JPH1133377A - 水性顔料微粒子分散液の製法 - Google Patents
水性顔料微粒子分散液の製法Info
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- JPH1133377A JPH1133377A JP9194357A JP19435797A JPH1133377A JP H1133377 A JPH1133377 A JP H1133377A JP 9194357 A JP9194357 A JP 9194357A JP 19435797 A JP19435797 A JP 19435797A JP H1133377 A JPH1133377 A JP H1133377A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 充分に微粒子化され、かつシャープな粒度分
布を有し、しかも経時分散安定性にすぐれた水性顔料微
粒子分散液を短時間で容易に製造する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 分散メディアとともに水性顔料組成物を
撹拌し、該分散メディアの剪断力で水性顔料組成物を分
散させる湿式粉砕装置を用いた分散液の製法において、
前記分散メディアがセラミックス、硬質ガラス、硬質プ
ラスチック、金属または金属化合物からなる直径0.2
mm以下の微小ビーズであることを特徴とする水性顔料
微粒子分散液の製法。
布を有し、しかも経時分散安定性にすぐれた水性顔料微
粒子分散液を短時間で容易に製造する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 分散メディアとともに水性顔料組成物を
撹拌し、該分散メディアの剪断力で水性顔料組成物を分
散させる湿式粉砕装置を用いた分散液の製法において、
前記分散メディアがセラミックス、硬質ガラス、硬質プ
ラスチック、金属または金属化合物からなる直径0.2
mm以下の微小ビーズであることを特徴とする水性顔料
微粒子分散液の製法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性顔料微粒子分
散液の製法に関する。
散液の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顔料分散液は印刷インキ、筆記用
具インキ、捺染などの用途に幅広く用いられてきた。そ
して、近年ではインクジェット用やカラーフィルター用
に用途が拡大されつつあり、そのために顔料の微粒子
化、透明性の向上、さらにシャープな粒度分布が要求さ
れている。
具インキ、捺染などの用途に幅広く用いられてきた。そ
して、近年ではインクジェット用やカラーフィルター用
に用途が拡大されつつあり、そのために顔料の微粒子
化、透明性の向上、さらにシャープな粒度分布が要求さ
れている。
【0003】たとえば微粒子の製造方法としては、化学
的方法、熱的方法と機械的方法とに大別され、従来主に
機械的方法による顔料微粒子分散液の製造が行なわれて
きた。かかる機械的方法には、たとえばボールミルなど
を用いた摩砕を主とする方法や、超音波分散機などを用
いた振動粉砕による方法があるが、より微細な粒子をう
る装置として、サンドミル、サンドグラインダー、バス
ケットミルあるいはパールミルなどと呼ばれる分散機を
用いる方法がよく知られている。
的方法、熱的方法と機械的方法とに大別され、従来主に
機械的方法による顔料微粒子分散液の製造が行なわれて
きた。かかる機械的方法には、たとえばボールミルなど
を用いた摩砕を主とする方法や、超音波分散機などを用
いた振動粉砕による方法があるが、より微細な粒子をう
る装置として、サンドミル、サンドグラインダー、バス
ケットミルあるいはパールミルなどと呼ばれる分散機を
用いる方法がよく知られている。
【0004】これらの分散機は、メディアとともに分散
液を撹拌させ、メディアの剪断力でこれを粉砕する装置
であり、分散液を比較的短時間で効率よく分散させるこ
とができるという利点がある。しかしながら、従来のメ
ディアは、通常直径が0.3mm以上と比較的大きいた
め、えられる分散液中の粒子の粒子径は、100nm以
上と大きく、100nm未満の微粒子を調製するのが困
難であったり、調製することができたとしてもきわめて
長い時間を要するという問題がある。
液を撹拌させ、メディアの剪断力でこれを粉砕する装置
であり、分散液を比較的短時間で効率よく分散させるこ
とができるという利点がある。しかしながら、従来のメ
ディアは、通常直径が0.3mm以上と比較的大きいた
め、えられる分散液中の粒子の粒子径は、100nm以
上と大きく、100nm未満の微粒子を調製するのが困
難であったり、調製することができたとしてもきわめて
長い時間を要するという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
に鑑みてなされたものであり、たとえば平均粒子径が1
00nm未満に微粒子化され、かつシャープな粒度分布
を有し、しかも経時分散安定性にすぐれた水性顔料微粒
子分散液を短時間で容易に製造する方法を提供すること
を目的とする。
に鑑みてなされたものであり、たとえば平均粒子径が1
00nm未満に微粒子化され、かつシャープな粒度分布
を有し、しかも経時分散安定性にすぐれた水性顔料微粒
子分散液を短時間で容易に製造する方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、分散メディア
とともに水性顔料組成物を撹拌し、該分散メディアの剪
断力で水性顔料組成物を分散させる湿式粉砕装置を用い
た分散液の製法において、前記分散メディアがセラミッ
クス、硬質ガラス、硬質プラスチック、金属または金属
化合物からなる直径0.2mm以下の微小ビーズである
ことを特徴とする水性顔料微粒子分散液の製法に関す
る。
とともに水性顔料組成物を撹拌し、該分散メディアの剪
断力で水性顔料組成物を分散させる湿式粉砕装置を用い
た分散液の製法において、前記分散メディアがセラミッ
クス、硬質ガラス、硬質プラスチック、金属または金属
化合物からなる直径0.2mm以下の微小ビーズである
ことを特徴とする水性顔料微粒子分散液の製法に関す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の水性顔料微粒子分散液の
製法は、前記したように、分散メディアとともに水性顔
料組成物を撹拌し、該分散メディアの剪断力で水性顔料
組成物を分散させる湿式粉砕装置を用いた分散液の製法
であり、前記分散メディアがセラミックス、硬質ガラ
