JPH11335583A - カーボンブラック - Google Patents

カーボンブラック

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JPH11335583A
JPH11335583A JP14252898A JP14252898A JPH11335583A JP H11335583 A JPH11335583 A JP H11335583A JP 14252898 A JP14252898 A JP 14252898A JP 14252898 A JP14252898 A JP 14252898A JP H11335583 A JPH11335583 A JP H11335583A
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diameter
rubber
dmod
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JP14252898A
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Nobutake Mise
信猛 見勢
Yutaka Fukuyama
裕 福山
Hiroaki Takehara
弘明 武原
Yuichi Sekine
勇一 関根
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂着色剤、印刷インキ、塗料において黒色顔
料として使用したときに、従来二律背反の関係にあり困
難とされていた黒色度と分散性を満足するカーボンブラ
ックを提供する。 【解決手段】N2 SAが200m2 /g以上で、Dmod
が80nm以下で、D1/ 2 /Dmod の比が0.6以下、
pH値が5以上である、カーボンブラック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は充填材料、補強材
料、導電材料及び着色顔料などの種々の用途に用いられ
るカーボンブラックに関するものである。
【0002】
【従来技術】カーボンブラックは顔料、充填剤、及び補
強用顔料、耐候性改善剤として広く使用されており、そ
の製法は、一般に円筒状のカーボンブラック製造炉の第
1反応帯域に、炉軸方向又は接線方向に酸素含有ガスと
燃料を導入して、これらの燃焼によって得られた高温燃
焼ガス流を、引き続いて炉軸方向に設置された第2反応
帯域に移動させながら、該ガス流中に原料炭化水素を導
入してカーボンブラックを生成させ、第3反応帯域で反
応ガスを急冷して反応を停止させるファーネス式製造法
が広く知られている。
【0003】樹脂着色剤、印刷インキ、塗料において着
色剤として使用されるカーボンブラックは黒度、分散
性、光沢、着色力に優れたものが求められ、また主に自
動車用タイヤの補強剤として使用されるカーボンブラッ
クは耐摩耗性に優れたものが求められる。カーボンブラ
ック粒子は串に刺した団子のように粒子同士が融着した
状態で存在し、個々の球状粒子は団子と団子の山と谷を
特徴付けているにすぎないが、これを単一粒子と見なし
た粒子径は各種用途における性能、例えば補強性や黒色
度などに密接に関係している。(カーボンブラック便覧
第3版、I.総括概論 7頁)。
【0004】カーボンブラックの粒子径はそのグレード
により10〜300nmの範囲にあって、いわゆるエア
ロゾルやコロイドの領域に属している。カーボンブラッ
クを黒色顔料として使用した場合の黒度・着色力は、カ
ーボンブラックの粒子径への依存性が大きく、粒子径が
小さくなるほど高黒度となることが知られている。例え
ば黒度と粒子径との関係は特開昭50−68992号公
報に開示されている。また、このような小粒径のカーボ
ンブラックはタイヤの補強剤として使用された場合に
は、高度の耐摩耗性を示すことが知られている。しかし
ながら、インキや塗料のビヒクル並びに樹脂に配合した
場合、小粒子径化は分散性や流動性の劣化をひきおこ
す。この粒子径は、少なくとも1.5〜2nmの分解能
を有する電子顕微鏡により数万倍の写真を撮影し直接測
定して求められる。しかし、この方法は小粒子径になれ
ばなるほど測定誤差が大きくなり、また小粒子径になる
ほど粒子径の値に対するその物理的意味が大きくなる。
つまり、粒子径の値が1nm異なるだけで、そのカーボ
ンブラックの物性は大きく異なるのである。このため、
カーボンブラックの物性を比表面積であらわす事も一般
的に行われている。比表面積であらわすと、粒子径が小
さくなるほど比表面積は大きくなるが、その増大割合が
増すため、粒子径が小さいことの物理的差異を詳しく表
現できる。しかし、特にN2 SAであらわされる比表面
積は、粒子表面にあいた細孔等の面積をも含めるため、
同じ粒子径でも細孔等の表面状態によってその値が変わ
ってくる。このため、粒子径と一義的に対応しているわ
けではない。
【0005】また、カーボンブラックが使用された時の
