JPH1133769A - 自動車車体用部材等の接合方法 - Google Patents
自動車車体用部材等の接合方法Info
- Publication number
- JPH1133769A JPH1133769A JP19874297A JP19874297A JPH1133769A JP H1133769 A JPH1133769 A JP H1133769A JP 19874297 A JP19874297 A JP 19874297A JP 19874297 A JP19874297 A JP 19874297A JP H1133769 A JPH1133769 A JP H1133769A
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- Automatic Assembly (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車車体を構成する部材または部品の相互の
接合を簡略に行い、該接合部分のシール性を向上させた
自動車車体用部材等の接合方法を提供する。 【解決手段】自動車車体用部材等10を、スポット溶接
機14により通常よりも軽度に仮接合するとともに、少
なくとも該接合部分(溶接箇所16)を溶融亜鉛メッキ
被覆処理する。
接合を簡略に行い、該接合部分のシール性を向上させた
自動車車体用部材等の接合方法を提供する。 【解決手段】自動車車体用部材等10を、スポット溶接
機14により通常よりも軽度に仮接合するとともに、少
なくとも該接合部分(溶接箇所16)を溶融亜鉛メッキ
被覆処理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車車体用部材
等の接合方法に関し、一層詳細には、自動車車体用部材
または部品の接合を簡略に行えるとともに、該接合部分
のシール性が向上し、さらに該部材または部品が無塗装
である場合において該部材または部品の表面処理を不要
とすることが可能な自動車車体用部材等の接合方法に関
する。
等の接合方法に関し、一層詳細には、自動車車体用部材
または部品の接合を簡略に行えるとともに、該接合部分
のシール性が向上し、さらに該部材または部品が無塗装
である場合において該部材または部品の表面処理を不要
とすることが可能な自動車車体用部材等の接合方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車車体用部材または部品
の接合・組立を行うために、種々の溶接方法が用いられ
ており、特にスポット溶接が広く採用されている。この
場合、自動車車体を構築する部材等の点数が多いため、
車体組立工程では、まずフロアまわりを組み立てて、次
いで、このフロア構造体にサイドパネルやルーフ等を一
気に接合する方法が一般に行われている。具体的には、
各パネルの主要な部分をスポット溶接して仮組みの状態
とし、この後、多点スポット打ちを行う溶接機、所謂、
マルチスポット溶接機をロボットに一体的に組み合わせ
て行われることが多い。自動車車体用板体は、この段階
では、まだ十分な強度および剛性を有していないため、
通常、さらに溶接点のピッチ間隔を短くして細かくスポ
ットを打っていく、所謂、スポット増し打ちが行われ
る。
の接合・組立を行うために、種々の溶接方法が用いられ
ており、特にスポット溶接が広く採用されている。この
場合、自動車車体を構築する部材等の点数が多いため、
車体組立工程では、まずフロアまわりを組み立てて、次
いで、このフロア構造体にサイドパネルやルーフ等を一
気に接合する方法が一般に行われている。具体的には、
各パネルの主要な部分をスポット溶接して仮組みの状態
とし、この後、多点スポット打ちを行う溶接機、所謂、
マルチスポット溶接機をロボットに一体的に組み合わせ
て行われることが多い。自動車車体用板体は、この段階
では、まだ十分な強度および剛性を有していないため、
通常、さらに溶接点のピッチ間隔を短くして細かくスポ
ットを打っていく、所謂、スポット増し打ちが行われ
る。
【0003】接合・組立の完了した自動車車体は、次に
表面処理工程に送られ、複数層の塗膜が塗装される。塗
装の完了した自動車車体は、さらに艤装、最終組立が行
われて、製品としての自動車車体が完成する。
表面処理工程に送られ、複数層の塗膜が塗装される。塗
装の完了した自動車車体は、さらに艤装、最終組立が行
われて、製品としての自動車車体が完成する。
【0004】前記の如き従来の自動車車体用部材または
部品の接合方法においては、所謂、ロボットを利用した
スポット溶接工程、および、その後の、所謂、スポット
増し打ち工程が複雑であり、従って、このスポット溶接
機を所望の軌跡に沿って変位させて溶接を施す制御が煩
雑であり、且つ製造ラインが長くなるため、例えば、新
規投資をする場合には費用が巨額となるとともに、既存
のラインを新規車種の自動車車体組立用へ切り替える際
にも多大の準備作業を要する等の不都合がある。
部品の接合方法においては、所謂、ロボットを利用した
スポット溶接工程、および、その後の、所謂、スポット
増し打ち工程が複雑であり、従って、このスポット溶接
機を所望の軌跡に沿って変位させて溶接を施す制御が煩
雑であり、且つ製造ラインが長くなるため、例えば、新
規投資をする場合には費用が巨額となるとともに、既存
のラインを新規車種の自動車車体組立用へ切り替える際
にも多大の準備作業を要する等の不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を考慮してなされたものであり、自動車車体用部材ま
たは部品をスポット溶接で増し打ちをすることなく簡略
且つ堅牢に一体化接合することが可能となり、しかも該
接合部分にシール機能を営むように構成するとともに、
無塗装の部材または部品の場合には、該部材または部品
の表面処理を不要とする自動車車体用部材等の接合方法
を提供することを目的とする。
題を考慮してなされたものであり、自動車車体用部材ま
たは部品をスポット溶接で増し打ちをすることなく簡略
且つ堅牢に一体化接合することが可能となり、しかも該
接合部分にシール機能を営むように構成するとともに、
無塗装の部材または部品の場合には、該部材または部品
の表面処理を不要とする自動車車体用部材等の接合方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車車体
用部材等の接合方法によれば、接合すべき自動車車体用
部材または部品を、スポット溶接またはリベット接合等
の手段を用いて通常よりも軽度に仮接合し、次いで、少
なくとも該接合部分に溶融亜鉛メッキ被覆処理を施すこ
とによって前記自動車車体用部材または部品を堅牢に一
体化接合することを特徴とする。
用部材等の接合方法によれば、接合すべき自動車車体用
部材または部品を、スポット溶接またはリベット接合等
の手段を用いて通常よりも軽度に仮接合し、次いで、少
なくとも該接合部分に溶融亜鉛メッキ被覆処理を施すこ
とによって前記自動車車体用部材または部品を堅牢に一
体化接合することを特徴とする。
【0007】ここで、通常よりも軽度に仮接合すると
は、前記部材または部品の接合箇所を通常より少なくし
たり、あるいは接合強度の弱い簡略な接合方法を適宜選
択して行うことをいう。
は、前記部材または部品の接合箇所を通常より少なくし
たり、あるいは接合強度の弱い簡略な接合方法を適宜選
択して行うことをいう。
【0008】この接合方法によれば、通常よりも軽度な
仮接合によって仮組みした自動車車体用部材または部品
であっても、接合部分が溶融亜鉛メッキ被覆処理によ
り、いわばロー付け状態となるために、接合強度が向上
し、通常の接合方法と同等、またはそれ以上の十分な強
度および剛性を確保することができる。
仮接合によって仮組みした自動車車体用部材または部品
であっても、接合部分が溶融亜鉛メッキ被覆処理によ
り、いわばロー付け状態となるために、接合強度が向上
し、通常の接合方法と同等、またはそれ以上の十分な強
度および剛性を確保することができる。
【0009】さらにまた、本発明の接合方法によれば、
接合部分の溶融亜鉛が凝固する結果、二つの部材等が隙
間なく接合されるため、通常使用される自動車車体用部
材または部品を接合するために接着剤やシール剤(シー
ラー)を用いる必要がない。
接合部分の溶融亜鉛が凝固する結果、二つの部材等が隙
間なく接合されるため、通常使用される自動車車体用部
材または部品を接合するために接着剤やシール剤(シー
ラー)を用いる必要がない。
【0010】なお、本発明は、対象となる自動車車体用
部材等の接合部に求められる強度および剛性の程度に応
じて、仮接合時の接合箇所数の増減等を行い、あるいは
亜鉛メッキの目付量の変更等を適宜行うことにより、殆
どの自動車車体用部材および部品の接合に対して好適に
適用することができる。
部材等の接合部に求められる強度および剛性の程度に応
じて、仮接合時の接合箇所数の増減等を行い、あるいは
亜鉛メッキの目付量の変更等を適宜行うことにより、殆
どの自動車車体用部材および部品の接合に対して好適に
適用することができる。
【0011】本発明を、特に、構造部材としての強度は
さほど要求されないが、製品である車両を使用する際に
耐候性、耐食性が求められる自動車車体用部材等、例え
ばエンジンフードカバーの補強部分や車体のインナーフ
レーム等に利用すれば、通常これら部材間の接合方法と
して利用されているスポット溶接またはレーザー溶接が
不要となる。
さほど要求されないが、製品である車両を使用する際に
耐候性、耐食性が求められる自動車車体用部材等、例え
ばエンジンフードカバーの補強部分や車体のインナーフ
レーム等に利用すれば、通常これら部材間の接合方法と
して利用されているスポット溶接またはレーザー溶接が
不要となる。
【0012】また、本発明に係る接合方法において、自
動車車体用部材間または部品間に亜鉛メッキ層を形成す
る工程は、無塗装の該部材または部品に亜鉛メッキ表面
処理を施す工程を兼用することができる。
動車車体用部材間または部品間に亜鉛メッキ層を形成す
る工程は、無塗装の該部材または部品に亜鉛メッキ表面
処理を施す工程を兼用することができる。
【0013】これにより、部材または部品の材料として
無塗装のものを用いた場合において、通常必要となる表
面処理工程を省略することができる。
無塗装のものを用いた場合において、通常必要となる表
面処理工程を省略することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動車車体用部材等
の接合方法の好適な実施の形態を、図1〜図3を参照し
ながら以下詳細に説明する。
の接合方法の好適な実施の形態を、図1〜図3を参照し
ながら以下詳細に説明する。
【0015】先ず、本実施の形態に係る自動車車体用部
材等の接合方法について、概略的に図1に示す。図1
(a)に示すように、自動車車体用パネルを構成する2
枚の無塗装鋼板12a、12bは、縁部分を重ねられて
スポット溶接機14により通常よりも少ない数の溶接箇
所16をスポット溶接され、自動車車体用部材等10が
仮組みされる。次いで、図1(b)に示すように、自動
車車体用部材等10は、溶融亜鉛メッキ浴槽18に浸漬
されて、その表面が亜鉛メッキ被覆される。
材等の接合方法について、概略的に図1に示す。図1
(a)に示すように、自動車車体用パネルを構成する2
枚の無塗装鋼板12a、12bは、縁部分を重ねられて
スポット溶接機14により通常よりも少ない数の溶接箇
所16をスポット溶接され、自動車車体用部材等10が
仮組みされる。次いで、図1(b)に示すように、自動
車車体用部材等10は、溶融亜鉛メッキ浴槽18に浸漬
されて、その表面が亜鉛メッキ被覆される。
【0016】この場合、亜鉛メッキ層は前記二つの鋼板
12a、12bの接合部分にも侵入形成されるため、図
1(c)に示すように、亜鉛メッキ層19が被覆された
自動車車体用部材等10は、縁部分が重ね合わされて接
合された間隙部にも溶融亜鉛が十分に浸透するに至る。
従って、前記二つの鋼板12a、12bは、いわばロー
付け処理された状態となるため、前記のように、通常よ
りも少ない打点数のスポット溶接の溶接効果を補強する
作用を営むとともに、前記間隙部分が溶融亜鉛の凝固物
によって十分にシールされた状態となる。結局、このよ
うな亜鉛メッキ層19によって鋼板12a、12bが接
合されるため、風雨の侵入対策等を目的として通常使用
される接着剤やシール剤(シーラー)を用いる必要がな
い。なお、前記のスポット溶接に代えてリベットを用い
て接合してもよいことは勿論である。また、鋼板12
a、12bが無塗装の部材である場合は、該鋼板12
a、12bが溶融亜鉛メッキ浴槽18に完全に浸漬(ど
ぶ付け処理)され、全面が亜鉛メッキ層で被覆されるた
めに、この後、特別の表面処理を施す必要もない。
12a、12bの接合部分にも侵入形成されるため、図
1(c)に示すように、亜鉛メッキ層19が被覆された
自動車車体用部材等10は、縁部分が重ね合わされて接
合された間隙部にも溶融亜鉛が十分に浸透するに至る。
従って、前記二つの鋼板12a、12bは、いわばロー
付け処理された状態となるため、前記のように、通常よ
りも少ない打点数のスポット溶接の溶接効果を補強する
作用を営むとともに、前記間隙部分が溶融亜鉛の凝固物
によって十分にシールされた状態となる。結局、このよ
うな亜鉛メッキ層19によって鋼板12a、12bが接
合されるため、風雨の侵入対策等を目的として通常使用
される接着剤やシール剤(シーラー)を用いる必要がな
い。なお、前記のスポット溶接に代えてリベットを用い
て接合してもよいことは勿論である。また、鋼板12
a、12bが無塗装の部材である場合は、該鋼板12
a、12bが溶融亜鉛メッキ浴槽18に完全に浸漬(ど
ぶ付け処理)され、全面が亜鉛メッキ層で被覆されるた
めに、この後、特別の表面処理を施す必要もない。
【0017】次に、自動車車体用部材等10の第1の具
体例としてのエンジンフードパネルについて、図2およ
び図3を参照して説明する。図2はエンジンフードカバ
ー20をアウターパネル22側から見た図である。この
場合、図示しないエンジンが格納されるアウターパネル
22の裏側は、破線で示すインナーパネル24によって
補強されている。
体例としてのエンジンフードパネルについて、図2およ
び図3を参照して説明する。図2はエンジンフードカバ
ー20をアウターパネル22側から見た図である。この
場合、図示しないエンジンが格納されるアウターパネル
22の裏側は、破線で示すインナーパネル24によって
補強されている。
【0018】図3は、図2のIII−III線断面図で
ある。図3に示すように、アウターパネル22には、局
部的に階段状の断面形状をもつインナーパネル24が接
合されている。この場合、両者の接合部26は、通常よ
りも打点数が少なく簡易的にスポット溶接を行った後、
溶融亜鉛によっていわば全面ロー付け処理された状態と
なっている。なお、図示しないが、アウターパネル22
およびインナーパネル24の各表面も、適宜、亜鉛メッ
キ被覆処理されている。
ある。図3に示すように、アウターパネル22には、局
部的に階段状の断面形状をもつインナーパネル24が接
合されている。この場合、両者の接合部26は、通常よ
りも打点数が少なく簡易的にスポット溶接を行った後、
溶融亜鉛によっていわば全面ロー付け処理された状態と
なっている。なお、図示しないが、アウターパネル22
およびインナーパネル24の各表面も、適宜、亜鉛メッ
キ被覆処理されている。
【0019】エンジンフードカバー20は、内部点検の
際の開閉により風雨にさらされる場合があるために、通
常は接合部26を構造用接着剤やシーラー等によりシー
ルされているが、本発明の接合方法を用いる場合には、
接合部分が亜鉛メッキ層でシールされているためにその
必要がない。また、仮に雨水が侵入したとしても、アウ
ターパネル22およびインナーパネル24の各密閉され
た側の表面も亜鉛メッキ被覆されていることになるの
で、耐食性は良好である。
際の開閉により風雨にさらされる場合があるために、通
常は接合部26を構造用接着剤やシーラー等によりシー
ルされているが、本発明の接合方法を用いる場合には、
接合部分が亜鉛メッキ層でシールされているためにその
必要がない。また、仮に雨水が侵入したとしても、アウ
ターパネル22およびインナーパネル24の各密閉され
た側の表面も亜鉛メッキ被覆されていることになるの
で、耐食性は良好である。
【0020】次に、自動車車体用部材10の第2の具体
例としての自動車車体のインナーフレームについて、図
4〜図7を参照して説明する。なお、以下の各図におい
て、溶接箇所および亜鉛メッキ被覆箇所の表示は省略し
ている。
例としての自動車車体のインナーフレームについて、図
4〜図7を参照して説明する。なお、以下の各図におい
て、溶接箇所および亜鉛メッキ被覆箇所の表示は省略し
ている。
【0021】図4に示す自動車車体用フレーム30は、
前部にあるエンジンルーム用のフレーム32、中央部に
あるキャビン用フレーム34および後部のトランク用フ
レーム36から概略的に構成される。本発明に係る接合
方法は、例えば、該フレーム中、フロントピラー38、
センターピラー40およびサイドシル41等のインナー
部材とアウター部材とを接合するためにも好適に用いら
れる。
前部にあるエンジンルーム用のフレーム32、中央部に
あるキャビン用フレーム34および後部のトランク用フ
レーム36から概略的に構成される。本発明に係る接合
方法は、例えば、該フレーム中、フロントピラー38、
センターピラー40およびサイドシル41等のインナー
部材とアウター部材とを接合するためにも好適に用いら
れる。
【0022】図5は、図4のV−V線断面図である。図
5に示すフロントピラー38の場合、無塗装鋼板を材料
とするインナー部材42とアウター部材44とは、それ
ぞれ両端部にある平坦部42a、42bと44a、44
bとが打点数を少なくしたスポット溶接で接合されてい
る。
5に示すフロントピラー38の場合、無塗装鋼板を材料
とするインナー部材42とアウター部材44とは、それ
ぞれ両端部にある平坦部42a、42bと44a、44
bとが打点数を少なくしたスポット溶接で接合されてい
る。
【0023】図6は、図4のVI−VI線断面図であ
る。図6に示すセンターピラー40の場合も同様に、無
塗装鋼板を材料とするインナー部材46とアウター部材
48とは、それぞれ両端部にある平坦部46a、46b
と48a、48bとが打点数を少なくしたスポット溶接
で接合されている。
る。図6に示すセンターピラー40の場合も同様に、無
塗装鋼板を材料とするインナー部材46とアウター部材
48とは、それぞれ両端部にある平坦部46a、46b
と48a、48bとが打点数を少なくしたスポット溶接
で接合されている。
【0024】図7は、図4のVII−VII線断面図で
ある。図7に示すサイドシル41の場合も同様に、無塗
装鋼板を材料とするインナー部材50とアウター部材5
2とは、それぞれ両端部にある平坦部50a、50bと
52a、52bとが打点数を少なくしたスポット溶接で
接合されている。
ある。図7に示すサイドシル41の場合も同様に、無塗
装鋼板を材料とするインナー部材50とアウター部材5
2とは、それぞれ両端部にある平坦部50a、50bと
52a、52bとが打点数を少なくしたスポット溶接で
接合されている。
【0025】これらフロントピラー38、センターピラ
ー40およびサイドシル41等の各部材は、前記したス
ポット溶接により軽度に仮接合された後、車体用フレー
ム30全体が溶融亜鉛メッキ浴に浸漬され、各接合部を
含むフレーム30の全表面が亜鉛メッキ被覆処理され、
接合部の間隙は亜鉛メッキにより一体化される。なお、
各部材に対して格別表面処理は必要としない。
ー40およびサイドシル41等の各部材は、前記したス
ポット溶接により軽度に仮接合された後、車体用フレー
ム30全体が溶融亜鉛メッキ浴に浸漬され、各接合部を
含むフレーム30の全表面が亜鉛メッキ被覆処理され、
接合部の間隙は亜鉛メッキにより一体化される。なお、
各部材に対して格別表面処理は必要としない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車車体用部材等の接合方法によれば、自動車車体用部材
または部品が数少ない接合点でスポット溶接されて仮組
みされるとともに、その接合部分には溶融亜鉛メッキの
被覆処理がなされている。
車車体用部材等の接合方法によれば、自動車車体用部材
または部品が数少ない接合点でスポット溶接されて仮組
みされるとともに、その接合部分には溶融亜鉛メッキの
被覆処理がなされている。
【0027】これにより、自動車車体用部材または部品
を仮組みする際のスポット溶接の溶接点数が少なくて済
み、しかも、仮組みした後、従来のように、増し打ちを
する必要がない。従って、溶接工程が簡略化されるとと
もに、設備を新設する際の投資費用が軽減される。しか
も、スポット溶接の増し打ちが不要となるために、自動
車車体全体の製造時間が大幅に短縮されるという効果が
得られる。
を仮組みする際のスポット溶接の溶接点数が少なくて済
み、しかも、仮組みした後、従来のように、増し打ちを
する必要がない。従って、溶接工程が簡略化されるとと
もに、設備を新設する際の投資費用が軽減される。しか
も、スポット溶接の増し打ちが不要となるために、自動
車車体全体の製造時間が大幅に短縮されるという効果が
得られる。
【0028】また、自動車車体用部材または部品の接合
面が亜鉛メッキによって良好にシールされているため
に、通常用いられる接着剤やシーラー等が不要となる。
面が亜鉛メッキによって良好にシールされているため
に、通常用いられる接着剤やシーラー等が不要となる。
【0029】さらに、各部材の材料として無塗装のもの
を用いる場合は、溶融亜鉛メッキの被覆が施されるため
に、格別な表面処理を行う必要がない。
を用いる場合は、溶融亜鉛メッキの被覆が施されるため
に、格別な表面処理を行う必要がない。
【図1】本実施の形態に係る自動車車体用部材等の接合
方法の概略工程図であって、図1(a)は自動車車体用
部材等をスポット溶接する工程を示し、図1(b)はス
ポット溶接終了後、溶融亜鉛メッキ被覆する工程を示
し、図1(c)は溶融亜鉛メッキの被覆処理が完了した
製品である自動車車体用部材等の接合状態を示す図であ
る。
方法の概略工程図であって、図1(a)は自動車車体用
部材等をスポット溶接する工程を示し、図1(b)はス
ポット溶接終了後、溶融亜鉛メッキ被覆する工程を示
し、図1(c)は溶融亜鉛メッキの被覆処理が完了した
製品である自動車車体用部材等の接合状態を示す図であ
る。
【図2】自動車車体を構成するエンジンフードカバーを
アウターパネル側から見た正面図である。
アウターパネル側から見た正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】自動車車体のインナーフレームを示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】図4のフロントピラー部のV−V線断面図であ
る。
る。
【図6】図4のセンターピラー部のVI−VI線断面図
である。
である。
【図7】図4のサイドシル部のVII−VII線断面図
である。
である。
10…自動車車体用部材等 12a、12b…
鋼板 14…スポット溶接機 16…溶接箇所 18…溶融亜鉛メッキ浴槽 19…亜鉛メッキ
層 20…エンジンフードカバー 22…アウターパ
ネル 24…インナーパネル 30…自動車車体
用フレーム 32…エンジンルーム用フレーム 34…キャビン用
フレーム 36…トランク用フレーム 38…フロントピ
ラー 40…センターピラー 41…サイドシル 42、46、50…インナー部材 44、48、52
アウター部材
鋼板 14…スポット溶接機 16…溶接箇所 18…溶融亜鉛メッキ浴槽 19…亜鉛メッキ
層 20…エンジンフードカバー 22…アウターパ
ネル 24…インナーパネル 30…自動車車体
用フレーム 32…エンジンルーム用フレーム 34…キャビン用
フレーム 36…トランク用フレーム 38…フロントピ
ラー 40…センターピラー 41…サイドシル 42、46、50…インナー部材 44、48、52
アウター部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23P 21/00 303 B23P 21/00 303B C23C 2/06 C23C 2/06 // B23K 35/28 310 B23K 35/28 310D
Claims (2)
- 【請求項1】自動車車体用部材または部品を、相互にス
ポット溶接またはリベット接合により複数箇所仮接合
し、次いで、少なくとも該接合部分を溶融亜鉛メッキ槽
に浸漬して前記接合された自動車車体用部材間または部
品間に亜鉛メッキ層を形成して該部材または部品を一体
化することを特徴とする自動車車体用部材等の接合方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の方法において、自動車車体
用部材間または部品間に亜鉛メッキ層を形成する工程
は、前記部材または部品を一体化する工程と、前記部材
または部品が無塗装の部材または部品からなり、該部材
または部品に表面処理を施す工程とを兼用することを特
徴とする自動車車体用部材等の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19874297A JPH1133769A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 自動車車体用部材等の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19874297A JPH1133769A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 自動車車体用部材等の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133769A true JPH1133769A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16396228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19874297A Pending JPH1133769A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 自動車車体用部材等の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133769A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115194278A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-10-18 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 密封钎焊方法及钎焊系统 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19874297A patent/JPH1133769A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115194278A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-10-18 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 密封钎焊方法及钎焊系统 |
| CN115194278B (zh) * | 2022-08-11 | 2023-10-27 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 密封钎焊方法及钎焊系统 |
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