ス、硬質プラスチック、金属または金属化合物からなる
直径0.2mm以下の微小ビーズであることを特徴とす
るものである。このように、本発明においては、分散メ
ディアとして特定の微小ビーズが用いられているので、
水性顔料組成物が短時間で効率よく、充分に分散され、
たとえば平均粒子径が100nm未満に微粒子化され、
かつシャープな粒度分布を有する水性顔料微粒子分散液
を容易にうることができる。
製法は、前記したように、分散メディアとともに水性顔
料組成物を撹拌し、該分散メディアの剪断力で水性顔料
組成物を分散させる湿式粉砕装置を用いた分散液の製法
であり、前記分散メディアがセラミックス、硬質ガラ
ス、硬質プラスチック、金属または金属化合物からなる
直径0.2mm以下の微小ビーズであることを特徴とす
るものである。このように、本発明においては、分散メ
ディアとして特定の微小ビーズが用いられているので、
水性顔料組成物が短時間で効率よく、充分に分散され、
たとえば平均粒子径が100nm未満に微粒子化され、
かつシャープな粒度分布を有する水性顔料微粒子分散液
を容易にうることができる。
【0008】本発明に用いられる水性顔料組成物には、
たとえば顔料、樹脂、水などが含まれている。
たとえば顔料、樹脂、水などが含まれている。
【0009】前記顔料にはとくに限定がなく、たとえば
アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレート
アゾ顔料などのアゾ顔料類;フタロシアニン顔料、ペリ
レン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、
キノフタロン顔料などの多環式顔料類;染料キレートな
どの各種有機顔料や、酸化チタン、ベンガラ、酸化クロ
ム、鉄黒などの酸化物;カドミウムイエロー、クロムバ
ーミリオン、紺青、群青、黄色酸化鉄などの各種無機顔
料や、カーボンブラックなどがあげられ、これらは単独
でまたは2種以上を混合して用いることができる。
アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレート
アゾ顔料などのアゾ顔料類;フタロシアニン顔料、ペリ
レン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、
キノフタロン顔料などの多環式顔料類;染料キレートな
どの各種有機顔料や、酸化チタン、ベンガラ、酸化クロ
ム、鉄黒などの酸化物;カドミウムイエロー、クロムバ
ーミリオン、紺青、群青、黄色酸化鉄などの各種無機顔
料や、カーボンブラックなどがあげられ、これらは単独
でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0010】前記有機顔料の具体例としては、たとえば
ピグメント・イエロー1(C.I. 11680)、ピグメント・
イエロー3(C.I. 11710)、ピグメント・イエロー42
(C.I. 77492)、ピグメント・イエロー74(C.I. 117
41)、ピグメント・イエロー83(C.I. 21108)、ピグ
メント・イエロー106、ピグメント・イエロー108
(C.I. 68240)、ピグメント・イエロー117、ピグメ
ント・イエロー126、ピグメント・イエロー139、
ピグメント・イエロー185、ピグメント・オレンジ5
(C.I. 12075)、ピグメント・オレンジ67、ピグメン
ト・レッド3(C.I. 12120)、ピグメント・レッド22
(C.I. 12315)、ピグメント・レッド48:1(C.I. 1
5865:1)、ピグメント・レッド48:4(C.I. 1586
5:4)、ピグメント・レッド101(C.I. 77491)、
ピグメント・レッド112(C.I. 12370)、ピグメント
・レッド123(C.I. 71145)、ピグメント・レッド1
69(C.I. 45160:2)、ピグメント・バイオレット2
3(C.I. 51319)、ピグメント・バイオレット27(C.
I. 42555:3)、ピグメント・ブルー1(C.I. 42595:
2)、ピグメント・ブルー15:1(C.I. 74160)、ピ
グメント・ブルー15:3(C.I. 74160)、ピグメント
・ブルー15:6(C.I. 74160)、ピグメント・ブルー
61(C.I. 42765:1)、ピグメント・グリーン7(C.
I. 74260)、ピグメント・グリーン36(C.I. 74265)
などがあげられる。
ピグメント・イエロー1(C.I. 11680)、ピグメント・
イエロー3(C.I. 11710)、ピグメント・イエロー42
(C.I. 77492)、ピグメント・イエロー74(C.I. 117
41)、ピグメント・イエロー83(C.I. 21108)、ピグ
メント・イエロー106、ピグメント・イエロー108
(C.I. 68240)、ピグメント・イエロー117、ピグメ
ント・イエロー126、ピグメント・イエロー139、
ピグメント・イエロー185、ピグメント・オレンジ5
(C.I. 12075)、ピグメント・オレンジ67、ピグメン
ト・レッド3(C.I. 12120)、ピグメント・レッド22
(C.I. 12315)、ピグメント・レッド48:1(C.I. 1
5865:1)、ピグメント・レッド48:4(C.I. 1586
5:4)、ピグメント・レッド101(C.I. 77491)、
ピグメント・レッド112(C.I. 12370)、ピグメント
・レッド123(C.I. 71145)、ピグメント・レッド1
69(C.I. 45160:2)、ピグメント・バイオレット2
3(C.I. 51319)、ピグメント・バイオレット27(C.
I. 42555:3)、ピグメント・ブルー1(C.I. 42595:
2)、ピグメント・ブルー15:1(C.I. 74160)、ピ
グメント・ブルー15:3(C.I. 74160)、ピグメント
・ブルー15:6(C.I. 74160)、ピグメント・ブルー
61(C.I. 42765:1)、ピグメント・グリーン7(C.
I. 74260)、ピグメント・グリーン36(C.I. 74265)
などがあげられる。
【0011】また、前記無機顔料の具体例としては、た
とえばピグメント・イエロー42(C.I. 77492)、ピグ
メント・ホワイト6(C.I. 77891)、ピグメント・ブル
ー27(C.I. 77510)、ピグメント・ブルー29(C.I.
77007)、ピグメント・ブラック7(C.I. 77266)など
があげられる。
とえばピグメント・イエロー42(C.I. 77492)、ピグ
メント・ホワイト6(C.I. 77891)、ピグメント・ブル
ー27(C.I. 77510)、ピグメント・ブルー29(C.I.
