JPH11329656A - スイッチピンおよびそれを用いたコネクタ検査装置の検査部 - Google Patents

スイッチピンおよびそれを用いたコネクタ検査装置の検査部

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JPH11329656A
JPH11329656A JP10126367A JP12636798A JPH11329656A JP H11329656 A JPH11329656 A JP H11329656A JP 10126367 A JP10126367 A JP 10126367A JP 12636798 A JP12636798 A JP 12636798A JP H11329656 A JPH11329656 A JP H11329656A
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contact
connector
pin
holder
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JP10126367A
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Kenji Chiyoda
賢二 千代田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フロントホルダ4の嵌合不良をも検出可能にす
ること。 【解決手段】a接点とb接点とが連設されたスイッチピ
ン30である。自由状態では、a接点により、回路が開
いている。この状態で押し込み操作を行うと、まずa接
点が接続され、回路が閉じて導通状態が得られる。それ
以上に押し込み操作が行われると、b接点が開いて再び
回路が開く。 【効果】a接点が閉じてからb接点が開くまでの間を検
出範囲とする信号の取り出しが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイッチピンおよび
それを用いたコネクタ検査装置の検査部に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤハーネスやワイヤハーネス
を構成するサブアセンブリ(以下、「ワイヤアセンブ
リ」と総称する)等の電気配線システムに使用されるコ
ネクタは、樹脂製のハウジング内に複数のキャビティー
を形成しており、このキャビティー内に、電線と接続さ
れた端子を挿入している。そして、キャビティーの開口
側(フロント側)から相手側のコネクタを接続すること
により、各コネクタ内に挿入された端子同士が電気的に
接続された状態で嵌合する。コネクタと端子とは、ラン
ス形式により、機械的な連結が図られている。このラン
ス形式では、両者の一方に設けた係止片を他方に設けた
係止部に係止させている。
【0003】上記コネクタの電気的な配線状態や接続状
態等を検査する際に使用される検査装置としては、検査
対象となるコネクタを保持するコネクタ保持部と、保持
されたコネクタの端子に対応するプローブピンが取り付
けられたブロック体を有する検査部とを備え、検査部を
コネクタに接近させて各端子にプローブピンを当接させ
るものが一般的である。
【0004】そのようなコネクタ検査装置においては、
検査時にコネクタ(主として端子や端子を止定している
ランスの状態)の良否検出のためのスイッチ機能を持た
せるために、上記プローブピンがコネクタ保持部との対
向方向に沿ってブロック体と相対的に変位可能なスライ
ダに取り付けられ、所定の付勢力でコネクタ保持部の方
へ付勢されているものがある。そして、この種の検査装
置では、ブロック体をコネクタ保持部に近接させてプロ
ーブピンを端子に当接させる際、スライダが変位するか
否かによってコネクタの良否を判別できるように構成さ
れていた。
【0005】ところで、上述のようなコネクタのうち、
いわゆるフロントホルダ形式のものがある。
【0006】図8は、フロントホルダ形式のコネクタを
示す一部欠載斜視図である。
【0007】同図を参照して、フロントホルダ形式のコ
ネクタCは、筒状のハウジング1と、ハウジング1の内
周に一体形成され、一端側がハウジング1の一端側開口
部内で開いているとともに、他端側がハウジング1の他
端側開口部から突出しているボス筒部2と、上記ボス筒
部2の外周に、ハウジング1の開口部1Aから挿入され
るシールリング3と、上記開口部1Aから導入されてボ
