JPH11329689A - 高周波加熱装置の出力変成器 - Google Patents
高周波加熱装置の出力変成器Info
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- JPH11329689A JPH11329689A JP10153725A JP15372598A JPH11329689A JP H11329689 A JPH11329689 A JP H11329689A JP 10153725 A JP10153725 A JP 10153725A JP 15372598 A JP15372598 A JP 15372598A JP H11329689 A JPH11329689 A JP H11329689A
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】出力変成器の結合係数を高め得て小型化及び軽
量化が図れると共に、外部ノイズの発生等を防止し得る
高周波加熱装置の出力変成器を提供する。 【解決手段】外周面の軸方向にスリットを有する略筒状
の少なくとも一対の二次導体と、該二次導体の前記スリ
ットを利用して二次導体の内部間に所定回数巻回された
一次導体と、前記二次導体の外側に配置されたコアと、
該コアの外側を覆うカバーと、を具備することを特徴と
する。前記コアは、例えば二次導体の外周面形状に対応
した凹部を有する一対のコアで形成されたり、分割され
たリングコアで形成される。また、前記二次導体は、例
えば断面略C字状の一対の銅パイプを並設することによ
って形成される。
量化が図れると共に、外部ノイズの発生等を防止し得る
高周波加熱装置の出力変成器を提供する。 【解決手段】外周面の軸方向にスリットを有する略筒状
の少なくとも一対の二次導体と、該二次導体の前記スリ
ットを利用して二次導体の内部間に所定回数巻回された
一次導体と、前記二次導体の外側に配置されたコアと、
該コアの外側を覆うカバーと、を具備することを特徴と
する。前記コアは、例えば二次導体の外周面形状に対応
した凹部を有する一対のコアで形成されたり、分割され
たリングコアで形成される。また、前記二次導体は、例
えば断面略C字状の一対の銅パイプを並設することによ
って形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波誘導加熱装
置、高周波焼入れ装置等の高周波加熱装置に使用して好
適な出力変成器に関する。
置、高周波焼入れ装置等の高周波加熱装置に使用して好
適な出力変成器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波加熱装置に使用する出力変
成器としては、例えば特開平6−151212号公報に
開示のものが知られている。この出力変成器は、複数個
のE型フェライトコアを組み合わせて形成されたコア部
と、銅製のパイプを屈曲させることによりコア部を複数
回巻回するように配設されたコイル部と、このコイル部
の始端部及び後端部にそれぞれ接続された第1の導電部
材と、コイル部の第1の導電部材間に接続された一対の
第2の導電部材とを備えたものである。
成器としては、例えば特開平6−151212号公報に
開示のものが知られている。この出力変成器は、複数個
のE型フェライトコアを組み合わせて形成されたコア部
と、銅製のパイプを屈曲させることによりコア部を複数
回巻回するように配設されたコイル部と、このコイル部
の始端部及び後端部にそれぞれ接続された第1の導電部
材と、コイル部の第1の導電部材間に接続された一対の
第2の導電部材とを備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この出
力変成器にあっては、E型コアの中脚部にコイル部を巻
回するため、コイル部の巻回数が多い場合に、大きな形
状のE型コアを使用しなければならず、出力変成器自体
の小型化が困難で、例えば出力変成器を容易に移動させ
ることができず、その使用範囲が限定されるという問題
点があった。また、コイル部の一次コイルと二次コイル
が単に巻回されているためのみであるため、両コイルの
結合係数を所定値以上に高めることが難しく、出力変成
器自体の小型化が一層困難であるという問題点があっ
た。
力変成器にあっては、E型コアの中脚部にコイル部を巻
回するため、コイル部の巻回数が多い場合に、大きな形
状のE型コアを使用しなければならず、出力変成器自体
の小型化が困難で、例えば出力変成器を容易に移動させ
ることができず、その使用範囲が限定されるという問題
