JPH11333624A - 丸鋸切断機 - Google Patents
丸鋸切断機Info
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- JPH11333624A JPH11333624A JP16603898A JP16603898A JPH11333624A JP H11333624 A JPH11333624 A JP H11333624A JP 16603898 A JP16603898 A JP 16603898A JP 16603898 A JP16603898 A JP 16603898A JP H11333624 A JPH11333624 A JP H11333624A
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- Japan
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- main shaft
- circular saw
- cutting
- kgf
- cutting machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 丸鋸切断機の切削中の丸鋸のびびり振動を除
去して、切削精度を高めると共に丸鋸の寿命を高め、騒
音の発生を安価に抑制する。 【解決手段】 金属材質の被削材の切断において、電動
モータ21の回転を歯車機構を含む減速機構により減速
して主軸23に伝達し、主軸の一端に取り付けられた丸
鋸28により切削を行うとき、丸鋸の外径をD(m
m)、回転数をN(rpm)、接線方向の分力である一
刃当りの切削力をF(kgf)としたときの主軸の慣性
モーメントI(kgf・m・sec2 )を、F×(D/
2)/[1000×250×(N/60)2 ]以上とし
た。これにより、被削材の切削始めと、終わり部分の切
削関与歯数Ziが1.0以下の領域において、断続的な
切削抵抗により主軸に掛かる切削トルクに対して、慣性
モーメントが大きいため、主軸の回転変動は微小とな
る。同様にZiが大きい領域において再生びびりが抑制
される。その結果、切断面の精度と刃物寿命が向上す
る。
去して、切削精度を高めると共に丸鋸の寿命を高め、騒
音の発生を安価に抑制する。 【解決手段】 金属材質の被削材の切断において、電動
モータ21の回転を歯車機構を含む減速機構により減速
して主軸23に伝達し、主軸の一端に取り付けられた丸
鋸28により切削を行うとき、丸鋸の外径をD(m
m)、回転数をN(rpm)、接線方向の分力である一
刃当りの切削力をF(kgf)としたときの主軸の慣性
モーメントI(kgf・m・sec2 )を、F×(D/
2)/[1000×250×(N/60)2 ]以上とし
た。これにより、被削材の切削始めと、終わり部分の切
削関与歯数Ziが1.0以下の領域において、断続的な
切削抵抗により主軸に掛かる切削トルクに対して、慣性
モーメントが大きいため、主軸の回転変動は微小とな
る。同様にZiが大きい領域において再生びびりが抑制
される。その結果、切断面の精度と刃物寿命が向上す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸鋸切断機に係
り、特に金属被削材の切断において発生するびびり振動
を防止する丸鋸切断機に関する。
り、特に金属被削材の切断において発生するびびり振動
を防止する丸鋸切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の丸鋸切断機は、低速度、高トル
クで丸鋸を回転させるために、電動モータの回転を、プ
ーリ及び、ギアボックス内に設けた歯車機構を介して減
速させて主軸に伝達し、主軸のギアボックスから突出し
た一端に丸鋸を取り付け、主軸を低速高トルクで回転さ
せて金属被削材の切断を行っている。この丸鋸切断機
は、上記のように回転伝達部分に歯車を用いているた
め、歯車のバックラッシがある。そのため、丸鋸による
1カット毎の切り始め時と、切り終り時において、切削
関与歯数Ziが0〜1.0の範囲では、鋸歯が被削材に
食い込むときと抜き出るときに、歯車のバックラッシ分
の回転変動が起きる。また、Ziが大きい場合にも、歯
車の回転変動を伴った本体送り方向の自励振動である再
生びびりが発生する場合がある。このような歯車の回転
変動により、丸鋸にびびり振動が発生し、切削精度を悪
くすると共に、刃先の損傷、欠損等により丸鋸の寿命を
低下させ、さらに振動騒音により作業環境を悪化させて
いた。
クで丸鋸を回転させるために、電動モータの回転を、プ
ーリ及び、ギアボックス内に設けた歯車機構を介して減
速させて主軸に伝達し、主軸のギアボックスから突出し
た一端に丸鋸を取り付け、主軸を低速高トルクで回転さ
せて金属被削材の切断を行っている。この丸鋸切断機
は、上記のように回転伝達部分に歯車を用いているた
め、歯車のバックラッシがある。そのため、丸鋸による
1カット毎の切り始め時と、切り終り時において、切削
関与歯数Ziが0〜1.0の範囲では、鋸歯が被削材に
食い込むときと抜き出るときに、歯車のバックラッシ分
の回転変動が起きる。また、Ziが大きい場合にも、歯
車の回転変動を伴った本体送り方向の自励振動である再
生びびりが発生する場合がある。このような歯車の回転
変動により、丸鋸にびびり振動が発生し、切削精度を悪
くすると共に、刃先の損傷、欠損等により丸鋸の寿命を
低下させ、さらに振動騒音により作業環境を悪化させて
いた。
【0003】かかる歯車の回転変動を防止する丸鋸切断
機として、例えば実公昭62−28334号公報に示す
ように、丸鋸の両側に押え片を設け、一方の押え片に油
圧シリンダを作動させて、切削を開始する前から摩擦力
を作用させることにより、動力系のバックラッシを除去
しながら切削を開始して、途中からタイマにより摩擦力
を解除させるものが知られている。また、他の丸鋸切断
機としては、実公平7−48339号公報に示すよう
に、丸鋸を取り付ける主軸に、歯車を介して制御軸を直
結し、制御軸にブレーキ装置を設けている。そして、丸
鋸による切削開始から切削終了までの間、ブレーキ力を
電磁比例弁によって電気的に制御しながら、駆動系の歯
車のバックラッシを抑制して、切削中の丸鋸のびびり振
動を除去するようにしている。
機として、例えば実公昭62−28334号公報に示す
ように、丸鋸の両側に押え片を設け、一方の押え片に油
圧シリンダを作動させて、切削を開始する前から摩擦力
を作用させることにより、動力系のバックラッシを除去
しながら切削を開始して、途中からタイマにより摩擦力
を解除させるものが知られている。また、他の丸鋸切断
機としては、実公平7−48339号公報に示すよう
に、丸鋸を取り付ける主軸に、歯車を介して制御軸を直
結し、制御軸にブレーキ装置を設けている。そして、丸
鋸による切削開始から切削終了までの間、ブレーキ力を
電磁比例弁によって電気的に制御しながら、駆動系の歯
車のバックラッシを抑制して、切削中の丸鋸のびびり振
動を除去するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記丸鋸切断
機の場合、いずれも切断の始めと終わりに、駆動系へブ
レーキ力を作用させて、歯車のバックラッシを強制的に
