JPH11336258A - 略直角交差部の棒状体結束具 - Google Patents
略直角交差部の棒状体結束具Info
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- JPH11336258A JPH11336258A JP14369198A JP14369198A JPH11336258A JP H11336258 A JPH11336258 A JP H11336258A JP 14369198 A JP14369198 A JP 14369198A JP 14369198 A JP14369198 A JP 14369198A JP H11336258 A JPH11336258 A JP H11336258A
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 略直角に折曲した棒状体と直状棒状体とを、
略直角に折曲した棒状体のコーナの内側で他の棒状体に
単純で確実、かつ、短時間に結束することができる。 【解決手段】 直状棒状体60の外周面に沿ってラウン
ドする本体部10の端部に略直角に折曲した棒状体50
の一辺50cを挿入するためのフック部入口20と、挿
入された棒状体を保持するフック部21と、本体部の他
の端部には略直角に折曲した棒状体50の他の一辺50
dを挿入するための入口部12と、挿入された棒状体を
挾持する挾持部を具備する結束具1を、予め、配置した
略直角交差部に装着することによって結束する。
略直角に折曲した棒状体のコーナの内側で他の棒状体に
単純で確実、かつ、短時間に結束することができる。 【解決手段】 直状棒状体60の外周面に沿ってラウン
ドする本体部10の端部に略直角に折曲した棒状体50
の一辺50cを挿入するためのフック部入口20と、挿
入された棒状体を保持するフック部21と、本体部の他
の端部には略直角に折曲した棒状体50の他の一辺50
dを挿入するための入口部12と、挿入された棒状体を
挾持する挾持部を具備する結束具1を、予め、配置した
略直角交差部に装着することによって結束する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、鉄筋或い
はパイプ等を交差させて配筋或いは組み立てるにあた
り、特に、配筋のコーナ部における略直角の交差状態を
維持して互いに結束する略直角交差部の棒状体結束具に
関するものである。
はパイプ等を交差させて配筋或いは組み立てるにあた
り、特に、配筋のコーナ部における略直角の交差状態を
維持して互いに結束する略直角交差部の棒状体結束具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場打設等で鉄筋コンクリートを成
形する場合、鉄筋を交差させて配筋することは一般的で
ある。中でも柱などの角部のための鉄筋を配筋する場
合、そのコーナ部における略直角の配筋は、その略直角
の交差状態を保持するために、従来では、その交差部に
対し鉄線を巻き付けて双方の鉄筋を互いに結束する方法
や、鉄筋相互を溶接止めする方法が採られている。
形する場合、鉄筋を交差させて配筋することは一般的で
ある。中でも柱などの角部のための鉄筋を配筋する場
合、そのコーナ部における略直角の配筋は、その略直角
の交差状態を保持するために、従来では、その交差部に
対し鉄線を巻き付けて双方の鉄筋を互いに結束する方法
や、鉄筋相互を溶接止めする方法が採られている。
【0003】ところが、上記方法では作業に時間が掛
り、その作業自体にも熟練を要する問題があった。
り、その作業自体にも熟練を要する問題があった。
【0004】そこで、特開平6−143200号公報に
は鉄板の曲げ加工により弾性的なクランプ部を一対設
け、この弾性力によって交差部を保持する結束具が提案
されている。
は鉄板の曲げ加工により弾性的なクランプ部を一対設
け、この弾性力によって交差部を保持する結束具が提案
されている。
【0005】図10は従来の結束具を示す斜視図であ
る。
る。
【0006】この提案された結束具は、図10に示すよ
うにクランプ部80の内部に嵌合口82から鉄筋を嵌め
込み、クランプ部90の内部に嵌合口92から鉄筋を嵌
め込むことにより、各鉄筋を十字状に直交する状態で結
束し、各クランプ部80,90内に嵌め込まれた鉄筋
は、その外周面に各クランプ部80,90が弾性的に挟
持されることにより、結束状態が保持されるようになっ
ている。
うにクランプ部80の内部に嵌合口82から鉄筋を嵌め
込み、クランプ部90の内部に嵌合口92から鉄筋を嵌
め込むことにより、各鉄筋を十字状に直交する状態で結
束し、各クランプ部80,90内に嵌め込まれた鉄筋
は、その外周面に各クランプ部80,90が弾性的に挟
持されることにより、結束状態が保持されるようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
結束具は、鉄筋を挾持する各クランプ部80,90の弾
性力がそのまま鉄筋の固定状態を保持する結束力となる
ため、各クランプ部80,90の鉄板の幅及び/または
厚みを厚くしないと結束力が不十分でコンクリートの打
設作業中等に鉄筋が結束具から外れる恐れがあり、鉄板
の幅か、厚みを厚くすれば、結束具の重量が増加した
り、嵩ばることになり、結束具の材料コストが上がるこ
とになり、コストの低減が不可能であった。
結束具は、鉄筋を挾持する各クランプ部80,90の弾
性力がそのまま鉄筋の固定状態を保持する結束力となる
ため、各クランプ部80,90の鉄板の幅及び/または
厚みを厚くしないと結束力が不十分でコンクリートの打
設作業中等に鉄筋が結束具から外れる恐れがあり、鉄板
の幅か、厚みを厚くすれば、結束具の重量が増加した
り、嵩ばることになり、結束具の材料コストが上がるこ
とになり、コストの低減が不可能であった。
【0008】また、特に、略直角に折曲した鉄筋の2方
向で形成される面に垂直に直状鉄筋を交差させて配置
し、その交差状態で互いに固着するには困難であり、直
線部分相互で接続する必要があった。このため、略直角
に折曲した鉄筋と垂直に延びる直状鉄筋をコーナで交差
させ、そのコーナで固着することは不可能であったか
ら、コンクリート打ちの際に接続位置が移動する可能性
があった。
向で形成される面に垂直に直状鉄筋を交差させて配置
し、その交差状態で互いに固着するには困難であり、直
線部分相互で接続する必要があった。このため、略直角
に折曲した鉄筋と垂直に延びる直状鉄筋をコーナで交差
させ、そのコーナで固着することは不可能であったか
ら、コンクリート打ちの際に接続位置が移動する可能性
があった。
【0009】そこで、この発明は、略直角に折曲した棒
