JPH11332965A - 光浄化装置 - Google Patents

光浄化装置

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JPH11332965A
JPH11332965A JP10147744A JP14774498A JPH11332965A JP H11332965 A JPH11332965 A JP H11332965A JP 10147744 A JP10147744 A JP 10147744A JP 14774498 A JP14774498 A JP 14774498A JP H11332965 A JPH11332965 A JP H11332965A
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curved
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光触媒担持体の通気孔の内面にできる影を減少
でき、もって、コストアップを図らずに空気清浄装置の
浄化能力を上昇させる光浄化装置を提供すること。 【解決手段】上側光触媒担持体51は、ハニカム構造体
であり、多数の通気孔63,63,…の内面に光触媒を
担持している。上側光触媒担持体51は、光源ランプ6
側に湾曲した湾曲面55a,55bを有する。光触媒担
持体51の湾曲面55a,55bは、光源ランプ6の円
周面に対向するように湾曲する。光触媒担持体51の通
気面52a,52bが光源ランプ6側に湾曲するので、
通気孔53の内面58にできる影の面積が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気清浄装置等
に配置され、光触媒を用いて空気中の汚染物質を浄化す
る光浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、乗用車等の自動車に適用される
車載用の空気清浄装置は、自動車の車内等の狭隘な場所
に配置されるので、できるだけ小型化が図れたものが好
ましい。
【0003】ところで、従来より、家庭用の空気清浄装
置では、紫外線の照射により汚染物質を浄化する光触媒
が担持される光触媒担持体が備えられていると共に、上
記の光触媒に紫外線を含む光を照射する光源ランプを設
け、これによって、汚染物質の浄化を図るものが提供さ
れている。
【0004】流路中に光触媒担持体を配置する方式の光
浄化装置に関しては、通気流と光触媒との接触する面積
ができるだけ広いことが好ましく、例えば、多数の通気
孔を有する、いわゆるハニカム構造体を含むものが知ら
れている。
【0005】図10を用いて、ハニカム構造体を含む従
来の方式の光浄化装置について説明する。空気清浄装置
101は、光触媒担持体102と円柱形状の光源ランプ
103とを備えている。光触媒担持体102は、平板1
04と波板105とを交互に積層したハニカム構造によ
って構成された平面板状のものであり、通気流Aと略直
交する通気面102aを備えている。この通気面102
aは、多数の通気孔106を並べて区画されている。通
気孔106の内面106aである平板104および波板
105に光触媒が担持されている。
【0006】また、光源ランプ103は一方向に延びた
直管型であって、光触媒担持体102に近接して配置さ
れている。この方式では、通気孔106を区画する平板
104および波板105に光触媒が担持されており、通
気流Aと光触媒との接触面積を大きく保てるので、空気
清浄装置101の浄化能力が高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】車載用の空気清浄装置
に上記ハニカム構造を含む従来の方式を適用する場合に
は、装置の小型化を図るために光源ランプ103を光触
媒担持体102に近接配置させる必要がある。
【0008】しかしながら、通気孔106の内面106
aに光触媒が担持されているので、光触媒担持体102
を図11のように光源ランプ103に近接して配置する
結果、光触媒担持体102の端部付近(図11で示す左
右端)の通気孔106の内面106aに、光源ランプ1
03からの光が遮られて影となる領域ができてしまう
(図11では二点鎖線によって光を図示)。このため、
空気清浄装置101の浄化能力を十分に高く保てない。
【0009】また、通気孔106の内面106aの影に
なる領域を減少させるために、多数本の光源ランプ10
3を光触媒担持体102に対向して配置すると、装置の
コストアップにつながり好ましくない。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、光触媒担持体の通気孔の内面にできる影を減少
でき、もって、コストアップを図らずに空気清浄装置の
浄化能力を上昇させる光浄化装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、相対向する一対の通気面
に直交する多数の通気孔を有し、これら通気孔の内面に
光の照射を受けて汚染物質を浄化する光触媒を担持した
光触媒担持体と、少なくとも一方の通気面に近接して配
置され、上記光触媒に光を照射する少なくとも一つの光
源ランプと、光触媒担持体の通気面の少なくとも一部
は、対応する光源ランプ側に向く湾曲面、および屈曲部
を介して互いに連結され、対応する光源ランプ側に向く
複数の平坦面からなる屈曲状平坦面の少なくとも一方を
含むことを特徴とする光浄化装置である。
【0012】この発明の構成では、光触媒担持体の通気