製品物性に影響を及ぼす重要な要素として、粒子径とと
もに凝集体がある。凝集体の大きさは、ゴムに配合した
場合の引張応力や押し出し特性、インキや塗料のビヒク
ル並びに樹脂に配合した場合の分散性や黒色度、粘度な
どに多大な影響を与える。カーボンブラックは最終的に
はカーボンブラック粒子が何個も連なった凝集体の集合
体で構成されており、この凝集体の大きさや形を制御す
る事はカーボンブラックの特性そのものを制御する事に
つながり、カーボンブラックの応用特性にとっては重要
である。
【0006】凝集体の効果については、凝集体を単なる
粒子とみなしてその大きさや分布の定量化が行われてい
る。凝集体を粒子として扱うことにより、種々の粒子径
測定技術が応用できるようになり、こうして測定される
凝集体の大きさは凝集体径として表現されている。凝集
体はカーボンブラックの特性に大きな影響を与え、これ
まで粒子径に起因すると考えられていたカーボンブラッ
クの特性の多くが、むしろ凝集体径によってより良く説
明できる場合のあることが明らかになってきた。例え
ば、着色力などの光学的性質や配合ゴム組成物の動的粘
弾性特性や補強性に対しては、凝集体径が大きな役割を
果たしていると考えられる。樹脂着色用途でみた場合
は、凝集体径は小さいほど高黒度になる事が知られてい
る。
【0007】一般に凝集体径を小さくする方法として
は、アルカリ金属塩またはその溶液を原料油に添加した
り、燃焼域或いは反応域に導入する事が行われている。
しかしながら、インキや塗料のビヒクル並びに樹脂に配
合した場合、小凝集体径化は分散性や流動性の劣化をひ
きおこす。凝集体径の分布もゴム特性、特に大きな耐磨
耗性を要求されるタイヤトレッドゴム組成物には大きな
影響を与え、その凝集体径分布も狭い方がより好ましい
とされている。
【0008】この凝集体径分布の狭さをあらわす指標と
して、遠心沈降法による凝集体ストークス相当径分布に
おける最大頻度ストークス相当径の半値幅D1/2 と最大
頻度ストークス相当径Dmod との比であるD1/2 /D
mod を用い、この値をある範囲に制御することで、この
カーボンブラックを混練したゴム配合物に改良された性
質を与える例もある。
【0009】例えば、特許 第2695701号では、
改良されたハンドリングとコーナリング性能、及び向上
した耐磨耗性、及び改良されたけん引性を付与するカー
ボンブラックとして、CTABが162m2 /g、I2
数が206mg/g、N2 SAが197m2 /g、Ti
nt値が154%、cDBPが100cc/100g、
DBPが133cc/100g、ΔDBP(ΔDBP=
DBP−cDBP)が33cc/100g、D1/2 が3
4nm、Dmod が58nm、D1/2 /Dmodの比が0.
59、ASTM凝集体積が106129nm3 のカーボ
ンブラックが開示されている。
【0010】また、特開平6−179774号公報に
は、D1/2 /Dmod が0.36、0.40,0.47、
0.63の、均一な凝集体径分布を持ったカーボンブラ
ックを得たと記載されている。
【0011】カーボンブラックを黒色顔料として使用し
た場合、非常に高黒度な、最高級塗料用や最高級樹脂着
色用などには、一般的にチャンネル法によって製造され
たものが用いられる。チャンネル法においては、粒子径
が13〜15nmの超微粒子で粒子径分布がシャープで
あり、N2 SAが500m2 /g程度以上の高比表面積
なカーボンブラックを製造する事ができ、それが非常に
高黒度を発揮するからである。また、特に高級塗料や高
級樹脂着色剤分野では、最も高黒度を発揮するカーボン
ブラックが市場を独占する傾向にある。
【0012】一方、チャンネル法は超微粒子・高比表面
積で高黒度のカーボンブラックを製造する事ができる反
面、酸素雰囲気で作るため、その製造プロセス自体が製
品収率が悪く、生産性が低い欠点を持っている。チャン
ネル法で製造された小粒子径・高比表面積のチャンネル
ブラックとして、例えば「FW200」(商品名、デグ
ッサ(株)製)が販売されており、粒子径は13nm、
2 SAは460m2/gとされている(いずれもカタ
ログ値)。しかしながら、このようなチャンネル法によ
り得られるチャンネルブラックは酸素雰囲気で製造され
るためにカーボンブラック自体が酸性を示す。このこと
により、以下の重要な欠点を有する。すなわち、 (1)樹脂に配合した場合、得られた樹脂組成物は劣化
しやすいものとなる。 (2)ゴムに配合した場合、得られたゴム組成物は耐磨
耗性に劣るものとなる。 (3)水性塗料組成物を調製した場合、塗料組成物中で
カーボンブラックが凝集しやすい。 といった欠点を本質的に有するものなのである。
【0013】そこで、生産効率の良いファーネス法でチ
ャンネルブラック並以上の黒度を有し、しかも塗料や樹
脂に配合した場合に分散性が良く、望ましくはチャンネ
ルブラックの有する上述のような欠点のないカーボンブ
ラックを製造することが求められている。また凝集体に
ついても、上記特開平6−179774号公報では、凝
