JPH11335421A - プロピレン系ランダム共重合体およびその製造方法 - Google Patents
プロピレン系ランダム共重合体およびその製造方法Info
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- JPH11335421A JPH11335421A JP10125744A JP12574498A JPH11335421A JP H11335421 A JPH11335421 A JP H11335421A JP 10125744 A JP10125744 A JP 10125744A JP 12574498 A JP12574498 A JP 12574498A JP H11335421 A JPH11335421 A JP H11335421A
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Abstract
性を保持しつつ、透明性等の製品外観に優れた成形品が
得られるプロピレン−エチレンランダム共重合体を提供
する。 【解決手段】エチレンに基づく単量体単位が1〜6重量
%、プロピレンに基づく単量体単位が94〜99重量%
であるプロピレンエチレンランダム共重合体よりなる温
度上昇溶離分別法で測定される結晶性分布が特定の様式
を成し、且つ共重合体中に含有されるチタン原子、塩素
原子等の量が低減され、好ましくは低温トルエン可溶分
が少ないプロピレン−エチレンランダム共重合体。
Description
−エチレンランダム共重合体に関するものである。詳し
くは、温度上昇溶離分別法で測定される結晶性分布が特
定の関係であり、かつ、含まれる触媒残渣が極めて少な
い特徴を有し、優れた剛性、耐衝撃性を保持しつつ、透
明性等の製品外観に優れた成形品が得られるプロピレン
−エチレンランダム共重合体及びそれを用いたポリプロ
ピレン樹脂組成物に関する。
ダム共重合することにより得られるプロピレン−エチレ
ンランダム共重合体は、プロピレン単独重合体に比べ、
耐衝撃性、透明性に優れておりシート、フィルム、射出
分野において広く用いられている。
ロピレン−エチレンランダム共重合体は、上記用途分野
でその品質面で十分満足すべきものとは言えず、未だ用
途によってはその使用が制限される課題があった。
せる手段としてプロピレン−エチレンランダム共重合体
中のエチレン含有量を高くする方法が知られているが、
エチレン含有量を高くすることにより、剛性が著しく低
下し、剛性、耐衝撃性のバランスが崩れるばかりか、低
分子量非晶性成分の副生量が著しく増加し、成形体表面
への低分子量非晶成分のブリードアウトにより成形体の
ベタツキ性が増加し、さらに透明性が低下するために商
品価値を損ねるという課題があった。
合体の製造においても、プロピレンを媒体としたスラリ
ー重合により製造する際には、共重合体粒子の互着、重
合系の粘度の増加により生産性が低下するばかりか、生
産上のトラブルとなる課題があった。このような課題を
解決する手段についてもこれまでに種々提案されてい
る。
には、プロピレン系ランダム共重合体のメルトフローレ
ート(MFR)を低くすることにより、低分子量非晶性
成分の副生量を抑え、一方、成形性を付与するために該
高分子量体を有機過酸化物により減成する方法が提案さ
れている。しかし、この方法で得られた共重合体は、分
子量分布が狭くなり、溶融張力が小さくなることで成形
性が低下するばかりか、成形体の剛性が低下するという
欠点があった。
は、高活性チタン触媒成分を用いプロピレンで予備重合
を行った後に、プロピレンとエチレンとのランダム共重
合を2段階で行い、後段階で行うランダム共重合を前段
階よりも高いエチレン含有量で行う方法が提案されてい
る。しかし、この方法では、連続重合プロセスにおいて
重合槽を複数個要し、重合操作が煩雑となるばかりか、
成形品の剛性、耐衝撃性のバランスならびに透明性にお
いて未だ満足のいくレベルには至っていなかった。
ン系共重合体は、一般に、ハロゲン化チタン化合物、有
機アルミニウム化合物よりなる触媒を用いて製造される
ことは周知のことである。これら触媒残渣が重合体中に
多量に残存した場合には、成形品の色調が黄色となる外
観不良の問題が生じ、特に、重合体中に塩素原子が多量
に残存している場合には、重合体に加工助剤、塩素捕捉
剤として一般に用いられるステアリン酸カルシウム等の
金属石鹸を配合する必要がある。しかしながら上記金属
石鹸を配合した場合、触媒残渣中の塩素原子と反応して
ステアリン酸などの脂肪酸を遊離し、成形時のロールの
汚れや金型の汚れ、目やに現象を生じ成形品の外観上の
品質を損なうという問題があった。
は、特開昭54−88950号公報、特開昭58−21
5446号公報、特開昭59−74158号公報に記載
されるようにプロピレン−エチレンランダム共重合体に
造核剤を配合する方法があるがその透明性、および剛性
に関しては未だ満足の行くレベルには至っていない。
フィルム、射出分野において、剛性、耐衝撃性を満足し
ながら、成形性、透明性、外観等の品質バランスを十分
に満足するプロピレン−エチレンランダム共重合体はい
まだ存在せず、上記課題を解決することが望まれてい
た。
を解決すべく鋭意研究を行った結果、温度上昇溶離分別
法で測定される結晶性分布が特定の関係であり、かつ、
含まれる触媒残渣が極めて少ないプロピレン−エチレン
ランダム共重合体により、上記課題を解決できることを
見い出し本発明を完成した。
体単位が94〜99重量%、エチレンに基づく単量体単
位が1〜6重量%であるプロピレン−エチレンランダム
共重合体であって、温度上昇溶離分別法による溶出曲線
において、20℃における値を0wt%としたときの積
分曲線より算出される90重量%溶出時の溶出温度(T
90%)と20重量%溶出時の溶出温度(T20%)が下記式 (T90%−T20%)≧3×[エチレンに基づく単量体単位
(重量%)]+6 であり、かつ、含有されるチタン原子が3ppm以下、
