JPH11337528A - 角ビレット表面疵検査装置及び表面疵検査方法 - Google Patents
角ビレット表面疵検査装置及び表面疵検査方法Info
- Publication number
- JPH11337528A JPH11337528A JP14336498A JP14336498A JPH11337528A JP H11337528 A JPH11337528 A JP H11337528A JP 14336498 A JP14336498 A JP 14336498A JP 14336498 A JP14336498 A JP 14336498A JP H11337528 A JPH11337528 A JP H11337528A
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- square billet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 角ビレットの表面の疵の位置を高精度に検出
する。 【解決手段】 角ビレット1を長手方向へ移動可能に支
持するローラ8を設ける。ローラ8上を進行する角ビレ
ット1の表面の疵を検出する疵検出装置部21を設け
る。ローラ8の回転量を検出するエンコーダ9を設け
る。エンコーダ9の回転量から角ビレット1の移動量を
求める演算手段を設ける。角ビレット1の進行方向に沿
って角ビレット1が到達したことを検出する複数のセン
サ10、11、12、13、14、15を間隔をあけて
設ける。角ビレット1がセンサ10、11、12、1
3、14、15に到達した際に、エンコーダ9をリセッ
トさせ、その位置を起点としてその後の角ビレット1の
移動量を起点の座標に加算して角ビレット1の進行方向
位置を求める。
する。 【解決手段】 角ビレット1を長手方向へ移動可能に支
持するローラ8を設ける。ローラ8上を進行する角ビレ
ット1の表面の疵を検出する疵検出装置部21を設け
る。ローラ8の回転量を検出するエンコーダ9を設け
る。エンコーダ9の回転量から角ビレット1の移動量を
求める演算手段を設ける。角ビレット1の進行方向に沿
って角ビレット1が到達したことを検出する複数のセン
サ10、11、12、13、14、15を間隔をあけて
設ける。角ビレット1がセンサ10、11、12、1
3、14、15に到達した際に、エンコーダ9をリセッ
トさせ、その位置を起点としてその後の角ビレット1の
移動量を起点の座標に加算して角ビレット1の進行方向
位置を求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角ビレットの表面
の疵を検出し、その位置を求める角ビレット表面疵検査
装置及び表面疵検査方法に関するものである。
の疵を検出し、その位置を求める角ビレット表面疵検査
装置及び表面疵検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角ビレット表面疵検査装置(以下、検査
装置と呼ぶ)について、概要を説明する。検査装置は、
角ビレットの表面上の細かな疵を録磁探傷法という動作
原理に基づき検出するものであって、いわゆる非破壊検
査装置の一種である。ここで、角ビレットとは、通常は
およそ150mm角の断面を持ち、長さは10数mから3
0m程度の細長い形状をした鋼材である。角ビレットを
あらかじめ磁化しておくと表面疵の部分から磁束が漏洩
するので、磁性テープ(以下、テープと呼ぶ)を角ビレ
ット表面に接触させてこの漏洩磁束を疵信号としてテー
プに記録させることができる。テープに記録された疵信
号は、専用のセンサによって電気信号の形で取り出すこ
とができ、これを別途装備された疵信号処理装置に送出
している。
装置と呼ぶ)について、概要を説明する。検査装置は、
角ビレットの表面上の細かな疵を録磁探傷法という動作
原理に基づき検出するものであって、いわゆる非破壊検
査装置の一種である。ここで、角ビレットとは、通常は
およそ150mm角の断面を持ち、長さは10数mから3
0m程度の細長い形状をした鋼材である。角ビレットを
あらかじめ磁化しておくと表面疵の部分から磁束が漏洩
するので、磁性テープ(以下、テープと呼ぶ)を角ビレ
ット表面に接触させてこの漏洩磁束を疵信号としてテー
プに記録させることができる。テープに記録された疵信
号は、専用のセンサによって電気信号の形で取り出すこ
とができ、これを別途装備された疵信号処理装置に送出
している。
【0003】図3は、この動作原理を機構的に説明する
ものであり、符号1は角ビレット、符号2はテープ、符
号3及び符号4はローラ、符号5は円盤状の高速回転ロ