除去しようとするものであり、切削動力をロスさせなが
ら切削を行うようになっている。そのため、機械構造が
複雑になると共に、電気制御構成も必要であるため、機
械が高価になると共に、保守の手間が煩雑になるという
問題がある。本発明は、上記問題を解決しようとするも
ので、切削中の丸鋸のびびり振動を除去して、切削精度
を高めると共に丸鋸の寿命を高め、かつ騒音の発生を安
価に抑制できる丸鋸切断機を提供することを目的とす
る。
機の場合、いずれも切断の始めと終わりに、駆動系へブ
レーキ力を作用させて、歯車のバックラッシを強制的に
除去しようとするものであり、切削動力をロスさせなが
ら切削を行うようになっている。そのため、機械構造が
複雑になると共に、電気制御構成も必要であるため、機
械が高価になると共に、保守の手間が煩雑になるという
問題がある。本発明は、上記問題を解決しようとするも
ので、切削中の丸鋸のびびり振動を除去して、切削精度
を高めると共に丸鋸の寿命を高め、かつ騒音の発生を安
価に抑制できる丸鋸切断機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に上記請求項1の発明の構成上の特徴は、電動モータの
回転を歯車機構等からなる減速機構により減速して主軸
に伝達し、主軸の一端に取り付けられた丸鋸により切削
を行う丸鋸切断機において、丸鋸の外径をD(mm)、
回転数をN(rpm)、接線方向の分力である一刃当り
の切削力をF(kgf)としたときの主軸の慣性モーメ
ントI(kgf・m・sec2 )を、I≧F×(D/
2)/[1000×250×(N/60)2 ]としたこ
とにある。
に上記請求項1の発明の構成上の特徴は、電動モータの
回転を歯車機構等からなる減速機構により減速して主軸
に伝達し、主軸の一端に取り付けられた丸鋸により切削
を行う丸鋸切断機において、丸鋸の外径をD(mm)、
回転数をN(rpm)、接線方向の分力である一刃当り
の切削力をF(kgf)としたときの主軸の慣性モーメ
ントI(kgf・m・sec2 )を、I≧F×(D/
2)/[1000×250×(N/60)2 ]としたこ
とにある。
【0006】また、上記請求項2の発明の構成上の特徴
は、電動モータの回転を歯車機構等からなる減速機構に
より減速して主軸に伝達し、主軸の一端に取り付けられ
た丸鋸により切削を行う丸鋸切断機において、主軸に直
接にまたは主軸を延長した軸にフライホイールを取り付
けることとし、丸鋸の外径をD(mm)、回転数をN
(rpm)、接線方向の分力である一刃当りの切削力を
F(kgf)としたときのフライホイールを含む主軸全
体の慣性モーメントI(kgf・m・sec2 )を、I
≧F×(D/2)/[1000×250×(N/60)
2 ]としたことにある。
は、電動モータの回転を歯車機構等からなる減速機構に
より減速して主軸に伝達し、主軸の一端に取り付けられ
た丸鋸により切削を行う丸鋸切断機において、主軸に直
接にまたは主軸を延長した軸にフライホイールを取り付
けることとし、丸鋸の外径をD(mm)、回転数をN
(rpm)、接線方向の分力である一刃当りの切削力を
F(kgf)としたときのフライホイールを含む主軸全
体の慣性モーメントI(kgf・m・sec2 )を、I
≧F×(D/2)/[1000×250×(N/60)
2 ]としたことにある。
【0007】また、上記請求項3の発明の構成上の特徴
は、電動モータの回転を歯車機構等からなる減速機構に
より減速して主軸に伝達し、主軸の一端に取り付けられ
た丸鋸により切削を行う丸鋸切断機において、丸鋸の外
径をD(mm)、回転数をN(rpm)、接線方向の分
力である一刃当りの切削力をF(kgf)としたとき、
電動モータの動力を主軸に伝達する駆動系内で、主軸と
の間にバックラッシがない状態で減速機構を介して主軸
に連動する各回転軸の主軸を含めた主軸換算慣性モーメ
ントの和J(kgf・m・sec2 )を、J≧F×(D
/2)/[1000×250×(N/60)2 ]とした
ことにある。主軸換算慣性モーメントJは、J=Σ(N
i /N)2 Ji である。ここで、Nは主軸の回転数、N
i は各回転軸の回転数、Ji は各回転軸の慣性モーメン
トである。
は、電動モータの回転を歯車機構等からなる減速機構に
より減速して主軸に伝達し、主軸の一端に取り付けられ
た丸鋸により切削を行う丸鋸切断機において、丸鋸の外
径をD(mm)、回転数をN(rpm)、接線方向の分
力である一刃当りの切削力をF(kgf)としたとき、
電動モータの動力を主軸に伝達する駆動系内で、主軸と
の間にバックラッシがない状態で減速機構を介して主軸
に連動する各回転軸の主軸を含めた主軸換算慣性モーメ
ントの和J(kgf・m・sec2 )を、J≧F×(D
/2)/[1000×250×(N/60)2 ]とした
ことにある。主軸換算慣性モーメントJは、J=Σ(N
i /N)2 Ji である。ここで、Nは主軸の回転数、N
i は各回転軸の回転数、Ji は各回転軸の慣性モーメン
トである。
【0008】また、上記請求項4の発明の構成上の特徴
は、電動モータの回転を歯車機構等からなる減速機構に
より減速して主軸に伝達し、該主軸の一端に取り付けら
れた丸鋸により切削を行う丸鋸切断機において、丸鋸の
外径をD(mm)、回転数をN(rpm)、接線方向の
分力である一刃当りの切削力をF(kgf)としたと
き、電動モータの動力を主軸に伝達する駆動系内で主軸
との間にバックラッシがない状態で減速機構を介して連
動する各回転軸の主軸を含めた主軸換算慣性モーメント
の和、または駆動系外の従動系内で主軸との間にバック
ラッシがない状態で増減速機構を介して連動する各従動
軸全体の主軸を含む主軸換算慣性モーメントの和のうち
の何れか小さい方の主軸換算慣性モーメントの和J(k
gf・m・sec2 )を、J≧F×(D/2)/[10
00×250×(N/60)2 ]としたことにある。な
お、本明細書でのバックラッシとは、歯車間のバックラ
ッシのみならず、本発明で問題となる回転変動を生じる
伝達機構内の各回転軸の回転の遊びをも意味する。
は、電動モータの回転を歯車機構等からなる減速機構に
より減速して主軸に伝達し、該主軸の一端に取り付けら
れた丸鋸により切削を行う丸鋸切断機において、丸鋸の
外径をD(mm)、回転数をN(rpm)、接線方向の
分力である一刃当りの切削力をF(kgf)としたと
き、電動モータの動力を主軸に伝達する駆動系内で主軸
との間にバックラッシがない状態で減速機構を介して連
動する各回転軸の主軸を含めた主軸換算慣性モーメント
の和、または駆動系外の従動系内で主軸との間にバック
ラッシがない状態で増減速機構を介して連動する各従動
軸全体の主軸を含む主軸換算慣性モーメントの和のうち
の何れか小さい方の主軸換算慣性モーメントの和J(k
gf・m・sec2 )を、J≧F×(D/2)/[10
00×250×(N/60)2 ]としたことにある。な
お、本明細書でのバックラッシとは、歯車間のバックラ
ッシのみならず、本発明で問題となる回転変動を生じる
伝達機構内の各回転軸の回転の遊びをも意味する。
【0009】上記のように構成した請求項1〜4の発明
においては、主軸を回転させるための動力は、電動モー
タの出力軸のプーリから、丸鋸を装着する主軸のプーリ
に、vベルト等の動力伝達手段(減速機構)により減速
