに筋溝を形成するための治具とに関するものであ
る。
に枠材を固定した額縁と、この額縁に用いる枠材と、ボ
ードに筋溝を形成するための治具とに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】写真、絵画、ポスター、リトグラフ等を
飾るための簡易な額縁とし、アルミ型材を組み合わせた
ものが公知である。これはアルミ押出成形により作られ
た断面が一定形状の型材を所定の長さに切断し、隅部に
専用金具をビス止めあるいはリベット止めしたものであ
る。
飾るための簡易な額縁とし、アルミ型材を組み合わせた
ものが公知である。これはアルミ押出成形により作られ
た断面が一定形状の型材を所定の長さに切断し、隅部に
専用金具をビス止めあるいはリベット止めしたものであ
る。
【0003】またこの額縁は少なくとも一辺の型材をビ
スで着脱可能とし、この型材を取外した状態でボードや
透明アクリル板(あるいはガラス板)を装着する。そし
てこれらボードやアクリル板を裏側から押える押え部材
を型材との間に装着し、ボードやアクリル板を型材に固
定している。ここに用いる押え部材は、通常板ばねを折
曲したものであり、多数の押え部材を手作業で着脱して
いた。
スで着脱可能とし、この型材を取外した状態でボードや
透明アクリル板(あるいはガラス板)を装着する。そし
てこれらボードやアクリル板を裏側から押える押え部材
を型材との間に装着し、ボードやアクリル板を型材に固
定している。ここに用いる押え部材は、通常板ばねを折
曲したものであり、多数の押え部材を手作業で着脱して
いた。
【0004】
【従来技術の問題点】このような従来の額縁では、型材
を組立てるのに専用金具をビスやリベットで固定してい
たため、部品点数が多くなり、組立てや分解が面倒であ
った。またボードやアクリル板を組み込んだり写真や絵
などを交換する際には、これらを型材に固定する板ばね
などの押さえ部材も着脱しなければならない。このため
写真や絵などの交換作業は一層面倒であった。
を組立てるのに専用金具をビスやリベットで固定してい
たため、部品点数が多くなり、組立てや分解が面倒であ
った。またボードやアクリル板を組み込んだり写真や絵
などを交換する際には、これらを型材に固定する板ばね
などの押さえ部材も着脱しなければならない。このため
写真や絵などの交換作業は一層面倒であった。
【0005】またこのような額縁に店内などの案内文や
案内図を入れて、案内用に簡便に利用することが考えら
れる。しかし従来のアルミ型材を用いたものは比較的重
くなり、持ち運びに不便であったり、案内文(図)の交
換が面倒であるため取り扱いにくいという問題もあっ
た。
案内図を入れて、案内用に簡便に利用することが考えら
れる。しかし従来のアルミ型材を用いたものは比較的重
くなり、持ち運びに不便であったり、案内文(図)の交
換が面倒であるため取り扱いにくいという問題もあっ
た。
【0006】
【発明の目的】この発明はこのような事情に鑑みなされ
たものであり、構造が簡単で部品点数が少なく、組立・
分解が簡単であり、簡便な案内板としての利用にも適す
る額縁を提供することを第1の目的とする。この額縁の
実施に直接使用する枠材を提供することを第2の目的と
する。またボードに筋溝を形成するために用いる治具を
提供することを第3の目的とする。
たものであり、構造が簡単で部品点数が少なく、組立・
分解が簡単であり、簡便な案内板としての利用にも適す
る額縁を提供することを第1の目的とする。この額縁の
実施に直接使用する枠材を提供することを第2の目的と
する。またボードに筋溝を形成するために用いる治具を
提供することを第3の目的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明によればこの第1の目的は、表部
と裏部とを縁部で連結して断面略コ字状に一体成形した
硬質合成樹脂製の枠材をボードの外周縁に嵌め込み固定
した額縁であって、前記ボードの裏面にはボード外周か
ら一定寸法離れてボード外周と平行な筋溝を形成し、前
記枠材の裏部にはこの筋溝に係合する凸条を形成する一
方、前記枠材の表部とボード表面との接触位置を前記凸
条よりもボード外周寄りとし、ボードを前記枠材の表部
と裏部とで弾性的に挟持したことを特徴としたことを特
徴とする額縁、により達成される。
と裏部とを縁部で連結して断面略コ字状に一体成形した
硬質合成樹脂製の枠材をボードの外周縁に嵌め込み固定
した額縁であって、前記ボードの裏面にはボード外周か
ら一定寸法離れてボード外周と平行な筋溝を形成し、前