塩素原子が30ppm以下であることを特徴とするプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体及びその製造方法で
ある。
ンダム共重合体は、実質的にプロピレンおよびエチレン
に基づく単量体単位から構成されるランダム共重合体で
あり、ランダム共重合体中に含有されるエチレンに基づ
く単量体単位(以下、エチレン単位ともいう)は、1〜
6重量%であることが必要であり、上記成形体の特性等
を勘案すると、1.5〜6重量%であることが好まし
く、2〜4重量%であることがより好ましい。エチレン
単位が1重量%未満の場合、透明性が劣るため好ましく
なく、6重量%を越える場合では、成形品の剛性が低下
するために好ましくない。
ダム共重合体は、本発明の効果を損なわない範囲で、後
述する予備重合工程において生じるプロピレンおよび、
または他のα−オレフィン重合体成分を微量含んでいて
もかまわない。
備重合倍率により異なるが、通常は、0.5重量%以下
である。また、上記したプロピレン以外のα−オレフィ
ンとしては、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセン等の
直鎖状α−オレフィン、3−メチル−1−ブテン、4−
メチル−1−ペンテン、ビニルシクロアルカン等の分岐
状α−オレフィンを挙げることができる。
重合体は、温度上昇溶離分別法による溶出曲線におい
て、20℃における値を0wt%としたときの積分曲線
より算出される90重量%溶出時の溶出温度(T90%)と
20重量%溶出時の溶出温度(T20%)が下記式 (T90%−T20%)≧3×[エチレンに基づく単量体単位
(重量%)]+6 である点に最大の特徴を有する。
晶性分布が上記式を満たすことにより、得られる成形体
の剛性、耐衝撃性のバランスに優れ、かつ透明性を向上
させることができる。
れる成形体の剛性ならびに耐衝撃性のバランスが低下
し、また透明性が低下するために好ましくない。
ましい範囲は、 (T90%−T20%)≧3×[エチレンに基づく単量体単位
(重量%)]+7 であり、さらに好ましくは、 (T90%−T20%)≧3×[エチレンに基づく単量体単位
(重量%)]+8 である。
重合体は、含有するチタン原子が3ppm以下であるこ
とが必要であり、好ましくは2ppm以下である。一
方、塩素原子の濃度は30ppm以下であることが必要
であり、好ましくは20ppm以下である。
場合には、得られる成形体の色調が黄色になり好ましく
ない。また、塩素原子の濃度が、30ppmを越える場
合、該塩素を補足するために添加した金属石鹸から脂肪
酸が遊離し、成形時に装置の汚れを生じて成形品の外観
不良の原因となるため好ましくない。
よって測定した値である。本発明のプロピレン−エチレ
ンランダム共重合体におけるこれらの値は、重合により
得られたプロピレン−エチレンランダムランダム共重合
体そのものについての値である。
重合体は、上記したように温度上昇溶離分別法による溶
出曲線が特定の関係であり、かつチタン原子および塩素
原子の含有量が特定量以下であれば、本発明の効果を発
揮することができるが、さらに以下のような特性を有し
ていることが好ましい。
重合体は、低温トルエン可溶分量で示される低分子量非
晶成分の量が少ないことが好ましい。即ち、本発明のプ
ロピレン−エチレンランダム共重合体の低温トルエン可
溶分量S(wt%)の値は、エチレンに基づく単量体単
位E(モル%)との関係において、下記式 S≦0.37×E+1.5 を満足することが好ましく、より好ましい範囲は、 S≦0.37×E+1.0 であり、更に好ましくは、 S≦0.35×E+1.0 である。
式の範囲内にすることにより成形体のブリード白化がな
く、シートの耐ブロッキング性を有したプロピレン−エ
チレンランダム共重合体を得ることができる。
ンランダム共重合体の低温トルエン可溶分量S(重量
%)の値は、プロピレン−エチレン系ランダム共重合体
をトルエンに100℃で完全に溶かした後、−18℃に
冷却後、静置して析出した成分は濾別し、トルエン溶液
よりトルエンを完全に蒸発することによりトルエン可溶
分量を得、これより下記式 S=(可溶分の量(g)/使用したランダム共重合体の
量(g))×100 により求めた値である。
重合体は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)で測定される重量平均分子量(Mw)と数平
均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)で表される分子量
分布が4.0以上であることが好ましい。Mw/Mnを
4.0以上にすることにより、溶融張力、加工性が優
れ、また成形体の剛性も優れたプロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体を得ることができる。
重合体の製造方法は、上記したように温度上昇溶離分別
法による溶出曲線が特定の関係であり、かつチタン原子
および塩素原子の含有量が特定量以下になるような製造
方法であれば、特に制限されれるものではなく、例え
ば、以下に示す方法により容易かつ好適に製造すること
ができる。
として含有する固体チタン化合物 [B]有機アルミニウム化合物 [C]t−ブチル(n−プロピル)ジメトキシシラン よりなる触媒の存在下に、プロピレンとエチレンとをラ
ンダム共重合を行う方法である。
[A]は、オレフィンの重合に使用されることが公知の
化合物が何ら制限なく採用され、特に、チタン、マグネ
シウム及びハロゲンを成分とし、触媒活性が高い固体チ
タン化合物が好適である。上記触媒活性の高い固体チタ
ン化合物は、ハロゲン化チタン、特に四塩化チタンを種
々のマグネシウム化合物に担持させたものが好適であ
る。固体チタン化合物の製法は公知の方法が何ら制限な
く採用される。例えば、四塩化チタンを塩化マグネシウ
ムなどのマグネシウム化合物と共粉砕する方法、アルコ
