JPH11334564A - アンチスキッド装置のアクチュエータ取付構造 - Google Patents

アンチスキッド装置のアクチュエータ取付構造

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JPH11334564A
JPH11334564A JP14540398A JP14540398A JPH11334564A JP H11334564 A JPH11334564 A JP H11334564A JP 14540398 A JP14540398 A JP 14540398A JP 14540398 A JP14540398 A JP 14540398A JP H11334564 A JPH11334564 A JP H11334564A
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actuator
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Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゴムブッシュを用いずにアクチュエータの振動
伝達を抑制し、ブラケットの軽量・小型化を図るととも
に、ブレーキ配管のレイアウト自由度の向上を図る安価
なアンチスキッド装置のアクチュエータ取付構造を得
る。 【解決手段】マスタシリンダからホイールシリンダへの
ブレーキ配管の途中に、各ホイールシリンダに供給され
るブレーキ液圧を制御するアクチュエータ10を設け
る。アクチュエータ10を車体1に対して取り付けるた
めの板金製ブラケット20に、アクチュエータ10の上
面に締結される取付座21と、取付座21から上方へ延
び、上端部が車体1に締結されるとともに、アクチュエ
ータ10が発生する振動を吸収し得るばね弾性を有する
少なくとも3本の帯板状脚部22,23,28とを設
け、アクチュエータ10をブラケット20を介して車体
1に吊り下げ支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は急ブレーキ時の車両
安定性と操舵性を確保するアンチスキッド装置のアクチ
ュエータ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、滑りやすい路面で急ブレーキをか
けた時、車輪がロックするのを防止するアンチスキッド
装置が知られている。この装置は、各車輪の回転状態を
検出し、路面状況に応じてブレーキ液圧を電子制御する
ものであり、回転速度センサ、アクチュエータおよびコ
ンピュータ等で構成されている。このうち、アクチュエ
ータは、マスタシリンダからホイールシリンダへのブレ
ーキ配管の途中に設けられ、コンピュータからの指令に
応じて各ホイールシリンダに供給されるブレーキ液圧を
制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、アクチュエー
タはブラケットを介して車体に取り付けられる。アクチ
ュエータはバルブ作動音やモータ振動を発生するので、
このような振動や騒音が車体に伝わるのを防止するた
め、ゴムブッシュなどのダンパ部材を介してブラケット
で弾性支持している(実開平3−100563号公報,
実開平7−40336号公報参照)。そのため、ゴムブ
ッシュが必須となり、コスト上昇を招くという欠点があ
った。
【0004】また、ブラケットはアクチュエータを下方
から包み込むように支える形状となっているため、ブラ
ケットが大型となり、重量増加を招くとともに、ブレー
キ配管スペースを十分に確保することができず、ブレー
キ配管のレイアウト自由度が低いという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ゴムブッシュを
用いずにアクチュエータの振動伝達を抑制し、ブラケッ
トの軽量・小型化を図るとともに、ブレーキ配管のレイ
アウト自由度の向上を図る安価なアンチスキッド装置の
アクチュエータ取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、マスタシリンダからホイ
ールシリンダへのブレーキ配管の途中に、各ホイールシ
リンダに供給されるブレーキ液圧を制御するアクチュエ
ータを設けたアンチスキッド装置において、上記アクチ
ュエータを車体に対して取り付けるためのブラケットを
板金で形成し、上記ブラケットに、アクチュエータの上
面に締結される取付座と、取付座から上方へ延び、上端
部が車体に締結される少なくとも3本の帯板状の脚部と
を設け、上記アクチュエータをブラケットを介して車体
に吊り下げ支持したものである。
【0007】アクチュエータのモータ振動はブラケット
の取付座に伝わり、脚部を介して車体に伝わろうとする
が、脚部は板金製ブラケットの帯板で形成されるので、
これら脚部がアクチュエータの振動が伝達するのを抑制
し、ゴムブッシュを設けなくても、十分な振動低減効果
を有する。また、アクチュエータをブラケットを介して
車体に吊り下げ支持しているので、アクチュエータの周
囲が開放され、ブレーキ配管のレイアウトの自由度が増
す。
【0008】脚部の形状は種々考えられるが、請求項2
のように、取付座から前後方向にかつ斜め上方に延びる
第1,第2の脚部を形成すれば、所定のばね弾性を容易
に付与できるとともに、前後方向の加速度や慣性力でア
クチュエータが前後に荷重を受けても、その荷重を斜め
方向の脚部が支え、アクチュエータが前後に振れるのを
抑制する効果がある。また、前後方向の第1,第2の脚
部に加えて、取付座の車幅方向の少なくとも一側部から
上方へ延び、その上端部が車体に締結される第3の脚部
を設けた場合には、車体の横方向加速度によるアクチュ
エータの横振れを抑制できる効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明にかかるアク
チュエータ取付構造の一例を示す。車体前後方向に延び
るサイドメンバ(車体)1の下方に、アンチスキッド装
置のアクチュエータ10がブラケット20を介して吊り
下げ支持されている。この実施例のサイドメンバ1(図
3参照)は、例えばキャブオーバ型車の右側のサイドメ
ンバを示しており、アクチュエータ10はこのサイドメ
ンバ1の前後輪の中間部でかつエンジン近傍の部位に取
り付けられる。
【0010】アクチュエータ10はマスタシリンダから
ホイールシリンダへのブレーキ配管の途中に設けられ、
各ホイールシリンダに供給されるブレーキ液圧を制御す
るものであり、その内部にソレノイドバルブ、リザーバ
タンク、アキュムレータ、ポンプおよびモータ(図示せ
ず)などが内蔵されている。アクチュエータ10の車幅
方向の右側面にはホイールシリンダへのブレーキ配管を
接続するための接続口11〜14が設けられ、左側面に
はマスタシリンダへのブレーキ配管を接続するための接
続口15,16が設けられている。
【0011】ブラケット20は板金で一体に形成された
ものであり、中央部にはアクチュエータ10の上面に3
本のボルトB1によって締結される取付座21が形成さ
れている。取付座21の前後両端部には、前方でかつ斜
め上方へ延びる第1脚部22と、後方でかつ斜め上方へ
延びる第2脚部23とが一体に形成されている。これら
脚部22,23には補強用のビード22a,23aが形
成され、所定のばね弾性を有するように調整されてい
る。第1脚部22の前端部にはボルト挿通穴24aを有
する車体取付部24が形成され、この取付部24はサイ
ドメンバ1の下面にボルトB2で締結されている。車体
取付部24の左右両側には、一段下方へ下がったカバー
取付部25が折曲形成され、これら取付部25にはアク
チュエータ10の前後面と下面とを覆う第1カバー30
の前側上端部がボルトB3によって締結される。なお、
この取付部25にはプロジェクションナット25aが固
着されている。
【0012】第1カバー30の右側面の下部には、アク
チュエータ10の右側面を覆う第2カバー31が取り付
けられている。第2カバー31と接続口11〜14に接
続されるブレーキ配管とが干渉しないように、アクチュ
エータ10の右側面の上部は開口している。なお、カバ
ー30,31はアクチュエータ10に対する防水および
石当たり防止を目的として設けられるものであり、必要
に応じて省略することも可能である。
【0013】第2脚部23は第1脚部22とほぼ同様な
形状を有している。すなわち、第2脚部23の後端部に
はボルト挿通穴26aを有する車体取付部26が形成さ
れ、この取付部26はサイドメンバ1の下面にボルトB
4で締結されている。車体取付部26の左右両側には、
一段下方へ下がったカバー取付部27が折曲形成され、
これら取付部27には第1カバー30の後側上端部がボ
ルトB5によって締結される。なお、この取付部27に
もプロジェクションナット27aが固着されている。
【0014】ブラケット20の取付座21の左側部に
は、上方へ延びる第3脚部28が一体に形成されてお
り、その上端部はサイドメンバ1を構成するハット形断
面部材2,3のフランジ部2a,3aの上面に沿うよう
に折曲され、上側のハット形断面部材2の側面にボルト
B6で締結されている。第3脚部28は略コ字形に屈曲
しており、その横片部28aと縦片部28bとで所定の
ばね弾性を付与している。
【0015】上記のように、アクチュエータ10をブラ
ケット20を介して吊り下げ支持し、かつ脚部22,2
3,28に所定のばね弾性を付与したので、アクチュエ
ータ10のバルブやモータの作動に伴う振動を、第1,
第2脚部22,23と第3脚部28とで吸収することが
でき、ゴムブッシュなどを用いずにサイドメンバ1への
振動伝達を防止あるいは抑制できる。
【0016】また、斜め方向に延びる第1,第2脚部2
2,23はアクチュエータ10にかかる前後方向の荷重
を効果的に受けることができるので、車両の加速,減速
に伴うアクチュエータ10の振れを抑制できる。そし
て、アクチュエータ10にかかる左右方向の荷重は、第
3脚部28によって支えることができるので、アクチュ
エータ10の横振れを抑制することもできる。
【0017】さらに、アクチュエータ10をブラケット
20を介して吊り下げ支持することで、アクチュエータ
10の前後および左右の側面が開放され、ブレーキ配管
スペースを広く確保することができる。そのため、ブレ
ーキ配管のレイアウト自由度が高くなるという利点があ
る。
【0018】上記実施例では、ブラケットに3本の脚部
を設け、前後の2本の脚部を斜め方向に、側部の1本の
脚部を上下方向に形成したが、これに限るものではな
く、3本の脚部を全て斜め方向に形成してもよい。ま
た、脚部の本数は3本以上であればよく、4本の脚部を
設けてもよい。また、本発明のアクチュエータの取付位
置はサイドメンバの下方に限るものではなく、エンジン
ルームの内部や、フロアパネルの下方であってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、アンチスキッド装置のアクチュエータをブラケ
ットを介して車体に対して吊り下げ支持し、しかもブラ
ケットに少なくとも3本の帯板状の脚部を設けたので、
アクチュエータの発生する振動を脚部が吸収し、車体に
伝わるのを抑制できる。そのため、ゴムブッシュを省略
でき、小型で安価な取付構造を得ることができる。ま
た、アクチュエータの周囲がブラケットで遮蔽されず、
開放されているので、ブレーキ配管スペースを広く確保
することができ、ブレーキ配管のレイアウト自由度が高
くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアクチュエータとブラケットと
を一体化した状態の斜視図である。
【図2】図1に示したアクチュエータ取付構造の車体右
側から見た側面図である。
【図3】図1に示したアクチュエータ取付構造の車体前
方から見た側面図である。
【符号の説明】
1 サイドメンバ 10 アクチュエータ 11〜16 ブレーキ配管接続部 20 ブラケット 21 取付座 22 第1脚部 23 第2脚部 28 第3脚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダからホイールシリンダへの
    ブレーキ配管の途中に、各ホイールシリンダに供給され
    るブレーキ液圧を制御するアクチュエータを設けたアン
    チスキッド装置において、上記アクチュエータを車体に
    対して取り付けるためのブラケットを板金で形成し、上
    記ブラケットに、アクチュエータの上面に締結される取
    付座と、取付座から上方へ延び、上端部が車体に締結さ
    れる少なくとも3本の帯板状の脚部とを設け、上記アク
    チュエータをブラケットを介して車体に吊り下げ支持し
    たことを特徴とするアンチスキッド装置のアクチュエー
    タ取付構造。
  2. 【請求項2】上記ブラケットの脚部は、上記取付座から
    前方でかつ斜め上方へ延び、その前端部が車体に締結さ
    れる第1脚部と、取付座から後方でかつ斜め上方へ延
    び、その後端部が車体に締結される第2脚部と、取付座
    の車幅方向の少なくとも一側部から上方へ延び、その上
    端部が車体に締結される第3脚部とからなることを特徴
    とする請求項1に記載のアンチスキッド装置のアクチュ
    エータ取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008245A1 (en) * 2001-07-19 2003-01-30 Kelsey-Hayes Company Mounting bracket for an electro-hydraulic control unit
JP2006199272A (ja) * 2004-12-22 2006-08-03 Advics:Kk ブレーキ液圧制御用アクチュエータの車体側への固定構造
JP2009241799A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車用ブレーキ装置
JP2012131505A (ja) * 2012-02-29 2012-07-12 Hitachi Automotive Systems Ltd 液圧制御ユニット

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