記枠材の裏部にはこの筋溝に係合する凸条を形成する一
方、前記枠材の表部とボード表面との接触位置を前記凸
条よりもボード外周寄りとし、ボードを前記枠材の表部
と裏部とで弾性的に挟持したことを特徴としたことを特
徴とする額縁、により達成される。
【0008】ここに用いる枠材は押出成形により作るの
が適する。この枠材に設ける凸条はその先端が断面鋭角
で、この凸条の前記縁部に対向する面と裏部とが挟む角
度がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにするのが
よい。またボードの筋溝はこの凸条に合致する形状、す
なわち断面鋭角のV字状とし、そのボード外周縁側の面
とボード裏面とが挟む角度がほぼ90°となるようにし
傾けておくのがよい。ボードは硬紙製のハニカムボード
とすれば軽量化と十分な強度を持たせるのに適する。
が適する。この枠材に設ける凸条はその先端が断面鋭角
で、この凸条の前記縁部に対向する面と裏部とが挟む角
度がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにするのが
よい。またボードの筋溝はこの凸条に合致する形状、す
なわち断面鋭角のV字状とし、そのボード外周縁側の面
とボード裏面とが挟む角度がほぼ90°となるようにし
傾けておくのがよい。ボードは硬紙製のハニカムボード
とすれば軽量化と十分な強度を持たせるのに適する。
【0009】また第2の目的は、請求項1の額縁に用い
る枠材であって、ボードの厚さより幅が広い縁部と、こ
の縁部により連結された表部および裏部と、前記裏部の
先端に沿って形成された凸条とを備え、前記表部の先端
がこの凸条よりも縁部側に位置するよう硬質合成樹脂に
より押出成形されたことを特徴とする枠材、により達成
される。
る枠材であって、ボードの厚さより幅が広い縁部と、こ
の縁部により連結された表部および裏部と、前記裏部の
先端に沿って形成された凸条とを備え、前記表部の先端
がこの凸条よりも縁部側に位置するよう硬質合成樹脂に
より押出成形されたことを特徴とする枠材、により達成
される。
【0010】第3の目的は、請求項4の額縁に用いるボ
ードに筋溝を加工するための治具であって、ボードの外
周縁と裏面とに係合してボード外周縁に沿って移動可能
なスライドボデーと、このスライドボデーに保持されボ
ード裏面と略平行な支軸回りに回転自在な円形の回転刃
とを備え、この回転刃はその支軸を含む平面での断面形
状が略台形であり、その長底辺がボード外周縁側に位置
するように前記スライドボデーに取付けられている治
具、により達成される。
ードに筋溝を加工するための治具であって、ボードの外
周縁と裏面とに係合してボード外周縁に沿って移動可能
なスライドボデーと、このスライドボデーに保持されボ
ード裏面と略平行な支軸回りに回転自在な円形の回転刃
とを備え、この回転刃はその支軸を含む平面での断面形
状が略台形であり、その長底辺がボード外周縁側に位置
するように前記スライドボデーに取付けられている治
具、により達成される。
【0011】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様を示す斜視図、
図2は枠材の固定構造を説明する断面図、図3はボード
の断面図、図4は枠材の断面図、図5は額縁を一部断面
した拡大斜視図である。
図2は枠材の固定構造を説明する断面図、図3はボード
の断面図、図4は枠材の断面図、図5は額縁を一部断面
した拡大斜視図である。
【0012】これらの図において符号10(10a,1
0b,10c,10d)は枠材であり、これらは長方形
のボート12の周縁を囲むように固定される。枠材10
は硬質塩化ビニール樹脂などの押出成形品であり、その
断面形状は図2に示すように略コ字状であって一定であ
る。すなわちこの枠材10は、ボード12の外周に対向
する縁部14と、この縁部14に連結された表部16お
よび裏部18とを一体化したものである。
0b,10c,10d)は枠材であり、これらは長方形
のボート12の周縁を囲むように固定される。枠材10
は硬質塩化ビニール樹脂などの押出成形品であり、その
断面形状は図2に示すように略コ字状であって一定であ
る。すなわちこの枠材10は、ボード12の外周に対向
する縁部14と、この縁部14に連結された表部16お
よび裏部18とを一体化したものである。
【0013】ここに裏部18の先端には表部16側へ突
出する凸条20が形成されている。この凸条20は、そ
の先端が凸条20に略直角な平面による断面が鋭角であ
り、この鋭角は縁部14側を指向して傾いている。すな