ータ(以下、ロータと呼ぶ)、符号6はロータ5上に取
り付けられたセンサである。角ビレット1は矢印の方向
に走行し、かつ、テープ2は矢印の方向に循環してい
て、ローラ4の部分で角ビレット1はテープ2と接触す
るので、このときテープ2に疵信号が記録される。セン
サ6は合計4個ありロータ5と共に高速回転しながら、
その1個1個がテープ2に記録された疵信号を順番に検
出する。図3ではそのうちの1個であるセンサ6aが信
号を検出しているところを表している。一方、センサ6
により検出された疵信号については角ビレット走行中に
リアルタイムでそれが角ビレット1の表面のどの位置の
疵によるものか、すなわち幅方向の位置及び進行方向の
現在位置を知る必要がある。
ものであり、符号1は角ビレット、符号2はテープ、符
号3及び符号4はローラ、符号5は円盤状の高速回転ロ
ータ(以下、ロータと呼ぶ)、符号6はロータ5上に取
り付けられたセンサである。角ビレット1は矢印の方向
に走行し、かつ、テープ2は矢印の方向に循環してい
て、ローラ4の部分で角ビレット1はテープ2と接触す
るので、このときテープ2に疵信号が記録される。セン
サ6は合計4個ありロータ5と共に高速回転しながら、
その1個1個がテープ2に記録された疵信号を順番に検
出する。図3ではそのうちの1個であるセンサ6aが信
号を検出しているところを表している。一方、センサ6
により検出された疵信号については角ビレット走行中に
リアルタイムでそれが角ビレット1の表面のどの位置の
疵によるものか、すなわち幅方向の位置及び進行方向の
現在位置を知る必要がある。
【0004】まず、角ビレット1の表面の幅方向の位置
は、センサ6の現在の回転位置により求めることができ
きる。よって、ロータ5にアブソリュート型ロータリー
エンコーダ7を直結してセンサ6の回転位置を検出して
いる。一方、角ビレット1の進行方向の現在位置は、角
ビレット1がある位置を起点としてどれだけ進んだかが
分かればよい。このため、図4のように、ローラ8を介
してインクリメンタル型ロータリーエンコーダ9(以
下、エンコーダ9と呼ぶ)を装備し、角ビレット1の走
行につれてエンコーダ9が回転するようにしている。そ
して、疵信号処理装置は、エンコーダ9の出力パルスを
カウントし、その結果(積算値)と同パルス1個当たり
の角ビレット走行距離を乗算することにより実際の走行
距離を算出して進行方向の現在位置を求めている。
は、センサ6の現在の回転位置により求めることができ
きる。よって、ロータ5にアブソリュート型ロータリー
エンコーダ7を直結してセンサ6の回転位置を検出して
いる。一方、角ビレット1の進行方向の現在位置は、角
ビレット1がある位置を起点としてどれだけ進んだかが
分かればよい。このため、図4のように、ローラ8を介
してインクリメンタル型ロータリーエンコーダ9(以
下、エンコーダ9と呼ぶ)を装備し、角ビレット1の走
行につれてエンコーダ9が回転するようにしている。そ
して、疵信号処理装置は、エンコーダ9の出力パルスを
カウントし、その結果(積算値)と同パルス1個当たり
の角ビレット走行距離を乗算することにより実際の走行
距離を算出して進行方向の現在位置を求めている。
【0005】図4において、符号10は光電スイッチや
リミットスイッチなどのセンサであり、角ビレット1の
先端がその位置にきたことを検出するようになってい
る。角ビレット1がセンサ10の位置にきたときはエン
コーダ9はすでに動作している。そしてローラ4にてテ
ープ2が角ビレット1に接触する位置とセンサ10の間
の距離Loは一定であり、その値はあらかじめ分かって
いるので、疵信号処理装置は、エンコーダ9の信号をも
とに角ビレット1がセンサ10の位置に来てから距離L
oだけ走行したタイミングを検出することができる。こ
のようにして、テープ2に記録された疵データと角ビレ
ット1の進行方向位置との同期を取っている。
リミットスイッチなどのセンサであり、角ビレット1の
先端がその位置にきたことを検出するようになってい
る。角ビレット1がセンサ10の位置にきたときはエン
コーダ9はすでに動作している。そしてローラ4にてテ
ープ2が角ビレット1に接触する位置とセンサ10の間
の距離Loは一定であり、その値はあらかじめ分かって
いるので、疵信号処理装置は、エンコーダ9の信号をも
とに角ビレット1がセンサ10の位置に来てから距離L
oだけ走行したタイミングを検出することができる。こ
のようにして、テープ2に記録された疵データと角ビレ
ット1の進行方向位置との同期を取っている。
【0006】また、図4において、角ビレット1が進行
してある位置に来ると角ビレット1がエンコーダ9から
外れてしまう。したがって、エンコーダ9は検査装置の
