JPH11332201A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH11332201A
JPH11332201A JP13150098A JP13150098A JPH11332201A JP H11332201 A JPH11332201 A JP H11332201A JP 13150098 A JP13150098 A JP 13150098A JP 13150098 A JP13150098 A JP 13150098A JP H11332201 A JPH11332201 A JP H11332201A
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JP
Japan
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gap
bearing
cap
shaft
outer ring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13150098A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Masuda
禎之 増田
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Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Publication date
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Publication of JPH11332201A publication Critical patent/JPH11332201A/ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ外部へのオイル漏れを確実に防止できる
スピンドルモータを提供する。 【解決手段】上軸受5とキャップ10との間に隙間20
を形成し、この隙間20の軸方向の間隔が内輪5a側に
比べて外輪5b側で大きくなるように、キャップ10の
下面にその外周縁からほぼ3分の1の位置に段差21を
設ける。このとき、ハブ7に形成するキャップ10の嵌
入用の凹所11の深さを、その底部23が外輪5bの上
端面の位置よりも所定量だけ上方に位置するように設定
しておく。こうすることで、上軸受5の内輪5a側より
外輪5b側における軸方向間隔の大きい隙間20が形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハードディスク
等の磁気ディスクの駆動に用いられるスピンドルモータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクであるハードディスクの駆
動に用いられるスピンドルモータは、従来例えば図7に
示すように構成されている。図7において、1はベー
ス、2はベース1の中央部に形成された挿通孔、3は挿
通孔2に嵌入されたシャフト、4はベース1に取り付け
られたコア4a及びこのコア4aに巻装された巻線4b
から成るステータ、5及び6は上軸受及び下軸受であ
り、それぞれ内輪5a、6aに予圧が付与された状態
で、シャフト3の上端部及び下端部に外嵌されている。
【0003】7は両軸受5、6の外輪5b、6bに外嵌
されハードディスクDが載置されるアルミニウム等の非
磁性材から成るハブ、8はハブ7の下端周縁部に取り付
けられた鉄等の磁性材から成るロータヨーク、9はロー
タヨーク8の内側に嵌着されステータ4に対向して配設
された駆動用マグネット、10は上軸受5を被覆する円
筒状のキャップである。このキャップ10は、中央の透
孔にシャフト3が遊挿されるようにしてハブ7の上面の
凹所11に嵌入される。このとき、組立時の位置決めを
容易にするために、その下面周縁部が上軸受5の外輪5
bに当接している(図8参照)。
【0004】上記したように、上軸受5の内輪5aは予
圧が付与された状態でシャフト3の上端に外嵌されるた
め、内輪5a上部とキャップ10下面との間には隙間が
生じる。また、回転部材であるハブ7の凹所11内に嵌
入されたキャップ10の内周面とシャフト3との間に
は、上軸受5の内輪5a上部とキャップ10下面との間
に形成された隙間よりも更に小なる間隔を有する隙間が
形成されており、両隙間の間隔の大小によって生じる圧
力差で上軸受5の防錆油及び潤滑油のベースオイルが飛
散してディスクDに付着することを防止するためのいわ
ゆるラビリンスシール構造が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のスピンドルモータの場合、モータの回転時に上軸受
5から滲みだした防錆油及び潤滑油のベースオイルが、
毛細管現象によってシャフト3とキャップ10との間の
隙間に溜まり(図8中の破線の楕円部分)、この隙間に
溜まったオイルがモータ外部に漏れ出し、記録ディスク
等に付着することによって、正確な情報の読み書きがで
きなくなる等の不具合の原因となり問題であった。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、モー