点があった。また、コイル部の一次コイルと二次コイル
が単に巻回されているためのみであるため、両コイルの
結合係数を所定値以上に高めることが難しく、出力変成
器自体の小型化が一層困難であるという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、請求項1ないし3記載の発明の目的は、出力
変成器の結合係数を高めて小型化及び軽量化が図れると
共に、外部ノイズの発生等を防止し得る高周波加熱装置
の出力変成器を提供することにある。また、請求項4記
載の発明の目的は、請求項1ないし3記載の発明の目的
に加え、二次導体の構成を簡略化して出力変成器自体を
より安価に形成し得る高周波加熱装置の出力変成器を提
供することにある。
たもので、請求項1ないし3記載の発明の目的は、出力
変成器の結合係数を高めて小型化及び軽量化が図れると
共に、外部ノイズの発生等を防止し得る高周波加熱装置
の出力変成器を提供することにある。また、請求項4記
載の発明の目的は、請求項1ないし3記載の発明の目的
に加え、二次導体の構成を簡略化して出力変成器自体を
より安価に形成し得る高周波加熱装置の出力変成器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1記載の発明は、外周面の軸方向にスリット
を有する略筒状の少なくとも一対の二次導体と、該二次
導体の前記スリットを利用して二次導体の内部間に所定
回数巻回された一次導体と、前記二次導体の外側に配置
されたコアと、該コアの外側を覆うカバーと、を具備す
ることを特徴とする。
く、請求項1記載の発明は、外周面の軸方向にスリット
を有する略筒状の少なくとも一対の二次導体と、該二次
導体の前記スリットを利用して二次導体の内部間に所定
回数巻回された一次導体と、前記二次導体の外側に配置
されたコアと、該コアの外側を覆うカバーと、を具備す
ることを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、前記コアが
二次導体の外周面形状に対応した凹部を有する一対のコ
アで形成されていることを特徴とし、請求項3記載の発
明は、前記コアがリングコアで形成され、該リングコア
が分割された状態で二次導体の外側に配置されているこ
とを特徴とする。
二次導体の外周面形状に対応した凹部を有する一対のコ
アで形成されていることを特徴とし、請求項3記載の発
明は、前記コアがリングコアで形成され、該リングコア
が分割された状態で二次導体の外側に配置されているこ
とを特徴とする。
【0007】このように構成することにより、一次導体
は、筒状の少なくとも一対の二次導体のスリットを利用
して二次導体の内部間に所定回数巻回され、一次コイル
が二次コイルで包囲された状態になるとも共に、この二
次導体の外側に配置される一対のコアもしくは分割され
たリングコアによって、磁束の外部への漏れが防止され
るため、一次導体と二次導体の結合係数が高められると
共に、外部ノイズの発生が抑えられる。
は、筒状の少なくとも一対の二次導体のスリットを利用
して二次導体の内部間に所定回数巻回され、一次コイル
が二次コイルで包囲された状態になるとも共に、この二
次導体の外側に配置される一対のコアもしくは分割され
たリングコアによって、磁束の外部への漏れが防止され
るため、一次導体と二次導体の結合係数が高められると
共に、外部ノイズの発生が抑えられる。
【0008】また、請求項4記載の発明は、前記二次導
体が断面略C字状の一対の銅パイプを並設することによ
って形成され、この一対の銅パイプの内部間に一次導体
が巻回されていることを特徴とする。このように構成す
ることにより、二次導体の構成が簡略化され、出力変成
器自体を安価に形成し得る。
体が断面略C字状の一対の銅パイプを並設することによ
って形成され、この一対の銅パイプの内部間に一次導体
が巻回されていることを特徴とする。このように構成す
ることにより、二次導体の構成が簡略化され、出力変成
器自体を安価に形成し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係
わる高周波加熱装置の出力変成器の一実施例を示し、図
1がその断面図、図2が図1のA−A断面図、図3が図
2のB−B断面図である。
に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係
わる高周波加熱装置の出力変成器の一実施例を示し、図
1がその断面図、図2が図1のA−A断面図、図3が図