77007)、ピグメント・ブラック7(C.I. 77266)など
があげられる。
【0012】なお、本発明における顔料の形態にはとく
に限定がなく、各種表面処理を施した物、粉体、水性ペ
ーストなどのいずれであってもよい。また、顔料の一次
粒子径は、分散性を考慮すると、通常0.1μm程度以
下であることが好ましい。
に限定がなく、各種表面処理を施した物、粉体、水性ペ
ーストなどのいずれであってもよい。また、顔料の一次
粒子径は、分散性を考慮すると、通常0.1μm程度以
下であることが好ましい。
【0013】前記顔料の配合量は、とくに限定がない
が、充分な着色力をうるためには、水性顔料組成物中の
濃度が1重量%以上、好ましくは3重量%以上となるよ
うに調整することが望ましく、また水性顔料組成物の粘
度が上昇しすぎたり、安定性が低下するおそれをなくす
ためには、濃度が80重量%以下、好ましくは40重量
%以下となるように調整することが望ましい。
が、充分な着色力をうるためには、水性顔料組成物中の
濃度が1重量%以上、好ましくは3重量%以上となるよ
うに調整することが望ましく、また水性顔料組成物の粘
度が上昇しすぎたり、安定性が低下するおそれをなくす
ためには、濃度が80重量%以下、好ましくは40重量
%以下となるように調整することが望ましい。
【0014】前記樹脂は、顔料の分散剤として用いられ
るものであり、その種類にはとくに限定がないが、たと
えばアルカリ性化合物で中和して水溶性を呈する酸価が
50〜300、なかんづく80〜250の樹脂が好まし
く用いられる。したがって、かかる酸価となるような量
の、たとえばカルボキシル基、スルホン酸基、水酸基な
どの親水性基を分子中に有する重合体などが好ましい。
るものであり、その種類にはとくに限定がないが、たと
えばアルカリ性化合物で中和して水溶性を呈する酸価が
50〜300、なかんづく80〜250の樹脂が好まし
く用いられる。したがって、かかる酸価となるような量
の、たとえばカルボキシル基、スルホン酸基、水酸基な
どの親水性基を分子中に有する重合体などが好ましい。
【0015】また、その活性効果を高め、分散性を向上
させるという点から、たとえばスチレン単位、メチルス
チレン単位などの疎水性モノマー単位を含有した重合体
が好ましく、かかる疎水性モノマー単位の量は、50〜
95重量%、なかんづく55〜95重量%であることが
好ましい。さらにかかる重合体の重量平均分子量は、分
散性の向上を考慮すると、2000〜20000、なか
んづく2500〜15000であることが望ましい。
させるという点から、たとえばスチレン単位、メチルス
チレン単位などの疎水性モノマー単位を含有した重合体
が好ましく、かかる疎水性モノマー単位の量は、50〜
95重量%、なかんづく55〜95重量%であることが
好ましい。さらにかかる重合体の重量平均分子量は、分
散性の向上を考慮すると、2000〜20000、なか
んづく2500〜15000であることが望ましい。
【0016】したがって、以上のことから、本発明にお
いては、前記樹脂として分子中にカルボキシル基、スル
ホン酸基および水酸基の少なくとも1種の親水性基を有
し、スチレン単位および/またはメチルスチレン単位を
50重量%以上含有した重量平均分子量が2000〜2
0000の重合体が好ましく用いられる。
いては、前記樹脂として分子中にカルボキシル基、スル
ホン酸基および水酸基の少なくとも1種の親水性基を有
し、スチレン単位および/またはメチルスチレン単位を
50重量%以上含有した重量平均分子量が2000〜2
0000の重合体が好ましく用いられる。
【0017】前記樹脂の具体例としては、たとえばスチ
レン−アクリル酸共重合体、スチレン−メチルスチレン
−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリ
ル酸エステル(なお、かかるエステルとは、炭素数1〜
4程度の低級アルキルエステルをいう、以下同様)共重
合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メ
タクリル酸−アクリル酸エステル共重合体など;たとえ
ばスチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−メチルス
チレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エ
ステル−マレイン酸共重合体、スチレン−メタクリル酸
エステル−マレイン酸共重合体など;たとえばスチレン
−アクリル酸エステル−スチレンスルホン酸共重合体、
スチレン−メタクリルスルホン酸共重合体、スチレン−
アクリル酸エステル−アリルスルホン酸共重合体など
や、これらのナトリウム、カリウム、アンモニウムなど
の塩があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合
して用いることができる。
レン−アクリル酸共重合体、スチレン−メチルスチレン
−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリ
ル酸エステル(なお、かかるエステルとは、炭素数1〜
4程度の低級アルキルエステルをいう、以下同様)共重
合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メ
タクリル酸−アクリル酸エステル共重合体など;たとえ
ばスチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−メチルス
チレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エ
ステル−マレイン酸共重合体、スチレン−メタクリル酸
エステル−マレイン酸共重合体など;たとえばスチレン
−アクリル酸エステル−スチレンスルホン酸共重合体、
スチレン−メタクリルスルホン酸共重合体、スチレン−
アクリル酸エステル−アリルスルホン酸共重合体など
や、これらのナトリウム、カリウム、アンモニウムなど
の塩があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合
して用いることができる。
【0018】また、本発明における樹脂の形態にはとく
に限定がなく、たとえば粉体、エマルジョン、たとえば
アルコールなどに溶解させた液状物などのいずれであっ
てもよい。
に限定がなく、たとえば粉体、エマルジョン、たとえば
アルコールなどに溶解させた液状物などのいずれであっ
てもよい。
【0019】前記樹脂の使用量は、とくに限定がない
が、水性顔料組成物中での顔料の分散性を充分に向上さ
せるためには、前記顔料100部(重量部、以下同様)
に対して5部以上、好ましくは10部以上であることが
望ましく、また水性顔料組成物の粘度が上昇しすぎない
ように、かつかかる分散剤としての樹脂が過剰に入りす
ぎて品質がわるくならないようにするためには、顔料1
00部に対して200部以下、好ましくは80部以下で
あることが望ましい。
が、水性顔料組成物中での顔料の分散性を充分に向上さ
せるためには、前記顔料100部(重量部、以下同様)
に対して5部以上、好ましくは10部以上であることが
望ましく、また水性顔料組成物の粘度が上昇しすぎない
ように、かつかかる分散剤としての樹脂が過剰に入りす
ぎて品質がわるくならないようにするためには、顔料1
00部に対して200部以下、好ましくは80部以下で
あることが望ましい。
【0020】なお、前記樹脂は、分子中のカルボキシル
基、スルホン酸基、水酸基などの親水性基をアルカリ性
化合物によって中和することにより、親水性が付与され
る。
基、スルホン酸基、水酸基などの親水性基をアルカリ性
化合物によって中和することにより、親水性が付与され
る。
【0021】前記アルカリ性化合物にはとくに限定がな
いが、たとえばアンモニア、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン
などの有機アミン類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属塩などが有用で
ある。
いが、たとえばアンモニア、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン
などの有機アミン類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属塩などが有用で
ある。
【0022】アルカリ性化合物の添加量は、前記樹脂中
の親水性基を完全に中和することができる量であること
がもっとも理想的であるという点から、樹脂の酸価よ
り、次式(I): 中和率(%)={(添加したアルカリ性化合物の当量) /(樹脂の酸当量)}×100 (I) に基づいて算出した中和率が80〜150%、なかんづ
く90〜120%となるような量であることが好まし
い。
の親水性基を完全に中和することができる量であること