わち、この凸条20の縁部14に対向する面20A(図
4)と、裏部22とが挟む22角度θ1は、ほぼ90°
あるいはそれ以下となっている。また裏部18の表部1
6に対向する面22は、ほぼ平坦となっている。一方表
部16の幅は裏部18より狭く成形されている。なお表
部16と裏部18とはそれらの先端側が縁部14側より
も互いに近接し、素材である硬質塩化ビニール樹脂自身
が本来持つ弾性を利用して互いに近接する方向への適度
な弾性を有している。
出する凸条20が形成されている。この凸条20は、そ
の先端が凸条20に略直角な平面による断面が鋭角であ
り、この鋭角は縁部14側を指向して傾いている。すな
わち、この凸条20の縁部14に対向する面20A(図
4)と、裏部22とが挟む22角度θ1は、ほぼ90°
あるいはそれ以下となっている。また裏部18の表部1
6に対向する面22は、ほぼ平坦となっている。一方表
部16の幅は裏部18より狭く成形されている。なお表
部16と裏部18とはそれらの先端側が縁部14側より
も互いに近接し、素材である硬質塩化ビニール樹脂自身
が本来持つ弾性を利用して互いに近接する方向への適度
な弾性を有している。
【0014】ボード12は、枠材10の縁部14の幅よ
り僅かに厚さが薄い硬紙製のハニカムボードが適する。
このハニカムボード12は、その厚さ方向に略六角形の
多数の小孔を有する芯板12aの両面に表板12bおよ
び裏板12cを接着したものであり、適度な剛性を持
ち、十分に軽い。
り僅かに厚さが薄い硬紙製のハニカムボードが適する。
このハニカムボード12は、その厚さ方向に略六角形の
多数の小孔を有する芯板12aの両面に表板12bおよ
び裏板12cを接着したものであり、適度な剛性を持
ち、十分に軽い。
【0015】このボード12の裏板12cには、枠部1
0の裏部18に設けた凸条20が係合する筋溝24が形
成されている。この筋部24は、ボード12の周縁から
一定寸法離れた位置に後記する治具を、ボード12の周
縁に沿って移動させることにより容易に形成することが
できる。この筋溝24は筋溝24に略直交する平面によ
る断面が鋭角であるV字状となり、この鋭角はボード外
周縁側を指向して傾いている。すなわちこの筋溝24
は、ボード外周縁側の面24a(図3)とボード12の
裏板12cとが挟む角度θ2がほぼ90°を形成する。
0の裏部18に設けた凸条20が係合する筋溝24が形
成されている。この筋部24は、ボード12の周縁から
一定寸法離れた位置に後記する治具を、ボード12の周
縁に沿って移動させることにより容易に形成することが
できる。この筋溝24は筋溝24に略直交する平面によ
る断面が鋭角であるV字状となり、この鋭角はボード外
周縁側を指向して傾いている。すなわちこの筋溝24
は、ボード外周縁側の面24a(図3)とボード12の
裏板12cとが挟む角度θ2がほぼ90°を形成する。
【0016】枠材10は、ボード12の各辺の長さに対
応する長さでかつ両端が45°に予め切り揃えられてい
る。枠材10は、その表部16および裏部18の間を押
し開きつつ、これら表部16と裏部18との間にボード
12の各辺を係入させる。そしてこの枠材10をボード
12の各辺に押し込むことにより、ボード12の周縁部
に係合させることができる。この時枠材10の裏部18
に形成した凸条20が、ボード12の筋溝24に係合す
る。
応する長さでかつ両端が45°に予め切り揃えられてい
る。枠材10は、その表部16および裏部18の間を押
し開きつつ、これら表部16と裏部18との間にボード
12の各辺を係入させる。そしてこの枠材10をボード
12の各辺に押し込むことにより、ボード12の周縁部
に係合させることができる。この時枠材10の裏部18
に形成した凸条20が、ボード12の筋溝24に係合す
る。
【0017】この結果、表部16の先端が、ボード12
の表板12bとの接触位置A(図2)でボード12を押
圧する。また裏部18は凸条20の位置Bと、裏部18
の根元側接触位置Cの2箇所でボード12を押圧する。
ここに裏部18の接触位置Cは、裏部18の面22とボ
ード12とが接触する位置であり、裏部18の根元側に
十分近い。このため表板12bの接触位置Aは、裏板1
2cの接触位置BとCの間に位置する。
の表板12bとの接触位置A(図2)でボード12を押
圧する。また裏部18は凸条20の位置Bと、裏部18
の根元側接触位置Cの2箇所でボード12を押圧する。
ここに裏部18の接触位置Cは、裏部18の面22とボ
ード12とが接触する位置であり、裏部18の根元側に
十分近い。このため表板12bの接触位置Aは、裏板1