入口側と出口側にそれぞれエンコーダ9a、9bのよう
に2組取り付け、適切なタイミングで切り替えるように
している。
してある位置に来ると角ビレット1がエンコーダ9から
外れてしまう。したがって、エンコーダ9は検査装置の
入口側と出口側にそれぞれエンコーダ9a、9bのよう
に2組取り付け、適切なタイミングで切り替えるように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、エンコーダ9を用いて角ビレット1の進行方向の位
置を検出していたが、検出精度が十分でないという問題
があった。これは、進行方向の位置を検出するためのエ
ンコーダ9自身にも精度上の限界があることに加え、
(1)角ビレット1の表面の凹凸、(2)ローラ8の真
円度、(3)角ビレット1とローラ8との間の滑り、な
どの影響により検出誤差が発生することによるものであ
った。しかも、この誤差はパルス信号をカウントする過
程で次々と積算され増大してゆく性質があり、その上角
ビレット1は全長が10数mから30mと長いので、それ
だけ一層誤差の積算量も大きく、検出精度上の問題が甚
だしかった。
は、エンコーダ9を用いて角ビレット1の進行方向の位
置を検出していたが、検出精度が十分でないという問題
があった。これは、進行方向の位置を検出するためのエ
ンコーダ9自身にも精度上の限界があることに加え、
(1)角ビレット1の表面の凹凸、(2)ローラ8の真
円度、(3)角ビレット1とローラ8との間の滑り、な
どの影響により検出誤差が発生することによるものであ
った。しかも、この誤差はパルス信号をカウントする過
程で次々と積算され増大してゆく性質があり、その上角
ビレット1は全長が10数mから30mと長いので、それ
だけ一層誤差の積算量も大きく、検出精度上の問題が甚
だしかった。
【0008】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて高精度に角ビレットの進行方向の位置検出
を行い、疵の位置を正確に求めることができる角ビレッ
ト表面疵検査装置を提供することを目的としている。
ので、極めて高精度に角ビレットの進行方向の位置検出
を行い、疵の位置を正確に求めることができる角ビレッ
ト表面疵検査装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の角ビレットの表面疵検査装置は、角
ビレットを長手方向へ移動可能に支持するローラと、該
ローラ上を進行する角ビレットの表面の疵を検出する疵
検出手段と、前記ローラに設けられ、このローラの回転
量を検出するエンコーダと、前記角ビレットの進行方向
に沿って間隔をあけて設けられて前記角ビレットが到達
したことを検出する複数のセンサと、前記エンコーダ及
び前記センサの検出信号から前記疵検出手段によって検
出される疵の位置を求める演算手段とを有し、前記演算
手段は、前記角ビレットが前記センサに到達した際に、
前記エンコーダをリセットし、その位置を起点としてそ
の後の角ビレットの移動量を前記起点の座標に加算して
前記角ビレットの進行方向位置を求めることを特徴とし
ている。つまり、エンコーダによる角ビレットの移動量
の検出値が、角ビレットが各センサに到達した時点にて
一旦リセットされるので、エンコーダによる角ビレット
の移動量の検出値の最大値が各センサ間の距離とされ
る。即ち、エンコーダによる各ビレットの移動量の検出
量が短くされ、これにより、角ビレットの移動量の検出
誤差が抑えられる。
に、請求項1記載の角ビレットの表面疵検査装置は、角
ビレットを長手方向へ移動可能に支持するローラと、該
ローラ上を進行する角ビレットの表面の疵を検出する疵
検出手段と、前記ローラに設けられ、このローラの回転
量を検出するエンコーダと、前記角ビレットの進行方向
に沿って間隔をあけて設けられて前記角ビレットが到達
したことを検出する複数のセンサと、前記エンコーダ及
び前記センサの検出信号から前記疵検出手段によって検
出される疵の位置を求める演算手段とを有し、前記演算
手段は、前記角ビレットが前記センサに到達した際に、
前記エンコーダをリセットし、その位置を起点としてそ
の後の角ビレットの移動量を前記起点の座標に加算して
前記角ビレットの進行方向位置を求めることを特徴とし
ている。つまり、エンコーダによる角ビレットの移動量
の検出値が、角ビレットが各センサに到達した時点にて
一旦リセットされるので、エンコーダによる角ビレット
の移動量の検出値の最大値が各センサ間の距離とされ
る。即ち、エンコーダによる各ビレットの移動量の検出
量が短くされ、これにより、角ビレットの移動量の検出
誤差が抑えられる。
【0010】請求項2記載の角ビレット表面疵検査方法