2のB−B断面図である。
【0010】出力変成器1は、一対の銅パイプ2A、2
Bからなる二次コイル2と、この二次コイル2に巻回さ
れた一次コイル3と、二次コイル2の外周面側に配置さ
れたコア4と、このコア4の外周面側を覆うカバー5を
有している。
Bからなる二次コイル2と、この二次コイル2に巻回さ
れた一次コイル3と、二次コイル2の外周面側に配置さ
れたコア4と、このコア4の外周面側を覆うカバー5を
有している。
【0011】二次コイル2の銅パイプ2A、2Bは、そ
の外周面に所定幅のスリット6が軸方向全域に亘って形
成され、外周面のスリット6と対向する部分には、冷却
水が循環供給される角パイプからなる冷却水パイプ7が
それぞれロウ付け固定されている。この一対の銅パイプ
2A、2Bは、冷却水パイプ7間に絶縁板8が介装され
た状態で一体化されている。また、図2に示すように、
冷却水パイプ7の端部は、軸方向外側に所定長さ延出さ
れて冷却水供給部9をそれぞれ形成し、銅パイプ2A、
2Bの一方の端部の一部は所定長さ延出されて端子板1
0をそれぞれ形成している。
の外周面に所定幅のスリット6が軸方向全域に亘って形
成され、外周面のスリット6と対向する部分には、冷却
水が循環供給される角パイプからなる冷却水パイプ7が
それぞれロウ付け固定されている。この一対の銅パイプ
2A、2Bは、冷却水パイプ7間に絶縁板8が介装され
た状態で一体化されている。また、図2に示すように、
冷却水パイプ7の端部は、軸方向外側に所定長さ延出さ
れて冷却水供給部9をそれぞれ形成し、銅パイプ2A、
2Bの一方の端部の一部は所定長さ延出されて端子板1
0をそれぞれ形成している。
【0012】前記一次コイル3は、外周面が絶縁被膜1
1aで被覆された電線11で形成され、二次コイル2の
各銅パイプ2A、2Bのスリット6から内部に挿入され
ることにより、銅パイプ2A、2Bの内面に介装された
絶縁シート12を介して、一対の銅パイプ2A、2Bの
内部間に所定回数巻回されている。この一次コイル3の
両端部は、図3に示すように、軸方向に引き出されれた
一対の端子板13にそれぞれ接続されている。
1aで被覆された電線11で形成され、二次コイル2の
各銅パイプ2A、2Bのスリット6から内部に挿入され
ることにより、銅パイプ2A、2Bの内面に介装された
絶縁シート12を介して、一対の銅パイプ2A、2Bの
内部間に所定回数巻回されている。この一次コイル3の
両端部は、図3に示すように、軸方向に引き出されれた
一対の端子板13にそれぞれ接続されている。
【0013】そして、このようにして一次コイル3が巻
回された二次コイル2の銅パイプ2A、2Bの外周面に
は、略E型形状の一対のフェライトコアからなるコア4
が配置されている。このコア4は、二次コイル2の銅パ
イプ2A、2Bの外周面形状に対応した半円弧形状の一
対の凹部4a、4bを有すると共に、冷却水孔14(図
1参照)がそれぞれ穿設されている。このコア4の外周
面が樹脂板、樹脂シート等からなるカバー5で覆われる
と共に、このカバー5の軸方向両端の開口部にはケーブ
ル接続板15及びコイルホルダー16が配設されてい
る。
回された二次コイル2の銅パイプ2A、2Bの外周面に
は、略E型形状の一対のフェライトコアからなるコア4
が配置されている。このコア4は、二次コイル2の銅パ
イプ2A、2Bの外周面形状に対応した半円弧形状の一
対の凹部4a、4bを有すると共に、冷却水孔14(図
1参照)がそれぞれ穿設されている。このコア4の外周
面が樹脂板、樹脂シート等からなるカバー5で覆われる
と共に、このカバー5の軸方向両端の開口部にはケーブ
ル接続板15及びコイルホルダー16が配設されてい
る。
【0014】カバー5の一方側(一次側)の開口部に配
置されるケーブル接続板15は、開口部を閉塞する絶縁
板17と、この絶縁板17に固定された接続板18を有
している。接続板18には、前記冷却水パイプ7の冷却
水供給部9にそれぞれロウ付け固定された一対のジョイ
ント19と、一次コイル3の前記端子板13が突出した
状態で配設されている。そして、この接続板18に例え
ば可撓性の接続ケーブル20の先端部が接続されること
により、図示しないトランジスタインバータ(高周波加
熱装置)の出力端子と端子板13とが電気的に接続され
ると共に、トランジスタインバータに設けられた冷却水
供給装置(図示せず)と前記ジョイント19が機械的に
接続されることになる。
置されるケーブル接続板15は、開口部を閉塞する絶縁
板17と、この絶縁板17に固定された接続板18を有