ール、エーテル、エステル、ケトン又はアルデヒド等の
電子供与体の存在下にハロゲン化チタンとマグネシウム
化合物とを共粉砕する方法、または、溶媒中でハロゲン
化チタン、マグネシウム化合物及び電子供与体を接触さ
せる方法等が挙げられる。そのような固体チタン化合物
の製法は、例えば、特開昭56−155206号公報、
同56−136806号公報、同57−34103号公
報、同58−8706号公報、同58−83006号公
報、同58−138708号公報、同58−18370
9号公報、同59−206408号公報、同59−21
9311号公報、同60−81208号公報、同60−
81209号公報、同60−186508号公報、同6
0−192708号公報、同61−211309号公
報、同61−271304号公報、同62−15209
号公報、同62−11706号公報、同62−7270
2号公報、同62−104810号公報等に示されてい
る方法を採用すればよい。
ィンの重合に用いられることが公知の化合物を何等制限
なく使用できる。例えば、トリメチルアルミニウム、ト
リエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウ
ム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリ−i−ブチル
アルミニウム、トリ−n−ヘキシルアルミニウム、トリ
−n−オクチルアルミニウム、トリ−n−デシルアルミ
ニウム等のトリアルキルアルミニウム類、エチルアルミ
ニウムジクロライド、エチルアルミニウムセスキクロラ
イド、ジエチルアルミニウムクロライド、ジエチルアル
ミニウムブロマイド、ジエチルアルミニウムアイオダイ
ド、ジイソブチルアルミニウムクロライド、ジn−プロ
ピルアルミニウムクロライド、エチルアルミニウムジブ
ロマイド、エチルアルミニウムジアイオダイド、イソブ
チルアルミニウムジクロライド、イソブチルアルミニウ
ムジブロマイド、イソブチルアルミニムジアイオダイド
等のハロゲン原子含有のアルキルアルミニウム類を挙げ
ることができる。また、モノエトキシジエチルアルミニ
ウム、ジエトキシモノエチルアルミニウム等のアルコキ
シアルミニウム類を用いることもできる。
プロピル)ジメトキシシランである。特に触媒成分
[C]として、t−ブチル(n−プロピル)ジメトキシ
シランという特定の物質を用いることにより、前記し
た、温度上昇溶離分別法による溶出曲線が特定の関係で
あり、かつチタン原子および塩素原子の含有量が特定量
以下である特定量のエチレン単位を有するプロピレン−
エチレン共重合体を、容易かつ好適に製造することが可
能となる。
重合体は、上記の触媒成分の存在下にプロピレンとエチ
レンとをランダム共重合することにより得られるが、プ
ロピレン−エチレンランダム共重合体の低温トルエン可
溶分をより低減させ、かつ重合により得られる重合体粒
子の粒子性状を向上させるために、固体チタン化合物
[A]として、下記に示すプロピレンまたは他のα−オ
レフィンにより予備重合を施した予備重合触媒を用いる
ことが有効である。該予備重合の条件は特に限定される
ものではないが、例えば、下記の条件で行われることが
より好ましい。
〜20の炭化水素基、nは、0≦n<4である。)で示
される有機ケイ素化合物および、必要に応じ、 [G]一般式[II] R3I [II] (ここで、R3は、ヨウ素原子であるかあるいは炭素数
1〜20の炭化水素基である。)で示されるヨウ素化合
物の存在下にプロピレンまたは他のα−オレフィンを
[D]チタン化合物の1g当たり0.1〜50gを予備
重合せしめる方法が好適である。
および[E]有機アルミニウム化合物は、前記に示した
化合物をそのまま採用することができる。
物[E]の使用量は、特に制限されるものではないが、
一般にチタン化合物中のTi原子に対しAl/Ti(モ
ル比)で1〜100であることが好ましく、さらに3〜
10であることが好ましい。
一般式[I]で示される化合物を何ら制限なく採用され
るが、ランダム共重合に用いられるt−ブチル(n−プ
ロピル)ジメトキシシラン以外の化合物を用いること
が、得られるランダム共重合体粒子の互着を防止でき、
粒子性状をより向上させることができるためにより好ま
しい。
素数1〜20の炭化水素基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、sec−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基、および後述するようなシク
ロペンチル基、アルキル基置換シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基、アルキル基置換シクロヘキシル基、t−
ブチル基、t−アミル基、フェニル基、アルキル置換フ
ェニル基等が挙げられる。
素化合物を例示すると次の通りである。例えば、トリメ
チルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジ−
t−ブチルジメトキシシラン、ジ−t−アミルジメトキ
シシラン、ジシクロヘキシルジメトキシシラン、ジ(2
−メチルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(3−
メチルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(2−エ
チルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(2,3−
ジメチルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(2,
4−ジメチルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ
(2,5−ジメチルシクロペンチル)ジメトキシシラ