されて伝達されるが、この主軸側のプーリについては、
質量の大きいものにするか、または質量が小さい場合に
はプーリと同軸に質量の大きいフライホイールを装着す
ることにより、主軸の慣性モーメントI(kgf・m・
sec2 )をF×(D/2)/[1000×250×
(N/60)2 ]より大きくすることができる。フライ
ホイールの装着は、主軸に直接行う他に、延長した主軸
に行うことができる。
においては、主軸を回転させるための動力は、電動モー
タの出力軸のプーリから、丸鋸を装着する主軸のプーリ
に、vベルト等の動力伝達手段(減速機構)により減速
されて伝達されるが、この主軸側のプーリについては、
質量の大きいものにするか、または質量が小さい場合に
はプーリと同軸に質量の大きいフライホイールを装着す
ることにより、主軸の慣性モーメントI(kgf・m・
sec2 )をF×(D/2)/[1000×250×
(N/60)2 ]より大きくすることができる。フライ
ホイールの装着は、主軸に直接行う他に、延長した主軸
に行うことができる。
【0010】また、主軸の慣性モーメントのみではな
く、駆動系内で主軸との間にバックラッシがない状態で
減速機構を介して連動する各軸の主軸を含めた主軸換算
慣性モーメントの和JをF×(D/2)/[1000×
250×(N/60)2 ]より大きくしてもよい。さら
に、駆動系内の主軸慣性モーメントの和と、従動系内で
主軸との間にバックラッシがない状態で増減速機構を介
して連動する各軸の主軸を含む主軸換算慣性モーメント
の和の何れか小さい方の和JをF×(D/2)/[10
00×250×(N/60)2 ]より大きくしてもよ
い。
く、駆動系内で主軸との間にバックラッシがない状態で
減速機構を介して連動する各軸の主軸を含めた主軸換算
慣性モーメントの和JをF×(D/2)/[1000×
250×(N/60)2 ]より大きくしてもよい。さら
に、駆動系内の主軸慣性モーメントの和と、従動系内で
主軸との間にバックラッシがない状態で増減速機構を介
して連動する各軸の主軸を含む主軸換算慣性モーメント
の和の何れか小さい方の和JをF×(D/2)/[10
00×250×(N/60)2 ]より大きくしてもよ
い。
【0011】上記のように、主軸の慣性モーメント、主
軸換算慣性モーメントの和を大きくすることにより、回
転変動が発生し易い丸鋸切断機による被削材の切削始め
と終わり部分の切削関与歯数Ziが1.0以下の領域に
おいて、回転変動を抑えることができる。すなわち、断
続的な切削抵抗により主軸に掛かる切削力Fに対して、
主軸の慣性モーメントIあるいは主軸換算慣性モーメン
トの和Jを、F×(D/2)/[1000×250×
(N/60)2 ]より大きくすることにより、主軸の回
転変動は微小となり、それに対して機械本体の振動減衰
の方が大きくなるので、切削中のびびり振動の発生が抑
制され、切断面の精度と刃物寿命を大幅に向上させるこ
とができる。また、切削関与歯数Ziが大きいときに発
生する再生びびり振動または連成びびり振動に対して
も、慣性モーメントを大きくすることにより、その発生
を抑制することができる。
軸換算慣性モーメントの和を大きくすることにより、回
転変動が発生し易い丸鋸切断機による被削材の切削始め
と終わり部分の切削関与歯数Ziが1.0以下の領域に
おいて、回転変動を抑えることができる。すなわち、断
続的な切削抵抗により主軸に掛かる切削力Fに対して、
主軸の慣性モーメントIあるいは主軸換算慣性モーメン
トの和Jを、F×(D/2)/[1000×250×
(N/60)2 ]より大きくすることにより、主軸の回
転変動は微小となり、それに対して機械本体の振動減衰
の方が大きくなるので、切削中のびびり振動の発生が抑
制され、切断面の精度と刃物寿命を大幅に向上させるこ
とができる。また、切削関与歯数Ziが大きいときに発
生する再生びびり振動または連成びびり振動に対して
も、慣性モーメントを大きくすることにより、その発生
を抑制することができる。
【0012】上記慣性モーメントI(J)の根拠につい
て説明する。主軸の慣性モーメントI(kgf・m・s
ec2 )については、よく知られているように下記数1
が成り立つ。
て説明する。主軸の慣性モーメントI(kgf・m・s
ec2 )については、よく知られているように下記数1
が成り立つ。
【0013】
【数1】 T=I×dω/dt
【0014】ただし、T(kgf・m)はトルクであ
り、ω=2π(N/60)は回転の角速度であり、dω
/dt(rad/sec2 )は角加速度である。鋸刃
が、被削材を切削するときの一刃当りの最大の力をF
(kgf)とすると、変動トルクTは、数2のようにな
る。
り、ω=2π(N/60)は回転の角速度であり、dω
/dt(rad/sec2 )は角加速度である。鋸刃
が、被削材を切削するときの一刃当りの最大の力をF
(kgf)とすると、変動トルクTは、数2のようにな
る。
【0015】
【数2】 T=F×(D/2)/1000
【0016】ただし、D(mm)は鋸の外直径である。
このトルク変動によって主軸の回転数が上記角加速度d
ω/dtで変動する。上記数1、数2を用いて関係要因
を無次元化すると下記数3のようになる。
このトルク変動によって主軸の回転数が上記角加速度d
ω/dtで変動する。上記数1、数2を用いて関係要因
を無次元化すると下記数3のようになる。
【0017】
【数3】 K=F×(D/2)/[1000×I×(N
/60)2]
/60)2]
【0018】ただし、Kは定数である。上記数3におい
て、定数Kを適正な値とすることにより、下記数4が得
られる。
て、定数Kを適正な値とすることにより、下記数4が得
られる。
【0019】
【数4】 I≧F×(D/2)/[1000×K×(N
/60)2]
/60)2]
【0020】すなわち、定数Kとして適正な値を決定す
ることにより、慣性モーメントIが数4を満たすように
させることができ、その場合には、切削力による歯車の
回転変動が生じない。その結果、上記したように、機械
本体の振動減衰の方が大きくなるので、切削中のびびり
振動の発生が抑制され、切断面の精度と刃物寿命を大幅
に向上させることができる。なお、上記の関係について
は、主軸換算慣性モーメントJについても同様に適用さ
れる。
ることにより、慣性モーメントIが数4を満たすように
させることができ、その場合には、切削力による歯車の
回転変動が生じない。その結果、上記したように、機械
本体の振動減衰の方が大きくなるので、切削中のびびり
振動の発生が抑制され、切断面の精度と刃物寿命を大幅
に向上させることができる。なお、上記の関係について
は、主軸換算慣性モーメントJについても同様に適用さ
れる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例として、スライド式及
びスイング式の2種類の丸鋸切断機により、定数Kを決
定する例を図面を用いて説明する。図1及び図2は、ス
ライド式の丸鋸切断機Aを正面図及び平面図により示し
たものである。丸鋸切断機Aは、横長の立体形状の機台
11を設けている。機台11上面右側(以後、左右方向
については、機台11の正面から視た方向とする)に
は、横長の立体形状のベッド12が、左右方向の略2/
3を占めて載置されており、ベッド12の上面には前後
一対の左右方向に延びたレール13が設けられている。
ベッド12上には、横長の立体形状の移動台14が、底
面に設けた溝(図示しない)をレール13に嵌合させる
ことにより左右に摺動可能に載置されている。ベッド1
2の右側面の前後略中間位置から前方側には、駆動支持
部15がベッド12の上端から突出し移動台14に対向
して固定されている。
びスイング式の2種類の丸鋸切断機により、定数Kを決
定する例を図面を用いて説明する。図1及び図2は、ス
ライド式の丸鋸切断機Aを正面図及び平面図により示し
たものである。丸鋸切断機Aは、横長の立体形状の機台
11を設けている。機台11上面右側(以後、左右方向
については、機台11の正面から視た方向とする)に
は、横長の立体形状のベッド12が、左右方向の略2/
3を占めて載置されており、ベッド12の上面には前後
一対の左右方向に延びたレール13が設けられている。
ベッド12上には、横長の立体形状の移動台14が、底
面に設けた溝(図示しない)をレール13に嵌合させる
ことにより左右に摺動可能に載置されている。ベッド1
2の右側面の前後略中間位置から前方側には、駆動支持
部15がベッド12の上端から突出し移動台14に対向
して固定されている。
【0022】駆動支持部15は、底板15aと、底板1
5aの左右両端に立設された一対の平行な側板15b,
15cとを備えており、左側板15bによりベッド12
に固定されている。右側板15cの右側にはサーボモー
タ16が回転軸を左方向に向けて固定され、左側板15
bにはボールネジ17が板を貫通して水平に固定されて
おり、サーボモータ16とボールネジ17とがそれぞれ
のプーリ(図示しない)にVベルト18を介装すること
により連結されている。これにより、サーボモータ16
の回転がボールネジ17において直線運動に変換され
て、ボールネジ17の直進力により移動台14が横方向
移動するようになっている。
5aの左右両端に立設された一対の平行な側板15b,
15cとを備えており、左側板15bによりベッド12
に固定されている。右側板15cの右側にはサーボモー
タ16が回転軸を左方向に向けて固定され、左側板15
bにはボールネジ17が板を貫通して水平に固定されて
おり、サーボモータ16とボールネジ17とがそれぞれ
のプーリ(図示しない)にVベルト18を介装すること
により連結されている。これにより、サーボモータ16
の回転がボールネジ17において直線運動に変換され
て、ボールネジ17の直進力により移動台14が横方向
移動するようになっている。
【0023】移動台14の上面右側位置には、減速機付
きの電動モータ21が回転軸を後方向に向けて載置固定
されており、回転軸には駆動プーリ22が取り付けられ
ている。移動台14の左端側の上下中間位置には、主軸
23が前後方向に貫通して設けられており、その後端
は、移動台14の後端に設けた軸受け24に回動可能に
支持されている。主軸23の移動台14後面からの突出
位置には、従動プーリ25が固定されている。従動プー
リ25は、質量が大きくて慣性モーメントが大きくされ
ている。駆動プーリ22と従動プーリ25には、Vベル
ト26が介装されており、これにより電動モータ21の
回転力が主軸23に伝達される。主軸23は、移動台1
4前面からわずかに突出しており、突出端にはフランジ
27a,27bに挟持されて超硬刃丸鋸(以下、丸鋸と
記す)28が固定ボルト27cにより固定されている。
さらに、移動台14の上側面の前側左端位置には、加速
度センサ37が取り付けられており、丸鋸28付近の移
動台14の送り方向の加速度を検出できるようになって
いる。
きの電動モータ21が回転軸を後方向に向けて載置固定
されており、回転軸には駆動プーリ22が取り付けられ
ている。移動台14の左端側の上下中間位置には、主軸
23が前後方向に貫通して設けられており、その後端
は、移動台14の後端に設けた軸受け24に回動可能に
支持されている。主軸23の移動台14後面からの突出
位置には、従動プーリ25が固定されている。従動プー
リ25は、質量が大きくて慣性モーメントが大きくされ
ている。駆動プーリ22と従動プーリ25には、Vベル
ト26が介装されており、これにより電動モータ21の
回転力が主軸23に伝達される。主軸23は、移動台1
4前面からわずかに突出しており、突出端にはフランジ
27a,27bに挟持されて超硬刃丸鋸(以下、丸鋸と
記す)28が固定ボルト27cにより固定されている。
さらに、移動台14の上側面の前側左端位置には、加速
度センサ37が取り付けられており、丸鋸28付近の移
動台14の送り方向の加速度を検出できるようになって
いる。
【0024】機台11上面の左前端位置には、図2に示
すように、被削材Mを固定するためのバイス台31が、
ベッド12の左側面に接して載置されている。バイス台
31は、右側の固定台32と左側の可動台33とを設け
ており、固定台32及び可動台33には丸鋸28の進行
方向に、丸鋸28が通過する溝が形成されている。可動
台33の左方向には、可動台33を移動させる油圧シリ
ンダ34が機台11に載置されている。
すように、被削材Mを固定するためのバイス台31が、
ベッド12の左側面に接して載置されている。バイス台
31は、右側の固定台32と左側の可動台33とを設け
ており、固定台32及び可動台33には丸鋸28の進行
方向に、丸鋸28が通過する溝が形成されている。可動
台33の左方向には、可動台33を移動させる油圧シリ
ンダ34が機台11に載置されている。
【0025】バイス台31の前方には、図2に示すよう
に、被削材Mを供給するローラを有する供給台35が設
けられている。供給台35には、固定台32及び可動台
33に密接して、被削材を定寸切断するための定寸装置
36が設けられており、被削材Mを所定寸法送材するよ
うになっている。なお、丸鋸切断機Aにおいて、従動プ
ーリ25の質量が小さいときは、図2に点線で示すよう
に、フライホイール29を従動プーリ25と並列に主軸
23に固定することができる。
に、被削材Mを供給するローラを有する供給台35が設
けられている。供給台35には、固定台32及び可動台
33に密接して、被削材を定寸切断するための定寸装置
36が設けられており、被削材Mを所定寸法送材するよ
うになっている。なお、丸鋸切断機Aにおいて、従動プ
ーリ25の質量が小さいときは、図2に点線で示すよう
に、フライホイール29を従動プーリ25と並列に主軸
23に固定することができる。
【0026】つぎに、スイング式の丸鋸切断機Bを、図
3、図4の正面図及び一部破断面図(図3のI−I線方
向)により説明する。丸鋸切断機Bは、箱状の機台41
を設けている。機台41は、右下位置にて支持台42に
より回動可能に支持されている。機台41の上部には箱
形のギアボックス50が載置固定されている。ギアボッ
クス50は、前側壁51a、後側壁51b,右側壁51
c、左側壁51d、上面壁51e及び底面壁51fによ
って囲まれた中空形状である(以後、左右方向について
は、機台41の正面から視た方向とする)。ギアボック
ス50の前後中間位置には、仕切壁52が一体で設けら
れており、ギアボックス50内を前側室R1 と、後側室
R2 に区分している。
3、図4の正面図及び一部破断面図(図3のI−I線方
向)により説明する。丸鋸切断機Bは、箱状の機台41
を設けている。機台41は、右下位置にて支持台42に
より回動可能に支持されている。機台41の上部には箱
形のギアボックス50が載置固定されている。ギアボッ
クス50は、前側壁51a、後側壁51b,右側壁51
c、左側壁51d、上面壁51e及び底面壁51fによ
って囲まれた中空形状である(以後、左右方向について
は、機台41の正面から視た方向とする)。ギアボック
ス50の前後中間位置には、仕切壁52が一体で設けら
れており、ギアボックス50内を前側室R1 と、後側室
R2 に区分している。
【0027】後側室R2 の下端近傍の前面側から視た中
央位置には、仕切壁52と後側壁51bを前後に貫通し
た貫通孔52a,51b1 が形成されており、貫通孔5
2a,51b1 には回転軸53がベアリングを介して回
転可能かつ軸方向に移動不能に支持されている。回転軸
53は、一端が後側壁51bから外部に突出しており、
突出端にはプーリ54が固定されており、また後側室R
2 内の部分にはピニオン53aが固着されている。
央位置には、仕切壁52と後側壁51bを前後に貫通し
た貫通孔52a,51b1 が形成されており、貫通孔5
2a,51b1 には回転軸53がベアリングを介して回
転可能かつ軸方向に移動不能に支持されている。回転軸
53は、一端が後側壁51bから外部に突出しており、
突出端にはプーリ54が固定されており、また後側室R
2 内の部分にはピニオン53aが固着されている。
【0028】ギアボックス50の上記回転軸53取付位
置の略上部の上下中間位置には、仕切壁52を前後に貫
通した貫通孔52bが設けられており、さらに前側壁5
1a及び後側壁51bには支持凹部51a1 ,51b2
が設けられている。貫通孔52b及び支持凹部51a1
,51b2 には、回転軸55がベアリングによって回
転可能かつ軸方向に移動不能に支持されている。回転軸
55の、上記回転軸53のピニオン53aとの対応位置
には歯車56が設けられており、ピニオン53aに噛み
合わされている。また、回転軸55の前側室R1 側に
は、ピニオン55aが設けられている。
置の略上部の上下中間位置には、仕切壁52を前後に貫
通した貫通孔52bが設けられており、さらに前側壁5
1a及び後側壁51bには支持凹部51a1 ,51b2
が設けられている。貫通孔52b及び支持凹部51a1
,51b2 には、回転軸55がベアリングによって回
転可能かつ軸方向に移動不能に支持されている。回転軸
55の、上記回転軸53のピニオン53aとの対応位置
には歯車56が設けられており、ピニオン53aに噛み
合わされている。また、回転軸55の前側室R1 側に
は、ピニオン55aが設けられている。
【0029】ギアボックス50の上記回転軸55の略右
側位置には、前側壁51aと仕切壁52を前後に貫通し
た貫通孔51a2 ,52cが形成されており、貫通孔5
1a2 ,52cには主軸57がベアリングによって回転
可能かつ軸方向に移動不能に支持されている。主軸57
は、一端が前側壁51aから前方に突出しており、突出
部分の前側壁51a近傍位置にはフランジに挟まれて丸
鋸58が固定されている。主軸57の突出先端位置に
は、円盤形のフライホイール59がねじ止めにより取り
付けられている。また、主軸57の、上記回転軸55の
ピニオン55aとの対応位置には、歯車57aが設けら
れておりピニオン55aに噛み合わされている。なお、
仕切壁52には、上記各貫通孔の他に、図示しない多数
の貫通孔が形成されており、前後側室R1 ,R2 間が連
通するようになっている。
側位置には、前側壁51aと仕切壁52を前後に貫通し
た貫通孔51a2 ,52cが形成されており、貫通孔5
1a2 ,52cには主軸57がベアリングによって回転
可能かつ軸方向に移動不能に支持されている。主軸57
は、一端が前側壁51aから前方に突出しており、突出
部分の前側壁51a近傍位置にはフランジに挟まれて丸
鋸58が固定されている。主軸57の突出先端位置に
は、円盤形のフライホイール59がねじ止めにより取り
付けられている。また、主軸57の、上記回転軸55の
ピニオン55aとの対応位置には、歯車57aが設けら
れておりピニオン55aに噛み合わされている。なお、
仕切壁52には、上記各貫通孔の他に、図示しない多数
の貫通孔が形成されており、前後側室R1 ,R2 間が連
通するようになっている。
【0030】ギアボックス50の上側面51eには、取
付部61が設けられており、取付部61は、前後一対の
支持部61aと、支持部61aに回転可能に取り付けら
れ回転軸61bと、回転軸61bに取り付けられた円筒
軸61cとを設けている。そして、円筒軸61cには、
丸鋸切断機の右方にて他所に固定された油圧シリンダ6
2のロッド63の先端が挿着固定されている。油圧シリ
ンダ62のロッド63の伸縮によりギアボックス50が
押されて、支持台42を中心として回動するようにされ
ている。また、ギアボックス50の上側面51e前端に
は、加速度センサ65が取り付けられており、丸鋸58
付近のギアボックス50の送り方向の加速度を検出する
ようになっている。
付部61が設けられており、取付部61は、前後一対の
支持部61aと、支持部61aに回転可能に取り付けら
れ回転軸61bと、回転軸61bに取り付けられた円筒
軸61cとを設けている。そして、円筒軸61cには、
丸鋸切断機の右方にて他所に固定された油圧シリンダ6
2のロッド63の先端が挿着固定されている。油圧シリ
ンダ62のロッド63の伸縮によりギアボックス50が
押されて、支持台42を中心として回動するようにされ
ている。また、ギアボックス50の上側面51e前端に
は、加速度センサ65が取り付けられており、丸鋸58
付近のギアボックス50の送り方向の加速度を検出する
ようになっている。
【0031】機台41の左側部には、電動モータ71が
取り付けられている。電動モータ71の背面側に突出し
た軸72にはプーリ73が固定されており、プーリ73
及び上記プーリ54にはVベルト74が巻装されてい
る。これにより、電動モータ71の回転が、回転軸5
3、回転軸55を経て主軸57に伝達され、丸鋸58を
回転させるようになっている。そして、ギアボックス5
0内には、潤滑油が充填されており、前後側室R1 ,R
2 内を循環するようになっている。
取り付けられている。電動モータ71の背面側に突出し
た軸72にはプーリ73が固定されており、プーリ73
及び上記プーリ54にはVベルト74が巻装されてい
る。これにより、電動モータ71の回転が、回転軸5
3、回転軸55を経て主軸57に伝達され、丸鋸58を
回転させるようになっている。そして、ギアボックス5
0内には、潤滑油が充填されており、前後側室R1 ,R
2 内を循環するようになっている。
【0032】試験結果 上記丸鋸切断機A,Bを用い、鋸刃として以下のC、C
1,C2,D,Eの5種類を用い、かつ主軸にフライホ
イールを取り付けた場合と取り付けない場合において、
切断条件SZ =0.08mm/刃によって、被削材S4
5C,φ50mmを切断した試験結果について説明す
る。 鋸刃C …φD360mm×T2.5mm×Z60刃、
溝付刃型、新品刃 鋸刃C1…φD360mm×T2.5mm×Z60刃、
溝付刃型、摩耗刃 鋸刃C2…φD360mm×T2.5mm×Z60刃、
溝付刃型、別の摩耗刃 鋸刃D …φD200mm×T1.6mm×Z47刃、
特殊刃型、新品刃 鋸刃E …φD280mm×T2.0mm×Z60刃、
溝付刃型、新品刃
1,C2,D,Eの5種類を用い、かつ主軸にフライホ
イールを取り付けた場合と取り付けない場合において、
切断条件SZ =0.08mm/刃によって、被削材S4
5C,φ50mmを切断した試験結果について説明す
る。 鋸刃C …φD360mm×T2.5mm×Z60刃、
溝付刃型、新品刃 鋸刃C1…φD360mm×T2.5mm×Z60刃、
溝付刃型、摩耗刃 鋸刃C2…φD360mm×T2.5mm×Z60刃、
溝付刃型、別の摩耗刃 鋸刃D …φD200mm×T1.6mm×Z47刃、
特殊刃型、新品刃 鋸刃E …φD280mm×T2.0mm×Z60刃、
溝付刃型、新品刃
【0033】1.フライホイールを取り付けない場合の
切断試験結果 丸鋸切断機Aにおいて、フライホイール29がなく、か
つ従動プーリ25を外してフライホイール効果の少ない
プーリに取り替えた場合の、主軸23の正回転方向の慣
性モーメントIは、0.001(kgf・m・sec
2 )である。また、丸鋸切断機Bにおいて、延長軸と共
にフライホイール59を外した場合の、主軸57の正回
転方向の慣性モーメントIは、0.0001(kgf・
m・sec2 )である。その結果、主軸と他の軸との間
にバックラッシがある状態では、上記全ての場合に、全
ての回転領域において、切断初期と終端部においてびび
り振動が発生した。また、Zi の大きな領域において
も、振動が大きく、場合によって再生びびり振動や連成
びびり振動が発生した。
切断試験結果 丸鋸切断機Aにおいて、フライホイール29がなく、か
つ従動プーリ25を外してフライホイール効果の少ない
プーリに取り替えた場合の、主軸23の正回転方向の慣
性モーメントIは、0.001(kgf・m・sec
2 )である。また、丸鋸切断機Bにおいて、延長軸と共
にフライホイール59を外した場合の、主軸57の正回
転方向の慣性モーメントIは、0.0001(kgf・
m・sec2 )である。その結果、主軸と他の軸との間
にバックラッシがある状態では、上記全ての場合に、全
ての回転領域において、切断初期と終端部においてびび
り振動が発生した。また、Zi の大きな領域において
も、振動が大きく、場合によって再生びびり振動や連成
びびり振動が発生した。
【0034】2.主軸にフライホイールを取り付けた場
合の切断試験結果 丸鋸切断機A,Bの主軸にフライホイールを取り付けた
場合あるいは、フライホイールと同様の効果のあるプー
リを取り付けた場合である。この条件で、切断初期や切
断の終端時、あるいはこれらの中間位置の切断時に、び
びり振動が発生しない最低の回転数をNcrとすると、下
記表1に示す結果となった。表1において、Kは数3に
示す定数であり、Iは主軸の慣性モーメントである。
合の切断試験結果 丸鋸切断機A,Bの主軸にフライホイールを取り付けた
場合あるいは、フライホイールと同様の効果のあるプー
リを取り付けた場合である。この条件で、切断初期や切
断の終端時、あるいはこれらの中間位置の切断時に、び
びり振動が発生しない最低の回転数をNcrとすると、下
記表1に示す結果となった。表1において、Kは数3に
示す定数であり、Iは主軸の慣性モーメントである。
【0035】
【表1】
【0036】Kの値は、主軸の回転粘性(主軸とハウジ
ングとの間の締め付けや、油膜等による粘性作用)にも
影響されて変動したと考えられる。以上の結果も含め
て、種々の切断試験を行った結果、定数K=250であ
って、かつ主軸の慣性モーメントIが上記数4に基づく
下記数5の関係にあれば、切削による歯車の回転変動は
なくなることが明らかにされた。
ングとの間の締め付けや、油膜等による粘性作用)にも
影響されて変動したと考えられる。以上の結果も含め
て、種々の切断試験を行った結果、定数K=250であ
って、かつ主軸の慣性モーメントIが上記数4に基づく
下記数5の関係にあれば、切削による歯車の回転変動は
なくなることが明らかにされた。
【0037】
【数5】 I≧F×(D/2)/[1000×250×
(N/60)2]
(N/60)2]
【0038】3.丸鋸切断機Aによる試験 丸鋸切断機Aにおいて、表1の条件2に示すようなフラ
イホイールの効果が小さい場合(フライホイールがない
場合)、及び主軸23にフライホイール29を取り付け
て効果を大きくした場合の切断結果を図5及び図6にそ
れぞれ示す。ここでは、主軸23の回転数N(rpm)
と最大加速度G−rmsの関係について示す。
イホイールの効果が小さい場合(フライホイールがない
場合)、及び主軸23にフライホイール29を取り付け
て効果を大きくした場合の切断結果を図5及び図6にそ
れぞれ示す。ここでは、主軸23の回転数N(rpm)
と最大加速度G−rmsの関係について示す。
【0039】図5から明らかなように、フライホイール
の効果が小さい場合は、N=35rpm以下で、切り始
めのバックラッシによるびびり振動が発生している。一
方、フライホイールの効果が大きい場合は、図6に示す
ように、N=15rpm以下でないと、切り始めのバッ
クラッシによるびびり振動は発生しない。
の効果が小さい場合は、N=35rpm以下で、切り始
めのバックラッシによるびびり振動が発生している。一
方、フライホイールの効果が大きい場合は、図6に示す
ように、N=15rpm以下でないと、切り始めのバッ
クラッシによるびびり振動は発生しない。
【0040】4.丸鋸切断機Bによる試験 丸鋸切断機Bにおいて、フライホイールのない状態(主
軸の延長部も無い)での切断結果、及び表1の条件6に
示すような、主軸57を延長してその先端にフライホイ
ール59を取り付けた場合の切断結果を図7及び図8に
それぞれ示す。ここでは主軸の回転数と最大加速度の関
係について示す。
軸の延長部も無い)での切断結果、及び表1の条件6に
示すような、主軸57を延長してその先端にフライホイ
ール59を取り付けた場合の切断結果を図7及び図8に
それぞれ示す。ここでは主軸の回転数と最大加速度の関
係について示す。
【0041】図7に示すように、フライホイールの効果
がない場合は、切断初期や切り終わりはもとより、これ
らの中間位置でも切断振動が大きくなっている。一方、
フライホイールの効果が大きい条件6の場合は、図8に
示すように、N=60rpm以下では、切断初期に歯車
のバックラッシによるびびり振動が発生するが、75r
pm以上の回転数領域では、切断初期はもとより、切断
の中央でも切断振動が非常に小さくなった。このとき
の、定数Kの値は、198であった。
がない場合は、切断初期や切り終わりはもとより、これ
らの中間位置でも切断振動が大きくなっている。一方、
フライホイールの効果が大きい条件6の場合は、図8に
示すように、N=60rpm以下では、切断初期に歯車
のバックラッシによるびびり振動が発生するが、75r
pm以上の回転数領域では、切断初期はもとより、切断
の中央でも切断振動が非常に小さくなった。このとき
の、定数Kの値は、198であった。
【0042】5.切断力変動の大きいパイプ材の丸鋸切
断機Bによる切断試験 丸鋸切断機Bを用い、鋸刃として上記Dを用い、かつ主
軸57にフライホイール59を取り付けた上記条件6の
場合と取り付けない場合において、切断条件SZ =0.
08mm/刃によって、切断変動の大きい被削材STK
M13A,φ45mm×t5mmのパイプ材を切断した
試験結果について説明する。図9に示すように、フライ
ホイールを取り付けた場合(図示実線)、フライホイー
ルが無い場合(図示点線)に比べて、切断振動が極端に
小さくなっている。また、条件7によって同様の試験を
行った結果、図示しないが、フライホイールの効果が確
認された。
断機Bによる切断試験 丸鋸切断機Bを用い、鋸刃として上記Dを用い、かつ主
軸57にフライホイール59を取り付けた上記条件6の
場合と取り付けない場合において、切断条件SZ =0.
08mm/刃によって、切断変動の大きい被削材STK
M13A,φ45mm×t5mmのパイプ材を切断した
試験結果について説明する。図9に示すように、フライ
ホイールを取り付けた場合(図示実線)、フライホイー
ルが無い場合(図示点線)に比べて、切断振動が極端に
小さくなっている。また、条件7によって同様の試験を
行った結果、図示しないが、フライホイールの効果が確
認された。
【0043】6.丸鋸切断機Aの従動軸にフライホイー
ルを取り付けた場合の切断試験 丸鋸切断機Aにおいて、図10に示すように、主軸23
に歯車81a,81bを介して連結された従動軸82を
設け、さらに従動軸82に歯車83a,83b,83c
を介して連結された最終の従動軸84にフライホイール
85とブレーキ装置86が取り付けられている。これに
より、主軸23と従動軸82及び従動軸84との間には
歯車のバックラッシが取り除かれている。この従動軸系
の主軸換算慣性モーメントは、0.0320kgf・m
・sec2 であり、主軸間にバックラッシが除かれてい
る駆動系の主軸換算慣性モーメントは、0.0305k
gf・m・sec2 である。本例では、Vベルトは剛体
ではないので、出力軸については主軸換算モーメントに
は含めていない。
ルを取り付けた場合の切断試験 丸鋸切断機Aにおいて、図10に示すように、主軸23
に歯車81a,81bを介して連結された従動軸82を
設け、さらに従動軸82に歯車83a,83b,83c
を介して連結された最終の従動軸84にフライホイール
85とブレーキ装置86が取り付けられている。これに
より、主軸23と従動軸82及び従動軸84との間には
歯車のバックラッシが取り除かれている。この従動軸系
の主軸換算慣性モーメントは、0.0320kgf・m
・sec2 であり、主軸間にバックラッシが除かれてい
る駆動系の主軸換算慣性モーメントは、0.0305k
gf・m・sec2 である。本例では、Vベルトは剛体
ではないので、出力軸については主軸換算モーメントに
は含めていない。
【0044】この丸鋸切断機Aを用い、鋸刃としてDを
用い、切断条件SZ =0.07mm/刃によって、被削
材S45C,φ70mmを切断した試験を行った。その
結果、N=55rpm以下で、切り始めと切り終わり
に、バックラッシによるびびり振動が発生するが、N=
60rpm以上では、バックラッシによるびびり振動は
発生しなかった。上記2つの慣性モーメントの内の小さ
い方(0.0320)についてKを算出すると、K=2
13となり、上記数5の関係を満足し、実験結果と一致
した。
用い、切断条件SZ =0.07mm/刃によって、被削
材S45C,φ70mmを切断した試験を行った。その
結果、N=55rpm以下で、切り始めと切り終わり
に、バックラッシによるびびり振動が発生するが、N=
60rpm以上では、バックラッシによるびびり振動は
発生しなかった。上記2つの慣性モーメントの内の小さ
い方(0.0320)についてKを算出すると、K=2
13となり、上記数5の関係を満足し、実験結果と一致
した。
【0045】従動軸にフライホイールを取り付ける例と
しては、図10に示した他に、図11に示すように、従
動軸82上にフライホイール87を取り付けるようにす
ることもできる。また、図11(b)では、主軸23側
の駆動軸88にもフライホイール89が取り付けられた
例を示している。
しては、図10に示した他に、図11に示すように、従
動軸82上にフライホイール87を取り付けるようにす
ることもできる。また、図11(b)では、主軸23側
の駆動軸88にもフライホイール89が取り付けられた
例を示している。
【0046】なお、上記実施例において、鋸刃の歯形が
特殊であり刃によって切削力Fが変動する場合は、その
最大値を用いる。また、実際の設計時においては、切削
力Fの値を鋸刃の寿命時で考えている。さらに、鋸径が
変化する場合には、Dの値として最大鋸径を用いる。
特殊であり刃によって切削力Fが変動する場合は、その
最大値を用いる。また、実際の設計時においては、切削
力Fの値を鋸刃の寿命時で考えている。さらに、鋸径が
変化する場合には、Dの値として最大鋸径を用いる。
【0047】なお、本発明においては、慣性モーメント
については、数5に示すとおりであり、慣性モーメント
は大きいほどびびり振動防止には効果的であるが、慣性
モーメントを大きくするためにフライホイールを重くす
る等を行うと、切断機の剛性を上げる必要が生じ、切断
機の重量が大きくなりすぎる場合がある。従って、慣性
モーメントを大きくし過ぎないためには、上記数5に従
うと共に下記数6の条件を付加することが望ましい。各
回転軸の慣性モーメントの計算には、軸自体をはじめ、
プーリ、歯車、電動モータ等をも当然考慮する。
については、数5に示すとおりであり、慣性モーメント
は大きいほどびびり振動防止には効果的であるが、慣性
モーメントを大きくするためにフライホイールを重くす
る等を行うと、切断機の剛性を上げる必要が生じ、切断
機の重量が大きくなりすぎる場合がある。従って、慣性
モーメントを大きくし過ぎないためには、上記数5に従
うと共に下記数6の条件を付加することが望ましい。各
回転軸の慣性モーメントの計算には、軸自体をはじめ、
プーリ、歯車、電動モータ等をも当然考慮する。
【0048】
【数6】 I≦3{F×(D/2)/[1000×25
0×(N/60)2]}
0×(N/60)2]}
【0049】なお、上記実施例の1〜5の場合において
も、従動軸にブレーキ装置をつけても、本発明を適用で
きる。また、丸鋸切断機の具体的構成については、上記
A,Bで示したものに限るものではない。
も、従動軸にブレーキ装置をつけても、本発明を適用で
きる。また、丸鋸切断機の具体的構成については、上記
A,Bで示したものに限るものではない。
【図1】本発明の一実施例である丸鋸切断機Aを概略的
に示す正面図である。
に示す正面図である。
【図2】同丸鋸切断機Aを示す平面図である。
【図3】他の実施例である丸鋸切断機Bを概略的に示す
正面図である。
正面図である。
【図4】同丸鋸切断機Bを示す図3のI−I線方向の断
面図である。
面図である。
【図5】丸鋸切断機Aにフライホイールを取り付けない
場合の、被削材切断における主軸の回転数と鋸刃の最大
加速度との関係を示すグラフである。
場合の、被削材切断における主軸の回転数と鋸刃の最大
加速度との関係を示すグラフである。
【図6】丸鋸切断機Aにフライホイールを取り付けた場
合(条件1)の、被削材切断における主軸の回転数と鋸
刃の最大加速度との関係を示すグラフである。
合(条件1)の、被削材切断における主軸の回転数と鋸
刃の最大加速度との関係を示すグラフである。
【図7】丸鋸切断機Bにフライホイールを取り付けない
場合の、被削材切断における主軸の回転数と鋸刃の最大
加速度との関係を示すグラフである。
場合の、被削材切断における主軸の回転数と鋸刃の最大
加速度との関係を示すグラフである。
【図8】丸鋸切断機Bにフライホイールを取り付けた場
合(条件6)の、被削材切断における主軸の回転数と鋸
刃の最大加速度との関係を示すグラフである。
合(条件6)の、被削材切断における主軸の回転数と鋸
刃の最大加速度との関係を示すグラフである。
【図9】丸鋸切断機Bによる切断力変動の大きい被削材
切断における主軸の回転数と鋸刃の最大加速度との関係
を示すグラフである。
切断における主軸の回転数と鋸刃の最大加速度との関係
を示すグラフである。
【図10】丸鋸切断機Aの従動軸にフライホイールを取
り付けた構成を説明する説明図である。