状体と直状棒状体とを、略直角に折曲した棒状体のコー
ナの内側で他の棒状体に単純で確実、かつ、短時間に結
束することができる略直角交差部の棒状体結束具の提供
を課題とするものである。
状体と直状棒状体とを、略直角に折曲した棒状体のコー
ナの内側で他の棒状体に単純で確実、かつ、短時間に結
束することができる略直角交差部の棒状体結束具の提供
を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1にかかる略直角交差部の棒状体結束具は、
略直角に折曲した棒状体と直状棒状体との一対の棒状体
を、前記略直角に折曲した棒状体のコーナの内側で、前
記略直角に折曲した棒状体の2方向で形成される面に垂
直に前記直状棒状体を交差させて配置し、その交差状態
を互いに板状部材で固着する略直角交差部の棒状体結束
具において、前記直状棒状体の外周面に沿って把持する
本体部と、前記本体部の端部に前記略直角に折曲した棒
状体の一方を挿入するフック入口と、挿入された前記棒
状体を保持するフック部と、前記本体部の他の端部に
は、前記直角に折曲した棒状体の他方を挿入する折返ガ
イドを有する入口部と、挿入された前記棒状体を挾持す
るための折返片を有する挾持部とを具備するものであ
る。
め、請求項1にかかる略直角交差部の棒状体結束具は、
略直角に折曲した棒状体と直状棒状体との一対の棒状体
を、前記略直角に折曲した棒状体のコーナの内側で、前
記略直角に折曲した棒状体の2方向で形成される面に垂
直に前記直状棒状体を交差させて配置し、その交差状態
を互いに板状部材で固着する略直角交差部の棒状体結束
具において、前記直状棒状体の外周面に沿って把持する
本体部と、前記本体部の端部に前記略直角に折曲した棒
状体の一方を挿入するフック入口と、挿入された前記棒
状体を保持するフック部と、前記本体部の他の端部に
は、前記直角に折曲した棒状体の他方を挿入する折返ガ
イドを有する入口部と、挿入された前記棒状体を挾持す
るための折返片を有する挾持部とを具備するものであ
る。
【0011】請求項2にかかる略直角交差部の棒状体結
束具の前記挾持部の折返片は、テーパーで、かつ、その
開口幅が挾持される棒状体の径より狭く形成されている
ものである。
束具の前記挾持部の折返片は、テーパーで、かつ、その
開口幅が挾持される棒状体の径より狭く形成されている
ものである。
【0012】請求項3にかかる略直角交差部の棒状体結
束具の前記直状棒状体の外周面に沿って把持する本体部
には、棒状体の外周面を押圧する弾性片を具備するもの
である。
束具の前記直状棒状体の外周面に沿って把持する本体部
には、棒状体の外周面を押圧する弾性片を具備するもの
である。
【0013】請求項4にかかる略直角交差部の棒状体結
束具の前記入口部の前記折返ガイドの一部には、前記棒
状体の離脱を防止する抜止部を具備するものである。
束具の前記入口部の前記折返ガイドの一部には、前記棒
状体の離脱を防止する抜止部を具備するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の実施の形態である略直角交
差部の棒状体結束具の正面図、図2は本発明の実施の形
態である略直角交差部の棒状体結束具の要部側面図、図
3は図2の切断線Z−ZによるZ−Z断面図、図4は図
2の切断線A−AによるA−A断面図である。図5は本
発明の実施の形態である略直角交差部の棒状体結束具の
本体部の展開図、図6は本発明の実施の形態である略直
角交差部の棒状体結束具の素材板の挾持部及び入口部付
近の部分拡大平面図、図9は本発明の実施の形態である
略直角交差部の棒状体結束具の使用状態を示す斜視図で
ある。
差部の棒状体結束具の正面図、図2は本発明の実施の形
態である略直角交差部の棒状体結束具の要部側面図、図
3は図2の切断線Z−ZによるZ−Z断面図、図4は図
2の切断線A−AによるA−A断面図である。図5は本
発明の実施の形態である略直角交差部の棒状体結束具の
本体部の展開図、図6は本発明の実施の形態である略直
角交差部の棒状体結束具の素材板の挾持部及び入口部付
近の部分拡大平面図、図9は本発明の実施の形態である
略直角交差部の棒状体結束具の使用状態を示す斜視図で
ある。
【0016】図において、本実施の形態の略直角交差部
の棒状体結束具1は、例えば、図9に示すように、所定
の距離として略直角(略L字形)に折曲した棒状体とし
ての鉄筋50と、直線状の直状棒状体としての鉄筋60
との一対の鉄筋50,60を、前記略直角に折曲した鉄
筋50のコーナの内面で、略直角に折曲した鉄筋50の
2方向で形成される面に垂直に鉄筋60を交差させて配
置し、その交差状態で互いに固着するものである。この
場合の各鉄筋50,60は、直角に折曲した鉄筋50が
直状鉄筋60よりも細いものであり、略L字状、即ち、
略直角に曲がった各方50c、50dより成形されてい
る。これら略直角に折曲した鉄筋50、直状鉄筋60の
周囲には、軸線方向に沿って延びる一対の長リブ50
a、60aと、周方向に沿って延びる多数の周リブ50
b、60bがそれぞれ形成されている。
の棒状体結束具1は、例えば、図9に示すように、所定
の距離として略直角(略L字形)に折曲した棒状体とし
ての鉄筋50と、直線状の直状棒状体としての鉄筋60
との一対の鉄筋50,60を、前記略直角に折曲した鉄
筋50のコーナの内面で、略直角に折曲した鉄筋50の
2方向で形成される面に垂直に鉄筋60を交差させて配
置し、その交差状態で互いに固着するものである。この
場合の各鉄筋50,60は、直角に折曲した鉄筋50が
直状鉄筋60よりも細いものであり、略L字状、即ち、
略直角に曲がった各方50c、50dより成形されてい
る。これら略直角に折曲した鉄筋50、直状鉄筋60の
周囲には、軸線方向に沿って延びる一対の長リブ50
a、60aと、周方向に沿って延びる多数の周リブ50
b、60bがそれぞれ形成されている。
【0017】図1に示すように、その略直角交差部の棒
状体結束具1は、全体が適度な弾性を有するばね鋼の板
材からできており、板状のままを維持している本体部1
0の中央部は、棒状体である直状鉄筋60の外周面に沿
って把持し、直状鉄筋60を本体部10の中央内に保持
するものである。前記本体部10の片端部には、図2に
示すように、略直角に折曲した鉄筋50の一方50dを
挿入するための入口部12が本体部10と一体に成形さ
れている。この入口部12には、図4に示すように、折
返ガイド13が本体部10より75度程度折り曲げ一体
的に形成されている。この折返ガイド13の本体部10
よりの折り曲げ角度は、板材の弾性等によって30〜8
0度の範囲によって設定され、必要な弾性力及び各入口