ン、ジ(2,3−ジエチルシクロペンチル)ジメトキシ
シラン、ジ(2,3,4−トリメチルシクロペンチル)
ジメトキシシラン、ジ(2,3,5−トリメチルシクロ
ペンチル)ジメトキシシラン、ジ(2,3,4−トリエ
チルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(テトラメ
チルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(テトラエ
チルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジ(2−メチ
ルシクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(3−メチル
シクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(4−メチルシ
クロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2−エチルシク
ロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2,3−ジメチル
シクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2,4−ジメ
チルシクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2,5−
ジメチルシクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2,
6−ジメチルシクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ
(2,3−ジエチルシクロヘキシル)ジメトキシシラ
ン、ジ(2,3,4−トリメチルシクロヘキシル)ジメ
トキシシラン、ジ(2,3,5−トリメチルシクロヘキ
シル)ジメトキシシラン、ジ(2,3,6−トリメチル
シクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2,4,5−
トリメチルシクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ
(2,4,6−トリメチルシクロヘキシル)ジメトキシ
シラン、ジ(2,3,4−トリエチルシクロヘキシル)
ジメトキシシラン、ジ(2,3,4,5−テトラメチル
シクロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(2,3,4,
6−テトラメチルシクロヘキシル)ジメトキシシラン、
ジ(2,3,5,6−テトラメチルシクロヘキシル)ジ
メトキシシラン、ジ(2,3,4,5−テトラエチルシ
クロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(ペンタメチルシ
クロヘキシル)ジメトキシシラン、ジ(ペンタエチルシ
クロヘキシル)ジメトキシシラン、t−アミルメチルジ
メトキシシラン、シクロペンチルメチルジメトキシシラ
ン、シクロペンチルエチルジメトキシシラン、シクロペ
ンチルイソブチルジメトキシシラン、ジシクロペンチル
ジメトキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシ
ラン、シクロヘキシルエチルジメトキシシラン、シクロ
ヘキシルイソブチルジメトキシシラン、ジフェニルジメ
トキシシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、エチ
ルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、メ
チルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシ
ラン、デシルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキ
シシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、t−ブチルトリエトキシシラン、n−ブチ
ルトリエトキシシラン、シクロペンチルトリメトキシシ
ラン、シクロヘキシルトリメトキシシラン、シクロペン
チルトリエトキシシラン、シクロヘキシルトリエトキシ
シラン、フェニルトリエトキシシラン、ケイ酸エチル、
ケイ酸ブチルなどを挙げることができる。
使用量は特に制限されるものではないが、一般にはチタ
ン化合物中のTi原子に対しSi/Ti(モル比)で
0.1〜100であることが好ましく、0.5〜10で
あることが好ましい。
ダム共重合体の低温トルエン可溶分量をより低下させる
ために、予備重合においてヨウ素化合物[G]を用いる
ことが好ましい。
で示される化合物が何等制限なく採用される。前記一般
式[II]中のR3は、ヨウ素原子であるかあるいは炭素
数1〜20の炭化水素基であり、炭化水素基の場合はア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはアリール
基等の炭化水素基である。本発明において好適に使用で
きるヨウ素化合物を具体的に例示すれば、例えば、ヨウ
素、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ヨウ化プロピル、ヨ
ウ化ブチル、ヨウ化ベンゼン、p−ヨウ化トルエン等で
ある。中でもヨウ素、ヨウ化メチル、ヨウ化エチルなど
が好ましい。
特に制限されないが、一般にはチタン化合物中のTi原
子に対し、I/Ti(モル比)で0.1〜100である
ことが好ましく、さらに0.5〜50であることが好ま
しい。
されてもよく、一括混合されたものを用いても良い。逐
次添加の場合の添加順序は特に限定されない。
ィンの重合量は、チタン化合物1g当り0.1〜50
g、好ましくは1〜20gの範囲であり、工業的には1
〜10gの範囲が好適である。予備重合で用いられるプ