集体径分布の狭いカーボンブラックを得るために、発生
したカーボンブラック粉末を遠心分離機により分離する
という、非常に煩雑な手段を要しており、「カーボンブ
ラックの発生工程の改良には限界がある。」「ちなみに
従来のカーボンブラックで到達し得るΔD50/dst(D
1/2 /Dmod と同義)値は0.6程度である。」とも記
載されている。
【0014】このように、凝集体径分布が狭いカーボン
ブラックがゴム物性に与える影響について、ある程度の
知見は得られているものの、実際に所望の凝集体径分布
を得ることは極めて困難であり、ましてやカーボンブラ
ックの粒子径、凝集体径、及び凝集体径分布といった複
数の重要な物性を、同時に望ましい範囲に制御する手段
は従来の公知の知見のみでは到底達成不可能と考えられ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
カーボンブラックの特性と、樹脂組成物等のカーボンブ
ラック含有組成物の物性との関係に関しては、一般に相
反関係にある黒度、分散性をいかに満足させるかが重要
な課題となっている。さらに、ゴム成分に配合してゴム
組成物とした際の耐磨耗性に優れること、樹脂組成物と
した際の劣化が抑えられることも要求される。その上、
一旦分散したカーボンブラックが再凝集することがあっ
てはならない。本発明は、種々のカーボンブラック含有
組成物を調製した際に、高黒度、良分散性を保ち凝集を
防止することができるカーボンブラックを提供すること
を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、カーボン
ブラックのマトリックス中での分散挙動、黒度に影響す
る因子を解析し、従来に比して、より高黒度で良分散性
を有するカーボンブラックを得るために種々検討した。
特に、チャンネルブラックと同等もしくは同等以上の黒
度を有し、しかも分散性の良好なカーボンブラックをフ
ァーネス法により製造する方法について種々の検討を行
った。その結果、微細凝集体が分散に悪影響を与えるこ
と、大凝集体が黒度に悪影響を与えること、従って微細
凝集体や大凝集体のない均一な凝集体を有するカーボン
ブラックが、高黒度で良分散性である事を見いだした。
すなわち、小粒子径、小凝集体径で凝集体径の分布がシ
ャープなカーボンブラック、その中でも特に大凝集体径
の存在しないカーボンブラックが、高黒度で分散性が良
い、つまり上述の二律背関係にあると考えられてきた黒
度と分散性との問題を解決するものであることを発見し
た。そして、N2 SAが200cc/g以上であり、D
mod が80nm以下で、D1/2 /Dmod の比が0.6以
下の新規なカーボンブラックをファーネス法で直接作製
する事に成功し、その特性が極めて優れていることをも
見いだしたのである。
【0017】さらに、カーボンブラックの分散性は、粒
子径と凝集体径以外にも、例えばpH値にも影響される
ことを本発明者らは見いだした。すなわち、pH値が低
いと、樹脂に混ぜたときに樹脂の分解が多い、水性塗料
として用いた場合凝集が起こりやすい、といった欠点が
あり、カーボンブラックのpHを特定の範囲とすること
も又、分散性に寄与することが判明した。すなわち、本
発明は、N2 SAが200m2 /g以上、Dmod が80
nm以下で、D1/2 /Dmod の比が0.6以下、pHが
5以上のカーボンブラック、さらにはこのようなカーボ
ンブラックを含有することを特徴とする樹脂組成物、ゴ
ム組成物、塗料組成物及びインク組成物に存する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のカーボンブラックにおい
ては、まず窒素吸着比表面積(N2 SA)が200m2
/g以上のものである。好ましくは400m2 /g以
上、さらに好ましくは500m2 /g以上である。N2
SAが200m2 /gを下回ると、塗料化した場合の黒
度が充分ではない。
【0019】次に本発明においては、Dmod を80nm
以下とし、さらに、D1/2 /Dmodの比を0.6以下、
好ましくは0.55以下とする。Dmod は特に好ましく
は、20〜80nmである。このような小凝集体径のカ
ーボンブラックが、着色剤としての黒度の発揮が著し
く、またゴム組成物とした際の物性にも優れている。こ
こで、D1/2 /Dmod は遠心沈降法による凝集体ストー
クス相当径分布における最大頻度ストークス相当径の半
値幅D1/2 と最大頻度ストークス相当径Dmo d との比で
あるが、この比が0.6以下好ましくは0.55以下で
あるカーボンブラック、さらには体積75%径とDmod
の比D75/Dmod が1.6以下、好ましくは1.3以下
であるカーボンブラックをも得ることができる。このも
のは分散に悪影響を及ぼす体積75%径を越える大凝集
体径のものの含有率が極めて低く抑えられているもので
ある。すなわち小粒子径、小凝集体径で凝集体径分布が
シャープで大凝集体径のものが少ないカーボンブラック
を効率的に得ることができる。
