JPH1133394A - 自動合成装置 - Google Patents

自動合成装置

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JPH1133394A
JPH1133394A JP19121497A JP19121497A JPH1133394A JP H1133394 A JPH1133394 A JP H1133394A JP 19121497 A JP19121497 A JP 19121497A JP 19121497 A JP19121497 A JP 19121497A JP H1133394 A JPH1133394 A JP H1133394A
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container
liquid
reaction
nozzle tip
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JP19121497A
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Inventor
Hajime Miyoshi
肇 三好
Yutaka Mino
豊 美濃
Osamu Nakamura
理 中村
Shintaro Nishimura
伸太郎 西村
Akito Tanaka
明人 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Dainippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Dainippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状原料および溶媒の分注のための手段なら
びに反応液の攪拌のための手段の洗浄の必要がなくて、
汚染のおそれがなく、しかも騒音の小さい自動合成装置
を提供する。 【解決手段】 自動合成装置は、液状原料を収容した原
料容器10を収納する原料容器収納部2、使い捨てノズル
チップ15を収納するノズルチップ収納部4、反応容器48
を収納して振盪させる反応容器収納台38を有する回転振
盪機6、ならびに、各収納部2、3、4および回転振盪
機6の反応容器収納台38の間を移動可能であり、ノズル
チップ15の脱着を自動的に行い、装着したノズルチップ
15を用いて原料容器10内の液状原料および溶媒容器13内
の溶媒を吸入して反応容器48内に排出する分注装置7を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動合成装置、
さらに詳しくは、たとえば薬理評価用のサンプルの多種
少量合成に適した自動合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薬理評価を行う場合、少量のサンプルを
多種類合成する必要があり、これを自動的に行う自動合
成装置が開発されている。従来の自動合成装置は、たと
えば、チューブを用いて、原料容器内の液状原料および
溶媒容器内の溶媒を吸入して固体原料を入れた反応容器
内に排出し、反応容器内の反応液をスターラで攪拌し、
反応容器内の反応液を濃縮乾固させるようになってい
る。
【0003】ところが、このような従来の装置では、チ
ューブで吸入する液状原料および溶媒の種類が変わるた
びにチューブを洗浄する必要があり、洗浄を行っても、
チューブ内で異種類の液状原料あるいは溶媒が混合して
汚染(コンタミネーション)が生じることがある。さら
に、液状原料がチューブ内に残存するため、不経済であ
る場合がある。また、反応液の種類が変わるたびにスタ
ーラを洗浄する必要があり、洗浄を行っても、汚染が生
じることがある。さらに、スターラの騒音が大きいとい
う問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記の問題を解決し、液状原料および溶媒の分注のための
手段ならびに反応液の攪拌のための手段の洗浄の必要が
なくて、汚染のおそれがなく、しかも騒音の小さい自動
合成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明による自動合成装置は、少なくとも液状原料を収容し
た複数の原料容器を収納する原料容器収納部、複数の使
い捨てノズルチップを収納するノズルチップ収納部、複
数の反応容器を収納して振盪させる反応容器収納台を有
する回転振盪機、ならびに、前記各収納部および前記回
転振盪機の反応容器収納台の間を移動可能であり、前記
ノズルチップの脱着を自動的に行い、装着した前記ノズ
ルチップを用いて前記原料容器内の液状原料および前記
溶媒容器内の溶媒を吸入して前記反応容器内に排出する
分注手段を備えていることを特徴とするものである。
【0006】この明細書において、液状原料という用語
は、液体原料そのもの、固体原料あるいは液体原料を溶
媒に溶解させたものなどを全て含む意味に用いられる。
なお、原料には試薬なども含まれる。
【0007】使い捨てノズルチップを使用しており、液
状原料などの種類毎に、前に使っていたノズルチップを
捨てて、新しいノズルチップを使用すればよいので、洗
浄の必要がなく、しかも液状原料などが混合して汚染が
生じるおそれがない。
【0008】また、回転振盪機を使用して反応容器を振
盪させ、反応容器内の反応液を攪拌しており、スターラ
を使用して反応液を攪拌する必要がない。このため、騒
音が小さく、従来のようにスターラを洗浄する必要がな
く、しかも液状原料あるいは溶媒が混合して汚染が生じ
るおそれがない。
【0009】たとえば、前記反応容器内の反応液を濃縮
乾固させる反応液乾固手段を備えている。
【0010】たとえば、回転振盪機は、固定部分に設け
られた駆動装置と、固定部分に回転支持されて駆動装置
により回転させられる鉛直状の駆動軸の上部に駆動軸の
軸心に対して水平方向に偏心した鉛直状の駆動ピンが設
けられた駆動用クランクと、固定部分に回転支持された
鉛直状の従動軸の上部に従動軸の軸心に対して駆動用ク
ランクの場合と同方向に同量偏心した鉛直状の従動ピン
が設けられた従動用クランクと、駆動ピンおよび従動ピ
ンに連結部材を介して回転自在に連結されて駆動軸の回
転により偏心回転させられる反応容器収納台とを備えて
おり、駆動軸に、駆動軸の軸心に対する反応容器収納台
の重心位置の偏心による振動を抑制するための複数の偏
心バランサを有するバランス手段が設けられているもの
である。
【0011】回転振盪機をこのようにした場合、複数の
偏心バランサを有するバランス手段により、回転時に遠
心力により反応容器収納台および駆動軸の部分に発生す
る振動が抑制される。バランス手段が複数のバランサを
有するので、回転時に反応容器収納台と全てのバランサ
を合わせた部分に作用する遠心力の合成力および遠心力
による合成曲げモーメントを減少させて、遠心力による
静的力の不均衡および遠心力による曲げモーメントの不
均衡を小さくすることができ、これにより振動を抑制す
ることができる。したがって、騒音が減少し、軸受部の
損傷などを防止することができ、安全性が向上する。
【0012】上記の回転振盪機において、たとえば、反
応容器収納台と全てのバランサを合わせた部分に回転時
に作用する遠心力の合成力および遠心力による合成曲げ
モーメントを小さくするように、バランス手段のバラン
サが配置されている。
【0013】このようにした場合、反応容器収納台と全
てのバランサを合わせた部分に回転時に作用する遠心力
の合成力および遠心力による合成曲げモーメントを小さ
くすることにより、遠心力による静的力の不均衡および
遠心力による曲げモーメントの不均衡を小さくして、振
動を抑制することができる。
【0014】上記の回転振盪機において、たとえば、バ
ランス手段が、第1の種類の少なくとも1つのバランサ
と、第2の種類の少なくとも1つのバランサとを有し、
第1の種類のバランサの重心位置が駆動軸の軸心に対し
て反応容器収納台の重心位置と反対側にあり、第2の種
類のバランサの重心位置が駆動軸の軸心に対して反応容
器収納台の重心位置と同じ側にある。
【0015】このようにした場合、第1の種類のバラン
サの重心位置が駆動軸の軸心に対して反応容器収納台の
重心位置と反対側にあり、第2の種類のバランサの重心
位置が駆動軸の軸心に対して反応容器収納台の重心位置
と同じ側にあることにより、遠心力の合成力および遠心
力による合成曲げモーメントを減少させて、遠心力によ
る静的力の不均衡および遠心力による曲げモーメントの
不均衡を小さくすることができ、これにより、振動を抑
制することができる。
【0016】上記の回転振盪機において、たとえば、駆
動軸の上部に第1の種類のバランサが1つ設けられ、駆
動軸の下部に第2の種類のバランサが1つ設けられてい
る。
【0017】このようにした場合、駆動軸に2つのバラ
ンサを設けるだけで、遠心力の合成力および遠心力によ
る合成曲げモーメントを減少させて、遠心力による静的
力の不均衡および遠心力による曲げモーメントの不均衡
を小さくすることができ、これにより、振動を抑制する
ことができる。
【0018】上記の回転振盪機において、たとえば、反
応容器収納台、第1の種類のバランサおよび第2の種類
のバランサの重量をそれぞれM0、M1およびM2、駆動
軸の軸心に対する反応容器収納台、第1の種類のバラン
サおよび第2の種類のバランサの重心位置の水平方向偏
心距離をそれぞれa、R1およびR2、反応容器収納台の
重心位置から第1の種類のバランサの重心位置までの鉛
直方向距離をL1、第1の種類のバランサの重心位置か
ら第2の種類のバランサの重心位置までの鉛直方向距離
をL2とするとき、次の式で表わされるPおよびQが、
それぞれ、1を含む所定の範囲にある。
【0019】P=M1×R1/(M0×a+M2×R2) Q=M0×a×L1/M2×R2×L2 上記のPが1であると、理論上、反応容器収納台の重量
および回転数に関係なく、遠心力の合成力が0になり、
遠心力による静的力の不均衡がなくなる。また、上記の
Qが1であると、理論上、反応容器収納台の重量および
回転数に関係なく、遠心力による合成曲げモーメントが
0になり、遠心力による曲げモーメントの不均衡がなく
なる。したがって、PおよびQを1を含む所定の範囲に
することにより、遠心力の合成力および遠心力による合
成曲げモーメントを減少させて、遠心力による静的力の
不均衡および遠心力による曲げモーメントの不均衡を小
さくすることができ、これにより、振動を抑制すること
ができる。
【0020】上記の回転振盪機において、たとえば、P
が0.8〜1.2、Qが0.8〜1.2の範囲にある。
【0021】このようにした場合、PおよびQが1に近
いため、上記のように、遠心力の合成力および遠心力に
よる合成曲げモーメントが減少して、遠心力による静的
力の不均衡および遠心力による曲げモーメントの不均衡
が小さくなり、これにより、振動を抑制することができ
る。
【0022】たとえば、分注手段は、下端にノズルチッ
プが装着される筒状のノズル、ノズルの水平面内におけ
る移動と昇降を行うノズル駆動手段、ノズル内に正圧お
よび負圧を供給する圧力供給手段、ノズルと圧力供給手
段とを接続する管路、ならびにノズルチップの下端の液
体吸入排出口が液面に達したことを検知する液面検出手
段を備えており、この液面検出手段が、ノズルが液面に
向かって下降しているときに、ノズルおよびこれに連通
する管路内の圧力と大気圧との差圧を検出し、この差圧
が所定の値より大きくなることによりノズルチップの液
体吸入排出口が液面に達したことを検知するものであ
る。すなわち、液面検出手段は、管路に接続されてノズ
ルおよびこれに連通する管路内の圧力と大気圧との差圧
を検出する差圧検出手段、およびこの差圧が所定の値よ
り大きくなることによりノズルチップの液体吸入排出口
が液面に達したことを検知する判定手段を備えているも
のである。
【0023】ノズルチップの下端の液体吸入排出口が液
面に達すると、毛管現象により液体がノズルチップ内に
浸入し、これにより、ノズルおよびこれに連通する管路
内の空気層の内容積が微変化し、内圧が微変化する。し
たがって、ノズルおよび管路内の圧力と大気圧との差圧
が所定の値より大きくなったことを検知することによ
り、ノズルチップの液体吸入排出口が液面に達したこと
を検知することができる。
【0024】ノズルチップを容器内に挿入するだけであ
るから、小口径の容器が密集していても、液面の検出が
できる。
【0025】ノズルを下降させている間は、ノズル内に
圧力(正圧または負圧)を供給する必要がなく、したが
って、液体の吸入、排出のための圧力供給手段の他に圧
力供給手段を設ける必要がなく、また、ノズルチップが
液面に達した後に、ノズルチップを所定量液中に浸入さ
せ、次いで圧力供給手段を作動させて、所望量の液体を
正確に吸入することができ、圧力供給手段の制御が容易
である。
【0026】周囲温度が変化しても、ノズルおよびこれ
に連通する管路内の圧力と大気圧との差圧は変化しな
い。また、ノズルが下降しているときに、ノズルや管路
に振動が加わっても、ノズルおよび管路の内容積は変わ
らないので、ノズルおよび管路内の圧力も変化しない。
このため、常に液面を正確に検出することができる。
【0027】したがって、上記のようにすれば、ノズル
チップが液面に達したことを常に正確に検知して、液面
を正確に検出することができ、しかもそのための構成お
よび制御も簡単である。
【0028】上記の分注手段において、たとえば、管路
に接続されてノズルおよびこれに連通する管路内にたと
えば空気あるいは窒素などのガスを供給するガス供給手
段が設けられている。
【0029】このようにすれば、差圧検出の前に、ノズ
ルおよびこれに連通する管路内にガスを供給して、ノズ
ルおよび管路内の蒸気圧の残存をなくすことができ、し
たがって、差圧を正確に検出して、液面を正確に検出す
ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。
【0031】図1〜図3は、自動合成装置の全体構成を
示している。図1は一部切欠き平面図、図2は一部切欠
き正面図、図3は一部切欠き左側面図である。なお、以
下の説明において、図1の下側(図3の右側)を前、図
1の上側(図3の左側)を後とし、前から後を見たとき
の左右を左右とする。すなわち、図1および図2の左右
を左右とする。
【0032】自動合成装置の主要部は、前面に扉(1a)を
備えた略直方体の筐体(1)内に設けられている。すなわ
ち、筐体(1)内に、原料容器収納部(2)、溶媒容器収納部
(3)、サンプル容器収納部(152)、ノズルチップ収納部
(4)、ノズルチップ廃棄部(5)、回転振盪機(6)、分注手
段を構成する分注装置(7)、および分注装置(7)に設けら
れて反応液乾固手段を構成する反応液乾固装置(8)が設
けられている。
【0033】原料容器収納部(2)は、筐体(1)内の最も右
側の下部に設けられている。原料容器収納部(2)には複
数の原料容器収納台(9a)(9b)が設けられ、各収納台(9a)
(9b)の所定位置に様々な種類の液状原料をそれぞれ収容
した複数の原料容器(10)が収納されている。原料容器(1
0)に収容されている液状原料には、アニリン、シクロヘ
キシルアミン、ピペラジンなどがある。
【0034】溶媒容器収納部(3)は、原料容器収納部(2)
の一部を構成し、筐体(1)内の最も左側の下部に設けら
れている。溶媒容器収納部(3)には電動機(11)により鉛
直軸を中心に回転駆動させられる水平な溶媒容器位置決
め用ターンテーブル(12)が設けられ、ターンテーブル(1
2)上の所定位置に様々な種類の溶媒を収容した複数の溶
媒容器(13)が収納されている。各溶媒容器(13)の上端開
口には、これを密閉する蓋(13a)がのせられている。図
示は省略したが、各溶媒容器(13)の蓋(13a)の上面に
は、吸着用の鉄板が固定されている。溶媒容器(13)に収
容されている溶媒には、水、酢酸エチル、ジメチルホル
ムアミド、ジクロロメタンなどがある。
【0035】サンプル容器収納部(152)は、原料容器収
納部のすぐ前側に設けられており、ここには、図示は省
略したが、合成されたサンプルを収容するための複数の
サンプル容器が収納されている。
【0036】ノズルチップ収納部(4)は、原料容器収納
部(2)のすぐ左側に設けられている。ノズルチップ収納
部(4)には複数のノズルチップ収納台(14a)(14b)(14c)が
設けられ、各収納台(14a)(14b)(14c)に複数の新しい使
い捨てノズルチップ(15)が収納されている。ノズルチッ
プ(15)は、分注する液体の種類や分注量によって複数の
種類に分けられている。
【0037】ノズルチップ廃棄部(5)は、ノズルチップ
収納部(4)の一部、すなわち、前側のノズルチップ収納
台(14a)のすぐ左側とその下側に設けられている。ノズ
ルチップ廃棄部(5)には、使用済みのノズルチップ(15)
を後述する分注装置(7)から取り外すためのノズルチッ
プ取り外し部(16)と、取り外したノズルチップ(15)を収
納する使用済みノズルチップ収納容器(151)が設けられ
ている。
【0038】回転振盪機(6)は溶媒容器収納部(3)とノズ
ルチップ収納部(4)の間の筐体(1)内のほぼ中央に設けら
れており、その詳細が図4〜図8に示されている。図4
は回転振盪機(6)の一部切欠き右側面図、図5は同一部
切欠き平面図、図6および図7はそれぞれ図4の一部を
拡大して示す縦断面図、図8は回転時の遠心力による静
的力の均衡および遠心力による曲げモーメントの均衡を
説明するためにさらに図6の一部を拡大するとともに簡
略化して示す説明図である。
【0039】図4および図5に示すように、筐体(1)の
底壁(1b)上に、複数個(この例では6個)のゴム製防振
部材(17)を介して、回転振盪機(6)の固定部分を構成す
る固定台(18)が固定されている。固定台(18)は、上下に
互いに平行に配置された長方形状の水平支持板(19)(20)
と、これらを連結する複数個(この例では8個)の支柱
(21)とを備えており、下部支持板(20)が防振部材(17)の
上に固定されている。下部支持板(20)は、上部支持板(1
9)より外側に張出し、とくに前側に大きく張出してい
る。
【0040】図6に詳細に示すように、上部支持板(19)
の中央部とその真下の下部支持板(20)の部分に同心の円
形穴(22)(23)が形成され、上部支持板(19)の穴(22)の下
側の部分に固定された軸受ハウジング(24)および下部支
持板(20)の穴(23)の上側の部分に固定された軸受ハウジ
ング(25)に、転がり軸受(26)(27)を介して、鉛直状の駆
動用クランク(28)が回転支持されている。駆動用クラン
ク(28)は、鉛直状の駆動軸(28a)の上部に鉛直状の偏心
駆動ピン(28b)が一体に形成されたものであり、駆動軸
(28a)が軸受(26)(27)に支持されている。駆動軸(28a)の
下部は、下部支持板(20)の穴(23)を通って下方に突出し
ている。駆動ピン(28b)は上部支持板(19)の穴(22)の内
側に位置し、その上部が上部支持板(19)より少し上方に
突出している。図8に詳細に示すように、駆動軸(28a)
の軸心(A)(以下「回転軸心」という)に対し、駆動ピ
ン(28b)の軸心(B)は水平方向の片側(図面に示す状態で
は前側)に偏心している。回転軸心(A)と駆動ピン(28b)
の軸心(B)との水平方向偏心距離をaとする。下部支持
板(20)の上部支持板(19)より左側に張出した部分の上面
に駆動装置を構成する電動機(29)が下向きに固定されて
おり、下部支持板(20)より下方に突出した電動機(29)の
駆動軸(図示略)に固定されたプーリ(30)と、駆動軸(2
8a)の下部支持板(20)より下方に突出した部分に固定さ
れたプーリ(31)とに、タイミングベルト(32)がかけられ
ている。そして、電動機(29)を駆動することにより、駆
動用クランク(28)が回転軸心(A)を中心に回転し、これ
により、駆動ピン(28b)が偏心回転する。
【0041】下部支持板(20)の穴(23)を中心とする複数
箇所(この例では4箇所)に穴(33)が形成され、下部支
持板(20)の各穴(33)の上側の部分に固定された鉛直円筒
状の軸受ハウジング(34)に、その上部および下部に設け
られた転がり軸受(35)(36)を介して、鉛直状の従動用ク
ランク(37)が回転支持されている。従動用クランク(37)
は、駆動用クランク(28)と類似の形状を有する。すなわ
ち、従動用クランク(37)は、鉛直状の従動軸(37a)の上
部に鉛直状の偏心従動ピン(37b)が一体に形成されたも
のであり、従動軸(37a)が軸受(35)(36)に支持されてい
る。従動ピン(37b)の軸心は、従動軸(37a)に対して、駆
動用クランク(28)の場合と同方向に同量(a)だけ偏心
している。従動ピン(37b)は、軸受ハウジング(34)より
上方に突出し、駆動ピン(28b)とほぼ同じ高さに位置し
ている。1個の従動用クランク(37)の従動軸(37a)の下
部は下部支持板(20)の穴(33)を通って下方に突出してお
り、筐体(1)の底壁(1b)に、回転振盪後、後述する反応
容器収納台(38)の停止位置の原点出しのために、従動用
クランク(37)の所定の回転位置で電動機(29)を停止させ
るためのセンサ(39)が設けられている。
【0042】駆動ピン(28b)および従動ピン(37b)に、連
結部材を構成する長方形状の水平連結板(40)を介して、
反応容器収納台(38)が連結されている。固定台(18)の下
部支持板(20)と連結板(40)との間の部分は、下部が下部
支持板(20)に固定された角筒状のカバー(41)により取り
囲まれているが、図4では、このカバーの図示は省略さ
れている。連結板(40)には、駆動ピン(28b)に対応する
穴(42)と、各従動ピン(37b)にそれぞれ対応する穴(43)
とが形成されている。連結板(40)の穴(42)の下側の部分
に固定された軸受ハウジング(44)に、駆動ピン(28b)が
転がり軸受(45)を介して回転支持されている。連結板(4
0)の各穴(43)の下側の部分に固定された軸受ハウジング
(46)に、各従動ピン(37b)がそれぞれ転がり軸受(47)を
介して回転支持されている。そして、前記のように駆動
用クランク(28)が回転駆動されることにより、容器収納
台(38)が、回転軸心(A)および従動軸(37a)の軸心を中心
に偏心回転する。
【0043】反応容器収納台(38)には、試験管などを用
いた複数の反応容器(48)が収納される。図7に詳細に示
すように、反応容器収納台(38)は、連結板(40)の上に固
定された水平基板(49)と、基板(49)の上に複数のスペー
サ(50)を介して固定された収納槽(51)とから構成されて
いる。収納槽(51)は、外側ケース(52)、内側ケース(5
3)、上下2枚のホルダ支持板(54)(55)、固定枠(56)およ
び複数個(この例では100個)のアルミニウム製の容
器ホルダ(57)を備えている。上部支持板(54)は、断熱材
である。
【0044】各ケース(52)(53)は、上面が開口した直方
体の箱状をなす。内側ケース(53)は、外側ケース(52)よ
り少し小さく、外側ケース(52)の内側に間隔をあけて配
置されている。内側ケース(53)の底壁(53a)と外側ケー
ス(52)の底壁(52a)が、スペーサ(50)を介し、上下に一
定の間隔をあけて連結板(40)に固定されている。外側ケ
ース(52)の上端縁には、外向きフランジ(52b)が水平に
形成され、その外周縁に、下側に直角に折れ曲がった垂
下壁(52c)が形成されている。内側ケース(53)の上端縁
には、外側ケース(52)のフランジ(52b)の上方に水平に
張り出したフランジ(53b)が形成され、これらのフラン
ジ(52b)(53b)の間に長方形の断熱材(58)が挟まれてい
る。各支持板(54)(55)は長方形状をなし、上下に重ねら
れて、その周縁部が内側ケース(53)のフランジ(53b)の
上にのせられている。固定枠(56)は長方形状をなし、外
周の水平壁(56a)の外周縁に直角に折れ曲がった垂下壁
(56b)が形成されている。固定枠(56)の垂下壁(56b)の下
部が外側ケース(52)の垂下壁(52c)の外面に固定され、
固定枠(56)の水平壁(56a)と外側ケース(52)のフランジ
(52b)との間に、上下の支持板(54)(55)、内側ケース(5
3)のフランジ(53b)および断熱材(58)の外周部が挟み止
められている。そして、固定枠(56)の垂下壁(56b)の内
側の空間に、断熱材(150)が設けられている。また、2
つのケース(52)(53)の間の空間にも、断熱材(59)が設け
られている。
【0045】上部支持板(54)の固定枠(56)および内側ケ
ース(53)より内側の部分に、縦横複数列(この例では縦
(前後方向)10列で横(左右方向)10列)の円形穴
(60)が等間隔をおいて形成され、各穴(60)の真下の下部
支持板(55)の部分に、下部の外径が上部支持板(54)の穴
(60)の内径より少し大きくて上部の外径が下部のそれよ
りさらに少し大きい段付き円形穴(61)が形成されてい
る。容器ホルダ(57)は上部が開口した有底円筒状をな
し、その上端縁に、外側にわずかに張り出したフランジ
(57a)が形成されている。各ホルダ(57)のフランジ(57a)
の部分が下部支持板(55)の穴(61)の上部大径部分に緩く
はめられるとともに、フランジ(57a)のすぐ下の部分が
穴(61)の下部小径部分に密にはめられ、フランジ(57a)
の部分が下部支持板(55)の穴(61)の中間の段部と上部支
持板(54)の穴(60)の周縁部との間に挟まれており、これ
により、各ホルダ(57)の上部が支持板(54)(55)に固定さ
れている。ホルダ(57)の内径は上部支持板(54)の穴(60)
の内径より少し小さく、反応容器(48)が上部支持板(54)
の穴(60)を通してホルダ(57)の内側に挿入され、その上
部が収納槽(51)より上方に突出している。反応容器(48)
は、使い捨てのガラス製またはプラスチック製の容器
で、ホルダ(57)にきつくはめられ、ホルダ(57)に対して
移動しないようになっている。
【0046】反応容器収納台(38)の縦横10列の容器ホ
ルダ(57)およびこれらに保持された反応容器(48)のう
ち、右端の3列(右から第1列〜第3列)の30個を第
1組、その左隣の3列(右から第4列〜第6列)の30
個を第2組、さらにその左隣の3列(右から第7列〜第
9列)の30個を第3組ということにする。
【0047】内側ケース(53)内のホルダ(57)の周囲に、
下部支持板(55)とホルダ(57)によって密閉された熱媒体
循環空間(62)が形成されている。収納槽(51)の側面に、
熱媒体循環空間(62)にそれぞれ連通する2つのホース接
続金具(63)(64)が固定され、一方の金具(63)には熱媒体
供給ホース(65)が、他方の金具(64)には、熱媒体排出ホ
ース(66)が接続されている。これらのホース(65)(66)
は、収納槽(51)の熱媒体循環空間(62)内に熱媒体を循環
させてホルダ(57)内の反応容器(48)の加温あるいは加冷
を行うための図示しない温度調節装置に接続されてい
る。
【0048】反応容器収納台(38)の重心(G0)位置は、駆
動ピン(28b)の軸心(B)上にある。したがって、回転軸心
(A)に対する反応容器収納台(38)の重心(G0)位置の水平
方向偏心距離は、aである。反応容器収納台(38)全体の
重量をM0 とする。
【0049】駆動用クランク(28)の駆動軸(28a)の部分
の上下2箇所に、バランス手段を構成する偏心バランサ
(67)(68)が固定されている。すなわち、上部支持板(19)
の軸受ハウジング(24)と下部支持板(20)の軸受ハウジン
グ(25)との間の駆動軸(28a)の部分に第1の種類のバラ
ンサ(第1バランサ)(67)が固定され、プーリ(31)より
さらに下方に突出した駆動軸(28a)の下端部に第2の種
類のバランサ(第2バランサ)(68)が固定されている。
第1バランサ(67)の重心(G1)位置は、回転軸心(A)に対
して、反応容器収納台(38)の重心(G0)位置と反対側(図
面に示す状態では後側)にある。第2バランサ(68)の重
心(G2)位置は、回転軸心(A)に対して、反応容器収納台
(38)の重心(G0)位置と同じ側(図面に示す状態では前
側)にある。回転軸心(A)に対する第1バランサ(67)の
重心(G1)位置の水平方向偏心距離はR1、第2バランサ
(68)の重心(G2)位置の水平方向偏心距離はR2である。
反応容器収納台(38)の重心(G0)位置から第1バランサ(6
7)の重心(G1)位置までの鉛直距離はL1、第1バランサ
(67)の重心(G1)位置から第2バランサ(68)の重心(G2)位
置までの鉛直距離はL2である。また、第1バランサ(6
7)の重量をM1、第2バランサ(68)の重量をM2とする。
【0050】バランサ(67)(68)は、反応容器収納台(38)
とバランサ(67)(68)を合わせた部分(以下「主回転部
分」という)に回転時に作用する遠心力の合成力および
遠心力による合成曲げモーメントを減少させ、これによ
り、主回転部分に回転時に作用する遠心力による静的力
の不均衡および遠心力による曲げモーメントの不均衡を
小さくして、回転軸心(A)に対する反応容器収納台(38)
の重心(G0)位置の偏心による振動を抑制するためのもの
である。主回転部分に回転時に作用する遠心力の合成力
および遠心力による合成曲げモーメントをできるだけ小
さくして、主回転部分に回転時に作用する遠心力による
静的力の不均衡および遠心力による曲げモーメントの不
均衡をほとんどなくすようにするのが望ましい。主回転
部分に回転時に作用する遠心力の合成力および遠心力に
よる合成曲げモーメントを小さくするためには、次の式
(1)および(2)で表わされるPおよびQがそれぞれ1を含
む所定の範囲にあるようにする。
【0051】 P=M1×R1/(M0×a+M2×R2) ………… (1) Q=M0×a×L1/M2×R2×L2 ………… (2) 望ましくは、Pが1±0.2、Qが1±0.2の範囲に
あり、さらに望ましくは、Pが1±0.1、Qが1±
0.1、最も好ましくは、Pが1±0.05、Qが1±
0.05である。とくに、高速回転、たとえば1000
rpm以上の場合には、P、Qともに1±0.05程度
にすることが好ましい。たとえば、M0が10.757
kg、aが2mmの場合には、M1を1.133kg、
M2を0.687kg、R1を48.5mm、R2を4
7.3mm、L1を90mm、L2を60mmとすること
により、Pが1.02、Qが0.99となり、1000
rpmで回転させても振動が抑制された。
【0052】駆動用クランク(28)の回転角速度をωとす
ると、回転時に反応容器収納台(38)に作用する遠心力F
0、第1バランサ(67)に作用する遠心力F1および第2バ
ランサ(68)に作用する遠心力F2は、それぞれ、次の式
(3)〜(5)で表わされる。
【0053】F0 =M0 ×a×ω2 ………… (3) F1 =M1 ×R1 ×ω2 ………… (4) F2 =M2 ×R2 ×ω2 ………… (5) 回転軸心(A)に対する反応容器収納台(38)およびバラン
サ(67)(68)の偏心方向より、F0とF2は同じ向きであ
り、F1はこれらと反対向きである。したがって、次の
式(6)が成り立つときに主回転部分に回転時に作用する
遠心力の合成力が0になり、次の式(7)が成り立つとき
に主回転部分に回転時に作用する遠心力による合成曲げ
モーメントが0になる。
【0054】F1=F0+F2 ………… (6) F0×L1=F2×L2 ………… (7) 上記の式(6)および(7)に前記の式(3)〜(5)のF0、F1、
F2を代入して整理すると、次の式(8)および(9)が得ら
れる。
【0055】 M1×R1=M0×a+M2×R2 ………… (8) M0×a×L1=M2×R2×L2 ………… (9) 上記の式(8)および(9)には、回転角速度ωは含まれてい
ない。また、式(8)が成立するときには、前記の式(1)の
Pが1になり、式(9)が成立するときには、前記の式(2)
のQが1になる。したがって、PおよびQがそれぞれ1
となるようにバランサ(67)(68)を配置することにより、
理論上、回転数にかかわらず、主回転部分に回転時に作
用する遠心力による合成力および遠心力による合成曲げ
モーメントをそれぞれ0にして、静的力の不均衡および
曲げモーメントの不均衡をなくすことができる。また、
前記のPおよびQが1を含む所定の範囲になるようにバ
ランサ(67)(68)を配置することにより、主回転部分に回
転時に作用する遠心力による合成力および遠心力による
合成曲げモーメントを小さくして、静的力の不均衡およ
び曲げモーメントの不均衡を小さくすることができる。
【0056】上記実施形態では、駆動軸(28a)に2つの
バランサ(67)(68)を設けるだけで、主回転部分に回転時
に作用する遠心力の合成力および遠心力による合成曲げ
モーメントをたとえばほぼ0になるように減少させて、
遠心力による静的力の不均衡および遠心力による曲げモ
ーメントの不均衡を小さくすることができ、これによ
り、振動を抑制することができる。
【0057】上記実施形態では、第1の種類のバランサ
(67)と第2の種類のバランサ(68)がそれぞれ1個設けら
れているが、各種類のバランサは2個以上設けられても
よい。
【0058】回転軸心(A)に対して反応容器収納台(38)
と反対側に偏心した少なくとも1つの第1の種類のバラ
ンサ(67)と、反応容器収納台(38)と同じ側に偏心した少
なくとも1つの第2の種類のバランサ(68)を設けること
により、主回転部分に回転時に作用する遠心力の合成力
および遠心力による合成曲げモーメントをたとえばほぼ
0になるように減少させて、遠心力による静的力の不均
衡および遠心力による曲げモーメントの不均衡を小さく
することができ、これにより、振動を抑制することがで
きる。
【0059】分注装置(7)の全体構成が図9に、その主
要部の構成が図10に示されている。また、分注装置
(7)の各部の詳細が図11〜図20に示されている。
【0060】分注装置(7)は、鉛直筒状のノズル(69)、
ノズル駆動装置(70)、圧力供給装置(71)、ノズル(69)と
圧力供給装置(71)とを接続する管路(72)、および液面検
出装置(73)を備えている。
【0061】ノズル(69)は、上下に長くのびる筒状のノ
ズル基部(74)と、その下端部に着脱自在に装着される筒
状の使い捨てノズルチップ(15)とから構成されている。
ノズル基部(74)に対するノズルチップ(15)の脱着機構、
ノズルチップ廃棄部(5)におけるノズルチップ(15)の取
り外し手段およびノズルチップ収納部(4)におけるノズ
ルチップ(15)の装着手段については、公知の構成を採用
しうるので、詳細な説明は省略する。ノズルチップ(15)
の下部は先細に形成され、その下端が液体吸入排出口
(以下「給排口」と略す。)(15a)となっている。ノズ
ルチップ(15)の内径は0.3〜1.5mmが好ましく、
この例では0.8mmである。なお、ノズルチップ(15)
の下端部の端面および内外周面のうちの少なくとも内周
面に、たとえば四フッ化エチレン樹脂などのフッ素樹
脂、ケイ素樹脂(シリコーン樹脂)など、非粘着性樹脂
をコーティングするのが好ましい。
【0062】ノズル駆動装置(70)は、ノズル(69)を左右
方向、前後方向および上下方向の3次元方向に移動させ
るノズル駆動手段を構成しており、次のように構成され
ている。
【0063】筐体(1)内の後端下部に左右方向に水平に
のびるガイドレール(75)が配置され、その少し上に、電
動機(76)により駆動されるボールねじ(77)が平行に配置
されている。ガイドレール(75)には左右方向移動体(第
1移動体)(78)が支持され、ボールねじ(77)の回転によ
り左右方向に移動させられる。第1移動体(78)は、逆L
字状をなし、鉛直な支柱(79)と、支柱(79)の上端部に固
定されて前側に水平にのびる桁(80)とから構成されてい
る。そして、支柱(79)の下端面に固定されたガイドブロ
ック(81)がガイドレール(75)に摺動自在に支持され、ブ
ロック(81)に固定されたボールナット(図示略)がボー
ルねじ(77)とはめ合わされている。
【0064】第1移動体(78)の桁(80)の左側の部分に、
前後方向に水平にのびるガイドレール(82)が固定され、
その右側に、前後方向移動体(第2移動体)(83)が前後
摺動自在に支持されている。桁(80)のガイドレール(82)
の上方の部分に、電動機(84)により駆動されるボールね
じ(85)が平行に配置されて、第2移動体(83)に固定され
たボールナット(86)がボールねじ(85)にはめ合わされて
おり、ボールねじ(85)の回転により第2移動体(83)が桁
(80)に沿って前後方向に移動する。
【0065】第2移動体(83)の右側の前側部分にガイド
ブロック(87)が固定され、このブロック(87)に、上下に
長い昇降部材(第1昇降部材)(88)が昇降自在に支持さ
れている。第1昇降部材(88)の前側の左側に上下方向に
のびるガイドレール(89)が固定され、このガイドレール
(89)がガイドブロック(87)に上下摺動自在に支持されて
いる。第1昇降部材(88)の後側の左側に上下方向にのび
るラック(90)が固定されており、ラック(90)の左側の面
に歯(90a)が形成されている。第1移動体(78)の桁(80)
の部分に、前後方向に水平にのびるスプライン軸(91)
と、これを駆動する電動機(92)とが設けられている。第
2移動体(83)に、ピニオン(93)のボス部(93a)が回転自
在に支持されており、ボス部(93a)の中心に取り付けら
れたボールスプラインのスリーブ(図示略)にスプライ
ン軸(91)が通されて、ピニオン(93)とスプライン軸(91)
が相互に回転しないが軸方向(前後方向)に相対移動し
うるようになっている。ピニオン(93)は、第1昇降部材
(88)のラック(90)の歯(90a)とかみ合っている。そし
て、第2移動体(83)が桁(80)に沿って前後方向に移動す
ると、これとともにピニオン(93)もスプライン軸(91)に
沿って前後方向に移動し、第2移動体(83)が前後方向の
どの位置にあるときでも、電動機(92)でスプライン軸(9
1)を回転駆動することにより、ピニオン(93)が回転駆動
され、これとかみ合うラック(90)とともに第1昇降部材
(88)が昇降する。第1昇降部材(88)の右側下部にガイド
ブロック(94)が固定され、ガイドブロック(94)の内周に
設けられた直動玉軸受(図示略)の内側にノズル基部(7
4)が昇降自在に通されている。ガイドブロック(94)より
上方に突出したノズル基部(74)の部分にフランジ(74a)
が形成され、これより上方の第1昇降部材(88)の右側面
に水平板状のばね受け(95)が固定されており、ばね受け
(95)とフランジ(74a)の間のノズル基部(74)の周囲に、
ノズル基部(74)を下向きに付勢するための圧縮コイルば
ね(96)が取り付けられている。ばね(96)はノズル基部(7
4)にノズルチップ(15)を装着するときの衝撃を吸収する
ためのものであり、通常、ノズル(69)は、第1昇降部材
(88)に対して、ばね(96)によりノズル基部(74)のフラン
ジ(74a)がガイドブロック(94)の上面に圧接する一定の
下端位置に保持されており、第2移動部材(83)に対して
第1昇降部材(88)とともに昇降する。
【0066】圧力供給装置(71)は、ノズル(69)内に正圧
および負圧を供給する圧力供給手段を構成しており、そ
の詳細が図20に示されている。
【0067】筐体(1)内の後端右側の頂壁(1c)にフレー
ム(97)が固定されており、このフレーム(97)に、左右方
向に水平にのびる上下2個のシリンジポンプ(98)(99)、
電動機(100)により回転駆動される左右方向に水平にの
びるボールねじ(101)、およびボールねじ(101)の回転に
より水平ガイド棒(102)に沿って左右方向に移動する移
動部材(103)が設けられている。各ポンプ(98)(99)は、
フレーム(97)に固定されたシリンジ(98a)(99a)、および
シリンジ(98a)(99a)に右側から挿入されたピストン棒(9
8b)(99b)よりなり、各シリンジ(98a)(99a)の左端部が空
気給排口(98c)(99c)となっている。各ピストン棒(98b)
(99b)の右端部が連結部材(104)により移動部材(103)に
連結されており、移動部材(103)が所定範囲を移動する
ことにより、各ピストン棒(98b)(99b)が各シリンジ(98
a)(99a)に対して所定のストローク移動する。2個のポ
ンプ(98)(99)は、分注量の多少に応じて、適宜切り換え
て使用される。たとえば、第1シリンジポンプ(98)の内
径は2.30mm、第2シリンジポンプ(99)の内径は
7.28mmである。また、2個のポンプ(98)(99)のピ
ストン棒(98b)(99b)のストロークは60mm(フルスト
ロークで)である。
【0068】管路(72)および液面検出装置(73)の構成
が、図10に示されている。なお、図10には、シリン
ジポンプ(98)(99)を、実際の左側が図の上側になるよう
に示している。管路(72)は、3個の電磁弁(V1)(V2)(V3)
を備えている。液面検出装置(73)は、ノズルチップ(15)
の下端の吸排口(15a)が液面に達したことを検知するこ
とにより液面を検出するものであり、2個の電磁弁(V4)
(V5)および微差圧センサ(105)を備えている。これらの
弁(V1)〜(V5)および微差圧センサ(105)は、筐体(1)内の
圧力供給装置(71)の左側の頂壁(1c)に設けられたケース
(106)内に配置されている。
【0069】上記の5個の弁(V1)〜(V5)は全て、ダイヤ
フラム型直動3ポート2位置弁である。なお、図面にお
いては、便宜上、ダイヤフラム型直動3ポート弁を、J
ISB8374の空気圧用3ポート電磁弁の流路記号を
用いて表わすことにする。図面における出口ポート
(A)、入口ポート(P)および排気ポート(R)は、ダイヤフ
ラム型直動3ポート弁のCOM(共通)ポート、NC
(常時閉)ポートおよびNO(常時開)ポートにそれぞ
れ対応している。各弁(V1)〜(V5)について、非通電状態
をオフの状態、通電状態をオンの状態ということにす
る。各弁(V1)〜(V5)において、オフ状態では、出口ポー
ト(A)(COMポート)と排気ポート(R)(NOポート)
が連通して、出口ポート(A)と入口ポート(P)(NCポー
ト)との間が遮断されており、オン状態では、出口ポー
ト(A)と入口ポート(P)が連通して、出口ポート(A)と排
気ポート(R)の間が遮断される。
【0070】微差圧センサ(105)は、ノズル(69)および
これに連通する管路(72)内の圧力と大気圧との差圧を検
出する差圧検出手段を構成している。センサ(105)は、
+側圧力ポート(以下「+ポート」と略す。)(105a)と
−側圧力ポート(以下「−ポート」と略す。)(105b)と
の差圧を検出して、その検出値(デジタル値)を表示器
(107)に表示するとともに、制御装置(108)に出力する。
微差圧センサ(105)としては、フルスケール30mmH2
O以上、分解能2mmH2O以下のものが望ましい。微
差圧センサ(105)として、たとえば、株式会社クローネ
製半導体拡散型微差圧センサSCXL004DNを用い
ることができる。このセンサのフルスケールは100m
mH2O、分解能は1mmH2O、再現性は±2mmH2
O、過負荷耐圧は250mmH2Oである。
【0071】制御装置(108)は、センサ(105)の出力など
に基づいて電動機(76)(84)(92)(100)および弁(V1)〜(V
5)などを制御するものである。制御装置(108)における
処理はたとえばマイクロコンピュータなどを使用して行
われるが、制御装置(108)は、機能的には、液面検知判
定部(109)および駆動制御部(110)を備えている。判定部
(109)は、液面検出装置(73)の一部であって、センサ(10
5)の出力(差圧)が所定の判定値より大きくなることに
よりノズルチップ(15)の吸排口(15a)が液面に達したこ
とを検知する判定手段を構成している。駆動制御部(11
0)は、判定部(109)における判定結果などに基づいて、
電動機(76)(84)(92)(100)および弁(V1)〜(V5)などを制
御する。
【0072】第1弁(V1)の出口ポート(A)は第1シリン
ジポンプ(98)の吸排口(98c)に、第2弁(V2)の出口ポー
ト(A)は第2シリンジポンプ(99)の吸排口(99c)にそれぞ
れ接続され、これらの弁(V1)(V2)の入口ポート(P)は第
3弁(V3)の排気ポート(R)に接続されている。第1およ
び第2弁(V1)(V2)の排気ポート(R)は、大気に開放され
ている。第3弁(V3)の出口ポート(A)は、ノズル基部(7
4)の上端部に接続されている。そして、第3弁(V3)がオ
フの状態で、第1弁(V1)(または第2弁(V2))をオンに
切換えて、シリンジポンプ(98)(99)のピストン棒(98b)
(99b)を下降させることにより、ノズル(69)内の空気が
第1シリンジポンプ(98)のシリンジ(98a)(または第2
シリンジポンプ(99)のシリンジ(99a))内に吸入され
て、ノズル(69)内に負圧が供給され、逆に、シリンジポ
ンプ(98)(99)のピストン棒(98b)(99b)を上昇させること
により、第1シリンジポンプ(98)のシリンジ(98a)(ま
たは第2シリンジポンプ(99)のシリンジ(99a)内の空気
がノズル(69)内に排出されて、ノズル(69)内に正圧が供
給される。
【0073】第3弁(V3)の入口ポート(P)は第4弁(V4)
の出口ポート(A)に接続され、第4弁(V4)の入口ポート
(P)は手動開閉弁(111)を介して窒素供給装置(112)に接
続されている。この手動開閉弁(111)は、通常、開放さ
れている。窒素供給装置(112)は、ノズル(69)およびこ
れに連通する管路(72)内に不活性ガスを供給する不活性
ガス供給手段を構成している。第4弁(V4)の排気ポート
(R)は第5弁(V5)の出口ポート(A)に接続され、第5弁(V
5)の排気ポート(R)は微差圧センサ(105)の+ポート(105
a)に接続されている。第5弁(V5)の入口ポート(P)およ
びセンサ(105)の−ポート(105b)は、大気に開放してい
る。
【0074】分注装置(7)には、容器蓋脱着装置(113)が
設けられている。この装置(113)は、溶媒容器(13)から
溶媒をノズル(69)に吸入する際に、蓋(13a)を取り外し
ておくためのものであり、次のように構成されている。
【0075】第2移動体(83)の右側の後側部分にガイド
ブロック(114)が固定され、このブロック(114)に、上下
に長い昇降部材(第2昇降部材)(115)が昇降自在に支
持されている。第2昇降部材(115)の後側の左側に上下
方向にのびるガイドレール(116)が固定され、このガイ
ドレール(116)がガイドブロック(114)に上下摺動自在に
支持されている。第2昇降部材(115)の前側の左側に上
下方向にのびるラック(117)が固定されており、ラック
(117)の左側の面に歯(117a)が形成されている。第1移
動体(78)の桁(80)の部分に、前後方向に水平にのびる横
断面正方形の駆動軸(118)と、これを駆動する電動機(11
9)とが設けられている。第2移動体(83)に、ピニオン(1
20)のボス部(120a)が回転自在に支持されており、ボス
部(120a)の中心に駆動軸(118)が通されて、ピニオン(12
0)と駆動軸(118)が相互に回転しないが軸方向(前後方
向)に相対移動しうるようになっている。ピニオン(12
0)は、第2昇降部材(115)のラック(117)の歯(117a)とか
み合っている。そして、第2移動体(83)が桁(80)に沿っ
て前後方向に移動すると、これとともにピニオン(120)
も駆動軸(118)に沿って前後方向に移動し、第2移動体
(83)が前後方向のどの位置にあるときでも、電動機(11
9)で駆動軸(118)を回転駆動することにより、ピニオン
(120)が回転駆動され、これとかみ合うラック(117)とと
もに第2昇降部材(115)が昇降する。
【0076】第2昇降部材(115)の右側下部にガイドブ
ロック(121)が固定され、ガイドブロック(121)の右側部
分を上下に貫通する穴の内周に設けられた直動玉軸受
(図示略)の内側に電磁石支持棒(122)が、ガイドブロ
ック(121)の左側部分を上下に貫通する穴の内周に設け
られた直動玉軸受(図示略)の内側に押し棒(123)がそ
れぞれ昇降自在に通されている。ガイドブロック(121)
より上方に突出した支持棒(122)の部分に左側に水平に
のびる第1ストッパ(124)の基端部が固定されている。
ストッパ(124)の左側先端部は、U字状に切欠かれて、
二股状をなし、この切欠部(124a)に押し棒(123)が上下
動自在にはめられている。第1ストッパ(124)より上方
に突出した押し棒(123)の部分に右側に水平にのびる第
2ストッパ(125)の基端部が固定されている。第2スト
ッパ(125)の右側先端部は、U字状に切欠かれて、二股
状をなし、この切欠部(125a)に支持棒(122)の第1スト
ッパ(124)より上側の部分が上下動自在にはめられてい
る。支持棒(122)の下端に、鉛直円柱状の電磁石(126)が
右側に偏心した形で固定されている。電磁石(126)の上
面とガイドブロック(121)の下面との間の支持棒(122)の
周囲に、支持棒(122)および電磁石(126)を下向きに付勢
するための圧縮コイルばね(127)が設けられており、電
磁石(126)は、通常、ばね(127)により第1ストッパ(12
4)がガイドブロック(121)の上面に圧接する下端位置に
保持されている。押し棒(123)の下端に押し当て部材(12
8)が設けられ、これとガイドブロック(121)との間の押
し棒(123)の部分にフランジ(123a)が形成されている。
フランジ(123a)とガイドブロック(121)の下面との間の
押し棒(123)の周囲に、押し棒(123)を下向きに付勢する
ための圧縮コイルばね(129)が設けられており、押し棒
(123)は、通常、ばね(129)により第2ストッパ(125)が
第1ストッパ(124)の上面に圧接する下端位置に保持さ
れている。そして、支持棒(122)、電磁石(126)および押
し棒(123)は、第2昇降部材(115)とともに昇降する。ま
た、このように第1ストッパ(124)の上面に第2ストッ
パ(125)が密着している状態では、押し当て部材(128)の
下面が電磁石(126)の下面より少し下方に位置してい
る。
【0077】分注装置(7)には、また、液受け装置(130)
が設けられている。この装置(130)は、ノズル(69)から
液垂れが生じたときにこれを受けて他の部分に滴下する
のを防止するためのものであり、次のように構成されて
いる。
【0078】ノズル(69)の左側の第2移動体(83)の下部
に、左右方向に水平にのびるガイドレール(131)が配置
され、その下側に左右方向移動体(第3移動体)(132)
が左右移動自在に支持されている。第3移動体(132)の
後側に左右方向に水平にのびるラック(133)が固定され
ており、ラック(133)の上側の面に歯(133a)が形成され
ている。第1移動部材(78)の桁(80)の下部に、前後方向
に水平にのびる横断面正方形の駆動軸(134)と、これを
駆動する電動機(135)とが設けられている。第2移動体
(83)の下部に、ピニオン(136)のボス部(136a)が回転自
在に支持されており、ボス部(136a)の中心に駆動軸(13
4)が通されて、ピニオン(136)と駆動軸(134)が相互に回
転しないが軸方向(前後方向)に相対移動しうるように
なっている。ピニオン(136)は、第3移動体(132)のラッ
ク(133)の歯(133a)とかみ合っている。そして、第2移
動体(83)が桁(80)に沿って前後方向に移動すると、これ
とともにピニオン(136)も駆動軸(134)に沿って前後方向
に移動し、第2移動体(83)が前後方向のどの位置にある
ときでも、電動機(135)で駆動軸(134)を回転駆動するこ
とにより、ピニオン(136)が回転駆動され、これとかみ
合うラック(133)とともに第3移動体(132)が左右方向に
移動する。
【0079】第3移動体(132)の右端面に、下方にのび
る板状のアーム(137)の上端部が固定されている。アー
ム(137)の下端部は右側に直角に曲げられており、この
部分に液受け容器(138)が取り付けられている。液受け
容器(138)は、第3移動体(132)の移動にともなって、上
端位置にあるノズル(69)のすぐ下に位置する右端の作動
位置と、左端の待機位置との間を移動させられる。
【0080】反応液乾固装置(8)は、次のように構成さ
れている。
【0081】第1移動体(78)の桁(80)の前後方向ほぼ中
央部の下部に、前後1対の鉛直な直動軸受(139)が設け
られ、これらに昇降棒(140)が通されている。2つの昇
降棒(140)の上端に水平な連結棒(141)の前後両端部が固
定されるとともに、同下端に水平な支持枠(142)の左側
部分の2箇所が固定されており、これにより2つの昇降
棒(140)が相互に連結されている。連結棒(141)の前後方
向中間部と支持枠(142)の左側部分の前後方向中間部と
の間に鉛直なラック(143)がわたし止められており、ラ
ック(143)の右側の面に歯(143a)が形成されている。桁
(80)の下部に、電動機(144)により前後方向の水平軸を
中心に回転させられるピニオン(145)が設けられ、この
ピニオン(145)がラック(143)の歯(143a)とかみ合ってい
る。そして、電動機(144)でピニオン(145)を回転駆動す
ることにより、これとかみ合うラック(143)とともに昇
降棒(140)および支持枠(142)が昇降する。
【0082】支持枠(142)の下部に前後方向に水平にの
びる3本の分配管(146)が配置され、各管(146)の下部に
10個のノズル(147)が前後方向に一定の間隔をおいて
下向きに固定されている。これら30個のノズル(147)
の位置は、回転振盪機(6)の1組の30個の容器ホルダ
(57)に保持された反応容器(48)の位置に対応している。
すなわち、ノズル(147)の前後方向の位置は、回転振盪
機(6)の原点位置にある反応容器収納台(38)の容器ホル
ダ(57)に保持された反応容器(48)の同方向の位置と一致
し、ノズル(147)の左右方向の間隔は同反応容器(48)の
左右方向の間隔と等しい。各分配管(146)は、それぞ
れ、電磁開閉弁(148)と手動開閉弁(149)を介して窒素供
給装置(112)に接続されている。これらの手動開閉弁(14
9)は、通常、開放されている。
【0083】図21〜図24は、分注作業中の分注装置
(7)の管路(72)および液面検出装置(73)の各弁(V1)〜(V
5)の切換え状態を示す図である。次に、主にこれらの図
面を参照して、溶媒容器収納部(3)の溶媒容器(13)に入
れられた液体(溶媒)を回転振盪機(6)の反応容器(48)
に分注するときの分注装置(7)の動作について説明す
る。なお、図21〜図24においても、シリンジポンプ
(98)(99)を、実際の左側が図の上側になるように示して
いる。
【0084】まず、溶媒容器収納部(3)のターンテーブ
ル(12)が回転させられて、分注の対象となる溶媒容器(1
3)が所定の吸入作業位置にくる位置に停止させられ、電
動機(76)(84)が駆動されて、第1および第2移動体(78)
(83)が移動させられ、容器蓋脱着装置(113)の電磁石(12
6)が吸入作業位置にある溶媒容器(13)の真上にくる位置
に停止させられる。
【0085】次に、容器蓋脱着装置(113)により、次の
ようにして、容器(13)の蓋(13a)が取り外される。すな
わち、まず、電動機(119)が駆動されて、容器蓋脱着装
置(113)の第2昇降部材(115)が下降させられる。昇降部
材(115)が下降すると、最初に、押し棒(123)の下端の押
し当て部材(128)が反応容器(13)の蓋(13a)の外周寄りの
部分に圧接して停止し、昇降部材(115)がさらに下降す
ると、電磁石(126)が蓋(13a)の中央部に圧接して停止
し、その後、昇降部材(115)は停止する。昇降部材(115)
が停止したとき、電磁石(126)は、ばね(127)の弾性力に
抗して、第1ストッパ(124)がガイドブロック(121)の上
面より少し上方に離れた位置に停止し、押し棒(123)
は、ばね(129)の弾性力に抗して、第2ストッパ(125)が
第1ストッパ(124)の上面より少し上方に離れた位置に
停止している。昇降部材(115)が停止すると、電磁石(12
6)に通電され、昇降部材(115)が元の上端位置まで上昇
させられる。電磁石(126)に通電されて、これが励磁さ
せると、蓋(13a)の鉄板の部分が電磁石(126)に吸着され
る。昇降部材(115)が上昇すると、最初は、ガイドブロ
ック(121)だけが上昇し、ガイドブロック(121)の上面が
第1ストッパ(124)に当たると、電磁石(126)も一緒に上
昇する。電磁石(126)が上昇すると、これに吸着されて
いる蓋(13a)も一緒に上昇し、容器(13)から上方に取り
外される。このときの電磁石(126)の磁気吸引力は押し
棒(123)のばね(129)の弾性力より大きく、したがって、
電磁石(126)は、蓋(13a)を吸引して押し棒(123)を上方
に押し上げたまま上昇する。なお、第2昇降部材(115)
が下降を開始する前に、電磁石(126)に通電するように
してもよい。
【0086】第2昇降部材(115)が上端位置まで上昇し
て停止すると、第2移動体(83)が後側に移動させられ、
ノズル(69)が容器(13)の真上にくる吸入作業位置に停止
させられる。そして、次のようにして、溶媒容器(13)内
の液体がノズルチップ(15)内に吸入される。ノズル(69)
が吸入作業位置に移動してきたときには、ノズル(69)は
ストロークの上端位置まで上昇し、ポンプ(98)(99)のピ
ストン棒(98b)(99b)はストロークの左端位置まで上昇し
ており、図21に示すように、第3弁(V3)だけがオンに
なっている。そして、第3弁(V3)がオンになっているこ
とにより、ノズル(69)の内部と微差圧センサ(105)の+
ポート(105a)が連通している。ノズル(69)が吸入位置ま
で移動して停止すると、電動機(92)が駆動され、ノズル
(69)が容器(13)内の液面に向かって下降を開始する。ノ
ズル(69)の下降速度は3〜15mm/secが好まし
く、たとえば10mm/secである。ノズル(69)の下
降中、判定部(109)がセンサ(105)の出力すなわちノズル
(69)およびこれに連通する管路(72)内の圧力と大気圧と
の差圧を常時監視しており、この差圧が判定値より大き
くなると、液面検知信号を駆動制御部(110)に出力す
る。駆動制御部(110)は、判定部(109)から液面検知信号
が出力されるまでは、電動機(92)の駆動を継続してノズ
ル(69)の下降を続け、液面検知信号が出力されると、電
動機(92)を停止してノズル(69)を停止させる。この判定
値は、液体の種類、ノズルチップ(15)の種類などによっ
て適宜設定されるが、たとえば2.5mmH2O に設定
されている。ノズルチップ(15)の下端が液面に達するま
では、ノズル(69)の内部は吸排口(15a)を通して大気に
連通しているため、センサ(105)の出力はほぼ0であ
り、判定部(109)から液面検知信号は出力されず、ノズ
ル(69)の下降が続けられる。
【0087】ノズルチップ(15)の下端が液面に達する
と、毛管現象により液体が吸排口(15a)を通ってノズル
チップ(15)内に浸入し、これにより、ノズル(69)および
管路(72)内の空気層の内容積が微変化し、内圧が微変化
する。このため、センサ(105)の出力が判定値より大き
くなって、判定部(109)から液面検知信号が出力され、
電動機(92)が停止させられて、ノズル(69)の下降が停止
する。このように液面が検知されてノズル(69)が停止す
ると、吸入しようとする液量の分だけノズルチップ(15)
を液中に浸入させて、液体の吸入を開始する。液体がた
とえば酢酸エチル、DMA(ジメチルアニリン)、DM
F(N,N−ジメチルホルムアミド)などの有機溶媒系
の場合、表面張力、粘度が低いため、ノズルチップ(15)
の下端が液面に接触した瞬間に、毛管現象によりノズル
チップ(15)内に液体が浸入する。このため、ノズルチッ
プ(15)の液面からの浸入深さ(以下単に「浸入深さ」と
いう)がほぼ0の状態でノズル(69)を停止させることが
でき、停止後にノズルチップ(15)を所定量液中に浸入さ
せて、そのまま液体の吸入を開始することができる。液
体が水溶液の場合、ノズルチップ(15)の浸入深さ位置に
おける水頭がノズルチップ(15)の下端での表面張力に打
勝った時点でノズルチップ(15)内に液体が浸入する。こ
のため、ノズルチップ(15)は、液面から所定量浸入した
状態で停止する。ノズルチップ(15)が停止するときの浸
入深さは、液体やノズルチップ(15)の種類などによって
変わるが、最大で数mm程度である。また、この浸入深
さは液体やノズルチップ(15)の種類によって決まり、予
め求めておくことができるので、ノズル(69)が停止した
後、この浸入深さ量だけあるいはこれよりわずかに小さ
い量だけノズル(69)を上昇させてから、ノズルチップ(1
5)を所定量液中に浸入させて、液体の吸入を開始すれば
よい。なお、前述のように、ノズルチップ(15)の先端部
の少なくとも内周面に非粘着性樹脂をコーティングする
ことにより、液体やノズルチップ(15)の種類が同じ場合
に、コーティングがないときに比べて、ノズルチップ(1
5)が停止するときの浸入深さが半減することが実験によ
り確認されている。また、ノズルチップ(15)の下端部の
外周面にもコーティングを施しておけば、外周面に液体
が付着しにくくなり、付着した液体が垂れ落ちて分注量
が変わってしまうおそれが少ない。
【0088】液体の吸入は、図22に示すように、第1
および第2弁(V1)(V2)のいずれか一方(この場合は第1
弁(V1))をオンに切換えるとともに、第3弁(V3)をオフ
に切換えた状態で、電動機(100)を駆動して、ポンプ(9
8)(99)のピストン棒(98b)(99b)をストロークの右端位置
まで移動させることにより行われる。第1弁(V1)がオン
に、第3弁(V3)がオフに切換えられることにより、ノズ
ル(69)と第1ポンプ(98)のシリンジ(98a)が連通し、ピ
ストン棒(98b)が右に移動することにより、ノズル(69)
内に負圧が供給されて、液体が吸入される。このとき、
第2ポンプ(99)についても、ピストン棒(99b)が右に移
動することにより、シリンジ(99a)内が負圧になるが、
このシリンジ(99a)はオフ状態の第2弁(V2)によって大
気と連通しているため、大気中の空気が弁(V2)を通して
シリンジ(99a)内に吸入されるだけである。
【0089】ポンプ(98)(99)のピストン棒(98b)(99b)が
右端位置まで移動して液体の吸入が終了すると、電動機
(92)が駆動されて、ノズル(69)が上端位置まで上昇し、
第2移動体(83)が前側に移動させられて、容器蓋脱着装
置(113)の電磁石(126)が吸入作業位置にある蓋のない溶
媒容器(13)の真上にくる位置に停止させられる。そし
て、容器縁脱着装置(113)により、次のようにして、溶
媒容器(13)に蓋(13a)が被せられる。すなわち、まず、
電磁石(126)に保持された蓋(13a)が容器(13)に圧接する
位置より少し下方まで、第2昇降部材(115)が下降させ
られる。これにより、ガイドブロック(121)に対して電
磁石(126)が上方に移動し、第1ストッパ(124)がガイド
ブロック(121)の上面より少し上方に離れる。次に、電
磁石(126)への通電が停止され、昇降部材(115)が上端位
置まで上昇させられる。電磁石(126)への通電が停止さ
れて、これが消磁されると、磁気吸引力がなくなる。昇
降部材(115)が上昇すると、最初は、ガイドブロック(12
1)だけが上昇し、ガイドブロック(121)が第1ストッパ
(124)に当たると、電磁石(126)も一緒に上昇する。この
とき、ばね(129)の弾性力により押し棒(123)の押し当て
部材(128)が蓋(13a)に押し付けられているので、電磁石
(126)は蓋(13a)から確実に離れ、蓋(13a)を溶媒容器(1
3)の上に残して上昇する。そして、第1ストッパ(124)
が第2ストッパ(125)に当たると、押し棒(123)も一緒に
蓋(13a)から離れて上昇する。第2昇降部材(115)が上端
位置まで上昇すると、電動機(135)が駆動されて、左端
の待機位置に停止していた液受け装置(130)の液受け容
器(138)がノズル(69)の真下の作動位置まで移動し、万
一、ノズル(69)の給排口(15a)から液体が滴下したとき
に、これを受ける。
【0090】次いで、第1および第2移動体(78)(83)が
移動させられて、ノズル(69)が振盪機(6)の原点位置に
ある反応容器収納台(38)上の所定の反応容器(48)の真上
の排出作業位置にくる位置に停止させられる。ノズル(6
9)が排出作業位置に停止すると、液受け装置(130)の液
受け容器(138)がノズル(69)の真下の作動位置から左端
の待機位置まで移動し、その後、必要に応じ、電動機(9
2)が駆動されて、ノズル(69)が所定の高さまで下降す
る。そして、液体を排出するために、電動機(100)が駆
動されて、ポンプ(98)(99)のピストン棒(98b)(99b)が左
端位置まで移動する。これにより、ノズル(69)内に正圧
が供給されて、ノズルチップ(15)内に吸入されていた液
体が反応容器(48)内に排出される。このとき、第2ポン
プ(99)についても、ピストン棒(99b)が左に移動するこ
とにより、シリンジ(99a)内が正圧になるが、このシリ
ンジ(99a)内の空気がオフ状態の第2弁(V2)を通して大
気中に排出されるだけである。
【0091】ポンプ(98)(99)のピストン棒(98b)(99b)が
左端位置まで移動して液体の排出が終了すると、必要が
あれば、電動機(92)が駆動されて、ノズル(69)が上端位
置まで上昇し、次いで、最初に説明したのと同様に、第
1および第2移動体(78)(83)が移動させられて、容器蓋
脱着装置(113)の電磁石(126)が吸入作業位置にある溶媒
容器(13)の真上にくる位置に停止させられる。そして、
電磁石(126)が溶媒容器(13)の真上に停止するまでの間
に、図23、図24および図21の動作が行われる。
【0092】まず、図23に示すように、第1弁(V1)が
オフに切換えられるとともに、第3および第5弁(V3)(V
5)がオンに切換えられる。第1弁(V1)がオフになること
により、第1ポンプ(98)のシリンジ(98a)がノズル(69)
から遮断され、第3弁(V3)がオンになることにより、ノ
ズル(69)が第4弁(V4)の出口ポート(A)に連通させら
れ、第5弁(V5)がオンになることにより、第4弁(V4)の
排気ポート(R)が大気に連通させられる。
【0093】次に、図24に示すように、第4弁(V4)が
オンに切換えられて、窒素パージが行われる。第4弁(V
4)の入口ポート(P)には、窒素供給装置(112)から常時所
定圧力の窒素ガスが供給されているが、弁(V4)がオフの
状態では、入口ポート(P)と出口ポート(A)との間が遮断
されているので、窒素ガスはどこにも流れない。しか
し、第4弁(V4)がオンになると、入口ポート(P)と出口
ポート(A)が連通するため、窒素ガスが、第4弁(V4)、
第3弁(V3)およびノズル(69)内を通って流れ、吸排口(1
5a)から排出される。この窒素パージは、ノズル(69)お
よび管路(72)内の有機溶媒などの蒸気圧の残存をなくし
て、前述の差圧の検出を正確に行うためのものであり、
たとえば2〜3秒間行われる。なお、第4弁(V4)がオン
に切換えられた瞬間に、入口ポート(P)から排気ポート
(R)を通って第5弁(V5)の出口ポート(A)に微量の窒素ガ
スが流れるが、第5弁(V5)がオン状態になっているた
め、この窒素ガスは第5弁(V5)の入口ポート(P)から大
気中に排出され、センサ(105)に流れることはない。こ
のため、センサ(105)に過負荷圧が作用することがな
い。
【0094】窒素パージが所定時間行われたならば、第
4弁(V4)がオフに切換えられて、窒素供給装置(112)が
切離され(図23と同じ状態)、さらに第5弁(V5)がオ
フに切換えられて、図21の状態に戻る。そして、この
ような状態で、ノズル(69)および管路(72)内の圧力と大
気圧との差圧が所定の微小圧力値より小さいこと、すな
わち、ノズル(69)および管路(72)内に残圧がないことが
確認され、上記の動作が繰返される。なお、この微小圧
力値は適宜に設定することができるが、たとえば0.3
mmH2O である。
【0095】上記において、分注する溶媒の種類が変わ
る場合は、溶媒を反応容器(48)に排出した後、使用済み
のノズルチップ(15)をチップ廃棄部(5)の取り外し部(1
6)で取り外して、収納容器(151)内に廃棄し、ノズルチ
ップ収納部(4)の所定のノズルチップ収納台(14a)(14b)
(14c)の所定の位置から次に使用する新しいノズルチッ
プ(15)を装着する。
【0096】上記の説明では、第1シリンジポンプ(98)
を使用して分注を行っているが、分注する液体の種類に
よっては、第2シリンジポンプ(99)も使用される。第2
シリンジポンプ(99)を使用する場合は、第1弁(V1)はオ
フのままにし、上記の説明における第1弁(V1)のオン・
オフ動作の代わりに第2弁(V2)のオン・オフ動作を行え
ばよい。
【0097】原料容器(10)から反応容器(48)への液体
(液状原料)の分注も上記とほぼ同様に行われるが、原
料容器(10)には蓋が設けられていないので、容器蓋脱着
装置(113)は使用されない。
【0098】この分注装置(7)では、上記のように、ノ
ズルチップ(15)が液面に達したことを検知してノズル(6
9)を停止させ、ノズルチップ(15)の所定量を液中に浸入
させた後、液体の吸入を行うので、ノズルチップ(15)が
必要以上に液面下に浸入することがない。このため、ノ
ズルチップ(15)の下端部の外周面への液体の付着を最小
限に抑えることができ、液体垂れ落ちや分注量の変動を
防止して、正確な分注を行うことができるとともに、容
器への液体の補充回数を少なくすることができる。ま
た、空気を吸込むこともないので、分注量が正確であ
る。
【0099】また、ノズルチップ(15)を容器内に挿入す
るだけで液面の検出ができるので、小口径の容器が密集
している場合にも使用できる。
【0100】また、ノズル(69)を下降させている間は、
ノズル(69)内に圧力(正圧または負圧)を供給する必要
がなく、したがって、液体の吸入、排出のための圧力供
給装置(71)の他に圧力供給手段を設ける必要がなく、ま
た、ノズルチップ(15)が液面に達した後に、ノズルチッ
プ(15)の所定量を液中に浸入させ、次いで圧力供給装置
(71)を作動させて、所望量の液体を正確に吸入すること
ができ、圧力供給装置(71)の制御が容易である。
【0101】さらに、周囲温度が変化しても、ノズル(6
9)およびこれに連通する管路(72)内の圧力と大気圧との
差圧は変化しない。また、ノズル(69)が下降していると
きに、ノズル(69)や管路(72)に振動が加わっても、ノズ
ル(69)および管路(72)の内容積は変わらないので、ノズ
ル(69)および管路(72)内の圧力も変化しない。このた
め、常に液面を正確に検知することができる。
【0102】上記の自動合成装置において、自動合成操
作は、図示しないコンピュータを備えた制御装置により
制御されており、たとえば次のようにして行われる。
【0103】まず、振盪機(6)の反応容器収納台(38)の
反応容器(48)のうち、第1組の30個の反応容器(48)に
同一種類の固体原料を入れる。次に、分注装置(7)によ
り、所定の溶媒容器(13)から第1組の30個の反応容器
(48)内に溶媒を加え、固体原料を溶解あるいは懸濁させ
る。次に、分注装置(7)により、所定の原料容器(10)か
ら第1組の30個の反応容器(48)内にそれぞれ異なる液
状原料を加えて混合し、反応を開始する。そして、一定
時間、振盪機(6)を作動させ、反応容器(48)内の反応液
を攪拌して、反応を行わせる。このとき、必要があれ
ば、振盪機(6)の反応容器収納台(38)の熱媒体循環空間
(62)内にたとえば温水、冷水などの適当な熱媒体を循環
させて、反応液の加温あるいは加冷を行う。反応が終了
したならば、分注装置(7)により、第1組の30個の反
応容器(48)内の反応液に溶媒容器(13)から酢酸エチルお
よび水を順次加える(後処理の開始)。次に、振盪機
(6)を作動させて、反応容器(48)内の液を攪拌し、振盪
機(6)を停止させて、静置後、分注装置(7)により、第1
組の30個の反応容器(48)内の上層の酢酸エチル層を左
隣の第2組の30個の反応容器(48)の対応するものに順
次移す(1回目の酢酸エチルによる抽出作業)。次に、
分注装置(7)により、第1組の30個の反応容器(48)に
溶媒容器(13)から新しい酢酸エチルを加え、振盪機(6)
により攪拌後、静置し、分注装置(7)により、同様に上
層の酢酸エチル層を左隣の第2組の30個の反応容器(4
8)に移す(2回目の酢酸エチルによる抽出作業)。次
に、同様に、3回目の酢酸エチルによる抽出作業を行
う。次に、分注装置(7)により、第2組の30個の反応
容器(48)内の酢酸エチルに溶媒容器(13)から新しい水を
加え、振盪機(6)により攪拌した後、静置する(抽出液
の水洗)。そして、分注装置(7)により、第2組の30
個の反応容器(48)内の上層の酢酸エチル層をさらに左隣
の第3組の30個の反応容器(48)の対応するものに順次
移す。次に、第1移動体(78)を移動させて、反応液乾固
装置(8)のノズル(147)が第3組の30個の反応容器の真
上に位置する位置に停止させ、電動機(144)を駆動し
て、ノズル(147)を下降させた後、一定時間、電磁弁(14
8)を開いて、ノズル(147)から反応容器(48)内に窒素ガ
スを吹き付け、反応液の濃縮乾固を行う。窒素ガスの吹
き付けが終了すると、ノズル(147)を上端位置まで上昇
させる。これにより処理を終了することもあるし、必要
があれば、分注装置(7)により、濃縮乾固させた反応液
に溶媒容器(13)からDMSO(ジメチルスルホキサイ
ド)を加えて、評価用溶液の調整を行い、反応容器(48)
内の評価用溶液分注装置(7)によりサンプル容器収納部
(152)の対応するサンプル容器に順次分注し、処理を終
了する。
【0104】なお、上記の操作において、分注装置(7)
による分注作業を行う場合、必要に応じ、古いノズルチ
ップ(15)を廃棄部(5)の容器(16)に廃棄し、ノズルチッ
プ収納部(4)から新しいノズルチップ(15)を装着して使
用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施形態を示す自動合成装
置の一部切欠き平面図である。
【図2】図2は、図1の一部切欠き正面図である。
【図3】図3は、図1の一部切欠き左側面図である。
【図4】図4は、回転振盪機の部分の一部切欠き右側面
図である。
【図5】図5は、図4の一部切欠き平面図である。
【図6】図6は、図4の一部を拡大して示す縦断面図で
ある。
【図7】図7は、図4の他の一部を拡大して示す一部切
欠き右側面図である。
【図8】図8は、回転時の遠心力による静的力の均衡お
よび遠心力による曲げモーメントの均衡を説明するため
にさらに図6の一部を拡大するとともに簡略化して示す
説明図である。
【図9】図9は、分注装置の全体構成を示す説明図であ
る。
【図10】図10は、分注装置の主要部の構成を示す説
明図である。
【図11】図11は、分注装置の主要部を示す一部切欠
き平面図である。
【図12】図12は、図11の部分切欠き右側面図であ
る。
【図13】図13は、図11のS13−S13線の拡大
断面図である。
【図14】図14は、図11のS14−S14線の拡大
断面図である。
【図15】図15は、図14の一部を拡大して示す断面
図である。
【図16】図16は、図13の前部の一部切欠き平面図
である。
【図17】図17は、図13のS17−S17線の断面
図である。
【図18】図18は、図13のS18−S18線の断面
図である。
【図19】図19は、図13のS19−S19線の断面
図である。
【図20】図20は、図2のS20−S20線の拡大断
面図である。
【図21】図21は、分注装置の分注動作のある過程に
おける電磁弁の状態を示す説明図である。
【図22】図22は、分注装置の分注動作の上記と異な
る過程における電磁弁の状態を示す説明図である。
【図23】図23は、分注装置の分注動作のさらに上記
と異なる過程における電磁弁の状態を示す説明図であ
る。
【図24】図24は、分注装置の分注動作のさらに上記
と異なる過程における電磁弁の状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
(2) 原料容器収納部 (3) 溶媒容器収納部 (4) ノズルチップ収納部 (6) 回転振盪機 (7) 分注装置(手段) (8) 反応液乾固装置(手段) (10) 原料容器 (13) 溶媒容器 (15) ノズルチップ (38) 反応容器収納台 (48) 反応容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 理 京都府長岡京市神足棚次8番地 株式会社 大日本精機内 (72)発明者 西村 伸太郎 大阪府摂津市鶴野4−3−34−517 (72)発明者 田中 明人 兵庫県宝塚市米谷2−2−41−401

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも液状原料を収容した複数の原料
    容器を収納する原料容器収納部、 複数の使い捨てノズルチップを収納するノズルチップ収
    納部、 複数の反応容器を収納して振盪させる反応容器収納台を
    有する回転振盪機、 ならびに、前記各収納部および前記回転振盪機の反応容
    器収納台の間を移動可能であり、前記ノズルチップの脱
    着を自動的に行い、装着した前記ノズルチップを用いて
    前記原料容器内の液状原料および前記溶媒容器内の溶媒
    を吸入して前記反応容器内に排出する分注手段を備えて
    いることを特徴とする自動合成装置。
  2. 【請求項2】前記反応容器内の反応液を濃縮乾固させる
    反応液乾固手段を備えていることを特徴とする請求項1
    の自動合成装置。
JP19121497A 1997-03-14 1997-07-16 自動合成装置 Withdrawn JPH1133394A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004229657A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Bionex Inc 核酸又は様々な生物学的物質を分離及び精製するためのキットと、このキットを用いて生物学的物質の分離又は精製操作を自動化するためのシステム
WO2008004695A1 (en) * 2006-07-07 2008-01-10 Universal Bio Research Co., Ltd. Reaction container and reaction device
CN112269027A (zh) * 2020-10-19 2021-01-26 钱程 一种自动化取样处理装置
JPWO2023026359A1 (ja) * 2021-08-24 2023-03-02

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