ロピレン以外のα−オレフィンとしては、エチレン、1
−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン等の直鎖状α−
オレフィンの他に3−メチル−1−ブテン、4−メチル
−1−ペンテン、ビニルシクロアルカン等の分岐α−オ
レフィンが挙げられる。また、上記のプロピレンまたは
α−オレフィンを2種類以上同時に使用することも可能
である。また、予備重合で水素を共存させることも可能
である。
のが好ましく、溶媒として、ヘキサン、ヘプタン、シク
ロヘキサン等の飽和脂肪族炭化水素、もしくはベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素を単独で、又はこれら
の混合溶媒を用いることができる。予備重合温度は、一
般に−20〜100℃、特に0〜60℃の温度が好まし
く、予備重合を多段階に行う場合には各段で異なる温度
の条件下で行ってもよい。予備重合時間は、予備重合温
度及び予備重合での重合量に応じ適宜決定すればよく、
予備重合における圧力は限定されるものではないが、ス
ラリー重合の場合は、一般に大気圧〜5kg/cm2程
度である。予備重合は、回分、半回分、連続のいずれの
方法で行ってもよい。予備重合終了時には、ヘキサン、
ヘプタン、シクロヘキサン等の飽和脂肪族炭化水素、も
しくはベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素を単独
で、又は混合溶媒で洗浄することが好ましく、洗浄回数
は通常の場合5〜6回が好ましい。
の共重合は、[A]固体チタン化合物と[B]有機アル
ミニウム化合物と[C]t−ブチル(n−プロピル)ジ
メトキシシランの存在下に本重合が好適に行われる。
れる予備重合触媒を[A]固体チタン化合物として使用
しすればよい。
t−ブチル(n−プロピル)ジメトキシシランを使用す
ることにより、得られるプロピレン−エチレンランダム
共重合体は、重合後、溶剤による抽出、分別、洗浄等の
後処理をしない場合においても、低温可溶分が前記範囲
の低い値を示し、かつ、チタンおよび塩素原子の濃度に
ついても前記したように極めて低い値を示し、さらに
は、前記した、温度上昇溶離分別法による溶出曲線が特
定の関係を示したものが容易に得られる。
件は、本発明の効果が認められる限り特に制限されず、
公知の方法を採用することができるが、一般には次の条
件が好ましい。
物[B]の使用量は特に制限されないが、一般には予備
重合で得られたチタン化合物中のTi原子に対しAl/
Ti(モル比)で10〜1000であることが好まし
く、さらには20〜500であることが好適である。
キシシランの使用量は、特に限定されるものではない
が、一般にはチタン化合物のTi原子に対しSi/Ti
(モル比)で0.1〜1000であることが好ましく、
さらには1〜100であることが特に好ましい。また、
これら本重合に用いられる成分の添加順序は、とくに制
限されない。有機アルミニウム化合物と有機ケイ素化合
物を混合して用いても差し支えない。
0〜150℃であり、分子量調節剤として水素を共存さ
せることもできる。また、重合は、スラリー重合、無溶
媒重合、及び気相重合にも適用でき、回分式、半回分
式、連続式のいずれの方法でもよく、更に重合を条件の
異なる2段以上に分けて行うこともできる。
重合体のメルトフローレートは、成形体の種類において
適宜選択すれば良く、例えば、シート成形用として用い
る場合は、0.1〜20g/10分、好ましくは、0.
5〜10g/10分、さらに好ましくは、1.0〜5g
/10分が好適である。射出成形用として用いる場合
は、5.0〜100g/10分、好ましくは、10〜8
0g/10分、さらに好ましくは20〜60g/10分
が好適である。メルトフローレートを上記範囲にするこ
とにより、溶融張力が十分で成形性が良好になる。
重合体は、そのまま使用することもでき、また必要に応
じて従来公知の添加剤等を併用して使用することもでき
る。
重合体を使用することにより、本発明の目的を達成する
ことができるが、さらに、造核剤を併用することによ
り、本発明の効果をより発揮することができる。
明性、剛性の改良に広く用いられているものを何ら制限
なく用いることができる。用いる造核剤の種類により透
明性、剛性等の改良効果は異なるが、本発明のプロピレ
ン−エチレンランダム共重合体と造核剤とを併用した場
合、従来公知のプロピレン−エチレンランダム共重合体
と造核剤とを併用した場合と比較して、著しく透明性剛
性等を改良することができる。
ビトール、ビス(p−メチルジベンジリデン)ソルビト
ール、ビス(p−エチルジベンジリデン)ソルビトール
等のジベンジリデンソルビトール系造核剤;リン酸水素
二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、酸化マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸ナ
トリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、硫
酸マグネシウム、硫酸バリウム、タルク、カオリン、ア
ルミナ、シリカ、クレー等の無機系造核剤;酢酸ナトリ
ウム、安息香酸ナトリウム、p−t−ブチル安息香酸ナ
トリウム、フタル酸水素ナトリウム、ステアリン酸ナト
リウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウム、パルミチン酸ナトリウム等の有機カルボン酸塩
系造核剤;リン酸ビス(4−t−ブチルフェニル)ナト
リウム、リン酸2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−
t−ブチルフェニル)ナトリウム等のリン酸系エステル
ナトリウム塩系造核剤などが挙げられる。これらの造核
剤は、2種以上を組合せて用いることもできる。