がもっとも理想的であるという点から、樹脂の酸価よ
り、次式(I): 中和率(%)={(添加したアルカリ性化合物の当量) /(樹脂の酸当量)}×100 (I) に基づいて算出した中和率が80〜150%、なかんづ
く90〜120%となるような量であることが好まし
い。
【0023】また、前記アルカリ性化合物による樹脂の
中和は、樹脂を中和溶解させる際に、より一層溶解が助
長されるという点から、50℃以上の温度に加熱して行
なうことが好ましい。
中和は、樹脂を中和溶解させる際に、より一層溶解が助
長されるという点から、50℃以上の温度に加熱して行
なうことが好ましい。
【0024】前記水性顔料組成物に用いられる水にはと
くに限定がなく、たとえばイオン交換水、蒸留水、精製
水などがあげられる。また、水性顔料組成物中の水の量
は、たとえば前記顔料、樹脂などの残量でよく、通常水
性顔料組成物の固形分濃度が4〜90重量%程度となる
ような量でよい。
くに限定がなく、たとえばイオン交換水、蒸留水、精製
水などがあげられる。また、水性顔料組成物中の水の量
は、たとえば前記顔料、樹脂などの残量でよく、通常水
性顔料組成物の固形分濃度が4〜90重量%程度となる
ような量でよい。
【0025】本発明に用いられる水性顔料組成物には、
たとえば前記顔料、樹脂、水などのほかにも、最終的に
えられる水性顔料微粒子分散液の各種物性の向上を目的
として、たとえば防腐剤、防カビ剤、消泡剤、紫外線吸
収剤、界面活性剤、安定剤などの添加剤や、有機溶剤、
エマルジョン、糖類などを、本発明の効果を損なわない
範囲で必要に応じて用いてもよい。
たとえば前記顔料、樹脂、水などのほかにも、最終的に
えられる水性顔料微粒子分散液の各種物性の向上を目的
として、たとえば防腐剤、防カビ剤、消泡剤、紫外線吸
収剤、界面活性剤、安定剤などの添加剤や、有機溶剤、
エマルジョン、糖類などを、本発明の効果を損なわない
範囲で必要に応じて用いてもよい。
【0026】本発明の製法によれば、前記のごとき水性
顔料組成物を、分散メディアとともに撹拌し、該分散メ
ディアの剪断力で分散させるが、かかる分散メディアに
本発明の大きな特徴の1つがある。
顔料組成物を、分散メディアとともに撹拌し、該分散メ
ディアの剪断力で分散させるが、かかる分散メディアに
本発明の大きな特徴の1つがある。
【0027】本発明に用いられる分散メディアは、セラ
ミックス;ソーダガラスビーズ、無アルカリガラスビー
ズなどの硬質ガラス;ポリメチルメタクリレートビーズ
などの硬質プラスチック;クロームビーズ、ステンレス
スチールビーズなどの金属;またはジルコニアなどの金
属化合物からなるものであるが、より充分に微粒子化さ
せることができるという点から、とくにジルコニアが好
ましい。
ミックス;ソーダガラスビーズ、無アルカリガラスビー
ズなどの硬質ガラス;ポリメチルメタクリレートビーズ
などの硬質プラスチック;クロームビーズ、ステンレス
スチールビーズなどの金属;またはジルコニアなどの金
属化合物からなるものであるが、より充分に微粒子化さ
せることができるという点から、とくにジルコニアが好
ましい。
【0028】また、前記分散メディアは、その直径が
0.2mm以下の微小ビーズであるが、より充分に微粒
子化され、かつよりシャープな粒度分布を有する水性顔
料微粒子分散液をうるためには、かかる分散メディアの
直径が0.15mm以下の微小ビーズであることが好ま
しい。なお、分散メディアと水性顔料組成物との分離と
いう点を考慮すると、かかる分散メディアの直径は0.
07mm以上であることが好ましい。
0.2mm以下の微小ビーズであるが、より充分に微粒
子化され、かつよりシャープな粒度分布を有する水性顔
料微粒子分散液をうるためには、かかる分散メディアの
直径が0.15mm以下の微小ビーズであることが好ま
しい。なお、分散メディアと水性顔料組成物との分離と
いう点を考慮すると、かかる分散メディアの直径は0.
07mm以上であることが好ましい。
【0029】本発明に用いられるパス方式またはマルチ
方式により分散を行なう湿式粉砕装置は、分散メディア
が前記のごとき特定のものであるほか、かかる直径0.
2mm以下の微小ビーズである分散メディアを分離する
能力を具備していることが必要とされる。
方式により分散を行なう湿式粉砕装置は、分散メディア
が前記のごとき特定のものであるほか、かかる直径0.
2mm以下の微小ビーズである分散メディアを分離する
能力を具備していることが必要とされる。
【0030】また、従来の分散機において、もっとも多
く用いられているセパレータはギャップセパレータであ
り、これは直径0.5mm程度までのメディアを分離す
るのに適している。しかしながら、本発明に用いられる
分散メディアは、その直径が0.2mm以下の微小ビー
ズであるので、たとえばスクリーン方式や、さらに微小
なものでも分離が可能な遠心分離法を利用した方式を適
用することができる。
く用いられているセパレータはギャップセパレータであ
り、これは直径0.5mm程度までのメディアを分離す
るのに適している。しかしながら、本発明に用いられる
分散メディアは、その直径が0.2mm以下の微小ビー
ズであるので、たとえばスクリーン方式や、さらに微小
なものでも分離が可能な遠心分離法を利用した方式を適
用することができる。
【0031】前記水性顔料組成物が充分に分散され、よ
り微粒子化されるようにするためには、分散メディアの
分散機における充填率は、65%以上、好ましくは70
%以上であり、かつ分散メディアと水性顔料組成物との
混合比(分散メディア/水性顔料組成物(体積比))
は、1/30以上、好ましくは1/25以上であること
が望ましく、また、現場の作業効率を考慮すると、かか
る混合比は1/1以下、好ましくは1/2以下であるこ
とが望ましい。
り微粒子化されるようにするためには、分散メディアの
分散機における充填率は、65%以上、好ましくは70
%以上であり、かつ分散メディアと水性顔料組成物との
混合比(分散メディア/水性顔料組成物(体積比))
は、1/30以上、好ましくは1/25以上であること
が望ましく、また、現場の作業効率を考慮すると、かか
る混合比は1/1以下、好ましくは1/2以下であるこ
とが望ましい。
【0032】さらに、たとえば前記のごとき分散機など
を備えた湿式粉砕装置は、顔料の微粒子化という点か
ら、周速8m/s以上、好ましくは周速10m/s以上
で作動させることが望ましい。また、かかる湿式粉砕装
置を作動させる時間にはとくに限定がなく、分散におけ
る滞留時間で2〜150分間程度であればよい。
を備えた湿式粉砕装置は、顔料の微粒子化という点か
ら、周速8m/s以上、好ましくは周速10m/s以上
で作動させることが望ましい。また、かかる湿式粉砕装
置を作動させる時間にはとくに限定がなく、分散におけ
る滞留時間で2〜150分間程度であればよい。
【0033】かくしてえられる水性顔料微粒子分散液
は、直径が0.2mm以下の分散メディアの作用によっ
て充分に満足しうる微粒子分散液となっているが、たと
えばさらにメンブランフィルターで濾過したり、遠心分
離処理することにより、粗大粒子を除去し、より一層す
ぐれた品質の分散液をうることも可能である。
は、直径が0.2mm以下の分散メディアの作用によっ
て充分に満足しうる微粒子分散液となっているが、たと
えばさらにメンブランフィルターで濾過したり、遠心分
離処理することにより、粗大粒子を除去し、より一層す
ぐれた品質の分散液をうることも可能である。
【0034】本発明の製法によってえられる水性顔料微
粒子分散液は、たとえば平均粒子径が好ましくは100
nm未満、より好ましくは95nm以下の水性顔料微粒
子からなり、かつシャープな粒度分布を有し、しかも経
時分散安定性にすぐれたものであるので、たとえば印刷
インキ、筆記具用インキ、捺染だけでなく、たとえばカ
ラーフィルター、インクジェット用インキなどの色相、
着色力、透明性の点で高い物性が要求される分野におい
ても好適に用いることができる。
粒子分散液は、たとえば平均粒子径が好ましくは100
nm未満、より好ましくは95nm以下の水性顔料微粒
子からなり、かつシャープな粒度分布を有し、しかも経
時分散安定性にすぐれたものであるので、たとえば印刷
インキ、筆記具用インキ、捺染だけでなく、たとえばカ
ラーフィルター、インクジェット用インキなどの色相、
着色力、透明性の点で高い物性が要求される分野におい
ても好適に用いることができる。
【0035】
【実施例】つぎに、本発明の水性顔料微粒子分散液の製
法を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明
はかかる実施例のみに限定されるものではない。
法を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明
はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0036】実施例1 黄顔料(ピグメント・イエロー83、一次粒子径:0.
04μm)25部、スチレン−アクリル酸共重合体(ス
チレン/アクリル酸(重量比):88/12、酸価:9
4、重量平均分子量:12000)8部のアンモニア中
和物(中和率:110%)、グリセリン5部、防腐剤
0.1部およびイオン交換水を加え、固形分濃度が30
重量%となるように調整した水性顔料組成物を、ディゾ
ルバーで2000rpm、3時間撹拌したのち、直径
0.2mmのジルコニアビーズを85%充填した湿式粉
砕装置により(ジルコニアビーズ/水性顔料組成物(体
積比):1/3)、周速11m/sで3時間作動させて
分散させた。分散後、イオン交換水を加えて固形分濃度
が28重量%となるようにし、200メッシュの網で濾
過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、分散しえな
かった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分濃度となる
ようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔料微粒子分
散液をえた。
04μm)25部、スチレン−アクリル酸共重合体(ス
チレン/アクリル酸(重量比):88/12、酸価:9
4、重量平均分子量:12000)8部のアンモニア中
和物(中和率:110%)、グリセリン5部、防腐剤
0.1部およびイオン交換水を加え、固形分濃度が30
重量%となるように調整した水性顔料組成物を、ディゾ
ルバーで2000rpm、3時間撹拌したのち、直径
0.2mmのジルコニアビーズを85%充填した湿式粉
砕装置により(ジルコニアビーズ/水性顔料組成物(体
積比):1/3)、周速11m/sで3時間作動させて
分散させた。分散後、イオン交換水を加えて固形分濃度
が28重量%となるようにし、200メッシュの網で濾
過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、分散しえな
かった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分濃度となる
ようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔料微粒子分
散液をえた。
【0037】つぎに、この水性顔料微粒子分散液100
部に、ジエチレングリコール50部およびイオン交換水
130部を混合し、黄色の筆記具用水性インキをえた。
この水性インキを用いて筆記試験を行なったところ、ペ
ン先からの流出性およびドライアップ性にすぐれてい
た。また、さらに描画試験を行なったところ、筆記50
0mでもかすれがなかった。
部に、ジエチレングリコール50部およびイオン交換水
130部を混合し、黄色の筆記具用水性インキをえた。
この水性インキを用いて筆記試験を行なったところ、ペ
ン先からの流出性およびドライアップ性にすぐれてい
た。また、さらに描画試験を行なったところ、筆記50
0mでもかすれがなかった。
【0038】さらに、前記水性顔料微粒子分散液につい
て、平均粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度
(分散安定性)試験を以下に示す方法にしたがって行な
った。その結果を表1に示す。
て、平均粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度
(分散安定性)試験を以下に示す方法にしたがって行な
った。その結果を表1に示す。
【0039】(平均粒子径および粒度分布の測定)えら
れた水性顔料微粒子分散液を顔料濃度が0.1g/リッ
トルとなるようにイオン交換水で希釈し、この希釈液を
用いてリーズ・アンド・ノースラップ社製のマイクロト
ラックUPAにて平均粒子径および粒度分布を測定す
る。なお、粒度分布の評価は、90%以上の粒子が存在
する粒度範囲が150nm以内であるばあいを粒度分布
がシャープであるとし、90%以上の粒子が存在する粒
度範囲が150nmをこえるばあいを粒度分布がブロー
ドであるとする。
れた水性顔料微粒子分散液を顔料濃度が0.1g/リッ
トルとなるようにイオン交換水で希釈し、この希釈液を
用いてリーズ・アンド・ノースラップ社製のマイクロト
ラックUPAにて平均粒子径および粒度分布を測定す
る。なお、粒度分布の評価は、90%以上の粒子が存在
する粒度範囲が150nm以内であるばあいを粒度分布
がシャープであるとし、90%以上の粒子が存在する粒
度範囲が150nmをこえるばあいを粒度分布がブロー
ドであるとする。
【0040】(沈降度試験)分散安定性を調べるため
に、えられた水性顔料微粒子分散液を20℃の恒温室に
6カ月間静置し、顔料の沈降の有無を確認する。顔料の
分離や水浮きまたは沈降が少しでも生じた状態を異常と
評価し、異常なしのばあいを○、異常ありのばあいを×
とする。
に、えられた水性顔料微粒子分散液を20℃の恒温室に
6カ月間静置し、顔料の沈降の有無を確認する。顔料の
分離や水浮きまたは沈降が少しでも生じた状態を異常と
評価し、異常なしのばあいを○、異常ありのばあいを×
とする。
【0041】比較例1 実施例1において、直径0.2mmのジルコニアビーズ
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを85%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例1と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを85%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例1と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
【0042】前記水性顔料微粒子分散液の平均粒子径お
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0043】実施例2 赤顔料(ピグメント・レッド22、一次粒子径:0.0
6μm)25部、スチレン−メチルスチレン−アクリル
酸共重合体(スチレン/メチルスチレン/アクリル酸
(重量比):40/30/30、酸価:234、重量平
均分子量:9000)10部のアンモニア中和物(中和
率:105%)、グリセリン5部、防腐剤0.1部およ
びイオン交換水を加え、固形分濃度が30重量%となる
ように調整した水性顔料組成物を、ディゾルバーで20
00rpm、3時間撹拌したのち、直径0.1mmのジ
ルコニアビーズを80%充填した湿式粉砕装置により
(ジルコニアビーズ/水性顔料組成物(体積比):1/
5)、周速13m/sで3時間作動させて分散させた。
分散後、イオン交換水を加えて固形分濃度が28重量%
となるようにし、200メッシュの網で濾過した。さら
に、これを遠心分離機にかけ、分散しえなかった粗粒子
を除去し、24重量%の顔料分濃度となるようにイオン
交換水を加えて調整し、水性顔料微粒子分散液をえた。
6μm)25部、スチレン−メチルスチレン−アクリル
酸共重合体(スチレン/メチルスチレン/アクリル酸
(重量比):40/30/30、酸価:234、重量平
均分子量:9000)10部のアンモニア中和物(中和
率:105%)、グリセリン5部、防腐剤0.1部およ
びイオン交換水を加え、固形分濃度が30重量%となる
ように調整した水性顔料組成物を、ディゾルバーで20
00rpm、3時間撹拌したのち、直径0.1mmのジ
ルコニアビーズを80%充填した湿式粉砕装置により
(ジルコニアビーズ/水性顔料組成物(体積比):1/
5)、周速13m/sで3時間作動させて分散させた。
分散後、イオン交換水を加えて固形分濃度が28重量%
となるようにし、200メッシュの網で濾過した。さら
に、これを遠心分離機にかけ、分散しえなかった粗粒子
を除去し、24重量%の顔料分濃度となるようにイオン
交換水を加えて調整し、水性顔料微粒子分散液をえた。
【0044】つぎに、この水性顔料微粒子分散液10部
に、レジューサ80部および固着剤(アクリルエマルジ
ョン)10部を混合撹拌したのち、シルクスクリーン法
で印捺したが、顔料がスクリーンに目づまりすることは
なかった。
に、レジューサ80部および固着剤(アクリルエマルジ
ョン)10部を混合撹拌したのち、シルクスクリーン法
で印捺したが、顔料がスクリーンに目づまりすることは
なかった。
【0045】さらに、前記水性顔料微粒子分散液の平均
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0046】比較例2 実施例2において、直径0.1mmのジルコニアビーズ
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを80%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例2と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを80%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例2と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
【0047】前記水性顔料微粒子分散液の平均粒子径お