している。接続板18には、前記冷却水パイプ7の冷却
水供給部9にそれぞれロウ付け固定された一対のジョイ
ント19と、一次コイル3の前記端子板13が突出した
状態で配設されている。そして、この接続板18に例え
ば可撓性の接続ケーブル20の先端部が接続されること
により、図示しないトランジスタインバータ(高周波加
熱装置)の出力端子と端子板13とが電気的に接続され
ると共に、トランジスタインバータに設けられた冷却水
供給装置(図示せず)と前記ジョイント19が機械的に
接続されることになる。
【0015】また、カバー5の他方側(二次側)の開口
部に配置されるコイルホルダー16は、開口部を閉塞す
る絶縁板21と、この絶縁板21に固定され互いに絶縁
された一対の銅板からなるホルダー22とを有してい
る。コイルホルダー16のホルダー22には前記端子板
10がそれぞれ接続されている。そして、コイルホルダ
ー16に、加熱コイル23のホルダー24が固定される
ことにより、二次コイル2の両端部に加熱コイル23が
接続される。
部に配置されるコイルホルダー16は、開口部を閉塞す
る絶縁板21と、この絶縁板21に固定され互いに絶縁
された一対の銅板からなるホルダー22とを有してい
る。コイルホルダー16のホルダー22には前記端子板
10がそれぞれ接続されている。そして、コイルホルダ
ー16に、加熱コイル23のホルダー24が固定される
ことにより、二次コイル2の両端部に加熱コイル23が
接続される。
【0016】なお、加熱コイル23は一般的に銅パイプ
で形成されており、この銅パイプに冷却水ホースを適宜
に接続することにより、接続ケーブル20を介して冷却
水が循環供給され、加熱コイル23の通電時の発熱が抑
えられる。また、この例では、銅パイプ2A、2Bの一
部を延出して端子板10としたが、例えば冷却水パイプ
7に平板状の銅板をロウ付け固定することにより端子板
10を形成する等、適宜の端子構造を採用することがで
きるし、ケーブル接続板15及びコイルホルダー16自
体の構造も、本例に限定されるものでもなく、適宜に設
定変更することができる。
で形成されており、この銅パイプに冷却水ホースを適宜
に接続することにより、接続ケーブル20を介して冷却
水が循環供給され、加熱コイル23の通電時の発熱が抑
えられる。また、この例では、銅パイプ2A、2Bの一
部を延出して端子板10としたが、例えば冷却水パイプ
7に平板状の銅板をロウ付け固定することにより端子板
10を形成する等、適宜の端子構造を採用することがで
きるし、ケーブル接続板15及びコイルホルダー16自
体の構造も、本例に限定されるものでもなく、適宜に設
定変更することができる。
【0017】この出力変成器1によれば、図示しないト
ランジスタインバータから、接続ケーブル20及び端子
板13を介して一次コイル5に所定の高周波電流が供給
されると、誘導結合によって略1ターンの二次コイル2
に巻数比に応じた大電流が流れる。この大電流が端子板
10を介して加熱コイル23に供給されて、加熱コイル
23に近接配置されているワーク(図示せず)が誘導加
熱される。
ランジスタインバータから、接続ケーブル20及び端子
板13を介して一次コイル5に所定の高周波電流が供給
されると、誘導結合によって略1ターンの二次コイル2
に巻数比に応じた大電流が流れる。この大電流が端子板
10を介して加熱コイル23に供給されて、加熱コイル
23に近接配置されているワーク(図示せず)が誘導加
熱される。
【0018】また、高周波電流の供給と同時に、トラン
ジスタインバータに一体的(もしくは別体)に設けられ
ている冷却水供給装置が作動して、接続ケーブル20内
及び前記冷却水供給部9から、二次コイル2の冷却水パ
イプ7内に冷却水が循環供給されると共に、図示しない
ホースを介して加熱コイル23の銅パイプ内やコア4の
冷却水孔14に冷却水が循環供給され、大電流による二
次コイル2や加熱コイル23等の発熱が抑えられる。
ジスタインバータに一体的(もしくは別体)に設けられ
ている冷却水供給装置が作動して、接続ケーブル20内
及び前記冷却水供給部9から、二次コイル2の冷却水パ
イプ7内に冷却水が循環供給されると共に、図示しない
ホースを介して加熱コイル23の銅パイプ内やコア4の
冷却水孔14に冷却水が循環供給され、大電流による二
次コイル2や加熱コイル23等の発熱が抑えられる。
【0019】このように、上記実施例の出力変成器1に
よれば、断面略C字状の一対の銅パイプ2A、2Bの内
部間に一次コイル3を所定回数巻回するため、一次コイ
ル3を二次コイル2で略包むことができると共に、二次