【0020】このように比表面積と凝集体径及び凝集体
径分布を特定の範囲内に調整することにより、黒度と分
散性とを同時に満足するという優れた特性を発揮するこ
とができるのである。すなわち、本発明のカーボンブラ
ックは極めて黒度に優れたものとなり、しかも各種ビヒ
クルへの分散性が向上したものである。さらに本発明の
カーボンブラックはpHが5以上である。pHが5未満
の場合、そのようなカーボンブラックを用いて樹脂組成
物とした場合に劣化しやすく、またこのようなカーボン
ブラックを用いてゴム組成物とした場合に耐磨耗性に劣
り、さらにこのようなカーボンブラックを用いて水性塗
料を調製した場合、カーボンブラックが凝集しやすいと
いう問題がある。特に好ましくは、pH6以上である。
pHの測定方法は、JISK6221−1982に記載
の方法による。従来黒度の優れた小粒径のカーボンブラ
ックとして市場に出ているチャンネルブラックは、その
製法から、pHが5未満、通常3未満と低くなっている
ことは上述のとおりである。
【0021】以上説明した本発明のカーボンブラック
は、新規且つ極めて有用なものであり、後述するように
比較的簡易な方法で生産性良く得られるものである。本
発明のカーボンブラックは、以上説明したN2 SA、D
mod 、D1/2 /Dmo d の比及びpHを特定の範囲とする
ことにより、黒度と分散性とを共に満足しているのであ
る。
【0022】DBPは、70cc/100g以上、特に
好ましくは70〜150cc/100gとすることが望
ましい。DBPが70cc/100g未満の場合は、分
散性が劣る傾向にある。
【0023】以上説明した本発明のカーボンブラック
は、黒度・分散性共に優れた特性を有するものである
が、これら本発明のカーボンブラックを効率的に得るに
は、以下の方法をとることができる。図1に、本発明で
用いることのできるカーボンブラック製造炉の一例の要
部縦断面概略図を示す。
【0024】炉は長さ方向に、高温燃焼ガス流を形成さ
せる第1反応帯域1と、得られた高温燃焼ガス流に原料
炭化水素を混合してカーボンブラックを生成させる、チ
ョーク部を有する第2反応帯域2と、第2反応帯域に引
き続いた下流にあり、反応を停止させる第3反応帯域3
とに区分される。各反応帯域のプロセス自体は、基本的
には従来技術と同様の方法を採ることができる。第1反
応帯域では一般に燃焼ノズル5から燃料炭化水素と酸素
含有ガスを導入し、高温ガス流を発生させる。酸素含有
ガスとしては一般に空気、酸素またはそれらの混合物が
用いられ、燃料炭化水素としては一般に水素、一酸化炭
素、天然ガス、石油ガス並びに重油等の石油系液体燃
料、クレオソート油等の石炭系液体燃料が使用される。
【0025】第2反応帯域では第1反応帯域で得られた
高温ガス流に並流又は横方向に設けた原料炭化水素導入
ノズル6から原料炭化水素を噴霧導入し、原料炭化水素
を熱分解させてカーボンブラックに転化させる。原料炭
化水素としては一般にベンゼン、トルエン、キシレン、
ナフタレン、アントラセン等の芳香族炭化水素、クレオ
ソート油、カルボン酸油等の石炭系炭化水素、エチレン
ヘビーエンドオイル、FCCオイル等の石油系重質油、
アセチレン系不飽和炭化水素、エチレン系炭化水素、ペ
ンタンやヘキサン等の脂肪族飽和炭化水素などが好適に
使用される。
【0026】第3反応帯域は高温反応ガスを1000〜
800℃以下に冷却するため、反応停止流体導入用ノズ
ル7から水等の液体あるいは気体の冷却媒体を噴霧す
る。冷却されたカーボンブラックは、捕集バッグフィル
ター等でガスと分離し回収する等公知の一般的プロセス
をとることができる。尚、図中、8はコントロールバル
ブである。
【0027】本発明のカーボンブラックを得るには上記
の炉を用いてカーボンブラックを製造するに際し、原料
炭化水素を導入する位置の条件をはじめとする炉内のカ
ーボンブラック生成領域における諸条件を適宜調整する
ことにより好適に行われる。具体的には、原料炭化水素
を導入する部位における燃焼ガス中の酸素濃度は3vo
l%以下、好ましくは0.05〜1vol%とするべき
である。意外なことに、原料炭化水素導入位置の酸素濃
度を極力少なくすることにより、このような小粒子径で
あり凝集体径が小さく均一で、且つ大粒径の凝集体が抑
えられたカーボンブラックを歩留まり良く得ることがで
きることを見いだしたのである。
【0028】従来はファーネス法で得られるファーネス
ブラックは原料炭化水素の一部部分燃焼によって生成す
ると考えられていたため、原料炭化水素導入部位におけ
る燃焼ガス中の残存酸素濃度を5〜10vol%程度と
し、原料油を一部部分燃焼させていた。発明者らは、極
めて意外なことに、酸素濃度を極少量に抑えることによ
って凝集体分布がシャープで大粒径の凝集体がなく、さ
らに小凝集体径であり小粒子径のカーボンブラックを高
い歩留まりで得ることができることを見いだしたのであ
る。原料炭化水素導入部位における酸素濃度の測定は、
原料炭化水素導入部位における気体を採取し、例えばガ