部12の機械的強度を高くしている。
状体結束具1は、全体が適度な弾性を有するばね鋼の板
材からできており、板状のままを維持している本体部1
0の中央部は、棒状体である直状鉄筋60の外周面に沿
って把持し、直状鉄筋60を本体部10の中央内に保持
するものである。前記本体部10の片端部には、図2に
示すように、略直角に折曲した鉄筋50の一方50dを
挿入するための入口部12が本体部10と一体に成形さ
れている。この入口部12には、図4に示すように、折
返ガイド13が本体部10より75度程度折り曲げ一体
的に形成されている。この折返ガイド13の本体部10
よりの折り曲げ角度は、板材の弾性等によって30〜8
0度の範囲によって設定され、必要な弾性力及び各入口
部12の機械的強度を高くしている。
【0018】前記各入口部12から本体部10の中央方
向に入り込んだ鉄筋50を挾持するための挾持部15が
形成されている。この挾持部15には、図3の断面図に
示すように、折返片16が一体的に形成されている。入
口部12から挾持部15への移行部分の幅は鉄筋50の
直径より7ミリ程度狭い開口になっている。この折返片
16の本体部10の面からの折り曲げ角度は、板材の弾
性等によって30〜80度の範囲によって設定され、必
要な弾性力及び各挾持部15の機械的強度を高くしてい
る。
向に入り込んだ鉄筋50を挾持するための挾持部15が
形成されている。この挾持部15には、図3の断面図に
示すように、折返片16が一体的に形成されている。入
口部12から挾持部15への移行部分の幅は鉄筋50の
直径より7ミリ程度狭い開口になっている。この折返片
16の本体部10の面からの折り曲げ角度は、板材の弾
性等によって30〜80度の範囲によって設定され、必
要な弾性力及び各挾持部15の機械的強度を高くしてい
る。
【0019】前記挾持部15から本体部10の中央方向
に入り込むように平行部と円孔からなる切孔穴部19
(図2参照)が形成されている。そして、本体部10の
中央の内側には一対の弾性片22(図1及び図5参照)
が、中央付近の両側には切欠部18(図5参照)が形成
されている。
に入り込むように平行部と円孔からなる切孔穴部19
(図2参照)が形成されている。そして、本体部10の
中央の内側には一対の弾性片22(図1及び図5参照)
が、中央付近の両側には切欠部18(図5参照)が形成
されている。
【0020】ここで、挾持部15は、その幅が鉄筋50
の直径よりやや狭く形成され、略直角に折曲した鉄筋5
0の一方を弾性的に挾持できるようになっており、挾持
部15の端部には、挾持部15の一部を開口する入口部
12が形成されており、これら入口部12の空間が、略
直角に折曲した鉄筋50の一方50dを挾持部15に挿
入させるための挿入口となっている。そして、本体部1
0の中央部の鉄筋60の軸方向と挾持部15を通る鉄筋
50の一方50dの軸方向は、互いに直交するようにな
っている。なお、入口部12に本体部10と一体的に形
成された折返ガイド13の挾持部15側の端には略直角
に折曲した鉄筋50の抜けを防止する抜止部14(図6
参照)が略直角に折曲した鉄筋50の直径より7ミリ程
狭い開口で形成されている。
の直径よりやや狭く形成され、略直角に折曲した鉄筋5
0の一方を弾性的に挾持できるようになっており、挾持
部15の端部には、挾持部15の一部を開口する入口部
12が形成されており、これら入口部12の空間が、略
直角に折曲した鉄筋50の一方50dを挾持部15に挿
入させるための挿入口となっている。そして、本体部1
0の中央部の鉄筋60の軸方向と挾持部15を通る鉄筋
50の一方50dの軸方向は、互いに直交するようにな
っている。なお、入口部12に本体部10と一体的に形
成された折返ガイド13の挾持部15側の端には略直角
に折曲した鉄筋50の抜けを防止する抜止部14(図6
参照)が略直角に折曲した鉄筋50の直径より7ミリ程
狭い開口で形成されている。
【0021】一方、前記本体部10の他端部に図5及び
図1に示すように略直角に折曲した鉄筋50の一方50
cを挿入するためのフック部入口20及びフック部21
が、本体部10に一体に打抜きによって成形されてい
る。
図1に示すように略直角に折曲した鉄筋50の一方50
cを挿入するためのフック部入口20及びフック部21
が、本体部10に一体に打抜きによって成形されてい
る。
【0022】このフック部入口20は、本体部10に長
さ方向に対して直角方向に鉄筋50の一方50cを挿入
でき、しかも、フック部21はフック部入口20よりも
その端部方向に延びている。したがって、フック部入口
20から鉄筋50の一方50cを挿入すると、フック部
入口20よりもその端部方向に延びているフック部21
に鉄筋50の一方50cが移動し、そこで安定状態とな
り、容易に離脱できなくなる。
さ方向に対して直角方向に鉄筋50の一方50cを挿入
でき、しかも、フック部21はフック部入口20よりも
その端部方向に延びている。したがって、フック部入口
20から鉄筋50の一方50cを挿入すると、フック部
入口20よりもその端部方向に延びているフック部21
に鉄筋50の一方50cが移動し、そこで安定状態とな
り、容易に離脱できなくなる。
【0023】なお、フック部入口20及びフック部21
の周囲は、起立させることなく処理しているが、取付状
態においては、フック部21に加わる力が、フック部2
1の端部方向となり、フック部21のフック部入口20
の反対側にその外力が加わる。この外力は引張力とな
り、材料の性状によって対応できる。しかし、更に、機
械的強度を増す必要がある場合には、折返ガイド13、
折返片16のように切起しを形成してもよい。しかし、
それだけフック部21の自由度がなくなるから、その幅
を広くしないのが望ましい。
の周囲は、起立させることなく処理しているが、取付状
態においては、フック部21に加わる力が、フック部2
1の端部方向となり、フック部21のフック部入口20
の反対側にその外力が加わる。この外力は引張力とな
り、材料の性状によって対応できる。しかし、更に、機
械的強度を増す必要がある場合には、折返ガイド13、
折返片16のように切起しを形成してもよい。しかし、
それだけフック部21の自由度がなくなるから、その幅
を広くしないのが望ましい。
【0024】本実施の形態の略直角交差部の棒状体結束
具1は、図5に示すように、板状素材より打ち抜いた金
属性の素材板11から製作される。なお、図5におい
て、素材板11の各符号は略直角交差部の棒状体結束具
1としての完成品の各部分に対応して付している。この
素材板11を打ち抜くと同時に、或いは、打ち抜いた後
に、入口部12の折返ガイド13及び挾持部15の折返
片16を折曲げ加工するなどした後、弾性片22及び本