コイル2の外側に銅パイプ2A、2Bの外周面に対応し
た形状の凹部4a、4bを有するコア4を配置している
ため、磁束の外部への漏れを確実に防止することができ
る。
よれば、断面略C字状の一対の銅パイプ2A、2Bの内
部間に一次コイル3を所定回数巻回するため、一次コイ
ル3を二次コイル2で略包むことができると共に、二次
コイル2の外側に銅パイプ2A、2Bの外周面に対応し
た形状の凹部4a、4bを有するコア4を配置している
ため、磁束の外部への漏れを確実に防止することができ
る。
【0020】これらのことから、一次コイル3と二次コ
イル2の結合係数を高めることができて、出力変成器1
自体を小型かつ軽量に形成することができ、その移動や
運搬等を容易に行うことが可能になる。その結果、特
に、加熱コイル23をワークのセット位置迄まで移動さ
せて誘導加熱する場合等に、トランジスタインバータを
移動させることなく、可撓性の接続ケーブル20及び出
力変成器1を介して接続されている加熱コイル23のみ
を移動させて行うことができるため、誘導加熱の使用範
囲における汎用性を大幅に向上させることが可能にな
る。
イル2の結合係数を高めることができて、出力変成器1
自体を小型かつ軽量に形成することができ、その移動や
運搬等を容易に行うことが可能になる。その結果、特
に、加熱コイル23をワークのセット位置迄まで移動さ
せて誘導加熱する場合等に、トランジスタインバータを
移動させることなく、可撓性の接続ケーブル20及び出
力変成器1を介して接続されている加熱コイル23のみ
を移動させて行うことができるため、誘導加熱の使用範
囲における汎用性を大幅に向上させることが可能にな
る。
【0021】また、二次コイル2の外周面側がコア4で
完全に覆われているため、磁束の外部への漏れがなくな
り、誘導加熱時の外部ノイズの発生を抑えることがで
き、出力変成器1を使用する箇所での、外部ノイズによ
る他の機器等への悪影響を防止することができる。
完全に覆われているため、磁束の外部への漏れがなくな
り、誘導加熱時の外部ノイズの発生を抑えることがで
き、出力変成器1を使用する箇所での、外部ノイズによ
る他の機器等への悪影響を防止することができる。
【0022】さらに、二次コイル2のC字状の銅パイプ
2A、2Bのスリット6を利用して、二次コイル2に一
次コイル3を巻回することができるため、銅パイプ2
A、2Bが巻き治具として機能し、一次コイル3の巻回
作業の作業性を向上させることができると共に、巻回さ
れた一次コイル3を二次コイル2の銅パイプ2A、2B
内に確実に保持することができ、一次コイル3の長期に
亘る安定した巻回状態を得ることができる。
2A、2Bのスリット6を利用して、二次コイル2に一
次コイル3を巻回することができるため、銅パイプ2
A、2Bが巻き治具として機能し、一次コイル3の巻回
作業の作業性を向上させることができると共に、巻回さ
れた一次コイル3を二次コイル2の銅パイプ2A、2B
内に確実に保持することができ、一次コイル3の長期に
亘る安定した巻回状態を得ることができる。
【0023】また、二次コイル2が、例えば円形の銅パ
イプ2A、2Bの外周面を軸方向に所定幅切り欠くこと
によって形成することができるため、その製造(加工)
が容易になると共に二次コイル2自体の構成を簡略化さ
せることができる。これらの組付性の向上や構成の簡略
化等により、出力変成器1をより安価に形成することが
可能になる。
イプ2A、2Bの外周面を軸方向に所定幅切り欠くこと
によって形成することができるため、その製造(加工)
が容易になると共に二次コイル2自体の構成を簡略化さ
せることができる。これらの組付性の向上や構成の簡略
化等により、出力変成器1をより安価に形成することが
可能になる。
【0024】図4は、本発明に係わる出力変成器の他の
実施例を示す図1と同様の断面図である。なお、上記実
施例と同一部位には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。この実施例の出力変成器1の特徴は、コアと
してリングコア25を使用すると共に、二次コイル2の
銅パイプ2A、2B内に丸パイプからなる冷却水パイプ
26を配設した点にある。
実施例を示す図1と同様の断面図である。なお、上記実
施例と同一部位には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。この実施例の出力変成器1の特徴は、コアと
してリングコア25を使用すると共に、二次コイル2の
銅パイプ2A、2B内に丸パイプからなる冷却水パイプ
26を配設した点にある。
【0025】すなわち、断面略C字状の銅パイプ2A、
2Bの内面に冷却水パイプ26をロウ付け固定すると共
に、この冷却水パイプ26の内側に絶縁シート12を介
して、電線11からなる一次コイル3を所定回数回数す
る。また、銅パイプ2A、2Bの外周面には、リングコ
ア25を直径方向に切断して二分割したコア25a、2
5bをそれぞれ配置すると共に、このコア25a、25
b間に絶縁板8を介装させ、リングコア25の外側にカ
バー5を配置する。このように構成しても、上記実施例
と同様の作用効果が得られる他に、リングコア25の採
用により、出力変成器1自体をより小型かつ安価に形成
することができるという作用効果が得られる。
2Bの内面に冷却水パイプ26をロウ付け固定すると共
に、この冷却水パイプ26の内側に絶縁シート12を介
して、電線11からなる一次コイル3を所定回数回数す
る。また、銅パイプ2A、2Bの外周面には、リングコ
ア25を直径方向に切断して二分割したコア25a、2
5bをそれぞれ配置すると共に、このコア25a、25
b間に絶縁板8を介装させ、リングコア25の外側にカ
バー5を配置する。このように構成しても、上記実施例
と同様の作用効果が得られる他に、リングコア25の採
用により、出力変成器1自体をより小型かつ安価に形成
することができるという作用効果が得られる。
【0026】なお、上記各実施例においては、一次コイ
ル3として絶縁被膜11aで被覆された電線11を使用
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものでもなく、例えば一次コイル3として所定径の円
形の銅パイプを使用しても良く、この場合は、銅パイプ
の外周面に絶縁チューブを嵌挿したり絶縁塗料を塗布す
ることにより銅パイプ間を絶縁させると共に、銅パイプ
内に冷却水を循環供給して一次コイル3の発熱を抑える
ようにする。
ル3として絶縁被膜11aで被覆された電線11を使用
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものでもなく、例えば一次コイル3として所定径の円
形の銅パイプを使用しても良く、この場合は、銅パイプ
の外周面に絶縁チューブを嵌挿したり絶縁塗料を塗布す
ることにより銅パイプ間を絶縁させると共に、銅パイプ
内に冷却水を循環供給して一次コイル3の発熱を抑える
ようにする。
【0027】また、上記実施例においては、二次コイル
2を断面略C字形状の一対の銅パイプ2A、2Bで形成
したが、例えば外周面に適宜幅のスリット6を有する四
角及び多角形の角筒形状の銅パイプを使用しても良い
し、銅パイプを3本以上並設することもできる。さら
に、上記実施例における二次コイル2の冷却水用パイプ
7、26の配設位置やカバー5の形状等は一例であっ
て、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることはいうまでもない。
2を断面略C字形状の一対の銅パイプ2A、2Bで形成
したが、例えば外周面に適宜幅のスリット6を有する四
角及び多角形の角筒形状の銅パイプを使用しても良い
し、銅パイプを3本以上並設することもできる。さら
に、上記実施例における二次コイル2の冷却水用パイプ
7、26の配設位置やカバー5の形状等は一例であっ
て、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1ないし3
記載の発明によれば、一次導体を、筒状の少なくとも一
対の二次導体のスリットを利用して、二次導体の内部間
に所定回数巻回し、二次導体の外側に一対のコアもしく
は分割されたリングコアを配置しているため、二次導体
の内部に一次導体を巻回して一次導体を包囲することが
できると共に、磁束の外部への漏れが防止されるため、
一次導体と二次導体の結合係数が高められて出力変成器
を小型かつ軽量に形成することができると共に、外部ノ
イズの発生を確実に抑えることができる。
記載の発明によれば、一次導体を、筒状の少なくとも一
対の二次導体のスリットを利用して、二次導体の内部間
に所定回数巻回し、二次導体の外側に一対のコアもしく
は分割されたリングコアを配置しているため、二次導体
の内部に一次導体を巻回して一次導体を包囲することが
できると共に、磁束の外部への漏れが防止されるため、
一次導体と二次導体の結合係数が高められて出力変成器
を小型かつ軽量に形成することができると共に、外部ノ
イズの発生を確実に抑えることができる。