スクロマトグラフィー測定装置で窒素、酸素、二酸化炭
素、一酸化炭素、水素、メタン、アセチレンを測定する
ことにより求めることができる。なお燃焼で発生する水
は計算には入れない。
【0029】原料炭化水素を導入する部位の温度は18
00℃以上が好ましく、より好ましくは1900℃以
上、さらに好ましくは2000〜2400℃が好適であ
る。これにより、小粒子径、小凝集体径及びシャープな
凝集体分布を有するカーボンブラックを容易に得ること
ができる。カーボンブラック凝集体は、原料炭化水素が
熱分解後、縮合し、液滴へ融着後、核となる前駆体が形
成しカーボンブラック粒子が生成、その後粒子の相互の
衝突を経て、融着炭化し生成すると考えられる。この反
応は高温である程速く進み、生成する粒子も小さくな
る。また、炭化速度も速くなるので、粒子同士が衝突し
凝集体となって固まるまでの時間も短くなるので凝集体
も小さくなると考えられる。従って、原料炭化水素を導
入する部位における温度は原料炭化水素が均一に気化、
熱分解するためにさらには小粒子径カーボンブラックを
得るために充分高温であることが望ましく、本発明のカ
ーボンブラックを得るには上記の温度範囲とすることが
好適であるものと考えられる。
【0030】原料炭化水素を導入する部位の温度を上記
の範囲とするには、例えば第1反応帯域において高温燃
焼ガス流を形成させる際に空気に酸素を添加することが
できる。もちろん、燃焼ガス温度を高める方法は酸素の
添加に限定されず、空気を予熱する等の方法をとること
によっても可能である。なお、炉内の温度は例えば放射
温度計等の手段により確認することができる。第2反応
帯域はチョーク部を有するものである。チョーク部は断
面積が急激に狭くなっている部分である。チョーク部は
500mm以上、好ましくは800〜3000mmとす
るのが特に望ましい。この範囲で特に、得られるカーボ
ンブラックの凝集体径を特に小さくできることを本発明
者らは見いだした。
【0031】なお、ここでチョーク部開始部位であるチ
ョーク部の入口は、流路の最も狭い部分を含み、流路の
縮小する軸方向に対する角度が5°を超える値から5°
以下に変化する部位をいう。一方、チョーク部の終端で
あるチョーク部の出口は、流路の縮小する軸方向に対す
る角度が5°を超える値となる部位をいう。チョークの
直径は170mm以下が好適である。特に好ましくは3
0〜170mm、更に好ましくは50〜150mmであ
る。この範囲で特に凝集体分布がシャープなものを容易
に得ることができる。チョーク内のガス流速は速いほど
良い。原料炭化水素は導入後、燃焼ガスの運動及び熱エ
ネルギーにより微粒化されるが、その時の燃焼ガスの速
度は速い程良く、250m/s以上が好ましく、300
〜500m/sが好適である。この範囲で特に小粒径で
凝集体が小さく粒子径分布の狭いカーボンブラックを容
易に得ることができる。
【0032】また、原料炭化水素を炉内に均一に分散さ
せるために、原料炭化水素は2個以上のノズルから炉内
に導入する事が好ましい。原料炭化水素の供給位置は、
チョーク部内であってしかもチョーク入り口から燃焼ガ
スの断面平均流速基準で1ms以内の範囲とすることが
好適である。より好ましくは、0.6ms以内の範囲と
する。この部位で導入することにより、特に小粒子径で
凝集体径の均一なカーボンブラックを得ることができ
る。これら諸条件の組み合わせにより、小凝集体径で凝
集体分布が極めてシャープであり、また大粒径の凝集体
の発生が抑えられ、しかも小粒子径であるカーボンブラ
ックをファーネス法により歩留まり良く得ることができ
ることを本発明者らは見いだしたのである。
【0033】以上説明した本発明のカーボンブラックを
含有する塗料組成物、樹脂組成物、ゴム組成物を調製す
ることにより、これら各種の用途で好適な特性を発揮さ
せることができる。以上説明したように本発明のカーボ
ンブラックは各種のビヒクル中での分散性が極めて優れ
ていると同時に非常に高黒度であるため、これら各種の
組成物も極めて優れた特性を有するものとなるのであ
る。さらに、本発明のカーボンブラックではpHを特定
範囲としていることにより、耐磨耗性が優れたゴム組成
物を得ることができ、劣化しにくい樹脂組成物を得るこ
とができ、また水性塗料組成物における凝集を防止する
ことができるのである。このように種々のビヒクルと配
合して優れたカーボンブラック含有組成物を得ることの
できる本発明のカーボンブラックは、今までに存在しな
かった新規なものであり、例えば上述したような製造方
法により容易に得ることができるのである。
【0034】なお、本発明の塗料組成物、本発明の樹脂
組成物、本発明のゴム組成物及び本発明のインク組成物
を得るには、本発明のカーボンブラックを含有する以外
は、公知の各種の方法を採用して所望の組成物を調製す
ることができる。本発明のカーボンブラックを含有する
樹脂組成物を調製する場合、適用可能な樹脂も特に限定
されず、例えば、各種の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性