は、角ビレットを長手方向へ進行させながら表面の疵を
検出し、その疵の位置を求める角ビレット表面疵検査方
法であって、前記角ビレットを、その進行方向に沿った
複数の検出点にて検出し、この検出点を起点としてその
後の角ビレットの移動量を、前記起点の座標に加算して
前記角ビレットの進行方向位置を求めることを特徴とし
ている。これにより、角ビレットの移動量の検出量が細
分化され、角ビレットの移動量の検出誤差が抑えられ
る。
は、角ビレットを長手方向へ進行させながら表面の疵を
検出し、その疵の位置を求める角ビレット表面疵検査方
法であって、前記角ビレットを、その進行方向に沿った
複数の検出点にて検出し、この検出点を起点としてその
後の角ビレットの移動量を、前記起点の座標に加算して
前記角ビレットの進行方向位置を求めることを特徴とし
ている。これにより、角ビレットの移動量の検出量が細
分化され、角ビレットの移動量の検出誤差が抑えられ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の角ビ
レット表面疵検査装置を図によって説明する。図1に示
すものは、本実施の形態の角ビレット表面疵検査装置
(以下、検査装置と呼ぶ)である。この検査装置には、
角ビレット1の進行方向に沿って複数個の位置検出セン
サ10、11、12、13、14、15が間隔をあけて
設置されており、これらセンサ10、11、12、1
3、14、15によって、進行する角ビレット1が順次
検出されるようになっている。つまり、角ビレット1が
進行し、それぞれのセンサ10、11、12、13、1
4、15に到達すると、角ビレット1が到達したセンサ
10、11、12、13、14、15が、角ビレット1
を順次検出し、そのセンサから検出信号が出力されるよ
うになっている。そして、これらセンサ10、11、1
2、13、14、15及びエンコーダ9からの検出デー
タに基づいて、角ビレット1の位置が演算手段によって
求められるようになっている。
レット表面疵検査装置を図によって説明する。図1に示
すものは、本実施の形態の角ビレット表面疵検査装置
(以下、検査装置と呼ぶ)である。この検査装置には、
角ビレット1の進行方向に沿って複数個の位置検出セン
サ10、11、12、13、14、15が間隔をあけて
設置されており、これらセンサ10、11、12、1
3、14、15によって、進行する角ビレット1が順次
検出されるようになっている。つまり、角ビレット1が
進行し、それぞれのセンサ10、11、12、13、1
4、15に到達すると、角ビレット1が到達したセンサ
10、11、12、13、14、15が、角ビレット1
を順次検出し、そのセンサから検出信号が出力されるよ
うになっている。そして、これらセンサ10、11、1
2、13、14、15及びエンコーダ9からの検出デー
タに基づいて、角ビレット1の位置が演算手段によって
求められるようになっている。
【0012】他の部分は、前述した従来装置と略同一構
造であるが、ここで説明すると、符号2はテープ、符号
3及び符号4はローラ、符号5は円盤状の高速回転ロー
タ(以下、ロータと呼ぶ)、符号6はロータ5上に取り
付けられたセンサであり、角ビレット1は矢印の方向に
走行し、かつ、テープ2は矢印の方向に循環していて、
ローラ4の部分で角ビレット1はテープ2と接触するの
で、このときテープ2に疵信号が記録されるようになっ
ている。センサ6は合計4個ありロータ5と共に高速回
転しながら、その1個1個がテープ2に記録された疵信
号を順番に検出する。
造であるが、ここで説明すると、符号2はテープ、符号
3及び符号4はローラ、符号5は円盤状の高速回転ロー
タ(以下、ロータと呼ぶ)、符号6はロータ5上に取り
付けられたセンサであり、角ビレット1は矢印の方向に
走行し、かつ、テープ2は矢印の方向に循環していて、
ローラ4の部分で角ビレット1はテープ2と接触するの
で、このときテープ2に疵信号が記録されるようになっ
ている。センサ6は合計4個ありロータ5と共に高速回
転しながら、その1個1個がテープ2に記録された疵信
号を順番に検出する。
【0013】角ビレット1の表面の幅方向の位置は、ロ
ータ5に設けられたアブソリュート型ロータリーエンコ
ーダ7によって、センサ6の回転位置を検出することに
より求められる。また、角ビレット1の進行方向の位置
は、ローラを介して設けられたインクリメンタル型ロー
タリーエンコーダ9によって求められるようになってい
る。そして、これらテープ2、ローラ3、4、ロータ
5、センサ6、アブソリュート型ロータリーエンコーダ
7から疵検出装置部(疵検出手段)21が構成されてい
る。
ータ5に設けられたアブソリュート型ロータリーエンコ