体10を曲げ加工するなどの方法ですることができる。
なお、このようにして加工した後、必要に応じて熱処理
を施し、適度な弾性を与える場合もある。
具1は、図5に示すように、板状素材より打ち抜いた金
属性の素材板11から製作される。なお、図5におい
て、素材板11の各符号は略直角交差部の棒状体結束具
1としての完成品の各部分に対応して付している。この
素材板11を打ち抜くと同時に、或いは、打ち抜いた後
に、入口部12の折返ガイド13及び挾持部15の折返
片16を折曲げ加工するなどした後、弾性片22及び本
体10を曲げ加工するなどの方法ですることができる。
なお、このようにして加工した後、必要に応じて熱処理
を施し、適度な弾性を与える場合もある。
【0025】上記実施の形態1である略直角交差部の棒
状体結束具1は、図7に示すような鉄筋50,60への
装着治具30を用いて挿着される。
状体結束具1は、図7に示すような鉄筋50,60への
装着治具30を用いて挿着される。
【0026】図7は本発明の実施の形態である略直角交
差部の棒状体結束具を取付ける装着治具の一例を示す要
部斜視図である。また、図8は本発明の実施の形態であ
る結束具の棒状体の交差部への装着作業中を示す斜視図
である。
差部の棒状体結束具を取付ける装着治具の一例を示す要
部斜視図である。また、図8は本発明の実施の形態であ
る結束具の棒状体の交差部への装着作業中を示す斜視図
である。
【0027】上記実施の形態である略直角交差部の棒状
体結束具1によれば、まず、図7に示すように、装着治
具30は、略L字状の外側枠部30A及びその端部に直
角に配設された移動ガイド30Eと、略L字状の外側枠
部30Aの内面を移動ガイド30Eに当接しながら摺動
する略L字状の内側枠部30Bと、略L字状の外側枠部
30Aの端部に切り欠いて形成した嵌合孔30C及び移
動ガイド30Eと杆体30Fとの間に形成した嵌合孔3
0Dを有している。なお、外側枠部30Dの内面を移動
する内側枠部30Aの内側によって、空間部30Gを形
成している。
体結束具1によれば、まず、図7に示すように、装着治
具30は、略L字状の外側枠部30A及びその端部に直
角に配設された移動ガイド30Eと、略L字状の外側枠
部30Aの内面を移動ガイド30Eに当接しながら摺動
する略L字状の内側枠部30Bと、略L字状の外側枠部
30Aの端部に切り欠いて形成した嵌合孔30C及び移
動ガイド30Eと杆体30Fとの間に形成した嵌合孔3
0Dを有している。なお、外側枠部30Dの内面を移動
する内側枠部30Aの内側によって、空間部30Gを形
成している。
【0028】まず、図7に示すように、略直角交差部の
棒状体結束具1を、鉄筋50,60に装着する場合、略
L字状の内側枠部30Bに略直角交差部の棒状体結束具
1の端部を部分的に係合させることにより挿着する。そ
して、略L字状の外側枠部30Aに形成された嵌合孔3
0Dに鉄筋50の一方50c側を嵌合させる。そして、
外側枠部30Aの嵌合孔30Dに嵌合する鉄筋50の一
方50c側を支点として、外側枠部30Aの嵌合孔30
Cに鉄筋50の他方50d側を嵌合させる。このとき、
内側枠部30Aの内側の空間部30Gには、鉄筋60が
存在する。ここで、図示しない装着治具30の杆体30
Fの先端にあるレバー操作により、内側枠部30Bを鉄
筋50,60方向に移動させると、鉄筋50の他方50
d側が入口部12に入り込み、鉄筋50が挾持部15の
内部に挿入され、挾持部15で挾持される。同時に、鉄
筋60は内側枠部30Aの空間部30Gの内部に位置
し、鉄筋50が挾持部15で挾持されるとき、鉄筋60
を本体部10及び弾性片22で押圧し、鉄筋60が鉄筋
50と密接するように、本体部10の長さが設定されて
いるから、鉄筋50のコーナ部に鉄筋60を堅固に結束
固定できる。このように、略直角交差部の棒状体結束具
1の鉄筋への装着作業は、予め、配筋した鉄筋50,6
0を動かすことなく略直角交差部の棒状体結束具1の入
口部12を鉄筋50に押し込む1回の動作で簡単に行う
ことができる。
棒状体結束具1を、鉄筋50,60に装着する場合、略
L字状の内側枠部30Bに略直角交差部の棒状体結束具
1の端部を部分的に係合させることにより挿着する。そ
して、略L字状の外側枠部30Aに形成された嵌合孔3
0Dに鉄筋50の一方50c側を嵌合させる。そして、
外側枠部30Aの嵌合孔30Dに嵌合する鉄筋50の一
方50c側を支点として、外側枠部30Aの嵌合孔30
Cに鉄筋50の他方50d側を嵌合させる。このとき、
内側枠部30Aの内側の空間部30Gには、鉄筋60が
存在する。ここで、図示しない装着治具30の杆体30
Fの先端にあるレバー操作により、内側枠部30Bを鉄
筋50,60方向に移動させると、鉄筋50の他方50
d側が入口部12に入り込み、鉄筋50が挾持部15の
内部に挿入され、挾持部15で挾持される。同時に、鉄
筋60は内側枠部30Aの空間部30Gの内部に位置
し、鉄筋50が挾持部15で挾持されるとき、鉄筋60
を本体部10及び弾性片22で押圧し、鉄筋60が鉄筋
50と密接するように、本体部10の長さが設定されて
いるから、鉄筋50のコーナ部に鉄筋60を堅固に結束
固定できる。このように、略直角交差部の棒状体結束具
1の鉄筋への装着作業は、予め、配筋した鉄筋50,6
0を動かすことなく略直角交差部の棒状体結束具1の入
口部12を鉄筋50に押し込む1回の動作で簡単に行う
ことができる。
【0029】したがって、この略直角交差部の棒状体結
束具1を用いることにより、鉄筋50,60の結束作業
を行う作業員に対して、特に、熟練が要求されずに済む
とともに、単純で確実かつ短時間で鉄筋の結束作業を行
うことができるようになる。
束具1を用いることにより、鉄筋50,60の結束作業
を行う作業員に対して、特に、熟練が要求されずに済む
とともに、単純で確実かつ短時間で鉄筋の結束作業を行
うことができるようになる。
【0030】なお、ここで、略直角交差部の棒状体結束
具1を、略L字状の内側枠部30Bに部分的に係合させ
ていたが、装着治具30の内側の磁石に吸着する等の方
法によって装着治具30の内側枠部30Bに挿着しても
よい。
具1を、略L字状の内側枠部30Bに部分的に係合させ
ていたが、装着治具30の内側の磁石に吸着する等の方
法によって装着治具30の内側枠部30Bに挿着しても
よい。
【0031】図8に示すように、略直角に折曲した鉄筋
50の一方50cをフック部入口20より挿入してフッ
ク部21に位置せしめ、直状棒状体60に略直角交差部
の棒状体結束具1の中央部を位置させ、略直角に折曲し
た鉄筋50の他の一方50dが略直角交差部の棒状体結
束具1の他端に位置する入口部12に入るよう合わせた