樹脂、それらの樹脂の混合物あるいはフィラー等の各種
添加物を加えたものであってもよい。通常、樹脂組成物
の調製に用いられるものを、目的に応じて適宜選択して
用いればよい。
【0035】これらの樹脂成分に本発明のカーボンブラ
ックを添加し、必要に応じて混練する。この際、ゴム混
練機として通常使用されているもの、例えばバッチ式開
放型としてロールミキサー、バッチ式密閉型としてバン
バリータイプミキサー、連続スクリュー式として単軸混
練押出機、二軸混練押出機、連続ローター式として単軸
混練機、二軸混練機等を使用することもできる。カーボ
ンブラックの含有量もまた公知の技術を採用して決定す
ればよく、一般には1〜60重量%が好適である。
【0036】本発明のカーボンブラックを含有する塗料
組成物を調製する場合、使用するワニスとしては塗料に
用いることのできるものであれば特に限定されず、例え
ば各種の油性塗料、酒精塗料、合成樹脂塗料、水性塗料
に用いられるものを用いればよく、目的とする塗料も特
に限定されず、油ペイント、油エナメル、フェノール樹
脂又はマレイン酸樹脂、アルキド樹脂塗料、アミノアル
キド樹脂塗料、尿素樹脂塗料、酒精塗料、ラッカー、ビ
ニル樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、ポリエステル樹脂塗
料、エポキシ樹脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、シリコ
ーン樹脂塗料、エマルジョン樹脂塗料、水溶性樹脂塗料
が挙げられる。しかしながら本発明のカーボンブラック
は上述のように、特に水性塗料組成物を調製した際に凝
集を防止する効果に優れているため、エマルジョン塗
料、水溶性樹脂塗料といった水性塗料組成物の調製に用
いた場合に、特に顕著な高特性を発揮しうるため好適で
ある。
【0037】カーボンブラックの含有量もまた公知の技
術を採用して決定すればよく、一般には0.1〜10重
量%が好適である。また、本発明のカーボンブラックを
含有するゴム組成物の調製には、本発明のカーボンブラ
ックを天然ゴム及び合成ゴムの一種以上と配合すればよ
い。この際の配合量は一般に、ゴム100重量部に対し
てカーボンブラック30〜150重量部が適当である。
これにより、損失係数や発熱量の少ないゴムとすること
が可能である。この際使用されるゴム成分も特に限定さ
れず、例えば、合成ゴムとしてスチレンブタジエンゴ
ム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴ
ム、ニトリルブタジエンゴム、イソブチレンイソプレン
ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、フッ
素ゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエ
チレン、多硫化ゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、エ
ピクロルヒドリンゴム、プロピレンオキシドゴム、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、液状ゴム、ポリアルキレン
スルフィド、ニトロソゴム等が挙げられ、もちろん天然
ゴム、あるいはこれら各種の混合物も用いることができ
る。さらに必要に応じて各種の添加剤を配合することも
できる。
【0038】上記ゴム成分に本発明のカーボンブラック
を添加し混練してゴム組成物とする。混練機としては通
常ゴムの混練機として使用されているものでよく、ロー
ルミキサー、バンバリータイプミキサー、連続スクリュ
ー式あるいは連続ローター式の単軸混練押出機、二軸混
練押出機が挙げられる。本発明のインク組成物を得るに
はカーボンブラックとして本発明のものを用いる以外は
特に限定されない。すなわち、従来より知られる各種の
ワニス、溶剤と配合し、充分に分散を行う。本発明のカ
ーボンブラックは、特に水性インキ組成物として用いる
と優れている。例えばワニスとしてアルカリ可溶型樹
脂、ヒドロゾル型樹脂等各種の水溶性ワニスとともに水
性媒体に分散する等、公知の手段を採用すればよい。分
散方法は特に限定されない。また分散方法も各種公知の
方法を用い、各種の添加剤を添加してもよい。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。 (実施例1〜6)図1に示す、空気導入ダクトと燃焼バ
ーナーを備える第1反応帯域、該第1反応帯域に連接さ
れ、周辺から複数の原料ノズルを貫設した内径60m
m、長さ1000mmのチョーク部を有する第2反応帯
域、クエンチ装置を備えた内径100mm長さ6000
mmの第3反応帯域を順次結合した構造のカーボンブラ
ック製造炉を設置した。
【0040】原料ノズルの位置は、チョーク部の入口か
ら100mmである。上記の炉を用い、原料炭化水素導
入位置における燃焼ガス温度、燃焼ガス酸素濃度、原料
供給量を調整することにより表−1に示す物性を有する
カーボンブラックを製造した。燃料及び、原料炭化水素
としてクレオソート油を使用した。第1反応帯域におけ
る空気導入ダクトから導入される空気には酸素が添加さ
れ、原料炭化水素導入位置における1900℃以上の高
温雰囲気を保持した。表−1におけるカーボンブラック
の物性の決定には以下の試験方法を用いた。
【0041】(N2 SA比表面積)N2 SA比表面積
は、ASTM D3037−88に従って決定した。 (SEM比表面積)SEM比表面積は、下記の式より算
出した。 SEM=6000/(ρ・dA) ρ:カーボンブラックの比重(1.86g/cm3) dA:体面積粒子径(nm)
【0042】(DBP)DBP吸収数(DBP)はAS
TM D−2414に従って決定した。
【0043】(Dmod 、D1/2 )最大頻度ストークス相
当径(Dmod )及びストークス相当径半値幅(D1/2
は次のようにして決定した。スピン液として20%エタ
ノール溶液を用い、遠心沈降式の流度分布測定装置(J
Lオートメーション社製 DCF3型)により、ストー
クス相当径を測定し、ストークス相当径対与えられた試
料中の相対的発生頻度のヒストグラム(図2)を作る。
ヒストグラムのピーク(A)から線(B)を、Y軸に平
行にX軸まで引き、ヒストグラムのX軸の点(C)で終
わらせる。点(C)でのストークス直径が最大頻度スト
ークス相当径Dmod である。また、得られた線(B)の
中点(F)を決定し、その中点(F)を通りX軸に平行
に線(G)を引く。線(G)はヒストグラムの分布曲線
と2点D及びEで交わる.カーボンブラック粒子の2点
D及びEの二つのストークス直径の差の絶対値がストー
クス相当径半値幅 D 1/2 値である。
【0044】(D75)体積75%径(D75)は次のよう
にして決定した。上記最大頻度ストークス径を決定する
方法において、ストークス相当径対試料の相対的発生頻
度のヒストグラム図2からそれぞれのストークス直径と
頻度から体積を求め、ストークス直径対その直径までの
得られた試料の体積総和を表すグラフを作る。(図3)
よって図3中点(A)は、全試料の体積の総和を表す。
ここで、この体積総和の75%の値の点(B)を決定
し、点(B)よりX軸に平衡に曲線と交わるまで線を引
く。点(C)からY軸に平衡に線を引き、X軸と交わっ
た点(D)の値が体積75%径(D75)である。
【0045】(PVC黒度)PVC黒度は、本発明のカ
ーボンブラックをPVC樹脂に添加、2本ロールにより
分散、シート化し、三菱化学(株)カーボンブラック
「#40」、「#45」の黒度を各々1点、10点と基
準値を定め、試料の黒度を視感判定により評価した。
【0046】(pH)pHの測定方法は、JISK62
21−1982に記載の方法に従って決定した。
【0047】(分散指数)分散指数は次の方法により評
価した。LDPE樹脂中の分散状態を観察し、未分散凝
集塊の数をカウントし、この数が多い、すなわち、分散
指数が大きいほど、分散性が悪いと評価した。250c
cバンバリーミキサーにてLDPE樹脂に試料カーボン
ブラックを40重量%配合し115℃、4分混練りす
る。 配合条件 LDPE樹脂 101.89g ステアリン酸カルシウム 1.39g イルガノックス1010 0.87g 試料カーボンブラック 69.43g
【0048】次に120℃で、2本ロールミルにてカー
ボンブラック濃度が1重量%に成るように希釈する。 希釈コンパウンド作成条件 LDPE樹脂 58.3g ステアリン酸カルシウム 0.2g カーボンブラック40%配合樹脂 1.5g スリット幅0.3mmでシート化し、このシートをチッ
プに切断、240℃のホットプレート上で65±3μm
のフィルムに成形する。倍率20倍の光学顕微鏡にて
3.6mm×4.7mmの視野中の0.2mm以上の直
径の未分散凝集塊の直径分布を測定し、その総面積を計
算する。この面積を0.35mm径の未分散凝集塊の面
積を基準に、総面積を基準面積で割り、基準粒子の個数
とし計算する。これを16視野以上観察し、平均値を分
散指数とする。
【0049】(耐熱老化時間)耐熱老化時間は次の方法
により評価した。分散剤(ステアリン酸マグネシウム)
にカーボンブラックを40%の配合で混合し、家庭用ミ
キサーにて10分間粉砕混合し、ドライカラーを調製す
る。次にポリプロピレンコンパウンド中にドライカラー
を1.25%(カーボンブラック0.5%)の配合でバ
ンパリーミキサーで140℃で20分間混練した後、2
本ロールミルで170℃でシート化する。金型温度22
0℃、成形圧100kgf/cm2 で2mmの厚平板に
プレス成形する。このようにして作成した、テストピー
ス5枚ずつを150℃設定のギアー式オーブン中で28
5時間経時まで耐熱老化試験を実施する。目視にて表面
が白くなりはじめた時の時間を耐熱老化時間とした。
【0050】(比較例1〜4)実施例で用いたカーボン
ブラック製造炉を用い、原料炭化水素導入位置における