ス筒部2の一端側端面を覆う箱型のフロントホルダ4と
を備えている。
【0008】上記ボス筒部2内にはキャビティー2Aが
形成されており、上記他端側から図示しない端子付電線
の端子を挿入することにより、複数の端子付電線が接続
されるようになっている。また、フロントホルダ4は、
ハウジング1と端子の係止部分を補強するためのもので
ある。
【0009】このようなフロントホルダ形式のコネクタ
Cを検査する際においては、上述のようなスライダにフ
ロントホルダ4と当接するホルダピンを設けていた。ホ
ルダピンは、ある荷重で接続される接点を内部に構成す
る可動ピンを外筒に変位可能に取り付けたものであり、
導通検査時に正規に装着されたフロントホルダ4と当接
した場合に上記接点が接続するようにスライダに付設さ
れていた。
【0010】ここで、ホルダピンとプローブピンとの接
続状態の組み合わせは、以下の表1の通りになる。
【0011】
【表1】 したがって、aのように、全てのピンが接続されていな
い場合には、未検査、bのように、全てのピンが正規に
接続された場合には、良品、cのようにホルダピンのみ
が接続された場合には、端子の不良(機械的な断線等の
不良或いは誤配列等の電気的な不良の双方を含む)、d
のようにプローブピンのみが接続された場合には、フロ
ントホルダの装着忘れという判断を行っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フロントホ
ルダが十分にコネクタ内に嵌合していないためコネクタ
の前方に突出しすぎている場合には、ホルダピンが過度
に押し込まれ、スライダが後退するという事態になるの
で、この場合にもホルダピンのみが接続される状態(表
1のcの状態)になり、端子の不良と識別することがで
きなかった。このような問題を回避するために、フロン
トホルダの突出量を検出するためのピンをさらに付加す
ることも考えられるが、その場合には、部品点数が増加
し、コスト高にもなる。また、上述のようなスライダを
設けること自体、検査部の構造が複雑になり、コスト高
の原因となっていた。
【0013】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、廉価なコストでよりきめの細かい検査を可能に
するスイッチピンおよびそれを用いたコネクタ検査装置
の検査部を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、外筒と、この外筒に対して長手方向に沿
って相対変位可能に装着され、一方の端部が外筒の開口
部から突出するように付勢されているとともに、他方の
端部が外筒内に収容されている接触子と、上記接触子に
対して所定の間隔を隔てて対向し、接触子が付勢された
状態からある変位位置に外筒内に押し込まれることによ
って、接触子と電気的に接続される接続子とを備えたス
イッチピンにおいて、上記接続子と接触子との間に設け
られ、上記接触子が上記変位位置からさらにある変位量
以上押し込まれることにより常開接点が閉じたままの状
態で開く常閉接点を備えていることを特徴とするスイッ
チピンである。
【0015】この特定事項を含む発明では、接触子が初
期位置の間は、接続子と接触子との導通状態は開いてい
る。この状態から、接触子がある変位位置に至ることに
よって、まず、常開接点が閉じるので、接続子と接触子
とは、常閉接点を通して電気的に導通される。そして、
この変位位置からさらに接触子を押し込んでその変位量
がある値以上になると、今度は常閉接点が開くので、接
触子と接続子とは、再び電気的に遮断されることにな
る。この結果、常開接点が閉じる最初の変位位置から、
常閉接点が開くときの変位位置までの変位量の間だけを
検出範囲とする信号の取り出しが可能になる。
【0016】本発明の別の態様は、端子がキャビティー
内に止定されているとともに、該キャビティーの開口側
にフロントホルダが装着されているフロントホルダ式の
コネクタを検査するコネクタ検査装置に設けられ、当該
コネクタの端子の導通を検査するためのプローブピン
と、プローブピンによる導通検査時に当該コネクタに取
り付けられたフロントホルダを検査するためのホルダピ
ンとを備え、上記ブロック体とコネクタとを相対的に変
位させることにより、コネクタの検査を行なうコネクタ
検査装置の検査部において、上記ホルダピンを請求項1
記載のスイッチピンで構成し、検査時に、正規に取り付
けられたフロントホルダと当接した場合にのみ当該スイ
ッチピンの両接点が閉じた状態に押し込まれるように設