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0048】実施例3 青顔料(ピグメント・ブルー15:6、一次粒子径:
0.06μm)24部、スチレン−マレイン酸共重合体
(スチレン/マレイン酸(重量比):60/40、酸
価:190、重量平均分子量:3000)8.5部のア
ンモニア中和物(中和率:107%)、グリセリン5
部、防腐剤0.1部およびイオン交換水を加え、固形分
濃度が30重量%となるように調整した水性顔料組成物
を、ディゾルバーで2000rpm、3時間撹拌したの
ち、直径0.1mmのジルコニアビーズを75%充填し
た湿式粉砕装置により(ジルコニアビーズ/水性顔料組
成物(体積比):1/10)、周速14m/sで3時間
作動させて分散させた。分散後、イオン交換水を加えて
固形分濃度が28重量%となるようにし、200メッシ
ュの網で濾過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、
分散しえなかった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分
濃度となるようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔
料微粒子分散液をえた。
0.06μm)24部、スチレン−マレイン酸共重合体
(スチレン/マレイン酸(重量比):60/40、酸
価:190、重量平均分子量:3000)8.5部のア
ンモニア中和物(中和率:107%)、グリセリン5
部、防腐剤0.1部およびイオン交換水を加え、固形分
濃度が30重量%となるように調整した水性顔料組成物
を、ディゾルバーで2000rpm、3時間撹拌したの
ち、直径0.1mmのジルコニアビーズを75%充填し
た湿式粉砕装置により(ジルコニアビーズ/水性顔料組
成物(体積比):1/10)、周速14m/sで3時間
作動させて分散させた。分散後、イオン交換水を加えて
固形分濃度が28重量%となるようにし、200メッシ
ュの網で濾過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、
分散しえなかった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分
濃度となるようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔
料微粒子分散液をえた。
【0049】つぎに、この水性顔料微粒子分散液16部
に、5%ゼラチン水溶液80部、光硬化性樹脂(2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート−アクリルアミド共重合
体)5部、光重合開始剤(2,5−ジメトキシ−4−モ
ルホリノベンゼンジアゾニウム)0.2部およびイオン
交換水30部を加え、これをガラス基盤上にスピンコー
ターにより塗布した。ついで、えられた乾燥塗膜を露光
現像したのち、ベーキングしてカラーフィルターをえ
た。えられたカラーフィルターは、鮮明で透明性にすぐ
れていた。
に、5%ゼラチン水溶液80部、光硬化性樹脂(2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート−アクリルアミド共重合
体)5部、光重合開始剤(2,5−ジメトキシ−4−モ
ルホリノベンゼンジアゾニウム)0.2部およびイオン
交換水30部を加え、これをガラス基盤上にスピンコー
ターにより塗布した。ついで、えられた乾燥塗膜を露光
現像したのち、ベーキングしてカラーフィルターをえ
た。えられたカラーフィルターは、鮮明で透明性にすぐ
れていた。
【0050】さらに、前記水性顔料微粒子分散液の平均
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0051】比較例3 実施例3において、直径0.1mmのジルコニアビーズ
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを75%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例3と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを75%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例3と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
【0052】前記水性顔料微粒子分散液の平均粒子径お
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0053】実施例4 緑顔料(ピグメント・グリーン7、一次粒子径:0.0
5μm)25部、スチレン−メタクリル酸共重合体(ス
チレン/メタクリル酸(重量比):78/22、酸価:
170、重量平均分子量:8500)8.8部のアンモ
ニア中和物(中和率:108%)、グリセリン5部、防
腐剤0.1部およびイオン交換水を加え、固形分濃度が
30重量%となるように調整した水性顔料組成物を、デ
ィゾルバーで2000rpm、3時間撹拌したのち、直
径0.1mmのジルコニアビーズを80%充填した湿式
粉砕装置により(ジルコニアビーズ/水性顔料組成物
(体積比):1/15)、周速11m/sで3時間作動
させて分散させた。分散後、イオン交換水を加えて固形
分濃度が28重量%となるようにし、200メッシュの
網で濾過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、分散
しえなかった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分濃度
となるようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔料微
粒子分散液をえた。
5μm)25部、スチレン−メタクリル酸共重合体(ス
チレン/メタクリル酸(重量比):78/22、酸価:
170、重量平均分子量:8500)8.8部のアンモ
ニア中和物(中和率:108%)、グリセリン5部、防
腐剤0.1部およびイオン交換水を加え、固形分濃度が
30重量%となるように調整した水性顔料組成物を、デ
ィゾルバーで2000rpm、3時間撹拌したのち、直
径0.1mmのジルコニアビーズを80%充填した湿式
粉砕装置により(ジルコニアビーズ/水性顔料組成物
(体積比):1/15)、周速11m/sで3時間作動
させて分散させた。分散後、イオン交換水を加えて固形
分濃度が28重量%となるようにし、200メッシュの
網で濾過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、分散
しえなかった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分濃度
となるようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔料微
粒子分散液をえた。
【0054】つぎに、この水性顔料微粒子分散液10部
に、ジエチレングリコール20部、グリセリン5部およ
びイオン交換水60部を混合撹拌して緑色の水性インキ
をえた。この水性インキを用い、インクジェットプリン
タPM−700C(セイコーエプソン(株)製)にて印
字テストを行なった。その結果、目づまりもなく、印字
品質および保存安定性にもすぐれたものであった。
に、ジエチレングリコール20部、グリセリン5部およ
びイオン交換水60部を混合撹拌して緑色の水性インキ
をえた。この水性インキを用い、インクジェットプリン
タPM−700C(セイコーエプソン(株)製)にて印
字テストを行なった。その結果、目づまりもなく、印字
品質および保存安定性にもすぐれたものであった。
【0055】さらに、前記水性顔料微粒子分散液の平均
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0056】比較例4 実施例4において、直径0.1mmのジルコニアビーズ
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを80%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例4と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
のかわりに直径0.5mmのジルコニアビーズを80%
充填した湿式粉砕装置により、周速6m/sで3時間作
動させて分散させたほかは、実施例4と同様にして水性
顔料微粒子分散液をえた。
【0057】前記水性顔料微粒子分散液の平均粒子径お
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0058】実施例5 紫顔料(ピグメント・バイオレット27、一次粒子径:
0.03μm)24部、スチレン−メチルスチレン−マ
レイン酸共重合体(スチレン/メチルスチレン/マレイ
ン酸(重量比):45/35/20、酸価:200、重
量平均分子量:10000)9.5部のアンモニア中和
物(中和率:103%)、グリセリン5部、防腐剤0.
1部およびイオン交換水を加え、固形分濃度が30重量
%となるように調整した水性顔料組成物を、ディゾルバ
ーで2000rpm、3時間撹拌したのち、直径0.1
mmの無アルカリガラスビーズを90%充填した湿式粉
砕装置により(無アルカリガラスビーズ/水性顔料組成
物(体積比):1/20)、周速13m/sで3時間作
動させて分散させた。分散後、イオン交換水を加えて固
形分濃度が28重量%となるようにし、200メッシュ
の網で濾過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、分
散しえなかった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分濃
度となるようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔料
微粒子分散液をえた。
0.03μm)24部、スチレン−メチルスチレン−マ
レイン酸共重合体(スチレン/メチルスチレン/マレイ
ン酸(重量比):45/35/20、酸価:200、重
量平均分子量:10000)9.5部のアンモニア中和
物(中和率:103%)、グリセリン5部、防腐剤0.
1部およびイオン交換水を加え、固形分濃度が30重量
%となるように調整した水性顔料組成物を、ディゾルバ
ーで2000rpm、3時間撹拌したのち、直径0.1
mmの無アルカリガラスビーズを90%充填した湿式粉
砕装置により(無アルカリガラスビーズ/水性顔料組成
物(体積比):1/20)、周速13m/sで3時間作
動させて分散させた。分散後、イオン交換水を加えて固
形分濃度が28重量%となるようにし、200メッシュ
の網で濾過した。さらに、これを遠心分離機にかけ、分
散しえなかった粗粒子を除去し、24重量%の顔料分濃
度となるようにイオン交換水を加えて調整し、水性顔料
微粒子分散液をえた。
【0059】つぎに、この水性顔料微粒子分散液100
部に、ジエチレングリコール50部およびイオン交換水
130部を混合し、紫色の筆記具用水性インキをえた。
この水性インキを用いて筆記試験を行なったところ、ペ
ン先からの流出性およびドライアップ性にすぐれてい
た。また、さらに描画試験を行なったところ、筆記50
0mでもかすれがなかった。
部に、ジエチレングリコール50部およびイオン交換水
130部を混合し、紫色の筆記具用水性インキをえた。
この水性インキを用いて筆記試験を行なったところ、ペ
ン先からの流出性およびドライアップ性にすぐれてい
た。また、さらに描画試験を行なったところ、筆記50
0mでもかすれがなかった。
【0060】さらに、前記水性顔料微粒子分散液の平均
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0061】比較例5 実施例5において、直径0.1mmの無アルカリガラス
ビーズのかわりに直径0.5mmの無アルカリガラスビ
ーズを90%充填した湿式粉砕装置により、周速13m
/sで3時間作動させて分散させたほかは、実施例5と
同様にして水性顔料微粒子分散液をえた。
ビーズのかわりに直径0.5mmの無アルカリガラスビ
ーズを90%充填した湿式粉砕装置により、周速13m
/sで3時間作動させて分散させたほかは、実施例5と
同様にして水性顔料微粒子分散液をえた。
【0062】前記水性顔料微粒子分散液の平均粒子径お
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0063】実施例6 オレンジ顔料(ピグメント・オレンジ67、一次粒子
径:0.04μm)23部、スチレン−メタクリルスル
ホン酸共重合体(スチレン/メタクリルスルホン酸(重
量比):68/32、酸価:180、重量平均分子量:
7400)9部のアンモニア中和物(中和率:104
%)、グリセリン5部、防腐剤0.1部およびイオン交
換水を加え、固形分濃度が30重量%となるように調整
した水性顔料組成物を、ディゾルバーで2000rp
m、3時間撹拌したのち、直径0.1mmのジルコニア
ビーズを85%充填した湿式粉砕装置により(ジルコニ
アビーズ/水性顔料組成物(体積比):1/17)、周
速12m/sで3時間作動させて分散させた。分散後、
イオン交換水を加えて固形分濃度が28重量%となるよ
うにし、200メッシュの網で濾過した。さらに、これ
を遠心分離機にかけ、分散しえなかった粗粒子を除去
し、24重量%の顔料分濃度となるようにイオン交換水
を加えて調整し、水性顔料微粒子分散液をえた。
径:0.04μm)23部、スチレン−メタクリルスル
ホン酸共重合体(スチレン/メタクリルスルホン酸(重
量比):68/32、酸価:180、重量平均分子量:
7400)9部のアンモニア中和物(中和率:104
%)、グリセリン5部、防腐剤0.1部およびイオン交
換水を加え、固形分濃度が30重量%となるように調整
した水性顔料組成物を、ディゾルバーで2000rp
m、3時間撹拌したのち、直径0.1mmのジルコニア
ビーズを85%充填した湿式粉砕装置により(ジルコニ
アビーズ/水性顔料組成物(体積比):1/17)、周
速12m/sで3時間作動させて分散させた。分散後、
イオン交換水を加えて固形分濃度が28重量%となるよ
うにし、200メッシュの網で濾過した。さらに、これ
を遠心分離機にかけ、分散しえなかった粗粒子を除去
し、24重量%の顔料分濃度となるようにイオン交換水
を加えて調整し、水性顔料微粒子分散液をえた。
【0064】つぎに、この水性顔料微粒子分散液10部
に、レジューサ80部および固着剤(アクリルエマルジ
ョン)10部を混合撹拌したのち、シルクスクリーン法
で印捺したが、顔料がスクリーンに目づまりすることは
なかった。
に、レジューサ80部および固着剤(アクリルエマルジ
ョン)10部を混合撹拌したのち、シルクスクリーン法
で印捺したが、顔料がスクリーンに目づまりすることは
なかった。
【0065】さらに、前記水性顔料微粒子分散液の平均
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
粒子径および粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実
施例1と同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0066】比較例6 実施例6において、直径0.1mmのジルコニアビーズ
のかわりに直径0.3mmのジルコニアビーズを85%
充填した湿式粉砕装置により、周速13m/sで3時間
作動させて分散させたほかは、実施例6と同様にして水
性顔料微粒子分散液をえた。
のかわりに直径0.3mmのジルコニアビーズを85%
充填した湿式粉砕装置により、周速13m/sで3時間
作動させて分散させたほかは、実施例6と同様にして水
性顔料微粒子分散液をえた。
【0067】前記水性顔料微粒子分散液の平均粒子径お
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
よび粒度分布の測定、ならびに沈降度試験を実施例1と
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】表1に示された結果から、本発明の製法に
よってえられた実施例1〜6の水性顔料微粒子分散液
は、いずれも、その水性顔料微粒子の平均粒子径が76
〜94nmと小さく、かつシャープな粒度分布を有し、
しかも6カ月間という長期間にわたって分散安定性にす
ぐれたものであることがわかる。
よってえられた実施例1〜6の水性顔料微粒子分散液
は、いずれも、その水性顔料微粒子の平均粒子径が76
〜94nmと小さく、かつシャープな粒度分布を有し、
しかも6カ月間という長期間にわたって分散安定性にす
ぐれたものであることがわかる。
【0070】これに対して、従来の方法でえられた比較
例1〜6の水性顔料微粒子分散液は、いずれも、その粒