燃焼ガス温度、反応停止位置、カリウム添加量、チョー
ク内ガス流速の調整により表−1に示す比較例1の物性
を有するカーボンブラックを得た。また、比較例2〜4
は、市販のカーボンブラックの物性を示した。各実施例
と比較例1とを比べると、実施例では比較例1に比べて
PVC黒度が高い。これは比較例1ではN2 SAが本発
明で規定する範囲を外れているためと考えられる。各実
施例と比較例2とを比べると、比較例2では実施例に比
べて耐熱老化時間が大幅に短い。これは、pHが本発明
で規定する範囲を外れているためと考えられる。各実施
例と比較例3及び4とを比べると、比較例は実施例に比
べ分散指数が大きく分散性が悪い。これはD1/2 /D
mod が本発明で規定する範囲を外れているためと考えら
れる。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明のカーボンブラックは、樹脂着色
剤、印刷インキ、塗料において黒色顔料として使用した
ときに、従来二律背反の関係にあり困難とされていた黒
色度と分散性を満足しながら、生産性を向上することが
できる。しかも、樹脂組成物とした際の劣化防止、ゴム
組成物とした際の耐磨耗性、さらには塗料組成物とした
際の凝集防止効果にも優れ、安全性も高いものである。
従って、樹脂着色剤、塗料、ゴム組成物の調製において
非常に有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーボンブラックの製造に用いること
のできる製造炉の一例を示す要部縦断面概略図
【図2】最大頻度ストークス相当径(Dmod )及びスト
ークス相当径半値幅(D1/2 )の求め方を示す図
【図3】体積75%径(D75)の求め方を示す図
【符号の説明】
1 第1反応帯域 2 第2反応帯域 3 第3反応帯域 4 耐火物炉 5 燃料及び酸化ガス導入用ノズル 6 原料油導入ノズル 7 反応停止流体導入ノズル 8 コントロールバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 勇一 北九州市八幡西区黒崎城石1番1号 三菱 化学株式会社黒崎事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N2 SAが200m2 /g以上で、D
    mod が80nm以下で、D1/2 /Dmod の比が0.6以
    下、pH値が5以上である、カーボンブラック。
  2. 【請求項2】 DBPが70cc/100g以上であ
    る、請求項1記載のカーボンブラック。
  3. 【請求項3】 D75/Dmod が1.6以下である請求項
    1または2に記載のカーボンブラック。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカーボ
    ンブラックを含有することを特徴とするインク組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のカーボ
    ンブラックを含有することを特徴とする塗料組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載のカーボ
    ンブラックを含有することを特徴とする樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載のカーボ
    ンブラックを含有することを特徴とするゴム組成物。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005008877A (ja) * 2003-05-28 2005-01-13 Mitsubishi Chemicals Corp カーボンブラック及びゴム組成物
WO2005030880A1 (ja) 2003-09-26 2005-04-07 Mitsubishi Chemical Corporation カーボンブラックおよびこれを用いた記録液
JP2010285560A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The カーボンブラック、高減衰積層体用ゴム組成物および高減衰積層体
JP2011084695A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Bridgestone Corp ゴム組成物及び空気入りタイヤ
TWI613262B (zh) * 2013-05-14 2018-02-01 獅王特殊化學股份有限公司 碳黑、導電性樹脂組成物及複合電極材料
JP2020079337A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 住友ゴム工業株式会社 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

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