ーダ7によって、センサ6の回転位置を検出することに
より求められる。また、角ビレット1の進行方向の位置
は、ローラを介して設けられたインクリメンタル型ロー
タリーエンコーダ9によって求められるようになってい
る。そして、これらテープ2、ローラ3、4、ロータ
5、センサ6、アブソリュート型ロータリーエンコーダ
7から疵検出装置部(疵検出手段)21が構成されてい
る。
【0014】次に、演算手段による角ビレット1の進行
方向の位置の検出の仕方について説明する。角ビレット
1がそれぞれのセンサ10、11、12、13、14、
15に対応する位置に到達すると、該当のセンサから検
出信号を出力する。そして、角ビレット1の進行方向の
現在位置は、その時点で最後に通過したセンサの位置を
起点としてエンコーダ9の出力パルスカウント値により
算出する。即ち、図2において、角ビレット1の先端が
A点のようにセンサ10とセンサ11の間にあるとき
は、原点Oを起点としたエンコーダ9の出力パルスのカ
ウント値をもとに算出した距離L1aがそのまま現在位
置となる。
方向の位置の検出の仕方について説明する。角ビレット
1がそれぞれのセンサ10、11、12、13、14、
15に対応する位置に到達すると、該当のセンサから検
出信号を出力する。そして、角ビレット1の進行方向の
現在位置は、その時点で最後に通過したセンサの位置を
起点としてエンコーダ9の出力パルスカウント値により
算出する。即ち、図2において、角ビレット1の先端が
A点のようにセンサ10とセンサ11の間にあるとき
は、原点Oを起点としたエンコーダ9の出力パルスのカ
ウント値をもとに算出した距離L1aがそのまま現在位
置となる。
【0015】次に、角ビレット1がさらに進行し、セン
サ11の位置に来た時点でエンコーダ9のパルスカウン
ト値をリセットし、センサ11の座標(原点Oからの距
離)L1を現在位置として置き換える。次に、角ビレッ
ト1の先端がB点のようにセンサ11とセンサ12の間
にあるときは、センサ11の座標L1を起点としたエン
コーダ9の出力パルスカウント値から算出する距離L2
aを座標L1に加算した値を現在位置とする。
サ11の位置に来た時点でエンコーダ9のパルスカウン
ト値をリセットし、センサ11の座標(原点Oからの距
離)L1を現在位置として置き換える。次に、角ビレッ
ト1の先端がB点のようにセンサ11とセンサ12の間
にあるときは、センサ11の座標L1を起点としたエン
コーダ9の出力パルスカウント値から算出する距離L2
aを座標L1に加算した値を現在位置とする。
【0016】角ビレット1がさらに進行してC点、D
点、E点、F点の位置にある場合でも、B点の場合と同
様にセンサ12、13、14、15をそれぞれ通過した
時点でパルスカウント値をリセットして再度カウントを
開始し、各センサの原点Oからの距離(進行方向の座
標)に、この新しいカウント値を加算した結果を現在位
置とする。また、各センサ12、13、14、15の間
及びセンサ15を越えた点では、上記と同様に、角ビレ
ット1が越えた直後のセンサの座標を起点としたエンコ
ーダ9の出力パルスカウント値から算出する距離をセン
サの座標に加算した値を現在位置とする。
点、E点、F点の位置にある場合でも、B点の場合と同
様にセンサ12、13、14、15をそれぞれ通過した
時点でパルスカウント値をリセットして再度カウントを
開始し、各センサの原点Oからの距離(進行方向の座
標)に、この新しいカウント値を加算した結果を現在位
置とする。また、各センサ12、13、14、15の間
及びセンサ15を越えた点では、上記と同様に、角ビレ
ット1が越えた直後のセンサの座標を起点としたエンコ
ーダ9の出力パルスカウント値から算出する距離をセン
サの座標に加算した値を現在位置とする。
【0017】ここで、角ビレット1先端のセンサ12の
位置へ到達した以降の距離の検出の仕方は、次の通りで
ある。 (1)センサ12 角ビレット1の先端がセンサ12に到達した時点で、エ
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ12の座標L1+L2を現在位置として置き換える。 (2)センサ12、13間 角ビレット1の先端がC点のようにセンサ12とセンサ
13との間にあるときは、センサ12の座標L1+L2
を起点としたエンコーダ9の出力パルスカウント値から
算出する距離L3aを座標L1+L2に加算した値を現
在位置とする。
位置へ到達した以降の距離の検出の仕方は、次の通りで
ある。 (1)センサ12 角ビレット1の先端がセンサ12に到達した時点で、エ
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ12の座標L1+L2を現在位置として置き換える。 (2)センサ12、13間 角ビレット1の先端がC点のようにセンサ12とセンサ
13との間にあるときは、センサ12の座標L1+L2
を起点としたエンコーダ9の出力パルスカウント値から
算出する距離L3aを座標L1+L2に加算した値を現
在位置とする。
【0018】(3)センサ13 角ビレット1の先端がセンサ13に到達した時点で、エ
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ13の座標L1+L2+L3を現在位置として置き換
える。 (4)センサ13、14間 角ビレット1の先端がD点のようにセンサ13とセンサ
14との間にあるときは、センサ13の座標L1+L2
+L3を起点としたエンコーダ9の出力パルスカウント
値から算出する距離L4aを座標L1+L2+L3に加
算した値を現在位置とする。
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ13の座標L1+L2+L3を現在位置として置き換
える。 (4)センサ13、14間 角ビレット1の先端がD点のようにセンサ13とセンサ
14との間にあるときは、センサ13の座標L1+L2
+L3を起点としたエンコーダ9の出力パルスカウント
値から算出する距離L4aを座標L1+L2+L3に加
算した値を現在位置とする。
【0019】(5)センサ14 角ビレット1の先端がセンサ14に到達した時点で、エ
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ14の座標L1+L2+L3+L4を現在位置として
置き換える。 (6)センサ14、15間 角ビレット1の先端がE点のようにセンサ14とセンサ
15との間にあるときは、センサ14の座標L1+L2
+L3+L4を起点としたエンコーダ9の出力パルスカ
ウント値から算出する距離L5aを座標L1+L2+L
3+L4に加算した値を現在位置とする。
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ14の座標L1+L2+L3+L4を現在位置として
置き換える。 (6)センサ14、15間 角ビレット1の先端がE点のようにセンサ14とセンサ
15との間にあるときは、センサ14の座標L1+L2
+L3+L4を起点としたエンコーダ9の出力パルスカ
ウント値から算出する距離L5aを座標L1+L2+L
3+L4に加算した値を現在位置とする。
【0020】(7)センサ15 角ビレット1の先端がセンサ15に到達した時点で、エ
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ15の座標L1+L2+L3+L4+L5を現在位置
として置き換える。 (8)センサ15以降 角ビレット1の先端がF点のようにセンサ15を越えた
点にあるときは、センサ15の座標L1+L2+L3+
L4+L5を起点としたエンコーダ9の出力パルスカウ
ント値から算出する距離L6aを座標L1+L2+L3
+L4+L5に加算した値を現在位置とする。
ンコーダ9のパルスカウント値をリセットし、このセン
サ15の座標L1+L2+L3+L4+L5を現在位置
として置き換える。 (8)センサ15以降 角ビレット1の先端がF点のようにセンサ15を越えた
点にあるときは、センサ15の座標L1+L2+L3+
L4+L5を起点としたエンコーダ9の出力パルスカウ
ント値から算出する距離L6aを座標L1+L2+L3
+L4+L5に加算した値を現在位置とする。
【0021】このように、上記検査装置によれば、エン
コーダ9の出力パルスカウント値はセンサ10、11、
12、13、14、15に到達した時点にて一旦リセッ
トされるので、カウント距離の最大値は、図1、図2の
L1、L2、L3、L4、L5をそれぞれ越えることは
ない。つまり、従来の技術では角ビレット1のほとんど
全長にわたってカウントを続けていたのに対して、実施
の形態の検査装置によれば、カウント距離がはるかに短
くて済む。この結果、パルス信号をカウントする過程で
誤差が積算され増大してゆくとしてもその値は従来より
も極めて小さく抑えることができる。また、センサ1
0、11、12、13、14、15の位置は正確に設定
できるので、現在位置の計算に使用する同センサの座標
値も精度を十分に確保することができる。したがって、
角ビレット1の進行方向の位置検出精度を、従来よりも
大きく改善することができる。
コーダ9の出力パルスカウント値はセンサ10、11、
12、13、14、15に到達した時点にて一旦リセッ
トされるので、カウント距離の最大値は、図1、図2の