子の平均粒子径が150nmをこえており、かつ粒度分
布がブロードなものであることがわかる。
例1〜6の水性顔料微粒子分散液は、いずれも、その粒
子の平均粒子径が150nmをこえており、かつ粒度分
布がブロードなものであることがわかる。
【0071】
【発明の効果】本発明の製法によれば、たとえば平均粒
子径が100nm未満に微粒子化され、かつシャープな
粒度分布を有し、しかも経時分散安定性にすぐれた水性
顔料微粒子分散液を短時間で容易に製造することができ
る。
子径が100nm未満に微粒子化され、かつシャープな
粒度分布を有し、しかも経時分散安定性にすぐれた水性
顔料微粒子分散液を短時間で容易に製造することができ
る。
【0072】また、本発明の製法によってえられる水性
顔料微粒子分散液は、前記のごとき特性を有するもので
あるので、たとえば印刷インキ、筆記具用インキ、捺染
だけでなく、たとえばカラーフィルター、インクジェッ
ト用インキなどの色相、着色力、透明性の点で高い物性
が要求される分野においても好適に用いることができ
る。
顔料微粒子分散液は、前記のごとき特性を有するもので
あるので、たとえば印刷インキ、筆記具用インキ、捺染
だけでなく、たとえばカラーフィルター、インクジェッ
ト用インキなどの色相、着色力、透明性の点で高い物性
が要求される分野においても好適に用いることができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 分散メディアとともに水性顔料組成物を
撹拌し、該分散メディアの剪断力で水性顔料組成物を分
散させる湿式粉砕装置を用いた分散液の製法において、
前記分散メディアがセラミックス、硬質ガラス、硬質プ
ラスチック、金属または金属化合物からなる直径0.2
mm以下の微小ビーズであることを特徴とする水性顔料
微粒子分散液の製法。 - 【請求項2】 分散メディアの充填率が65%以上であ
り、かつ分散メディアと水性顔料組成物との混合比(分
散メディア/水性顔料組成物(体積比))が1/30〜
1/1である請求項1記載の水性顔料微粒子分散液の製
法。 - 【請求項3】 湿式粉砕装置を周速8m/s以上で作動
させる請求項1または2記載の水性顔料微粒子分散液の
製法。 - 【請求項4】 水性顔料組成物が顔料および樹脂を含有
したものである請求項1、2または3記載の水性顔料微
粒子分散液の製法。 - 【請求項5】 樹脂が分子中にカルボキシル基、スルホ
ン酸基および水酸基の少なくとも1種の親水性基を有
し、スチレン単位および/またはメチルスチレン単位を
50重量%以上含有した重量平均分子量が2000〜2
0000の重合体である請求項4記載の水性顔料微粒子
分散液の製法。 - 【請求項6】 水性顔料微粒子の平均粒子径が100n
m未満である請求項1、2、3、4または5記載の水性
顔料微粒子分散液の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194357A JPH1133377A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 水性顔料微粒子分散液の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194357A JPH1133377A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 水性顔料微粒子分散液の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133377A true JPH1133377A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16323241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9194357A Withdrawn JPH1133377A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 水性顔料微粒子分散液の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133377A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000325768A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-11-28 | Inoue Seisakusho:Kk | 媒体分散方法 |
| JP2002105211A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Nippon Shokubai Co Ltd | 凝集性微粒子分散液の製法 |
| JP2005240027A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-09-08 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 水性顔料分散液の製造方法、水性顔料分散液、画像記録方法、画像記録物および画像記録装置 |
| JP2007229686A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Mitsui Mining Co Ltd | メディア攪拌型湿式分散機及び微粒子の分散方法 |
| WO2007111698A2 (en) | 2005-11-10 | 2007-10-04 | The Lubrizol Corporation | Process for preparing dispersions |
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| KR100824507B1 (ko) * | 2004-01-26 | 2008-04-22 | 다이니치 세이카 고교 가부시키가이샤 | 수성안료분산액, 잉크젯 기록용 잉크 및 컬러필터 |
| JP2008133461A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-06-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 布地の透け防止用着色剤組成物、当該着色剤組成物を用いた着色方法及び裏面が着色された布地 |
| JP2008156466A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Kao Corp | 非水系顔料分散体の製造方法 |
| KR101036204B1 (ko) * | 2007-11-27 | 2011-05-20 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 컬러 필터용 잉크의 제조 방법, 컬러 필터용 잉크, 컬러 필터, 화상 표시 장치, 및, 전자 기기 |
| JP2023024383A (ja) * | 2021-08-05 | 2023-02-16 | 臺灣塑膠工業股▲ふん▼有限公司 | 樹脂組成物の製造方法 |
| US12577408B2 (en) * | 2017-02-21 | 2026-03-17 | Nippon Paint Automotive Coatings Co., Ltd. | Water-based coating composition, and multi-layer coating film |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194357A patent/JPH1133377A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060417 |