定されていることを特徴とするコネクタ検査装置の検査
部である。
【0017】この特定事項を含む発明では、従来のホル
ダピンと同様に、導通検査時にホルダピンが接続される
か否かを検出することが可能になるとともに、過度に押
し込まれた場合には、ホルダピンを構成するスイッチピ
ンの常開接点が閉じた状態で常閉接点が開くことによ
り、不良を来しているフロントホルダについても、これ
を検出することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。
【0019】図1は本発明の実施の一形態に係るコネク
タ検査装置Aおよび検査対象となるコネクタCを示す斜
視図である。
【0020】なお、以下の説明では、図8において説明
したコネクタと同種のコネクタを採用しているので、コ
ネクタについては、同一の符号を付し、その説明を省略
している。
【0021】先ず、図1を参照して、この実施の形態に
おけるコネクタ検査装置Aは、平面視略長方形に形成さ
れた樹脂製のベース11上に一対のレール12を長手方
向に平行に一体形成し、レール12の一端側に、コネク
タCのハウジング1を保持して位置決めするコネクタ受
け部13を固定しているとともに、他端側に、コネクタ
受け部13に対し、相対変位可能に検査部14を配置し
ている。検査部14は、検査対象となるコネクタCの極
数に対応して、プローブピン15を備えているととも
に、このプローブピン15がコネクタ受け部13に保持
されたハウジング1に近接して、内部の端子と接触する
検査位置(図2参照)と、コネクタハウジング1から離
反する開放位置(図1参照)とに変位できるように、上
記レール12上でスライド変位可能に取り付けられてい
る。さらにベース11の他端側終端部分には、トグルレ
バー16が設けられており、このトグルレバー16を、
ベース11に延設された取り付け板部17を貫通するピ
ンPV回りに回動させることにより、検査部14を検査
位置と開放位置とに変位させて、周知の装置と同様に導
通検査を行なうことができるようになっている。
【0022】図示の実施の形態において、検査部14
は、上下に延びるブロック体21を有している。ブロッ
ク体21は、略直方体に形成された樹脂成形品であり、
本体部21Aと、本体部21Aの前端面に固定されるフ
ロント部材21Bとを有している。なお、以下の説明で
は、検査部14に関してはコネクタ受け部13側を仮に
前方として説明する。
【0023】図2は図1の実施の形態に係るコネクタ検
査装置Aの断面略図である。
【0024】次に、図2を参照して、上記ブロック体2
1の本体部21Aは、前方に矩形の収容部23を区画し
ている。他方、フロント部材21Bは収容部23よりも
開口幅の狭い開口部分を有する矩形の枠部材である。
【0025】本体部21Aには、コネクタCの端子Tの
導通検査を行なう上記プローブピン15と、コネクタC
のフロントホルダ4を検出するためのホルダピン30と
が取り付けられている。
【0026】上記プローブピン15は、本体部21Aを
前後に貫通した状態で固定されており、図2に示すよう
にブロック体21がコネクタCと近接する検査位置に変
位している際に、先端部のピン部15AをコネクタCの
端子Tと当接させることにより、導通検査を行なうこと
ができるようになっている。
【0027】上記ホルダピン30は、本発明の骨子とな
るスイッチピンで具体化されたものである。
【0028】図3は図1の実施の形態に係るホルダピン
の概略構成を示す一部欠載斜視図であり、図4は図3の
ホルダピンを示すものであり、(A)はホルダピンの一
部を断面にした側面図、(B)はホルダピンの回路構成
を示す回路図である。
【0029】これらの図を参照して、図示の実施の形態
に係るホルダピン30は、金属製の外筒31を備えてい
る。この外筒31は、前方に配置される導電性材料から
なるフロントスリーブ31aと後方に配置される導電性
材料からなるリアスリーブ31bとを環状の絶縁カラー
31cで同心に直線状に連結したものである。絶縁カラ
ー31cは、中央部に位置決め用のフランジ31dを有
している樹脂製の筒体であり、その前端部をフロントス
リーブ31aの後端内周部に圧入させて、フロントスリ
ーブ31aと一体化されているとともに、後端部をリア
スリーブ31bの前端内周部に圧入させて、一体化され
ている。また、この絶縁カラー31cによって、上記フ
ロントスリーブ31aとリアスリーブ31bとは、電気
的に絶縁されている。
【0030】上記フロントスリーブ31a内には、接触