2cの接触位置BとCの間に位置する。
【0018】このように枠材10は、1つの位置Aでボ
ード12の周縁部の表側を押圧し、この位置Aを挟んで
その両側の2つの位置B,Cで裏側を押圧し、3つの位
置A,B,Cでボード12の周縁部を表と裏から挟むか
ら、枠材10は安定してボード12に保持される。また
枠材10の凸条20はボード12の筋溝24に係入する
方向に押圧され、しかも凸条20の先端が断面鋭角で縁
部14側の面20aが裏部22との間に挟む角度θ1が
ほぼ90°あるいはそれ以下であり、筋溝24も断面V
字状でそのボード周縁部側の面24aとボード裏面との
挟み角θ2をほぼ90°にしたから、凸部20が筋溝2
4に食い込み、凸条20の面20aと筋溝24の面24
aとが当接して枠材10はしっかりとボード12に保持
され、その脱落は確実に防止される。
ード12の周縁部の表側を押圧し、この位置Aを挟んで
その両側の2つの位置B,Cで裏側を押圧し、3つの位
置A,B,Cでボード12の周縁部を表と裏から挟むか
ら、枠材10は安定してボード12に保持される。また
枠材10の凸条20はボード12の筋溝24に係入する
方向に押圧され、しかも凸条20の先端が断面鋭角で縁
部14側の面20aが裏部22との間に挟む角度θ1が
ほぼ90°あるいはそれ以下であり、筋溝24も断面V
字状でそのボード周縁部側の面24aとボード裏面との
挟み角θ2をほぼ90°にしたから、凸部20が筋溝2
4に食い込み、凸条20の面20aと筋溝24の面24
aとが当接して枠材10はしっかりとボード12に保持
され、その脱落は確実に防止される。
【0019】このようにしてボード12の4辺に4本の
枠材10が取り付けられるが、必要に応じて吊り具30
を枠材10に取付けてもよい。この吊り具30は、例え
ばワイヤ32の両端にボールチェーン34を連結したも
のとし、額縁の上辺となる枠材10a(図1)に、図5
に示すような長孔36を左右一対形成しておき、ここに
吊り具30のボールチェーン34を係止させる構成が採
用できる。ここにボールチェーン34は、多数の小球を
数珠つなぎにしてチェーン状にしたものである。また長
孔36にはボールチェーン34のボールが通る小孔36
aを設け、ボールチェーン34の小球をこの小孔36a
に入れてから長孔36内で移動させることに、ボールを
長孔36に係止させることができる。
枠材10が取り付けられるが、必要に応じて吊り具30
を枠材10に取付けてもよい。この吊り具30は、例え
ばワイヤ32の両端にボールチェーン34を連結したも
のとし、額縁の上辺となる枠材10a(図1)に、図5
に示すような長孔36を左右一対形成しておき、ここに
吊り具30のボールチェーン34を係止させる構成が採
用できる。ここにボールチェーン34は、多数の小球を
数珠つなぎにしてチェーン状にしたものである。また長
孔36にはボールチェーン34のボールが通る小孔36
aを設け、ボールチェーン34の小球をこの小孔36a
に入れてから長孔36内で移動させることに、ボールを
長孔36に係止させることができる。
【0020】図6、7で符号40は筋溝24を形成する
ための治具であり、スライドボデー42と回転刃44を
持つ。スライドボデー42はボード12の外周縁に係合
する下端折曲部46と、ボード12の裏面に当接する水
平部48と、下端折曲部46と平行にこの水平部48か
ら起立する起立部50とを持つ。回転刃44は水平部4
8と略平行な支軸52によって起立部50に回転自在に
保持されている。
ための治具であり、スライドボデー42と回転刃44を
持つ。スライドボデー42はボード12の外周縁に係合
する下端折曲部46と、ボード12の裏面に当接する水
平部48と、下端折曲部46と平行にこの水平部48か
ら起立する起立部50とを持つ。回転刃44は水平部4
8と略平行な支軸52によって起立部50に回転自在に
保持されている。
【0021】この回転は44はその支軸52を含む平面
による断面形状が図7に示すように略台形であり、その
長い底辺がボード外周縁側すなわち下端折曲部46側に
位置する。なおこの回転刃44は、下端折曲部46をボ
ード12の外周縁に接触させた状態でボード12の周縁
に沿って移動させることにより、筋溝24を形成するこ
とができる。回転刃44は、この筋溝24が枠材10の
凸条20に係合する位置および深さとなるようにスライ
ドボデー42に位置決めされる。
による断面形状が図7に示すように略台形であり、その
長い底辺がボード外周縁側すなわち下端折曲部46側に
位置する。なおこの回転刃44は、下端折曲部46をボ
ード12の外周縁に接触させた状態でボード12の周縁
に沿って移動させることにより、筋溝24を形成するこ
とができる。回転刃44は、この筋溝24が枠材10の
凸条20に係合する位置および深さとなるようにスライ
ドボデー42に位置決めされる。
【0022】この実施態様では枠材10の表部16側の
接触位置Aは、裏部18側の接触位置B,Cの中間に位
置するので、枠材10の安定性が非常に良い。接触位置
Aは接触位置B,Cの間であれば多少ずれても本発明の
効果は十分得られる。例えば表部16の接触位置Aを凸
条20側へ偏位させれば、凸部20の筋溝24に対する
押圧力が増加し、凸部20と筋溝24との係合力が増加
することになる。このため、枠材10の保持力が増加し
て枠材10は一層脱落しにくくなる。
接触位置Aは、裏部18側の接触位置B,Cの中間に位
置するので、枠材10の安定性が非常に良い。接触位置
Aは接触位置B,Cの間であれば多少ずれても本発明の
効果は十分得られる。例えば表部16の接触位置Aを凸
条20側へ偏位させれば、凸部20の筋溝24に対する
押圧力が増加し、凸部20と筋溝24との係合力が増加
することになる。このため、枠材10の保持力が増加し
て枠材10は一層脱落しにくくなる。
【0023】ボード12として硬紙製のハニカムボード
を用いれば、その裏板12cに簡単に筋溝24を形成で
きると共に、十分な強度が得られ、また軽量化にも適す
る。しかしボード12は他の材料、例えば発泡スチロー
ル板などの軽量樹脂板、紙と樹脂とを併用した板などで
作ってもよいのは勿論である。なおボード12の表板1
2bには写真、ポスター絵などの被展示物を貼ったり、
ボード12と略同寸法に切ってその周縁をボード12と
重ねて枠材10に挟み込んでおくことができる。
を用いれば、その裏板12cに簡単に筋溝24を形成で
きると共に、十分な強度が得られ、また軽量化にも適す
る。しかしボード12は他の材料、例えば発泡スチロー
ル板などの軽量樹脂板、紙と樹脂とを併用した板などで
作ってもよいのは勿論である。なおボード12の表板1
2bには写真、ポスター絵などの被展示物を貼ったり、
ボード12と略同寸法に切ってその周縁をボード12と
重ねて枠材10に挟み込んでおくことができる。
【0024】またボード12の表板12bに透明アクリ
ル板(あるいはガラス板)を重ねてこれらを枠材10に
挟み込めるようにしておき、これらボード12とアクリ
ル板との間に写真などの被展示物を挟んでもよい。枠材
10は押出し成形した長尺のものを適宜の長さに切るこ
とにより、任意な寸法のボードに使用することができ
る。
ル板(あるいはガラス板)を重ねてこれらを枠材10に
挟み込めるようにしておき、これらボード12とアクリ
ル板との間に写真などの被展示物を挟んでもよい。枠材
10は押出し成形した長尺のものを適宜の長さに切るこ
とにより、任意な寸法のボードに使用することができ
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、ボード
の裏面にはボード外周から一定寸法離れた位置に筋溝を
ボード外周と平行に形成しておき、断面略コ字状の枠材
の裏部にこの筋溝に係合する凸条を形成し、枠材の表部
とボード表面との接触位置(A)が、この凸条よりもボ
ード外周寄りになるようにしてボードを枠材の表部と裏
部の間に弾性的に挟持するようにしたものである。
の裏面にはボード外周から一定寸法離れた位置に筋溝を
ボード外周と平行に形成しておき、断面略コ字状の枠材
の裏部にこの筋溝に係合する凸条を形成し、枠材の表部
とボード表面との接触位置(A)が、この凸条よりもボ
ード外周寄りになるようにしてボードを枠材の表部と裏
部の間に弾性的に挟持するようにしたものである。
【0026】従って構成が非常に簡単で部品点数が少な
くなり、組立分解が簡単である。またボードの裏面を支
持する凸条の接触位置(B)および裏部の根元側接触位
置(C)の間に、表面の接触位置(A)が位置すること
になる。このため枠材はボードに安定して保持されるこ
とになる。ここに枠材の裏部に設けた凸条は、常に筋溝
に係入する方向へ押圧されているから、枠材はボードの
周縁部にしっかりと保持され、脱落が防止される。
くなり、組立分解が簡単である。またボードの裏面を支
持する凸条の接触位置(B)および裏部の根元側接触位
置(C)の間に、表面の接触位置(A)が位置すること
になる。このため枠材はボードに安定して保持されるこ
とになる。ここに枠材の裏部に設けた凸条は、常に筋溝
に係入する方向へ押圧されているから、枠材はボードの
周縁部にしっかりと保持され、脱落が防止される。
【0027】なお枠材はそれ自身弾性を有するから、表
部と裏部とを連結する縁部の幅より薄いボードであれ
ば、ボードの厚さが多少変化しても不都合無く、ボード
の厚さに対する自由度が大きくなる。さらに枠材は硬質
合成樹脂製なので、軽量化に適し、持ち運びに便利で取
り扱い易い。このため案内文(図)などを入れて店内等
の案内用に用いるのに好適なものとなる。
部と裏部とを連結する縁部の幅より薄いボードであれ
ば、ボードの厚さが多少変化しても不都合無く、ボード
の厚さに対する自由度が大きくなる。さらに枠材は硬質
合成樹脂製なので、軽量化に適し、持ち運びに便利で取
り扱い易い。このため案内文(図)などを入れて店内等
の案内用に用いるのに好適なものとなる。
【0028】ここに用いる枠材は断面形状が一定である
から、押出し成形により安価に製作することができ、こ
の押出成形品を所定の長さに切断して用いることができ
るので製造が容易であり、任意のボード寸法に対応可能
になる(請求項2)。枠材に設ける凸条は、その先端を
断面鋭角として、その縁部側の面と裏部とが挟む角度
(θ1)がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにす
れば、凸条はしっかりと筋溝に係合するので、枠材はボ
ードに強固に固定される(請求項3)。
から、押出し成形により安価に製作することができ、こ
の押出成形品を所定の長さに切断して用いることができ
るので製造が容易であり、任意のボード寸法に対応可能
になる(請求項2)。枠材に設ける凸条は、その先端を
断面鋭角として、その縁部側の面と裏部とが挟む角度
(θ1)がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにす
れば、凸条はしっかりと筋溝に係合するので、枠材はボ
ードに強固に固定される(請求項3)。
【0029】ここに筋溝も同様な形状、すなわち断面鋭
角のV字状とし、そのボード外周縁側の面とボード裏面
とが挟む角度(θ2)がほぼ90°となるようにしてお
けば、凸条との係合はさらに強固になる(請求項4)。
ボードは硬紙製のハニカムボードが好適であり、この場
合には筋溝の加工が容易で軽量化に適し、しかも十分な
強度が得られる(請求項5)。また請求項6の発明によ
れば、この額縁に用いる枠材が得られ、請求項7の発明
によれば筋溝を加工する治具が得られる。
角のV字状とし、そのボード外周縁側の面とボード裏面
とが挟む角度(θ2)がほぼ90°となるようにしてお
けば、凸条との係合はさらに強固になる(請求項4)。
ボードは硬紙製のハニカムボードが好適であり、この場
合には筋溝の加工が容易で軽量化に適し、しかも十分な
強度が得られる(請求項5)。また請求項6の発明によ
れば、この額縁に用いる枠材が得られ、請求項7の発明
によれば筋溝を加工する治具が得られる。
【図1】本発明の一実施態様を示す斜視図
【図2】枠材の固定構造を説明する断面図
【図3】ボードの断面図
【図4】枠材の断面図
【図5】額縁の一部を断面した拡大斜視図
【図6】治具の使用方法を示す図
【図7】治具の断面図
10 枠材 12 ボード 14 縁部 16 表部 18 裏部 20 凸条 20a 凸条の縁部に対向する面 22 湾曲面 24 筋溝 24a 筋溝のボード周縁部側の面 30 吊り具 40 治具 42 スライドボデー 44 回転刃 A,B,C 接触位置 θ1 凸部20の面20aと裏部とが挟む角度 θ2 筋溝24の面24aとボード裏面とが挟む角度
Claims (7)
- 【請求項1】 表部と裏部とを縁部で連結して断面略コ
字状に一体成形した硬質合成樹脂製の枠材をボードの外
周縁に嵌め込み固定した額縁であって、前記ボードの裏
面にはボード外周から一定寸法離れてボード外周と平行
な筋溝を形成し、前記枠材の裏部にはこの筋溝に係合す
る凸条を形成する一方、前記枠材の表部とボード表面と
の接触位置を前記凸条よりもボード外周寄りとし、ボー
ドを前記枠材の表部と裏部とで弾性的に挟持したことを
特徴とする額縁。 - 【請求項2】 枠材は押出成形により作られている請求
項1の額縁。 - 【請求項3】 枠材に設ける凸条の先端は断面鋭角であ
り、この凸条の前記縁部に対向する面と裏部とが挟む角
度がほぼ90°あるいはそれ以下となるようにした請求
項1または2の額縁。 - 【請求項4】 ボードに形成する筋溝は断面鋭角なV字
状であり、この筋溝のボード外周縁側の面とボード裏面
とが挟む角度がほぼ90°である請求項1〜3のいずれ
かの額縁。 - 【請求項5】 ボードは、その厚さ方向に略六角形の多