後、装着治具30の図示しないレバーを押すことにより
略直角に折曲した鉄筋50の一方50dを略直角交差部
の棒状体結束具1の挾持部15内に挿入し、挾持すると
同時に、直状鉄筋60を本体部10の中央部の内側で保
持することにより、一対の鉄筋を略直角に交差した状態
で結束することができる。
50の一方50cをフック部入口20より挿入してフッ
ク部21に位置せしめ、直状棒状体60に略直角交差部
の棒状体結束具1の中央部を位置させ、略直角に折曲し
た鉄筋50の他の一方50dが略直角交差部の棒状体結
束具1の他端に位置する入口部12に入るよう合わせた
後、装着治具30の図示しないレバーを押すことにより
略直角に折曲した鉄筋50の一方50dを略直角交差部
の棒状体結束具1の挾持部15内に挿入し、挾持すると
同時に、直状鉄筋60を本体部10の中央部の内側で保
持することにより、一対の鉄筋を略直角に交差した状態
で結束することができる。
【0032】このように結束具1の鉄筋への装着作業
は、予め、配筋した鉄筋を動かすことなく結束具1の端
部にあるフック部21を略直角に折曲した鉄筋50の一
辺50cに引っ掛けて、他端の入口部12を略直角に折
曲した鉄筋50の一辺50dに押し込む動作で簡単に行
える。
は、予め、配筋した鉄筋を動かすことなく結束具1の端
部にあるフック部21を略直角に折曲した鉄筋50の一
辺50cに引っ掛けて、他端の入口部12を略直角に折
曲した鉄筋50の一辺50dに押し込む動作で簡単に行
える。
【0033】したがって、この略直角交差部の棒状体結
束具1を用いることにより、鉄筋の結束作業を行う作業
員に対して特に熟練が要求されずに済むとともに、単純
で確実、かつ、短時間で鉄筋の結束作業を行うことがで
きるようになる。
束具1を用いることにより、鉄筋の結束作業を行う作業
員に対して特に熟練が要求されずに済むとともに、単純
で確実、かつ、短時間で鉄筋の結束作業を行うことがで
きるようになる。
【0034】更に、この略直角交差部の棒状体結束具1
の場合、挾持部15には折返片16が本体部10より7
5度程度折り曲げ一体的に形成され、図3の挾持部15
の断面図に見られるように折返片16は図の上方向が狭
くテーパ状に形成されている。そして、この狭い部分の
幅はここに挾持する略直角に折曲した鉄筋50の径より
やや狭く設定してあるので、略直角に折曲した鉄筋50
を挿入すると、挾持部15は図3の矢印の方向に捩れや
や幅が拡がって略直角に折曲した鉄筋50を挾持する。
の場合、挾持部15には折返片16が本体部10より7
5度程度折り曲げ一体的に形成され、図3の挾持部15
の断面図に見られるように折返片16は図の上方向が狭
くテーパ状に形成されている。そして、この狭い部分の
幅はここに挾持する略直角に折曲した鉄筋50の径より
やや狭く設定してあるので、略直角に折曲した鉄筋50
を挿入すると、挾持部15は図3の矢印の方向に捩れや
や幅が拡がって略直角に折曲した鉄筋50を挾持する。
【0035】このため、挾持部15は略直角に折曲した
鉄筋50を捩れとは逆方向の捩れ反力と拡がり反力との
合成された弾性力により確実に強固に挾持される。
鉄筋50を捩れとは逆方向の捩れ反力と拡がり反力との
合成された弾性力により確実に強固に挾持される。
【0036】また、折返ガイド13の挾持部15側の端
には抜止部14が鋭角に形成(図6参照)され、本体部
10より75度程度の折り曲げ入口部12と一体に、か
つ、挾持部15への移行部分の幅は略直角に折曲した鉄
筋50の直径より7ミリ程狭い開口で形成されている。
このため、挾持部15に挿入された略直角に折曲した鉄
筋50の一方50dに、入口部12の方向に脱出する力
が働いても、抜止部14が釣針のアゴのように略直角に
折曲した鉄筋50の一方50dに引掛かり、略直角に折
曲した鉄筋50は容易に挾持部15から外れない。
には抜止部14が鋭角に形成(図6参照)され、本体部
10より75度程度の折り曲げ入口部12と一体に、か
つ、挾持部15への移行部分の幅は略直角に折曲した鉄
筋50の直径より7ミリ程狭い開口で形成されている。
このため、挾持部15に挿入された略直角に折曲した鉄
筋50の一方50dに、入口部12の方向に脱出する力
が働いても、抜止部14が釣針のアゴのように略直角に
折曲した鉄筋50の一方50dに引掛かり、略直角に折
曲した鉄筋50は容易に挾持部15から外れない。
【0037】このように、折返片16と抜止部14等の
働きによって本実施の形態の略直角交差部の棒状体結束
具1は、薄い素材板を用いて簡単に成形することがで
き、鉄筋等の略直角交差部を確実に強固に結束すること
ができる。
働きによって本実施の形態の略直角交差部の棒状体結束
具1は、薄い素材板を用いて簡単に成形することがで
き、鉄筋等の略直角交差部を確実に強固に結束すること
ができる。
【0038】更に、本実施の形態の略直角交差部の棒状
体結束具1が鉄筋の略直角交差部に装着されると、弾性
片22は本体部10の中央部内側の内部に保持した直状
鉄筋60を略直角に折曲した鉄筋50のコーナ方向に押
し付けるようにして、本体部10で拘束されるので、直
状鉄筋60は弾性片22と、略直角に折曲した鉄筋50
とによって挾持されることになり、より強固に結束する
ことができる。
体結束具1が鉄筋の略直角交差部に装着されると、弾性
片22は本体部10の中央部内側の内部に保持した直状
鉄筋60を略直角に折曲した鉄筋50のコーナ方向に押
し付けるようにして、本体部10で拘束されるので、直
状鉄筋60は弾性片22と、略直角に折曲した鉄筋50
とによって挾持されることになり、より強固に結束する
ことができる。
【0039】上記実施の形態では、角柱状の鉄筋コンク
リートを打設する場合のコーナ部における配筋を想定し
て、棒状体として鉄筋50,60を例として本実施の形
態の略直角交差部の棒状体結束具1を説明したが、本発
明の略直角交差部の棒状体結束具1は、これらの鉄筋5
0,60に限定されるものではなく、テントやビニール
ハウスの配筋であるパイプは勿論のこと、その材質も金
属に限られるものではなく略直角交差部であればどのよ
うなものにも適用することができる。また、略直角交差
部の棒状体結束具1は金属性の素材から製作される例を
説明したが、これに限定されるものではなく、要求され
る結束強度によっては、金属以外の材質であってもよ
い。
リートを打設する場合のコーナ部における配筋を想定し
て、棒状体として鉄筋50,60を例として本実施の形
態の略直角交差部の棒状体結束具1を説明したが、本発
明の略直角交差部の棒状体結束具1は、これらの鉄筋5
0,60に限定されるものではなく、テントやビニール
ハウスの配筋であるパイプは勿論のこと、その材質も金