タ外部へのオイル漏れを確実に防止できるスピンドルモ
ータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、前記キャップと前記軸受との間に隙
間が設けられ、前記隙間の軸方向間隔が、前記軸受の内
輪側と外輪側とで異なっていることを特徴としている。
【0008】このような構成によれば、隙間の軸方向間
隔が異なる軸受の内輪側と外輪側とで、モータ回転時に
生じる圧力に差が生じる。但し、このときの圧力とは、
大気圧と、回転部材の回転により生じる気流による圧力
と、空気の熱膨張による圧力との和である。
【0009】このような圧力差による空気の流れを利用
することで、軸受から漏出するオイルをモータ外部に漏
れないようにトラップすることが可能になる。
【0010】また、本発明は、前記軸受の外輪側におけ
る前記隙間の軸方向間隔が、前記軸受の内輪側より大き
いことを特徴としている。
【0011】このようにすれば、隙間における圧力は、
軸方向間隔の大きい外輪側の方が内輪側よりも低くな
り、この隙間における空気は、圧力の高い内輪側から圧
力の低い外輪側へと流れる。一方、モータの回転に伴う
遠心力により、シールされるべきオイルが径方向を外方
に向かって移動し、このような遠心力によるオイルの移
動に、上記した空気の流れによるオイルの移動が相俟っ
て、軸受の外輪側とキャップとの間にオイルがトラップ
される。
【0012】ここで、隙間の軸方向間隔として、例えば
軸受の内輪とキャップとの間の軸方向間隔を、予圧後の
内輪、外輪の段差の少なくとも約1.5倍とし、軸受の
外輪とキャップとの間の軸方向間隔を、内輪、キャップ
間の軸方向間隔の少なくとも約1.5倍とするのが望ま
しい。
【0013】また、本発明は、前記キャップと前記軸受
の少なくとも内輪との間に隙間が設けられ、前記シャフ
トに鍔状部材が設けられてこの鍔状部材が前記隙間に配
設されていることを特徴としている。
【0014】この場合、鍔状部材により軸受から漏出す
るオイルがシャフトの壁面を伝ってモータ外部に滲み出
すことを防止できる。
【0015】また、本発明は、前記鍔状部材及び前記軸
受の内輪間の軸方向間隔よりも大なる隙間が、前記キャ
ップ及び前記軸受の外輪間に設けられていることを特徴
としている。
【0016】このようにすると、鍔状部材によりシャフ
トの壁面を伝わるオイルを遮断できるとともに、隙間の
軸方向間隔の差に基づく圧力差を利用して、間隔の大き
いキャップ及び軸受の外輪間の隙間にオイルをトラップ
することが可能になり、モータ外部へのオイルの滲み出
しを一層効果的に防止することが可能になる。
【0017】また、本発明は、前記キャップと前記軸受
の少なくとも内輪との間に隙間が設けられ、前記シャフ
トの周面にこの隙間に連通する周方向の溝が形成されて
いることを特徴としている。
【0018】このような構成によれば、シャフト及びキ
ャップ間の間隙と、シャフト周面の溝との圧力差によ
り、軸受から漏出したオイルをシャフト周面の溝に溜め
ることができるため、モータ外部へのオイルの滲み出し
を防止することが可能になる。
【0019】このとき、前記隙間の軸方向間隔よりも大
なる隙間を、前記キャップ及び前記軸受の外輪間に設け
ると、モータ回転時の圧力差により、間隔の大きいキャ
ップ及び軸受の外輪間の隙間にオイルを溜めてモータ外
部へのオイルの滲み出しを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)この発明の第
1の実施形態について図1を参照して説明する。尚、本
実施形態におけるスピンドルモータの基本構造は、図
7、図8に示すものとほぼ同じであるため、以下では図
7、図8も参照しつつ、主として図7、図8と相違する
点について説明することとする。
【0021】図1に示すように、上軸受5とキャップ1
0との間には隙間20が形成され、この隙間20の軸方
向の間隔が内輪5a側に比べて外輪5b側で大きくなる
ように、キャップ10の下面にその外周縁からほぼ3分
の1の位置に段差21が形成されている。このとき、ハ
ブ7に形成するキャップ10の嵌入用の凹所11の深さ
を図8の場合よりも浅くし、凹所11の底部23が上軸
受5の外輪5bの上端面よりも所定量だけ上方に位置す
るように設定しておく。こうすることで、隙間20の外
輪5b側における軸方向間隔が所望値に設定される。ま
た、隙間20の内輪5a側における軸方向間隔は、キャ
ップ10の段差21を調節することで所望値に設定され
る。
【0022】このように、隙間20の軸方向間隔を外輪
5b側で大きくすることで、間隔の大きい外輪5bの方
が内輪5a側よりも圧力が低くなり、キャップ10と上
軸受5との間の隙間20における空気は、圧力の高い内
輪5a側から圧力の低い外輪5b側へと流れる。ここで
圧力とは、大気圧と、シャフト3に対するハブ7の回転
により生じる気流による圧力と、空気の熱膨張による圧
力との和である。
【0023】また、図1に示すように、上軸受5の内輪
5aとキャップ10との間の軸方向間隔taは、予圧後
における内輪5a、外輪5bの段差の約1.5倍、上軸
受5の外輪5bとキャップ10との間の軸方向間隔tb
は内輪5a、キャップ10間の軸方向間隔taの約1.