L1、L2、L3、L4、L5をそれぞれ越えることは
ない。つまり、従来の技術では角ビレット1のほとんど
全長にわたってカウントを続けていたのに対して、実施
の形態の検査装置によれば、カウント距離がはるかに短
くて済む。この結果、パルス信号をカウントする過程で
誤差が積算され増大してゆくとしてもその値は従来より
も極めて小さく抑えることができる。また、センサ1
0、11、12、13、14、15の位置は正確に設定
できるので、現在位置の計算に使用する同センサの座標
値も精度を十分に確保することができる。したがって、
角ビレット1の進行方向の位置検出精度を、従来よりも
大きく改善することができる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の角ビレ
ット表面疵検査装置及び表面疵検査方法によれば、下記
の効果を得ることができる。請求項1記載の角ビレット
表面疵検査装置によれば、エンコーダによる角ビレット
の移動量の検出値が、角ビレットが各センサに到達した
時点にて一旦リセットされるので、エンコーダによる角
ビレットの移動量の検出値の最大値を各センサ間の距離
とすることができる。つまり、角ビレットの移動量をエ
ンコーダによって角ビレットの全長にわたって検出して
いた従来装置と比較して、エンコーダによる各ビレット
の移動量の検出値を大幅に短くすることができる。この
結果、エンコーダ自身の精度上の限界に加えて、角ビレ
ット表面の凹凸、ローラの真円度、角ビレットとローラ
との間の滑り等による移動量の検出誤差を小さく抑える
ことができる。つまり、角ビレットの進行方向の位置を
極めて高精度に検出することができ、これにより、疵検
出手段による疵の検出位置を極めて高精度に求めること
ができる。
ット表面疵検査装置及び表面疵検査方法によれば、下記
の効果を得ることができる。請求項1記載の角ビレット
表面疵検査装置によれば、エンコーダによる角ビレット
の移動量の検出値が、角ビレットが各センサに到達した
時点にて一旦リセットされるので、エンコーダによる角
ビレットの移動量の検出値の最大値を各センサ間の距離
とすることができる。つまり、角ビレットの移動量をエ
ンコーダによって角ビレットの全長にわたって検出して
いた従来装置と比較して、エンコーダによる各ビレット
の移動量の検出値を大幅に短くすることができる。この
結果、エンコーダ自身の精度上の限界に加えて、角ビレ
ット表面の凹凸、ローラの真円度、角ビレットとローラ
との間の滑り等による移動量の検出誤差を小さく抑える
ことができる。つまり、角ビレットの進行方向の位置を
極めて高精度に検出することができ、これにより、疵検
出手段による疵の検出位置を極めて高精度に求めること
ができる。
【0023】請求項2記載の各ビレット表面疵検査方法
によれば、角ビレットを、その進行方向に沿った複数の
検出点にて検出し、この検出点を起点としてその後の各
ビレットの移動量を、前記起点の座標に加算して角ビレ
ットの進行方向位置を求めるので、従来のように、角ビ
レットの移動量を全長にわたって検出する場合と比較し
て、角ビレットの移動量の検出量を細分化することがで
き、これにより、角ビレットの移動量の検出誤差が積算
されて増大するようなことがなく、これにより、各ビレ
ットの進行方向の位置を極めて高精度に検出することが
でき、疵の検出位置を極めて高精度に求めることができ
る。
によれば、角ビレットを、その進行方向に沿った複数の
検出点にて検出し、この検出点を起点としてその後の各
ビレットの移動量を、前記起点の座標に加算して角ビレ
ットの進行方向位置を求めるので、従来のように、角ビ
レットの移動量を全長にわたって検出する場合と比較し
て、角ビレットの移動量の検出量を細分化することがで
き、これにより、角ビレットの移動量の検出誤差が積算
されて増大するようなことがなく、これにより、各ビレ
ットの進行方向の位置を極めて高精度に検出することが
でき、疵の検出位置を極めて高精度に求めることができ
る。
【図1】 本発明の実施の形態の角ビレット表面疵検査
装置の構成及び構造を説明する検査装置の概略斜視図で
ある。
装置の構成及び構造を説明する検査装置の概略斜視図で
ある。
【図2】 本発明の実施の形態の角ビレット表面疵検査
装置による検出方法を説明する説明図である。
装置による検出方法を説明する説明図である。
【図3】 角ビレット表面疵検査装置の構成及び構造を
説明する検査装置の概略斜視図である。
説明する検査装置の概略斜視図である。
【図4】 角ビレットの進行方向の位置の検出手段が設
けられた角ビレット表面疵検査装置の概略斜視図であ
る。
けられた角ビレット表面疵検査装置の概略斜視図であ
る。
1 角ビレット 8 ローラ 9 エンコーダ 10、11、12、13、14、15 センサ 21 疵検出装置部(疵検出手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 角ビレットを長手方向へ移動可能に支持
するローラと、該ローラ上を進行する角ビレットの表面
の疵を検出する疵検出手段と、前記ローラに設けられ、
このローラの回転量を検出するエンコーダと、前記角ビ
レットの進行方向に沿って間隔をあけて設けられて前記
角ビレットが到達したことを検出する複数のセンサと、
前記エンコーダ及び前記センサの検出信号から前記疵検
出手段によって検出される疵の位置を求める演算手段と
を有し、 前記演算手段は、前記角ビレットが前記センサに到達し
た際に、前記エンコーダをリセットし、その位置を起点
としてその後の角ビレットの移動量を前記起点の座標に
加算して前記角ビレットの進行方向位置を求めることを
特徴とする角ビレット表面疵検査装置。 - 【請求項2】 角ビレットを長手方向へ進行させながら
表面の疵を検出し、その疵の位置を求める角ビレット表
面疵検査方法であって、 前記角ビレットを、その進行方向に沿った複数の検出点
にて検出し、この検出点を起点としてその後の角ビレッ
トの移動量を、前記起点の座標に加算して前記角ビレッ
トの進行方向位置を求めることを特徴とする角ビレット
表面疵検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14336498A JP3530382B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 角ビレット表面疵検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14336498A JP3530382B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 角ビレット表面疵検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337528A true JPH11337528A (ja) | 1999-12-10 |
| JP3530382B2 JP3530382B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=15337077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14336498A Expired - Fee Related JP3530382B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 角ビレット表面疵検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3530382B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100814112B1 (ko) * | 2001-12-10 | 2008-03-14 | 주식회사 포스코 | 빌렛트 선단부 가공장치 |
| CN109283193A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-01-29 | 上海易清智觉自动化科技有限公司 | 轮胎帘布瑕疵在线检测与标识装置 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14336498A patent/JP3530382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100814112B1 (ko) * | 2001-12-10 | 2008-03-14 | 주식회사 포스코 | 빌렛트 선단부 가공장치 |
| CN109283193A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-01-29 | 上海易清智觉自动化科技有限公司 | 轮胎帘布瑕疵在线检测与标识装置 |
| CN109283193B (zh) * | 2018-10-22 | 2024-04-26 | 上海易清智觉自动化科技有限公司 | 轮胎帘布瑕疵在线检测与标识装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3530382B2 (ja) | 2004-05-24 |
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