上に対して特に好ましいものは、ジベンジリデンソルビ
トール系造核剤である。
対する造核剤の配合量は、プロピレン−エチレンランダ
ム共重合体100重量部に対し、0.5重量部以下であ
ることが好ましく、より好ましくは0.05〜0.4重
量部、さらに好ましくは、0.15〜0.30重量部で
ある。配合量を上記範囲にすることにより、成形時の金
型の汚染、成形体のブリード白化、臭気の増加等の問題
が生じることなく、透明性、剛性の向上効果が発揮され
る。
ンダム共重合体と造核剤とのプロピレン系樹脂組成物の
製造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、プ
ロピレン−エチレンランダム共重合体と所定量の造核剤
とをリボンブレンダー、タンブラーミキサー、ヘンシェ
ルミキサー、スーパーミキサー等で撹拌混合し、ついで
その混合物をロール、バンバリーミキサー、押出機等を
用いて150〜300℃、好ましくは180〜250℃
で溶融混練しペレット化する方法が挙げられる。
脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、優れ
た透明性を維持しつつ剛性等を付与する目的で、さらに
他のプロピレン系重合体を混合することができる。
レン単独重合体及びプロピレンとプロピレン以外のα−
オレフィンとのランダム共重合体が好適である。上記α
−オレフィンとしては、エチレン、1−ブテン、1−ペ
ンテン、1−ヘキセン等が挙げられる。また、上記α−
オレフィンの共重合割合は、剛性向上効果等を勘案する
と、1モル%以下であるものが好適である。
明性等を勘案すると、前記プロピレン系樹脂組成物中に
おいて、1/3以下、すなわちプロピレン系樹脂組成物
100重量部に対し50重量部以下が好適であり、より
好ましくは5〜45重量部、さらに好ましくは10〜4
0重量部である。
範囲にすることにより、造核剤により著しく向上した透
明性を全く損なうことなく、剛性が向上する。
ートは、0.1〜100g/10分であることが好適で
あり、また、メルトフローレートが混合するプロピレン
系樹脂組成物と同程度のものを用いることが、均一分
散、成形性において好ましい。
樹脂との混合方法は特に限定されるものではなく、プロ
ピレン−エチレンランダム共重合体と造核剤との混合時
と同時に溶融混練しペレット化したもの、或いは、プロ
ピレン系樹脂組成物とポリプロピレン樹脂とのペレット
同士をタンブラーミキサー等でドライブレンドしたもの
でもよい。
重合体及びそれを用いた樹脂組成物には、必要に応じて
酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、防曇剤、金属石鹸
等の塩素捕捉剤、あるいは分散剤等を本発明の目的を損
なわない範囲で併用してもよい。
共重合体は、温度上昇分離分別法で測定される結晶性分
布が特定の関係であるため、シート、フィルムに成形さ
れた際の剛性、耐衝撃性、透明性に優れている。
め、塩素捕捉剤として金属石鹸を用いた場合の脂肪酸の
遊離によるロール汚れがなく、且つ色調、外観にも優れ
ることも特徴である。
従来のプロピレン−エチレンランダム共重合体では、達
成できなかった優れた透明性を示す。
ンダム共重合体は、各種延伸フィルム、無延伸フィル
ム、シート、射出成形等の材料として好適に用いること
ができる。例えば、ディスポーザブル注射器、輸血バッ
グ、採血器具等の医療用器具類;食品、植物等の包装
物、衣装ケースや衣料保存用のコンテナ等の各種ケース
類;カップ、レトルト食品の包装容器;電子レンジ用容
器;ジュース、茶用の飲料用、化粧用、医療用、シャン
プー用等の缶、ビン等のケースおよび容器;味噌、醤油
等の調味料容器およびキャップ;水、米、パン、漬け物
等の食品用ケースおよび容器;冷蔵庫用ケース等の雑
貨;ファイル、ホルダー等の文具;電気、機械部品;自
動車用部品の材料として好適である。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。以下の実施例において用いた測定方法について
説明する。
と略す) ASTM D−790に準拠した。
ATREFを用いて、次の条件で測定した。
φ」30mmφ×300mm 濃度 :1g/120ml 注入量 :100ml この場合、カラム内に試料溶液を145℃で導入した
後、2℃/時間の速度で10℃まで徐冷して試料ポリマ
ーを充填剤表面に吸着させた後、カラム温度を上記温度
で昇温することにより、各温度で溶出してきたポリマー
濃度を赤外検出器で測定した。
100℃まで昇温した後、更に30分攪拌を続け、ポリ
マーを完全に溶かした後、トルエン溶液を−18℃、2
4時間放置した。析出物は濾別し、トルエン溶液を完全
に留去することで可溶分を得た。
エン可溶分(g)/ポリマー1g)×100 で表される。
度の測定 ポリマー約10gを230℃でプレス成形を行い、円盤
状のシートを作成した後、理学電機社製全自動蛍光X線
分析装置システム3080を用い測定を行った。
分率の算出13 C−NMRにより、溶媒としてo−ジクロロベンゼン
/重水素ベンゼン(9/1vol%)を用い、試料濃度
約200mg/1ml、内部標準物質TMS、測定温度
100℃で測定を行い、その結果より、「新版 高分子
分析ハンドブック」(1995年、紀伊国屋書店発行、
615〜617頁)に記載の方法により算出した。
た。尚、測定は、JISK6758に準拠し、樹脂の流
れ方向のヤング率を測定した。
した。
インチで行った。
昭58−83006号公報の実施例1の方法に準じて行
った。即ち、無水塩化マグネシウム0.95g(10m
mol)、デカン10ml、及び2−エチルヘキシルア
ルコール4.7ml(30mmol)を125℃で2時
間加熱攪拌した。この溶液中に無水フタル酸0.55g
(6.75mmol)を添加し、125℃にて更に1時
間攪拌混合を行い均一溶液とした。室温まで冷却した
後、120℃に保持された四塩化チタン40ml(0.