5倍に、それぞれ設定されている。
【0024】ところで、上軸受5から漏出したオイル
は、モータの回転に伴う遠心力によって径方向を外方に
向かって移動する。このため、このような遠心力による
オイルの移動と、上記した圧力差に起因する空気の流れ
によるオイルの移動とにより、隙間20の外輪5bとキ
ャップ10との間にオイルがトラップされる。
【0025】従って、第1の実施形態によれば、上軸受
5から漏出するオイルを隙間20の外輪5bとキャップ
10との間にトラップすることができ、オイルがモータ
外部に漏れることを確実に防止することが可能になる。
【0026】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態について図2を参照して説明する。尚、本実施形態
におけるスピンドルモータの基本構造は、上記した第1
実施形態とほぼ同じであり、以下の点が相違するだけで
ある。
【0027】即ち、図2に示すように、キャップ10の
下面にその外周縁からほぼ2分の1の位置に段差25を
設け、上軸受5及びキャップ10間の隙間20の軸方向
における間隔が、内輪5a側に比べて外輪5b側で大き
くなるようにしている。このとき、上記した第1の実施
形態と同様、図2に示すように、上軸受5の内輪5aと
キャップ10との間の軸方向間隔taは、予圧後におけ
る内輪5a、外輪5bの段差の約1.5倍、上軸受5の
外輪5bとキャップ10との間の軸方向間隔tbは内輪
5a、キャップ10間の軸方向間隔taの約1.5倍に
それぞれ設定されている。
【0028】従って、第2の実施形態によれば、上記し
た第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0029】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態について図3を参照して説明する。尚、本実施形態
におけるスピンドルモータの基本構造は、上記した第1
の実施形態とほぼ同じであり、以下の点が相違するだけ
である。
【0030】図3に示すように、キャップ10の下面の
内周縁からほぼ3分の2にわたって凹部30が形成さ
れ、キャップ10の下面の外周縁部が上軸受5の外輪5
bの上面に当接するようにキャップ10がハブ7の凹所
11に嵌入されている。このようにして、上軸受5とキ
ャップ10の凹部30との間には隙間32が形成されて
いる。
【0031】そして、シャフト3の上端部に鍔状部材で
あるワッシャ34が嵌着され、キャップ10と上軸受5
との間の隙間32にワッシャ34が配設されている。こ
のとき、ワッシャ34と上軸受5の内輪5aとの間の軸
方向間隔tcが予圧後の内輪5a、外輪5bの段差の約
1.5倍に設定されている。尚、鍔状部材は、特にワッ
シャ34に限定されるものではなく、シャフト3に嵌着
できるものや、可能ならばシャフト3に一体的に形成さ
れたものであってもよい。
【0032】従って、第3の実施形態によれば、シャフ
ト3にワッシャ34を嵌着して隙間32に配設すること
で、ワッシャ34により上軸受5から漏出するオイルが
シャフト3の壁面を伝ってモータ外部に滲み出すことを
防止できる。
【0033】(第4の実施形態)この発明の第4の実施
形態について図4を参照して説明する。尚、本実施形態
におけるスピンドルモータの基本構造は、上記した第3
の実施形態とほぼ同じであり、以下の点が相違するだけ
である。
【0034】図4に示すように、キャップ10の下面の
外周縁部と上軸受5の外輪5bとの間が軸方向にteだ
け離れるようにキャップ10がハブ7の凹所11に嵌入
されている。このようにして、上軸受5の外輪5bとキ
ャップ10にも隙間36が形成されている。
【0035】但し、隙間32に配設されたワッシャ34
及び上軸受5の内輪5a間の軸方向間隔tdは、上記し
た第3の実施形態の場合と同様に、予圧後の内輪5a、
外輪5bの段差の約1.5倍に設定され、外輪5b及び
キャップ10間の隙間36の軸方向間隔teは、内輪5
a及びワッシャ34間の軸方向間隔tdの約1.5倍に
設定されている。
【0036】従って、第4の実施形態によれば、シャフ
ト3にワッシャ34を嵌着して隙間32に配設すること
で、ワッシャ34により上軸受5から漏出するオイルが
シャフト3の壁面を伝ってモータ外部に滲み出すことを
防止できると共に、モータ回転時に、遠心力や隙間3