属に限られるものではなく略直角交差部であればどのよ
うなものにも適用することができる。また、略直角交差
部の棒状体結束具1は金属性の素材から製作される例を
説明したが、これに限定されるものではなく、要求され
る結束強度によっては、金属以外の材質であってもよ
い。
【0040】このように、本実施の形態の略直角交差部
の棒状体結束具1は、図9に示すように、略直角(略L
字形)に折曲した鉄筋50からなる棒状体と、鉄筋60
からなる直状棒状体との一対の棒状体を、前記略直角に
折曲した鉄筋50からなる棒状体のコーナの内側で、前
記略直角に折曲した鉄筋50からなる棒状体の2方向で
形成される面に垂直に鉄筋60からなる直状棒状体を交
差させて配置し、その交差状態を互いに板状部材で固着
する略直角交差部の棒状体結束具1において、鉄筋60
からなる直状棒状体の外周面に沿って把持する本体部1
0と、本体部10の端部に略直角に折曲した鉄筋50か
らなる棒状体の一方を挿入するフック入口20と、挿入
された鉄筋50からなる棒状体を保持するフック部21
と、本体部10の他の端部には、直角に折曲した鉄筋5
0からなる棒状体の他方を挿入する折返ガイド13を有
する入口部12と、挿入された鉄筋50からなる棒状体
を挾持するための折返片16を有する挾持部15とを具
備するものである。
の棒状体結束具1は、図9に示すように、略直角(略L
字形)に折曲した鉄筋50からなる棒状体と、鉄筋60
からなる直状棒状体との一対の棒状体を、前記略直角に
折曲した鉄筋50からなる棒状体のコーナの内側で、前
記略直角に折曲した鉄筋50からなる棒状体の2方向で
形成される面に垂直に鉄筋60からなる直状棒状体を交
差させて配置し、その交差状態を互いに板状部材で固着
する略直角交差部の棒状体結束具1において、鉄筋60
からなる直状棒状体の外周面に沿って把持する本体部1
0と、本体部10の端部に略直角に折曲した鉄筋50か
らなる棒状体の一方を挿入するフック入口20と、挿入
された鉄筋50からなる棒状体を保持するフック部21
と、本体部10の他の端部には、直角に折曲した鉄筋5
0からなる棒状体の他方を挿入する折返ガイド13を有
する入口部12と、挿入された鉄筋50からなる棒状体
を挾持するための折返片16を有する挾持部15とを具
備するものである。
【0041】したがって、略直角交差部の棒状体結束具
1の鉄筋50,60からなる棒状体への装着作業は、予
め、配筋した鉄筋50,60からなる棒状体を動かすこ
となく略直角交差部の棒状体結束具1の端部にあるフッ
ク部21を直角の鉄筋50からなる棒状体の一方に引っ
掛けて、他端の入口部12を略直角に折曲した鉄筋50
からなる棒状体の他の一方に押し込む動作で簡単に行え
る。
1の鉄筋50,60からなる棒状体への装着作業は、予
め、配筋した鉄筋50,60からなる棒状体を動かすこ
となく略直角交差部の棒状体結束具1の端部にあるフッ
ク部21を直角の鉄筋50からなる棒状体の一方に引っ
掛けて、他端の入口部12を略直角に折曲した鉄筋50
からなる棒状体の他の一方に押し込む動作で簡単に行え
る。
【0042】即ち、この略直角交差部の棒状体結束具1
を用いることにより、略直角交差部の結束作業を行う作
業員に対して特に熟練が要求されずに済むとともに、単
純で確実、かつ、短時間で結束を行うことができる。故
に、現在まで実現不可能であった、略直角(略L字形)
に折曲した鉄筋50からなる棒状体と、鉄筋60からな
る直状棒状体との一対の棒状体を、前記略直角に折曲し
た鉄筋50からなる棒状体のコーナの内側で、前記略直
角に折曲した鉄筋50からなる棒状体の2方向で形成さ
れる面に垂直に鉄筋60からなる直状棒状体を交差さ
せ、その交差状態を互いに板状部材で固着することがで
きる。
を用いることにより、略直角交差部の結束作業を行う作
業員に対して特に熟練が要求されずに済むとともに、単
純で確実、かつ、短時間で結束を行うことができる。故
に、現在まで実現不可能であった、略直角(略L字形)
に折曲した鉄筋50からなる棒状体と、鉄筋60からな
る直状棒状体との一対の棒状体を、前記略直角に折曲し
た鉄筋50からなる棒状体のコーナの内側で、前記略直
角に折曲した鉄筋50からなる棒状体の2方向で形成さ
れる面に垂直に鉄筋60からなる直状棒状体を交差さ
せ、その交差状態を互いに板状部材で固着することがで
きる。
【0043】また、上記各実施の形態の棒状体の十字状
交差部の結束具は、一枚の板材からなり、1回または2
回程度の打抜き加工によって効率の良い製造が可能とな
り、安価な部品となる。そして、板材の機械的強度を得
るために、切起しを使用しているから、薄い材料におい
ても、比較的強靭な対荷重性を持たせることができる。
交差部の結束具は、一枚の板材からなり、1回または2
回程度の打抜き加工によって効率の良い製造が可能とな
り、安価な部品となる。そして、板材の機械的強度を得
るために、切起しを使用しているから、薄い材料におい
ても、比較的強靭な対荷重性を持たせることができる。
【0044】更に、本実施の形態の略直角交差部の棒状
体結束具1の挾持部15の折返片16は、テーパで、か
つ、その開口幅が挾持される鉄筋50からなる棒状体の
径より狭く形成されているものである。
体結束具1の挾持部15の折返片16は、テーパで、か
つ、その開口幅が挾持される鉄筋50からなる棒状体の
径より狭く形成されているものである。
【0045】したがって、前記挿入された鉄筋50等の
棒状体を挾持するための折返片16を有する挾持部15
は、その前記折返片16が、テーパーで、かつ、その開
口幅が挾持される鉄筋50等の棒状体の径より狭く形成
されている。挿入された鉄筋50等の棒状体を捩じれ反
力と拡がり反力との合成された弾性力により、より確実
に強固に挾持することができる。
棒状体を挾持するための折返片16を有する挾持部15
は、その前記折返片16が、テーパーで、かつ、その開
口幅が挾持される鉄筋50等の棒状体の径より狭く形成
されている。挿入された鉄筋50等の棒状体を捩じれ反
力と拡がり反力との合成された弾性力により、より確実
に強固に挾持することができる。
【0046】更にまた、本実施の形態の略直角交差部の
棒状体結束具1の鉄筋60からなる直状棒状体の外周面
に沿って把持する本体部10には、鉄筋50からなる棒
状体の外周面を押圧する弾性片22を具備するものであ
るから、鉄筋50,60等の棒状体は、弾性片22が本
体部10の内部に保持した鉄筋50,60等の棒状体を
押し付けるように動作するので、保持された鉄筋50,
60等の棒状体は弾性片22と、他の鉄筋60または5
0等の棒状体とによって挾持されることになり、より強
固に結束することができる。