子としてのプランジャ32が長手方向に相対変位可能に
配置されている。プランジャ32は、その前端部32a
がフロントスリーブ31aから突出して、図示の実施の
形態における接触子を構成している。また、プランジャ
32の途中部には、フロントスリーブ31a内に摺接す
ることにより電気的に接続されているフランジ部32b
が一体形成され、このフランジ部32bがフロントスリ
ーブ31aの前端部に形成された内向きフランジ31e
と当接することによって、フロントスリーブ31aから
の離脱防止が図られている。
【0031】上記フランジ部32bと絶縁カラー31c
との間には、コイルばね34が配置され、このコイルば
ね34の付勢力によって、プランジャ32は、常時前方
に付勢されている。この状態において、プランジャ32
の後端部は、上記絶縁カラー31cの内周部にわずかに
入り込んでいる。
【0032】次に、上記リアスリーブ31b内の前方部
分には、中間プランジャ35が配置されている。この中
間プランジャ35の前端部35aは、上記絶縁カラー3
1c内に導入されて、上記プランジャ32の後端部に臨
むことにより、上記プランジャ32との間で常開接点
(a接点)を構成している。また、中間プランジャ35
の途中部にはリアスリーブ31bと摺接することにより
電気的に接続されているフランジ部35bが一体形成さ
れており、このフランジ部35bが絶縁カラー31cの
後端部に当接することにより、図示の自由状態におい
て、プランジャ32の後端部との対向間隔(変位量S
1)が規定されている。このフランジ部35bは、リア
スリーブ31bの途中部に固定された固定カラー36と
の間に配置されたコイルばね37により、前方に付勢さ
れている。
【0033】上記固定カラー36は、導電性の環状部材
を二つ一組に重ね合わせて一体化し、上記リアスリーブ
31bの外周に形成された絞り部31fによって固定さ
れたものである。
【0034】次に、この固定カラー36の後方には、該
固定カラー36とともにb接点(常閉接点)を構成する
摺動ピン38が配置されている。摺動ピン38は、リア
スリーブ31bの後端近傍部分に配置された樹脂スリー
ブ39内で摺動可能に配置されているとともに、樹脂ス
リーブ39内に収容されたコイルばね(図示せず)によ
って、その先端部が固定カラー36に押圧されている。
さらに、この樹脂スリーブ39には、リアスリーブ31
bの後端側に突出する接続子としての接続プローブ40
が設けられており、常時、摺動ピン38と電気的に接続
している。
【0035】上記b接点を開くために、固定カラー36
の内周部には、絶縁ピン41が配置されており、絶縁ピ
ン41の後端部が、所定の対向間隔(変位量S2)を隔
てた状態で上記摺動ピン38と対向している。この絶縁
ピン41は、上記中間プランジャ35と一体化されてお
り、後述するように、中間プランジャ35が後退するこ
とによって、摺動ピン38と当接し、摺動ピン38を後
方に押し込んで固定カラー36から離れるようにするた
めのものである。
【0036】上述したホルダピン30では、図示の自由
状態にあっては、プランジャ32と中間プランジャ35
との間(a接点)が開いているとともに、固定カラー3
6と摺動ピン38との間は接続されたままの状態になっ
ている。
【0037】図示の自由状態から、プランジャ32が変
位量S1だけ押し込まれることによって、フロントスリ
ーブ31aと電気的に接続しているプランジャ32が、
中間プランジャ35と接続することにより、a接点が閉
じる。またこの状態では、固定カラー36と摺動ピン3
8とによるb接点は閉じたままの状態である。
【0038】次に、上記変位量S1だけプランジャ32
が変位した後、さらにプランジャ32が後方に押し込ま
れると、中間プランジャ35が一体的に後退するので、
この中間プランジャ35に固定されている絶縁ピン41
が摺動ピン38を後退させる結果、摺動ピン38と固定
カラー36とが開くことによって、上記a接点が閉じた
ままの状態でb接点が開くことになる。
【0039】図4(A)(B)を参照して、ホルダピン
30の接続状態を検出するために、図示の実施の形態で
は、判別回路50が設けられ、この判別回路50が、フ
ロントスリーブ31aと、リアスリーブ31bと、接続
ピン40の三点の導通状態を判別可能に接続されてい
る。上述したように、両スリーブ31a、31bは、絶
縁カラー31cによって電気的に絶縁されているととも
に、プランジャ32はフロントスリーブ31aと、中間
プランジャ35はリアプランジャ31bとそれぞれ電気
的に接続されていることから、両者間が導通しているか
否かによってa接点の接続(プランジャ32と中間プラ
ンジャ35との接続)を検出することができるようにな
っている。他方、上記固定カラー36は、リアプランジ
ャ31bと常時電気的に接続されているとともに、摺動
ピン38は、b接点が開く際に樹脂スリーブ39のスリ
ーブ内周部に退避することにより、電気的にはリアスリ
ーブ31bと絶縁状態が維持されることになることか
ら、摺動ピン38と常時導通している接続スリーブ40
とリアスリーブ31bとが導通しているか否かによっ
て、b接点の接続(固定カラー36と摺動ピン38との
接続)を検出することができるようになっている。
【0040】次に上述した実施の形態の作用について図
2並びに図5ないし図7を参照して説明する。図5ない
し図7は、図1の実施の形態の作用を示す断面略図であ
る。また、上述した実施の形態に係る導通検査の組み合
わせは、以下の表2の通りである。
【0041】
【表2】 以上の構成では、図1に示す検査前の自由状態において
は、表2のa欄に示すように、各プローブピン15は未
接続になっているとともに、ホルダピン30のa接点
は、開いた状態になっている一方、b接点は閉じた状態
になっている。
【0042】この状態から、図2に示すように正規のコ
ネクタCを検査した場合、その端子Tに対して各プロー
ブピン15が当接するとともに、フロントホルダ4にホ
ルダピン30のプランジャ32が所定の変位量S1だけ
押し込まれることになる。この結果、表2のb欄に示す
ように、プローブピン15が接続されているとともに、
ホルダピン30のa、b両接点がいずれも閉じた状態に
なる。
【0043】また、図5に示す端子の不良の場合には、
プローブピン15が電気的に接続することなく、ホルダ
ピン30がフロントホルダ4を検出する(a、b両接点
が閉じる)ので、表2のc欄に示す状態になる。これに
より、端子Tの不良を検出することが可能になる。
【0044】次に、図6に示すように、フロントホルダ
4が正規の位置よりも突出している場合、このコネクタ
Cを検査すると、フロントホルダ4によって、ホルダピ
ン30が規定の寸法(上記変位量S1)を超えて押し込
まれため、プローブピン15が接続したままの状態でホ
ルダピン30のb接点が開いてしまう。この結果、表2
のd欄に示すように、プローブピン15が接続し、且つ
ホルダピン30のa接点が閉じた状態でb接点が開くこ
とになる。この状態を検出することにより、従来では判
別できなかったフロントホルダ4の嵌合不良を検出する
ことが可能になる。
【0045】さらに、図7に示すように、フロントホル
ダ4の装着忘れの場合には、プローブピン15が接続
し、且つホルダピン30のa接点が開くので表2のe欄
に示す状態になり、これによって、フロントホルダ4の
装着忘れを検出することが可能になる。
【0046】以上説明したように、上述した実施の形態
に係るホルダピン(スイッチピン)30では、a接点が
閉じる最初の変位位置から、b接点が開くときの変位位
置までの変位量だけを検出範囲とする信号の取り出しが
可能になるので、簡単な接点の組み合わせで位置検出を
行うに当たり、過不足のない範囲を設定することができ
る。
【0047】また、このようなホルダピン30を採用し
たコネクタ検査装置Aの検査部14によれば、フロント
ホルダ4が不良を来して規定の寸法よりもコネクタのハ
ウジングから突出している場合には、当該ホルダピン3
0を構成するスイッチピンのa接点とb接点の組み合わ
せによって、表2のd欄に示すように、該不良を検出す
ることも可能になるので、スライダ等の可動部材を必要
としない低廉な構成できめの細かい検査を行うことが可
能になる。
【0048】上述した実施の各形態は本発明の好ましい
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種
々の設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスイッチピ
ンでは、常開接点が閉じる最初の変位位置から、常閉接
点が開くときの変位位置までの変位量だけを検出範囲と
する信号の取り出しが可能になるので、簡単な接点の組
み合わせで位置検出を行うに当たり、過不足のない範囲
を設定することができる。
【0050】また、本発明のコネクタ検査装置の検査部
によれば、フロントホルダが不良を来して規定の寸法よ
りもコネクタのハウジングから突出している場合には、
当該ホルダピンを構成するスイッチピンの接点の組み合
わせにより、これを検出することも可能になるので、従
来のスライダを必要としない低廉な構成できめの細かい
検査を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るコネクタ検査装置
および検査対象となるコネクタを示す斜視図である。
【図2】図1の実施の形態に係るコネクタ検査装置の断
面略図である。
【図3】図1の実施の形態に係るホルダピンの概略構成
を示す一部欠載斜視図である。
【図4】図3のホルダピンを示すものであり、(A)は
ホルダピンの一部を断面にした側面図、(B)はホルダ
ピンの回路構成を示す回路図である。
【図5】図1の実施の形態の作用を示す断面略図であ
る。
【図6】図1の実施の形態の作用を示す断面略図であ
る。
【図7】図1の実施の形態の作用を示す断面略図であ
る。
【図8】フロントホルダ形式のコネクタを示す一部欠載
斜視図である。
【符号の説明】
4 フロントホルダ 14 検査部 15 プローブピン 30 ホルダピン 31 外筒 32 プランジャ(接触子) 35 中間プランジャ 36 固定カラー 38 摺動ピン 39 樹脂スリーブ 40 接続プローブ(接続子) 41 絶縁ピン A コネクタ検査装置 C コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と、 この外筒に対して長手方向に沿って相対変位可能に装着
    され、一方の端部が外筒の開口部から突出するように付
    勢されているとともに、他方の端部が外筒内に収容され
    ている接触子と、 上記接触子に対して所定の間隔を隔てて対向し、接触子
    が付勢された状態からある変位位置に外筒内に押し込ま
    れることによって、接触子と電気的に接続される接続子
    とを備えたスイッチピンにおいて、 上記接続子と接触子との間に設けられ、上記接触子が上
    記変位位置からさらにある変位量以上押し込まれること
    により常開接点が閉じたままの状態で開く常閉接点を備
    えていることを特徴とするスイッチピン。
  2. 【請求項2】端子がキャビティー内に止定されていると
    ともに、該キャビティーの開口側にフロントホルダが装
    着されているフロントホルダ式のコネクタを検査するコ
    ネクタ検査装置に設けられ、当該コネクタの端子の導通
    を検査するためのプローブピンと、 プローブピンによる導通検査時に当該コネクタに取り付
    けられたフロントホルダを検査するためのホルダピンと
    を備え、上記ブロック体とコネクタとを相対的に変位さ
    せることにより、コネクタの検査を行なうコネクタ検査
    装置の検査部において、 上記ホルダピンを請求項1記載のスイッチピンで構成
    し、検査時に、正規に取り付けられたフロントホルダと
    当接した場合にのみ当該スイッチピンの両接点が閉じた
    状態に押し込まれるように設定されていることを特徴と
    するコネクタ検査装置の検査部。
JP10126367A 1998-05-08 1998-05-08 スイッチピンおよびそれを用いたコネクタ検査装置の検査部 Abandoned JPH11329656A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6612021B1 (en) 1999-07-28 2003-09-02 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Apparatus for a wire mount control

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6612021B1 (en) 1999-07-28 2003-09-02 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Apparatus for a wire mount control
US6803778B2 (en) 1999-07-28 2004-10-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Probe for a wire inserting detection jig

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