36mol)中に1時間にわたって全量滴下装入した。
その後、この混合溶液の温度を2時間かけて110℃に
昇温し、110℃に達したところでジイソブチルフタレ
ート0.54mlを添加し、これより2時間110℃に
て攪拌下に保持した。2時間の反応終了後、濾過し固体
部を採取し、この固体部を200mlのTiCl4にて
再懸濁させた後、再び110℃で2時間の加熱反応を行
った。反応終了後、再び熱濾過にて固体部を採取し、デ
カン及びヘキサンにて、洗液中に遊離のチタン化合物が
検出されなくなるまで十分洗浄した。固体Ti触媒の組
成はチタン2.1重量%、塩素57重量%、マグネシウ
ム18.0%、及びジイソブチルフタレート21.9重
量%であった。
のオートクレーブに精製n−ヘキサン200ml、トリ
エチルアルミニウム50mmol、ジフェニルジメトキ
シシラン10mmol、ヨウ化エチル50mmol、及
び固体Ti触媒成分をTi原子換算で5mmol装入し
た後、プロピレンを固体触媒成分1gに対し3gとなる
ように30分間連続的にオートクレーブに導入した。な
お、この間の温度は15℃に保持した。30分後に反応
を停止し、オートクレーブ内をN2で充分に置換した。
得られたスラリーの固体部分を精製n−ヘキサンで4回
洗浄し、チタン含有ポリプロピレンを得た。分析の結
果、固体Ti触媒成分1gに対し2.1gのプロピレン
が重合されていた。
レンを600kg装入し、トリエチルアルミニウム61
2mmol、t−ブチル(n−プロピル)ジメトキシシ
ラン306mmol、更に水素ガスを導入した後、重合
槽の内温を55℃に昇温した。ついでエチレンを導入
し、チタン含有ポリプロピレンをTi原子として1.5
mmol装入した。続いてオートクレーブの内温を65
℃まで昇温しエチレンガス濃度を一定に保つようにエチ
レンを供給しながら2時間重合を行った。重合終了後、
未反応のプロピレンをパージし、白色顆粒状の重合体を
得た。得られた重合体は70℃で1時間の乾燥を行っ
た。結果を表2に示した。
ンダム共重合体100重量部に、酸化防止剤として2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.1重量部、塩
素補足剤としてステアリン酸カルシウム0.05重量部
を添加し、ヘンシェルミキサーで5分間混合した後、ス
クリュ−径65mmφの押出造粒機を用いて230℃で
押し出し、ペレットを造粒し原料ペレットを得た。
レンランダム共重合体ペレットを用いて以下の方法で無
延伸シートを作成した。原料ペレットをスクリュー径4
0mmφのTダイ製膜機でダイ温度230℃で溶融押出
しを行い、表面温度40℃の冷却ロールで冷却し厚み
0.5mmの無延伸シートを得た。この時の冷却ロール
のロール汚れの状態を観察すると同時に、得られたシー
トは成形後、24時間後に物性測定を行った。結果を表
3に示した。
素を50mmol用いた以外は、実施例1と同様の方法
で行った。
合時に使用したシラン化合物を表1に、また、得られた
ランダム共重合体の結果を表2、表3に示した。
ったほかは、実施例1と同様の方法で行った。
合時に使用したシラン化合物を表1に、また、得られた
ランダム共重合体の結果を表2、表3に示した。
リマー中のエチレン単位量が1.5wt%(実施例4)
5.5wt%(実施例5)とした以外は、実施例1と同
様の方法で重合を行った。
合時に使用したシラン化合物を表1に、また、得られた
ランダム共重合体の結果を表2、表3に示した。
ーブに、精製n−ヘキサン200ml、ジエチルアルミ
ニウムクロライド50mmol、及び丸紅ソルベー社製
三塩化チタンを3.5g挿入した後、プロピレンを固体
触媒成分1gに対し3gとなるように30分間連続的に
オートクレーブに導入した。なお、この間の温度は15
℃に保持した。30分後に反応を停止し、オートクレー
ブ内をN2で充分に置換した。得られたスラリーの固体
部分を精製n−ヘキサンで4回洗浄し、チタン含有ポリ
プロピレンを得た。分析の結果、三塩化チタン触媒成分
1gに対し2.1gのプロピレンが重合されていた。
レンを600kg装入し、ジエチルアルミニウムクロラ
イド612mmol、更に水素ガスを導入した後、重合
槽の内温を55℃に昇温した。ついでエチレンを導入
し、チタン含有ポリプロピレンを三塩化チタン換算で2
0g装入した。続いてオートクレーブの内温を65℃ま
で昇温しエチレンガス濃度を一定に保つようにエチレン
を供給しながら2時間重合を行った。重合終了後、未反
応のプロピレンをパージし、白色顆粒状の重合体を得
た。得られた重合体は70℃で1時間の乾燥を行った。
合時に使用したシラン化合物を表1に、また、得られた
ランダム共重合体の結果を表2、表3に示した。
ンの代わりにシクロヘキシルメチルジメトキシシラン
(実施例6)、ジシクロヘキシルジメトキシシラン(実
施例7)、フェニルメチルジメトキシシラン(実施例
8)、シクロヘキシルエチルジメトキシシラン(実施例
9)、トリメチルメトキシシラン(実施例10)、フェ
ニルトリエトキシシラン(実施例11)、ケイ酸エチル
(実施例12)、t−ブチル(n−プロピル)ジメトキ
シシラン(実施例13)を用いた他は、実施例1と同様
に行った。
合時に使用したシラン化合物を表1に、また、得られた
ランダム共重合体の結果を表2、表3に示した。
ジメトキシシランの代わりに、表2に示したシラン化合
物を用いた以外は実施例1と同様に行った。
合時に使用したシラン化合物を表1に、また、得られた
ランダム共重合体の結果を表2、表3に示した。
ポリマー中のエチレン含量を0.5wt%とした以外
は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表2に示す
が、得られたポリマーを実施例1と同様に造粒を行った
後に、シートの成形を行ったが、耐衝撃性性に劣り実用
的でなかった。
ポリマー中のエチレン含量を6.5wt%とした以外
は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表2に示す
が、得られたポリマーを実施例1と同様に造粒を行った
後に、シート成形を行ったが、剛性に劣り実用的でなか
った。
−ジ(p−メチルベンジリデン)ソルビトール(商品名
ゲルオールMD、新日本理化社製)を0.25重量部添
加した以外は、実施例1と同様に行った。結果を表4に
示した。
1.8g/10分)を30重量部添加した以外は、実施
例14と同様に行った。結果を表4に示した。
とした以外は、実施例14と同様に行った。結果を表4
に示した。
5重量部とした以外は、実施例15と同様に行った。結
果を表4に示した。
Claims (3)
- 【請求項1】プロピレンに基づく単量体単位が94〜9
9重量%、エチレンに基づく単量体単位が1〜6重量%
であるプロピレン−エチレンランダム共重合体であっ
て、温度上昇溶離分別法による溶出曲線において、20
℃における値を0wt%としたときの積分曲線より算出
される90重量%溶出時の溶出温度(T90 %)と20重量
%溶出時の溶出温度(T20%)が下記式 (T90%-T20%)≧3×[エチレンに基づく単量体単位
(重量%)]+6 であり、かつ、含有されるチタン原子が3ppm以下、
塩素原子が30ppm以下であることを特徴とするプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体。 - 【請求項2】下記成分[A]、[B]及び[C]よりな
る触媒の存在下で、プロピレンとエチレンとを共重合す
ることを特徴とする請求項1記載のプロピレン−エチレ
ンランダム共重合体の製造方法。 [A]マグネシウム、チタン、及びハロゲンを必須成分
として含有するチタン化合物 [B]有機アルミニウム化合物 [C]t−ブチル(n−プロピル)ジメトキシシラン - 【請求項3】請求項1記載のプロピレン−エチレンラン
ダム共重合体が2/3以上含有されてなる樹脂100重
量部と、造核剤0.5重量部以下とからなるプロピレン
系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10125744A JPH11335421A (ja) | 1998-03-27 | 1998-05-08 | プロピレン系ランダム共重合体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206598 | 1998-03-27 | ||
| JP10-82065 | 1998-03-27 | ||
| JP10125744A JPH11335421A (ja) | 1998-03-27 | 1998-05-08 | プロピレン系ランダム共重合体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11335421A true JPH11335421A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=26423095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10125744A Pending JPH11335421A (ja) | 1998-03-27 | 1998-05-08 | プロピレン系ランダム共重合体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11335421A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171169A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Mitsui Chemicals Inc | ポリプロピレン樹脂組成物 |
| JP2010260346A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-11-18 | Japan Polypropylene Corp | 防曇性プロピレン系樹脂シート |
| CN110283388A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-09-27 | 中韩(武汉)石油化工有限公司 | 一种耐伽马照射聚丙烯透明医用料的制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05295025A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-09 | Tosoh Corp | ポリオレフィンの製造方法 |
| JPH11228629A (ja) * | 1997-12-11 | 1999-08-24 | Sumitomo Chem Co Ltd | プロピレン系重合体、その製造方法およびそれから得られる発泡成形体 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP10125744A patent/JPH11335421A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05295025A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-09 | Tosoh Corp | ポリオレフィンの製造方法 |
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| CN110283388A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-09-27 | 中韩(武汉)石油化工有限公司 | 一种耐伽马照射聚丙烯透明医用料的制备方法 |
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