面の少なくとも一部が光源ランプ側に湾曲又は屈曲する
ので、通気孔の内面にできる影の面積が減少する。した
がって、通気孔の内面の光照射される面積を増加させる
ことができる結果、コストアップを図らずに空気清浄装
置の浄化能力を高くすることができる。
【0013】なお、光触媒による汚染物質の浄化は、空
気中の臭い成分を分解すること、空気中の細菌等を死滅
させること、空気中のウイルスの活動を不活化させるこ
とのうち少なくとも一つを含む趣旨である。また、空気
中の汚染物質に限られず、空気中の埃等に付着した汚染
物質を浄化することを含む趣旨である。
【0014】また、湾曲面とは、曲率を持つ要素からな
るものの他、複数の直線要素を湾曲状に配置したものを
含む趣旨である。
【0015】さらに、湾曲面および屈曲状平坦面の形成
は、平面板状の光触媒担持体を手で押し曲げることに
よって達成される場合と、自由状態で、湾曲形状又は
屈曲形状を呈するようにして、予め曲げられている場合
とを含む。の場合は、汎用の光触媒担持体を手で押し
曲げることにより適用できるので、湾曲面および屈曲状
平坦面の形成が容易である。
【0016】請求項2記載の光浄化装置は、請求項1に
おいて、上記光触媒担持体は、平板と波板とを交互に積
層した積層体からなることを特徴とするものである。
【0017】この発明の構成では、請求項1記載の作用
に加えて以下の作用を奏する。
【0018】積層体からなる光触媒担持体は、積層方向
に沿って曲率を持つ曲げが容易であるので、光触媒担持
体を手で押し曲げれば湾曲面の形成が容易である。
【0019】また、積層体からなる光触媒担持体では、
通気流と光触媒との接触面積を広く保つために平板同士
の間隔を狭くすると、通気孔の内面に光が届かず、光照
射量が著しく減少してしまうが、本発明によれば、平板
同士の間隔が狭くても、通気孔の内面に光照射される面
積が広く保たれるので、光触媒への光照射量を十分に保
ちながら、通気流と光触媒との接触面積を大きなものと
することができる。したがって、空気清浄装置の浄化能
力をより大きく保つことができる。
【0020】請求項3記載の光浄化装置は、請求項1又
は2において、上記光源ランプは、円柱形状のランプで
あり、光触媒担持体の湾曲面又は屈曲状平坦面は、光源
ランプの円周面に対向するように曲げられていることを
特徴とするものである。
【0021】この発明の構成では、請求項1又は2記載
の発明の作用に加えて以下の作用を奏する。
【0022】湾曲面又は屈曲状平坦面がランプの円周面
に対向するように曲げられているので、通気孔の内面に
できる影の面積がさらに確実に減少する結果、より光触
媒担持体の光源ランプからの光照射面積が増加する。し
たがって、より装置の浄化能力を増加させることができ
る。
【0023】また、通気面が光触媒担持体の略全面にわ
たって湾曲面である場合には、光触媒担持体の光照射面
積は、平面板状の光触媒担持体の光照射面積の例えば約
1.5倍となる。
【0024】請求項4記載の光浄化装置は、請求項1,
2又は3において、上記光触媒担持体の湾曲面は、上記
光源ランプを中心とした円周面であることを特徴とする
ものである。
【0025】この発明の構成では、請求項1,2又は3
記載の発明の作用に加えて以下の作用を奏する。
【0026】光触媒担持体の通気面が光源ランプを中心
とした円周面となるので、通気孔の内面に影ができない
結果、通気孔の内面の光照射される面積がさらに増加す
る。
【0027】請求項5記載の光浄化装置は、請求項1,
2又は3において、上記光源ランプは直管型であって、
上記光触媒担持体は、光源ランプを挟んだ状態で対向す
る一対のものであり、少なくとも一方の光触媒担持体は
上記湾曲面又は屈曲状平坦面を備えていることを特徴と
するものである。
【0028】この発明の構成では、請求項1,2又は3
記載の発明の作用に加えて以下の作用を奏する。
【0029】一対の光触媒担持体が光源ランプを挟んだ
状態で配置されるので、本数の限られた光源ランプで効
率良く光触媒担持体に光照射できる結果、コストアップ
せずに、装置の浄化能力がさらにアップする。
【0030】なお、本発明は、一対の光触媒担持体のう
ち一方のみが湾曲面又は屈曲状平坦面を有している場合
と、両方の光触媒担持体が湾曲面又は屈曲状平坦面を有
している場合とを含む趣旨である。両方の光触媒担持体
が、湾曲面又は屈曲状平坦面を有している場合には、通
気孔の内面に光触媒の担持された領域のうち紫外線の照
射される面積がより増加する結果、浄化能力がさらに向
上する。
【0031】請求項6記載の光浄化装置は、請求項1,
2又は3において、上記光源ランプは直管型であって、
複数が平行に配置されており、上記光触媒担持体は、光
源ランプの通気流方向の同側に配置される複数の湾曲面
又は屈曲状平坦面を含み、各湾曲面又は屈曲状平坦面
は、対応する光源ランプに向かってそれぞれ曲げられて
いることを特徴とするものである。
【0032】この発明の構成では、請求項1,2又は3
記載の発明の作用に加えて以下の作用を奏する。
【0033】光触媒担持体の通気面がそれぞれの光源ラ
ンプに対応する湾曲面又は屈曲状平坦面を有するので、
複数の光源ランプが配置される装置においても光触媒担
持体に光照射できる面積がアップする結果、確実に装置
の浄化能力がさらにアップする。さらに、複数の光源ラ
ンプを光触媒担持体の同側に配置するので、配置スペー
スを削減でき、また、光触媒担持体への給電構造を集約
的にレイアウトすることができる。
【0034】なお、光触媒担持体は、全体が一枚ものか
らなっている場合と、複数の分割体を組み合わせて全体