2、36の圧力差により径方向を外方に向かって移動す
るオイルを、上軸受5の外輪5bとキャップ10との間
の隙間36に溜めてモータ外部に滲み出すことを防止で
きる。
【0037】なお、第3、第4の実施形態では、シャフ
ト3にワッシャ34を嵌着し、シャフト3の壁面を伝わ
るオイルを遮断するようにした場合について説明した
が、例えばキャップ10の凹部30内、或いはハブ7の
凹所11内にワッシャを嵌入し、キャップ10の凹部3
0の壁面やハブ7の内壁面を伝わるオイルを遮断するよ
うにしてもよい。
【0038】(第5の実施形態)この発明の第5の実施
形態について図5を参照して説明する。尚、本実施形態
におけるスピンドルモータの基本構造は、図7、図8に
示すものとほぼ同じであるため、以下では図7、図8も
参照しつつ、主として図7、図8と相違する点について
説明することとする。
【0039】図5に示すように、シャフト3のキャップ
10との対向部位の外径が、上軸受5が外嵌される部位
の外径つまり上軸受5の内径よりも小さく形成され、予
圧が付与された状態で外嵌された上軸受5の内輪5aと
キャップ10との間の隙間40に連通するように、シャ
フト3の周面に周方向の溝41が形成されている。
【0040】このように、シャフト3の周面に隙間40
に連通する溝41を形成すると、モータ回転時に、非常
に間隔の狭いシャフト3及びキャップ10間の間隙と溝
41との間に圧力差が生じ、この圧力差による空気の流
れによって上軸受5から漏出したオイルが圧力の低い溝
41に移動して溝41にトラップされる。
【0041】従って、第5の実施形態によれば、シャフ
ト3の周面に形成した溝41にオイルをトラップできる
ため、モータ外部へのオイルの滲み出しを防止すること
が可能になる。
【0042】(第6の実施形態)この発明の第6の実施
形態について図6を参照して説明する。尚、本実施形態
におけるスピンドルモータの基本構造は、上記した第5
の実施形態とほぼ同じであり、以下の点が相違するだけ
である。
【0043】即ち、図6に示すように、キャップ10の
下面にその外周縁からほぼ2分の1の位置に段差44を
設け、上軸受5及びキャップ10間の隙間45の軸方向
間隔が、内輪5a側に比べて外輪5b側で大きくなるよ
うにしている。このとき、上軸受5の内輪5aとキャッ
プ10との間の軸方向間隔tfは、予圧後における内輪
5a、外輪5bの段差の約1.5倍、上軸受5の外輪5
bとキャップ10との間の軸方向間隔tgは内輪5a、
キャップ10間の軸方向間隔tfの約1.5倍にそれぞ
れ設定されている。
【0044】この場合、シャフト3及びキャップ10間
の間隙と溝41との間の圧力差により、上軸受5から漏
出したオイルがシャフト3の周面の溝41に溜まると共
に、モータの回転に伴う遠心力によるオイルの移動、及
び隙間45の軸方向間隔の差に基づく圧力差に起因する
空気の流れによるオイルの移動により、隙間45の外輪
5bとキャップ10との間にオイルがトラップされる。
【0045】従って、第6の実施形態によれば、上軸受
5から漏出したオイルのモータ外部への滲み出しを確実
に防止することが可能になる。
【0046】なお、上記した第5、第6の実施形態で
は、シャフト3のキャップ10との対向部位の外径を、
上軸受5が外嵌される部位の外径である上軸受5の内径
よりも小さく形成した場合について説明したが、シャフ
ト3の外径は特にこのように変えなくてもよい。
【0047】また、上記した第1、第2、第6の実施形
態では、上軸受5及びキャップ10間に設けた隙間2
0、45の軸方向間隔を、内輪5a側に比べて外輪5b
側の方を大きくした場合について説明したが、外輪5b
側の方を大きくすることでモータ回転時の遠心力で隙間
20、45を外方に向かって移動するオイルが間隔の大
きい外輪5b側の隙間に溜まり易いという利点はあるも
のの、隙間20、45の軸方向間隔は必ずしも外輪5b
側を大きくする必要はなく、内輪5a側の方を大きくし
てもよい。
【0048】更に、この発明は上記した各実施形態に限
定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにお
いて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、モータ回転時に、隙間の軸方向間隔が異なる軸
受の内輪側と外輪側とで圧力差が生じるため、この圧力
差により、軸受から漏出したオイルを隙間の間隔の大き