り付けた構成を説明する説明図である。
【図11】丸鋸切断機Aの従動軸にフライホイールを取
り付ける他の例を説明する説明図である。
り付ける他の例を説明する説明図である。
11…機台、12…ベッド、14…移動台、15…駆動
支持部、16…サーボモータ、17…ボールネジ、18
…Vベルト、21…電動モータ、22…駆動プーリ、2
3…主軸、25…従動プーリ、26…Vベルト、28…
超硬刃丸鋸、29…フライホイール、31…バイス台、
32…固定台、33…可動台、34…油圧シリンダ、3
5…供給台、37…加速度センサ、41…機台、42…
支持台、50…ギアボックス、51a…前側壁、51b
…後側壁、52…仕切壁、53…回転軸、54…プー
リ、55…回転軸、57…主軸、58…丸鋸、59…フ
ライホイール、61…取付部、62…油圧シリンダ、6
3…ロッド、65…加速度センサ、71…電動モータ、
73…プーリ、74…Vベルト、82,84…従動軸、
85,87…フライホイール、M…被削材、A…スライ
ド式丸鋸切断機、B…スイング式丸鋸切断機。
支持部、16…サーボモータ、17…ボールネジ、18
…Vベルト、21…電動モータ、22…駆動プーリ、2
3…主軸、25…従動プーリ、26…Vベルト、28…
超硬刃丸鋸、29…フライホイール、31…バイス台、
32…固定台、33…可動台、34…油圧シリンダ、3
5…供給台、37…加速度センサ、41…機台、42…
支持台、50…ギアボックス、51a…前側壁、51b
…後側壁、52…仕切壁、53…回転軸、54…プー
リ、55…回転軸、57…主軸、58…丸鋸、59…フ
ライホイール、61…取付部、62…油圧シリンダ、6
3…ロッド、65…加速度センサ、71…電動モータ、
73…プーリ、74…Vベルト、82,84…従動軸、
85,87…フライホイール、M…被削材、A…スライ
ド式丸鋸切断機、B…スイング式丸鋸切断機。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動モータの回転を歯車機構等からなる
減速機構により減速して主軸に伝達し、該主軸の一端に
取り付けられた丸鋸により切削を行う丸鋸切断機におい
て、 前記丸鋸の外径をD(mm)、回転数をN(rpm)、
接線方向の分力である一刃当りの切削力をF(kgf)
としたときの前記主軸の慣性モーメントI(kgf・m
・sec2 )を、I≧F×(D/2)/[1000×2
50×(N/60)2 ]としたことを特徴とする丸鋸切
断機。 - 【請求項2】 電動モータの回転を歯車機構等からなる
減速機構により減速して主軸に伝達し、該主軸の一端に
取り付けられた丸鋸により切削を行う丸鋸切断機におい
て、 前記主軸に直接にまたは該主軸を延長した軸にフライホ
イールを取り付けることとし、 前記丸鋸の外径をD(mm)、回転数をN(rpm)、
接線方向の分力である一刃当りの切削力をF(kgf)
としたときの前記フライホイールを含む前記主軸全体の
慣性モーメントI(kgf・m・sec2 )を、I≧F
×(D/2)/[1000×250×(N/60)2 ]
としたことを特徴とする丸鋸切断機。 - 【請求項3】 電動モータの回転を歯車機構等からなる
減速機構により減速して主軸に伝達し、該主軸の一端に
取り付けられた丸鋸により切削を行う丸鋸切断機におい
て、 前記丸鋸の外径をD(mm)、回転数をN(rpm)、
接線方向の分力である一刃当りの切削力をF(kgf)
としたとき、 前記電動モータの動力を前記主軸に伝達する駆動系内
で、該主軸との間にバックラッシがない状態で減速機構
を介して連動する各回転軸の該主軸を含めた主軸換算慣
性モーメントの和J(kgf・m・sec2 )を、J≧
F×(D/2)/[1000×250×(N/60)
2 ]としたことを特徴とする丸鋸切断機。 - 【請求項4】 電動モータの回転を歯車機構等からなる
減速機構により減速して主軸に伝達し、該主軸の一端に
取り付けられた丸鋸により切削を行う丸鋸切断機におい
て、 前記丸鋸の外径をD(mm)、回転数をN(rpm)、
接線方向の分力である一刃当りの切削力をF(kgf)
としたとき、 前記電動モータの動力を前記主軸に伝達する駆動系内
で、該主軸との間にバックラッシがない状態で減速機構
を介して連動する各回転軸の該主軸を含めた主軸換算慣
性モーメントの和、または前記駆動系外の従動系内で前
記主軸との間にバックラッシがない状態で増減速機構を
介して連動する各従動軸全体の該主軸を含めた主軸換算
慣性モーメントの和のうちの何れか小さい方の主軸換算
慣性モーメントの和J(kgf・m・sec2 )を、J
≧F×(D/2)/[1000×250×(N/60)
2 ]としたことを特徴とする丸鋸切断機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16603898A JPH11333624A (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 丸鋸切断機 |
| EP99922505A EP1008410A4 (en) | 1998-05-30 | 1999-05-26 | CUTTING MACHINE |
| PCT/JP1999/002781 WO1999062663A1 (en) | 1998-05-30 | 1999-05-26 | Circular saw cutting machine |
| US09/463,584 US6330848B1 (en) | 1998-05-30 | 1999-05-26 | Circular saw cutting machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16603898A JPH11333624A (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 丸鋸切断機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11333624A true JPH11333624A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15823806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16603898A Pending JPH11333624A (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 丸鋸切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11333624A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008207271A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
| CN105750642A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-13 | 新昌县羽林街道鑫博机械厂 | 一种金属切割机 |
| JP2016530108A (ja) * | 2013-09-17 | 2016-09-29 | ポスコ | 金属板切断装置 |
-
1998
- 1998-05-30 JP JP16603898A patent/JPH11333624A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008207271A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
| JP2016530108A (ja) * | 2013-09-17 | 2016-09-29 | ポスコ | 金属板切断装置 |
| CN105750642A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-13 | 新昌县羽林街道鑫博机械厂 | 一种金属切割机 |
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