【0029】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、二次導体の構成
が簡略化されて、出力変成器自体をより安価に形成する
ことができる等の効果を奏する。
項1ないし3記載の発明の効果に加え、二次導体の構成
が簡略化されて、出力変成器自体をより安価に形成する
ことができる等の効果を奏する。
【図1】本発明に係わる高周波加熱装置の出力変成器の
一実施例を示す断面図
一実施例を示す断面図
【図2】同図1のA−A断面図
【図3】同図2のB−B断面図
【図4】本発明に係わる高周波加熱装置の出力変成器の
他の実施例を示す断面図
他の実施例を示す断面図
1 出力変成器 2 二次コイル 2A、2B 銅パイプ 3 一次コイル 4 コア 5 カバー 6 スリット 7 冷却水パイプ 11 電線 15 ケーブル接続板 16 コイルホルダー 20 接続ケーブル 23 加熱コイル 25 リングコア 26 冷却水パイプ
Claims (4)
- 【請求項1】外周面の軸方向にスリットを有する略筒状
の少なくとも一対の二次導体と、該二次導体の前記スリ
ットを利用して二次導体の内部間に所定回数巻回された
一次導体と、前記二次導体の外側に配置されたコアと、
該コアの外側を覆うカバーと、を具備することを特徴と
する高周波加熱装置の出力変成器。 - 【請求項2】前記コアが二次導体の外周面形状に対応し
た凹部を有する一対のコアで形成されていることを特徴
とする請求項1記載の高周波加熱装置の出力変成器。 - 【請求項3】前記コアがリングコアで形成され、該リン
グコアが分割された状態で二次導体の外側に配置されて
いることを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置の
出力変成器。 - 【請求項4】前記二次導体が断面略C字状の一対の銅パ
イプを並設することによって形成され、該一対の銅パイ
プの内部間に一次導体が巻回されていることを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の高周波加熱装置
の出力変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153725A JPH11329689A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 高周波加熱装置の出力変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153725A JPH11329689A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 高周波加熱装置の出力変成器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11329689A true JPH11329689A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15568741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10153725A Pending JPH11329689A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 高周波加熱装置の出力変成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11329689A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012099813A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Pstek Co Ltd | 高周波誘導加熱器の水冷式トランスフォーマー及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP10153725A patent/JPH11329689A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012099813A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Pstek Co Ltd | 高周波誘導加熱器の水冷式トランスフォーマー及びその製造方法 |
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