い側にトラップすることができ、モータ外部へのオイル
漏れを確実に防止できるスピンドルモータを提供するこ
とが可能になる。
【0050】また、請求項2に記載の発明によれば、モ
ータ回転時に、隙間の軸方向間隔の広い外輪側の圧力が
内輪側より低くなり、この隙間における空気が外輪側に
流れて軸受からの漏出オイルも外輪側に移動するため、
モータの回転に伴う遠心力の作用と相俟って、軸受から
漏出したオイルを軸受の外輪側とキャップとの間にトラ
ップすることができ、モータ外部へのオイル漏れを確実
に防止できるスピンドルモータを提供することが可能に
なる。
【0051】また、請求項3に記載の発明によれば、鍔
状部材により、軸受から漏出するオイルがシャフトの壁
面を伝わることを防止できるため、モータ外部へのオイ
ル漏れを確実に防止できるスピンドルモータを提供する
ことが可能になる。
【0052】また、請求項4に記載の発明によれば、隙
間の軸方向間隔の差に基づく圧力差を利用して、間隔の
大きいキャップ及び軸受の外輪間の隙間にオイルをトラ
ップすることが可能になり、モータ外部へのオイルの滲
み出しを一層効果的に防止することが可能になる。
【0053】また、請求項5に記載の発明によれば、シ
ャフト及びキャップ間の間隙と、シャフト周面の溝との
圧力差により、軸受から漏出したオイルをシャフト周面
の溝に溜めることができるため、モータ外部へのオイル
漏れを確実に防止できるスピンドルモータを提供するこ
とが可能になる。
【0054】また、請求項6に記載の発明によれば、軸
方向間隔の大きい隙間をキャップ及び前記軸受の外輪間
に設けることで、モータ回転時の圧力差により、間隔の
大きいキャップ及び軸受の外輪間の隙間にオイルを溜め
ることも可能になり、モータ外部へのオイルの滲み出し
を一層効果的に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の一部の切断正面図
である。
【図2】この発明の第2の実施形態の一部の切断正面図
である。
【図3】この発明の第3の実施形態の一部の切断正面図
である。
【図4】この発明の第4の実施形態の一部の切断正面図
である。
【図5】この発明の第5の実施形態の一部の切断正面図
である。
【図6】この発明の第6の実施形態の一部の切断正面図
である。
【図7】この発明の背景となるスピンドルモータの切断
正面図である。
【図8】図7のモータの一部の拡大図である。
【符号の説明】
3 シャフト 4 ステータ 5 上軸受 5a 内輪 5b 外輪 7 ハブ 9 駆動用マグネット 10 キャップ 20、32、36、40、45 隙間 34 ワッシャ(鍔状部材) 41 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 19/20 G11B 19/20 E H02K 5/173 H02K 5/173 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、前記シャフトに外嵌された
    軸受と、前記軸受を介して前記シャフトに取り付けられ
    たハブと、前記ハブに固着された駆動用マグネットと、
    前記駆動用マグネットに対向して配設されたステータ
    と、前記シャフトが遊挿されるように前記ハブに装着さ
    れて前記軸受を被覆したキャップとを備えたスピンドル
    モータにおいて、 前記キャップと前記軸受との間に隙間が設けられ、前記
    隙間の軸方向間隔が、前記軸受の内輪側と外輪側とで異
    なっていることを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記軸受の外輪側における前記隙間の軸
    方向間隔が、前記軸受の内輪側より大きいことを特徴と
    する請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】 シャフトと、前記シャフトに外嵌された
    軸受と、前記軸受を介して前記シャフトに取り付けられ
    たハブと、前記ハブに固着された駆動用マグネットと、
    前記駆動用マグネットに対向して配設されたステータ
    と、前記シャフトが遊挿されるように前記ハブに装着さ
    れて前記軸受を被覆したキャップとを備えたスピンドル
    モータにおいて、 前記キャップと前記軸受の少なくとも内輪との間に隙間
    が設けられ、前記シャフトに鍔状部材が設けられてこの
    鍔状部材が前記隙間に配設されていることを特徴とする
    スピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 前記鍔状部材及び前記軸受の内輪間の軸
    方向間隔よりも大なる隙間が、前記キャップ及び前記軸
    受の外輪間に設けられていることを特徴とする請求項3
    に記載のスピンドルモータ。
  5. 【請求項5】 シャフトと、前記シャフトに外嵌された
    軸受と、前記軸受を介して前記シャフトに取り付けられ
    たハブと、前記ハブに固着された駆動用マグネットと、
    前記駆動用マグネットに対向して配設されたステータ
    と、前記シャフトが遊挿されるように前記ハブに装着さ
    れて前記軸受を被覆したキャップとを備えたスピンドル
    モータにおいて、 前記キャップと前記軸受の少なくとも内輪との間に隙間
    が設けられ、前記シャフトの周面にこの隙間に連通する
    周方向の溝が形成されていることを特徴とするスピンド
    ルモータ。
  6. 【請求項6】 前記隙間の軸方向間隔よりも大なる隙間
    が、前記キャップ及び前記軸受の外輪間に設けられてい
    ることを特徴とする請求項5に記載のスピンドルモー
    タ。
JP13150098A 1998-05-14 1998-05-14 スピンドルモータ Withdrawn JPH11332201A (ja)

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JP13150098A JPH11332201A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 スピンドルモータ

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JP13150098A JPH11332201A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 スピンドルモータ

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JPH11332201A true JPH11332201A (ja) 1999-11-30

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ID=15059476

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JP13150098A Withdrawn JPH11332201A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 スピンドルモータ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124599A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Mitsubishi Electric Corp 電動機の回転子及び電動機及び電動機の回転子の製造方法及び空気調和機
JP2010158141A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Mitsubishi Electric Corp 電動機の回転子及び電動機及び電動機の回転子の製造方法及び空気調和機
JP2015113907A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 セイコーインスツル株式会社 軸受装置及び情報記録再生装置
CN105587761A (zh) * 2014-11-11 2016-05-18 美蓓亚株式会社 枢轴装配轴承以及盘驱动装置
JP2016091588A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 ミネベア株式会社 ピボットアッシー軸受
WO2022024901A1 (ja) * 2020-07-27 2022-02-03 ファナック株式会社 支持構造および産業機械

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