棒状体結束具1の鉄筋60からなる直状棒状体の外周面
に沿って把持する本体部10には、鉄筋50からなる棒
状体の外周面を押圧する弾性片22を具備するものであ
るから、鉄筋50,60等の棒状体は、弾性片22が本
体部10の内部に保持した鉄筋50,60等の棒状体を
押し付けるように動作するので、保持された鉄筋50,
60等の棒状体は弾性片22と、他の鉄筋60または5
0等の棒状体とによって挾持されることになり、より強
固に結束することができる。
【0047】そして、前記入口部12の折返ガイド13
の一部には、鉄筋50からなる棒状体の離脱を防止する
抜止部14を具備するものであるから、挾持部15に挿
入された入口部12の方向に脱出する力が働いても、抜
止部14が鉄筋50等の棒状体に引掛かり鉄筋50等の
棒状体は容易に挾持部15から外れないから、より確実
な結束ができる。特に、実施の形態では、抜止部14が
切起されているから、機械的強度も大きく安定した取付
け状態となる。
の一部には、鉄筋50からなる棒状体の離脱を防止する
抜止部14を具備するものであるから、挾持部15に挿
入された入口部12の方向に脱出する力が働いても、抜
止部14が鉄筋50等の棒状体に引掛かり鉄筋50等の
棒状体は容易に挾持部15から外れないから、より確実
な結束ができる。特に、実施の形態では、抜止部14が
切起されているから、機械的強度も大きく安定した取付
け状態となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1にかかる略直角
交差部の棒状体結束具は、直状棒状体の外周面に沿って
把持する本体部と、前記本体部の端部に前記略直角に折
曲した棒状体の一方を挿入するフック入口と、挿入され
た前記棒状体を保持するフック部と、前記本体部の他の
端部には、前記直角に折曲した棒状体の他方を挿入する
折返ガイドを有する入口部と、挿入された前記棒状体を
挾持するための折返片を有する挾持部とを具備するもの
である。
交差部の棒状体結束具は、直状棒状体の外周面に沿って
把持する本体部と、前記本体部の端部に前記略直角に折
曲した棒状体の一方を挿入するフック入口と、挿入され
た前記棒状体を保持するフック部と、前記本体部の他の
端部には、前記直角に折曲した棒状体の他方を挿入する
折返ガイドを有する入口部と、挿入された前記棒状体を
挾持するための折返片を有する挾持部とを具備するもの
である。
【0049】したがって、現在まで実現不可能であった
略直角(略L字形)に折曲した棒状体と、直状棒状体と
の一対の棒状体を、前記略直角に折曲した棒状体のコー
ナの内側で、前記略直角に折曲した棒状体の2方向で形
成される面に垂直に直状棒状体を交差させ、その交差状
態を互いに板状部材で固着することができる。
略直角(略L字形)に折曲した棒状体と、直状棒状体と
の一対の棒状体を、前記略直角に折曲した棒状体のコー
ナの内側で、前記略直角に折曲した棒状体の2方向で形
成される面に垂直に直状棒状体を交差させ、その交差状
態を互いに板状部材で固着することができる。
【0050】また、略直角交差部の棒状体結束具の棒状
体への装着作業は、予め、配筋した棒状体を動かすこと
なくフック部を直角の棒状体の一方に引っ掛けて、他端
の入口部を略直角に折曲した棒状体の他の一方に押し込
む動作で簡単に行えるから、この略直角交差部の棒状体
結束具を用いることにより、略直角交差部の結束作業を
行う作業員に対して特に熟練が要求されずに済むととも
に、単純で確実、かつ、短時間で結束を行うことができ
る。
体への装着作業は、予め、配筋した棒状体を動かすこと
なくフック部を直角の棒状体の一方に引っ掛けて、他端
の入口部を略直角に折曲した棒状体の他の一方に押し込
む動作で簡単に行えるから、この略直角交差部の棒状体
結束具を用いることにより、略直角交差部の結束作業を
行う作業員に対して特に熟練が要求されずに済むととも
に、単純で確実、かつ、短時間で結束を行うことができ
る。
【0051】請求項2にかかる略直角交差部の棒状体結
束具の前記挾持部の折返片は、テーパで、かつ、その開
口幅が挾持される棒状体の径より狭く形成されているも
のであるから、請求項1の効果に加えて、挿入された棒
状体を捩じれ反力と拡がり反力との合成された弾性力に
より、より確実に強固に挾持することができる。
束具の前記挾持部の折返片は、テーパで、かつ、その開
口幅が挾持される棒状体の径より狭く形成されているも
のであるから、請求項1の効果に加えて、挿入された棒
状体を捩じれ反力と拡がり反力との合成された弾性力に
より、より確実に強固に挾持することができる。
【0052】請求項3にかかる略直角交差部の棒状体結
束具は、前記棒状体の外周面に沿って把持する本体部の
内面に棒状体を押さえるための弾性片を具備するもので
あるから、請求項1または請求項2の効果に加えて、弾
性片は本体部の内部に保持した棒状体を他の棒状体の方
向に押し付けるように本体部と一体に形成されているの
で、保持された棒状体は弾性片と他の棒状体とによって
挾持されることになり、より強固に結束することができ
る。
束具は、前記棒状体の外周面に沿って把持する本体部の
内面に棒状体を押さえるための弾性片を具備するもので
あるから、請求項1または請求項2の効果に加えて、弾
性片は本体部の内部に保持した棒状体を他の棒状体の方
向に押し付けるように本体部と一体に形成されているの
で、保持された棒状体は弾性片と他の棒状体とによって
挾持されることになり、より強固に結束することができ
る。
【0053】請求項4にかかる棒状体の十字状交差部の
結束具は、前記棒状体を挿入するための折返ガイドを有
する入口部の前記折返ガイドの一部に棒状体の抜止部を
具備するものであるから、請求項1乃至請求項3の何れ
か1つの効果に加えて、挾持部に挿入された棒状体に入
口部の方向に脱出する力が働いても、抜止部が棒状体に
引掛かり棒状体は容易に挾持部から外れないから、より
確実な結束ができる。
結束具は、前記棒状体を挿入するための折返ガイドを有
する入口部の前記折返ガイドの一部に棒状体の抜止部を
具備するものであるから、請求項1乃至請求項3の何れ
か1つの効果に加えて、挾持部に挿入された棒状体に入
口部の方向に脱出する力が働いても、抜止部が棒状体に
引掛かり棒状体は容易に挾持部から外れないから、より
確実な結束ができる。
【図1】 図1は本発明の実施の形態である略直角交差
部の棒状体結束具の正面図である。
部の棒状体結束具の正面図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態である略直角交差
部の棒状体結束具の要部側面図である。
部の棒状体結束具の要部側面図である。
【図3】 図3は図2の切断線Z−ZによるZ−Z断面