を構成している場合とを含む趣旨である。
【0035】請求項7記載の光浄化装置は、請求項1,
2又は3において、上記光源ランプは直管型であって、
複数が平行に配置されており、上記光触媒担持体は、光
源ランプの長手方向から見て、隣接する光源ランプ同士
の間を縫うように、略S字状に曲げられていることを特
徴とするものである。
【0036】この発明の構成では、請求項1,2又は3
記載の発明の作用に加えて以下の作用を奏する。
【0037】光触媒担持体の両方の通気面に対向するよ
うに光源ランプを配置するので、一方の通気面に対向す
るように光源ランプを配置した場合と比較して、くまな
く通気孔の内面に光照射することができる。また、光源
ランプ間を縫うような略S字状のレイアウトであれば、
一枚板状の光触媒担持体を用いて容易に達成できる。
【0038】なお、ここで略S字とは、S字の他、形状
が非対称なもの、一部直線であるものを含む趣旨であ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい一実施の形態に
かかる空気清浄装置を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる空気清浄装置が
セダン型の乗用車に配置される様子を乗用車の側方から
見た概略断面図である。図2は、本発明の一実施の形態
にかかる空気清浄装置の一部破断分解斜視図である。
【0040】図1および図2を参照して、本空気清浄装
置1は、細長い略直方体状の外形を有している。
【0041】本空気清浄装置1は、乗用車Cの後部座席
90の背後に、例えば、小荷物用の棚であるリアトレイ
91の上に配置した状態で設置される。なお、設置場所
としては、セダン型の乗用車Cの後部座席90の上部後
方に設けられるリアトレイ91の他、ワゴン型の乗用車
等の後部座席の後方にある手荷物収容部を覆う着脱可能
な覆いであるカバータイプのリアトレイの上でも良い。
また、リアトレイに形成した開口や凹部内に、空気清浄
装置1の少なくとも一部を落とし込んで設置するように
しても良い。
【0042】空気清浄装置1は、細長いので、例えばC
乗用車の車内等の狭隘な場所に設置することができる。
例えば、本空気清浄装置1を車内に設置する場合には、
長手方向(矢印X)を自動車の左右方向に沿わせて設置
する。
【0043】なお、以下の説明では、本空気清浄装置1
が車内に設置されるときの状態に基づいて、方向を説明
する。すなわち、自動車の進行方向を前後方向(矢印Y
方向)とし、自動車の進行方向に対する左右方向(矢印
X方向)、および上下方向(矢印Z方向)を、そのまま
使用する。
【0044】図2を参照して、空気清浄装置1は、通気
流Aを流す流路を内部に区画するケーシング2と、通気
流A中の塵埃を捕獲する集塵フィルタ3と、流路内に通
気流Aを生成する送風ファン4と、紫外線を含む光の照
射を受けて通気流A中の汚染物質を浄化する光触媒を担
持した一対の光触媒担持体5,5と、一対の光触媒担持
体5,5へ光を照射する一対の光源ランプ6,6とを有
している。これらの集塵フィルタ3、送風ファン4、光
触媒担持体5,5および光源ランプ6,6は、ケーシン
グ2内に収容されている。また、ケーシング2の内部に
は、通気流A中のたばこの煙成分を検知する煙センサ
や、光源ランプ6を発光させるための駆動回路等を含
み、空気清浄装置1を制御する回路基板部(図示しな
い。)が設けられている。回路基板部(図示しない。)
は、例えば、シガーソケットを介して乗用車Cのバッテ
リーより給電されるように構成されている。
【0045】空気清浄装置1では、そのケーシング2の
上面27に吸込口11および吹出口12が、ケーシング
2の長手方向に沿って、例えば左右に並んで形成されて
いる。すなわち、吸込口11と吹出口12とは、多数の
小開口でそれぞれ構成され、これらの小開口群同士が左
右に並んでいる。なお、図2には、一部の小開口のみ開
示し、小開口群の配置された領域を一点鎖線で図示して
いる。上述の流路は、吸込口11に連なり上下に延びる
第1エリア(一点鎖線の矢印で示す通気流Aが流れる図
2の右下側に図示する領域。)と、吹出口12に連なり
上下に延びる第2エリア(一点鎖線の矢印で示す通気流
Aが流れる図2の左側に図示する領域。)とを有して、
全体が略U字状をなしている。また、集塵フィルタ3は
第1エリアの吸込口11の真下に配置され、その下方領
域に送風ファン4が配置されている。また、光触媒担持
体5,5および光源ランプ6,6は、第2エリアの吹出
口12の真下に、各一対で配置されている。
【0046】ケーシング2は、外形が略直方体形状を有
する中空の箱であり、例えば、金属板材で構成されてい
る。ケーシング2は、一方向に長く形成されており、ま
た、上下方向の寸法が薄くなっている。ケーシング2で
は、その底面21から前面22、後面23、右面24、
および左面25からなる各側面が立ち上がり、これら各
側面の上部に、上面27が着脱可能に配置されている
(図2では、上面27および上側の光触媒担持体5を取
り外した状態で空気清浄装置1を示す。)。後面23
は、前面22に比べて上端が低く、上面27は、後端領
域が下方に湾曲している。ケーシング2の内部には、前
面22と後面23とを接続する板状の区画部材28が設
けられている。この区画部材28は、平面視で略正方形
の上述の第1エリアと、平面視で略長方形の第2エリア
とを区画している。第1エリアと第2エリアとは、区画
部材28の下方領域に形成された連通開口(図示しな
い。)を通じて互いにつながっている。
【0047】集塵フィルタ3は、ケーシング2内の吸込
口11の真下にあって、平面視で第1エリアとほぼ同様
の形と大きさを有している。集塵フィルタ3は、二層構
造を有しており、上下に空気を通して、主に塵埃を捕獲
する上層31と、活性炭を担持して脱臭機能を有する下
層32とを有している。
【0048】なお、集塵フィルタ3は、上記の構成に限
定されない。例えば、空気中の塵埃を電気的に帯電させ
て、この帯電した塵埃を捕獲するように電圧が印加され
るものであっても良い。また、必要に応じて、上層31
および下層32の少なくとも一方を省いた構成としてい
ても良い。
【0049】送風ファン4は、集塵フィルタ3の下方に
配置され、シロッコファンからなる。送風ファン4は、
その中央部に配置されたファンモータ(図示しない)に
よって、予め定める所定の回転方向に回転駆動される。
【0050】このように、送風ファン4がファンモータ
(図示しない)で回転駆動されると、上方の中央開口か
ら送風ファン4の中央部に空気が吸い込まれる。空気
は、シロッコファンにより、送風ファン4の径方向外方
へ向けて流れ、左右方向に沿って第2エリアに向けて送
り出される。通気流Aは、第2エリアでは、第2エリア
の下部に区画された導入室内で、左右に広がりつつ、上
方に向きを変え、その上方に配置された光触媒担持体
5,5に均一に流入する。
【0051】光触媒担持体5,5は、上述のように一対
のものであり、一対の光源ランプ6,6の上方に配置さ
れる上側光触媒担持体51と、一対の光源ランプ6,6
の下方に配置される下側光触媒担持体61とを備えてお
り、両者は、光源ランプ6,6を挟んだ状態で対向して
いる。
【0052】上側光触媒担持体51および下側光触媒担
持体61は、同様の構造を有するハニカム構造体であ
り、上側光触媒担持体51で説明すると、その上下両面
54b,54aが通気面52b,52aとなっていて、
一対の通気面52a,52bと、この通気面52a,5
2bと直交する多数の通気孔53,53,…とを有して
いる。上側光触媒担持体51は、薄肉状に形成され、平
面視で流路の第2エリアの断面と略同じ大きさにされて
おり、後方領域で、通気面52a,52bが、光源ラン
プ6,6側に湾曲している。
【0053】ハニカム構造体について上側光触媒担持体
51を用いて説明する。ハニカム構造体は、例えば、塩
化ビニル樹脂で形成された、互いに平行な多数の平板5
6と、隣接する平板56,56間に配置された波板57
とを含んでいる。ハニカム構造体は、平板56と波板5
7とを交互に多数積層した積層体であり、積層する方向
に延びた下面54aおよび上面54bを有する板状に形
成され、一対の平板56,56の間には、波板57によ
って、両面54a,54bに開口した通気孔53が区画
されている。各通気孔53の内面58、すなわち、通気
孔53を区画する平板56および波板57の表面に、
光、特に紫外線の照射を受けて臭い成分等を分解する光
触媒が担持されている。各光触媒担持体51,61の積
層方向が、光源ランプ6,6の長手方向と直交する平面
内に含まれている。
【0054】光触媒は、紫外線等の光を吸収し、そのエ
ネルギを反応物質に与えて化学反応を起こさせる物質を
意味する。この光触媒が有する主な機能としては、臭
い成分の除去による脱臭機能や、臭い成分でない汚染
物質を分解する機能や、微生物の殺菌やウィルスの不
活化を行う機能(いわゆる殺菌、抗菌機能)等も含まれ
るが、これらの機能は、いずれも光触媒の有する酸化分
解機能によって達成されるものである。
【0055】ここで、酸化分解機能を有する光触媒とし
ては、アナタース型の結晶構造を持つ酸化チタン(Ti
O2 )を例示することができる。このアナタース型の結
晶構造を持つ酸化チタンであれば、弱い紫外線でも高い
浄化能力を発揮できる点で好ましい。また、酸化亜鉛
(ZnO)および酸化タングステン(WO3 )等を用い
ても良い。
【0056】光源ランプ6は、例えば、直管型の冷陰極
型蛍光ランプである。光源ランプ6としては、光触媒を
励起することのできる光を発することができれば十分で
あるが、波長320〜420nmの紫外線を含む光を発
することができれば、TiO 2 、ZnO等の光触媒を活
性化させて効率よく汚染物質を浄化させることができる
点で好ましい。特に、冷陰極型蛍光ランプは、熱陰極型
蛍光ランプに比べて一般に小型、長寿命であり、好まし
い。
【0057】光源ランプ6,6は二本が互いに平行に、
その中心軸線の延びる方向を、ケーシング2の長手方向
に沿わせて配置されている。また、二本の光源ランプ
6,6は、互いに協働して、光触媒担持体51,61の
片側の表面54a,64aの略全域を照射できるよう
に、前後方向に間隔を開けて並んでいる。このように、
二本の光源ランプ6,6は、その上方にある上側光触媒
担持体51の下面54aと、光源ランプ6の下方に配置
される下側光触媒担持体61の上面64aを照明でき、
光源ランプ6の全周に照射される光を効率よく利用して
照明できる。一対の光触媒担持体51,61の光触媒
は、光源ランプ6からの光のうちの主に紫外線を受ける
ことによって、活性化して臭い成分等の汚染物質を浄化
する。
【0058】図3は、光触媒担持体と光源ランプとの配
置関係を示す、図2のI−I断面の概略断面図である。
上側光触媒担持体51は、平面板状の光触媒担持体をそ
の積層方向に、押し曲げて湾曲させた状態で、空気清浄
装置1内に配置されている。図2および図3を参照し
て、上側光触媒担持体51の後端を、下側光触媒担持体
61および一対の光源ランプ6,6が既に配置されたケ
ーシング2の後端にあてがった状態で、上側光触媒担持
体51を後方へ押しつけると、それに伴って上側光触媒
担持体51の後方領域が湾曲する。その状態で、上面2
7が空気清浄装置1にセットされ、湾曲した状態で、上
側光触媒担持体51が空気清浄装置1内に保持される。
【0059】図3を参照して、上述のように、下側光触
媒担持体61は、平面板状に形成されたハニカム構造体
であり、その上下両面64b,64aが通気面62b,
62aとされていて、一対の通気面62a,62bと、
この通気面62a,62bと直交する多数の通気孔6
3,63,…とを有している。下側光触媒担持体61
は、平面形状を略矩形に形成され、流路の第2エリアの
断面と略同じ大きさにされている。
【0060】上側光触媒担持体51の通気面52a,5
2bはその後方領域に、後端に向かうにしたがって光源
ランプ6側に湾曲した湾曲面55a,55bを有してい
る。光触媒担持体51の湾曲面55a,55bは、光源
ランプ6の円周面に対向するように湾曲している。
【0061】なお、光触媒担持体51の湾曲面55a,
55bの形成は、自由状態で湾曲形状を呈するようにし
て予め湾曲させてあるものであっても良い。
【0062】本実施の形態によれば、光触媒担持体51
の通気面52a,52bが光源ランプ6側に湾曲するの
で、通気孔53の内面58にできる影の面積が減少する
(図3に二点鎖線で光を図示。)。したがって、通気孔
53の内面58の光照射される面積を増加させることが
できる結果、コストアップを図らずに空気清浄装置1の
浄化能力を高くすることができる。
【0063】また、積層体からなる光触媒担持体5は、
積層方向に沿って曲率を持つ曲げが容易であるので、光
触媒担持体5を手で押し曲げれば湾曲面55a,55b
の形成が容易である。
【0064】また、積層体からなる光触媒担持体5で湾
曲面55a,55bが形成されているので、平板56,
56同士の間隔が狭くても通気孔53の内面58に光照
射される面積が広く保たれる結果、光触媒への光照射量
を十分に保ちながら、通気流Aと光触媒との接触面積を
大きなものとすることができる。したがって、空気清浄
装置1の浄化能力をより大きく保つことができる。
【0065】また、湾曲面55a,55bが光源ランプ
6,6の円周面に対向するように湾曲しているので、通
気孔53の内面58にできる影の面積がさらに確実に減
少する結果、より光触媒担持体5の光源ランプ6からの
光照射面積が増加する。したがって、より空気清浄装置
1の浄化能力を増加させることができる。
【0066】図4は、本発明の他の実施の形態を示す図
である。図4の実施の形態が、図1の実施の形態と異な
るのは、上側光触媒担持体51Eに、湾曲面ではなく、
光源ランプ6側に向く屈曲状平坦面59a,59bが設
けられている点である。光触媒担持体51は、二つの平
面板81E,81Eを連結して構成されている。屈曲状
平坦面59a,59bは、屈曲部60を介して互いに連
結される、各平面板81Eのそれぞれの平坦面からなっ
ている。なお、上側光触媒担持体51Eの屈曲状平坦面
59a,59bの形成は、自由状態で屈曲形状を呈する
ようにして予め屈曲させてあるものであっても良い。
【0067】図4に示す実施の形態では、図1に実施の
形態に記載の作用効果と同様に、光触媒担持体51の通
気面52a,52bが光源ランプ6側に曲げられている
ので、通気孔53の内面58にできる影の面積が減少す
る(図4に二点鎖線で光を図示。)。したがって、通気
孔53の内面58の光照射される面積を増加させること
ができる結果、コストアップを図らずに空気清浄装置1
の浄化能力を高くすることができる。また、上側光触媒
担持体51に屈曲状平坦面59a,59bが設けられて
いるので、光源ランプ6と通気面52a,52bとの位
置関係を精度良く設定することができる。
【0068】なお、図1および図4の実施の形態では、
光源ランプ6は二本配置していたが、これに限られず、
例えば一本配置するものであっても良い。
【0069】また、上記実施の形態では、上側光触媒担
持体51のみが光源ランプ6側に曲げられている構成で
あったが、この構成に限られない。
【0070】図5は、本発明の他の実施の形態を示す図
である。図5の実施の形態が、図1の実施の形態と異な
るのは、光触媒担持体51Aの後方領域だけではな
く、略全域にわたって、湾曲面55Aa,55Abが設
けられている点と、上側光触媒担持体のみならず、両
方の光触媒担持体51A,61Aに湾曲面55Aa,5
5Ab,65Aa,65Abが設けられている点であ
る。この実施の形態では、湾曲面55Aa,55Ab,
65Aa,65Abは,上記湾曲面55a,55bと同
様、対向度合を増すように湾曲している。
【0071】図5に示す実施の形態では、図1に実施の
形態に記載の作用効果と同様の作用効果に加えて、両方
の光触媒担持体51A,61Aが、湾曲面55Aa,5
5Ab,65Aa,65Abを有しているので、通気孔
53の内面58の光触媒の担持された領域のうち、紫外
線の照射される面積がより増加する結果、空気清浄装置
1の浄化能力がさらに向上するという作用効果を奏す
る。
【0072】また、図1の実施の形態、図4の実施の形
態および図5の実施の形態に限られず、下側光触媒担持
体のみが光源ランプ側に湾曲又は屈曲する構成であって
も良い。
【0073】図6は、本発明のさらに他の実施の形態を
示す図である。この実施の形態では、図1の実施の形態
と同様、二本の光源ランプ6A,6Bが平行に配置され
ている。図6に示す実施の形態が図1の実施の形態と異
なるのは、光触媒担持体5Bが光源ランプ6A,6Bの
通気流A方向の同側に略3の字状に配置されている点で
ある。光触媒担持体5Bは、光源ランプ6A,6Bの下
流側に配置されている。
【0074】略3の字状に配置される光触媒担持体5B
は、それぞれ湾曲面55Ba,55Bcを有する同形状
の一対の分割体51B,51Bを、各湾曲面55Ba,
55Bcが各光源ランプ6A,6Bに向いた状態で組み
合わせて構成したものである。両分割体51B,51B
は、図示しないシールによって接合が図られている。光
触媒担持体5Bの通気面52Baは、分割体51B,5
1Bの湾曲面55Baおよび55Bcによって構成され
ている。湾曲面55Ba,55Bcは、各光源ランプ6
A,6Bに対応して向いており、分割体51B,51B
の全域にわたって形成されている。
【0075】図6に示す実施の形態では、図1の実施の
形態に記載の作用効果と同様の作用効果に加えて、以下
の作用効果を奏する。すなわち、光触媒担持体5Bの通
気面52Baがそれぞれの光源ランプ6A,6Bに対応
する湾曲面55Ba,55Bcを有するので、光源ラン
プ6A,6Bが複数本配置される空気清浄装置1におい
ても光触媒担持体5Bに光照射できる面積がアップする
結果、確実に空気清浄装置1の浄化能力がさらにアップ
するという作用効果を奏する。さらに、二本の光源ラン
プ6A,6Bを光触媒担持体5Bの同側に配置するの
で、配置スペースを削減でき、また、光触媒担持体5B
への給電構造を集約的にレイアウトすることができる。
【0076】なお、図6に示す実施の形態では、二つの
分割体51B,51Bを組み合わせて、略3の字状の光
触媒担持体5Bを構成したが、この態様に限られず、光
触媒担持体5Bは一枚ものからなっていても良い。ま
た、図6の実施の形態では、光触媒担持体5Bは、一つ
の通気面52Baにつき、二つの湾曲面55Ba,55
Bcを有する略3の字状のものとしたが、この態様に限
られず、例えば多数枚の分割体51Bで構成された光触
媒担持体5Bが、略3の字状を連続させた形状であっ
て、湾曲面55Ba,55Bc,…がそれぞれに対応す
る光源ランプ6A,6Bに向いていれば良い。また、図
6の実施の形態では、光源ランプ6A,6Bの下流側に
光触媒担持体5Bが配置されることとしたが、この態様
に限られず、光源ランプ6A,6Bの上流側に配置され
ていても良い。
【0077】図7は、光源ランプの長手方向から見た、
本発明のさらに他の実施の形態を示す図である。光触媒
担持体5Cは、光源ランプ6A,6Bの長手方向から見
て、平行に配置された二本の直管型の隣接する光源ラン
プ6A,6Bの間を縫うように略S字状に湾曲してい
る。図7の実施の形態では、図1の実施の形態に記載の
作用効果と同様の作用効果に加えて、以下の作用効果を
奏する。すなわち、光触媒担持体5Cの両方の通気面5
2a,52bに対向するように光源ランプ6A,6Bを
配置するので、一方の通気面のみに対向するように光源
ランプ6を配置した場合と比較して、くまなく通気孔5
3の内面58に光照射することができる。また、光源ラ
ンプ6A,6B間を縫うような略S字状のレイアウトで
あれば、一枚板状の光触媒担持体5Cを用いて容易に達
成できる。
【0078】なお、この図7の実施の形態では、光源ラ
ンプ6A,6Bが二本配置されているとしたが、例えば
多数本の光源ランプ6A,6B,…が平行に配置されて
いて、各光源ランプ6A,6B,…間を光触媒担持体5
Cが縫うように配置されていても良い。また、図7の実
施の形態では、光触媒担持体5Cが、一枚の光触媒担持
体によって構成されるものとしたが、この態様に限られ
ず、互いに反対方向に向く湾曲面を有する複数の分割体
を組み合わせることによって略S字状に構成されるもの
であっても良い。
【0079】なお、図5〜図7の実施の形態では、光触
媒担持体51A,5B,5Cに湾曲面が形成された場合
を示したが、この態様に限られない。図8(a)〜
(c)は、さらに本発明の他の実施の形態を示す模式的
断面図である。図8(a)を参照して、上側光触媒担持
体51Fは、二つの平面板81F,81Fを連結して構
成されており、下側光触媒担持体61Fも上側光触媒担
持体51Fと同様に、二つの平面板82F,82Fを連
結して構成されている。光触媒担持体5Fは、上側光触
媒担持体51Fと下側光触媒担持体61Fとを組み合わ
せて、光源ランプ6を覆う断面ひし形状となるように配
置されている。光触媒担持体51F,61Fには、光源
ランプ6側に向く屈曲状平坦面が設けられている。屈曲
状平坦面は、各平面板81F,81F、各平面板82
F,82Fのそれぞれの平坦面からなっている。平面板
81F,81F同士は、屈曲部60Fを介して、それぞ
れ互いに連結されている。平面板82F,82F同士
は、屈曲部70Fを介して、それぞれ互いに連結されて
いる。
【0080】次に、図8(b)を参照して、光触媒担持
体5Gは、各光源ランプ6A,6Bの通気流A方向の同
側に略Mの字状に配置されている。略Mの字状に配置さ
れる光触媒担持体5Gは、屈曲状平坦面を有している同
形状の一対の分割体51G,51Gを、各屈曲状平坦面
が各光源ランプ6A,6Bに向いた状態で組み合わせて
構成したものである。各分割体51Gの屈曲状平坦面
は、屈曲部60Gを介して互いに連結された2つの平坦
面からなる。
【0081】また、図8(c)を参照して、光触媒担持
体5Hは、光源ランプ6A,6Bの長手方向から見て、
平行に配置された二本の直管型の隣接する光源ランプ6
A,6Bの間を縫うようにクランク状に屈曲している。
光触媒担持体5Hの通気面は、屈曲部60Hを介して互
いに連結された平面板81H,81H,…の平坦面から
なる屈曲状平坦面を有している。
【0082】図9は、本発明のさらに他の実施の形態を
示す図である。図9の実施の形態が、図1の実施の形態
と異なる点は、光触媒担持体5Dが中空円筒形状を有
する点と、空気清浄装置1は、流路は、光触媒担持体
5Dの端面側から光触媒担持体5Dの周面の全域に設け
られた通気孔53Dへと形成されている点である。した
がって、光触媒担持体5Dの通気面52Da,52Db
は,上記光源ランプ6を中心とした湾曲面としての円周
面であり、また、図9に示すように、光触媒担持体は、
周方向に積層するハニカム構造体によって構成されてい
る。
【0083】図9の実施の形態では、図1の実施の形態
の作用効果と同様の作用効果に加えて、光触媒担持体5
Dの通気面52Daが光源ランプ6を中心とした円周面
となるので、通気孔53Dの内面58Dに影ができない
結果、通気孔53Dの内面58Dの光照射される面積が
さらに増加するという作用効果を奏する。また、大きな
内周面を得ることができるので、光源ランプ6を光触媒
担持体5Dの全面に近く配置することができる。したが
って、空気清浄装置1の空気清浄能力がアップする。
【0084】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば屈曲状平坦面の形成に際し
て、分割体を互いに連結して用いても良いし、一枚板状
の光触媒担持体を曲げて用いていても良い。また、空気
清浄装置に配置されるものでなくても、他の空気清浄機
能を有する空気調和装置に配置されていれば良い。その
他、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、通気孔の
内面にできる影の面積が減少するので、通気孔の内面の
光照射される面積を増加させることができる結果、コス
トアップを図らずに空気清浄装置の浄化能力を高くする
ことができる。
【0086】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、積層体からなる光触媒担持体
は、積層方向と直交する方向への曲げが容易であるの
で、光触媒担持体を手で押し曲げれば湾曲面の形成が容
易である。
【0087】また、平板間の間隔が狭くされていても通
気孔の内面に光照射される面積が広く保たれるので、光
触媒への光照射量を十分に保ちながら、通気流と光触媒
との接触面積を大きなものとすることができる。したが
って、空気清浄装置の浄化能力をより大きく保つことが
できる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明の効果に加えて、湾曲面又は屈曲状平坦
面が光源ランプの円周面に対向するように曲げられてい
るので、通気孔の内面にできる影の面積がさらに確実に
減少する結果、より装置の浄化能力を増加させることが
できる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の発明の効果に加えて、光触媒担持体の通
気面が光源ランプを中心とした円周面となるので、通気
孔の内面に影ができない結果、通気孔の内面の光照射さ
れる面積がさらに増加する。
【0090】請求項5記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の発明の効果に加えて、一対の光触媒担持
体が光源ランプを挟んだ状態で配置されるので、本数の
限られた光源ランプで効率良く光触媒担持体に光照射で
き、コストアップすることなく、装置の浄化能力をさら
にアップできる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の発明の効果に加えて、光触媒担持体の通
気面がそれぞれの光源ランプに対応する湾曲面又は屈曲
状平坦面を有するので、複数の光源ランプが配置される
装置においても光触媒担持体に光照射できる面積がアッ
プする結果、確実に装置の浄化能力がさらにアップす
る。また、複数の光源ランプを光触媒担持体の同側に配
置する結果、配置スペースを削減でき、また、光触媒担
持体への給電構造を集約的にレイアウトすることができ
る。
【0092】請求項7記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の発明の効果に加えて、光触媒担持体の両
方の通気面に対向するように光源ランプが配置されるの
で、一方の通気面に対向するように光源ランプを配置し
た場合と比較して、くまなく通気孔の内面に光照射する
ことができる。また、光源ランプ間を縫うような略S字
状のレイアウトであれば、一枚板状の光触媒担持体を用
いて容易に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる空気清浄装置が
セダン型の乗用車に配置される様子を乗用車の側方から
見た概略断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかる空気清浄装置の
一部破断分解斜視図である。
【図3】光触媒担持体と光源ランプとの配置関係を示
す、図2のI−I断面の拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態を示す概略断面
図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態を示す概略断面
図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態を示す模式的断
面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態を示す概略断面
図である。
【図10】従来の方式の空気清浄装置における光浄化装
置の一例を示す概略斜視図である。
【図11】従来の方式の空気清浄装置における光浄化装
置の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 空気清浄装置 2 ケーシング 3 集塵フィルタ 4 送風ファン 5,5B,5C,5D,5F,5G,5H 光触媒担持
体 6,6A,6B 光源ランプ 11 吸込口 12 吹出口 28 区画部材 31 上層 32 下層 51,51E 上側光触媒担持体 51B,51G 分割体 52a,52b,52Ba,52Da,52Db 通気
面 53,53D 通気孔 55a,55b,55Aa,55Ab,55Ba,55
Bc 湾曲面 56 平板 57 波板 58,58D 内面 59a,59b,59a,59b 屈曲状平坦面 60,60F,60G,60H,70F 屈曲部 61,61A,61F 下側光触媒担持体 62a,62b 通気面 65Aa,65Ab 湾曲面 71 シガーソケット 81F,81H,82F 平面板 90 後部座席 91 リアトレイ A 通気流

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する一対の通気面(52a,52b) に直交
    する多数の通気孔(53,53D)を有し、これら通気孔(53,53
    D)の内面(58,58D)に光の照射を受けて汚染物質を浄化す
    る光触媒を担持した光触媒担持体(5,51,51A,5B,5C,5D,5
    F,5G,5H,61,61A) と、 少なくとも一方の通気面(52a,52Ba,52Da) に近接して配
    置され、上記光触媒に光を照射する少なくとも一つの光
    源ランプ(6,6A,6B) とを備え、 上記光触媒担持体(5,51,51A,5B,5C,5D,5F,5G,5H,61,61
    A) の通気面(52a,52b)(52Ba)(52Da,52Db)(62a,62b) の
    少なくとも一部は、 対応する光源ランプ(6,6A,6B) 側に向く湾曲面(55a,55
    b)(55Aa,55Ab)(65Aa,65Ab)(55Ba)(55Bc) 、および屈曲
    部(60,60F,60G,60H,70F)を介して互いに連結され、対応
    する光源ランプ(6,6A,6B) 側に向く複数の平坦面からな
    る屈曲状平坦面(59a,59b)の少なくとも一方を含むこと
    を特徴とする光浄化装置。
  2. 【請求項2】上記光触媒担持体(5,51,51A,5B,5C,5D,61,
    61A)は、平板(56)と波板(57)とを交互に積層した積層体
    からなることを特徴とする請求項1記載の空気浄化装
    置。
  3. 【請求項3】上記光源ランプ(6,6A,6B) は、円柱形状の
    ランプであり、上記光触媒担持体(5,51,51A,5B,5C,5D,6
    1,61A)の湾曲面(55a,55b)(55Aa,55Ab)(65Aa,65Ab)(55B
    a)(55Bc) 又は屈曲状平坦面(59a,59b) は、光源ランプ
    (6,6A,6B) の円周面に対向するように曲げられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の光浄化装置。
  4. 【請求項4】上記光触媒担持体(5D)の湾曲面(52Da,52D
    b) は、上記光源ランプ(6) を中心とした円周面である
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の光浄化装
    置。
  5. 【請求項5】上記光源ランプ(6) は直管型であって、 上記光触媒担持体(51A,61A) は、光源ランプ(6) を挟ん
    だ状態で対向する一対のものであり、 少なくとも一方の光触媒担持体(51A,61A) は上記湾曲面
    (55Aa,55Ab)(65Aa,65Ab)又は屈曲状平坦面(59a,59b) を
    備えていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の
    光浄化装置。
  6. 【請求項6】上記光源ランプ(6A,6B) は直管型であっ
    て、複数が平行に配置されており、 上記光触媒担持体(5B)は、光源ランプ(6A,6B) の通気流
    (A) 方向の同側に配置される複数の湾曲面(55Ba,55Bc)
    又は屈曲状平坦面(59a,59b) を含み、 各湾曲面(55Ba,55Bc) 又は屈曲状平坦面(59a,59b) は、
    対応する光源ランプ(6A,6B) に向かってそれぞれ曲げら
    れていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の光
    浄化装置。
  7. 【請求項7】上記光源ランプ(6A,6B) は直管型であっ
    て、複数が平行に配置されており、 上記光触媒担持体(5C)は、光源ランプ(6A,6B) の長手方
    向から見て、隣接する光源ランプ(6A,6B) 同士の間を縫
    うように、略S字状に曲げられていることを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の光浄化装置。
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