数の小孔を有する芯板の両面に表板および裏板を接着し
て作られた硬紙製のハニカムボードである請求項1また
は2の額縁。 - 【請求項6】 請求項1の額縁に用いる枠材であって、
ボードの厚さより幅が広い縁部と、この縁部により連結
された表部および裏部と、前記裏部の先端に沿って形成
された凸条とを備え、前記表部の先端がこの凸条よりも
縁部側に位置するよう硬質合成樹脂により押出成形され
たことを特徴とする枠材。 - 【請求項7】 請求項4の額縁に用いるボードに筋溝を
加工するための治具であって、ボードの外周縁と裏面と
に係合してボード外周縁に沿って移動可能なスライドボ
デーと、このスライドボデーに保持されボード裏面と略
平行な支軸回りに回転自在な円形の回転刃とを備え、こ
の回転刃はその支軸を含む平面での断面形状が略台形で
あり、その長底辺がボード外周縁側に位置するように前
記スライドボデーに取付けられている治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20547297A JPH1132882A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 額縁、枠材および治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20547297A JPH1132882A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 額縁、枠材および治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132882A true JPH1132882A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16507435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20547297A Pending JPH1132882A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 額縁、枠材および治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132882A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001157627A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-12 | Frame Man:Kk | 展示用パネルとその製造方法 |
| JP2012257416A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Denso Corp | 電力変換装置及びその製造方法 |
| KR200483334Y1 (ko) * | 2016-03-11 | 2017-05-11 | 김필원 | 슬라이드식 사진체결구조를 갖는 액자 |
| JP2018053606A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | Toto株式会社 | 壁パネル |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP20547297A patent/JPH1132882A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001157627A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-12 | Frame Man:Kk | 展示用パネルとその製造方法 |
| JP2012257416A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Denso Corp | 電力変換装置及びその製造方法 |
| KR200483334Y1 (ko) * | 2016-03-11 | 2017-05-11 | 김필원 | 슬라이드식 사진체결구조를 갖는 액자 |
| JP2018053606A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | Toto株式会社 | 壁パネル |
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