図である。
図である。
【図4】 図4は図2の切断線A−AによるA−A断面
図である。
図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態である略直角交差
部の棒状体結束具の本体部の展開図である。
部の棒状体結束具の本体部の展開図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態である略直角交差
部の棒状体結束具の素材板の挾持部及び入口部付近の部
分拡大平面図である。
部の棒状体結束具の素材板の挾持部及び入口部付近の部
分拡大平面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態である略直角交差
部の棒状体結束具を取付ける装着治具の一例を示す要部
斜視図である。
部の棒状体結束具を取付ける装着治具の一例を示す要部
斜視図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態である結束具の棒
状体の交差部への装着作業中を示す斜視図である。
状体の交差部への装着作業中を示す斜視図である。
【図9】 図9は本発明の実施の形態である略直角交差
部の棒状体結束具の使用状態を示す斜視図である。
部の棒状体結束具の使用状態を示す斜視図である。
【図10】 図10は従来の結束具を示す斜視図であ
る。
る。
10 本体部 11 素材板 12 入口部 13 折返ガイド 14 抜止部 15 挾持部 16 折返片 19 切欠穴部 20 フック部入口 21 フック部 22 弾性片 50 略直角に折曲した棒状体 60 直状棒状体
Claims (4)
- 【請求項1】 略直角に折曲した棒状体と直状棒状体と
の一対の棒状体を、前記略直角に折曲した棒状体のコー
ナの内側で、前記略直角に折曲した棒状体の2方向で形
成される面に垂直に前記直状棒状体を交差させて配置
し、その交差状態を互いに板状部材で固着する略直角交
差部の棒状体結束具において、 前記直状棒状体の外周面に沿って把持する本体部と、 前記本体部の端部に前記略直角に折曲した棒状体の一方
を挿入するフック入口と、挿入された前記棒状体を保持
するフック部と、 前記本体部の他の端部には、前記直角に折曲した棒状体
の他方を挿入する折返ガイドを有する入口部と、挿入さ
れた前記棒状体を挾持するための折返片を有する挾持部
とを具備することを特徴とする略直角交差部の棒状体結
束具。 - 【請求項2】 前記挾持部の折返片は、テーパで、か
つ、その開口幅が挾持される棒状体の径より狭く形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の略直角交差
部の棒状体結束具。 - 【請求項3】 前記直状棒状体の外周面に沿って把持す
る本体部には、棒状体の外周面を押圧する弾性片を具備
することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
略直角交差部の棒状体結束具。 - 【請求項4】 前記入口部の前記折返ガイドの一部に
は、前記棒状体の離脱を防止する抜止部を具備すること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記
載の略直角交差部の棒状体結束具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14369198A JPH11336258A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 略直角交差部の棒状体結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14369198A JPH11336258A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 略直角交差部の棒状体結束具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11336258A true JPH11336258A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15344725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14369198A Withdrawn JPH11336258A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 略直角交差部の棒状体結束具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11336258A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007016593A (ja) * | 2006-10-25 | 2007-01-25 | Asahi Engineering Kk | フック掛け鉄筋の組筋板 |
| JP2011052500A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Tokyu Construction Co Ltd | 鉄筋の配筋用金具と配筋構造 |
| CN113829469A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-12-24 | 中交第四公路工程局有限公司 | 一种预制构件使用的s型出浆管 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14369198A patent/JPH11336258A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007016593A (ja) * | 2006-10-25 | 2007-01-25 | Asahi Engineering Kk | フック掛け鉄筋の組筋板 |
| JP2011052500A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Tokyu Construction Co Ltd | 鉄筋の配筋用金具と配筋構造 |
| CN113829469A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-12-24 | 中交第四公路工程局有限公司 | 一种预制构件使用的s型出浆管 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |